工事 海難防止のための五か条 一見張りは常時 適切に 目視のほか レーダーや AIS 等を使用霧などで視界不良時は 見張りを増員無理な回航は 居眠りの原因 一航法を守り 早目の避航 海上衝突予防法等に定められた航法や灯火等ルール遵守避航は 早めに かつ 大幅に 一最新の気象情報を入手 刻々と変化する

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1 工事 の事故多発! 被災港湾の復旧工事の増加に伴い 工事 作業に従事する船舶の事故が多発しています 次の点に注意して 事故を防止しましょう 最新の気象 海象情報を入手し 荒天対策を万全に! 海難事例錨泊中 強風により走錨 乗揚げ係留中 強風で波が打ち込み転覆 台船を曳航中 荒天のためロープが切れ漂流 適切な避泊地の選定など 震災により防波堤が損壊している等 風浪の影響を受けやすい港湾工事現場では 荒天が予想される場合 あらかじめ安全な港湾等に避難すること 小型船は 岸壁係留中に荒天が予想される場合 あらかじめ陸揚げするなどして備えること 作業や曳航等は中止基準を厳守 海上作業や 台船等の物件を曳航しての航海は それぞれの現場や船舶に応じた荒天時の作業等中止基準を定め 荒天が予想される場合は 早めの作業切り上げ 早目の避難を心がけること 見張りは常時 適切に! 海難事例航路出航中 行き会い船と衝突 回航中 居眠りし砂浜に乗揚げ 夜間 港内錨泊中の土運船と入港中の貨物船が衝突 見張りは 常時 適切に! 航海中は 目視のほかレーダーや AIS 等を適切に使用し 霧等で視界が悪い場合は見張りを増員するなど 常に周囲に目を配ること 眠気には勝てません 休息を! 遠距離を回航する場合は 余裕を持った回航計画を立て 十分な休息をとりながら航海すること 眠くなった時は 早めの操船交代 最寄の港に入港して休息すること バージ 台船も適切な灯火を! バージや台船も 船舶 として海上衝突予防法が適用される 錨泊中を含め 適切な灯火や形象物を表示すること 第二管区海上保安本部海の事件 事故は 118 番

2 工事 海難防止のための五か条 一見張りは常時 適切に 目視のほか レーダーや AIS 等を使用霧などで視界不良時は 見張りを増員無理な回航は 居眠りの原因 一航法を守り 早目の避航 海上衝突予防法等に定められた航法や灯火等ルール遵守避航は 早めに かつ 大幅に 一最新の気象情報を入手 刻々と変化する気象 海象情報は 常に最新の情報を把握震災による港内の静穏度の低下も考慮 一安全な港へ早期避難 荒天が予想される場合は あらかじめ安全な港湾へ避難小型船は 係留中の保船困難を考慮し陸揚げ保管長距離曳航時は 事前に避泊地を選定して早めに避難 一適切な点検 整備の励行 船体や機関は 定期の点検整備 毎日の発航前点検長距離回航前には 綿密な点検整備 第二管区海上保安本部海の事件 事故は 118 番

3 工事 作業に従事する船舶の海難発生状況 ( 東北地方 ) 平成 2 6 年 6 月 第二管区海上保安本部 1 海難発生状況工事 作業に従事する船舶 の海難は 平成 21 年から平成 25 年までの 5 年間に 52 隻発生している 平成 21 年から平成 23 年までの平均は 5.3 隻 / 年であったが 平成 24 年は 16 隻に急増し 平成 25 年は 20 隻となっている 平成 21 年から平成 25 年までの海難 (52 隻 ) を種類別に見ると 衝突が最も多く 15 隻 (29%) 次いで浸水 8 隻 (15%) 乗揚 6 隻 (11%) の順となっている 平成 24 年から平成 25 年の海難 (36 隻 ) を海域別に見ると 太平洋岸 32 隻 (89%) 日本海及びむつ湾 4 隻 (11%) となっている 平成 20 年から平成 23 年までの海難 (16 隻 ) の海域別発生隻数は 太平洋岸 11 隻 (69%) 日本海及びむつ湾 9 隻 (31%) であり 平成 24 年以降 太平洋岸における海難の増加が顕著となっている 隻 工事作業従事船舶の海難発生状況 衝突 浸水 転覆 乗揚 安全阻害 機関故障 推進器障害 舵障害 運航阻害 その他 総計 4 隻 7 隻 5 隻 16 隻 20 隻 H21 H22 H23 H24 H25 H265 月末 3 隻 工事作業従事船舶の海難発生状況 ( 種類別 ) 推進器障害,3 隻,6% 機関故障,4 隻,8% 安全阻害,4 隻,8% その他,3 隻, 舵障害,2 隻, 6% 4% 乗揚,6 隻, 11% H21-H25 52 隻 転覆,7 隻, 13% 衝突,15 隻, 29% 浸水,8 隻, 15% 海域別発生隻数 (H24~H25) 海域別発生整数 (H21~H23) 日本海 むつ湾,4 隻,11% 日本海 むつ湾,6 隻,38% 36 隻 16 隻 太平洋沿岸, 32 隻,89% 太平洋沿岸, 10 隻,62% 工事 作業に従事する船舶 : 主に港湾における防波堤等の築造工事や測量作業など に従事する船舶 台船等の曳航作業に従事する船舶 ( しゅんせつ船 くい打ち船 起 重機船 警戒船 潜水 交通船 台船 土運船 曳船 押船など )

4 2 主な海難事例 事例 1 防波堤等が損壊していた漁港の復旧工事のため港内に錨泊していた起重機船 (5 名乗船 ) が 強風とうねりのために走錨し 付属の押船の機関を使用して支えていたが 押船の海水漉し器内に泥が詰まり機関が停止 岸壁に圧着して浸水した 同漁港内に錨泊していた土運船 ( 無人 ) も強風とうねりにより走錨し 砂浜に乗り揚げた 事例 2 港湾復旧工事に従事していた小型 ( 無人 ) が 港内に係留中に 強風により波が打ち込み浸水 転覆した ( 同じ日に 同様の浸水海難が計 4 隻発生 ) 事例 3 震災復旧工事のため 曳航されて港を出港した台船 ( 資材及び作業員 6 名乗船 ) が 出港直後に荒天のため曳航索が切断して漂流し 港の防波堤に乗り揚げた後 うねりにより防波堤を乗り越えて港内に流された ( 乗船者は全員救助 ) 事例 4 港湾復旧工事に従事していた小型 (1 名乗船 ) が 起重機船による作業用アンカーブロックの移設作業のため 同アンカーワイヤーを自船の係船柱に係止して待機していたところ 接近してきた起重機船と接触し アンカーワイヤーが緊張して転覆した ( 乗船者は救助 ) 事例 5 港湾復旧工事に従事するため 被災港湾向け回航途中の (2 名乗船 ) が 操船者が眠気を感じたことから 休息するため付近の港に向けたが 居眠りして付近の砂浜に乗り揚げた 事例 6 港湾復旧工事に従事していた土運船 ( 無人 ) が 夜間 港内の工事区域外の海域に錨泊中 入港してきた貨物船と衝突した ( 同様の衝突海難が計 3 隻発生 )

5 平成 24 年工事作業従事船舶の海難一覧 月日海難種類場所用途 トン数等海難概要 安全阻害 宮古市田老漁港内 ( 押船 ) 19 トン ( 起重機船 ) 58m 田老漁港内に錨泊中 荒天に伴い 連結していた起重機船の錨泊位置を修正していたところ 押船の主機関冷却水漉器に泥が詰まり機関が停止したため 走錨して岸壁に圧流されたもの 安全阻害 宮古市田老漁港内 その他 ( 土運船 ) 田老漁港内に錨泊中 荒天のため走錨して風浪に圧流されて付近の砂浜に 48m 乗揚げたもの 舵障害石巻湾 19 トン 広島から釧路向け回航中であったが 機関不調により修理のため石巻向け航行中 舵機及び機関が故障し航行不能となったもの 安全阻害相馬港内 ( 起重機船 ) 43m 相馬港内で錨泊中 強風により走錨し防波堤に圧流されたもの 舵障害 金華山南 8 海里付近 ( ガット船 ) 494 トン 宮古港から京浜港向け中 舵機が故障し航行不能となったもの 船舶その他中之作港 その他 ( 台船 ) 60m 曳船に曳航されて中之作港を出港直後 曳航索が切断して漂流 一時防波堤に乗り揚げた その後 うねりに乗り防波堤を乗り越えて港内側に入ったため 曳船により岸壁に係留した 台船には作業員 6 名が乗船していたが負傷等なし 福島第一原発専用港における作業に従事する予定であったもの 衝突釜石港内 その他 ( 土運船 ) 釜石港内に無人で錨泊中 入港中の貨物船 (499 t) と衝突したもの 58m 転覆 6.59m 大船渡港湾口防波堤復旧工事現場において 起重機船とともに海中のシンカー用ブロック移設作業中 起重機船が風に圧流されて接触し 同船が転覆したもの 乗船者 1 名は 起重機船に救助された 転覆 南相馬市太田川河 5.32m 口付近 福島県太田川河口付近において災害調査のため水深測量中 船体正横から波を受けて転覆したもの 乗船者 2 名は 自力で岸に泳ぎ着いた 衝突石巻湾 その他 ( 台船 ) 1,092 トン 石巻湾内において 曳船により曳航されて航行中 船尾方向から航走してきた漁船 (103 t) と衝突したもの 衝突釜石港内 その他 ( 土運船 ) 93m 釜石港内に無人で錨泊中 入港中のケミカルタンカー (491 t) と衝突したもの 衝突八戸港内 ( 起重機船 ) 994 トン 八戸港内岸壁に着岸作業中の貨物船 (499 t) が 主機関が不調となり風に流されて 付近岸壁に無人で係留中のに衝突したもの 衝突 仙台塩釜港内 ( 塩釜区 ) ( 起重機船 ) 塩釜区入港途中の貨物船 (499 t) と 出港中の起重機船が衝突したもの 800 トン ( 押船 ) 衝突酒田港内 9.93m 酒田港内において 防波堤に瀬渡客を迎えに行くため航行中の遊漁船 (7. 9 トン ) と 台船の曳航作業補助のため航行中のが衝突したもの 衝突 その他 ( 土運船 ) に無人で錨泊中 入港中の貨物船 (498 t) と衝突したもの 66m 乗揚げ 三沢漁港北北東 m 海里 函館から石巻向け回航中 定置網を乗り切り 舵が動かなくなったもの

6 平成 25 年工事作業従事船舶の海難一覧 ( 速報値 ) 月日海難種類場所用途 トン数等海難概要 浸水青森港内 9 トン 河川内の岸壁に係留中 積雪及び強風により船体が傾斜し浸水 沈没したもの 乗揚げ相馬港内 その他 ( 押船兼曳船 ) 192 トン 震災で倒壊したケーソンの撤去作業に従事中 施行区域に隣接した倒壊ケーソン ( 水面下の傾斜したケーソン ) に右プロペラを接触させ プロペラが脱落したもの 安全阻害大槌港内 その他 ( 曳船 ) 74 トン 大槌港内の岸壁を離岸後 荒天のため港内で錨泊中のところ 強風により走錨し かき養殖施設に入り込み絡索したもの 推進器障害 小名浜港内 2 トン 岸壁に着岸した油タンカーの周囲にオイルフェンスを展張する際 同フェンス端の導索を自船のプロペラに絡索したもの 浸水 12m 岸壁にとも付けのクレーン台船に横付け係留中 強風により浸水 沈没したもの 浸水 11m 岸壁にとも付けのクレーン台船に横付け係留中 強風により浸水 沈没したもの 浸水大槌港内 5 トン未満 ( 船外機船 ) 船溜り防波堤突堤に横付け係留中 強風により浸水 転覆したもの 浸水 荒浜漁港内 11.7m 岸壁係留の台船に横付け係留中 強風により浸水 沈没したもの 乗揚 相馬沖 ( 釣師浜漁港付近 ) 8.3 トン 清水港から釜石港向け回航中 操船者が眠気を感じたことから 休養するため付近漁港に入港途中 居眠りにより砂浜に乗揚げたもの 機関故障山田湾沖 その他 ( 交通船兼 ) 13 トン 女川港から宮古港向け中 機関が故障して航行不能となったもの 衝突深浦沖 その他 ( 台船 ) 七尾港から釜石港向け曳船により曳航中の台船と 深浦港を出港し漁場向 40m け中の漁船 (19t) が衝突したもの ( 曳船 ) 衝突 その他 ( 土運船 ) に無人で錨泊中 出港中の貨物船 (499 t) と衝突したもの 6トン箱崎漁港 衝突 ( 沈没 ) ( 起重機付近船 ),800 トン クレーン台船が 台風避難のため大槌湾内箱崎漁港付近に錨泊中のところ走錨し 台船に無人係留していたが防波堤に接触 船尾が損傷し浸水沈没したもの 福島第一 衝突 ( 浸水 ) 原発専用 ( 杭打台船 ) 港内 3,850 トン 台風に備え 専用港内においてスパッドを海底に降下した状態で係留していたところ 波浪により台船のスパッドが破断し 海底に突き刺さったスパッドの切断部が台船の船底に接触したことにより船底に亀裂を生じ浸水したもの 転覆 9m 起重機船のアンカーを投入するため の船首部にアンカーを吊り下げて移動中に 起重機船の船底に潜り込んでいたシンカーワイヤーにが吊り下げていたアンカーが絡まりバランスを崩し転覆したもの 推進器障害 福島第一その他 ( 曳船 ) 原発専用 19トン港内 台船を岸壁に接岸させる作業を行っていたところ 付近に設置されていたシルトフェンスをプロペラに巻き込んだもの

7 機関故障八戸沖 その他 ( 交通船兼 ) 13 トン 塩釜から八戸向け回航途中 主機関が故障し航行できなくなったもの 転覆釜石港内 11.95m 岸壁に係留中 転覆状態で発見されたもの ( 詳細調査中 ) 船舶その他 ( 機関取扱不注意 ) 秋田港内 その他 ( 交通船兼 ) トン 秋田港内を航行中 船体に衝撃があり機関が停止したもの ( 詳細調査中 ) 船舶その他 魹ケ埼沖 ( 船位喪失 ) その他 ( 交通船兼 ) 10.66m 重茂漁港から宮古港向け回航途中に機関が停止し一時航行不能となった 機関復旧するも地理不案内に加えレーダー等もなかったため 自船位置がわからなくなったもの ( 詳細調査中 )

8 平成 26 年工事作業従事船舶の海難一覧 ( 平成 26 年 6 月 1 日現在速報値 ) 月日海難種類場所用途 トン数等海難概要 乗揚げ 小名浜港内 土運船 1,500 トン 船底ハッチを開放し 積載土砂を投入したところ 海底から積み上がった土砂と船底ハッチが接触して閉鎖することができず 乗揚げたもの 運航阻害石巻港 6 トン 万石浦の西岸宇田川町の沖約 300 メートルに無人の状態で沖係留していたところ 低気圧の通過に伴う強風等の影響により流出し 付近護岸に乗揚げたもの 転覆宮古港 5 トン 宮古港閉伊川河口付近岸壁前に係留中のところ 降雪による雪の重みで傾斜し転覆したもの

目 次 はじめに 1 1 立入検査の状況 2 2 命令に係る事項 3 3 その他輸送の安全に重大な関係を有する事項 (1) 船舶事故等の発生状況 6 (2) 船種別事故等の発生状況 7 (3) 主な指導内容 9

目 次 はじめに 1 1 立入検査の状況 2 2 命令に係る事項 3 3 その他輸送の安全に重大な関係を有する事項 (1) 船舶事故等の発生状況 6 (2) 船種別事故等の発生状況 7 (3) 主な指導内容 9 海上輸送の安全にかかわる情報 ( 平成 28 年度 ) 国土交通省海事局 目 次 はじめに 1 1 立入検査の状況 2 2 命令に係る事項 3 3 その他輸送の安全に重大な関係を有する事項 (1) 船舶事故等の発生状況 6 (2) 船種別事故等の発生状況 7 (3) 主な指導内容 9 はじめに 本報告書は 海上運送法第 19 条の 2 の 2 及び 内航海運業法第 25 条の 2 に基づき 輸送の安全にかかわる情報を公表するものであり

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