ユーザーズガイド PowerChute™ Network Shutdown v4.2 VMware

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1 ユーザーズガイド PowerChute Network Shutdown v4.2 VMware E /2016

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3 目次 はじめに... 1 UPS の構成... 2 ネットワーク設定... 3 UPS 構成オプション... 4 Network Management Card 接続... 7 高度な UPS セットアップ... 9 コンセントグループの登録 Network Management Card の設定 VMware の設定 スタンドアロン VMware ホストの詳細 vcenter Server 設定 VMware ホスト保護 高度な UPS 構成 物理 UPS セットアップ電源保護 仮想化設定 仮想マシン移行 仮想マシンシャットダウン / 起動 vapp シャットダウン / 起動 仮想マシンの優先度付け PowerChute vsphere プラグイン Active Directory VMware の設定 シャットダウンの設定 UPS シャットダウン シャットダウンコマンドファイル 高度な UPS 構成のシャットダウン設定 SNMP 構成 SNMPv1 の構成 SNMPv3 の構成 ii

4 目次 SNMP トラップの構成 SNMP データポイント イベントの設定 通知 イベント主導型コマンドファイル シャットダウン サーバーシャットダウンの順序付け シャットダウンシナリオの例 VMware: コンセントグループのない UPS VMware: コンセントグループのある UPS VMware シャットダウン - シングル UPS 構成 VMware シャットダウン - HA クラスター VMware シャットダウン - 高度な UPS 構成 VMware シャットダウン - VM 優先度付け - シングル UPS の構成 VMware シャットダウン - VM 優先度付け - 高度な UPS の構成 PowerChute イベントおよびログ 設定可能なイベント 設定可能な環境イベント 設定不可イベント 設定 (INI) ファイルイベント VMware 仮想化イベント 冗長 UPS 構成において発生する重大なイベント 並列 UPS 構成において発生する重大なイベント 一般 通信設定 PowerChute エージェント PowerChute 設定ファイル ユーザーインターフェイスのセッションタイムアウト カスタマーサポート iii

5 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware トラブルシューティング Network Management Card トラブルシューティング VMware トラブルシューティング ブラウザーのトラブルシューティング SNMP のトラブルシューティング iv

6 はじめに PowerChute TM Network Shutdown(PowerChute) は UPS Network Management Card(NMC) と連携し 複数のコンピューターシステムをネットワークベースでシャットダウンするソフトウェアです UPS に重大イベントが発生した場合 このソフトウェアは UPS のバッテリーが尽きる前に システムを自動で正常にシャットダウンします 保護するシステムの数は UPS の容量にのみ制約を受けます 特定の環境で PowerChute を使用する方法の詳細については アプリケーションノートを参照してください PowerChute インストール後 セットアップウィザードを使用して初期設定する必要があります これによって PowerChute はシステムを保護するために UPS に発生した重大イベントを検出できるようになります 1

7 UPS の構成 この項には 次のトピックに関する情報が含まれています Network 設定 UPS 設定オプション Network Management Card 接続 高度な UPS セットアップ コンセントグループの登録 Network Management Card 設定 2

8 UPS の構成 ネットワーク設定 PowerChute は Network Management Card との通信に IPv4 または IPv6 を使用できます IPv6 サポートを利用できるのは Network Management Card ファームウェア 6.0.X 以上のみです IP の選択 ご使用のコンピューターに複数の IPv4 アドレスが設定されている場合 いずれかの利用可能なアドレスを選択する必要があります 選択した IP アドレスは NMC に登録され NMC ユーザーインターフェイスの [ 設定 ] - [PowerChute Clients] セクションに表示されます IPv6 の設定 NMC との通信に IPv6 を使用している場合 マシンの各ネットワークアダプターには 通常は複数の IP アドレスが割り当てられます 各アダプターには 1 つ以上のリンクローカルアドレスと 1 つのグローバルユニキャストアドレスが割り当てられます 使用するアドレスを指定するには [ ユニキャスト IP アドレス ] ドロップダウンボックスを使用します このドロップダウンボックスで選択したアドレスタイプは [Network Management Card 接続 ] ページで NMC に入力するアドレスタイプと一致する必要があります このユニキャストアドレスは NMC に登録され NMC の [PowerChute Network Shutdown Clients] ページに表示されます リンクローカルアドレスの例には fe80::88c8:3d95:bc02:74cc などがあります グローバルユニキャストアドレスの例には 2001:112:1:0:88c8:3d95:bc02:74cc などがあります マルチキャストオプション NMC では 各 PowerChute エージェントにユニキャストパケットを送信する代わりに IPv6 マルチキャストへの通信パケット送信がサポートされています このオプションを使用するには [ マルチキャスト ] チェックボックスを有効にして IPv6 マルチキャストアドレスを入力します ここに入力するマルチキャストアドレスは ユニキャストアドレスの代わりに NMC に登録され NMC の [PowerChute Network Shutdown Clients] ページに表示されます NMC は当該マルチキャストアドレスに通信パケットを送信します リンクローカルスコープのマルチキャストアドレスの例には FF02::1 などがあります 同一物理ネットワークセグメント上のノードのみがマルチキャストアドレスを受信します リンクローカルユニキャストアドレスを使用する場合 リンクのローカル範囲が指定されたマルチキャストアドレスを使用する必要があります グローバルスコープのマルチキャストアドレスの例には FF0E::1 などがあります NMC はそのグローバルユニキャストアドレスを使用してパケットを送信します グローバルユニキャストアドレスを使用する場合 グローバル範囲が指定されたマルチキャストアドレスを使用する必要があります 詳細については PowerChute Network Shutdown の通信プロセス ( こちら ) を参照してください 3

9 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware UPS 構成オプション サポート対象 UPS 機器に関する詳細は アプリケーションノート PowerChute Network Shutdown Operating Modes and supported UPS Configurations(PowerChute Network Shutdown の動作モードおよびサポート対象 UPS 構成 ) ( こちら ) を参照してください シングル UPS 構成 冗長 UPS 構成 詳細については Using PowerChute Network Shutdown in a Redundant-UPS Configuration ( 冗長 UPS 構成における PowerChute Network Shutdown の使用 ) アプリケーションノート ( こちら ) を参照してください 4

10 UPS の構成 並列 UPS 構成 注 : 並列 UPS 構成を使用するには ご使用の UPS 装置が並列モードで動作するように構成済みである必要があります 詳細は Using PowerChute Network Shutdown in a Parallel-UPS Configuration ( 並列 UPS 構成における PowerChute Network Shutdown の使用 ) アプリケーションノート ( こちら ) を参照してください 5

11 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 高度な UPS 構成 スタンドアロンの VMware ホストおよび vcenter Server によって管理されているホストは 高度な UPS 構成でサポートされます * Virtualization Manager Server は vcenter Server です 1 台の PowerChute エージェントで クラスタ内のすべての UPS を管理できます 各 UPS は 1 台以上の VMware ホストを保護します 詳細については Using PowerChute Network Shutdown in an Advanced Redundant Setup ( 高度な冗長セットアップにおける PowerChute Network Shutdown の使用 ) アプリケーションノート ( こちら ) を参照してください 6

12 UPS の構成 Network Management Card 接続 Network Management Card は デフォルトで HTTP プロトコルを使用します このプロトコルは NMC ユーザーインターフェイスで HTTPS に変更できます 使用中の NMC プロトコルに基づき PowerChute では HTTP または HTTPS のいずれかを選択できます HTTP のデフォルトポート番号は 80 HTTPS は 443 です NMC 側で使用中のポートを変更していない限り この番号は変更しないでください HTTPS が有効なとき NMC はデフォルトで自己署名済み SSL 証明書を使用します 自己署名済み証明書が NMC で使用中の場合 PowerChute で NMC との通信の確立を許可するには [Accept Untrusted SSL Certificates( 信頼されていない SSL 証明書を受け入れる )] を有効にする必要があります 冗長および並列構成の場合 関連するすべての NMC と通信するために 2 つ以上の IP アドレスを入力する必要があります UPS 構成とサポートされる UPS モデルの詳細については アプリケーションノート PowerChute Network Shutdown Operating Modes and supported UPS Configurations (PowerChute Network Shutdown の動作モードとサポート対象 UPS 構成 ) ( こちら ) を参照してください [+ Add IP Address (IP アドレスの追加 )] ボタンを使用して 各 IP アドレスを追加します UPS 内の NMC の IP アドレスを入力します [OK] をクリックします IP アドレスを編集するには アイコンをクリックします IP アドレスを削除するには アイコンをクリックします NMC 通信用の信頼できる証明書を PowerChute に追加する NMC と通信するために HTTPS プロトコルを使用する場合は [Accept Untrusted SSL Certificates?( 信頼できない SSL 証明書を受け入れる )] チェックボックスを選択する必要があります ただし 信頼できる証明書ファイルを作成して それを PowerChute トラストストアに追加することができます NMC のセキュリティーハンドブックに記載されているセキュリティーウィザードを使用して 拡張子.CRT 付きの信頼できる証明書ファイルを作成することができます このファイルを使用してこのファイルを使用して NMC にアップロードし デフォルトの自己署名付き証明書と置換可能なコンポーネントを作成できます 7

13 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware PowerChute における NMC との信頼できる SSL 通信を容易にするために この信頼できる証明書ファイルをシステム Javacacerts キーストアまたは PowerChutekeystore ファイルに追加する必要があります (Java keytool.exe を使用して実行できます 詳細については Java のヘルプドキュメントを参照してください ) 信頼できる証明書ファイルを cacerts キーストアに追加すると PowerChute だけではなく 使用中のすべてのアプリケーションで使用可能になります デフォルトでは PowerChute-keystore ファイルは APC\PowerChute\group1 にあります パスワードは password です 信頼できる証明書を追加し その後 NMC との接続エラーが発生する場合は a) 証明書が期限切れ b) まだ有効になっていない または c) 取り消された可能性があります これらのいずれかの場合 新しい信頼できる証明書を PowerChute サーバーに追加するか または新しい有効な SSL 証明書を NMC にアップロードする必要があります PowerChute-keystore ファイルは HTTPS を使用した NMC との通信が最初に試行された後でのみ存在します ( たとえば 設定ウィザードを使用して ) このため サイレントインストールの場合は 信頼できる証明書を Java cacerts キーストアに追加する必要があります PowerChute はサービスの開始時のみ キーストアを確認します 信頼できる証明書を追加した後 PowerChute サービスが既に稼働している場合は それらを再起動する必要があります 8

14 UPS の構成 高度な UPS セットアップ UPS セットアップの追加 高度な UPS 構成では PowerChute Network Shutdown の単一のインスタンスが複数の UPS セットアップを監視し さまざまな冗長性レベルに基づいて装置のグレースフルシャットダウンを開始できます セットアップごとにシングル UPS で あっても UPS グループであってもかまいません シングル UPS セットアップは アイコンで表されます アイコンで表されます UPS グループは たとえば 1 つのセットアップが N+2 冗長性で構成された UPS グループで 別のセットアップがシングル UPS の場合があります セットアップウィザードの [UPS Details (UPS の詳細 )] ページで [+ Add UPS(s) (UPS の追加 )] ボタンをクリックして 新しいセットアップを作成できます シングル UPS のセットアップを作成するには [Configure UPS Setup (UPS セットアップの構成 )] ダイアログで [Single UPS ( シングル UPS)] を選択します 1. [UPS Setup Name (UPS セットアップ名 )] に入力します ( 最大 20 ASCII 文字 ) 2. [+ Add IP Address (IP アドレスの追加 )] ボタンをクリックし UPS 内の Network Management Card の IP アドレスを入力します [OK] をクリックします 3. [OK] をクリックして シングル UPS セットアップを完了します 9

15 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware UPS 装置のグループのセットアップを作成するには [UPS Group (UPS グループ )] を選択します 1. [UPS Setup Name (UPS セットアップ名 )] に入力します ( 最大 20 ASCII 文字 ) 2. [+ Add IP Address (IP アドレスの追加 )] ボタンをクリックし UPS 内の Network Management Card の IP アドレスを入力します [OK] をクリックします 3. UPS グループに追加する各 UPS 装置に対して同じ操作を繰り返します UPS グループをセットアップするには 2 つ以上の IP アドレスが必要です 4. [OK] をクリックして グループ UPS セットアップを完了します 必要な各 UPS セットアップに対して同じ操作を繰り返します UPS セットアップを編集するには アイコンをクリック します IP アドレスを削除するには ンをクリックして続行します アイコンをクリックします NMC の IP アドレス登録完了後 [Next ( 次へ )] ボタ PowerChute は 高度な UPS 構成で合計 16 枚の NMC の動作を検証していますが これを超える枚数の NMC でも動作は可能です 詳細については Using PowerChute Network Shutdown in an Advanced Redundant Setup ( 高度な冗長セットアップにおける PowerChute Network Shutdown の使用 ) アプリケーションノート ( こちら ) を参照してください 10

16 UPS の構成 コンセントグループの登録 ご使用の UPS でコンセントグループがサポートされている場合 PowerChute がシャットダウンイベントがないか監視したり 電源オフコマンドをそのコンセントグループに送信できるように どのコンセントによってサーバーが電源供給されているかを指定する必要があります 混在 UPS 環境における UPS シャットダウン動作 ご使用の VMware ホストがコンセントグループのある UPS(SMX/SMT など ) とコンセントグループのない UPS(SU/SUA など ) の混在した冗長構成の UPS によって電源供給されている場合 PowerChute は UPS の電源をオフにし コンセントグループ単位ではオフにしません ご使用の VMware ホストおよびその仮想マシン UPS に重大イベントが発生したり NMC ユーザーインターフェイスなどを介してコンセントグループにシャットダウンコマンドが送信されたりしても 保護され続けます これは 同じ NMC 上で複数のコンセントグループが関連付けられたホストが存在する場合 高度な UPS 構成にも適用されます PowerChute セットアップ - 同じ NMC 上の複数のコンセントグループに関連付けられた VMware ホスト ホスト保護 - 同じ NMC 上の複数のコンセントグループに関連付けられた VMware ホスト 11

17 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware Network Management Card の設定 シングル 冗長 および並列 UPS 構成の場合 PowerChute が通信する各 NMC の IP アドレスは [UPS Configuration(UPS 構成 )] メニューオプションの下に表示されます 高度な UPS 構成の場合 各 UPS セットアップはメニュー項目として表示され PowerChute が通信する NMC の IP アドレスは各 UPS セットアップの下に表示されます IP アドレスをクリックすると その NMC に固有の UPS 情報が表示されます NMC に VMware ホストが関連付けられている場合 このページで特定の NMC の各設定を編集できます この設定は 初期 PowerChute セットアップまたは [Shutdown Settings( シャットダウン設定 )] 画面で構成したグローバル NMC 設定を上書きします 表示される UPS 情報には 以下が含まれます NMC IP アドレス UPS モデル名 UPS 構成 NMC の [Network( ネットワーク )] - [DNS] - [Configuration( 設定 )] にある DNS 設定ページから取得した NMC ホスト名も表示されます この名前は NMC の [Configuration( 設定 )] - [UPS General(UPS 一般 )] で設定可能な UPS 名とは異なります [Launch( 起動 )] ボタンをクリックすると NMC ユーザーインターフェイスが開きます 12

18 VMware の設定 VMware サポートが有効な場合 以下のオプションが表示されます [Standalone VMware Host ( スタンドアロン VMware ホスト )] を選択すると vcenter Server によって管理されていない 1 台のホストを vsphere プラグインオプションを有効にします [Host managed by vcenter Server (vcenter Server によって管理されるホスト )] は HA クラスタサポートの場合と 複数の VMware ホストを管理する場合に選択します 13

19 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware スタンドアロン VMware ホストの詳細 仮想アプライアンスとしてデプロイされているか または vma にインストールされている場合 PowerChute は入力された認証情報を使用して直接 VMware ホストに接続し それをシャットダウンします 管理者ロールのあるアカウントを使用して VMware ホストに接続するように PowerChute を設定する必要があります これは ローカルユーザーアカウントの場合もあれば ESX Admins ドメインセキュリティーグループのメンバーである Active Directory ユーザーアカウントの場合もあります ESX Admins グループは [Active Directory Users and Groups (Active Directory ユーザーおよびグループ )] を使用して作成する必要があります ESXi ホストが Active Directory ドメインの場合 VMware は自動的に管理者ロールを ESX Admins グループに割り当てます 14

20 VMware の設定 PowerChute は この構成では仮想マシンを直接シャットダウンしません 仮想マシンを正常にシャットダウンするには vsphere クライアント内の VMware ホストの [Virtual Machine Startup/Shutdown ( 仮想マシン起動 / シャットダウン )] 設定を使用する必要があります これには vsphere Client の [Software ( ソフトウェア )] の下の [Configuration ( 設定 )] タブからアクセスできます シャットダウンアクションを [Guest Shutdown ( ゲストシャットダウン )] に変更する必要があります 15

21 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware vcenter Server 設定 PowerChute は vcenter Server に接続し 仮想マシン移行 仮想マシンシャットダウン vapp シャットダウン VMware ホストシャットダウンの各操作を実行します PowerChute によって管理されている vcenter Server と VMware ホストごとに管理者ロールの Active Directory ユーザーアカウントを設定することをお勧めします Active Directory が使用できない場合は PowerChute によって管理されている vcenter Server と各 VMware ホストに既存の管理者ロールのローカルユーザーアカウントを設定することをお勧めします vcenter Server が仮想マシンで稼働している場合は ホストシャットダウンコマンドを正しく機能させるために Active Directory アカウントまたは共有ローカルユーザーアカウントを設定する必要があります 詳細については Active Directory VMware の設定を参照してください vcenter Server が使用できない場合に重大な UPS イベントが発生すると PowerChute はこの Active Directory アカウントまたは共有ローカルユーザーアカウントを使用して VMware ホストに直接接続し VM とホスト自体をシャットダウンできます VM 移行および vapp シャットダウン / 起動は vcenter Server が使用できない場合はサポートされません 通信設定 - メイン UI - [vcenter Server running on a VM ( 仮想マシンで稼働する vcenter Server)] オプション vcenter Server が vcenter によって管理されている仮想マシンで稼働している場合は [vcenter Server Running on a VM ( 仮想マシンで稼働する vcenter Server)] を選択する必要があります これによって PowerChute は vcenter Server VM とその親ホストの検索の試行時に以下のような検証も合わせて行います 16

22 VMware の設定 DNS/ ホスト名解決で問題が生じると PowerChute が vcenter Server 仮想マシンとその親ホストを正しく特定できないという問題を引き起こす場合があります これは VMware ツールが vcenter Server 仮想マシンにインストールされておらず稼働していない場合にも発生します この結果 シャットダウンシーケンスにおいて 他の仮想マシン同様 vcenter Server 仮想マシンも早すぎるタイミングでシャットダウンされてしまいます vcenter Server 仮想マシンの位置が特定できない場合 仮想マシンおよび ESXi ホストの正常なシャットダウンシーケンスを行えない場合があります チェックボックスを有効にすると PowerChute はこのような問題をチェックし [Host Protection ( ホスト保護 )] ページに警告メッセージを表示するか イベントログにイベントを記録します vcenter Server が物理マシンもしくは vcenter Server に よって管理されていない仮想マシンにインストールされている場合は このオプションは選択しないでください このチェックボックスはトラブルシューティングのために使用します チェックボックスを有効にするだけでは PowerChute が vcenter Server 仮想マシンのシャットダウンを実行するかどうかは制御しません チェックボックスを無効にした場合 vcenter Server が仮想マシンの上で動作していた場合でも PowerChute はそのホストをシャットダウンします vcenter Server 仮想マシンシャットダウンイベントの詳細は 仮想化イベントを参照してください 17

23 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware VMware ホスト保護 vcenter Server に接続されると PowerChute はインベントリ内のすべての VMware ホストをツリービューで表示します (vsphere クライアントのビューに近い表示となります ) この画面では PowerChute によって保護する必要があるホストを選択できます シングル 冗長 および並列 UPS 構成 PowerChute が物理 Windows マシンにインストールされている場合 左パネルの VMware ホストをこの画面の右パネルへドラッグし 保護するホストを指定する必要があります 重大な UPS イベントが発生すると PowerChute は右パネル内に表示されている順番に仮想マシンおよびホストをシャットダウンします 右パネル内のホストを右クリックして上下にドラッグするとこの順序を変更できます PowerChute は シャットダウンされた時の順序とは逆の順序で各ホストの仮想マシンを再起動します vcenter Server または PowerChute が仮想マシンで稼働している場合 ホスト保護ユーザーインターフェイスの表示順に関係なく 他のホストの後にシャットダウンされます 他の ESXi ホストは UI の表示順にシャットダウンされます PowerChute が vma にインストールされているか または仮想アプライアンスとしてデプロイされている場合 右パネルには同じクラスタ内のすべてのホストが自動的に入力されます PowerChute 仮想マシンを稼働するホストは自動的に最後に一覧され 識別マークとして ロゴが付きます vcenter Server がクラスタ内のいずれかの ESXi ホストにある仮想マシンで稼働している場合 このロゴます で識別され 18

24 VMware の設定 vcenter がいずれかの ESXi ホストにある仮想マシンで稼働しており どのホストもロゴで強調表示されていない または間違ったホストが強調表示されている場合は PowerChute による vcenter Server の正常なシャットダウンを妨げる設定上の問題が vsphere セットアップにあることを示しています 詳細については VMware トラブルシューティングの 仮想マシンシャットダウン を参照してください vcenter Server がクラスタ内のいずれかの ESXi ホストにある仮想マシンで稼働している場合 次のロゴで識別されます 19

25 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 高度な UPS 構成 VMware ホストは 1 台以上の UPS によって個別に給電されています 右パネルは PowerChute が登録されている UPS を示しています 左パネルの各 VMware ホストを 電力供給元の UPS と関連付ける必要があります これを実行するには 各ホストを右パネルの UPS/UPS グループにドラッグします この構成の場合 PowerChute をクラスタ外部の物理 Windows マシンにインストールする必要があります vcenter Server または任意の VMware ホストの IP アドレス / ホスト名を変更した場合は ホストと UPS を再度関連付ける必要があります これを行うと 次のイベントが PowerChute イベントログに記録されます Host(s) [Hosts] no longer exist in the vcenter Server Inventory.Please open the Host Protection page and re-select the Hosts that should be protected. 20

26 VMware の設定 物理 UPS セットアップ電源保護 高度な UPS セットアップでは PowerChute は VM クラスタ以外の装置に電力を供給している UPS を監視します ( ストレージアレイデバイス PowerChute を稼働している物理サーバーマシンなど ) 詳細については 高度な UPS セットアップのシャットダウン設定を参照してください [VMware Host Protection(VMware ホスト保護 )] ページでは VMware ホストを物理装置に電力供給している UPS 装置と関連付けないでください [Shutdown Settings( シャットダウン設定 )] ページに 次の追加オプションが表示されます Shutdown PowerChute Server(PowerChute サーバーシャットダウン ) - これはデフォルトで有効で PowerChute を稼働する物理マシンを正常にシャットダウンするために使用されます UPS がストレージアレイデバイスに電力供給している場合は このオプションを無効にすることができます Execute Virtualization Shutdown Sequence ( 仮想化シャットダウンシーケンスの実行 ) - これは [Virtualization Settings( 仮想化設定 )] ページに設定されたアクションを使用してシャットダウンシーケンスをトリガします このオプションは 物理装置に電力供給しているすべての UPS セットアップで有効にする必要があります 21

27 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 22

28 VMware の設定 仮想化設定 仮想マシン移行および仮想マシンシャットダウンなどの仮想マシン (VM) 設定は [Virtualization settings ( 仮想化設定 )] で設定できます 詳細については 次を参照してください 仮想マシン移行 仮想マシンシャットダウン / 起動 vapp シャットダウン / 起動 [vcenter Server VM Shutdown Duration (vcenter Server 仮想マシンシャットダウン所要時間 )] は vcenter Server が稼働している仮想マシンに指定されたシャットダウン所要時間です これは設定可能で デフォルトでは 240 秒に設定されています vcenter Server が仮想マシンで稼働しており このオプションが表示されない場合は vsphere の設定問題を示しています 詳細については VMware トラブルシューティングを参照してください PowerChute は vsan を有効にしたクラスターに含まれるホスト上へのインストールをサポートしません vsan を有効にしたクラスターを含む構成では PowerChute は物理マシンまたは vsan を有効にしたクラスターに含まれないホスト上にインストールする必要があります PowerChute が vsphere API 経由でメンテナンスモードのタスクを開始した時 vsan データ マイグレーションのオプションに対し変数を受け渡すことはありませんので デフォルトのオプションである アクセシビリティの確保 (Ensure accessibility) が使用されます 23

29 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 高度な UPS 構成での仮想化設定 高度な UPS 構成では このページで入力された設定は Apply VM settings to all UPS Setups ( 仮想マシン設定をすべての UPS セットアップに適用 )] チェックボックスが選択されている場合にすべての UPS セットアップに適用されます このチェックボックスは デフォルトで有効です 設定を UPS セットアップに個別に適用している場合は 上書きされないように このオプションをオフにする必要があります 仮想マシン設定の適用の無効化 24

30 VMware の設定 個別に UPS セットアップ設定が適用される 25

31 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 仮想マシン移行 仮想マシン移行を有効にする場合 [Duration ( 所要時間 )] フィールドを使用して 仮想マシンがクラスタ内の別の正常なホストに移行するための許容時間を設定します 仮想マシンは ホストが電源がオフ状態 電源切断状態 メンテナンスモード または UPS 重大イベントに影響を受ける場合には移行されません カスタムターゲットホスト移行 デフォルトでは PowerChute は仮想マシンを同じクラスタ内で使用可能なホストに移行します 仮想マシンの移行先を制御するには [Select target host for Migration ( 移行するターゲットホストの選択 )] オプションを有効にします このオプションは PowerChute セットアップの [Virtualization Settings ( 仮想化設定 )] ページ またはメイン UI の [Virtualization Settings ( 仮想化設定 )] ページにあります 移行するターゲットホストの選択 - PowerChute セットアップ シングル / 冗長 / 並列 UPS の構成 高度な UPS 構成では [Select target host for Migration ( 移行するターゲットホストの選択 )] はセットアップウィザードでは使用できません これは すべての UPS セットアップが同じ一連のターゲットホストを使用するのを防ぐためです 代わりに 個々の UPS セットアップを [Virtualization Settings ( 仮想化設定 )] で定義します 26

32 VMware の設定 移行するターゲットホストの選択 - シングル / 冗長 / 並列構成 移行するターゲットホストの選択 - 高度な UPS 構成 左ペインには データセンター内で使用可能なすべてのホストが示されます 重大な UPS イベントの発生時に仮想マシンを移行するホストを指定するには ホストを右ペインにドラッグアンドドロップします このオプションを使用すると データセンター内の他のクラスタで使用可能なホスト またはインベントリ内のスタンドアロンホストに仮想マシンを移行できます DRS が有効なクラスタに属し 完全自動化に設定されているホストに対してカスタムターゲットホスト移行を有効にしないでください このようなホストでは DRS ルールが優先され 仮想マシンが指定どおりに移行されない場合があります 詳細については 以下の DRS を使用した仮想マシン移行 を参照してください 27

33 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware DRS を使用した仮想マシン移行 クラスタに対して VMware DRS が有効で完全自動化に設定されている場合 PowerChute は重大な UPS イベントが発生するとメンテナンスモードタスクを開始するため DRS から仮想マシンをクラスタ内の別ホストに移行できるようになります DRS は vsphere の [Cluster Settings ( クラスタ設定 )] ダイアログで有効化されます [Cluster Settings ( クラスタ設定 )] にアクセスするには クラスタを右クリックし [Settings ( 設定 )] を選択します DRS ルールを設定して 仮想マシンの移行先ホストを制御できます 28

34 VMware の設定 1. [Cluster Settings ( クラスタ設定 )] ダイアログで vsphere DRS の下の [Rules ( ルール )] を選択します [Add ( 追加 )] ボタンをクリックします 29

35 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 2. [DRS Groups Manager (DRS グループマネージャ )] タブを選択します 3. Add a VM DRS Group ( 仮想マシン DRS グループを追加 ) - これにはルールを適用する仮想マシンの一覧が含まれます 4. Add a Host DRS Group ( ホスト DRS グループを追加 ) - これにはルールを適用するホストの一覧が含まれます 5. [Rules ( ルール )] タブで 仮想マシンとホスト DRS グループのルールを指定します たとえば 仮想マシンが手順 4 で作成されたホスト DRS グループ内のホストに移行するのを防ぐには [Must Not run on hosts in group ( グループ内のホストで稼働せない )] を選択します DRS が有効で完全自動化に設定されている場合は 仮想マシンを正常に移行させるためには PowerChute で仮想マシンの移行を有効にして 移行の所要時間を設定しなければなりません VMware トラブルシューティング を参照してください. DRS の詳細については VMware Distributed Resource Scheduler (DRS) (VMware.com) を参照してください 所要時間が経過した場合 PowerChute はシーケンスの次のステップを続行します DRS を使用しない仮想マシン移行 仮想マシン移行は DRS がない場合もサポートされます この場合 PowerChute はメンテナンスモードタスクを開始し 指定された所要時間の間に他の使用可能なホストへ仮想マシンを移行します 所要時間が経過する前にすべての仮想マシンが移行した場合 PowerChute はシーケンスの次のステップに進む前に残り時間が経過するまで待機します 所要時間が十分でない場合 残りの仮想マシンは移行されない場合があります シーケンスの次のステップとして [VM Shutdown( 仮想マシンシャットダウン )] を選択している場合 対象仮想マシンは安全にシャットダウンされます 30

36 VMware の設定 仮想マシンシャットダウン / 起動 UPS 重大イベントによる仮想マシン (VM) のグレースフルシャットダウンを保証するには 各仮想マシンに VMware ツールがインストールされている必要があります [Duration ( 所要時間 )] フィールドに指定された値は すべての仮想マシンが安全にシャットダウンするまでの許容時間として使用されます ここで設定された時間が経過する前に仮想マシンがシャットダウンされる場合 PowerChute はシーケンスの次のステップに進む前にこの時間が経過するまで待機します [Duration ( 所要時間 )] フィールドを使用して ホストがシャットダウンを命令される前に すべての仮想マシンをグレースフルシャットダウンするために十分な許容時間を確保してください vcenter Server が仮想マシンで稼働している場合 他のすべての仮想マシンがシャットダウンされたら vcenter Server もシャットダウンされます vcenter Server 仮想マシンをシャットダウンするための所要時間は別に設けられており 設定可能です PowerChute が仮想マシンで実行されている場合 VMware ホストのシャットダウンに必要になるため その仮想マシンはシャットダウンされません PowerChute が稼働している VMware ホストがシャットダウンすると PowerChute 仮想マシンへの電力供給が停止します HA が有効で クラスタ内に使用可能で正常なホストがある場合 PowerChute 仮想マシンは自動的に再起動されます HA アドミッションコントロールを参照してください 高度な UPS 構成の仮想マシンでの PowerChute の実行はサポートされていません 推奨セットアップは PowerChute を物理 Windows マシンにインストールすることです これが推奨される理由は PowerChute が仮想マシンで稼働する場合 HA によって仮想マシンが再起動されるまで UPS を監視できないからです 重大なイベントの発生時に vcenter Server がオフラインまたは使用不能な場合 PowerChute は VMware ホストに直接接続して仮想マシンのシャットダウンを試みます これを実行するには Active Directory アカウントまたは管理者ロールのある共有ローカルユーザーアカウントが vcenter サーバー上に存在し 各 VMware ホストに個別に設定されている必要があります 詳細については Active Directory VMware の設定を参照してください シャットダウン後の再起動 [Enable VM Startup( 仮想マシン起動の有効化 )] を選択すると UPS 重大イベントが解決され VMware ホストの電源がオンになるとシャットダウンされた仮想マシンが再起動されます PowerChute は VMware ホストに電力が供給され vcenter Server に接続されていることを最初にチェックします 重大イベント発生時に 仮想マシンが起動プロセス中である場合 PowerChute は 仮想マシンをシャットダウンする前に 仮想マシン起動の所要時間が経過するまで待機します これにより 仮想マシンが必ず正常にシャットダウンされます シングル 冗長 および並列 UPS 構成の場合 [Wait for all Hosts Online ( すべてのホストが通常電源に戻るまで待機 )] オプションはデフォルトで有効になっています 有効の場合 PowerChute は 仮想マシンを起動する前にクラスタ内の全ホストが通常電源に復帰するまで待機します 各ホストでの仮想マシンの起動は ホストのシャットダウンと逆の順番で行われます 31

37 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 最初のホストの仮想マシンが起動されると PowerChute は次のホストの仮想マシンを起動する前に 仮想マシンの起動所要時間が経過するまで待機します 仮想マシンの起動所要時間は 各ホストで各仮想マシンが起動する間の遅延時間です vcenter Server が仮想マシンで稼働しており PowerChute によってシャットダウンされた場合 PowerChute は 仮想マシンに電源供給する前に そのホストが通常電源に戻るまで待機します 次に PowerChute は vcenter Server が残りの仮想マシンを起動するまで待機します [Wait for all Hosts Online ( すべてのホストが通常電源に戻るまで待機 )] オプションを無効にすると PowerChute は VMware ホストが使用可能になったときに その仮想マシンの起動を試みることができます vcenter Server 仮想マシンホストが使用可能で 他のホストが通常電源の場合 PowerChute は vcenter Server 仮想マシンを起動してから 他のホストの仮想マシンの起動を試みます 仮想マシンがシャットダウンされたときに vcenter Server がオフラインまたは使用不能の場合 PowerChute は UPS 重大イベントの解決後 VMware ホストが通常電源に戻ったときに VMware ホストに直接接続することで仮想マシンを起動します 高度な UPS 構成では [Wait for all Hosts Online ( すべてのホストが通常電源に戻るまで待機 )] オプションもデフォルトで有効です vcenter Server が PowerChute によってシャットダウンされる仮想マシン上で稼働している場合 PowerChute は vcenter Server ホストが通常電源に戻るまで待機してから vcenter Server 仮想マシンを起動し その後 他のホストの仮想マシンの起動を試みます [Wait for all Hosts Online ( すべてのホストが通常電源に戻るまで待機 )] オプションが無効な場合 PowerChute は VMware ホストが使用可能になったときに VMware ホスト上の仮想マシンの起動を試みます PowerChute が仮想マシン上で稼働中の場合 重大なイベントが解決された後にホストが再起動すると そのホストが通常電源に戻り PowerChute 仮想マシンが起動されるまで ホストはメンテナンスモードのままです その後 PowerChute はホストのメンテナンスモードを解除し 仮想マシンを起動します 32

38 VMware の設定 HA アドミッションコントロール HA アドミッションコントロールは vsphere ではデフォルトで有効になっています アドミッションコントロール設定を変更するには インベントリ内でクラスタを右クリックし [Settings ( 設定 )] を選択します PowerChute が仮想マシンにインストールされている場合は 重大イベントが解消し その仮想マシンが稼働するホストの電源がオンになっても自動的に再起動されない場合があります これは HA アドミッションコントロールが有効な場合 または適用されているアドミッションコントロールポリシーが再起動を妨げている場合に発生する可能性があります PowerChute 仮想マシンが HA によって自動的に再起動できるようにするには HA アドミッションコントロールを無効にするか アドミッションコントロールポリシーによって PowerChute 仮想マシンの起動を許可します HA アドミッションコントロール設定の詳細については VMware のドキュメントを参照してください 33

39 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware アドミッションコントロールが無効な場合 HA は PowerChute が稼働している仮想マシンの起動を自動的に試み PowerChute は関連付けられた UPS 装置の監視を開始し シャットダウンした仮想マシンを自動的に再起動できます 仮想マシン起動の問題をトラブルシューティングするには VMware トラブルシューティングを参照してください 34

40 VMware の設定 vapp シャットダウン / 起動 vapp シャットダウンでは 仮想マシンのシャットダウンおよび起動の順番は必要な場合構成することができます そのためには 仮想マシンが vcenter Server 経由でシャットダウンする順番を設定します vcenter Server の左側のペインで vapp を右クリックし [Edit Settings ( 設定の編集 )] [Start Order ( 起動順序 )] タブの順にクリックします [Shutdown Action ( シャットダウンアクション )] - [Operation ( 動作 )] を [Power Off( 電源オフ )] から [Guest Shutdown ( ゲストシャットダウン )] に変更して vapp 内の仮想マシンが安全にシャットダウンされるように確保します デフォルトでは vapp で各仮想マシンをシャットダウンする前に 120 秒の遅延時間があります vapp の次の仮想マシンは この遅延時間が経過するか または現在の仮想マシンの電源がオフになるまでシャットダウンされません この時間は PowerChute vapp シャットダウン所要時間に含まれます 例 :vapp に 3 台の仮想マシンが含まれ それぞれ遅延時間が 180 秒の場合 PowerChute vapp シャットダウン所要時間は 540 秒に設定する必要があります vapp の各仮想マシンでは VMware ツールをインストールする必要があります 35

41 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware vapp シャットダウン / 起動 - Duration フィールド PowerChute の vapp Shutdown の [Duration( 所要時間 )] フィールドは すべての vapps を安全にシャットダウンできる時間です ここで設定された時間が経過する前に vapps がシャットダウンされる場合 PowerChute はシーケンスの次のステップに進む前にこの時間が経過するまで待機します ホストにシャットダウンコマンドが送信される前に vapp を安全にシャットダウンできるように [Duration( 所要時間 )] フィールドで十分な時間を確保する必要があります 十分な時間を確保するために [Enable Force vapp Shutdown (vapp の強制シャットダウンを有効にする )] チェックボックスは デフォルトで有効になっています vapp 内の仮想マシンが異なるホスト上にあり 一部のホストが UPS 重大イベントの影響を受けない場合でも それらは引き続き安全にシャットダウンされます このチェックボックスが無効で 一部のホストがまだ使用可能な場合 vapp シャットダウンはスキップされます さらに 影響を受けるホスト上で稼働している仮想マシンは 電源オフになります 複数の vapp シャットダウン 複数の vapp が存在する場合には 次の項目が適用されます PowerChute は複数の vapp をアルファベット順にシャットダウンします PowerChute は vapp シャットコマンドが完了するまで待機してから次の vapp に進みます vapp シャットダウンタイマーは すべての vapp の vapp シャットダウンコマンドを完了するために必要な時間を考慮します 36

42 VMware の設定 シャットダウン後の再起動 [Enable vapp Startup(vApp 起動の有効化 )] を選択すると UPS 重大イベントのクリア後に VMware ホストの電源がオンになるとシャットダウンされた vapps が再起動されます PowerChute は VMware ホストに電力が供給され vcenter Server に接続されていることを最初にチェックします クラスタ内に複数の vapp が存在する場合 vapp はシャットダウンされた順序とは逆の順序で再起動されます PowerChute は vcenter Server がアクセス可能になるまで待機してから vapps または仮想マシンを起動します vcenter Server が使用できない場合に重大な UPS イベントが発生すると PowerChute は vapp に属するすべての仮想マシンをシャットダウンします (vapp に属さない残りの仮想マシンと同様に ) PowerChute が仮想マシン上で稼働中の場合 重大なイベントが解決された後にホストが再起動すると そのホストが通常電源に戻り PowerChute 仮想マシンが起動されるまで ホストはメンテナンスモードのままです 続いて PowerChute はホストのメンテナンスモードを解除し vapp を起動します 37

43 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 仮想マシンの優先度付け 仮想マシンの優先度付けを使うと 仮想マシンの移行 シャットダウン 電源オンの順番を指定できます VM 優先度付け機能は vcenter Server によって管理されるホストでのみ使用できます 使用対象は すべての UPS の構成 ( シングル 冗長 高度 ) です VM 優先度付けは PowerChute メインインターフェイスで設定可能ですが デフォルトでは無効になっています [VM 優先度付けの有効化 ] 画面 VM 優先度付けを有効にするには [VM 優先度付けの有効化 ] チェックボックスを選択します 4 つのオプションが表示されます VM の優先度付け VM 移行所要時間の設定 VM シャットダウン所要時間の設定 VM 起動所要時間の設定 VM の優先度付け 仮想マシンは 3 つの優先度グループ ( 高 / 中 / 低 ) に分けることができます VM 優先度付けが有効なときは データセンター クラスター 仮想マシンのインベントリビューが左側に表示されます 右側には 高 / 中 / 低の優先度グループが一覧表示されます 38

44 VMware の設定. データセンターのインベントリビューと仮想マシンの優先度グループ 仮想マシンを優先度グループに分けるには 左側の仮想マシンをクリックし 右側の優先度グループまでドラッグします 複数の仮想マシンを選択するには キーボードの CTRL キーを押しながら移動したい仮想マシンをクリックします また クラスターアイコンをクリックすると クラスター内のすべての仮想マシンが選択され データセンターアイコンをデータセンター内のすべてのクラスターが選択されます 優先度グループの間で仮想マシンを移動するには 仮想マシンをグループ間でドラッグします 優先度グループから仮想マシンを削除するには 仮想マシンを選択して [ 削除 ] ボタンをクリックします インベントリ内の仮想マシンのうち 優先度グループに割り当てられていないものは 優先度付け解除とみなされます 39

45 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 左側のインベントリビューには [ ホストの保護 ] ページで指定した UPS によって保護されるホストと同じ HA クラスターに含まれる仮想マシンが自動的に設定されます vcenter が管理するスタンドアローン型ホスト上の仮想マシンも同様に存在します 注 : HA クラスターに保護対象のホストが含まれる場合 その仮想マシンのすべてが表示されます HA クラスターに保護対象のホストが含まれない場合 その仮想マシンが表示されません PowerChute および vcenter Server VM は表示されません PowerChute は 優先度グループに追加された仮想マシンに加えた変更内容を vcenter Server インベントリでトラッキングしません vcenter Server インベントリで仮想マシンが更新されると ( 名前変更や移動など ) その変更を反映するには手動で優先度グループを更新する必要があります 優先度が付いた仮想マシンは 重大なイベントが発生しても検出されない場合 VM 移行 起動およびシャットダウンなどの仮想マシンの操作が実行されると無視されます vapp はリストに表示されず 優先度グループに追加できません PowerChute が正しくクラスターやデータセンター内の仮想マシンを識別するには その名前が一意でなければなりません 各データセンターには PowerChute の個別のインスタンスを使用することをお勧めします PowerChute のあるインスタンスが複数のデータセンターでホストの保護に使用されている場合 各データセンターで同じ名前の仮想マシンやクラスターを識別できなくなります 各データセンターで PowerChute がホストの保護に使用されている場合 それぞれの仮想マシンとクラスターが一意の名前であるか確認してください 優先度グループ所要時間の設定 VM 移行 VM シャットダウン VM 起動の各優先度グループに所要時間を設定できます 優先度グループでは : VM 移行の所要時間は 優先度グループ内のすべての仮想マシンがクラスター内の別の正常なホストに移行するまでの許容時間を設定します この時間は 各優先度グループの仮想マシンを移行する間の待機時間も表します VM シャットダウンの所要時間は 優先度グループ内のすべての仮想マシンを安全にシャットダウンするまでの許容時間を設定します この時間は 各優先度グループの仮想マシンをシャットダウンする間の待機時間も表します VM 起動の所要時間は 優先度グループ内のすべての仮想マシンを起動するまでの許容時間を設定します この時間は 各優先度グループの仮想マシンを起動する間の待機時間も表します 40

46 VMware の設定 仮想マシン操作 (VM 移行 シャットダウンおよび起動 ) の所要時間設定 優先度グループ ( 高 / 中 / 低 ) の仮想マシンと 優先度付けが解除された仮想マシンの所要時間を設定できます VM 優先度付けを初めて有効化するとき 高 / 中 / 低所要時間にはデフォルト値の 0 が設定されます 優先度付け解除された仮想マシンの所要時間には [ 仮想化設定 ] ページで設定した内容に従い VM 移行 VM シャットダウン VM 起動のグローバル所要時間値が自動的に設定されます 重大イベントの発生時に仮想マシンの移行または起動をスキップできるように VM 移行および VM 起動の所要時間は値をゼロに設定できます VM 移行 /VM 起動が優先度グループに対してゼロに設定されている場合 移行しない仮想マシンはシャットダウンされ 重大イベントが解決されてもシャットダウン後に起動されません PowerChute では VM シャットダウンの所要時間をゼロに設定できません 仮想マシンが含まれる高 / 中 / 低の優先度グループには ゼロより大きい値を設定する必要があります これにより 仮想マシンが必ず安全にシャットダウンされます 41

47 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware グローバル仮想化設定および VM 優先度付け VM 優先度付けが有効なとき [ 仮想化設定 ] ページで設定した VM 移行 VM 起動および VM シャットダウンの所要時間は [VM 優先度付け ] ページで設定した高 / 中 / 低 / 優先度付け解除それぞれの所要時間の合計と自動的に一致します 例えば [VM 優先度付け ] 画面で設定した VM シャットダウン所要時間が以下の場合 : 高 :90 秒 中 :60 秒 低 :60 秒 優先度付け解除 :60 秒 [ 仮想化設定 ] ページの VM シャットダウン所要時間は自動的に以下のように設定されます = 270 秒 [ 仮想化設定 ] ページ - VM シャットダウン所要時間 高度な UPS の構成が使用される場合 VM 移行 VM 起動および VM シャットダウンそれぞれの優先度グループ所要時間の合計が反映されるように 各 UPS セットアップの所要時間も変更されます [ 仮想化設定 ] ページで VM 優先度付けが有効なとき VM 移行 VM 起動および VM シャットダウンの所要時間は読み取り専用になり 前述のとおり自動的に設定されます VM 優先度付けが無効な場合 所要時間には VM 優先度付けによって設定された値が保持されますが 再び編集可能になります 42

48 VMware の設定 優先度付き仮想マシンの操作シーケンス VM 移行 VM 起動および VM シャットダウンなどの操作は 優先度グループ内の仮想マシンに対して実行できます VM 移行および VM 起動の場合 優先度グループの処理順序は以下のとおりです VM シャットダウンの場合 優先度グループの処理順序は以下のとおりです 以下のシーケンスは すべての UPS の構成の VM 移行 VM 起動および VM シャットダウンの順番を示しています このシナリオでは : VM 移行が有効 DRS が無効 起動前にオンライン状態のすべてのホストが有効 VM シャットダウンが有効 VM 起動が有効 優先度グループの VM 移行 UPS 重大イベントが発生し PowerChute が各保護対象ホストでメンテナンスモードタスクを開始します 最初に 優先度が高のグループの仮想マシンが並列に移行します 優先度が高のグループの仮想マシンが移行されると 優先度が中の仮想マシンが並列に移行し 続いて優先度が低のグループ 最後に優先度のない仮想マシンが移行します 優先度グループの所要時間が経過したら PowerChute は次のグループの仮想マシンの移行に進みます VM 移行所要時間が経過したら 移行が未完了の仮想マシンは VM シャットダウンシーケンスでシャットダウンします 43

49 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 優先度グループの VM シャットダウン 重大なイベントが継続すると PowerChute が優先度順に VM シャットダウンを開始します 最初に 優先度付けがない仮想マシンが順番にシャットダウンされます 優先度付けがない仮想マシンの所要時間が経過したら 優先度が低 中 高の順番に仮想マシンが順番にシャットダウンされます 優先度グループの仮想マシンがすべてシャットダウンされたら PowerChute は vapps をシャットダウンし 続いて vcenter Server が仮想マシンで実行中の場合は vcenter Server VM をシャットダウンします その後 PowerChute はホストおよび PowerChute 物理サーバーをシャットダウンします 優先度グループの VM 起動 重大な UPS イベントが解決され PowerChute を実行しているホストと物理マシンの電源がオンになると ホストのメンテナンスモードは終了し vcenter Server VM が起動します 最初に vapps が起動され 次に PowerChute が VM 起動所要時間に関して優先度が高の仮想マシンの起動を開始します 優先度が高の起動所要時間が経過すると 優先度が中の仮想マシンが起動し 続いて優先度が低の仮想マシン 最後に優先度のない仮想マシンが起動されます 44

50 VMware の設定 高度な UPS の構成における優先度グループの仮想マシン操作 高度な UPS の構成では ESXi ホストおよび機器は個別の UPS 装置によって保護されます この例では UPS 2 で UPS 3 とは異なるタイミングで重大なイベントが発生しました ホスト A と B の UPS セットアップで VM 優先度付けが有効な場合 2 つのホストの優先度グループで実行される仮想マシン操作は別々のタイミングで行われます 例えば UPS 2 で UPS 3 より 2 分前に重大なイベントが発生する場合 ホスト B の優先度が高の仮想マシンは ホスト A の優先度が低の仮想マシンと同じタイミングでシャットダウンされます 優先度グループにおける仮想マシン操作は ホストレベルで行われます これは 地理的に別々の場所 ( 施設 A と B) にあるホストが 2 台の異なる UPS 装置によって電力が供給されるような 複数の施設が関与するシナリオにも適用されます 各地で同時に重大なイベントが発生するとは限らないため 施設 A で先に重大なイベントが発生する場合 施設 B で優先度が高の仮想マシンは 施設 A で優先度が低の仮想マシンと同時にシャットダウンされる可能性があります 45

51 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware PowerChute vsphere プラグイン PowerChute を vcenter Server と統合するには vsphere プラグインオプションを有効にします 以下のいずれかの PowerChute vsphere プラグインが使用できます 1. vsphere Client プラグイン (vsphere デスクトップクライアント ) 2. vsphere Web Client プラグイン この有効化は PowerChute セットアップウィザードの [Virtualization Settings( 仮想化設定 )] ページまたは [Communications Settings ( 通信設定 )] ページで設定できます 有効化できるプラグインオプションは 1 つのみです vsphere Client プラグインにアクセスするには : vsphere Client を使用して vcenter Server にログインし 次のビューを使用して PowerChute UI にアクセスします ホーム - 管理ビュー ホーム - インベントリ - ホスト / クラスタビュー - 左側のペインでルートレベルを選択し 右側のペインで [PowerChute] タブをクリックします 46

52 VMware の設定 47

53 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware vsphere Web Client プラグインにアクセスするには : vsphere Web Client を使用して vcenter Server にログインし [Home ( ホーム )] アイコンをクリックして PowerChute UI にアクセスします [Home ( ホーム )] タブ - [Monitoring ( 監視 )] PowerChute アイコンをクリックして PowerChute にログインします 48

54 VMware の設定 PowerChute vsphere Web Client プラグインは vsphere Web Client v5.5 Update 1 以降のみに対応しています Internet Explorer Enhanced Security Configuration が有効な場合は PowerChute がインストールされているマシンまたは仮想マシンの URL を [ 信頼済みサイト ] ゾーンに追加します これを実行するには IE で [ ツール ] - [ インターネットオプション ] を選択し [ セキュリティー ] タブをクリックします [ 信頼済みサイト ] を選択します hostname/ip address>:6547 を信頼済みサイトの一覧に追加します 49

55 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware PowerChute vcenter Server アラーム いずれかの vsphere プラグインオプションを有効にすると つのカスタム PowerChute vcenter Server アラームが作成されます vsphere デスクトップクライアントプラグインでは [Alarm Settings ( アラーム設定 )] ダイアログの [Actions ( アクション )] タブを使用して アクションを実行するようにアラームを設定できます たとえば アラームがトリガされたときに 管理者に通知メールを送信するように設定できます vsphere Web Client プラグインでは [Actions ( アクション )] タブ - [Settings ( 設定 )] - [Manage ( 管理 )] - [Alarm Definitions ( アラーム定義 )] を使用して アクションを実行するようにアラームを設定できます PowerChute UPS 重大イベント 重大な UPS イベントが発生して PowerChute がシャットダウンシーケンスを開始すると VMware ホストの [Triggered alarms( トリガされたアラーム )] ビューでステータスが [Warning( 警告 )] のアラームが発生します 50

56 VMware の設定 PowerChute が仮想マシンと vapps のシャットダウンを完了すると VMware ホストにコマンドが送信されシャットダウンするため アラームステータスは [Alert( アラート )] になります アラームの削除 PowerChute vcenter Server アラームは次の場合に削除されます vcenter Server プラグインがアンインストールされた場合 vcenter Server プラグインが無効化された場合 また アラームは vcenter Server を介して手動で削除することもできます 51

57 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware Active Directory VMware の設定 vcenter Server が使用できない場合は VMware ホストに直接接続してシャットダウンアクションを実行するために使用できる Active Directory アカウントを設定することをお勧めします 1. [Active Directory Users and Groups (Active Directory ユーザーおよびグループ )] で ESX Admins という名前のグループを作成し ユーザーをそのグループに追加します Active Directory を使用している場合 VMware は ESX Admins というデフォルトの AD グループアカウントを提供します このグループはドメインに参加している各 ESXi ホストに自動的に追加され デフォルトで管理者権限が付与されます 2. vsphere Web Client を使用して Active Directory を VMware Single Sign On の ID ソースとして追加します 3. vsphere Web Client でブラウザーを介して vcenter Server にログインします デフォルトの vcenter Server 管理者アカウント - administrator@vsphere.local を使用します 4. [Administration ( 管理 )] - [Single Sign On] [Configuration ( 設定 )] をクリックし さらに [Identity Sources (ID ソース )] タブをクリックします 5. シンボルをクリックして 新しい ID ソースを追加します 6. [Active Directory as a LDAP Server (LDAP サーバーとしての Active Directory)] を選択します 7. ドメインの詳細を入力します 例 : testdomain.com a. [Name ( 名前 )]:testdomain b. [Base DN for Users ( ユーザーのベース DN)]:CN=Users DC=testdomain DC=com c. [Domain Name ( ドメイン名 )]:testdomain.com d. [Alias ( エイリアス )]:testdomain 52

58 VMware の設定 e. [Base DN for Groups ( グループのベース DN)]:CN=Users DC=testdomain DC=com f. [Primary Server URL ( プライマリサーバー URL)]: domaincontroller.testdomain.com g. [Username ( ユーザー名 )]:testdomain\domainuser 8. [OK] をクリックします 9. [Set as default domain ( デフォルトドメインとして設定 )] をクリックします 10. vsphere 5.5 を使用しており Active Directory ドメインに属する Windows マシンから vsphere Web Client にログインしている場合は [Active Directory (Integrated Windows Authentication) (Active Directory ( 統合 Windows 認証 ))] を選択します 11. [Use Machine Account ( マシンアカウントを使用 )] を選択します 53

59 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 12. [OK] をクリックします 13. vsphere Client を使用して vcenter にログインし ルートフォルダを選択します 14. [Permissions ( 権限 )] タブをクリックし 右側のペインを右クリックして [Add Permission ( 権限の追加 )] を選択します [Assigned Role ( 割り当てられたロール )] を Administrator ( 管理者 ) に変更します [Users and Groups ( ユーザーおよびグループ )] の下にある [Add ( 追加 )] をクリックします ドロップダウンリストから Active Directory ドメインを選択します ESX Admins グループを選択し [Add ( 追加 )] をクリックします 15. [OK] をクリックします 13. [Propagate to child objects ( 子オブジェクトへ伝達 )] が選択されていることを確認します 54

60 VMware の設定 14. 再度 [OK] をクリックします 15. インベントリで各ホストを選択し [Software ( ソフトウェア )] の下の [Configuration ( 設定 )] [Authentication Services ( 認証サービス )] へ移動します プロパティをクリックして ホストを Active Directory ドメインに参加させます 16. PowerChute セットアップウィザードで vcenter Server の詳細を入力する場合は ESX Admins Active Directory ユーザーグループのメンバーであるドメインユーザーアカウントを入力します 17. VMware サイトから使用可能な VMware Single Sign On 構成の詳細については 次の URL を参照してください vsphere Client を使用して各 VMware ホストにログインします 19. インベントリのルートレベルで [Permissions ( 権限 )] タブをクリックします 20. ESX Admins グループが親で 管理者ロールが割り当てられていることを確認します 55

61 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware vcenter Server および VMware ホスト用の共有ローカルアカウント vcenter Server における共有ローカルアカウントの作成 1. vcenter Server が使用できない場合は VMware ホストに直接接続してシャットダウンアクションを実行するために使用できる共有アカウントを設定する必要があります 2. Active Directory が使用できない場合は ローカルユーザーアカウントを vcenter Server に追加できます 3. 同じ名前とパスワードのアカウントを 各 ESXi ホストに追加する必要があります 4. vcenter Server マシンにログインして [Computer Management ( コンピューターの管理 )] -> [Local Users and Groups for Windows (Windows のローカルユーザーおよびグループ )] を選択して ユーザーを追加します Linux/vCenter Server アプライアンスでは ターミナルコマンドの useradd および passwd を使用します 56

62 VMware の設定 5. vsphere Client を使用して vcenter Server にログインし ルートインベントリレベルで [Permissions ( 権限 )] タブをクリックします 6. 右クリックして [Add Permission ( 権限の追加 )] を選択します 7. [Assign Permissions ( 権限の割り当て )] ダイアログボックスで [Add ( 追加 )] をクリックします 8. ドメインの下でサーバーを選択し 手順 3 で追加したユーザーを選択して [Add ( 追加 )] をクリックします 9. [OK] をクリックします 10. [Assigned role ( 割り当てられたロール )] を Administrator ( 管理者 ) に変更します 11. [Propagate to Child Objects ( 子オブジェクトへ伝達 )] を選択して [OK] をクリックします 57

63 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 58

64 VMware の設定 vcenter Server および VMware ホスト用の共有ローカルアカウント 各 VMware ホストにおける共有ローカルアカウントの作成 1. vsphere Client を使用して各 ESXi ホストにログインし [Local Users and Groups ( ローカルユーザーおよびグループ )] タブをクリックします 2. 右クリックして [ Add... ( 追加 )] を選択します 3. ローカルユーザーを vcenter Server に追加したときに使用したものと同じユーザー名とパスワードを入力します 4. [Permissions ( 権限 )] タブをクリックします 5. 右クリックして [Add Permission ( 権限の追加 )] を選択します 6. [Assign Permissions ( 権限の割り当て )] ダイアログボックスで [Add ( 追加 )] をクリックします 7. ドメインの下でサーバーを選択し 手順 3 で追加したユーザーを選択して [Add ( 追加 )] をクリックします 8. [OK] をクリックします 9. [Assigned role ( 割り当てられたロール )] を Administrator ( 管理者 ) に変更します 10. [Propagate to Child Objects ( 子オブジェクトへ伝達 )] を選択して [OK] をクリックします vcenter Server が仮想マシン上で稼働しており Active Directory が使用できない場合は 共有ローカルアカウントを使用する必要があります Active Directory ドメインコントローラが仮想マシン上で稼働しており シャットダウンする場合も 共有ローカルアカウントを使用できます 59

65 シャットダウンの設定 [Shutdown Settings ( シャットダウンの設定 )] ページでは UPS 電源オフとシャットダウンコマンドファイルを設定できます UPS シャットダウン Shutdown コマンドファイル Shutdown UPS 構成のシャットダウン設定 60

66 シャットダウン設定 UPS シャットダウン デフォルト設定は [Do not turn off the UPS (UPS を電源オフしない )] です バッテリー電力を保持する場合は [Turn off the UPS (UPS の電源オフ )] を選択できます 一部の UPS では PowerChute または NMC から UPS の電源をオフにすることはできません そのようなモデルでは UPS 本体でのみ電源をオフにできます お使いの UPS のドキュメントを参照して 使用中のモードが UPS 電源オフをサポートするか確認してください UPS に切り替えコンセントグループがある場合は [Turn off the UPS Outlet Group (UPS コンセントグループの電源オフ )] オプションを使用すると 重大イベントが発生した後に PowerChute で保護されたサーバーに電力供給しているコンセントグループの電源をオフすることができます バッテリー運転によるシャットダウン後 UPS が電源オフになった場合 ほとんどの UPS はデフォルト動作として 入力電力の回復時に再度電源をオンにします [On-Battery Shutdown Behavior ( バッテリー使用時のシャットダウン動作 )] 設定は NMC の [Configuration ( 設定 )] [Shutdown ( シャットダウン )] に表示され 必要に応じて 電源オフ オフ状態を維持などに動作を変更できます 冗長 UPS 構成でバッテリー使用のシングル UPS を電源オフにする これは 冗長 UPS を伴う UPS セットアップを含む高度な UPS 構成では使用できません 冗長 UPS 構成では バッテリー電力に切り替えた後 いずれかの UPS の電源をオフにするオプションがあります これは UPS のバッテリー寿命を延長し バッテリー電力を保持するために設計されています コンセントグループをサポートする UPS でこの機能を使用する場合は [Turn off the UPS (UPS の電源オフ )] オプションを有効にする必要があります 構成内の他の UPS によって負荷機器は引き続き保護されます 指定遅延時間の経過後 PowerChute はコマンドを送信して UPS を正常に電源オフします 一方の UPS がバッテリー運転中の場合 設定済みのシングル UPS 電源オフの遅延時間が経過する前に別の UPS がバッテリー運転に切り替わった場合 1 つ目の UPS は電源がオフになりません シャットダウンがバッテリー使用イベントに対して有効になっている場合 2 番目の UPS がバッテリー電力に切り替えると 複数の重大イベントとなります (1 つ目の UPS に PowerChute が電源オフコマンドを送信した後 ) この状態が発生したら 10 秒後にシャットダウンシーケンスが開始されます 61

67 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware シャットダウンコマンドファイル シャットダウンコマンドファイルは UPS で重大なイベントが発生すると実行されるように設定できます コマンドファイルのフルパス : 実行するコマンドファイルを ディスクドライブおよびボリューム名を含めたフルパス名で指定します Windows の場合 指定するファイルのファイル拡張子は.cmd または.bat でなければなりません Linux および Unix システムの場合 chmod +x [ コマンドファイル名 ] の実行権限を持つ.sh ファイルでなければなりません 所要時間 : シャットダウンコマンドファイルの実行に必要な時間の秒数を入力します 注 : 高度な UPS 構成で各 UPS セットアップに異なるコマンドが構成されている場合 シャットダウンシーケンスの最終段階に進む前に PowerChute はすべてのコマンドファイルの実行が完了するのを待つ必要があります これは各 UPS セットアップで UPS 重大イベントが発生するタイミングにより異なります PowerChute はコンセントグループの電源オフ待機時間または最大必須遅延 ( コンセントグループのない UPS) を自動的に増やし 各 UPS セットアップに対するシャットダウンコマンドファイル所要時間の合計を含めます これは シャットダウン中に UPS で使用可能なランタイムに影響を及ぼします これに対応するためには UPS に適宜バッテリー残量低下持続時間を設定します ホストシャットダウン後 コマンドファイルを実行 : コマンドファイルの実行に続いてホストをシャットダウンするには このオプションを有効にします このオプションを使用できるのは PowerChute が仮想マシンではなく物理マシンにインストールされている場合に限られます 待機時間 : コマンドファイルが実行される前に ホストがシャットダウンされるまでに必要な時間の秒数を入力します コマンドファイルの実行完了に必要な時間は 自分で見積もる必要があります PowerChute は コマンドファイルの実行が完了したかどうかを判断することはできません 入力した時間だけ待機すると OS のシャットダウンが開始されます コマンドファイルは Windows の場合 ローカルシステムアカウントを使用して実行されます Linux/Unix の場合 コマンドファイルはルート権限を使用して実行する必要があります PowerChute は デスクトップとの交信が必要なプログラムを実行できません サポートされるのは コマンドファイル対応プログラムのみです 62

68 シャットダウン設定 高度な UPS 構成のシャットダウン設定 高度な UPS 構成では PowerChute は 単一の UPS 装置 作成済みの冗長 UPS 装置のグループを含め 複数の UPS セットアップを監視できます ( 高度な UPS セットアップ を参照 ) セットアップごとに 以下の項目を指定する必要があります フィールド 説明 Number of UPS s required to power load ( 電源負荷に必要な UPS の数 ) この値は セットアップ内の UPS によって電力供給されている装置をサポートするために使用可能にする必要がある UPS の最小数を設定します ここで設定された値は セットアップ内の UPS の合計から差し引かれ 追加 ( 冗長 )UPS 数の計算に使用されます 冗長性の用語では これは N+x の N に相当します この設定はシングル UPS 装置の UPS 設定の場合は表示されません Number of additional (redundant) UPS s ( 追加 ( 冗長 ) UPS の数 ) これは 複数の UPS を使用するセットアップの場合に表示されます セットアップ内の余剰な UPS の数を示しています このオプションは シャットダウンを開始するために必要な UPS 重大イベントの数に関連付けられます 冗長性レベル シャットダウンシーケンスを開始する重大イベントの数 N+1 2 N+2 3 N+3 4 同じ UPS で複数の重大イベントが発生しても 上の表の値には影響を及ぼしません 冗長性の用語では これは N+x の x に相当します この設定はシングル UPS 装置の UPS 設定の場合は表示されません Total number of UPS s in Setup ( セットアップ内の UPS 合計数 ) この設定は上記 2 行の合計で 自動的に計算されます コマンド実行 シャットダウンシーケンスが開始されたときに コマンドファイルを実行するように PowerChute を設定できます 注 : 各セットアップに同じコマンドファイルが設定され 複数のセットアップに対してシャットダウンシーケンスが同時に開始された場合 コマンドファイルは 1 回だけ実行されます シャットダウンコマンドファイル を参照してください 63

69 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware Shut down PowerChute (PowerChute サーバーのシャットダウン ) これはデフォルトで有効で PowerChute を稼働する物理マシンを正常にシャットダウンするために使用されます このオプションは PowerChute マシンの電源が特定のセットアップの UPS によって供給されていない場合や PowerChute が他のサーバー / 装置をリモートシャットダウンする場合には無効にしてください このオプションは PowerChute が vma にインストールされている場合 または仮想アプライアンスとしてデプロイされている場合は使用できません Shut down if Redundancy lost ( 冗長性が失われた場合にシャットダウンする ) このオプションが有効で UPS 重大イベントの数が追加 ( 冗長 )UPS の数と同じ場合 シャットダウンシーケンスが開始されます このオプションは シャットダウンを開始するために必要な UPS 重大イベントの数に関連付けられます 冗長性レベル シャットダウンシーケンスを開始する重大イベントの数 N+1 1 N+2 2 N+3 3 同じ UPS で複数の重大イベントが発生しても 上の表の値には影響を及ぼしません このオプションは 追加 ( 冗長 )UPS がない場合は表示されません たとえば 負荷に電力供給するために必要な UPS の数がグループ内の UPS の合計数と同じ場合 このオプションは表示されません UPS シャットダウン このオプションを使用して接続されたサーバー / 装置が正常にシャットダウンされた後に必要な UPS の動作を設定できます 詳細については UPS シャットダウンを参照してください Execute Virtualization Shutdown Sequence ( 仮想化シャットダウンシーケンスの実行 ) このオプションを使用して UPS/UPS セットアップにリンクされた ESXi ホストの [Virtualization Settings ( 仮想化設定 )] ページで有効化されたアクションが開始されます : 仮想マシン移行 / 仮想マシンシャットダウン /vapp シャットダウン 次いで ESXi ホストシャットダウン このオプションは UPS セットアップが仮想ホスト以外 ( ストレージアレイなど ) に電力供給している構成でのみ使用可能で デフォルトで有効になっています 64

70 SNMP 構成 PowerChute Network Shutdown は Simple Network Management Protocol(SNMP) 経由で通信するように設定でき StruxureWare Data Center Expert などのネットワーク管理ツールによって SNMP 経由で検出できます SNMP を使用して PowerChute 設定を照会 構成したり UPS 重大イベントや通信消失イベントに対する SNMP トラップを生成したりできます SNMPv1 および SNMPv3 は PowerChute Network Shutdown によってサポートされます IPv4 と IPv6 の両方がサポートされます SNMP のサポートは インストールプロセスで有効化します 詳細については APC の Web サイトにある PowerChute Network Shutdown インストールガイド を参照してください インストールが完了したら Web ユーザーインターフェイスの [SNMP 設定 ] を選択して構成を行い SNMP 経由で PowerChute にアクセスできるようにします Web ユーザーインターフェイスで SNMP を有効化したり SNMP 構成を変更したりした場合は PowerChute サービスを再起動する必要はありません SNMP 経由での PowerChute 構成の変更は イベントログに記録されます 以下を参照してください SNMPv1 の構成 SNMPv3 の構成 SNMP トラップの構成 SNMP データポイント SNMP のトラブルシューティング 65

71 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware SNMPv1 の構成 [SNMPv1 アクセスを有効にします ] を選択して SNMPv1 経由での通信に必要なユーザープロファイルを構成します [ プロファイルの追加 ] を選択して以下を構成します 1. [ コミュニティー名 ]: コミュニティー名は各 SNMP 要求と共に送信され デバイスへのアクセスを可能にします 最大長は ASCII 文字で 15 文字です 2. [NMS IP/ ホスト名 ]: ネットワーク管理システム (NMS) の IP アドレス ホスト名 または FQDN( 完全修飾ドメイン名 ) NMS とは ネットワーク上のソフトウェアおよびハードウェアコンポーネントを管理するためのソフトウェアです SNMP GET および SET コマンドを発行することで SNMP 経由で PowerChute を管理することができます デフォルト値の は すべての NMS からのアクセスを許可します 3. [ アクセスタイプ ]: [ 無効 ]:SNMP GET および SET 要求は禁止されます [ 読み取り ]:SNMP GET 要求のみが許可されます [ 読み書き ]:SNMP GET および SET 要求が許可されます 既存の SNMPv1 ユーザープロファイルを編集するには ボタンをクリックします SNMPv1 ユーザープロファイルを削 除するには ボタンをクリックします [Apply( 適用 )] をクリックして SNMPv1 の構成を保存します 一部のネットワーク管理システムは SNMP 経由で通信するために SNMP Engine ID が必要です SNMP Engine ID は PowerChute ユーザーインターフェイスの SNMP 設定ページに表示されます SNMPv1 は SNMPv3 と比べてセキュリティーが劣ります SNMPv1 は暗号化や認証の機能を持たず コミュニティー名がプレーンテキストとしてネットワーク上で送信されます SNMP で暗号化や認証を使用するには SNMPv3 設定を構成してください 66

72 SNMP Configuration SNMPv3 の構成 [SNMPv3 アクセスを有効にします ] を選択して SNMPv3 設定を構成します [ プロファイルの追加 ] を選択して以下を構成します 1. [ ユーザー名 ]:SNMPv3 では すべての GET および SET 要求と SNMP トラップが ユーザー名によってユーザープロファイルと整合されます 32 文字までの ASCII 文字を使用してユーザー名を入力します 2. [ 認証プロトコル ]:MD5 SHA-1 または SHA-2(SHA256 または SHA512) プロトコルを選択します NMS でサポートされている場合は SHA-2 プロトコルの使用が推奨されます 3. [ 認証パスフレーズ ]: 選択したプロトコル用の認証パスワードを 8~32 文字の ASCII 文字で入力します 4. [ プライバシープロトコル ]:AES-128, AES-192 *, AES-192 Ex, AES-256 *, AES-256 Ex, または DES を選択します NMS および PowerChute JRE でサポートされている場合は AES-256 プロトコルの使用が推奨されます * 米国の輸出規制により PowerChute で使用されている Java JRE で長い暗号化キー (AES-192 や AES-256 など ) を使用するためには Unlimited Strength Jurisdiction Policy をインストールしなければならない場合があります で最新の Java Cryptography Extension(JCE) の詳細を参照してください 詳細については ナレッジベースの記事 FA を参照してください ( FA を に入力してください ) カスタム JRE が必要な OS(HP-UX や AIX など ) の場合は ベンダーの Web サイトで JRE に関するガイドラインを参照してください 注意 : 一部の SNMP ネットワーク管理システムは キー長が 192 ビットおよび 256 ビットの場合 非標準の AES キー拡張アルゴリズムを使用しています この非標準の実装または キー拡張アルゴリズム " は IETF によって指定されています お使いの NMS でキー拡張アルゴリズムを使用する必要がある場合 プライバシープロトコルオプション AES-192 Ex または AES-256 Ex を選択してください 5. [ プライバシーパスフレーズ ]: 選択した暗号化プロトコル用のプライバシーパスワードを 8~32 文字の ASCII 文字で入力します 6. [ アクセスタイプ ]: [ 無効 ]:SNMP GET および SET 要求は禁止されます [ 読み取り ]:SNMP GET 要求のみが許可されます [ 読み書き ]:SNMP GET および SET 要求が許可されます 既存の SNMPv3 ユーザープロファイルを編集するには ボタンをクリックします SNMPv3 ユーザープロファイルを削 除するには ボタンをクリックします [Apply( 適用 )] をクリックして SNMPv3 の構成を保存します 一部のネットワーク管理システムは SNMP 経由で通信するために SNMP Engine ID が必要です SNMP Engine ID は PowerChute ユーザーインターフェイスの SNMP 設定ページに表示されます 67

73 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware SNMP トラップの構成 UPS 重大イベントや通信消失イベントに対して PowerChute が生成する SNMP トラップを受信するデバイスを指定することができます トラップレシーバーを構成するには [ トラップレシーバーの追加 ] を選択して以下を構成します 1. [ 有効化 ]: トラップレシーバーを有効にする場合は選択してください 2. [NMS IP/ ホスト名 ]:NMS の IP アドレス ホスト名 または FQDN( 完全修飾ドメイン名 ) を指定します 3. [ ポート ]:NMS が受信トラップを待機するポートを指定します デフォルトのポート番号は 162 です 4. [SNMPv1]:SNMPv1 経由でトラップを送信したい場合は選択してください o [ コミュニティー名 ]:SNMPv1 トラップがこのレシーバーに送信されるときに識別子として使用される SNMPv1 ユーザープロファイルのコミュニティー名を入力します 5. [SNMPv3]:SNMPv3 経由でトラップを送信したい場合は選択してください o [ ユーザー名 ]:SNMPv3 トラップがこのレシーバーに送信されるときに識別子として使用される SNMPv3 ユーザープロファイルのユーザー名を入力します [SNMP トラップレシーバーテスト ] をクリックして 構成したトラップレシーバーにテストトラップを送信します トラップレシーバーがテストトラップを受信したことを確認します 既存の SNMP トラップレシーバーを編集するには ボタンをクリックします SNMP トラップレシーバーを削除するには ボタンをクリックします UPS 重大イベント PowerChute は 以下のイベントの発生時に 構成されているトラップレシーバーに対して SNMP トラップを送信します PowerChute の重大イベントによってシャットダウンが開始された場合重大イベント ( バッテリー稼働など ) が発生してシャットダウンが開始されると PowerChute は SNMP トラップを送信し イベント名 UPS セットアップ ( 詳細構成時 ) および影響を受ける仮想ホスト ( 仮想化サポートが有効である場合 ) の情報を通知します PowerChute の重大イベントが解消された場合 [ 状態の解消時にトラップを送信 ] オプションが有効である場合 シャットダウンの原因となった PowerChute の重大イベントが解消されると PowerChute は構成されている NMS に SNMP トラップを送信します 通信消失イベント PowerChute は 以下のイベントの発生時に 構成されているトラップレシーバーに対して SNMP トラップを送信します ネットワーク通信が失われた場合 PowerChute が UPS の Network Management Card と通信不能になると 構成されているトラップレシーバーにトラップが送信されます UPS 通信が失われた場合 Network Management Card が UPS と通信不能になると 構成されているトラップレシーバーにトラップが送信されます 68

74 SNMP Configuration [ 状態の解消時にトラップを送信 ] オプションが有効である場合 以下のトラップが送信されます ネットワーク通信が再び確立された場合 PowerChute が UPS の Network Management Card と再び通信可能になると 構成されているトラップレシーバーにトラップが送信されます UPS 通信が再び確立された場合 NMC が UPS と再び通信可能になると 構成されているトラップレシーバーにトラップが送信されます その他のイベント PowerChute テストトラップトラップレシーバーの構成時に トラップを正常に受信することを確認するためにテストトラップを送信できます SNMP トラップレシーバーテスト を参照してください PowerChute SNMP Trap OID についての詳細は SNMP データポイント > PowerChute トラップを参照してください SNMP トラップ通知設定の構成 UPS 重大イベントまたは通信消失イベントのトラップを設定するには : 1. [SNMP の設定 ] > [SNMP トラップ ] の順に選択します 2. [UPS 重大イベント ] または [ 通信消失イベント ] の隣にあるアイコンをクリックします 3. 重大イベントのトラップを有効にするには [ 有効化 ] を選択します 4. [ 待機時間 ]: トラップが送信されるまでのイベント継続時間を指定します この時間が経過する前にイベントが解消すると トラップは送信されません 5. [ 繰り返し間隔 ]: トラップが再送信されるまでの間隔を秒数で指定します 6. 以下のいずれかを選択します イベントが解消されるまで指定した繰り返し間隔でトラップを送信し続けたい場合は [ 状態が解消されるまで繰り返し ] を選択します イベントの発生時にトラップを送信する回数を指定したい場合は [ 繰り返し ] を選択し 繰り返し回数を入力してください イベントの解消時に通知を受け取りたい場合は [ 状態の解消時にトラップを送信 ] を選択します 注 :PowerChute サーバーが UPS 重大イベントによってシャットダウンされた場合は NMS にイベント解消トラップは送信されません 69

75 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware SNMP データポイント SNMP のポーリングと構成に関連した PowerChute 構成の詳細を下表に示します PowerChute の識別情報 オブジェクト識別子名アクセス説明 pcnshostname 読み取り専用 PowerChute インスタンスのホスト名 pcnsversion 読み取り専用 インストールされている PowerChute のバージョン pcnsos 読み取り専用 PowerChute がインストールされている OS のバージョン pcnsjavaversion 読み取り専用 PowerChute が動作している Java のバージョン PowerChute のネットワーク設定 オブジェクト識別子名アクセス説明 pcnsuiprotocol pcnshttpport pcnshttpsport 読み取り専用 読み取り専用 読み取り専用 PowerChute の Web ユーザーインターフェイスに接続するために使用されるインターネットプロトコル PowerChute の Web ユーザーインターフェイスに接続するために使用されるポート PowerChute の Web ユーザーインターフェイスに https 経由で接続するために使用されるポート pcnsnetworkconfig 読み取り専用 TCP ネットワークの構成 (IPv4 または IPv6) pcnsvirtualinstall 読み取り専用 PowerChute が構成されている仮想化技術 PowerChute の Network Management Card 設定 オブジェクト識別子名アクセス説明 pcnsmode pcnsnmcport pcnsnmcprotocol 読み取り専用 読み取り専用 読み取り専用 PowerChute が監視している UPS の構成 UPS 構成オプション 参照 すべての Network Management Card に接続するために使用するポート すべての Network Management Card に接続するために使用するインターネットプロトコル 70

76 SNMP Configuration NMC 詳細は pcnsnmctable という名前の SNMP テーブルに格納されます 各テーブルエントリーは以下のとおりです pcnsnmcindex 読み取り専用 PowerChute 設定における NMC のインデックス pcnsnmcaddr 読み取り専用 NMC の IP アドレス pcnsnmcoutlet 読み取り専用 PowerChute が登録されている NMC のコンセントグループ PowerChute のシャットダウン設定 オブジェクト識別子名アクセス説明 pcnsshutdowncommandfileenabled* 読み書き UPS 重大イベントの発生時にシャットダウンコマンドファイルが実行されるように設定するかどうかを指定します シャットダウンコマンドファイル を参照してください pcnsshutdowncommandfiledelay* 読み書き コマンドファイルが実行される前に ホストがシャットダウンされるまでに必要な時間の秒数 この設定は仮想化サポートにのみ適用されます pcnsshutdowncommandfile* 読み書き 実行するコマンドファイルのディスクドライブおよびボリューム名を含めたフルパス名 シャットダウンコマンドファイル を参照してください pcnsshutdowncommandfileduration* pcnsturnoffups* pcnsturnoffsog* 読み書き 読み書き 読み書き シャットダウンコマンドファイルを実行するために必要な秒数 正常なシャットダウンの実行後に UPS を停止するための設定 正常なシャットダウンの実行時に UPS のコンセントグループを停止するための設定 pcnsruntimeremainingthreshold 読み書き ランタイムの残り時間のしきい値を定義します UPS がバッテリー電力で稼働しており UPS のランタイム残り時間がしきい値を下回ると PowerChute はシャットダウンシーケンスを開始します 詳細については サーバーシャットダウンの順序付け を参照してください pcnsruntimeremainingcmdfilethreshold 読み書き ランタイムの残り時間のしきい値を定義します ランタイムの残り時間がこのしきい値を下回ると PowerChute はコマンドファイルを実行します * 注 : これらのオブジェクト識別名は高度な UPS セットアップでは使用することができません 高度な UPS セットアップ用の同等のオブジェクト識別名については以下を参照してください 71

77 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 高度な UPS 設定のシャットダウン設定 高度な UPS 設定の PowerChute シャットダウン設定は pcnsadvancedshutdowntable という名前の SNMP テーブ ルに格納されます 特定の高度な UPS 設定プロパティに SNMP GET または SET コマンドを実行するには GET または SET コマンドで UPS 設定のグループ番号を指定する必要があります UPS 設定とその関連番号のリストを確認するには.pcnsAdvancedGroupName で SNMP Get を実行します 各 UPS 設定で SNMP GET または SET コマンドを実行するには.[Object Identifier Name].[UPS Setup Number] というフォーマットを使用します 例えば 最初の UPS 設定にコマンドファイルを構成するように指定するには.pcnsAdvancedShutdownCommand FileEnabled.1 で SNMP SET コマンドを実行します オブジェクト識別子名アクセス説明 pcnsadvancedgroupno 読み取り専用高度な UPS 設定の番号 pcnsadvancedgroupname 読み書き高度な UPS 設定の名前 pcnsadvancedgroupnmc 読み取り専用 高度な UPS 設定の NMC の IP アドレスと関連コンセントグループのコンセントのリスト pcnsadvancedshutdownupsrequiredforload 読み書き電力負荷に必要な UPS デバイスの数 pcnsadvancedshutdowncommandfileenabled 読み書き UPS 重大イベントの発生時にシャットダウンコマンドファイルが実行されるように設定するかどうかを指定します シャットダウンコマンドファイル を参照してください pcnsadvancedshutdowncommandfile 読み書き 実行するコマンドファイルのディスクドライブおよびボリューム名を含めたフルパス名 シャットダウンコマンドファイル を参照してください pcnsadvancedshutdowncommandfileduration 読み書き シャットダウンコマンドファイルを実行するために必要な秒数 pcnsadvancedshutdownpowerchuteserver 読み書き PowerChute を実行中の物理マシンを正常にシャットダウンするための設定 高度な UPS 構成のシャットダウン設定 を参照してください pcnsadvancedshutdownonlostredundancy 読み書き このオプションが有効な場合は UPS 重大イベントの数が追加の ( 冗長 )UPS の数と同じになると シャットダウンシーケンスが開始されます 高度な UPS 構成のシャットダウン設定 を参照してください pcnsadvancedturnoffups pcnsadvancedturnoffsog 読み書き 読み書き 正常なシャットダウンの実行時に UPS を停止するための設定 正常なシャットダウンの実行時に UPS のコンセントグループを停止するための設定 72

78 SNMP Configuration PowerChute イベント SNMP 経由で構成できる構成可能イベントのオブジェクト識別名と PowerChute ユーザーインターフェイスで表示されるイベント名を下表に示します オブジェクト識別子名 PowerChute UI 参照 pcnspowerfailed UPS オンバッテリ pcnspowerrestored 入力電力回復 pcnsoverload UPS 過負荷状態 pcnsoverloadsolved UPS 過負荷修復 pcnsruntimexceeded ランタイム超過 pcnsruntimewithinrange 使用可能なランタイムが十分 pcnsruntimebelowthreshold ランタイム残り時間がしきい値を下回る pcnsruntimeabovethreshold ランタイム残り時間がしきい値を上回る pcnsbatterydischarged バッテリ放電 pcnsbatterychargeinrange バッテリ再充電 pcnsfaultbypassenabled ハードウェア障害または過負荷によりバイパス pcnsbypassenabled 保守バイパス pcnsbypassmanualenabled 手動バイパス pcnsbypassdisabled バイパス終了 pcnsbypasscontactorfailed バイパススイッチ失敗 pcnsbypascontactorok バイパススイッチ交換済み pcnscommunicationlostonbattery オンバッテリ中に通信切断 pcnscommunicationlost NMC が UPS と通信不能 73

79 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware オブジェクト識別子名 PowerChute UI 参照 pcnsnetcommunicationlost PowerChute が NMC と通信不能 pcnscommunicationestablished 通信確立 pcnsminredundancylost 最小冗長性の消失 pcnsminredundancyregained 最小冗長性の回復 pcnsparallelredundancylost パラレル冗長性の消失 pcnsparallelredundancyregained パラレル冗長性の回復 pcnsmaxinternaltempexceeded UPS 温度過熱状態 pcnsmaxinternaltempinrange UPS 温度正常復帰 pcnsminloadcapabilitylost 負荷 (kva) アラーム違反 pcnsminloadcapabilityregained 負荷 (kva) アラーム違反の解決 pcnsenviornmentcommunicationestablished EMC との通信確立 pcnsenviornmentcommunicationlost EMC との通信切断 pcnstempinrangeprobex 温度プローブ X 範囲内 pcnstempoutofrangeprobex 温度プローブ X 範囲外 pcnshumidityinrangeprobex 湿度プローブ X 範囲内 pcnshumidityoutofrangeprobex 湿度プローブ X 範囲外 pcnscontactfaultx コンタクトゾーン X アラーム pcnscontactnormalx コンタクトゾーン X 正常 各イベントでは以下にアクセスできます オブジェクト識別名アクセス説明 [ イベント名 ]Desc 読み取り専用イベントの説明 74

80 SNMP Configuration [ イベント名 ]EnableLogging 読み書きこのイベントのイベントログへの記録を有効 / 無効にします [ イベント名 ] EnableCommandFile [ イベント名 ] CommandFilePath 読み書き 読み書き このイベントのコマンドファイルの実行を有効 / 無効にします このイベントに対して実行するコマンドファイル名とフルパスを指定します [ イベント名 ] CommandFileDelay 読み書き コマンドファイルが実行される前に ホストがシャットダウンされるまでに必要な時間の秒数 注 : これは pcnsruntimebelowthreshold には使用できません pcnsruntimebelowthresholdcommandfilethreshold を参照してください 一部のイベントでは以下にアクセスできます オブジェクト識別名アクセス説明 [ イベント名 ]EnableShutdown 読み書き このイベントが発生したときにホストの正常なシャットダウンを実行します [ イベント名 ]ShutdownDelay 読み書き PowerChute がシャットダウンプロセスを開始するまでに待機する必要がある時間 ( 秒 ) pcnsruntimebelowthreshold の場合 以下の ID にアクセスできます オブジェクト識別名アクセス説明 pcnsruntimebelowthresholdcommandfilethreshold 読み書き ランタイム残り時間がこのしきい値を下回ると コマンドファイルが実行されます pcnsruntimebelowthresholdshutdownthreshold 読み書き ランタイム残り時間がこのしきい値を下回ると ホストの正常なシャットダウンが開始されます PowerChute トラップ 重大イベントや通信消失イベントに対して PowerChute が送信する SNMP トラップのオブジェクト識別名を下表に示します 75

81 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware UPS 重大イベント オブジェクト識別名レベル説明 pcnscriticaleventactive pcnscriticaleventresolved 重大 情報 重大イベントにより PowerChute Network Shutdown はホストの正常なシャットダウンを開始しました PowerChute Network Shutdown 重大イベントが解決されましたが ホストの正常なシャットダウンが継続されます 通信消失イベント オブジェクト識別名 レベル 説明 pcnsnetworkcomslost 重大 PowerChute が NMC と通信不能 pcnsnetworkcomslostresolved 情報 PowerChute が NMC との通信を回復しました pcnsnmccomslost 重大 NMC が UPS と通信不能 pcnsnmccomslostresolved 情報 NMC が UPS との通信を回復しました その他のイベント オブジェクト識別名レベル説明 pcnstest 情報 PowerChute がテストトラップを NMS に送信しました 76

82 イベントの設定 UPS イベントが発生した場合 PowerChute によるイベントの記録 ユーザーへの通知 コマンドファイルの実行 またはシステムシャットダウンの開始を [Configure Events( イベントの設定 )] 画面で設定できます シンボルは そのイベントに対してアクションが有効であることを示し 示します シンボルは アクションが無効であることを イベントの説明は PowerChute イベントおよびログの項を参照してください 77

83 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 通知 PowerChute は イベント発生時にメッセージを 1 人のユーザーまたはログインしている全ユーザーに送信できます [Notify all users( 全ユーザーに通知 )]:Windows の場合 メッセージは同じネットワーク上の全ユーザーに送信されます Linux または Unix の場合 ターミナルプロンプトが開いた状態でサーバーにログオンしている全ユーザーに通知されます [Notify only this user( 対象ユーザーのみに通知 )]:Windows の場合 マシン名を入力します Linux または Unix システムの場合 ユーザー名を入力します 通知対象のユーザーは ターミナルプロンプトが開いた状態でサーバーにログオンしている必要があります [Repeat Interval( 繰り返し間隔 )]: イベント状態が存在する間にメッセージが繰り返される時間間隔を秒単位で指定します このフィールドに何も指定しないか 0 を指定した場合 メッセージが繰り返し送信されることはありません [Delay( 遅延時間 )] ( 必要な場合 ): イベント発生後にユーザーに通知するまでに PowerChute が待機する必要がある時間を秒単位で入力します シャットダウンイベントが発生すると ユーザーには即座に通知されます Windows オペレーティングシステムの場合 オペレーティングシステムでメッセンジャーサービスがサポートされていると PowerChute は通知のみを送信できます サポートされていない場合 UI にオプションは表示されません 詳細については ナレッジベースの記事 FA53908 を参照してください ( FA53908 を に入力してください ) 78

84 イベントの設定 イベント主導型コマンドファイル 特定のイベントが発生した後にコマンドファイルが実行されるように PowerChute を設定できます イベント行のルをクリックし [Enable Command File( コマンドファイルを有効化 )] チェックボックスを選択します シンボ [Delay( 遅延時間 )]: イベントが発生してからコマンドファイルが実行されるまでに PowerChute が待機する必要がある時間を秒単位で入力します シャットダウンコマンドファイルも設定済みの場合 両方のコマンドファイルが並列実行されます [Full path to command file ( 完全パス )]: コマンドファイルの完全パス名 ( ディスクドライブ ボリューム名を含む ) を指定する必要があります Windows の場合 指定するファイルのファイル拡張子は.cmd または.bat でなければなりません Linux および Unix システムの場合 指定するファイルのファイル拡張子は.sh でなければなりません コマンドファイルは Windows の場合ローカルシステムアカウントを使用して実行されます Linux/Unix の場合コマンドファイルは root 権限で実行されます PowerChute は デスクトップとの相互通信を必要とするプログラムを実行できません サポートされるのは コマンドライン対応プログラムのみです 79

85 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware シャットダウン イベントに対してシャットダウンが有効になっている場合 PowerChute はイベントを重大イベントとして処理し シャットダウンシーケンスを開始します シャットダウンは必ずしもすべてのイベントではサポートされません サポートされるかどうかは イベント行のアイコンの有無で示されます [Delay( 遅延時間 )] フィールドでは PowerChute がシャットダウンシーケンスを開始するまでに待機する必要がある時間を秒単位で指定します デフォルトでは バッテリー使用イベントの遅延時間は 120 秒ですが その他のイベントのデフォルト値は 0 秒です デフォルトで PowerChute がシャットダウンシーケンスを開始するのは バッテリー低下状態が発生するか または UPS に電源オフコマンドが送信される場合に限られます これらのイベントについては PowerChute ユーザーインターフェイスを使用してシャットダウンを無効にできません 80

86 サーバーシャットダウンの順序付け [Runtime Remaining below Threshold( しきい値を下回る際のランタイム残り時間 )] イベントは 停電時間の延長時にご使用のサーバーがシャットダウンする順番を指定するために使用できます このイベントは 同じ UPS から複数のサーバーに電源が供給されており 優先順位の高いサーバーにランタイムを延長する場合に役立ちます また 優先順位の低いサーバーは必ず最初にシャットダウンされるように指定できます このイベントは UPS がバッテリー電力で稼働中で ランタイムが設定しきい値を下回るとサーバーのシャットダウンコマンドを発行します シャットダウン実行前にコマンドファイルを実行するためには Run Command File イベントアクションのランタイムしきい値により大きな値を設定してください 例 1. 3 台のサーバーが同じ UPS から電力供給されています 優先順位の低いサーバーはサーバー C で サーバー A は可能な限り稼働を維持する必要があります 2. サーバー A は それを保護する UPS のランタイム残り時間が 10 分になった時点でシャットダウンします 3. サーバー B は それを保護する UPS のランタイム残り時間が 15 分になった時点でシャットダウンします 4. サーバー C は それを保護する UPS のランタイム残り時間が 20 分になった時点でシャットダウンします 5. 各 PowerChute エージェントに次のしきい値を設定します o o o サーバー A: 10 分 サーバー B: 15 分 サーバー C: 20 分 6. 各サーバーは ランタイム残り時間が設定されたしきい値を下回るとシャットダウンします 81

87 シャットダウンシナリオの例 次の各シナリオでは シャットダウンシーケンスが開始された時に PowerChute と UPS がどのように動作するか いくつか例を示します 82

88 シャットダウンシナリオの例 VMware: コンセントグループのない UPS 例 1:UPS の電源オフは有効で シャットダウンコマンドファイルは設定されていません PowerChute はクラスター外の物理マシンにインストールされており 1 つの HA クラスター内に複数の VMware ホストが含まれるシングル / 冗長 UPS の構成用に設定されています UPS の電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されています シャットダウンコマンドファイルは設定されていません VM シャットダウンおよび vapp のシャットダウンは有効で それぞれに 120 秒の待機時間が設定されています オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントに設定されたシャットダウン待機時間の経過後 PowerChute は UPS の電源をオフにするコマンドを送信します UPS の電源オフが開始されます 3. PowerChute が VMware ホスト上でメンテナンスモードタスクを開始して 仮想マシンと vapp のシャットダウンを開始します 4. 4 分後 (VM シャットダウン待機時間 = 120 vapp シャットダウン待機時間 = 120) すべての仮想マシンの電源がオフになると VMware ホストはメンテナンスモードに入ります 仮想マシンの電源がオフになっていない場合 メンテナンスモードタスクはキャンセルされます PowerChute が VMware ホストをシャットダウンするコマンドを送信します 秒の待機後 PowerChute が実行中の物理マシンでオペレーティングシステムはシャットダウンを開始します 83

89 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 6. UPS は 次のどちらか長い方の指定時間のあいだ待機します バッテリー残量低下持続時間または最大必須遅延これらの値は NMC インターフェイスの [ 設定 - シャットダウン ] ページに表示されます 7. この待機時間経過後 さらに 2 分間の設定不可待機時間がカウントダウンされます 8. ユーザーが設定可能なシャットダウン待機時間の経過後 UPS は電源がオフになります この値は NMC ユーザーインターフェイスの [ 設定 - シャットダウン ] ページで設定できます バッテリー残量低下持続時間には オペレーティングシステムのシャットダウンが完了するまで十分な時間を取るように設定することをお勧めします 2 分間の設定不可待機時間 ( 手順 7) のカウントダウンが開始される前に オペレーティングシステムのシャットダウンが完了していると理想的です 例 2:UPS の電源オフは有効で シャットダウンコマンドファイルが設定されています PowerChute はクラスター外の物理マシンにインストールされており 1 つの HA クラスター内に複数の VMware ホストが含まれるシングル / 冗長 UPS の構成用に設定されています UPS の電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されています シャットダウンコマンドファイルが設定されています VM シャットダウンおよび vapp のシャットダウンは有効で それぞれに 120 秒の待機時間が設定されています オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントに設定されたシャットダウン待機時間の経過後 PowerChute は UPS の電源をオフにするコマンドを送信します UPS の電源オフが開始されます 3. PowerChute が VMware ホスト上でメンテナンスモードタスクを開始して 仮想マシンと vapp のシャットダウンを開始します 84

90 シャットダウンシナリオの例 4. 4 分後 (VM シャットダウン待機時間 = 120 vapp シャットダウン待機時間 = 120) PowerChute はシャットダウンコマンドファイルを実行します 5. すべての仮想マシンの電源がオフになると VMware ホストはメンテナンスモードに入ります 仮想マシンの電源がオフになっていない場合 メンテナンスモードタスクはキャンセルされます シャットダウンコマンドファイルに設定された所要時間の経過後 PowerChute は VMware ホストをシャットダウンするコマンドを送信します 6. PowerChute が実行中の物理マシンでオペレーティングシステムのシャットダウンが開始される前に 追加で 70 秒の待機時間がカウントダウンされます 7. UPS は 次のどちらか長い方の指定時間のあいだ待機します バッテリー残量低下持続時間または最大必須遅延 これらの値は NMC インターフェイスの [ 設定 - シャットダウン ] ページに表示されます 8. この待機時間経過後 さらに 2 分間の設定不可待機時間がカウントダウンされます 9. UPS は ユーザーが設定可能なシャットダウン待機時間が経過したら電源がオフになります この値は NMC ユーザーインターフェイスの [ 設定 - シャットダウン ] ページで設定できます バッテリー残量低下持続時間には オペレーティングシステムのシャットダウンが完了するまで十分な時間を取るように設定することをお勧めします 2 分間の設定不可待機時間 ( 手順 8) のカウントダウンが開始される前に オペレーティングシステムのシャットダウンが完了していると理想的です 例 3:UPS の電源オフは有効で シャットダウンコマンドファイルが設定されており ホストシャットダウン後のコマンドファイル実行が有効です PowerChute はクラスター外の物理マシンにインストールされており 1 つの HA クラスター内に複数の VMware ホストが含まれるシングル / 冗長 UPS の構成用に設定されています UPS の電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されています シャットダウンコマンドファイルが設定されています [ ホストシャットダウン後 コマンドファイルを実行 ] は 30 秒の待機時間が適用された状態で有効化されています VM シャットダウンおよび vapp のシャットダウンは有効で それぞれに 120 秒の待機時間が設定されています オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます 85

91 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントに設定されたシャットダウン待機時間の経過後 PowerChute は UPS の電源をオフにするコマンドを送信します UPS の電源オフが開始されます 3. PowerChute が VMware ホスト上でメンテナンスモードタスクを開始して 仮想マシンと vapp のシャットダウンを開始します 4. 4 分後 (VM シャットダウン待機時間 = 120 vapp シャットダウン待機時間 = 120) すべての仮想マシンの電源がオフになると VMware ホストはメンテナンスモードに入ります 仮想マシンの電源がオフになっていない場合 メンテナンスモードタスクはキャンセルされます PowerChute が VMware ホストをシャットダウンするコマンドを送信します 5. [ ホストシャットダウン後 コマンドファイルを実行 ] オプションに設定された 30 秒の待機時間の経過後 PowerChute はシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します 6. シャットダウンコマンドファイルに設定された所要時間の経過後 PowerChute が実行中の物理マシンでオペレーティングシステムのシャットダウンを開始する前に さらに 70 秒の待機時間がカウントダウンされます 7. UPS は 次のどちらか長い方の指定時間のあいだ待機します バッテリー残量低下持続時間または最大必須遅延 これらの値は NMC インターフェイスの [ 設定 - シャットダウン ] ページに表示されます 8. この待機時間経過後 さらに 2 分間の設定不可待機時間がカウントダウンされます 9. UPS は ユーザーが設定可能なシャットダウン待機時間が経過したら電源がオフになります この値は NMC ユーザーインターフェイスの [ 設定 - シャットダウン ] ページで設定できます 86

92 シャットダウンシナリオの例 VMware: コンセントグループのある UPS 例 1: コンセントグループの電源オフは有効で シャットダウンコマンドファイルが設定されていません PowerChute はクラスター外の物理マシンにインストールされており 1 つの HA クラスター内に複数の VMware ホストが含まれるシングル / 冗長 UPS の構成用に設定されています コンセントグループの電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されています シャットダウンコマンドファイルは設定されていません VM シャットダウンおよび vapp のシャットダウンは有効で それぞれに 120 秒の待機時間が設定されています オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントに設定されたシャットダウン待機時間の経過後 PowerChute は UPS コンセントグループの電源をオフにするコマンドを送信し コンセントグループの電源がオフになります 3. PowerChute が VMware ホスト上でメンテナンスモードタスクを開始して 仮想マシンと vapp のシャットダウンを開始します 4. 4 分後 (VM シャットダウン待機時間 = 120 vapp シャットダウン待機時間 = 120) すべての仮想マシンの電源がオフになると VMware ホストはメンテナンスモードに入ります 仮想マシンの電源がオフになっていない場合 メンテナンスモードタスクはキャンセルされます PowerChute が VMware ホストをシャットダウンするコマンドを送信します 5. PowerChute はオペレーティングシステムシャットダウンコマンドを送信します 秒の待機後 PowerChute が実行中の物理マシンでオペレーティングシステムはシャットダウンを開始します 7. 電源オフ待機時間 (NMC ユーザーインターフェイスの [ 設定 - コンセントグループ ] ページで設定可能 ) が経過すると コンセントグループの電源はオフになります 87

93 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware メインコンセントグループに登録されている場合 メインコンセントグループの電源オフが開始される前に UPS は切替コンセントグループの電源がオフになるまで待機します 切替コンセントグループに登録されている場合 その待機時間のみがカウントダウンされます コンセントグループの電源オフ待機時間には オペレーティングシステムのシャットダウンが完了するまで十分な時間を取るように設定することをお勧めします オペレーティングシステムがシャットダウンする前にコンセントグループの電源がオフにならないように 時間を余分に取ってください 例 2: コンセントグループの電源オフは有効で シャットダウンコマンドファイルが設定されています PowerChute はクラスター外の物理マシンにインストールされており 1 つの HA クラスター内に複数の VMware ホストが含まれるシングル / 冗長 UPS の構成用に設定されています コンセントグループの電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されています シャットダウンコマンドファイルが設定されています VM シャットダウンおよび vapp のシャットダウンは有効で それぞれに 120 秒の待機時間が設定されています オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントに設定されたシャットダウン待機時間の経過後 PowerChute はコンセントグループの電源をオフにするコマンドを送信し コンセントグループの電源がオフになります 3. PowerChute が VMware ホスト上でメンテナンスモードタスクを開始して 仮想マシンと vapp のシャットダウンを開始します 4. 4 分後 (VM シャットダウン待機時間 = 120 vapp シャットダウン待機時間 = 120) PowerChute はシャットダウンコマンドファイルを実行します 88

94 シャットダウンシナリオの例 5. すべての仮想マシンの電源がオフになると VMware ホストはメンテナンスモードに入ります 仮想マシンの電源がオフになっていない場合 メンテナンスモードタスクはキャンセルされます シャットダウンコマンドファイルに設定された所要時間の経過後 PowerChute は VMware ホストをシャットダウンするコマンドを送信します 6. オペレーティングシステムのシャットダウンが開始される前に 追加で 70 秒の待機時間がカウントダウンされます 7. 電源オフ待機時間 (NMC ユーザーインターフェイスの [ 設定 - コンセントグループ ] ページで設定可能 ) が経過すると コンセントグループの電源はオフになります メインコンセントグループに登録されている場合 メインコンセントグループの電源オフが開始される前に UPS は切替コンセントグループの電源がオフになるまで待機します 切替コンセントグループに登録されている場合 その待機時間のみがカウントダウンされます コンセントグループの電源オフ待機時間には シャットダウンコマンドファイルがオペレーティングシステムのシャットダウンを完了するまでの十分な時間を取るよう設定することをお勧めします オペレーティングシステムがシャットダウンする前にコンセントグループの電源がオフにならないように 時間を余分に取ってください 例 3: コンセントグループの電源オフは有効で シャットダウンコマンドファイルが設定されており ホストシャットダウン後のコマンドファイル実行が有効です PowerChute はクラスター外の物理マシンにインストールされており 1 つの HA クラスター内に複数の VMware ホストが含まれるシングル / 冗長 UPS の構成用に設定されています コンセントグループの電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されています シャットダウンコマンドファイルが設定されています [ ホストシャットダウン後 コマンドファイルを実行 ] は 30 秒の待機時間が適用された状態で有効化されています VM シャットダウンおよび vapp のシャットダウンは有効で それぞれに 120 秒の待機時間が設定されています オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントに設定されたシャットダウン待機時間の経過後 PowerChute はコンセントグループの電源をオフにするコマンドを送信し コンセントグループの電源がオフになります 89

95 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 3. PowerChute が VMware ホスト上でメンテナンスモードタスクを開始して 仮想マシンと vapp のシャットダウンを開始します 4. 4 分後 (VM シャットダウン待機時間 = 120 vapp シャットダウン待機時間 = 120) すべての仮想マシンの電源がオフになると VMware ホストはメンテナンスモードに移行します 仮想マシンの電源がオフになっていない場合 メンテナンスモードタスクはキャンセルされます PowerChute が VMware ホストをシャットダウンするコマンドを送信します 5. [ ホストシャットダウン後 コマンドファイルを実行 ] オプションに設定された 30 秒の待機時間の経過後 PowerChute はシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します 6. シャットダウンコマンドファイルに設定された所要時間の経過後 オペレーティングシステムがシャットダウンを開始する前に さらに 70 秒の待機時間がカウントダウンされます 7. 電源オフ待機時間 (NMC ユーザーインターフェイスの [ 設定 - コンセントグループ ] ページで設定可能 ) が経過すると コンセントグループの電源はオフになります メインコンセントグループに登録されている場合 メインコンセントグループの電源オフが開始される前に UPS は切替コンセントグループの電源がオフになるまで待機します 切替コンセントグループに登録されている場合 その待機時間のみがカウントダウンされます コンセントグループの電源オフ待機時間には シャットダウンコマンドファイルがオペレーティングシステムのシャットダウンを完了するまでの十分な時間を取るよう設定することをお勧めします オペレーティングシステムがシャットダウンする前にコンセントグループの電源がオフにならないように 時間を余分に取ってください コンセントグループの推奨電源オフ待機時間 デフォルトでは コンセントグループの電源オフ待機時間は NMC で設定されたバッテリー低下所要時間の値と同じになります 必要な合計シャットダウン時間が電源オフ待機時間より長い場合 PowerChute は登録先のコンセントグループの電源オフ待機時間を自動的に増やします 合計シャットダウン時間には 以下の値が含まれます VM 移行待機時間 VM シャットダウンおよび起動の待機時間 vapp シャットダウンおよび起動待機時間 ホストシャットダウン待機時間後 コマンドファイルを実行 シャットダウンコマンドファイル所要時間 2 分間の内蔵待機時間 ( これには 10 秒間の OS シャットダウン待機時間と 60 秒間の OS シャットダウン所要時間が含まれ 端数は切り上げられます ) PowerChute は完了までの所要時間を決定できないため オペレーティングシステムを安全にシャットダウンするために必要な時間は合計シャットダウン時間に含まれません コンセントグループの電源オフ待機時間は OS が安全にシャットダウンされるように十分な長さを取る必要があります 不測の事態に備え 余分な時間を追加してください NMC で設定したバッテリー低下所要時間は コンセントグループの電源オフ待機時間と同じかそれ以上にしてください 90

96 シャットダウンシナリオの例 VMware シャットダウン - シングル UPS 構成 この例では VMware ホスト 2 台 vcenter Server 1 台 そしてストレージアレイ 1 台があります 電力は 1 台の UPS から供給されています PowerChute は クラスタ外部の vcenter Server マシンにインストールされています 次のイベントのシャットダウンアクションが有効な場合は 以下のシャットダウンシーケンスが発生します 1. UPS は X 秒間バッテリー電力で稼働しています 2. PowerChute が VMware ホスト A および B の仮想マシンをシャットダウンしています 3. PowerChute が vapp をシャットダウンします ( 設定されている場合 ) 4. PowerChute がシャットダウンコマンドファイルを実行し UPS の電源をオフにするコマンドを送信します ( 設定されている場合 ) 5. シャットダウンコマンドファイル所要時間の経過後 PowerChute は VMware ホスト上でメンテナンスモードタスクを開始します 6. PowerChute が VMware ホストをシャットダウンします 7. PowerChute が vcenter Server マシンをシャットダウンします 91

97 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware VMware シャットダウン - HA クラスター 以下の例では VMware HA クラスターはシングル 冗長またはパラレル UPS の構成によって保護されています vcenter Server は仮想マシンで稼働しています 推奨デプロイメント PowerChute は HA クラスター内の仮想マシン (vma にインストールされているか または仮想アプライアンスとしてデプロイされている ) で実行可能です あるいは クラスター外の Windows 物理マシンにインストールすることもできます PowerChute Network Shutdown で設定した vcenter Server アカウントには vcenter Server と PowerChute によって管理される各 ESXi ホストで管理者権限が必須です これは Active Directory アカウントまたはローカルユーザーアカウントのいずれかになります 詳細については Active Directory VMware の設定 を参照してください 例 1: vcenter Server が仮想マシンで実行されており PowerChute が Windows 物理マシンにインストールされています 仮想マシンと vapp のシャットダウンは有効で 120 秒の待機時間が適用されます ( つまり 各アクションの完了まで 120 秒が割り当てられます ) UPS またはコンセントグループの電源をオフにするオプションが有効になっています シャットダウンコマンドファイルには 120 秒の所要時間が設定されています UPS オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます シャットダウンシーケンス 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントのシャットダウン待機時間が経過します PowerChute が UPS またはコンセントグループの電源をオフにするコマンドを送信します 3. PowerChute が各ホストでメンテナンスモードタスクを開始し 続いて vapp のシャットダウンを開始します 4. 仮想マシン /vapp シャットダウン所要時間が経過します 5. PowerChute が vcenter Server 仮想マシンを安全にシャットダウンします 92

98 シャットダウンシナリオの例 6. vcenter 仮想マシンシャットダウン所要時間が経過します PowerChute がシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します 7. シャットダウンコマンドファイル所要時間が経過し vcenter Server 仮想マシンを実行していない VMware ホストを PowerChute が安全にシャットダウンします 8. PowerChute が vcenter Server 仮想マシンを実行している VMware ホストをシャットダウンします 9. PowerChute 物理マシン上で OS シャットダウンシーケンスが開始します 秒の待機時間経過後 OS はシャットダウンを開始します 11. UPS は バッテリー低下所要時間 / 最大必須遅延 ( コンセントグループが認識されていない UPS) またはコンセントグループ電源オフ待機時間のうち 長い方の時間のあいだ待機します 12. ユーザーが設定可能なシャットダウン待機時間が経過したら UPS は電源がオフになります あるいは 電源オフ待機時間の経過後にコンセントグループの電源がオフになります 93

99 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 例 2:vCenter Server と PowerChute が仮想マシンで実行中です 仮想マシンと vapp のシャットダウンは有効で 120 秒の待機時間が適用されます ( つまり 各アクションの完了まで 120 秒が割り当てられます ) UPS またはコンセントグループの電源をオフにするオプションが有効になっています シャットダウンコマンドファイルには 120 秒の所要時間が設定されています UPS オンバッテリーなどの重大な UPS イベントが発生すると 以下のシーケンスが開始されます シャットダウンシーケンス 1. PowerChute によって UPS がオンバッテリーモードであることが報告されます 2. オンバッテリーイベントのシャットダウン待機時間が経過します PowerChute が UPS またはコンセントグループの電源をオフにするコマンドを送信します 3. PowerChute が各ホストでメンテナンスモードタスクを開始し 続いて vapp のシャットダウンを開始します 4. 仮想マシン /vapp シャットダウン所要時間が経過します 5. PowerChute が vcenter Server 仮想マシンを安全にシャットダウンします 6. vcenter 仮想マシンシャットダウン所要時間が経過します PowerChute がシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します 7. シャットダウンコマンドファイル所要時間が経過し vcenter Server または PowerChute 仮想マシンを実行していない VMware ホストを PowerChute が安全にシャットダウンします 8. PowerChute が vcenter Server 仮想マシンを実行している VMware ホスト 続いて PowerChute 仮想マシンを実行しているホストの順にシャットダウンします 注 :PowerChute を実行しているホストのメンテナンスモードタスクがキャンセルされるため HA はそのホストの電力が戻ると PowerChute 仮想マシンを再起動しようと試みます 94

100 シャットダウンシナリオの例 9. UPS は バッテリー低下所要時間 / 最大必須遅延 ( コンセントグループが認識されていない UPS) またはコンセントグループ電源オフ待機時間のうち 長い方の時間のあいだ待機します 10. ユーザーが設定可能なシャットダウン待機時間が経過したら UPS は電源がオフになります あるいは 電源オフ待機時間の経過後にコンセントグループの電源がオフになります 複数のクラスターまたはデータセンターが含まれる VMware セットアップ PowerChute を仮想アプライアンスとしてデプロイする場合 セットアップに複数のクラスターが含まれると 1 つのクラスターごとに 1 つの PowerChute エージェントをデプロイすることをお勧めします 複数のクラスターまたはデータセンターがある環境では ホストの監視には Windows 物理マシンにインストールされた PowerChute のコピーを 1 つ使用できます データセンター / クラスターに設置場所が異なるホストが含まれる場合 PowerChute は複数のマシンにインストールしてください 95

101 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware VMware シャットダウン - 高度な UPS 構成 ここでは 個別の UPS 装置が 2 台の VMware ホスト および vcenter Server とストレージアレイにそれぞれ電力を供給しています PowerChute は vcenter Server マシンにインストールされており すべての UPS を監視しています シャットダウンコマンドファイルが UPS #1 を含む UPS セットアップ #1 に対して設定されています UPS #4 で重大なイベント発生 : 仮想ホストをシャットダウンするオプションが対象 UPS に有効化されています 仮想マシン移行は有効化されていません 1. UPS #4 がバッテリー使用に移行します 2. PowerChute が UPS #4 の電源を安全にオフにするコマンドを送信します ( 設定されている場合 ) 3. クラスタ内の 2 台の VMware ホストに対して UPS 重大イベントが発生します 4. PowerChute は 2 台の VMware ホストでメンテナンスモードタスクを開始し 2 台の VMware ホストの仮想マシンをシャットダウンします 5. PowerChute は 電力を供給しているすべての vapp をシャットダウンします 6. PowerChute が 2 台の VMware ホストをシャットダウンします 7. 物理マシンは影響を受けないため PowerChute は実行を継続します UPS #1 で重大なイベント発生 : 仮想マシンおよび物理マシンをシャットダウンするオプションが対象 UPS に有効化されています 仮想マシン移行は有効化されていません 1. UPS#1 がバッテリー動作に切り替わります 2. PowerChute が UPS #1 の電源を安全にオフにするコマンドを送信します ( 設定されている場合 ) 3. 2 台の VMware ホストで UPS 重大イベントが発生します 96

102 シャットダウンシナリオの例 4. PowerChute は 2 台の VMware ホストでメンテナンスモードタスクを開始し 2 台の VMware ホストの仮想マシンをシャットダウンします 5. PowerChute は 電力を供給しているすべての vapp をシャットダウンします 6. ここでシャットダウンコマンドファイルが実行されます 7. シャットダウンコマンドファイル所要時間の経過後 すべての仮想マシンがシャットダウンした場合 メンテナンスモードタスクが完了し PowerChute は 2 台の VMware ホストをシャットダウンします 8. PowerChute は vcenter Server マシンをシャットダウンします 詳細については アプリケーションノート Using PowerChute Network Shutdown in a VMware HA Cluster(VMware HA クラスタにおける PowerChute Network Shutdown の使用 ) ノート ( こちら ) を参照してください 97

103 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware VMware シャットダウン - VM 優先度付け - シングル UPS の構成 この例では 2 台の VMware ホスト 1 台の vcenter Server 1 台のストレージアレイがあり シングル UPS から電力が供給されています PowerChute は クラスター外の vcenter Server マシンにインストールされています VM 優先度付けが有効化されており 仮想マシンは優先度順に高 / 中 / 低の各グループに分けられています 以下のシャットダウンシーケンスは オンバッテリーイベントにシャットダウンアクションが有効化されている場合に発生します 1. UPS は X 秒間バッテリー電力で稼働しています PowerChute が各保護対象ホストでメンテナンスモードタスクを開始します 2. PowerChute が VMware ホスト A および B の仮想マシンのシャットダウンを 優先度の順番で開始します 最初に 優先度付けがない仮想マシンが順番にシャットダウンされます 優先度付けがない仮想マシンの所要時間が経過したら 優先度が低 中 高の順番に仮想マシンが順番にシャットダウンされます この場合 PowerChute Network Shutdown は優先グループ内のすべての仮想マシンに同時にシャットダウンコマンドを送信します そのため 各優先グループ内の仮想マシンは特定の順番でシャットダウンされません 3. VM シャットダウン所要時間が経過すると vapp が構成されている場合は PowerChute によってシャットダウンされます 4. PowerChute がシャットダウンコマンドファイルを実行し UPS の電源をオフにするコマンドを送信します ( 設定されている場合 ) 5. シャットダウンコマンドファイル所要時間の経過後 PowerChute は VMware ホストをシャットダウンします 6. PowerChute が vcenter Server マシンをシャットダウンします 98

104 VMware シャットダウン - VM 優先度付け - 高度な UPS の構成 シャットダウンシナリオの例 この例では 個別の UPS 装置が 2 台の VMware ホスト vcenter Server および 1 台のストレージアレイに電力を供給しています PowerChute は vcenter Server マシンにインストールされており すべての UPS を監視しています VM 優先度付けが有効化されており 仮想マシンは優先度順に高 / 中 / 低の各グループに分けられています UPS #2 で重大なイベント発生 : この UPS では 仮想ホストのシャットダウンオプションが有効です VM 移行および VM 優先度付けも有効です 1. UPS #2 はオンバッテリーモードに入ります 2. ホスト A で UPS 重大イベントが引き起こされ PowerChute がホスト A でメンテナンスモードタスクを開始します 3. PowerChute によって 以下の優先度グループの順番に正常なホスト B に移行されます 4. 優先グループの優先度順の VM 移行が有効化されているため VM 移行が開始されます 最初に 優先度が高のグループの仮想マシンが並列に移行します 優先度が高のグループの仮想マシンが移行されると 優先度が中の仮想マシンが並列に移行し 続いて優先度が低のグループ 最後に優先度のない仮想マシンが移行します 5. VM 移行所要時間が経過したら 移行が未完了の仮想マシンは以下の優先度の順番に VM シャットダウンシーケンスでシャットダウンします 最初に 優先度付けがない仮想マシンが順番にシャットダウンされます 優先度付けがない仮想マシンの所要時間が経過したら 優先度が低 中 高の順番に仮想マシンが順番にシャットダウンされます この場合 PowerChute Network Shutdown は優先グループ内のすべての仮想マシンに同時にシャットダウンコマンドを送信します そのため 各優先グループ内の仮想マシンは特定の順番でシャットダウンされません 6. VM シャットダウン所要時間が経過すると vapp が構成されている場合は PowerChute によってシャットダウンされます 7. シャットダウンコマンドファイル所要時間の経過後 PowerChute はホスト A をシャットダウンします 99

105 PowerChute イベントおよびログ イベントログには PowerChute およびその保護対象負荷に影響を及ぼす UPS イベントが表示されます すべての UPS イベントがログに記録されるわけではありません ログは 30 秒ごとに自動更新されます デフォルトでは 設定可能および設定不可な PowerChute イベントすべてがイベントログに記録されます イベントログの無効化は [Configure Events( イベントの設定 )] 画面で行います EventLog.txt ファイルは PowerChute がインストールされた場所の group1 フォルダに保存されます ファイルのログエントリー数が 1000 件に達すると 古い方から 3 分の 1 のファイルが削除されます デフォルト値は 1000 ですが PowerChute 設定 (INI) ファイルを使用して変更可能です これを行うには 以下の手順を実行します 1. PowerChute サービスまたはデーモンを停止します 詳細については ナレッジベースの記事 FA を参照してください ( FA を jp/support/faq/faq_main.page に入力してください ) 2. PowerChute がインストールされている group1 フォルダーにある pcnsconfig.ini ファイルをテキストエディターで開きます 3. [Eventlog] セクションで logsize の値を希望する値に変更します たとえば この値を 2000 エントリーに変更するには logsize を以下のように変更します logsize = pcnsconfig.ini ファイルを保存します 5. PowerChute サービスまたはデーモンを再起動します イベントログを完全に消去するには [Delete Log File( ログファイルの削除 )] ボタンを使用します [Export Log( ログのエクスポート )] を使用すると イベントログコピーをテキストファイルとしてダウンロードできます 100

106 PowerChute イベントおよびログ 設定可能なイベント Available runtime has been exceeded( 使用可能なランタイムを超過しました ) 以下の 2 つの条件では 合計シャットダウン時間 には次の所要時間が含まれます VM 移行所要時間 VM シャットダウンおよび起動の所要時間 vapp シャットダウンおよび起動の所要時間 vcenter Server VM シャットダウン所要時間 シャットダウンコマンドファイル所要時間 2 分間の内蔵所要時間 ( これには 10 秒間の OS シャットダウン待機時間と 60 秒間の OS シャットダウン所要時間が含まれ 端数は切り上げられます ) このイベントは 次のいずれかの状態で発生します 条件 1. PowerChute が必要とする合計シャットダウン所要時間が バッテリー残量低下持続時間 - UPS に設定された 2 分間 より長い場合 バッテリー低下条件が発生すると PowerChute では UPS の電源をオフにするまでにシャットダウンシーケンスを完了する時間が十分にありません 例えば 必要な合計シャットダウン所要時間が 3 分で バッテリー残量低下持続時間が 4 分の場合 使用可能なランタイム超過イベントが引き起こされます 解決方法 :[ 設定 - シャットダウン ] ページで NMC のバッテリー残量低下持続時間の値を増やすか PowerChute に使用されるシャットダウン所要時間を減らしてください 条件 2. UPS オンバッテリーイベントに設定されたシャットダウン所要時間 + PowerChute が必要とする合計シャットダウン所要時間が UPS のランタイム残り時間 - 2 分間 より長い場合 この条件は バッテリーが完全に充電されていても UPS の不可が大きすぎる場合に発生します 解決方法 : 1. UPS から一部の機器を取り外し 利用可能なランタイムを増やしてください 2. UPS オンバッテリーイベントのシャットダウン所要時間を減らしてください 3. [ シャットダウン設定 ] 画面でコマンドファイル実行時間を減らしてください このイベントはログに記録され 冗長またはパラレル UPS 構成のシングル UPS で発生した場合でもイベントアクションは実行されます 101

107 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware Available runtime is sufficient( 使用可能なランタイムが十分 ) 使用可能な UPS ランタイム / バッテリー残量低下持続時間が PowerChute が全機器を安全にシャットダウンできるほど十分にあります Battery is discharged( バッテリーが放電されています ) UPS バッテリーランタイムが許容可能な範囲を下回りました 停電の場合 バッテリー低下状態が発生します このイベントは UPS がオンバッテリーモードで延長動作している場合に発生します 4 時間以内にバッテリー再充電イベントが発生しない場合 UPS の充電が正しく行われていない可能性があります このような場合には APC カスタマーサポートにご連絡ください Battery has recharged.( バッテリーが再充電されました ) UPS のバッテリーランタイムが許容範囲内に戻りました UPS in Bypass due to an internal hardware problem or UPS overload.( 内部のハードウェア障害または UPS 過負荷によって UPS がバイパスモードです ) UPS は 内部のハードウェア障害または UPS 過負荷によってバイパスモードに切り替わりました UPS has switched to bypass in response to the bypass switch at the UPS, typically for maintenance.(ups のバイパススイッチに応答して UPS はバイパスモードに切り換わりました ( 通常はメンテナンス目的 ) ) ユーザーがハードウェアスイッチを使用して UPS をバイパスモードに切り替えました UPS has switched to bypass in response to the UPS front-panel or a user-initiated software command, typically for maintenance.(ups の前面パネルの操作またはユーザーが発行したソフトウェアコマンドにより UPS はバイパスモードに切り換わりました ( 通常はメンテナンス目的 ) ) UPS はバイパスモードに切り替わり 停電が発生しても負荷機器は保護されません UPS でメンテナンス作業が行われている場合は この状態が正常です UPS をバイパスモードに切り替えていないのにこのイベントが発生した場合は APC カスタマーサポートにご連絡ください UPS no longer in Bypass.(UPS はバイパスモードではありません ) UPS がバイパスモードに切り替わりません Bypass switch is not working properly.( バイパススイッチが正常に動作していません ) バイパス接触器が正常に動作していません これによって UPS はバイパスモードに移行したりバイパスモードから戻ったりできなくなります カスタマーサポートにご連絡ください 102

108 Bypass switch has been replaced.( バイパススイッチが交換されました ) PowerChute イベントおよびログ バイパス接触器は正常に動作しています Communication has been lost while on battery.( オンバッテリー中に通信が切断されました ) UPS がオンバッテリーモードの間に PowerChute の通信が切断されたため 停電が継続するとバッテリー低下条件を検出できません グレースフルシャットダウンは保証できません このイベントは UPS がオンバッテリーモードで かつ次の条件が伴う場合に発生します Management Card が UPS と通信できないまたは PowerChute が Management Card と通信できない Management Card cannot communicate with the UPS.(Management Card が UPS と通信できません ) NMC と UPS の間の通信が切断されました NMC がしっかりスロットに挿入されていることを確認してください このイベントは NMC のファームウェアをアップグレード中に発生します PowerChute cannot communicate with the Management Card.(PowerChute が Management Card と通信できません ) PowerChute と NMC との間のネットワーク通信が切断されました Network Management Card のトラブルシューティング を参照してください このイベントは NMC のファームウェアをアップグレード中に発生します Communication has been established.( 通信が確立されました ) PowerChute と NMC の間で通信が確立されました UPS has switched to battery power.(ups がバッテリー電力に切り換わりました ) 電源障害のため UPS がバッテリー動作に切り替わりました UPS への電力供給を回復できない場合 以下を実行してください 1. 一般的な停電などの電源障害でない場合 ( 対象 UPS だけに電源障害が発生しているような場合 ) は 配線やブレーカを確認してください 2. このイベントが短時間に頻発する場合は UPS と同じ電気回路上にある他の機器が一時的に過大な電力を消費していないかどうかを確認してください 3. このイベントは 電力品質が悪い場合 ( 電源変動など ) にも発生します NMC ユーザーインターフェイスを使って UPS の感度を低くしてください 4. この条件が継続する場合は 電気工事業者に連絡して商用電源を調査してください 103

109 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware UPS is no longer running on battery power or output power has been turned on.(ups がバッテリー電力で稼働していないか または出力電力がオンになりました ) UPS はバッテリー電源で稼働していません The load has exceeded the user specified alarm threshold.( 実際の負荷が ユーザーの指定したアラームしきい値を超えました ) UPS の負荷が NMC ユーザーインターフェイスで設定された最大負荷しきい値を超えました UPS の負荷を減らすか 既存の負荷に対応できるように装置をアップグレードしてください The load no longer exceeds the user specified alarm threshold.( 実際の負荷は ユーザーの指定したアラームしきい値の範囲内です ) UPS の負荷は負荷しきい値を超えていません Minimum redundancy lost.( 最小冗長性が消失しました ) UPS の負荷が大きすぎるか 目的の冗長性をサポートするのに十分な動力の電源モジュールがありません すべての電源モジュールが正常に動作しており 冗長構成が正しいか確認してください この条件が続く場合は カスタマーサポートに連絡してください Minimum redundancy restored.( 最小冗長性の回復 ) UPS は現在目的の冗長性をサポートできます Parallel redundancy lost.( パラレル冗長性の消失 ) システムの負荷が大きすぎるか 目的の冗長性レベルをサポートするのに十分な動力の UPS がありません すべての UPS が正常に動作しており 冗長構成が正しいか確認してください この条件が続く場合は カスタマーサポートに連絡してください Parallel redundancy restored.( パラレル冗長性の回復 ) パラレル UPS システムは 現在目的の冗長性をサポートできます The runtime remaining has dropped below the configured threshold while on Battery.( オンバッテリー中に ランタイム残り時間が設定しきい値を下回りました ) オンバッテリー中に ランタイム残り時間が設定しきい値を下回りました [ イベントの設定 ] ページでシャットダウンアクションを実行すると このしきい値を設定できます UPS がバッテリー電力で稼働しており UPS のランタイム残り時間がしきい値を下回ると PowerChute はシャットダウンシーケンスを開始します 詳細については サーバーシャットダウンの順序付け を参照してください 104

110 PowerChute イベントおよびログ The runtime remaining is now above the configured threshold or input power has been restored. ( ランタイム残り時間が設定しきい値を上回ったか 入力電力が回復しました ) UPS ランタイムがユーザーの定義したしきい値より大きいか UPS がバッテリー電力で稼働していない場合に発生します UPS has overheated which can cause damage.(ups が過熱状態のため 損傷する可能性があります ) UPS の内部温度が高すぎます UPS が周囲から 1 インチ以上離れており UPS の通風孔が塞がれていないことを確認してください この条件がすぐに解決しない場合は UPS に障害が起きる可能性があります UPS is no longer overheated.(ups は過熱状態ではありません ) UPS の内部温度が許容範囲内に復帰しました UPS output overload.(ups 出力が過負荷状態です ) UPS がその定格容量の 100% を超える負荷を感知しました 状況が改善されるまで UPS の負荷を減らしてください 短時間にこの状況が頻発する場合は UPS が電力を供給している機器が一時的に過大な電力を消費していないかどうかを確認してください レーザープリンターやコピー機などを使用している場合などに この問題が発生することがあります この条件が続く場合は カスタマーサポートに連絡してください UPS overload condition has been corrected.(ups 過負荷状態が修復されました ) UPS 出力過負荷イベントによって発生した条件が修正されました 105

111 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 設定可能な環境イベント 以下に示すイベントは 冗長またはパラレル UPS の構成内のシングル UPS で発生した場合でも記録され イベントアクションが実行されます Ambient Temperature Out Of Range Probe X.( 周辺温度範囲外 ( プローブ X)) 温度が環境温度プローブに設定されたしきい値を上回っています Ambient Temperature In Range Probe X.( 周辺温度範囲内 ( プローブ X)) 温度が環境温度プローブに設定されたしきい値を上回っていません Humidity out of Range Probe X.( 湿度範囲外 ( プローブ X)) 湿度が環境湿度プローブに設定されたしきい値を上回っています Humidity In Range Probe X.( 湿度範囲内 ( プローブ X)) 湿度が環境湿度プローブに設定されたしきい値を上回っていません Communication lost with Environmental Monitor.( 環境モニタとの通信が切断されました ) PowerChute が環境モニタリングカードからのデータ受信を停止したか またはプローブが NMC のユニバーサル I/O (UIO) ポートから取り外されました 環境モニタリングカードがスロットにしっかりと差し込まれ 電力が供給されているか確認してください 環境モニタリング情報に NMC ユーザーインターフェイスからアクセスできるか確認してください PowerChute が NMC と通信不能の場合 先にその問題を解決する必要があります Communication established with the Environmental Monitor.( 環境モニタとの通信が確立されました ) PowerChute Network Shutdown は 環境モニタリングカード / プローブからデータを受信しています Contact X Alarm.( コンタクト X アラーム ) いずれかの環境入力接触器がアラーム状態です この接触器に監視されている場所を確認してください Contact X Normal.( コンタクト X 正常 ) いずれかの環境入力接触器が通常状態に戻りました 106

112 PowerChute イベントおよびログ 設定不可イベント Three unsuccessful logon attempts detected. Temporarily denying logon attempts from machine with IP [IP address].( ログオン試行が 3 回失敗しました IP <IP アドレス > のマシンからのログオン試行が一時的に拒否されます ) イベントのリストに記載された IP アドレスのマシンからログインを試みて 3 回失敗しました これ以上ログインを試みると このマシンから 2 分間ロックアウトされます これは 総当たりログインを防ぐよう設計されたセキュリティー対策です Username was changed by user [User] from IP address [IP address]. New username is [Username].(IP アドレス ([IP アドレス ]) のユーザー ([ ユーザー ]) によってユーザー名が変更されました 新しいユーザー名は [ ユーザー名 ] です ) 指定された IP アドレスのユーザーによって ユーザー名が変更されました これは ユーザー名が変更されたらユーザーに通知するセキュリティー機能です Password was changed by user [User] from IP address [IP address].(ip アドレス ([IP アドレス ]) のユーザー ([ ユーザー ]) によってパスワードが変更されました ) 指定された IP アドレスのユーザーによって パスワードが変更されました これは パスワードが変更されたらユーザーに通知するセキュリティー機能です Authentication phrase was changed by user [User] from IP address [IP address].(ip アドレス ([IP アドレス ]) のユーザー ([ ユーザー ]) によって認証フレーズが変更されました ) 指定された IP アドレスのユーザーによって 認証フレーズが変更されました これは 認証フレーズが変更されたらユーザーに通知するセキュリティー機能です Low-battery condition occurred.( バッテリー低下状態が発生しました ) UPS のランタイム残り時間が UPS がオンバッテリーモードの間にバッテリー低下所要時間値を下回りました UPS Turn off has been initiated.(ups 電源オフが開始されました ) NMC ユーザーインターフェイス LCD ディスプレイまたは PowerChute からグレースフルシャットダウンコマンドが UPS に送信されました イベントはすべての UPS 構成でログに記録されます PowerChute Network Shutdown version X monitoring started.(powerchute Network Shutdown バージョン X のモニタリングが開始されました ) PowerChute Web サービスが開始されました 107

113 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware Shutdown process started OS name will shut down soon.( シャットダウンプロセスが開始されました OS 名 はまもなくシャットダウンします ) 重大な UPS イベントに応答してオペレーティングシステムのシャットダウンが開始されました Error: Outlet Group X is turned off for NMC X.( エラー :NMC X のコンセントグループ X の電源はオフになりました ) PowerChute の登録先のコンセントグループの電源がオフになりました このイベントは PowerChute が正しいコンセントグループに設定されていないことを示します Warning: Outlet Group X is turning off for NMC X.( 警告 :NMC X のコンセントグループ X の電源をオフにしています ) PowerChute の登録先のコンセントグループをシャットダウンしています 結果として シャットダウンシーケンスが開始されます No Outlet Group specified. Using outlet group X.( コンセントグループが指定されていません コンセントグループ X を使用しています ) PowerChute をセットアップ中にコンセントグループに登録しなかった場合 デフォルトでは UPS のコンセントグループ No. 1 に自動的に登録されます PowerChute is unable to open TCP port [number]. Check that TCP port [number] is free. (PowerChute が TCP ポート [ 番号 ] を開くことができません TCP ポート [ 番号 ] が空いているか確認してください ) PowerChute では Web ユーザーインターフェイスに TCP ポート 3052 および 6547 が使用されます このイベントが記録されるのは 別のアプリケーションがすでにいずれかのポートを使用している場合です netstat コマンドを実行し どのプロセスが当該ポートを使用しているかを特定するか または PowerChute 設定ファイルを使用して値を変更してください PowerChute is attempting to open TCP port [number].(powerchute が TCP ポート [ 番号 ] を開こうとしています ) PowerChute が Web UI に必要なポートを開き始めました PowerChute successfully opened TCP port [number].(powerchute が TCP ポート [ 番号 ] を正常に開きました ) Web UI に必要なポートを PowerChute が正常に開いたことを示します 108

114 PowerChute イベントおよびログ PowerChute is unable to open UDP port Check that UDP port 3052 is free. This is required for NMC communication.(powerchute が UDP ポート 3052 を開くことができません UDP ポート 3052 が空いているか確認してください NMC 通信に必要です ) PowerChute は NMC との通信に UDP ポート 3052 を使用します このイベントが記録されるのは 別のアプリケーションがすでにこのポートを使用している場合です netstat コマンドを実行し どのアプリケーションが当該ポートを使用しているかを特定してください このポートは変更できません PowerChute is attempting to open UDP port (PowerChute が UDP ポート 3052 を開こうとしています ) PowerChute が NMC 通信に必要なポートを開き始めました PowerChute successfully opened UDP port 3052.(PowerChute が UDP ポート 3052 を正常に開きました ) PowerChute が NMC 通信に必要なポートを開くことができました PowerChute cannot communicate with Network Communication Card [ip_address](powerchute が Network Management Card ([ip_address]) と通信できません ) PowerChute エージェントがネットワークで Network Management Card と通信できないときに報告されます このイベントは セキュリティー認証情報の不一致またはネットワーク問題によって発生します Network Management Card [ip_address] cannot communicate with the UPS.(Network Management Card ([ip_address]) が UPS と通信できません ) Network Management Card が UPS と通信できないときに報告されます この問題が続く場合は テクニカルサポートに連絡してください Connection failed because PowerChute received an untrusted SSL certificate from the NMC が NMC( から信頼できない SSL 証明書を受信したため 接続エラーが発生しました ) このイベントが発生するのは HTTPS に対応しており 信頼できるルート証明書発行機関によって署名されていない SSL 証明書を使用している NMC に登録されている場合です 証明書を受け入れるには PowerChute セットアップウィザードの [UPS の詳細 ] ページで [ 信頼できない SSL 証明書を受け入れる ] オプションを有効にするか または証明書を PowerChute キーストロークに追加します PowerChute received an untrusted SSL certificate from the NMC (PowerChute が NMC( から信頼できない証明書を受信しました ) SSL 証明書が信頼できるルート証明書発行機関によって署名されていない場合 HTTPS に対応している NMC に登録されているときに発生します 109

115 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware PowerChute added a Network Management Card Self-Signed Certificate to the keystore. (PowerChute は Network Management Card の SSL 証明書をキーストアに追加しました ) [ 信頼できない SSL 証明書を受け入れる ] オプションが有効な場合 PowerChute は自己署名付きの信頼できない証明書をローカルキーストアに自動的に追加します UPS [ip_address] is running on battery power(ups [ip_address] がバッテリー電力で稼働中です ) 複数の UPS を含む UPS 構成で UPS がオンバッテリーモードに移行すると報告されます The On Battery UPS is no longer running on Battery power or output power has been turned on. ( オンバッテリー UPS がバッテリー電力で稼働していないか または出力電力がオンになりました ) 複数の UPS を含む UPS 構成で 1 台の UPS が通常電源動作に戻ると報告されます Outlet on UPS is turning off / UPS is turning off.(ups のコンセントの電源をオフにしています / UPS の電源をオフにしています ) 高度なオプションが冗長な UPS 構成の [UPS シャットダウン設定 ] で有効化されており 1 台の UPS がオンバッテリーです UPS [ip_address] has turned off.(ups [ip_address] の電源がオフになりました ) 複数の UPS を含む UPS 構成で 1 台の UPS の電源がオフになると報告されます The turned off UPS has switched to On Line operation.( 電源オフ状態の UPS が通常電源動作に切り換わりました ) 複数の UPS を含む UPS 構成で 1 台の UPS の電源が戻ると報告されます Multiple UPS's have been commanded to turn off / Outlet Group turn off has been initiated on Multiple UPS's.( 複数の UPS が強制的に電源オフになりました / 複数の UPS でコンセントグループの電源オフが開始されました ) 冗長 UPS 構成で報告されます n+1 冗長構成では 2 台の UPS の電源がオフになると報告されます n+2 冗長構成では 3 台の UPS の電源がオフになると報告されます n+3 冗長構成では 4 台の UPS の電源がオフになると報告されます 110

116 Multiple UPS have turned off.( 複数の UPS の電源がオフになりました ) PowerChute イベントおよびログ 冗長 UPS 構成で報告されます n+1 冗長構成では 2 台の UPS の電源がオフになると報告されます n+2 冗長構成では 3 台の UPS の電源がオフになると報告されます n+3 冗長構成では 4 台の UPS の電源がオフになると報告されます Multiple Critical Events occurred.( 複数の重大イベント発生 ) このイベントは 冗長またはパラレル - 冗長 UPS 構成で 2 台の異なる重要な UPS イベントがアクティブのときに発生します Parallel-UPS Configuration not supported at address [ip_address].( アドレス [ip_address] でパラレル UPS 構成がサポートされていません ) パラレル UPS 構成のいずれかの UPS 装置がパラレルシステムから取り外されました Turning off UPS [NMC IP Address].(UPS [NMC IP アドレス ] の電源をオフにしています ) PowerChute が UPS にグレースフルシャットダウンコマンドを送信しました このイベントは 重大なイベントが発生し UPS の電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されているときに発生します Turning off outlet [Outlet Name] on UPS [NMC IP Address](UPS [NMC IP アドレス ] でコンセント [ コンセント名 ] の電源をオフにしています ) PowerChute が UPS コンセントグループにグレースフルシャットダウンコマンドを送信しました このイベントは 重大なイベントが発生し UPS コンセントグループの電源をオフにするオプションが [ シャットダウン設定 ] ページで有効化されているときに発生します 111

117 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 設定 (INI) ファイルイベント 以下の表は PowerChute 設定ファイルに手動で変更を加えた結果 ログに記録される可能性があるイベントの一覧です PowerChute 設定ファイル を参照してください 手動で設定ファイルを編集する前に バックアップコピーをローカルに保存してください Error: PowerChute cannot find the configuration file or the backup configuration file. Shutting down.( エラー :PowerChute が設定ファイルまたはバックアップ設定ファイルを検出できません シャットダウンしています ) PowerChute が pcnsconfig.ini または pcnsconfig_backup.ini を PowerChute がインストールされた group1 フォルダの error.log で検出できません PowerChute を再インストールしてください それでも問題が解決しない場合は APC テクニカルサポートにご連絡ください Error: The ini file is missing the required [x] section( エラー :INI ファイルに必要なセクション [x] がありません ) 必要なセクションが見つからないか 名前が間違っています Error: The ini file is missing [x] key from section [x].( エラー :INI ファイルのセクション [x] にキー [x] がありません ) 必要なキーが見つかりません 見つからないキーをバックアップファイルから置き換えてください Error: The ini file could not find IP address information in section [x].( エラー :INI ファイルのセクション [x] で IP アドレス情報が検出されませんでした ) NMC IP アドレスが [NetworkManagementCard] セクションにありません Error: The ini contains an invalid value for [x] in section [x].( エラー :INI ファイルのセクション [x] で [x] に無効な値が含まれます ) ファイル内に無効な値があり バックアップファイルにも以前の有効な値やデフォルト値がありません Error: The ini contains an invalid value for [x] in section [x]. Using {2} instead. Please validate the configuration.( エラー :INI ファイルのセクション [x] で [x] に無効な値が含まれます 代わりに {2} を使用しています 設定を検証してください ) ファイル内に無効な値がありますが バックアップファイルに以前の有効な値またはデフォルト値があります このイベントは確認が必要ですが それ以上の対応は不要です 112

118 PowerChute イベントおよびログ Error: The key [x] in section [x], did not match the supplied regular expression.( エラー : セクション [x] のキー [x] が 入力された正規表現に一致しませんでした ) このエラーが発生するのは サポートされていない文字が含まれたユーザー名を入力するか またはキープロトコルに http/https 以外の値を入力した場合です Error: Could not convert the value of [x] in section [x] to its expected type.( エラー : セクション [x] の [x] の値を期待される型に変換できませんでした ) このエラーが発生するのは 数値を入力する必要がある場合に数値以外の値を入力する場合などです Error: Event [x] is enabled for command file execution, but an invalid value for [x] is specified( エラー : イベント [x] でコマンドファイルの実行が有効化されましたが [x] に無効な値が指定されています ) 指定されたコマンドファイルが見つかりません The ini file has entries defined outside of a section.(ini ファイルにセクション外で定義されたエントリーが含まれます ) PowerChute で認識されないセクション外に追加のエントリーがあります 削除可能です The invalid key [x] should be deleted from section [x] in the ini file.( 無効なキー [x] を INI ファイルのセクション [x] から削除する必要があります ) 設定ファイルに PowerChute で認識されないキーが含まれます 削除可能です The ini file has detected duplicate values for [x] in section [x].(ini ファイルのセクション [x] で [x] の値が重複しています ) このエラーが発生すると PowerChute は最初に記録された値を使用するため 値が無効になる場合があります 例えば HTTP ポート (80 および 8080) に 2 つの値を入力すると PowerChute は 8080 ではなく 80 を使用します The invalid section [x] should be removed from the ini file.( 無効なセクション [x] を INI ファイルから削除する必要があります ) 設定ファイルに PowerChute で認識されないセクションが含まれます 削除可能です Disabling command file execution for event [x] due to bad parameters. Please validate the configuration.( パラメーターが間違っているため イベント [x] のコマンドファイル実行が無効です 設定を検証してください ) このエラーが発生するのは Linux/ Unix システムでコマンドファイルへのパスが有効でも ファイル自体に実行権限がない場合です 113

119 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware Username was changed from [Username 1] to [Username 2] via ini file.(ini ファイルを操作してユーザー名が [ ユーザー名 1] から [ ユーザー名 2] へ変更されました ) これは 例えばセキュリティー目的で INI ファイルによってユーザー名が変更されたことを示します Password was changed via ini file.(ini ファイルを操作してパスワードが変更されました ) これは 例えばセキュリティー目的で INI ファイルによってパスワードが変更されたことを示します Authentication phrase was changed via ini file.(ini ファイルを操作して認証フレーズが変更されました ) これは 例えばセキュリティー目的で INI ファイルによって認証フレーズが変更されたことを示します 114

120 PowerChute イベントおよびログ VMware 仮想化イベント 以下に示すイベントは設定不可ですが VM シャットダウンなどの仮想化タスクに関連します UPS critical event triggered a shutdown sequence on Host [Host](UPS 重大イベントによりホスト [ ホスト ] でシャットダウンが開始されました ) [ ホスト ] に関連付けられた UPS で重大なイベントが発生しました [ 仮想化設定 ] ページで設定したアクションを実行して シャットダウンシーケンスが開始されます DRS will attempt to migrate powered on VMs to another host in the cluster.(drs が電源オンの仮想マシンをクラスター内の別ホストに移行しようと試みます ) 仮想マシン移行が PowerChute で有効化されており DRS 自動化レベルが完全自動に設定されているとき PowerChute はホストでメンテナンスモードタスクを開始し DRS は仮想マシンをクラスター内の使用可能なホストに移行することができます PowerChute will attempt to migrate powered on VMs to another available host.(powerchute が電源オンの仮想マシンをクラスター内の別ホストに移行しようと試みます ) 仮想マシン移行が PowerChute で有効化されており DRS が無効化されているとき PowerChute は仮想マシンをクラスター内の使用可能なホストに移行します カスタムターゲットホスト移行オプションを使用する場合 PowerChute は当該ターゲットホストへの移行を試みます Unable to find a suitable host to migrate VMs from Host [Host].( ホスト [ ホスト ] から仮想マシンを移行するための適切なホストを検出できません ) PowerChute は [ ホスト ] から仮想マシンの移行先として適切なホストをクラスター内に見つけることができませんでした VMs on Host [Host1] successfully migrated to Host [Host2]( ホスト [ ホスト 1] の仮想マシンがホスト [ ホスト 2] へ正常に移行されました ) [ ホスト 1] に関連付けられた UPS で重大なイベントが発生したため PowerChute は仮想マシンを [ ホスト 2] へ正常に移行しました Start maintenance mode:[host].( ホスト [ ホスト ] でメンテナンスモードを開始します ) 重大な UPS イベントが発生すると PowerChute はホストでメンテナンスモードタスクを開始します Maintenance mode task cancelled on Host [Host] as there are still powered on VMs. Please verify that sufficient time has been configured for VM/vApp/VCSA VM shutdown duration.( 電源オンの仮想マシンがまだ残っているため ホスト [ ホスト ] でメンテナンスモードタスクがキャンセルされました VM/vApp/VCSA VM シャットダウン所要時間に十分な時間が設定されていることを確認してください ) 115

121 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware このホストに関連付けられた UPS で重大なイベントが発生しました 電源オンの仮想マシンが引き続きホストをシャットダウンしようと試みているため PowerChute は [ ホスト ] のメンテナンスモードタスクをキャンセルしました Exit maintenance mode: [Host].( ホスト [ ホスト ] でメンテナンスモードを終了します ) 重大なイベントが解決され ホストの電源がオンに戻ると PowerChute はホストのメンテナンスモードを終了します Migrating VMs on Host [Host] to another available host.( ホスト [ ホスト ] の仮想マシンを別の使用可能なホストに移行しています ) このホストに関連付けられた UPS で重大なイベントが発生したため PowerChute は仮想マシンを別のホストへ移行しようと試みています Migration was not performed because Host [Host] is not part of any cluster.( ホスト [ ホスト ] がどのクラスターにも含まれないため 移行は実行されませんでした ) ホストがどの VMware クラスターにも含まれないため PowerChute はそのホストの仮想マシンを移行できませんでした Shutting down VMs on Host [Host].( ホスト [ ホスト ] で仮想マシンをシャットダウンしています ) このホストに関連付けられた UPS で重大なイベントが発生したため PowerChute はその仮想マシンをシャットダウンしています Shutting down Host [Host].( ホスト [ ホスト ] をシャットダウンしています ) PowerChute がホストをシャットダウンしています Shutting down vapp [vapp].(vapp [vapp] をシャットダウンしています ) PowerChute が指定された vapp をシャットダウンしています Starting vapp shutdown process.(vapp シャットダウンプロセスを開始しています ) PowerChute は任意の vapps のシャットダウンを開始しています No vapp to shutdown on Host [Host].( ホスト [ ホスト ] でシャットダウンできる vapp がありません ) [ ホスト ] に関連付けられた UPS で重大なイベントが発生しました PowerChute は シャットダウンできる [ ホスト ] に関連付けられた vapp を見つけられませんでした 116

122 PowerChute イベントおよびログ Powering on VMs on Host [Host].( ホスト [ ホスト ] で仮想マシンの電源をオンにしています ) 重大なイベントが解決されたため ホストが再起動されました PowerChute はホスト上の仮想マシンの起動を試みています Powering on vapp [vapp].(vapp [vapp] の電源をオンにしています ) 重大なイベントが解決されたため ホストが再起動されました PowerChute は VMware データセンター内の指定された vapp を起動しています No Hosts have been linked with a UPS. PowerChute cannot shut down any Hosts or their VMs if a critical UPS event occurs.(ups に関連付けられているホストがありません UPS 重大イベントの発生時に PowerChute がホストまたはその仮想マシンをシャットダウンできません ) PowerChute が VMware ホストを UPS セットアップにリンクするようにアドバイスしています VMware ホストの保護 を参照してください Shutting down physical machine that PowerChute is running on.(powerchute が実行中の物理マシンをシャットダウンしています ) PowerChute マシンがシャットダウンしています Cannot connect to vcenter Server. PowerChute may not be able to issue commands to Virtual Machines or Hosts.(vCenter Server に接続できません PowerChute から仮想マシンまたはホストにコマンドを送信できません ) PowerChute はネットワーク経由で vcenter Server へ接続できません このイベントが発生すると VM 移行および vapp シャットダウンを実行できません vcenter Server authentication error. PowerChute may not be able to issue commands to Virtual Machines or Hosts.(vCenter Server 認証エラー PowerChute から仮想マシンまたはホストにコマンドを送信できません ) PowerChute はその認証情報を使用して vcenter Server へ接続できません vcenter Server 設定 で入力したユーザー名とパスワードが正しいことを確認してください このイベントが発生すると VM 移行および vapp シャットダウンを実行できません Cannot connect to host. PowerChute may not be able to issue commands to the Host.( ホストに接続できません PowerChute からホストにコマンドを送信できません ) PowerChute はネットワーク経由でホストへ接続できません Host authentication error. PowerChute may not be able to issue commands to the Host.( ホスト認証エラー PowerChute からホストにコマンドを送信できません ) PowerChute はその認証情報を使用して VMware ホストへ接続できません vcenter Server 設定 で入力したユーザー名とパスワードが正しいことを確認してください 117

123 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware Shutdown Host failed for Host [Host].( ホスト [ ホスト ] のホストシャットダウンに失敗しました ) [ ホスト ] に関連付けられた UPS で重大なイベントが発生したため PowerChute は [ ホスト ] をシャットダウンできませんでした Shutting down vcenter Server VM Host [Host].(vCenter Server VM ホスト [ ホスト ] をシャットダウンしています ) PowerChute は vcenter Server 仮想マシンを含むホストをシャットダウンしています Attempting to power on VMs on Host [Host] that did not start.( 前回起動しなかったホスト [ ホスト ] で VM の電源をオンにしようと試みています ) PowerChute は 指定ホスト上の仮想マシンを以前に再起動できなかったため もう一度試行しています Attempting to power on vapp [vapp] that did not start.( 前回起動しなかった vapp [vapp] で VM の電源をオンにしようと試みています ) PowerChute は 指定された vapp を以前に再起動できなかったため もう一度試行しています vapp [vapp] will not be shut down as it contains the Virtual Machine running PowerChute. Please remove the PowerChute VM from the vapp.(powerchute を実行中の仮想マシンがあるため vapp [vapp] はシャットダウンされません vapp から PowerChute VM を削除してください ) PowerChute が vapp 内の仮想マシンにインストールされているため PowerChute は指定された vapp をシャットダウンしません PowerChute を実行中の仮想マシンを vapp から削除する必要があります Cannot connect to vcenter Server. PowerChute will not be able to perform VM Migration. (vcenter Server に接続できません PowerChute は VM 移行を実行できません ) シャットダウンシーケンス中に VM 移行を実行するために PowerChute は vcenter Server に接続できません Cannot connect to vcenter Server. PowerChute will not be able to perform vapp Shutdown. (vcenter Server に接続できません PowerChute は vapp シャットダウンを実行できません ) シャットダウンシーケンス中に vapp シャットダウンを実行するために PowerChute は vcenter Server に接続できません Shutdown sequence is already in progress on VMware hosts.( シャットダウシーケンスはすでに VMware ホスト上で進行しています ) 高度な UPS 構成では UPS セットアップで別々に重大なイベントが発生すると このイベントによってシャットダウンがすでに進行中であるため もう一度起動されないというメッセージが通知されます 例えば VMware ホストがリンクされた UPS セットアップで重大なイベントが発生し その後 UPS 物理セットアップで重大なイベントが発生する場合 最初の UPS セットアップで重大なイベントが進行中であるため シャットダウンシーケンスは 2 回実行されません 118

124 PowerChute イベントおよびログ VM/vApp startup is in progress for Host [Host]. PowerChute will wait for the startup delay to elapse before shutdown is triggered.( ホスト [ ホスト ] の VM/vApp 起動が進行中です シャットダウンシーケンスが開始される前に PowerChute は起動待機時間が経過するまで待機します ) 重大なイベントによってシャットダウンシーケンスが開始されましたが 仮想マシンまたは vapp 起動のいずれかがすでに進行中であるため PowerChute はシャットダウンシーケンスを継続する前に指定時間が経過するまで待機します 仮想マシンのシャットダウン / 起動 を参照してください vcenter Server is accessible. PowerChute will be able to issue commands to Virtual Machines or Hosts.(vCenter Server にアクセスできます PowerChute から仮想マシンまたはホストにコマンドを送信できます ) PowerChute は vcenter Server へ接続できるようになりました Host is accessible. PowerChute will be able to issue commands to the host.( ホストにアクセスできます PowerChute からホストにコマンドを送信できます ) PowerChute はホストへ接続できるようになりました UPS critical event [Event].(UPS 重大イベント [ イベント ]) 指定された重大なイベントが UPS で発生しました これにより 他のシャットダウンシーケンスが現在アクティブでない場合でもシャットダウンシーケンスが開始されます UPS critical event [Event] resolved.(ups 重大イベント [ イベント ] が解決しました ) 指定された重大なイベントは解決されました UPS critical event [Event] resolved on Host [Host].( ホスト [ ホスト ] で UPS 重大イベント [ イベント ] が解決しました ) 指定されたイベントは解決されました UPS critical event resolved on Host [Host].( ホスト [ ホスト ] で UPS 重大イベントが解決しました ) イベントは解決されました HA enabled for cluster [Cluster]. HA will attempt to re-start PowerChute if the Host on which it is running is shut down.( クラスター [ クラスター ] の HA が有効です PowerChute を実行中のホストがシャットダウンされると HA が PowerChute を再起動しようと試みます ) PowerChute が以前に HA が無効になっていることを検出した場合 このイベントがログに記録されます HA disabled for Cluster [Cluster]. PowerChute will not be re-started automatically by HA if the Host on which it is running is shut down.( クラスター [ クラスター ] の HA が無効です PowerChute を実行中のホストがシャットダウンされると HA によって PowerChute は自動的に再起動されません ) 119

125 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 指定されたクラスターが高可用性クラスターではありません そのため このクラスター内で PowerChute がインストールされているホストがシャットダウンされる場合 PowerChute が自動的に再起動されません HA アドミッションコントロール も参照してください vapp [vapp] in datacenter [Datacenter] will not be shut down because one or more VMs are running on a host unaffected by this critical UPS event.( この UPS 重大イベントによって影響を受けないホストで 1 つ以上の仮想マシンが実行中のため データセンター [ データセンター ] 内の vapp [vapp] はシャットダウンされません ) このイベントは [vapp の強制シャットダウン ] が無効な場合に発生します vapp [vapp] in datacenter [Datacenter] will not be shut down. The vapp is already powered off. ( データセンター [ データセンター ] 内の vapp [vapp] はシャットダウンされません vapp はすでに電源オフです ) 重大なイベントによってシャットダウンされましたが 指定された vapp の電源がすでにオフになっています vapp [vapp] will not be shut down as it contains the vcenter Server VM. Please remove vcenter Server VM from the vapp.(vcenter Server 仮想マシンがあるため vapp [vapp] はシャットダウンされません vapp から vcenter Server VM を削除してください ) vcenter Server VM が vapp 内の仮想マシンにインストールされているため PowerChute は指定された vapp をシャットダウンしません vcenter Server VM を実行している仮想マシンは vapp から削除する必要があります vcenter Server VM [VM] cannot be gracefully shut down. Please check vcenter Server VM Shutdown duration.(vcenter Server VM [VM] を安全にシャットダウンできません vcenter Server VM シャットダウン所要時間を確認してください ) PowerChute が仮想マシンを安全にシャットダウンできません VM シャットダウン所要時間が 仮想マシンを安全にシャットダウンできるほどの長さがあるか確認してください Shutting down vcenter Server VM [VM].(vCenter Server VM [VM] をシャットダウンしています ) PowerChute は vcenter Server が稼働中の仮想マシンをシャットダウンしています Attempting to start vcenter Server VM [VM].(vCenter Server VM [VM] を起動しようと試みています ) PowerChute は vcenter Server が稼働中の仮想マシンの起動を試みています Host(s) [Host1], [Host2] no longer exist.( ホスト [ ホスト 1] [ ホスト 2] が存在しません ) このイベントは PowerChute が ([ ホストの保護 ] ページで ) 保護用に設定されたホストが vcenter Server インベントリに表示されなくなると記録されます このイベントが発生すると 古いホストが削除されるので [ ホストの保護 ] ページで PowerChute 設定を更新する必要があります 120

126 PowerChute イベントおよびログ PowerChute cannot locate the vcenter Server VM in the Inventory. See the troubleshooting section in the Online Help.(PowerChute がインベントリ内に vcenter Server VM を検出できません オンラインヘルプのトラブルシューティングに関する項を参照してください ) このイベントは どの VMware ホストが vcenter Server VM を実行しているかを PowerChute が判断できない場合に記録されます vsphere 設定に問題があることが示され PowerChute が vcenter Server VM を安全にシャットダウンできないようになります The vcenter Server VM found in the Inventory is powered off. See the troubleshooting section in the Online Help.( インベントリ内で検出された vcenter Server VM の電源がオフです オンラインヘルプのトラブルシューティングに関する項を参照してください ) このイベントは PowerChute がインベントリ内で vcenter Server VM を特定しましたが 仮想マシンの電源はオフである場合に記録されます vsphere 設定に問題があることが示され PowerChute が設定された vcenter Server VM を PowerChute が安全にシャットダウンできないようになります 121

127 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware 冗長 UPS 構成において発生する重大なイベント このトピックは 高度な UPS セットアップを伴う高度な UPS 構成には適用されません 高度な UPS セットアップの重大なイベントの詳細については Using PowerChute Network Shutdown in an Advanced Redundant Setup ( 高度な冗長セットアップにおける PowerChute Network Shutdown の使用 ) アプリケーションノート ( こちら ) を参照してください PowerChute Network Shutdown は 冗長構成内のすべての UPS 装置を 1 つの UPS システムとみなします 各 UPS は全体の負荷をサポートできる必要があります 重大なイベントを検出すると PowerChute は以下のシャットダウンルールに従います 2 つの同一な重大イベント ( バッテリー低下状態発生または UPS 電源オフ開始 ) が連続して 2 台の UPS 装置で発生すると シャットダウンが実行されます シャットダウンはすぐに実行され 設定された遅延時間がカウントダウンされません 2 つの同一のユーザーが設定した重大なイベント ( UPS バッテリー使用など ) が連続して 2 台の UPS 装置で発生すると シャットダウンが実行されます 任意の設定された遅延時間が最初にカウントダウンされます 2 つの異なる重大イベント ( バッテリー低下状態発生および PowerChute が Management Card と通信不能など ) が連続して 2 台の UPS 装置で発生すると 複数の重大なイベントの発生というイベントが発生し 常にシャットダウンされることになります PowerChute シャットダウンプロセスが開始する前に 10 秒の遅延時間がカウントされます 設定済みの遅延時間はカウントされません 122

128 PowerChute イベントおよびログ 並列 UPS 構成において発生する重大なイベント 並列 UPS 構成においては 数台の UPS 装置の出力を組み合わせて負荷をサポートします このセットアップでは PowerChute は負荷の変化を監視し 動作モードが並列容量または並列冗長のどちらであるかを判定します 例えば 並列冗長モードで動作中の場合 ( 負荷への電力供給に必要な数以上の UPS 装置が使用できる場合など ) 新しいサーバーを追加すると負荷が増えます PowerChute は 動作モードが並列容量に変更されるかどうかを検知します ( 構成内のすべての UPS 装置は付加に電力を供給する必要があります ) これは 1 つの重大なイベントのみが発生した場合に PowerChute でシャットダウンが開始されます シナリオ 1:3 台の 5kVA UPS 装置が 8KVA サーバー負荷をサポートしている ( 並列冗長 ) この並列冗長構成では 2 つ以上の重大なイベントが発生すると PowerChute でサーバーのグレースフルシャットダウンが発生します PowerChute は以下のルールに従います 2 つの同一の重大なイベント ( バッテリー低下状態 : 発生または UPS 電源オフ開始 ) が連続して 2 台の UPS 装置で発生すると シャットダウンが実行されます シャットダウンはすぐに実行され 設定された遅延時間はカウントダウンされません 2 つの同一のユーザー設定重大イベント (UPS: バッテリー使用など ) が連続して 2 台の UPS 装置で発生すると シャットダウンが実行されます ただし まず設定した遅延時間がカウントダウンされます 2 つの異なる重大なイベント ( バッテリー低下状態 : 発生および PowerChute が Management Card と通信不能など ) が連続して 2 台の UPS 装置で発生すると 複数の重大なイベントというイベントが発生し 常にシャットダウンされることになります PowerChute シャットダウンプロセスが開始する前に 10 秒の遅延時間がカウントされます 設定された遅延時間はカウントダウンされません シナリオ 2:3 台の 5kVA UPS 装置が 13KVA サーバー負荷をサポートしている ( 並列容量 ) この並列容量構成では 1 つの重大なイベントによってサーバーのグレースフルシャットダウンがトリガされます ただし イベントが 2 つ発生した場合は 以下の遅延時間が適用されます 2 つの同一の重大なイベントが並列容量構成で発生した場合 イベントは 1 回のみレポートされ 設定された遅延時間がカウントされます 2 つの異なる重大なイベントが発生した場合 両方のイベントが個別にレポートされ 2 つのうち最短のシャットダウン遅延時間がカウントされます 123

129 一般 この項には 次のトピックに関する情報が含まれています 通信設定 PowerChute エージェント PowerChute 設定 (INI) ファイル ユーザーインターフェイスのセッションタイムアウト カスタマーサポート 124

130 一般 通信設定 PowerChute アクセス HTTPS はデフォルトで有効化されており PowerChute ユーザーインターフェイスに安全にアクセスできます プロトコルを HTTP( 非暗号化 ) に変更することはできますが PowerChute サービスを再起動するまで有効になりません 詳細は アプリケーションノート PowerChute Network Shutdown Security Features Overview(PowerChute Network Shutdown セキュリティー機能の概要 ) ( こちら ) を参照してください PowerChute セキュリティー PowerChute と NMC 間の通信を認証するには ユーザーと認証フレーズが使用されます そのため PowerChute と NMC の両方で同じ値を設定する必要があります NMC では デフォルトの管理者ユーザー名とパスワードは両方とも apc です デフォルトの認証フレーズは admin user phrase です セキュリティー上の理由から デフォルト値を変更することをお勧めします ユーザー名の最大文字数は 10 文字です 認証フレーズは ASCII 文字で 15~32 文字以内です ここで指定されたパスワードは PowerChute に一意です パスワード長は 3~32 文字以内で 特殊文字を使用できます ユーザー名 パスワード 認証フレーズへの変更は イベントログに記録されます 詳細については 設定不可イベントを参照してください パスワードをお忘れの場合は PowerChute ユーザー名またはパスワードのリセットを参照してください PowerChute が複数の NMC に登録されている場合 同じ管理者ユーザー名と認証フレーズをすべてに使用してください [Communications Settings ( 通信設定 )] ページの [Check Details( 詳細を確認 )] ボタンをクリックすると PowerChute 設定が NMC と同じであることを検証できます 125

131 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware PowerChute エージェント [PowerChute Agents(PowerChute エージェント )] ページの [UPS Configuration(UPS 構成 )] メニューオプションには 同じ NMC に登録されたすべての PowerChute エージェントが一覧で表示されます この画面を読み込むと PowerChute が各エージェントに対してホスト名を解決しようと試みるため 動作が遅くなる場合があります ホスト名が解決できない場合 IP アドレスのみが表示されます 右パネル内のホストを右クリックして上下にドラッグするとクリックすると そのエージェントの PowerChute ユーザーインターフェイスが起動します 1 つの NMC に登録可能な PowerChute エージェントの最大数は 50 です 詳細は アプリケーションノート PowerChute Network Shutdown with more than 50 computers( コンピューターの台数が 50 を超える場合の PowerChute Network Shutdown) ( こちら ) をクリックしてください PowerChute エージェントをアンインストールする場合 その IP アドレスは NMC に登録されたまま残り NMC UI を使用して手動で削除する必要があります 画面にアクセスするとシステム問題レポートが表示される場合 その理由は PowerChute が NMC から取得する情報を受信していないからです 通常動作時には ネットワークトラフィックによってこのレポートが表示される場合があります しばらくしてからもう一度メニュー選択を試してください これは PowerChute が NMC との通信を確立できない場合に発生することがあります Network Management Card トラブルシューティングを参照してください 126

132 一般 PowerChute 設定ファイル PowerChute はすべての設定を pcnsconfig.ini と呼ばれる設定ファイルに格納します このファイルは PowerChute がインストールされている group1 フォルダにあります このファイルは PowerChute セットアップの実行時と イベントのシャットダウンアクションを有効にするなどの設定変更をユーザーインターフェイスから実行する時に更新されます 必要な設定を含む PowerChute の 1 つのインストールを構成し pcnsconfig.ini ファイルを使用することによって 異なるマシンで PowerChute の別のコピーに同じ設定を適用することができます マシンに固有の設定 (localhostaddress または UnicastAddress など ) の値は [Networking] セクションにあり 対象マシンで手動で編集する必要があります 対象マシンで設定を適用するには 以下の手順を実行します 1. PowerChute サービスを停止します 詳細については ナレッジベースの記事 FA を参照してください ( FA を に入力してください ) 2. group1 フォルダにある pcnsconfig.ini ファイルと置き換えます 3. PowerChute サービスを起動します PowerChute ユーザー名またはパスワードのリセット ユーザー名またはパスワードをお忘れの場合は pcnsconfig.ini ファイルを編集すると再設定できます INI ファイルの [NetworkManagementCard] セクションで 以下の行を新しい値を使用して設定します username= 新しいユーザー名 password= 新しいパスワードファイルを保存し PowerChute サービスを再起動します 127

133 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware ユーザーインターフェイスのセッションタイムアウト PowerChute ユーザーインターフェイスには デフォルトで 10 分間のセッションタイムアウトが設定されています 何も操作しないで 10 分経過するとセッションは終了し ユーザー名とパスワードを入力するログイン画面が表示されます セッションタイムアウト所要時間を増減するには Web.xml ファイルを編集します セッションタイムアウト所要時間を変更するには : 1. PowerChute サービスを停止します 詳細については ナレッジベースの記事 FA を参照してください ( FA を に入力してください ) 2. インストールしたファイルの保存先フォルダを開き 次の場所でファイルを検索します \group1\comp\http\html\web-inf\web.xml テキストエディタで Web.xml ファイルを開きます 3. <session-config> 要素を検索します 例 : <session-config> <session-timeout>10</session-timeout> </session-config> 4. <session-timeout> 要素の所要時間値は変更可能です 例えば タイムアウトを 15 分に変更するには <session-timeout> 値を 15 に変更します 例 : <session-config> <session-timeout>15</session-timeout> </session-config> 5. Web.xml ファイルを保存します 6. PowerChute サービスを開始します PowerChute UI は 新しい <session-timeout> 値に対応する時間が経過するとタイムアウトになります 128

134 一般 カスタマーサポート カスタマーサポートについては まず最初に にアクセスしてください ナレッジベースには 製品問題に関する詳細なトラブルシューティング情報が含まれています ディスカッションフォーラムを参照したり 電子メールで質問を送信することもできます 国別サポートセンタの連絡先については へアクセスし ドロップダウンリストから居住国を選択してください 参照したいサポートサービスの連絡先が一覧されます 129

135 トラブルシューティング この項には 次のトピックに関する情報が含まれています Network Management Card トラブルシューティング VMware トラブルシューティング ブラウザートラブルシューティング SNMP のトラブルシューティング 130

136 トラブルシューティング Network Management Card トラブルシューティング PowerChute が Network Management Card を登録できない または PowerChute が Network Management Card との通信切断を報告する : 1. PowerChute と NMC の管理者ユーザー名と認証フレーズが同じであることを確認します 2. UDP ポート 3052 がファイアーウォールによってブロックされていないことを確認します 3. PowerChute マシンと NMC ユーザーインターフェイスの IP 設定をチェックし デフォルトゲートウェイとサブネットマスクが正しいことを確認します 4. Network Management Card の IP アドレスが PowerChute を NMC に登録後も変更されていないことを確認します これを確認するには PowerChute で [Communications Settings( 通信設定 )] メニューアイテムをクリックし [Network Management Card] セクションに表示される IP アドレスが正しいことを確認します 5. PowerChute クライアントコンピューターと Network Management Card 間のネットワーク通信が確立されていることを確認します PowerChute クライアントコンピューターから Network Management Card へアクセスを試みるか Network Management Card から ping ユーティリティを使用します 6. PowerChute Network Shutdown クライアントが DHCP 経由で IP アドレスを取得する場合 クライアントがその DHCP アドレスリースを更新して別の IP アドレスを取得すると Network Management Card との通信が切断されます この問題を解決するには PowerChute Network Shutdown を使用している各システムに恒久 IP アドレスを設定する必要があります クライアントの MAC アドレスを使用して DHCP サーバーの IP アドレスを確保し 指定マシンに対して変更されないようにします NMC にも静的 IP アドレスを設定する必要があります 7. PowerChute サービスが開始されることを確認します すでに開始されている場合は サービスを停止してから再起動します 8. NMC のファームウェアを最新バージョン (APC Web サイトからダウンロード可能 ) に更新するか カスタマーサポートにご連絡ください 131

137 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware VMware トラブルシューティング 仮想マシン移行 以下の問題は 仮想マシンを他の使用可能なホストへ移行する際の妨げとなります PowerChute は個々の仮想マシンの移行エラーをイベントログに記録しませんが error.log ファイルに追加情報が含まれています vsphere エラー 手動で仮想マシン移行を実行する場合 PowerChute は MigrateVM_Task API 関数を使用します 仮想マシンの移行中にエラーが発生すると 次が error.log ファイルに表示されます VM Migration Error Message -> [Error message] 詳細 : - [vsphere API Reference] をクリックして [vsphere API Reference] を展開し [All Methods]->[MigrateVM_Task] を選択します 障害 (faults) の項に 仮想マシンの移行を試行時に発生することのあるさまざまなエラーが概説されています 個々の仮想マシンをトラブルシューティングするには ログレベルを error ではなく warn に設定します デバッグログに関する項を参照してください 以下のイベントは 使用可能な対象ホストが存在しており 一部またはすべての仮想マシンの移行に失敗した場合にイベントログに記録されます Failed to migrate all VMs from Host [hostname] ( ホスト [ ホスト名 ] からの全仮想マシンの移行に失敗 ) Failed to migrate any VMs from Host [hostname] ( ホスト [ ホスト名 ] からのいずれかの仮想マシンの移行に失敗 ) 以下のイベントは error.log ファイルに記録されます [VM] failed to migrate to Host [Host] ([ 仮想マシン ] のホスト [ ホスト ] への移行に失敗 ) VMware Error message [Fault message] (VMware エラーメッセージ [ 障害メッセージ ]) 発生する可能性のあるエラーの例には 次が含まれます InvalidState: 仮想マシンの現在の状態または対象ホストの現在の状態が原因で操作を実行できない場合にスローされます たとえば 仮想マシン設定情報が使用可能でない場合や対象ホストが切断されている またはメンテナンスモードである場合などです InsufficientResourcesFault: 操作がリソース使用ポリシーに違反している場合にスローされます MigrationFault: 仮想マシンを目的のホストに移行できない場合にスローされます 通常は ネットワークポリシーやネットワークおよびデータストアへのアクセス権の不一致などの ホストの非互換性が原因となります VmConfigFault: 仮想マシンが移行先ホストとの互換性を備えていない場合にスローされます 通常 IDEDiskNotSupported などのこの例外の特定のサブクラスがスローされます 132

138 トラブルシューティング 注 : 上記のエラーと説明は vsphere API Reference Guide からの流用です : 仮想マシンの移行先として使用可能なホストがない この状況は 他のホストがメンテナンスモードである 互換性がない または UPS 重大イベントがアクティブである場合に発生します 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます Unable to find a suitable host to migrate VMs from Host:[Host]"( ホスト [ ホスト ] から仮想マシンを移行するための最適なホストを検出不能 ) vcenter Server と通信できないおよび / または Active Directory 認証エラーがある 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます Cannot connect to vcenter Server.PowerChute will not be able to perform VM migration."(vcenter Server に接続不能 PowerChute は仮想マシン移行を実行できない ) [Duration ( 所要時間 )] フィールドで すべての仮想マシンをクラスタ内の別のホストへ移行可能なほど十分な長さの移行時間に設定されていない 以下のエラーは PowerChute イベントログに記録されます "Insufficient time to migrate all VMs using the VM Migration Duration configured."( 設定された仮想マシン移行所要時間を使用してすべての仮想マシンを移行するには時間が不十分 ) 以下のエラーは PowerChute error.log に記録されます "Insufficient time to migrate all VMs using VM Migration Duration"( 仮想マシン移行所要時間を使用してすべての仮想マシンを移行するには時間が不十分 ) 仮想マシンシャットダウン vcenter Server と通信できないおよび / または Active Directory 認証エラーがある 以下のエラーは PowerChute イベントログに記録されます Cannot connect to vcenter Server.PowerChute may not be able to issue commands to Virtual Machines or Hosts. (vcenter Server 認証エラー PowerChute から仮想マシンまたはホストへコマンドを送信できない可能性がある ) vcenter Server authentication error.powerchute may not be able to issue commands to Virtual Machines or Hosts. (vcenter Server 認証エラー PowerChute から仮想マシンまたはホストへコマンドを送信できない可能性がある ) 133

139 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware vcenter Server 接続が使用できない場合 PowerChute は 仮想マシンをシャットダウンするため 各 ESXi ホストへの直接接続を試行します これには 共有ユーザーアカウント ( 共有ユーザーアカウントの作成に関する項を参照 ) が各 ESXi ホストに存在している必要があります PowerChute が ESXi ホストに接続できない場合 次の例外が error.log に表示されます com.vmware.vim25.nopermission com.vmware.vim25.invalidlogin 対処方法 : PowerChute に設定されている vcenter Server ユーザーアカウントが vsphere Client を使用して各 ESXi ホストに直接接続することで 各 ESXi ホストにアクセスできることを確認します 接続できない場合は ユーザーアカウントを各 ESXi ホストに追加します 正常に接続できた場合は ユーザーアカウントに 管理者 権限があることを確認します PowerChute が ESXi ホストへの直接接続を試行する際に vcenter Server が使用不能な場合は 完全修飾ドメイン名または IP アドレスを使用して ESXi ホストに接続できなければなりません DNS 問題またはホスト名解決問題が生じた場合は 次のエラーが error.log ファイルに表示されます VI SDK invoke exception:java.net.connectexception:connection timed out: connect 対処方法 : nslookup コマンドを使用した PowerChute マシンからの ESXi ホスト FQDN の DNS ルックアップが動作していることを確認します nslookup が失敗する場合は ESXi ホストを Linux の /etc/hosts ファイル (PowerChute Appliance/vMA) または Windows マシン上の C:\Windows\system32\drivers\etc\hosts ファイルに追加できます 唯一の使用可能な DNS サーバーが保護されている ESXi ホスト上で仮想マシンとして稼働している場合は ホストファイルを使用する必要があります 代替として FQDN ではなく IP アドレスを使用して ESXi ホストを vcenter Server に追加できます [Duration( 所要時間 )] フィールドで設定した時間が 仮想マシンを安全にシャットダウンするには十分ではなかった 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます "Insufficient time to shut down all VMs using the VM Shutdown Duration configured."( 設定された仮想マシンシャットダウン所要時間を使用してすべての仮想マシンをシャットダウンするには時間が不十分 ) 以下のイベントは PowerChute Error.log に記録されます Insufficient time to migrate all VMs using VM Migration Duration ( 仮想マシン移行所要時間を使用してすべての仮想マシンを移行するには時間が不十分 ) 134

140 トラブルシューティング VMware ツールがインストールされていない この場合 仮想マシンのシャットダウンが引き起こされる ゲスト OS のグレースフルシャットダウンを実行するには VMware ツールをインストールする必要があります VMware ツールのステータスは 仮想マシンのサマリータブに表示されます クラスタに対して DRS が完全自動化に設定されています 仮想マシンの移行を有効にして所要時間を設定します クラスタに対して DRS が有効で完全自動化に設定されている場合 仮想マシンの移行はデフォルトで有効になります DRS を完全自動化かつ有効に設定したまま仮想マシンの移行を無効にした場合 ホスト上でメンテナンスモードのタスクが開始されると DRS は他の利用できるホストへの仮想マシンの移行を開始します DRS が移行を開始するのと同時に PowerChute がホスト上で仮想マシンのシャットダウンを開始した場合 移行中の仮想マシンは正常にシャットダウンされません DRS が有効で完全自動化に設定されている場合は 仮想マシンを正常に移行させるためには PowerChute で仮想マシンの移行を有効にして 移行の所要時間を設定しなければなりません 仮想マシン起動 ホストに仮想マシンを起動するための十分なリソースがない HA アドミッションコントロールを参照してください 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます Attempting to power on VMs on Host [hostname] that did not start. ( 起動しなかったホスト [ ホスト名 ] 上の仮想マシンへの電力オンを試みている ) 以下のイベントは PowerChute Error.log に記録されます VM [VM] Power on failed. ( 仮想マシン [ 仮想マシン ] への電源供給に失敗 ) ホストが HA 設定エラーを報告している メンテナンスモードに切り替わるとき またはメンテナンスモードから解除されるときに ホストの HA 設定でエラーが発生し 最終的に無効な状態になることがあります 無効な状態は vsphere クライアントのホストの [Summary ( 概要 )] タブに表示されます これによって PowerChute は仮想マシンの電源を入れなくなり イベントログエントリーが繰り返され PowerChute が起動に失敗した仮想マシンを再起動しようと試みていることが示されます 対処方法 : ホストを右クリックして [Reconfigure for vsphere HA (vsphere HA の再設定 )] を選択します または ホストを右クリックして [Disconnect ( 切断 )] を選択し さらに [Reconnect ( 再接続 )] を選択します 135

141 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware vapp シャットダウン vcenter Server と通信できないおよび / または Active Directory 認証エラーがある 次のイベントは PowerChute イベントログに記録されます Cannot connect to vcenter Server.PowerChute will not be able to perform vapp Shutdown."(vCenter Server に接続不能 PowerChute は vapp シャットダウンを実行できない ) vapp シャットダウンは シャットダウンシーケンス中に vcenter Server が使用不能な場合はサポートされません VMware ツールが vapp の各仮想マシンにインストールされていない ゲスト OS シャットダウンを実行するには VMware ツールが必要です vapp 内の仮想マシンに対してゲスト OS シャットダウンが有効で VMware ツールがインストールされていない場合 vapp シャットダウンタスクは失敗します vapp 設定内のシャットダウンアクションがゲスト OS シャットダウンに設定されていない シャットダウンアクションがゲスト OS シャットダウンでなく電源オフに設定されている場合 vapp 内の仮想マシンは安全にシャットダウンされません [Duration ( 所要時間 )] フィールドに設定された時間が vapps を安全にシャットダウンするために十分な長さでない 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます "Insufficient time to shut down vapp using the vapp Shutdown Duration configured."( 設定された vapp シャットダウン所要時間を使用して vapp をシャットダウンするには時間が不十分 ) 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます "Insufficient time to shut down vapp using the vapp Shutdown Duration"(vApp シャットダウン所要時間を使用して vapp をシャットダウンするには時間が不十分 ) vapp に PowerChute 仮想マシンまたは vcenter Server 仮想マシンのいずれかが含まれる vapp シャットダウンは vapp に PowerChute 仮想マシンまたは vcenter Server 仮想マシンのいずれかが含まれる場合はサポートされません 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます vapp [vapp] will not be shut down as it contains the Virtual Machine running PowerChute. Please remove PowerChute from the vapp. (PowerChute を稼働している仮想マシンが含まれるため vapp [vapp] はシャットダウンされない PowerChute を vapp から削除してください ) 136

142 トラブルシューティング vapp [vapp] will not be shut down as it contains the vcenter Server VM.Please remove vcenter Server VM from the vapp."(vcenter Server 仮想マシンが含まれるため vapp [vapp] がシャットダウンされない vcenter Server 仮想マシンを vapp から削除してください ) PowerChute が vapp をシャットダウンできなかった 以下のイベントは PowerChute error.log に記録されます [vapp] vapp could not be Powered Off ([vapp] vapp を電源オフできなかった ) vcenter Server 仮想マシンシャットダウン vcenter Server 仮想マシンに VMware ツールがインストールされておらず稼働していない これは 仮想マシンを安全にシャットダウンする妨げになり また PowerChute が vcenter Server を稼働している仮想マシンを特定する妨げにもなります PowerChute が [Communications Settings ( 通信設定 )] ページの [vcenter Server Details (vcenter Server の詳細 )] に設定された IP アドレスまたはホスト名を使用して vcenter Server を稼働している仮想マシンを特定できない この状況は DNS 設定問題 (IP アドレス / ホスト名を解決できない ) がある場合に発生することがあります 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます PowerChute cannot locate the vcenter Server VM in the Inventory. (PowerChute がインベントリ内で vcenter Server 仮想マシンを特定できない ) 対処方法 : vcenter Server 仮想マシンに VMware ツールがインストールされ 稼働していることを確認します PowerChute の vcenter Server 接続の IP アドレスまたはホスト名 /FQDN が仮想マシンの [Summary ( サマリー )] ページに表示される IP/ ホスト名と一致することを確認します 137

143 PowerChute Network Shutdown: 標準環境 VMware vcenter Server 仮想マシンの IP アドレスが別のシステムによって使用されているか または vcenter Server インベントリ内に同じ静的 IP アドレスの古い仮想マシンがある ( 仮想マシンが電源オフしている場合でも ) [Host Protection ( ホスト保護 )] ページで vcenter Server 仮想マシンを稼働しているホストが vsphere アイコンでマークされていることを確認します vsphere Client の vmotion を使用して vcenter Server 仮想マシンを別のホストに移動し [Host Protection ( ホスト保護 )] ページがこの変更を反映して更新されることを確認します 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます The vcenter Server VM found in the Inventory is powered off. ( インベントリ内で見つかった PowerChute 仮想マシンは電源オフである ) 対処方法 : インベントリから vcenter Server 仮想マシンの古いコピーを削除します [VM Shutdown Duration ( 仮想マシンシャットダウン所要時間 )] フィールドに設定されたシャットダウン時間が vcenter Server 仮想マシンをシャットダウンするための十分な長さがない 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます vcenter Server VM [VM] cannot be gracefully 時間です Please check vcenter Server VM Shutdown duration.(vcenter Server 仮想マシン [ 仮想マシン ] を安全にシャットダウンできない vcenter Server 仮想マシンシャットダウン所要時間を確認してください ) vcenter Server 仮想マシンを特定できない場合 以下のイベントは PowerChute イベントログに記録されます PowerChute cannot locate the vcenter Server VM in the Inventory.See the troubleshooting section in the Online Help.(PowerChute がインベントリ内で vcenter Server 仮想マシンを特定できない オンラインヘルプのトラブルシューティングに関する項を参照のこと ) 138

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