目次 1 目的と定義 2 2 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造における残存使用年数の目安の算定方法 3 (1) 新耐震基準の施設 3 (2) 旧耐震基準の施設 3 ア過去の耐震診断結果を活用した判断 4 ( ア ) 残存耐用年数の目安の算定 4 ( イ ) 目標使用年数の設定 4 ( ウ
|
|
- きょうすけ いまいだ
- 5 years ago
- Views:
Transcription
1 京都市庁舎施設マネジメント計画推進のための庁舎施設の長寿命化に係る構造躯体の調査 評価方針 平成 30 年 4 月
2 目次 1 目的と定義 2 2 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造における残存使用年数の目安の算定方法 3 (1) 新耐震基準の施設 3 (2) 旧耐震基準の施設 3 ア過去の耐震診断結果を活用した判断 4 ( ア ) 残存耐用年数の目安の算定 4 ( イ ) 目標使用年数の設定 4 ( ウ ) 残存使用年数の目安の算定 4 イ新たに実施する構造躯体調査結果を活用した判断 5 ( ア ) 残存耐用年数の目安の算定 5 ( イ ) 目標使用年数の設定 5 ( ウ ) 残存使用年数の目安の算定 5 3 鉄骨造における残存使用年数の目安の算定方法 6 (1) 新耐震基準の施設 6 (2) 旧耐震基準の施設 6 ア目標使用年数及び残存耐用年数の目安の設定 6 イ残存使用年数の目安の算定 7 4 その他の構造における残存使用年数の目安の算定方法 7 5 長寿命化の適否の判定と改修方針の分類 7 参考 1 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造の改修方針判断フロー 9 ( 建築年次による判定 ) 10 ( 過去の耐震診断結果 ) 10 ( 構造躯体調査による判定 ) 11 ( 残存使用年数の目安による分類 ) 11 参考 2 鉄骨造の改修方針判断フロー 12 ( 建築年次による判定 ) 12 ( 腐食 環境等の調査による判定 ) 13 ( 残存使用年数の目安による分類 ) 13 1
3 1 目的と定義本方針は 京都市庁舎施設マネジメント計画 に基づき, 庁舎施設を 長寿命化改修方針 又は 改築 ( 建替え ) 方針 に分類するため, 施設の構造躯体の調査, 評価及び分類の方法を定めるものである 長寿命化改修方針 又は 改築 ( 建替え ) 方針 の分類においては, 施設の構造躯体の調査及び評価によって設定又は算定する目標使用年数, 耐用年数の目安, 経過年数及び残存耐用年数の目安を基に, 残存使用年数の目安を算定 判定していくこととする 以下に各指標の定義を示す 目 標 使 用 年 数 : しゅん工から改築 ( 建替え ) までの使用期間の目標とする年数の こと 構造躯体の評価により設定する 耐用年数の目安 ( 1): 材料劣化に伴う構造耐力低下に繋がる可能性が高くなるまでの年限の目安のことなお, 耐用年数の目安は中性化深さの測定が屋外側, 屋内側又は不明な場合のそれぞれの中性化深さ平均値から算定した年数のうち, 最も短い年数を施設全体の残存耐用年数の目安とする また, その数値が 120 年以上の場合は, 現実的な年数とするため 120 年以上 ( 2) と表現する 経過年数 : 施設の完成 ( しゅん工 ) から現在までの年数のこと 残存耐用年数の目安 : 耐用年数の目安から経過年数を差し引いた年限の目安のこと建物外観の目視又は躯体から採取した供試体による調査に基づき, 構造耐力低下に繋がる鉄筋又は鉄骨の腐食の可能性が高くなるまでの年限を予想して示したものであり, 実際の構造耐力低下ではない 残存使用年数の目安 : 目標使用年数から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安のうち, 短い方の年数による改築 ( 建替え ) までの年限の目安のこと 施 目標使用年数 (80 年 60 年 40 年 ) 設の完成 ( しゅん 耐用年数の目安 ( 目標使用年数より長い場合 ) 経過年数 現在 残存耐用年数の目安 残存使用年数の目安 耐用年数の目安 ( 目標使用年数より短い場合 ) ( 目標使用年数から経過年数を差し引いた年数 ) 工 ) 経過年数 現在 残存耐用年数の目安 残存使用年数の目安 2 ( 耐用年数の目安から経過年数を差し引いた年数 = 残存耐用年数の目安 = 残存使用年数の目安 )
4 1 以下の中性化予測式により調査時点の材令 (t) での中性化深さ (C) を測定することで中性化速度係数 (A) を算出し, その係数 (A) によって所定深さ ( 鉄筋かぶり厚さ ) に達するまでの耐用年数 (t) を推定する なお, 試験位置 ( 躯体の外側, 内側又は不明 ) ごとに中性化深さ (mm) による耐用年数の目安を算定し, 最も短い年数を当該施設の耐用年数の目安とする 中性化予測式 C=A t C: コンクリートの平均中性化深さ (mm) t: 材令 ( 年 ) A: コンクリートの材料および調合, 並びに環境条件により決定する 中性化速度係数 (mm/ 年 ) 鉄筋コンクリート造建築物の劣化診断技術指針 同解説 日本建築学会より 2 耐用年数の目安の上限については, 建築物の耐久計画に関する考え方 ( 日本建築学会 ) による学校官庁の鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造 ( 高品質 ) の目標耐用年数の範囲となる 80~120 年を基に, 120 年以上 とする 建築物全体の望ましい目標耐用年数の級 ( 出典 : 建築物の耐久計画に関する考え方 ( 日本建築学会 ) 鉄筋コンクリート造鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄骨造 ブロック 高品質 普通の品質 重量鉄骨普通の高品質品質 軽量鉄骨 造 れんが造 木造 学校 官庁 Y100 以上 Y60 以上 Y100 以上 Y60 以上 Y40 以上 Y60 以上 Y60 以上 目標耐用年数の級 ( 出典 : 建築物の耐久計画に関する考え方 ( 日本建築学会 ) 級 代表値 範囲 下限値 Y 年 80~120 年 80 年 Y60 60 年 50~80 年 50 年 Y40 40 年 30~50 年 30 年 2 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造における残存使用年数の目安の算定方法 (1) 新耐震基準の施設新耐震基準の施設 ( 昭和 56 年 6 月以後に建築された施設 ) については, 京都市庁舎施設マネジメント計画 に基づき目標使用年数を 80 年とし,80 年から経過年数を差し引いた年数を残存使用年数の目安とする ( 考え方 ) 1981 年 ( 昭和 56 年 )6 月以降の新耐震設計基準を適用した施設については, 一定の耐震性能を持ち, 使用材料の仕様等から見ても十分な物理的耐久性を備えていると 考えられる また, 現在でも想定される耐用年数の過半を残しているため長寿命化の効果も期待できる このため施設の各部位 設備の改修周期に基づく計画的な保全の実施を前提に, 目標使用年数を 80 年とした (2) 旧耐震基準の施設旧耐震基準の施設 ( 昭和 56 年 5 月以前に建築された施設 ) については, 残存使用年数の目安を以下のとおり判断する 3
5 ア過去の耐震診断結果を活用した判断過去の耐震診断結果のデータがあり, かつ十分に活用できる場合は, 原則として, 過去のデータにより算定した耐用年数の目安に基づき, 目標使用年数及び経過年数を踏まえて, 残存使用年数の目安を算定する ( ア ) 残存耐用年数の目安の算定 過去の耐震診断における中性化深さ試験により算定した耐用年数の目安から経過年数を差し引いた年数を残存耐用年数の目安とする ( イ ) 目標使用年数の設定残存耐用年数の目安が 20 年以上の施設は目標使用年数を 80 年とし, 残存耐用年数の目安が 20 年未満の施設は目標使用年数を 60 年とする ただし, 残存耐用年数の目安が 20 年以上の施設でも, 圧縮強度が設計基準強度 ( 3) 未満の場合は, 目標使用年数を 60 年 ( 4) とする ( ウ ) 残存使用年数の目安の算定目標使用年数が 80 年の施設は,80 年から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安とを比較し, 短い方の年数を残存使用年数の目安とする また, 目標使用年数が 60 年の施設は,60 年から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安とを比較し, 短い方の年数を残存使用年数の目安とする 3 設計基準強度が不明な場合は, 下表のしゅん工年度に応じて推定した設計基準強度と する ( 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準同解説 参考 ) 竣工年度昭和 28 年以前昭和 29~33 年昭和 34~44 年昭和 45 年以後 推定設計基準強度 N/mm 2 Fc=13.5 Fc=15.0 Fc=18.0 Fc= 圧縮強度が設計基準強度未満の施設は, 2 による建築物全体の望ましい目標耐用年数の級が, 普通の品質の場合の Y60 以上に該当すると判断し,Y60 の目標耐用年数の代 表値となる 60 年を当該施設の目標使用年数とする ( 考え方 ) 1981 年 ( 昭和 56 年 )5 月以前の旧耐震基準の施設は, 既に 40 年近く経過しており, 相応の劣化が進捗している可能性がある また, 阪神淡路大震災を契機に耐震診断を実施した施設も多いことから, 過去の耐震診断結果を活用し, 残存使用年数の目安を算定していくこととした 残存使用年数の目安は, 耐用年数の目安, 経過年数, 残存耐用年数の目安及び目標使用年数により算定するが, コンクリートの圧縮強度が設計基準強度未満の施設は, 長寿命化には適さないと考えられるため, 目標使用年数を 60 年とした また, 過去の耐震診断結果のデータが少ない施設, データが古い施設は, 構造躯体調査により試験データを取得することとした なお, 耐用年数の目安の上限とした 120 年以上 は 建築物の耐久計画に関する 考え方 ( 日本建築学会 ) の 官庁 における 目標耐用年数 の範囲を参考とした 4
6 イ新たに実施する構造躯体調査結果を活用した判断 過去の耐震診断結果によるデータが少ない施設 ( 中性化深さ試験のデータ数が 2 以下, 圧縮強度試験のデータ数が 2 以下 ), データが古い施設 ( 平成 30 年時点で 20 年以上経過 ), 又は経年指標が 0.9 未満若しくは指標データが無い施設は, 平成 30 年 ~31 年で新たに実施する構造躯体調査の結果を活用し, 残存耐用年数の目安を算定する そのうえで, 目標使用年数及び経過年数を踏まえて, 残存使用年数の目安を算定する 構造躯体調査の実施方法は以下のとおりとする 鉄筋腐食度判定 ( 5) 1 箇所 /1 施設 ( 6)( 7) かぶり厚さ測定 中性化深さ試験 3 箇所 /1 施設 ( 6)( 7)( 8) 圧縮強度試験 3 箇所 /1 施設, 中性化深さ試験で採取する供試体を利用 ( 8) 外観目視調査 ひび割れ, 仕上げ材の浮き, コンクリートの剥落, 鉄筋錆汁等鉄 筋の腐食兆候, アルカリシリカ反応等 ( いずれも目視 ) ( ア ) 残存耐用年数の目安の算定過去の中性化深さ試験と構造躯体調査による中性化深さ試験から算定した耐用年数の目 安のうち, 短い方の年数から経過年数を差し引いた年数を残存耐用年数の目安とする ( イ ) 目標使用年数の設定 残存耐用年数の目安が 20 年以上の施設は目標使用年数を 80 年とし, 残存耐用年数の目安が 20 年未満の施設は目標使用年数を 60 年とする 残存耐用年数の目安が 20 年以上で, 圧縮強度 ( 過去の圧縮強度試験結果と構造躯体調査による圧縮強度試験結果とのうち低い強度 ) が設計基準強度未満の施設は, 目標使用年数を 60 年とする 残存耐用年数の目安が 20 年以上で, 鉄筋腐食のグレード ( 5) が Ⅲ 若しくは Ⅳ 又は 外観目視調査において明確な劣化事象 ( 鉄筋の腐食, 錆汁, コンクリートの剥落等 ) が確認できる施設は, 目標使用年数を 60 年とする 外観目視調査において特殊な劣化事象 ( 凍害, 塩害, アルカリシリカ反応等 ) が疑われる場合は, 目標使用年数を個別に検討する ( ウ ) 残存使用年数の目安の算定目標使用年数から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安とを比較し, 短い方の年数を残存使用年数の目安とする 5 鉄筋の腐食度判定は下表による 鉄筋腐食のグレード ( 建設大臣官房技術調査室監修 ) グレード鉄筋の状態 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 黒皮の状態, またはさびは生じているが全体的に薄い緻密なさびであり, コンクリート面にさびが付着していることはない 部分的に浮きさびがあるが, 小面積の斑点状である 断面欠損は目視観察では認められないが, 鉄筋の全周または全長にわたって浮きさびが生じている 断面欠損を生じている 6 調査における供試体の採取場所は, 施設の一般的な場所 ( 施設の用途の代表的場所 ) での採取を基本とし, 一般的でない場所 ( 用途が施設の用途を代表しない場所又は湿 度, 通過空気量等の差異が大きい場所 ) からの採取は避ける 7 一つの施設で複数の設計基準強度のコンクリートが用いられている場合は, 設計基 5
7 準強度ごとに供試体を指定箇所採取する 8 調査における供試体の採取場所は, 複数階の施設の場合は最上階, 中間階, 最下階とする等, 網羅性に留意する ( 考え方 ) 鉄筋腐食のグレードが Ⅲ 若しくは Ⅳ 又は外観目視調査において明確な劣化事象 ( 鉄筋の腐食, 錆汁, コンクリートの剥落等 ) が確認できる施設は, 既に鉄筋の腐食が 進行しており, 長寿命化に適さないと考えられるため, 目標使用年数を 60 年とした 3 鉄骨造における残存使用年数の目安の算定方法 (1) 新耐震基準の施設新耐震基準の施設については, 目標使用年数を 80 年とし,80 年から経過年数を差し引いた年数を残存使用年数の目安とする ただし, 塗装の塗替え等, 適切な維持保全が実施されることを前提とする ( 考え方 ) 1981 年 ( 昭和 56 年 )6 月以降の新耐震設計基準を適用した鉄骨造の施設については, 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造の施設と同様に, 耐震性能, 使用材料の仕様等から十分な物理的耐久性を備えていると考えられるため, 目標使 用年数を 80 年とした ただし, 雨がかり等, 水に濡れて腐食しやすい環境にある施設において, 塗装の塗替え等による構造体の被覆について適切に維持保全されていない場合は, 腐食が進行し, 構造耐力上の問題が生じるおそれがあることから, 適切な維持保全の前提条件を付記した (2) 旧耐震基準の施設ア目標使用年数及び残存耐用年数の目安の設定 ( ア ) 旧耐震基準の施設は腐食 環境等の調査を実施し, 目標使用年数及び残存耐用年数の目安を算定する 鉄骨造の腐食 環境等の調査 腐食状況, 環境及び鉄骨種別 年数 A: 雨がかり等腐食しやすい環境にないもの ( 9) 目標使用年数 80 年 B: 雨がかり等腐食しやすい環境にあるもの重量鉄骨目標使用年数 60 年 C: 主要部材 ( 柱 はり ) で既に腐食 ( 錆び ) が進んでいるもの ( 10) 軽量鉄骨 目標使用年数 40 年 残存耐用年数の目安 20 年 9 外装材等で囲われていて鉄骨が目視できない場合は A とする 10 錆びの程度は 鉄骨造建築物の耐久性向上技術 (( 財 ) 国土開発技術研究センター ) における さびの発生状況 に定めるデグリーで DR2 以上とする ( イ ) 腐食 環境等調査により, 施設が以下に該当する場合は, 目標使用年数を個別に検討する a 柱脚部のコンクリートに著しいき裂がある b 建築物の傾斜又は変形がある c 柱, はりに変形がある d 柱, はり, 筋かい又はアンカーボルトに著しい損傷, さび等の腐食がある 6
8 イ残存使用年数の目安の算定残存使用年数の目安は, 上表の腐食 環境等調査 ( 腐食状況, 環境及び鉄骨種別 ) による目標使用年数から経過年数を差し引いた年数とする ただし, 主要部材 ( 柱 はり ) で既に腐食 ( 錆び ) が進んでいるものは目標使用年数から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安 (20 年 ) とを比較し, 短い方の年数を残存使用年数の目安とする (P 参照 ) ( 考え方 ) 鉄骨造施設における耐用年数の目安については, 表面塗装の劣化とその劣化に伴 う鋼材の腐食 ( 錆び ) による減厚に影響され, 鉄骨のおかれた環境に大きく依存すると考えられる 旧耐震基準の施設は, 既に 40 年近く経過年数しており, これまでの保全状況も十分と言えないことから, 雨がかり等の環境にあるものは目標使用年数を 60 年として, 安全側の判断とした また, 重量鉄骨と軽量鉄骨では, 鋼材の厚みに差があり, 軽量鉄骨はより環境の悪影響を受けやすいことから, 目標使用年数を更に減じて 40 年とした また, 主要部材に既に一定のレベルの腐食 ( 錆び ) が発生している施設については, 鋼材の減厚も進行し, 長寿命化に適さないと考えられるため, 残存耐用年数の目安を 20 年とし, 長寿命化改修の対象から外した 4 その他の構造における残存使用年数の目安の算定方法補強コンクリートブロック造, ブロック造, れんが造, 木造その他の構造の施設については, 原則として目標使用年数を 60 年とし,60 年から経過年数を差し引いた年数を残存使用年数の目安とする (1) 補強コンクリートブロック造で以下に該当する場合は, 目標使用年数は個別に検討する ア鉄筋の錆びが流れ出ている亀裂その他の著しい損傷又は変形がある イ建物の傾斜又は明らかな不同沈下による変形がある (2) れんが造で以下に該当する場合は, 目標使用年数は個別に検討する アれんが, 石その他の組積材料間の目地及びほかの材料との取り合い部における著しい亀裂又は移動を伴う緩みがある イ建物の傾斜又は明らかな不同沈下による変形がある (3) 木造で以下に該当する場合は, 目標使用年数は個別に検討する ア土台の内部に及ぶ腐朽がある イ柱, はり等に傾斜を生じさせる木部の不朽, 緊結金物のさびその他の腐食がある ( 考え方 ) 補強コンクリートブロック造, ブロック造, れんが造又は木造の施設は, 日本建 築学会 建築物の耐久計画に関する考え方 により, 目標耐用年数 50 年 ~80 年 ( 代表値 60 年 ) とされている また, 小規模の施設が多く, 改築 ( 建替え ) 費用が財政へ及ぼす影響も限定的なことから, 目標使用年数を一律で 60 年とした 5 長寿命化の適否の判定と改修方針の分類各施設の改修方針は,2 及び 3 により算定した残存使用年数の目安から, 下表により長寿命化の適否を判定し, 長寿命化改修方針 又は 改築 ( 建替え ) 方針 に分類する (P 参照 ) 7
9 残存使用年数の目安による改修方針の判定表 残存使用年数の目安 長寿命化の適否 改修方針 20 年以上 長寿命化に適する 長寿命化改修方針 20 年未満 長寿命化に適さない 改築 ( 建替え ) 方針 長寿命化改修方針 に分類した施設は, 原則として, 経過年数 40 年目に性能向上を含めた 長寿命化改修 を実施し, 目標使用年数達成を目指す また, 改築 ( 建替え ) 方針 に分類された施設は, 原状回復のための改修は行うが, 長寿命化改修は実施しない ( 考え方 ) 残存使用年数の目安が 20 年未満の施設とは, 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コ ンクリート造の施設においては, 旧耐震基準かつコンクリートの圧縮強度が設計基準強度未満, 残存耐用年数の目安が 20 年未満又は鉄筋の腐食が進行しているものである また, 鉄骨造の施設においては, 旧耐震基準かつ鉄骨が腐食しやすい環境にあるもの又は既に腐食しているものである その他の施設では, 旧耐震基準の全てのものである これらは, いずれも長寿命化には適さないと考えられるため, 長寿命化改修方針 から外し, 改築 ( 建替え ) 方針 とした 8
10 参考 1 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造の改修方針判断フロー 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造において, 長寿命化改修方針 又は 改築 ( 建替え ) 方針 に分類するための判断フローは以下のとおりとする なお, 対象は 2 階建て以上又は 200 m2以上の施設のみとする 判断フローにおいては, 以下の各番号の順番 (1~12 及び -1 ~ -3) を優先に分類する 9
11 ( 建築年次による判定 ) 1 施設を新耐震基準 ( 昭和 56 年 5 月以前に建築された施設 ) と旧耐震基準 ( 昭和 56 年 6 月以後に建築された施設 ) に分類する 1-1 新耐震基準の施設は施設の目標使用年数を 80 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 1-2 旧耐震基準の施設は, 過去の耐震診断結果により残存使用年数の目安を算定していく ( 過去の耐震診断結果 ) 2 過去の耐震診断結果のデータにより, コンクリート躯体の中性化の進行度を確認し, 残存耐用年数の目安 ( 中性化深さ試験により推定した耐用年数の目安から経過年数を差し引いた年数 ) により分類する 2-1 中性化深さ測定の有効データ数が 2 以下の施設は, コンクリート躯体の圧縮強度を確認する 2-2 残存耐用年数の目安が 20 年以上の施設は, コンクリート躯体の圧縮強度を確認する 2-3 残存耐用年数の目安が 20 年未満の施設は, 目標使用年数を 60 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 3 中性化深さによる残存耐用年数の目安が 20 年以上の施設は, コンクリート躯体の圧縮強度により分類する 3-1 圧縮強度の有効データ数が 2 以下の施設は, 新たに構造躯体調査を実施する 3-2 圧縮強度が設計基準強度 ( 不明な場合はしゅん工年度による推定設計基準強度 ) 以上の施設は, 経年指標を確認する 3-3 圧縮強度が設計基準強度 ( 不明な場合はしゅん工年度による推定設計基準強度 ) 未満の施設は, 目標使用年数を 60 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 4 中性化深さ測定の有効データ数が 2 以下の施設は, コンクリート躯体の圧縮強度により分類する 4-1 圧縮強度の有効データ数が 2 以下の施設は, 新たに構造躯体調査を実施する 4-2 圧縮強度が設計基準強度 ( 不明な場合はしゅん工年度による推定設計基準強度 ) 以上 の施設は, 新たに構造躯体調査を実施する 4-3 圧縮強度が設計基準強度 ( 不明な場合はしゅん工年度による推定設計基準強度 ) 未満の施設は, 目標使用年数を 60 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 5 圧縮強度が設計基準強度以上の施設は経年指標により分類する 5-1 経年指標 T 値のデータがない施設は, 新たに構造躯体調査を実施する 5-2 経年指標 T 値が 0.9 以上の施設は, 耐震診断の診断時期を確認する 5-3 経年指標 T 値が 0.9 未満の施設は, 新たに構造躯体調査を実施する 6 耐震診断時期から平成 30 年までの経過年数により分類する 6-1 診断時期からの経過年数が 20 年以上の施設は, 新たに構造躯体調査を実施する 6-2 診断時期からの経過年数が 20 年未満の施設は, 目標使用年数を 80 年とし, 残存使用 年数の目安を算定していく 10
12 ( 構造躯体調査による判定 ) 7 新たに実施する構造躯体調査によりコンクリート躯体の中性化の進行度を確認し, 残存耐用年数の目安 ( 中性化深さ試験により推定した耐用年数の目安から経過年数を差し引いた年数 ) により分類する なお, 耐用年数の目安については, 過去の耐震診断結果と構造躯体調査を比較し, 短い方の年数を採用する 7-1 残存耐用年数の目安が 20 年未満の施設は, 目標使用年数を 60 年とし, 残存使用年数 の目安を算定していく 7-2 残存耐用年数の目安が 20 年以上の施設は, コンクリート躯体の圧縮強度を確認する 8 残存耐用年数の目安が 20 年以上の施設は, コンクリート躯体の圧縮強度により分類する なお, 圧縮強度については, 過去の耐震診断結果と構造躯体調査を比較し, 低い方のデータを採用する 8-1 圧縮強度が設計基準強度 ( 不明な場合はしゅん工年度による推定設計基準強度 ) 未満の施設は, 目標使用年数を 60 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 8-2 圧縮強度が設計基準強度 ( 不明な場合はしゅん工年度による推定設計基準強度 ) 以上の施設は, コンクリート躯体の鉄筋腐食のグレード及び外観目視調査結果を確認する 9 圧縮強度が設計基準強度 ( 不明な場合はしゅん工年度による推定設計基準強度 ) 以上の施設は, コンクリート躯体の鉄筋腐食のグレード及び外観目視調査により分類する 9-1 鉄筋腐食のグレードが Ⅲ 若しくは Ⅳ の施設又は外観目視調査で明確な劣化事象 ( 鉄筋の腐食, 錆汁, コンクリートの剥落等 ) が確認できる施設は, 目標使用年数を 60 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 9-2 鉄筋腐食のグレードが Ⅰ 又は Ⅱ かつ外観目視調査で明確な劣化事象 ( 鉄筋の腐食, 錆汁, コンクリートの剥落等 ) が確認できない施設は, 目標使用年数を 80 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく ( 残存使用年数の目安による分類 ) 10 新耐震基準の施設は, 目標使用年数 80 年から経過年数を差し引いた年数を残存使用年数 の目安として分類する 10-1 残存使用年数の目安が 20 年未満の施設は, 改築 ( 建替え ) 方針 とする 10-2 残存使用年数の目安が 20 年以上の施設は, 長寿命化改修方針 とする 11 旧耐震基準の施設のうち目標使用年数 80 年の施設は,80 年から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安とを比較し, 短い方の年数を残存使用年数の目安として分類する 11-1 残存使用年数の目安が 20 年未満の施設は, 改築 ( 建替え ) 方針 とする 11-2 残存使用年数の目安が 20 年以上の施設は, 長寿命化改修方針 とする 12 旧耐震基準の施設のうち目標使用年数 60 年の施設は,60 年から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安とを比較し, 短い方の年数を残存使用年数の目安として分類する 12-1 旧耐震基準の施設は, 平成 32 年 ( 庁舎施設改修計画 の策定年度 ) には全てが経過 年数 40 年以上となり, 残存使用年数の目安は 20 年未満となる したがって, 全てが 改築 ( 建替え ) 方針 となる 11
13 参考 2 鉄骨造の改修方針判断フロー 鉄骨造において, 長寿命化改修方針 又は 改築 ( 建替え ) 方針 に分類するための判断フローは以下のとおりとする なお, 対象は 2 階建て以上又は 200 m2以上の施設のみとする ( 建築年次による判定 ) 1 施設を新耐震基準 ( 昭和 56 年 5 月以前に建築された施設 ) と旧耐震基準 ( 昭和 56 年 6 月 以後に建築された施設 ) に分類する 1-1 新耐震基準の施設は, 塗装の塗替え等適切な維持保全が実施されることを前提に目標使用年数を 80 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 1-2 旧耐震基準の施設は, 鉄骨造の腐食 環境等調査を実施する 12
14 ( 腐食 環境等の調査による判定 ) 2 旧耐震基準の施設は, 主要部材 ( 柱 はり ) の環境調査により分類する 2-1 鉄骨の主要部材が, 雨がかり等腐食しやすい環境にない施設は, 主要部材 ( 柱 はり ) の腐食 ( 発錆 ) 調査を実施する 2-2 鉄骨の主要部材が, 雨がかり等腐食しやすい環境にある施設は, 主要部材 ( 柱 はり ) の鉄骨種別を確認する 3 鉄骨の主要部材が, 雨がかり等腐食しやすい環境にある施設は, 主要部材 ( 柱 はり ) の鉄骨種別により分類する 3-1 主要部材が重量鉄骨の施設は, 目標使用年数を 60 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 3-2 主要部材が軽量鉄骨の施設は, 目標使用年数を 40 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 4 鉄骨の主要部材が, 雨がかり等腐食しやすい環境にない施設は, 主要部材 ( 柱 はり ) の腐食 ( 発錆 ) 調査により分類する 4-1 ( 主要部材 ( 柱 はり ) で既に腐食 ( 錆び P.6 10 参照 ) が進んでいる施設は, 目標使用年数 80 年かつ残存耐用年数の目安を 20 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく 4-2 主要な部材で腐食が進んでいない施設は, 目標使用年数を 80 年とし, 残存使用年数の目安を算定していく ( 残存使用年数の目安による分類 ) 5 目標使用年数 80 年の施設は,80 年から経過年数を差し引いた年数を残存使用年数の目安として分類する 5-1 残存使用年数の目安が 20 年未満の施設は, 改築 ( 建替え ) 方針 とする 5-2 残存使用年数の目安が 20 年以上の施設は, 長寿命化改修方針 とする 6 目標使用年数 80 年かつ残存耐用年数の目安 20 年の施設は,80 年から経過年数を差し引いた年数と残存耐用年数の目安の 20 年とを比較し, 短い方の年数を残存使用年数の目安とする 6-1 残存耐用年数の目安が 20 年の施設は, 全てが残存使用年数の目安は 20 年未満であるため, 改築 ( 建替え ) 方針 となる 7 目標使用年数 60 年の施設は,60 年から経過年数を差し引いた年数を残存使用年数の目安とする 7-1 旧耐震基準の施設は, 平成 32 年 ( 庁舎施設改修計画 の策定年度 ) には全てが経過年数 40 年以上となり, 残存使用年数の目安は 20 年未満となる したがって, 全てが 改築 ( 建替え ) 方針 となる 8 目標使用年数 40 年の施設は,40 年から経過年数を差し引いた年数を残存使用年数の目安とする 8-1 旧耐震基準の施設は, 平成 32 年 ( 庁舎施設改修計画 の策定年度 ) には全てが経過 年数 40 年以上となり, 残存使用年数の目安は 20 年未満となる したがって, 全てが 改築 ( 建替え ) 方針 となる 13
15 11 コンクリート躯体の劣化について一般的な環境下においてコンクリート躯体の劣化に最も影響を及ぼすのがコンクリートの中性化であり, 中性化深さ試験によってその進行度合を確認することができる コンクリート強度は一般的に通常使用する期間内では構造安全性を損なうような強度低下は考えられないが, まれに設計基準強度を下回る調査結果が見られる これを確認する方法として圧縮強度試験がある 上記以外の劣化現象については, 目視調査及び必要に応じて各種詳細調査を行うことにより確認する コンクリート躯体は, 建設時の初期品質確保と適切な保全によっては 80 年以上の使用も期待できるが, 構造躯体の調査 評価の対象である新耐震設計以前の建物 (s56.5 以前 ) については, 建設年代等により初期品質にバラツキがあると考える必要があること, 必ずしも適切に保全が行なわれてきたわけではないと推察されることから,80 年よりも短い寿命の建物もある可能性がある 12 鉄骨造躯体の劣化について 鉄骨造建築物の物理的な耐用性は, 鋼材の腐食に支配される 鋼材の腐食が進行する最終段階はさびによる断面欠損である ( 鉄骨造建築物の耐久性構造技術 ( 財 ) 国土開発技術研究センター ) より鉄骨は一般的には塗装により保護されているが, 塗膜は紫外線やその他の外部要因により劣化する そのため, 外部環境にさらされているかどうか ( 外装材があるかどうか ) の条件が, 鉄骨の錆びやすさ (= 鉄骨の断面欠損 ) に大きく影響することになる また, 鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨があり, 重量鉄骨は表面が若干さびても断面欠損はわずかであるため塗装等の補修を行えば構造強度への影響はないが, 軽量鉄骨では影響がでてくる 13 建築物の寿命と長寿命化改修について建物は要求される所定の機能を満たすように建設されるが, その後, 経年により建物性能が劣化することにより当初の要求を満たせなくなることや, 要求される機能が変化するために結果として建物性能が要求を満たせなくなることがある ( 法令適合性は 既存不適格 として現状維持も認められているが, 安全 安心面で現行基準の建物と比べ劣後していることに変わりない ) 長寿命化改修 は, 上記に対応するため, 劣化した機能の回復や性能向上を行い 施設の長寿命化 を図るものであるが, 一旦劣化した構造躯体の劣化については改修による機能回復が困難 であり, 多くの場合, 構造躯体の物理的寿命 = 建物の寿命となる 既に構造躯体の劣化が進んでいて今後長期の使用が期待できない建物 ( 残存耐用年数の少ない建物 ) については, 構造躯体以外の部位を 長寿命化改修 しても意味がない そこで, 京都市庁舎施設マネジメント計画 を効率的に進めるため, 各建物を 長寿命化改修方針 と 改築 ( 建替 ) 方針 にあらかじめ区分するものである 学校施設の長寿命化改修の手引き では中性化したコンクリートの 再アルカリ化工法 や腐食した鉄筋の 断面修復工法 が紹介されているが, 大きなコストと工期がかかるため, 特別なケースでの採用に限られると考える なお, いまだ劣化途上にあるものについては, 劣化の進展を防ぐ予防保全が有効であり, 今回具体的に検討する改修計画にも反映する 14
構造 用途 鉄筋コンクリート造鉄骨 鉄筋コンクリート造 高品質の場合 普通の品質の場合 高品質の場合 重量鉄骨 鉄骨造 普通の品質の場合 軽量鉄骨 ブロック造れんが造 木造 学校庁舎 Y 100 以上 Y 60 以上 Y 100 以上 Y 60 以上 Y 40 以上 Y 60 以上 Y 60 以上
第 5 章目標の設定 5-1 目標耐 年数の設定 (1) 耐 年数とは計画的な保全を行うためには 目標耐用年数を設定することが必要です 耐用年数には いろいろな考え方があります 経済的耐用年数 機能的耐用年数 物理的耐用年数 税法で指定される 建物における減価償却資産としての法定耐用年数建設当時は機能的に満足していても 時代の変遷とともに期待される機能を果たせなくなる 施設としての利便性や機能性の観点から算出される耐用年数経年劣化などにより
More information図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22
第 2 章. 調査 診断技術 2.1 維持管理における調査 診断の位置付け (1) 土木構造物の維持管理コンクリート部材や鋼部材で構成される土木構造物は 立地環境や作用外力の影響により経年とともに性能が低下する場合が多い このため あらかじめ設定された予定供用年数までは構造物に要求される性能を満足するように適切に維持管理を行うことが必要となる 土木構造物の要求性能とは 構造物の供用目的や重要度等を考慮して設定するものである
More information3-1 2 修繕工事の実態 ( ヒアリング ) 計画修繕は 定期点検等で明らかになった建物の劣化の補修のため 調査 診断 修繕計画の作成 工事の実施へと 区分所有者の合意を形成しつつ 進められる 当勉強会で実施したヒアリングより 管理会社による点検 定期点検は 1 回 / 年の頻度で行っている 目視
3-1 共同住宅の修繕工事 1 修繕工事の実態 共同住宅では 発生した不具合を修繕する工事だけでなく 長期修繕計画に基づき積み立てた修繕積立金を用いた計画修繕等が行われている マンション管理会社 (A 社 ) の受注した工事 計画修繕工事実施時の資金調達 計画修繕の工事資金は修繕積立金で賄うことが多い 大規模修繕工事 ( 計画修繕工事のうち足場を設置したもの )1.9% 計画修繕工事 ( 屋上防水工事
More information国土技術政策総合研究所研究資料
(Ⅰ) 一般的性状 損傷の特徴 1 / 11 コンクリート床版 ( 間詰めコンクリートを含む ) からコンクリート塊が抜け落ちることをいう 床版の場合には, 亀甲状のひびわれを伴うことが多い 間詰めコンクリートや張り出し部のコンクリートでは, 周囲に顕著なひびわれを伴うことなく鋼材間でコンクリート塊が抜け落ちることもある 写真番号 9.1.1 説明コンクリート床版が抜け落ちた例 写真番号 9.1.2
More information<4D F736F F D E C982A882AF82E98E E968D8082D682CC91CE899E82C982C282A282C4>
20180410 評価室事務局 インスペクションにおいて指摘された劣化事象についての考え方 Ⅰ インスペクションに基づく劣化事象への対応の考え方インスペクションで指摘された劣化事象は 様式 8 添付図面 維持保全計画の中で 今回補修するもの 維持保全計画に記載して将来対応とするもの に区別して 全ていずれかの対応を行う必要があります 評価基準 及び認定基準に規定されている構造耐力上主要な部分に著しい劣化事象が生じている部分及び雨漏りが生じている部分
More information耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等
耐震性 ( 倒壊等防止 ) に係る評価方法 基準改正の方向性の検討 耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等級 ( 構造躯体の損傷防止 ) 耐風等級
More information既存共同住宅の躯体の性能及び健全性の評価に係る手法及び基準の検討
資料 142 既存共同住宅の躯体の性能や健全性の評価に係る手法及び基準の検討 1. 検討の目的と必要性既存共同住宅の改修の実施による長寿命化が求められているが 改修の促進にあたっては 既存躯体の性能や健全性の評価が重要となる 特に 建築後年数の経過したストックにおいては 所有者 ( ユーザー ) の意識として この建物はあとどのくらい健全に使い続けられるのか 設備の更新やEV 設置等の改修を行うだけの健全な躯体なのか
More information<4D F736F F D2091E C8E8696DA8E9F974C816A >
尾市公共施設劣化調査結果 抜粋 第3部 資料編 平成 24 25 年度に建物の 寿命化と 朽化について調査 建物の安全性の確保は第1次実施計画のテーマの一つであり 再配置 の最優先課題です 第1部P21 また 西尾市は公共施設の目標 耐用年数 注1 を最長80年とする考え方を示しています 第1部 P27 このため 法定耐用年数 注2 が50年である鉄筋コンクリート造 の建物をさらに30年長く維持 長寿命化
More information第2章 事務処理に関する審査指針
第 4 章参考資料 第 1 建築関係資料 1 耐火構造耐火構造 ( 建築基準法第 2 条第 7 号 ) とは 壁 柱その他の建築物の部分の構造のうち 耐火性能 ( 通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう ) に関して政令で定める技術的基準 ( 建築基準法施行令第 107 条 ) に適合する鉄筋コンクリート造 れんが造その他の構造で
More information<4D F736F F D E77906A817A DB289EA8CA78CA7974C8E7B90DD92B78EF596BD89BB8E77906A AAE90AC2E646F6378>
佐賀県県有施設長寿命化指針 平成 29 年 3 月佐賀県 - 1 - - 目次 - はじめに 4 頁長寿命化とは長寿命化指針の目的長寿命化指針の位置付け Ⅰ 現状と課題 6 頁 1 現状 1-1 県有施設の老朽化の現状 2 課題 2-1 県有施設の短い使用期間 2-2 多額な施設建替費用 2-3 事後保全による維持管理 2-4 県有施設の維持管理体制 Ⅱ 長寿命化の考え方 8 頁 1 施設整備及び維持保全の考え方の転換
More informationMicrosoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx
平成 24 年度 SCOPE 研究開発助成成果報告会 ( 平成 22 年度採択 ) 塩害劣化した RC スラブの一例 非破壊評価を援用した港湾コンクリート構造物の塩害劣化予測手法の開発 かぶりコンクリートのはく落 大阪大学大学院鎌田敏郎佐賀大学大学院 内田慎哉 の腐食によりコンクリート表面に発生したひび割れ ( 腐食ひび割れ ) コンクリート構造物の合理的な維持管理 ( 理想 ) 開発した手法 点検
More informationPowerPoint プレゼンテーション
建築材料 部材の物理的耐用年数と資源循環性に関する評価技術の開発 材料研究グループ土屋直子 1 発表内容 Ⅰ 社会背景 Ⅱ RC 建築物 Ⅲ 木造建築物 Ⅳ 本課題まとめ 2 はじめに : Ⅰ. はじめに 地球温暖化に伴う気候変動やエネルギー問題によって経済 社会等に重大な影響が及ばないよう低炭素で持続可能な社会が望まれている 建築材料分野では 省資源化 省エネルギー 副産物のリサイクル材の使用 建築物の長寿命化
More information§1 業務概要
48 号橋 ( 松の木橋 ) 平成 25 年度 松伏町 1. 橋梁長寿命化修繕計画の背景と目的 1.1 背景 一般的に橋梁の寿命は 50 年から 60 年と言われており 松伏町では 高度成長期 ( 昭和 30 年 ~ 昭和 48 年 ) に整備された多くの橋梁が近い将来に更新時期を迎え 今後 これらの橋梁に対する維持管理および架け替え費用が増加する傾向にある 橋梁の維持管理費や更新費が年々減少傾向にあるなかで
More information富士市が所有する市営住宅の耐震性能に係るリスト 目 次 頁 1. 公表の趣旨 1 2. 要旨 1 3. 各別の耐震性能と富士市の耐震性能判定基準 2 4. 用語の説明 3 5. 市営住宅の耐震性能に係るリスト 4 ~ 8 6. 一般公共建築物の耐震性能に係るリスト 別掲載
富士市が所有する市営住宅の耐震性能に係るリスト ( 更新 ) 平成 30 年 8 月 富士市 富士市が所有する市営住宅の耐震性能に係るリスト 目 次 頁 1. 公表の趣旨 1 2. 要旨 1 3. 各別の耐震性能と富士市の耐震性能判定基準 2 4. 用語の説明 3 5. 市営住宅の耐震性能に係るリスト 4 ~ 8 6. 一般公共建築物の耐震性能に係るリスト 別掲載 1. 公表の趣旨 富士市では 昭和
More information1. 財政目標の設定 国立市の過去 5 年間の普通建設事業費は 平均で 18.5 億円となっています そのうち公共施設分は 8.1 億円です 実効性の高い保全計画とするためには財政的な裏付けが欠かせません 各年度に実施する修繕 改修は予算編成の中で決定することとなりますが 保全計画における財政目標と
第 4 章 保全の基本方針 155 1. 財政目標の設定 国立市の過去 5 年間の普通建設事業費は 平均で 18.5 億円となっています そのうち公共施設分は 8.1 億円です 実効性の高い保全計画とするためには財政的な裏付けが欠かせません 各年度に実施する修繕 改修は予算編成の中で決定することとなりますが 保全計画における財政目標としては 8.1 億円を設定します 図 投資的経費の推移 ( 億円
More information<4D F736F F D CF906B BC696B188CF91F58E64976C8F912E646F63>
本仕様書は 高砂市が委託する耐震診断業務を行うにあたって必要な事項等を示したものであり 耐震診断業務の執行は 本仕様書 公共建築設計業務委託共通仕様書 ( 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 ) による 1. 一般事項 (1) 業務の概要 耐震診断業務委託要領書 による (2) 業務の範囲 耐震診断業務委託要領書 による (3) 業務の内容 耐震診断業務委託要領書 による 2. 耐震診断耐震診断にあたっては
More information技術基準改訂による付着検討・付着割裂破壊検討の取り扱いについてわかりやすく解説
技術基準改訂による付着検討 付着割裂破壊検討の取り扱いについてわかりやすく解説 2016 年 6 月 株式会社構造ソフト はじめに 2015 年に 建築物の構造関係技術基準解説書 ( 以下 技術基準と表記 ) が2007 年版から改訂されて 付着検討および付着割裂破壊検討に関して 2007 年版と2015 年版では記載に差がみられ お客様から様々な質問が寄せられています ここでは 付着検討や付着割裂破壊検討に関して
More information耐震診断 耐震改修に関する設計に係る業務報酬基準案について寄せられたご意見と国土交通省の考え方 20 名の個人 団体から合計 66 件の意見をいただきました とりまとめの都合上 内容を適宜要約させていただいております 本業務報酬基準案と直接の関係がないため掲載しなかったご意見についても 今後の施策の
平 成 2 7 年 5 月 2 9 日 < 問 い 合 わ せ 先 > 住 宅 局 建 築 指 導 課 代 表 0 3-5 2 5 3-8 1 1 1 耐震診断 耐震改修に関する設計に係る業務報酬基準案に関する パブリックコメントの募集の結果について 国土交通省では 平成 27 年 3 月 3 日 ( 火 ) から平成 27 年 4 月 2 日 ( 木 ) までの期間において 標記意見募集を行いました
More information豊中市千里地区歩路橋長寿命化修繕計画 平成 29 年 8 月 豊中市
豊中市千里地区歩路橋長寿命化修繕計画 平成 29 年 8 月 豊中市 目次 1. 現状把握... 1 1.1 計画対象の歩路橋... 1 1.2 健全性の診断... 3 2. 長寿命化修繕計画... 4 2.1 修繕優先度の考え方... 4 2.2 修繕計画... 5 1. 現状把握 1.1 計画対象の歩路橋 歩路橋は 豊中市独自の呼称です 一般的に歩行者が道路や河川を渡るための橋を人道橋と呼 びますが
More information<8CBB8BB58C9F8DB E B D891A D9C91A A2E786C73>
一戸建て用 第 1 面 現地調査用 現況検査チェックシート 木造 鉄骨造も含む 戸建住宅 基本情報 検査対象住宅 住宅所有者 様邸 所在地 検査依頼主 会社名 担当者 現況検査立会者 会社名 担当者 構造 木造 S 造 階数 地上階 地下階 建築時期 S H 年延床面積. m2 検査事業者名称 資格 一級建築士 登録第号 氏名 印 建築士事務所 一級建築士事務所 知事登録第号 建築士事務所名 住所
More information資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 60 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 60 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 60 年以上の施設は 築 60 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐
資料 5 公共施設更新コスト試算 1 試算ケース ケース1: 旧耐震基準のうち 築 年以上は建替え それ以外は大規模改修 新耐震基準は老朽箇所修繕 耐用年数を 年と想定した場合 旧耐震基準の施設のうち 築 年以上の施設は 築 年が経過した施設から建替える 建替え対象以外の旧耐震基準の施設は 大規模改修を実施する 新耐震基準の施設は 老朽箇所修繕を実施する ケース2: 旧耐震基準は全て建替え 築 35
More information強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着
コンクリートの強度 コンクリートの最も重要な特性は強度です ここでは まず コンクリート強度の基本的特性について解説し 次に 呼び強度および配合強度がどのように設定されるか について説明します 強度のメカニズム 強度の影響要因 強度性状 構造物の強度と供試体強度 配合 ( 調合 ) 強度と呼び強度の算定 材料強度のばらつき 配合強度の設定 呼び強度の割増し 構造体強度補正値 舞鶴市および周辺部における構造体強度補正値
More information資料 1 SAMPLE
資料 1 本調査による建物状況調査は 検査会社が 国の登録を受けた既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士 ( 既存住宅状況調査技術者 ) により 既存住宅状況調査方法基準に基づき行った調査です また 住宅あんしん保証の現場検査基準に則した調査も兼ねて実施することとしています 検査会社 - 1 - - 2 - 建 物 建 物 状 況 調 査 建物状況調査実施者 ( 事務局 ) 建物状況調査実施者
More informationイ使用年数基準で更新する施設 ( ア ) 使用年数基準の設定使用年数基準で更新する施設については 将来の更新需要を把握するためにも 更新するまでの使用年数を定める必要がありますが 現時点では 施設の寿命に関する技術的な知見がないことから 独自に設定する必要があります このため あらかじめ施設を 耐久
3 長寿命化 ( 更新 ) 計画 (1) 水道施設の長寿命化の必要性浄水場や配水池などの水道施設は 将来の更新需要を抑制するため 安全性を確保した上で 法定耐用年数によることなく 新たに施設の特性を踏まえた使用年数を設定し できる限り長期間使用することを原則としています このためには 補修 補強等の長寿命化対策を実施し 設定した使用年数により更新を進めることで 将来の更新需要の抑制や平準化に努めていく必要があります
More information横浜市のマンション 耐震化補助制度について
資料 4 マンションの 耐震設計の手法について 平成 28 年 10 月 31 日作成 ( 注 ) 耐震化補助制度の内容は 作成時点のものとなります 1 設計手法 地震の原因とプレートの配置 地震の原因 地球の表面は何枚かの岩盤 ( プレート ) にて構成されている それぞれのプレートが運動することで境界部にひずみが生じる 蓄積したひずみが限界に達し それが解放されたものが地震となる プレートテクトニクス理論
More information@前記事11月号.indb
06 page 2014.11 建 設 資 材 情 報 2014.11 建 設 資 材 情 報 07 page 08 page 2014.11 建 設 資 材 情 報 2014.11 建 設 資 材 情 報 page 09 10 page 2014.11 建 設 資 材 情 報 国土強靭化を支える技術 建築構造物 長 寿 命 化 改 良 事 業 として認 題 事例紹介などによって理解 命化改修に取り組んで欲しい
More information第2章 長寿命化改修各論 ~耐久性向上編~(1)
24 第 2 章長寿命化改修各論 ~ 耐久性向上編 ~ 25 第 2 章長寿命化改修各論 ( 耐久性向上編 ) 目次 1. 躯体の老朽化対策 Q9 鉄筋コンクリートに生じる劣化現象にはどのようなものがありますか? Q10 鉄筋コンクリートの劣化対策はどのように行いますか? Q11 劣化状況の違いにより補修費用はどのように変わりますか? 2. 外壁 屋上の老朽化対策 Q12 外壁の劣化とその対策方法について教えてください
More information設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ
8 屋根リフォームの設計 8-1 適用条件 1) 適合対象建築物 2) 建築物の構造 規模 8-2 屋根リフォームの流れ 8-3 適性診断の種類 1) 屋根診断 2) 木造住宅用耐震診断 1) 下地チェックシート 2) 屋根診断方法 161 設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1
More information設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5
8 屋根リフォームの設計 8-1 8-2 適用条件 屋根リフォームの流れ 8-3 適性診断の種類 8-4 屋根診断の手法 137 設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物
More information<4D F736F F D F88DB8E9D8AC7979D82C98AD682B782E9918A926B8E9697E1>
作成日平成 年 月 日番号タイトル桟橋の現地調査についてキーワード内容答答後の対応維持管理に関する相談事例 桟橋上部コンクリートの防食 エポキシ鉄筋 鉄筋腐食調査 塩化物イオン濃度試験 圧縮強度試験 中性化試験 桟橋式岸壁は昭和 年に桟橋上部工に流電陽極 ( 亜鉛防食板 ) エポキシ樹脂 裸鉄筋を施しており 平成 年度までその防食効果をモニタリングしている これらの防食効果を確認 および鉄筋電位等と鉄筋腐食度及び塩化物イオン浸透状況との関係を整理し
More information目次構成
< 参考資料 5> 多雪地域の耐震診断法について 今回の実験の結果 既存建築物の耐力は診断結果の耐力を大きく上回るものであった これは 積雪を考慮した診断法と積雪時のの低減に問題があるものと考えられる 積雪地域では現行の耐震診断法は安全側にききすぎている可能性があることから 多雪地域における耐震診断法の精緻化の方向性について提案する () 多雪地域における耐震診断法の課題と精緻化の方向性 多雪地域における耐震診断法の課題積雪による鉛直荷重の押さえ込みにより
More information<4D F736F F F696E74202D20355F8CC389EA8FE390C88CA48B8688F CD90EC A837E B81698CC389EA816A5F E
河川コンクリート構造物の 劣化診断の要点 国立研究開発法人土木研究所先端材料資源研究センター古賀裕久 2 内容 1. 河川コンクリート構造物の維持管理に関する技術情報 2. 河川コンクリート構造物の変状の事例 3. 樋門 樋管に見られるひび割れ 3 河川コンクリート構造物の 維持管理に関する技術情報 4 維持管理に関する技術情報 河川法の改正 (H25.4) 河川管理施設等を良好な状態に保つよう維持
More information第 4 章公共施設の老朽化状況の把握 建築物の老朽化状況については 1 躯体の健全性把握調査と 2 躯体以外の劣化状況把握 調査の 2 つの調査を実施し 実態を把握の上 評価しました 1 公共施設の保有状況公共施設の保有状況 築年別用途別規模別築年別用途別規模別 躯体の健全性の把握 3
第 4 章 公共施設の老朽化状況の把握 77 第 4 章公共施設の老朽化状況の把握 建築物の老朽化状況については 1 躯体の健全性把握調査と 2 躯体以外の劣化状況把握 調査の 2 つの調査を実施し 実態を把握の上 評価しました 1 公共施設の保有状況公共施設の保有状況 築年別用途別規模別築年別用途別規模別 1 2 2 躯体の健全性の把握 3 躯体以外の劣化状況の把握 耐震診断時のデータを用いた評価
More information公共施設の劣化調査結果 概要 四條畷市では 市が保有する公共施設等について 今後の人口減少と少子高齢化の進展 厳しい財政状況を踏まえ 長期的な視点をもって総合的かつ計画的な管理を進めるための基本指針となる 公共施設等総合管理計画 を平成 2 8 年 1 2 月に策定しました 今後は この計画に基づき
公共施設の劣化調査結果 概要 平成 30 年 8 月 四條畷市総務部施設再編室 公共施設の劣化調査結果 概要 四條畷市では 市が保有する公共施設等について 今後の人口減少と少子高齢化の進展 厳しい財政状況を踏まえ 長期的な視点をもって総合的かつ計画的な管理を進めるための基本指針となる 公共施設等総合管理計画 を平成 2 8 年 1 2 月に策定しました 今後は この計画に基づき 将来の需要予測を踏まえ
More information資料 1 3 小規模附属物点検要領 ( 案 ) の制定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism
資料 1 3 小規模附属物点検要領 ( 案 ) の制定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1. 小規模附属物点検要領の構成 目次 1. 適用範囲 2. 点検の目的 3. 用語の定義 4. 点検の基本的な考え方 5. 片持ち式 5-1 点検等の方法 5-2 点検の頻度 5-3 点検の体制 5-4 対策の要否の判定 5-5
More information< F2D B28DB B835E5F8DC58F492E767364>
PRESS RELEASE 平成 27 年 8 月 27 日 ( 木 ) 耐震補強工事実施者の約 9 割は壁補強を実施 アンケートにみる補強工事の実態 ~ 木造住宅の耐震性 に関する調査データのご提供 ~ 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 ( 略称 : 木耐協 ) では 耐震診断の結果を 調査データ にまとめ この度発表いたしました 今回は 耐震診断を実施された方に回答いただいたアンケート結果をまとめ
More informationMicrosoft Word - 要領.doc
テストハンマーによるコンクリート強度推定要領 平成 25 年 7 月 熊本県土木部 テストハンマーによるコンクリート強度推定要領本要領は 硬化コンクリートのテストハンマー強度の試験方法 ( 案 ) (2010 制定コンクリート標準示方書 [ 規準編 ] JSCE-G 504-2007) 及び テストハンマーによる強度推定調査の 6 つのポイント ( 平成 13 年 独立行政法人土木研究所 ) を参考に作成したものです
More information<4D F736F F D CF906B C98AD682B782E982B182C A2E646F63>
耐震診断に関すること 1. 耐震診断とは どのようなことをするのですか? [1-A] 図面と建物を確認し 計算により耐震性を算出します 耐震診断は 建物の地震に対する強さを計算するもので 建物が建っている土地の状況や建物基礎 壁の量と強さ 屋根の種類 建物の老朽度などを調べます このため 図面を参考にしながら 建物の外回りを目視で確認するとともに 室内から床下や天井裏を調査します また 必要により基礎の鉄筋の有無や建物の傾斜を測定することもあります
More information目次H 訂正版【確定版】会議用資料【案】H30公表資料
福島県県有建築物の耐震化の状況について 1 公表の目的 P1 2 公表する県有建築物 P1 3 建築物の耐震診断の基準 P2 4 平成 29 年度に実施した耐震改修 P3 5 県有建築物の耐震化の状況 P3 6 今後の対応について P4 7 県有建築物の棟別の耐震診断結果等について P4 8 本公表に関する問い合わせ先 P4 < 参考 > 1 防災上重要建築物及びその他の特定建築 物の区分による耐震化の現況
More information高浜町 橋梁長寿命化修繕計画 ( 第 2 期 ) 高浜町建設整備課
高浜町 橋梁長寿命化修繕計画 ( 第 2 期 ) 2016.03 高浜町建設整備課 目 次 橋梁長寿命化修繕計画の背景と目的 1 1 高浜町が管理する橋梁の状況 2 (1) 管理橋梁 (2) 建設年別の橋梁数分布 (3) 橋梁の年齢構成 2 予防保全の取り組み 4 (1) 予防保全とは (2) 予防保全による効果 3 橋梁長寿命化修繕計画の基本方針 5 4 橋梁長寿命化修繕計画 8 5 橋梁長寿命化修繕計画の効果
More information< 被害認定フロー ( 地震による被害木造 プレハブ > 第 次調査 ( 外観による判定 一見して住家全部が倒壊 一見して住家の一部の階が全部倒壊 地盤の液状化等により基礎のいずれかの辺が全部破壊 いずれかに いずれにも ( 傾斜による判定 全壊 外壁又は柱の傾斜が/ 以上 ( % 以上 ( 部位
風水害 [--] 火災 事故 [--] 震災 [-7-] [ 資料 ] 被害家屋判定表 ( 参考 被害認定の流れ 災害に係る住家の被害の発生 地震による被害 < 第 次調査 > < 第 次調査 > < 被災者から 不服の申立てがあった ( 外観による判定 ( 外観による判定 場合の対応 > ( 傾斜による判定 ( 傾斜による判定 被災者の不服の内容を精査 ( 部位 による判定 ( 部位による判定 した上で
More informationuntitled
P. P.5 P.6 P.7 P.8 P.9 P.6 P.9 P. P. P. P. P.7 P.8 P.9 P. P.6 P.8 .0% 5.8% 7.9%.7%.5%.5%.7%.9% 9,0 66,87,09,6,708 5 6 5 6 7! 7 8! 契約内容のご確認要領 CHECK! 次のフローにしたがい 構造級別を判定します 住宅物件 と 一般物件 でフローが異なります 次の 確認①
More information第 4 章保全に係る基準の設定 保全に係る基準の設定フロー 前章の老朽化状況の把握からの保全に係る基準の設定フローを以下に示します 老朽化状況の把握 1 躯体の健全性調査 2 躯体以外の劣化状況調査 残存耐用年数 躯体の健全性調査による残存耐用年数 構造別の目標耐用年数の設定 ( 長寿命化 ) 長寿
第 4 章保全に係る基準の設定 65 第 4 章保全に係る基準の設定 保全に係る基準の設定フロー 前章の老朽化状況の把握からの保全に係る基準の設定フローを以下に示します 老朽化状況の把握 1 躯体の健全性調査 2 躯体以外の劣化状況調査 残存耐用年数 躯体の健全性調査による残存耐用年数 構造別の目標耐用年数の設定 ( 長寿命化 ) 長寿命化によるライフサイクルコストの縮減 劣化状況等の集計 分析 評価
More information京都大学博士 ( 工学 ) 氏名宮口克一 論文題目 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用した断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 塩害を受けたコンクリート構造物の対策として一般的な対策のひとつである, 断面修復工法を検討の対象とし, その耐久性をより
塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用し Titleた断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 宮口, 克一 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2015-01-23 URL https://doi.org/10.14989/doctor.k18 Right Type Thesis
More informationわが国は世界有数の地震大国です 日本周辺では世界の 10 分の 1 の地震が起こると言われています 東日本大震災では 被害は甚大なものとなってしまいました 阪神 淡路大震災では犠牲者の大半が 建物の倒壊 や 火災 により亡くなっています 今までの悲劇を繰り返さないためにも 建築物の耐震化は喫緊の課題
宇田川建築設計事務所の 耐震診断サービスのご案内 株式会社宇田川建築設計事務所 わが国は世界有数の地震大国です 日本周辺では世界の 10 分の 1 の地震が起こると言われています 東日本大震災では 被害は甚大なものとなってしまいました 阪神 淡路大震災では犠牲者の大半が 建物の倒壊 や 火災 により亡くなっています 今までの悲劇を繰り返さないためにも 建築物の耐震化は喫緊の課題です 東日本大震災後は現在でも大きな余震が続いています
More information国土技術政策総合研究所資料
5. 鉄筋コンクリート橋脚の耐震補強設計における考え方 5.1 平成 24 年の道路橋示方書における鉄筋コンクリート橋脚に関する規定の改定のねらい H24 道示 Ⅴの改定においては, 橋の耐震性能と部材に求められる限界状態の関係をより明確にすることによる耐震設計の説明性の向上を図るとともに, 次の2 点に対応するために, 耐震性能に応じた限界状態に相当する変位を直接的に算出する方法に見直した 1)
More information1 個別施設計画の基本的な考え方本計画は 公共施設等総合管理計画の内容を基本とし 同計画に示す類型のうち中分類を基本に現状の施設管理者を勘案して個別に策定した 計画の基本的考え方として 個別具体の方向性を示し 原則 長寿命化を推進し 鉄筋コンクリート造の建築物は目標供用年数を 80 年とし 長寿命化
1 個別施設計画の基本的な考え方本計画は 公共施設等総合管理計画の内容を基本とし 同計画に示す類型のうち中分類を基本に現状の施設管理者を勘案して個別に策定した 計画の基本的考え方として 個別具体の方向性を示し 原則 長寿命化を推進し 鉄筋コンクリート造の建築物は目標供用年数を 80 年とし 長寿命化の前段でを実施する なお 施設の統廃合については 将来建替え等に合わせて議論することとし 本計画では検討しない
More information別添 2-3 木造建物の安全確認カルテ 木造建物の安全確認 カルテ 建物名称 住所 記入年月日 記入者 (1) 事前確認項目 ( 構造設計者 または建築施工業者担当者等構造に詳しい者とともに調査し記入してください ) 1. 建築物用途 : 1 学校 ( 屋内運動場は除く ) 2 保育園 幼稚園 3 公民館 4 集会所 5 神社 寺院 6 劇場 ホール 7 事務所ビル 8その他 ( ) 屋内運動場
More informationII 鉄骨造の耐力度調査(II-1~II-36)
Ⅱ 鉄骨造の耐力度調査 -Ⅱ-1- -Ⅱ-2- 1 -Ⅱ-3- 1.1 S RC 3 58 4 1 13 25 56 56 13 S -Ⅱ-4- S 56 56 56 S S RC S RC 1.1(a) RC S RS 1.1(b) RC S 1.1(c) RC R 1RS RC Is S 2 S RC 3RC R -Ⅱ-5- S RC -Ⅱ-6- 1.2 1.1.1 100 100 0.81.0
More information<4D F736F F F696E74202D F8AF991B B8A EA8EAE816A816990E096BE89EF8E5189C18ED C5816A>
既存不適格建築物に係る規制の合理化資料 1-1 一定の安全性が確保されているストックを取り壊すことなく活用して定の安全性が確保されているストックを取り壊すことなく活用して 大規模な増改築を可能とするための特例措置を講ずることにより 国際競争力の強化や新たなニーズに対応するための既存建築ストックの大規模な改修の円滑化を図る なお 本事項は日本再生戦略 ( ) において平成 24 年度中に実施することとされている
More information第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建
第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修 促進法による指導及び助言等 1. 耐震改修等の指導及び助言の実施 2. 耐震改修等の指示等の実施 3. 保安上著しく危険な建築物への措置 34 第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い
More informationⅢ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結
Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 1.24 総合評点 A 木造住宅の耐震診断は 建物の形 壁の配置 の各項目についてそれぞれの状況により評点をつけたうえで各評点を掛け合わせて総合評点を求めます
More information栗橋西小学校管理昭和 61 年 8 月 RC 3 3,335 新耐震性あり 栗橋南小学校 ( 北校舎 ) 管理 ( 南校舎 ) ( 南校舎 ) 平成 25 年 7 月 RC 2 2,132 新 改築済 ( 耐震性あり ) 平成 9 年 3 月 RC 2 1,437 新 耐震性あり 平成 9 年 3
市内小 中学校及び公立幼稚園の耐震診断結果 地震防災対策特別措置法の規定により 小 中学校施設及び幼稚園施設等の建物ごとの耐震診断結果の公表が地方公共団体に義務付けられています これに基づき 市内の小 中学校校舎 屋内運動場および幼稚園園舎の耐震診断 ( ) 優先度調査の結果及び耐震化の状況について公表します 1 小学校 ( 校舎 ) 久喜小学校 管理 ( 中央校舎 ) 昭和 54 年 3 月 RC
More information05設計編-標準_目次.indd
2012 年制定 コンクリート標準示方書 [ 設計編 : 本編 ] 目 次 1 章 総 則 1 1.1 適用の範囲 1 1.2 設計の基本 2 1.3 用語の定義 4 1.4 記 号 7 2 章 要求性能 13 2.1 一 般 13 2.2 耐久性 13 2.3 安全性 14 2.4 使用性 14 2.5 復旧性 14 2.6 環境性 15 3 章 構造計画 16 3.1 一 般 16 3.2 要求性能に関する検討
More information<4D F736F F F696E74202D F955D89BF8AEE8F AEE8F CC8A F E B835794D48D8693FC82E8816A2E >
長期優良住宅化リフォーム推進事業 事前に公表した募集要領( 案 ) や講習会テキストでは住宅性能に係る評価基準を ( イ ) 基準 ( ロ ) 基準と記載しておりますが 公募時にはそれぞれ S 基準 A 基準としておりますのでご留意ください (1) 1. 劣化対策 ( 必須 ) 1-1. 木造 インスペクションで認められた劣化事象が補修され ( 又は維持保全計画に記載され ) かつ 小屋裏 一定以上の小屋裏換気措置
More informationTaro-通知文
26. 土木コンクリート構造物の品質確保について 技第 198 号 平成 15 年 3 月 31 日 26-1 . 26-2 骨材のアルカリシリカ反応性試験 ( 化学法またはモルタルバー法 ) の結果で注無害と確認された骨材を使用する 土木コンクリート構造物の品質確保のための運用方針について 1. 土木コンクリート構造物の耐久性を向上させるため 一般の環境条件の場合のコンク リート構造物に使用するコンクリートの水セメント比は
More information流山市コミュニティ施設の個別施設計画 平成 30 年 11 月 流山市
平成 30 年 11 月 流山市 目次 1 背景 目的... 1 (1) 背景... 1 (2) 目的... 1 (3) 本計画の位置づけ... 1 (4) 計画期間... 2 (5) 対象施設... 2 2 施設の実態... 3 (1) 施設の配置状況等... 3 (2) 施設別財産状況... 4 (3) 施設の活用状況... 4 3 施設整備の基本的な方針等... 6 (1) 施設の規模 配置計画等の方針...
More informationI 鉄筋コンクリート造の耐力度調査(I-1~I-46)
Ⅰ 鉄筋コンクリート造の耐力度調査 -Ⅰ-1- -Ⅰ-2- 1 -Ⅰ-3- 1.1 3 58 RC 13 56 RC 56 56 -Ⅰ-4- 56 RC RC RC SRC SRC I S SRC RC S RC S 1.1(a) RC SRC S RS 1.1(b) RC S 1.1(c) RC R 1RS 2RC S -Ⅰ-5- S RC 4 2p.58 3RC R RC RC RC S -Ⅰ-6-
More information国土技術政策総合研究所 研究資料
第 7 章 検査基準 7-1 検査の目的 検査の目的は 対向車両情報表示サービス 前方停止車両 低速車両情報表示サービスおよび その組み合わせサービスに必要な機能の品質を確認することである 解説 設備の設置後 機能や性能の総合的な調整を経て 検査基準に従い各設備検査を実施する 各設備検査の合格後 各設備間を接続した完成検査で機能 性能等のサービス仕様を満たしていることを確認する検査を実施し 合否を判定する
More information鉄筋コンクリート造 ( 第 1 面 ) 中古マンション建物調査報告書 ( 既存住宅状況調査 ) 作成日 2018 年 4 月 10 日 建物名称 様邸 調査依頼主 調査立会者 会社名 担当者 会社名 担当者 株式会社アネストブレーントラスト
鉄筋コンクリート造 ( 第 1 面 ) 中古マンション建物調査報告書 ( 既存住宅状況調査 ) 作成日 2018 年 4 月 10 日 建物名称 様邸 調査依頼主 調査立会者 会社名 担当者 会社名 担当者 建物状況の概要 ( 調査報告書用 ) 鉄筋コンクリート造等 ( 第 2 面 ) 作成日 2018 年 4 月 10 日 建 物 建物名称 住居表示所在地 丁目 番 号 地名地番マンション ( 共同住宅の場合
More information耐震診断と耐震改修
NPO JASO 1 2 3 4 5 6 14 3 1 2 4 5 4 3 51 1 3 1 2 18 1 2 3 12 1 2 3 6 1 2 7 8 9 10 11 12 地震応答 建物の架構はそれぞれ独自の幾つかの固有周期 を有し 地震波動中の共振する波と一緒になって 振動が 増大する 特に建物の持つ1次固有周期の影響が大きい 固有周期と地震応答 建物高さと応答の増大 13 1 建築基準法の1981年施行の新耐震設計法と耐震診断
More information< F2D32362D C8E86816A E D815B>
26. 1. テストハンマーによる強度推定調査要領 2. ひび割れ発生状況調査要領 3. 非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領 4. 微破壊 非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定要領 -799- ( 白紙 ) -800- 国官技第 61 号 平成 13 年 3 月 29 日 大臣官房技術調査課長から各地方整備局企画部長あて について 土木コンクリート構造物の耐久性を向上させる観点から
More informationMicrosoft Word 印刷ver 本編最終no1(黒字化) .doc
7 長寿命化設計指針 7-1. 基本事項 1. 目的この指針は区有施設の新築 改築 増築または改修の設計に要する基本的な基準を定め 区有施設の長寿命化を円滑に推進することを目的とします 2. 基本事項区有施設は建設費の多寡に注意を払うだけではなく ライフサイクルコストの縮減にも視点を置いて設計を行います 区有施設は目標使用年数に合わせて耐久性の高い部材を使用し かつ 改修 維持管理や将来の用途変更の可能性も考慮して設計を行います
More informationCLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐火性能の評価 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐
CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 内容 Ⅰ はじめに 1) 木材 製材 集成材 CLT の特徴 テキスト p.45~5050 と燃えしろ の燃えしろを検討するにあたっての課題 1)CLT の燃えしろに関する実験的検討 壁パネルの非損傷性に関する実験的検討 等の防耐火性能に関する建築研究所のその他の取り組み Ⅳ
More information< E EA90EC89CD90EC8E9696B18F8A91E63389F18C9A90DD8B5A8F708D758F4B89EF81408D758F4B312D32>
平成 25 年度遠賀川河川事務所第 3 回建設技術講習会講習 1 鉄筋コンクリート構造物の 劣化調査 試験 建設技術講習会 1 コンクリートはメンテナンスフリー? 2 コンクリートはメンテナンスフリー? コンクリートの歴史は古く 約 2000 年前にローマで使用されていた 古代コンクリート = ローマンコンクリート 我が国のコンクリートの歴史は約 100 年 消石灰 火山灰 ( ホ ソ ラン ) 岩石レンガ
More information<4D F736F F D2095BD90AC E8D918CF08D9091E D862E646F63>
建築基準法施行令第 36 条の 2 第五号の 国土交通大臣が指定指定するする建築物建築物を定めるめる件 平成 19 年国土交通省告示第 593 号改正 ) 平成 23 年国土交通省告示第 428 号 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下 令 という ) 第 36 条の 2 第五号の規定に基づき その安全性を確かめるために地震力によって地上部分の各階に生ずる水平方向の変形を把握することが必要であるものとして
More informationこれだけは知っておきたい地震保険
これだけは知っておきたい地震保険 損害保険 ABC> 損害保険のいろいろ これだけは知っておきたい地震保険 地震保険は 地震や噴火またはこれらによる津波を原因とする災害に備える地震専用の保険です 日本は世界有数の地震国 いつどこで大地震が起きても不思議ではありません 火災保険では地震等による火災損害は補償されません 地震保険は 地震等により建物や家財の損害に備えた地震災害専用の保険です 2001 年
More informationMicrosoft Word - UA_ηA計算補助資料
外皮平均熱貫流率 及び平均日射熱取得率算定のための補助資料 1. 計算対象部位 1 2. 外皮等の面積の算定ルール 2 (1) 屋根 天井 2 (2) 壁 2 1) 水平方向の面積算定 2 2) 木造部位における垂直方向の面積算定 3 3) 鉄筋コンクリート造部位における垂直方向の面積算定 5 4) 鉄骨造部位における垂直方向の面積算定 6 5) 基礎廻り 7 6) 地下室 8 (3) 床 9 (4)
More information<4D F736F F F696E74202D B78EF596BD89BB82CC8EE888F882AB C8E86816A F4390B3205B8CDD8AB B83685D>
41 農道路肩 農道法面の補修 対象施設 : 農道施設の区分 : 農道本体対象活動 : 農道路肩 農道法面の補修 農道路肩 農道法面において 侵食 崩壊また ブロック積みや石積み等において 隙間 ひび割れ 欠損などがあり 施設の安全性が十分でない場合な 農道路肩 農道法面の侵食箇所等を補修します また ブロック積みや石積み等の補修又は積み直しをします このことにより 農道利用者の安全な通行が可能となる
More informationスライド 1
愛媛県民間木造住宅耐震化促進事業 耐震改修事例集 ( 抜粋 : 西条市 ) 愛媛県建築物耐震改修促進連絡協議会 補強事例 27 1 ( 西条市 ) 建築年 昭和 53 年 2 階 約 23m2 1 階 約 64m2 延面積 約 87m2 耐震補強の概要耐力壁関係の補強 構造用合板新設 (1 階 31 箇所 2 階 13 箇所 ) 接合部関係の補強 補強箇所の接合部 ( 引き寄せ金物 かど金物など )
More information日本基準基礎講座 有形固定資産
有形固定資産 のモジュールを始めます Part 1 は有形固定資産の認識及び当初測定を中心に解説します Part 2 は減価償却など 事後測定を中心に解説します 有形固定資産とは 原則として 1 年以上事業のために使用することを目的として所有する資産のうち 物理的な形態があるものをいいます 有形固定資産は その性質上 使用や時の経過により価値が減少する償却資産 使用や時の経過により価値が減少しない非償却資産
More information2/9 学校 ( 幼稚園 ) 名久保小学校長江小学校土堂小学校 棟用途 棟面積第一次診断第二次診断改修改修後建築年月構造階数区分番号枝番 ( m2 ) 年度 Is 値年度 Is 値年度 普通 特別 管理教室棟 1 1 S8.1 R 3 2,950 旧基準 H H 屋内運動
1/9 1 耐震化事業の趣旨 学校施設は 児童生徒等が一日の大半を過ごす学習や生活の場であり 非常災害時には地域住民の応急避難場所としての役割を果たすことから その安全性の確保は極めて重要です 学校施設の耐震化は 国を挙げての急務とされており 一刻も早く完了するよう積極的に取り組んでいく必要があります 尾道市教育委員会は 自らが管理する市立小中学校 幼稚園及び高等学校の耐震化状況について 広く情報を発信し
More information校舎 1 S32.3 R 3 1,232 旧耐震 改修済 逸見小学校 校舎 2 S33.2 R 3 1,353 旧耐震改修済 校舎 3 S46.3 R 旧耐震改修済 体育館 S49.3 S 旧耐震 改修済 0.73
前提 市立学校の耐震化状況一覧 S56 年に建築基準法の耐震基準が改正され それ以前に建設された建物については 耐震性無し それ以後に建設された建物については 耐震性有り とされています そのため 耐震基準改正前に建設された建物について 耐震診断を行うことで建物の耐震性を判断し 耐震性が確保されていない建物について耐震補強を実施しています 用語の解説 1 構造 欄に R とあるのは鉄筋コンクリート造を
More information重要文化財 ( 建造物 ) 耐震診断指針 ( 目的 ) 1 本指針は, 文化財建造物等の地震時における安全性確保について ( 平成 8 年 1 月 17 日庁保建第 41 号文化庁文化財保護部長通知 ) においてその必要性を述べている, 所有者 管理責任者 管理団体 ( 以下, 所有者等 という )
重要文化財 ( 建造物 ) 耐震診断指針 ( 平成 11 年 4 月 8 日文化財保護部長裁定 ) ( 平成 24 年 6 月 21 日改正 ) 本指針は, 所有者等が重要文化財 ( 建造物 ) の耐震診断を行うに際して推奨される標準的な手順と方法, 及び留意すべき事項を示すものであり, 重要文化財 ( 建造物 ) 耐震診断指針の策定について ( 通知 ) ( 平成 11 年 4 月 8 日庁保建第
More information施設保全計画の考え方について 平成 25 年 9 月 豊橋市 施設保全計画の考え方について 1 目的本市では 現下の厳しい財政状況や今後見込まれる大量の建替え需要を踏まえ 全市的な立場から計画的に最適な維持更新を行うため 平成 23 年 10 月に公共施設等の有効かつ効率的な活用 将来に渡る負担軽減と利用満足度の向上を目的とした 豊橋市ファシリティマネジメント推進基本方針 を策定し 市有資産の適正化のため計画的
More information作成 承認 簡単取扱説明書 ( シュミットハンマー :NR 型 ) (1.0)
作成 承認 簡単取扱説明書 ( シュミットハンマー :NR 型 ) 2012.1(1.0) 本簡単取扱説明書は あくまで簡易な使用方法についての取扱説明書です ご使用に関 して機器取扱説明書を十分ご理解の上で正しくご使用くださるようお願いします 注意 本簡単取扱説明書は 簡易な使用方法についての取扱説明 書です 詳細については機器取扱説明書十分理解して使用 してください 1 シュミットハンマーの使用方法
More information< F2D E7B8D FC90B3816A2E>
サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 平成 18 年 3 月 厚生労働省職業能力開発局 1 1 級サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度サッシ施工の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 1の左欄のとおりである (3)
More information8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 (
8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 ( 塗装工法 ) 3-8-1 8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 旧高欄の撤去を含めた地覆コンクリートの撤去
More information<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63>
資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで
More informationMicrosoft Word - 01_はじめに
25 構造基準等の合理化関係 1. 鉄骨造及び鉄筋コンクリート造の建築物等の構造基準の合理化 (1) 鉄骨造等の小規模建築物等の構造耐力上主要な部分である鋼材の接合方法 ( 令第 67 条第 1 項 ) 改正の内容 主旨 鉄骨造の建築物又は建築物の構造部分における構造耐力上主要な部分である 鋼材の接合について 滑り挙動による影響の大きい大規模建築物 ( 延べ面積が3, 000 平方メートルを超える建築物又は軒の高さが9メートルを超え
More information平成23年度
橋梁長寿命化修繕計画 公表版 平成 26 年 6 月 長野県伊那市 1931 1974 2013 1 長寿命化修繕計画策定の背景と目的 背景 長野県伊那市が管理する橋梁は平成 25 年 10 月現在 793 橋 (959 径間 ) あります ( 径間とは橋脚などで支えられている上部工の一跨ぎを意味します ) 今回はその中から 重要な道路網にかかる橋梁または経年劣化の比較的大きい橋梁 171 橋を選定して長寿命化修繕計画策定を行います
More information既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について
経済産業省 20140519 商局第 1 号 平成 26 年 5 月 21 日 各都道府県知事殿 経済産業省大臣官房商務流通保安審議官 既存の高圧ガス設備の耐震性向上対策について 高圧ガス設備については 高圧ガス保安法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 ( 以下 高圧ガス保安法 という ) に基づき 耐震設計を義務付けているところです こうした中で 平成 23 年東北地方太平洋沖地震の災害
More informationスライド 1
愛媛県民間木造住宅耐震化促進事業 耐震改修事例集 ( 抜粋 : 新居浜市 ) 愛媛県建築物耐震改修促進連絡協議会 補強事例 27-1 ( 新居浜市 ) 住宅概要 ( 木造住宅平家建て ) 建築年昭和 41 年 ( 昭和 55 年一部増築 ) 1 階約 80m2延面積約 80m2 耐震補強の概要耐力壁関係の補強 筋かい + 構造用合板新設 (6 箇所 ) 接合部関係の補強 補強箇所の接合部 ( アンカー
More information特定空家等判定方法マニュアル 別紙資料
特定空家等方法マニュアル 別紙資料 特定空家等方法マニュアル目次 特定空家等方法マニュアル チェックリスト. 建築物が著しく保安上危険となるおそれがある () 建築物が倒壊等するおそれがある イ 建築物の著しい傾斜 ロ 建築物の構造耐力上主要な部分の損傷等 ( イ ) 基礎及び土台 ( ロ ) 柱 梁 筋かい 柱とはりの接合等 () 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある ( イ ) 屋根ふき材
More informationマンション建替え時における コンテキスト効果について
プロスペクト理論とマンションの 耐震性能の選択 中川雅之 齊藤誠 建築物の耐震基準が意味するもの ( 新耐震基準 ) 1982 年から施行 全住宅の 4 割が未だそれ以前の耐震基準に基づくもの 阪神淡路大震災における建物倒壊被害の大部分が この旧耐震基準に基づく建築物 ( 現行の耐震基準は何を保証するのか?) 震度 6 強の地震に対して倒壊しない強度を有しているしかし 大地震に遭遇して倒壊しなかったとしても
More information青文字は、長谷川が修正したものです
桶川市学校施設老朽化対策基本計画 概要版 ( 案 ) 桶川市教育委員会 平成 28 年月 1. 目的 本市は 40 棟の学校施設 ( 小学校 27 棟 中学校 13 棟 ) を有しており このうち約 9 割の建物が建築後 30 年を経過するなど老朽化が進みつつあります 老朽化した施設を整備するには多額の費用を要しますが 限られた予算の中でこれらの施設を更新していく必要があります 一方で 学校に対するニーズは多様化しており
More information(3) 中規模改修工事費 建設年代別にm2単価を設定する 大規模改修後及び改築後は 水準別にm2単価を設定し 冷房設備ありの場合は別途m2単価を設定して加算する 表 中規模改修工事費 大規模改修前 大規模改修後 改築後 中規模改修建設年代改築後改築後大規模改修後円 / m2従来改築一般施
1-1: ライフサイクルコスト算出標準コストの設定 LCC 算出のための標準コストは LCCの算出やシミュレーションを簡便に行えるよう 工事費や維持管理費 光熱水費等のあらゆるコストを平均的なm2単価に置き換えを行う その中でも 用途や建設年代 所在地等によってm2単価に違いがあるものについては それぞれ分類し それぞれの特性を反映させる 各施設の用途 建設年代 延床面積 所在地等の把握には 出納局で管理している公有財産台帳を使用した
More information鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ 総論 Ⅰ 適用の範囲 Ⅰ 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼
鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ-1 1. 1 総論 Ⅰ-1 1. 2 適用の範囲 Ⅰ-2 1. 3 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼道路橋の腐食 Ⅰ-5 2. 1 鋼の腐食 Ⅰ-5 2. 2 腐食の分類と形態 Ⅰ-6 2. 3 環境と腐食
More informationコンクリート工学年次論文集 Vol.29
論文既存 RC 建物構造体の実用的な耐久性評価に関する研究 *1 平松和嗣 要旨 : 経過年数 3~4 年の一般環境下の 3 建物を対象に,1 枚の壁から水平方向, 鉛直方向 ~3cm 間隔で集中的にコアを採取し, 中性化深さ, 鉄筋かぶり厚さ, 仕上げ厚さの壁 1 枚程度の面積の範囲内の標準偏差, 変動係数を調査した 旧建設省総プロRC 劣化診断技術指針 (1986), 建築学会 RC 耐久設計施工指針
More information0720_最終_耐震性能検証法チラシ案3種サンプル
青タイプ表面 ら か 省 た 通 し ま 交 土 され 国 表 公 さあ 始めましょう 当社は国土交通大臣登録団体の組合員です 耐震性能検証法 1 2 3 自分 でできる 新耐震住宅の 対象住宅 3つの条件が当てはまる 住宅が対象になります 昭 和56 年 6月以 降 平成12年5月までに 建築された木造住宅 在来軸組構法の 住 宅 基 礎 はコン クリート造 平屋建て または 2階建て 木造住宅の耐震性能チェック
More informationMicrosoft Word - 平成 12 年 1399 号.doc
平成 12 年 1399 号 建築基準法関係告示 耐火構造の構造方法を定める件平成 12 年 5 月 30 日建設省告示第 1399 号最終改正平成 17 年 6 月 1 日国土交通省告示第 569 号建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 第 2 条第七号の規定に基づき 耐火構造の構造方法を次のように定める 第 1 壁の構造方法は 次に定めるものとする この場合において かぶり厚さ又は厚さは
More information橋 梁 長 寿 命 化 修 繕 計 画
小樽市橋梁長寿命化修繕計画 平成 26 年 3 月 ( 平成 29 年 12 月改訂 ) 小樽市 80 年以上 70~80 年 60~70 年 50~60 年 0~50 年 30~0 年 20~30 年 10~20 年 10 年未満 1. 小樽市の橋梁の現状 現在 小樽市が管理する橋梁は 136 橋ありますが この 橋梁長寿命化修繕計画 において は 市道認定されていない橋や橋長 2m 未満の橋などを除く
More information付着割裂破壊の検討の概要と取り扱いの注意点
付着割裂破壊の検討の概要と取り扱いの注意点 2014 年 2 月 株式会社構造ソフト 保有水平耐力計算における付着割裂破壊の検討について お客様や審査機関から様々な質問が寄せられています ここでは その付着割裂破壊の検討の概要や取り扱いの注意点について説明します 1. 付着割裂破壊の検討の必要性はじめに なぜ 保有水平耐力計算において付着割裂破壊の検討が必要かを説明します RC 造の柱 梁の種別区分に関しては
More information第3章 第3章 教育施設の老朽化状況の把握 1節 構造 構造躯体の健全性の把握 躯体の健全性の把握 老朽化状況の把握フロー 老朽化状況は ①躯体の健全性調査と②躯体以外の劣化状況調査の2つに分けて詳細に把握 評価します 躯体の健全性は 耐震診断時の既存データから簡易診断を行い 必要に応じてコア抜き
第 3 章教育施設の老朽化状況の把握 1 節構造躯体の健全性の把握 31 第3章 第3章 教育施設の老朽化状況の把握 1節 構造 構造躯体の健全性の把握 躯体の健全性の把握 老朽化状況の把握フロー 老朽化状況は ①躯体の健全性調査と②躯体以外の劣化状況調査の2つに分けて詳細に把握 評価します 躯体の健全性は 耐震診断時の既存データから簡易診断を行い 必要に応じてコア抜き はつ り調査を行うことで建物ごとの残存耐用年数を把握し
More information<4D F736F F D C B835E815B81758EE58DF CC89F090E0208F4390B C52E646F63>
昇降機 遊戯施設定期検査業務基準書 196 ページから 198 ページを差し替えてご利用下さい 2 共通 (3) 主索又は鎖主索又は鎖の検査では 最も摩耗若しくは摩損した部分の写真又は錆びた摩耗粉により谷部が赤錆色に見える部分を別添 1 様式に添付する必要があります 要是正又は要重点点検と判定した場合には当該箇所を撮影して添付してください 指摘が無い状態で 最も摩耗若しくは摩損した主索 ( 部分 )
More information市民皆様が安心して利用していただくために 佐伯市橋梁長寿命化修繕計画 佐伯市建設課 2018 年 12 月
市民皆様が安心して利用していただくために 佐伯市橋梁長寿命化修繕計画 佐伯市建設課 2018 年 12 月 目 次 これまでの橋梁維持管理の取り組み 1 1 橋梁長寿命化修繕計画の策定 ( 平成 25 年 3 月 ) 1 2 橋梁長寿命化修繕計画の対象橋梁 1 3 橋梁長寿命化修繕計画に沿った維持管理の実施状況 2 4 橋梁長寿命化修繕計画に沿った維持管理の結果 3 5 今後の橋梁の維持管理に向けて
More information<4D F736F F F696E74202D E518D6C8E9197BF A E8F5A91EE975C8E5A814590C E88AEE8F80>
住宅の寿命を延ばす 200 年住宅 への取組 H20 年度予算案 参考資料 2 住宅の寿命を延ばす 200 年住宅 への取組を推進するため 住宅の建設 維持管理 流通 資金調達等の各段階において総合的な施策を実施 超長期住宅先導的モデル事業の創設 ( 国費 130 億円 ) 超長期住宅の普及 推進のため 先導的な材料 技術 システム等が導入されるなどの超長期住宅にふさわしい提案を有し 超長期住宅の普及啓発に寄与するモデル事業
More information<4D F736F F F696E74202D E838A815B836782CC92B28D875F31205B8CDD8AB B83685D>
コンクリートの調合 水, 粉に対する水の量が少 コシ大, 但し, 扱い難い ( 固い ) セメント 水 砂利 ( 粗骨材 ) 砂 ( 細骨材 ) 水, セメントに対する水の量が少 強度, 耐久性大但し, 扱い難い ( 固い ) 化学混和剤 水分少 縮み量小 数年かけて 水分少 縮み量小 水が少 水が多 強度小さい収縮耐久性 施工性 コンクリートの調合上のポイント 目標とするコンクリートの性能 構造安全性
More information2.4 中性化試験中性化深さは 2 回にわたって測定した 1 回目は 断面直交方向にコア (φ50) を採取し その外表にフェノールフタレン溶液を噴霧し 変色の有無により確認した 2 回目は 内側からの中性化深さを確認するために 断面直交方向に採取したコアの内側端部を割裂し 割裂面にフェノールフタレ
海岸環境下における RC 構造物の経年変化調査 -112mRC 造煙突における調査事例 - 竹内博幸 * 髙橋祐一 * 吉田孝光 ** 加藤俊之 *** 要旨築 37 年の高さ 112mの RC 造煙突を対象として 海岸環境下における構造物の鉄筋およびコンクリートの劣化進行状況を把握し 最終的には耐用期間の延長年数に応じた補修方法に反映することを目的として 自然電位 コンクリート中の全塩分量 コア圧縮強度試験
More information事前調査の方法参考資19 外壁リフォームの設計標準施工法標準施工法標準施工法リフォーム工法部分へのリフォーム工法外壁リフォームニチハMARCシステム11 適用条件 3) 適合地域 建築地域条件高さ (m) 13m 超料木胴縁工法RC造タイル外壁への施工高さ13mを超える1 外壁リフォームの設計 1)
1 外壁リフォームの設計 1 1 1 2 1 3 適用条件 関係法令の遵守 外壁リフォームの流れ 18 事前調査の方法参考資19 外壁リフォームの設計標準施工法標準施工法標準施工法リフォーム工法部分へのリフォーム工法外壁リフォームニチハMARCシステム11 適用条件 3) 適合地域 建築地域条件高さ (m) 13m 超料木胴縁工法RC造タイル外壁への施工高さ13mを超える1 外壁リフォームの設計 1)
More information