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1 一般社団法人日本 CATV 技術協会標準規格 Japan Cable Television Engineering Association Standard JCTEA STD デジタル有線テレビジョン放送デジタルケーブルテレビジョン受信装置 Receiver for Digital Cable Television

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3 まえがき 一般社団法人日本 CATV 技術協会規格 標準化委員会では 1996 年 5 月に デジタル有線テレビジョン放送方式の技術的条件 が一部答申されたことを受けて 有線テレビジョン放送事業者や契約者 ( 視聴者 ) の要求を勘案しながら 当面の CS デジタル放送のデジタル再放送伝送をケーブルテレビにおいて実現するために必要となる技術事項や未定義の符号を制定管理する規格書 JCTEA STD-001~004 を策定及び改定を行ってきた 上記に続き 2000 年 5 月にケーブルテレビにおいて BS デジタル放送のデジタル再放送伝送を実現するために デジタル有線テレビジョン放送方式における高精細度テレビジョン放送等の導入のための技術的条件 が答申されたことを受け BS デジタル放送対応受信装置の規格書 JCTEA STD を策定した 2002 年 3 月 13 日開催の情報通信審議会情報通信技術分科会で東経 110 度 CS デジタル放送を BS デジタル放送と同様にトランスモジュレーション再放送するための技術基準 デジタル有線テレビジョン放送における TS 分割方式の技術的条件 が一部答申されたことで BS と広帯域 CS( 東経 110 度 CS) デジタル放送に対応する JCTEA STD に改定し 地上デジタル放送に対応すべく 社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した その後 64QAM 伝送信号の平均値表示化やサーバー型放送 権利保護の追加などのために 2003 年 7 月 15 日に有線テレビジョン放送法施行規則の省令による改正がされた内容や社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらに 高速デジタルインタフェースに IP インタフェース仕様を追加など社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらに 本標準規格では ケーブルテレビ局からの自主放送などの独自サービスも受信可能であることから JCTEA STD デジタルケーブルテレビジョン受信装置 と改称 改定した また 2007 年 10 月 1 日施行の有線テレビジョン放送法施行規則等の省令改正内容に準拠して 256QAM 伝送信号や H.264(MPEG4/AVC) の追加するともに 社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版からの転記を参照へ変更して JCTEA STD に改定した さらに 高速デジタルインタフェースに IP インタフェース仕様の参照する DLNA ガイドラインバージョンを V1.0 から最新の expanded:october 2006 への更新やパーシャルトランスポートストリームに加え MPEG-2 プログラムストリーム等のメディアフォーマットを追加された社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照し デジタル有線テレビジョン放送方式における多重フレームヘッダ情報の構成を定める件 ( 平成 12 年郵政省告示第 522 号 ) の一部改正 ( 平成 21 年 10 月総務省告示第 507 号 ) も含めて JCTEA STD に改定した さらに社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらに社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらにサイドバイサイド方式の 3D 信号が放送されるようになり オプション付加機能である HDMI 端子からの 3D 映像出力について記載した JCTEA STD に改定した さらに一般社団法人電波産業会の標

4 準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版の参照 及び有線テレビジョン放送法 および有線テレビジョン放送法施行規則の廃止 (2011 年 6 月 29 日 ) に伴い 有線一般放送を包含した放送法 および有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令 ( 省令第 95 号 ) が 2011 年 6 月 30 日施行により JCTEA STD に改定した さらに一般社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらに 4K 対応が追加された一般社団法人電波産業会の標準規格 CS デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 3.0 版を参照して JCTEA STD に改定した 本規格書における標準化審議においては 家庭用としての普及用機器から高級機器までの商品としての自由性と BS デジタル放送などの放送方式の前提となる必須の項目や将来の拡張性等 ケーブルテレビ契約者 ( 視聴者 ) 利益の確保との両面から 将来の在り方を含めた検討を行ってきた 本規格では BS デジタル放送などの実用化初期のニーズに合せ かつ将来の拡張性を妨げない最低限の機能 インタフェースの標準化に主眼をおいた その上で 第一段階の仕様として 下り回線にケーブルテレビ伝送路を 上り回線に公衆電話を使用する BS デジタル放送 広帯域 CS デジタル放送ならびに地上デジタル放送のデジタル再放送伝送信号を受信するための受信装置を取りまとめた そして 第二段階では 近年の ADSL およびケーブルモデム等のインターネット接続サービスに合せ 特にケーブルモデムでは上り回線にもケーブルテレビ伝送路を利用した接続形態と受信装置に必要な機能 / プロトコルについても言及した これらの接続は機器製作メーカの商品企画に委ねられるが 今後の BS/ 広帯域 CS 及び地上デジタル放送のサービス展開や周辺のデジタル環境の普及発展ならびに民生デジタル技術の進展に合せて 規格書の見直しが行われる また ここで規定する受信装置は衛星による BS/ 広帯域 CS 及び地上デジタル放送の再放送伝送信号ならびにケーブルテレビ局からの自主放送などの独自サービスの伝送信号を受信するために必要な望ましい定格ならびに機能を規定しているものであり 記載以外の機能 性能の付加を制限するものではない なお 2011 年 6 月 29 日の総務省令第 95 号 (2002 年 1 月 25 日の平成 14 年総務省令第 5 号で定められた 電気通信役務利用放送法施行規則 の有線役務利用放送法施行規則 及び 1972 年 12 月 14 日の郵政省令第 40 号で定められた有線テレビジョン放送法施行規則は廃止され 放送法に統合包含 ) に準拠して定められており 本標準規格ならびに関連の本協会で制定した標準規格の活用は必須と考える 本規格が 有線テレビジョン放送事業者 ケーブルテレビ機器製造者 電気通信事業者等に積極的に活用されることを希望する

5 工業所有権 : 本標準規格では 本標準規格に係る必須の工業所有権に関して特別の記述は行われていないが 当該必須の工業所有権の権利所有者は 本標準規格に係る工業所有権である別表に掲げる権利は 別表に掲げる者の保有するところのものであるが 本規格を使用するものに対し 適切な条件の下に 非排他的かつ無差別に当該別表に掲げる権利の実施を許諾する ただし 本標準規格を使用する者が本標準規格で規定する内容の全部又は一部が対象となる必須の工業所有権を所有し かつ その権利を主張した場合 そのものについてはこの限りではない 旨を表明している ただし 本標準規格に係る別表に掲げる権利以外の工業所有権などの権利を所有しているものが存在し その権利を主張した場合にはこの限りではない 特許出願人 発明の名称 出願番号等 日本放送協会 複数のトランスポートストリームの多重化装置お 特許 よび分離装置 放送用受信機 特許 放送用受信機 特許 統合放送受信機 特開平 日立製作所 暗号方式 特許 暗号化方法及び復号化方法 特許 暗号化及び復号化装置 特許 暗号化及び復号化装置 特許 暗号変換装置 特許 暗号変換装置 特許

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7 JCTEA STD デジタル有線テレビジョン放送デジタルケーブルテレビジョン受信装置 目次 まえがき第 1 章目的と位置づけ... 1 第 2 章適用範囲... 2 第 3 章受信装置の構成... 3 第 4 章動作条件... 4 第 5 章受信装置各部の望ましい定格 各部の望ましい定格 その他... 6 第 6 章映像 音声の復号処理及び出力 映像復号処理及び出力 音声復号処理及び出力 BS/ 広帯域 CS デジタル対応の階層変調の受信装置機能 地上デジタル対応の MP@LL 動画及び静止画の表示... 8 第 7 章基本データデコーダの仕様... 9 第 8 章 EPG の仕様 第 9 章高速デジタルインタフェースの仕様 シリアルインタフェース仕様 IP インタフェース仕様 第 10 章 CA モジュールインタフェースの仕様 第 11 章双方向通信機能の仕様 ケーブルモデム用インタフェース 内蔵ケーブルモデム用インタフェース 第 12 章ダウンロード機能仕様 第 13 章受信機の望ましい信号処理 映像出力 音声出力 コピーガード機能 番組配列情報 電子番組ガイド (EPG:Electronic Program Guide) 放送 / 非放送の識別 同時処理する PID の数 スクランブル用に設定できるスクランブル鍵の数 番組選択のフロー 複数 TS の受信機能... 17

8 13.11 オプション付加機能 第 14 章受信装置各部の設計目標性能 目標性能 第 15 章サーバー型放送受信機能 サーバー型放送受信装置の基本構成 サーバー型放送受信装置各部の仕様 サーバー型放送受信装置の信号処理機能 第 16 章権利保護機能 解説 規格策定の基本的な考え方 今後の規格化課題 高速デジタルインタフェース 双方向通信機能 ダウンロード機能 複数 TS 伝送方式の技術的条件 TS 分割方式の技術的条件 受信装置のビット誤り率 緊急警報放送 緊急告知放送と地球温暖化防止について AAC デコーダにおけるダウンミックス処理について サーバー型放送サービス毎の信号処理について 漏洩スプリアスについて 用語解説 参考文献 版改定履歴... 60

9 第 1 章目的と位置づけ 本規格は 90~770MHz 帯デジタル有線テレビジョン放送用の受信装置であり BS/ 広帯域 CS 及び地上デジタル放送の再放送ならびにケーブルテレビ局からの自主放送などの独自サービス放送に関わる受信装置について 当面のニーズに対応する望ましい定格 機能 性能を記述するものであり 他の機能 性能の付加を制限するものではない 今後のデジタル有線テレビジョン放送のサービス展開やBSデジタル放送ならびに他のデジタル放送の発展普及 民生機器の発展普及など周辺環境の変化に対しては 規格 標準化委員会において 適宜に見直しを行うものとする 1

10 第 2 章適用範囲 この規格は デジタル有線テレビジョン放送を使用する放送サービスを実現するために用いられるデコード機能 限定受信 (CA:Conditional Access) 機能を有する受信装置について適用する なお 本標準規格の第 章では一般社団法人電波産業会策定の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版に準じ 本標準規格の第 6 章では一般社団法人電波産業会策定の標準規格 CSデジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 3.0 版に準じている 2

11 第 3 章受信装置の構成 本規格における 受信装置 の構成を図 3-1 に示す 受信装置の受信周波数 搬送波の変調の形式等は 有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令に準拠する CATV 信号 受信装置本体 映像出力 (HDTV/SDTV) 映像 音声 音声出力 表示装置 通信回線接続 CA モジュール デジタルケーブルテレビジョン受信装置 図 3-1 デジタルケーブルテレビジョン受信装置の基本構成 3

12 第 4 章動作条件 受信装置を使用する環境 条件は 特別に記すことがない限り 下記の範囲における規定とする 周囲条件 0 ~+40 結露しない状態であること 1 電源電圧 AC100V±10% 1: 周囲条件の湿度は規定しないが 結露しないことを条件とする 4

13 第 5 章受信装置各部の望ましい定格 5.1 各部の望ましい定格受信装置各部の望ましい定格は 表 5-1の通りとする また 表に記載していないものは 5.2 その他に記述する 表 5-1( その 1) 受信装置の望ましい定格 項目定格 入力高周波信号 周波数 変調方式 入力ビットレート ( シンボルレート ) 入力レベル 入力端子 90~770MHzの範囲でチャンネル当たり6MHz 帯域 搬送周波数は有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令第 10 条による 64QAM または256QAM 信号 : ビット配列は有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令第 11 条による 64QAM:31.644Mb/s±20ppm,256QAM:42.192Mb/s±20ppm (5.274Mbaud±20ppm) 受信機は64QAM 搬送波の平均値レベルで49~81dBμVrmsの範囲を受信できること (*1) 256QAM 搬送波の平均値レベルで55~81dBμVrmsの範囲を受信できること (*2) F 型接栓 /75Ω 出力ベースバンド信号 映像 HDMI 端子音声信号出力信号出力レベル出力端子 HDMI 端子 処理はH.262(ISO/IEC ) 及びH.264(ISO/IEC ) H.265(ISO/IEC ) を併用する 第 6 章に規定 HDMI 端子 (19ピン) 処理はBC 方式 (ISO/IEC ) 及びAAC 方式 (ISO/IEC : 第 6 章に規定 ) を併用する 出力ベースバンド信号 R L 音声信号 250mVrms±3dB(*3) ( フルスケールの-18dB 時 ) ピン端子/2.2kΩ 以下 HDMI 端子 (19ピン) *1: 搬送波レベルは 平成 15 年 7 月 15 日官報 3649 号掲載の平成 15 年総務省令第 97 号によって有線テレビジョン放送法施行規則改正で平均値表示になっている NTSC-AM との比較のために最大値表現する場合には3.68dBを加算した値とする *2: 入力信号のCN 比は34dB 以上 256QAM の最低入力レベル55dBuV は64QAMの最低入力レベル 49dBuV+6dBで算出 *3: 負荷インピーダンス 10kΩで測定 5

14 表 5-1( その 2) 受信装置の望ましい定格 その他 CA モジュール インタフェース コピーガード機能 ブロック暗号符号方式(ISO9979/009) の復号のための情報を配布するためのICカード (ISO7816) のインタフェースであり 限定受信方式 JCTEA STD-001に準拠する 方式は任意とする オプション 高速デジタルインタフェース S-ビデオ信号出力信号出力レベル 出力端子 光デジタル出力 携帯電話 PHS(PIAFS 用 ) インタフェース イーサネットインタフェース等 電話回線用インタフェース シリアルインタフェース:IEEE1394コネクタ(4ピン 6ピン ) IPインタフェース:RJ-45 無線 LAN S-VIDEO 輝度信号 1V±0.2Vpp/75Ω 色差信号 0.286Vpp±30%/75Ω S-VIDEO 端子 JEITA CP-1212に準拠 PC Card Standard あるいはEIA/TIA-232-E(RS-232C) に準拠 ( 第 11 章に記述 ) IEEE802.3に準拠( 第 11 章に記述 ) 電話回線用接続端子 及び電話回線用アース端子を設けること( 第 11 章に記述 ) 5.2 その他 メモリ データ放送コンテンツ用メモリ本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の ならびに を適用する STB プログラム格納用メモリ 本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の ならびに を適用する 全受信装置共通データ格納用メモリ 本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の ならびに を適用する リモコン及びチャンネルアクセス 本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の ならびに を適用する 6

15 第 6 章映像 音声の復号処理及び出力 6.1 映像復号処理及び出力 H.262(MPEG2 video:iso/iec ) の映像信号処理とその出力については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の 6.1 を適用する H.264(MPEG4/AVC:ISO/IEC ) の映像信号処理とその出力については CS デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 第 2 部の 10.2 を適用する H.265 (HEVC(High Efficiency Video Coding) ISO/IEC ) の映像信号処理とその出力については CS デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 第 2 部の 10.2 を適用する 6.2 音声復号処理及び出力 本節については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の 6.2 を適用する 6.3 BS/ 広帯域 CS デジタル対応の階層変調の受信装置機能 階層変調信号 衛星デジタル放送の伝送方式標準規格 ARIB STD-B 版に基づいて 送信される BS デジタル放送の階層変調信号は ヘッドエンドにてケーブルテレビ用の 64QAM あるいは 256QAM 変調信号に変換されて伝送される ヘッドエンドでの BS デジタル放送電波の受信状態を示すための信号として受信信号の誤り率またはそれに相当する指標が一定値を越える場合に receive_status を変化させる receive_status は 複数 TS 伝送方式である多重フレーム構造のヘッダ内の受信状態を示すための 2 ビットの情報である デジタルケーブルテレビジョン受信装置では この 2 ビットの receive_status を参照することでヘッドエンドでの BS デジタル放送電波の受信状態を 3 状態で知ることができ 高階層から低階層への切り替えを行うことができる 各受信状態の定義や, 受信機の動作はケーブルテレビ事業者の運用及びメーカの裁量に任せる 階層変調の識別 (1) 受信機は多重フレーム構造のヘッダ内の受信状態を示す 2 ビットの receive_status の変化により識別を開始する (2) 受信 MPEG ストリーム PMT 内の階層伝送記述子により階層化サービスの有無を識別する つまり階層伝送記述子の reference_pid により階層構造を持つ全てのストリームについて参照先のエレメンタリストリーム PID を取得して識別する (3) 衛星デジタル放送の伝送方式標準規格 ARIB STD-B20 に基づいて 送信される BS デジタル放送の階層変調信号の階層は 2 段階とする 階層伝送記述子の quality_level により高階層と低階層を識別する (4) 高階層 低階層のそれぞれの信号は同一 TS 内 同一サービス識別内で伝送される 階層変調の受信処理 (1) ヘッドエンドからは受信信号の誤り率またはそれに相当する指標が一定値を越える場合に receive_status を変化させる (2) 受信機は 多重フレーム構造のヘッダ内の受信状態を示す 2 ビットの receive_status にて切り替 7

16 え処理あるいは切り替えを促す表示をすることができる 受信機の動作はメーカの設計仕様に任せる (3) 同一情報の映像を高階層と低階層で同時送信している場合 高階層と低階層の映像は 同時に受信装置内で表示 出力する機能は必要としない また 音声についても同様とする 階層変調における低階層映像の表示本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の を適用する 6.4 地上デジタル対応の MP@LL 動画及び静止画の表示 本節については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の 6.4 を適用する 8

17 第 7 章基本データデコーダの仕様 本章については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の第 7 章を適用する 9

18 第 8 章 EPG の仕様 本章については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の第 8 章を適用する 10

19 第 9 章高速デジタルインタフェースの仕様 本章については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の第 9 章を適用する なお 衛星デジタル放送受信装置ならびに地上デジタル放送受信装置は デジタルケーブルテレビジョン受信装置と読み替える 9.1 シリアルインタフェース仕様本節については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の 9.1 を適用する なお 衛星デジタル放送受信装置ならびに地上デジタル放送受信装置は デジタルケーブルテレビジョン受信装置と読み替える また シリアルインタフェースの記述子に記載している media_type( メディア分類 ) のメディアの種類に以下を加える 値意味 x4342 CATV CB(Cable Broadcasting) 0x4A43 CATV JC(Japan Cable) CATV_CB はネットワーク名 デジタル放送リマックス ( ネットワーク ID:0xFFFE) CATV_JC はネットワーク名 JC-HITS トランスモジュレーション ( ネットワーク ID:0xFFFD) に相当する 9.2 IP インタフェース仕様 本節については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の 9.2 を 適用する なお 衛星デジタル放送受信装置ならびに地上デジタル放送受信装置は デジタルケーブルテレ ビジョン受信装置と読み替える また チューナ記述の仕様に記載されている受信装置のチ ューナ container の property に以下を追加する property 名 実装 property property の記述 レベル type arib:objecttype 必須 string IP インタフェース対応の地上デジタル放送受信装置 BSデジタル放送受信装置 広帯域 CSデジタル放送受信装置 及びデジタルケーブルテレビジョン受信装置は それぞれ半角文字列で ARIB_TB ARIB_BS ARIB_CS 及び CATV_CB または CATV_JC と記述する 同様に受信装置のチャンネル item の property に以下を追加する 11

20 property 名 実装 property property の記述 レベル type arib:objecttype 必須 string IP インタフェース対応の地上デジタル放送受信装置 BSデジタル放送受信装置 広帯域 CSデジタル放送受信装置 及びデジタルケーブルテレビジョン受信装置は それぞれ半角文字列で ARIB_TB ARIB_BS ARIB_CS 及び CATV_CB または CATV_JC と記述する CATV_CB はネットワーク名 デジタル放送リマックス ( ネットワーク ID:0xFFFE) CATV_JC はネットワーク名 JC-HITS トランスモジュレーション ( ネットワーク ID:0xFFFD) に相当する 12

21 第 10 章 CA モジュールインタフェースの仕様 本章については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の第 10 章を適用する 13

22 第 11 章双方向通信機能の仕様 本章については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の第 11 章を適用する なお DIRD( 衛星デジタル放送受信装置ならびに地上デジタル放送受信装置 ) は STB( デジタルケーブルテレビジョン受信装置 ) と読み替える また 以下の 11.1 と 11.2 に記載のケーブルモデム用インタフェースを加える 11.1 ケーブルモデム用インタフェース ケーブルモデムとの接続に デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の (1) または (2) のインタフェースを装備すること 11.2 内蔵ケーブルモデム用インタフェースケーブルモデム機能と一体型の STB については各メーカの商品企画マターとし その商品形態を否定しない その場合のインタフェースプロトコルとして デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の を具備することが望ましい 14

23 第 12 章ダウンロード機能仕様 本章については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の第 12 章を適用する 15

24 第 13 章受信機の望ましい信号処理 本章は 受信機の望ましい信号処理について記述するが 他の周辺装置と接続するために必要なオプション機能についても示す 13.1 映像出力接続する受信機に対応した標準テレビ ワイドテレビの初期設定機能並びに16:9 映像のパンスキャンデータ処理機能を有することとする パンスキャンデータが無い信号は 中央部に固定して4:3 化を行っても良いこととする 13.2 音声出力ステレオ ( 当面 2チャネルステレオを対象とする ) モノ 多言語等放送モードに対応できること 13.3 コピーガード機能デジタルコピー制御記述子は デジタル記録機器におけるコピー世代を制御する情報を示し デジタル記録が行われることが想定される場合に 放送局 ( 著作権者側 ) が番組の記録 コピーに関する情報をデジタル記録機器に伝えるために用いられる JCTEA STD-003ではNIT 内の新サービスリスト記述子に2ビットで定義している また この記述子はPMT EIT SDTなどの複数のテーブルでも伝送される これらの複数テーブルで伝送される場合には PMT>EIT>SDT>NIT( 新サービスリスト記述子 ) の優先度とする 即ち 受信機で再生されたデジタルコピー制御記述子が各テーブル間で異なっていた場合には PMTで伝送された情報に応じて動作するのが望ましい 13.4 番組配列情報有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令で規定されるPSIを含み 別途 JCTEA STD-003で定義される番組配列情報の内 必須情報として規定される情報の受信 提示機能を持つものとする 13.5 電子番組ガイド (EPG:Electronic Program Guide) 番組選択に供する電子番組ガイドは 最低限 視聴時点の1サービス名 2 事業者名 3 現在番組名 4 次番組名 58 日以内番組名などを表示するものとする 13.6 放送 / 非放送の識別別途に規定するシステム管理記述子により 図 13-1に示すフローに従い放送と定義される信号を選別できる機能を有するものとする 16

25 13.7 同時処理する PID の数本線系コンポーネントを含み 12 以上とする 13.8 スクランブル用に設定できるスクランブル鍵の数奇数鍵と偶数鍵を 1 対として 8 対以上とする 13.9 番組選択のフロー図 13-2 のフローにより番組選択を行うものとする 複数 TS の受信機能複数 TS 伝送方式は,BSデジタル放送をCATV 網へ再放送することを目的に提案された方式であり 2000 年 5 月にその技術的条件が郵政省 ( 現総務省 ) の電気通信技術審議会から答申された方式 ( 郵政省令平成 12 年第 51 号 ) に準拠した受信機能を示す また 東経 110 度 CSデジタル放送の再放送にはTS 分割方式が用いられるが 分割されたストリームは単一 TS 伝送方式あるいは複数 TS 伝送方式で伝送される 更に緊急地震速報の伝送高速化のため 新たに地震動警報情報が多重フレームヘッダの一部を使用して伝送される なお 複数 TS 伝送方式 ( およびTS 分割方式 ) については解説に記述するので 適宜参照されたい 複数 TSと単一 TSの識別は NIT 内の有線分配システム記述子 (TS 分割方式の場合は 有線 TS 分割システム記述子 ) に規定された frame-type または フレームヘッダ内のframe-type のいずれかまたは両方の検出にて判断することが望ましい フレームヘッダの検出は フレームヘッダの frame_pid(0x2f) または frame_sync のいずれかまたは両方を識別することで判断する 複数 TSの分離は フレームヘッダ内の相対 TS 番号から選択するTSパケットを識別し 選択する TSパケットを分離抜き出すことで単一 TSに戻すことで行い その処理以降は単一 TSパケットの処理と同一である フレームヘッダの伝送誤りの検出に使用するためにCRC 処理があり 誤りが検出された際には前フレームヘッダの内容を利用することが可能となる ヘッドエンドでの各 TSの受信状態を示すために2ビットのreceive_statusがあり BSデジタル放送が階層化サービスを行っている場合に受信機が階層化サービスを受信する際に利用することができる 各受信状態の定義や 受信機の動作はメーカ任意とする emergency_indicatorは BSデジタル放送のTMCC 内で送られてくる起動制御の情報を格納する 1ビットのフィールドであり 受信機の動作はメーカ任意とする private_dataの先頭 204ビットに地震動警報情報が伝送される場合 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21の5.2.6を適用する 地震動警報情報の伝送の有無は 地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式標準規格 ARIB STD-B 版の3.16.4の構成識別ビットで識別できる 受信機の動作はメーカ任意とする 17

26 13.11 オプション付加機能 (1) クローズドキャプション 機能付加の場合は OSD(On Screen Display) による表示 またはVBI(21H) 多重とする (2) ワイドテレビ用画面サイズ切り替え 画面サイズの切り替え方式は S 端子インタフェースの場合は S1 VBIの場合はID1 端子とする (3) 高速デジタルインタフェース 高速デジタルインタフェースは 将来の映像符号化レベルの向上 他機器とのシステム構成などに対処できることを目的とする (4) 光デジタル出力 光デジタル出力を採用する場合は JEITA CP-1212( デジタルオーディオ用オプティカルインタフェース 2002 年 2 月制定 ) に準拠することとする また ここに記述されている著作権情報が送出される場合 Channel_statusビットは 著作権情報にしたがって設定する 事業者は できる限り著作権情報を送出するように努めなければならない なお カテゴリーコードは 001_0000L ( 日本における映像信号付き又は無しのデジタルオーディオ放送受信 ) とする 万一 著作権情報が送られてこない放送の場合には カテゴリーコードは 000_00000 (General) とする (5) TS 分割方式 TS 分割方式は 東経 110 度 CSデジタル放送をトランスモジュレーション方式でCATV 再放送することを目的に提案された方式であり 2002 年 3 月 13 日開催の情報通信審議会情報通信技術分科会 ( 第 10 回 ) で諮問第 2006 号 東経 110 度 CSデジタル放送等の新たな受信形態に係る有線テレビジョン放送方式の拡充に関する技術的条件 のうち デジタル有線テレビジョン放送におけるTS 分割方式の技術的条件 が一部答申された 東経 110 度 CSデジタル放送のトランスモジュレーション方式対応受信機は必須機能とする (6) 映像符号化処理及びその出力 H.265 (HEVC(High Efficiency Video Coding) ISO/IEC ) の映像信号処理とその出力については 4K 受信機での必須機能とする 18

27 開始 SMD あり? あり Smid 上位 2bit? 00 Smid 中位 6bit? 一致 Smid 下位 8bit? 一致 なし 00 以外オプション機能不一致不一致 全機能を 告示レベルの 受信不能 例外処理 受信不可 活かして受信 機能のみで受信 ( 技術方式不一致 ) ( 非放送利用など ) ( 受信対象外 ) SMD: システム管理記述子,Smid: システム管理識別子 [ 備考 ] システム管理識別子 16bit 制度分類 00: 放送 01: 非放送 10: 非放送 11: 未定義 技術分類 1( 告示レベルの技術方式の識別 ) : 狭帯域 CS デジタル方式の技術方式 :BS デジタル方式の技術方式 : 地上デジタルテレビジョン放送の技術方式 : 広帯域 CS デジタル放送の技術方式 : 地上デジタル音声放送の技術方式 xx xxxx:catv デジタル放送の技術方式その他 :Reserved 技術分類 2( 民間レベルの技術方式の識別 ) :( 例 )ARIB 方式その他 :Reserved 図 13-1 放送 / 非放送の識別フロー 19

28 開始 NIT 受信 ネットワーク情報表示 ネットワーク選択自ネットワーク? 他ネットワーク移動 自 番組配列情報 (NIT 含む ) 受信 番組情報表示 編成チャンネル選択 自ストリーム? 自 RF? 他ストリーム RF 移動 自 PAT 受信 PMT 受信システム管理 ID? 放送 ECM 受信限定受信処理? 受信可番組要素信号受信 非放送 受信不可 受信可受信不可例外処理 [ 注 ] (1) 基本フローのみ記述 受信装置付加機能として分岐 / 短絡ルートなどを設けることも可 (2) 適切な NIT 番組配列情報を含む放送を受信する時には 例外処理へ進むことはない (3) 例外処理では 正しく放送電波を捕捉するための再設定 非放送利用時の特殊処理 ( システム管理 IDのアップロード等 ) などの処理を行う 図 13-2 番組選択の基本フロー 20

29 第 14 章受信装置各部の設計目標性能 14.1 目標性能受信装置各部の設計目標性能は 表 14-1 のとおりとする なお 測定方法については今後の検討課題とする 表 14-1 受信装置各部の望ましい性能 項目性能 10~70MHz 入力端子における漏洩スプリアスレベル リターンロス 映像出力 *3 SN 比周波数特性 DG DP 音声出力 *4 周波数特性標本化周波数 32kHz 時標本化周波数 48kHz 時クロストーク 受信レベルと CN 比 *5 妨害排除能力 *6 同一チャンネル 隣接チャンネル 30dBμV 以下 ( 設計目標値とする ) *1 70~770MHz 30dBμV 以下 *2 受信帯域内で 6dB 以上 45dB(pp/rms) 以上 50Hz~4.2MHz において +1dB/-3dB 以内 ±5% 以内 ±5 以内 50Hz~15kHz において +1dB/-3dB 以内 50Hz~20kHz において +1dB/-3dB 以内 125Hz~10kHz において -60dB 以下 64QAM では 入力レベル 49dBμVrms CN 比 (Crms/Nrms):26dB において受信劣化が検知されない 256QAM では 入力レベル 55dBμVrms CN 比 (Crms/Nrms):34dB において受信劣化が検知されない 受信信号に対する妨害信号のレベルが 64QAM では -26dB(UD 比 -26dB) 256QAM では -34dB(UD 比 -34dB) で受信劣化が検知されない 受信信号に対する妨害信号のレベルが 64QAM では +24dB(UD 比 +24dB) 256QAM では +18dB(UD 比 +18dB) で受信劣化が検知されない *1 : ケーブルテレビの上り帯域におけるスプリアスは 双方向利用における流合雑音となるため極力小さな値が望ましいが 今後 デジタル用受信装置の実現レベルを把握し 詳細に検討することとする 下り帯域においても 家庭内の各種受信機の最小入力レベルに対して検討することとする ( 解説 14 を参照 ) *2 : ケーブルモデムを内蔵する機器に関しては JCTEA STD-016 放送への妨害評価測定方法 を参照する *3 : 映像デコーダとして 当面 MP@ML を想定する *4 : ビットレート 256kbps( フルスケールの -18dB において ) *5 : 受信劣化が検知されない状態は 誤り訂正後のビット誤り率 (BER) の設計目標値で約 以下と考えられ 誤り訂正前のビット誤り率では 以下とする 搬送波最大値と 4MHz 帯域の NTSC-AM 換算で行う CN 比 (Cpeak/Npeak) では 64QAM は約 31dB 256QAM は約 39dB に相当する *6 : 受信装置入力端子における信号レベル比を示す 21

30 第 15 章サーバー型放送受信機能 サーバー型放送における符号化 伝送及び蓄積制御方式標準規格 ARIB STD-B 版に規定される サーバー型放送 の受信を実現するために 前章まで述べた受信装置機能に追加する通信機能やコンテンツ蓄積機能等の受信装置仕様を以下に規定する 15.1 サーバー型放送受信装置の基本構成 サーバー型放送における符号化 伝送及び蓄積制御方式標準規格 ARIB STD-B38 に規定されるサーバー型放送をデジタル有線テレビジョン放送にて CATV 再放送された信号を受信する サーバー型 STB の基本構成を図 15-1 に示す フロントエンド チューナ 64QAM 復調波形等化 RS(204,188) 誤り訂正など 複数 TS 処理 & ヘッダ情報分離 バックエンド CA デスクランブラ ( 限定受信 ) CA デスクランブラ ( 限定再生 ) デマルチプレクサ EPG 基本データデコーダ 蓄積装置 MPEG2-TS 限定受信関連情報処理 (CA モジュール ) 限定再生関連情報処理 映像デコーダ MPEG2 (HD/SDTV) 映像出力 MODEM 音声デコーダ MPEG2 (AAC/BC) 音声出力 高速デジタル入出力 図 15-1 サーバー型 STB の基本構成 22

31 15.2 サーバー型放送受信装置各部の仕様 蓄積機能 サーバー型放送における符号化 伝送及び蓄積制御方式標準規格 ARIB STD-B38 に規定されるサーバー型放送をデジタル有線テレビジョン放送にて CATV 再放送された信号を受信する蓄積機能を設けること また 第 16 章に規定される権利保護機能を有すること 映像信号処理及び出力の形式 本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の を適用する 音声復号処理及び出力 本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の を適用する 双方向通信機能の仕様 本項については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の を適用する 15.3 サーバー型放送受信装置の信号処理機能 本節については デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の 16.3 を適用する 23

32 第 16 章権利保護機能 コンテンツ等の権利保護情報及びその機能については 2003 年 1 月の情報通信審議会答申で その技術的条件が答申されている JCTEAとしては 答申に基づいて規格化しており デジタルコピー制御記述子およびコンテント利用記述子については標準規格 STD-003に規定されている 24

33 解説 ( この解説は規格策定において検討した事項や課題等を説明するもので 規格の一部ではない ) 1. 規格策定の基本的な考え方 今後の規格化課題 高速デジタルインタフェース 双方向通信機能 ダウンロード機能 複数 TS 伝送方式の技術的条件 TS 分割方式の技術的条件 受信装置のビット誤り率 緊急警報放送 緊急告知放送と地球温暖化防止について AAC デコーダにおけるダウンミックス処理について サーバー型放送サービス毎の信号処理について 漏洩スプリアスについて 用語解説 参考文献

34 1. 規格策定の基本的な考え方 一般に 家庭用受信装置には高級品から普及品までの幅広い機種があり いずれが望まれるかは受信者の選択による こうした中で受信装置の標準化を行う目的は 放送用としての必要最小限の機能 性能を明確にするとともに 受信者利益の観点からの拡張性 互換性 汎用性確保と仕様の共通化による低廉化を図ることにあり 家電用製品としての受信装置のあり方を制約するものではない ケーブルテレビシステムにおいては 放送サービス以外に双方向性を活用した多くの非放送型サービスが稼働または導入が見込まれている 受信装置としては これらの非放送型サービスや SMATV 等の単純再変調型サービスとの係りも無視できない しかしながら 非放送型サービスは一般的に方式の標準化が困難なこと SMATV は衛星放送受信に位置づけられることから デジタルケーブルテレビ導入の第 1 段階としては これらを含めて検討することは困難と考え 放送型サービス対応の受信装置を当面の対象とした その思想から 当面の CS デジタル放送のデジタル再放送伝送をケーブルテレビにおいて実現するための受信装置の規格書 JCTEA STD-004 を策定及び改定してきた 2000 年 5 月には 同年 12 月開始の BS デジタル放送のデジタル再放送をケーブルテレビにおいて実現するために BS デジタル対応受信装置の規格書 JCTEA STD-007 を策定した なお 既存の狭帯域 CS デジタル放送に対応したデジタル受信装置 JCTEA STD-004 と併存するものである その後,BS デジタル放送と同じ経度である東経 110 度に BS デジタル放送と同一の伝送技術基準で 2002 年 3 月に放送開始された広帯域 CS デジタル放送に対応すべく見直して,BS デジタル対応受信装置の規格書 JCTEA STD-007 を拡張することで JCTEA STD に改定した また 2002 年 3 月 13 日開催の情報通信審議会情報通信技術分科会で東経 110 度 CS デジタル放送を BS デジタル放送と同様にトランスモジュレーション再放送するための技術基準 デジタル有線テレビジョン放送における TS 分割方式の技術的条件 が一部答申されたことで BS と広帯域 CS( 東経 110 度 CS) デジタル放送に対応する JCTEA STD に改定した さらに 地上デジタル放送に対応すべく JCTEA STD に改定し 64QAM 信号の平均値表示化やサーバー型放送 権利保護などのために JCTEA STD に 高速デジタルインタフェースに IP インタフェース仕様を追加して JCTEA STD に改定した さらに ケーブルテレビ局からの自主放送などの独自サービスをも受信可能であることから JCTEA STD デジタルケーブルテレビジョン受信装置 と改称 改定した また 256QAM 伝送信号や H.264(MPEG4/AVC) の追加や社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版からの転記を参照へ変更して JCTEA STD に改定した さらに 高速デジタルインタフェースに IP インタフェース仕様の参照する DLNA ガイドラインバージョンを V1.0 から最新の expanded:october 2006 への更新やパーシャルトランスポートストリームに加え MPEG-2 プログラムストリーム等のメディアフォーマットを追加された社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照し デジタル有線テレビジョン放送方式における多重フレームヘッダ情報の構成を定める件 ( 平成 12 年郵政省告示第 522 号 ) の一部改正 ( 平成 26

35 21 年 10 月総務省告示第 507 号 ) も含めて JCTEA STD に改定した さらに社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらに社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらにサイドバイサイド方式の 3D 信号が放送されるようになり オプション付加機能である HDMI 端子からの 3D 映像出力について記載した JCTEA STD に改定した さらに一般社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版の参照 及び有線テレビジョン放送法 および有線テレビジョン放送法施行規則の廃止 (2011 年 6 月 29 日 ) に伴い 有線一般放送を包含した放送法 および有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令 ( 省令第 95 号 ) が 2011 年 6 月 30 日施行により JCTEA STD に改定した さらに一般社団法人電波産業会の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版を参照して JCTEA STD に改定した さらに 4K 対応が追加された一般社団法人電波産業会の標準規格 CS デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 3.0 版を参照して JCTEA STD に改定した 27

36 2. 今後の規格化課題 デジタルサービスの普及発展につれ VOD 等の双方向サービスや PPV 等の多彩な課金方式の採用が必要になると考えられる これらのサービスへの対応システムを横断的な受信装置で実現するには 上り回線での信号規格の統一 標準化が不可欠であり サービス形態や受信者管理システムについての事業者要求条件明確化と合せて検討する必要がある 28

37 3. 高速デジタルインタフェース 本解説は デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 付属 -2 高速デジタルインタフェース を適用する なお DIRD( 衛星デジタル放送受信装置ならびに地上デジタル放送受信装置 ) は STB( デジタルケーブルテレビジョン受信装置 ) と読み替える 29

38 4. 双方向通信機能 本解説は デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の付属 -9 双方向通信 を適用する なお DIRD( 衛星デジタル放送受信装置ならびに地上デジタル放送受信装置 ) は STB( デジタルケーブルテレビジョン受信装置 ) と読み替える また 以下の には STB にケーブルモデム機能を内蔵した例を加える CATV 回線 接続形態 デジタル放送用受信装置標準規格( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の付属 -9 双方向通信 1.6 CATV 回線に STB にケーブルモデム機能を内蔵した例を図 4-1 に示すが 内蔵することならびに内蔵における接続等については メーカの商品企画に委ねられるが どの手法を採用した場合においても ケーブルモデム機能の仕様は 標準規格 JCTEA STD 005(ITU-T J.112 Annex C および ITU-T J.112 Annex B を承認 ) に準拠することが望ましい STB ケーブルモデム機能 RF CATV 網 (ISP) 図 4-1 STB とケーブルモデム一体型 30

39 5. ダウンロード機能 5.1 はじめに JCTEA STD デジタル有線テレビジョン放送 BS/ 広帯域 CS/ 地上デジタル対応受信装置 に改定するにあたり デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD B 版に整合させた しかし, 地上デジタルテレビジョン放送 ( 以下, 地上デジタル放送と略す ) の周波数リパッキング ( デジタル放送の周波数配置を再配置 ) に関係しては,CATV 再放送システムのヘッドエンド受信機が対象であるため, 本標準規格では対応させていない 周波数リパッキングとは, 地上デジタル放送の周波数配置において, アナログの周波数配置変更, デジタル放送開始, アナログ放送廃止の経緯を経た後に, デジタル放送の周波数配置を再配置することを言う その周波数リパッキングでは, 移行する周波数情報などが事前に送られ, 地上デジタル放送の直接受信用受信機ではその情報に応じて周波数リパッキング時刻に受信周波数を自動変更あるいは変更のためにチャンネルサーチの必要性を視聴者に知らせる この周波数リパッキングのために, 周波数リスト 変更情報の全受信機共通データの maker_id と model_id を地上デジタル放送のジャンルコード, 予約語, 番組特性とは異ならせ, 全受信機共通データの maker_id, model_id を以下としている 0xfffe:BS デジタル放送用全受信機共通データ 0xfffc: 広帯域 CS デジタル放送用全受信機共通データ 0xfffa: 地上デジタルテレビジョン放送用全受信機共通データ ( ジャンルコード, 予約語, 番組特性 ) 0xfff8: 地上デジタルテレビジョン放送用全受信機共通データ ( 周波数リスト 変更情報 ) 0xfff8 を監視して自動あるいは手動で追従するのはヘッドエンド受信機が対象であるため, 本標準規格 JCTEA STD-007 では対応させていない 以下 本解説は デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の付属 -3 ダウンロード機能 を適用する 31

40 6. 複数 TS 伝送方式の技術的条件 6.1 変調方式および伝送路符号化方式変調方式および伝送路符号化方式としては 既存のデジタル有線テレビジョン放送方式 ( 有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令第 11 条 ) の上位層として複数 TS 方式を用いる ( 図 6-1) 既存の技術を活用するため 共通化する信号形式としては 先頭のバイトの値が 0x47 で 188 バイトのデータ列を採用することにより 既存の伝送路符号化方式で扱うことが可能である 単一の MPEG-2 TS 単一の MPEG-2 TS 単一の MPEG-2 TS 複数 TS 処理 単一 TS 伝送方式 複数 TS 伝送方式 同じ信号形式 同期反転 / 拡散 RS 符号化インタリーブバイト シンボル変換 差動符号化 ロールオフフィルタ 64QAM 変調 送信出力 単一 TS 伝送方式の送信系統 図 6-1 複数 TS 方式と単一 TS 伝送方式の関係 32

41 6.2 多重フレームの構成多重フレームヘッダには,TS パケットの配置を多重フレームヘッダ用スロット示す情報や デジタル放送の伝送多重制御情報 ( 多重フレーム同期信号, 多重に関する情報など ) (TMCC) 内の情報など 必要な情報を格納する 同期バイトこの多重フレームを連続して出力することにより (0x47) 複数 TS が多重された信号を得る 多重フレームに多重できる TS 数は 最大 15 とする 多重フレームヘッダも先頭のバイトが 0x47 で 188 バイトの大きさとすることで 既存のデジタル有線テレビジョン放送方式の伝送路符号化方式を TS 配置用スロット使用可能にしている 多重フレームのスロット数 53 は TS パケットを静的配置にした場合に BS デジタル放送の TS を効率よく伝送できる値を選定した 多重フレームに多重できる TS 数は BS デジタ図 6-2 多重フレーム構造ル放送の 1 中継器が最大 8TS まで多重可能なことや 他の放送の TS も一緒に多重することを考慮して 最大 15 とした 6.3 多重フレームヘッダ 多重フレームヘッダのシンタックス ( 符号化データ列の規則 ) 多重フレームヘッダのシンタックスの概要を表 6-1 に 詳細を表 6-2 に示す 表 6-1 多重フレームヘッダのシンタックスの概要 パケットヘッダ frame_pid = 0x002f 多重フレーム同期ビット列バージョン番号相対 TS 番号表のモードスロット配置法の区別多重フレーム形式 TS の状態の表有効 / 無効 ts_id / original_network_id の表受信状態の表ヘッドエンドでの受信状態 ( 階層サービス用 ) 緊急信号相対 TS 番号の表スロットへのパケット配置情報拡張情報ヘッダ情報の拡張領域 CRC 誤り検出 'reserved_for_future_use' は省略した 33

42 表 6-2 多重フレームヘッダのシンタックスの詳細 シンタックス ビット数 ニーモニック frame_header() { sync_byte 8 ビット列 '000' 3 ビット列 frame_pid 13 符号無し整数 '0001' 4 ビット列 continuity_counter 4 符号無し整数 reserved_for_future_use 3 frame_sync 13 ビット列 version_number 3 符号無し整数 relative_ts_number_mode 1 符号無し整数 frame_type 4 符号無し整数 for(i=0;i<n;++i) { N=15 ts_status[i] 1 ビット列 } reserved_for_future_use 1 for(i=0;i<n;++i) { N=15 ts_id[i] 16 符号無し整数 original_network_id[i] 16 符号無し整数 } for(i=0;i<n;++i) { N=15 receive_status[i] 2 ビット列 } reserved_for_future_use 1 emergency_indicator 1 ビット列 for(i=0;i<n;++i) { N=52 relative_ts_number[i] 4 符号無し整数 } private_data 680 (85 バイト ) CRC 32 符号無し整数 } ここで reserved_for_future_use は 将来の拡張のために確保する領域で あり 全ビットを '1' とする また ビット列では左 符号無し整数では最 上位ビットを先頭とする 多重フレームヘッダ内の各項目の意味 sync_byte sync_byte は 8 ビットのフィールドである 値は 0x47 とする また sync_byte から continuity_counter までの32ビットは シンタックスを TS パケットと共用して多重フレームヘッダを TS パケットと同様に扱えるようにしている frame_pid frame_pid は 13 ビットのフィールドである 値は 0x002f とする continuity_counter continuity_counter は 多重フレームごとに 1 ずつ増加する 4 ビットのフィールドである 34

43 continuity_counter の値が最大値の場合 次は 0x0 とする frame_sync frame_sync は 13 ビットのフィールドである その値は 0x1a86 とし 多重フレーム毎に全ビットを反転させる 反転した frame_sync の値は 0x0579 である frame_pid とともに 多重フレームヘッダを識別するために用いることができる version_number version_number は 多重フレームヘッダの情報に変化があった場合に 1 ずつ増加する 3 ビットのフィールドである version_number の値が最大値の場合 次は 0x0 とする 多重フレームヘッダの情報の変更と伝送誤りを区別するために利用できる 変化を調べる対象となる領域は version_number の直後から private_data 直前までの領域とする ( 図 6-3 参照 ) パケットヘッダ Packet_header 多重フレーム同期ビット列 Frame_sync バージョン番号 version_number 相対 TS 番号表のモード relative_ts_number_mode 多重フレーム形式 frame_type TS の状態の表 ts_status ts_id / original_network_id の表 ts_id/original_network_id 受信状態の表 receive_status 緊急信号 emergency_indicator 相対 TS 番号の表 relative_ts_number 拡張情報 private_data CRC crc 図 6-3 version_number の変化を調べる対象となる領域 relative_ts_number_mode スロット割り当て法を区別するための 1 ビットのフィールドである 本仕様では 毎多重フレー ムで同じスロットに割り当てる 静的割り当て法 を規定し relative_ts_number_mode の値は 0 とする 将来 それ以外の割り当て法が規定される可能性を考慮して値 1 を reserved_for_future_use とする 35

44 表 6-3 relative_ts_number_mode 値意味 0 静的割り当て 1 reserved_for_future_use frame_type frame_type は 多重フレームの形式 ( 多重フレーム長, 最大多重 TS 数 ) の組を指定する 4 ビットのフィールドである 表 6-4 frame_type 値 ( 多重フレーム長, 最大多重 TS 数 ) 0x1 (53,15) 0xf 使用しないその他 reserved_for_future_use frame_type は 原則としては有線分配システム記述子の表 6-8 に記述する値と同じ値を用いる ただし 表 6-9 に記載されている 多重フレーム化なしの 1TS 伝送 を意味する値 0xf は 多重フレームヘッダ内の frame_type の値として使用されることは無い ts_status の表この表は ts_id/original_network_id の表の各要素が有効か無効かを示すものである 表の大きさは frame_type で指定される最大多重 TS 数 (=15) とする 各要素は 1 ビットのフィールドで 表 6-5 の値をとる 最初の要素は相対 TS 番号が 1 に対応し 以下相対 TS 番号の順に対応させる 表 6-5 ts_status 値意味 '0' 無効 '1' 有効 ts_id/original_network_id の表多重する TS は 相対 TS 番号を用いて間接的に ts_id/original_network_id と対応させる この表は 相対 TS 番号と ts_id/original_network_id の対応を示す 表の大きさは frame_type で指定される最大多重 TS 数 (=15) とする 表の各要素は ts_id と original_network_id( 各 16 ビット ) をこの順に指定する 相対 TS 番号は この表の最初の要素を 1 とし 1 ずつ増加する番号とする BS デジタル放送では割り当てのない相対 TS に対しては 0xffff を割り当てることになっているが 詳細については今後の課題とする 36

45 receive_status の表 ヘッドエンドでの各 TS の受信状態を示す表である 表の大きさは,frame_type で指定される最大多重 TS 数 (=15) とする 各要素は 2 ビットのフィールドである 最初の要素は相対 TS 番号が 1 に対応し 以下相対 TS 番号の順に対応させる 各要素の値は 良い状態から悪い状態を の順に対応させる 各受信状態の定義や受信装置の動作は運用上の課題とする 表 6-6 receive_status 値 意味 '00' 受信状態 ( 00, 01, 10 '01' の順で良い状態から悪い '10' 状態を表す ) '11' 未定義 emergency_indicator emergency_indicator は デジタル放送の TMCC 内で送られてくる起動制御の情報を格納する 1 ビットのフィールドである デジタル放送の複数の搬送波からの TS を一つの多重フレームに多重したとき いずれかの搬送波で起動制御が行われる場合に emergency_indicator は 起動制御が行われている を示す 1 とする 受信装置の動作は運用上の課題とする 表 6-7 emergency_indicator 値意味 '0' 起動制御が行われていない '1' 起動制御が行われている relative_ts_number の表この表は 多重フレームの各スロットに格納された TS パケットの相対 TS 番号を示す 表の大きさは frame_type で指定される多重フレーム長 (=53) から多重フレームヘッダのスロット数 (=1) を減じた値とする 各要素は 4 ビットのフィールドであり 値の最小値は 1 最大値は frame_type で指定される最大多重 TS 数 (=15) とする TS パケットを配置していないスロットに対応する要素の値は 0x0 とする 最初の要素は多重フレームヘッダの直後のスロットに対応し 以下スロットの順に対応させる private_data 多重フレームヘッダ情報を拡張する場合の領域であり 未使用の場合には 全ビット '1' とする ただし 本領域の先頭の 204 ビットについては 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式 ( 平成 23 年総務省令第 87 号 ) 第 22 条第 2 項に規定する地震動警報情報を伝送するための AC 信号 *1 を併せ送る放送を再放送する場合において 当該放送に当該 AC 信号を併せ送るときは 拡張領域の先頭 204 ビットに AC シンボルを配置するものとする *1: 地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式標準規格 ARIB STD-B31 の 3.16 AC(Auxiliary Channel) 参照 37

46 CRC CRC は ISO/IEC Annex:B で定義するデコーダにおいて 多重フレームヘッダのうち先頭の 4 バイトを除いた部分を処理した後にレジスタ出力がゼロになるような 32 ビットの CRC 値のフィールドである 多重フレームヘッダの伝送誤りの検出に使用する 6.4 多重化方式の追加規定 有線分配システム記述子 郵政省告示平成 12 年第 521 号で定められている有線分配システム記述子を表 6-8 に示す 表 6-8 有線分配システム記述子 ビット数 記述子タグ 0x44 8 descriptor_tag 記述子長 8 descriptor_length 周波数 32 frequency 0xff 8 reserved_future_use 多重フレーム形式番号 4 frame_type FEC( 外符号 ) 4 FEC_outer 変調 8 modulation シンボルレート 28 symbol_rate 0xf 4 FEC_inner また,frame_type の値を表 6-9 に示す 表 6-9 frame_type 値 ( 多重フレーム長, 最大多重 TS 数 ) 0x1 (53,15) 0xf 多重フレーム化なしの 1TS 伝送その他 reserved_for_future_use 38

47 7.TS 分割方式の技術的条件 7.1 TS 分割方式 の概要 TS 分割方式は デジタル放送信号等の 1 個の TS を複数の搬送波を用いて分割伝送する方式である 図 7-1 は本方式の概要を図で例示したものである この例では 7 個の番組 ( サービス ) を伝送している 1 個の TS を 2 つのストリーム ( 搬送波 ) にサービス単位で分割している すなわち 番組 1 から番組 4 までを一方の搬送波に収容し 番組 5 から番組 7 までを他方の搬送波に収容して伝送する PSI/SI/EMM など 受信している番組にかかわらず共通に必要となる情報については 両方の搬送波にて送出する ネットワークで使用される周波数 変調方式等の物理条件の情報伝送には NIT(Network Information Table) が用いられるが NIT の記述子 2 の領域に配置される既存の有線分配システム記述子では 1 TS を伝送する複数の搬送波の周波数及びその搬送波に含まれる番組の識別ができない このため 本方式では新たに有線 TS 分割システム記述子を定義し 複数の搬送波及びその搬送波に含まれる番組等の情報を記述する PSI/SI/EMM など グループ 1 グループ 2 番組 1 番組 2 番組 3 番組 4 番組 5 番組 6 番組 Mbps 1 PSI/SI/EMMなどグループ1 グループ2 を削除番組 1 番組 2 番組 3 番組 4 グループ2 グループ 1 を削除 番組 5 番組 6 番組 Mbps 2 ( 空き ) TS 信号のサービス編成 分割された TS 信号のサービス編成 図 7-1 有線テレビジョン放送における TS 分割方式の例 39

48 7.2 変調方式及び伝送路符号化方式分割したストリームの伝送路符号化方式としては 既存のデジタル有線テレビジョン放送方式の単一 TS 伝送方式あるいは複数 TS 伝送方式を用いる 7.3 多重化方式分割したストリームは MPEG-2 Systems(ITU-T H ISO/IEC ) の規定に基づくこととする 多重化方式は 平成 23 年総務省告示第 299 号に示される PES パケット セクション形式 TS パケット及び伝送制御信号と識別子の構成に従う ただし 伝送制御に用いられる NIT(Network Information Table) には TS 分割方式を使用する場合 既存の有線分配システム記述子に替えて 追加規定する 有線 TS 分割システム記述子 を配置する 有線 TS 分割システム記述子のデータ構造伝送制御 番組配列情報は既存のデジタル有線テレビジョン放送方式に準じるが NIT(Network Information Table) の記述子 2 の領域で使用する新しい記述子として 有線 TS 分割システム記述子 (cable_ts_division_system_descriptor) を追加規定する 有線 TS 分割システム記述子のデータ構成及びデータ構造は それぞれ図 7-2 及び表 7-1 のとおりとする 周波数 多重フレーム形式番号 FEC( 外符号 ) 変調 シンボルレート及び FEC( 内符号 ) の値の割当ては有線分配システム記述子と同じとする サービス ID にはその周波数にて伝送される番組の放送番組番号識別を記述する 記述子タグ 記述子長 周波数リザーブ 将来利用フラグ 多重フレーム FEC 変調シンボル FEC ( 外符号 ) レート ( 内符号 ) 形式番号 将来利用フラグ =1 サービス数 サービス ID 将来利用フラグ =0 将来利用データ長 将来利用データ 8 16 繰り返し 8 8 N 繰り返し 図 7-2 有線 TS 分割システム記述子のデータ構成 40

49 データ構造 表 7-1 有線 TS 分割システム記述子のデータ構造 cable_ts_division_system_descriptor(){ descriptor_tag descriptor_length for(i=0; i<n; i++){ frequency reserved_future_use future_use_data_flag frame_type FEC_outer modulation symbol_rate FEC_inner if(future_use_data_flag == 0){ future_use_data_length for(j=0; j<future_use_data_length; j++){ future_use_data } } number_of_services for(j=0; j<number_of_services; j++){ service_id } } } ビット 数 ビット列 表記 uimsbf uimsbf bslbf bslbf bslbf uimsbf bslbf bslbf bslbf bslbf uimsbf uimsbf uimsbf uimsbf 記述子タグ記述子長 説明 周波数リザーブ将来利用フラグ多重フレーム形式番号 FEC( 外符号 ) 変調シンボルレート FEC( 内符号 ) 将来利用データ長 将来利用データ サービス数 サービス ID 有線 TS 分割システム記述子内の各項目の意味 : descriptor_tag( 記述子タグ ): 記述子タグは 8 ビットのフィールドで 各記述子を識別する 記述子のタグ値は有線 TS 分割システム記述子を示す 0xF9 とする descriptor_length( 記述子長 ): 記述子長は 8 ビットのフィールドで このフィールドの直後に続く記述子のデータ部分の全バイト長を規定する frequency( 周波数 ): これは 32 ビットのフィールドで 4 ビット BCD コード 8 桁で周波数を表す 有線 TS 分割システム記述子では 周波数は上位桁より 4 桁後が小数点以下となる MHz 単位で符号化される 例 : MHz 0x future_use_data_flag( 将来利用フラグ ): これは 1 ビットのフィールドで '1' の場合は将来利用データのフィールドがないことを示し '0' の場合は将来利用データのフィールドがあることを示す frame_type( 多重フレーム形式番号 ): これは 4 ビットのフィールドで 多重フレーム形式の種別を表す 0x1 が多重フレームを使用した場合 0xF が多重フレームを使用しない場合である FEC_outer(FEC( 外符号 )): これは 4 ビットのフィールドで '0010' で RS(204,188) の外符号を表す modulation( 変調 ): これは 8 ビットのフィールドで 0x03 が 64QAM 0x05 が 256QAM の変調方式を示す symbol_rate( シンボルレート ): これは 28 ビットフィールドで 4 ビット BCD コード 7 桁で 上 41

50 位桁より 3 桁後が小数点以下となる Msymbol/s 単位でシンボルレート値を表す 例 :5.274Msymbol/s 0x FEC_inner(FEC( 内符号 )): これは 4 ビットのフィールドで 内符号を表すが デジタル有線テレビジョン放送方式では用いられないため 内符号なしの '1111' を用いる future_use_data_length( 将来利用データ長 ): これは 8 ビットのフィールドで 後続の将来利用データのバイト長を記述する future_use_data( 将来利用データ ): これは 8 Nビットのフィールドである 将来利用のためのリザーブデータ領域である number_of_services( サービス数 ): この 8 ビットのフィールドは 後続のサービス ID の個数を記述する service_id( サービス ID): これは 16 ビットのフィールドで frequency( 周波数 ) フィールドで示す周波数で伝送されるストリーム内の情報サービス 42

51 8. 受信装置のビット誤り率 8.1 CN 比とビット誤り率 64QAM 受信装置の CN 比とビット誤り率の測定例を図 8-1 に示す 測定対象となった受信装置 (STB) は A B C の 3 種であり BER( ビット誤り率 ) に相当する CN 比 (Crms / Nrms) は 約 25dB から 28dB にある 表 14-1 受信装置各部の望ましい性能 では,CN 比 :31dB(4MHz 帯域の NTSC 換算値 / 5.274MHz 帯域の平均値で表す Crms Nrms 比では 26dB 相当 ) において受信劣化が検知されない と示されている また 受信劣化が検知されない状態は 誤り訂正後のビット誤り率 (BER) の設計目標値で約 以下と考えられ 誤り訂正前のビット誤り率では 以下に相当する 有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令 ( 平成二十三年六月二十九日総務省令第九十五号 ) では 64QAM のレベルが 49~81dB で C/N=26dB 以下と記載されている 近年の受信機は性能が向上し 受信機 A 相当もしくはそれ以上の性能が確保できている BER 1.E-02 1.E-03 1.E-04 1.E-05 1.E-06 1.E-07 1.E-08 1.E-09 STB A STB B STB C theory CN 比 (db) (C rms / N rms) 図 8-1 CN 比とビット誤り率 8.2 妨害排除能力 64QAM 受信装置の妨害排除能力の測定例を図 8-2 に示す 測定の対象となった受信装置 (STB) は A B C の 3 種であり 誤り訂正前のビット誤り率 (BER) が となる妨害信号 ( 単一周波数の連続信号 ) との UD 比の測定結果であり 同一チャンネルで UD 比が-24dB から-27dB 隣接チャンネルで UD 比が 20dB から 45dB 程度にある 表 14-1 受信装置各部の望ましい性能 において 64QAM の場合には 同一チャンネルでは UD 比 -26dB で受信劣化が検知されない 隣接チャンネルでは UD 比 +24dB で受信劣化が検知されない と示されている 43

52 UD 比 (db) STB A STB B STB C Δf (MHz) 図 8-2 隣接チャンネル妨害除去能力 また 受信劣化が検知されない状態は 誤り訂正後のビット誤り率の設計目標値で 約 以下と考えられる そして この値は誤り訂正前のビット誤り率 以下に相当するので 誤り訂正前のビット誤り率が になる UD 比の測定結果が望ましい性能の値より大きくなっていれば これらの各受信装置 (STB) は望ましい性能を満足していると考えられる 8.3 自己診断機能第 14 章の表 14-1 に受信装置各部の望ましい性能が記述され その欄外に ビット誤り率 が記述されている 受信装置の性能確認のための検査は 設計や生産工程で行われる その主な理由は 測定機能を受信装置に内蔵したり 測定のための出力端子を設けることは受信装置のコスト上昇を招くためである ケーブルテレビ伝送路の性能確認検査では ヘッドエンドからビット誤り率測定用の擬似ランダムデータに訂正符号等を付加し 64QAMで変調して信号を送出する 各測定点では 測定のための出力端子を設けた受信装置や標準 64QAM 復調器にビット誤り率測定器を接続して測定している しかし サービスを開始したCATV 局で運用中のサービスを停止せずに ビット誤り率を測定する必要が生じる場合もある この時は MPEG-2の画像などの信号が伝送されている64QAM 変調された信号を受信し その受信信号よりビット誤り率を測定する必要があり その機能を有した標準復調器や受信装置があると有効である そのためには 上記 MPEG-2の画像などをサービスしている64QAM 信号を受信し 64QAM 復調後 誤り訂正処理部分での誤り訂正したビット数とそのビット数の積算時間との比を算出することでビット誤り率を算出 (*1) し 活用することも可能である 誤り訂正処理は64QAM 復調に必須で受信装置に内蔵された機能であるので 上記算出した誤り率を受信装置前面パネルや OSDによりテレビ画面上へ表示するよう 受信装置の制御ソフトに機能追加することで 受信装置コストの上昇を抑えて実現可能と考える なお 上記のビット誤り率 以下の記述は誤り訂正処理された後のビット誤り率であり 44

53 デジタル放送で用いるリードソロモン訂正符号 (RS(204,188)) の理論的な誤り訂正能力から誤り訂正前のビット誤り率で 以下に相当する 郵政省 ( 現総務省 ) の電気通信技術審議会答申での基準では その値に余裕をみて 誤り訂正前のビット誤り率で 以下とされた その観点から 誤り訂正したビット数から算出した値も 以下を目安にすることを推奨する また ビット誤り率に限らず受信レベルや64QAM 復調する信号のSN 比などを表示する機能を有すると受信箇所での状況把握ができ ケーブルテレビ伝送路管理などに有用と考える これらの事項に係る実現の有無および手段に関しては ケーブルテレビオペレータおよびメーカ等に任せる *1: 上記の算出方法によって求められたビット誤り率の正確さを言及すると誤差は存在する しかし 算出されたビット誤り率が 10-3 以下であれば その誤差は十分に少なく無視可能である 45

54 9. 緊急警報放送 緊急告知放送と地球温暖化防止について デジタルCATVの規格 標準化委員会デジタルケーブルテレビWGにおいて 緊急警報放送や緊急告知放送 また地球温暖化防止について 多くの議論がなされてきた その議論は 全員が緊急警報放送と緊急告知放送の区別をした上での議論でなかったため まず緊急警報放送と緊急告知放送の位置づけを明確に区別しておきたい また 緊急警報放送を多くの住民に伝えるために 受信装置をホットスタンバイにすることと 地球温暖化防止のための省エネルギー化とが矛盾しており これを解決する課題が存在する 緊急警報放送緊急警報放送は 現在 地上テレビ 衛星放送等の音声で伝送されている アナログの緊急警報受信装置は この音声を受信して動作するようになっているため ケーブルテレビ事業者が特に意識しなくても 緊急警報放送は自動的に再放送される 緊急警報放送は無線局運用規則 138 条に規定されており 緊急警報信号 を前置し 災害の発生の予防又は被害の軽減に役立つようにするため必要があると認めるとき 放送局が放送できるものである 緊急放送に先立って発せられる緊急警報信号は 第一種開始信号 と 第二種開始信号 がある また 緊急警報信号に伴う地域符号は (1) 放送局のサービスエリア全域を対象とする 地域共通符号 ( 全国共通 ) (2) 広域圏を対象とする 広域符号 (3) 都道府県の区域を対象とする 県域符号 がある 第一種開始信号に続き放送される内容は以下の二つである (1) 大規模地震特別措置法第 9 条第 1 項の規定により ( 気象庁長官の地震予知情報を受け 内閣議をへて ) 警戒宣言が発せられたことを放送する場合 (2) 災害対策基本法第 57 条の規定によって求められた放送を行う場合 第二種開始信号に続き放送される内容は 気象業務法第 13 条第 1 項に規定される津波警報が発せられたことを放送する場合である デジタル放送に使用する番組配列情報標準規格 ARIB STD-B 版は 緊急警報放送を行うときに必須な 緊急情報記述子 (PMTまたはNITで送出) が追加されている BSおよび地上デジタル放送では TMCCと緊急警報放送記述子を用いて 緊急警報放送を実現する予定であるが BSおよび地上デジタル放送の詳細な規格は今後決定されることから CATVでの緊急警報放送を実現する方法は今後の検討課題となる 緊急告知放送ローカルな情報提供も可能なネットワークとして位置づけられるCATVにおいて その緊急情報は 必ずしも 緊急警報放送 ( 別途法令により定められている放送 ) の中に規定されているものに限らず 地域の緊急事象 ( 事故 火災 地域災害等 ) に付いても情報を提供するという需要が想定さ 46

55 れる 本標準規格の中では これら緊急情報を区別し 放送事業者が行う 緊急警報放送 以外の緊急情報を 緊急告知放送 と定義する 緊急情報は 運用面から考えた場合も区別しておく必要がある 緊急告知放送 は 緊急警報放送 を具現化する技術を併用して実現する事も可能であるが ヘッドエンドで受信した緊急信号及び緊急放送の情報を再編成する事が必要となる その情報の重要性を考えると 再編成は危険を伴うものであると同時に 再編成する事に付いての可否権は議論を要する 一方 需要面では このような 緊急告知放送 を扱う事により CATVの社会的地位の向上を期待するとの考えもあり 現在家の中では聞き取りにくいとされている 防災行政無線システム の補完手段としても有効なものと考えられる 既存のアナログシステムでは このようなサービスを行うためのシステムとして既に商品化もされているが CATVが公共サービスとして位置づけられていないこと 法的裏付けが無いこと等 サービスの結果責任に関し多くの議論があることも事実である したがって デジタルCATVにおける緊急告知放送サービスは 運用の可否に付いては事業者の自由裁量に委ねるものであるが 緊急告知放送の必要性を鑑み 緊急警報放送 とは区別して 緊急告知放送 を検討することが望ましい 地球温暖化防止のための省エネルギー対策地球の平均気温は現在約 15 であるが 地球に大気がなければ 平均気温は-18 となり 生命が存在し得ない極寒の星となる 大気中に微量に含まれる二酸化炭素 (CO2) メタン(CH2) 亜酸化窒素 (N2O) などは 太陽から地球に降り注ぐ放射エネルギー ( 紫外線 ) は素通しするが 暖まった地球から放射される熱 ( 赤外線エネルギー ) は吸収する性質を持っている このような温室のガラスのように地球を暖めている気体を温室効果ガス (Green House Gases :GHGs) と呼ぶ 人間活動が活発化し 排出されるCO2( 温室効果ガスの約 60% を占める ) などの量が急激に増えてきたため 温室効果が強くなってきた 地球規模で気温が上昇すると 海水の膨張 北 南極の氷の融解により海面の上昇 気候メカニズムの変化により異常気象が頻発することが予想される 地球温暖化に関する調査を進めている国際組織 気候変動に関する政府間パネル (Intergovernmental Panel on Climate Change :IPCC) がまとめたレポートによると 19 世紀末以来 地球の平均温度は0.3~0.6 上昇し 海面も10~25cm上昇した このまま地球温暖化が進むと 中間の予測でも2100 年には平均気温が現在よりも2 ( 最悪 3.5 ) 海面も50cm上昇すると予測される 地球温暖化のメカニズムや地球環境への影響は [ に情報があるので参照願いたい 省エネルギーの観点から 電気製品の待機電力が問題となっている 緊急警報放送やデジタル受信装置のバグ取りやEPG 情報を流し込むためにデジタル受信装置を待機状態にすることが 地球温暖化防止問題とバッティングしている 災害から多くの住民を救うことと 地球そのものを守ることの両立を技術で解決する大きな課題を負っている 基幹放送であるBSデジタル放送 地上デジタル放送さらにそれを再放送するCATVにとって避け 47

56 て通れない課題である まとめ (1) ケーブルテレビにおける緊急警報放送は 公共性の高いサービスである (2) ケーブルテレビにおける緊急警報放送は その公共性が高いことからCSデジタル放送 BS デジタル放送に続き 緊急警報放送記述子等の標準規格 法令等の整備が望ましい (3) ケーブルテレビにおける緊急警報放送の送信機 (HE) と受信装置は 人命に関わることから高い信頼性 地球温暖化防止の観点から低消費電力が要求されるが その実現のためには 新しい技術の開発が必要である (4) ケーブルテレビにおける緊急警報放送は BSデジタル放送で緊急警報放送規格 運用基準等が固まった時点まで見送らざるをえない そのため 今回のケーブルテレビ標準規格の策定には 緊急警報放送関係の項目は記述せず 本付録でその経緯を記述することとした また 緊急警報放送受信装置についても 今後の検討課題とする (5) ケーブルテレビにおける緊急告知放送については システム仕様 運用方法等についての議論がさらに必要である 48

57 10.AAC デコーダにおけるダウンミックス処理について 本解説は デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の付属 -4 AAC デコーダにおけるダウンミックス処理について を適用する ARIB STD-B 版でダウンミックス音声信号の計算式における全体係数 a を撤廃する改定が実施されている 49

58 11. サーバー型放送サービス毎の信号処理について 本解説は デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21 の付属 -11 サーバー型放送サービス毎信号処理 を適用する 50

59 12. 漏洩スプリアスについて 第 14 章の 表 14-1 受信装置各部の望ましい性能 に 入力端子における漏洩スプリアスレベル の項目がある その望ましい性能について考察する 一般のケーブルテレビ局での運用である770MHzまでの帯域で用いられる有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令の放送方式には 標準テレビジョン放送方式 ( アナログ : NTSC-VSB-AM) デジタル有線テレビジョン放送方式(QAM) 標準デジタルテレビジョン放送 (OFDM) がある 有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令の受信者端子での規定値から 単一波信号妨害に対する耐性のDU 比は NTSC-VSB-AMで50dB 64QAMで26dB 256QAMで34dB OFDMで35dBとなっている 一方 有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令の受信者端子での入力レベルは NTSC-VSB-AMで60~85dBμV 64QAMで49~81dBμV 256QAMで57~81dBμV OFDM で47~81dBμVとなっているが 伝送路 CN 比のよいケーブル事業者では 256QAMは49~81dB μvでの運用も考えられている これらの入力レベルと単一波信号妨害に対する耐性から 各放送方式の単一波信号妨害レベルを算出すると NTSC-VSB-AMで10(60-50)dBμV 64QAMで23(49-26)dBμV 256QAM で15(49-34)dBμV OFDMで12(47-35)dBμVである 有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令の受信者端子において 他の受信装置 ( 市販テレビジョンなど ) と分岐器あるいは分配器を介して本規格で規定される受信装置 (STB) が並列接続されるとすると 前述の最小レベル10dBμVに分岐器あるいは分配器の逆接合損失を 20dBとして STBの 入力端子における漏洩スプリアスレベル は30dBμV 以下となる 一方 表 14-1 受信装置各部の望ましい性能 としては 市販テレビジョンの性能が向上していることから さらに漏洩スプリアスレベルを下げることの検討も必要と感じる 市販テレビジョンの性能を規定している デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21によれば OFDMの最小入力レベルはUHF 帯域で-75dBm( 約 34 dbμv) であり ケーブルテレビでの周波数変換パススルーに対応したVHF MID SHB 帯域で-67dBm ( 約 42 dbμv: 受信者端子のレベルより約 5dBのマージンを見ている ) である また 実験によれば UHF 帯域でのOFDM 受信レベルが26dBμVで受信可能な市販テレビジョンも確認されている これらの受信装置が宅内のネットワークで減衰した状態で使用されたとすると OFDMの最小入力レベルを考慮して-1(34-35)dBμV 以下の単一波信号妨害になる 以上の-1dBμVに分岐器あるいは分配器の逆接合損失の20dBを考慮して 表 14-1 受信装置各部の望ましい性能 の 入力端子における漏洩スプリアスレベル は 19dBμV 以下と考えるべきかもしれない 51

60 用語解説 用語説明 1バンク+α 方式書き換えを行わない固有プログラム領域とダウンロードによる書換え領域を1つ備えるメモリ領域のこと AAC 方式 BC 方式 bslbf CA CA CA モジュール channel DHCP DIT DLNA MPEG-2 音声符号化方式 (ISO/IEC ) の1つ BSデジタル放送に採用されている MPEG-2 音声符号化方式 (ISO/IEC ) の1つ CSデジタル放送に採用されている bit string, left bit first 左ビットが先頭であるビット列 Certificate Authority 公開鍵暗号の認証局 Conditional Access 有料放送のための限定受信またはその方式を示す Conditional Access Module 限定受信システムの内セキュリティ部分を集約したもの ICカード等によって実現される "channel" の日本語読みについては ン を記述するかしないかの議論があったが 総務省や ( 社 ) 電波産業会の使い分けの今後の方針に合わせて 放送用周波数使用計画のチャンネルに該当するものは チャンネル とし 他は原則 チャネル とした Dynamic Host Configuration Protocol ネットワーク内のシステムの IP アドレスを一元管理するための方式 Discontinuity Information Table パーシャルトランスポートストリームで伝送される番組の番組配列情報が不連続かもしれない変化点を指示するテーブル Digital Living Network Alliance 映像 音響機器やパソコンなどを相互接続する宅内ネットワークの標準化業界団体 DVI 端子 Digital Visual Interface 端子 ( デジタル映像出力端子 ) DDWG(Digital Display Working Group) が発行するDigital Visual Interfaceに準拠 ECM EMM Entitlement Control Message 有料放送に使用される限定受信のための共通情報 ( 番組情報 制御情報 ) を MPEG-2 構造で送る符号形式 Entitlement Management Message 有料放送に使用される限定受信のための個別情報を MPEG-2 構造で送る符号形式 52

61 HDMI 端子 High-Definition Multimedia Interface 端子 ( デジタル映像音声出力 ) HDMI Licensing,LLC 発行のHigh-Definition Multimedia Interface Specificationに準拠 HEVC HTTP IEC-958 High Efficiency Video Coding MPEGで標準化された動画符号化方式 (ISO/IEC ) ITUでのH.265とも呼ばれる MPEG4/AVC より処理過程が多いが 高能率な画像圧縮が可能である Hypertext Transfer Protocol HTMLで述された文書を転送するためのプロトコル アプリケーション層プロトコルで World Wide Webのデータ転送に使用されている デジタル音声出力の規格で 48kHz 20bit にて出力を行うこと IEEE 1394 IEEE1394TA IEEE Std IPインタフェース MP@H14L MPEG-2 MPEG-2 Systems MPEG2 video MPEG4/AVC NIT AppleがI/O 機器用に設計した fire wire を IEEEにて規格化した 高速なシリアルインターフェースである IEEE1394TA(Trade Association) は1994 年に設立され 民生用機器 コンピュータ及び周辺機器の相互接続をIEEE1394によって可能にするシステム開発を支援することを目的とする コマンドセットなどの規格を制定している IEEE1394の規格の名称で 正式には IEEE Standard for a High Performance Serial Bus という 現在の仕様が1995 年 12 月に決定したためIEEE Std と呼ばれる IP(Internet Protocol) による高速インタフェースであり 有線はLAN 端子 (RJ-45) で100BASE-T 100BASE-TXまたは1000BASE-T 無線 LANは802.11a/b/gである MPEG-2 ではプロファイルとレベルという概念で機能分類を表し その分類のひとつである Moving Picture Experts Group-2 MPEG( 国際標準化機関 : 正式名 ISO/IEC JTC1/SC29/WG11) によって標準化された動画 音声を含むマルチメディアデータの高能率符号化技術 ISO/IEC 規格のパート1にシステム符号化 パート2に映像符号化 パート3に音声符号化が定義されている 複数の MPEG 映像及び音声のデータストリームを多重する方式 MPEGで標準化された動画符号化方式 (ISO/IEC ) ITUでのH.262とも呼ばれる MPEGで標準化された動画符号化方式 (ISO/IEC ) ITU でのH.264とも呼ばれる MPEG2 videoより処理過程が多いが 高能率な画像圧縮が可能である Network Information Table 多重方式で使用される伝送制御信号の一つで ネットワークで使用される周波数 変調方式等の物理条件の情報伝送に使用されるテーブル 53

62 PAT PDC PIAFS PID Program Association Table 多重方式で使用される伝送制御信号の一つで NITおよびPMTを伝送するPIDを指示するテーブル Personal Digital Cellular NTT が開発した携帯電話用の独自方式による電波形式のこと PHS Internet Access Forum Standard PHSでデータ通信を行う場合の標準規格のこと Packet Identifier 該当パケットの個別ストリームの属性を示す識別情報 PMT PSI reserved_future_use Program Management Table 多重方式で使用される伝送制御信号の一つで 番組要素やクロックなどを伝送する PID の指示に使用されるテーブル Program Specific Information マルチプログラム対応のTSから どのプログラムを選び どのパケットを取り出して どの様に復号化すればよいか等の情報の総称 符号化ビットストリームを定義する項の中で使用する場合 その値が将来 標準化団体が定義する拡張子として使用されるかもしれないことを表す 別途定義されない限り 全てのビットは 1 にセットする SI Service Information( 番組配列情報 ) 放送データストリームの分配システム 内容 スケジュール / タイミングなどを記述するデジタルデータ 独自に定義された拡張部分とともにMPEG-2プログラムスペシフィックインフォメーション (PSI) を含む SIT TMCC 信号 TS TS パケット Selection Information Table パーシャルトランスポートストリームで伝送される番組に関する情報を指示するテーブル Transmission and Multiplexing Configuration Control 変調方式等の制御に関する情報で 地上デジタル放送やBSデジタル放送で用いられる BSデジタル放送の複数 TSの管理情報はこの TMCC 信号で伝送される Transport Stream ISO/IEC (MPEG-2 Systems) で規定されるデータ構造 符号誤りが発生する環境において 複数のビデオ オーディオ データで構成される複数の番組を多重化したストリームを伝送 ( 蓄積 ) の目的で規定した多重化ストリーム Transport Stream Packet 188バイトの固定長パケット ISO/IEC で規定される TS 分割方式 デジタル放送信号等の1 個のTSを複数の搬送波を用いて分割伝送する方式 1TSの帯域がCATVの伝送帯域より大きい東経 110 度 CSデジタル放送の再放送に用いられる 54

63 uimsbf インタレース (i) エレメンタリストリーム階層伝送コンポーネント信号サービスID スロット多重フレーム多重フレーム構造多重フレームヘッダ単一 TS 伝送方式デジタル有線テレビジョン放送方式デジタル有線テレビジョン放送用受信装置データカルーセル unsigned integer, most significant bit first 最上位ビットが先頭である 符号なし整数 Interlaced scanning 飛び越し走査とも呼ばれ 1 本ずつ走査線を飛び越して走査する方式 PESパケット中の符号化された映像 音声 データに相当する BSデジタル伝送で 降雨減衰等で伝搬路のCN 比が劣化した場合 低 CN 比においても受信可能な伝送方式 映像をY( 輝度信号 ) Cb Crの信号で表した総称であり ピュアな映像再生ができる PMT 内のProgram Numberと同一 編成チャンネルに割り当てる 188バイトの大きさを持つデータを格納する構造であって 複数 TS 伝送方式に於ける多重フレームの構成単位である 複数個のスロットで構成した同期データ構造 BSデジタル放送のTMCC 等をデジタル有線テレビジョン放送するため 新たに構成したTSパケットのフレーム 多重フレームの先頭の1スロットで送るデータで 多重フレーム同期信号 TSの配置情報などを含む 複数 TS 伝送方式に対して 従来の一つの伝送路で一つのTSを伝送する方式を単一 TS 伝送方式と呼ぶ 周波数 90~770MHzの周波数範囲の複数の6MHz 帯域を用いて 伝送符号は64 値直交振幅変調 (64QAM) 方式による有線テレビジョン放送方式 デジタル有線テレビジョン放送方式におけるデジタル化映像番組の受信装置 アナログホームターミナルに対応するデジタル受信装置 通称セット トップ ボックス (STB) と呼ばれる 複数のデータを周期的に繰り返し 伝送する形態 電子番組案内 パーシャルトランスポートストリーム EPG:Electronic Program Guide 多チャンネルかつ多様な放送サービスの中から 利用者が放送番組や情報を的確に 容易に選択するための支援機能である ITU-T SG9 WP1/9で1996 年 11 月にまとめられた勧告では EPGを 放送やケーブル伝送される番組に関する情報を供給することを目的として構造化したマルティメディア データベース と定義している 特別に選択された1つあるいはいくつかの番組に関係しないトランスポートパケットをMPEG-2のトランスポートパケットから取り除くことによって得られたビットストリーム 55

64 複数 TS 伝送方式 プログレッシブ (p) 複数のTSを一つの伝送路で伝送する場合 一つのTSに組み直すのではなく各 TSを区別可能な形で伝送する方式 各 TSを区別する仕組みとして 多重フレーム構造と多重フレームヘッダが用いられる Progressive scanning 順次走査とも呼ばれ 飛び越し走査を行わず順に走査する方式 56

65 参考文献 (1) 平成 8 年郵政省令第 74 号 有線テレビジョン放送法施行規則の一部を改正する省令 平成 8 年 12 月 3 日官報号外第 261 号 (1996 年 12 月 ) (2) 平成 8 年郵政省告示第 620 号 有線テレビジョン放送法施行規則の関連 平成 8 年 12 月 3 日官報号外第 261 号 (1996 年 12 月 ) (3) 平成 10 年郵政省令第 58 号 有線テレビジョン放送法施行規則の一部を改正する省令 平成 10 年 6 月 11 日官報号外第 116 号 (1998 年 6 月 ) (4) 平成 12 年郵政省令第 51 号 有線テレビジョン放送法施行規則の一部を改正する省令 平成 12 年 8 月 14 日官報号外第 165 号 (2000 年 8 月 ) (5) 平成 12 年郵政省告示第 521,522,523,524 号 有線テレビジョン放送法施行規則の関連 平成 12 年 8 月 14 日官報号外第 165 号 (2000 年 8 月 ) (6) 平成 13 年法律 85 号 電気通信役務利用放送法 平成 13 年 6 月 29 日官報号外第 134 号 (2001 年 6 月 ) (7) 平成 14 年政令 17 号 電気通信役務利用放送法施行令 平成 14 年 1 月 25 日官報第 3287 号 (2002 年 1 月 ) (8) 平成 14 年総務省令 5 号 電気通信役務利用放送法施行規則 平成 14 年 1 月 25 日官報号外第 11 号 (2002 年 1 月 ) (9) 平成 14 年総務省令 8 号 電波法及び電気通信役務利用放送法の意見聴取に関する規則の一部を改正する省令 平成 14 年 1 月 28 日官報号外第 11 号 (2002 年 1 月 ) (10) 平成 14 年総務省告示 42,43,44 号 電気通信役務利用放送法施行規則有線役務利用放送法の関連 平成 14 年 1 月 28 日官報号外第 11 号 (2002 年 1 月 ) (11) 平成 15 年総務省令第 97 号 有線テレビジョン放送法施行規則の一部を改正する省令 電気通信役務利用放送法施行規則の一部改正 平成 15 年 7 月 15 日官報第 3649 号 (2003 年 7 月 ) (12) 平成 15 年総務省告示第 468,469,470 号 有線テレビジョン放送法施行規則の関連 電気通信役務利用放送法施行規則の関連 平成 15 年 7 月 15 日官報第 3649 号 (2003 年 7 月 ) (13) 平成 19 年総務省令第 85 号 有線テレビジョン放送法施行規則の一部を改正する省令 電気通信役務利用放送法施行規則の一部改正 平成 19 年 7 月 31 日官報号外第 167 号 (2007 年 7 月 ) (14) 平成 19 年総務省令第 25 号 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式の一部を改正する省令 平成 19 年 3 月 9 日官報号外第 47 号 (2007 年 3 月 ) (15) 平成 19 年総務省告示第 134 号 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式の第五十条の関連 平成 19 年 3 月 9 日官報号外第 47 号 (2007 年 3 月 ) 57

66 (16) 平成 23 年総務省令第 95 号 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式 (2011 年 6 月 ) (17) 平成 21 年総務省告示第 88 号 関連情報の送出手順 PESパケット等の送出手順並びに伝送制御信号及び識別子の構成等 ( 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式第 3 条第 2 項 第 4 項 第 16 条 第 35 条の3 第 2 項 第 4 項 ) (2009 年 2 月 ) (18) 平成 23 年総務省令第 95 号 有線一般放送の品質に関する技術基準を定める省令 (2011 年 6 月 ) (19) 平成 23 年総務省告示第 299 号 関連情報の構成及び送出手順 PESパケット セクション形式 TSパケット IPパケット及びTLVパケットの送出手順 伝送制御信号及び識別子の構成並びに緊急情報記述子の構成を定める件 (2011 年 6 月 ) (20) 一般社団法人日本 CATV 技術協会標準規格 JCTEA STD-001 デジタル有線テレビジョン放送限定受信方式 (21) 一般社団法人日本 CATV 技術協会標準規格 JCTEA STD-002 デジタル有線テレビジョン放送多重化装置 (22) 一般社団法人日本 CATV 技術協会標準規格 JCTEA STD-003 デジタル有線テレビジョン放送 番組配列情報の基本構成及び識別子の運用基準 (23) 一般社団法人日本 CATV 技術協会標準規格 JCTEA STD-005 CATV 高速データ伝送装置非対称型ケーブルモデム (24) 一般社団法人日本 CATV 技術協会標準規格 JCTEA STD-010-QAM デジタル有線テレビジョン放送 QAM 伝送システム測定法 (25) 一般社団法人電波産業会標準規格 CSデジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 3.0 版 (2014 年 7 月 ) (26) 一般社団法人電波産業会標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版 (2014 年 7 月 ) (27 ) 一般社団法人電波産業会標準規格 デジタル放送に使用する番組配列情報標準規格 ARIB STD-B 版 (2014 年 7 月 ) (28) 一般社団法人電波産業会標準規格 衛星デジタル放送の伝送方式標準規格 ARIB STD-B 版 (2001 年 5 月 ) (29) 一般社団法人電波産業会標準規格 地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式標準規格 ARIB STD-B 版 (2014 年 3 月 ) (30) 一般社団法人電波産業会標準規格 サーバー型放送における符号化 伝送及び蓄積制御方式標準規格 ARIB STD-B 版 (31) 社団法人電子情報技術産業協会規格 (2013 年 7 月 ) JEITA CP-1212 ディジタルオーディオ用オプティカルインターフェース (2002 年 2 月 ) (32) ISO/IEC ,IS(1996) Generic Coding of Moving Picture and Associated Audio Recommendation H.262 (33) ISO/IEC Information technology Coding of audio-visual objects 58

67 Part 10:Advanced Video Coding (34) ISO/IEC Information technology Generic coding of moving pictures and associated audio information Part 3:Audio (35) ISO/IEC Information technology Generic coding of moving pictures and associated audio information Part 7:Advanced Audio Coding (AAC) (36) ISO standard 9979 multi2 (37) ISO/IEC 7816 Identification cards -- Integrated circuit cards (38) EIA/TIA 232 E, Interface Between Data Terminal Equipment and Data circuit-terminating Equipment Employing Binary Data Interchange (39) IEEE802.3 IEEE Standard for Information technology-specific requirements Part 3: Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection (CMSA/CD) Access Method and Physical Layer Specifications (40) ITU-T J.112 SERIES J TRANSMISSION OF TELEVISION, SOUND PROGRAMME AND OTHER MULTIMEDIA SIGNALS Interactive systems for digital television distribution (41) ITU-T H SERIES H AUDIOVISUAL AND MULTIMEDIA SYSTEMS Infrastructure of audiovisual services Transmission multiplexing and synchronization Information technology Generic coding (42) ISO/IEC Information technology -Generic coding of moving pictures and associated audio information: Systems 59

68 5.7 版改定履歴 5.7 版改定履歴表ページ章番号等改定内容 まえがき JCTEA STD に改定した さらに 4K 対応が追加された一般社団法人電波産 業会の標準規格 CS デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 3.0 版を参照して JCTEA STD に改定した 目次 章削除による章番号の変更 2 第 2 章 なお 本標準規格の第 章では一般社団法人電波産業会策定の標準規格 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版に準じ 本標準規格の第 6 章では一般社団法人電波産業会策定の標準規格 CSデジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B 版に準じている 5,6 第 5 章 5.1 表 5-1( その1) 受信装置の望ましい定格 映像 処理はH.262(ISO/IEC ) 及びH.264(ISO/IEC ) H.265(ISO/IEC ) を併用する 第 6 章に規定 HDMI 端子 HDMI 端子 (19ピン) 8 第 6 章 第 13 章 第 13 章 音声信号 出力信号出力レベル出力端子 HDMI 端子 S- ビデオ信号出力信号出力レベル出力端子 デジタル出力 処理はBC 方式 (ISO/IEC ) 及びAAC 方式 (ISO/IEC : 第 6 章に規定 ) を併用する 出力ベースバンド信号 R L 音声信号 250mVrms±3dB(*3) ( フルスケールの-18dB 時 ) ピン端子/2.2kΩ 以下 HDMI 端子 (19ピン) 表 5-1( その2) 受信装置の望ましい定格 S-VIDEO 輝度信号 1V±0.2Vpp/75Ω 色差信号 0.286Vpp±30%/75Ω S-VIDEO 端子 DVI 端子 HDMI 端子 光デジタル出力 JEITA CP-1212に準拠 6.1 映像復号処理及び出力 H.262(MPEG2 video:iso/iec ) の映像信号処理とその出力については デジタル放送用受信装置標準規格( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21の 6.1 を適用する H.264(MPEG4/AVC:ISO/IEC ) の映像信号処理とその出力については CS デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 第 2 部の 10.2 を適用する H.265 (HEVC(High Efficiency Video Coding) ISO/IEC ) の映像信号処理とその出力については CS デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B1 第 2 部の 10.2 を適用する private_dataの先頭 204ビットに地震動警報情報が伝送される場合 デジタル放送用受信装置標準規格 ( 望ましい仕様 ) ARIB STD-B21の5.2.6を適用する 地震動警報情報の伝送の有無は 地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式標準規格 ARIB STD-B 版の3.16.4の構成識別ビットで識別できる 受信機の動作はメーカ 任意とする 60

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