トップメッセージ新製品開発による売上の拡大と効率化の推進により営業利益率 10% 以上を目指します代表取締役社長 ( 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 ) の連結業績についてご報告申しあげます当期における日本経済は政府の経済対策や金融緩和政策等により企業収益

Size: px

Start display at page:

Download "トップメッセージ新製品開発による売上の拡大と効率化の推進により営業利益率 10% 以上を目指します代表取締役社長 ( 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 ) の連結業績についてご報告申しあげます当期における日本経済は政府の経済対策や金融緩和政策等により企業収益"

せぴあよしくに
5 years ago
Views:

1 株主のみなさまへ第 7 6 期年次報告書平成 29 年 4 月 1 日平成 30 年 3 月 31 日 C ONTENTS 01 トップメッセージ年の軌跡 05 TOPICS 06 決議ご通知証券コード :6938

トップメッセージ新製品開発による売上の拡大と効率化の推進により営業利益率 10% 以上を目指します代表取締役社長 ( 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 ) の連結業績についてご報告申しあげます当期における日本経済は政府の経済対策や金融緩和政策等により企業収益や雇用所得環境の改善が継続し緩やかに拡大いたしました海外の経済も先進国

2 トップメッセージ新製品開発による売上の拡大と効率化の推進により営業利益率 10% 以上を目指します代表取締役社長 ( 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 ) の連結業績についてご報告申しあげます当期における日本経済は政府の経済対策や金融緩和政策等により企業収益や雇用所得環境の改善が継続し緩やかに拡大いたしました海外の経済も先進国新興国とも概ね回復傾向が続きました当社グループの売上高は 103 億 75 百万円となり昨年度に比べて 10.1% の増収となりました営業利益は売上高の増加とグループ内のコスト削減施策の成果により 5 億 8 百万円となりました経常利益は 5 億 8 百万円親会社株主に帰属する当期純利益は 3 億 55 百万円といずれも前期の赤字から黒字へと転換することができました前期のこの欄でみなさまへお話し申しあげた売上の拡大やコスト削減の施策について期待どおりの成果とならなかったものも一部ありますが当期の黒字転換を下支えする結果を残すことができたと考えておりますまた一昨年末ごろより回復の兆しを見せていた工作機械半導体製造装置市場が当期も引き続き拡大基調にあり自動車市場も堅調に推移いたしました情報通信市場でも新製品の拡販が進んだことにより当社グループの大部分の製品で前期の売上を上回る結果となりました特に主力のノイズ関連製品は上記産業機械市場で売上が拡大し当期の増収とそれに続く黒字転換の大きな原動力となりましたコスト削減につきましても各部門に対して不良率の低減生産の効率化調達品のコスト削減経費の削減等の指示をして計画的に実行してまいりましたこの点につきましては当初の目標に近い成果をあげておりますまた前期に多額の弁護士報酬や和解金を計上しみなさまにご心配をおかけした米国における競争法に関連する民事訴訟の費用も当期は前期に比べて大きく減少しております前期は会社として大きな転換期を迎えていることを自覚し将来の会社の継続成長を果たすべく当期を黒字基盤確立の年として事業を進めてまいりました目指すべき目標である営業利益率 10% にはまだ届きませんが当期の業績は当初の目的を概ね達成できたものと考えております中期的には当社お客様との密接な関係の中で進めております新製品開発や社内保有技術の展開による新規アプリケーション開発などにより売上の拡大を図ってまいります同時に業務の一層の効率化を進めていくことで営業利益率 10% 以上の達成を目指してまいります株主のみなさまにおかれましては変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申しあげます平成 30 年 6 月財務ハイライト売上高 ( 単位 : 百万円 ) 営業利益 ( 単位 : 百万円 ) 経常利益 ( 単位 : 百万円 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 ( 単位 : 百万円 ) 総資産 ( 単位 : 百万円 ) 純資産 ( 単位 : 百万円 ) 11,274 10,768 10,375 9, ,745 13,630 13,51113,913 12,555 10,844 10,03010,

3 80 年の軌跡 2018 年 12 月 7 日当社は創業 80 周年を迎えます 2017 年パナソニックと SEコンデンサーを開発当社のウェブサイト等では分類名上 SE コンデンサと表記しておりますがパナソニックの表記に合わせて SE コンデンサーとしております 1957 年海底中継器用シルバードマイカコンデンサを発売当時最も信頼性を要求される防衛庁の規格認定を受けた 1973 年プリントフィルタを開発年間 1 億個近くを生産するヒット製品となった 1990 年高信エレクトロニクス ( 現双信デバイス ) を設立 2000 年東京証券取引所市場第二部上場 SE コンデンサー年創業者の鬼鞍信夫マイカコンデンサメーカー双信電機製作所として創業 1938 双信電子工業 ( 現立信電子 ) を設立 1946 年グリッドリークコンデンサを開発双信ブランドが一般市場に認められた最初の製品となったシルバードマイカコンデンサ 1969 年 1967 年プラスチックフィルムコンデンサを開発伝送装置や測定器に広く採用された宮崎双信電機 ( 現双信パワーテック ) を設立 1984 年プリントフィルタ 1989 年双信エレクトロニクスマレーシアを設立大電流高電圧ノイズフィルタを開発急速に普及が進んでいるインバータなどのノイズ対策に広く採用された 1991 年日本碍子への第三者割当による増資 1996 年双信エレクトロニクスオブアメリカを設立 1993 年積層誘電体フィルタを開発日本碍子のセラミック材料技術と当社の回路設計プロセス技術を融合させて開発した 2002 年東京証券取引所市場第一部上場上場セレモニーで打鐘する山本茂雄社長 ( 当時 ) 2010 年双信華科技 ( 深圳 ) 有限公司を設立 2016 年ウエノとの資本業務提携業界最小ノイズフィルタを開発ウエノ製の小型コイルと当社の設計技術を融合させて開発した業界最小ノイズフィルタ 1944 年株式会社へ改組し双信電機株式会社としてスタートグリッドリークコンデンサプラスチックフィルムコンデンサノイズフィルタ積層誘電体フィルタ 3 4

4 TOPICS 決議ご通知 01 パナソニック株式会社の USB パワーコンディショナーに当社 SE コンデンサーが採用 USB パワーコンディショナーは USB 端子を通じて接続した機器内部のノイズを低減し音質や画質を改善するアクセサリですパナソニック株式会社の USB パワーコンディショナー (SH-UPX01) に新たにオーディオ用として同社と開発した SE コンデンサーが採用されましたこの SE コンデンサーは同社の音へのこだわりと天然マイカフィルムを特殊な構造で積層し一体化する当社独自の技術により実現いたしました第 76 回定時株主総会決議ご通知平成 30 年 6 月 22 日開催の当社第 76 回定時株主総会におきまして下記のとおり報告ならびに決議されましたのでご通知申しあげます記ネプコンジャパン 2018 に初出展 1 月に東京ビッグサイトで開催された世界最大級のエレクトロニクス技術展ネプコンジャパン 2018 ( リードエグジビションジャパン株式会社主催 ) に初出展いたしました当社はパワーエレクトロニクスのノイズ測定診断対策サービスと規格適合支援などについて紹介いたしました株式会社ファインテックへ感謝状を贈呈左が株式会社ファインテック本木敏彦社長 04 産業用刃物メーカーの株式会社ファインテック ( 福岡県柳川市 ) へ同社の優れた切断技術を生かし当社の積層誘電体フィルタの切断工程における品質改善とコスト削減への多大な貢献に対して感謝状を贈呈いたしました佐久平駅ウェルカムフラワー飾りつけ企画に協賛 JR 佐久平駅構内をウェルカムフラワーで飾り付ける企画に協賛いたしましたこの企画は長野県佐久市観光協会と佐久平総合技術高校が協力し同校浅間キャンパス ( 佐久市 ) の生徒が育てたパンジー約 50 鉢を飾り付け大型連休中に来訪する観光客を歓迎しようと実施されました報告事項決議事項 1. ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 事業報告連結計算書類ならびに会計監査人および監査役会の連結計算書類監査結果報告の件 2. ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 計算書類報告の件本件は上記の内容を報告いたしました第 1 号議案剰余金の配当の件本件は原案のとおり承認可決され期末配当金は 1 株につき 4 円と決まりました第 2 号議案取締役 6 名選任の件本件は原案のとおり上岡崇杉山雅彦國部守夫髙橋弘光畑口紘の5 氏が再選され小林茂樹氏が新たに選任されそれぞれ就任いたしましたなお畑口紘氏は社外取締役であります第 3 号議案退任取締役に対し退職慰労金贈呈の件本件は原案のとおり退任取締役酒井拓充氏に対し在任中の労に報いるため当社の定める一定の基準に従い相当額の範囲内で退職慰労金を贈呈することとしその具体的金額贈呈の時期方法等は取締役会に一任することとして承認可決されました以上 5 6

5 会社概要 / 役員 / 株式の状況会社概要 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 株式の状況 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 商号双信電機株式会社 SOSHIN ELECTRIC CO., LTD. 本店長野県佐久市長土呂 800 番地 38 東京本社東京都港区芝浦一丁目 1 番 1 号浜松町ビルディング 14 階創業昭和 13 年 12 月 7 日昭和 19 年 4 月 27 日会社設立資本金 38 億 675 万円従業員数 835 名 ( 連結 ) 証券コード 6938 単元株式数 100 株役員 ( 平成 30 年 6 月 22 日現在 ) 代表取締役社長上岡崇常務取締役杉山雅彦取締役國部守夫取締役髙橋弘光取締役小林茂樹 ( 新任 ) 取締役畑口紘常勤監査役上田英治監査役小林茂雄監査役鈴木欽哉株主メモ発行可能株式総数 34,000 千株発行済株式総数 15,600 千株株主数 7,039 名大株主株主名持株数 ( 千株 ) 持株比率 (%) 日本碍子株式会社 6, 日本生命保険相互会社日本トラスティサービス信託銀行株式会社 ( 信託口 ) 双信電機社員持株会株式会社三菱東京 UFJ 銀行日本マスタートラスト信託銀行株式会社 ( 信託口 ) 日本トラスティサービス信託銀行株式会社 ( 信託口 5) 日本トラスティサービス信託銀行株式会社 ( 信託口 1) 鬼鞍道子 BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) 事業年度毎年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日まで定時株主総会毎年 6 月開催基準日定時株主総会毎年 3 月 31 日期末配当毎年 3 月 31 日中間配当毎年 9 月 30 日その他必要があるときは予め公告して定めた日株主名簿管理人および特別口座の口座管理機関東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号三井住友信託銀行株式会社株主名簿管理人事務取扱場所東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号三井住友信託銀行株式会社証券代行部郵便物送付先東京都杉並区和泉二丁目 8 番 4 号三井住友信託銀行株式会社証券代行部電話照会先 U R L 公告の方法電子公告とする ( ただし電子公告を行うことができない事故その他やむを得ない事由が生じたときは日本経済新聞に掲載する上場証券取引所東京証券取引所 ( 第一部 ) 東京都港区芝浦一丁目 1 番 1 号浜松町ビルディング 14 階 Hamamatsucho Bldg. 14F Shibaura,Minato-ku,Tokyo Japan TEL (03) FAX (03)

h1_h4

h1_h4 株式の状況２０１２年３月３１日現在株主メモ発行可能株式総数事業年度の最終日 9月30日定時株主総会 12月中発行済株式の総数株主数 20,000,000 株 5,840,420 株基準日 2,354 名大株主当社への出資状況株主名上場証券取引所ＪＡＳＤＡＱ一単元の株式数 100株銘 ACKG 柄略称証券コー