数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度増加分 (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額県内の延べ宿泊者 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 数 訪日外国

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1 地域再生計画 1 地域再生計画の名称 国内外の活力を取り込む 宮崎版 DMO 創出事業 2 地域再生計画の作成主体の名称 宮崎県 3 地域再生計画の区域 宮崎県の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題国全体において インバウンド需要の取り組みなど 観光は地方創生の原動力となっており その推進により 地域の自立に繋げられるよう 観光地経営の視点に立った戦略的な新たな体制が求められている 特に 人口減少が進む本県においては 観光客による交流人口を増やす必要があるが その中でも リピーターや宿泊客 1 人当たりの消費単価等をいかに増加させるかが観光の最重要課題となっている また そのためのツールの一つとして 出荷量日本一となった本格焼酎をフードツーリズムなど多様化するニーズに対応した外貨を稼ぐ観光資源として磨きをかけていくことが求められている 本県は 観光入込客数 観光消費額 宿泊割合について 全国で下位となっている そのような中でも 高千穂町には県内外から神話や神楽を目的に多くの観光客が訪れており 県内の他市町村においても 独自の観光資源を活用した誘客が求められているが そのノウハウや専門的な知識 スキルを持つ人財が不足している また 県内 38 社が製造している焼酎は これまで各メーカー間の連携も少なく 地域資源として観光との連携が十分でなく 蔵見学に対応した醸造所も増えつつあるが 十分活かされていない 4-2 地方創生として目指す将来像これらの課題解決を通して 稼ぐみやざき観光 を目指し 持続可能な観光地域づくりができる体制を構築し 観光による地方創生を実現する 1

2 数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度増加分 (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額県内の延べ宿泊者 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 数 訪日外国人延べ宿泊者数 16 万人 11 万人 4 万人 4 万人 KPI 増加分の累計 297 億円 52 万人 19 万人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要本県ならではの観光商品を創る観光関係者の人財育成を行うとともに 市場ニーズやマーケティングを取り込んだ新たな事業を展開することで みやざき観光コンベンション協会 を核に 稼ぐみやざき観光 の新たな推進体制 ( 宮崎版 DMO ) の構築を目指す 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業地方創生推進交付金 ( 内閣府 ): A 事業主体宮崎県 公益財団法人みやざき観光コンベンション協会 2 事業の名称 : 2

3 国内外の活力を取り込む 宮崎版 DMO 創出事業 3 事業の内容公益財団法人みやざき観光コンベンション協会 ( 以下 県コンベンション協会 という ) をはじめとする本県観光関係機関等において マーケティング手法を取り入れた戦略性の高い施策を展開できる体制づくりやその担い手となる人財の育成が図れるよう 本県観光振興の中核を担ってきた県コンベンション協会を 県内全域を所管する地域連携 DMOの主体 ( 注 : 平成 28 年 5 月に候補法人登録済 ) として マーケティング機能 観光人財の育成 戦略的な商品造成機能など その基盤 機能強化を図るとともに 観光資源として出荷量日本一となった本格焼酎の魅力を引き出し 稼ぐみやざき観光 宮崎版 DMOの構築を目指す マーケティング機能の構築県コンベンション協会 関係団体等がデータ分析 戦略的な事業実施 成果分析などマーケティング機能を取り入れた効果的な施策展開が行えるよう その基盤となるデータ収集及びその環境整備を行うとともに 県コンベンション協会内に外部人材のマーケッター コーディネーターを配置する 稼ぐみやざき観光人財の育成国内外の観光客に選ばれ続ける宮崎を目指し 本県ならではの魅力的な観光商品を提供できる 稼ぐみやざき観光 を支える人財を育成するための塾を開講 (28 年度は県が主体であったが 29 年度以降は県コンベンション協会に運営を引き継ぐ予定 ) 県コンベンション協会を核にした戦略的商品造成機能の強化県コンベンション協会によるターゲットに合った本県ならではの観光商品の提供及び自主財源確保等のため ターゲットを個人旅行者へシフトしつつ マーケットインの商品造成のモデル事業に着手する 実施にあたっては 県コンベンション協会自らによる商品造成に向けた足がかりとなるよう マーケット分析 ターゲットや観光素材等の選定 事後検証等につき 旅行会社との連携に特に意を用いる 特に 着地型旅行商品の開発については 世界農業遺産をはじめ 農林水産業 スポーツ 文化 食 焼酎等本県ならではの地域資源を既存の観光資源を有機的に結びつけるものであり 従来型の観光資源に乏しい地域も含め 県内全体の産業の活性化や雇用の創出を図るものである 加えて 県コンベンション協会はDMOの主体として市町村との連携を強く求められることから 県コンベンション協会と市町村の結びつきをさらに強化するものとなっている 3

4 大都市圏における民間事業者等と連携したPR 市町村や民間事業者等と連携し 大都市圏で 食や物産 観光 ゆったりとした時間など幅広い分野の多彩な魅力を体験 実感できるイベント等のプロモーションを集中的に展開することにより その魅力の評価やニーズの把握 個人旅行者の掘り起こしや魅力ある旅行商品の構築等に繋げる 宮崎焼酎の魅力発信活動各地域の基幹産業である焼酎を地域資源として位置付け 県内外で焼酎の魅力を食や観光と一体的に発信するイベントの開催や 大都市圏で実需者と連携した焼酎フェア等を展開し 焼酎を通じて宮崎をより身近に感じてもらう機会を創出する これらの取組により 宮崎本格焼酎のファンを増やし 認知度向上を図り 本県への誘客アイテムとして育成していく 4 事業が先導的であると認められる理由 自立性 宮崎版 DMOは 自治体補助金が収入の大部分を占める中で一過性のプロモーション中心の活動となっている県コンベンション協会等を観光地経営の戦略的な施策展開が行える体制に改革しようとするものであり 自治体からの助成は引き続き確保しつつも 主体的な観光施策が積極的に行えるよう 着地型観光商品の開発 販売などにより団体の自主財源も見いだしていく予定である 特に 県コンベンション協会では マーケティング機能の導入や旅行業の登録など 新たな業務体制づくりも必要となることから 県等と連携し 手法の調査 分析 導入 専門人財の育成など 必要な手順を積み重ねながら 複数年次をかけ DMOの形成を図っていく予定である また 宮崎焼酎の魅力発信活動においては 県酒造組合の主体的な取組として県コンベンション協会との連携の下 構築させていく予定であるが これまでの焼酎だけのPRでなく 食や観光も含めた総合的なプロモーションとして 県が主体となって関係機関 団体との連携体制の構築を図りながら その運営ノウハウを確立し 県酒造組合の自立した取組へと移行させていく 官民協働 地域間競争の激化や人口減等に加え大都市圏からの地理的僻遠性や交通インフラの不足等他地域と比べても不利な状況の中 県全体でのマーケットインによる観光地磨き 誘客等が求められている その足 4

5 がけとなる事業の実施やプラットフォームの構築等を行政が行い それらを官民が活用することで 中小企業を含む民間全体による主体的取り組みに繋げる 政策間連携 官民がともにマーケットインによる観光推進を実施することで ターゲットの琴線に触れる旅行商品の開発やPR 等を県全体として行うほか 観光人財の育成等本県観光そのものの基盤強化を併せて図ることで DMOの事業効果をさらに高める 地域間連携 県としては 県内自治体間の連携強化や 県内各地の観光素材の発掘 磨き上げ 各自治体の人財育成等宮崎版 DMOの推進にとって不可欠な基盤整備を図ることができる また 市町村としても 人的 財政的リソースの制約等により単独では実施困難であった連携強化や誘客推進 人財育成等が図られる また 観光資源として各地域の基幹産業である本格焼酎にスポットを当てることで 各自治体の特色を出しながら 誘客ターゲットを明確化させ より具現的な連携を図ることができる その他の先導性 人財育成塾や民間事業者のノウハウを取り入れた商品造成等を通じ マーケットイン グローバルな視点を取り入れた地域観光の戦略検討に携わることのできる人財を育成することにより 本県における地方創生を強力に推進することに繋がる 5 重要業績評価指標 (KPI) 及び目標年月 数値目標 平成 28 年度事業開始前増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額 1,508 億円 195 億円 51 億円 51 億円 県内の延べ宿泊者数訪日外国人延べ宿泊者数 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 16 万人 11 万人 4 万人 4 万人 5

6 KPI 増加分の累計 297 億円 52 万人 19 万人 6 評価の方法 時期及び体制 検証方法 毎年度 7 月に 年末時点のKPIの達成状況について 産学官金等の外部有識者で構成する 宮崎県地方創生推進懇話会 において効果等の検証を実施するとともに 県議会常任委員会にて審議する 外部組織の参画者 外部組織の参画者 : 県医師会 民間交通会社 JA 宮崎中央会 県商工会議所連合会 木材業協同組合官 町教育委員会 県市長会 県町村会学 大学 県 PTA 連合会 県体育協会金 県銀行協会労 日本労働組合総連合会県連合会言 新聞社その他 各種 NPO 法人 検証結果の公表の方法 毎年度 HPで公表する 7 交付対象事業に要する経費 法第 5 条第 4 項第 1 号イに関する事業 A3007 総事業費 288,213 千円 8 事業実施期間 地域再生計画認定の日から平成 31 年 3 月 31 日 (3 ヵ年度 ) 9 その他必要な事項 6

7 特になし 5-3 その他の事業 地域再生基本方針に基づく支援措置 該当なし 支援措置によらない独自の取組宮崎版 DMOの推進のため 平成 29 年度は主に以下の事業を実施中 (1) 日本のひなた宮崎県 国内誘客促進関連事業事業概要 : 本県の観光の魅力をアピールするため 他自治体や企業等と連携し よりよい旅行商品の提供や情報発信を行うことで誘客促進を図る 実施主体 : 宮崎県 みやざき観光コンベンション協会事業期間 : 平成 29 年度 (2) 教育旅行誘致推進関連事業事業概要 : 官民一体となり県外の旅行会社や学校関係者へのセールスプロモーション活動や招聘事業などを行うことで誘客推進を図る 事業主体 : 宮崎県 みやざき観光コンベンション協会事業期間 : 平成 29 年度 (3) 東アジア等インバウンド推進事業事業概要 : 国際定期便のある韓国 台湾 香港での認知度向上の強化を行うとともに クルーズ船の誘致促進を図る 事業主体 : 宮崎県 みやざき観光コンベンション協会事業期間 : 平成 29 年度 (4)MICE 開催推進関連事業事業概要 : みやざきならではのMICEの誘致 受入体制を構築し 国内外のMICE 誘致を積極的に展開することで 南九州におけるM ICE 拠点都市を目指す 事業主体 : 宮崎県 みやざき観光コンベンション協会事業期間 : 平成 29 年度 (5) スポーツランドみやざき誘客推進関連事業事業概要 : 本県の優れたスポーツ環境をアピールし スポーツキャンプ等の誘致を図るとともに スポーツキャンプ等の観戦者をターゲットとしたスポーツツーリズムを推進する 事業主体 : 宮崎県 みやざき観光コンベンション協会事業期間 : 平成 29 年度 7

8 6 計画期間 地域再生計画認定の日から平成 31 年 3 月 31 日 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況にかかる評価の手法 検証方法 毎年度 産学官金等の外部有識者で構成する 宮崎県地方創生推進懇話会 において効果等の検証を実施する 外部組織の参画者 外部組織の参画者 : 県医師会 民間交通会社 JA 宮崎中央会 県商工会議所連合会 木材業協同組合官 町教育委員会 県市長会 県町村会学 大学 県 PTA 連合会 県体育協会金 県銀行協会労 日本労働組合総連合会県連合会言 新聞社その他 各種 NPO 法人 7-2 目標の達成状況にかかる評価の時期及び評価を行う内容 数値目標 平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 観光消費額 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 県内の延べ宿泊者数訪日外国人延べ宿泊者数 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 16 万人 11 万人 4 万人 4 万人 KPI 増加分の累計 297 億円 8

9 52 万人 19 万人 7-3 目標の達成状況にかかる評価の公表の手法 毎年度 県のホームページにより公表する 9