第 2 節強制被保険者 1 第 1 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 1 号 ) 資格要件 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者 ( 第 2 号 第 3 号被保険者に該当する者を除く ) 例 ) 自営業者 農漁業従事者 無業者など 適用除外 被用者年金各法に基づく老齢又は退

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1 第 1 節被保険者とは 解説 1. 被保険者とは国民年金制度の被保険者は 強制被保険者と任意加入被保険者とで分けられる 一定の条件に該当した場合 法律上当然に国民年金制度に加入することとなるのが強制被保険者であるが 自営業者もサラリーマンも同じ扱いとなるわけではなく 3つのタイプに分類される この分類のことを 種別 といい 具体的には 第 1 号被保険者 第 2 号被保険者 第 3 号被保険者として区別される そして この強制被保険者に該当しない者であって 任意に国民年金制度に加入している者が任意加入被保険者である 全体像 第 1 号被保険者 : 自営業者など 強制被保険者第 2 号被保険者 : サラリーマンなど 被保険者第 3 号被保険者 : サラリーマンの妻など 任意加入被保険者 2. 適用の基本的考え方 任意加入被保険者 特例による任意加入被保険者 ( 高齢任意加入被保険者 ) 第 2 号被保険者第 2 号被保険者に該当しない場合第 3 号被保険者第 2 号 第 3 号被保険者に該当しない場合第 1 号被保険者第 1 号 ~ 第 3 号被保険者に該当しない場合任意加入被保険者 1

2 第 2 節強制被保険者 1 第 1 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 1 号 ) 資格要件 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者 ( 第 2 号 第 3 号被保険者に該当する者を除く ) 例 ) 自営業者 農漁業従事者 無業者など 適用除外 被用者年金各法に基づく老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付等 ( 被 用者年金各法に基づく老齢給付等 ) を受けることができる者 ホ イント 1. 被用者年金各法とは ( 法 5 条 1 項 ) 択 被用者年金各法とは 以下ア~エの法律をいう ア 厚生年金保険法 イ 国家公務員共済組合法 ウ 地方公務員等共済組合法 エ 私立学校教職員共済法 2. 第 1 号被保険者の資格要件択 ア 国籍要件は設けられていない イ 障害給付 遺族給付を受けることができる場合であっても適用除外されない 60 歳未満で被用者年金各法に基づく老齢給付等を受けることができる場合 55 歳 60 歳 厚生年金保険被保険者第 2 号被保険者 第 1 号被保険者 適用除外 船 員 自営業 特別支給の老齢厚生年金 2

3 2 第 2 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 2 号 法附則 3 条 ) 資格要件 被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者例 ) サラリーマン 適用除外 65 歳以上の者であって 老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付の受給 権を有する者 解説厚生年金保険の被保険者 各共済組合等の組合員又は加入者は それぞれ厚生年金保険 各共済組合又は共済制度の年金制度と国民年金に二重に加入することになるが 65 歳に達した時点で老齢年金の受給権を有しているときは それ以後は第 2 号被保険者とされない 厚生年金保険の被保険者第 2 号被保険者 18 歳 20 歳 60 歳 65 歳 老齢年金の受給権取得 ホ イント 第 2 号被保険者の資格要件択 1. 国籍 国内居住要件は設けられていない 歳以上 60 歳未満 という年齢制限はない 3

4 3 第 3 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 3 号 ) 資格要件 第 2 号被保険者の配偶者であって 主として第 2 号被保険者の収入により生計を維持するもの ( 第 2 号被保険者である者を除く これを 被扶養配偶者 という ) のうち 20 歳以上 60 歳未満のもの例 ) サラリーマンの専業主婦 ホ イント 1. 配偶者 夫 及び 妻 とは ( 法 5 条 8 項 ) 択 国民年金法において 配偶者 夫 及び 妻 とは 婚姻の届出をしてい ないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む 2. 第 3 号被保険者の資格要件択 ア 国籍 国内居住要件は設けられていない イ 被用者年金各法に基づく老齢給付等を受けることができる場合であっても 第 3 号被保険者とされる 3. 生計維持認定 ( 令 4 条 ) 択 生計維持についての具体的な認定は 健康保険法等における被扶養者の認定の 取扱いを勘案して日本年金機構が行う 資格要件のまとめ 種 別 年 齢 国内 国 ポイント 居住 籍 [ 適用除外 ] 被用者年金各法に基づく老齢給付等の受給権者 第 1 号 20 歳以上 1 障害 遺族給付を受けることができる場合であっ 60 歳未満 ても適用除外とはならない 2 第 1 号被保険者特有の適用除外事由であるので 第 2 号 第 3 号被保険者が該当しても 適用除外 とはならない 65 歳以上の老齢給付受給権者である被用者年金各法 第 2 号 限定なし の被保険者 組合員又は加入者は 第 2 号被保険者 とはならない 第 3 号 20 歳以上 1 第 1 号被保険者の配偶者は 第 3 号被保険者とは 60 歳未満 ならない 2 配偶者である第 2 号被保険者の年齢は問わない 4

5 第 3 節任意加入被保険者 1 任意加入被保険者頻出 ( 法附則 5 条 ) 1 被保険者の資格択 以下 1~3 のいずれかに該当する者 ( 第 2 号被保険者 第 3 号被保険者を除く ) は 厚生労働大臣に申し出て 被保険者となることができる 1 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者で 被用者年金各法に基づく 老齢給付等を受けることができる者 ( 第 1 号被保険者の適用除外者 ) 2 日本国内に住所を有する60 歳以上 65 歳未満の者 3 日本国籍を有する者であって 日本国内に住所を有しない20 歳以上 65 歳未満 の者 任意加入被保険者 ( 歳 ) 国内居住 1 老齢給付を受けることができる 2 国外居住 3 日本国籍を有する 20 65( 歳 ) ホ イント 1. 任意加入被保険者となった場合択基本的に第 1 号被保険者と同様の扱いになる 2. 任意加入の申出のみなし ( 法附則 6 条 ) 択第 1 号被保険者である者が被用者年金各法に基づく老齢給付等を受けることができる者等に該当するに至った場合において その者がこれに該当するに至らなかったならば納付すべき保険料を その該当するに至った日の属する月以降の期間について 前納しているとき 又はその該当するに至った日の属する月後における最初の4 月の末日までに納付したときは 任意加入被保険者になるための厚生労働大臣への申出をしたものとみなす 喪失 申出みなし 60 歳第 1 号被保険者任意加入被保険者老齢給付等保険料の前納 5

6 あ第 1 号被保険者と任意加入被保険者の違い 第 1 号被保険者 任意加入被保険者 特例任意加入 保険料免除 免除される 免除されない 国民年金基金 加入できる 原則として加入できない 付加保険料 納付できる 納付できない 2 保険料の口座振替納付の希望択 1 12に該当する者が任意加入被保険者になるための申出を行おうとする場合には 口座振替納付を希望する旨の申出又は口座振替納付によらない正当な事由がある場合として厚生労働省令で定める場合に該当する旨の申出を厚生労働大臣に対してしなければならない 解説日本国内に住所を有する者が任意加入被保険者となろうとする場合は 口座振替による保険料納付を原則とするものである ホ イント口座振替納付預金又は貯金の払出しとその払い出した金銭による保険料の納付をその預金口座又は貯金口座のある金融機関に委託して行うことをいう 3 申出による資格の喪失 任意加入被保険者は いつでも 厚生労働大臣に申し出て 任意加入被保険 者の資格を喪失することができる 6

7 2 特例による任意加入被保険者 ( 高齢任意加入被保険者 ) 1 被保険者の資格択 (H6 法附則 11 条 H16 法附則 23 条 ) 以下 1~3のいずれにも該当する者 ( 第 2 号被保険者を除く ) は 厚生労働大臣に申し出て 被保険者となることができる 1 昭和 40 年 4 月 1 日以前に生まれた者であること 2 以下ア イのいずれかに該当する者であることア日本国内に住所を有する65 歳以上 70 歳未満の者であることイ日本国籍を有する者であって 日本国内に住所を有しない65 歳以上 70 歳未満の者であること 3 老齢基礎年金 厚生年金保険法による老齢厚生年金その他老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付の受給権を有していないこと 解説保険料を納付していなかった期間 ( 滞納期間 ) が長かったため 65 歳に達した時点でも老齢基礎年金の受給資格期間 (25 年以上 ) を満たしていない者が 老齢基礎年金の受給資格期間を満たすまで65 歳以後も引き続き任意加入することができる途を設けたものである 20 歳 60 歳 65 歳 70 歳第 1 号被保険者任意加入特例任意滞納納付納付納付 25 年老齢基礎年金 ホ イント 特例による任意加入被保険者となった場合択 基本的に第 1 号被保険者と同様の扱いになる 7

8 2 保険料の口座振替納付の希望 1 2アに該当する者が任意加入被保険者になるための申出を行おうとする場合には 口座振替納付を希望する旨の申出又は口座振替納付によらない正当な事由がある場合として厚生労働省令で定める場合に該当する旨の申出を厚生労働大臣に対してしなければならない 解説 日本国内に住所を有する者が任意加入被保険者となろうとする場合は 口座振替 による保険料納付を原則とするものである 3 申出による資格の喪失 特例による任意加入被保険者は いつでも 厚生労働大臣に申し出て 当該 被保険者の資格を喪失することができる 65 歳未満の任意加入被保険者と特例による任意加入被保険者との違い 65 歳未満の任意加入被保険者 特例による任意加入被保険者 生年月日の要件はない 昭和 40 年 4 月 1 日以前生まれに限る 老齢給付の受給権を有していても 老齢給付の受給権を有していると 加 加入できる 入できない 付加保険料を納付することができる 付加保険料を納付することはできない まとめ 老後の年金をもらえると 第 1 号被保険者 被保険者から除外される 第 2 号被保険者 (65 歳未満 ) 被保険者から除外されない 第 2 号被保険者 (65 歳以上 ) 被保険者から除外される 第 3 号被保険者 被保険者から除外されない 任意加入被保険者(65 歳未満 ) 被保険者から除外されない 任意加入被保険者(65 歳以上 ) 被保険者から除外される 8

9 第 4 節被保険者資格の取得及び喪失 1 被保険者資格の取得 択 ( 法 8 条 法附則 5 条 3 項 H6 法附則 11 条 4 項 H16 法附則 23 条 4 項 ) 事 由 時 期 1 20 歳に達したとき 第 1 号 2 日本国内に住所を有するに至ったとき 被保険者 3 被用者年金各法に基づく老齢給付等を受け 強制 ることができる者でなくなったとき 被保険者 第 2 号 被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者 当 日 被保険者 の資格を取得したとき 第 3 号 1 20 歳に達したとき 被保険者 2 被扶養配偶者となったとき 任意加入被保険者 厚生労働大臣に任意加入の申出をしたとき 特例による 厚生労働大臣に特例による任意加入の申出をし 任意加入被保険者 たとき 解説 20 歳に達した 日とは 年齢を計算する場合には 1 出生の日を起算日 ( 計算を始める日 ) とし 2 起算 日の応当日の前日をその期間の末日とするので 20 歳の誕生日の前日が 20 歳に達 した日 となる 9

10 2 強制被保険者の資格の喪失頻出 択 ( 法 9 条 法附則 4 条の 2) 当日に喪失 翌日に喪失 共通 6 死亡したとき 1 60 歳に達したとき 7 日本国内に住所を有しなくなった 第 2 被用者年金各法に基づく老齢給 とき 1 付等を受けることができる者とな ただし 号 ったとき その日に第 2 号被保険者又は第 3 号被保険者に該当したときは その日に喪失 3 被用者年金各法の被保険者 組 合員又は加入者の資格を喪失した とき ただし 第 第 1 号 ~ 第 3 号被保険者に該 2 当するときは喪失せず 第 1 号 号 第 3 号被保険者に該当す るときは種別の変更となる 4 65 歳に達したとき ただし老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付の受給権を有しないときは喪失しない 5 60 歳に達したとき 8 被扶養配偶者でなくなったとき 第 ただし 3 第 1 号被保険者又は第 2 号被保 号 険者に該当するときは喪失せず 種別の変更となる 解説 種別の変更 とは被保険者の資格に取得又は喪失が伴わないで種別に変更が生じることをいう 10

11 3 任意加入被保険者の資格の喪失 1 資格喪失事由 時期択 ( 法附則 5 条 6 項 ) 事 由 時 期 1 死亡したとき 翌 日 2 65 歳に達したとき 3 被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者の資格を取得した 当 日 とき 4 資格喪失の申出が受理されたとき 5 老齢基礎年金の計算の基礎となる月数が480に達したとき 2 任意加入被保険者 1 に特有の資格喪失事由 時期 ( 法附則 5 条 7 項 ) 国内居住 + 20 歳以上 60 歳未満 + 老齢給付等受給権者である者 事由時期 1 日本国内に住所を有しなくなったとき翌日 2 保険料を滞納し督促状の指定期限までに保険料を納付しないとき 3 被用者年金各法に基づく老齢給付等を受けることができる者でなくなったとき 4 被扶養配偶者となったとき当日 5 上記 1の場合において その日にさらに被保険者の資格を取得したとき 11

12 3 任意加入被保険者 2 に特有の資格喪失事由 時期択 ( 法附則 5 条 8 項 ) 国内居住 + 60 歳以上 65 歳未満である者 事由時期 1 日本国内に住所を有しなくなったとき翌日 2 保険料を滞納し督促状の指定期限までに保険料を納付しないとき 3 上記 1の場合において その日にさらに被保険者の資格を取得し当日たとき 4 任意加入被保険者 3 に特有の資格喪失事由 時期択 ( 法附則 5 条 9 項 ) 国外居住 + 日本国籍 + 20 歳以上 65 歳未満である者 事 由 時 期 1 日本国内に住所を有するに至ったとき 2 日本国籍を有する者でなくなったとき 3 保険料を滞納し その後保険料を納付することなく2 年間が経過 翌 日 したとき 4 被扶養配偶者となったとき (60 歳未満であるときに限る ) 5 上記 1~4のいずれかに該当した日にさらに被保険者の資格を取得したとき 当 日 ホ イント 1.1 実際の喪失時期 上記 1に該当する者が 20 歳以上 60 歳未満であって 第 2 号被保険者及び第 3 号被保険者のいずれにも該当しない者であって 被用者年金各法に基づく老齢給 付等を受けることができないものであるときは 第 1 号被保険者の資格を取得す るため 上記 5に該当することになり 結果として当日喪失となる 2.4 実際の喪失時期 上記 4に該当する者は 第 3 号被保険者の資格を取得するため 上記 5に該当 することになり 結果として当日喪失となる 12

13 4 特例による任意加入被保険者の資格の喪失 1 資格喪失事由 時期択 (H6 法附則 11 条 7 項 H16 法附則 23 条 7 項 ) 事 由 時 期 1 死亡したとき 2 老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付の受給権を取得した 翌 日 とき 3 70 歳に達したとき 4 被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者の資格を取得した 当 日 とき 5 資格喪失の申出が受理されたとき 2 特例による任意加入被保険者 2 アに特有の資格喪失事由 時期 (H6 法附則 11 条 8 項 H16 法附則 23 条 8 項 ) 国内居住 + 65 歳以上 70 歳未満 事由時期 1 日本国内に住所を有しなくなったとき翌日 2 保険料を滞納し督促状の指定期限までに保険料を納付しないとき 3 上記 1の場合において その日にさらに被保険者の資格を取得し当日たとき 13

14 3 特例による任意加入被保険者 2 イに特有の資格喪失事由 時期 (H6 法附則 11 条 9 項 H16 法附則 23 条 9 項 ) 国外居住 + 日本国籍 + 65 歳以上 70 歳未満 事 由 時 期 1 日本国内に住所を有するに至ったとき 2 日本国籍を有する者でなくなったとき 翌 日 3 保険料を滞納し その後保険料を納付することなく2 年間が経過したとき 4 上記 1~3に該当した日にさらに被保険者の資格を取得したとき 当 日 まとめ 任意加入被保険者の資格の喪失 喪失事由 喪失時期 国内居住 日本国内に住所を有しなくなったとき の者 保険料を滞納し督促状の指定期限まで さらに被保険者 に保険料を納付しないとき 翌 日 の資格を取得し 日本国内に住所を有するに至ったとき たとき その日 国外居住 日本国籍を有する者でなくなったとき の者 保険料を滞納し その後保険料を納付 することなく2 年間が経過したとき 14

15 お題 問題編 1 被保険者の資格喪失翌日喪失当日喪失 ~ 適当な番号を記入せよ~ 1 任意加入被保険者が被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者の資格を取得したとき 2 国内居住の任意加入被保険者が日本国内に住所を有しなくなったとき 3 第 1 号被保険者が日本国内に住所を有しなくなったとき 4 第 2 号被保険者が被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者の資格を喪失したとき 5 国外居住の60 歳以上 65 歳未満の任意加入被保険者が日本国内に住所を有するに至ったとき 6 第 3 号被保険者が60 歳に達したとき 7 国外居住の任意加入被保険者がその後保険料を納付することなく2 年間が経過したとき 865 歳未満の任意加入被保険者が65 歳に達したとき 965 歳以上の任意加入被保険者が70 歳に達したとき 10 任意加入被保険者からの資格喪失の申出が受理されたとき 11 第 1 号被保険者が60 歳に達したとき 12 第 3 号被保険者が被扶養配偶者でなくなったとき 13 国内居住の20 歳以上 60 歳未満の任意加入被保険者が被扶養配偶者となったとき 14 国外居住の任意加入被保険者が日本国籍を有する者でなくなったとき 15 第 1 号被保険者が死亡したとき 16 第 2 号被保険者が65 歳に達したとき 17 国内居住の任意加入被保険者が保険料を滞納し督促状の指定期限までに保険料を納付しないとき 1865 歳以上の任意加入被保険者が老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付の受給権を取得したとき 1965 歳未満の任意加入被保険者が満額の老齢基礎年金を受けられることになったとき 20 第 1 号被保険者が被用者年金各法に基づく老齢給付等を受けることができる者となったとき 15

16 お題 解答編 1 被保険者の資格喪失 ~ 適当な番号を記入せよ~ 2 国内居住の任意加入被保険者が日本国内に住所を有しなくなったとき 3 第 1 号被保険者が日本国内に住所を有しなくなったとき 5 国外居住の60 歳以上 65 歳未満の任意加入被保険者が日本国内に住所を有する翌日に至ったとき喪失 7 国外居住の任意加入被保険者がその後保険料を納付することなく2 年間が経過したとき 12 第 3 号被保険者が被扶養配偶者でなくなったとき 14 国外居住の任意加入被保険者が日本国籍を有する者でなくなったとき 15 第 1 号被保険者が死亡したとき 17 国内居住の任意加入被保険者が保険料を滞納し督促状の指定期限までに保険料を納付しないとき 1865 歳以上の任意加入被保険者が老齢又は退職を支給事由とする年金たる給付の受給権を取得したとき 1 任意加入被保険者が被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者の資格を取得したとき 4 第 2 号被保険者が被用者年金各法の被保険者 組合員又は加入者の資格を喪当日失したとき喪失 6 第 3 号被保険者が60 歳に達したとき 865 歳未満の任意加入被保険者が65 歳に達したとき 965 歳以上の任意加入被保険者が70 歳に達したとき 10 任意加入被保険者からの資格喪失の申出が受理されたとき 11 第 1 号被保険者が60 歳に達したとき 13 国内居住の20 歳以上 60 歳未満の任意加入被保険者が被扶養配偶者となったとき 16 第 2 号被保険者が65 歳に達したとき 1965 歳未満の任意加入被保険者が満額の老齢基礎年金を受けられることになったとき 20 第 1 号被保険者が被用者年金各法に基づく老齢給付等を受けることができる者となったとき 16

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