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1 資料 4 4/30 第 3 回所得確保 保障 ( 雇用 年金 ) 分科会 社会保障国民会議分科会所得確保 保障 ( 雇用 年金 )

2 年金制度の意義 1 わが国の経済社会は 自立自助 の考え方を基本としている すなわち 自ら働いて自らの生活を支え 自らの健康は自ら維持する という考え方であり 老後生活についても 若いうちから自らの力でできる限りの備えをしておくことは 自然な生活態度 社会保障体制の再構築 ( 平成 7 年 7 月社会保障制度審議会勧告 )- 抜粋 - 国民は自らの努力によって自らの生活を維持する責任を負うという原則が民主社会の基底にあることはいうまでもない 国民年金制度に関する基本方策について ( 昭和 33 年 6 月社会保障制度審議会答申 )- 抜粋 - もともと社会保障制度は 個人の行う貧困に対する予防を 共同し組織化して行おうとするものであって その意味において個人の責任を解除するものではない ことに老齢のような予定できる事故に対しては 後代の国民に与える負担のことを考慮して 個人もできるだけの負担を負うべきである しかしながら 物価など経済社会の変動や老後生活の長さ ( 寿命 ) について事前に正確に予測することは困難であり これらに 自助 努力だけで対応しようとすれば 多くの場合 結果的に必要な費用 より過剰な備えを行わざるを得ない この結果 社会全体で見れば 相当過剰なストックが形成され 国民経済 ( 消費 ) を圧迫することになりかねない 物価 ( 消費者物価指数 ) の推移 1970 年 年 (2005 年 =100) 3.1 倍 賃金 ( 平均標準報酬月額 ) の推移 1970 年 5.5 万円 2006 年 31 万円 5.6 倍 65 歳平均余命の推移 別紙 1 ( 男性 ) 1955 年 年 2005 年 年 年 ( 女性 ) 1955 年 年 2005 年 年 年 年齢別生存率 別紙 2 ( 男性 ) 平均寿命 (79 歳 ) で6 割 90 歳で19% ( 女性 ) 平均寿命 (86 歳 ) で6 割 90 歳で43%

3 また そもそも現実問題として すべての国民が確実にこうした備えを行うことは難しいため 結局 公的扶助 に頼らざるを得ない場合が多くなり 国家財政を圧迫しかねず 自らの老後に備えた者 が 備えなかった者 の老後費用まで負担させられるという不公平も生じる 自助 努力だけで対応しようとすれば いずれにしても 大きな社会的コストがかかる 高齢化社会と年金 ( 村上清 山崎泰彦共編 昭和 56 年 11 月中央法規出版 ) より抜粋 同じ社会の中に 在職中から努力して老後に備える者と そうでない者がいる 社会はこれを餓死させるわけにはいかない やはり公的扶助で生活を保障する その費用はまじめに働いた者が税金で負担する その結果 自分で老後に備えた者は 自分の老後の費用のほかに 不心得な他人の老後の世話までしなければならない 年金制度は このような不公平が生じないように 各人に課する強制的な貯蓄である とボウルディングは説明する かつて高齢者は 子どもによる 私的扶養 にも大きく支えられてきたが 核家族化や若者の都市集中 老後生活の長期化といった社会の大きな変化の中で こうした 自助 努力や 私的扶養 だけで 物価など経済社会の変動や長生きなどに対して安定した老後生活を送ることが困難になってきた 世帯構造の変化 ( 国民生活基礎調査 ) 昭和 29 年単独世帯 9.0% 核家族世帯 46.4% 三世代世帯 44.6% 平成 18 年単独世帯 25.3% 核家族世帯 59.0% 三世代世帯 9.1% このため 個人にとっても社会にとっても 合理的で現実的な老後生活の保障システムとして 社会全体での助け合い ( 自助の共同化 ) の仕組みである年金制度が創設された 年金 ( 社会保障研究所編 1992 年 7 月有斐閣 ) の 公的年金と個人老後貯蓄 ( 地主重美 ) より抜粋 老後の不確実性 には 第 1に引退期間の不確実性があり 第 2に引退後の収入の不確実性がある このような不確実性についての誤った判断は 結果が出てはじめて明らかにされるが それでは遅すぎて老後生活の安定化に役立たない このような将来の不確実性に対して効率的に対応できる将来市場は存在しない 公的年金保険は この種の不確実性に伴うリスクを軽減し 老後生活の安定を図ることによって社会的厚生を高める上で不可欠な機能をもっている 2

4 3 65 歳平均余命の推移 別紙 1 65 歳時の平均余命は一貫して伸びており 例えば女性の場合 1955 年 年 2000 年 年 (+9.06 年 ) と急速に上昇している ( 年 ) 男女 ( 年次 ) 出典 : 生命表

5 4 年齢別生存率 別紙 2 平成 17 年の年齢別生存率をみると 男性 (79 歳 ) 女性 (86 歳 ) ともに平均寿命時点で 6 割が生存しており 90 歳時点でも 男性の 19% 女性の 43% が生存している 男女 出典 : 第 20 回生命表 ( 平成 17 年 ) 年齢

6 29 歳以下 ( 勤労者世帯 ) 実収入 現役世帯の平均収入と平均支出 397,486 円 社会保障給付 4,908 4,908 その他 13,859 13,859 勤め先収入,378, ,719 可処分所得 345,613 円 消費支出 251,999 円 非消費支出 51,873 食料 住居 交通 通信 教養娯楽 その他消費支出 超過分 47,685 37,949 41,880 23,789 47,063 93,615 光熱 水道 15, , , , , , , , , ,000 家具 家事用品 7,677 被服及び履物 12,797 保健医療 11, 歳 ~49 歳以下 ( 勤労者世帯 ) 実収入 教育 5, ,452 円 ( 円 ) 社会保障給付 2,285 その他 11,049 勤め先収入,600, ,117 可処分所得 消費支出 509,475 円 348,178 円 非消費支出, 103,977 食料, 76,900 交通 通信 49,378 教育 教養娯楽 34,465 41,360 その他消費支出 68,672 超過分, 161,295 住居 16,947 0, 100,000 光熱 水道 200, ,000 21, , , , ,000 被服及び履物 保健医療 家具 家事用品 17,453 11,154 9,944 資料出所総務省統計局 平成 19 年家計調査 注 1) データは世帯主が 29 歳以下 40~49 歳以下の勤労者世帯 (2 人以上の世帯 ) のもの 2) 勤労者世帯とは 世帯主が就業者である世帯をいい 無職世帯とは 世帯主が無職である世帯をいう 3) 勤め先収入には 配偶者その他世帯員の勤労収入を含む ( 円 ) 5

7 勤労者世帯 歳以上世帯の平均収入と平均支出 実収入 354,243 円 勤め先収入, 217,228 社会保障給付, 121,970 可処分所得 305,983 円 その他, 15,045 消費支出 277,474 円 非消費支出 46,260 食料 63,548 住居 22,339 交通 通信 29,803 教養娯楽 31,672 その他の消費支出 72,518 超過分 28,509 ( 円 ) 0 50, , , , , , , ,000 保健医療 14,959 無職世帯 実収入 社会保障給付, 165,295 光熱 水道 18,672 家具 家事用品 10, ,208 円 被服及び履物 12,765 不足分 40,544 教育 歳以上 ( 参考 ) 65 歳以上世帯の 1 ヶ月当たりの現物給付 ( 医療 介護等 ) について 勤め先収入 9,363 可処分所得 消費支出 163,023 円 203,567 円 その他 12,550 その他 12, ( 万円 ) 現物給付 ( 医療 介護等 ) 非消費支出 24,185 食料 49,674 教養娯楽 22,814 その他の消費支出 52,748 ( 円 ) 0 50, , , , , , , ,000 住居 16,276 光熱 水道 16,849 保健医療 12,561 教育 212 家具 家事用品被服及び履物交通 通信 7,585 6,912 17,936 資料出所総務省統計局 平成 19 年家計調査 ただし ( 参考 ) については 厚生労働省 平成 17 年所得再分配調査報告書 注 1) データは世帯主が65 歳以上である世帯のもの 2) 勤労者世帯とは 世帯主が就業者である世帯をいい 無職世帯とは 世帯主が無職である世帯をいう 3) 勤め先収入には 配偶者その他世帯員の勤労収入を含む 6

8 7 高齢者世帯の年間所得の分布 高齢者世帯の年間所得の分布をみると 100~200 万円未満 が 26.0% で最も多く 次いで 200~300 万円未満 が 19.8% 100 万円未満 が 17.4% 300~400 万円未満 が 17.0% と続いている 年間所得 300 万円未満 の世帯の割合は 全世帯では約 3 割であるのに対し 高齢者世帯では約 6 割を占めており 所得の低い世帯の割合が高くなっている

9 各国の高齢者の主な生活の収入源 各国の高齢者の主な生活の収入源について 日本 アメリカ ドイツでは 公的な年金 韓国では 子供などからの援助 フランスでは 私的な年金 との回答が高い割合となっている 100 ( 複数回答 )(%) 仕事による収入公的な年金私的な年金預貯金などの引き出し財産からの収入子供などからの援助生活保護その他 10 0 日本アメリカ韓国ドイツフランス ( 参考 ) 内閣府 第 6 回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査 ( 平成 18 年 ) 8

10 9 高齢期の生活費不足分の対応方法 (3 つまでの複数回答 ) 60 歳以上の高齢者が生活費の不足にどう対応するかについてみると 生活費を節約する が 65.5% と最も高く 次いで 貯蓄 が 55.3% となり 子供からの援助 ( 同居を含む ) (26.3%) を大きく上回っており 経済的に自立した高齢者が多くなっている

11 高齢者の賃金と正社員 正社員以外の比率 59 歳以下と 60 歳以上の高齢者の賃金 ( 年収 ) について正社員では差があるものの 正社員以外では差が小さい 年齢階級別賃金 ( 年収 ) 男 正社員正社員以外正社員正社員以外 59 歳以下 581 万円 317 万円 386 万円 229 万円 60 歳 ~64 歳 492 万円 365 万円 346 万円 221 万円 65 歳以上 432 万円 292 万円 329 万円 196 万円 ( 注 1)59 歳以下の賃金は 15 歳 ~59 歳までの賃金の平均値 ( 参考 : 年齢階級別正社員 正社員以外の比率 ) 男女正社員正社員以外正社員正社員以外 59 歳以下 1204 万人 (93%) 87 万人 (7%) 473 万人 (77%) 144 万人 (23%) 60 歳 ~64 歳 38 万人 (61%) 24 万人 (39%) 11 万人 (55%) 9 万人 (45%) 65 歳以上 13 万人 (59%) 9 万人 (41%) 5 万人 (62.5%) 3 万人 (37.5%) ( 注 2) 企業規模 10 人以上の企業が対象であり 臨時労働者 (50 万人 ) や短時間労働者 (512 万人 ) を除いた集計 女 ( 資料出所 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査報告 ( 平成 19 年 6 月現在 ) より算出 10

12 (%) ~64 歳 65~69 歳 59 歳以下 就業率の推移と見通し ~ 男性 ~ 高齢者等の就業率推移 60 歳から 64 歳までの高齢者の就業率は近年上昇傾向 労働市場への参加を進めると 特に男性の高齢層の就業率が上昇することが見込まれる (2865 万人 ) (251 万人 ) 見通し (2839 万人 ) (2402 万人 ) (2307 万人 ) (288 万人 ) (268 万人 ) (363 万人 ) (%) (1953 万人 ) 60~64 歳 65~69 歳 59 歳以下 就業率の推移と見通し ~ 女性 ~ (2008 万人 ) 見通し (1911 万人 ) (1660 万人 ) (161 万人 ) (175 万人 ) ( 資料出所 ) 総務省統計局 労働力調査 ( 独 ) 労働政策研究 研修機構 労働力需給の推計 (2008 年 ) ( 注 )59 歳以下の就業率については 労働力需給の推計 の就業者数の見通しを用いて厚生労働省で試算 グラフ中の括弧内の数値は各年の就業者数を示す また グラフの実線は 労働市場への参加が進むケース を 破線は 06 年の就業率が継続したケース を示す ( なお 59 歳以下については 学生の多い年齢層 (15~24 歳層 ) を除いている ) (221 万人 ) (163 万人 ) ( 年 ) (156 万人 ) (92 万人 ) (176 万人 ) (104 万人 ) (197 万人 ) (117 万人 ) (167 万人 ) (95 万人 ) ( 年 ) 参考 就業についての引退時期 (65 歳以上まで働きたい人の割合 ) 55 歳 ~59 歳 ( 男性 69% 女性 49%) 60 歳 ~64 歳 ( 男性 70% 女性 46%) 65 歳 ~69 歳 ( 男性 55% 女性 38%) 11

13 世帯主の年齢が 65 歳以上の世帯の貯蓄の分布 12 世帯主の年齢が 65 歳以上の世帯 ( 二人以上の世帯 ) の貯蓄の状況について 平成 17(2005) 年において 一世帯平均の貯蓄現在高は 2,484 万円となっており 全世帯 (1,728 万円 ) の約 1.4 倍となっている 貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると 世帯主の年齢が 65 歳以上の世帯では 4,000 万円以上の貯蓄を有する世帯が 19.6% と全体の 2 割弱を占め 全世帯 (10.7%) の 2 倍近い水準となっている しかし 一方で 貯蓄の少ない者の割合は全世帯に比べて低いものの 貯蓄額 300 万円未満の世帯の割合は約 1 割となっている

14 13 貯蓄 負債現在高の差額階級別世帯分布 世帯主の年齢が 65 歳以上の世帯 ( 二人以上の世帯 ) について 負債の現在高をみると 100 万円未満の世帯がおよそ 9 割を占めている また 負債が貯蓄を超えている世帯の割合は 5.5% にとどまり 全世帯 (20.7%) の約 4 分の 1 となっている 貯蓄残高の超過が 2,000 万円以上 負債残高の超過が 300 万円未満

15 ( 参考 ) 高齢期の経済生活に関する意識調査 について 将来 就業による収入が得られなくなった場合 貯蓄をどのようにすると思うか についてみると将来 就業による収入が得られなくなった場合には 貯蓄を取り崩していると思う が過半数 (55.5%) 高齢期の貯蓄を取り崩す場合について どのように考えるか についてみると 高齢期の貯蓄は 病気や介護など 万一の場合以外には取り崩すべきではない が過半数 (50.5%) 現在の貯蓄額は 老後の備えとして十分だと思うか についてみると 現在の貯蓄額は 老後の備えとして 足りない が過半数 (52.5%) 14

16 生活福祉資金 ( 長期生活支援資金 ) の概要について 目的低所得の高齢者世帯のうち一定の居住用不動産を有し 将来にわたりその住居に住み続けることを希望する場合に 当該不動産を担保として生活資金の貸付けを行うことにより その世帯の自立を支援することを目的とする 実施主体 都道府県社会福祉協議会 ( 申込窓口は市町村社会福祉協議会 ) 貸付対象 資金の貸付対象は次のいずれにも該当する世帯 借入申込者が単独で所有 ( 同居の配偶者との共有を含む ) する不動産に居住していること 不動産に賃借権 抵当権等が設定されていないこと 配偶者又は親以外の同居人がいないこと 世帯の構成員が原則として 65 歳以上であること 借入世帯が市町村民税の非課税世帯程度の世帯であること 貸付内容 貸付限度額居住用不動産 ( 土地 ) の評価額の 7 0 % 程度 貸 付 期 間 貸付元利金が貸付限度額に達するまでの期間 又は借受人の死亡時までの期間 貸付額 1 月当たり 3 0 万円以内の額 ( 臨時増額が可 ) 貸 付 利 子 年利 3 パーセント又は長期プライムレート ( 現在 2. 2 % ) のいずれか低い利率 償還期限借受人の死亡など貸付契約の終了時 償還の担保措置 居住する不動産に根抵当権等を設定 推定相続人の中から連帯保証人 1 名を選任 長期プライムレートは H 現在 平成 14 年から平成 19 年 6 月時点までの貸付決定件数の累計 556 件 15

17 企業年金制度の税制等 確定拠出年金 ( 掛金建て年金 ) 確定給付型年金 ( 給付建て年金 ) 厚生年金基金確定給付企業年金制度企業型個人型 ( 厚生年金の一部を代行 ) ( 純粋な企業年金 ) 基本的なしくみ掛金額を保障 ( 給付額は 運用成果により決まる ) 給付額を保障 適格退職年金 ( 平成 24 年 3 月で廃止 ) 給付額を保障 加入者 264 万人 (H19 年末 ) 9 万人 (H19 年末 ) 525 万人 (H19 年 7 月末 ) 498 万人 (H20 年 1 月 1 日 ) 506 万人 (H18 年度末 ) 69 万人 (H18 年度末 ) 運営主体 事業主国民年金基金連合会厚生年金基金企業年金基金又は事業主事業主国民年金基金 事業主拠出のみ 加入者の拠出は不可 本人拠出のみ 代行部分 : 免除保険料 事業主拠出が原則 事業主拠出が原則 国民年金基金 本人拠出のみ 掛金 事業主と加入者が折半 加入者拠出も可 加入者拠出も可 加入時年齢 男女別により決まる 加算部分: 多くは事業主の負加入者が同意した場合担 掛金の拠出限度額 他の企業年金なし :4.6 万円 第 1 号 6.8 万円 ( 月額 ) 他の企業年金あり :2.3 万円 ( 国民年金基金と同枠 ) 第 2 号 1.8 万円 ( 月額 ) なし なし なし 6.8 万円 ( 月額 ) ( 確定拠出年金個人型と同枠 ) 非課税 加入者拠出 : 実質課税 ( 生命保険料控除 ) 税 拠出時 非課税 非課税 非課税 特別法人税課税 特別法人税課税 加入者拠出分 : 非課税 制 運用時特例措置により平成 22 年度まで凍結 実質非課税 特例措置により平成 22 年度まで凍結 非課税 年金 : 公的年金等控除 ( 標準的な年金額までは非課税 ) 給付時一時金 : 退職所得控除 年金 : 公的年金等控除 一時金 : 退職所得控除 年金 : 公的年金等控除 加入者拠出相当分 : 非課税一時金 : 退職所得控除 年金 : 公的年金等控除 16

18 17 年金の役割 (1) 1 年金は高齢者世帯の収入の 7 割 2 6 割の高齢者世帯が年金収入だけで生活 仕送り 企業年金 個人年金 その他の所得 17.2 万円 (5.7%) 公的年金 恩給以外の社会保障給付金 2.5 万円 (0.8%) 20% 未満 20~40% 未満 6.7% 2.5% 稼働所得 54.5 万円 (18.0%) 財産所得 15.7 万円 (5.2%) 高齢者世帯 1 世帯あたり平均所得金額 万円 公的年金 恩給 万円 (70.2%) 40~60% 未満 8.8% 60~80% 未満 11.8% 80~100% 未満 10.3% 公的年金 恩給が総所得に占める割合 全てが公的年金 恩給 59.9% ( 資料 ) 平成 18 年国民生活基礎調査 ( 厚生労働省 ) ( 資料 ) 平成 18 年国民生活基礎調査 ( 厚生労働省 )

19 ( 万人 ) 受給者18 年金の役割 (2) 3 高齢期の生活設計で年金を頼りにする人は 7 割 4 国民の 4 人に 1 人が年金を受給 その他 わからない私的扶養 2.3% 5.3% 個人年金や貯蓄 21.7% 高齢期の生活設計 公的年金 29.0% 数( 資料 ) 社会保険事業の概況 ( 社会保険庁 ) 公的年金中心 + 自助努力 % 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 ( 資料 ) 年金制度に関する世論調査 ( 平成 15 年内閣府 )

20 生活保護を受給する高齢者の推移 ( 男女別の被保護人員と保護率 ) ( 人 ) (%) 右目盛 : 保護率 ( 女性 65 歳以上 ) 昭和 50 年代に比べ 生活保護を受ける高齢者は増加しているが その割合 ( 保護率 ) は 2% 前後と依然低い 右目盛 : 保護率 ( 男性 65 歳以上 ) 左目盛 : 被保護人員 ( 女性 65 歳以上 ) 左目盛 : 被保護人員 ( 男性 65 歳以上 ) 右目盛 : 保護率 ( 全体 ) 昭和 52 年昭和 53 年昭和 54 年 昭和 55 年昭和 56 年昭和 57 年 昭和 58 年昭和 59 年昭和 60 年昭和 61 年昭和 62 年昭和 63 年平成元年平成 2 年平成 3 年平成 4 年平成 5 年平成 6 年平成 7 年平成 8 年平成 9 年平成 10 年平成 11 年平成 12 年平成 13 年平成 14 年平成 15 年平成 16 年平成 17 年 平成 18 年 資料 : 被保護者全国一斉調査 ( 厚生労働省 ) 人口推計 ( 総務省 ) 昭和 51 年

21 基礎年金月額と生活保護の生活扶助基準額 20 基礎年金額を 単身の生活扶助基準と比べると 級地によっては生活扶助基準が高いが 夫婦の生活扶助基準と比べると同等程度の額である 生活保護と公的年金の役割が異なることから 生活保護の基準と公的年金の給付額は単純に比較できるものではないことに留意 基礎年金月額 66,008 円 ( 夫婦合計 :132,016 円 )( 平成 20 年度月額 ) 生活保護の生活扶助基準額 ( 平成 20 年度月額 単位 : 円 ) 世帯 構成 生活扶助基準額 (3 級地 -2 ~ 1 級地 -1) < 参考 > 2 級地 -1 [ 県庁所在地等 ] 単 身 65 歳 62,640 ~ 80,820 73,540 夫 夫 65 歳 妻 65 歳の場合の 1 人平均 47,250 ~ 60,970 55,480 婦 夫婦合計額 94,500 ~ 121, ,960 ( 注 ) 家賃 地代を支払っている場合は これに住宅扶助が加算される

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<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 生命保険料控除 個人年金保険料控除 一般生命保険料控除

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<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> 平成 28 年度税制改正に関する要望 平成 27 年 7 月 - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24

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<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 現行制度の控除限度額 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 合計控除額所得税

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<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 生命保険料控除 個人年金保険料控除 一般生命保険料控除

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