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1 栄養科学イラストレイテッド 生化学 3 版の序 1章 細胞の構造 細胞の基本構造 細胞質 細胞小器官 細胞骨格 B 核 C リボソーム ポリソーム E ゴルジ体 F リソソーム G ミトコンドリア H 細胞骨格 I 中心体とペルオキシソーム 2章 糖 A 単糖の鎖状構造 B 異性体 B 生体膜の機能 22 C チャネルとポンプ 22 D 受容体 細胞同士の結合 A 接着結合 B 密着結合 C ギャップ結合 24 細胞の特殊性と糖尿病合併症 25 勝 27 糖質の分類 A 主な二糖類 B 主な多糖類 29 C 複合糖質 31 C 環状構造とアノマー D 主な糖誘導体 A 生体膜の構造 28 勝 18 生体膜 質 糖質の基礎 正木 恭介 A 細胞質 D 小胞体 3版 3章 脂 糖質制限食と必須糖 35 質 脂質の基礎 脂質の分類 前田宜昭 A 単純脂質 38 B 複合脂質 39 C 誘導脂質 D その他の 誘導 脂質 脂質検査の基準値 46

2 contents 4章 タンパク質とアミノ酸 アミノ酸 A アミノ酸の構造と種類 B アミノ酸の性質 49 A 分類 49 B 高次構造 B 生理活性ペプチド 5章 タンパク質 ペプチド A ペプチド結合 49 鎌田弥生 武田 酵 酵素の分類と性質 碓井之雄 61 B グルコキナーゼとヘキソキナーゼ 61 C 阻害 61 C 補因子 62 D 逸脱酵素と疾患 A 酵素の分類と名称 B アイソザイム E 酵素の性質 酵素反応速度論 A 酵素反応と基質濃度 6章 核酸の基礎 A 核酸とは 核 C ヌクレオチド鎖の構造 73 核酸の種類 A デオキシリボヌクレオチド B DNA デオキシリボ核酸 7章 66 ビタミン ビタミンとは B アロステリックエフェクターによる調節 C 化学修飾による調節 アスピリンの作用と酵素 68 茂 70 C RNA リボ核酸 核酸と遺伝子 75 A 遺伝子の分布 75 B 遺伝子の構造 C 遺伝情報 血流に乗って旅する DNA 79 正木 恭介 穂苅 A チモーゲンの活性化 酵素活性の調節 53 酸 B ヌクレオチドの構造 タンパク質およびアミノ酸による 栄養学的予防と治療 58 素 48 C タンパク質の性質 篤 81 脂溶性ビタミン A ビタミンA vitamin A 82 82

3 B ビタミン D vitamin D 83 D ビタミン B 6 vitamin B 6 86 C ビタミン E vitamin E 83 E 葉酸 folic acid 87 D ビタミン K vitamin K 84 F ビタミン B12 vitamin B12 87 水溶性ビタミン 84 A ビタミン B1 vitamin B1 84 B ビタミン B2 vitamin B2 85 C ナイアシン niacin 86 8章 ミネラルの生理的意義 多量ミネラル B カリウム K C 塩素 クロール Cl D カルシウム Ca 95 E マグネシウム Mg 95 F リン P 95 G イオウ S 9章 88 I ビタミン C vitamin C 89 ビタミン A の輸送体と栄養評価 90 微量ミネラル A 101 B 細胞内への単糖の輸送 糖質代謝の主要な 3 経路 102 A 解糖系とクエン酸回路 B ペントースリン酸回路 C UDP- グルコースを経由する経路 グリコーゲン 合成とグルクロン酸経路 102 解糖系 103 A 解糖系の反応 92 B 亜鉛 Zn C 銅 Cu D マンガン Mn E ヨウ素 I F セレン Se G クロム Cr H モリブデン Mo マグネシウム欠乏と2型糖尿病 98 日比野康英 糖質の消化と吸収 勝 鉄 Fe 糖質の代謝 糖質代謝の概要 88 A ナトリウム Na A 糖質の消化 H パントテン酸 pantothenic acid ミネラル ミネラルとは G ビオチン biotin 104 B 解糖系の反応を調節するステップ D グルコース以外の単糖の利用 105 E 解糖系からクエン酸回路への導入 106 C 解糖系での ATP 生成 クエン酸回路の全体像 A クエン酸回路の反応 B 還元当量の利用と ATP の合成と運搬 108 C クエン酸回路の効率的利用 109 グルコースの完全酸化 109 A 還元当量の輸送 109 B ATP 生成の収支 110

4 contents グリコーゲンの合成と分解 110 A グリコーゲンの合成 110 B グリコーゲンの分解 111 ⓼ 糖新生 112 A グリコーゲンの合成と分解による調節 B 解糖系と糖新生系による調節 113 D グルカゴン アドレナリンなどの作用 ⓽ 糖の相互変換経路 A ペントースリン酸回路 五炭糖リン酸回路 115 糖質代謝の異常と疾病 10 章 脂肪酸の酸化 126 ケトン体の生成 129 不飽和脂肪酸の代謝 130 エイコサノイドの代謝 131 トリアシルグリセロール リン脂質の 代謝 132 B リン脂質の生合成 脂質の輸送と蓄積 133 A リポタンパク質の基本構造 B 脂質の体内輸送 11章 B 糖質代謝にかかわる先天性代謝異常 1 解糖系と医療 C 脂質の蓄積 脂肪組織 タンパク質の分解とアミノ酸プール ⓼ コレステロールの生合成 輸送 蓄積 136 A コレステロールの生合成 136 B コレステロールの輸送 C コレステロールの蓄積 ⓽ コレステロールの代謝産物 A 胆汁酸と腸肝循環 B ステロイドホルモン ⓾ 脂質の代謝異常 138 A 脂質異常症と動脈硬化 B リピドーシス 肥満症 タンパク質の分解とアミノ酸代謝 A タンパク質の消化 119 島﨑弘幸 A トリアシルグリセロールの生合成 脂質の代謝 脂肪酸の生合成 A 糖尿病 C インスリンの作用 117 ⓾ 血糖値の調節 C 糖新生のための ATP 消費 A 糖新生の反応経路 B 糖新生の材料 B グルクロン酸経路 139 小山岩雄 142 勝 アミノ酸の炭素骨格の代謝 A 糖原性アミノ酸 B ケト原性アミノ酸 146 C アミノ酸プール 144 D アミノ酸の分解 145 B 窒素出納 N- バランス と窒素平衡 アミノ酸の窒素の代謝 147

5 A アミノ基転移反応 147 E 特殊なアミノ酸の合成 152 B 酸化的脱アミノ反応 アンモニア生成 147 C オルニチン回路 尿素生成 148 F 異なる臓器間で血中を介した アミノ酸代謝 153 アミノ酸から合成される生体物質 149 A アミノ酸の脱炭酸反応 モノアミン生成 149 B その他のアミノ酸からの生体物質 150 C メチル基供与体としてのメチオニン D 非必須アミノ酸の合成 12 章 アミノ酸の代謝異常 154 A 先天性疾患 B 尿細管の異常 肝不全と分枝アミノ酸製剤 生体エネルギー学 高エネルギーリン酸化合物 158 呼吸鎖と酸化的リン酸化 158 A 呼吸鎖 B 基質レベルのリン酸化 159 B ATP 合成酵素 C 異化と同化 159 C 化学浸透圧説と脱共役タンパク質 160 A 酸化還元酵素 オキシドレダクターゼ B 活性酸素 章 C 分枝 分岐鎖 アミノ酸 168 D グルコース-アラニン回路 169 D フルクトースの代謝 E コリ回路 171 E ホルモンによる調節 F 臓器間の代謝 171 G アミノ酸代謝のまとめ A アミノ酸の異化経路と同化経路 14 章 172 ヌクレオチドの代謝 プリンヌクレオチドの生合成 181 A イノシン一リン酸 IMP の生合成 B 尿素回路とクエン酸回路 B 糖質と脂質の異化経路 糖質代謝とアミノ酸代謝 木元幸一 C 同化経路における糖質と脂質 161 エネルギー不足とケトン体 ATP は貯蔵できない 164 A クエン酸回路 TCA 回路 155 勝 157 中間代謝の概要 糖質代謝と脂質代謝の相互関係 A アデノシン三リン酸 ATP 生体酸化 154 より深く理解すること 村上昌弘 180 B イノシン一リン酸 IMP から ATP GTP の 生合成 182 C サルベージ回路 プリン塩基の再利用 184

6 contents ピリミジンヌクレオチドの生合成 184 A ウリジン一リン酸 UMP の生合成経路 184 B ウリジン一リン酸 UMP から UTP CTP の 生合成 186 デオキシリボヌクレオチドの生合成 章 A セントラルドグマ 192 B ピリミジンヌクレオチドの分解 日比野康英 DNA の損傷と修復 A 変異原と突然変異 192 B DNA 損傷の種類と修復機構 C 転写単位 D RNA のプロセシング 1 1 タンパク質合成 1 A 遺伝暗号 1 B アミノアシル trna 1 C ポリペプチド鎖合成反応 198 D ポリペプチド鎖から機能タンパク質への変換 遺伝子発現の調節 A 転写レベルでの調節 1 B 翻訳レベルでの調節 2 C クロマチンレベルでの調節 16 章 2 A 神経系の情報伝達 B 内分泌系の情報伝達 C 情報伝達物質 遺伝子病 情報伝達物質と細胞応答 A シナプスにおける情報伝達 A 先天性代謝異常症 5 B その他の遺伝子病 5 栄養素と遺伝子 A 代謝調節と遺伝子発現 B 栄養素による遺伝子発現 ⓼ 遺伝子と多型 A 遺伝子多型 B 遺伝子多型と栄養 ⓽ 遺伝子工学 A 遺伝子組換え技術 B バイオテクノロジー タンパク質医薬と抗体医薬 ゲノムの個人差を問う 個体の調節機構とホメオスタシス 情報伝達の機序と役割 ATP エネルギー と IMP うま味成分 と 尿酸 痛風 189 A 半保存的複製 核酸の合成 193 B 転写 187 A プリンヌクレオチドの分解 遺伝子発現とその制御 生命の基本原理 B ゲノム 核酸の分解 B 受容体と細胞内情報伝達系 ホルモンと生体調節 中島孝則 A 下垂体後葉ホルモンによる代謝調節 B 甲状腺ホルモンによる代謝調節 2 2 C ホルモンによるカルシウム代謝調節 D 消化管ホルモンによる消化管機能の調節 2 222

7 E 膵臓ホルモンによる血糖調節 222 J 松果体ホルモンによる催眠作用 F 副腎皮質ホルモンによる生体調節 224 G 副腎髄質ホルモンによる生体調節 H 性ホルモンによる生体調節 I 脂質代謝の調節 17章 226 K オータコイドによる生体調節 226 L サイトカインによる生体調節 227 糖尿病とインスリン療法 228 生体防御機構 免疫機構とその特徴 1 林 修 0 アレルギー 7 A 生体防御機構における免疫系の特徴 1 A アレルギー疾患の成因と分類 7 B 免疫とその器官 2 B 食物アレルギー 8 C B 細胞とT 細胞 2 C アレルギーの診断と治療 対処 D 体液性免疫と細胞性免疫 G 感染と能動免疫 受動免疫 7 E 抗体の構造と働き F 粘膜局所免疫 自己免疫疾患と免疫不全 A 自己免疫疾患 B 免疫不全症 索引 アトピー性皮膚炎の新たな予防法 シュライデン シュワンとウィルヒョーによる 肝性脳症 148 細胞説 糖質の過剰摂取は活性酸素産生を引き起こす 24 BUN 血中尿素窒素 冬期うつ病 151 水に溶けるもの 溶けないもの 38 老人性皮膚そう痒症 アルコールには高級と低級がある 最終代謝産物の再利用 動植物界におけるろう wax の役割 45 生体の ATP 貯蔵量は少ないが 身近に存在する鏡像異性体 56 合成量は体重量を超える 活性酸素は悪玉か 162 RNAワールドと DNAワールド ビタミンの発見 高木カッケー 敏腕梅太郎 酸素消費量と寿命と抗酸化 高木兼寛 脚気 鈴木梅太郎 ビタミン B1) Molybdenosis マラソン 98 うま味成分 185 必須糖がないのはなぜ 1 ゲノムとは 192 パパイン 144 アドレナリンとエピネフリン 146 アトピー性皮膚炎の新薬 筋肉系アミノ酸

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研究の背景と経緯 植物は 葉緑素で吸収した太陽光エネルギーを使って水から電子を奪い それを光合成に 用いている この反応の副産物として酸素が発生する しかし 光合成が地球上に誕生した 初期の段階では 水よりも電子を奪いやすい硫化水素 H2S がその電子源だったと考えられ ている 図1 現在も硫化水素 報道解禁日時 : 平成 29 年 2 月 14 日 AM5 時以降 平成 29 年 2 月 10 日 報道機関各位 東京工業大学広報センター長岡田 清 硫化水素に応答して遺伝子発現を調節するタンパク質を発見 - 硫化水素バイオセンサーの開発に道 - 要点 地球で最初に光合成を始めた細菌は 硫化水素を利用していたと推測 硫化水素は哺乳類で 細胞機能の恒常性維持や病態生理の制御に関わるが 詳細なシグナル伝達機構は不明

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第三問 : 次の認知症に関する基礎知識について正しいものには を 間違っているものには を ( ) 内に記入してください 1( ) インスリン以外にも血糖値を下げるホルモンはいくつもある 2( ) ホルモンは ppm( 百万分の一 ) など微量で作用する 3( ) ホルモンによる作用を内分泌と呼ぶ 糖尿病 ( テスト ) テストは難しめに作成しています テキストや講義 解答と照らし合わせて復習していただけれ ばと思います なお 採点を目的としていないので点数は設定していません また 記述式の解答は答えが一つとは限りません 私の答案よりも良い解答があることは十分に 考えられますので 参考解答として認識していただければと思います 第一章. 糖尿病の生理学 第一問 : 次の問いに対して 下枠に解答を記入してください

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3章Check 細胞膜を介した水の移動 低濃度 高濃度 34 解答問 1 5 問 2 6, 7 第問 1 海水魚では, 体液の塩類濃度が外界の海水よりも低くなるため, 水が常に体外へと出て行く その ため, 水を体内に吸収し, 余分な塩類を排出することで, 体液の濃度を一定に保っている 一方, 淡水 3 生物の体内環境 31 解答 Ⅰ 1 2 2 0 3 6 4 9 Ⅱ 1 5 2 1 3 8 Ⅰ 脊椎動物の体液は, 血液, 組織液, リンパ液に分けられる 体液は細胞にとっての環境であり, 体内環境 ( 内部環境 ) と呼ばれる 外部環境が変化しても, 体液のpH, 温度, 塩類濃度, グルコース濃度, 酸素濃度などが一定の範囲内に保たれることで, 細胞は安定して活動することができる このように,

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