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ただきよいせき
5 years ago
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1 生命保険料控除制度の改正について平成 22 年度税制改正に伴い平成 24 年 1 月 1 日以降にご加入される保険契約より一般生命保険料控除個人年金保険料控除の適用限度額が変更となりまた介護医療保険料控除が新設されます今回の制度改正について詳細を以下に記載していますのでご確認ください 1 改正の概要介護医療保険料控除の新設平成 24 年 1 月 1 日以降にご加入の保険契約について現行制度の一般生命保険料控除個人年金保険料控除の他に入院通院等にかかる保険料に対して介護医療保険料控除が新設されます各保険料控除の適用限度額の変更一般生命保険料控除個人年金保険料控除の適用限度額が所得税 4 万円 ( 個人住民税 2.8 万円 ) に変更され新設される介護医療保険料控除も同額の保険料控除が適用されます合計適用限度額の変更一般生命保険料控除個人年金保険料控除介護医療保険料控除をあわせた合計適用限度額が所得税 12 万円に拡充されます ( 個人住民税は現行どおり7 万円のままです ) 平成 24 年分以後の所得税平成 25 年度分以後の個人住民税から改正内容が適用されます ( 以前契約 ) 新制度 ( 以降契約 ) < 現行制度の適用限度額 > < 新制度の適用限度額 > 一般生命保険料控除所得税 5 万円住民税 3.5 万円養老保険など無配当疾病傷害入院特約など一般生命保険料控除所得税 4 万円住民税 2.8 万円養老保険など合計適用限度額所得税 10 万円住民税 7 万円介護医療保険料控除所得税 4 万円住民税 2.8 万円無配当疾病傷害入院特約合計適用限度額所得税 12 万円住民税 7 万円個人年金保険料控除所得税 5 万円住民税 3.5 万円定期年金保険など個人年金保険料控除所得税 4 万円住民税 2.8 万円定期年金保険など生命保険料控除対象外無配当傷害入院特約など 1

2 2 生命保険料控除制度のしくみ適用制度平成 24 年 1 月 1 日より契約日 ( 特約中途付加日等 ) を基準として新制度 2つの制度が並存します適用される制度に応じた生命保険料控除をうけることができます適用契約新制度適用契約平成 23 年 12 月 31 日以前にご加入の保険契約平成 24 年 1 月 1 日以降にご加入の保険契約平成 23 年 12 月 31 日以前にご加入された保険契約についても平成 24 年 1 月 1 日以後に契約内容を変更された場合は新制度適用契約となることがあります ( 詳細は新制度適用となる契約内容の変更をご覧ください ) 新制度における各生命保険料控除の分類基本契約特約それぞれの保障内容に応じて各生命保険料控除に分類されます一般生命保険料控除介護医療保険料控除個人年金保険料控除生命保険料控除対象外生存または死亡に起因して保険金等が支払われるものにかかる保険料 ( 例 ) 養老保険学資保険終身保険入院等にともなう給付部分にかかる保険料 ( 例 ) 無配当疾病傷害入院特約個人年金保険契約にかかる保険料 ( 例 ) 定期年金保険身体の傷害のみに起因して保険金等が支払われるものにかかる保険料 ( 例 ) 無配当傷害入院特約上記のほか受取人の範囲や契約の期間等各生命保険料控除には一定の要件があります詳細は下記のページをご覧ください保険料控除に関するご案内 ( 新制度適用となる契約内容の変更平成 23 年 12 月 31 日以前にご加入された保険契約についても平成 24 年 1 月 1 日以後に以下の契約内容の変更が行われた場合は新契約と同等とみなされその変更時点から新制度が適用されます新制度が適用となる契約内容の変更特約の中途付加職域保険の更新基本契約の変更増額契約等身体の傷害のみに起因して保険金等が支払われる特約 ( 無配当傷害入院特約 ) のみを中途付加する場合は除きます保険金額の減額保険契約者の変更復活保険料の払込方法の変更身体の傷害のみに起因して保険金等が支払われる特約 ( 無配当傷害入院特約 ) のみの中途付加等については新契約と同等とみなす契約内容の変更には該当しないため新制度は適用されません 2

3 3 控除額の計算方法所得税 ( 一般年金それぞれに適用 ) 新制度 ( 一般介護医療年金それぞれに適用 ) 控除額控除額 25,000 円以下 20,000 円以下 25,001 円以上 50,000 円以下の場合 50,001 円以上 100,000 円以下の場合 1/2+12,500 円 1/4+25,000 円 20,001 円以上 40,000 円以下の場合 40,001 円以上以下の場合 1/2+10,000 円 1/4+20,000 円 100,001 円以上一律 50,000 円 80,001 円以上一律 40,000 円個人住民税一般年金あわせて最大 10 万円の控除 ( 一般年金それぞれに適用 ) 一般介護医療年金あわせて最大 12 万円の控除新制度 ( 一般介護医療年金それぞれに適用 ) 控除額控除額 15,000 円以下 12,000 円以下 15,001 円以上 40,000 円以下の場合 40,001 円以上 70,000 円以下の場合 1/2+ 7,500 円 1/4+17,500 円 12,001 円以上 32,000 円以下の場合 32,001 円以上 56,000 円以下の場合 1/2+ 6,000 円 1/4+1 70,001 円以上一律 35,000 円 56,001 円以上一律 28,000 円一般年金あわせて最大 7 万円の控除一般介護医療年金あわせて最大 7 万円の控除新制度が適用される保険契約とが適用される保険契約の双方にご加入の場合は各控除ごとに以下のいずれかを選択することができます (1) 新制度適用契約にかかる控除額 (2) 適用契約にかかる控除額 (3) 新制度適用契約と適用契約の双方について保険料控除の適用を受ける場合の控除額 ( この場合新制度の控除限度額が適用されます ) 3

4 ケーススタディ ( 所得税 ) <ケース1> 対象契約のみに加入 A 契約適用契約契約日 : 平成 21 年 10 月 16 日基本契約終身保険 50,000 円特約無配当疾病傷害入院特約 26,000 円一般生命保険料控除 B 契約適用契約契約日 : 平成 22 年 11 月 10 日基本契約および特約の名称年間払込保険料適用制度および分類基本契約定期年金保険

4 4 ケーススタディ ( 所得税 ) <ケース1> 対象契約のみに加入 A 契約適用契約契約日 : 平成 21 年 10 月 16 日基本契約終身保険 50,000 円特約無配当疾病傷害入院特約 26,000 円一般生命保険料控除 B 契約適用契約契約日 : 平成 22 年 11 月 10 日基本契約および特約の名称年間払込保険料適用制度および分類基本契約定期年金保険 160,000 円個人年金保険料控除特約無配当傷害入院特約 10,000 円一般生命保険料控除一般生命保険料控除 90,000 円 47,500 円個人年金保険料控除 160,000 円 3 控除額の 50,000 円一般生命保険料控除計算方法新制度介護医療保険料控除個人年金保険料控除を算出 47,500 円 50,000 円新制度 47,500 円 50,000 円 47,500 円 +50,000 円 =97,500 円 4

5 <ケース2> 新制度対象契約のみに加入 A 契約新制度適用契約契約日 : 平成 24 年 1 月 11 日基本契約終身保険 50,000 円一般生命保険料控除特約無配当疾病傷害入院特約 26,000 円新制度介護医療保険料控除 B 契約新制度適用契約契約日 : 平成 24 年 2 月 10 日基本契約および特約の名称年間払込保険料適用制度および分類基本契約定期年金保険 160,000 円個人年金保険料控除新制度特約無配当傷害入院特約 10,000 円一般生命保険料控除個人年金保険料控除 3 控除額の一般生命保険料控除 50,000 円計算方法 32,500 円新制度介護医療保険料控除 26,000 円 23,000 円個人年金保険料控除 160,000 円 40,000 円を算出新制度 32,500 円 23,000 円 40,000 円 32,500 円 23,000 円 40,000 円 32,500 円 +23,000 円 +40,000 円 =95,500 円 5

6 <ケース3> 対象契約と新制度対象契約に加入 1 A 契約適用契約契約日 : 平成 21 年 10 月 16 日基本契約終身保険 50,000 円特約無配当疾病傷害入院特約 26,000 円一般生命保険料控除 B 契約新制度適用契約契約日 : 平成 24 年 2 月 10 日基本契約および特約の名称年間払込保険料適用制度および分類基本契約定期年金保険 160,000 円個人年金保険料控除新制度特約無配当傷害入院特約 10,000 円一般生命保険料控除 45,000 円個人年金保険料控除 3 控除額の一般生命保険料控除計算方法新制度介護医療保険料控除個人年金保険料控除 160,000 円 40,000 円を算出 45,000 円新制度 40,000 円 45,000 円 40,000 円 45,000 円 +40,000 円 =85,000 円 6

7 <ケース4> 対象契約と新制度対象契約に加入 2 A 契約新制度適用契約契約日 : 平成 24 年 1 月 11 日基本契約終身保険 50,000 円一般生命保険料控除特約無配当疾病傷害入院特約 26,000 円新制度介護医療保険料控除 B 契約適用契約契約日 : 平成 22 年 11 月 10 日基本契約および特約の名称年間払込保険料適用制度および分類基本契約定期年金保険 160,000 円個人年金保険料控除特約無配当傷害入院特約 10,000 円一般生命保険料控除一般生命保険料控除 10,000 円 10,000 円個人年金保険料控除 160,000 円 3 控除額の 50,000 円一般生命保険料控除 50,000 円計算方法 32,500 円新制度介護医療保険料控除 26,000 円 23,000 円個人年金保険料控除を算出 10,000 円 50,000 円新制度 32,500 円 23,000 円 40,000 円 23,000 円 50,000 円 40,000 円 +23,000 円 +50,000 円 =113,000 円新制度適用契約と適用契約の双方について保険料控除の適用を受ける場合新制度の限度額が適用されるので一般生命保険料控除額の限度額は 40,000 円全体のは 120,000 円が限度となります 7

生命保険料控除の改正について（概要）

生命保険料控除の改正について（概要）生命保険料控除制度の改正について ( 概要 ) 生命保険料控除は平成 24 年 1 月 1 日より次のとおり改正されました Ⅰ. 改正後の制度 ( 新制度 ) の適用について平成 24 年 1 月 1 日以後に締結されたご契約 ( 新制度適用契約 ) に適用されます平成 23 年 12 月 31 日以前に締結されたご契約は原則旧制度適用契約として平成 24 年以後も平成 23 年までと同様の保険料控除制度