2809金融経済概観

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1 日本銀行熊本支店熊本市中央区山崎町 15 番地 TEL FAX URL 熊本県の金融経済概観 (216 年 1 月 3 日 ) 1. 概況 熊本県内の景気は 供給面の制約が一段と緩和し復興需要にも幾分拡がりがみられるもとで 持ち直している 先行きの景気は回復すると見込まれるが その時期は 復旧の担い手確保や復興需要の本格化による面が大きいとみられる 最終需要面をみると 個人消費は 営業再開先が更に増えるなど供給面での制約が緩和する中 耐久財を中心とする生活再建に向けた需要に支えられ 回復を続けている 住宅投資は 持家や貸家の一部で復旧に向けた動きは始まっているが 全体としてみれば なお鈍い状況が続いている 設備投資についても同様で 一部では被災設備や建屋の復旧需要が顕在化しつつあるものの 計画されている案件が目立って動き出すには なお時間を要する この間 公共投資は応急工事に続き 復旧工事の発注も国の直轄事業を中心に進んでいるが 本格化はまだ先と予想される 県内企業の最近の業況判断 DI(9 月短観 ) をみると 製造業 非製造業ともに はっきりと改善し 全体でも 良い 超に転化した 先行きも 一段の改善を見込んでいる ( 短観 6 月 : 16 9 月 :+8 12 月 < 予測 >:+13) 216 年度の事業計画 (9 月短観 ) をみると 売上高 経常利益ともに 上方修正され 全体では増収増益を見込んでいる この間 設備投資 ( 同 ) は 昨年度に二桁増となった後も 前年を上回る計画となっている 生産面をみると 被災の影響がなお残るものの 操業再開や挽回生産に向け操業度を引き上げる動きが続くもとで 生産活動は引き続き持ち直している 雇用 所得環境についてみると 労働需給は復旧需要に直面する企業からの求人増を背景に タイトな状況が続いている ただし 被災により 操業度の低下や業績が悪化した先も残る中 雇用や所得面には その影響が引き続き及んでいる この間 8 月の消費者物価指数 ( 熊本市 生鮮食品を除く総合 ) の前年比は 12 か月連続の上昇となった 1

2 2. 個人消費個人消費は 営業再開先が更に増えるなど供給面での制約が緩和する中 耐久財を中心とする生活再建に向けた需要に支えられ 回復を続けている 被災に伴う買い替え需要についてみると 夏場にかけて 家電や家具では増加ペースが幾分鈍化したものの 乗用車では逆に伸び率が増した 8 月の百貨店 スーパー売上高は 僅かながら3か月連続で前年を上回った 他方 8 月の乗用車の新車登録台数 ( 含む軽 ) は 個人のほか法人の復旧需要を背景に はっきりと前年を上回った 家電販売はテンポを鈍化させつつも 生活再建に向けた需要を中心に 増加が続いている 観光については 地域や業態ごとにバラつきはあるものの 一連の観光振興策を背景に持ち直している 当地発の旅行も 引き続き海外向けが落ち込んでいる一方 国内向けは上向いている 2 < 百貨店 スーパー売上高前年比 > < 乗用車新車登録 販売台数前年比寄与度 > 3 普通 小型乗用車軽乗用車前年比 / / / / ( 注 ) 既存店ベース ( 出所 : 九州運輸局熊本支局 熊本県軽自動車協会 ) ( 出所 : 当店 ) 8, < 乗用車新車登録 販売台数 ( 年度ベース )> ( 台 ) 6 普通 小型乗用車軽乗用車軽乗用車比率 ( 右目盛 ) 7, 55. 6, , , 4 3, , 3 1, ( 出所 : 九州運輸局熊本支局 熊本県軽自動車協会 ) 2 2

3 < 県内宿泊客数 ( 四半期 )> < 県内宿泊客数 ( 暦年 )> ( 国内 海外客別前年比寄与度 ) ( 国内 海外客別 水準 ) ( 百万人 ) 1 海外客国内客前年比 9 海外客 国内客 /4Q13/1Q 2Q 3Q 4Q 14/1Q 2Q 3Q 4Q 15/1Q 2Q 3Q 4Q 16/1Q 2Q < 県内観光客数 ( 暦年 )> < 県内日帰り客数 ( 暦年 )> ( 宿泊 日帰り客別 水準 ) ( 県内 県外客別 水準 ) ( 百万人 ) ( 百万人 ) 7 宿泊客日帰り客県外客県内客 ( 注 1) 県内宿泊客数について 四半期ベースと暦年ベースではサンプルが異なるため 計数は一致しない ( 注 2)27 年までの計数は合併前の市町村単位 28 年以降は合併後の市町村単位で集計しており 日帰り客については多少の段差が生じている ( 注 3) 宿泊客数 日帰り客数ともに外国人観光客を含む ( 出所 : 熊本県 ) 3

4 3. 住宅投資住宅投資をみると 持家や貸家の一部で復旧に向けた動きは始まっているが 全体としてみれば なお鈍い状況が続いている 8 月の新設住宅着工戸数は 持家が引き続き増加したものの 前月大きく増加した貸家や分譲が減少したため 再び前年を下回った (8 月 : 前年比 8.2% 4-8 月 : 同 +.9%) < 新設住宅着工戸数 利用関係別前年比寄与度 > 4 持家貸家分譲その他前年比 / / / / / /12 16/ < 新設住宅着工戸数 ( 年度ベース )> 25, ( 戸 ) 年度 : 前年比 1.% 2, 5. 15, 5. 1, 5, ( 出所 : 国土交通省 ) 持家 貸家 分譲 その他 前年比 /4 8 月

5 4. 公共投資公共投資は応急工事に続き 復旧工事の発注も国の直轄事業を中心に進んでいるが 本格化はまだ先と予想される 8 月の公共工事請負金額は 国や県の災害復旧工事のほか その他市町村でも一部にまとまった発注がみられたため 前年を上回った (8 月 : 前年比 +53.1% 4-8 月 : 同 +9.5%) < 公共工事請負金額 発注者別前年比寄与度 > 9 9 その他 国 市町村 ( 除熊本市 ) 6 熊本市 6 県 前年比 / / / / / /12 16/ < 公共工事請負金額 ( 年度ベース )> 5, ( 億円 ) その他 ( 億円 ) 5, 4,5 215 年度 : 前年比 8.8% 国 4,5 4, 市町村 ( 含熊本市 ) 4, 県 3,5 3,5 3, 3, 2,5 2,5 2, 1,5 2, 1, 1,5 5 1, ( 年度平均 ) ( 出所 : 西日本建設業保証 ) 5

6 5. 企業の景況感 事業計画 ( 短観 ) 県内企業の業況判断 DI(9 月短観 ) のうち最近は 製造業 非製造業ともに改善し 中でも非製造業の改善が顕著であったことから 全体でも 良い 超に転化した (6 月短観 : 16 9 月短観 :+8) 先行き216 年 12 月にかけては 製造業を中心に一段と改善し 良い 超幅の拡大が見込まれている ( 先行き : 全産業 +13) 9 月短観で216 年度の事業計画を確認すると 非製造業は減収減益 製造業は増収増益が予想され 全体では微増収 小幅の増益が見込まれている なお 6 月短観時に比べれば 非製造業を含め上方修正された (% ポイント ) 2 15 < 業況判断 DI> 全産業製造業非製造業 予測 1 5 良い 超 5 悪い 超 ( 注 ) 業況判断とは 回答企業の収益を中心とした 業況についての全般的な判断 ( 1 良い 2 さほど良くない 3 悪い ) 業況判断 DI は 1 良い と回答した社数の構成比から 3 悪い と回答した社数の構成比を差し引いたもの 事業計画 ( 前年度比 :%) 15 年度 16 年度 16 年度上期 16 年度下期 実績計画修正率計画修正率計画修正率 売上高 製造業 非製造業 経常利益 製造業 非製造業 ( 注 ) 売上高および経常利益の修正率は 前回調査との対比 ( 同一企業ベース ) ( 出所 : 当店 ) 6

7 6-1. 設備投資 ( 短観 ) 県内主要企業 工場の設備投資計画は 昨年度に非製造業を中心に二桁増となった後の216 年度も 前年を上回っている 中身をみると 被災した建屋の建て替えや設備の新規購入などに加え 能増案件や新規事業への進出も一部に予定されている この間 生産 営業用設備判断 DI( 同 ) をみると 建屋や機械設備などの被災に伴う供給能力の低下に加え 業種によっては復興需要にも直面していることから 不足 超幅が若干拡大した ( 全産業ベース :6 月短観 : 6 9 月短観 : 8) 先行き216 年 12 月にかけても 建設など非製造業を中心に一段と設備 不足 超幅の拡大が見込まれている ( 先行き : 全産業 11) 2 15 < 設備投資 業種別前年比寄与度 > 製造業非製造業前年度比 計 画 ( 注 ) リース会計対応ベース (% ポイント ) 2 15 < 生産 営業用設備判断 DI> 全産業製造業非製造業 予測 1 5 過剰 超 5 不足 超 ( 注 ) 生産 営業用設備判断とは 回答企業の生産 営業用設備の過不足についての判断 ( 1 過剰 2 適正 3 不足 ) 生産 営業用設備判断 DIは 1 過剰 と回答した社数の構成比から 3 不足 と回答した社数の構成比を差し引いたもの ( 出所 : 当店 ) 7

8 6-2. 設備投資 ( 建設投資 ) 企業の建設投資をみると 一部では被災設備や建屋の復旧需要が顕在化しつつあるものの 計画されている案件が目立って動き出すには なお時間を要する 8 月の建築着工床面積 ( 非居住用 民間 ) は 製造業を中心に 顕著に増加した (8 月 : 前年比 +86.1% 4-8 月 : 同 +38.5%) < 建築着工床面積 用途別前年比寄与度 ( 非居住用 民間 )> 農林水産業製造業教育 学習支援業卸売業 小売業医療 福祉その他非居住用 民間前年比非居住用計 ( 含む公共 ) 前年比 / / / < 建築着工床面積 ( 非居住用 ( 含む公共 ) 年度ベース )> 1,8 1,6 (k m2 ) ( 億円 ) 3,5 床面積工事予定額 ( 右目盛 ) 3, 農林水産業製造業教育 学習支援業卸売業 小売業医療 福祉その他非居住用計 6 4 1,4 2,5 1,2 2, 2 1, 1,5 8 1, ( 注 )215 年度の民間部門と公的部門のウエイトは 88:12 ( 出所 : 国土交通省 ) /4-8 月 4 8

9 7. 生産 生産面をみると 被災の影響がなお残るものの 操業再開や挽回生産に向け操業度を引き上げる動きが続くもとで 生産活動は引き続き持ち直している 7 月の鉱工業生産は そうした動きを反映して 前月から更に増加した (7 月 : 前月比 +2.6% 前年比 +2.1%) 今後も 挽回生産の継続に 復興関連やグローバル需要の増加に直面する企業での増産の動きも加わって 生産活動は回復すると見込まれる < 鉱工業生産指数 ( 季節調整済 )> (21 年 =1) 電気機械はん用機械等食料品輸送機械化学素材 ( 除く化学 ) その他前期比 ( 前期比 :%) / / / / / / / / 直近は7 月 15. 2,1 1,8 (21 年 =1) 累積指数 DI( 一致指数 ) 一致指数 (CI 右目盛 ) < 参考 : 景気動向指数 > ,5 25 1, / / / / / / /1 4 直近は6 月 ( 注 )CIは参考値 シャドー部分は景気後退期を示す ( 出所 : 熊本県 ) 9

10 8. 雇用 県内の労働需給は 復旧需要に直面する企業からの求人増を背景に タイトな状況が続いており 9 月短観が示唆する企業の人手不足感は非製造業を中心に一段と強まっている ( 雇用判断 DI< 全産業ベース>:6 月短観 17 9 月短観 25) ただし 被災により 操業度の低下や業績が悪化した先も残る中 雇用や所得面には その影響が引き続き及んでいる 8 月の熊本県の有効求人倍率は 建設業 などの旺盛な求人を背景に 既往ピークを更新した前月 (1.33 倍 ) と同水準となった < 有効求人倍率 ( 季節調整済 )> 1.6 ( 倍 ) 熊本 全国 直近は8 月 ( 出所 : 熊本労働局 厚生労働省 ) < 雇用者所得 ( 事業所規模 5 人以上 ) 前年比寄与度 > 常用労働者数 4. 名目賃金前年比 / / / / / ( 出所 : 熊本県 ) 15/ /

11 9. 消費者物価 8 月の消費者物価指数 ( 熊本市 生鮮食品を除く総合 ) の前年比は+.8% となり 前月から上昇率を高めた 内訳 ( 前年比 ) をみると エネルギーを中心に 光熱 水道 や 交通 通信 が引き続き下落した一方 生鮮食品を除く食料 や 被服及び履物 住居 などが上昇した 7 月から8 月にかけての前年比の変化は ( 同 +.5% +.8%) 被服及び履物 や 諸雑費 の前年比プラス幅が拡大したことなどが寄与した 4. < 消費者物価指数 ( 熊本市 生鮮食品を除く総合 ) 前年比 > 熊本市 3. 全国 直近は8 月 ( 注 )21 年 12 月までは 25 年基準 211 年 1 月 ~215 年 12 月は 21 年基準 216 年 1 月以降は 215 年基準 < 消費者物価指数 ( 熊本市 生鮮食品を除く総合 ) 前年比寄与度 > 生鮮食品を除く食料 住居 光熱 水道 家具 家事用品 被服及び履物 保健医療 交通 通信 教育 教養娯楽 諸雑費 生鮮食品を除く総合 / / / / / /12 16/ ( 注 )215 年 12 月までは 21 年基準 216 年 1 月以降は 215 年基準 ( 出所 : 熊本県 総務省 ) 11

12 1. 預金 貸出 貸出約定平均金利 8 月の預金 ( 実質預金 + 譲渡性預金 ) 動向をみると 引き続き個人預金 を中心に 高い伸びが続いている ( 前年比 +9.1%) 貸出も 個人向けは住宅ローン 消費者ローンともに引き続きしっかりと伸びたほか 法人向けも被災企業向けの運転資金を中心に伸びを高めたことから 前年比プラス幅が更に拡大した ( 同 +5.5%) この間 貸出約定平均金利 ( 総合 ストックベース ) は 1.34% と前月 (1.316%) から更に低下し 既往ボトムを更新した 1 8. 預金 < 預金 ( 実質預金 + 譲渡性預金 ) 貸出 前年比 > 貸出 直近は8 月 ( 注 1) 預金 貸出ともに末残ベース ( 注 2) 実質預金 = 表面預金 - 切手手形 2.8 < 貸出約定平均金利 ( 総合 ストックベース )> ( 出所 : 当店 ) 1. 15/ /1 4 7 直近は8 月 12

13 11. 企業倒産 8 月の企業倒産 ( 負債金額 1 百万円以上 ) をみると 件数 負債総額と もに引き続き低水準にとどまっている < 企業倒産 ( 負債金額 1 百万円以上 )> 1 ( 億円 ) ( 件 ) 2 負債総額倒産件数 ( 右目盛 ) / / / / / /1 4 7 直近は8 月 < 企業倒産 ( 負債金額 1 百万円以上 暦年半期ベース )> 3,5 ( 億円 ) ( 件 ) 14 負債総額件数 ( 右目盛 ) 3, 12 2,5 1 2, 8 1,5 6 1, / 上 92/ 上 95/ 上 98/ 上 1/ 上 4/ 上 7/ 上 1/ 上 13/ 上 16/ 上 ( 出所 : 東京商工リサーチ ) 以 上 13

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