所得格差はジニ係数 相対的貧困率 年間労働所得 15 万円以下の労働者の割合 いずれの統計でみても 緩やかな拡大を示している ただし その要因については 以下でみるように精査が必要.6 図表 1-1 各種調査においても世帯所得のジニ係数は上昇傾向 図表 1-2 相対的貧困率は緩やかながら増加 12.

Size: px
Start display at page:

Download "所得格差はジニ係数 相対的貧困率 年間労働所得 15 万円以下の労働者の割合 いずれの統計でみても 緩やかな拡大を示している ただし その要因については 以下でみるように精査が必要.6 図表 1-1 各種調査においても世帯所得のジニ係数は上昇傾向 図表 1-2 相対的貧困率は緩やかながら増加 12."

Transcription

1 経済財政諮問会議民間議員提出資料 ( 平成 21 年 4 月 22 日 ) 所得格差の現状について 平成 21 年 4 月 22 日 岩田一政張富士夫三村明夫吉川洋 各グラフの ( 備考 ) の詳細については 巻末の グラフ詳細備考一覧 を参照

2 所得格差はジニ係数 相対的貧困率 年間労働所得 15 万円以下の労働者の割合 いずれの統計でみても 緩やかな拡大を示している ただし その要因については 以下でみるように精査が必要.6 図表 1-1 各種調査においても世帯所得のジニ係数は上昇傾向 図表 1-2 相対的貧困率は緩やかながら増加 ジニ係数 所得分配等における不平等度を表す指標 から 1 までの値をとり に近いほど所得分配等が均等であることを示す 11 1 相対的貧困率 所得の分布における中央値 (24 年 29 万円 ) の 5% に満たない所得の人々の割合を示す.5.45 所得再分配調査 ( 当初所得 ) 税 社会保障による再分配 所得格差 大 ( 年 ) ( 備考 ) 総務省 全国消費実態調査 により作成 等価変換した世帯員ベース 詳細は備考一覧を参照 国民生活基礎調査 全国消費実態調査 ( 二人以上の世帯 ) 家計調査 所得再分配調査 ( 再分配所得 ) ( 年 ) ( 備考 ) 総務省 家計調査 全国消費実態調査 (24 年 ) 厚生労働省 所得再分配調査 国民生活基礎調査 により作成 世帯ベース 詳細は備考一覧を参照 所得格差 小 図表 1-3 年間労働所得 15 万円未満の労働者の割合は 増加傾向 25.% 24.3% 労働者総数に占める割合 24.% 23.% 22.5% 22.% 21.% 2.% 19.4% 19.% 18.% ( 年 ) ( 備考 ) 総務省 就業構造基本調査 により作成 一人当たり 詳細は備考一覧を参照 1

3 ジニ係数の上昇要因高年齢層及び単身世帯では所得格差が大きいため 高齢者世帯や単身世帯の増加はマクロのジニ係数を上昇させる 高齢者世帯の増加 単身世帯の増加 図表 2-1 二人以上世帯のジニ係数 (24 年 ) 及び世帯の年齢別シェアの変化幅 (1989~24 年 ) (% ポイント ) 6 世帯の年齢別シェアの変化幅 ( )( 右目盛 ) ジニ係数 (24) 4 2 所得格差 大 図表 2-2 単身世帯 二人以上世帯のジニ係数 (24 年 ) 及びシェアの変化幅 (199~25 年 ) (% ポイント ) シェアの変化幅 (25-199)( 右目盛 ) ジニ係数 (24) 所得格差 小 歳未満 25~29 3~34 35~39 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 ( 備考 ) 総務省 全国消費実態調査 により作成 詳細は備考一覧を参照 65~69 7~74 75 歳以上 6 ( 世帯主年齢 ).295 二人以上世帯 単身世帯 ( 備考 )1. ジニ係数については 総務省 全国消費実態調査 により作成 2. シェアについては 総務省 国勢調査 により作成 2 8

4 年齢階層別にジニ係数の変化を見ると 6 代の高年齢層の所得格差は縮小傾向にあるが 25 歳未満や 5 代において 所得格差は拡大傾向 図表 3-1 世帯主年齢階層別ジニ係数の推移 図表 3-2 世帯主年齢階層別ジニ係数の変化幅 (1994~24 年 ) 年.2.4 所得格差.1. 大 年.2.3 所得格差 小 歳未満 25~29 3~34 35~39 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 65 歳以上 ( 世帯主年齢 ) 25 歳未満 25~29 3~34 35~39 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 65 歳以上 ( 世帯主年齢 ) ( 備考 ) 内閣府 平成 18 年度版年次経済財政報告書 第 図による ( 備考 ) 内閣府 平成 18 年度版年次経済財政報告書 第 図による 3

5 相対的貧困率の上昇要因 高齢者世帯や単身世帯の増加が マクロでみた相対的貧困率を押し上げている これまで貧困率の比較的低かった世帯 ( 世帯主が 5~64 歳の世帯や 2 人以上の大人のみの世帯 ) のカテゴリー内において貧困率が高まっており それがマクロでみた相対的貧困率を押し上げている 図表 4-1 相対的貧困率の上昇要因 +.4% ポイント各カテゴリー毎のシェア各カテゴリー内の貧困率 = の変化の寄与度 + の変化の寄与度 99 年 9.1% 4 年 9.5% あ (% ポイント ) 1. 世帯主年齢階級別の寄与度 世帯類型別の寄与度 世帯主が 5~64 歳の世帯 の貧困率の変化 (.22) 世帯主が 65 歳以上の世帯 のシェアの変化 (.69) その他 (.47) マクロでみた相対的貧困率 +.4% ポイント 2 人以上の大人のみの世帯 の貧困率の変化 (.28) 2 人以上の大人のみの世帯 のシェアの変化 (.35) 単身世帯 のシェアの変化 (.23) その他 (.45) 図表 世帯類型別シェアの推移 大人 2 人以上と子供の世帯 2 人以上の大人のみの世帯 大人 1 人と子供の世帯 高齢単身世帯 その他単身世帯 7.9 ( 年 ).4 ( 備考 ) 総務省 国勢調査 により作成 詳細は注一覧を参照.6 ( 備考 )1. 総務省 全国消費実態調査 により作成 2. 近似式により寄与を計算 詳細は注一覧を参照 合計は必ずしも一致しない 4

6 低所得労働者の増加要因 正社員が減少する一方 年収が比較的低いパート アルバイトが増加している 労働所得 15 万円未満の労働者には 特に仕事を従 ( 家事等が主 ) としている女性が増加している 45% 4% 35% 3% 図表 5-1 雇用形態別年収 ( 労働所得 ) 分布 (27 年 ) パート アルバイト (% ポイント ) 4 2 図表 5-2 雇用形態別に見た就業者数の総就業者に占めるシェアの変化幅 (2 年間 ) 25% 2% 派遣 2 87 年 97 年 15% 1% 5% 正社員 年 7 年 % 5 万円未満 5~99 万円 1~149 15~199 2~249 25~299 3~399 4~499 ( 備考 ) 総務省 就業構造基本調査 により作成 全労働者 (% ポイント ) ~599 6~699 7~799 8~899 9~999 1~ 万円以上.9 8 正社員 パート アルバイト ( 備考 ) 総務省 就業構造基本調査 により作成 全労働者 図表 5-3 労働所得 15 万円未満の就業者数の総就業者に占めるシェアの変化幅 (1997~27 年 男女 仕事の主従 雇用形態別 ) 派遣 契約 嘱託 その他 パート アルバイト 正社員 役員 自営 家従 男性仕事主男性仕事従女性仕事主女性仕事従 1.7 派遣労働者 契約 + 嘱託 ( 備考 ) 総務省 就業構造基本調査 により作成 年間労働所得 15 万円未満の就業者の割合が 1997 年 19.4% から 27 年 24.3% まで 4.9% ポイント増加した内訳を属性別に見たもの 詳細は備考一覧を参照 5

7 就職氷河期に正社員として就職できなかったフリーターの存在等によりフリーターの年齢構成は高齢化している 派遣労働者の派遣元に対する要望では 正社員として雇用してほしい という要望が最も高い 両親の年収が少ないほど 4 年制大学進学率が低く 就職する割合が高い 22 年 図表 6-1 年齢別に見た 22 年と 28 年のフリーターの数 (44%) 117 (56%) 計 28 万人 ( 万人 ) 7 6 図表 6-3 高校卒業後の予定進路 ( 両親年収別 ) 4 年制大学専門学校短期大学受験浪人 未定就職など 年 87 (51%) 83 (49%) 歳 歳 計 17 万人 ( 備考 ) 1. 総務省 労働力調査 により作成 詳細は備考一覧を参照 2. フリーター とは 15 歳から 34 歳で 男性は卒業者 女性は卒業者かつ未婚の者とし (1) 雇用者のうち勤め先における呼称が パート 又は アルバイト である者 (2) 現在無業の者については家事も通学もしておらず パート アルバイト の仕事を希望する者とする ( 内閣府平成 18 年度年次経済財政報告 ) 派遣前の事業所訪問等を求めないでほしい 職場環境 ( 安全 衛生等 ) を良くしてほしい 個人情報の保護に配慮してほしい 苦情の申し立てに対して迅速に対応してほしい 職場でのいじめやセクハラの防止について責任を持って対応してほしい 図表 6-2 派遣労働者の派遣元に対する要望 正社員として雇用してほしい 年次有給休暇を取りやすくしてほしい 適切な労働時間管理をしてほしい 派遣契約の中途解除を避ける努力をしてほしい 派遣契約期間を長くしてほしい 指揮命令系統を明確にしてほしい 派遣契約外業務を命じないよう管理してほしい その他 万円以下 6 万円以下 8 万円以下 1 万円以下 1 万円超 ( 備考 ) 厚生労働省 派遣労働者実態調査 により作成 不明 ( 備考 ) 東京大学大学院教育学研究科大学経営 政策研究センター 高校生の進路追跡調査第 1 次報告書 (27 年 9 月 ) により作成 詳細は備考一覧を参照 6

8 子どものいる世帯のうち 大人 1 人または無業の場合には 相対的貧困に占めるシェアが総世帯に占めるシェアに比べ高い 母子世帯の一人当たり平均所得金額は 児童のいる世帯の 4 割程度 高齢者世帯の一人当たり平均所得金額は 全世帯の 7 割程度 相対的貧困に占める子どものいる世帯の割合 (4.4) 大人 1 人と子どもの世帯 ( 無業 )(1.) 図表 7-1 子どものいる世帯の割合 大人 1 人と子どもの世帯,( 有業 )(4.3) 大人 2 人以上と子どもの世帯 ( 無業 )(2.3) 総世帯に占める子どものいる世帯の割合 (43.5) (.1) (.7) (19.1) (.4) ( 万円 ) 図表 7-2 世帯類型別の平均所得金額 世帯当たり平均所得金額世帯人員一人当たり平均所得金額 25 2 大人 2 人以上と子どもの世帯 ( 有業者 1 人 ) (18.) 大人 2 人以上と子どもの世帯 ( 有業者 2 人以上 ) (14.8) (23.2) ( 備考 )1. 総務省 全国消費実態調査 ( 平成 16 年 ) により作成 世帯員分布による 2.24 年の相対的貧困率は 9.5% 3. 子ども =17 歳以下 全世帯児童のいる世帯母子世帯高齢者世帯 ( 備考 ) 1. 厚生労働省 国民生活基礎調査 ( 平成 18 年 ) により作成 2. 等価変換した所得 詳細は備考一覧を参照 7

9 OECD の分析によると 相対的貧困ライン以下に該当する子どもの割合は 2 年以降は減少しているが 長期的には増加傾向にある ただし このデータには以下の注意が必要 給付については 年金 児童手当等の現金給付に限定されており 医療 保育 教育等の現物給付は含まれない 負担については 所得税等の直接税及び社会保険料に限定されており 消費税等の間接税は含まれない 国民生活基礎調査に基づくものであること 2.% 図表 8 相対的貧困ラインを下回る子どもの全子ども数に占める割合 18.% 当初所得 ( 所得再分配前 ) 16.% 14.% 12.% 可処分所得 ( 所得再分配後 ) 11.3% 1.8% 12.1% 14.5% 12.9% 12.8% 13.7% 1.% 8.% 8.3% 6.% 4.% 2.%.% 1985 年 1994 年 2 年 23 年 ( 備考 )OECD FACTBOOK29 により作成 8

10 OECD の分析によると 日本の相対的貧困率は OECD 諸国のうち 高位に属する ただし 使用する統計によって結果が異なることに留意 ( 次ページ参照 ) 相対的貧困ラインを下回る現役世帯 ( 世帯主が 18~65 歳の世帯 ) においても 働いている人がいる世帯の割合が高い 2.% 図表 9-1 相対的貧困率の比較 (2 年代半ば ) 図表 9-2 相対的貧困ラインを下回る現役世帯 ( 世帯主が 18~65 歳の世帯 ) における有業者の数 25 年の失業率 18.% 17.1% 18.4% 17.5% 日本 ( 全国消費実態調査 ) % 14.% 12.% 1.% 8.% 6.% 4.% 2.%.% 7.1% 7.1% 6.8% 7.1% 6.6% 5.8% 5.3% 5.3% 7.7% 7.3% 9.5% 8.8% 8.7% 8.1% 8.1% 8.3% デンマークスウェーデンチェコオーストリアノルウェーフランスアイスランドハンガリーフィンランドオランダルクセンブルクスロバキアイギリススイスベルギー参考 : 日本 ( 全国消費実態調査 ) OECD 平均ニュージーランド 12.4% 12.9% 12.6% 12.% 11.4% 11.% 1.6% 1.8% ( 備考 ) OECD FACTBOOK29 により作成 相対的貧困率 所得の分布における中央値の 5% に満たない所得の人々の割合を示す 14.1% 14.9% 14.6% 14.8% 14.6% ドイツイタリアカナダオーストラリアギリシャポルトガルスペイン韓国ポーランドアイルランド日本 ( 国民生活基礎調査 ) アメリカトルコメキシコ 日本 ( 国民生活基礎調査 ) アメリカ OECD 平均 フランス スウェーデン イギリス イタリア ドイツ % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 有業者 2 人以上有業者 1 人有業者なし ( 備考 ) OECD FACTBOOK29 により作成 失業率については スウェーデン以外は総務省 労働力調査 関連資料主要国の失業率より スウェーデンは OECD.Stat より作成

11 貧困率に関するデータ分析は 使用する統計によって対象者の分布等が異なるため 幅をもって解釈する必要がある 2 図表 1-1 我が国の相対的貧困率 図表 1-2 世帯主年齢別の世帯数分布 7 歳以上の割合 35 図表 1-3 国民生活基礎調査と全国消費実態調査における対象者の所得分布の比較 % % 3 全国消費実態調査 (参 18.% 19.% % 15 1 国民生活基礎調査 全国消費実態調査 考)国勢調査 15 1 国民生活基礎調査 OECD 試算全国消費実態調査 ( 日本は国民生活基礎調査ベース ) ( 備考 )OECD Growing Unequal? 総務省 全国消費実態調査 国勢調査 厚生労働省 国民生活基礎調査 により作成 3 万円未満 3-5 万円 5-8 万円 8-13 万円 13 万円以上 1

12 米英加では 197 年代以降 富裕層 ( 所得ランキング最上位.1% の人々 ) の全所得に占めるシェアが急激に上昇した これに対し 日本では大きな上昇はみられない 図表 11 最上位.1% の所得シェア 日本米国カナダ英国フランス ( 注 2) ( 注 3) ( 備考 )1.Piketty, Thomas and Emmanuel Saez. 26. "The Evolution of Top Incomes: A Historical and International Perspective." American Economic Review Papers and Proceedings, 96(2), 26, pp (NBER Working Paper No version) データは より入手 2. 英国は 1981 年の値 3. 米国 カナダは 2 年 英国 フランスは 1998 年の値 11

13 参考グラフ 25( 平成 17) 年調査 図表 12-1 ジニ係数の変化の要因分析 世帯主年齢の構成割合調整後 ( 注 1) 世帯人員の構成割合調整後 ( 注 2) 当初所得再分配所得 (8%) (12%) ( 8%).6 22( 平成 14) 年調査 < 世帯構成別 > 図表 12-2 相対的貧困率の上昇要因 (1999 年 :9.1% 24 年 :9.5% 計 +.4% ポイント ) 合計 単身世帯 大人 1 人と子どもの世帯 2 人以上の大人のみの世帯 大人 2 人以上と子どもの世帯 相対的貧困率の変化幅 各世帯類型毎のシェアの変化による寄与度 各世帯類型内の貧困率の変化による寄与度 < 世帯主の年齢階級別 > 合計 世帯主 3 歳未満 世帯主 3 ~ 49 歳 世帯主 5 ~ 64 歳 世帯主 65 歳以上 相対的貧困率の変化幅 ( 備考 )1. 厚生労働省 所得再分配調査報告書 図 1( 平成 17 年 ) より 2.( 注 1) 平成 17 年 所得再分配調査 において 世帯主の年齢 5 歳階級別の構成割合が平成 14 年調査の割合と同一になるようなウエイト付けをしてジニ係数を算出したもの ( 注 2) 注 1 に加え 更に世帯人員別の構成割合が平成 14 年調査の割合と同一になるようなウエイト付けをしてジニ係数を算出したもの 各世帯主年齢階級毎のシェアの変化による寄与度 各世帯主年齢階級内の貧困率の変化による寄与度 ( 備考 ) 総務省 全国消費実態調査 により作成 下線を付した計数から 図表 4-1 を作成 詳細は備考一覧を参照 12

14 参考グラフ 図表 13-1 相対的貧困率 9.5% を 1% とした内訳 図表 13-2 世帯類型別に見た 相対的貧困にある世帯の割合 1% 9% 8% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% % 大人 2 人以上と子どもの世帯 2 人以上の大人のみの世帯 大人 1 人と子どもの世帯 (4%) 大人 2 人以上と子どもの世帯 (2%) 大人 1 人と子どもの世帯 (1%) ( 有業者 2 人以上 ) (15%) ( 有業者 2 人以上 ) (9%) 単身世帯 (5%) 2 人以上の大人のみの世帯 (21%) 単身世帯 (16%) ( 有業者 1 人 ) (18%) ( 有業者 1 人 ) (8%) 世帯構成別 有業 6 % 無業 4 % 世帯主 5~64 歳 ( 有業者 2 人以上 ) (11%) 世帯主 65 歳以上 ( 有業者 1 人 ) (3%) 世帯主 5~64 歳 ( 有業者 1 人 ) (9%) 世帯主 3~49 歳 ( 有業者 2 人以上 ) (1%) 世帯主 3~49 歳 ( 有業者 1 人 )(18%) 世帯主 3 歳未満 ( 有業者 1 人 )(6%) 世帯主 65 歳以上 (27%) 世帯主 5~64 歳 (1%) 世帯主の年齢階級別 世帯主 65 歳以上 ( 有業者 2 人以上 ) (2%) 世帯主 3 歳未満 ( 有業者 2 人以上 ) (1%) 世帯主 3~49 歳 (2%) 世帯主 3 歳未満 総数 単身世帯 大人 1 人と 子どもの世帯 人以上の大人のみの世帯 大人 2 人以上と子どもの世帯 ( 備考 ) 総務省 全国消費実態調査 ( 平成 16 年 ) により作成 ( 備考 ) 総務省 全国消費実態調査 により作成 世帯員分布による 相対的貧困算出の際の所得の中位値は 全世帯を対象 13

15 参考グラフ 図表 14-1 夫の所得階層別に見た労働所得 15 万円未満の既婚女性労働者数の増減幅 (1997~27 年 ) 図表 14-2 母子世帯数及び母子世帯における児童数 有子離婚件数の推移 ( 万人 ) 6 ( 万件 ) ( 万人 ) パートパート以外 ~15 万円 15 万 ~299 万円 3 万 ~499 5 万円以上 母子世帯数有子離婚件数母子世帯における児童数 ( 右目盛 ) 8 ( 備考 ) 総務省 就業構造基本調査 により作成 ( 備考 ) 母子世帯数 総務省 国勢調査 未婚 死別又は離別の女親と その未婚の 2 歳未満の子どものみから成る一般世帯 ( 他の世帯員がいる場合 (3 世代同居等 ) を含まない ) 有子離婚件数 厚生労働省 人口動態調査 各年における 子どもを有する夫婦の離婚件数 母子世帯における児童数 国勢調査を用いて 1 世帯当たり児童数から内閣府にて計算 14

16 グラフ詳細備考一覧 P.1 各種調査においても世帯所得のジニ係数は上昇傾向 1. 総務省 家計調査 総務省 全国消費実態調査 厚生労働省 所得再分配調査 国民生活基礎調査 により作成 2. 家計調査 の系列は年間収入 ( 過去 1 年間の現金収入 課税前 ) の 5 分位を用いて計算 3. 全国消費実態調査 の系列は年間収入 ( 過去 1 年間の収入総額 課税前 ) の 1 分位を用いて計算 4. 所得再分配調査 の系列の当初所得は課税前 再分配所得は課税 社会保険料控除後 社会保障給付を含む 5. 国民生活基礎調査 の系列は年間所得金額 ( 課税前 ) 5. 世帯ベース P.1 相対的貧困率は緩やかながら増加 1. 内閣府 (27) 日本経済 景気回復 6 年目の試練 - 第 図による 年 89 年 94 年のデータは経済企画庁 日本の所得格差 による ( 全国消費実態調査から 年収調査票がない世帯 収入に不詳がある世帯 調整係数がゼロの世帯 18 歳未満の単身世帯 家計を主に支える人が世帯員以外の家族である世帯 単身赴任 出稼ぎの単身世帯 を控除した上で集計 ) 年 24 年のデータは 総務省 全国消費実態調査 による ( 全国消費実態調査から 年間収入が不詳の世帯 18 歳未満の単身世帯 家計を主に支える人が世帯員以外の家族である世帯 単身赴任 出稼ぎの単身世帯を控除した上で集計 ) 4. 相対的貧困率とは 所得の分布における中央値の 5% に満たない人々の割合を表す 5. 家族の数が増えても世帯の消費はそれほどには増加しないという特性を踏まえつつ 世帯員ベースに世帯の所得を変換するため 世帯所得を世帯員数の平方根で除した等価所得を用いた (24 年の等価年間可処分所得の中央値は約 29 万円 ) 6. 可処分所得は 世帯員の所得 属性から税額 社会保険料を推計し 所得から控除したもの P.1 年間所得 15 万円未満の労働者の割合は 増加傾向 1. 総務省 就業構造基本調査 により作成 2. ここでの所得とは有業者 1 人当たり課税前労働所得 ( 名目 ) 3. 参考までに 民間給与実態統計調査によれば 1 年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は 1997 年約 467 万円 22 年約 448 万円 27 年約 437 万円で推移してきた 4. 労働所得 とは 調査票上 この仕事からの 1 年間の収入又は収益 ( 税込み ) を指す なお 仕事に就いてから 1 年未満の人は 1 年間の見積額 自営業の場合は 売上高から必要経費を差し引いた営業利益 を指す 5. 仕事主 とは 調査票上 ふだん何か収入になる仕事をしている と回答した者のうち 仕事をおもにしている と回答したもの 仕事従 とは ふだん何か収入になる仕事をしている と回答した者のうち それ以外の者 ( 家事や通学などが主な者 ) を指す P.2 二人以上世帯のジニ係数 (24 年 ) 及び世帯の年齢別シェアの変化幅 (1989~24 年 ) 総務省 全国消費実態調査 により作成 二人以上世帯の結果 P.4 相対的貧困率の上昇要因 1. 総務省 全国消費実態調査 により作成 P.8 参考 3 相対的貧困率の上昇要因の表をもとにグラフを作成 2. 以下の近似式により寄与を計算 合計は必ずしも一致しない ( Δai, t X i, t + ΔX i, t ai ) Δ T t + 1 i, t ここで T : 相対的貧困率 a i : 属性 i の世帯における相対的貧困世帯の割合 X i : 属性 i の世帯が全体に占める割合 とし Δ X を相対的貧困に陥るリスクの変化による寄与 Δ a i, t i, t X i, t ai, t を世帯類型のシェアの変化による寄与とした 3. 世帯員ベース ( 等価弾性値 =.5 を用いた等価可処分所得に基づき計算 ) P.4 世帯類型別シェアの推移 1. 総務省 国勢調査 により作成 世帯数ベース 2. 世帯類型は以下の通り 1) 単身世帯は 国勢調査における単独世帯を指す 2) 大人 1 人と子供の世帯は 国勢調査の核家族世帯のうち男親と子どもの世帯 及び女親と子どもの世帯を指す 3)2 人以上の大人のみの世帯は 国勢調査の核家族世帯のうち夫婦のみの世帯 その他の親族世帯のうち 子どものいない世帯 ( 兄弟姉妹のみ及び他に分類されない親族世帯を含む ) 非親族世帯を指す 4) 大人 2 人以上と子どもの世帯は 国勢調査の核家族世帯のうち夫婦と子どもの世帯 その他の親族世帯のうち 子どものいる世帯を指す 3. 国勢調査 における子どもには 18 歳以上の世帯員を含む 全国消費実態調査 における子供は 18 歳未満の世帯員を指す このため 両者の世帯構成は厳密には一致しない P.5 労働所得 15 万円未満の就業者数の総就業者に占めるシェアの変化幅 ( 男女 仕事の主従 雇用形態別 1997~27 年 ) 1. 総務省 就業構造基本調査 により作成 2. 労働所得 とは 調査票上 この仕事からの 1 年間の収入又は収益 ( 税込み ) を指す なお 仕事に就いて 1 年未満の人は 1 年間の見積額 自営業の場合は 売上高から必要経費を差し引いた営業利益 を指す 3. 仕事主 とは 調査票上 ふだん何か収入になる仕事をしている と回答した者のうち 仕事をおもにしている と回答したもの 仕事従 とは ふだん何か収入になる仕事をしている と回答した者のうち それ以外の者 ( 家事や通学などが主な者 ) を指す P.6 年齢別に見た 22 年と 28 年のフリーターの数 1. 総務省 労働力調査 により作成 2. なお フリーター とは 15 歳から 34 歳で 男性は卒業者 女性は卒業者かつ未婚の者とし (1) 雇用者のうち勤め先における呼称が パート 又は アルバイト である者 (2) 現在無業の者については家事も通学もしておらず パート アルバイト の仕事を希望する者とする ( 内閣府平成 18 年度年次経済財政報告 ) 年までの数値と 22 年以降の数値では フリーターの定義等が異なることから接続しない点に留意が必要 P.6 高校卒業後の予定進路 ( 両親年収別 ) 1. 東京大学大学院教育学研究科大学経営 政策研究センター 高校生の進路追跡調査第 1 次報告書 (27 年 9 月 ) により作成 2. 日本全国から無作為に選ばれた高校 3 年生 4, 人とその保護者 4, が対象 3. 両親年収は 父母それぞれの税込年収に中央値を割当て ( 例 : 5~7 万円未満 なら 6 万円 ) 合計したもの 4. 無回答を除く 就職など には就職進学 アルバイト 海外の大学 学校 家業手伝い 家事手伝い 主婦 その他を含む 専門学校には各種学校を含む P.7 母子世帯の平均所得金額 1. 厚生労働省 国民生活基礎調査 ( 平成 18 年 ) により作成 2. 平成 17 年 1 月から 12 月までの 1 年間の所得である 3. 児童のいる世帯 とは 母子世帯 を含む数値である 4. 母子世帯 は客体が少ないため 数値の使用には注意を要する 5. 家族の数が増えても世帯の消費はそれほどには増加しないという特性を踏まえつつ 世帯員ベースに世帯の所得を変換するため 世帯所得を世帯員数の平方根で除した等価所得を用いた 15

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ 大格差みずほインサイト 政策 2017 年 1 月 11 日 世帯の年間収入格差が拡大高齢者世帯の格差は中長期的には縮小傾向 政策調査部上席主任研究員 堀江奈保子 03-3591-1308 naoko. horie@mizuho-ri.co.jp 総務省 全国消費実態調査 によると 二人以上の世帯の年間収入格差は拡大が続いている 世帯主の年齢階級別にみると おおむね年齢の上昇とともに格差が拡大する

More information

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし 相対的貧困率等に関する調査分析結果について 平成 27 年 12 月 18 日 内閣府 総務省 厚生労働 省 (1) 調査分析の趣旨 格差の議論で用いられる指標の一つとして相対的貧困率があり 政府統計のうち相対的貧困率を算出している調査としては 総務省 全国消費実態調査 と厚生労働省 国民生活基礎調査 がある 格差に関する議論が高まっている中で 相対的貧困率が上昇している要因 両調査のサンプルの特徴

More information

相対的貧困率等に関する調査分析結果について

相対的貧困率等に関する調査分析結果について 相対的貧困率等に関する調査分析結果について 平成 27 年 12 月 18 日 内 閣 府 総 務 省 厚生労働省 (1) 調査分析の趣旨 格差の議論で用いられる指標の一つとして相対的貧困率があり 政府統計のうち相対的貧困率を算出している調査としては 総務省 全国消費実態調査 と厚生労働省 国民生活基礎調査 がある 格差に関する議論が高まっている中で 相対的貧困率が上昇している要因 両調査のサンプルの特徴

More information

Microsoft Word - 28概況(所得・貯蓄)(170929)(全体版・正)

Microsoft Word - 28概況(所得・貯蓄)(170929)(全体版・正) Ⅱ 各種世帯の所得等の状況 平成 28 年調査 の所得とは 平成 27 年 1 月 1 日から 12 月 31 日までの 1 年間の所得であり 貯蓄 借入金とは 平成 28 年 6 月末日の現在高及び残高である なお 生活意識については 平成 28 年 7 月 14 日現在の意識である 1 年次別の所得の状況 平成 27 年の 1 世帯当たり平均所得金額 ( 熊本県を除く ) は 全世帯 が 545

More information

目次 第 1 章調査概要 調査の目的 調査の方法... 1 第 2 章分析内容 世帯主年齢階級別の世帯数割合 世帯主年齢階級別の等価可処分所得 世帯主年齢階級別の等価所得 拠出金の内訳 世帯主年齢階級別

目次 第 1 章調査概要 調査の目的 調査の方法... 1 第 2 章分析内容 世帯主年齢階級別の世帯数割合 世帯主年齢階級別の等価可処分所得 世帯主年齢階級別の等価所得 拠出金の内訳 世帯主年齢階級別 少子高齢社会等調査検討事業 家計所得の分析に関する報告書 平成 29 年 3 月 みずほ情報総研株式会社 目次 第 1 章調査概要... 1 1. 調査の目的... 1 2. 調査の方法... 1 第 2 章分析内容... 2 1. 世帯主年齢階級別の世帯数割合... 2 2. 世帯主年齢階級別の等価可処分所得... 3 3. 世帯主年齢階級別の等価所得 拠出金の内訳... 4 4. 世帯主年齢階級別

More information

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人 資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人 ) (%) 166,924 18, 14. 155,779 157,731 16,119 163,34

More information

図 3 世界の GDP 成長率の実績と見通し ( 出所 ) Capital in the 21st century by Thomas Piketty ホームページ 図 4 世界の資本所得比率の実績と見通し ( 出所 ) Capital in the 21st century by Thomas P

図 3 世界の GDP 成長率の実績と見通し ( 出所 ) Capital in the 21st century by Thomas Piketty ホームページ 図 4 世界の資本所得比率の実績と見通し ( 出所 ) Capital in the 21st century by Thomas P ( 図表 ) 図 1 ジニ係数の計算の仕方 所得の割合 ( 累積 ) ( 完全に公平な分配の場合 :45 度線 ) ( 現実の分配 ) 家計の割合 ( 累積 ) 図 2 先進国の資本の対国民所得比 ( 出所 ) Capital in the 21st century by Thomas Piketty ホームページ 1 図 3 世界の GDP 成長率の実績と見通し ( 出所 ) Capital in

More information

平成25年 国民生活基礎調査【所得票】 結果表一覧(案)

平成25年 国民生活基礎調査【所得票】 結果表一覧(案) 平成 25 年国民生活基礎調査 所得票 結果表一覧 ( 案 ) ( 表題の前に * が付してある表は 新規作成表である ) 年次推移 第 1 表平均所得金額 - 平均世帯人員 - 平均有業人員, 年次別 第 2 表世帯数の相対度数分布 - 累積度数分布, 年次 所得金額階級別 第 3 表 1 世帯当たり平均所得金額 - 構成割合, 年次 所得の種類別 第 4 表当該所得のある世帯数の構成割合, 年次

More information

Microsoft Word - 概要.doc

Microsoft Word - 概要.doc 平成 27 年国勢調査 ( 世帯構造等基本集計結果 ) ~ の概要 ~ 平成 29 年 12 月 経営管理部情報統計局 統計調査課 ~~~ 目 次 ~~~ 1 世帯の状況 1 2 親子の同居 非同居 2 3 母子 父子世帯 5 世帯構造等基本集計とは 世帯構造等基本集計は 全ての調査票を用いて母子 父子世帯 親子の同居等の世帯状況に関する結果について集計した確定値となります 詳細な結果は 下記 URL

More information

本資料は 様々な世帯類型ごとに公的サービスによる受益と一定の負担の関係について その傾向を概括的に見るために 試行的に簡易に計算した結果である 例えば 下記の通り 負担 に含まれていない税等もある こうしたことから ここでの計算結果から得られる ネット受益 ( 受益 - 負担 ) の数値については

本資料は 様々な世帯類型ごとに公的サービスによる受益と一定の負担の関係について その傾向を概括的に見るために 試行的に簡易に計算した結果である 例えば 下記の通り 負担 に含まれていない税等もある こうしたことから ここでの計算結果から得られる ネット受益 ( 受益 - 負担 ) の数値については 世帯類型別の受益と負担について 参考資料 2-4(2) 未定稿 平成 23 年 6 月 8 日内閣府 類型 世帯主年齢 性別 配偶者 子ども人数 1 20 代男性 なし ( 単身 ) なし 2 20 代女性 なし ( 単身 ) なし 3 30 代男性 なし ( 単身 ) なし 4 30 代男性 あり なし 5 30 代男性 あり 1 人 6 30 代男性 あり 2 人 7 30 代男性 あり ( 共働き

More information

Microsoft PowerPoint

Microsoft PowerPoint ( 資料出所 ) 平成 11 年までは総務省 労働力調査 ( 特別調査 ) (2 月調査 ) 長期時系列表 9 平成 16 年以降は総務省 労働力調査 ( 詳細集計 ) ( 年平均 ) 長期時系列表 1 ( 注 )1) 平成 17 年から平成 22 年までの数値は 平成 22 年国勢調査の確定人口に基づく推計人口 ( 新基準 ) の切替による遡及集計した数値 ( 割合は除く ) 2) 平成 23 年の数値

More information

税・社会保障等を通じた受益と負担について

税・社会保障等を通じた受益と負担について 資料 8 税 社会保障等を通じた 受益と負担について 平成 27 年 6 月 1 日内閣府 1. 様々な世帯類型別にみた受益 負担構造 年金給付のある高齢者や 教育サービスを受ける子どものいる世帯では 受益が大きい傾向 4 世帯類型別の受益と負担 (215 年 ) 1 3 2 1-1 -2-1.1-53.3 1.9 1.5-18. -135.8 1.2 9.1-16.3-16.7-114.9-143.

More information

02世帯

02世帯 Ⅰ 世帯数と世帯人員数の状況 1 世帯構造及び世帯類型の状況 結果の概要 6 月 6 日現在における全国の世帯は 511 万 2 千世帯となっている 世帯構造別にみると 夫婦と未婚の子のみの世帯 が 189 万 9 千世帯 ( 全世帯の 29.7) で最も多く 次いで 単独世帯 が 1328 万 5 千世帯 ( 同 26.5) 夫婦のみの世帯 が 116 万 千世帯 ( 同 23.2) となっている

More information

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要 第 1 雇用者 ( 正規, 非正規の職員 従業員別の動向など ) 1 正規の職員 従業員は56 万人増加, 非正規の職員 従業員は13 万人増加 217 年平均の役員を除く雇用者は546 万人と, 前年に比べ69 万人の増加となった このうち正規の職員 従業員は3423 万人と56 万人の増加となった 一方, 非正規の職員 従業員は236 万人と13 万人の増加となった 別にみると, 性は正規の職員

More information

平成26年全国消費実態調査 所得分布等に関する結果 結果の概要

平成26年全国消費実態調査 所得分布等に関する結果 結果の概要 平成 26 年全国消費実態調査 所得分布等に関する結果 結果の概要 平成 28 年 10 月 31 日 目 次 結果の概況 Ⅰ ジニ係数 1 等価可処分所得のジニ係数... 1 2 世帯のジニ係数... 3 Ⅱ 貧困率 1 相対的貧困率... 5 2 子どもの相対的貧困率... 5 < 付 録 > ジニ係数の計算方法... 7 等価可処分所得の計算方法... 8 相対的貧困率の計算方法... 9

More information

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増 (1) 人口増加率 0.07% 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 人口増加率 = 期間中の人口増加数 期間の始めの人口総数 人口増加数 :65 人 期間の始めの人口総数 :96,540 人 ( 平成 27 年 10 月 ~ 平成 28 年 9 月 ) 平成 17 年

More information

01 公的年金の受給状況

01 公的年金の受給状況 Ⅲ 調査結果の概要 ( 受給者に関する状況 ) 1 公的年金の受給状況 本人の公的年金 ( 共済組合の年金 恩給を含む ) の年金額階級別構成割合をみると 男子では 200~ 300 が41.3% 100~200 が31.4% となっている これを年齢階級別にみると 70 歳以上では約半数が200 以上となっている また 女子では 50~100 が4 0.7% 100~200 が31.4% となっている

More information

平成30年版高齢社会白書(概要版)(PDF版)

平成30年版高齢社会白書(概要版)(PDF版) 第 2 節 高齢期の暮らしの動向 1 就業 所得 経済的な暮らし向きに心配ないと感じる 6 歳以上の者は 64.6% 6 歳以上の者の経済的な暮らし向きについてみると 心配ない ( 家計にゆとりがあり まったく心配なく暮らしている と 家計にあまりゆとりはないが それほど心配なく暮らしている の計 ) と感じている人の割合は全体で64.6% であり 年齢階級別にみると 年齢階層が高いほど 心配ない

More information

税 社会保障等を通じた 受益と負担について ( 配布資料 ) 平成 27 年 6 月 1 日内閣府 1 本分析の趣旨 経済再生と両立する 22 年度の財政健全化の達成に向けた具体的な計画については 現在我が国で生じている 経済 社会の変化や 現在の国民の受益と負担の構造を踏まえて議論していく必要がある 本分析は 上記の問題意識の下 税 社会保障等を通じた受益 負担構造の現状並びに約 2 年前との比較について検証したものである

More information

< F2D E382E D8A878AAF8F4390B3816A95F1>

< F2D E382E D8A878AAF8F4390B3816A95F1> 平成 17 年 所得再分配調査報告書 厚生労働省政策統括官 ( 社会保障担当 ) 政策統括官付政策評価官室 電話 03-5253-1111 調査総務係 ( 内線 7778,7779) 平成 17 年 所得再分配調査報告書 目 次 序章調査の概要 1 第 1 章 世帯単位でみた所得再分配調査結果 3 1 所得再分配による所得分布の変化 3 2 所得再分配による十分位階級別所得構成比の変化 4 3 所得再分配によるジニ係数の変化

More information

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 3 年 11 月 内閣府男女共同参画局 ( 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 ) 第 1 子出産前後に女性が就業を継続する割合は上昇 これまでは 4 割前後で推移してきたが 最新の調査では 53.1% まで上昇した 育児休業制度を利用して就業を継続した割合も大きく上昇している 第 1 子出産を機に離職する女性の割合は

More information

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

Microsoft Word 結果の概要(1世帯) 結果の概要 Ⅰ 世帯数と世帯人員の状況 1 世帯構造及び世帯類型の状況 6 月 2 日現在における全国の世帯総数 ( 熊本県を除く ) は 99 万 5 千世帯となっている 世帯構造をみると 夫婦と未婚の子のみの世帯 が 17 万 千世帯 ( 全世帯の 29.5%) で最も多く 次いで が 133 万 千世帯 ( 同 26.9%) 夫婦のみの世帯 が 1185 万世帯 ( 同 23.7%) となっている

More information

表紙

表紙 第 1 章 人口と世帯 第 1 第節 1 節人口の構成 1 男女別人口平成 22 年の 国勢調査 によると 本道の総人口は 550 万 7 千人 そのうち女性は290 万 3 千人 男性は260 万 4 千人で 女性は男性より29 万 9 千人多く 本道の総人口の52.7 % を占めています 男女別の人口の推移をみると 女性の人口増加率は 戦争の影響による一時期を除き男性と比べ高く 昭和 40 年には男女の人口比率が逆転して女性が男性を上回り

More information

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要 平成 27 年 国勢調査 世帯構造等基本集計結果の概要 平成 29 年 11 月 札幌市まちづくり政策局政策企画部企画課 用語の解説や利用上の注意などについては 総務省統計局のホームページ (http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/index.htm) をご覧ください 2 平成 27 年 10 月 1 日現在で実施された平成 27 年国勢調査の世帯構造等基本集計結果が公表されましたので

More information

2 累計 収入階級別 各都市とも 概ね収入額が高いほども高い 特別区は 世帯収入階級別に見ると 他都市に比べてが特に高いとは言えない 階級では 大阪市が最もが高くなっている については 各都市とも世帯収入階級別の傾向は類似しているが 特別区と大阪市が 若干 多摩地域や横浜市よりも高い 東京都特別区

2 累計 収入階級別 各都市とも 概ね収入額が高いほども高い 特別区は 世帯収入階級別に見ると 他都市に比べてが特に高いとは言えない 階級では 大阪市が最もが高くなっている については 各都市とも世帯収入階級別の傾向は類似しているが 特別区と大阪市が 若干 多摩地域や横浜市よりも高い 東京都特別区 (5) 累計 1 累計 年齢階級別 各都市とも 年齢が高くなるほどは高い は までは概ね上昇傾向にあるが になると低下する 特別区は 各年齢階級とも最もは高いが では多摩地域や横浜市と大きな差はない については どの年齢階級でも他都市よりも高くなっている 大阪市は 各年齢階級とも がやや低くなっているが は多摩地域や横浜市とほぼ同額である 図表 II-30 都市別 世帯主年齢階級別 累計 東京都特別区

More information

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態 平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態 就業者の産業別構成 母子世帯及び父子世帯等に関する集計であり 神奈川県の概要は 次のとおりです なお

More information

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調 公的年金加入者等の所得 に関する実態調査 結果の概要について Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調査事項にはない収入 所得の情報を得るために

More information

タイトル

タイトル 経済トレンド 高齢者世帯の収入と貯蓄 ~ 平均像では経済的余裕はあるが格差は大 ~ 経済調査部 ( 現政策研究部 ) 近江澤猛 ( 要旨 ) 65 歳以上の高齢者がいる世帯の割合は 1980 年には 24.0% だったが 少子高齢化の進展により 2009 年には 41.9% まで上昇している さらに かつては高齢者のいる世帯といえば 三世代世帯 だったが 現在では 高齢夫婦のみ世帯 また 高齢単身世帯

More information

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ 第 3 次産業活動指数 (17 年 =1 季節調整済) で 15~24 年の スポーツ施設提供業 の推移をみると スポーツ施設提供業 ( 全体 ) が横ばい傾向で推移する中 内訳の一つである フィットネスクラブ は上昇傾向で推移している ( 第 1 図 ) 以下では フィットネスクラブ に焦点を当て 特定サービス産業動態統計で利用者数及び売上高の動向を見るとともに

More information

図表 1 両親年収別の高校卒業後の進路 1( 所得階級 5 区分 ) 高校生の進路追跡調査第 1 次報告書 69 頁 図 3-2 再掲

図表 1 両親年収別の高校卒業後の進路 1( 所得階級 5 区分 ) 高校生の進路追跡調査第 1 次報告書 69 頁 図 3-2 再掲 高校生の進路と親の年収の関連について 東京大学大学院教育学研究科 大学経営 政策研究センター 2009 年 7 月 31 日 東京大学大学経営 政策研究センターが 2005 年 11 月 2006 年 3 月に実施した 高校生の進路についての調査 から 親の年収によって大学進学率に差があることが明らかになっています ここでは 結果の概要やしばしばお問い合わせいただく内容をまとめましたので ご覧ください

More information

資料1 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について

資料1 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について資料 1 平成 30 年度以降の子供の学習費調査に関する研究会 ( 第 5 回 平成 30 年 7 月 4 日 ) 第 3 回研究会までの議論 ( 論点のまとめ ) 本調査の分析の幅を広げるため 世帯特性に係るデータの調査をさらに充実させるべき 平成 30 年度調査から世帯特性データの調査拡充 ( ) を行っているが さらに ひとり親か否か を集計の観点に加えることにより

More information

近年の社会経済の変化と家計の動向 第2章 図表2-3-2 世帯主年齢階級別 所得階層別の世帯の所得分布 等価所得 1.4 0.3 29歳以下 17.1 27.7 30.0 13.2 7.8 2.2 0.3 第 2 章 1.4 30 39歳 3.2 14.0 40 49歳 4.6 50 59歳 5.3 60 69歳 30.7 13.4 21.1 16.8 8.6 24.6 12.3 21.9 14.5

More information

2. 繰上げ受給と繰下げ受給 65 歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金は 本人の選択により6~64 歳に受給を開始する 繰上げ受給 と 66 歳以降に受給を開始する 繰下げ受給 が可能である 繰上げ受給 を選択した場合には 繰上げ1カ月につき年金額が.5% 減額される 例えば 支給 開始年齢

2. 繰上げ受給と繰下げ受給 65 歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金は 本人の選択により6~64 歳に受給を開始する 繰上げ受給 と 66 歳以降に受給を開始する 繰下げ受給 が可能である 繰上げ受給 を選択した場合には 繰上げ1カ月につき年金額が.5% 減額される 例えば 支給 開始年齢 みずほインサイト 政策 218 年 6 月 8 日 年金繰下げ受給の効果 7 歳超の繰下げ拡大で高齢者の就業促進期待 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 3-3591-138 naoko.horie@mizuho-ri.co.jp 年金の支給開始年齢は原則 65 歳だが 66~7 歳からの繰下げ受給を選択すると年金額は繰下げ 1 カ月につき.7% 増える 今後 繰下げ制度の周知と 7 歳超の受給開始に関する検討が行われる

More information

Microsoft PowerPoint EU経済格差

Microsoft PowerPoint EU経済格差 EU における経済的格差の現状について 2018 年 5 月欧州連合日本政府代表部 1. 所得格差 所得のジニ係数 2 所得分布 3 相対的貧困率 4 2. 資産格差 ( 資産のジニ係数, 資産分布 ) 5 3. 地域間 ( 国別 ) 格差 ( 一人当たりGDP) 6 4. 格差感 公平, 格差に関する世論調査 7 欧州の将来に関する世論調査 8,9 1. 所得格差 1: ジニ係数 ( 社会全体の格差を測る指標

More information

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項 第 1 位に3 点 第 2 位に2 点 第 3 位に1 点を配分して点数化し その合計値をみると が0.95 点で最も高く 次いで 0.79 点 0.71 点 0.59 点の順となっている 都市規模別にみると は 大都市 (0.94) で高く 町村 (0.62) で低くなっている は大都市 (0.59) で も 大都市 (0.85) で低くなっている 性別にみると は男性 (0.74) より女性 (0.85)

More information

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題          第 2 章 子育て環境の現状と今後の課題 7 第 1 節 国における子育て環境の現状と今後の課題 国における出生数は 第 1 次ベビーブーム ( 昭和 22~24 年 ) で約 270 万人 第 2 次ベビーブーム ( 昭和 46~49 年 ) で約 200 万人と高い時代もありましたが その後 出生数は減少し続け 昭和 59 年には 150 万人を割り込み 平成 3 年以降は増減を繰り返しながら

More information

平成28年版高齢社会白書(概要版)

平成28年版高齢社会白書(概要版) 平成 27 年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 高齢化の現状と将来像 高齢化率は 26.7% 我が国の総人口は平成 27(201) 年 10 月 1 日現在 1 億 2,711 万人 ( 表 1-1-1) 6 歳以上の高齢者人口は 3,392 万人 6 歳以上を男女別にみると 男性は1,466 万人 女性は1,926 万人で 性比 ( 女性人口

More information

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意 第 1 章 アンケート調査概要 1 調査の目的 宮崎県における男女共同参画に関する意識と実態を統計的に把握し 今後の男女共同参画施策 の一層の推進を図るための基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の設計と内容 1 調査地域 : 宮崎県全域 2 調査対象 : 宮崎県在住の 20 歳以上の男女 3,000 人 ( 男女各 1,500 人 ) 3 抽出方法 : 無作為抽出 4 調査方法 : 郵送配付

More information

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の 平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の雇用形態 Ⅲ 非労働力人口 6 1 就業希望の有無 2 就業希望者統計表 8 労働力調査の集計区分 労働力調査には次の集計区分があり,

More information

18歳人口の分布図(推計)

18歳人口の分布図(推計) 約59万4000人(約49.0%)18 歳人口 ( 1) 全体の人数 : 約 121 万 2000 人 大学等 ( 3) 進学者 約 58 万 3000 人 ( 約 48.1%) うち短期大学 ( 4) 進学者約 6 万 8000 人 ( 約 5.6%) 高等専門学校 (4 年次在籍者 ) 約 1 万 1000 人 ( 約 0.9%) 18 歳人口の分布図 ( 推計 ) 青枠 : 高等学校等 ( 2)

More information

平成30年版高齢社会白書(概要版)

平成30年版高齢社会白書(概要版) 平成 29 年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 高齢化率は 27.7% 我が国の総人口は 平成 29(217) 年 1 月 1 日現在 1 億 2,671 万人 ( 表 1-1-1) 6 歳以上人口は 3,1 万人 6 歳以上人口を男女別にみると 男性は 1,26 万人 女性は 1,989 万人で 性比 ( 女性人口 1 人に対する男性人口

More information

若年者雇用実態調査

若年者雇用実態調査 若年者雇用実態調査 一般統計調査 実施機関 厚生労働省政策統括官付参事官付雇用 賃金福祉統計室 目的 事業所における若年労働者の雇用状況及び 若年労働者の就業に関する状況等を把握することにより 各種の若年者雇用対策に資する 沿革 調査の実施年は次のとおり 平成 25 年 21 年 17 年 ( 企業における若年者雇用実態調査 ) 9 年 ( 若年者就業実態調査 ) 以下 平成 21 年調査の公表 構成

More information

平成29年版高齢社会白書(全体版)

平成29年版高齢社会白書(全体版) 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 1 高齢化の現状と将来像 (1) 高齢化率は 7.3% 我が国の総人口は 平成 8(1) 年 1 月 1 日現在 1 億,93 万人となっている 5 歳以上の高齢者人口は 3,59 万人となり 総人口に占める割合 ( 高齢化率 ) も7.3% となった 5 歳以上の高齢者人口を男女別にみると 男性は1,5 万人 女性は1,959 万人で 性比 (

More information

1-1 出生数 合計特殊出生率の推移 1-2 地域別合計特殊出生率の推移 1-3 出生数 出生率の推移 1-4 地域別出生率の推移 1-5 主要先進国の合計特殊出生率 1-6 地域別出生数の推移 1-7 母の年齢 (5 歳階級 ) 別非嫡出子の出生数の推移 1-8 男女別年齢階層別人口の推移 ( 山形県 ) 1-9 男女別年齢階層別人口の推移 ( 全国 ) 1-10 女性の有配偶率と有配偶出生率 (

More information

図表 II-39 都市別 世帯主年齢階級別 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消 費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 ( 住宅ローン無し世帯 ) 単位 :% 東京都特別区 (n=68) 30 代以下 (n=100) 40 代

図表 II-39 都市別 世帯主年齢階級別 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消 費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 ( 住宅ローン無し世帯 ) 単位 :% 東京都特別区 (n=68) 30 代以下 (n=100) 40 代 (6) 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 1-1) 生活上のコスト等の負担額 構成比の比較 ( 住宅ローン無し世帯 ) 年齢階級別 特別区の場合 消費支出額は多摩地域 横浜市と大差はないが 大阪市に比べると高く また 所得税 社会保険料等額や年間貯蓄額が他都市よりもやや高めとなっている 各都市とも 40~50 代で所得税 社会保険料等額の割合がやや高くなるが

More information

CW6_A3657D13.indd

CW6_A3657D13.indd 3節 労働時間の動向41 第 1 章労働経済の推移と特徴第第 3 節 労働時間の動向 緩やかな景気回復により 労働時間はどのように変化したのかみていこう 9 労働時間の概観まず近年の労働時間の動向について概観していこう 第 1-(3)-1 図では 27 年から 215 年にかけての5 人以上規模事業所における労働時間の月間総実労働時間の推移を示している 総実労働時間の推移をみると リーマンショック前の

More information

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世 2012 年 7 月 4 日総務省統計研修所西文彦 シングル マザーの最近の状況 (2010 年 ) Ⅰ はじめに本稿は 総務省統計研修所の調査研究の一環としてのものであり シングル マザー について 世帯の区分 配偶関係 年齢別等の統計を用いて 最近の状況を明らかにすることを目的としている なお 本稿中の記述は 筆者の個人的な見解に基づいたものである Ⅱ 使用したデータと用語の定義本稿で紹介する統計は

More information

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年 東京都福祉先進都市東京に向けた懇談会 2014 年 11 月 6 日 資料 2 高齢者の貧困と孤立 阿部彩 国立社会保障 人口問題研究所 1 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 年齢層別 性別貧困率 (2012 年 ) 21.8% 19.5% 25.4% 23.9% 男性 女性 17.3% 年齢別 性別に相対的貧困率を見ると 男性においては 20-24 歳の貧困率が特に高く 25-29

More information

図表 29 非正規労働者の転職状況 前職が非正規労働者であった者のうち 現在約 4 分の 1 が正規の雇用者となっている 非正規労働者の転職希望理由としては 収入が少ない 一時的についた仕事だから が多くなっている 前職が非正規で過去 5 年以内に転職した者の現職の雇用形態別割合 (07 年 現職役

図表 29 非正規労働者の転職状況 前職が非正規労働者であった者のうち 現在約 4 分の 1 が正規の雇用者となっている 非正規労働者の転職希望理由としては 収入が少ない 一時的についた仕事だから が多くなっている 前職が非正規で過去 5 年以内に転職した者の現職の雇用形態別割合 (07 年 現職役 図表 27 非を選んだ理由 ( 労働者調査 ) 非を選んだ理由としては 自分の都合の良い時間に働けるから や 家計の補助 学費等を得たいから が多くなっている 自分の都合の良い時間に働けるから 家計の補助 学費等を得たいから 家庭の事情 ( 家事 育児 介護等 ) や他の活動 ( 趣味 学習等 ) と両立しやすいから 通勤時間が短いから 25.3% 23.2% 32.8% 34.2% 34.8% 29.4%

More information

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである 2 仕事と暮らし 2-1 有業率有業率は 表 -2.1 のように 61.9% であった これを男女別にみると 男性の有業率は 68.9% 女性は 57.3% であった 表 -2.2 に年齢別有業率をみると 40 代が 77.4% 30 代 50 代が 71% 台 20 代 60 代が 50% 台の値を示し 40 代をピークとしたノーマルカーブをえがいている 表 -2.3 は国籍グループ別に有業率をみたものであるが

More information

2. 男女別の無償労働の貨幣評価額無償労働の貨幣評価額を男女別にみると ( 図表 2-2) 2006 年時点の女性の構成比は OC 法では 80.5% RC-S 法では 83.7% RC-G 法では 84.7% となっている また 時系列では 女性の構成比が次第に低下してきていることが分かるが これ

2. 男女別の無償労働の貨幣評価額無償労働の貨幣評価額を男女別にみると ( 図表 2-2) 2006 年時点の女性の構成比は OC 法では 80.5% RC-S 法では 83.7% RC-G 法では 84.7% となっている また 時系列では 女性の構成比が次第に低下してきていることが分かるが これ 第 2 章我が国の無償労働の貨幣評価額 ( プリコード方式 ) 本章では プリコード方式による生活時間の把握結果を用いて 我が国の無償労働の貨幣評価額を推計した結果を示した 1. 無償労働の貨幣評価額と名目 GDP 比率 無償労働の貨幣評価額を推計したところ ( 図表 2-1) 2006 年時点では 機会費用法 ( 以下 OC 法と言う ): 約 132 兆円 代替費用法のうちスペシャリストアプローチ

More information

<8EF78C60907D816989BC816A2E786C7378>

<8EF78C60907D816989BC816A2E786C7378> ( 付 1) 従業上の地位 に関する区分の樹形図 (1) 労働力調査 (2) 就業構造基本調査 (3) 国勢調査 (4) 住宅 土地統計調査 (5) 全国消費実態調査 (6) 社会生活基本調査 (7) 家計消費状況調査 (8) 国民生活基礎調査 (9) 21 世紀出生児縦断調査 (10) 21 世紀成年者縦断調査 (11) 中高年者縦断調査 (12) 人口移動調査 (13) 全国家庭動向調査 (14)

More information

貧困 格差の現状と分厚い 中間層の復活に向けた課題 貧困 格差の現状と分厚い中間層の復活に向けた課題 バブル崩壊後の日本経済は 不良債権問題による金融機関や企業におけるバランスシートの毀損 が 実体経済の活動を抑制したことにより低成長が続いた可能性がある また その影響が 製造業における国際競争の激化とも相まって 所得環境の長期にわたる悪化につながったと考えられる すなわち 企業のコスト削減及び弾力化のニーズにより非正規雇用者が増加し

More information

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約 * * * * * * * * * * ) ) ( ( * * * * * * * * * * * * ( ) ( ) 8 週 35 時間以上働いた非正規の職員 従業員の性の年間収入は 100~199 万円が全体の 5 割超 正規, 非正規の職員 従業員別に仕事からの年間収入階級別割合を別にみると, 性の正規 の職員 従業員は平成 24 年平均で500~699 万円が21.6%,300~399

More information

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63> 3. 女性が働き続けるために必要なもの 問 12~ 問 13 は問 7 で 働きたい 働けない と回答された方のみ 問 12 女性が働くには ( 働き続けるには ) 何が必要だと思いますか 1 女性自身の意識や環境について (MA) 子育ての負担の軽減 (52.7) 育児や介護などの各種制度の認識 理解 (47.6) 家族の介護や看護の負担の軽減 (46.5) が高くなっている 就労状況別にみると

More information

平成27年版高齢社会白書(全体版)

平成27年版高齢社会白書(全体版) 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 1 高齢化の現状と将来像 (1) 高齢化率が 26.% に上昇我が国の総人口は 平成 26(214) 年 1 月 1 日現在 1 億 2,78 万人と 23(211) 年から4 年連続の減少であった 65 歳以上の高齢者人口は 過去最高の3,3 万人 ( 前年 3,19 万人 ) となり 総人口に占める割合 ( 高齢化率 ) も26.%( 前年 25.1%)

More information

日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因― ニッセイ基礎研究所 研究員の眼 2015-11-13 日韓比較 (10): 非正規雇用 - その 4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか? 賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因 生活研究部准主任研究員金明中 (03)3512-1825 kim@nli-research.co.jp 企業は経済のグローバル化による市場での厳しい競争を乗り越える目的で正規職と比べて人件費に対する負担が少ない非正規労働者の雇用をより選好している可能性がある

More information

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局 第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局 はじめに 本報告書は 大阪市における社会移動の状況及びその要因について調査し とりまとめたものである 転入 転出等の社会移動は 大阪市における人口変動の主たる構成要素となっており 本市施策を検討する上で重要な基礎資料となることから 平成 21 年度に続き7 回目となる 大阪市人口移動要因調査 を実施した 本報告書は 第

More information

b. 世帯主年齢階級別 負担率 図表 II- 6-4 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 平均負担率 図表 II- 6-5 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 負担率の分布 合計 5% 未満 % 以上 1% 未満

b. 世帯主年齢階級別 負担率 図表 II- 6-4 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 平均負担率 図表 II- 6-5 墨田ブロックの世帯主年齢階級別 負担率の分布 合計 5% 未満 % 以上 1% 未満 6. 墨田ブロック ( 墨田区 江東区 足立区 葛飾区 江戸川区の 5 区 ) (1) 全所有形態負担率世帯年収は 45~54 歳階級が最も高く 以降は低下している ( 図表 II- 6-1 図表 II- 6-3) 世帯主年齢階級別の負担率では 35~64 歳階級までは 2~25% 程度へとゆるやかに上昇し 65 歳以上では 15.8% まで大きく低下している ( 図表 II- 6-4 図表 II-

More information

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 日常生活に関する事項

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 日常生活に関する事項 (4) 日常生活で悩みやストレスの内容をみると が最も高く 42.8% であり 次いで 自分の健康や病気 42.4% 子どもや孫の将来 29.2% 仕事に関すること 22.8% 19.9% の順となっている 図 7-4-1 0 10 20 30 40 50 自分の健康や病気 42.8 42.4 子どもや孫の将来 29.2 仕事に関すること 19.9 22.8 家族や親族に対する介護配偶者に先立たれた後のこと生活のメリハリがなくなること夫婦関係がうまくいっていないこと配偶者以外の家族との人間関係がうまくいっていないこと自分の介護話し相手がいないこと地域住民との人間関係がうまくいっていないこと時間をもてあますこと遺産相続友人や知人との人間関係がうまくいっていないこと

More information

Microsoft Word 寄付アンケート記者報告.docx

Microsoft Word 寄付アンケート記者報告.docx 2011 年 8 月 23 日関西社会経済研究所 06-6441-0550 山本 東日本大震災に際しての寄付アンケート の調査結果について 東日本大震災以降 寄付に強い関心が集まり 2011 年 4 月の税制改正で寄付金控除が拡充されました 関西社会経済研究所では 寄付金控除と その拡充の政策効果を検証するためにアンケート調査を実施しましたので その調査結果をご報告致します なお 本調査は当研究所の税財政研究会

More information

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計 みずほインサイト 政策 217 年 5 月 31 日 少子高齢化で労働力人口は 4 割減労働力率引き上げの鍵を握る働き方改革 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 3-3591-138 naoko.horie@mizuho-ri.co.jp 216 年の労働力人口は 6,648 万人 労働力率は 6% であるが 男女別 年齢 5 歳階級別の労働力率を同じとすれば 265 年の労働力人口は 4, 万人弱と約

More information

USA1_米国Report

USA1_米国Report アメリカの認知症ケア動向 Ⅰ アメリカの高齢者の生活状況 < 目次 > 1. 高齢化率と高齢者人口... 1 (1) 現状... 1 (2) 今後の推移... 1 2. 高齢者の就業および所得等の状況... 2 (1) 就業状況... 2 (2) 所得状況... 2 (3) 貧困率... 5 (4) 医療保険の加入状況... 6 3. 高齢者の世帯の状況と住宅事情... 8 (1) 世帯の状況...

More information

季刊家計経済研究 2003 SPRING No 万円 1世帯当たり平均可処分所得金額は 187.4万円 世帯人員1人当たり平均所得金額は 図表-9 高齢者世帯の平均収入の伸びに対する稼働所得 及び公的年金 恩給等の寄与率 212.3万円である 平均世帯人員は3.23人 平 均有業人員

季刊家計経済研究 2003 SPRING No 万円 1世帯当たり平均可処分所得金額は 187.4万円 世帯人員1人当たり平均所得金額は 図表-9 高齢者世帯の平均収入の伸びに対する稼働所得 及び公的年金 恩給等の寄与率 212.3万円である 平均世帯人員は3.23人 平 均有業人員 季刊家計経済研究 2003 SPRING No.58 729.1万円 1世帯当たり平均可処分所得金額は 187.4万円 世帯人員1人当たり平均所得金額は 図表-9 高齢者世帯の平均収入の伸びに対する稼働所得 及び公的年金 恩給等の寄与率 212.3万円である 平均世帯人員は3.23人 平 均有業人員は1.67人 有業率は52 である 6 98年では 生活保護受給世帯のうち46 が高 1962年 76年

More information

短時間労働者への厚生年金 国民年金の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 カ月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所 において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 被用者年金制度の被保険者の 配偶者であ

短時間労働者への厚生年金 国民年金の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 カ月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所 において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 被用者年金制度の被保険者の 配偶者であ 資料 5 配偶者控除 配偶者特別控除制度の仕組み ( 所得税 ) 財務省 HP より作成 1 配偶者控除 居住者の配偶者でその居住者と生計と一にするもののうち 年間の給与収入が 103 万円以下の者を有する場合には 38 万円を控除する 2 配偶者特別控除 収入の非課税限度額 103 万円を超えても ( すなわち 独立した納税者となっても ) 年間の給与収入が 141 万円までは 収入に応じて控除が適用されるようになっている

More information

市場と経済A

市場と経済A 財政学 Ⅰ 1 第 8 回租税 (4) 所得税 ( 後 ) 2014 年 5 月 30 日 ( 金 ) 担当 : 天羽正継 ( 経済学部経済学科専任講師 ) 2 所得額の課税単位 (1) 課税対象となる所得は 個人単位で捉えるべきか 世帯単位で捉えるべきか ( 課税単位 (tax unit) の問題 ) A B および C D という二組のカップルが 結婚して夫婦になるケースを想定 ( スライド 3)

More information

<4D F736F F F696E74202D F8E9197BF E97EE8A4B8B8995CA95BD8BCF8EFB93FC8A7A DCE DCE8AB38ED C

<4D F736F F F696E74202D F8E9197BF E97EE8A4B8B8995CA95BD8BCF8EFB93FC8A7A DCE DCE8AB38ED C 平成 24 年 11 月 28 日第 59 回社会保障審議会医療保険部会資料 3 年齢階級別平均収入額 (70 歳 ~74 歳患者負担特例措置関係 ) について 平成 24 年 11 月 28 日 厚生労働省保険局 年齢階級別平均収入額 (1 世帯当たり 1 人当たり )( 平成 21 年 ) 平成 22 年国民生活基礎調査 ( 厚生労働省大臣官房統計情報部 ) による ( 注 1) 1 世帯当たり平均収入額

More information

米国の給付建て制度の終了と受給権保護の現状

米国の給付建て制度の終了と受給権保護の現状 女性と年金 ~ 女性活躍と出産育児配慮の在り方を求めて ~ 主催 : 日本年金学会 平成 27 年 11 月 26 日 年金数理人から見た 第 3 号被保険者問題 時間 : 14:00~17:00 場所 : 東海大学校友会館 みずほ年金研究所小野正昭 注 ) 本資料は 筆者個人の調査にもとづいています 引用は自由ですが 内容の正確性は保証しません また 資料中の意見に関わる部分およびあり得べき誤りは

More information

スライド 1

スライド 1 資料 4 非正規雇用の現状 派遣 有期労働対策部企画課 平成 24 年 9 月 1 労働者数 正規雇用と非正規雇用の労働者の推移 4 正規雇用と非正規雇用の労働者の推移 ( 性別 ) 5 正規雇用と非正規雇用の労働者の推移 ( 年齢別 ) 6 正規雇用と非正規雇用の労働者の推移 ( 性別 年齢別 ) 7 フリーター ニートの推移 8 非正規雇用の労働者の推移 ( 雇用形態別 ) 9 雇用形態別の非正規雇用の労働者の内訳

More information

スライド 1

スライド 1 資料 4-1 生活保護受給者の自殺者数について 平成 2 2 年 4 月 9 日厚生労働省社会 援護局保護課 生活保護受給者の自殺者調べの概要及び留意点 本調べは 1 月 1 日 ~ 12 月 31 日の 3 年間に生活保護受給中 ( 停止中を含む ) に自殺又は自殺と推定された死亡者 ( 以下 自殺者 という ) の状況をまとめたものである ( 注 ) 自殺者とは 死亡診断書又は死体検案書若しくはケース台帳等から自殺又は自殺と推定される死亡者をいう

More information

Microsoft PowerPoint - ひとり親家庭の支援について

Microsoft PowerPoint - ひとり親家庭の支援について ひとり親家庭の支援について 厚生労働省雇用均等 児童家庭局家庭福祉課 平成 26 年 3 月 ひとり親家庭の主要統計データ等 ひとり親家庭等の自立支援策の体系 母子家庭の母及び父子家庭の父の就業の支援に関する特別措置法 Ⅰ 子育て 生活支援 1 母子自立支援員による相談 支援 2 母子家庭等日常生活支援事業 3 ひとり親家庭生活支援事業 4 母子生活支援施設の概要 5 子育て短期支援事業の概要 Ⅱ

More information

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に 子育て費用の時間を通じた変化 日本のパネルデータを用いた等価尺度の計測 名古屋大学大学院経済学研究科 ( 研究科長 : 野口晃弘 ) の荒渡良 ( あらわたりりょう ) 准教授は名城大学都市情報学部の宮本由紀 ( みやもとゆき ) 准教授との共同により,1993 年以降の日本において,2 歳以下の子供の子育て費用が大幅に増加していることを実証的に明らかにしました 研究グループは 1993 年において

More information

親と同居の壮年未婚者 2014 年

親と同居の壮年未婚者 2014 年 2015 年 11 月 30 日 総務省統計研修所 西文彦 親と同居の壮年未婚者 2014 年 1. はじめに総務省統計研修所における調査研究の一環として 近年 総じて増加傾向にある 親と同居の壮年未婚者 (35~44 歳 ) について研究分析を行ったので その結果の概要を紹介する 以下に述べることは筆者の個人的な見解である 1) 2. 使用したデータと用語の定義本稿で紹介する統計は 総務省統計局が毎月実施している労働力調査

More information

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年) 総務省統計研修所 2017 年 2 月 3 日 西文彦 親と同居の未婚者の最近の状況 (2016 年 ) Ⅰ. はじめに総務省統計研修所における調査研究の一環として 近年 一貫して完全失業率の高い 親と同居の未婚者 について研究分析を行ったので その結果の概要を紹介する 以下に述べることは筆者の個人的な見解である Ⅱ. 使用したデータと用語の定義 本稿で紹介する統計は 総務省統計局が毎月実施している労働力調査

More information

78 成蹊大学経済学部論集第 44 巻第 1 号 (2013 年 7 月 ) % % 40%

78 成蹊大学経済学部論集第 44 巻第 1 号 (2013 年 7 月 ) % % 40% 77 居住水準を考慮した低所得者向け住宅政策の実証分析 1 1. はじめに 5 10 15 2. 公営住宅制度の入居基準 ⑴ 入居基準の計算方法 1996 25% 2 4 1 40% 2 2 3 2011 2012 2012 28 2012 6 23 24 23 50% 1 2 78 成蹊大学経済学部論集第 44 巻第 1 号 (2013 年 7 月 ) 5 2 60% 1 38 12 2 2009

More information

[ 特別控除の一覧 ] 控除の内容 特定扶養親族控除 ( 税法上の扶養親族で満 16 才以上 23 才未満の扶養親族 ) 老人扶養親族 配偶者控除 ( 税法上の扶養親族で満 70 才以上の扶養親族 ) 控除額 1 人につき 250,000 1 人につき 100,000 障がい者控除寡婦 ( 夫 )

[ 特別控除の一覧 ] 控除の内容 特定扶養親族控除 ( 税法上の扶養親族で満 16 才以上 23 才未満の扶養親族 ) 老人扶養親族 配偶者控除 ( 税法上の扶養親族で満 70 才以上の扶養親族 ) 控除額 1 人につき 250,000 1 人につき 100,000 障がい者控除寡婦 ( 夫 ) 8 入居収入基準 市営住宅の申込みには, 世帯全員の課税対象の収入が, 公営住宅法で定める一定の基準内 ( ) にあることが必要です (1) 市営住宅の収入基準 ( ) は, 次の表のとおりです 住宅種別一般世帯裁量階層世帯 ( ) 公営住宅 158,000 以下 214,000 以下 改良住宅 114,000 以下 139,000 以下 公営住宅 公営住宅法により建設された市営住宅改良住宅 住宅地区改良法などにより建設された市営住宅

More information

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ 参考資料 第 回労働政策審議会雇用環境 均等分科会資料 - 民間事業主における 女性活躍に関する取組状況等について 未定稿 平成 年 月 日 雇用環境 均等局 目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ < 趣旨 > 独立行政法人労働政策研究 研修機構が厚生労働省の要請を受けて調査を実施

More information

別紙2

別紙2 別紙 2 年シミュレーション結果 26 年 6 月 社団法人経済同友会 人口一億人時代の日本委員会 1. シミュレーションの前提 (1) 人口動態の前提 P1 (2) その他の主な前提条件 P2 (3) 実質 GDPの決定要素 P3 2. シミュレーション結果 ~ (1) 実質 GDPの寄与度分解 P4 (2) 実質 GDP P5 (3) 国民一人当たり実質 GDP P6 (4) プライマリーバランスと政府債務残高

More information

長野県の少子化の現状と課題

長野県の少子化の現状と課題 第 1 章長野県の少子化と子育て環境の現状 1 少子化の現状 (1) 合計特殊出生率 出生数の推移 長野県の平成 25 年 (213 年 ) の合計特殊出生率は1.54で 全国平均の1.43を上回っていますが 長期的な低下傾向にあり少子化が進行しています 出生数は 平成 13 年 (21 年 ) から減少傾向が顕著であり 平成 25 年 (213 年 ) では16,326 人で 第 2 次ベビーブーム

More information

若年者の就業状況 キャリア 職業能力開発の現状 - 平成 19 年版 就業構造基本調査 特別集計より - 独立行政法人労働政策研究 研修機構 The Japan Institute for Labour Policy and Training

若年者の就業状況 キャリア 職業能力開発の現状 - 平成 19 年版 就業構造基本調査 特別集計より - 独立行政法人労働政策研究 研修機構 The Japan Institute for Labour Policy and Training 若年者の就業状況 キャリア 職業能力開発の現状 - 平成 19 年版 就業構造基本調査 特別集計より - 独立行政法人労働政策研究 研修機構 The Japan Institute for Labour Policy and Training まえがき 本資料は プロジェクト研究 新たな経済社会における能力開発 キャリア形成支援のあり方に関する研究 のサブテーマ キャリア形成弱者の実態と支援に関する調査研究

More information

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6 社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (1) 資料 2 少子高齢化の進行に伴い 社会保障給付費は年々増加していく見通し 89.8 兆円 (23.9%) 福祉等 14.9 兆円 (4.0%) ( うち介護 6.6 兆円 (1.8%)) 医療 27.5 兆円 (7.3%) 年金 47.4 兆円 (12.6%) 375.6 兆円 2006 年度 ( 予算ベース ) 1.6 倍 介護 2.6 倍 医療 1.7

More information

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局 平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 2 年 5 月 大阪市計画調整局 平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪市 )> 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施した 平成 22 年国勢調査の産業等基本集計結果が こ のたび総務省統計局から公表されましたので 大阪市分の概要をお知らせします 目 次 1 労働力状態 1 2 従業上の地位 5 3 産業 教育

More information

人口動態から見た2025年問題

人口動態から見た2025年問題 重点テーマレポートレポート 経営コンサルティング本部 シリーズ 2025 年問題 1 人口動態から見た 2025 年問題 2014 年 8 月 22 日全 9 頁 2025 年の人口動態はどのようなものか? 経営コンサルティング部 主任コンサルタント 岩田豊一郎 [ 要約 ] 少子高齢化にともなう人口減少問題のメルクマールとして 団塊の世代が全て 後期高齢者 (75 歳以上 ) になる 2025 年が注目されている

More information

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 資料 1 結婚や妊娠 出産 子育てをきっかけとした離転職の状況 ~インターネット調査 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 の結果から~ 参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 2 参考 2 回答者の就業状況 ( 集計対象サンプル分 ) 3 調査結果 Ⅰ 結婚をきっかけに勤め先を辞めた経験 4 1 結婚をきっかけに勤め先を辞めた経験の有無 2 結婚をきっかけに勤め先を辞めた理由

More information

統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る 平成 28 年 3 月 3 日 統計トピックス No.92 急増するネットショッピングの実態を探る - 家計消費状況調査 平成 26 年全国消費実態調査 の結果から - 世帯におけるインターネットを通じた財 ( 商品 ) やサービスの購入 ( 以下 ネットショッピング という ) が急速に増えてきています このような状況を踏まえ ネットショッピングの実態を正確かつ詳細に把握するため 総務省統計局では家計調査を補完する

More information

<4D F736F F D2090C582C68ED089EF95DB8CAF97BF82CC95AA90CD A>

<4D F736F F D2090C582C68ED089EF95DB8CAF97BF82CC95AA90CD A> 一橋大学経済研究所世代間問題研究機構ディスカッション ペーパー CIS-PIE DP No.481 税 社会保険料の負担と社会保障給付の構造 - 税制と社会保障制度の一体改革に向けて - 2010 年 7 月 田中秀明 要 旨 少子高齢化が急速に進む中で社会保障の負担と給付の不均衡が拡大しており 税制と社会保障制度の一体改革が喫緊の政策課題となっている しかしながら その関心の中心は消費税の増税であり

More information

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版). グラフで見る 福井県の女性労働 平成 30 年 8 月 福井労働局雇用環境 均等室 910-8559 福井市春山 1 丁目 1-54 福井春山合同庁舎 9 階 TEL 0776-22-3947 FAX 0776-22-4920 https://jsite.mhlw.go.jp/fukui-roudoukyoku/ 1 女性の労働力状態 福井県における女性労働力人口は 196,200 人 ( 平成 28

More information

労働力調査(基本集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

労働力調査(基本集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要 第 1 就業状態の動向 1 就業状態別人口 (1) 労働力人口は 47 万人の増加労働力人口 (15 歳以上人口のうち, 就業者と完全失業者を合わせた人口 ) は,217 年平均で 672 万人と, 前年に比べ 47 万人の増加 (5 年連続の増加 ) となった 男女別にみると, 男性は 3784 万人と3 万人の増加, 女性は 2937 万人と 45 万人の増加となった また, ( 生産年齢人口に当たる年齢

More information

<4D F736F F D D9182CC8EB88BC695DB8CAF90A793782E646F63>

<4D F736F F D D9182CC8EB88BC695DB8CAF90A793782E646F63> 英国の失業保険制度 2009 年 6 月 12 日 拠出制求職者給付 (Contribution-based Jobseeker's Allowance) 所得調査制求職者給付 (Income-based Jobseeker's Allowance) 給付実績 その他 拠出制求職者給付 (Contribution-based Jobseeker's Allowance) 根拠法 求職者給付法 (1995

More information

子どもの貧困第2稿.indd

子どもの貧困第2稿.indd 埼玉県議会議員 県政報告資料 Vol. NEWS 発行年月日 201 年 1 月 5 日 発行 埼玉県議会議員 小久保憲一 子どもの貧困 子どもの 貧困 現状と支援 と支援 15.7 これは 日本の子どもの貧困率です 貧困 というと 私たちは発展途上国を思い浮かべ てしまいますが これは 絶対的貧困 と呼ばれ 1日の生活費が 1.25 ドル 約 150 円 以下の 状況のことです 日本の場合 これとは別に

More information

第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料

第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料 1部第2章第 3 節 食料消費の動向と食育の推進 (1) 食料消費をめぐる動き ( 微減傾向で推移してきた食料消費支出は平成 24 年に 1% 増加 ) 近年 消費者世帯における実質消費支出が微減傾向で推移する中 平成 24(2012) 年における消費 者世帯 ( 二人以上の世帯 ) の実質消費支出 ( 全体 ) は 交通 通信 家具 家事用品 保健医療等の支出が増加したことから 前年に比べて1.1%

More information

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8% [ 調査分析レポート No.29-4] 平成 29 年 10 月 20 日調査統計課調査分析担当 本県の出生数の動向について ( 概要 ) 本県の合計特殊出生率は近年ほぼ横ばいの状態にあり 母親世代の人口減少に伴って出生数も年々減少しています 合計特殊出生率において長年 1 位の状態にある沖縄県と比較したところ 有配偶率や出産順位別にみた父母の平均年齢 母親の年齢別出生数の構成比には大きな差はないものの

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 29 年 9 月 29 日 地方創生 行財政改革調査特別委員会資料政策企画監室 資料 1-2 島根県の概況 人 口 1 人口動態 県人口は 平均して年間約 5 千人の減少が継続 少子 高齢化が進行し 生産活動の中核をなす 15~64 歳の人口も減少傾向 ( 万人 ) 県人口 ( 年齢 3 区分別 ) の推移 8 74.2 71.7 総人口 69.7 69.4 69. 7 年齢 3 区分別人口

More information

図表 1 金融や貯蓄への関心

図表 1 金融や貯蓄への関心 図表参 -1 保有金融商品の合計額の分布状況の推移 ( 万円 ) 100 100~200 300~500 500~700 700~ 1000 1500 1500~ 2000 平均値 昭和 63 年 21.3 11.0 11.6 13.2 7.7 6.4 4.5 2.5 5.1 16.7 550.5 平成 3 年 17.9 9.7 10.9 13.9 9.4 8.4 6.3 3.2 7.1 13.2

More information

最近の就業者の労働時間と労働時間帯の関連に関する実証分析

最近の就業者の労働時間と労働時間帯の関連に関する実証分析 15 年度統計関連学会連合大会 最近の就業者の労働時間と労働時間帯の関連に関する実証分析 15 年 9 月 7 日 ( 月 ) 総務省統計局労働力人口統計室長尾伸一野村大輔 研究の目的 女性の活躍推進等のため ワークライフバランスの推進が課題となっている 裁量労働制 フレックスタイム制 という新たな働き方に注目が集まる中 最近の就業者がどのように働いているかを分析することが従前以上に重要となっている

More information

1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5

1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5 経営管理部統計調査課 News Release 担当 : 人口労働係松本 高堂 電話 :( 直通 )076-444-3192( 内線 )2555 2565 平成 30 年 10 月 24 日 平成 29 年就業構造基本調査結果 ( 富山県分 ) 総務省から 7 月 13 日 ( 金 ) に公表された 平成 29 年就業構造基本調査 ( 平成 29 年 10 月 1 日 現在 ) の結果について 本県の特徴などを次のとおりとりまとめましたのでお知らせします

More information

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです 第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです 高齢化率を国 愛知県と比較すると 2025 年時点で国から約 8.3 ポイント 愛知県から約 4.5

More information

(3) 可処分所得の計算 可処分所得とは 家計で自由に使える手取収入のことである 給与所得者 の可処分所得は 次の計算式から求められる 給与所得者の可処分所得は 年収 ( 勤務先の給料 賞与 ) から 社会保険料と所得税 住民税を差し引いた額である なお 生命保険や火災保険などの民間保険の保険料およ

(3) 可処分所得の計算 可処分所得とは 家計で自由に使える手取収入のことである 給与所得者 の可処分所得は 次の計算式から求められる 給与所得者の可処分所得は 年収 ( 勤務先の給料 賞与 ) から 社会保険料と所得税 住民税を差し引いた額である なお 生命保険や火災保険などの民間保険の保険料およ 第 3 章ライフプランニングの考え 法 (1) ライフプランニングのプロセスライフプランニングとは 中長期的な生活設計を行い そのために必要な資金計画を立てることである FPが行うライフプランニングの6つのプロセスは次のとおりである (2) 年代別ライフプランニングのポイント 具体的な資金計画は 個人の状況に応じて異なるが 以下は年代ごとの一 般的なライフプランニングのポイントである (3) 可処分所得の計算

More information

共働き・子育て世帯の消費実態(1)-少子化でも世帯数は増加、収入減で消費抑制、貯蓄増と保険離れ

共働き・子育て世帯の消費実態(1)-少子化でも世帯数は増加、収入減で消費抑制、貯蓄増と保険離れ ニッセイ基礎研究所 基礎研レポート 2017-03-15 共働き 子育て世帯の消費実態 (1) 少子化でも世帯数は増加 収入減で消費抑制 貯蓄増と保険離れ 生活研究部主任研究員久我尚子 (03)3512-1878 kuga@nli-research.co.jp 1 はじめに 1990 年代以降 子育て世帯で夫婦共働きが増えている 厚生労働省 国民生活基礎調査 によれば 末子が0 歳児の母親の就業率は

More information

厚生年金 健康保険の強制適用となる者の推計 粗い推計 民間給与実態統計調査 ( 平成 22 年 ) 国税庁 5,479 万人 ( 年間平均 ) 厚生年金 健康保険の強制被保険者の可能性が高い者の総数は 5,479 万人 - 約 681 万人 - 約 120 万人 = 約 4,678 万人 従業員五人

厚生年金 健康保険の強制適用となる者の推計 粗い推計 民間給与実態統計調査 ( 平成 22 年 ) 国税庁 5,479 万人 ( 年間平均 ) 厚生年金 健康保険の強制被保険者の可能性が高い者の総数は 5,479 万人 - 約 681 万人 - 約 120 万人 = 約 4,678 万人 従業員五人 歳入庁を創設したときの増加年金保険料収入額 増加健康保険料収入額試算の前提 民間給与実態統計調査 ( 平成 22 年 ) 国税庁 現在の適用状況 ( 平成 22 年度 ) ( 厚生労働省資料より ) 民間の事業所に勤務している給与所得者を対象 パート アルバイトを含む従業員 役員 5,479 万人 ( 年間月平均 ) 個人事業所 = 約 340 万人株式会社 その他の法人 = 約 5,139 万人

More information