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ちとらもてぎ
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Bridge Report ダイヤモンドダイニング (3073) 松村厚久社長会社名証券コード 3073 市場業種社長株式会社ダイヤモンドダイニング JASDAQ 小売業松村厚久所在地東京都港区西新橋 3-7-1 事業内容決算月 HP 1 業態 1 店舗のマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略の下居酒屋レストラン等を首都圏のターミナル駅周辺に展開業態開発力 No.

0% 1 株 DPS( 予 ) 配当利回り ( 予 ) EPS( 予 ) PER( 予 ) BPS( 実 ) PBR( 実 ) - - - - 221,691.69 円 0.

1 Bridge Report ダイヤモンドダイニング (3073) 松村厚久社長会社名証券コード 3073 市場業種社長株式会社ダイヤモンドダイニング JASDAQ 小売業松村厚久所在地東京都港区西新橋事業内容決算月 HP 1 業態 1 店舗のマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略の下居酒屋レストラン等を首都圏のターミナル駅周辺に展開業態開発力 No.1 を目指している 2 月 - 株式情報 - 株価発行済株式数 ( 自己株式を控除 ) 時価総額 ROE( 実 ) 売買単位 191,000 円 12,088 株 2,309 百万円 16.0% 1 株 DPS( 予 ) 配当利回り ( 予 ) EPS( 予 ) PER( 予 ) BPS( 実 ) PBR( 実 ) , 円 0.9 倍 * 株価は 6/20 終値発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除 - 連結業績推移 - ( 単位 : 百万円円 ) 決算期売上高営業利益経常利益当期利益 EPS 配当 2007 年 2 月 ( 実 ) 3, , 年 2 月 ( 実 ) 5, , 年 2 月 ( 実 ) 9, , 年 2 月 ( 実 ) 16,762 1,161 1, , , 年 2 月 ( 実 ) 17, , , ダイヤモンドダイニングの 2011 年 2 月期決算についてブリッジレポートにてご報告致します目次 1. 会社概要年 2 月期決算年 2 月期の事業展開 4. 中期展望 5. 取材を終えて 1

2 今回のポイント 11/2 期は前期比 3.8% の増収ながら同 34.8% の経常減益好立地への積極的な新規出店によりほぼ想定通りの売上を確保したものの価格競争の激化等で新規出店コストを吸収できなかった期末店舗数は前期末比 35 店舗増の 175 店舗現在グループの全店舗が通常通り営業しており震災後に落ち込んだ売上も回復基調にあるしかし依然として先行きの不透明感は強くまたこれらの要因が今後の店舗運営に及ぼす影響を合理的に算定する事も困難なため 12/2 期の業績予想の開示を見送った今後予想が可能となった段階で速やかに開示するとしているシェア拡大と収益力の向上により収益基盤であるアルコール業態を強化すると共にファミリーレストラン等の非アルコール業態への展開による客層の拡大や香港中国米国など海外マーケットへの開拓に取り組む事で中期的な成長力を高めていきたい考え 12/2 期はこうした新しい取り組みが本格化する 1. 会社概要店舗毎に異なる飲食業態を展開するマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略の下居酒屋レストラン等を首都圏のターミナル駅周辺に展開業態開発力 No.1 を目指し " 非日常性 " と " お客様歓喜 " へのこだわりを念頭に内装空間コンセプト ( 物語 ) 更にはサービス等のあらゆるプロダクトを立地条件に応じて柔軟に変化させ様々な業態を開発している 09/2 期以降はマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略を基幹戦略としつつ M&A や子会社の設立により戦略の多様化も進めている <ダイヤモンドダイニンググループ (11 年 2 月末現在のグループ店舗数 175 店舗 )> ( 株 ) ダイヤモンドダイニング ( 個別 ) 109 店舗 1 業態 1 店舗のマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略を推進 ( 株 ) サンプール (100% 出資 ) 5 店舗物件難で出店が難しい西新宿エリアにドミナント展開する高収益企業 ( 株 ) シークレットテーブル (100% 出資 ) 33 店舗東京都神奈川県埼玉県愛知県大阪府で高級業態を多店舗展開 ( 株 ) ゴールデンマジック (100% 出資 ) 28 店舗高収益業態に特化した戦略子会社 <( 株 ) ダイヤモンドダイニング ( 個別 ) の戦略 > (1) マルチコンセプト戦略と徹底したコスト管理チェーン店戦略は大量出店が可能だが陳腐化が早くまた業態 ( 店舗 ) に合った立地を探す必要があるこれに対して同社が進めるマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略は同じ業態が無いため陳腐化が遅く業態が固定化していないため居抜きも含めて多様な条件の立地へ対応できるまた各店舗がそれぞれのコンセプトに基づき柔軟にメニュー開発や仕入れを行う事でチェーン店との差別化や特定食材の高騰リスクを回避している更にコスト面では同一ビル内に複数業態 ( 店舗 ) を出店する複合店舗や近隣エリアなどへのドミナント出店によって仕入の共有化キッチンスタッフやフロア従業員の共有化による最適なシフトコントロールによって仕入コストや人件費を抑えているこのため飲食店の収益性を図る尺度の一つである既存店の FL コスト率 ( 原材料費 + 人件費 )/ 売上高は 50% 強で業界平均の 60%~65% を大きく下回っている (2) 出店戦略出店戦略の根幹を成すのはドミナント戦略と居抜き物件の活用である集客力が高くマスコミ等の注目度も高い主要ターミナル駅及び山手線沿線内主要駅へ継続的にドミナント出店する事で高い運営効率を維持しているまた居抜き店舗の場合スケルトンに比べてイニシャルコスト ( 差入保証金内装費等を含む ) を約 1/3~1/5 に軽減する事ができるこのため回収期間もスケルトンに比べて約 2 年間 ( 通常 3.5 年 1.5 年 ) 短くなる 2

2010 年 10 月 29 日 5 店舗同時オープンによりマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略を進める上での経営目標の一つとして掲げてきた 100 店舗 100 業態を達成した ( 同社資料より ) < 戦略子会社 ( 株 ) ゴールデンマジック > ( 株 ) ゴールデンマジックは ( 株 ) ダイヤモンドダイニングが設立以来培ってきた業態開発力や店舗運営ノウハウ ( 複合店

5 年以内を目標としている ( 株 ) ゴールデンマジックでは中高年世代を中心ターゲットとした繁盛店熱中屋シャモロック酒場牛弁慶の多店舗展開が順調に進んでいるが並行して更なるヒット業態の開発にも取り組んでいるその一つである新業態 BISTRO Ushibenkei( ビストロウシベンケイ ) は 50 種類のワインと牛弁慶 ( 肉割烹 )

3 2010 年 10 月 29 日 5 店舗同時オープンによりマルチコンセプト ( 個店主義 ) 戦略を進める上での経営目標の一つとして掲げてきた 100 店舗 100 業態を達成した ( 同社資料より ) < 戦略子会社 ( 株 ) ゴールデンマジック > ( 株 ) ゴールデンマジックは ( 株 ) ダイヤモンドダイニングが設立以来培ってきた業態開発力や店舗運営ノウハウ ( 複合店 ) といった強みを注入した戦略子会社居抜きに特化し ( 株 ) ダイヤモンドダイニングが開発した繁盛店業態を中心に展開店舗ベースの営業利益率 20% 超企業ベースの営業利益率 15% 超店舗平均回収期間 1.5 年以内を目標としている ( 株 ) ゴールデンマジックでは中高年世代を中心ターゲットとした繁盛店熱中屋シャモロック酒場牛弁慶の多店舗展開が順調に進んでいるが並行して更なるヒット業態の開発にも取り組んでいるその一つである新業態 BISTRO Ushibenkei( ビストロウシベンケイ ) は 50 種類のワインと牛弁慶 ( 肉割烹 ) の上質食材をカクヤスで楽しめる本格派ビストロ牛弁慶は固体識別番号でしっかり管理された安心安全な A4~A5 の国産黒毛和牛をその時々で状態のいい産地からブロックで仕入れており切分けの際に出た切り落としを BISTRO Ushibenkei で活用している ( このため 1 月 27 日に BISTRO Ushibenkei の 1 号店を牛弁慶とセットでオープンした ) BISTRO Ushibenkei と牛弁慶は材料を共有する事でリーズナブルな価格での黒毛和牛の提供を実現しており切り落としとはいえ BISTRO Ushibenkei でも A4~A5 ランクの国産黒毛和牛を堪能する事ができる ( 同社資料より ) 3

4 年 2 月期決算 (1) 連結業績 ( 単位 : 百万円 ) 10/2 期構成比 11/2 期構成比前期比 2Q 時予想予想比売上高 16, % 17, % +3.8% 17, % 売上総利益 12, % 12, % +3.4% 13, % 販管費 11, % 12, % +7.0% 12, % 営業利益 1, % % -32.3% % 経常利益 1, % % -34.8% % 当期純利益 % % -42.2% % 数値には ( 株 ) インベストメントブリッジが参考値として算出した数値が含まれており実際の数値と誤差が生じている場合があります ( 以下同じ ) 減益ながら営業経常利益が上振れ売上高は前期比 3.8% 増の億円価格競争の激化等で厳しい事業環境が続き一部の既存店で売上が低迷したものの好立地への積極的な新規出店 ( 計画を 7 店舗上回る 35 店舗 10/2 期は 29 店舗 ) でほぼ想定通りの着地となったただ利益面では集客施策として実施したドリンクやコース料理の単価引き下げや原価率設定が高めの ( 株 ) ゴールデンマジックの店舗数の増加で売上総利益率が 0.3 ポイント悪化積極的な新規出店に伴う販管費の増加を吸収できず営業利益が同 32.3% 減少した加えて受取協賛金の会計処理変更による減少で営業外収益が減少した他閉店予定店舗等にかかる減損損失 94 百万円や 11 年 6 月に予定している本社移転に伴う本社移転費用引当金繰入額 31 百万円など 1.4 億円を特別損失に計上したため当期純利益は 4 億円と同 42.2% 減少した尚営業利益及び経常利益が上振れしたのは出店数が計画を 7 店舗上回る中人材の配置転換や業務の効率化による人件費の削減及び本部経費の抑制等で販管費の増加を抑える事ができたため一方当期純利益が下振れしたのは織り込まれていなかった来期閉店予定店舗の減損損失や本社移転費用を計上したため期末店舗数は前期末比 35 店舗増の 175 店舗 ( 株 ) ダイヤモンドダイニング ( 個別以下個別を省略 ) は首都圏の主要ターミナル駅周辺への出店を中心に 19 店舗の新規出店を行い期末店舗数 109 店舗 ( 株 ) ゴールデンマジックは九州居酒屋業態熱中屋や新業態の肉割烹牛弁慶を中心に 15 店舗を新規出店し同 28 店舗また ( 株 ) シークレットテーブルにおいても設立後初となる新規出店を 1 店舗実施し同 33 店舗この他新規出店を行わなかった ( 株 ) サンプールは前期末と同数の 5 店舗また既存店舗の収益力改善を図るべく ( 株 ) ダイヤモンドダイニング ( 株 ) ゴールデンマジック ( 株 ) シークレットテーブル ( 株 ) サンプールの各社においてそれぞれ 2 店舗 2 業態計 8 店舗 8 業態のリニューアルを行なった (( 株 ) ゴールデンマジックのリニューアルは 2 店舗 2 業態を 1 店舗 1 業態へ統合する業態変更 ) (2) 会社別動向会社別売上高店舗数 ( 単位 : 百万円 ) 10/2 期構成比 11/2 期構成比前期比期末店舗数前年同期末比 ( 株 ) ダイヤモンドダイニング 9, % 9, % +4.0% 109 店 +19 店 ( 株 ) サンプール % % -16.6% 5 店 +0 店 ( 株 ) シークレットテーブル 6, % 5, % -9.7% 33 店 +1 店 ( 株 ) ゴールデンマジック % 1, % % 28 店 +14 店合計 16, % 17, % +3.8% 175 店 +34 店 GM は 15 店の新規出店を行ったものの期中に 2 店舗 2 業態を 1 店舗 1 業態へ統合する業態変更を実施したため店舗数の増加は 14 店舗 ( 株 ) ダイヤモンドダイニング低価格化による顧客獲得指向が定着し期を通して単価の前年割れが続いた事に加え天候不順等で客数も伸び悩んだ結果既存店売上高が前年比 88.9% にとどまった ( 前期実績 :89.9% 予算 :90.4%) また販管費を中心にしたコスト抑制では一定の成果をあげたものの減収の影響をカバーできず FL コストが 50.1% とわずかに上昇した 4

5 ( 株 ) サンプール売上の減少により企業営業利益率が前期の 16.4% から 8.5% に低下原価率人件費率共に上昇し FL コストは 51.5% ( 株 ) シークレットテーブル収益構造改善が進行しておりリニューアル効果等で売上高が前期実績を大幅に上回った店舗もあったが節約志向の高まり等で全社ベースでは既存店売上高が減少し企業営業利益率が 6.5% と前期比 0.7 ポイント低下したまた 2 月 25 日に会社設立後初となる新規出店 ( 店舗名 KING OF THE PIRATES ) を実施した KING OF THE PIRATES は海賊船をイメージしたアミューズメントテーマレストラン船内 ( 店内 ) に一歩足を踏み入れるとあなたはもう海賊の一員 ( クルー ) 海賊に扮するスタッフが幻想的な時間と空間を演出してくれる ( 株 ) ゴールデンマジック積極的な新規出店効果で売上が大幅に増加新業態かに地獄牛弁慶 BISTRO Ushibenkei も堅調に推移したまた組織人材育成の強化と同時に売上高低迷店舗のリニューアルを実施する等今後の更なる事業拡大の基盤作りにも注力したブランドが徐々に定着してきた事もあり今後は繁盛店業態の FC 展開も念頭に置き事業を進めていく考え (3) 財政状態及びキャッシュフロー (CF) 期末総資産は前期末比 3.4 億円減の 84.5 億円借方では新規出店や有利子負債の削減等で現預金が減少する一方固定資産 ( 新規出店に伴う有形固定資産や差入保証金 ) が増加貸方では純資産が増加する一方未払法人税有利子負債負ののれん等が減少自己資本比率は 31.7% と同 5.2 ポイント改善した CF の面では利益が減少する一方店舗増による運転資金の増加 ( 前期末が休日であったため決済資金が滞留していた事も一因 ) や税負担の増加で営業 CF が減少新規出店やリニューアルを積極的に進めたため投資 CF のマイナス幅が拡大したため前期は 11.6 億円を確保したフリー CF が 8.3 億円のマイナスとなった財政状態 ( 単位 : 百万円 ) 10 年 2 月 11 年 2 月 10 年 2 月 11 年 2 月現預金 2,259 1,133 短期有利子負債 1,000 1,086 売上債権未払法人税等流動資産 3,157 2,077 長期有利子負債 2,245 2,063 有形固定資産 2,576 2,833 負債 6,461 5,770 無形固定資産純資産 2,332 2,679 投資その他 2,875 3,406 負債純資産合計 8,794 8,450 固定資産 5,636 6,372 借入金合計 3,245 3,149 有利子負債 = 借入金 +リース債務キャッシュフロー ( 単位 : 百万円 ) 10/2 期 11/2 期前期比営業キャッシュフロー 1, , % 投資キャッシュフロー , フリーキャッシュフロー 1, ,001 - 財務キャッシュフロー現金及び現金同等物期末残高 2,334 1,132-1, % 5

6 年 2 月期の事業展開 3 月 11 日に発生した東日本大震災は東日本に大きな被害をもたらしたが同社グループにおいて人的被害はなく店舗設備の直接的物損も軽微であったこのため現在グループの全店舗が通常通り営業 (3 月 28 日以降全店舗通常営業 ) しており震災後に大きく落ち込んだ売上も足下回復基調にあるまた 4 月 1 日には 81 名の新入社員を迎えたしかし依然として深刻な状況が続く原発問題や夏場の供給不足が懸念される電力問題に加え繰り返し発生する余震の影響等先行きの不透明感は強くまたこれらの要因が店舗運営に及ぼす影響を合理的に算定する事が難しいとして同社は 12/2 期の業績予想の開示を見送った今後予想が可能となった段階で速やかに開示するとしている (1) 新規出店業態変更及び閉店の方針と現状新規出店 ( 株 ) ダイヤモンドダイニングにおいて 11 年 3 月に高収益エリア品川に出店予定であった 3 店舗 3 業態を前期末の 2 月に前倒しで出店した 12/2 期も高収益エリアを厳選して出店する予定だが震災の影響により現在は一時様子見の状況 ( 同社は今後消費の低迷で優良物件を確保するチャンスが増えると考えている ) この他 ( 株 ) ゴールデンマジックが 4 月 1 日に田町 ( 東京都港区 ) に 3 業態 3 店舗を同時オープンした 12/2 期もグループの成長ドライバーとして積極的な新規出店を計画していたが震災の影響で現在は一時様子見の状況業態変更 ( 株 ) ダイヤモンドダイニングにおいて既存店の収益力アップを念頭に継続的に業態変更を進めていく考えで 4 月 12 日に 1 店舗 1 業態で業態変更を実施した現在 2 店舗の業態変更を検討中である ( 上期中に実施の予定 ) 閉店 12/2 期は ( 株 ) ダイヤモンドダイニングにおいて初めての閉店を実施する既に吉祥寺 ( 東京都武蔵野市 ) の 2 店舗 ( もつ陣ディアマーブル ) を閉店しており下期に更に 3 店舗の閉店を予定している閉店済店舗及び閉店予定店舗については 10/2 期及び 11/2 期に減損処理を実施した ( 閉店に伴う原状回復費用は 12/2 期に別途計上予定 ) また ( 株 ) シークレットテーブルにおいて定期借家契約の満了による 1 店舗の閉店を予定しており 11/2 期に減損処理を実施済み ( 原状回復費含む ) 上記の他意思決定の迅速化及び効率化とグループ内リソースの有効活用を念頭に ( 株 ) ダイヤモンドダイニングの 8 店舗を ( 株 ) ゴールデンマジックに移管した (2)12/2 期の取り組みマネジメント継続的モニタリング及び意思決定迅速化社長をトップとしたグループ全取締役及び執行役員による週 1 回の定例会議を実施するリストアップされた強化店舗を週次でモニタリングし方針を同会議で迅速に意思決定する経営資源の選択と集中再配分 ( 株 ) ダイヤモンドダイニングにおいて初の退店実施予定また 8 店舗を ( 株 ) ゴールデンマジックに移管した M&A ( 株 ) バグースの株式取得に関する基本合意書締結グループグループ機能拡充: 土佐社中の工場が完成し 4 月 1 日より本格営業を開始店舗 ( 株 ) ダイヤモンドダイニング : 組織 : マネジメント強化効率化 ( 株 ) シークレットテーブル : 販促 : 富裕層向け強化 ( 株 ) ゴールデンマジック : 業態 : 既存ブランド強化新規開発本部主導コスト削減集客新規事業その他ノウハウの外販: 同業他社再生ブランディング請負 1( 株 ) バグースの株式取得基本合意 3 月 9 日に ( 株 ) バグースの子会社化を目的とした基本合意書を締結した ( 株 ) バグースはビリヤードダーツシミュレーションゴルフネットカフェ飲食店カラオケ等の多様な事業を手掛けており都心部及び首都圏中心に 54 店舗 (10 年 6 月末日現在 ) 展開している 6

( 株 ) ダイヤモンドダイニンググループはグループの最大の強みであるエンターテイメント性を更に追求拡大し一層のお客様歓喜を具現化するため主力のアルコール業態だけでなく非アルコール業態への進出を検討しているが BAGUS ブランドで若者から大人まで幅広い世代にわたり多くのファンを持つ ( 株 ) バグースのエンターテイメント性は同社グループとの高いシナジーを発揮し

7 ( 株 ) ダイヤモンドダイニンググループはグループの最大の強みであるエンターテイメント性を更に追求拡大し一層のお客様歓喜を具現化するため主力のアルコール業態だけでなく非アルコール業態への進出を検討しているが BAGUS ブランドで若者から大人まで幅広い世代にわたり多くのファンを持つ ( 株 ) バグースのエンターテイメント性は同社グループとの高いシナジーを発揮し同社グループの事業領域収益拡大に資すると判断した 5 月 31 日に ( 株 ) バグースの株主 5 名と株式譲渡契約書を締結し 6 月 1 日に株式の譲渡を受ける ( 株 ) バグースの概要名称所在地代表者の役職氏名事業内容資本金設立年月日株式会社バグース茨城県日立市若葉町一丁目 17 番 1 号代表取締役中田琢也遊戯場飲食店インターネット複合カフェの企画運営他 92 百万円 1986 年 7 月 1 日決算期 08/6 期 09/6 期 10/6 期売上高 8,900 百万円 8,637 百万円 8,207 百万円営業利益 422 百万円 -313 百万円 154 百万円経常利益 432 百万円 -4 百万円 171 百万円当期純利益 109 百万円 0 百万円 21 百万円純資産 1,214 百万円 1,198 百万円 1,211 百万円総資産 4,105 百万円 3,991 百万円 3,803 百万円 2 ノウハウの外販 ( フィービジネス ) ( 株 ) ダイヤモンドダイニングにおいて店舗開発を担当するスペシャリスト集団であるチームファンタジーのノウハウを外販するチームファンタジーは 100 店舗 100 業態の達成に向け質の高い企画とそれを短期間で具現化する開発力が不可欠と考えた松村社長の発案によりデザイナー販促企画スーパーバイザーなど各分野から専門家を集め結成された既に和菓子屋 ( 10 円饅頭屋さん ) の高級手作りプリン & ロールケーキ店への再生 ( 店舗名からブランドストーリーやコンセプト等運営以外の全てを手掛けた ) や全国に 170 店舗以上を展開する同業者の ( 株 ) エムグラントフードサービスから会社ロゴやイメージキャラクターの制作案件を受注している 4. 中期展望アルコール業態でのシェア拡大収益力アップを図ると共にファミリーレストラン日常食更にはブライダルアミューズメント等の非アルコール業態への参入本格的展開を進める他香港中国米国など海外マーケットへの進出展開にも取り組む考え非アルコール業態への参入本格的展開では日常食エンタメファミレス ( エンターテイメントファミリーレストラン ) をキーワードに若者やサラリーマンが主体の顧客層をファミリー層に広げ収益機会の拡大を図るまた海外マーケットへの進出展開ではアジアや米国を当初のターゲットとして過去に開発した業態を一部現地化し投入する考えで海外でチェーン展開が可能な新規業態開発も視野に事業を進める ( 同社資料より ) 7

8 5. 取材を終えて 12/2 期はサービス力商品力向上や集客力強化といった各店舗レベルでの取り組みの成果に加え一部店舗の閉鎖による収益押し上げ効果や本社移転に伴う固定費の削減及び業務の効率化等の効果が期待できる加えて 10/2 期 11/2 期と 2 期続けて既存店売上高が 10% 程度低下したため既存店の売上にそろそろ底打ち感が出てきても良さそうだしかし長引く原発問題や政治的な混乱による復興の遅れ等を考えると底打ちしたとは言え消費マインドの一段の回復は望み難くまた電力供給の問題も含めて東日本大震災の間接的な影響も避けられないだろしその影響の度合いも読みきれない中期的には非アルコール業態や海外マーケットへの展開に期待したいが当面は試行錯誤が予想され収益貢献には時間がかかるものと思われるこのため個人的には 12/2 期をアルコール業態での足場固めの期と考えコストダウンの成果や既存店の動向等を注視していきたい 13/2 期になれば非アルコール業態や海外マーケット関連で明るい話題が増えてくるものと思われる本レポートは情報提供を目的としたものであり投資勧誘を意図するものではありませんまた本レポートに記載されている情報及び見解は当社が公表されたデータに基づいて作成したものです本レポートに掲載された情報は当社が信頼できると判断した情報源から入手したものですがその正確性完全性を全面的に保証するものではありません当該情報や見解の正確性完全性もしくは妥当性についても保証するものではなくまた責任を負うものではありません本レポートに関する一切の権利は ( 株 ) インベストメントブリッジにあり本レポートの内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります投資にあたっての決定はご自身の判断でなされますようお願い申しあげます Copyright(C) 2011 Investment Bridge Co.,Ltd. All Rights Reserved. ブリッジレポート ( ダイヤモンドダイニング :3073) のバックナンバー及びブリッジサロン (IR セミナー ) の内容はでご覧になれます 8

平成 23 年 3 月期決算説明資料平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved

平成 23 年 3 月期決算説明資料平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved 平成 23 年 3 月期決算説明資料平成 23 年 6 月 27 日目次平成 23 年 3 月期決算概要 1 業績概要 4 2 経営成績 5 3 業績推移 6 4 売上高四半期推移 7 5 事業別業績推移 ( ソフトウェア開発事業 ) 8 6 事業別業績推移 ( 入力データ作成事業 ) 9 7 事業別業績推移 ( 受託計算事業 ) 10 8 業種別売上比率 ( 全社 ) 11 9 貸借対照表