税金読本(16-2)税務署への財産債務の申告と国外転出時みなし譲渡益課税

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1 須知識税務署への財産債務の申告と国外転出時みなし譲渡益課税 16-2 税の手続きにおける須知識 近年 税務署は国民の資産に関する情報収集を強めています 背景には 高齢化に伴う相続件数の増加や国外転出者の増加などが考えられます まず 国外財産に係る所得税や相続税などの適切な税務執行に資するため 平成 26 年 12 月 31 日分から国外財産調書制度が設けられました さらに 平成 27 年 12 月 31 日分からはこれに加え 従来あった財産債務明細書の制度を改め 財産債務調書制度が設けられました また 平成 27 年 7 月 1 日以後 国外転出を行う場合 有価証券等の譲渡をおこなったものとみなして所得税を課す制度が導入されました 国外財産調書制度 近年 国外財産に係る所得の申告漏れや相続財産の申告漏れが増加傾向にあることから 内国税の適正な課税及び徴収に資するため 一定額を超える国外財産を保有する個人に対し 国外財産調書の提出が義務付けられました 国外財産とは国外財産に該当するか否かは 相続税法上の規定により判断されます 社債 株式 出資などについては 原則としてこれらの発行法人の本店または主たる事務所の所在地により国内外を判定します ただし 国外の有価証券であっても国内の金融機関に預け入れられているものは対象外となり 国内の有価証券であっても外国の金融機関に預け入れられているものは対象となります 国外財産調書の提出義務者その年の12 月 31 日時点において価額の合計額が5,000 万円を超える国外財産を有する居住者は 国外財産調書を 翌年 3 月 15 日までに 税務署長に提出する義 務があります 国外財産調書には 国外財産の種類 数量および価額その他要な事項を記載します 国外財産の価額と円換算国外財産の 価額 はその年の12 月 31 日時点の 時価 または時価に準ずるものとして 見積価額 によるものとされています 時価 とは 12 月 31 日における財産の現況に応じ 不特定多数の当事者間で自由な取引が行われる場合に通常成立すると認められる価額をいい その価額は 専門家による鑑定評価額 金融商品取引所等の公表する12 月 31 日 (12 月 31 日の最終価格がない場合には 12 月 31 日以前の直近の日 ) の最終価格などをいいます 未決済の信用取引やデリバティブは 12 月 31 日の最終価格に基づき決済したとみなして算出した利益又は損失額などによります 円換算は その年の12 月 31 日 (12 月 31 日の最終価格がない場合は12 月 31 日以前 421

2 提出義務者須知識 税の手続きにおける須知識 の直近の日 ) における最終の為替相場 ( 対顧客直物電信買相場 TTB) またはこれに準ずる相場を用います 国外財産調書の記載事項国外財産調書には 提出者の氏名 住所 国外財産の種類 数量 価額 所在等について記載します 記載すべき内容は 後述する財産債務調書と同様です また 財産の区分別に国外財産の金額を合計した国外財産調書合計表も作成し 国外財産調書とともに税務署に提出する要があります 調書の提出 不提出による過少申告加算税 無申告加算税の加減算国外財産調書の提出を促進する施策として 過少申告加算税 無申告加算税の加減算措置があります 国外財産に係る所得税の申告漏れまた 罰則国外財産調書の不提出 虚偽記載については1 年以下の懲役または50 万円以 は無申告 ( 以下 申告漏れ等 ) を税務署から指摘された際 当該申告漏れ等となった所得に係る資産について 期限内に提出された国外財産調書に記載があったときは 過少申告加算税 無申告加算税について当該所得税額の5% が減算されます 他方 当該所得に係る資産について国外財産調書に記載すべきものだったにもかかわらず国外財産調書に記載がなかったときは当該所得税額の5% が加算されます 国外財産に係る相続税について申告漏れ等を税務署から指摘された際 当該申告漏れ等となった資産について 被相続人または相続人の国外財産調書に記載があるときは 過少申告加算税 無申告加算税について当該相続税額の5% が減算されます 調書の提出 不提出による過少申告加算税 無申告加算税の加減算申告漏れ等となった所得 ( に係る資産 ) 申告漏れ等となった所得 ( に係る資産 ) について 国外財産調書に記載があるについて 国外財産調書に記載がないときとき 所得税の場合当該所得税額の 5% 減算当該所得税額の 5% 加算 相続税の場合当該相続税額の 5% 減算 下の罰金 ( またはその併科 ) が科されます ただし 情状により罰則が免除される規定もあります 財産債務調書制度 財産債務調書の提出義務があるのは その年の所得要件と その年の12 月 31 日時点で資産要件のいずれにも該当し 所得税の確定申告義務がある人です この条件を満たす人は 翌年の3 月 15 日 ( 所得税の確定申告期限の日 ) までに税務署に財産債務調書を提出しなければなりません 所得要件は 総所得金額および山林所得金額の合計額が年 2,000 万円を超える 4 ことです 総所得金額等 ( 121ページ参照 ) とは異なり 退職所得金額は含まれません したがって 総所得金額が 1,000 万円 退職所得金額が2,000 万円である人は 所得要件に該当しません 資産要件は 財産の価額が時価で3 億円以上あるか または 有価証券等および未決済デリバティブ等 が時価で1 億円以上あるか いずれかに該当することです ここでいう財産には 預貯金 有価証券 不動産 自動車 家財 書画骨とうなど あらゆる財産が含まれます 国外において保有する財産も含まれます ( 国外財産の価額と円換算の方法は 国外財産調書と同様です 421ページ参照 ) 財産の価額が3 億円以上というのは 純資産が3 億円以上という意味ではなく 債務を控除する前の金額で3 億円以上ということを意味します したがって 例えば財産が4 億円あり 債務が2 億円ある人も 資産要件に該当します 有価証券等および未決済デリバティブ等とは 国外転出時のみなし譲渡益課税 ( 428ページ ) の対象となる財産のことで 具体的には次ページの6 9 に該当する財産のことをいいます 時価 の考え方は 国外財産調書と同様です ( 421ページ参照 ) 財産債務明細書との関係平成 26 年分所得の確定申告までは 財産債務明細書制度が設けられていました 財産債務明細書は その年の総所得金額および山林所得金額の合計額が 2,000 万円を超え 所得税の確定申告書の提出義務がある人について 所得税の確定申告書の提出の際 財産債務明細書の提出を義務付けるものでした 財産債務明細書はその年の12 月 31 日における財産および債務の金額等を記載するものですが 資産要件はなく 所得要件に該当する人はその財産の金額にかかわらず対象になっていました 財産債務明細書制度は平成 26 年分所得に係るものをもって廃止され 財産債務調書制度に引き継がれました したがって 所得は2,000 万円超ですが資産要件に該当しない人については 財産 債務に係る明細を税務署に提出しなくてよくなりました なお 従来の財産債務明細書制度と比べ 財産債務調書制度においては 調書 ( 明細書 ) に記載すべき内容が増えている他 税務署に質問検査権が認められること 調書の提出 不提出による過少申告加算税 無申告加算税の加減算措置が追加されていることなど 内容が強化されていますので注意してください

3 罰則須知識 税の手続きにおける須知識 財産債務調書の記載事項 区分 区分の中の小分類 種類別 記載事項財産債務調書には 提出者の氏名 住所 財産および債務の明細等を記載します 平成 28 年 12 月 31 日分からは 個人番 記載内容 1 用途別所在別価額取得価額その他 地所数 庭園その他土地に附設 1 土地 財面積したものを含む戸数 2 建物 附属設備を含む床面積産3 山林 面積林地は 土地に含ませる 4 現金 財預貯金 2 有価証券 匿名組合契約の出資の持分 当座預金 普通預金 定期預金等の別 株式 公社債 投資信託 特定受益証券発行信託 貸付信託等の別および銘柄別 産10 貸付金 11 未収入金 ( 受取手形を含む ) 12 未決済信用取引等に係る権利 未決済デリバティブ取引に係る権利 書画骨とうおよび美術工芸品 備考 数量 匿名組合の別 数量 信用取引および発行日取引の別ならびに銘柄別 先物取引 オプション取引 スワップ取引等の別および銘柄別 書画 骨とうおよび美術工芸品の別 数量 数量 数量 一点 10 万円未満のものを除く 13 貴金属類金 白金 ダイヤモンド等の別 数量 以外の動産 その他の財産 適宜設けた区分の別 数量 預託金 保険の契約に関する権利等の適宜設けた区分の別 一個または一組の価額が 10 万円未満のものを除く 数量 債務未払金 ( 支払手形 借入金 その他の債務 前受金 預り金等の適宜設けた区分の別 数量 1 用途とは と の別をいいます 2 有価証券のうち ストックオプションに該当し 行使したときの所得の全部または一部が国内源泉所得となるもの ( 特定有価証券 ) の場合 種類別 用途別および所在別の価額と数量を記載します 号 ( マイナンバー ) も記載します 上の表の1 18の財産および債務の区分別に それぞれ次の事項を記載する要があります 用途別とは および事 業用に記載するという意味です 国外財産調書の提出要件に該当する場合 国外財産調書を提出するとともに 同調書に記載した国外財産については 財産債務調書にはその旨とその総額を記載すれば足ります なお 1 18の区分別に財産 債務の金額を合計した合計表も記載して財産債務調書と併せて税務署に提出する要があります 調書の提出 不提出による過少申告加算税 無申告加算税の加減算財産債務調書の提出を促進する施策として 過少申告加算税 無申告加算税の加減算措置があります 財産債務調書に記載した財産または債務に係る所得税の申告漏れまたは無申告 ( 以下 申告漏れ等 ) を税務署から指摘された際 当該申告漏れ等につき期限内に提出された財産債務調書に記載があっ 財産債務調書の不提出 虚偽記載については 現在のところ 国外財産調書のような特別な罰則規定 ( 422ページ ) は設けられていません もっとも 税務署には財産債務調書に係る質問審査権が認められています 財 たときには 過少申告加算税 無申告加算税について 当該所得税額の5% が減算されます 他方 当該所得に係る資産について財産債務調書に記載すべきものだったにもかかわらず財産債務調書に記載がなかったときには 過少申告加算税 無申告加算税について 当該所得税額の5% が加算されます 相続税の申告漏れ等を税務署から指摘された際 当該申告漏れとなった財産について被相続人または相続人が期限内に提出した財産債務調書に記載があるときには 過少申告加算税 無申告加算税について 当該相続税額の5% が減算されます なお 国外財産調書に記載された財産についても同様の規定があります ( 422ページ参照 ) 調書の提出 不提出による過少申告加算税 無申告加算税の加減算申告漏れ等となった所得 ( に係る財申告漏れ等となった所得 ( に係る財産 債務 ) について 財産債務調書に産 債務 ) について 財産債務調書に記載があるとき記載がないとき 所得税の場合当該所得税額の 5% 減算当該所得税額の 5% 加算 相続税の場合当該相続税額の 5% 減算 産債務調書を提出すべきなのに故意に提出しなかったり 保有する財産の一部しか財産債務調書に記載しなかったりするなどの不誠実な対応をした場合 本格的な税務調査が行われる可能性も考えられますので 財産債務調書はしっかりと記載して期限内に提出しましょう

4 須知識非居住者の金融口座情報の自動的交換 税の手続きにおける須知識 財産債務を有する者 財産債務の区分 土地 建物 建物 財産債務調書 の記載例 ( 国外財産調書 を提出する場合 ) 氏 住 又は事業所 事務所 居所など 平成 XX 年 12 月 31 日分財産債務調書所東京都千代田区霞が関 名 国税 太郎 電話 ( 自宅 勤務先 携帯 ) 個人番号 番号 XX-XXXX-XXXX ( 上段は有価証券等の取得価額 ) 種類用途所在数量備考財産の価額又は債務の金額 1 東京都千代田区 1 ー 1 ー m2 250,000,000 東京都港区 3 ー 3 ー 3 東京都品川区 5 ー 5 ー 5 ー 2501 建物計 現金 東京都千代田区霞が関 3 ー 1 ー 1 預貯金 普通預金 東京都千代田区 2 ー 2 ー 2 銀行 支店 有価証券 上場株式 (B 社 ) 東京都港区 3 ー 1 ー 1 証券 支店 特定有価証券 ストックオプション ( 株式会社 ) 東京都港区 1 ー 2 ー 1 匿名組合出資 未決済のデリパティブ取引に係る権利 貸付金 未収入金 貴金属類 その他の動産 その他の財産 借入金 未払金 C 匿名組合 先物取引 ( ) ダイヤモンド 家庭用動産 委託証拠金 東京都港区 1 ー 1 ー 1 株式会社 B 東京都品川区 5 ー 1 ー 1 証券 支店 東京都目黒区 2 ー 1 ー 1 東京都豊島区 2 ー 1 ー 1 株式会社 C 東京都品川区 5 ー 5 ー 5 ー 2501 東京都品川区 5 ー 5 ー 5 ー 2501 東京都港区 7 ー 8 ー 9 株式会社 D 780,717, m m2 5,000 株 100 口 3 個 20 個 東京都台東区 2 ー 3 ー 4 その他の債務保証金株式会社 E 国外財産調書に記載した国外財産の価額の合計額 ( うち国外転出特例対象財産の価額の合計額 (34,000,000) 円 ) 財産の価額の合計額 ( 摘要 ) 東京都品川区 5 ー 1 ー 1 証券 支店東京都千代田区 2 ー 2 ー 2 銀行 支店 債務の金額の合計額 600 個 100 口 110,000,000 89,000,000 (199,000,000) 1,805,384 38,961,915 6,500,000 6,450,000 3,000, ,000, ,000,000 30,000,000 29,000,000 3,000,000 1,500,000 6,000,000 3,000,000 10,000,000 20,000,000 1,500,000 2,000,000 89,000,000 土地を含む 23,500,000 国外財産調書に記載した国外財産の価額の合計額 及び うち国外転出特例対象財産の価額の合計額 を記載する ( 注 ) 発行会社の本店所在地ではなく 保管等の委託をしている金融機関の所在地を記載します 外国の金融機関の預金口座を利用した脱税等に対処するため 各国の税務当局が相手国の居住者 法人の口座情報を互いに交換し合う制度が整備されています OECD( 経済協力開発機構 ) が 各国税務当局が共通で使用する様式を策定したことから CRS(Common Reporting Standard) と呼ばれます CRSには平成 29 年末までに50カ国 地域が参加し 平成 30 年末までにわが国や香港 シンガポールを含め50カ国 地域が参加する予定です わが国ではCRSを実施するため 金融機関に報告を求める制度が平成 29 年 1 月 1 日から開始されています 本制度では 口座開設者が非居住者 外国法人 (CRSに参加している国の居住者 法人 ) の場合 金融機関が口座情報を国税庁に報告することが求められます ( 初回の報告は平成 30 年 ) 国税庁は その情報をその非居住者等の自国税務当局に年 1 回まとめて提供します 本制度において 平成 29 年 1 月 1 日以後 個人や法人 ( 上場会社 政府系機関 国際機関などは除きます ) が わが国の銀行などの金融機関 ( 報告金融機関 ) と預金の預入など 新たに取引 ( 特定取引 ) を行う際には 当該報告金融機関に 氏名 名称 住所 本店所在地 生年月日 居住地国 居住地国での納税者番号 ( 居住地国が外国の場合に限られ わが国のマイナンバーは含まれません ) などの口座情報を記載した届出書を提出することが義務付けられています ( 法人の場合は 25% 超の議決権保有者などの実質的支配者に関する情報も含まれます ) この届出書により 報告金融機関 は新規契約者の居住地国がどこかを特定します 一方 平成 28 年末以前の既存契約者については 報告金融機関が保有している書類 データベースや 契約者が任意で提出する届出書によって その居住地国を特定します 報告金融機関は契約者の居住地国の特定を 原則として平成 29 年末までに行わなければなりません ただし 法人や資産額 ( 平成 28 年末時点 ) が1 億円以下の個人については 特定期限が平成 30 年末です なお 上記の 報告金融機関 には 銀行などの預金取扱機関のほか 保険会社 証券会社 信託会社や投資事業体 ( 投資法人 組合など ) などが含まれます また 上記の 特定取引 には 預貯金の預入 保険契約 株式等の振替口座の開設 金銭 有価証券の預託などが含まれます 契約者の居住地国の特定後 契約者が CRS 参加国の居住者 法人である場合や 実質的支配者の居住地国がCRS 参加国である法人である場合 報告金融機関は上記の口座情報と関連する財産の金額や運用 保有 譲渡による収入金額その他の情報を翌年 4 月 30 日までに税務署に提供します 上記の制度は わが国の非居住者の情報をその居住地国の税務当局に提供するものです しかし 日本人 日本法人が外国の金融機関に口座を開設している場合でも その国がCRSに参加していれば その口座情報がわが国の税務当局に提供されることになります なお 米国はCRSに参加しておらず FATCA( 外国口座税務コンプライアンス法 ) により 米国人の海外口座情報を収集していま

5 国外転出時の課税と納税管理人須知識 税の手続きにおける須知識 す 同制度では 日本人の口座情報を米ことは想定していません 国の金融機関が日本の国税庁に提供する 国外転出時みなし譲渡益課税の特例 通常 有価証券等の含み益は 当該有平成 27 年 7 月 1 日以後 時価 1 億円以価証券を譲渡するときまで課税されず 上の有価証券等 ( ストック オプション未決済デリバティブの含み益は 差金等は含まれません ) および未決済デリバテ決済を行うときまで課税されません 一ィブ等を保有する居住者が国外転出をす般的には いずれかの時点で当該有価証る場合 国外転出時にそれらの有価証券券を譲渡したり 未決済デリバティブの等を譲渡し 未決済デリバティブ等の決差金等決済を行ったりした際には譲渡益済を行ったものとみなし 譲渡益が所得が課税対象となりますが 国外に転出し税の課税対象となっています ( 個人住民非居住者となった後に当該譲渡や差金等税はかかりません ) 決済を行った場合 日本の所得税の課税ここでいう居住者とは 原則として 対象となりません 国外転出の日前 10 年以内に 国内に住所このため 平成 27 年度税制改正により または居所を有していた期間の合計が5 国外転出時みなし譲渡益課税の特例が設年超である人のことをいい 日本国籍をけられました 有する人に限られません 納税管理人と申告の方法 転出前に納税管理人の届出を行った場通常 所得税は1 月 1 日から12 月 31 日合 出国のときまでに確定申告書を提出までの1 年を単位として課税し 翌年のし納税する義務はなく 納税管理人によ 2 月 16 日から3 月 15 日までの間に確定申り 出国した年の1 月 1 日から12 月 31 日告書を提出し 納税します までの1 年間の所得を出国した年の翌年一方 国外転出をする人は 原則としの2 月 16 日から3 月 15 日までの間に確定て出国のときまでに確定申告書を提出申告書を提出し 納税します し 納税しなければなりません 納税管理人の届出の有無により 国外非居住者となった後であっても 国内転出時みなし譲渡益課税の課税方法が異源泉所得を得た場合は 日本において確なります 定申告を行い納税する義務が生じます 納税管理人の届出を行わない場合非居住者が毎年日本で確定申告や納税を国外転出前に納税管理人の届出を行わ行うことは困難ですので 当該非居住者ない場合 国外転出時みなし譲渡益課税は日本国内に居住する親族や税理士などの対象者は 当該国外転出の予定日の3 を指定し納税管理人として税務署に届けヵ月前の日の価額で有価証券等を譲渡出て 納税管理人が当該非居住者を代理し 未決済デリバティブ等の差金等決済してこのような手続きを行います 国外を行ったものとみなします NISA ジ ュニアNISAの非課税口座で保有する上場株式等を含みます ( 出国により口座を廃止する場合 ) その上で その年の1 月 1 日から出国日までの株式等の譲渡所得等や先物取引に係る雑所得等などを計算し 他の所得と合わせて 出国日までに所得税の確定申告書を作成し 所得税を納税します なお 当該資産等の取得価額は国外転出時 ( みなし譲渡時 ) の時価に洗い替えされます もっとも 国外転出の年分の 納税管理人の届出を行う場合国外転出前に納税管理人の届出を行う場合 国外転出時みなし譲渡益課税の対象者は 国外転出を行った日の価額で有価証券等を譲渡し 未決済デリバティブ等の差金等決済を行ったものとみなします その上で その年の1 月 1 日から12 月 31 日までの株式等の譲渡所得等や先物取引に係る雑所得等などを計算し 他の所得と合わせて 翌年の3 月 15 日 ( 確定申告の期限 ) までに所得税の確定申告書 所得税について確定申告を行っていない を作成し 所得税を納税します ( 55 場合には 当該資産等の取得価額は国外 ページ参照 ) 転出時の時価に洗い替えされません なお 当該資産の取得価額はみなし譲 渡時の時価に洗い替えされます 納税猶予制度 国外転出前に納税管理人の届出を行っした日の4ヵ月後までに税額を納付しなた場合 確定申告期限までに確定申告書ければなりません の提出をする際に 国外転出時みなし譲この場合において 譲渡した資産の価渡益課税に係る所得税および利子税の額額が国外転出時より下落しているときについて納税の猶予を受けることができは 当該譲渡した日の4ヵ月後までに更ます 正の請求を行うことにより みなし譲渡納税の猶予を受けるには 猶予を受けによる譲渡収入を実際の譲渡収入に計算るべき税額に相当する担保を提供するし直し 納めるべき税額を減額すること要があり 猶予を受けられる期間は 国ができます 外転出から5 年 4ヵ月間です 猶予を受なお 当該財産の譲渡につき外国におけている間は 毎年 3 月 15 日までに継いて所得税を納付することとなるとき続届出書を提出する要があります は 当該外国所得税を納付することとななお 5 年 4ヵ月以内に国内に帰国しる日から4ヵ月後までに 更正の請求をない場合 国外転出日から5 年 4ヵ月以することにより 当該外国所得税額は 内に届出書を提出することにより猶予をその人が国外転出した日の属する年にお受けられる期間を10 年 4ヵ月間に延長すいて納付することとなるものとみなしることができます て 外国税額控除を適用することができ 対象資産を譲渡した場合ます ( ただし 当該外国所得税に関する納税猶予の適用を受けた後 帰国する法令において 当該外国所得税の額の計前に当該資産を譲渡した場合 その譲渡算に当たって本特例の適用を受けたことした資産に係る所得税額および利子税のを考慮しないものとされている場合に限額について納税猶予が終了し 当該譲渡ります )

6 須知識 税の手続きにおける須知識 納税猶予期間が満了した場合 5 年 4ヵ月間または10 年 4ヵ月間の納税猶予期間が満了した場合 猶予された所得税額および利子税額を納付しなければなりません この場合において 国外転出時から引き続き保有している資産の価額が国外転出時より下落しているときは 納税猶予 帰国時等の課税取り消し 納税猶予期間内に帰国した場合および納税猶予を受けずに5 年 4ヵ月以内に帰国した場合 国外転出時から帰国時まで引き続き有している対象資産について 国外転出時課税により課された税額を更正の請求によって 取り消すことができます この場合の更正の請求の期限は帰 期間が満了した日の4ヵ月後までに更正の請求を行うことにより みなし譲渡による譲渡収入を納税猶予期間が満了した日の価額に計算し直し 納めるべき税額を減額することができます ( この場合 当該資産の簿価は納税猶予期間が満了した日の価額に変更されます ) 国した日から4ヵ月以内です 既に納付していた税額があるときは税額の還付を受けられます 更正の請求を行うと みなし譲渡はなかったものと扱われますので 当該資産の簿価はみなし譲渡時の価額から取得時の簿価に復元されます 5 相続 遺贈により取得した財産についての権利の帰属に関する訴訟の判決があった場合 6 条件付き遺贈について その条件が成就した場合また 贈与等の日から5 年以内に相続とができます 人の全員が帰国した場合は 上記の場合なお 相続 贈与時のみなし譲渡益課に該当した結果 相続人に非居住者が含税にも納税猶予の制度があり 受贈者等まれないこととなった場合は みなし譲が帰国した ( 居住者となった ) 場合には渡益課税が行われなかったものとするこ課税取り消しの制度があります 相続 贈与時のみなし譲渡益課税 居住者自身が国外転出して非居住者となるときだけでなく 居住者から非居住者へ 贈与 相続 遺贈 ( 以下 贈与等 ) により有価証券等が移転するときも みなし譲渡益課税の特例の対象となります 平成 27 年 7 月 1 日以後 時価 1 億円以上の有価証券等および未決済デリバティブ等を保有する居住者から 非居住者に対し それらの有価証券等を贈与等した場合 当該贈与等した日の価額で有価証券等を譲渡し 未決済デリバティブ等の 決済を行ったものとみなし 譲渡益が所得税の課税対象となっています この場合 贈与等を行った居住者にとっては所得税の課税対象となり かつ 贈与等を受けた非居住者にとっても贈与税または相続税の課税対象となります もっとも 以下の場合に該当して みなし譲渡益課税の税額が増加した場合には修正申告を行わなければならず 税額が減少した場合には更正の請求をすることができます 1 未分割財産について 法定相続分に従ってみなし譲渡益課税が適用された後 法定相続分と異なる割合で遺産分割が行われた場合 2 強制認知の判決の確定等により相続人に異動が生じた場合 3 遺留分の減殺請求に基づき 返還すべき又は償還すべき額が確定した場合 4 遺贈の遺言書が発見され 又は遺贈の放棄があった場合

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