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1 感染症対策マニュアル 施設における感染症対策について集団生活の場である施設でも 感染症が流行する可能性があり その対策が必要です 利用者は年々 高齢化 重度化しています 抵抗力が弱く 障害や疾病を持つ高齢者の場合 健康な人には特に問題のない菌にも感染する危険性があり 正しい認識のもとに適切な対応が要求されます 各種感染症について 1. 多剤耐性菌感染症 健康な人に感染を起こすことは少ないが 感染抵抗性の減弱した人に感 染する感染症 1 MRSA (methcillin resistant Staphylococcus aureus) 2 緑膿菌 2. 血液媒介型感染症 集団感染に発展する可能性が少ない感染症 1 肝炎 (B.C 型 ) 2 HIV 感染 ( ヒト免疫不全ウイルス感染 ) 3 梅毒 3. その他の感染症 入所者および職員にも感染が起こり 媒介者となる感染症で 集団感染 を起こす可能性がある感染症 1 疥 癬 ( ノミ シラミ ) 2 結 核 3 法定伝染病 ( コレラ 赤痢 腸チフス パラチフス 発疹チフス 猩紅熱 ジフテリア 流行性脳脊髄炎 ペスト 日本脳炎など ) 4 食中毒 ( 原因細菌 : 腸炎ビブリオ カンピロバクター 黄色ブドウ球菌 ウエルシュ菌 サルモネラ 病原大腸菌など ) 5 インフルエンザ 6 レジオネラ症 ( 媒介はしない ) 感染対策感染症に対する対策の柱として 1 感染源の排除 2 感染経路の遮断 3 人間の抵抗力の向上 が挙げられる 1 感染源とは 感染症の原因となる微生物 ( 細菌 ウイルスなど ) を含んでるもののことで 次のものは感染源となる可能性がある 1. 排泄物 ( 嘔吐物 便 尿など ) 2. 血液 体液 分泌物 ( 喀痰 膿みなど ) 3. 使用した器具 器材 ( 刺入 挿入したもの ) 4. 上記に触れた手指で取り扱った食品など は 素手で触らず 必ず手袋を着用して取り扱う 手袋を脱いだ後は 手洗い ( 必要時 手指消毒 ) が必要 - 1 -

2 2 感染経路には 空気感染 ( 咳 くしゃみなどで 飛沫核として伝播する 空中に浮遊し 空気の流れによって飛散する 結核菌 麻疹ウイルス 水痘ウイルスなど ) 飛沫感染 ( 咳 くしゃみ 会話などで感染する 飛沫粒子は1m 以内に床に落下し 空中を浮遊しつづけることはない インフルエンザウイルス 風疹ウイルス レジオネラなど ) 接触感染 および針刺し事故などによる血液媒介感染( 手指 食品 器具を介して伝播する 最も頻度の高い伝播経路 ノロウイルス 腸管出血性大腸菌 MRSA 緑膿菌など ) などがある 感染経路の遮断とは 1. 感染源 ( 病原体 ) を持ち込まない 2. 感染源 ( 病原体 ) を拡げない 3. 感染源 ( 病原体 ) を持ち出さない感染経路を遮断するためには 手洗いの励行 うがいの励行 環境の清掃が重要となる また 血液 体液 分泌物 排泄物などを扱うときは 手袋を着用するとともに これらが飛び散る可能性のある場合に備えて マスクやエプロン ガウンの着用も必要に応じて対応できるように検討しておく 感染症は 施設内でまったく新規に発生することはまれであると考えられる つまり 新規入所者 職員 面会者などが施設外で罹患して施設内に持ち込むことが多い よって 施設における感染対策では 施設の外部から感染症の病原体を持ち込まないようにすることが重要 中でも職員は 入所者と日常的に長時間接触するため 等に注意が必要 日常から健康管理を心がける 3 入所者の健康管理 入所時の健康状態の把握 内科嘱託医による入所時健康診断の実施 胸部 X-P 撮影 ( 最終撮影時期の確認 ) 感染症に関する既往歴などの確認 全身状態の観察 ( 発熱 咳 痰 吐き気 嘔吐 下 痢などの症状の有無 皮膚の状態 など ) 入所後の健康管理 日常から入所者の抵抗力を高め 感染予防をはかる取り組みが重要 1. 定期健康診断 内科嘱託医による健康診断 (2 回 / 年 5 月と10 月 ) 2. 健康状態の把握 食事摂取状況の観察体重測定 血圧測定 (1 回 / 月 ) 排泄状況の観察 3 職員の健康管理 感染媒体となりうる職員 一般的に 職員は 施設の外部との出入りの機会が多いことから 施設に病原体を持ち込む可能性が最も高いことを認識する必要がある また 日々の業務において 入所者に密接に接触する機会が多く 入所者間の病原体の媒介者となるおそれが高いことから 日常からの健康管理が重要となる 職員への健康管理 1. 定期健康診断 内科嘱託医による健康診断 (2 回 / 年 9 月と 3 月 ) 2. 予防接種 ワクチンで予防可能な疾患については できるだけ予防接種を受ける 予防接種要注意者は 一般的な健康管理を充実強化しておく ( インフルエンザワクチンなど ) - 2 -

3 衛生管理 1) 施設内の衛生管理 (1) 環境の整備 施設内の環境の清潔を保つことが重要 施設内の整理整頓を心がけ 清掃 消毒などを行う (2) 排泄物の処理 入所者の排泄物 吐物を処理する際には 手袋やマスクをし 汚染場所及びその周囲を次亜塩素酸ナトリウム ( 塩素濃度 200ppm) で清拭 消毒する 処理後は 十分な手洗い ( 手指消毒 ) を行う (3) 血液 体液の処理 職員への感染を防ぐため 入所者の血液など体液の取扱には十分注意する 血液などの汚染物が付着している場合には 必ず手袋を着用し 処理する 血液などの汚染物がついた手袋 ガーゼ 衣類などは 他のゴミと別のビニール袋に密封し 直接触れないように感染性廃棄物として 分別処理をする ( 内科嘱託医に処理依頼 ) 血液などが付着した床等は 適切な薬剤 ( アルコール消毒など ) を使用し 噴霧または拭き上げる 処理後は十分な手洗い ( 手指消毒 ) を行う 2) 介護 看護ケアと感染対策 (1) 標準的な予防策感染を予防するためには 1 ケア 1 手洗い の徹底が必要 また 日常のケアにおいて入所者の異常を早期発見するなど 日常の介護場面での感染対策が必要である 感染予防の基本は 手洗い 次に 手袋の着用 必要に応じてマスク エプロンの着用も必要となる 手袋を外したときにも 石鹸と流水により手洗いをする 針刺し事故防止のために 注射針のリキャップは必要最小限にし 感染性廃棄物として取り扱う ( インスリン注射に関係する注射針 アルコール綿は 処方箋を出した病院へ処分を依頼 ) (2) 手洗い手洗いは 1 ケア 1 手洗い ケア前後の手洗い が基本 職員の手指を介した感染は 感染経路として最も気を付けるべき点である 万が一汚染された場合にも 直ちに流水下で洗浄することにより 感染を防止することができる 手洗いにおける注意事項 手を洗うときは 流水で洗う 時計や指輪などの装飾品はなるべく外す 爪は短く切っておく 手洗いが雑になりやすい部位は 注意して洗う 使い捨てのペーパータオルを使用する 水道栓の開閉は 手首 肘などで簡単にできるものが望ましい 水道栓は洗った手で止めるのではなく 手首 肘などで止めることが不可能なときは 手を拭いたペーパータオルで止める 手を完全に乾燥させる - 3 -

4 手洗いの順序 (3) 配膳 食事介助配膳 食事介助の際には 必ず十分な手洗いを行い 清潔な器具 食器で提供する (4) 排泄介助 ( おむつ交換を含む ) 排泄介助の際は 必ず使い捨て手袋を着用して行う 手袋を外したら 手洗いを実施する おむつ交換の際は 入所者一人ごとに使い捨て手袋を替え その都度手洗いも行う ( 必要時 手指消毒も行う ) おむつ交換車の使用はできるだけしない (5) 日常の観察異常の兆候をできるだけ早く発見するために 入所者の健康状態を 常に注意深く観察する 体の動きや声の調子 食欲などがいつものその人らしくない と感じたら要注意 さらに 発熱 嘔吐 下痢 咳 咽頭痛 鼻水 発疹 ( 皮膚の異常 ) などの症状には 注意が必要 入所者の健康状態の異常を発見したら 速やかに嘱託医または主治医 ( 協力医療機関 ) に連絡し 適切な対応を取る - 4 -

5 感染症発生時の対応 1 発生状況の把握 入所者と職員の健康状態 ( 症状の有無 ) を 発生した日時も含め まとめる 受診状況 診断名 検査 治療の内容を記録しておく 2 感染拡大の防止 手洗いや排泄物 嘔吐物などの適切な処理を徹底し 必要に応じて施設内の消毒を行う 感染が明らかな入所者は なるべく個室対応をとる 協力病院や保健所などの協力をあおぐ 3 医療処置 内科嘱託医 主治医または協力病院へ速やかに受診し 治療をうける 4 行政への報告 施設長は ア ) 同一の感染症や食中毒による またはそれらが疑われる死亡者 重篤者が 1 週間以内に 2 名以上発生した場合 イ ) 同一の感染症や食中毒の患者 またそれらが疑われる者が 10 名以上または全利用者の半数以上発生した場合 ウ ) 通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ 特に施設長が報告を必要と認めた場合 迅速に 熊本市の社会福祉施設等主管部局に報告するとともに 保健所にも対応を相談する なお 医師が 感染症法 結核予防法または食品衛生法の届出基準に該当する患者またはその疑いがある者を診断した場合には これらの法律に基づき 医師は保健所への届出を行う必要があるので 留意する 5 関係機関への連携 嘱託医 協力病院 保健所などの関係機関に報告するとともに 対応を相談し 指示を仰ぐなど 緊密に連携をとる 同時に 職員への情報提供 周知 家族への情報提供も重要 感染症対策委員会の設置 入所者の安全管理の視点から 感染対策はきわめて重要であり 入所者の安全確保は施設の責務である 感染症対策委員会の主な役割は 感染症の予防 と 感染症発生時の対応 にある 特に 予防に重点を置いた活動が重要である 施設内感染対策の立案指針 マニュアル等の作成感染対策に関する 職員への研修新入所者の感染症の既往の把握入所者 職員の健康状態の把握感染症発生時の対応と報告各部署での感染対策実施状況の把握と評価 感染経路別予防策 - 5 -

6 (1) 空 気 感 染 結核 が該当 咳やくしゃみなどで飛散した飛沫核 (5μm 以下 落下速度 0.06~1.5cm/sec) で伝播し 感染する 飛沫核は空中に浮遊し続け 空気の流れにより飛散する 予防対策措置 1 入院による治療が必要 2 病院へ移送するまでの間は 原則として個室管理 3ケア時は 高性能マスク (N95など) を着用 4 免疫のない職員は 患者との接触を避ける (2) 飛 沫 感 染 インフルエンザ 流行性耳下腺炎( おたふくかぜ ) 風疹 などが該当 咳 くしゃみ 会話などで飛散した飛沫粒子 (5μm 以上 落下速度 30~80cm/sec) で伝播し 感染する 飛沫粒子は半径 1m 以内の床に落下し空中に浮遊し続けることはない 予防対策措置 1 原則として個室管理が望ましいが できないときはベッドの間隔 を2m 以上あける 2ケア時は 紙マスクを着用する 3 利用者 職員とも うがい を励行する (3) 接 触 感 染 経口感染 と その他の接触感染( 創傷感染 皮膚感染 ) に分けられる 経口感染には ノロウイルス( 感染性胃腸炎 ) 腸管出血性大腸菌( 腸管出血性大腸菌感染症 ) がある その他の接触感染には MRS A(MRSA 感染症 ) 緑膿菌( 緑膿菌感染症 ) 疥癬虫 ( 疥癬 ) がある 手指 食品 器具を介して起こる最も頻度の高い伝播 汚染物( 排泄物 分泌物など ) との接触で環境を汚染し 手指を介して拡がるので注意が必要 予防対策措置 1 原則として個室管理が望ましい 2ケア時は 手袋を着用する 汚物に触れたら手袋を交換する 3 手洗いを励行し 適宜手指消毒を行う 4 可能な限り個人専用の器具を使うようにする 5 汚染物との接触が予想されるときには 必要時ガウンを着用する - 6 -

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