国土防災リモートセンシング研究会

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1 G 空間 EXPO2016 地球観測の実利用展開に向けて リモートセンシング学会における 取り組み ( 一社 ) 日本リモートセンシング学会事務局長補佐伊東明彦 ( 宇宙技術開発 ( 株 ))

2 目次 1)( 一社 ) 日本リモートセンシング学会における実利用への取組み 2) 大規模災害時への取組み 3) リモセンデータカタログの作成 1

3 1 ( 一社 ) 日本リモートセンシング学会における実利用への取組み ( 一社 ) 日本リモートセンシング学会 総務委員会 実利用推進を意識した特集 記事を掲載 財務委員会編集委員会学術委員会表彰委員会受託委員会企画委員会 TFチーム研究委員会国際委員会広報委員会対外協力委員会実利用委員会産官学連携委員会 実利用推進を意識した受託業務の受注 実利用推進を意識した学術講演会における特別セッション開催 実利用推進を意識した研究会活動 横幹連合 防災学術連携体の活動 実利用を意識したシンポジウム開催 ( 例 : 海洋 ) 2

4 2 大規模災害時への取組み 衛星や航空機によるリモートセンシングデータのリンク集の作製 学術講演会における特別セッションの企画 学会誌における緊急特集 ( 平成 28 年熊本地震は第 36 巻第 3 号に掲載 ) JPGU における緊急セッションへの協力 ( 平成 27 年度 : ネパール地震 ) ( 平成 28 年度 : 平成 28 年熊本地震 ) 防災学術連携体での活動 3

5 2 大規模災害時への取組み 衛星や航空機によるリモートセンシングデータのリンク集の作製 学術講演会における特別セッションの企画 学会誌における緊急特集 ( 平成 28 年熊本地震は第 36 巻第 3 号に掲載 ) JPGU における緊急セッションへの協力 ( 平成 27 年度 : ネパール地震 ) ( 平成 28 年度 : 平成 28 年熊本地震 ) 防災学術連携体での活動 平成 27 年度秋季学術講演会 ( 長崎 ) 集中豪雨による内水被害とリモートセンシング (1)ALOS-2 による台風 18 号 ( 温帯低気圧 ) に伴う豪雨の緊急観測 (2) 平成 27 年 9 月関東 東北豪雨における航測会社の取り組み (3) ひまわり 8 号データを用いた極端気象現象 災害監視 (4) 防災活用版ガイドラインの紹介と常総市被害調査への試み 平成 28 年度春季学術講演会 ( 千葉 ) 熊本地震に関するリモートセンシング技術の活用 緊急ポスターセッション :8 件 平成 28 年度秋季学術講演会 ( 新潟 ) ~ 次の大災害時に備えて 衛星画像の可能性 ~ (1) 第一部衛星画像を利用した土砂災害対応の留意点と山体移動エリアの抽出評価事例 (2) 第二部 : 国土防災分野における衛星画像の利用検討結果の紹介 1 国土マネジメント 国土防災の観点からの衛星データ活用ガイドラインと InSAR の実利用化に関する調査研究の紹介 2 災害時ガイドラインの紹介 (3) 新技術の紹介 1 マルチロータ UAV の最新動向 2ALOS-2 による災害状況把握事例 4

6 2 大規模災害時への取組み 衛星や航空機によるリモートセン シングデータのリンク集の作製 学術講演会における 特別セッションの企画 学会誌における緊急特集 平成28年熊本地震は第36巻第3号に 掲載 JPGUにおける緊急セッションへ の協力 平成27年度 ネパール地震 平成28年度 平成28年熊本地震 防災学術連携体での活動 災害時の緊急対応について検討中 データ共有 処理解析支援 研究成果の共有 5

7 2 大規模災害への取組み ( 一社 ) 日本リモートセンシング学会 国土防災リモートセンシング研究会 評価 標準化研究会 高分解能衛星リモートセンシング研究会 国土マネジメント, 国土防災の観点からリモートセンシングの利用活用法について幅広い研究活動を行う 問題生態系計測研究会 雪氷リモートセンシング研究会 宇宙考古学研究会 海洋 湖沼リモートセンシング研究会 6

8 2 大規模災害への取組み 研究会における WG 活動 河川防災 WG( リーダー : 茨城大学桑原祐史 ) 河川環境 洪水氾濫 砂防における現状の業務プロセスの理解と分析 ( 現地調査見学 発注者ヒアリング等 ) 実務利用検討 WG( リーダー : 摂南大学熊谷樹一郎 ) 国土管理の実務技術者 ( 地方事務所等 ) の利用を想定し 衛星データを導入するためのガイドラインを作成 国土マネジメント 国土防災の観点からの衛星データ活用ガイドライン In-SAR WG( リーダー :( 株 )NTT データ CCS 三尾有年 ) 新たに利用を試みる方を対象に In-SAR 技術のアルゴリズム 処理内容の解説 処理解析事例の紹介 建設 国土防災分野におけるInSARの実利用化に関する調査研究 7

9 2 大規模災害への取組み 研究会における WG 活動 災害時 SNS 利用 WG( リーダー : ( 株 ) 安藤 ハザマ笠博義 ) 大震災時の SNS の活用状況調査 SNS の情報の信頼性を確保する空間情報の可能性を提言 災害時活用版ガイドライン作成 WG ( リーダー : 中央開発 ( 株 ) 坂本淳一 ) 災害時における衛星データの活用ガイドラインの作成 8

10 2 大規模災害への取組み 災害時活用版ガイドライン の対象被害 対象被害 浸水被害 崩壊地 火山降灰域 森林火災 ( 延焼範囲 ) 油流出被害 手法の概要 SAR 画像を用いて その後方散乱画像の輝度値の変化から浸水範囲を抽出する 植生指標値から崩壊地を抽出する 定期観測した画像比較により 崩壊地の拡大や植生の回復状況を把握する 降灰前後の光学衛星画像を用いて 輝度値の差分と現地調査による火山灰堆積厚の関係式を求めて 降灰範囲を推定する 被災範囲の画像から 完焼部分と健全部分について 植生指標値の閾値を設定して区分する 海面上の油膜の有無による空間スペクトルの差異を解析して油流出範囲を検出する 公開済み 公開済み ( 暫定版 ) 公開済み 公開済み 公開済み 9

11 2 大規模災害への取組み 背景と目的 衛星データを用いた手法の解説 現状の手法と問題点 10

12 2 大規模災害への取組み 使用する衛星データの条件 留意事項 利活用のイメージ 用語解説など 衛星データを用いた手法の解説 参考文献 11

13 3 リモセンデータカタログの作成 リモセンデータカタログ というアプローチのねらい 従来 : リモセン起点の実利用模索 リモセンテ ータでこんなことがわかるんだけどなあ 何かに使えないだろうか? 目指す方向 : 非リモセン起点のビジネス創出 テ ータと テ ータで サーヒ スを作りたい リモセンテ ータ? これを加えると サーヒ スもできるかも リモセンを知悉した人々がリモセンデータを使ってできることを考える 世の中の多様なデータの中にリモセンデータも陳列し ビジネス創出を考える非リモセン分野の人々のアンテナに引っ掛ける 12

14 3 リモセンデータカタログの作成 JISA(( 一社 ) 情報サービス産業協会 ) との意見交換会より IT ベンダー側としてビジネス利用を考えていくためには 以下が可視化されることが必要 どのような種類のデータか ( 内容 量 質 ) どのような形で ( 属性 形態 媒体 ) どこに保存されていて ( 場所 権利者 ) どうすれば利用可能か ( 手続 ) それはいくらか ( コスト ) JISA とは? 目的 情報関連技術の開発促進 情報化の基盤整備などを通じ 情報サービス産業の健全な発展と和が国の情報化の促進を目的としている 13

15 3 リモセンデータカタログの作成 背景認識 現在 国内外の多くの地球観測衛星が取得したリモートセンシングデータは 都市計画 国土管理 安全保障等の分野で広く活用されている 一方 これまでリモートセンシング分野にあまりなじみがない民間企業にとってリモートセンシングデータの活用は限定的な範囲にとどまっている 全体スコープ衛星リモートセンシングデータ活用をご検討の民間企業を対象に 具体的な適用対象 導入メリットを紹介する 本事例集では 今後新たにリモートセンシングデータの導入 活用が期待される産業 民間企業の方を対象とし どのようなデータが利用可能であるかのカタログ化を行う 本データマップではリモートセンシングデータの具体的な適用対象 導入メリットを示すとともに 個別のデータが どのような種類で どのような形で どこに保存されており どのように利用可能か 価格はいくらであるのか といった観点が明確にわかるように記載することを心がける 14

16 3 リモセンデータカタログの作成 内容 Lv.1 ( 対象 ) 内容 Lv.2 ( プロダクト ) 衛星名 / センサ名 量 ( 頻度 ) 精度 データ 存在期間 データ形式 / 入手方法 入手先機関 / 販売形式 地形 AW3D ( 全世界デジタル 3D 地形データ ) ALOS/ PRISM データを収集する衛星名 / センサ名および再訪日数を記載 4 日おき分解能 : DEM 5m オルソ画像 2.5m WorldView 衛星データと合わせた高精細版もラインナップとして用意 2006 年 年 データ形式 : GeoTIFF その他ご要望に応じて提供可能 入手方法 :FTP あるいは HDD 入手先機関 : 株式会社 NTT データ 販売形式 : 有償 内容 Lv.1: リモセンデータによる観測対象 内容 Lv.2: 関係機関より販売または配布されているプロダクト名 ただしアーカイブとして保存されているデータは必ずしも再訪日数間隔で存在するとは限らないため 必要に応じて注記を追加 衛星の運用期間を記載 納品の形態を記載 15

17 3 リモセンデータカタログの作成 衛星リモートセンシングの目的と観測の対象を抽象化した上で網羅的に整理 目的見る 監視する 知る 使う 単純利用 観測の対象地形土地都市植生水 ( 湖沼 川 海 ) 資源特定施設移動体 ( 車両等 ) 生態系違法行為火災歴史 変遷自然地図背景装飾 目的測る 計画する 予測する 学ぶ / 教える / 遊ぶ インテリジェンス利用 観測の対象距離面積表面温度水質土質 ( 水分量等 ) 断層線構造変位資源 ( 埋蔵量 ) 降水量堆積土砂量施設配置都市行程地すべり 斜面崩壊融雪開花量 開花時期冠水量 洪水被害教育観光プレゼンテーションブロードキャスティング 16

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研究開発投資にかかる政府目標 安倍政権が 新 3 本の矢 の 1 つとして掲げた 2020 年頃の名目 GDP600 兆円達成 の目標や 日本再興戦略 2016( 閣議決定 ) 等に基づく 今後 5 年間での民間企業の研究開発投資の対 GDP 比 3% 目標の達成には 民間企業の研究開発投資を年平均 (1) 研究開発税制 ( 法人税 所得税 法人住民税 ) 延長 拡充 あらゆる業種の研究開発投資を後押しするため 第 4 次産業革命型の サービス の開発を支援対象に追加するとともに 投資の増減に応じて支援にメリハリを効かせる等の見直しを行う 改正概要 1 第 4 次産業革命型の サービス の開発を支援対象に追加 ( 試験研究費 の定義の見直し ) 2 増加型を廃止した上で 総額型に投資増加インセンティブを組み込み

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