国土交通省関係平成 28 年度予算の全体像 1. 国費総額 (1) 一般会計 5 兆 7,767 億円 (1.00 倍 ) 公共事業関係費 5 兆 1,787 億円 (1.00 倍 ) 〇一般公共事業費 5 兆 1,252 億円 (1.00 倍 ) 〇災害復旧等 534 億円 (1.00 倍 ) 非

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1 最近の建設業をめぐる諸問題 平成 28 年 2 月 4 日 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

2 国土交通省関係平成 28 年度予算の全体像 1. 国費総額 (1) 一般会計 5 兆 7,767 億円 (1.00 倍 ) 公共事業関係費 5 兆 1,787 億円 (1.00 倍 ) 〇一般公共事業費 5 兆 1,252 億円 (1.00 倍 ) 〇災害復旧等 534 億円 (1.00 倍 ) 非公共事業 5,980 億円 (0.98 倍 ) 〇その他施設費 515 億円 (1.11 倍 ) 〇行政経費 5,465 億円 (0.97 倍 ) (2) 東日本大震災復興特別会計 6,897 億円 (1.05 倍 ) 2. 財政投融資 1 兆 7,409 億円 (0.81 倍 ) ( 参考 ) 財投機関債総額 2 兆 7,714 億円 (0.80 倍 ) 1

3 平成 28 年度予算案の概要 ( 建設業関係 ) 少子高齢化の進展に伴って 建設業においても 高齢化や若年入職者の減少という構造的な問題が発生 将来にわたる社会資本の品質確保と適切な機能維持を持続的に図るため 処遇改善 多様な人材の活用等による担い手の確保 育成を更に強化するとともに 建設生産システムにおける現場の生産性向上を推進 処遇改善等による担い手の確保 育成 建設技能労働者の経験が蓄積される システム構築の推進 新規 (30 百万円 ) 多様な人材の活用 もっと女性が活躍できる建設業 推進パッケージ 拡充 (55 百万円 うち優先課題推進枠 29 百万円 ) 建設生産システムにおける生産性向上 地域建設産業活性化支援事業 拡充 (168 百万円 うち優先課題推進枠 27 百万円 ) 社会保険等の加入状況の確認の実効的な実施や 技能 経験に応じた適正な処遇等に資する環境の整備 〇技能労働者の就労履歴を一元的に管理し 技能 経験に応じた処遇の改善等を可能とする建設技能労働者の経験が蓄積されるシステムの構築に向け 必要な検証及び検討を実施 現場事故防止等のための安全対策支援 新規 (11 百万円 うち優先課題推進枠 11 百万円 ) 現場で働く技能労働者が安心して従事できる環境の整備 〇建設現場での事故事例 ( ヒヤリ ハット事例を含む ) を閲覧できるデータベースを構築し 収集事例を基に 建設現場での事故防止のための啓発教材 ( テキスト DVD 等 ) の作成を支援 多様な入札契約方式の導入 活用の促進等の 担い手 3 法推進サイクル の創出 拡充 (71 百万円 うち優先課題推進枠 10 百万円 ) 建設企業が 地域の守り手 として持続的に役割を果たせる好循環の創出 〇 1 担い手 3 法の運用状況の把握 共有を通して 2 課題解決に向けた地域毎の取組を収集し 3 先進事例の集約 見える化を実施することによって 4 全国における現場の改善につながる推進サイクルを創出 建設業における女性活躍の機運を業界全体で持続 浸透 取組を加速化 〇地域ぐるみで女性を応援する活動の更なる深化 定着 女性進出で課題となる分野に対する重点的な対策 女性リーダーの育成 女性技能者にとって働きやすい現場環境の整備 他産業の創意 活力の活用による女性活躍の基盤固め 建設分野における 外国人材活用の適正化事業 継続 (76 百万円 うち優先課題推進枠 76 百万円 ) 当面の一時的な需要増に対応するため 即戦力となり得る外国人材の活用に係る緊急措置の適正かつ円滑な実施 緊急措置の適正かつ円滑な実施を図るため 監理団体及び受入企業に対して巡回指導等を実施する 制度推進事業実施機関 の活用 管理システムの運営等を実施 生産性向上等に向けた地域建設企業等の連携や効率的な生産管理モデル定着の支援 生産性向上に資するベストプラクティスの見える化 建設業に応用可能な他産業の生産性向上を参考にした 生産管理モデル 構築の検討等を実施 〇アドバイザーによる相談支援 支援チームや経費助成による重点支援を実施 セミナー 個別相談会の実施とともに オンライン講座等の効率的 効果的な教育手法を開発 試行 元請 下請取引の適正化 重層下請 構造の改善のための調査 継続 (24 百万円 ) 対等な元下関係の構築と 重層下請構造の改善による生産性向上 不要な下請契約や行き過ぎた重層化の回避を促し 建設生産システムの生産性向上を推進 法令違反に対する監督指導を強力に推進し 円滑に賃金が現場の技能労働者に行き渡る環境を整備 2

4 国土交通省関係平成 27 年度補正予算の全体像 補正予算国費総額約 4,736 億円 (0.87 倍 ) 公共事業関係費約 3,885 億円 (1.13 倍 ) 〇一般公共事業費約 3,023 億円 (1.23 倍 ) 〇災害復旧等約 863 億円 (0.87 倍 ) 非公共事業関係費約 850 億円 (0.42 倍 ) 〇その他施設費約 136 億円 (0.59 倍 ) 〇行政経費約 714 億円 (0.40 倍 ) 3

5 発注関係事務の運用に関する指針 ( 運用指針 ) の主なポイント 運用指針とは : 品確法第 22 条に基づき 地方公共団体 学識経験者 民間事業者等の意見を聴いて 国が作成各発注者が発注関係事務を適切かつ効率的に運用できるよう 発注者共通の指針として 体系的にとりまとめ国は 本指針に基づき発注関係事務が適切に実施されているかについて定期的に調査を行い その結果をとりまとめ 公表 1 予定価格の適正な設定 予定価格の設定に当たっては 適正な利潤を確保することができるよう 市場における労務及び資材等の取引価格 施工の実態等を的確に反映した積算を行う 積算に当たっては 適正な工期を前提とし 最新の積算基準を適用する 2 歩切りの根絶 必ず実施すべき事項 歩切りは 公共工事の品質確保の促進に関する法律第 7 条第 1 項第 1 号の規定に違反すること等から これを行わない 7 発注や施工時期の平準化 実施に努める事項 平成 27 年 1 月 30 日公共工事の品質確保の促進に関する関係省庁連絡会議申合せ 6 工事の性格等に応じた入札契約方式の選択 活用各発注者は 工事の性格や地域の実情等に応じて 多様な入札契約方式の中から適切な入札契約方式を選択し 又は組み合わせて適用する 債務負担行為の積極的な活用や年度当初からの予算執行の徹底など予算執行上の工夫や 余裕期間の設定といった契約上の工夫等を行うとともに 週休 2 日の確保等による不稼働日等を踏まえた適切な工期を設定の上 発注 施工時期等の平準化を図る 3 低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定 活用の徹底等 ダンピング受注を防止するため 低入札価格調査制度又は最低制限価格制度の適切な活用を徹底する 予定価格は 原則として事後公表とする 4 適切な設計変更 施工条件と実際の工事現場の状態が一致しない等の場合 適切に設計図書の変更及びこれに伴って必要となる請負代金の額や工期の適切な変更を行う 5 発注者間の連携体制の構築地域発注者協議会等を通じて 各発注者の発注関係事務の実施状況等を把握するとともに 各発注者は必要な連携や調整を行い 支援を必要とする市町村等の発注者は 地域発注者協議会等を通じて 国や都道府県の支援を求める Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 8 見積りの活用 入札に付しても入札者又は落札者がなかった場合等 標準積算と現場の施工実態の乖離が想定される場合は 見積りを活用することにより予定価格を適切に見直す 9 受注者との情報共有 協議の迅速化 各発注者は受注者からの協議等について 速やかかつ適切な回答に努める 設計変更の手続の迅速化等を目的として 発注者と受注者双方の関係者が一堂に会し 設計変更の妥当性の審議及び工事の中止等の協議 審議等を行う会議を 必要に応じて開催する 10 完成後一定期間を経過した後における施工状況の確認 評価 必要に応じて完成後の一定期間を経過した後において施工状況の確認及び評価を実施する 4

6 施工時期等の平準化に向けた計画的な事業執行について 〇運用指針の趣旨を踏まえ 更なる施工時期等の平準化を図るため 計画的な発注や適切な工期の設定等を進めることとしたところ このため 以下の内容について官房長から各地方整備局長等に文書を発出 計画的な発注の推進 ( 件数 ) 現在の工事件数 ( 直轄工事 ) 早期発注や国庫債務負担行為の適切な活用により 計画的な発注を推進 年度内の工事量の偏りを減らし 施工時期を平準化 適切な工期の設定 工事の性格や地域の実情等を踏まえ 特に以下の事項に留意し適切な工期を設定 同工種の過去の類似実績を参考に 必要な日数を見込む 降雪期における作業不能日数を見込む 年度末にかかる工事を変更する際には 年度内完了に固執することなく 必要な日数を見込む 余裕期間制度の積極的な活用 平準化閑散期と繁忙期の幅を小さくする < 現在 > 繁忙期と閑散期の幅は約 2 倍 〇受注者が建設資材や建設労働者等の確保を円滑に行えるようにするとともに 受注者側の観点から平準化を図るため 余裕期間制度を積極的に活用 実工期の 30% かつ 4 ヶ月を超えない範囲で発注者が設定した余裕期間内において 受注者が工事開始日を指定または選択できる制度 工期が複数年度にわたる工事 業務への適切な対応 上記取り組みを行った結果 工期が複数年度にわたる場合は 国庫債務負担行為制度 翌債 ( 繰越 ) 制度を適切に活用 5

7 (3) 公共工事の発注 施工時期の 平準化 について発注 施工時期の平準化 2 ( 都道府県における取組状況 ( 都道府県への調査 ~ 調査 ) ~) 地方公共団体等の取組例 1. 調査の概要 発注 施工時期の平準化 ( 建設業者の手持ち工事量の合計について各月毎の差を少なくすること ) を目的とした現在の取組状況等について 国土交通省が都道府県へのアンケート調査を実施 (H26.12) 47 都道府県中 45 都道府県から回答 2. 債務負担行為の活用状況等 債務負担行為は 一般的に工期が複数年にわたる大規模工事で活用されているが 維持管理や除雪において活用している 例 ( 秋田県 富山県 島根県 ) も見られた ゼロ県債については その活用目的を 年度端境期等における 平準化 と明示したのは 13 県 ( 青森県 秋田県 福島県 栃木県 群馬県 新潟県 富山県 石川県 滋賀県 高知県 福岡県 佐賀県 熊本県 ) また 今後検討する必要あり との回答も複数見られた 全国における最近の取組事例は 右に記載のとおり 3. 今後の取組に向けた課題 対応 財政部局の理解が重要 とした団体が多い 品確法の改正を機に庁内各部局との調整 連携を促進 他団体の取組を参考に新たな対策を検討 などの回答が複数見られた 主な取組事例 宮城県 : 平成 25 年 11 月から東北発注者協議会により 国 県 市町村を統合した発注見通しを公表 また 県は発注状況の変化に対応し 発注見通しを四半期ごとに作成 東京都 : 発注件数を年間で平準化するよう 今後は工期が 12 ヶ月未満の工事についても 工事所管局と協力しながら債務負担行為を効果的に活用するなど 具体的な取組をさらに強化 また 工事の年間発注予定についても 事業者が入札に参加しやすくなるよう 公表内容や発注予定の詳細化など情報提供のさらなる充実を図り 計画的な発注に向けた取組を強化 ( 平成 26 年 3 月 25 日予算特別委員会財務局長答弁 ) 富山県 : 平成 26 年 11 月補正予算において ゼロ県債の額を昨年度 (11 億円 ) よりも増額 (16 億円 ) し 道路改良工事等について従来より前倒しして発注することにより これまで以上に年度間の切れ目のない発注と計画的な執行を図る ( 平成 26 年度公共事業等箇所付け ( ゼロ県債 ) の概要 平成 26 年 12 月 17 日発表 ) 京都府 : 年度当初時期の工事量の減少を緩和し 年間を通じた円滑な工事執行と仕事量を確保するため 平成 26 年 9 月補正予算にて単独公共事業執行平準化対策費 (25 億円 ) を計上 ( 補正予算案の概要 (H26) 京都府 HP) 高知県 : 翌債 繰越制度の活用による工事の平準化や県内市町村への働きかけを実施 ( 高知県建設業活性化プラン ( 平成 26 年 2 月策定 )) 6

8 歩切り に関する地方公共団体への個別理由等の聴取結果について 平成 27 年 7 月 1 日時点で 慣例 自治体財政の健全化等のため 設計書金額から減額して予定価格を決定している場合がある と回答した団体 (100 団体 ) のうち 見直しに向けて対応を検討 (34 団体 ) または その他 (16 団体 ) のいずれかを回答した団体 ( 計 50 団体 ) に個別理由等を聴取した結果 ( 平成 27 年 11 月 1 日時点の状況 ) は以下のとおり 1 32 団体が平成 27 年度内に 歩切り を廃止 ( うち 16 団体が平成 27 年 11 月までに歩切りを廃止済み ) 2 8 団体が見直しに向けて対応を検討中 3 7 団体が端数程度を減額する方法に変更 4 3 団体が見直しを行う予定なし 4 の団体等については 国と都道府県が連携して直接働きかけを実施するなどにより 改善を促進 聴取対象団体 聴取結果 H27 年度内に歩切りを廃止 :32 団体 11 月までに歩切りを廃止済み :16 団体 見直しに向けて対応を検討 34 団体 検討中 8 団体 端数程度を減額する方法に変更 ( ) 7 団体 その他 16 団体 見直しを行う予定はない 3 団体 ( ) 従前は数 % 程度を減額していたが 端数程度に変更 や ランダム係数 (99.900~ %) を乗じる制度に変更 等 < 前回実施したフォローアップ調査の結果 > 黒点線枠内が今回個別に理由等を聴取した団体 < ブロック別の聴取結果 > ブロック 北海道 (0) 東北 (12) 10[6] 関東 (13) 7[4] 北陸 (3) 2[1] 中部 (6) 3[1] 近畿 (3) 1[1] 中国 (0) 四国 (3) 九州 (6) 5[2] 沖縄 (4) 4[1] 全国 (50) 32[16] ( 注 ) ブロック列の括弧内は聴取対象団体数 1 列の括弧内は 11 月までに歩切りを廃止済みの団体数 7

9 平成 28 年 2 月から適用する公共工事設計労務単価について 単価設定のポイント (1) 最近の労働市場の実勢価格を適切 迅速に反映 (2) 社会保険への加入徹底の観点から 必要な法定福利費相当額を反映 ( 継続 ) 全職種平均 全国 (17,704 円 ) 平成 27 年 2 月比 ;+4.9%( 平成 24 年度比 ;+34.7%) 被災三県 (19,457 円 ) 平成 27 年 2 月比 ;+7.8%( 平成 24 年度比 ;+50.3%) 被災三県における単価の引き上げ措置 ( 継続 ) 参考 : 近年の公共工事設計労務単価の伸び率 全国 : H25 H26 H27 (H24 比 ) 全国 :+15.1% +7.1% +4.2%(+28.5%) 被災三県 :+21.0% +8.4% +6.3%(+39.4%) 注 ) 金額は加重平均値 伸率は単純平均値 8

10 建設技能労働者の経験が蓄積されるシステムの概要イメージ 〇建設業で共通に使用できる番号 (ID) を各労働者に付与し ( 必要に応じて ) カードを発行〇技能労働者の本人情報 ( 住所 氏名 生年月日 性別 ) 保有資格 社会保険加入の有無等をあらかじめシステムに登録〇カードリーダーや位置情報付きスマートフォン等により入退場管理を行い 日々の就業情報を蓄積〇蓄積されたデータは利用目的に応じて建設業界の関係者が閲覧〇簡易で低コストなシステムの構築 利用を目指す 本人確認 本人情報を登録 ID 付与 ( 必要に応じて ) カード発行 建設 ID カード データベースシステム 本人情報の登録 住所 氏名 生年月日 性別 保有資格 社会保険の加入状況等 就業情報の蓄積 利用目的に応じて建設業界の関係者が閲覧 技能労働者が自らのデータを閲覧する場合のイメージ ( 元請企業 雇用企業等立場に応じ 情報を選別して提供 ) 本人情報 既存情報システムとの情報連携 ID 住所 県 確認済 就業情報 年月現場名勤務日数勤務時間 2015 年 9 月 現場 10 日 60 時間 建設太郎 技能労働者 カードリーダー 位置情報付きスマートフォン 携帯電話着信確認 生体認証等 登録 建設現場 保有資格 氏名 生年月日 性別 建設太郎 男 技能検定建築大工 技能講習玉掛け 登録建築大工基幹技能者 社会保険の加入状況 確認済 要確認 健康保険 年金保険 雇用保険 2015 年 9 月 現場 10 日 60 時間 2015 年 10 月 2015 年 10 月 2015 年 10 月 現場 5 日 40 時間 現場 5 日 30 時間 現場 5 日 30 時間 9

11 2 級施工管理技士試験の受験可能年齢の引き下げ ( 建設業法施行令の一部改正 ) 将来にわたって建設工事の適正な施工が確保されるよう 2 級の施工管理技士試験の学科試験の受験に必要な実務経験を不要とし 高校 2 年生相当の者の早期受験を可能とする 建設業法施行令の改正を行ったところ ( 平成 27 年 12 月 16 日公布 平成 28 年 4 月 1 日施行 ) 高校卒 工業高校等 ( 指定学科 ) 指定学科 15 才 級学科 2 級学科 1 年前倒し 実務経験 2 級実地 主任技術者高校 7 年前倒し 高校卒 ( 指定学科以外 ( 普通高校等 ) ) 指定学科以外 2 級学科 高校 実務経験 級学科 2 級実地 主任技術者 2 級の学科試験の受験可能年齢を大幅に引き下げることにより 早い段階から建設業を職業選択の対象として認識させ 若手技術者の建設業界への入職促進 早期育成を図る 10

12 基礎ぐい工事問題を受けた下請契約適正化への対応 基礎ぐい工事問題に関する対策委員会 中間とりまとめ報告書 ( 平成 27 年 12 月 25 日 ) 建設業の構造的な課題に対する対策に関する提言( 抄 ) 元請 下請の施工体制上の役割 責任の明確化と重層構造の改善 実質的に施工に携わらない企業の施工体制からの排除と位置づけの再整理等 民間工事における関係者間の役割 責任の明確化と連携強化 民間工事における発注者 設計者 元請 下請等の請負契約等の適正化 等 技術者や技能労働者の処遇 意欲と資質の向上 技能労働者の就労構造のあり方 就労環境の改善等 基本問題小委員会 ( )( 委員長 : 大森文彦弁護士 東洋大学法学部教授 )( 平成 28 年 1 月 27 日 ~) ( ) 中央建設業審議会 社会資本整備審議会産業分科会建設部会 中間とりまとめにおける提言を含めた建設業の構造的な課題について基本問題小委員会において検討 6 月目処に中間とりまとめ基本問題小委員会 (1 月 27 日 ) 11

13 Ⅰ 本委員会の設置の目的 経緯 国土交通省基礎ぐい工事問題に関する対策委員会中間とりまとめ報告書 ( 平成 27 年 12 月 25 日 ) 概要 1. 本委員会の設置の目的 基礎ぐい工事問題の実態や要因等について専門的見地から検討した上で 再発防止策の提言を行う 2. 本委員会の構成委員長深尾精一 ( 首都大学東京名誉教授 ) 他 8 名の学識経験者によって構成 3. 審議の経緯 本委員会は平成 27 年 10 月 27 日に設置を決定 11 月 4 日に第 1 回が開催された後 これまでに計 6 回開催され 12 月 25 日に本報告書を中間とりまとめ Ⅱ 基礎ぐい工事問題の概要 横浜市のマンション事案の概要 (1) 施工体制 ( 元請 1 次下請 2 次下請 ) 元請は下請に対する是正指導等を行っていなかった また 施工に関する責任を巡って施工全体に係る一義的な責任を果たしているとは言い難い 1 次下請は主な工事を再下請し 自ら総合的に企画 調整等を行っていなかった 1 次下請も2 次下請も主任技術者 ( 専任を要する ) が他の現場と兼任していた 2 次下請のくい工事管理者は他の会社の社員であった (2) 基礎ぐい工事の施工 元請と施工会社との間でくいの支持層到達を巡る認識に齟齬がみられる 元請 下請ともに電流計データ等の報告等のルールが定められていなかった 電流計データ等が取得できない場合の対応も定められていなかった (3) マンションの安全性の確認 横浜市 ( 特定行政庁 ) が事業主等に指示し安全性を検証中であり 震度 6 強から 7に達する程度の地震で倒壊等しないことは確認 Ⅲ 電流計データ等の流用 1 旭化成建材に対する調査 安全性確認の状況 横浜市のマンション事案とデータ流用の実態を踏まえた問題の総括 過去に施工した 3,052 件中 360 件のデータ流用が判明 2 旭化成建材以外に対する調査 8 社 56 件で流用判明 業界で広くデータ流用が行われていた 3 データ流用に係る主な原因 主な要因はデータ取得ができなかったことによるものが多く その理由は機械の不具合 不注意によるミス 管理 保管ミス等による 電流計データ等の流用があった建築物のうち調査結果が明らかとなったものをみると 横浜市のマンション以外で安全上の問題が生じているものはなかった データ流用と建築物の安全上の問題との関連性は低い 5 つの論点 安全 安心と信頼 国民の信頼回復のため 再発防止に全力で取組 業界の風潮個人の意識 データ流用を許容しない風潮等の醸成 責任体制設計と施工ハードウェア 発注者 設計者 元請 下請等の各々の責任を果たす体制 地盤条件等の共有と現場に即したルールによる施工 機械等の高度化や IT 技術の活用 5 つの論点に関する基本的な考え方を踏まえ 事案から直接判明した課題 と 事案の背景にあると考えられる課題 を整理 直接判明した課題 に対しては 主に基礎ぐい工事に関する適正な施工等のための体制構築 背景にあると考えられる課題 に対しては 主に建設業の構造的な課題に関する対策を実施 Ⅳ 再発防止策 本委員会による提言 1. 基礎ぐい工事に関する適正な設計 施工及び施工管理のための体制構築 現場に即した明確なルールのもと適正な施工を確保 [ 設計 ] 地盤の特性に応じた設計方法等に関する周知徹底 地盤情報が不十分な場合の追加の地盤調査の実施 複雑な地盤の場合の設計方法や留意事項等を十分に認識して設計 地盤情報や施工上の留意事項の施工者との情報共有 [ 施工 ] 施工ルールの策定と現場での導入等 国土交通省は一般的に遵守すべき施工ルールを作成し提示 建設業団体はこれに準拠し速やかに自主ルールを策定 国土交通省は一般的ルールの遵守について必要な指導 一般的に遵守すべき施工ルールとして提示する内容例 項目 施工体制 支持層到達の判断 施工記録 具体的内容 元請は下請の主任技術者の配置状況等施工体制を確認 施工前に地盤条件等を下請と共有等 元請の監理技術者が到達に責任を負う 下請の主任技術者が技術的に判断 元請はその判断が正しいか確認 元請の監理技術者は本ぐいのうち立ち会って確認するくいを事前に決定 施工データが支持層到達を確認する記録として妥当かを元請が確認 データが取得できない時の補完方法をあらかじめ決定 ICT の活用による施工管理の合理化の推進等 [ 工事監理 ] 適切な施工管理を補完するための工事監理ガイドラインの策定 建築基準法に基づく中間検査における工事監理状況の確認 速やかに実行し 適正な施工のための体制を構築 等 2. 建設業の構造的な課題に関する対策 構造的な課題に国土交通省と建設業界が正面から取り組む 元請 下請の責任 役割の明確化と重層構造の改善 元請の統括的な管理責任のあり方 元請監理技術者と下請主任技術者の各々の施工管理上の役割の明確化 下請の主任技術者の適正配置のあり方 実質的に施工に携わらない企業の施工体制からの排除 技術者や技能労働者の処遇 意欲と資質の向上 技術者制度のあり方 技能労働者の就労構造のあり方 技能労働者の経験が蓄積されるシステムの導入 就労環境の改善 ( 適切な賃金水準の確保 教育訓練の充実 強化等 ) 民間工事における役割 責任の明確化と連携強化 発注者 設計者 元請 下請等の請負契約等の適正化 ( 設計変更などの協議のルールの明確化等 ) 施工責任を専門的見地から審査 検証 調停する中立的な組織 機能の検討 施工に関する情報の積極的な公開 実行可能な施策から順次実施 検討が必要な施策は速やかに議論の場を設け 建設業の将来像を見据えて対策

プレゼンテーションタイトル

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