今月のイチオシ

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はすなおえづか
5 years ago
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1 株式会社構造ソフト今月のイチオシ 2018 年 7 月号便利な機能 Q&A( 適判等からの指摘事例 ) 秀丸エディタの便利機能 ( その 2) P1 BUILD. 一貫 Ⅴ Q&A P10 秀丸エディタの便利機能 ( その 2) BUILD. 一貫 Ⅴ のデータの入力にはグラフィカルユーザーインターフェースで部材の配置等をマウス操作で行う対話入力と入力コードを書式に従って打ち込む一括入力の 2 つの入力方法がありますデータは相互に互換性があり建物形状は対話入力で行い計算条件は一括入力で行う等シーンに応じて入力方法を切り替えて使用する事ができるようになっています一括入力は旧来の入力方法ですが断面情報等の変更時にまとめて置換したりコメント行を入力することで複数の計算条件を 1 つの入力データの中に残しておくことができる等独自のメリットや奥深さがあり今でも根強い人気がありますそこで前回に引き続き第 2 弾として一括入力データファイル (build.inp ik5.inp lp5.inp 以降は inp ファイルと呼ぶ ) を秀丸エディタで編集する時に利用できる便利な機能をご紹介しますなお今回ご紹介する内容は BUILD. 一貫 Ⅴ だけでなく秀丸エディタで一括入力を行う他の製品 ( BUILD. 耐診 RC BUILD.GP Ⅳ BUILD.3SⅡ 等 ) でもご利用いただけます入力コードコメントを強調表示する機能秀丸エディタには単語または行単位で強調表示をする機能があります弊社が用意した設定ファイルを利用することで inp ファイルの入力コード名とコメント文を強調表示することができファイルの内容が読みやすくなりますぜひお試し下さい事前準備 ( 設定ファイルのダウンロード ) 1. 設定ファイルを以下の URL からダウンロードします 2. ダウンロードしたファイルは zip で圧縮されていますダブルクリックして解凍すると ksoftinp.hilight というファイルになるので以下のフォルダを作成してそこに置きます C:\KSOFT\KsoftInp マクロ 1 / 10

2 利用方法 1. 秀丸エディタで inp ファイルを開きます 2.[ その他 (O)] メニュー [ ファイルタイプ別の設定 (C)...] を 3. ファイルタイプ別の設定画面で [ 設定のリスト ] ボタンを押すと設定のリスト画面が表示されます 4. 設定のリスト画面で [ 新規 ] ボタンを押し設定の名前として ksoftinp を追加します 2 / 10

3 5. ファイルタイプ別の設定画面で追加した ksoftinp を追加した ksoftinp を 6. 設定画面左側の設定の対象の [ デザイン ]-[ 強調表示 ] を選択し [ 読込み ] ボタンを押して P1 で事前準備とてダウンロードした設定ファイル ksoft.hilight を読み込んで下さい 1[ 強調表示 ] を 2[ 読込み ] ボタンを押します 3[ 参照 ] ボタンを押し P1 の事前準備でダウロードした設定ファイル ksoft.hilight を 3 / 10

4 7. 設定ファイルを読み込んでから [ 全てオン ] ボタンを押します読み込む対象の強調表示複数行の強調ツリー定義のチェックボックスが ON になるので [OK] ボタンを押して下さい 3[OK] ボタンを押します 2 チェックボックスが ON になります 1[ 全てオン ] ボタンを押します 8. 以下のように入力コードコメント行コメント文に色がつく等して強調表示されますコメント行に色をつけて表示します入力コードに色をつけて太字で表示しますコメント文に色をつけて表示します 4 / 10

今月のイチオシ 2018 年 7 月号アウトライン解析見出しバー折りたたみ機能秀丸エディタにはアウトライン解析により見出しを作成する機能行を折りたたむ機能がありますこちらの機能を利用することで編集したい入力コードだけを表示編集しないコードを非表示にすることができますまた

.. を選択しファイルタイプ別の設定画面で ksoftinp を選んで ksoft.hilight ファイルを読み込みます詳細は前述した入力コードコメントの強調表示する機能の５.(P2)と 6.

5 今月のイチオシ 2018 年 7 月号アウトライン解析見出しバー折りたたみ機能秀丸エディタにはアウトライン解析により見出しを作成する機能行を折りたたむ機能がありますこちらの機能を利用することで編集したい入力コードだけを表示編集しないコードを非表示にすることができますまた見出し機能を利用することで画面をスクロールすることなく見出しから入力コード名を選択するだけで本文を表示することができます利用方法１秀丸エディタで inp ファイルを開きます２その他(O) メニューファイルタイプ別の設定(C)... を選択しファイルタイプ別の設定画面で ksoftinp を選んで ksoft.hilight ファイルを読み込みます詳細は前述した入力コードコメントの強調表示する機能の５.(P2)と 6.(P3)の説明を参照して下さい３設定画面左側の設定の対象のアウトラインを選択しアウトライン解析の枠見出しバー折りたたみ用の余白のチェックボックスを ON にします ②チェックボックスを ① アウトライン ON にしますを ① アウトラインを４設定画面左側の設定の対象のアウトライン - 解析を選択しアウトライン解析の方法からツリー表示-通常を ① アウトライン ② ツリー表示-通常を ① 解析を 5 / 10 を

5. 以下のような画面表示となります折りたたみ機能 ( 画面左のをクリック ) で複数行のデータを折りたたんで非表示にすることができます ( 例 :SHA6 が 6 行で入力されていますが 1 行のみの表示となります ) また画面右側の見出しウィンドウから入力コード名を選択することでスクロールすることなく本文を表示することができ

6 5. 以下のような画面表示となります折りたたみ機能 ( 画面左のをクリック ) で複数行のデータを折りたたんで非表示にすることができます ( 例 :SHA6 が 6 行で入力されていますが 1 行のみの表示となります ) また画面右側の見出しウィンドウから入力コード名を選択することでスクロールすることなく本文を表示することができ見出しバーには現在カーソルがある位置の入力コード名を表示します ( 例 :GME2) 折りたたみ機能複数行のデータを折りたたんで非表示 (1 行のみの表示 ) にすることができます見出しバー現在カーソルがある位置の入力コード名を表示しますデータが膨大になり入力コード名が画面内に表示されない状況になってもカーソルのある行の入力コード名を常に把握することができます見出しウィンドウ入力コード名を選択することでスクロールせずに本文を表示することができます 6 / 10

選択した行をコメントにするマクロ機能マクロを使って選択した行をコメントにする ( またはコメントを解除する ) 機能をご紹介します事前準備 ( マクロのダウンロードと登録 ) 1.

zip このマクロは Yasunori Miyamoto 氏が作成したマクロを改良したものです作成者の HP:http://tipszone.jp/20130206_comment_out_mac/ 2.

$mac というファイルになるので以下のフォルダを作成してそこに置きます C:\KSOFT\KsoftInp マクロ利用方法 1.$

7 選択した行をコメントにするマクロ機能マクロを使って選択した行をコメントにする ( またはコメントを解除する ) 機能をご紹介します事前準備 ( マクロのダウンロードと登録 ) 1. コメント指定解除マクロを以下の URL からダウンロードしますこのマクロは Yasunori Miyamoto 氏が作成したマクロを改良したものです作成者の HP: 2. ダウンロードしたファイルは zip で圧縮されていますダブルクリックして解凍するとコメント指定解除マクロ.mac というファイルになるので以下のフォルダを作成してそこに置きます C:\KSOFT\KsoftInp マクロ利用方法 1. 秀丸エディタを起動して [ マクロ (M)] メニュー [ マクロ登録 (E) ] を 2. マクロ登録画面でを押し C:\KSOFT\KsoftInp マクロからコメント指定解除マクロ.mac を選択しコメント指定 & 解除と入力して [OK] ボタンを押します 3 入力します 2 選択した内容が表示されます 1 このボタンを押しマクロファイルを 4[OK] ボタンを押します 7 / 10

8 今月のイチオシ 2018 年 7 月号 3. マクロ(M) メニューにコメント指定解除(2) が出てくればマクロは正常に登録できており事前準備完了ですコメントを指定する操作手順マクロを実行 1. inp ファイルを開きます 2. コメントにしたい行をコメントにしたい行を選択する 3. マクロ(M) メニューのコメント指定&解除(2) を 4. 以下の赤枠のように選択した行の先頭に * が追加されコメント行になります選択範囲内の行がコメント行になる 8 / 10

9 今月のイチオシ 2018 年 7 月号コメントを解除する操作手順マクロを実行 1. inp ファイルを開きます 2. コメントを解除したい行をコメントを解除したい行を選択する 3. マクロ(M) メニューのコメント指定&解除(2) を 4. 以下の赤枠のように選択した行の先頭にある * が削除されコメント行が解除されます選択範囲内の行のコメント行が解除される 9 / 10

10 BUILD. 一貫 Ⅴ Q&A( 適判等からの指摘事例 ) タイトル : Q-δ 関係図で正負加力で弾性域の変形性状が異なっている指摘された Q. 適合性判定機関よりブレースのある S 造の物件で Ds 算定時の Q-δ 関係図 ( 層せん断力 - 層間変形関係図 ) の出力結果に対して正加力と負加力で弾性域の変形性状が異なっていますがその理由を説明するように指摘を受けましたどのように説明すればよいか教えて下さい A. ブレース部材の定義時に引張ブレースの指定 ( 建物データの [BMD1] の4 項目または [BMD3] の6 項目 ) が引張にのみ有効となっていることが原因です完全に建物が対称形であれば引張のみ有効のブレースの設定であっても正力加時と負加力時で同じ解析モデルになりますが完全な対称形ではない場合正力加時と負加力時で有効となるブレースの配置状況が変わるため弾性域でも正加力時と負加力時で異なる Q-δ 関係図となっています弊社ホームページの Q&A ではこの他にも適判定等からの指摘事例の Q&A を約 110 件通常の Q&A を 3160 件以上掲載していますのでご活用下さいなお Q&A の閲覧にはサポート会員登録が必要です 10 / 10

データの作成方法のイメージ ( キーワードで結合の場合 ) 地図太郎キーワードの値は文字列ですキーワードの値は重複しないようにします同じ値にする Excel データ (CSV) 注意キーワードの値は文字列ですキーワードの値は重複しないようにします 1 ツールバーの編集レイヤの選択から編

データの作成方法のイメージ ( キーワードで結合の場合 ) 地図太郎キーワードの値は文字列ですキーワードの値は重複しないようにします同じ値にする Excel データ (CSV) 注意キーワードの値は文字列ですキーワードの値は重複しないようにします 1 ツールバーの編集レイヤの選択から編手順 4 Excel データを活用する ( リスト / グラフ色分け ) 外部の表データ (CSV 形式 ) を読み込みリスト表示やカード表示その値によって簡単なグラフ ( 円正方形棒の 3 種類 ) や色分け表示することができますこの機能を使って地図太郎の属性情報に無い項目も Excel で作成し CSV 形式で保存することにより自由に作成することができます (Excel でデータを保存するとき