パリエット錠5mg、パリエット錠10mg、パリエット錠20mg

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1 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 用法 用量 使用上の注意改訂のお知らせ 処方箋医薬品注意 - 医師等の処方箋により使用すること 2017 年 9-11 月 このたび 標記製品の用法 用量 使用上の注意を下記のとおり改訂致しました ( 用法 用量の改訂は 錠 5mg 錠 10mg のみ ) 今後のご使用に際しましては 下記内容をご参照頂き 本書を適正使用情報としてご活用頂きますようお願い申し上げます 改訂内容ダイジェスト ( 詳細はお知らせ本文をご参照下さい ) 錠 5mg 錠 10mg 改訂項目 改訂内容 備考 用法 用量 使用上の注意 重要な基本的注意 プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法 が承認されたことに伴い 関連する項目に追記を致しました 錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に伴う改訂 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック ラベファインパック 改訂項目改訂内容備考 使用上の注意 副作用 ( 副作用発生状況の概要 ) 使用上の注意 副作用 ( その他の副作用 ) 使用上の注意 副作用 ( 重大な副作用 ) 錠の臨床試験で発現した副作用の情報を反映致しました 急性腎不全 の記載を 急性腎障害 に変更致しました 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg のみの改訂 錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に伴う改訂 錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に伴う改訂 事務連絡による改訂 なお 医薬品安全対策情報 (Drug Safety Update)No.264(2017 年 11 月発送予定 ) に本改訂に係る記載が掲載される予定です 製品に関するお問い合わせ先 :EA ファーマ株式会社くすり相談 この 用法 用量 使用上の注意改訂のお知らせ は EA ファーマ株式会社の医療関係者向けサイトでもご覧になれます ( アドレス : ヘアクセスし 医療関係者の皆さま にお入りください ) - 1 -

2 [ 改訂箇所及び改訂理由 ] 1. 錠 5mg 錠 10mg 用法 用量 の項 用法 用量 逆流性食道炎 < 治療 > 逆流性食道炎の治療においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与するが 病状により1 回 20mgを1 日 1 回経口投与することができる なお 通常 8 週間までの投与とする また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合 1 回 10mg 又は1 回 20mgを1 日 2 回 さらに8 週間経口投与することができる ただし 1 回 20mg1 日 2 回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る < 維持療法 > 再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与する また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては 1 回 10mgを1 日 2 回経口投与することができる 用法 用量 逆流性食道炎逆流性食道炎の治療においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与するが 病状により1 回 20mgを1 日 1 回経口投与することができる なお 通常 8 週間までの投与とする また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合 1 回 10mg 又は1 回 20mgを1 日 2 回 さらに8 週間経口投与することができる ただし 1 回 20mg1 日 2 回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る 再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与する 下線部 ( ): 追記 改訂理由錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認の内容に基づき 用法 用量 の項に < 維持療法 > として また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては 1 回 10mg を 1 日 2 回経口投与することができる を追記致しました 使用上の注意 重要な基本的注意 の項 2. 重要な基本的注意 (4) 逆流性食道炎の維持療法については 再発 再燃を繰り返す患者やプロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な患者に対し行うこととし 本来 維持療法の必要のない患者に行うことのないよう留意すること また 食事制限 アルコール摂取制限等の生活習慣の改善が図られ 寛解状態が長期にわたり継続する場合には休薬又は減量を考慮すること なお 維持療法中は定期的に内視鏡検査を実施するなど観察を十分に行うことが望ましい 2. 重要な基本的注意 (4) 逆流性食道炎の維持療法については 再発 再燃を繰り返す患者に対し行うこととし 本来 維持療法の必要のない患者に行うことのないよう留意すること また 食事制限 アルコール摂取制限等の生活習慣の改善が図られ 寛解状態が長期にわたり継続する場合には休薬を考慮すること なお 維持療法中は定期的に内視鏡検査を実施するなど観察を十分に行うことが望ましい 下線部 ( ): 追記 改訂理由錠 5mg 錠 10mg の用法 用量に係る承認事項一部変更承認に伴い プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法に関する注意喚起を追記致しました - 2 -

3 2. 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック ラベファインパック 使用上の注意 副作用 ( 副作用発生状況の概要 その他の副作用 ) の項 [ 錠 5mg 錠 10mg] 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 逆流性食道炎 Zollinger-Ellison 症候群 非びらん性胃食道逆流症承認時までの試験では 総症例 2,509 例中 277 例 (11.0%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.2%) AST(GOT) の上昇 21 件 (0.8%) であった 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 ) 循環器 血圧上昇 動悸 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 口内炎 腹痛 苦味 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 下線部 ( ): 変更 取消線部 ( ): 削除 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 逆流性食道炎 Zollinger-Ellison 症候群 非びらん性胃食道逆流症承認時までの試験では 総症例 1,992 例中 241 例 (12.1%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.5%) AST(GOT) の上昇 21 件 (1.1%) LDH の上昇 18 件 (0.9%) であった 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 ) 循環器 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 血圧上昇 動悸 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) [ 錠 20mg] 承認時までの試験では 総症例 2,509 例中 277 例 (11.0%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.2%) AST(GOT) の上昇 21 件 (0.8%) であった ( 承認時 : 錠の逆流性食道炎の維持療法及び非びらん性胃食道逆流症の承認時に実施した試験の症例を含む ) 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 : 錠の再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法の再審査期間中に実施した製造販売後調査 試験の症例を含む ) 承認時までの試験では 総症例 1,992 例中 241 例 (12.1%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.5%) AST(GOT) の上昇 21 件 (1.1%) LDH の上昇 18 件 (0.9%) であった ( 承認時 : 錠 10mg の再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法及び非びらん性胃食道逆流症の承認時に実施した試験の症例を含む ) 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 : 錠 10mg の再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法の再審査期間中に実施した製造販売後調査 試験の症例を含む ) - 3 -

4 循環器 血圧上昇 動悸 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 口内炎 腹痛 苦味 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 循環器 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 血圧上昇 動悸 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 下線部 ( ): 変更 取消線部 ( ): 削除 [ ラベキュアパック ラベファインパック ] 循環器 血圧上昇 動悸 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 口内炎 腹痛 苦味 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 循環器 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 血圧上昇 動悸 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 下線部 ( ): 変更 改訂理由錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に係る プロトンポンプインヒビター抵抗性逆流性食道炎の患者を対象とした国内臨床第 Ⅲ 相試験の結果 36 例 54 件の副作用が発現しました 本臨床試験及びこれまでの国内臨床試験 製造販売後調査 試験における副作用を再集計した結果を反映し 記載を変更致しました なお 新たに追記した副作用はございません - 4 -

5 使用上の注意 副作用 ( 重大な副作用 ) の項 [ 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg] 6) 急性腎障害 間質性腎炎急性腎障害 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと 下線部 ( ): 変更 6) 急性腎不全 間質性腎炎急性腎不全 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと [ ラベキュアパック ] 6) 急性腎障害 間質性腎炎急性腎障害 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎障害等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと クラリス 8) 横紋筋融解症筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うとともに 横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること 10) 急性腎障害 尿細管間質性腎炎急性腎障害 尿細管間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと 下線部 ( ): 変更 - 5-6) 急性腎不全 間質性腎炎急性腎不全 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎不全等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと クラリス 8) 横紋筋融解症筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うとともに 横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること 10) 急性腎不全 尿細管間質性腎炎急性腎不全 尿細管間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと

6 [ ラベファインパック ] 6) 急性腎障害 間質性腎炎急性腎障害 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎障害等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 下線部 ( ): 変更 6) 急性腎不全 間質性腎炎急性腎不全 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎不全等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 改訂理由平成 29 年 3 月 14 日付厚生労働省医薬 生活衛生局安全対策課事務連絡に基づき 急性腎不全 という用語を 急性腎障害 に変更致しました 本製品の最新添付文書情報は独立行政法人医薬品医療機器総合機構ホームページ ( からご覧下さい CODE DI J 年 9 月作成 (1803)

7 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意改訂のお知らせ 処方箋医薬品注意 - 医師等の処方箋により使用すること 2017 年 2-3 月 このたび 標記製品の使用上の注意を下記のとおり改訂致しました 今後のご使用に際しましては 下記内容をご参照頂き 本書を適正使用情報としてご活用頂きますようお願い申し上げます 改訂内容ダイジェスト ( 詳細はお知らせ本文をご参照下さい ) 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック ラベファインパック 共通の改訂 改訂項目改訂内容備考 副作用 ( その他の副作用 ) の項 ( の ) 副作用 ( その他の副作用 ) の項に 顕微鏡的大腸炎 を追記致しました 薬生安通知によらない改訂 ラベファインパック の改訂 改訂項目改訂内容備考 重要な基本的注意 の項 副作用 ( 重大な副作用 ) の項 フラジールの 重要な基本的注意 の項の 中枢神経障害に対する注意に初期症状及び発現時のメトロニダゾール製剤の処置に関する情報を追記致しました 薬生安通知によらない改訂フラジールの 副作用 ( 重大な副作用 ) の項に 中枢神経障害 として 脳症 を追記致しました なお 本改訂内容は医薬品安全対策情報 (Drug Safety Update)No.257(2017 年 3 月発送予定 ) にも掲載される予定です 製品に関するお問い合わせ先 :EA ファーマ株式会社くすり相談 この 使用上の注意改訂のお知らせ は EA ファーマ株式会社の医療関係者向けサイトでもご覧になれます ( アドレス : ヘアクセスし 医療関係者の皆さま にお入りください ) - 1 -

8 [ 使用上の注意 : 改訂箇所及び改訂理由 ] 1. 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック ラベファインパック 共通の改訂 副作用( その他の副作用 ) の項 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 下線部 ( ): 追記 ( 薬生安通知によらない改訂 ) 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 舌炎 嘔吐 ラベキュアパック ラベファインパック 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 舌炎 嘔吐 下線部 ( ): 追記 ( 薬生安通知によらない改訂 ) 改訂理由国内において の投与例で顕微鏡的大腸炎の症例報告が集積していること またプロトンポンプ阻害剤と顕微鏡的大腸炎との関連性を示唆する文献が報告されていることから追記致しました また の改訂に伴い ラベキュアパックとラベファインパックの使用上の注意も同様に改訂致しました 参考文献 [ 文献請求番号 ] Bonderup, O.K. et al. : Inflamm. Bowel Dis., 20, 1702 (2014) ZZZ

9 [ 症例概要 ] collagenous colitis( 膠原性大腸炎 ) 性別年齢 男性 70 歳代投与開始 48 日前投与開始日 投与 159 日目 投与 180 日目 ( 投与中止日 ) 中止 7 日後 中止 16 日後 副作用の経過及び処置腎不全のため 腹膜透析開始 低用量アスピリン投与時の副作用予防のため ラベプラゾールナトリウム 10mg の投与開始 1 日 7 回の下痢が続くことから臨時受診 明らかな原因がなく 補液と整腸剤を投与し経過観察 定期受診時に 下痢が継続しているとの訴えあり 原因精査のため 翌日からの入院を指示 プロトンポンプ阻害剤による collagenous colitis の可能性を考慮し ラベプラゾールナトリウムの投与を中止し ポラプレジンクに変更 下部消化管内視鏡検査を施行 病理組織学的検査の所見から collagenous colitis と診断 病理組織学的検査における所見 盲腸 上行結腸及び下行結腸粘膜組織には表層上皮直下に均一硝子様の膠原線維の線状沈着を認め 粘膜固有層には軽度の慢性炎症細胞の浸潤を認めた 横行結腸 S 状結腸及び直腸結腸粘膜組織には リンパ球主体の軽度炎症細胞の浸潤を認めた 徐々に下痢症状は改善し 退院 合併症及び既往歴 右腎癌 胃食道癌 陳旧性心筋梗塞 うっ血性心不全 ラクナ梗塞 慢性腎臓病 高血圧症 高尿酸血症 高リン血症 二次性副甲状腺機能亢進症 腎性貧血 併用薬 アスピリン アロプリノール フロセミド 沈降炭酸カルシウム クエン酸第一鉄ナトリウム ファレカルシトリオール カルベジロール アムロジピンベシル酸塩 シロスタゾール ベンフォチアミン ピリドキシン塩酸塩 シアノコバラミン配合剤 ダルベポエチンアルファ - 3 -

10 2. ラベファインパック の改訂 重要な基本的注意 副作用 ( 重大な副作用 ) の項 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 フラジール (2) 中枢神経障害があらわれることがあるので 患者の状態を十分に観察し ふらつき 歩行障害 意識障害 構語障害 四肢のしびれ等の初期症状の発現に注意すること 2. 重要な基本的注意 フラジール (2) 中枢神経障害があらわれることがあるので 患者の状態を十分に観察し 構語障害 小脳失調等の症状の発現に十分注意すること また これらの初期症状があらわれ メトロニダゾール による脳症が疑われた場合には メトロニダゾールの投 与を中止すること フラジール 2) 中枢神経障害脳症 痙攣 意識障害 構語障害 錯乱 幻覚 小脳失調等の中枢神経障害 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと [ 慎重投与 及び 重要な基本的注意 の項参照 ] フラジール 2) 中枢神経障害痙攣 意識障害 構語障害 錯乱 幻覚 小脳失調等の中枢神経障害 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと [ 慎重投与 及び 重要な基本的注意 の項参照 ] 下線部 ( ): 追記 取消線部 ( ): 削除 ( 薬生安通知によらない改訂 ) 改訂理由フラジールの改訂に伴い 本製品の使用上の注意を改訂致しました 1. 重要な基本的注意 の項の中枢神経障害に対する注意に初期症状及び発現時のメトロニダゾール製剤の処置に関する情報を追記国内市販後のメトロニダゾール製剤において 嫌気性菌感染症や偽膜性大腸炎等に対する投与例で因果関係を否定できない重篤な中枢神経障害 末梢神経障害が報告されています 当該事象については既に 使用上の注意 にて注意喚起をしておりますが 国内報告症例が集積している状況を鑑み これらの事象について早期発見 早期対応を行っていただくため 重要な基本的注意 の項に初期症状を記載し 注意喚起を行いました 2. 重大な副作用 の項の 中枢神経障害 として脳症を追記メトロニダゾール注射液 販売名 : アネメトロ点滴静注液 500mg( ファイザー株式会社 ) の添付文書の記載状況を踏まえ 記載整備しました 本製品の最新添付文書情報は独立行政法人医薬品医療機器総合機構ホームページ ( からご覧下さい CODE DI J 年 2 月作成 (1708)

11 Drug Safety Update No.

12

13

14 CODE DI-J-515

ラベキュアパック200・400 使用上の注意改訂のお知らせ_ pdf

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