ArchiTiles 2

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1 ArchiTiles タイル ArchiCAD for PlugIn Cigraph

2 ArchiTiles 2

3 ArchiTiles タイル ユーザー マニュアル I Archi Tiles ユーザー ガイド Microsoft Windows および Apple Macintosh に適用バージョン 年 Cigraph 社 ArchiTiles 3

4 著作権このマニュアルの内容 およびこのソフトウェアは Cigraph 社および有限会社リビング CG が著作権を持ちます このマニュアルとソフトウェアがプログラムするものは Cigraph 社の書面による同意なしでは完全にはあるいは一部分コピーすることができません また ソフトウェアを買い手が勝手にバックアップ コピーを作成することもできません カバーイメージ画像 : マルコ マレラ翻訳 : 有限会社リビング CG 関良平 製品保証 Cigraph 社このソフトウェアを Cigraph 社が製作し検収いたしました ただし 任意の目的用の他社製のソフトウェアとの適応性に関しては保証するものではありません しかし品質に関して パフォーマンスについてすべてを Cigraph 社が責任を負います またソフトウェアの任意のお客様による原因のよる欠陥や破損に関しては責任を Cigraph 社は負いかねます データの再生時において プログラムおよびデータの損失に対しても責任を負いかねます ライセンスと商標 ArchiStair は Cigraph 社の登録商標名です ArchiCAD PlotMaker StairMaker PlayBack および GDL は Graphisoft の登録商標です Microsoft Windows と Windows 95/NT は公認の登録商標です 一方 マイクロソフトインクのアップル マッキントッシュ パワー マッキントッシュおよびマック OS はアップル コンピューターの登録商標です AutoCAD DXF および DWG はオートデスクの登録商標です メーカー Cigraph 社 Orsato 38 -(I)30175 VE/Marghera 電話番号 (23)88 - ファックス (00)31 電子メール :home@cigraph.com 日本総代理店 有限会社リビング CG 東京都港区赤坂 プラース カナダ 1 階電話番号 : FAX: インターネット : 電子メール :living-cg@leaf.ocn.ne.jp 監修 池田雅信池田雅信デザイン建築事務所主催 ArchiCAD 仲間運営 ArchiTiles 4

5 もくじ ArchiCAD プラグ インとは 6 作業環境 6 メモリ 6 バージョンの互換性 6 プラグ インをインストールする場所 6 ArchiTile パレット 7 タイルオブジェクト ライブラリ作成 8 正方形タイル ツール 9 パラメータ モード 9 積算情報モード 12 長方形タイル ツール 13 正多角形タイル ツール 13 カスタムタイル ツール 14 3D 展開面レイアウト 14 タイル配列 14 天井 床レイアウト 15 3D 水平面転送ツール 16 3D 垂直面転送ツール 18 カスタムタイル配列 18 タイル カット 18 タイル貼付け方法紹介 床および天井にタイルを貼る 室内壁に一括してタイルを貼る 立面図 断面図を使って外壁にタイルを貼る カスタムタイルを貼る 32 参考 : 違う目地幅のタイルを作成する方法 35 タイル環境設定 36 タイル オブジェクト設定 37 カスタム パターンのライブラリ作成 & 再利用 39 タイル数量計算 40 参考 : ゾーンツールとタイル作成可否について 44 オンライン ヘルプ 45 ArchiTiles 5

6 ArchiTile タイルとは ArchiTilesはArchiCADにタイル機能を加えるソフトウエアコンポーネントです ArchiTilesタイルは以下の機能を持ちます カスタムのタイルを作成し タイル ライブラリ オブジェクトを構築していきます 部屋の展開面を作成し それにタイル パターンを選び タイルをレイアウトします 床および天井にタイルを配列します 作業環境 ArchiSuiteは ArchiCADのプラグ インです これは ファインダ ( マッキントッシュ プラットフォーム ) あるいはエクスプローラ ( ウィンドウズ プラットフォーム ) から直接起動することができないことを意味します メモリ 利用可能な十分なメモリがなければ 上記の様な警告文が表示されます このエラーが生じた場合は 他のアプリケーションを中止するかArchiCADに割り当てられたメモリが不足しているためデータを削除し より多くのメモリを利用可能にしてください バージョンの互換性 ArchiTilesは ArchiCAD 6.5 以降のバージョンと互換性をもちます つまりArchiCADの初期のバージョンでは走りません プラグ インをインストールする場所 アッドオン フォルダー内に ArchiTiles フォルダーをコピーしてください ローカルディスク>ProgramFiles>Graphisoft>ArchiCAD15>Add- Ons の中にArchiSuite15 のフォルダーをそのままコピー & ペーストしてください ArchiTiles 6

7 ArchiTile パレット 正方形タイル ツール正多角形タイル ツール 3D 展開面レイアウトタイル配列タイル カット 3D 水平面転送ツール 長方形タイル ツールカスタムタイル ツール 3D 水平面 ( 天井 床 ) レイアウトカスタムタイル配列 3D 垂直面転送ツールタイル環境設定 ArchiTiles 7

8 タイルオブジェクト ライブラリライブラリ作成 タイルを貼るプロセスの第一歩は 使用するタイル オブジェクト ライ ブラリを作成することです < 作成方法 > 1 ArchiSuite アドオンメニュー中の ArchiTiles をクリックして ArchiTiles のパレット開いてください 2 タイル形状には 4 つの異なるタイプがあります 正方形タイル 長方形のタイル 完全な多角形タイル カスタムタイル 上記 3 つのタイルはダイアログ ボックスを使って詳細を設定しますが 下図の ように カスタムタイル のみタイル形状を ArchiCAD の塗りつぶしツールを使 って作業用フィールド内に下書きをして作図します 作業用フィールド 3 ライブラリに保存します 通常は 保存先を 埋め込みライブラリ にしてください ただし 他のプロジェクトなどで活用する場合があるときは ArchiCAD Library16 に保存してください ArchiTiles 8

9 正方形タイル ツール 正方形のタイル ツールを説明します まず 正方形のタイル ツール アイコンをクリックしてください 新規タイル のダイアログ ボックスが開きます パラメータ モード タイルサイズ 材質 材質選択するために ArchiCAD 材質のポップアップ メニューをクリックしてください リンクされた画像 ArchiCAD 標準ライブラリから材質を選択することができます ArchiCAD ライブラリにない場合は 材質として 一般 の材質を選択してください 下記 カラーが割り当てられます 次に 開く... をクリックしてください ライブラリからタイルテクスチャを選ぶことが できます ArchiTiles 9

10 ArchiCADのライブラリに登録されているテクスチャだけがArchiTiles ダイアログ ボックスに表示されます 表示されたタイルのファイル形式は Bmp ファイルです イメージ画像を選択して OK をクリックしてください カラーカラー 3Dモデルのタイルに適切な色を表示させるためには カラーポップアップ メニューから最も良くタイルを表わす色を選択してください 光沢効果光沢効果 つや出し ボタンをクリックすると 光沢を与えることができます ランダム化テクスチャ ArchiTile はテクスチャを自然に見せる為に ランダムに 5 つまでの異なるイメージを配列することができます これにより よりリアルに 見せることができます この機能は ArchiCAD ライブラリに予めランダムに配列するイメージ画像 を保存する必要があります またそれらイメージファイル名は最後の数字 以外同じ名前でなければなりません ArchiTiles 10

11 以下に一例をあげます 第 1 のイメージ : Granite 第 2 のイメージ : Granite 2 第 3 のイメージ : Granite 3 第 4 のイメージ : Granite 4 第 5 のイメージ : Granite 5 ここで 開く をクリックして 第 1のイメージ Granite を選択し OK をクリックしてください ArchiCADは ArchiCAD 写真のランダム パターン中の他の4つのバージョンと このテクスチャを割り付けます さらにタイルカラーを指定するために忘れずにカラーを選択してください ArchiTiles 11

12 積算情報モード 積算モードにおいて タイルにデータベース情報を登録することができます 新規タイル メーカー名 コードコード番号 数量 通貨 価格および単価などを入力することができます 価格 セット ( 箱 ) 毎 のチェックボックスにチェックした場合は 1 セット当たりの価格を入力してください 設定が終了したら OK をクリックしてください 下記ダイアログ ボックスが開きます ライブラリ部品として保存 保存先は 下記の通りです 埋め込みライブラリ ArchiCADLibrary 16 ArchiTiles.Lib タイルに名前をつけて 保存 をクリックしてください ArchiTiles は OK タイルオブジェクトが新規に作成されました というメッセージを表示します ArchiTiles 12

13 長方形タイル ツール 長方形のタイル ツール アイコンをクリックしてください 右図のように 新規タイル タイルダイアログ ボックスが開きます このダイアログ ボックスでは タイルの長さおよび幅寸法を入力します それ以外は 正方形のダイアログ ボックスと同一です 正多角形タイル ツール 正多角形タイル ツールは 正六角形あるいは正八辺形のことです 多角形タイル ツール アイコンをクリックしてください 右図のように 新規タイル のタイル ダイアログ ボックスは開きます このダイアログ ボックスの内容は 前術の正方形 / 長方形のタイルを作るためのダイアログ ボックスと同一です 注 : タイル配置を選択 のとき 右図のように必ず多角形を選択してください ArchiTiles 13

14 カスタムタイル ツール このカスタマイズ ツールを使って 任意のタイルを作成することができます タイル形状を設計するには ArchiCADのつぶしツールを使います 塗り 下書きに作成した塗りつぶし図形を選択し タイル ツール アイコンをクリックしてください 新規タイル ダイアログ ボックスを開きます このダイアログ ボックスは 前述の長方形タイルを作成するダイアログ ボックスと同一です ダイアログの数値欄ボックスには タイルの幅および長さを入力してください 材質 ( 材質 ) はポップアップメニューから選択してください 作図例 32 ページ~34 ページ参照 3D 展開面レイアレイアウト 内装にタイルを貼る付ける前に 部屋の内壁にタイルを貼りつける範囲を指定 するために一時的に展開面を作成します 作図例 23 ページ ~27 ページ参照 タイル配列 カスタムタイル以外の通常タイルを様々なパ ターンでタイル配列をおこなうことができま す タイル配置を選択 から基本タイルパターンを選定し 様々なパターンを作成することもできます ArchiTiles 14

15 天井 床レイアレイアウト 下記のように床 / 天井を区分します 部屋の床をArchiCAD 塗りつぶしツールあるいはゾーンにて作成 部屋の天井をArchiCAD 塗りつぶしあるいはゾーンにて作成 作図例 1 ArchiCAD のゾーンツールで部屋の一部を設定して 床 / 天井を作図することもできます 作図例 2 作業用フィールドに ArchiCAD の塗りつぶし図形を作図して 床 / 天井を下書きすることも出来ます 作業用フィールド ArchiTiles 15

16 3D 水平面転送転送ツール このアイコンは 平面上 ( 水平面上 ) で作成したタイルを天井および床の水平面に 転送します < 作図方法 > 1.ArchiCADの塗りつぶし図形 あるいは ArchiCADのゾーンを作図し それを選択し 床/ 天井のレイアウト ツール アイコンをクリックしてください 右図の 床 / 天井の設定 ダイアログ ボックスが開きます 2. 床 / 天井を作成を選択し OK ボタンをクリックしてください 3. 下図のように作業フィールドに 同じ形状の塗りつぶし図形を配置してください 4. タイル作図 ツール アイコン ( カスタムタイル以外 ) で下図のように 作成します ArchiTiles 16

17 5. 塗りつぶし図形あるいはゾーンと作成したタイルオブジェクト全てを選択して 3D 水平面転送 ツールをクリックしてください 床 / 天井のレベル設定 の画面が開きます 床 / 天井の基準レベルからの高さを入力してください 6. 一旦 ライブラリに保存してください 7. 保存 ボタンをクリックして 自動的に塗りつぶし図形にタイルが水平に転送されます ArchiTiles 17

18 3D 垂直面転送転送ツール 水平面 ( 平面図など ) に作成されたタイルを垂直面の部位 ( 壁 梁など ) へ転 送するときに使います 作図例は 後述 27 ページ 31 ページを参照してください カスタムタイル配列 ユーザが作成したカスタムタイルをレイアウトできます 詳細は後述の 34 ページを参照してください タイルカット ArchiCADの塗りつぶし図形を使ってタイルをカットすることができます 削除したい箇所 ( 残したい箇所 ) に塗りつぶし図形を作図してください 塗りつぶし図形とすべてのタイルを選択して ArchiTerra パレットからの カット タイル アイコン をクリックしてください 右図の タイルを切り取り ダイアログ ボックスが開きます 内側を切り取り をチェックして OK ボタンをクリックしてください 下図のように塗りつぶし図形部分がカットされました ArchiTiles 18

19 タイル貼付け方法方法紹介 1. 床および天井にタイルを貼る ゾーンツールで作図する方法 塗りつぶしツールで作図する方法 2. 室内壁に一括して一括してタイルを貼る 3. 立面図 断面図参照を使って断面図参照を使って外壁外壁面にタイルを貼る 4. カスタムタイルを貼る ArchiTiles 19

20 1. 床および天井にタイルを貼る 床 / 天井にタイルを貼る方法は 2 つあります ゾーンツールで作成する方法 塗りつぶしツールで作成する方法 ゾーンツールで作図する方法 < 作図方法 > ArchiTiles とゾーンツールについての関係は 44 ページにまめています 1. ゾーンツールを使って部屋を作成しま す 2. ゾーンを選択した後に 天井 床レイ アウト ツールで右図のように 床を作図 あるいは 天井を作図 を選択します 3. 作業フィールドに床 / 天井の範囲を任意にクリックします 4. 任意にクリックして配置した塗りつぶし図形を選択し タイル配列 ア イコンでタイルを配列します 5. 塗りつぶし図形と作成したタイル 全てを選択し 水平転送ツール をクリッ クします 床および天井のレベルを入力します OK ボタンをクリックしてください ArchiTiles 20

21 6. 次にライブラリに保存してください ファイルと同じ 埋め込みライブラリ を選択してください 7. 自動で下図のように部屋にレイアウトしていきます 重要 : 作業フィールド上の下書き用に作図したゾーン図形およびタイルは繰り返し使わない場合不要になります 削除してください 塗りつぶしツールで作図する方法 右図のように任意の範囲に床あるいは天井を貼りたいとします 1.ArchiCAD の塗りつぶし図形でタイル作図範囲を作成します 2. 塗りつぶし図形を選択して 天井 床レイアウト ツール アイコンをクリックして 床を作成 あるいは 天井を作成 を選択します 3. カーソルが鉛筆マークに変わります 平面上の任意の位置でクリックしてください 4. その平面上の塗りつぶし図形を選択し タイル作成 ツール アイコンをクリックしてタイルをレイアウトします ArchiTiles 21

22 5. 塗りつぶし図形と作成したタイル全てを選択し 3D 水平面転送 ツール アイコンをクリックしてください 右図のように 床 / 天井のレベル設定 ダイアログ ボックスが表示されます 基準レベルからの高さを入力してください 6. 次にライブラリに一旦保存してください 7. 自動で下図のように部屋にレイアウトしていきます 重要 : 作業フィールド上の下書き用に作図したゾーン図形およびタイルは繰り返し使わない場合不要になります 削除してください ArchiTiles 22

23 2. 室内壁に内壁に一括して一括してタイルをタイルを貼る 部屋にゾーン設定した場合 部屋の展開面を作成することができます その展開面すべてのタイルを貼り付ける範囲にArchiCADの塗りつぶし図形を作図することによって 一括して室内の壁にタイルを貼り付けることができます ただし曲面の壁および斜めの壁にタイルを貼ることができません < 作図方法 > 1. 部屋のゾーン選択作成されている ArchiCAD 部屋のゾーンあるいはタイル貼るために新たに作成したゾーンを使って まず部屋ツールのゾーンを選択してください 2. 塗りつぶし図形設定指定した部屋ゾーンを選択して 展開面作成: アイコンをクリックしてください 下図 展開面設定 のダイアログ ボックスが開きます 上部にタイルを貼る方法として 3 種類のオプションが選択できます 全面全面塗りつぶし 1 つの 塗りつぶした部分に単純 タイルを配列できます 最大 3 分割の塗りつぶし巾木 腰壁あるいはタイルの模様張りなどのために 異なるタイル パターンを最大 3 行までレイアウトできます 塗りつぶしなし ArchiTiles 23

24 このポップアップメニューで色分けされる展開面内の塗りつぶした部分が タイルが配置することができる範囲です またダイアログ ボックス右側 4 つの数値欄は 塗りつぶす範囲の基準レベル ( スラブ天端 ) からの高さです ダイアログ ボックスの下方の 展開面レイアウト間隔 の数値欄は 東西南北各展開面の間隔を指定することができます さらに そのペン色および ArchiCAD のレイヤー を選択することもできます 上記設定が終わったら OK をクリックしてください 3. 展開面レイアウト次に展開面を作業フィールド上へレイアウトするためにカーソルが鉛筆マークに変わります 作業フィールド内の任意の位置に配置してください 下図のような東西南北展開面を自動作図します < 全面を塗りつぶす場合 > <2 段を塗りつぶす場合 > <1 段を塗りつぶす場合 > ArchiTiles 24

25 4. 展開面内の塗りつぶし図形内の塗りつぶし図形の編集展開面内の塗りつぶす図形を編集することができます 塗りつぶし図形のふちを左クリックするとペットパレットが開きます 自由に変形してください またこの塗りつぶし図形 ( タイルを貼る範囲 ) を下図のように任意の図形に 編集することも出来ます 注 : ただし 展開面で立ち上がる壁の高さは実際の展開図の高さ ( 床 ~ 天井まで ) ではなく 階高 ( スラブ天 ~スラブ下端まで ) になっています よって天井高さまでにする場合は 塗りつぶし図形の高さ編集する必要があります 5. タイル配列次に塗りつぶし部分の編集ができれば 展開面中の塗りつぶし部分を選択して タイル配列 アイコンをクリックしてください 全タイルが同じ配列パターンの場合は全ての塗りつぶし部分を選択し 違うタイルパターンの場合は 複数回に分けて塗りつぶし図形を選択して以下の手順を実行してください 右図の タイル配列を選択 タイル パターン リストが表示されます 黒くなっているタイルは基準となるタイルです 好みのパターンが見つかるまで を使って右にスクロールしてください ArchiTiles 25

26 6. タイル配置詳細設定下図のような タイル配置 n 詳細設定ウィンドウが開きます このウィンドウは以下の4つの設定があります 1 タイル配置 壁からの距離を入力してください レイヤー タイルが挿入されるレイヤー 目地間隔および目地カラー 目地幅 目地カラーを選択 してください 4タイル種類およびレイアウト角度基準のタイルを ArchiCAD のライブラリ内から選択してください タイル ライブラリ ArchiTiles 26

27 注 : タイルとテクスチャ付きの タイルのの違いは 後者のタイルが ArchiCAD ライブラリ内の材質を使用していることを意味します タイル パターンを設定できたら OK をクリックしてください カー ソルが鉛筆に変わります 7. タイル割り付け始点および角度を指定展開面内の塗りつぶし図形にタイルの原点 ( 始点 ) の位置をクリックしてください 次にタイルの角度を指定するためにカーソルを移動させ再びクリックしてください 参考 : 原点 ( 始点 ) を塗りつぶし図形の中心にする方法 ArchiCADの 中点 機能を使って原点を指定します 1. パレット> 制御ボックス内 中点 を選択 2. 点 1 点 2 と順にクリックしてください カーソルが中心に指定されます 点 1 点 2 8. 平面図上にある展開面にタイルを全て貼り付けが終わったら 全ての展開面を選択し 3D 垂直面転送ツール をクリックしてください すべてのタイルは元の 3D 上の壁に自動レイアウトされていきます 垂直面転送ツール は 平面 ( 水平 ) 上のタイルを 垂直面に転送する機能ですから壁の内側に限らず 壁の外側にもタイルを貼るときにこの機能を利用できます ArchiTiles 27

28 3. 立面図 断面図を使ってを使って外壁外壁面にタイルをにタイルを貼る 次に外壁面にタイルを貼る方法をご紹介します < 作図方法 > 1. 立面図参照 ArchiCAD の 立面図ツールを使って立面 図を立ち上げます その場合 右図のように実際に立ち上げるのではなく 参照として表示 にして平面内の作業フィールドに表示 ( 紫カラー ) させます 2. 塗りつぶし図形作図その立面図にArchiCAD 塗りつぶしツールを使ってタイルを貼り付ける範囲を指定します その場合 窓 ドアなどの開口部は切り抜く必要があります 3. タイル登録タイルを登録します タイルサイズ 積算情報など設定してください 参照として表示 塗りつぶし図形作図 ArchiTiles 28

29 4. タイルレイアウト次に塗りつぶした図形を選択し タイル配列 アイコンをクリックしタイルを配列してください 詳細の方法は 前述 23 ページ~27 ページを参考してください 注 : ただし右図のように タイル配置 数値 を壁から 5mm くらい離してください 理由はタイル面と壁の表面が重なるからです タイル割り付け 5.3D 垂直面転送 作業フィールド上のタイルすべてを選択し 3D 垂直面転送ツール をク リックしてください ライブラリ部品として保存 のウィンドウが開きます ファイル名を入力して OK ボタンをクリックしてください この場合 前術の展開面を使った方法と同じのように3D 壁面にタイルを自動転送しません 下図矢印のように直接平面図の外壁側に始点と方向を2つクリックしてください ArchiTiles 29

30 重要 : タイルが貼られている面は片面だけです よって 3D 垂直面転送ツール を使って立ち上がった場合 全然タイルが見えない場合があります そのときは タイルが反対側の面に貼られているのです タイルオブジェクトを ArchiCADの回転ツール ( 平面 ) 回転ツール (3Dモデル) を使ってタイルオブジェクトを回転させてください 作図例 : 外壁の東西側面にタイルを東西側面にタイルを貼る貼る場合 < 作図方法 > 1. 参照として表示 を利用して立面図を作業フィールド内に表示します 参照パレットはウィンドウ >ペレット > 参照パレット ) で表示されます 2. 下図のように表示される立面図を 参照パレット 内の 回転ツール で回転させてください (90 度回転 ) ArchiTiles 30

31 3. ArchiCAD 塗りつぶし図形 ArchiCADの塗りつぶしツールで塗りつぶし図形を作図します 4. タイル配列塗りつぶし図形を選択して ださい タイル配列 アイコンをクリックしてく 5.3D 垂直面転送ツール作業フィールド上のタイルすべてを 選択し 3D 垂直面転送ツー ル をクリックしてください ライブラリ部品として保存 のウィンドウが開きます ファイル名を入力して OK ボタンをクリックしてください 右図のようにレイアウトします ArchiCADのペットパレットの 回転 ツールを使って90 度右回転させてください ArchiTiles 31

32 4. カスタムタイルを貼る カスタムタイルパターンをタイルパターンを登録 ArchiTiles パターン リストに含まれていないパターンを使用したい場合は 自分でパターンを設計しなければいけません その場合 最初にモジュール パターンを作成する必要があります モジュール パターン作成 モジュール パターンは 1 枚のタイル あるいは下図のように複数のタイルを同時に登録そして配列することができます < 作図方法 > 1. モジュールパターン作図 ArchiCADの塗りつぶしツールを使ってモジュールパターン図形を作業フィールドに作成してください 2. カスタムファイル保存作成したタイルモジュールを一つずつ 図のように新規タイルに保存します カスタムファイルとして下 ファイル名を S1 S2 として保存します ArchiTiles 32

33 3. タイルオブジェクトこの タイル オブジェクト設定 アイコンをダブルクリックして ライブラリを呼び出します タイル オブジェクト設定 については 37 ページ ~38 ページに説明しています S1 S2 オブジェクトを選択して OK をクリックしてください S1 オブジェクトと S2 オブジェクトを一つずつ塗りつぶし図形の上に重ねてください 次にもとの下書き用の塗りつぶし図形を削除します 4. ホットスポット設置カスタムタイルの基準点となるホット スポットを配置します ArchiTiles 33

34 5. カスタムタイル配列タイルを貼りつける範囲の塗りつぶしツール図形とカスタムタイル ホットスポット全て選択してください 配列ツールをクリックしてください カスタムタイル配置 ウィンドウが開きます 重要 : 縦横の目地幅については この ステップ の数値に予め目地巾寸法をプラスしてください 目地幅 設定が入力できたら OK をクリックしてください 塗りつぶし図形にタイルの始点および角度を 2 つクリックしてください ArchiTiles 34

35 参考 : 違う目地幅のタイル作成する方法 カスタムタイルを作成および登録する方法は 32 ページ ~34 ページと同じですが 34 ページの カスタムタイル配置 で ステップ 垂直 水平の予めプラスする 数値を違うようにすればそのまま反映されます ArchiTiles 35

36 タイル環境環境設定 1 この ArchiTiles 環境設定 パラメータは ArchiTiles の初期設定です 3 ArchiTiles メニューの中の ArchiTiles 環境設定 を選択してください 右図 ArchiTiles ウィンドウが開きます 4 1 初期設定のサイズ初期設定のサイズ 正方形タイルサイズの初期値 ; 2 長方形タイルサイズの長さ 幅 の初期値 ; 正多角形辺および対角線の初期値 ; 2 目地の初期設定 目地幅の初期値; 初期レイヤー ; 3 計算の初期設定 計算の初期値通貨単位 ; 単位当りのタイル価格 4 タイルの最小サイズ ArchiTiles が配列できる最小のタイルサイズを調整できます 左下の数値欄は タイルが配置できる最小のサイズ ( 幅 ) を規制します タイルが非常に小さくカットされる箇所では 指定された最小未満の場所にタイルを置かず目地幅で調整します 右の数値欄は タイルが配列できる最小の面積を規制できます タイルが指定された最小未満の面積の場合 その場所にタイルを置かず目地幅で調整します ArchiTiles 36

37 タイル オブジェクト設定 この タイル オブジェクト設定 のウィンドウは初期設定メニューにありません ArchiCAD16 からの新規コマンドです ウィンドウ > ツールバー > ツールバー の 作業環境 ウィンドウの ツールバーのカスタマイズ から 標準 メニュー内に追加させてください 作成された ArchiTiles タイルは ArchiCAD のライブラリ内部に保存されます それらライブラリーに保存されたタイルは この タイル オブジェクト設定 ダイアログ ボックスでいつでも使うことも 修正することも可能です ArchiTiles 37

38 この タイル オブジェクト設定 アイコン上をダブルクリックしてください 下図 タイル オブジェクト セッティング ダイアログ ボックスが表示されます タイルサイズ 材質材質およびペン色 2 イメージファイルファイル名 3 グロスランダムテクスチャ をクリックすると このタイルの詳細情報を入力できます ArchiTiles 38

39 カスタム パターンのライブラリライブラリ作成 & 再利用 前述に説明したように カスタム パターンの作成は非常に簡単です それらカスタ ム パターンをライブラリに保存することによって他のプロジェクトに同じタイル パターンを再利用することができます 単純な例を紹介します 1. ArchiCAD の塗りつぶしツールで塗りつぶし図形を作成します 2. カスタムツールにて形状を保存します パターン ( タイル およびパターン基準点を定義するホット スポット ) を構築してください ライブラリ部品として保存 において 別のプロジェクト中でも選択できるように 保存先 を ArchiCAD Library あるいはArchiTile Libを選択してください ArchiTiles 39

40 タイル数量数量計算 タイル数量計算は ArchiTiles にある 非常に面白い機能です タイルの面積 タイル数 価格を集計する機能です 右図のように ナビゲータ プロジェクト一覧 の構成要素内のタイル一覧表があります 以下のファイル名にタイル一覧表があります リスト > 要素 部品一覧表 リスト > 要素 Tiles/Stories(ArchiTiles) リスト > 構成要素 Tiles/Zones/Names(ArchiTiles) ArchiTiles 40

41 リスト > 要素 部品一覧表 ArchiTiles 41

42 Tiles/Stories(ArchiTiles) 階数 下地面積 タイル面積 タイル総数 タイル数 ArchiTiles 42

43 Tiles/Zones/Names(ArchiTiles) タイル( 面積 ) タイル ( 総数 ) 梱包箱数 金額 タイル数 ArchiTiles 43

44 参考 : ゾーンツールとタイル作成可否について 2D ポリゴンラインにて範囲指定した場合 結果作成できません ArchiTiles はゾーンのうち壁を認識できません 内壁の範囲を指定した場合 結果作成できます ゾーンポリゴンで 総体 を指定した場合 結果作成できます ゾーンの範囲では 壁の中心で別れていますが 割り付けられたタイルは壁の内面になっています ゾーンポリゴンで 総体 を指定した場合 結果作成できます ゾーンの範囲は 壁の内側で 割り付けられたタイルも壁の内面になっています ArchiTiles 44

45 オンライン ヘルプ いつでも ツールを使用する方法を忘れた場合は ヘルプ アイコンをクリックしてください日本語のマニュアルPDFを開きます ArchiTiles 45