Oracle9i Application Server for Windows NT リリース・ノート リリース1.0.2

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1 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート リリース 年 2 月部品番号 : J このリリース ノートは 現時点で公表できる最新の情報にもとづいています このリリース ノートの後に明らかになった情報については 通常のサポート情報で入手できます Oracle と Oracle のロゴは Oracle Corporation の登録商標です Oracle9i Application Server Oracle Application Server Oracle8i PL/SQL Oracle Developer's Kit Oracle JSP Oracle Reports Oracle Forms Oracle BC4J Oracle Database Cache Oracle Portal Oracle WebDB Oracle8i JVM PL/SQL Gateway は Oracle Corporation の商標です 記載されているその他の製品名および社名はその製品および会社を識別する目的にのみ使用されており それぞれ該当する所有者の商標です Copyright 2000, Oracle Corporation All Right Reserved

2 目次 第 1 部 第 1 章日本語環境での使用上の注意 ドキュメントの修正および補足事項 全体 インストレーション ガイド 既知の障害および注意事項 Oracle Portal 構成ツール画面について Enterprise Edition のインストールについて Oracle JVM 用のデータベースについて インストール時における不要な設定のスキップについて mod_ose に関する障害 mod_plsql 利用時の日付型の引数に関する障害 インストール中のマシン再起動について インストール後のリリース情報について Discoverer サービスについて サンプル プログラムについて OpenSSL の制限事項 Apache JServ 手動での起動方法 Windows2000 上のサービスからのデータベース接続について 第 2 部 第 2 章 Oracle9i Application Server はじめに この章の目的 製品名称変更についての注意 Apache JServ プロセスについての注意 サポートする JDK/JRE Oracle HTTP Server powered by Apache の Global Server ID Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

3 例とデモ デモの制約事項 既知の制約事項と制限事項 Oracle9i Application Server におけるサード パーティ製コンポーネントのサポート すべてのサード パーティ製コンポーネント Apache モジュール インストール時のエラー : Discoverer Viewer 3i Standard Edition の移行インストールにおける NET8 設定時のハング アンインストール / クリーンアップの手順 インストール後に REDO ログを開いた時のエラー OUI で ヘルプ 画面が閉じない FormsServlet.InitArgs におけるパスの変更が必要 NT 証明書に pass 句が含まれている場合の Apache のハング mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI の構築 mod_plsql 要件 Oracle Application Server OWA パッケージのリストア mod_plsql キャッシュのエラー mod_rewrite のセキュリティの危険性 Oracle Demo 証明書の置換 Oracle Database Cache のインストール時のエラー Oracle Database Cache の構成 Oracle Database Cache のサーブレットでの使用 Oracle Database Cache 環境の loadjava の制限事項 tnsnames.ora および init.ora の変更要件 tnsnames.ora における絶対ドメインの要件 Oracle Business Components for Java デモの失敗 Enterprise JavaBean(EJB) の制限事項 Enterprise JavaBean(EJB) の制約事項 Standard Edition のデフォルトの large_pool_size 使用時の Oracle Portal Configuration Assistant の障害 Oracle Portal のレポート出力の要件 目次 3

4 Oracle Portal-to-GO のインストール Oracle Portal-to-Go の upload.bat および download.bat Oracle Discoverer のパッチのインストール Oracle Forms Reports のパッチのインストール Oracle Reports Services のエラー 新しい SSL 証明書が必要 openssl コマンドの-config オプションの要件 mod_ssl の制限事項 インストール時の Apache 構成エラー 仮想ホストの使用時に Apache を "APCHECTL -START" で始動した場合のエラー 40 Oracle Web Cache による不正なリスナー ポートの使用 Apache JServ アプリケーションのメモリー増加 各国語サポート (NLS) 考慮事項 mod_plsql Oracle PSP JServ と OracleJSP で JDBC OCI8 ドライバを使用する場合 initicache.ora ファイルの NLS パラメータ NLS の制限事項 Oracle Forms および Oracle Reports の NLS 翻訳バージョン Oracle Portal Configuration Assistant の使用言語の制限 Oracle Portal-to-Go のマルチバイト キャラクタ セット サポート その他のリリース ノート Oracle XML Developer s Kit(XDK) OracleJSP Oracle9i Application Server への Enterprise JavaBeans の配布 第 3 章 Oracle Servlet Engine はじめに パラメータ ファイルの変更 ケース ケース 第 4 章 WebDB リリース Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

5 はじめに システム要件 新しい機能 インストール Oracle HTTP Server を使用時の注意点 WebDB Listener を使用時の注意点 Linux 版のインストールについての注意点 その他のインストールについての注意点 intermedia Text の索引作成 Oracle WebDB Listener OAS および Netscape Web サーバーの SSL サポート オンライン ドキュメンテーション 既知の問題点 カレンダについて フレーム ドライバについて メニューについて Oracle7 リリース でのプロシージャについて Oracle7 リリース に PL/SQL のコール項目を追加した場合のエラー SQL 問合せからのレポート について (Oracle7 リリース の場合 ) SQL 問合せからのレポート について ボタン名について サンプルについて コンポーネントの検索 Microsoft Excel 形式でのダウンロード % 記号 レポートで使用するボタンについて Oracle WebDB レポート PLS エラー Oracle Reports Service セキュリティ フレームワークについて WebDB2.1 から WebDB2.2 へのサイト移行について Linux 版の WebDB CGI 実行モジュールについて 目次 5

6 Oracle HTTP Server の mod_plsql 日付型の引数について その他 第 5 章 Oracle Forms Developer and Forms Services 6i (Patch 2) はじめに この章の目的 サーバーのライセンス 概要 リリース 6i Patch2 とリリース 6i の関係 コンポーネントのバージョン番号 RSF コンポーネントの追加のバグ修正 日付の扱い サポートするデータベース 確認されている制限 同一の ORACLE_HOME における以前のリリースとの共存 PLL ファイルのアップグレードでのコマンドラインにおける.PLL 拡張子の必要性 データベース オブジェクト名における非英数字 このリリースと互換性のあるプリコンパイラ Oracle File Packager 同一 ORACLE_HOME へのインストール順序 ORACLE_HOME について 複数の ORACLE_HOME の PATH 要件 インストールメッセージの補足 :Acrobat Reader が入手可能 インストールメッセージの補足 : フォルダが移動されている Database Admin スクリプトにおける Oracle Translation Builder の必要性 TEMPLATES ディレクトリの欠落 Forms における WebDB リリース 2.2 の必要性 WebDB リスナーのインストール ( マシン 1 台に 1 度のみ ) Net80 Easy Config に関する注意 Oracle8i R8.1.6 Server に接続する際の問題 Forms-Graphics における Oracle8 R8.0.6 Server への接続の問題 データベース サーバー Agent のアップグレード Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

7 Wallet Manager のカスタム インストールにおける Net8 Assistant の必要性 Oracle Repository との統合 クライアント プラットフォームの認定 Oracle Forms Services とファイアウォール / プロキシ サーバー Intersolve のドライバをアンインストールする場合の警告 SQL*Plus 使用時の注意 Project Builder Form Builder 塗りパターンのパフォーマンスに対する影響 ドキュメントに記載されていないエラー メッセージ (FRM-99999) エラー メッセージ 1412 と エラー メッセージ エラー メッセージ エラー メッセージ Forms 環境変数の追加 Java キーバインディング API の提供 FormAction.java KeyBinder.java - API の使用 KeyBinder.java API の例 Windows での Forms Services と Web プレビューアにおける NT の必要性 ホスト名とマシン名が異なる場合のサーバーの機能 Web 上で Run_Product を使用するための要件 索引構成表の使用 Forms Services による Wallet ファイルへのアクセスの必要性 Netscape ユーザーのレポート HTML ファイルの保存 フォントの変更による Forms の問題 Oracle Trace Collection の使用 HTTPS のサポートとブラウザ JVM HTTPS のサポートと JInitiator のリリース要件 IE での CAB サポートと Java セキュリティ Java Importer OEM と Forms 内部処理 目次 7

8 Load Balancer Server のトレース ログ IE での印刷機能 Report Builder Graphics Builder Query Builder Schema Builder Translation Builder Procedure Builder Open Client Adapter 各国語サポート すべての言語で確認されている問題 Form Builder のユーザー インタフェースの不完全な翻訳 ユーロ通貨記号の制限付きサポート インストール中に アイコンの回復 を選択することによる無効なメニューの作成 印刷取消し後のキーボードでのメニュー アクションの使用不可 FMRWEB.RES の手動構成の必要性 NLS_LANG パラメータ値に関する情報 Wallet Manager の英語のユーザー インタフェース ダブルバイト言語で確認されている問題 シングルバイト フォントでの編集 日本語で確認されている問題 JA16EUC キャラクタ セットの場合のモジュールの保存不可 Windows から Solaris への移行時の長さの制限 PL/SQL エディタの表示の問題 UTF8 の制限 PL/SQL ライブラリ名におけるマルチバイト キャラクタ セットの使用不可 別の prefs.ora ファイルが必要となる場合 PL/SQL インタプリタのメッセージ テキストにおける言語の混在 その他の問題点 ドキュメントに関する既知の問題点 AppletViewer のインストール Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

9 &Auml タグ Java Importer のための環境設定 オンライン ドキュメント インストールに関する既知の問題点 Windows 2000 にインストールする場合の注意点 Windows 2000 Windows NT4.0 にインストールする場合の共通の注意点 89 その他の問題点 スタート メニューからの起動 Forms Servlet のための環境設定 Oracle Forms Developer 6i Patch2 新機能 Oracle9i Application Server との統合 Forms Servlet f60all_jinit.jar ファイル Internet Explorer 5.0 のサポート Java Importer Dynamic JavaBean Manager 第 6 章 Oracle Reports Developer and Oracle Reports Services 6i (Patch2) はじめに この章の目的 サーバーのライセンス 概要 リリース 6i Patch2 とリリース 6i の関係 サポートするデータベース Translation Builder と ODBC Driver のサポートについて コンポーネントのバージョン番号 RSF コンポーネントの追加のバグ修正 日付の扱い 確認されている制限 同一の ORACLE_HOME における以前のリリースとの共存 データベース オブジェクト名における非英数字 このリリースと互換性のあるプリコンパイラ Oracle File Packager 目次 9

10 複数の ORACLE_HOME の PATH 要件 インストール メッセージの補足 : Acrobat Reader が入手可能 インストール メッセージの補足 : フォルダが移動されている TEMPLATES ディレクトリの欠落 Database Admin スクリプトにおける Oracle Translation Builder の必要性 WebDB リスナーのインストール ( マシン 1 台に 1 つのみ ) Net80 Easy Config に関する注意 Oracle Repository との統合 Oracle8i R8.1.6 Server に接続する際の問題 Forms のアンインストールによるクイック ツアーの使用不可 Intersolve のドライバをアンインストールする場合の警告 SQL*Plus 使用時の注意 Project Builder 初期パラメーターの修正 Form Builder Report Builder 新しく追加されたビルトイン プロシージャ SRW.SET_XML_PROLOG SRW.SET_XML_TAG SRW.SET_XML_TAG_ATTR REP-3000 エラー メッセージ HTML/XML 出力の国際化 キャラクタ セットの識別 IANA キャラクタ セットとそれに対応する Oracle キャラクタ セット. 102 サポートする PDF のバージョン PDF ページの幅の制限 Advanced Networking Option Microsoft IE4 と PDF で確認されている問題 Netscape と HTMLCSS 出力の問題 キュー カードのビデオ機能 Reports と Graphics の統合 データ モデルの制限 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

11 Reports と Oracle OLAP Server のバージョン Reports と OLAP Server のための Oracle8 Server の要件 Report Builder と OLAP Server の統合 ORA ファイルの構成 Express ディメンション ソート レポートの要件 OLAP Server からのレポート作成時のエラー ORA Reports と OLAP Server の統合の制限 レイアウト モデルの制限 Web ウィザード バージョンの混合 V1-V2-V8 変換 :PLSQL V2 の予約語の置換え レポートの幅と高さのプロパティの場所 NULL チャート列の問題 クラスタ化とクラスタ構成 ドキュメントに記載されていないサーバー構成パラメータ デバッグの中止 Windows 95/98 上での Reports ウィザードの多用による GPF の発生 ランタイム カスタマイズのための JRE の要件 PLSQL エディタ :DE_PREFS_TABSIZE によるタブ サイズの設定 R6i より前に作成された HTML パラメータ フォームへの行追加の必要性 フィールド タグでの幅属性の使用 ランタイム カスタマイズの特別な文字 レポートを DESTYPE=MAIL に送る場合の失敗 Internet Explorer の認証ウィンドウの反復 Reports と WebDB の統合 Graphics Builder Query Builder Schema Builder Translation Builder Procedure Builder Open Client Adapter 各国語サポート 目次 11

12 すべての言語で確認されている問題 Report Builder のユーザー インタフェースの不完全な翻訳 左から右のみの PDF 形式レポート ユーロ通貨記号の制限付きサポート インストール中に アイコンの回復 を選択することによる無効なメニューの作成 ダブルバイト言語で確認されている問題 シングルバイト フォントでの編集 日本語で確認されている問題 JA16EUC キャラクタ セットの場合のモジュールの保存不可 Windows から Solaris への移行時の長さの制限 PL/SQL エディタの表示の問題 PL/SQL ライブラリ名におけるマルチバイト キャラクタ セットの使用不可 XML ファイルからのレポートにおける非 ASCII フォント名の使用不可 別の prefs.ora ファイルが必要となる場合 PL/SQL インタプリタのメッセージ テキストにおける言語の混在 その他の問題点 ドキュメントに関する既知の問題点 オンライン ヘルプ &Auml タグ デモ テーブルを作成するスクリプト オンライン ドキュメント インストールに関する既知の問題点 Windows 2000 にインストールする場合の注意点 Windows 2000 Windows NT4.0 にインストールする場合の共通の注意点 118 その他の問題点 スタート メニューからの起動 Oracle Reports Developer R6i Patch2 新機能 Oracle Reports セキュリティ Oracle Portal 拡張集約操作および分析関数 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

13 ランキング ファミリ ウィンドウ集約ファミリ レポート集約ファミリ LAG および LEAD ファミリ 目次 13

14 第 1 部 14 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

15 第 1 章日本語環境での使用上の注意 ドキュメントの修正および補足事項 全体 本リリースでは 以下の機能はサポートされません よって 以下の機能に関するドキュメント上の関連記述も一切無効です インストールされる関連ファイルやツールのご利用もサポートされません! Oracle Database Cache! Oracle Discoverer 3i Viewer! Oracle Internet File System! Oracle Portal( 本リリースでは WebDB2.2 がサポートされます ご利用にあたっては WebDB2.2 用のドキュメントをご参照ください )! Oracle Portal-to-Go! Oracle Web Cache! Oracle Plug-in for Microsoft IIS インストレーション ガイド 既知の障害および注意事項 P.2-3 の表 2-1 の Oracle Management Server の欄には誤りがあります Oracle Management Server は Standard Edition および Enterprise Edition の両方に含まれます また この表全体は 各インストール オプションでインストールされるコンポーネントを意味します 本リリースでサポートされる機能を示す表ではありませんので ご注意ください Oracle Portal 構成ツール画面について インストール作業の最後で Oracle Portal 構成ツールが自動的に起動されますが 起動スクリプト (launch.sh) に不具合があり 正しく動作しません インストール時の 構成ツール 画面では Oracle Portal Configuration Assistant による作業を キャンセル ボタンで中断してください 第 1 章日本語環境での使用上の注意 15

16 また インストール中に Oracle Portal 構成ツールの作業を中断した場合 以下のようなプロセスが残る可能性があります お手数ですが手動で停止してください $ORACLE_HOME/JRE/bin/../bin/sparc/native_threads/jre -classpath < クラスパス > oracle.webdb.webdbconfigassistant [ 以降省略 ] なお 本リリースでは Oracle Portal の機能はサポートされません Enterprise Edition のインストールについて 本リリースでは Enterprise Edition としてインストールする場合には Component Configuration and Startup 画面において 以下のコンポーネントは選択しないでください! Oracle Web Cache! Oracle Portal! Oracle Database Cache! Oracle Discoverer 3i Viewer また 以下のコンポーネントは必ず選択してください! Forms and Reports Server Oracle JVM 用のデータベースについて Enterprise Edition としてインストールした場合 Oracle JVM として利用するためのデータベースは作成されません Oracle JVM をご利用の際には Oracle Database Configration Assistant などにより 新規で Oracle JVM 用のデータベースを作成してください インストール時における不要な設定のスキップについて インストール中に Oracle Portal と Oracle Portal-to-Go に関する設定を入力する画面が現われます 本リリースでは これらのコンポーネントはサポートされないため これらの設定は無視して構いません 空白もしくは仮の値を入力して インストールを先に進めてください 上記の対処によって 幾つかの設定をスキップした場合 インストール終盤に Oracle Protal-to-Go の設定の為に Sql*Plus が起動されますが 接続エラーで停止しています Sql*Plus に対して Enter を 2 回入力して終了させてください SP2-0157: 3 回試行しましたが Oracle に接続できませんでした SQL*Plus を終了します というメッセージがでて Sql*Plus が終了し インストールが続行されます 16 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

17 注意 :Window の右上の終了ボタン (x ボタン ) で終了させると CMD.EXE がハングアップしてしまいインストールが止まってしまいます この場合はタスクマネージャーのプロセスタブで CMD.EXE を終了させてください 引き続きインストールが続行されます mod_ose に関する障害 Oracle HTTP Server では の中で $ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/mod ose.conf SetHandler aurora-stateless-server と設定された URL を呼び出すと ブラウザの画面に表示されるコンテンツの先頭にそのサイズが表示されることがあります SetHandler aurora-server と設定することで この問題を回避してください mod_plsql 利用時の日付型の引数に関する障害 mod_plsql を使用してデータベースのストアド プログラムを呼び出す時に 日付型の引数のフォーマットが正しく解釈されない場合があります この不具合は将来のリリースで修正されます 現在のリリースでこの問題を回避するためには 以下の作業を行って下さい 1. SYS ユーザーでデータベースに接続し 以下のコマンドを実行し ストアド プロシージャを作成します 日付書式フォーマットは 必要に応じて変更します create or replace procedure fix_date_format is begin DBMS_SESSION.SET_NLS('NLS_DATE_FORMAT','''YYYY-MM-DD'''); end; / 2. 以下のコマンドを実行して 1. で作成したストアド プロシージャを全ユーザーより実行可能にします grant execute on fix_date_format to public; 3. Oracle HTTP Server を停止します prompt>$oracle_home/apache/apache/bin/apachectl stop 4. 以下のファイルを編集し 各 DAD の before_proc 項目を以下のように変更します $ORACLE_HOME/Apache/modplsql/cfg/wdbsvr.app < 変更前 > ;before_proc = 第 1 章日本語環境での使用上の注意 17

18 < 変更後 > before_proc = sys.fix_date_format 5. 最後に Oracle HTTP Server を再起動します prompt>$oracle_home/apache/apache/bin/apachectl start インストール中のマシン再起動について インストール初期の段階で Install Type の選択後 System Reboot Required の画面が表示され Next ボタンで先に進めるとインストール設定ファイルのコピー後に 自動的に一度マシンが再起動されます しかし 場合により次の現象が発生してマシン再起動がうまく行われない場合があります Windows NT の場合 設定ファイルコピーの段階で コピー中 CLEANUP.bat のメッセージが表示され タスクバーが 100% の状態から数分待っても先に進まない タスクマネージャなどから確認すると Oracle Universal Installer の状態が 応答なし になっている Windows 2000 の場合 ( こちらは必ず発生します ) Install Type の選択後に System Reboot Required 画面が表示されずに設定ファイルのコピーに進む 設定ファイルコピー終了後 Oracle Universal Installer が終了するが マシンの再起動がされない 上記の現象が発生した場合 手動で OS をシャットダウンし 再起動させてください Windows NT の場合 Installer を終了させて良いか確認のメッセージが出ますが 終了させて結構です 引き続きインストールが行われます インストール後のリリース情報について インストールの最後で インストールの終了画面が表示されますが 画面内のリリース ノート情報は正しくありません Discoverer サービスについて インストール終了後 Discoverer のサービスが自動的に起動されるようになります こちらは本リリースではサポートされておりませんので以下の方法で停止 または起動させないようにしておいてください コントロールパネル -> サービス から OracleDicoverer3i サービスを選択 停止 ボタンを押して停止させる スタートアップ ボタンから スタートアップ種類 で 自動 以外を選択 18 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

19 サンプル プログラムについて 本リリースに添付されている Business Components for Java のサンプル プログラムは正しく動作しません また その他のサンプル プログラムに関しても 動作保証されたものではありません OpenSSL の制限事項 現在 Apache Software Foundation では Windows NT における OpenSSL を製品レベルの品質のソフトウェアとはみなしていません このため オラクル社では Windows NT における OpenSSL をサポートしていません お客様は 本番環境でのソフトウェア アプリケーションの配置に OpenSSL を使用しないでください また このようにして配布されたアプリケーションについては オラクル社では責任を負いません Apache JServ 手動での起動方法 障害のため ApacheJServ.exe より Apache JServ を起動できません Apache JServ を手動で起動する場合は ApacheJServ.jar を使用してください 例. > set classpath=%oracle_home% Apache Jserv ApacheJServ.jar;%ORACLE_HOME% Apache Jsdk lib jsdk.jar > javaw org.apache.jserv.jserv %ORACLE_HOME% Apache Jserv conf jserv.pro perties Windows2000 上のサービスからのデータベース接続について Windows 2000 ドメインに参加している Windows 2000 マシンで Oracle HTTP Server などのサービスからデータベースに接続できません この問題の回避策は 次のとおりです 1. SQLNET.ORA から sqlnet.authentication_services=(nts) という行を削除するか SQLNET.ORA に sqlnet.authentication_services=(none) と設定します 2. 特定のユーザーとしてサービスを開始します 第 1 章日本語環境での使用上の注意 19

20 第 2 部 20 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

21 第 2 章 Oracle9i Application Server 原典情報 : Oracle9i Application Server Release Notes Release for Windows NT/2000(A ) はじめに この章の目的 この章では Oracle9i Application Server for Windows NT リリース のコンポーネントについて ドキュメントで説明されている機能と実際との違いについて説明します 製品名称変更についての注意 Oracle Internet Application Server は このリリースから Oracle9i Application Server に製品名が変更になりました 他の製品名の変更は 次のとおりです! Oracle Database Cache( 旧名称は Oracle8i Cache)! Oracle Portal( 旧名称は Oracle WebDB 3.0)! Oracle JVM( 旧名称は Oracle8i JVM または Oracle JServer)! PL/SQL ゲートウェイ ( 旧名称は mod_plsql)! Oracle Business Components for Java( 以前の Oracle BC4J) このリリースのドキュメントや構成画面の中には まだ 旧名称でこれらのコンポーネントを参照している場合がありますので注意してください Apache JServ プロセスについての注意 1 つの Oracle9i Application Server サイトでサポートされる Apache JServ プロセスの最大数が Apache 配布のデフォルトの最大値 25 から増加されて Oracle9i Application Server の最大値 128 になりました この値は 実行時に設定することはできません 第 2 章 Oracle9i Application Server 21

22 サポートする JDK/JRE オラクル社では mod_jserv でユーザー Java アプリケーションを構築 配置するために JDK/JRE と JDK/JRE 1.2.x の両方の使用を検証しました このリリースでは すべての Java クラス ライブラリ ( たとえば Buisiness Components for Java Oracle XML Developer s Kit など ) を JDK 1.1.8_10 でコンパイルして出荷しています これらのコンパイル済クラスは Java JRE でサポートされている両方のバージョンで実行できることが検証されていますので 再コンパイルの必要はありません Oracle HTTP Server powered by Apache の Global Server ID Apache サーバーに適切な Global Server ID 証明書が含まれていて ブラウザで GS-ID 証明書を受け入れられるようにパッチが適用されている場合は GS-ID を使用してエクスポート レベルのブラウザを正式にアップグレードし 高度な暗号化 (128 ビット ) を使用できるようにすることが可能です すべてのブラウザが高度な暗号化で出荷されますが エクスポート製品については 暗号化が使用不可能になっています 米国輸出法が最近更新されたため GS-ID の使用が将来的に必要でなくなることに注意してください しかし 現時点では エクスポート級のブラウザがあり高度な暗号化を必要とする場合には 下記の手順に従って GS-ID 証明書を入手してブラウザを使用可能にしてください 1. GS-ID 証明書の購入 適切なベンダーから GS-ID 証明書を入手してください オラクル社では Verisign ( の GS-ID 証明書をテストしています 証明書をダウンロードし サーバーに格納するための手順に従ってください 証明書を入手した後 Oracle HTTP Server の管理者は httpd.conf ファイルを更新する必要があります 更新する行は 次のとおりです SSLCertificateFile <pathname>/gsid.crt SSLCertificateKeyFile <pathname>/gsid.key SSLCertificateChainFile <pathname>/gsidintermediate.crt この場合の pathname には インストール済の Verisign ファイルへの完全修飾パスが入ります 2. ブラウザ パッチの購入 ブラウザが暗号化メソッドをアップグレードできるようにするパッチを入手してください ソースには Apache( と Fortify( があります オラクル社では Fortify のパッチをテストしています これは ダウンロードも ブラウザへの適用も簡単です 22 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

23 例とデモ Oracle9i Application Server のほとんどのコンポーネントの例とデモは にあります この場合の hostname は お使いのマシン名 port はお使いの Oracle HTTP Server リスナー ポートになります このポートの詳細は Apache のドキュメントを参照してください さらに Oracle9i Application Server コンポーネントの例およびデモが 製品 CD-ROM に入っており コンポーネント ディレクトリにインストールされます デモの制約事項 OracleJSP デモ : SAMPLE3.JSP OracleJSP のデモ SAMPLE3.JSP( ORACLE JSP DEMO SQLACCESS SQLTAGS SAMPLE3.JSP ) の実行時に 生成ページが出力されない場合があります デモは正しく動作しているのですが ブラウザが直接 XML 出力を表示できないためです XML 出力を表示するには 表示 ソース を選択します OracleJSP デモ : XML QUERY 既知の制約事項と制限事項 デモ ORACLE JSP DEMO XML XML QUERY が正しく動作することを確認するには まずデータベース接続を確立する必要があります Oracle9i Application Server を使用する前に この項の各項目をよく読んで このリリースの制約事項と制限事項を理解してください さらに手順が必要になる場合もあります Oracle9i Application Server におけるサード パーティ製コンポーネントのサポート すべてのサード パーティ製コンポーネント Oracle9i Application Server の一部は Apache Software Foundation によってライセンスされている Apache Web Server バージョン などのように サード パーティのライセンスの下でオラクル社によって配布されています ( サード パーティ製コンポーネント ) オラクル社は これらのサード パーティ製コンポーネントを Oracle9i Application Server 製品の一部として配布し 特にここで指定している場合を除いて サード パーティ製コンポーネントに対して 標準の製品サポートを提供し そのサポートの詳細は オラクル社の技術サポート方針に定義されています オラクル社は サード パーティ製コンポーネントの 第 2 章 Oracle9i Application Server 23

24 Oracle9i Application Server で出荷されるバージョンのみをサポートし インターネット上で自由に入手できる他のバージョンについてはサポートしないことに注意してください オラクル社は サービスとして サード パーティ製コンポーネントに関する拡張要求を そのコンポーネントをオラクル社にライセンスしている団体に対して問い合わせしますが オラクル社がその義務を負っているものではありません さらに 非サード パーティ製コンポーネント (" オラクル コンポーネント ") に対する技術的な支援要求も 問題が オラクル コンポーネントのみで構成されている環境で再現できない限り 正式に提起することはできません Apache モジュール Oracle9i Application Server の一部として Apache Web Server で提供されている機能を拡張するために オラクル社は Apache Web Server に対する拡張部分 ("Apache モジュール ") を配布する場合があります オラクル社によって配布されている Apache モジュールは このリリース ノートでは Oracle Apache モジュールとして参照します オラクル社は このリリースで次の Oracle Apache モジュールをサポートしています Oracle Apache モジュール mod_ssl mod_perl mod_jserv mod_plsql mod_ose http_core mod_access mod_actions mod_alias mod_auth mod_auth_anon 説明 SSL サポート Perl で Apache モジュールを作成するためのサポート サーブレット エンジンとの通信 PL/SQL サポート Oracle Servlet Engine(OSE) のステートフル Java と PL/SQL サーブレットに URL を委譲する 中核の Apache 機能 ホスト ベースのアクセス制御 クライアントのホスト名または IP アドレスに基づいたアクセス制御を提供します ファイルタイプ / メソッド ベースのスクリプトの実行 メディア タイプまたは要求メソッドに基づいた CGI スクリプト用に提供します 別名およびリダイレクト ドキュメント ツリー上のホスト ファイルシステムの異なる部分のマッピングおよび URL のリダイレクト用に提供します テキスト ファイルを使用したユーザー認証 無名ユーザー認証 FTP 形式 24 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

25 Oracle Apache モジュール mod_autoindex mod_cgi mod_digest mod_dir mod_env mod_expires mod_headers mod_include mod_log_config mod_mime mod_mime_magic mod_negotiation libproxy (mod_proxy) mod_rewrite mod_setenvif mod_so 説明 自動ディレクトリ リスティング CGI スクリプトの実行 MIME タイプ アプリケーション /x-httpd-cgi のファイルを処理します MD5 の認証 MD5 Digest 認証を使用する ユーザー認証用に提供します 基本ディレクトリ処理 後書きスラッシュのリダイレクトおよびディレクトリ索引ファイル用に提供します 環境を CGI スクリプトにパスするもの 環境変数を CGI/SSI スクリプトに渡すために提供します Expires: ヘッダーのリソースへの適用 ユーザー指定の基準に従って Expires ヘッダーを生成するために提供します 任意の HTTP ヘッダーをリソースに追加する ヘッダーは マージ 置換または削除することができます サーバーで解析されるドキュメント サーバー解析 HTML ドキュメント用に提供します mod_log_common に置き換えられるユーザーによる構成可能なロギング Common Log Format またはユーザー指定フォーマットを使用した サーバーに対するロギング要求用に 提供します ファイル拡張子を使用するドキュメント タイプの決定 マジック番号を使用するドキュメント タイプの決定 コンテンツの数バイトを見てファイルの MIME タイプを決定するために使用されます コンテンツ ネゴシエーション キャッシング プロキシ機能 HTTP 1.0 キャッシング プロキシ サーバー用に提供します 正規表現を使用する URL とファイル名の強力なマッピング 稼動中に要求 URL を書き換えるためにルール ベースの書き換えエンジンを提供します クライアント情報に基づいて環境変数を設定する 要求の属性に基づいて環境変数を設定する機能用に提供します 実行時のモジュールのローディング サポート 起動時あるいは再起動時に 実行可能プログラムとモジュールをサ 第 2 章 Oracle9i Application Server 25

26 Oracle Apache モジュール mod_speling mod_status mod_userdir mod_usertrack 説明 ーバーにローディングするために提供します URL の微妙な入力ミスを自動的に修正する ユーザーが入力した URL の複数のスペルミスを 大文字使用を無視したり スペルミスを 1 つまで容認するなどして 修正をはかります サーバーのステータス表示 現行サーバーの統計を読みやすい形で示す HTML ページで表示して サーバー管理者がサーバーの稼動状況を確認できるようにします ユーザーのホーム ディレクトリ ユーザー固有のディレクトリ用に提供します Cookies を使用したユーザー追跡 Oracle9i Application Server に含まれる その他の Oracle Apache モジュールは 保証やサポートのない そのままの状態で提供されています Apache Software Foundation またはお客さまを含む オラクル社以外からの Apache モジュールは オラクル社ではサポートしていません さらに オラクル社は Oracle Apache モジュールのみを含む Apache の構成で再現できる問題に対してのみ 技術的なサポートを提供します インストール時のエラー : Discoverer Viewer 3i Internet Developer Suite(iDS) をインストールした後に Oracle9i Application Server の今回のリリースをインストールした場合 次のエラーが発生してインストールが失敗する可能性があります DCWEB33.INS(85) -WRITE ERROR WHILE COPYING ORB_R.DLL 実行ファイル DIS33PR.EXE がメモリー内に残留しています ids のインストールにより Discoverer サービスが作成された後 Oracle9i Application Server のインストール時に Oracle Discoverer Viewer 3i をインストールすると この問題が発生します 回避手段として Oracle9i Application Server のインストールを開始する前に DIS33PR.EXE を停止する必要があります また このエラーは Oracle9i Application Server を再インストールする場合にも発生する可能性があります 1 回目のインストールによって Oracle Discoverer Viewer 3i がインストールされ 再インストールにより再び Oracle Discoverer Viewer 3i をインストールしようとするため エラーが発生します 26 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

27 Standard Edition の移行インストールにおける NET8 設定時のハング Oracle9i Application Server Standard Edition の移行インストールを実行する場合 Net8 の設定時にハングする可能性があります 回避手段として OUI で 中止 中止 をクリックして Net8 の設定を中止します インストールを継続し 他の設定の完了後 Net8 の設定を再試行することにより 設定を完了できます アンインストール / クリーンアップの手順 Windows NT または Windows 2000 で Oracle9i Application Server をアンインストールした後 次のステップを実行し アンインストールでは削除できなかったものをシステムからすべて削除してください 1. ORACLE_HOME を削除します 2. regedit を使用して Oracle サービスをすべて削除します 次のエントリを削除します! HKEY_LOCAL_MACHINE SYSTEM ControlSet001 内に存在する Oracle で始まるすべてのエントリ! HKEY_LOCAL_MACHINE SYSTEM ControlSet003 内に存在する Oracle で始まるすべてのエントリ! HKEY_LOCAL_MACHINE SYSTEM CurrentControlSet 内に存在する Oracle で始まるすべてのエントリ 3. Oracle9i Application Server に関連する PATH エントリをすべて削除します これは システム ダイアログ ボックスの 環境 タブ ページを使用して行うことも可能です ( スタート メニューから 設定 コントロールパネル を選択します コントロールパネル ダイアログ ボックスで システム をダブルクリックします ) インストール後に REDO ログを開いた時のエラー Oracle9i Application Server シード データベースをインストールした後 ユーザー ダンプの場所に次のようなエラーが表示されることがあります ORA-00313: ログ グループ string( スレッド string) のメンバーをオープンできません ORA-00312: オンライン ログ string スレッド string : string ORA-27037: ファイル ステータスを取得できません これらは 重大なエラーではありません シード データベース作成の今後のステップで REDO ログが作成されます 第 2 章 Oracle9i Application Server 27

28 OUI で ヘルプ 画面が閉じない インベントリ 画面( インストール済みのすべての製品のリスト ) が表示されているときに ヘルプ をクリックすると インベントリ 画面を閉じるまで ヘルプ 画面を閉じることができません FormsServlet.InitArgs におけるパスの変更が必要 Oracle9i Application Server Enterprise Edition をインストールすると ORACLE_HOME に FormsServlet.InitArgs ファイルが作成されます ( リリース 8.0.6) このファイルでは 標準の Windows NT の円記号 ( ) を使用して BaseHTMLJinitiator BaseHTMLie および BASEHTML の絶対パスが指定されています しかし Apache では円記号を解析できないため FormsServlet.InitArgs を編集し 円記号をすべてスラッシュ (/) に変更する必要があります このファイルの絶対パスは 次のとおりです %ORACLE_HOME% Apache jserv servlets oracle forms servlet FormsServlet.InitArgs NT 証明書に pass 句が含まれている場合の Apache のハング 今回のリリースで Apache 付属のデモ証明書には pass 句がありません pass 句が含まれている証明書を使用すると Apache サーバーはハングします この問題を回避するには 次のようにして キー ファイルからパスワードを削除します 1. RSA 秘密鍵の暗号化を ( 元のファイルを保存して ) 解除します prompt> cp server.key server.key.org prompt> openssl rsa -in server.key.org -out server.key 2. 他のユーザーがサーバーにアクセスできないよう server.key ファイルがルート ユーザーからのみ参照可能であることを確認します prompt> chmod 400 server.key mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI の構築 Windows NT で mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI のビルド インストールおよびテストを行うには 次のステップを実行します ただし 本リリースでは mod_perl DBI/DBD-Oracle および Apache::DBI を用いたデータベース接続は サポート対象外とさせていただきます Perl インタプリタ本体は サポート対象です 1. ご使用の環境で 次のソフトウェアが使用可能であることを確認します Windows NT 4.0 SP3 28 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

29 Visual Studio バージョン 製品 CD から Oracle Internet Application Server 8i for Windows NT リリース をインストールします このバージョンでは mod_perl 1.22 が組み込まれています ただし このインストールでは 次のモジュールは含まれません Apache::DBI Perl DBI Perl DBD-Oracle 3. Perl のパスが正しく設定されていることを確認します a. スタート 設定 コントロールパネル をクリックします b. コントロールパネル で システム をダブルクリックします c. システム ダイアログ ボックスで 環境 タブをクリックします d. 環境 ページで システム環境変数 リストを下へスクロールし Path を選択します e. ページの一番下の 値 フィールドで Apache Perl のパスをシステム パスに追加します たとえば 次のパスをシステム パスの最初に追加します %ORACLE_HOME% Apache Perl bin MSWin32-x86 f. 設定 および OK をクリックして システム ダイアログ ボックスを閉じます 4. 正しいバージョンの Perl を実行するよう %ORACLE_HOME% Apache Perl lib MSWin32-x86 ディレクトリの config.pm を次のように変更します a. - "c: perl " これを 該当するすべての箇所について 次のように変更します "%ORACLE_HOME% Apache Perl " prefix prefixexp などのエントリが該当します b. libpth=" lib" これを次のように変更します libpth="%oracle_home% Apache Perl lib %ORACLE_HOME% Apache Perl site lib..." 5. DBI バージョン 1.13 のビルド テストおよびインストールを行います 第 2 章 Oracle9i Application Server 29

30 a. DBI-1_13_tar.gz を %ORACLE_HOME% Apache にダウンロードし ( たとえば DBI-1.13 という名前のディレクトリなどに ) 解凍します b. DBI-1.13 ディレクトリに移動し 'perl Makefile.PL' を実行します c. README の手順をよく読みます d. 'nmake' を実行します e. 'nmake test' を実行し テストの結果を検証します f. 'nmake install' を実行し DBI が %ORACLE_HOME% Apache Perl ディレクトリにインストールされていることを確認します 6. DBD-Oracle バージョン 1.03 のビルド テストおよびインストールを行います DBD-Oracle モジュールでは ドライバを正しくビルドするためには 十分な Oracle ソフトウェアが存在する必要があります a. DBD-Oracle-1_03_tar.gz を %ORACLE_HOME% Apache にダウンロードし ( たとえば DBD-Oracle1.03 という名前のディレクトリなど ) 解凍します b. DBD-Oracle1.03 ディレクトリに移動し 正しい OCIDIR を反映するよう Makefile.PL を変更します 特に $OCIDIR = "oci" が設定されていることを確認します c. ORACLE_HOME 環境変数が 有効な Oracle Internet Application Server 8i Enterprise Edition または Oracle データベースを指すよう設定します d. ORACLE_SID 環境変数が有効な Oracle SID を指すよう設定します e. README の手順をよく読みます f. 'perl Makefile.PL' を実行します g. 'nmake' 'nmake test' および 'nmake install' を実行します 7. Apache::DBI バージョン 0.87 のビルド テストおよびインストールを行います a. ApacheDBI-0_87_tar.tar を %ORACLE_HOME% Apache をダウンロードし ( たとえば ApacheDBI-0.87 という名前のディレクトリなどに ) 解凍します b. README の手順をよく読みます c. 'perl Makefile.PL' を実行します d. 'nmake' 'nmake test' および 'nmake install' を実行します 8. 次の行を httpd.conf ファイルに追加します PerlRequire <absolute path of Apache::DBI's startup.pl script> 9. startup.pl の接続コールを次のように変更します 30 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

31 Apache::DBI->connect_on_init('dbi:Oracle:', "scott/tiger", ''); 10. Oracle HTTP Server を再起動します a. スタート メニューから 設定 コントロールパネル を選択します コントロールパネル ダイアログ ボックスで サービス をダブルクリックします b. サービス ダイアログ ボックスで Oracle<ORACLE_HOME>HTTPServer をクリックします c. 停止 次に 開始 をクリックします 11. 次のサンプル Perl スクリプトをブラウザから実行し テストします ####### Perl script start ######## #!perl use DBI; print "Content-type: text/plain n n"; $dbh = DBI->connect("dbi:Oracle:", "scott/tiger", "") die $DBI::errstr; $stmt = $dbh->prepare("select * from emp order by empno") die $DBI::errstr; $rc = $stmt->execute() die $DBI::errstr; while (($empno, $name) = $stmt->fetchrow()) { print "$empno $name n"; } warn $DBI::errstr if $DBI::err; die "fetch error: ". $DBI::errstr if $DBI::err; $stmt->finish() die "can't close cursor"; $dbh->disconnect() die "can't log off Oracle" ####### Perl script End ######## mod_plsql 要件 特定のバックエンド データベースに対して mod_plsql モジュールを使用するには バックエンド データベースに手動で Oracle PL/SQL Web ツールキット (OWA PL/SQL パッケージ ) をインストールする必要があります OWA PL/SQL パッケージは SYS データベース スキーマにインストールしてください OWA PL/SQL パッケージは必ずシステムに 1 つのみイン 第 2 章 Oracle9i Application Server 31

32 ストールするようにしてください 既存の Oracle Application Server のお客さまが Oracle9i Application Server にアップグレードする場合は これらのパッケージの古いバージョンを持っているので 必ず置換するように注意してください 詳細は Oracle9i Application Server ドキュメント ライブラリにある Oracle9i Application Server PL/SQL ゲートウェイの使用 を参照してください または で参照可能なオンライン ドキュメントにアクセスすることもできます Oracle Application Server OWA パッケージのリストア 新しい mod_plsql OWA パッケージをインストールすると それらは SYS データベース スキーマに置かれます これによって PL/SQL カートリッジを使用している Oracle Application Server アプリケーションで問題が発生することがあります もし このような問題が起きて さらに Oracle Application Server PL/SQL カートリッジ アプリケーションを引き続き使用する場合は Oracle Application Server OWA パッケージを参照するシノニムを再作成する必要があります 元のデータベース マシン上に これらのシノニムを作成するには 次のようにします 1. SQL*Plus で元のデータベースに SYS ユーザーとして接続します 2. SQL*Plus で次のコマンドを実行してください これにより Oracle9i Application Server のインストール処理の間に作成された OWA パブリック シノニムがすべて削除されます drop public synonym OWA_CUSTOM; drop public synonym OWA_GLOBAL; drop public synonym OWA; drop public synonym HTF; drop public synonym HTP; drop public synonym OWA_COOKIE; drop public synonym OWA_IMAGE; drop public synonym OWA_OPT_LOCK; drop public synonym OWA_PATTERN; drop public synonym OWA_SEC; drop public synonym OWA_TEXT; drop public synonym OWA_UTIL; drop public synonym OWA_INIT; drop public synonym OWA_CACHE; drop public synonym WPG_DOCLOAD; 32 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

33 3. "oas_public" OWA パッケージ インストール スキーマに接続します 4. ユーザー スキーマに "CREATE PUBLIC SYNONYM" 権限があることを確認してください もし 権限が無い場合は 次の手順に進む前に この権限をユーザー スキーマに与えてください 5. SQL*Plus で次のコマンドを実行してください これにより OWA パブリック シノニムが再作成されて それらが Oracle Application Server OWA パッケージを参照するようになります create public synonym OWA_CUSTOM for OWA_CUSTOM; create public synonym OWA_GLOBAL for OWA_CUSTOM; create public synonym OWA for OWA; create public synonym HTF for HTF; create public synonym HTP for HTP; create public synonym OWA_COOKIE for OWA_COOKIE; create public synonym OWA_IMAGE for OWA_IMAGE; create public synonym OWA_OPT_LOCK for OWA_OPT_LOCK; create public synonym OWA_PATTERN for OWA_PATTERN; create public synonym OWA_SEC for OWA_SEC; create public synonym OWA_TEXT for OWA_TEXT; create public synonym OWA_UTIL for OWA_UTIL; create public synonym OWA_INIT for OWA_CUSTOM; create public synonym OWA_CACHE for OWA_CACHE; create public synonym WPG_DOCLOAD for WPG_DOCLOAD; mod_plsql キャッシュのエラー mod_plsql キャッシュが適切に稼動していない場合 %ORACLE_HOME% Apache modplsql cfg cache.cfg にある 2 つの cache_dir 項目の最後のスラッシュを削除してください mod_rewrite のセキュリティの危険性 mod_rewrite において 一部のルールを使用すると Web サーバー上のあらゆるファイルにアクセス可能になるというセキュリティ上の脆弱性が判明しています これらの問題を回避するには 書換えルールを直接ファイルにマップするのではなく すべて絶対 URL にマップします 第 2 章 Oracle9i Application Server 33

34 たとえば ご使用の Web サーバーで DocumentRoot が /webroot に設定されている場合 次のルールは使用しないでください RewriteRule /foobar/(.*) /webroot/myfiles/$1 この場合 リクエストが直接ファイルシステムの場所にマップされているためです かわりに 次のルールを使用します RewriteRule /foobar/(.*) この場合 アクセスは Apache インスタンスによってアクセス可能なファイル ( つまり DirectoryRoot ディレクトリ ツリーに含まれるファイル ) のみに制限されます Oracle Demo 証明書の置換 Oracle Demo 証明書 ( これはダミーの証明書です ) が Oracle HTTP Server のビルドに含まれていますが これはテスト環境でのみ使用可能です 本番環境に移る前に Oracle Demo 証明書を実際に利用する証明書に置き換える必要があります Oracle Database Cache のインストール時のエラー 起点データベースのリスナーが正しく設定されていない場合 Oracle Database Cache のインストール時に次のエラーが発生する可能性があります Adding users to the cache failed. Reason: WTE Error updating list of users: Export failed on origin database OCI error - ORA-28575: unable to open RPC connection to external procedure agent 起点データベースのリスナーの設定方法の詳細は Oracle9i Application Server インストレーション ガイド を参照してください Oracle Database Cache の構成 Oracle9i Application Server Enterprise Edition をインストールするとき Oracle Database Cache をインストール中に構成するか または 後に構成するかを選択できます インストール中に Oracle Database Cache を構成する場合 インストール手順では 次の Oracle Database Cache 属性に対してデフォルト値を使用します! Oracle Database Cache のホスト ( デフォルトでは ホスト名は ドメイン名で修飾されます )! Oracle Database Cache 名 ( デフォルトでは <cache_nodename-cache> になります )! Oracle Database Cache 用リスナーのポート番号 ( デフォルトでは です ) 34 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

35 ! Oracle Database Cache に割り当てられたメモリー ( デフォルトでは 25 MB です )! Oracle Database Cache に割り当てられたディスク領域 ( デフォルトでは 32 MB です )! ディスク領域のあるファイルの位置 ( デフォルトでは %ORACLE_HOME% dbs ディレクトリです ) デフォルト値以外の値を指定する場合は インストール時に Oracle Database Cache の構成を行わないと選択します そして インストールが正常に完了した後で 次のコマンドを使用して Oracle Database Cache Configuration Assistant をコールしてください prompt>%oracle_home% bin wtacca -create -custom 詳細は Configuration Assistant のオンライン ヘルプを参照してください Oracle Database Cache のサーブレットでの使用 サーブレットを使用して中間層にキャッシュされたデータにアクセスするには サーブレット環境にある ORA_OCI_ICACHE 環境変数を設定して Oracle Database Cache を使用可能にしておく必要があります %ORACLE_HOME% Apache Jserv etc ディレクトリにある jserv.properties ファイルに次の行を追加してください wrapper.env=ora_oci_icache=1 さらに TNS_ADMIN 環境変数は ローカル ネットワーク構成の位置に設定されている必要があります デフォルトで この値は %ORACLE_HOME% network admin です jserv.properties ファイルに さらに次の行を追加してください wrapper.env=tns_admin=<absolute path to ORACLE_HOME> network admin Oracle Database Cache 環境の loadjava の制限事項 Oracle Database Cache 環境 (ORA_OCI_CACHE が 1 に設定されているとき ) では LOB サポートの既知の問題点により loadjava ユーティリティが機能しません tnsnames.ora および init.ora の変更要件 Oracle Database Cache PL/SQL API を使用するには SID ではなくサービス名で構成された Net8 ネット サービス名を使用して接続する必要があります そのため このリリースの Oracle9i Application Server で出荷される tnsnames.ora と init.ora ファイルに変更を加えなければなりません 必要な変更の詳細は Oracle Database Cache README ファイルを参照してください 第 2 章 Oracle9i Application Server 35

36 tnsnames.ora における絶対ドメインの要件 sqlnet.ora で default_domain が次のように定義されているとします NAMES.DEFAULT_DOMAIN = us.oracle.com この場合 Oracle Portal の DAD 接続文字列にドメインを追加する必要があります たとえば %ORACLE_HOME% Apache modplsql cfg wdbsvr.app の場合 次のようになります connect_string = portal30.world portal30.world は tnsnames.ora ファイルで定義済みの別名です 次のように 接続文字列にドメイン拡張子がないとします connect_string = portal30 この場合 tnsnames.ora ファイルで 別名の DEFAULT_DOMAIN 拡張子に次のように定義する必要があります portal30.us.oracle.com. Oracle Business Components for Java デモの失敗 Oracle9i Application Server Standard Edition で Oracle Business Components for Java のデモを実行しようとすると 次のようなエラーが起きる可能性があります [error] [client ] Premature end of script headers: (null) デモを正常に実行するには 次のステップを実行してください 1. %ORACLE_HOME% Apache Apache htdocs OnlineOrders_html submit_login.jsp ファイルを開いてください 2. 次の 2 行を移動します session.putvalue("cssurl"," webapp cabo images cabo_styles.css"); session.putvalue("imagebase", " webapp jsimages"); 移動先は 次の行に続く 右中括弧の後です pool.setuserdata(info); } 36 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

37 Enterprise JavaBean(EJB) ) の制限事項 今回のリリースでは Entitiy Beans は次のプラットフォームでは使用できません! Solaris HP-UX Tru-64 および AIX Entitiy Beans は Windows NT および Linux では完全に機能します Enterprise JavaBean(EJB) の制約事項 Windows NT リリース から Solaris および Solaris 版の Oracle9i Application Server リリース への Enterprise JavaBean(EJB) の配布は 現在実行できません これは Solaris リリース および Solaris 版の Oracle9i Application Server リリース のパッチで修正される予定です これを回避するには 配布する jar を Windows NT から Solaris にコピーし Solaris から配布します 詳細は EJB の README ファイルを参照してください Standard Edition のデフォルトの large_pool_size 使用時の Oracle Portal Configuration Assistant の障害 Oracle9i Application Server Standard Edition のインストール中に Oracle Portal データベース オブジェクトを 新規に作成された Standard Edition データベースにインストールしようとすると デフォルトの large_pool_size では 十分な大きさではないために インストールが失敗します 回避策は Oracle Portal Configuration Assistant を実行する前に 次のようにこのサイズを増加させることです 1. データベースをシャットダウンします 2. init.ora ファイルの large_pool_size パラメータを 2 倍にします 3. データベースを再起動します 4. Oracle Portal Configuration Assistant を実行します インストール中に この手順を実行しない場合は 次のようにして問題を修正することができます 1. 古い Oracle Portal ユーザーを削除します 2. データベースをシャットダウンします 3. init.ora ファイルの large_pool_size パラメータを 2 倍にします 4. データベースを再起動します 第 2 章 Oracle9i Application Server 37

38 5. %ORACLE_HOME% assistants opca launch.sh に位置する ORACLE_HOME から Oracle Portal Configuration Assistant を実行します 注意 : この問題は リモートの データベースにインストールする場合には 発生しません Standard Edition のインストールでのみ確認されています Oracle Portal のレポート出力の要件 Oracle Portal で レポート ページをスケジュールするには 出力フォルダ名と 状況フォルダ名を Schedule Report Page ダイアログ ボックスで指定する必要があります これらの名前を指定しないと レポート出力は レポート コンポーネントが定義されているコンテンツ領域に表示されません Oracle Portal-to-GO のインストール Oracle Portal-to-Go は インストール プロセス中にデータベース オブジェクトを削除するために SQL スクリプトを実行します 新しいインストールで このオブジェクトが存在しないというエラーが発生する場合があります このエラーは 無視してかまいません Oracle Portal-to-Go の upload.bat および download.bat バッチ ファイル upload.bat および download.bat を使用する前に xmlparserv2.jar および classes111.zip ファイルの正しい場所を反映するよう CLASSPATH を変更する必要があります! %LIBDIR% xmlparserv2.jar を %ORACLE_HOME% xdk lib xmlparserv2.jar に置き換えます! %LIBDIR% classes111.zip を %ORACLE_HOME% jdbc lib classes111.zip に置き換えます Oracle Discoverer のパッチのインストール パッチをインストールするとき Discoverer 製品の ORACLE_HOME には <IAS_HOME> 6iserver を使用してください この場合の <IAS_HOME> には Oracle9i Application Server に使用している ORACLE_HOME が入ります Oracle Forms Reports のパッチのインストール パッチをインストールするとき Forms および Reports 製品の ORACLE_HOME には Forms および Reports の ORACLE_HOME( 例えば c: ORACLE 806) を使用してください 38 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

39 Oracle Reports Services のエラー TNS_ADMIN 環境変数またはレジストリ キーを別の値に変更した場合 Oracle Reports Services は起動時にエラー 186 または REP-0186 で失敗する可能性があります 失敗した場合 次のようにして Oracle Reports Services を MS-DOS コマンド プロンプトから実行することが可能です prompt> set tns_admin=<ias_home> 6iserver net80 admin prompt> rwmts60 -listen name=rep60_<hostname> <IAS_HOME> を Oracle9i Application Server のインストール先ディレクトリに <HOSTNAME> をご使用のシステムの名前に置き換えます これにより Oracle Reports Services が <IAS_HOME> 6iserver net80 admin tnsnames.ora の Net8 の tnsnames.ora ファイルを使用するよう強制します 新しい SSL 証明書が必要 Oracle Application Server(OAS) から Oracle9i Application Server にアップグレードするには リスナーを Spyglass から Apache へ変換するため Verisign から新しい SSL 証明書を取得する必要があります openssl コマンドの -config オプションの要件 証明書または証明書要求を作成する openssl コマンドは %ORACLE_HOME% Apache open_ssl bin 上の openssl.cnf ファイルの位置を指定するために -config オプションを付ける必要があります そうしないと このコマンドは 失敗します たとえば 次のように行います prompt> openssl req -config %ORACLE_HOME% Apache open_ssl bin openssl.cnf -new -x509 -days 365 -key ca.key -out ca.crt mod_ssl の制限事項 このリリースでは 次のアルゴリズムをサポートしていません! 対称型暗号化アルゴリズム : RC2 RC5 IDEA! ハッシュ アルゴリズム : MD5 第 2 章 Oracle9i Application Server 39

40 インストール時の Apache 構成エラー Oracle9i Application Server Enterprise Edition をインストール中 同じ ORACLE_HOME 上に先に Apache をインストールしている場合に Apache の構成が次のエラーで失敗になります Syntax Error on line 14 of <ORACLE_HOME>/Apache/Apache/conf/mod ose.conf Aurora Service - directive already effect for this server <ORACLE_HOME>/Apache/Apache/bin/apachectl start: httpd could not be started このエラーを回避するには 次のようにします 1. %ORACLE_HOME% Apache Apache conf oracle_apache.conf ファイル上の mod_ose.conf の二重の項目を削除します 2. 次のように Oracle HTTP Server を再起動します a. スタート メニューから 設定 コントロールパネル を選択します コントロールパネル ダイアログ ボックスで サービス をダブルクリックします b. サービス ダイアログ ボックスで Oracle<ORACLE_HOME>HTTPServer をクリックします c. 停止 次に 開始 をクリックします 仮想ホストの使用時に Apache を "APCHECTL -START" で始動した場合のエラー ポート番号のディレクティブと NameVirtualHost のディレクティブ ポートが一致しない場合 このエラーが発生します この問題を解決するには ポートと NameVirtualHost の両方が 必ず同じポートに設定されているようにしてください また NemeVirtualHost ディレクティブに port# を指定しないことによって これを解決することもできます この問題は SSL なしで始動する場合にのみ発生することに注意してください Oracle Web Cache による不正なリスナー ポートの使用 Oracle Web Cache のデフォルト設定では 主要な Web リスナーがポート 7777 でリスニングしていることを前提としています Oracle HTTP Server は デフォルトでは ポート 80 でリスニングします Oracle Web Cache は Web サーバーのポート 7777 に接続できないため 自分のポート 1100 にアクセスしようとしてエラーを返します 40 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

41 この問題を解決するには Web Cache Manager の Application Web Servers 画面で ポート番号をポート 80 に変更します Apache JServ アプリケーションのメモリー増加 Apache JServ ログまたはブラウザで メモリー不足 の状態が報告されたとき その原因が JVM のメモリー不足である場合がよくあります これは 通常 JVM が扱うデータが メモリー割り当てプールを超過したときに起きます JVM 用のメモリー割り当てプールの最大サイズを増加させるには 次の手順を使用してください 1. %ORACLE_HOME% Apache Jserv conf jserv.properties に次の行を追加します wrapper.bin.parameters=-mx<size>m この場合の <size> は メモリー割り当てプールのメガバイト単位での大きさです デフォルト値は 1 メガバイトのメモリーです オラクル社としては 128 メガバイトのサイズを使用することをお薦めします 値を 128 メガバイトに設定するには 次の行を追加してください wrapper.bin.parameters=-mx128m 2. この変更後に これを有効にするために Web サーバーを再起動してください 各国語サポート (NLS) 考慮事項 mod_plsql mod_plsql を構成する時 NLS_LANG 環境変数は DAD レベルではなく Web サーバー インスタンスごとのレベルで構成します Oracle9i Application Server インスタンスを開始する前に 正しい NLS_LANG を設定していることを確認してください Oracle PSP Oracle PSP では loadpsp コマンドを使用して PL/SQL Server Pages(PSP) をデータベースにロードする前に NLS_LANG 環境変数を設定する必要があります JServ と OracleJSP で JDBC OCI8 ドライバを使用する場合 JDBC OCI8 ドライバ経由で Oracle に接続する場合 jserv.properties に適切な NLS_LANG 設定をする必要があります たとえば 次のように行います wrapper.env=nls_lang=american_america.utf8 第 2 章 Oracle9i Application Server 41

42 NLS_LANG 環境変数の詳細は Oracle8i NLS ガイド を参照してください initicache.ora ファイルの NLS パラメータ Oracle Database Cache のインストールでは 元のデータベースと同じデータベース キャラクタ セットを使用するキャッシュが作成されます しかし 日付フォーマットや通貨記号などの 他の各国語サポート (NLS) 機能は 設定されません 元のデータベースの初期化ファイル (initsid.ora) で NLS パラメータを指定している場合は これらのパラメータをキャッシュの初期化ファイル (initicache.ora) にコピーする必要があります (NLS パラメータは "NLS_" で始まります ) たとえば 元のデータベースの初期化ファイルに次のようなパラメータが含まれている場合は それを initicache.ora にコピーしてください NLS_LANGUAGE = JAPANESE NLS_CALENDAR = "Japanese Imperial" NLS_DATE_FORMAT = "E YY-MM-DD" initicache.ora ファイルは %ORACLE_HOME% admin icache pfile ディレクトリにあります NLS の制限事項 このリリースには 次のような NLS エラーが認識されています! ユーザー インタフェースとメッセージの一部が Developer 6i Patch2 の中国語 ( 簡体字 ) 版で表示されません 現時点では 回避策はありません! Oracle Portal 3.0 の翻訳版を使用している Reports Services Secuiry の Reports Availability Calendar 機能で カレンダの見出しの一部文尾が 切り捨てられてしまいます 代わりに英語のインタフェースを使用することができます! Developer 6i Patch2 の Report Builder の中国語 ( 繁体字 ) 版で メニュー項目の "File->Generate to file->delimited" で "Delimited" という語が翻訳されるはすですが 文字化けして表示されます 現時点では 回避策はありません Oracle Forms および Oracle Reports の NLS 翻訳バージョン 今回のリリースより Oracle Forms および Oracle Reports の各国語翻訳バージョンを同時にすべてインストールすることが可能です ただし これは Oracle Forms および Oracle Reports の一部の機能ではできません これらの機能の場合 一度に 1 つの言語のみインストール可能です 次の機能が該当します! Oracle Terminal のヘルプ ( 日本語版のみ ) 42 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

43 ! ドキュメントの目次および索引 ( 日本語版のみ )! Reports/Express Integration( ドイツ語 スペイン語 ( スペイン ) スペイン語 ( 南米 ) フランス語 イタリア語 日本語 ブラジル語およびロシア語が使用可能 )! OLAP Connection Editor( 日本語版のみ ) これらの機能については 正しい翻訳バージョンのファイルがインストール中にマシンにコピーされます その後 希望の翻訳版を使用可能にするために 手動で名前を変更する必要があります これらの手順は すべての翻訳バージョンを同時にインストールした場合にのみ実行する必要があります 重要 : 開始前に 既存のファイルが上書きされる前に必ずバックアップ コピーを作成してください Reports/Express Integration Reports/Express Integration インタフェースの言語を変更するには 次のステップを実行します 1. %ORACLE_HOME% bin ディレクトリに移動します 2. xru60.dll および xpeh.dll ファイルのバックアップ コピーを作成します 3. インストールする言語を選択します 4. xru60<lang>.dll ファイルを xru60.dll にコピーします 使用可能な <lang> の値は 次のリストに示されています 5. xpeh<lang>.dll ファイルを xpeh.dll にコピーします 使用可能な <lang> の値は 次のリストに示されています Reports/Express Integration インタフェースが選択した言語で表示されます 使用言語ブラジル語フランス語ドイツ語スペイン語 ( スペイン ) イタリア語日本語スペイン語 ( 南米 ) ロシア語 <lang> を置換する値 Ptb F D E I Ja Esa Ru 第 2 章 Oracle9i Application Server 43

44 たとえば 日本語を使用する場合 xru60ja.dll を xru60.dll にコピーし 次に xpehja.dll を xpeh.dll にコピーします OLAP Connection Editor OLAP Connection Editor プログラムのユーザー インタフェースを日本語に変更するには 次のステップを実行します 1. %GSINSTALLDIR% ディレクトリに移動します ( 通常は %ORACLE_HOME% olap ece620 です ) 2. xconedit.exe xconedit.hlp および xconedit.cnt ファイルのバックアップ コピーを作成します 3. xconeditja.exe を xconedit.exe に xconeditja.hlp を xconedit.hlp に そして xconeditja.cnt を xconedit.cnt にコピーします XRQ Connection Editor のユーザー インタフェースが日本語で表示されます Oracle Portal Configuration Assistant の使用言語の制限 このリリースでは Oracle Portal Cofiguration Assistant は 英語でのみ使用が保証されています Oracle Portal-to-Go のマルチバイト キャラクタ セット サポート Oracle Portal-to-Go でマルチバイト キャラクタ セットをサポートするには ご使用のサーバーおよびクライアントの両方に次の設定の変更を適用します 注意 : Web Integration Developer および Web Integration Server 同梱の Java 仮想マシン (JVM) には i18n.jar または font.properties ファイルが含まれていないため マルチバイト キャラクタ セットはサポートされていません アプリケーション サーバー アプリケーション サーバーで 次のステップを実行します 1. JVM の font.properties ファイルを font.properties.<locale> に置き換えます サーバーの JVM のパスは次のとおりです %ORACLE_HOME% Apache jdk jre lib 2. server.bat ファイルを編集します サーバーのバッチ ファイルのパスは次のとおりです %ORACLE_HOME% panama WebIntegration Server bin server.bat a. 次の行をコメント化 (REM) します SET SCMD="%JDKDIR% bin java" -ms64m -mx64m -classpath %CLASSPATH% 44 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

45 b. 次の行を Java のコマンドライン オプションとして追加します -Dfile.encoding=<encoding> 次のようにします SET SCMD="%JDKDIR% bin java" -Dfile.encoding=<encoding> -ms64m -mx64m -classpath %CLASSPATH% たとえば 次のようになります SET SCMD="%JDKDIR% bin java" -Dfile.encoding=SJIS -ms64m -mx64m -classpath %CLASSPATH% Oracle Portal-to-Go クライアント クライアントで 次のステップを実行します 1. JavaSoft の Web サイトから Java 実行時環境 (JRE) の国際化 ( またはローカライズ ) バージョンをダウンロードします 2. JavaSoft の Java 実行時環境 (JRE) をインストールします 3. JVM の font.properties ファイルを font.properties.<locale> に置き換えます クライアントの JVM のパスは次のとおりです %JREDIR% lib たとえば 次のようになります SET JDKDIR=jre1.2 lib 4. developer.zip ファイルを解凍します ファイルのパスは次のとおりです %ORACLE_HOME% panama WebIntegration Developer lib developer.zip このファイルを 次のディレクトリに解凍します %ORACLE_HOME% panama WebIntegration Developer lib developer 5. developer.bat ファイルを編集します ファイルのパスは次のとおりです %ORACLE_HOME% panama WebIntegration Developer bin developer.bat a. 次の行をコメント化 (REM) します SET JDKDIR=C: OraHome1 panama WebIntegration Developer jvm b. JDKDIR が JRE 1.2 がインストールされている新しい JRE ディレクトリを参照するよう指定します たとえば 次のようになります REM SET JDKDIR=C: OraHome1 panama WebIntegration Developer jvm 第 2 章 Oracle9i Application Server 45

46 SET JDKDIR=jre1.2 c. 次の行をコメント化 (REM) します SET CLASSPATH="%JDKDIR% LIB RT.JAR;%DEVDIR% LIB DEVELOPER.ZIP; %DEVDIR% packages wmroot code classes" d. CLASSPATH の DEVELOPER.ZIP を DEVELOPER に変更します たとえば 次のようになります SET CLASSPATH="%JDKDIR% LIB RT.JAR;%DEVDIR% LIB DEVELOPER; %DEVDIR% packages wmroot code classes" e. 次の行をコメント化 (REM) します "%JDKDIR% bin jre" -ms16m -mx32m -classpath %CLASSPATH% watt.app.watt.main -config "%DEVDIR% config developer.cnf" -home "%DEVDIR%" %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9 f. 次の行を追加します -Dfile.encoding=<encoding> この行を 次のように Java のコマンドライン オプションとして追加します "%JDKDIR% bin java" -Dfile.encoding=<encoding> -ms16m -mx32m -classpath %CLASSPATH% watt.app.watt.main -config "%DEVDIR% config developer.cnf" -home "%DEVDIR%" %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9 たとえば 次のようになります "%JDKDIR% bin java" -Dfile.encoding=SJIS -ms16m -mx32m -classpath %CLASSPATH% watt.app.watt.main -config "%DEVDIR% config developer.cnf" -home "%DEVDIR%" %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9 その他のリリース ノート 個々の Oracle9i Application Server コンポーネントをインストールすると 各コンポーネントの英語版リリース ノートが %ORACLE_HOME% relnotes ディレクトリにインストールされ これには Oracle9i Application Server OEM ASO JDBC Net8 OID クライアント RDBMS SQL*Plus Intermedia JServer プリコンパイラおよび SQLJ のリリース ノートが含まれています さらに コンポーネントの日本語版リリース ノートは 次のアドレスの Oracle Technology Network Japan で入手可能です その他の英語版リリース ノートの詳細は インストール後に次のファイルを参照してください 46 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

47 Oracle XML Developer s Kit(XDK) $ORACLE_HOME/xdk/index.html OracleJSP $ORACLE_HOME/jsp/doc/releasenotes_11000.txt Oracle9i Application Server への Enterprise JavaBeans の配布 次のファイルには Oracle Database Cache への Enterprise JavaBeans(EJB) の配布に関する情報が含まれています! <cd-rom>: doc relnotes ejbdply.pdf! <cd-rom>: doc relnotes ejbdply.htm <cd-rom> は Oracle9i Application Server の Disk 1 が挿入されているドライブです 第 2 章 Oracle9i Application Server 47

48 第 3 章 Oracle Servlet Engine 原典情報 : A Oracle8i Oracle Servlet Engine Release Notes Release 3 (8.1.7) はじめに この章では Oracle Servlet Engine 環境の初期設定について説明します 次の項目について説明します! はじめに! パラメータ ファイルの変更 1. Oracle Servlet Engine を設定するには セッション シェルを使用します セッション シェルを起動して Oracle Servlet Engine の Web ドメインを構成するコマンドにアクセスします 例 : > sess_sh -u sys/change_on_install -s jdbc:oracle:oci8:@ 2. この手順以降は セッション シェルで実行します createservice コマンドで Web サービスを作成します サービス ルート ディレクトリを定義します サービス名と JNDI ロケーションを指定してください マルチドメイン サービスを作成する場合は IP アドレスとバーチャル ホスト名も定義してください $ createwebservice -root <JNDI ロケーション > <Web サービス名 > 例 : $ createwebservice -root webdomains webserver 3. データベース リスナーを経由して OSE にアクセスするには addendpoint コマンドで登録します $ addendpoint -net8 <Web サービス名 > < エンドポイント名 > 例 : $ addendpoint -net8 -timeout 300 webserver endpnet8 指定のポート番号でディスパッチャを起動しても OSE にアクセスできます 次の例では ポート番号 8800 のディスパッチャでアクセスします 48 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

49 例 : $ addendpoint -port timeout 300 webserver endp createwebdomain コマンドで新しい Web ドメインを作成します 作成される Web ドメインは このコマンドを実行したスキーマにより所有されます ドメインに含まれるサーブレットは ドメイン オーナーとして実行されます -docroot オプションで OSE ファイル ディレクトリを指定します $ createwebdomain [-docroot < ファイル ディレクトリ >] <Web ドメイン名 > 例 : パラメータ ファイルの変更 $ createwebdomain -docroot /usr/local/public_html /webdomains $ exit 必要に応じたケースを選択し パラメータ ファイルを変更します ケース 1 指定のポート番号でディスパッチャを起動する場合 初期化パラメータ ファイル (init.ora) に mts_dispatchers パラメータを追加します mts_dispatchers = "(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost) (PORT=< ポート番号 >))(DISP=1)(PRE= サービス名 >)" 例 : mts_dispatchers = "(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost) (PORT=8800))(DISP=1)(PRE= ケース 2 データベース リスナーを経由して OSE にアクセスする場合 1. 初期化パラメータ ファイル (init.ora) に mts_dispatchers パラメータを追加します > mts_dispatchers = "(PROTOCOL=tcp)(PRE= サービス名 >)" 例 : mts_dispatchers = "(PROTOCOL=tcp)(PRE= 第 3 章 Oracle Servlet Engine 49

50 2. Net8 クライアント用にデフォルトのポート 1521 を使用しない TCP/IP リスナー アドレスを構成する場合は local_listener パラメータを設定し tnsnames.ora ファイルなどを使用してこのパラメータを解決する必要があります > local_listener = "local_listener_name" 例 : local_listener = "listener_orcl" tnsnames.ora ファイルにエントリを追加します > <local_listener_name> = > (ADDRESS_LIST = > (ADDRESS = (PROTOCOL=TCP)(HOST=localhost)(PORT=< ポート番号 >)) > ) > #( ポート番号 :TCP/IP リスナーがリスニングしているポート番号 ) 例 : listener_orcl = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL=TCP)(HOST=localhost)(PORT=7521)) ) 3. Listener.ora ファイルにエントリを追加します > (DESCRIPTION = > (PROTOCOL_STACK = > (PRESENTATION = サービス名 >) > (SERVICE_NAME=localhost) > ) > (ADDRESS = (PROTOCOL=TCP)(HOST=localhost)(PORT=< ポート番号 >)) > ) > #( ポート番号 :HTTP プロトコルをリスニングするポート番号 ) 50 Oracle9i Application Server for Windows NT リリース ノート

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