資料編... < 目次 > 第 1 章 長崎県高齢者居住安定確保計画について 計画の背景と目的 計画の位置付けと計画期間... 第 2 章 長崎県の高齢者を取り巻く現状と課題 高齢者の状況 高齢者の住まい等の状況 高齢者を取りまく課題...

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1 長崎県高齢者居住安定確保計画 平成 28 年 3 月 長崎県

2 資料編... < 目次 > 第 1 章 長崎県高齢者居住安定確保計画について 計画の背景と目的 計画の位置付けと計画期間... 第 2 章 長崎県の高齢者を取り巻く現状と課題 高齢者の状況 高齢者の住まい等の状況 高齢者を取りまく課題... 第 3 章 高齢者の居住安定確保に向けた基本的方針 基本理念と方針 高齢者の居住安定確保のための目標 高齢者向け住宅の供給目標... 第 4 章 高齢者の居住安定確保に向けた取り組み 目標 1: 高齢者の多様なニーズに応じた住まい等の確保 目標 2: 高齢者の生活支援サービスの充実と質の確保 目標 3: 高齢者を地域で支えるためのコミュニティづくり 第 5 章 計画の実現に向けて 計画の推進体制 計画の進行管理 用語解説...

3 第 1 章 長崎県高齢者居住安定確保計画について 第 1 章 長崎県高齢者居住安定確保計画について 1. 計画の背景と目的長崎県において 急速に進展する高齢化の中で 高齢者が安心していきいきと暮らしていくためには 生活の基盤となる住宅や老人ホームなどについて 高齢者が多様なニーズに応じた居住の場を選択できるようにするとともに 県民が住み慣れた地域で安全に安心して暮らすことのできる社会の実現を図ることが重要です そのため 本県においては住宅施策と福祉施策がより一層連携し 様々な課題に対して 総合的かつ計画的に推進することにより 高齢者の居住安定確保に向け 基本的な方針と実現のための施策を示し 高齢者を地域で支える仕組みを構築します 2. 計画の位置付けと計画期間この計画は 長崎県住生活基本計画 及び 長崎県老人福祉計画 長崎県介護保険事業支援計画 と調和を図り 高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 高齢者住まい法 平成 13 年 4 月 6 日法律第 26 号 ) 第 4 条の規定に基づく 高齢者居住安定確保計画 として策定しています そのため 計画期間を平成 23 年度から平成 32 年度までとする 長崎県住生活基本計画 と 計画期間を平成 27 年度から平成 29 年度までとする第 6 期の 長崎県老人福祉計画 長崎県介護保険事業支援計画 との整合性を図るために 本計画は計画期間を平成 27 年度から平成 29 年度までの 3 年間とし 必要に応じて見直しを行うこととします 計画の位置付けと計画期間 高齢者住まい法 長崎県総合計画 ( 平成 23~27 年度 ) 長崎県高齢者居住安定確保計画 ( 平成 27~29 年度 ) 調整 下位計画 長崎県住生活基本計画 ( 平成 23~32 年度 ) 長崎県老人福祉計画長崎県介護保険事業支援計画 ( 平成 27~29 年度 ) 市町における高齢者の居住の 安定確保に係る指針 1

4 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 第 2 章 長崎県の高齢者を取り巻く現状と課題 1. 高齢者の状況 (1) 高齢者数の推移平成 22 年の高齢者数は 369 千人 高齢化率は 26.0% で 全国の 23.0% を大く上回って推移しており 平成 37 年には 35.2% となり 3 人に 1 人は高齢者となることが予測されています また 平成 22 年の後期高齢者 (75 歳以上の人口 ) は 199 千人 人口に占める割合は 14.0% となっており 高齢者の過半数を超えるとともに 全国の 11.1% を上回っています ( 千人 ) 高齢者数の推移 実績値 推計値 資料 : 国勢調査 (~H22) 国立社会保障人口問題研究所推計 (H27~) ( 千人 ) 後期高齢者数の推移 実績値 推計値 資料 : 国勢調査 (~H22) 国立社会保障人口問題研究所推計 (H27~) 2

5 第 2 章 長崎県の高齢者を取り巻く現状と課題 (2) 高齢者のいる世帯の推移 県内の世帯の 4 割には 何らかの形で高齢者が居 住しています 特に 高齢単身世帯や 高齢夫婦が増加しており 平成 22 年国勢調査によ ると 高齢単身世帯と高 齢夫婦世帯は それぞれ 総世帯の概ね 1 割で 全 国を上回っています また 国立社会保障 人口問題研究所の推計 (H26 年 4 月発表 ) によ 単身高齢者世帯 高齢夫婦世帯率の推移ると 高齢単身世帯は今 後も増加し 平成 32 年に は 15% 平成 42 年には 17% に達すると予測して いますが 高齢夫婦世帯 は平成 42 年まで増加し その後は減少に転じると 予測されています 高齢者世帯の現状 不詳 1.1% 高齢者のいない世帯 56.0% 高齢単身世帯 11.4% その他高齢者のいる世帯 19.9% 高齢夫婦世帯 11.6% 資料 :H22 国勢調査 単身高齢者世帯 高齢夫婦世帯率の推計 資料 : 国勢調査 資料 : 社会保障 人口問題研究所推計値 3

6 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 (3) 要介護者 65 歳以上の要介護 要支援認定者数は 介護保険制度が始まった平成 12 年の 44,750 人より増加傾向が続いており 平成 25 年は 89,397 人となっています また 今後の見込みとしては県全体でみると 要支援 1 から要介護 5 までを合計した数は 高齢者人口の増加に伴い毎年増加しており 平成 22 年 80,385 人であったものが 平成 29 年には 98,339 人 (22% 増 ) となることが予測されています 要介護度別認定者数 ( 第 1 号 ) の推移 資料 : H27~ 29 長崎県老人福祉計画 長崎県介護保険事業支援計画 要介護度別認定者数の将来推計 ( 第 1 号及び第 2 号被保険者 ) 単位 : 人 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 要支援 1 16,054 16,746 17,407 18,164 要支援 2 14,384 14,806 15,111 15,428 要介護 1 18,547 19,596 20,564 21,654 要介護 2 13,913 14,115 14,209 14,368 要介護 3 10,698 10,957 11,145 11,412 要介護 4 9,514 9,816 10,085 10,397 要介護 5 6,919 6,953 6,924 6,916 計 90,029 92,989 95,445 98,339 資料 : H27~ 29 長崎県老人福祉計画 長崎県介護保険事業支援計画 4

7 第 2 章 長崎県の高齢者を取り巻く現状と課題 2. 高齢者の住まい等の状況 (1) 所有関係高齢者世帯は持ち家率が非常に高くなっており 単身世帯では約 72% 夫婦世帯では約 90% となっている一方で 高齢者のいない世帯は約 51% にとどまっています また 高齢単身世帯では公営 / 機構 / 公社の借家率が主世帯総数や高齢者のいない世帯を上回っています 高齢者世帯の住宅の所有関係 資料 :H22 国勢調査 (2) 高齢者等のための設備状況 高齢者等のための設備状況を 見ると 住宅総数では約 5 割の 住宅に高齢者等のための設備が あり 高齢者のいる世帯では約 6 割とさらに高くなっています 設備別では手すりがある住宅が 53.6% と最も高くなっている一 方で 最も低いのは段差のない 屋内では 19.2% にとどまってい ます また それぞれの設備は増加 傾向となっており 全国に比べ て平成 20 年では低い水準となっ ていましたが 平成 25 年にはほ ぼ同水準となっています 高齢者等のための設備状況別 65 歳以上の世帯員のいる主世帯割合 資料 :H25 住宅 土地統計調査 5

8 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 (3) 高齢者等のための設備工事 バリアフリーリフォームの実 施状況を見ると 持ち家総数で 17.0% 高齢者のいる世帯で約 23.5% となっており 大きく上 回っています 最も多く行われているのは手 すり設置工事で 11.9% となって いますが 屋内の段差の解消は 最も少なく 3.7% にとどまって います また 平成 10 年から平成 25 年にかけて工事の実施が大きく 増加しており 全国を上回る状 況となっています 65 歳以上の世帯員のいる世帯おける高齢者等のための設備の工事状況別の持ち家数の推移 ( それぞれ直近 5 年間 ) 平成 10 年は浴室の工事とトイレの工事の区別なし 資料 :H25 住宅 土地統計調査 (4) 高齢者対応共同住宅 高齢者対応共同住宅数の推移高齢者対応共同住宅数の推移を見ると 平成 10 年から平成 15 年にかけて急増した後 増加を継続しており 平成 25 年は 23,400 戸となっています 共同住宅に占める割合は 全国で 17.2% となっているのに対して 14.2% にとどまっています 資料 :H25 住宅 土地統計調査 6

9 第 2 章 長崎県の高齢者を取り巻く現状と課題 (5) 居住面積水準 高齢者のいる世帯の型別居住水準別世帯割合高齢者世帯の居住面積水準を見ると 高齢者のいない世帯に比べて誘導居住面積水準以上の割合が高くなっており 特に高齢単身世帯では 76.9% 高齢夫婦世帯では 82.4% と非常に高くなっています 一方で 最低居住面積水準未満の世帯割合は低くなっています 所有関係別で最低居住面積水資料 :H25 住宅 土地統計調査準の世帯を見ると 持ち家はほとんどなく 民営借家に住む高 所有関係別居住水準別世帯高齢者のいる世帯割合齢単身世帯が特に多くなっています 資料 :H25 住宅 土地統計調査 高齢者のいる世帯の型別所有関係別居住水準別最低居住面積水準未満世帯数 資料 :H25 住宅 土地統計調査 7

10 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 (6) 高齢者施設等高齢者福祉施設として 特別養護老人ホームをはじめとした施設 居住系サービス提供施設等 有料老人ホームをはじめとした生活支援サービスのついた施設があり 定員は 25,449 人となっています また サービス付き高齢者向け住宅をはじめとした高齢者向け賃貸住宅があり 戸数は 4,320 戸となっています 要介護者 支援者が約 9 万人いるなかで これらの住まい以外に持ち家などの在宅で介護サービスを受けている高齢者もいますが 特別養護老人ホームには待機者が多く見られるなど 決して充足しているとは言えない状況となっています 高齢者福祉施設の状況 施設 居住系サービス提供施設等 生活支援サービスのついた施設 種別 定員 介護老人福祉施設 ( 特別養護老人ホーム ) 6,290 介護老人保健施設 4,872 介護療養型医療施設 1,009 認知症高齢者グループホーム 4,845 地域密着型介護老人福祉施設 833 小計 17,849 養護老人ホーム 1,815 軽費老人ホーム (A 型 ) 300 軽費老人ホーム ( ケアホーム ) 1,489 生活支援ハウス 448 有料老人ホーム 3,548 小計 7,600 計 25,449 資料 :H26 長崎県老人福祉計画 長崎県介護保険事業支援計画 高齢者向け賃貸住宅の状況 種別 戸数 ケア付き公営住宅 シルバーハウジング 74 緊急通報付き住戸 1,621 サービス付き高齢者向け住宅 2,478 地域優良賃貸住宅 ( 高齢者タイプ ) 147 計 4,320 資料 : 長崎県 サービス付き高齢者向け住宅の戸数は 地域優良賃貸住宅 ( 高齢者タ イプ ) と重複した戸数は除く 8

11 第 2 章 長崎県の高齢者を取り巻く現状と課題 (7) 老人デイサービスセンターの立地高齢者の居住環境を高齢者施 老人デイサービスセンターまでの距離別世帯高齢者のいる世帯割合の推移設 ( 老人デイサービスセンター ) までの距離で見ると 徐々に距 離が短くなってきているものの 徒歩圏と考えられる 500m 未満 の世帯割合は全国の値より低い 29.6% にとどまっています また 高齢者のいる世帯の型 別に 500m 未満の割合を見ると 高齢単身世帯と高齢者のいない 世帯でほぼ同じですが 高齢夫 婦世帯やその他高齢者のいる世 帯は距離が長くなる傾向にあり ます 資料 :H25 住宅 土地統計調査 高齢者のいる世帯の型別老人デイサービスセンターまでの距離別世帯割合 資料 :H25 住宅 土地統計調査 9

12 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 3. 高齢者を取りまく課題 (1) 増加する高齢者や要介護者等への対応長崎県の 65 歳以上の高齢者は 平成 22 年時点で約 369 千人 高齢化率は約 26% となっており その後も増加を続けてピークの平成 37 年には約 440 千人で高齢化率は約 35% となることが予測されています 高齢単身 夫婦世帯も同様に増加が続くことが予測されていますが 高齢夫婦世帯については平成 42 年をピークに減少することが予測されています また 要介護者等も増加が続いており 平成 26 年で約 9 万人であるのが 平成 29 年には約 9 万 8 千人となることが予測されています そのため 増加する高齢者や要介護者の居住の安定を図るとともに 長期的には減少も見据えた取り組みも必要です (2) 高齢者の住む住宅のバリアフリー化長崎県の高齢者の住む世帯の住宅のバリアフリー化について 設備の有無で見ると全国平均と同様の約 6 割にとどまっており その内訳を見ても手すりが主で 段差のない屋内は 2 割にも満たないなど 遅れている状況にあります また 設備工事の実施状況で見ると 全国平均を上回っているものの 2 割強程度で 内訳では手すりの設置は 1 割強 屋内の段差の解消は 4% にも満たない状況となっています 高齢者が住み慣れた住宅で住み続けるためには 住宅のバリアフリー化を進めることが重要です (3) 多様なニーズに対応できる住まい等の普及長崎県の高齢者施設等 ( 施設 居住系サービス提供施設や生活支援サービスのついた施設 民間賃貸住宅 高齢者居宅生活支援体制の確保された公的賃貸住宅 ) の定員は約 25,000 人となっており 9 万人を超える要介護者等に対して 自宅で介護を受ける場合もあることを考慮しても 不足している状況にあります また これまで高齢者向けの賃貸住宅としての受け皿となっていた高齢者円滑入居賃貸住宅や高齢者専用賃貸住宅が廃止され サービス付き高齢者向け住宅に一本化されたことから 住まいの選択肢も大きく変化しています そのため 高齢者のニーズや自らの心身の状況に応じた住まいで暮らせるように支援することが求められます 10

13 第 3 章 高齢者の居住安定確保に向けた基本的方針 第 3 章 高齢者の居住安定確保に向けた基本的方針 1. 基本理念と方針急速な高齢化社会に加え 高齢者を支える人口減少社会の到来を目前に控え 本県における高齢者の住まいの安心を確保していくためには 高齢者が住み慣れた地域の中で 安全に安心して住み続けることができるような環境を整備していくことが重要です 特に高齢者世帯では 家族の小規模化などにより 家族による介護等が見込めない状況であり 高齢者のニーズに適応した高齢者の住まいの供給に併せ 高齢者の住まいにおける適切なケアが必要となります そのため この計画では 高齢者が住み慣れた地域で 安心して住み続けられる長崎県 を基本理念とし 高齢者が安心していきいきと暮らしていける社会の実現に向けて 住宅施策と福祉施策の連携の充実 強化を図り 各々の施策を総合的に推進することにより 高齢者の居住の安定確保に取り組みます 2. 高齢者の居住安定確保のための目標 基本理念 方針を踏まえ 高齢者の居住安定確保を推進するために 以下の 3 項目の目標を設定します 目標 1: 高齢者の多様なニーズに応じた住まい等の確保 目標 2: 高齢者の生活支援サービスの充実と質の確保 目標 3: 高齢者を地域で支えるためのコミュニティづくり 11

14 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 3. 高齢者向け住宅の供給目標 (1) 供給目標の考え方高齢者向け住宅 ( 高齢者向け賃貸住宅及び生活支援サービスのついた施設 ) について 上位関連計画との整合を図り 供給目標を設定します 高齢者向け賃貸住宅 ( ケア付き公営住宅 サービス付き高齢者向け住宅等 ) については 長崎県住生活基本計画を踏まえ 平成 32 年までに約 5,400 戸のストック形成を目指します 生活支援サービスのついた施設 ( 養護老人ホーム 軽費老人ホーム 有料老人ホーム ) については 長崎県老人福祉計画 長崎県介護保険事業支援計画を踏まえ 平成 29 年まで現状維持の約 7,600 戸とします また 長崎県住生活基本計画を踏まえ これらを合わせて平成 32 年までに高齢者人口の約 3% にあたる約 13,000 戸のストック形成を目指します (2) 本計画における供給目標上記を踏まえ 本計画においては目標年の平成 29 年までに約 4,900 戸の高齢者向け住宅のストック形成を目指し 約 600 戸の新規供給を促進します 具体的には 借家に住む高齢単身 夫婦世帯のうち何らかの生活支援サービスが必要な世帯を主な需要層と想定し サービス付き高齢者向け住宅を中心として新規供給を促進します 高齢者向け住宅の供給目標の考え方 約 13 千戸 約 12.5 千戸 約 11.9 千戸 約 8.3 千戸 約 4.3 千戸 約 4.9 千戸 約 5.4 千戸 約 2.1 千戸 約 6.2 千戸 約 7.6 千戸 約 7.6 千戸 約 7.6 千戸 H23 H26 H29 H32 高齢者向け住宅の供給目標 凡例 戸数 H23 H26 H29 H32 H26~29 増減 高齢者向け賃貸住宅 2,085 4,3204,9005, 生活支援サービスのついた施設 6,2307,6007,6007,600 0 計 8,31511,920 12,500 13,

15 第 3 章 高齢者の居住安定確保に向けた基本的方針 (3) 今後の課題地域による住まいの形態や高齢者の身体状態 さらには家庭での介護力の低下など 求められる住まいや介護サービスの内容が多様化しています それらの状況に的確に対応できる施設 居住系サービス提供施設等や 生活支援サービスの付いた施設の供給量が 高齢者の需要量に対して不足していると推測されるため 今後は計画的にサービス付き高齢者向け住宅をはじめとした高齢者向け賃貸住宅の供給を促進していく必要があります また 高齢者向け賃貸住宅の供給ですべての需要をまかなうことは不可能であるため 在宅や通所による介護サービス 家族や地域による支援等で対応していくことが重要です 目標年 (H29) における高齢者向けの住まいのイメージ 高齢者 (419.4 千人 ) 高齢単身 夫婦世帯 (151.5 千世帯 ) 要介護者等 (98.3 千人 ) 施設 居住系サービス提供施設等の利用者 (18.4 千人 ) 生活支援サービスのついた施設入所者 (7.6 千人 ) 持ち家に住む世帯 (122.2 千世帯 ) 高齢者向け賃貸 住宅 (4.9 千戸 ) 借家に住む世帯 (28.5 千世帯 ) 在宅や通所による介護サービスの提 供 家族や地域による支援等で対応 13

16 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 第 4 章 高齢者の居住安定確保に向けた取り組み 1. 目標 1: 高齢者の多様なニーズに応じた住まい等の確保 (1) 賃貸住宅の供給 1 高齢者 障害者向け生活支援サービス付き賃貸住宅の供給促進高齢者等については 適切な住宅の確保のみでなく 住生活の安心を支えるサービスの提供が求められています そのため 生活支援サービスや介護サービス等の提供及び充実に向けては 福祉部局との連携が不可欠であるとともに 民間活力の導入が必要であり 高齢者等の個々の実情に応じた適切な支援が受けられるよう 福祉部局や住宅 福祉関連の民間事業者との連携の強化に努めます 今後は高齢者のみの世帯の増加に伴い 高齢夫婦のみの世帯や高齢単身者等が 必要に応じて医療 福祉施設や利便施設等が充実した地域に転居するケースも増加すると想定されることから 民間賃貸住宅市場において 生活支援サービスの提供が受けられる住宅 ( サービス付き高齢者向け住宅等 ) の供給を促進することが求められます そのため 高齢者等の見守りや生活支援サービスが受けられる賃貸住宅について 計画期間中に 580 戸の供給を目指し 安心して暮らせる環境の充実を図ります なお サービス付き高齢者向け住宅については 当面は国の登録基準を適用し 民間事業者の供給や高齢者世帯の動向を見定めるとともに 市町の意見を踏まえ 地域住宅協議会で協議して必要に応じて基準の見直しを行います 高齢者向け賃貸住宅の供給目標 種別 期間 戸数 H26 H29 増減 ケア付き公シルバーハウジング 営住宅緊急通報付き住戸 1,621 1, 平成 26~29 年度サービス付き高齢者向け住宅 2,478 2, 地域優良賃貸住宅 ( 高齢者タイプ ) 計 4,3204, 公的住宅供給に向けての地域づくり まちづくりへの貢献公的住宅供給にあたり 高齢者対策等の先導的な政策性 テーマ性を有するモデル的な取り組みを支援するため 県は市町と連携して積極的にこれを推進 支援していきます 一方 医療 福祉施設や店舗等の生活利便施設に近接した高齢者向け住宅の供給が求められていることから 既存公営住宅の建替えの際には 必要に応じて 生活支援施設併設の公的賃貸住宅 等の供給を図ります 14

17 第 4 章 高齢者の居住安定確保に向けた取り組み 3 高齢者向けの公営住宅の充実ある程度の自立が可能で所得の低い高齢者は 上記のサービス付き高齢者向け住宅や後述する有料老人ホーム等に入居することが困難となる状況が見られるため 住宅セーフティネットを確保するためにも 公営住宅においては 住戸のバリアフリー化やエレベーター設置などの高齢者対応を進めるともに 優先入居枠の確保などの入居制度の適正化を図っていきます なお 公営住宅の建替時における福祉施設の併設やグループホームへの活用などについても積極的に検討していきます また 県営住宅においては 75 歳以上の高齢者で単身世帯の入居者に対して 平成 23 年度より指定管理者による見守りサービス制度を導入し 入居者の安否確認などのサービスに取り組んでおり 今後は更なるサービスの充実を図り より安全で安心な県営住宅におけるソフト面での住環境整備を積極的に推進します 4 高齢者向け賃貸住宅の適正運営等高齢者向けの賃貸住宅のオーナーにおいては 高齢者が安心して暮らすための適正な管理 運営を行うように 情報提供やセミナー等を開催するなど 意識啓発を行います また ( 財 ) 高齢者住宅財団の家賃債務保証制度の普及を促進するなど オーナーの高齢者の受け入れに対する不安の解消を図ります (2) 老人ホーム等の供給 1 介護が必要な高齢者のための施設の充実介護が必要な高齢者のための施設として 常時介護を必要とされる方のための介護老人福祉施設 ( 以下 特別養護老人ホーム という ) 機能訓練等を通じて在宅での生活への復帰を目指す介護老人保健施設 医療的ケアが必要とされる方のための介護療養型医療施設の 3 種類の施設 ( 以下 介護保険 3 施設 という ) があります その他に 認知症高齢者グループホーム及び介護専用型の特定施設があります これらの施設は 各市町において 地域の実情に応じた施設整備を促進しますが 本県の介護保険 3 施設の平成 29 年度末時点における整備目標としての計画定員について特別養護老人ホームを 6,482 人 ( 平成 26 年度末時点 :6,290 人 ) 介護老人保健施設を 5,044 人 ( 平成 26 年度末時点 :4,872 人 ) 介護療養型医療施設 837 人 ( 平成 26 年度末時点 :1,009 人 ) 地域密着型介護老人福祉施設 1,0 人 ( 平成 26 年末時点 :833 人 ) を目指します なお 介護老人福祉施設及び介護老人保健施設は その整備内容を ユニット化をはじめとする施設の生活環境の改善に 切り替えています 15

18 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 介護保険施設と認知症高齢者グループホームの供給目標 種別 特別養護老人ホーム 期間 平成 27~29 年度 定員 H26 H29 増減 6,2906, 介護老人保健施設 4,8725, 介護療養型医療施設 1, 認知症高齢者グループホーム 4,8454, 地域密着型介護老人福祉施設 8331, 計 17,849 18, 自立もしくは軽度の支援が必要な高齢者のための施設の充実 65 歳以上で環境上の問題があり かつ経済的に困窮し 自宅において生活することが困難な高齢者を入所対象とする施設である養護老人ホームは 介護保険給付の適用施設への一部又は全部の転換を視野に入れながら改築等の整備を促進します 軽費老人ホームは 60 歳以上で 身体機能の低下や高齢などのため自立して生活するには不安があり 家族による援助を受けることが困難な高齢者を入所対象とする施設で 既に充足されていると考えられるため その整備目標は現状の水準を維持することを基本としますが 設置者から居住環境の改善を目指してA 型の軽費老人ホームからの転換の要望があれば ケアハウスへの転換を推進していくこととします また 療養病床からの転換の場合にも 別枠として整備を推進していきます 3 有料老人ホームの適正運営等有料老人ホームの設置にあたっては 長崎県有料老人ホーム設置運営指導指針 に基づき 計画段階から 立地条件 設備 サービス内容等について 市町及び県と協議を行っています 特に 特定施設入居者生活介護事業所の指定を受ける介護付有料老人ホームの設置については 介護保険財政に影響を与えるものであることから 長崎県指定特定施設入居者生活介護事業所の設置等に係る事前協議事務取扱要綱 による保険者 ( 市町 ) と事業者との事前協議をもとに 市町における特定施設入居者生活介護の利用見込者数を踏まえ 地元保険者 ( 市町 ) と連携して 適正な整備を図っていきます また 平成 18 年 4 月 老人福祉法の改正により有料老人ホームの定義が変更され 人数要件 (10 人以上 ) の廃止と提供サービス要件が見直されたことから 運営実態の把握に努め 新たに法の適用を受ける対象施設については 設置届出の徹底を図るとともに老人福祉法の規定及び指導指針の内容を遵守し 適正な事業運営がなされるよう 必要な指導を行っていきます 16

19 第 4 章 高齢者の居住安定確保に向けた取り組み (3) 住宅 住環境のバリアフリー化の促進高齢者の増加 特に後期高齢者の増加に伴い 在宅の高齢者や障害者等の日常生活を容易にするとともに 介護者の負担が軽減される住宅のバリアフリー化の促進が益々重要になっています 現在 県営住宅等においては 建替や既設住宅へのエレベーター設置などによりバリアフリー化を進めていますが 市営 町営住宅におけるバリアフリー化率は県営に比べてやや低いのが実情です このため 各市町における 公営住宅等長寿命化計画 により 各市町独自の計画に基づく適切なバリアフリー改善の推進を促します 民間住宅においては 新規の住宅はバリアフリーやユニバーサルデザイン等に配慮した設計が定着化しつつあるため 今後は従来から取り組んできた施策に加え 既存住宅のバリアフリー リフォームの促進を図る必要があります なかでも 持家に比べ借家の改善が進んでいないことから 借家のオーナーへの啓発や情報提供の充実のほか 改善資金等の相談体制の充実を図るなど 借家のバリアフリー改善の促進に向けた施策の充実を図ります 住環境においては 高齢者や障害者の移動を円滑にするため 福祉のまちづくり条例に基づき バリアフリー化を推進します また 再開発や市街地整備等の取り組みにおいては 高齢者等を含めた全ての人にやさしいユニバーサルデザインの導入を推進します 住生活基本計画におけるバリアフリー化の目標 ( 成果指標 ) 種別 H22( 現況 ) H32( 目標 ) 65 歳以上が居住する住宅の一定のバリアフリー化率 35.4% 75% 共同住宅のバリアフリー化率 14% 28% 県内の市町営住宅のバリアフリー化率 21% 30% 県営住宅のバリアフリー化率 43% 56% (4) 居住の継続又は住み替えへの支援 1 住み替えの支援体制の充実住宅部局と福祉部局や関連団体等との連携により 高齢になっても 住み続けたい と希望する人には出来るだけ在宅で自立した生活ができるよう また 住み替えを希望する人には円滑な住み替えと適切な生活支援が提供されるよう さらに 心身機能の低下に伴い 適切な介護や介助が受けられる住宅 ( サービス付き高齢者向け住宅又は施設 ) に住み替える必要が生じた人には円滑な住み替えが可能となるよう 関連部局や民間の関連団体等との連携による住み替えの支援体制の充実を図ります また 住み替え後の空き住戸の活用方策や処分方法などの相談への対応も含めて相談体制の充実を図ります 17

20 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 2 総合的な施策の推進による住生活の支援と UI ターンの促進の推進離島対策については本県の重要な課題の一つであり 長崎県総合計 において 地域振興 産業振興 住宅 福祉をはじめとした関連部局が連携しつつ多様な施策の展開することとしています このため 住宅施策では関連部局 関連市町 関連団体等が実施する地域振興施策と連携しながら 高齢者のための利便性の良い集団生活の場の整備やサービス付き高齢者向け住宅の供給 親との近居や UI ターンの促進に向けた空家の利活用を図ります また こうした住み替えや UI ターンの促進 空家利用の促進等に向け 地域と連携して ( 仮称 ) 住生活コーディネーター の派遣を図るなど 離島における高齢者への住生活支援や UI ターンの促進等を図ります 18

21 第 4 章 高齢者の居住安定確保に向けた取り組み 2. 目標 2: 高齢者の生活支援サービスの充実と質の確保 (1) 介護サービスの充実 1 居宅サービス居宅サービスの利用動向をサービス種類別にみると 訪問介護 訪問リハビリテーション 通所介護 居宅療養管理指導 福祉用具貸与が高い伸びを示しています 特定施設入居者生活介護については 高齢者のライフスタイルの多様化に伴って 介護を受けながら住み続ける住まいとしてのニーズの高まりから 今後もサービス利用者が増加することが見込まれます 県としては 特定施設の指定に際しての事前協議制を通じて 地元市町と連携し適正な整備に努めます また 在宅における医療系サービスの需要の増加が見込まれるため 訪問看護 訪問リハビリテーション 通所リハビリテーション及び居宅療養管理指導などの在宅利用者の状況に即したサービスが提供できるよう医療 介護の連携に努めます 2 介護予防サービス介護予防サービスの利用動向をサービス種類別にみると 高齢化の進展などにより 訪問系及び通所系サービス 特に介護予防訪問リハビリテーション及び介護予防居宅療養管理指導が高い伸びを示しています 県としては 介護予防訪問リハビリテーションや介護予防通所リハビリテーションをはじめとする介護予防サービスの提供が円滑に進むよう 地域包括支援センター等に対する情報提供や助言など支援を行っていきます 3 地域密着型サービス地域密着型サービス事業は 地域の実情に応じ 地域の独自性や創意工夫を生かしながら サービスを提供することができ 利用者が意欲をもって生活していく等のメリットが期待されます 今後 高齢者の在宅生活の支援を強化するためにも 小規模多機能型居宅介護や夜間対応型訪問介護等の提供体制の整備については 積極的に推進する必要があります また 重度者を始めとした要介護高齢者の在宅生活を支えるため 日中 夜間を通じて 訪問介護と訪問看護を一体的に提供する 24 時間対応の定期巡回 随時対応型訪問介護看護の普及を図ります 県としては 地域密着型サービスの提供が円滑に進むよう 市町や介護サービス事業所に対する情報提供や助言など支援を行っていきます (2) 介護予防の充実 1 地域リハビリテーションの推進高齢者や障害を持つ者が 寝たきり状態となることを予防し 住み慣れた地域において生き生きとした生活を送ることができるよう 地域リハビリテーションの支援体制づくりを推進しています 現在では 県内の全圏域において 行政の保健 福祉部門と福祉施設 社会福祉協議会 住民組織等との連携が深まり 保健 福祉 介護の活動を支援する地域リハビリテーションの支援体制が構築され 19

22 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 つつあります この支援事業の実施にあたっては 地域リハビリテーション広域支援センターとその協力病院 協力施設が中心的な役割を担っています 今後は リハビリテーション関係者への研修会等を行い 地域の在宅ケアを支える関係者の資質 技術の向上を図ります また 各圏域で地域リハビリテーション広域支援センターの協力病院 協力施設と連携し 地域でのネットワークを構築します さらに 市町が実施する介護予防事業及び地域ケア会議等へリハビリテーション専門職がより多く参画できる体制を整備し 市町の効果的 効率的な事業の実施に向け支援します 2 地域支援事業の推進地域支援事業は 要介護状態となるおそれのある高齢者を対象に 要支援 要介護状態になる前からの介護予防を推進するとともに 要介護状態になった場合も 地域において自立した生活が送れるよう 高齢者やその家族に対して支援することを目的として市町で実施されています 平成 27 年度の介護保険法改正により 平成 29 年度までに新しい介護予防 日常生活支援総合事業へ移行することとなっています これにより 介護予防事業はこれまで中心であった 運動器の機能向上 口腔機能向上 等の高齢者個人の機能回復訓練等にとどまることなく 高齢者が地域で生きがいや役割をもって生活できるよう リハビリテーション専門職を活用した生活機能の向上と社会参加につながるような取組を推進していくこととされており 県としては介護予防従事者研修等を通じて市町を含む介護予防事業従事者の資質向上を図っています 生活支援体制整備については 市町が中心となって 元気な高齢者をはじめ 住民が担い手として参加する住民主体の活動や NPO ボランティア団体 介護サービス事業所 シルバー人材センター等多様な主体による多様なサービスの提供体制を市町が中心となって構築していくことが必要であり 県としては 生活支援コーディネーター の養成 協議体 の設置にかかる支援を行っています (3) 地域包括支援センターの充実 1 地域包括支援センターの運営支援地域の医療機関などと連携 協力して 高齢者の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより その保健 医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的に 地域包括ケアの中核機関として全市町に地域包括支援センターが設置されています 地域包括支援センターの事業運営主体は市町ですが 地域包括支援センターの職員の知識向上のため権利擁護や医療と介護の連携 生活支援体制整備に関する研修の実施や情報提供等を通して支援を行います また 地域包括支援センターの介護予防事業については 長崎県市町支援委員会を通じて支援を行います 2 地域包括支援センターの機能の強化 地域包括支援センターは 行政 ( 市町 ) 機能の一部として地域の最前線に立ち 20

23 第 4 章 高齢者の居住安定確保に向けた取り組み 地域包括ケアシステムにおける中核的な機関として期待されており 今後 在宅医療 介護の連携強化 認知症施策の推進 地域ケア会議の充実 介護予防の推進 生活支援に関する基盤強化と多くの取組が求められています そのため 県及び市町との連携体制を強化し 福祉部局だけでなく他関係部局からも積極的な地域包括支援センターに情報発信を行うとともに 施設や専門家の紹介など円滑に行えるようにします 3. 目標 3: 高齢者を地域で支えるためのコミュニティづくり (1) 地域で住み続けられる環境整備 1 緊急通報体制の整備高齢夫婦のみの世帯や高齢単身世帯は増加傾向にあり 特に過疎化が進む地域では深刻です 遠く離れて暮らす子どもにとって老親の安否は気がかりなものですが 現実的に毎日電話をして確認することは難しいのが実情です 高齢者等の急病や災害などの緊急時に迅速かつ適切な対応を図るため 市町が行う緊急通報体制の整備や地域住民等による見守り体制の整備を支援します 2 地域における見守り体制の構築高齢者が地域で住み続けるためには 地域で高齢者を支える体制づくりが重要です 三世代同居や近居による家族等を活かした見守りを促進するとともに 地域包括支援センターや民生委員 自治会 NPO ボランティア 民間事業者等による活動を支援し 高齢者への見守り 声かけを促進します また このような活動を円滑化するため 高齢者サロンなど高齢者が地域で集まることができる身近な居場所づくりについて検討します (2) 高齢者の生活環境の整備 1 高齢者防火対策の推進本県における近年の住宅火災による死者の半数以上が 65 歳以上の高齢者となっています このため 県においては 各消防本部 関係機関と一体となって住宅火災の予防を図り 火災による死者 特に高齢者死亡の減少を図るため 各消防本部による独居 高齢者宅等の見回り 防火診断 啓発活動を中心に 各種の事業を推進しています また 関係機関と連携して 住宅用火災警報器設置の普及啓発をさらに推進し 逃げ遅れ による死者の低減を図ります 2 災害時の高齢者対策の推進近年 全国各地で発生した集中豪雨等の大規模な災害において 被害者の多くが高齢者であったことから 災害時の高齢者に対する支援については 重要な課題となっています 県においては 平成 17 年 12 月 災害時要援護者避難支援マニュアル策定指針 を作成し 市町の避難支援体制の整備を推進しています ま 21

24 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 た 市町の体制整備を支援し 在宅で重度の介護を要する方及び高齢単身世帯や高齢夫婦のみの世帯など 災害時要援護者に対する情報伝達体制の整備や避難誘導 安否確認体制を確立するとともに 災害時要援護者の避難生活における精神的 身体的な負担を軽減するため 要援護者に配慮した避難場所を確保します 3 福祉のまちづくり事業の推進県においては 長崎県福祉のまちづくり条例 を制定し すべての人が安心して暮らせるような豊かな地域社会を実現するため 福祉のまちづくりを推進しています 条例対象施設 ( 特定生活関連施設 ) の新築等にあたっては 着実にバリアフリー化が進んでいますが 施設の大多数を占める既存の施設のバリアフリー化十分とは言えないことから 適合証 の交付や整備基準の遵守を指導することにより バリアフリー化の促進を図ります (3) 人材の確保と資質の向上 1 人材の確保と育成本県においては 高齢化の進行が早く 福祉 介護ニーズは増大すると予測されることから 介護給付等対象サービスに従事する人材を質 量ともに確保することが必要です さらに 高齢者の状態等に配慮しながら 適切な対応を行うことが求められており サービス提供者に対し 認知症ケア 緩和ケア 口腔ケア等の専門的な知識や技術に関する研修等を行っていく必要があります このようなことから 県は 法令等の規定に基づき 実施すべき研修や人材養成 資質の向上が特に必要である分野における研修を実施します 2 住宅と福祉の両側面の知識を備えた人材の育成建築士や大工 工務店 不動産事業者などへの福祉の知識 ケアマネジャーや理学療法士 医師などへの住宅の知識の普及を図り 情報提供や講習会を開催するとともに 両者が情報交換や意識共有を行えるような交流の場を設けます さらに 専門家だけなく 地域で高齢者に直接接する機会の多い民生委員や自治会等についても 住宅と福祉の両側面の知識の普及を図り 情報提供を行います 22

25 第 5 章 計画の実現に向けて 第 5 章 計画の実現に向けて 1. 計画の推進体制計画の基本理念である 高齢者が住み慣れた地域で 安心して住み続けられる長崎県 の実現に向けて 3つの施策目標を達成するためには 住宅施策と福祉施策が連携して取り組む体制を充実強化することが重要です そのため 住宅セーフティネット法に基づき 行政機関 宅地建物取引業関係団体 住宅供給団体及び居住支援団体等で組織される 長崎県居住支援協議会 を平成 25 年 3 月に設立し 住宅部局と福祉部局が連携した実効性のある取り組みを継続して推進していきます 2. 計画の進行管理この計画は 将来の高齢化社会の到来に向けて 平成 27 年度から平成 29 年度までの3 年間に 実施すべき目標とその目標を達成するための施策を設定しており 住宅部局と福祉部局の連携により この施策の実施状況を把握すると共に 的確な進行管理を行います また 長崎県における将来の高齢者の状況を見守りつつ 社会情勢等の変化に的確に対応するため 長崎県住生活基本計画 長崎県老人福祉計画 及び 長崎県介護保険事業支援計画 と調和を図りながら 計画の見直しを行っていきます 23

26 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 資料編 1. 用語解説ア 運動器の機能向上事業行特定高齢者に対する個別プログラムによる支援と健康な一般高齢者に対する介護予防全般に関わる教育的指導も含めた事業 NPO Non Profit Organization の略 非営利法人 民間非営利団体カ 介護サービス行介護保険制度によって定められたサービスのこと 国から介護が必要と認められた方は 介護保険の給付を受けて介護サービスを利用できる 介護専用型の特定施設介護保険法で定められた特定施設 ( 有料老人ホーム 養護老人ホーム 軽費老人ホーム 適合高齢者専用賃貸住宅 ) のうち 入居者が要介護者とその配偶者などに限られる施設 介護ヘルパー国家資格 身体の介護のみを行うヘルパーのこと 介護保険 3 施設介護老人福祉施設 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 介護保険制度高齢者の介護を国民全体で支え合う制度で 公費 ( 国 都道府県 市町村 ) と被保険者が納付する保険料でまかなわれる社会保障のひとつ 介護予防業務介護予防一般高齢者施策と介護防特定高齢者施策がある 介護予防一般高齢者施策は 高齢者の方々に 介護予防 というものを広く知っていただき できるだけ自立して元気で過ごしていただくための取り組みが盛んになるような地域社会をつくること 介護防特定高齢者施策は 体の機能が少し弱くなっていて 近い将来介護サービスを利用する可能性がある高齢者の方々に対して その方の弱っている機能を回復するような事業を提供して 要支援 要介護状態にならないようにすることを目的としている 介護療養型医療施設医療的ケアが必要とされる方のための施設 介護老人福祉施設( 特別養護老人ホーム ) 身体上若しくは精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし かつ 居宅において介護を受けることが困難な 65 歳以上の方 ( 特定疾病により要介護状態になった40 歳以上の者も含む ) を入所対象とする施設 介護老人保健施設要介護者に対し 施設サービス計画に基づいて [1] 看護 [2] 医学的管理 24

27 資料編 サ 行 での介護 [3] 機能訓練その他必要な医療 [4] 日常生活上の世話を行い 在宅の生活への復帰をめざしてサービスを提供する施設 第 1 号被保険者 第 2 号被保険者であって 病状が安定期にあり [1]~[3] のサービスを必要とする者が入所対象者となる 過疎化農山村地域から都市へと人口が流出し 学校 商店などが閉鎖されたり 地元の伝統芸能の継承が困難になったりし 地域に活力が乏しくなること 機構 独立行政法人都市再生機構(UR 都市機構 ) のことで 都市基盤整備公団と地域振興整備公団 ( 地方都市開発整備部門 ) が統合され 平成 16 年に設立 給与住宅社宅 公務員住宅などのように 会社 団体 官公庁などが所有又は管理して その職員を職務の都合上又は給与の一部として居住させている住宅 ( 会社又は雇主が借りている一般の住宅に その従業員が住んでいる場合を含む ) この場合 家賃の支払いの有無を問わない 軽費老人ホーム A 型身寄りのない方 または家庭の事情等によって 家族との同居が困難な方を入所対象とする施設 軽費老人ホームケアハウス身体機能の低下や高齢等のため独立して生活するには不安が認められる 60 歳以上の方で 家族による援助を受けることが困難な方を入所対象とする施設 ( 財 ) 県民ボランティア振興基金ボランティアなどに携わる皆さんが活動しやすく 今後さらに多くの方が参加しやすくなるような ボランティア活動の環境 基盤づくりを目指して 平成 14 年 5 月に設立された財団 権利擁護業務 認知症や知的障がい 精神障がい等 により 日常生活を営むのに支障がある方に対し 本人との契約により 日常生活の範囲内で 福祉サービスの利用に関する相談 助言や 手続き 支払い等の援助を行う 公営住宅等長寿化計画老朽化した大量の公営住宅ストックが更新時期を迎えることから 公営住宅ストックの効率的かつ円滑な更新を実現するうえで 公営住宅ストックの長寿命化を図り ライフサイクルコストの縮減に努める必要があり 早期の建替や 計画的な修繕 改善の着実な推進計画 コミュニティ共同体 地域社会 共同生活体 最低居住面積水準国が住生活基本法に基づいて定めているもので 世帯人数に応じて健康で 25

28 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 文化的な住生活の基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準 単身者で25m2 2 人以上の世帯で10m2 世帯人数 +10m2 主世帯 1 住宅に1 世帯が住んでいる場合はその世帯を 主世帯 とし 1 住宅に 2 世帯以上住んでいる場合には そのうちの主な世帯 ( 家の持ち主や借り主の世帯など ) を 主世帯 とし 他の世帯を 同居世帯 としている セーフティネットもともとは落下防止のために張る安全網をいうが 本文では 安心や生活の安定を支える社会的な保証制度や対策のことを指す 小規模多機能型居宅介護平成 18 年 4 月の介護保険制度改正により創設された 地域密着型サービスのひとつ 介護が必要となった高齢者 ( 主に認知症高齢者 ) が 今までの人間関係や生活環境をできるだけ維持できるよう 主に通所を中心として 顔なじみのスタッフが24 時間 365 日暮らしを支え 状況に応じて短期間の宿泊や訪問を受けることができる在宅介護サービス 消費生活センター商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど 消費者からの相談を専門の相談員が受付け 公正な立場で処理にあたっている 条例対象施設( 特定生活関連施設 ) 不特定かつ多数の方が利用する施設であり 長崎県福祉のまちづくり条例でバリアフリーの整備を推進することとしている建築物 道路 公園等の施設の総称 シルバーハウジング高齢単身世帯や高齢者のみ世帯が地域社会の中で自立して安全かつ快適な生活を営むことができるように配慮した仕様 設備の公共住宅 ( 高齢者世話付き住宅ともいう ) ライフサポートアドバイザーを配置し 福祉サービスが適切に受けられるよう配慮されている シルバー人材センター高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に 地域社会の活性化に貢献する組織で 原則として市 ( 区 ) 町村単位に置かれており 基本的に都道府県知事の許可を受けた社団法人で それぞれが独立した運営をしている 生活支援ハウス( 高齢者生活福祉センター ) 高齢者に対して 介護支援機能 居住機能及び交流機能を総合的に提供する施設で 居住部門 原則として60 歳以上のひとり暮らしの方 高齢者のみの世帯に属する方または家族による援助を受けることが困難な方で 独立して生活することに不安のある方を入所対象とする施設 生活支援サービス在宅の高齢者に対して市町村が行う生活サポートのためのサービス 介護保険の円滑な実施を目的として設けられ 一定の生活支援事業に対しては国 26

29 資料編 タ行ナ行ハ や都道府県が助成を行う サービスの内容は 家事 外出支援 配食 機能回復訓練 グループリビング支援など 生活利便施設住宅の周辺にある 生活に必要な諸々の施設のこと 具体的には 銀行 郵便局 病院 スーパーマーケット 商店街 飲食店 クリーニング店 コンビニエンスストアなど 段差のない屋内高齢者などが屋内で段差につまずいて転倒したりしないように設計されている場合で 玄関の上り框や階段は ここでいう段差に含めない 地域優良賃貸住宅( 高齢者タイプ ) 高齢者等 地域において居住の安定に配慮が必要な世帯に供するバリアフリー仕様や緊急通報装置の設置など一定の基準を満たした優良な公的賃貸について 民間事業者が国 県 市町の補助を受けて整備を行う高齢者向け優良賃貸住宅 地域包括支援センター地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより 地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的として 包括的支援事業等を地域において一体的に実施する役割を担う中核的機関として設置される施設 適合証長崎県福祉のまちづくり条例施行規則に基づき 整備基準に適合していることを証するもの 特定施設入居者生活介護事業所介護有料老人ホームや軽費老人ホームが特定施設の指定を受け その施設に入った利用者に介護サービスを提供する 特別養護老人ホーム身体上若しくは精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし かつ 居宅において介護を受けることが困難な 65 歳以上の方 ( 特定疾病により要介護状態になった40 歳以上の者も含む ) を入所対象とする施設 ねんりんピック高齢者を中心とするスポーツ 文化 健康と福祉の総合的な祭典である全国健康福祉祭の愛称 二次予防事業の対象者 65 歳以上で生活機能が低下し 要支援及び要介護状態になるおそれがある高齢者 ( 旧制度の特定高齢者のこと ) 認知症高齢者グループホーム要介護の認定を受けた概ね65 歳以上の認知症の高齢者で 家庭環境等により家族での介護が困難で 概ね自立できていて 共同生活を送ることに支障のない方を入所対象とする施設 バリアフリー 27

30 長崎県高齢者居住安定確保計画策定 行マ行ヤ行 障壁 ( バリア ) をなくすという意味 住宅の床の段差解消や手すり設置 車椅子で通行が可能な幅の廊下の確保により 誰もが使いやすいように配慮することをいう 包括的 継続的ケアマネジメント支援業務高齢者が本人の機能や能力を最大限に活かしうるその人らしい自立した生活を継続するため 地域包括支援センターが実践が可能な環境整備と個々の介護支援専門員へのサポートをし 本人や家族が必要なときに必要な社会資源を切れ目なく活用できるように援助していくケアマネジメントのこと 保険者( 市町 ) 保険の運営主体のことを 保険者 と呼び 介護保険の場合 保険者は市町村となる またぎやすい高さの浴槽浴槽のまたぎ込みの高さ ( 洗い場から浴槽の縁までの高さ ) が高齢者や身体障害者などに配慮されている場合 なお 高齢者の場合は 約 3 0 ~ 5 0 cmをまたぎやすい高さとした 民生委員厚生労働大臣から委嘱され それぞれの地域において 常に住民の立場に立って相談に応じ 必要な援助を行い 社会福祉の増進に努める方々であり 児童委員 を兼ねる 夜間対応型訪問介護地域密着型サービスの一つで 夜間においても定期的な巡回や通報によって介護サービスを提供する 家賃債務保証制度高齢者世帯 障害者世帯 子育て世帯 外国人世帯および解雇等による住居退去者世帯が賃貸住宅に入居する際の家賃債務等を保証し 賃貸住宅への入居を支援する制度で ( 財 ) 高齢者住宅財団が当該世帯の家賃債務等を保証することにより 賃貸住宅の経営者には家賃の不払い時への心配がほとんど無くなり 安心して当該世帯を賃貸住宅に入居させることが可能となる UIターン元々地方で生まれ育った人が 大都市で働き再び地方に戻るUターン 大都市で生まれ育った人が 地方の企業に転職し移住する Iターンを合せた言葉 大都市で働き 元の生まれ故郷ではない別の地方に転居するJ ターンを合わせて UJIターン UIJターンということもある 誘導居住面積水準国が住生活基本法に基づいて定めているもので 世帯人数に応じて豊かな住生活の実現の前提として多様なライフスタイルに対応するために必要と考えられる住宅の面積に関する水準 一般型 と 都市居住型 があり 一般型 は 単身者が 55 m2 2 人以上の世帯で 25 m2 世帯人数 +25 m2 有料老人ホーム高齢者を対象として 食事の提供その他日常生活上必要な便宜を供与する 28

31 資料編 ラ 行 利用料全額自己負担の施設 ユニット化ユニットケア ( 個室 ) の整備 ユニバーサルデザイン すべての 普遍的な という意味の ユニバーサル と 計画 設計 という意味の デザイン の 2つを組み合わせた言葉 年齢 性別 能力 国籍などの違いにかかわらず すべての人にとって安全 安心で利用しやすいように 建物 製品 サービスなどをデザインする という考え方 介護 要支援認定者( 要介護 1~5 要支援 1 2) 介護保険では 7 段階の要介護度ごとに 1 か月に利用できるサービス費用に上限 ( 支給限度額 ) を設けている 養護老人ホーム環境上の問題があり かつ経済的に困窮し 居宅での生活が困難な65 歳以上の方を入所対象とする施設 廊下などが車いすで通行可能な幅廊下や部屋の入口の幅が約 80cm以上ある場合 老人デイサービスセンター( 一般 ) 在宅の要援護老人 ( 要支援 要介護 に該当する者 ) を送迎用リフトバス等で来所させ 心身機能の維持 回復を図るための各種のサービスを提供する施設 老人福祉法老人の福祉に関する原理を明らかにするとともに 老人に対し その心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な措置を講じ もつて老人の福祉を図ることを目的として制定された法律 29

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Microsoft Word - 3 第 Ⅱ 章基本的方針 らしと住まいづくりる暮ふれ 1. 基本理念と基本目標 高齢者の増加と高齢者を支える人口の減少が見込まれる中で 地域性や高齢者の価値観やライ フスタイルの多様化 身体機能の状態など様々な要因によって 高齢者の住まいに対するニーズ は多様化してきています そうした中 多くの高齢者が住み慣れたまちでの居住 介護を望まれ ています よって 今後は 住み慣れたまちで住居 見守り 食事

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