RadiNET Pro Web Hosting 取扱説明書

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1 重要 ご使用前には必ずこの取扱説明書をよくお読みになり 正しくお使いください

2 本書について 本書は RadiNET Pro Web Hostingに接続するための RadiNET Pro Gateway RadiCSのインストール / 設定を解説したものです 本書およびRadiNET Proの取扱説明書をよくお読みになり 正しく構築 / 運用をおこなってください システム概要編 (P.5) セットアップ編 (P.12) メンテナンス編 (P.115) 参考編 (P.126) 第 1 章はじめに (P.6) 第 2 章組織について (P.8) 第 3 章ネットワーク環境について (P.10) 第 4 章管理コンピュータについて (P.13) 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ (P.15) 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) (P.40) 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) (P.67) 第 8 章 Gateway コンピュータの管理 (P.116) 第 9 章ログについて (P.121) 第 10 章セキュリティについて (P.127) 第 11 章ライセンスについて (P.129) 第 12 章その他 (P.133) 第 13 章モニターを追加導入する場合 (P.137) 1. 本書の著作権は株式会社ナナオに帰属します 本書の一部あるいは全部を株式会社ナナオからの事前の許諾を得ることなく転載することは固くお断りします 2. 本書の内容について 将来予告なしに変更することがあります 3. 本書の内容については 万全を期して作成しましたが 万一誤り 記載もれなどお気づきの点がありましたら ご連絡ください 4. 本製品の使用を理由とする損害 逸失利益等の請求につきましては 上記にかかわらず いかなる責任も負いかねますので あらかじめご了承ください Microsoft Internet Explorer Windows Windows Vista Windows Server Internet Information Service(IIS) Active Directory.NET Frameworkは米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です FirefoxはMozilla Foundationの登録商標です EIZO EIZOロゴ RadiForce RadiNET RadiCSは株式会社ナナオの日本およびその他の国における登録商標です その他の各会社名 各製品名は 各社の商標または登録商標です 2 本書について

3 目次 表紙... 1 本書について... 2 目次... 3 システム概要編...5 第 1 章はじめに システムの概要 動作条件...7 RadiNET Pro Gateway 動作環境...7 管理コンピュータ動作環境...7 RadiNET Pro 管理モバイル端末動作環境...7 第 2 章組織について 組織の概要...8 組織とは 組織の種類によるRadiNET Pro Gateway 認証の違い...9 第 3 章ネットワーク環境について システムのネットワーク構成...10 HTTPS 通信 Socket 通信 システムの通信概要 インターネット回線について...11 セットアップ編...12 第 4 章管理コンピュータについて 管理コンピュータについて 管理コンソールの使用方法...13 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ インストールについて 仮想ユニットの準備 NET Framework のインストール RadiNET Pro Gateway のインストール Enterprise サーバーへの接続 問い合わせ間隔の変更 RadiNET Pro Gateway のポート番号設定 RadiCS Network Upgrade Software Serverのインストール RadiCS Network Upgrade Softwareのポート番号設定 Windowsファイアウォールの設定...34 Windows XP / Vista / Server 2003の場合 Windows 7 / Server 2008 / 2008 R2の場合 RadiCS Network Upgrade Software Server 動作確認...39 第 6 章 RadiCSコンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) RadiCS コンピュータセットアップ RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 RadiCS のインストール RadiCS Network Upgrade Softwareのインストール RadiCS Network Upgrade Software の設定 ローカルセキュリティポリシーの設定 Windowsファイアウォールの設定...57 Windows XP / Vistaの場合 Windows 7の場合 RadiNET Pro 接続設定 RadiCS Network Upgrade Softwareのサービス起動用ユーザー設定...64 第 7 章 RadiCSコンピュータのセットアップ ( ドメイン ) RadiCS コンピュータセットアップ ドメインへ 組織単位 (OU) を作成...69 Windows Server 2003 Windows Server 2008 共通 RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成...71 Windows Server 2003 Windows Server 2008 共通 組織単位(OU) へRadiCSコンピュータを登録...75 目次 3

4 Windows Server 2003 Windows Server 2008 共通 グループポリシーの設定...77 Windows Server 2003の場合 Windows Server 2008の場合 グループポリシーによるRadiCSコンピュータのWindowsファイアウォール設定...92 Windows Server 2003の場合 Windows Server 2008 / 2008 R2の場合 RadiCS のインストール RadiCS Network Upgrade Softwareのインストール RadiCS Network Upgrade Software の設定 RadiNET Pro 接続設定 患者情報 第 11 章ライセンスについて Gateway コンピュータに必要なライセンス SQL Server に必要なライセンス 第 12 章その他 モニターの組織間移動について 管理コンソールへのアクセス制限 Windows Server 2003の場合 Windows Server 2008の場合 第 13 章モニターを追加導入する場合 RadiCS コンピュータでの作業 RadiNET Pro サーバーでの作業 RadiCS Network Upgrade Softwareのサービス起動用ユーザー設定 メンテナンス編 第 8 章 Gateway コンピュータの管理 同時コネクション数の変更 Gateway コンピュータの交換方法 第 9 章ログについて Enterprise サーバーのリモート操作ログ Gateway コンピュータのリモート操作ログ RadiCS コンピュータのリモート操作ログ その他のログについて Enterpriseサーバーのシステムログ Gatewayコンピュータのシステムログ RadiCSコンピュータのエラーログ 参考編 第 10 章セキュリティについて システムのセキュリティ 利用者の識別 認証 機器の識別 認証 セキュアな通信路の確保 リモート操作ログの記録 目次

5 システム概要編 5

6 第 1 章 はじめに 1-1. システムの概要 RadiNET Pro Web Hostingシステムは ネットワークに接続した管理コンピュータからWebブラウザを用いてEnterpriseサーバーにアクセスし モニターの資産管理や品質管理をおこなうシステムです システム概要図 センター リモート管理者 管理コンピュータ Enterprise サーバー 管理コンピュータ ファイアウォール ファイアウォール インターネット 病院 管理コンピュータ ファイアウォール 病院 管理コンピュータ ファイアウォール Gateway コンピュータ Gateway コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ Enterprise サーバー : RadiNET Pro Enterprise をインストールしたサーバーです 当社が設置 管理します Gateway コンピュータ : RadiNET Pro Gateway をインストールしたコンピュータです RadiCS コンピュータ : RadiCS をインストールしたコンピュータです 管理コンピュータ : Enterprise サーバーの管理コンソールへ接続するコンピュータです 1. 管理コンピュータは Enterprise サーバーに接続し 管理コンソールでモニターの品質管理履歴を確認できます 2. 管理コンピュータの指示により Enterprise サーバーが RadiCS コンピュータに接続されたモニターを管理します 3. RadiCS コンピュータの各種試験結果 ( モニター管理履歴 ) は Enterprise サーバーへ送られ データベースに蓄積されます 6 第 1 章はじめに

7 1-2. 動作条件 RadiNET Pro Gateway 動作環境 ハードウェア CPU Pentium 4 3GHz 以上 Windows Server 2008 R2の場合は1.4GHz 以上のx64プロセッサが必要です ハードディスク 50GB 以上メモリー 1GB 以上 OS Windows XP Professional SP3(32bit) 1 2 Windows Vista SP2(32bit) 1 2 Windows 7 SP1 2 Windows Server 2003 R2 Standard Edition SP2(32bit) 1 3 Windows Server 2008 Standard SP2(32bit) 1 3 Windows Server 2008 R2 Standard SP1 3 ソフトウェア RadiNET Pro Gateway Ver NET Framework 4 4 Windows Installer セキュリティソフトウェア ウィルス対策機能 ファイアウォール機能その他通信機器適切な環境設備 ルーター ファイアウォール 1 64ビットOSはサポートしていません 2 Windows XP Windows Vista Windows 7を使用する場合には OSのライセンス条項をご確認の上ご使用ください 3 Microsoft Windows Server 2003 /2008を使用する場合には Microsoftライセンスに準拠したCALが必要です 詳細は 第 11 章ライセンスについて (P.129) を参照してください 4 別途提供します 管理コンピュータ動作環境 ハードウェア解像度 :1,280 x 1,024 以上色数 :24ビット以上ソフトウェア Internet Explorer 8.0, 9.0 Firefox 1 Adobe Reader 1 テストはリリース時の最新バージョンでおこなっています RadiNET Pro 管理モバイル端末動作環境 ハードウェア解像度 :320 x 480 以上ソフトウェア以下のOSの標準ブラウザ 1 Apple ios 5.0 Android Android 3.1 Android 端末によっては一部レイアウトの崩れが生じる場合があります 参考 RadiCSコンピュータ動作環境 対応センサー 対応規格につきましては RadiCS CD-ROM 内の RadiCS 取扱説明書 を参照してください 対応モニターにつきましては 当社 Webサイトでご確認ください 第 1 章 はじめに 7

8 第 2 章 組織について 2-1. 組織の概要 このシステムは複数の医療施設を管理するため 組織 を作成し それらをグルーピング 階層化することができます ここでは 組織 のこのシステムにおける役割とGatewayコンピュータとの関係について説明します 組織とは Root 1 階層目 病院グループ A ヨーロッパ 2 階層目 ドイツ 3 階層目 施設 A 施設 B 施設 C RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ 4 階層目 施設 D 施設 E RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ RadiCS コンピュータ : 仮想ユニット : 施設 組織 とは Gateway コンピュータを管理する枠組みのことです 組織 の種類は 施設 と 仮想ユニット の 2 つです -- 施設 :1 医療施設を示します -- 仮想ユニット : 施設をグルーピングするために使用します 組織は最大 5 階層まで構成できます 最上位には仮想ユニット Root が 1 つだけ存在します RadiNET Pro Web Hostingでは Root は設定できません 8 第 2 章組織について

9 2-2. 組織の種類による RadiNET Pro Gateway 認証の違い 組織には認証パスワードを設定します RadiNET Pro Gatewayを導入する際に指定する認証パスワードによって 結び付けられる組織が決定します 組織は 施設 と 仮想ユニット の2つに分類され 下記のように認証方式が異なります 施設の認証パスワードを使用する場合 Gatewayコンピュータを 施設 の認証パスワードで認証する場合 施設とGatewayコンピュータは1 対 1で結びつきます 施設 認証要求 Gateway コンピュータ 施設 認証 Gateway コンピュータ 仮想ユニットの認証パスワードを使用する場合 仮想ユニット Gatewayコンピュータを 仮想ユニット の認証パスワードで認証する場合 認証した仮想ユニットの下層に施設が作成され その施設と Gatewayコンピュータが結びつきます 仮想ユニット 認証要求 Gateway コンピュータ 1. 作成 2. 認証 Gateway コンピュータ 注意点 このシステムでは モニターを < 所属するGatewayコンピュータ> + メーカー + モデル + シリアル番号 で識別します モニターを現在所属するGatewayコンピュータ ( 旧 Gatewayコンピュータとする ) とは異なるGateway コンピュータ ( 新 Gatewayコンピュータとする ) に移動させた場合 新 Gatewayコンピュータに所属しているモニターと 旧 Gatewayコンピュータに所属していたモニターは 異なるモニターと判断されます そのため 旧 Gatewayコンピュータでのモニター管理履歴は引き継がれません 管理履歴を引き継ぐには 8-2. Gatewayコンピュータの交換方法 (P.118) を参照ください 第 2 章 組織について 9

10 第 3 章 ネットワーク環境について 3-1. システムのネットワーク構成 このシステムでは 次の通信が使用されています インターネット HTTPS (443) Socket 通信 (3050/3051) サーバー証明書 Enterpriseサーバー ファイアウォール ファイアウォール Gateway コンピュータ RadiCS コンピュータ HTTPS (443) 通信方向は矢印の向き ファイアウォール 管理コンピュータ HTTPS 通信 EnterpriseサーバーとGatewayコンピュータの間の通信およびEnterpriseサーバーと管理コンピュータの間の通信に使用されています サーバー証明書を用いたSSLによりデータを暗号化し通信をおこないます この通信ではポート443(TCP) を使用します Gatewayコンピュータを設置する際には インターネット方向へのポート443(TCP) の通信だけを許可します 参考証明書の種類 1. パブリック認証局から発行された証明書第三者機関のパブリック認証局から発行された証明書 パブリック認証局のルート証明書はあらかじめ OSに登録されています 2. プライベート認証局から発行された証明書 Windows Server 2003 / 2008 上で証明機関を構築し 独自の証明書を発行することができます この場合は Enterpriseサーバー Gatewayコンピュータ 管理コンピュータにCA 証明書をインポートする必要があります Socket 通信 RadiCSコンピュータとGatewayコンピュータの間の通信に使用されています この通信では RadiCSコンピュータとGatewayコンピュータの待ち受けポートは3050(TCP) と3051(TCP) です 3050(TCP) はRadiCS/RadiNET Pro Gatewayで使用します 3051(TCP) はRadiCS Network Upgrade Softwareで使用します RadiCSコンピュータとGatewayコンピュータを1 台のコンピュータにインストールする場合は 待ち受けポートが重ならないようにするためにポートの変更が必要です 10 第 3 章ネットワーク環境について

11 3-2. システムの通信概要 このシステムで 通信が発生する主なタイミングは次のとおりです 1. Enterprise サーバー Gateway コンピュータ Gateway コンピュータから Enterprise サーバーに リモート制御要求や設定変更がないか定期的 ( 既定値 :20 分ごと ) に問い合わせます また 手動で問い合わせることもできます 2. Gatewayコンピュータ RadiCSコンピュータ RadiCSコンピュータで設定情報のダウンロード / アップロードや履歴データの送信などEnterpriseサーバーに対して通信の必要があるときに通信が発生します 3. RadiCSコンピュータ Gatewayコンピュータ 1の通信でEnterpriseサーバーからの制御要求や設定変更があった場合に通信が発生します 3-3. インターネット回線について このシステムでは EnterpriseサーバーとGatewayコンピュータはインターネット回線を通して接続することになります 回線を選択するときに 次のデータを参考にしてください 参考 Enterpriseサーバー -Gatewayコンピュータ間の通信データ量 送信データサイズ大 ( 数 MB ~ 30MB 程度 ) -- RadiCS 更新ファイル RadiCSをネットワークアップグレードするときに必要な更新ファイルです -- パターンチェック用画像独自のパターンチェック画像を使用する場合の画像ファイルです データサイズは大きいですが 上記のデータは日常運用では発生しません 送信データサイズ小 ( 数 KB ~ 数十 KB 程度 ) -- 日常運用でのデータファイルの送受信 RadiCSコンピュータの設定情報や モニターの試験結果の送受信に使用されるファイルです データサイズは小さいですが 毎日発生します 第 3 章 ネットワーク環境について 11

12 セットアップ編 12

13 第 4 章 管理コンピュータについて 4-1. 管理コンピュータについて 管理コンピュータは Internet Explorerを使用してこのシステムの管理コンソールにアクセスすることができます 4-2. 管理コンソールの使用方法 1. 管理コンピュータで Internet Explorer を起動します 2. URLにアクセスします RadiNET Pro Enterprise の場合 : ドメイン名 /RadiNETPro/ RadiNET Pro Web Hosting の場合 : 登録証に記載の URL 3. ログイン画面が表示されます ユーザー名とパスワードを入力して [ ログイン ] をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 ユーザー :Administrator パスワード :Password00 RadiNET Pro Web Hosting の場合登録証に記載のユーザー パスワード 第 4 章 管理コンピュータについて 13

14 管理コンピュータのブラウザ設定 管理コンピュータのブラウザ設定が次のようになっている必要があります [ インターネットオプション ] - [ セキュリティ ] - [ インターネット ] - [ レベルのカスタマイズ ] ー [ アクティブスクリプト ] 有効にする [ アクティブスクリプト ] で 無効にする が選択されている場合 管理コンソールのトップページで 設定 をクリックしたときにプルダウンメニューが表示されません [ インターネットオプション ] - [ セキュリティ ] - [ インターネット ] - [ レベルのカスタマイズ ] ー [ アクティブスクリプト ] 有効にする の場合 無効にする の場合 14 第 4 章管理コンピュータについて

15 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 5-1. インストールについて 病院内に多数の RadiCS コンピュータが設置される場合 RadiNET Pro Gateway 専用に 1 台のコンピュータを用意します 管理コンピュータ RadiCS ファイアウォール インターネット RadiCS RadiCS RadiNET Pro Gateway 病院内に 1~3 台程度の RadiCS コンピュータを設置する場合 RadiCSコンピュータが1~3 台など数が少ない場合 各 RadiCSコンピュータにRadiNET Pro Gatewayをインストールすることができます 注意点 RadiCSコンピュータにインストールする場合 RadiNET Pro GatewayとRadiCSが使用するポートが重複するため ポート番号を変更する必要があります 詳細は 5-7. RadiNET Pro Gatewayのポート番号設定 (P.28) 6-8. RadiNET Pro 接続設定 (P.61) RadiNET Pro 接続設定 (P.109) を参照してください GatewayコンピュータのOSに Windows XP Windows Vista Windows 7 を使用する際には OSのライセンス条項をご確認の上ご使用ください Gatewayコンピュータがスリープしてしまう場合はRadiNET Pro Gatewayが正常に動作しない可能性があります RadiNET Pro GatewayをインストールするコンピュータはWindowsのスリープ設定を確認の上 コンピュータがスリープしないように設定してください RadiCS RadiNET Pro Gateway ファイアウォール インターネット 管理コンピュータ 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 15

16 5-2. 仮想ユニットの準備 注意点 RadiNET Pro Web Hostingでは 仮想ユニットを準備する必要はありません GatewayコンピュータがEnterpriseサーバーに接続するための仮想ユニットを準備します 仮想ユニットの準備は 管理コンピュータでおこないます 操作手順 1. 管理コンピュータから 管理コンソールにログインします 管理コンソール URL: ドメイン名 /RadiNETPro/ インストール時のユーザー :Administrator ユーザーのパスワード :Password00 2. 管理コンソールのメニューバーで [ 設定 ]-[ 組織 ] をクリックします 3. 組織 画面が表示されます 左下の [ 変更 ] ボタンをクリックします 16 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

17 4. 変更画面が表示されます 認証パスワード の 有効 を選択し 入力欄にパスワードを入力します 設定後 [ 保存 ] をクリックします 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 17

18 5-3..NET Framework のインストール 参考 RadiNET Pro Web Hosting の場合.NET Framework V4.0 がインストールされていなければ 5-4. RadiNET Pro Gateway のインストール (P.20) もしくは 5-8. RadiCS Network Upgrade Software Server のインストール (P.30) を実行すると Microsoft.NET Framework 4 セットアップ 画面が自動的に表示されます 操作手順 1. セットアップ画面を表示します RadiNET Pro Enterpriseの場合 : RadiNET Pro Enterprise CD-ROM をドライブに挿入します 2..NET Framework V4.0 をインストール をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 3. Microsoft.NET Framework 4 セットアップ 画面が表示されます 同意する を選択し [ インストール ] をクリックします 18 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

19 4. インストールが完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 19

20 5-4. RadiNET Pro Gateway のインストール 操作手順 1. セットアップ画面を表示します RadiNET Pro Enterpriseの場合 : RadiNET Pro Enterprise CD-ROM をドライブに挿入します RadiNET Pro Web Hostingの場合 : 提供されたZIPファイルを解凍して 実行します 2. RadiNET Pro Gatewayをインストール をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 RadiNET Pro Web Hosting の場合 20 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

21 3. セットアップ言語の選択 画面が表示されます 適切な言語を選択し [OK] をクリックします 4. RadiNET Pro Gateway - InstallShield Wizard 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 21

22 5. ユーザー情報 画面が表示されます ユーザー名 所属 を確認し [ 次へ ] をクリックします 6. パスワード設定 画面が表示されます パスワードの設定をおこない [ 次へ ] をクリックします パスワードを変更しない場合 パスワードは "GwPassword" になります 7. インストール先のフォルダ 画面が表示されます インストール先を変更する場合 [ 変更...] をクリックします 設定後 [ 次へ ] をクリックします [ 変更...] をクリックした場合 インストール先フォルダの変更 画面が開きます インストール場所を設定し [OK] をクリックします 22 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

23 8. プログラムをインストールする準備ができました 画面が表示されます [ インストール ] をクリックします 9. InstallShield ウィザードを完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 注意点 RadiNET Pro Gatewayの設定をおこなう を選択し [ 完了 ] をクリックした場合 RadiNET Pro Gateway が起動します Windowsの [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiNET Pro Gateway] から RadiNET Pro Gateway を起動できます 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 23

24 5-5. Enterprise サーバーへの接続 RadiNET Pro Enterprise 接続ウィザード を使用したEnterpriseサーバーへの接続方法を説明します RadiNET Pro Enterprise 接続ウィザード はRadiNET Pro Gateweyのインストール後 または Windowsの [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiNET Pro Gateway] から起動することができます 操作手順 1. RadiNET Pro Gatewayインストールから引き続きRadiNET Pro Enterprise 接続ウィザードを実行すると パスワード入力 画面が表示されます RadiNET Pro Gatewayインストール時に設定したパスワードを入力します 初期パスワード :GwPassword 2. 認証 画面が表示されます Enterpriseサーバーアドレス 認証パスワード を入力し [ 次へ ] をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 Enterprise サーバーアドレス : RadiNET Pro Enterprise がインストールされているサーバーの サーバー証明書のドメイン名 を入力します 認証パスワード : Gateway コンピュータを関連付けたい組織のパスワードを入力します 組織は管理コンソールで設定します 詳細は 5-2. 仮想ユニットの準備 (P.16) を参照してください RadiNET Pro Web Hosting の場合 Enterpriseサーバーアドレス : 登録証に記載されている Enterprise サーバーアドレスを入力します 認証パスワード : 登録証に記載されている認証パスワードを入力します 24 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

25 3. Gateway 設定 画面が表示されます 組織名 Gateway 情報 ( 任意 ) サーバーからの通信 ユーザー定義パターン の設定をおこない [ 次へ ] をクリックします 注意点 RadiNET Pro Web Hostingでは 組織名 の設定は不要です 4. Gateway コンピュータが Enterprise サーバーに接続されました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 5. 管理コンソール上で Gateway コンピュータが追加されていることが確認できます 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 25

26 5-6. 問い合わせ間隔の変更 GatewayコンピュータがEnterpriseサーバーに 実行予定のリモート操作を問い合わせる間隔を変更することができます ここでは 問い合わせ間隔の変更方法について説明します 注意点 問い合わせ間隔を短くすることで Enterpriseサーバーでおこなわれたリモート操作がRadiCSコンピュータに反映されるまでの処理時間が短くなります 問い合わせ間隔の最小値は 1 最大値は 1440 です 操作手順 1. Windows の [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiNET Pro Gateway] を選択します 2. パスワード入力 画面が表示されます パスワードを入力し [OK] をクリックします 3. RadiNET Pro Gateway 画面が表示されます 全般 タブを選択し Gateway 設定 にある [ 設定 ] をクリックします 26 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

27 4. Gateway 設定 画面が表示されます 問い合わせ間隔 ( 分 ) を設定し [OK] をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 : 任意の数値 ( 分 ) RadiNET Pro Web Hosting の場合 :1 分 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 27

28 5-7. RadiNET Pro Gateway のポート番号設定 RadiNET Pro GatewayとRadiCSを同一のコンピュータにインストールする場合に サーバー側のポート番号 と クライアント側のポート番号 を異なるポート番号に変更する必要があります RadiNET Pro Gatewayでポート番号の変更をおこなった場合は RadiCSでもポート番号の変更をおこなう必要があります RadiCSでの変更方法は 6-8. RadiNET Pro 接続設定 (P.61) または RadiNET Pro 接続設定 (P.109) を参照してください 操作手順 1. Windows の [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiNET Pro Gateway] を起動します 2. パスワード入力 画面が表示されます パスワードを入力し [OK] をクリックします 3. RadiCS 通信 タブの [ 設定 ] をクリックします 28 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

29 4. ポート番号設定 画面が表示されます 各項目を設定します [OK] をクリックします 同じポート番号を使用する : RadiNET Pro Gateway と RadiCS を同一のコンピュータにインストールする場合はこのチェックを外します サーバー側ポート番号 : RadiNET Pro Gateway 側の待ち受けポートです ( クライアント側ポート番号と異なるポート番号にします ) クライアント側ポート番号 : RadiCS 側の待ち受けポートです ( サーバー側ポート番号と異なるポート番号にします ) 注意点 RadiNET Pro Gatewayのポート番号を変更した際は Windowsファイアウォールの設定にて同じポート番号を例外に設定する必要があります 詳細は Windowsファイアウォールの設定 (P.34) を参照してください 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 29

30 5-8. RadiCS Network Upgrade Software Server のインストール 操作手順 1. セットアップ画面を表示します RadiNET Pro Enterpriseの場合 : RadiNET Pro Enterprise CD-ROM をドライブに挿入します RadiNET Pro Web Hostingの場合 : 提供されたZIPファイルを解凍して 実行します 2. RadiCS Network Upgrade Software Serverをインストール をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 RadiNET Pro Web Hosting の場合 30 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

31 3. セットアップ言語の選択 画面が表示されます 適切な言語を選択し [OK] をクリックします 4. RadiCS Network Upgrade Software Server - InstallShield Wizard 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 5. ユーザー情報 画面が表示されます ユーザー名 所属 を入力し このコンピュータを使用するすべてのユーザー を選択します [ 次へ ] をクリックします 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 31

32 6. インストール先のフォルダ 画面が表示されます [ 変更...] をクリックすると インストール先フォルダの変更 画面が表示されます インストール場所を設定し [ 次へ ] をクリックします 7. プログラムをインストールする準備ができました 画面が表示されます [ インストール ] をクリックします 8. InstallShield ウィザードを完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 32 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

33 5-9. RadiCS Network Upgrade Software のポート番号設定 RadiNET Pro GatewayとRadiCSを同一のコンピュータにインストールする場合に サーバー側のポート番号 と クライアント側のポート番号 を異なるポート番号に変更する必要があります 操作手順 1. Windows の [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiCS Network Upgrade Software] をクリックします 2. [ 設定 ] をクリックします 3. 設定 画面が表示されます 各項目を設定します [OK] をクリックします 同じポート番号を使用する : RadiNET Pro Gateway と RadiCS で同じポート番号を使用する場合にチェックします RadiNET Pro Gateway と RadiCS を同一のコンピュータにインストールする場合はこのチェックをはずします サーバー側ポート番号 :RadiNET Pro Gateway 側の待ち受けポートです クライアント側ポート番号 :RadiCS 側の待ち受けポートです 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 33

34 5-10. Windows ファイアウォールの設定 Gatewayコンピュータで Windowsファイアウォール が有効である場合は RadiNET Pro Gatewayのインストール時にWindowsファイアウォールの設定が自動的におこなわれます Windowsファイアウォール を手動で設定する必要がある場合は ポートの通信許可 をおこないます ポートの通信許可 Windows XP / Vista / Server 2003の場合 操作手順 1. Windows の [ コントロールパネル ] から [Windows ファイアウォール ] を起動します 2. Windows ファイアウォール 画面が表示されます 例外 タブをクリックします [ ポートの追加...] をクリックします 3. ポートの編集 画面が表示されます 次の内容を入力し [OK] をクリックします 名前 :GatewayClientPort ポート番号 : 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

35 4. 再度 [ ポートの追加...] をクリックします 5. ポートの編集 画面が表示されます 次の内容を入力し [OK] をクリックします 名前 :GatewayServerPort ポート番号 :3060 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 35

36 Windows 7 / Server 2008 / 2008 R2の場合 操作手順 1. 管理ツール から セキュリティが強化された Windows ファイアウォール を起動します 左ペインの 受信の規則 をクリックします 2. 右ペインの 新しい規則 をクリックします 3. 規則の種類 画面が表示されます ポート を選択し [ 次へ ] をクリックします 36 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

37 4. プロトコルおよびポート 画面が表示されます 特定のローカルポート に 3050 と入力します [ 次へ ] をクリックします 5. 操作 画面が表示されます 接続を許可する を選択し [ 次へ ] をクリックします 6. プロファイル 画面が表示されます すべて選択し [ 次へ ] をクリックします 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 37

38 7. 名前 画面が表示されます 名前 に GatewayClientPort と入力します [ 完了 ] をクリックします 8. 同様の手順で 次の内容を登録します 名前 :GatewayServerPort ポート番号 : 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ

39 5-11. RadiCS Network Upgrade Software Server 動作確認 すべての RadiCS コンピュータのセットアップ完了後におこないます 操作手順 1. Windows の [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiCS Network Upgrade Software] を起動します [ ファイル配信 ] をクリックします 2. RadiCS 更新 画面が表示されます セットアップをおこなったすべての RadiCS コンピュータが一覧にあるか確認します 参考 RadiCSコンピュータのネットワークアップグレード方法は RadiCS Network Upgrade Software 取扱説明書 を参照してください 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ 39

40 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) Windowsが形成するネットワークにはワークグループとドメインがあります どちらのネットワークに参加するかによって RadiCSコンピュータの設定方法が異なりますので注意が必要です ドメイン環境でご使用になる場合には 第 7 章 RadiCSコンピュータのセットアップ ( ドメイン ) (P.67) を参照してください ワークグループそれぞれのコンピュータでユーザーの管理 リソース ( ファイルやフォルダ プリンタなど ) の管理をおこないます 各コンピュータでユーザー管理やリソース管理をおこないますので 利用するコンピュータごとにユーザーの管理が必要になります 小規模のネットワーク形成に向いています RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) の流れは次のとおりです 6-1. RadiCS コンピュータセットアップ (P.41) 6-2. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.42) 6-3. RadiCS のインストール (P.45) 6-4. RadiCS Network Upgrade Software のインストール (P.49) 6-5. RadiCS Network Upgrade Software の設定 (P.51) 6-6. ローカルセキュリティポリシーの設定 (P.54) Windows ファイアウォールの設定 (P.57) 6-8. RadiNET Pro 接続設定 (P.61) 6-9. RadiCS Network Upgrade Software のサービス起動用ユーザー設定 (P.64) 運用開始 RadiCS インストール時に Windows ファイアウォールが起動している場合 必要なプログラムへの通信許可設定がおこなわれます 手動で設定する場合 6-1. RadiCS コンピュータセットアップ (P.41) を参照してください 40 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

41 6-1. RadiCS コンピュータセットアップ 操作手順 1. RadiCS 動作環境条件に適合するコンピュータを用意します 2. グラフィックスカードに付属のインストールマニュアルに従い グラフィックスカードをコンピュータにインストールします 3. EIZO モニターとコンピュータを映像ケーブル 及び USB ケーブルで接続します 4. グラフィックスカードに付属のインストールマニュアルに従い グラフィックスカードのデバイスドライバをインストールします 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 41

42 6-2. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 ここではRadiCS Network Upgrade Software Serviceの起動用ユーザーを新しく作成する方法について説明します 注意点 RadiCS Network Upgrade Softwareサービス用ユーザーは "Administrator 権限 " が必要です ビルトインのAdministratorユーザーを使用できます 下記の操作は Administrator 権限を持つユーザー でおこなってください 操作手順 1. Windows の [ コントロールパネル ] から [ パフォーマンスとメンテナンス ]-[ 管理ツール ]-[ コンピュータの管理 ] を開きます 参考 Windows Vistaの場合 Windowsの [ コントロールパネル ] から [ システムとメンテナンス ]-[ 管理ツール ]-[ コンピュータの管理 ] を開きます Windows 7の場合 Windowsの [ コントロールパネル ] から [ システムとセキュリティ ]-[ 管理ツール ]-[ コンピューターの管理 ] を開きます 2. コンピュータの管理 画面が表示されます 左ペインの ローカルユーザーとグループ を展開します ユーザー を選択し 右クリック [ 新しいユーザー...] を実行します 42 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

43 3. 新しいユーザー 画面が表示されます 次の設定をおこない [ 作成 ] をクリックします ユーザー名 :RadiCS Network Upgrade Software Service の起動用ユーザーを入力します パスワード および パスワードの確認入力 : パスワードを入力します パスワードを無期限にする : 選択します 4. コンピュータの管理 画面に戻り 作成したユーザーを選択し 右クリック [ プロパティ ] を開きます 5. [ ユーザー名 ] のプロパティ 画面が表示されます 所属するグループ タブを開きます 6. 所属するグループ タブが表示されます [ 追加...] をクリックします 7. グループの選択 画面が表示されます [ 詳細設定 ] をクリックします 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 43

44 8. 詳細設定の画面が表示されます [ 今すぐ検索 ] をクリックします 9. 一覧より [Administrators] を選択し [OK] をクリックします 10. グループの選択 画面に戻ります [OK] をクリックします 11. [ ユーザー名 ] のプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 44 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

45 6-3. RadiCS のインストール RadiCS のインストールは Administrator 権限を持つユーザー でおこなってください 参考 Windows Installer Ver.3.1 が自動的にインストールされます 操作手順 1. コンピュータのドライブに RadiCS CD-ROM を挿入し RadiCS のインストールを開始します 2. EIZO RadiCS Setup 画面が表示されます RadiCS をインストール をクリックします 3. 再起動が求められます [ 再起動 ] をクリックします 参考 Windows Vista または Windows 7 では 再起動は求められません 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 45

46 4. Windows の再起動後 開いているファイル - セキュリティの警告 画面が表示される場合があります [ 実行 ] をクリックします 5. RadiCS - InstallShield Wizard 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 6. 使用許諾契約 画面が表示されます 使用許諾契約の条項に同意します を選択し [ 次へ ] をクリックします 7. パスワード設定 画面が表示されます パスワードの設定をおこない [ 次へ ] をクリックします パスワードを変更しない場合 パスワードは "password" になります 46 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

47 8. RadiCS 表示言語の選択 画面が表示されます 言語を選択して [OK] をクリックします 9. インストール先のフォルダ 画面が表示されます インストール先を変更する場合 [ 変更...] をクリックします 設定後 [ 次へ ] をクリックします [ 変更...] をクリックした場合 インストール先フォルダの変更 画面が開きます インストール場所を設定し [OK] をクリックします 10. プログラムをインストールする準備ができました 画面が表示されます [ インストール ] をクリックします 参考 Windows VistaまたはWindows 7では インストール中に Windows セキュリティ 画面が表示され X-Rite のデバイスソフトウェアをインストールするのか問われます その場合 [ インストール ] をクリックします 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 47

48 11. InstallShield ウィザードを完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 参考 EIZO RadiCS Setup 画面の 対応モニターを確認 をクリックすると 対応モニター 画面が表示されます 対応モニターのリストにご使用のモニターがない場合は モニターに付属しているEIZO LCDユーティリティディスク (CD-ROM) 内の RadiCS_MonitorFile_x.x.x.exe を実行します 48 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

49 6-4. RadiCS Network Upgrade Software のインストール 操作手順 1. コンピュータのドライブに RadiCS CD-ROM を挿入します 2. EIZO RadiCS Setup 画面が表示されます RadiCS Network Upgrade Software をインストール をクリックします 3. RadiCS Network Upgrade Software - InstallShield Wizard 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 49

50 4. プログラムをインストールする準備ができました 画面が表示されます [ インストール ] をクリックします 5. InstallShield ウィザードを完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 注意点 RadiCS Network Upgrade Softwareの設定を行う を選択し [ 完了 ] をクリックした場合 RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration が起動します RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration はWindowsの スタート - すべてのプログラム - EIZO - RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration から起動することができます 50 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

51 6-5. RadiCS Network Upgrade Software の設定 操作手順 RadiCS Network Upgrade Software のインストール (P.49) に引き続き設定をおこなうか または Windows の [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO] -[RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration] を起動します 2. RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration が起動します [ 設定 ] をクリックします 3. 通信ポートの設定画面が表示されます 通信ポートの変更が必要な場合 次の設定をおこない [ 次へ ] をクリックします 必要がなければ そのままの設定で [ 次へ ] をクリックします 同じポート番号を使用する : RadiNET Pro サーバー /Gateway コンピュータ (RadiCS Network Upgrade Software Server) RadiCS コンピュータ (RadiCS Network Upgrade Software Client) で同じポート番号を使用する場合に選択します ( 初期値は選択済み ) サーバー側ポート番号 : RadiCS Network Upgrade Software Server のポート番号を設定します クライアント側ポート番号 : RadiCS Network Upgrade Software Client のポート番号を設定します [ 同じポート番号を使用する ] を選択した場合 [ サーバー側ポート番号 ] と同じポート番号になります 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 51

52 4. RadiCS Network Upgrade Software サービス用ユーザーの設定画面が表示されます 次の設定をおこない [ 次へ ] をクリックします ユーザーアカウント : 6-2. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.42) で作成したユー ザーを入力します パスワード : ユーザーアカウントに入力したユーザーのパスワードを入力します ユーザーアカウントにサービスとしてログオンのポリシーを適用する : ローカルのユーザーアカウントを使用している場合 選択します ドメインのユーザーアカウントを使用している場合 選択を外します ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する : 6-2. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.42) でRadiCS のネットワークアップグレード専用のユーザーを作成した場合のみ 選択します 注意点 ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する を選択した場合 そのアカウントでログオンすることができなくなります ご使用中の管理者権限を持つユーザーに対して ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する を選択した場合 Windowsにログオンできなくなる恐れがあります 参考 ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する を選択して[ 次へ ] をクリックした場合 確認の画面が表示されます [ はい ] をクリックします ユーザーアカウントにサービスとしてログオンのポリシーを適用する を選択した場合 ローカルセキュリティポリシーの ローカルポリシー - ユーザー権利の割り当て - サービスとしてログオン にユーザーアカウントに入力されたユーザーが追加されます ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する を選択した場合 ローカルセキュリティポリシーの ローカルポリシー - ユーザー権利の割り当て - ローカルでログオンを拒否する にユーザーアカウントに入力されたユーザーが追加されます 52 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

53 5. 設定を完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 参考 ユーザーアカウント パスワード を間違えた場合にはエラーが表示されます 正しい ユーザーアカウント パスワード を再入力してください セキュリティポリシーの設定に関する詳細な情報については 6-6. ローカルセキュリティポリシーの設定 (P.54) を参照してください RadiCS Network Upgrade Software サービスに 起動用ユーザーを手動で設定する場合 6-9. RadiCS Network Upgrade Software のサービス起動用ユーザー設定 (P.64) を参照してください 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 53

54 6-6. ローカルセキュリティポリシーの設定 RadiCS Network Upgrade Software Service 起動用ユーザーに サービスとしてログオン 権限を与えます この権限を与えない場合 RadiCS Network Upgrade Software Serviceは起動できません 注意点 ここでの設定は RadiCS Network Upgrade Software Client Confituration で自動的におこなわれます 直接設定が必要な場合には次の操作手順に従い 設定をおこないます 操作手順 1. Windows の [ コントロールパネル ] から [ パフォーマンスとメンテナンス ]-[ 管理ツール ] を開き [ ローカルセキュリティポリシー ] を開きます 参考 Windows Vistaの場合 [ コントロールパネル ] から [ システムとメンテナンス ]-[ 管理ツール ] を開き [ ローカルセキュリティポリシー ] を開きます Windows 7の場合 [ コントロールパネル ] から [ システムとセキュリティ ]-[ 管理ツール ] を開き [ ローカルセキュリティポリシー ] を開きます 2. ローカルセキュリティ設定 画面が開きます 左ペインの ローカルポリシー - ユーザー権利の割り当て を展開します 3. ポリシーから サービスとしてログオン を選択し [ プロパティ ] を開きます 54 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

55 4. サービスとしてログオンのプロパティ 画面が開きます [ ユーザーまたはグループの追加...] をクリックします 5. ユーザーまたはグループの選択 画面が開きます [ 詳細設定...] をクリックします 6. 詳細設定の画面が表示されます [ 今すぐ検索 ] をクリックします 7. コンピュータのユーザーが一覧表示されます 作成した RadiCS Network Upgrade Software サービス用ユーザー を選択し [OK] をクリックします 8. サービスとしてログオンのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 55

56 参考 RadiCS Network Upgrade Software サービス用ユーザーを新しく作成した場合 ローカルでログオンを拒否する の設定することで サービス用ユーザーが対話的にログオンできないため セキュリティが向上します 次に設定方法を示します 1. Windowsの [ コントロールパネル ] から [ パフォーマンスとメンテナンス ]-[ 管理ツール ] を開き [ ローカルセキュリティポリシー ] を開きます 参考 * Windows Vistaの場合 [ コントロールパネル ] から [ システムとメンテナンス ]-[ 管理ツール ] を開き [ ローカルセキュリティポリシー ] を開きます * Windows 7の場合 [ コントロールパネル ] から [ システムとセキュリティ ]-[ 管理ツール ] を開き [ ローカルセキュリティポリシー ] を開きます 2. ローカルセキュリティ設定 画面を開きます 右ペインより ローカルでログオンを拒否する を選択し [ プロパティ ] を開きます 3. ローカルでログオンを拒否するのプロパティ 画面が開きます [ ユーザーまたはグループの追加...] をクリックします 4. ユーザーまたはグループの選択 画面が開きます [ 詳細設定...] をクリックします 5. [ 今すぐ検索 ] をクリックします 6. コンピュータのユーザーが一覧表示されます 6-2. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.42) で作成したユーザーを選択し [OK] をクリックします 7. ローカルでログオンを拒否するのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 56 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

57 6-7. Windows ファイアウォールの設定 Windowsファイアウォール を手動で設定する必要がある場合 プログラムの通信許可 をおこないます プログラムの通信許可 Windows XP / Vistaの場合 操作手順 1. Windows の [ コントロールパネル ] より [Windows ファイアウォール ] を開きます 2. Windows ファイアウォール 画面が表示されます 例外 タブをクリックします [ プログラムの追加...] をクリックします 3. プログラムの追加 画面が表示されます [ 参照...] をクリックし 次のプログラムを選択し パス を設定します javaw.exe ( 例 C:\Program Files\EIZO\RadiCS4\jre\bin\javaw.exe) 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 57

58 4. 再度 [ プログラムの追加...] をクリックします 5. プログラムの追加 画面が表示されます [ 参照...] をクリックし 次のプログラムを選択し パス を設定します RadiCSUpdateClientService.exe ( 例 C:\Program Files\EIZO\RadiCSUpgrade\ RadiCSUpdateClientService.exe) 58 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

59 Windows 7の場合 1. Windows の コントロールパネル より システムとセキュリティ - Windows ファイアウォール を開き [ 詳細設定 ] をクリックします 2. セキュリティが強化された Windows ファイアウォール 画面が表示されます 受信の規則 をクリックし 新しい規則 をクリックします 3. 規則の種類 画面が表示されます プログラム を選択し [ 次へ ] をクリックします 4. プログラム 画面が表示されます [ このプログラムのパス ] で次のプログラムを選択し [ 次へ ] をクリックします javaw.exe ( 例 C:\Program Files\EIZO\RadiCS4\jre\bin\javaw.exe) 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 59

60 5. 操作 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 6. プロファイル 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 7. 名前 画面が表示されます 名前を入力し [ 完了 ] をクリックします 60 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

61 6-8. RadiNET Pro 接続設定 注意点 RadiNET Pro が稼動してない環境では接続設定後 接続エラー が発生しますが設定は反映されます RadiNET Pro の稼動後 接続がおこなわれます (RadiNET Pro Web Hosting を除く ) ネットワーク上のセキュリティシステムが 通信を制限している場合があります その場合 通信が可能となるように設定が必要です RadiNET Pro の場合 : RadiNET Pro サーバー - RadiCS コンピュータ間で 双方向の通信が可能となっている必要があります RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hosting の場合 : Enterprise サーバー -Gateway コンピュータ - RadiCS コンピュータ間で 通信が可能となっている必要があります 操作手順 1. RadiCS コンピュータの [ スタート ] より [ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiCS] をクリックし RadiCS を起動します [ 詳細モード ] をクリックします 2. パスワード入力 画面が表示されます インストール時に設定したパスワードを入力し [OK] をクリックします RadiCS インストール時に変更していない場合は password に設定されています 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 61

62 3. 詳細モード が起動します その他 タブの [ 設定変更 ] を開きます 4. 設定変更 画面が表示されます RadiNET Pro をクリックします 次の項目を設定し [ 適用 ] をクリックします [RadiNET Pro を使用する ]: 選択します RadiNET Pro サーバーアドレス :RadiNET Pro サーバーのアドレスを入力します 1 サーバー側ポート番号 :RadiNET Pro サーバーのポート番号を設定します 2 クライアント側ポート番号 :RadiCS のポート番号を設定します 注意点 ポート番号の設定は RadiNET Pro サーバーの設定に合わせます 3 1 RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hosting の場合は Gateway コンピュータのアドレスを入力します 2 RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hostingの場合はGatewayコンピュータのポート番号を入力します 3 RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hostingの場合 ポート番号の設定はGatewayコンピュータの設定に合わせます 62 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

63 5. 接続が正常に完了すると RadiNET Pro サーバーに接続できました とメッセージが表示されます 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 63

64 6-9. RadiCS Network Upgrade Software のサービス起動用ユーザー設定 RadiCS Network Upgrade Software Setup Service に起動用ユーザーを設定します 注意点 ここでの設定は RadiCS Network Upgrade Software Client Confituration で自動的におこなうことができます 直接設定が必要な場合には次の操作手順に従い 設定をおこないます 操作手順 1. Windows の [ スタート ]-[ ファイル名を指定して実行 ] を選択 名前 欄に services.msc と入力し [OK] をクリックします 2. サービス 画面が表示されます 右ペインにサービスが一覧表示されます 64 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

65 3. RadiCS Network Upgrade Software Client Service を右クリックし [ プロパティ ] を開きます 4. RadiCS Network Upgrade Software Client Service のプロパティ 画面が表示されます 全般 タブ内の スタートアップの種類 で 自動 を選択します 設定後 [OK] をクリックします 5. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service を右クリックし [ プロパティ ] を開きます 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ ) 65

66 6. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service のプロパティ 画面が表示されます 全般 タブ内の スタートアップの種類 で 自動 を選択します 設定後 ログオン タブを開きます 7. ログオン タブ内の ログオン で アカウント を選択します 次の設定をおこない [OK] をクリックします アカウント : 6-2. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.42) または 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) で作成したユーザーを設定します パスワード : アカウントのパスワードを入力します パスワードの確認入力 : パスワードを再度入力します 8. アカウント... にサービスとしてログオンする権利が与えられました とメッセージが表示されます [OK] をクリックします 66 第 6 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ワークグループ )

67 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) ドメインドメインコントローラと呼ばれるサーバーがドメイン内のユーザー リソースを一元管理します ドメイン内のコンピュータを使用する場合 ドメインコントローラでユーザー管理がおこなわれますので 各コンピュータでユーザーの管理をおこなう必要はありません 大規模ネットワーク形成に向いています RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) の流れは次のとおりです 7-1. RadiCS コンピュータセットアップ (P.68) 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) 組織単位 (OU) へ RadiCS コンピュータを登録 (P.75) グループポリシーの設定 (P.77) グループポリシーによる RadiCS コンピュータの Windows ファイアウォール設定 (P.92) RadiCS のインストール (P.100) 7-8. RadiCS Network Upgrade Software のインストール (P.104) 7-9. RadiCS Network Upgrade Software の設定 (P.106) RadiNET Pro 接続設定 (P.109) RadiCS Network Upgrade Software のサービス起動用ユーザー設定 (P.112) 運用開始 1 ドメインサーバーでおこないます 2 RadiCS インストール時に Windows ファイアウォールが起動している場合 必要なプログラムへの通信許可設定がおこなわれます 手動で設定する場合 7-6. グループポリシーによる RadiCS コンピュータの Windows ファイアウォール設定 (P.92) を参照してください 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 67

68 7-1. RadiCS コンピュータセットアップ 操作手順 1. RadiCS 動作環境条件に適合するコンピュータを用意します 2. グラフィックスカードに付属のインストールマニュアルに従い グラフィックスカードをコンピュータにインストールします 3. EIZO モニターとコンピュータを映像ケーブル 及び USB ケーブルで接続します 4. グラフィックスカードに付属のインストールマニュアルに従い グラフィックスカードのデバイスドライバをインストールします 68 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

69 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 RadiNET Pro サーバーと RadiCS コンピュータが通信するために グループポリシーの設定 Windows ファイアウォールの設定 が必要になります これらの設定を RadiCS コンピュータを対象としておこなうために 組織単位 (OU) の作成をおこないます 複数台の RadiCS コンピュータをドメインで管理するためには 組織単位 (OU) を作成し その中に RadiCS コンピュータを登録します セキュリティポリシーの設定や Windows ファイアウォールの設定は 組織単位 (OU) におこないます Windows Server 2003 Windows Server 2008 共通 操作手順 1. Windows の [ 管理ツール ] から [Active Directory ユーザーとコンピュータ ] を開きます 2. 左ペインのドメインを選択し 右クリックします [ 新規作成 ]-[ 組織単位 (OU)] を実行します 3. 新しいオブジェクト - 組織単位 (OU) 画面が開きます 名前 に 組織単位 (OU) の名称を入力し [OK] をクリックします 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 69

70 4. Active Directory ユーザーとコンピュータ 画面に戻ります 左ペインに作成した 組織単位 (OU) が表示されます 70 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

71 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 注意点 この作業の前に 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) を完了してください ドメインユーザーを作成し "Domain Admins" グループに所属させます 事前に 専用のユーザーを作成する旨をシステム管理者へ説明しておく必要があります Windows Server 2003 Windows Server 2008 共通 操作手順 1. Windows の [ 管理ツール ] から [Active Directory ユーザーとコンピュータ ] を開きます ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) を選択し 右クリック [ 新規作成 ]-[ ユーザー ] を実行します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 71

72 3. 新しいオブジェクト - ユーザー 画面が開きます 次の項目を設定し [ 次へ ] をクリックします 姓 : ユーザー名を入力します ユーザーログオン名 : ユーザーがログオンする際に使用するログオン名を入力します 4. パスワードの設定画面が表示されます 次の項目を設定し [ 次へ ] をクリックします パスワード : ユーザーがログオンに使用するパスワードを入力します パスワードの確認入力 : パスワード をもう一度入力します ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要 : チェック無し ユーザーはパスワードを変更できない : チェック無し パスワードを無期限にする : チェックあり アカウントは無効 : チェック無し 72 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

73 参考 Windows のポリシーによりパスワードに複雑さを求められる場合があります ポリシーに適合しないパスワードを設定した場合 5. で [ 完了 ] をクリックした際に エラー が表示されます その場合にはパスワード設定画面に戻り 適切なパスワードを設定します Windows のパスワードポリシー ユーザーのアカウント名 または フルネームのかなりの部分を使用しない 長さは 6 文字以上にする 次の 4 つのカテゴリのうち 3 つから文字を使う - 英大文字 (A~Z) - 英小文字 (a~z) - 10 進数の数字 (0~9) - アルファベット以外の文字 (! $ # % など ) 5. 設定確認画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 6. Active Directory ユーザーとコンピュータ 画面に戻ります 右ペインに 作成したユーザーが表示されます 作成したユーザーを選択し 右クリック [ グループに追加...] を実行します 7. グループの選択 画面が表示されます [ 詳細設定...] をクリックします 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 73

74 8. 検索画面に切り替わります [ 今すぐ検索 ] をクリックします 9. 検索結果 に ユーザー名 と グループ名 が表示されます Domain Admins を選択し [OK] をクリックします 10. グループの選択 画面に戻ります [OK] をクリックします 11. [ グループに追加 ] 操作が完了しました とメッセージが表示されます [OK] をクリックします 74 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

75 7-4. 組織単位 (OU) へ RadiCS コンピュータを登録 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) にRadiCSコンピュータを登録します Windows Server 2003 Windows Server 2008 共通 操作手順 1. Windows の [ 管理ツール ] から [Active Directory ユーザーとコンピュータ ] を開きます 2. 左ペインのドメインを展開し Computers を選択します 右ペインに ドメインに参加しているコンピュータが表示されます 3. 右ペインのコンピュータから RadiCS コンピュータを選択し 右クリック [ 移動...] を実行します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 75

76 4. 移動 画面が表示されます 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) を選択し [OK] をクリックします 5. Active Directory ユーザーとコンピュータ 画面に戻ります 左ペインより 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) を選択します 右ペインに移動した RadiCS コンピュータが表示されます 同様に すべての RadiCS コンピュータを 組織単位 (OU) に登録します 76 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

77 7-5. グループポリシーの設定 ドメインコントローラに Windows Server 2008 をご使用の場合は Windows Server 2008 の場合 (P.85) を参照してください 注意点 サービスが動作するコンピュータに サービスとしてログオン 権限を与えます この権限を与えない場合 RadiCS Network Upgrade Software サービスは起動できません サービスが動作するコンピュータに ローカルでログオンを拒否する を設定します この設定により 作成した ドメインユーザー による Windows ログオンを不可能にします Windows Server 2003の場合 操作手順 1. Windows の [ 管理ツール ] から [Active Directory ユーザーとコンピュータ ] を開きます 2. 左ペインのドメインを展開します 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 77

78 3. プロパティ 画面が表示されます グループポリシー タブをクリックします 4. グループポリシー タブが開きます [ 新規 ] をクリックします 5. 一覧に 新しいグループポリシーオブジェクト が表示されます 適切な名前に変更します 78 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

79 6. 作成した グループポリシーオブジェクト を選択し [ 編集 ] をクリックします 7. グループポリシーオブジェクトエディタ 画面が表示されます 8. 左ペインより コンピュータの構成 - Windows の設定 - セキュリティ設定 - ローカルポリシー - ユーザー権利の割り当て と展開します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 79

80 9. 右ペインより サービスとしてログオン を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 10. サービスとしてログオンのプロパティ 画面が表示されます これらのポリシーの設定を定義する にチェックし [ ユーザーまたはグループの追加...] をクリックします 11. ユーザーまたはグループの追加 画面が表示されます [ 参照...] をクリックします 12. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面が表示されます [ 詳細設定...] をクリックします 80 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

81 13. 検索画面に切り替わります [ 今すぐ検索 ] をクリックします 14. 検索結果 に ユーザー名 と グループ名 が表示されます 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) で作成したユーザーを選択し [OK] をクリックします 15. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面に戻りますので [OK] をクリックします 16. ユーザーまたはグループの追加 画面に戻ります [OK] をクリックします 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 81

82 17. サービスとしてログオンのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 18. グループポリシーオブジェクトエディタ 画面に戻ります 右ペインより ローカルでログオンを拒否する を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 82 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

83 19. ローカルでログオンを拒否するのプロパティ 画面が表示されます これらのポリシーの設定を定義する にチェックし [ ユーザーまたはグループの追加...] をクリックします 20. ユーザーまたはグループの追加 画面が表示されます [ 参照...] をクリックします 21. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面が表示されます [ 詳細設定...] をクリックします 22. 検索画面に切り替わります [ 今すぐ検索 ] をクリックします 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 83

84 23. 検索結果 に ユーザー名 と グループ名 が表示されます 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) で作成したユーザーを選択し [OK] をクリックします 24. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面に戻ります [OK] をクリックします 25. ユーザーまたはグループの追加 画面に戻ります [OK] をクリックします 26. ローカルでログオンを拒否するのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 84 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

85 Windows Server 2008の場合 操作手順 1. Windows の [ 管理ツール ] から [ グループポリシーの管理 ] を開きます 2. 左ペインのドメインを展開します 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) を選択し 右クリック [ このドメインに GPO を作成し このコンテナにリンクする ] を実行します 3. 新しい GPO 画面が表示されます 適切な名前を入力します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 85

86 4. グループポリシーオブジェクトが作成されます 5. 作成したグループポリシーオブジェクト上で右クリックし [ 編集 ] を実行します 6. グループポリシー管理エディタ 画面が表示されます 86 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

87 7. 左ペインより コンピュータの構成 - ポリシー ー. Windows の設定 - セキュリティの設定 - ローカルポリシー -. ユーザー権利の割り当て と展開します 8. 右ペインより サービスとしてログオン を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 9. サービスとしてログオンのプロパティ 画面が表示されます これらのポリシーの設定を定義する にチェックし [ ユーザーまたはグループの追加...] をクリックします 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 87

88 10. ユーザーまたはグループの追加 画面が表示されます [ 参照...] をクリックします 11. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面が表示されます [ 詳細設定...] をクリックします 12. 検索画面に切り替わります [ 今すぐ検索 ] をクリックします 13. 検索結果 に ユーザー名 と グループ名 が表示されます 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) で作成したユーザーを選択し [OK] をクリックします 88 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

89 14. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面に戻りますので [OK] をクリックします 15. ユーザーまたはグループの追加 画面に戻ります [OK] をクリックします 16. サービスとしてログオンのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 17. グループポリシー管理エディタ 画面に戻ります 右ペインより ローカルでログオンを拒否する を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 89

90 18. ローカルでログオンを拒否するのプロパティ 画面が表示されます これらのポリシーの設定を定義する にチェックし [ ユーザーまたはグループの追加...] をクリックします 19. ユーザーまたはグループの追加 画面が表示されます [ 参照...] をクリックします 20. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面が表示されます [ 詳細設定...] をクリックします 21. 検索画面に切り替わります [ 今すぐ検索 ] をクリックします 90 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

91 22. 検索結果 に ユーザー名 と グループ名 が表示されます 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) で作成したユーザーを選択し [OK] をクリックします 23. ユーザー コンピュータまたはグループの選択 画面に戻りますので [OK] をクリックします 24. ユーザーまたはグループの追加 画面に戻ります [OK] をクリックします 25. ローカルでログオンを拒否するのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 91

92 7-6. グループポリシーによる RadiCS コンピュータの Windows ファイアウォール設定 Windowsファイアウォール を手動で設定する必要がある場合 プログラムの通信許可 をおこないます この作業はドメインサーバーでおこないます Windows Server 2003の場合 プログラムの通信許可 操作手順 1. Windows の [ 管理ツール ] から [Active Directory ユーザーとコンピュータ ] を開きます 2. 左ペインのドメインを展開します 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 92 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

93 3. プロパティ 画面が表示されます グループポリシー タブをクリックします 4. グループポリシーオブジェクト を選択し [ 編集 ] をクリックします 5. グループポリシーオブジェクトエディタ 画面が表示されます 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 93

94 6. 左ペインより コンピュータの構成 - 管理用テンプレート - ネットワーク - ネットワーク接続 - Windows ファイアウォール - ドメインプロファイル と展開します 7. 右ペインより プログラムの例外を定義する を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 8. Windows ファイアウォール : プログラムの例外を定義するのプロパティ 画面が表示されます 有効 を選択し [ 表示...] をクリックします 9. 内容の表示 画面が表示されます [ 追加...] をクリックします 94 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

95 10. 項目の追加 画面が表示されます 次の入力をそれぞれおこないます 注意点 RadiCS のインストールドライブが違う場合 RadiCS コンピュータに合わせたグループポリシーを作成してください javaw.exe を例外指定する [ インストール場所 ]: * :enabled:[ 適切な名称 ] ( 例 C:\ProgramFiles\EIZO\RadiCS4\jre\bin\javaw.exe: * :enabled:radics) RadiCSUpdateClientService.exe を例外指定する [ インストール場所 ]: * :enabled:[ 適切な名称 ] ( 例 C:\Program Files\EIZO\RadiCSUpgrade\RadiCSUpdateClientService.exe: * :enabled: RadiCSUpdateClientService) 11. 例外指定後 内容の表示 画面に追加項目が表示されます [OK] をクリックします 12. Windows ファイアウォール : プログラムの例外を定義するのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 13. グループポリシーオブジェクトエディタ 画面に戻ります 右ペインの Windows ファイアウォール : プログラムの例外を定義する が 有効 になります 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 95

96 Windows Server 2008 / 2008 R2の場合 プログラムの通信許可 次の二つのプログラムを設定します javaw.exe -- C:\Program Files\EIZO\RadiCS4\jre\bin\javaw.exe RadiCSUpdateClientService.exe -- C:\Program Files\EIZO\RadiCSUpgrade\RadiCSUpdateClientService.exe ここでは javaw.exeの設定手順を説明します 操作手順 1. Windows の [ 管理ツール ] から [ グループポリシーの管理 ] を開きます 2. 左ペインのドメインを展開します 7-2. ドメインへ 組織単位 (OU) を作成 (P.69) で作成した 組織単位 (OU) を選択します 96 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

97 3. 作成したグループポリシーオブジェクト上で右クリックし [ 編集 ] を実行します 4. グループポリシー管理エディタ 画面が表示されます 5. 左ペインより コンピュータの構成 - ポリシー ー 管理用テンプレート - ネットワーク - ネットワーク接続 - Windows ファイアウォール ー ドメインプロファイル と展開します 6. 右ペインより 着信プログラムの例外を定義する を選択し 右クリック [ プロパティ ] を実行します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 97

98 7. Windows ファイアウォール : 着信プログラムの例外を定義するのプロパティ 画面が表示されます 有効 を選択し [ 表示...] をクリックします 8. 内容の表示 画面が表示されます [ 追加...] をクリックします 9. 項目の追加 画面が表示されます 次の入力をそれぞれおこないます 注意点 RadiCS のインストールドライブが違う場合 RadiCS コンピュータに合わせたグループポリシーを作成してください javaw.exe を例外指定する [ インストール場所 ]: * :enabled:[ 適切な名称 ] ( 例 C:\Program Files\EIZO\RadiCS4\jre\bin\javaw.exe: * :enabled:radics) RadiCSUpdateClientService.exe を例外指定する [ インストール場所 ]: * :enabled:[ 適切な名称 ] ( 例 C:\Program Files\EIZO\RadiCSUpgrade\RadiCSUpdateClientService.exe: * :enabled: RadiCSUpgradeClientService) 10. 例外指定後 内容の表示 画面に追加項目が表示されます [OK] をクリックします 98 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

99 11. Windows ファイアウォール : 着信プログラムの例外を定義するのプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 12. グループポリシーオブジェクトエディタ 画面に戻ります 右ペインの Windows ファイアウォール : 着信プログラムの例外を定義する が 有効 になります 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 99

100 7-7. RadiCS のインストール RadiCS のインストールは Administrator 権限を持つユーザー でおこなってください 参考 Windows Installer Ver.3.1 が自動的にインストールされます 操作手順 1. コンピュータのドライブに RadiCS CD-ROM を挿入し RadiCS のインストールを開始します 2. EIZO RadiCS Setup 画面が表示されます RadiCS をインストール をクリックします 3. 再起動が求められます [ 再起動 ] をクリックします 参考 Windows Vista または Windows 7 では 再起動は求められません 100 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

101 4. Windows の再起動後 開いているファイル - セキュリティの警告 画面が表示される場合があります [ 実行 ] をクリックします 5. RadiCS - InstallShield Wizard 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 6. 使用許諾契約 画面が表示されます 使用許諾契約の条項に同意します を選択し [ 次へ ] をクリックします 7. パスワード設定 画面が表示されます パスワードの設定をおこない [ 次へ ] をクリックします パスワードを変更しない場合 パスワードは "password" になります 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )101

102 8. RadiCS 表示言語の選択 画面が表示されます 言語を選択して [OK] をクリックします 9. インストール先のフォルダ 画面が表示されます インストール先を変更する場合 [ 変更...] をクリックします 設定後 [ 次へ ] をクリックします [ 変更...] をクリックした場合 インストール先フォルダの変更 画面が開きます インストール場所を設定し [OK] をクリックします 10. プログラムをインストールする準備ができました 画面が表示されます [ インストール ] をクリックします 参考 Windows VistaまたはWindows 7では インストール中に Windows セキュリティ 画面が表示され X-Rite のデバイスソフトウェアをインストールするのか問われます その場合 [ インストール ] をクリックします 102 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

103 11. InstallShield ウィザードを完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 参考 EIZO RadiCS Setup 画面の 対応モニターを確認 をクリックすると 対応モニター 画面が表示されます 対応モニターのリストにご使用のモニターがない場合は モニターに付属しているEIZO LCDユーティリティディスク (CD-ROM) 内の RadiCS_MonitorFile_x.x.x.exe を実行します 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )103

104 7-8. RadiCS Network Upgrade Software のインストール 参考.NET Framework 2.0 が自動的にインストールされます 操作手順 1. コンピュータのドライブに RadiCS CD-ROM を挿入します 2. EIZO RadiCS Setup 画面が表示されます RadiCS Network Upgrade Software をインストール をクリックします 3. RadiCS Network Upgrade Software - InstallShield Wizard 画面が表示されます [ 次へ ] をクリックします 104 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

105 4. プログラムをインストールする準備ができました 画面が表示されます [ インストール ] をクリックします 5. InstallShield ウィザードを完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 参考 RadiCS Network Upgrade Softwareの設定を行う を選択し [ 完了 ] をクリックした場合 RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration が起動します RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration はWindowsの[ スタート ]-[ すべてのプログラム ] -[EIZO]-[RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration] から起動することができます 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )105

106 7-9. RadiCS Network Upgrade Software の設定 操作手順 RadiCS Network Upgrade Software のインストール (P.104) に引き続き設定をおこなうか または Windows の [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO] -[RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration] を起動します 2. RadiCS Network Upgrade Software Client Configuration が起動します [ 設定 ] をクリックします 3. 通信ポートの設定画面が表示されます 通信ポートの変更が必要な場合 次の設定をおこない [ 次へ ] をクリックします 必要がなければ そのままの設定で [ 次へ ] をクリックします 同じポート番号を使用する : RadiNET Pro サーバー /Gateway コンピュータ (RadiCS Network Upgrade Software Server) RadiCS コンピュータ (RadiCS Network Upgrade Software Client) で同じポート番号を使用する場合に選択します ( 初期値は選択済み ) サーバー側ポート番号 : RadiCS Network Upgrade Software Server のポート番号を設定します クライアント側ポート番号 : RadiCS Network Upgrade Software Client のポート番号を設定します [ 同じポート番号を使用する ] を選択した場合 [ サーバー側ポート番号 ] と同じポート番号になります 106 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

107 4. RadiCS Network Upgrade Software サービス用ユーザーの設定画面が表示されます 次の設定をおこない [ 次へ ] をクリックします ユーザーアカウント : 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) で作成したユー ザーを入力します パスワード : ユーザーアカウントに入力したユーザーのパスワードを入力します ユーザーアカウントにサービスとしてログオンのポリシーを適用する : ローカルのユーザーアカウントを使用している場合 選択します ドメインのユーザーアカウントを使用している場合 選択を外します ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する : ドメインのユーザーアカウントを使用している場合 選択を外します ローカルのユーザーを使用しており そのユーザーが RadiCS のネットワークアップグレード専用のユーザーである場合のみ 選択します 注意点 ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する を選択した場合 そのアカウントでログオンすることができなくなります 参考 ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する を選択して[ 次へ ] をクリックした場合 確認の画面が表示されます [ はい ] をクリックします ユーザーアカウントにサービスとしてログオンのポリシーを適用する を選択した場合 ローカルセキュリティポリシーの ローカルポリシー - ユーザー権利の割り当て - サービスとしてログオン にユーザーアカウントに入力されたユーザーが追加されます ユーザーアカウントにローカルでログオンを拒否するポリシーを適用する を選択した場合 ローカルセキュリティポリシーの ローカルポリシー - ユーザー権利の割り当て - ローカルでログオンを拒否する にユーザーアカウントに入力されたユーザーが追加されます 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )107

108 5. 設定を完了しました 画面が表示されます [ 完了 ] をクリックします 参考 ユーザーアカウント パスワード を間違えた場合にはエラーが表示されます 正しい ユーザーアカウント パスワード を再入力してください セキュリティポリシーの設定に関する詳細な情報については 6-6. ローカルセキュリティポリシーの設定 (P.54) を参照してください RadiCS Network Upgrade Software サービスに 起動用ユーザーを手動で設定する場合 RadiCS Network Upgrade Software のサービス起動用ユーザー設定 (P.112) を参照してください 108 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

109 7-10. RadiNET Pro 接続設定 注意点 RadiNET Pro が稼動してない環境では接続設定後 接続エラー が発生しますが設定は反映されます RadiNET Pro の稼動後 接続がおこなわれます (RadiNET Pro Web Hosting を除く ) ネットワーク上のセキュリティシステムが 通信を制限している場合があります その場合 通信が可能となるように設定が必要です RadiNET Pro の場合 : RadiNET Pro サーバー - RadiCS コンピュータ間で 双方向の通信が可能となっている必要があります RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hosting の場合 : Enterprise サーバー -Gateway コンピュータ - RadiCS コンピュータ間で 通信が可能となっている必要があります 操作手順 1. RadiCS コンピュータの [ スタート ] から [ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiCS] をクリックし RadiCS を起動します [ 詳細モード ] をクリックします 2. パスワード入力 画面が表示されます インストール時に設定したパスワードを入力し [OK] をクリックします RadiCS インストール時に変更していない場合は password に設定されています 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )109

110 3. 詳細モード が起動します メニュータブの [ その他 ]-[ 設定変更 ] を開きます 4. 設定変更 画面が表示されます RadiNET Pro をクリックします 次の項目を設定し [ 適用 ] をクリックします [RadiNET Pro を使用する ]: 選択します RadiNET Pro サーバーアドレス :RadiNET Pro サーバーのアドレスを入力します 1 サーバー側ポート番号 :RadiNET Pro サーバーのポート番号を設定します 2 クライアント側ポート番号 :RadiCS のポート番号を設定します 注意点 ポート番号の設定は RadiNET Pro サーバーの設定に合わせます 3 1 RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hosting の場合は Gateway コンピュータのアドレスを入力します 2 RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hostingの場合はGatewayコンピュータのポート番号を入力します 3 RadiNET Pro Enterprise/RadiNET Pro Web Hostingの場合 ポート番号の設定はGatewayコンピュータの設定に合わせます 110 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

111 5. 接続が正常に完了すると RadiNET Pro サーバーに接続できました とメッセージが表示されます 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン ) 111

112 7-11. RadiCS Network Upgrade Software のサービス起動用ユーザー設定 RadiCS Network Upgrade Software Setup Service に起動用ユーザーを設定します 注意点 ここでの設定は RadiCS Network Upgrade Software Client Confituration で自動的におこなうことができます 直接設定が必要な場合には次の操作手順に従い 設定をおこないます 操作手順 1. Windows の [ スタート ]-[ ファイル名を指定して実行 ] を選択 名前 欄に services.msc と入力し [OK] をクリックします 2. サービス 画面が表示されます 右ペインにサービスが一覧表示されます 112 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

113 3. RadiCS Network Upgrade Software Client Service を右クリックし [ プロパティ ] を開きます 4. RadiCS Network Upgrade Software Client Service のプロパティ 画面が表示されます 全般 タブ内の スタートアップの種類 で 自動 を選択します 設定後 [OK] をクリックします 5. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service を右クリックし [ プロパティ ] を開きます 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )113

114 6. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service のプロパティ 画面が表示されます 全般 タブ内の スタートアップの種類 で 自動 を選択します 設定後 ログオン タブを開きます 7. ログオン タブ内の ログオン で アカウント を選択します 次の設定をおこない [OK] をクリックします アカウント : 6-2. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.42) または 7-3. RadiCS Network Upgrade Software Setup Service 起動用ユーザーの作成 (P.71) で作成したユーザーを設定します パスワード : アカウントのパスワードを入力します パスワードの確認入力 : パスワードを再度入力します 8. アカウント... にサービスとしてログオンする権利が与えられました とメッセージが表示されます [OK] をクリックします 114 第 7 章 RadiCS コンピュータのセットアップ ( ドメイン )

115 メンテナンス編 115

116 第 8 章 Gateway コンピュータの管理 8-1. 同時コネクション数の変更 RadiNET Pro GatewayはRadiCSコンピュータとの同時コネクション数を制限しています ここでは同時コネクション数の変更方法について説明します 注意点 同時コネクション数を増やすことで複数のRadiCSコンピュータに対するリモート操作の処理時間が短くなります ただし お持ちのWindows Server CALの数しか設定できませんのでCAL 数を確認してください 同時コネクション数の最小値は 5 最大値は 20 です 操作手順 1. Windows の [ スタート ]-[ すべてのプラグラム ]-[EIZO]-[RadiNET Pro Gateway] を選択します 2. パスワード入力 画面が表示されます パスワードを入力し [OK] をクリックします 3. RadiNET Pro Gateway 画面が表示されます 全般 タブを選択し Gateway 設定 にある [ 設定 ] をクリックします 116 第 8 章 Gateway コンピュータの管理

117 4. Gateway 設定 画面が表示されます RadiCS 同時接続数 を設定し [OK] をクリックします 第 8 章 Gateway コンピュータの管理 117

118 8-2. Gateway コンピュータの交換方法 Gatewayコンピュータの故障により 新しいGatewayコンピュータに交換する際 旧 Gatewayコンピュータの設定を引き継ぐ方法について説明します 注意点 下記の方法でGatewayコンピュータの設定を引き継がない場合 旧 Gatewayコンピュータから新 Gatewayコンピュータに移ったモニターは別のモニターと判断され 過去の管理履歴が統合されません 操作手順 1. 管理コンピュータで Internet Explorer を起動します 2. URLにアクセスします RadiNET Pro Enterprise の場合 : ドメイン名 /RadiNETPro/ RadiNET Pro Web Hosting の場合 : 登録証に記載の URL 3. ログイン画面が表示されます ユーザー名とパスワードを入力して [ ログイン ] をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 ユーザー :Administrator パスワード :Password00 RadiNET Pro Web Hosting の場合登録証に記載のユーザー パスワード 4. トップページ 画面が表示されます 設定 タブから 組織 を選択します 5. 設定 > 組織 画面が表示されます 左ペインの Root の左にある + をクリックします 118 第 8 章 Gateway コンピュータの管理

119 6. 左ペインから 設定する組織をクリックします 7. 左下の [ 変更 ] をクリックします 8. 設定 > 組織 > 変更 画面が表示されます 認証パスワード の 有効 にチェックし [ 保存 ] をクリックします 第 8 章 Gateway コンピュータの管理 119

120 注意点 仮想ユニットの認証パスワードから施設を作成した場合 作成された施設の 認証パスワード が空欄になります 設定を引き継ぐため 施設に適切なパスワードを入力してください 9. 第 5 章 Gateway コンピュータのセットアップ (P.15) に従って RadiNET Pro Gateway のインストールをおこないます 120 第 8 章 Gateway コンピュータの管理

121 第 9 章 ログについて 9-1. Enterprise サーバーのリモート操作ログ 管理コンピュータから管理コンソールを使用して RadiCSコンピュータやモニターをリモート操作した履歴を見ることができます 操作手順 1. 管理コンピュータで Internet Explorer を起動します 2. URLにアクセスします RadiNET Pro Enterprise の場合 : ドメイン名 /RadiNETPro/ RadiNET Pro Web Hosting の場合 : 登録証に記載の URL 3. ログイン画面が表示されます ユーザー名とパスワードを入力して [ ログイン ] をクリックします RadiNET Pro Enterprise の場合 ユーザー :Administrator パスワード :Password00 RadiNET Pro Web Hosting の場合登録証に記載のユーザー パスワード 4. 操作ログ タブを開きます 5. 操作ログが表示されます 第 9 章ログについて 121

122 9-2. Gateway コンピュータのリモート操作ログ GatewayコンピュータはEnterpriseサーバーからのリモート操作をRadiCSコンピュータに中継します Gatewayコンピュータでは中継したリモート操作履歴を見ることができます 操作手順 1. Gateway コンピュータで Windows の [ スタート ]-[ すべてのプログラム ]-[EIZO] -[RadiNET Pro Gateway] をクリックします 2. パスワード入力 画面が表示されます パスワードを入力し [OK] をクリックします 3. RadiCS 通信 タブの [ ログ表示...] をクリックします 122 第 9 章ログについて

123 4. "remote.log" ファイルが開きます 例 ログが :52:00 [N]3 [A]Administrator [T]Diagnostics [P]EIZO-PC [M]EIZO NANAO R22 xxxxxxx の場合 意味 -- 実行日時 :2008 年 3 月 18 日 17 時 52 分 00 秒 -- ログナンバー [N]:3 -- 実行者 [A]:Administrator -- 操作内容 [T]: 自己診断 (Diagnostics) -- RadiCSコンピュータ名 [P]:EIZO-PC -- モニター [M]:EIZO NANAO R22 xxxxxxx 第 9 章ログについて 123

124 9-3. RadiCS コンピュータのリモート操作ログ RadiCS コンピュータやモニターにおこなわれた操作履歴を見ることができます 操作手順 1. RadiCS コンピュータで Windows の [ スタート ]-[ プログラム ]-[EIZO]-[RadiCS] をクリックし RadiCS を起動します [ 詳細モード ] ボタンをクリックします 2. パスワード入力 画面が表示されます パスワードを入力し [OK] をクリックします 3. 詳細モード が起動します [ 履歴一覧 ] タブをクリックします 操作履歴が表示されます 124 第 9 章ログについて

125 9-4. その他のログについて Enterpriseサーバーのシステムログ 注意点 RadiNET Pro Web Hostingでは ログは閲覧できません EnterpriseサーバーのRadiNET Pro Enterpriseインストールフォルダに保存されます 例 )"C:\Program Files\EIZO\RadiNET Pro\syslog\" フォルダに作成されます Gatewayコンピュータのシステムログ GatewayコンピュータのRadiNET Pro Gatewayインストールフォルダに保存されます 例 )"C:\Program Files\EIZO\RadiNETProGW\syslog\" フォルダに作成されます RadiCSコンピュータのエラーログ RadiCSにエラーが発生した場合 エラーログファイル (radics.log) が作成されます 例 )"C:\Program Files\EIZO\RadiCS4\RadiCS\log\radics.log" に作成されます 第 9 章ログについて 125

126 参考編 126

127 第 10 章セキュリティについて Enterpriseサーバー Gatewayコンピュータはインターネットに接続するため 様々な脅威にさらされることになります そこで 安全な通信をおこなうため RadiNET Pro Enterprise RadiNET Pro Gatewayは様々なセキュリティ機能を備えています ここではこのシステムが備えるセキュリティについて説明します システムのセキュリティ このシステムは次のセキュリティ機能を備えています 利用者の識別 認証 機器の識別 認証 セキュアな通信路の確保 リモート操作ログの取得 利用者の識別 認証 ユーザー名 パスワードによる認証 管理コンソールで各種操作をおこなうには ユーザー名 パスワードによる認証をおこなう必要があります また 個々のユーザーは管理できる範囲が限定されているため ユーザー名 パスワード漏えい時の影響を限定することができます ユーザーのアクセスできるデータは 所属する組織とその組織の下位に位置する組織に限定されます また ユーザーを 管理者 利用者 参照のみの利用者 に分けることで アクセスできるデータを制限できます 機器の識別 認証 RadiNET Pro Gatewayのパスワード認証 Gatewayコンピュータは Enterpriseサーバーが発行した認証パスワードを初回設定時に設定することでアクセス可能になります 認証パスワードは Gatewayコンピュータを1 度認証すると無効になるため もし認証パスワードが漏えいしたとしてもEnterpriseサーバーはそのパスワードで認証を試みるGatewayコンピュータを認証しません ただし 仮想ユニットに設定された認証パスワードはユーザーが無効にしない限り有効なままです Gatewayコンピュータの認証が完了しだい 無効にしてください セキュアな通信路の確保 SSLによる通信 Enterpriseサーバー - Gatewayコンピュータ間はSSLによる通信をおこないます これにより 情報の漏えい 改ざんを防ぐことができます 第 10 章セキュリティについて 127

128 10-5. リモート操作ログの記録 サーバー / コンピュータでのリモート操作ログの記録 Enterpriseサーバー Gatewayコンピュータ RadiCSコンピュータにおいて リモート操作ログを記録します ログには いつ だれが どのコンピュータに 何をおこなったか が記録されます 患者情報 サーバー / コンピュータでの患者情報の取り扱い Enterpriseサーバー Gatewayコンピュータ RadiCSコンピュータにおいて 患者情報は取り扱いません 128 第 10 章セキュリティについて

129 第 11 章ライセンスについて Gateway コンピュータに必要なライセンス Windows Server 2003 / 2008 に対応する Windows Server CAL(Client Access License) の取得が必要です 新規に CAL を購入する場合 CAL 購入数が抑えられる同時使用ユーザー数モードの利用を推奨します ただし 環境によっては異なりますので ご使用の環境に合わせた CAL をご購入ください Gateway コンピュータを導入する環境で すべての RadiCS コンピュータに デバイス CAL がある場合 新たに Windows Server CAL を用意する必要はありません Gateway コンピュータは 同時コネクション数を制限しています 同時コネクション数に合わせた Windows Server CAL の購入が必要です 同時コネクション数の変更をする場合 8-1. 同時コネクション数の変更 (P.116) を参照ください ( コネクション数の初期値は 5 です ) 第 11 章ライセンスについて 129

130 同時使用ユーザー数モード Windows Server が Windows Server CAL を持ちます CAL の数だけ 任意のデバイス ユーザーが 同時に接続可能です 例 ) 5つのWindows Server CALを持つ場合 5 台のクライアントコンピュータが接続できます 6 台目のクライアントは いずれかのクライアントコンピュータ接続を終了するまで接続できません 接続デバイス数または接続ユーザー数モード " デバイス CAL" Windows Server CAL がインストールされたクライアントコンピュータを利用する場合 ユーザー数が無制限で Windows Server に接続できます また 複数の Windows Server に接続できます 130 第 11 章ライセンスについて

131 11-2. SQL Server に必要なライセンス 注意点 RadiNET Pro Web Hostingでは ライセンスは不要です SQL Server を利用するためには Microsoft ライセンスに準拠したライセンスの取得が必要です 環境に合わせ ライセンスの取得をおこなってください RadiNET Pro Enterprise システムは 同時コネクション数を制限しています 同時コネクション数に合わせた SQL Server CAL の購入が必要です 同時コネクション数の変更をする場合 8-1. 同時コネクション数の変更 (P.116) を参照ください ( 同時コネクション数の初期値は 5 です ) ユーザー CAL は RadiNET Pro Enterprise システムでは使用できません プロセッサライセンス サーバー / CAL ライセンス SQL Serverインストールサーバーに搭載される CPU の数だけライセンスが必要です マルチコアCPUの場合は 1CPUとして数えます Gatewayコンピュータ数に関係なく使用できます デバイスCAL(Client Access License) SQL Serverインストールサーバーに サーバーライセンス が必要です SQL Serverインストールサーバーを利用するGatewayコンピュータに デバイスCAL が必要です デバイスCAL を持つGatewayコンピュータは複数のSQL Serverインストールサーバーを利用できます Gatewayコンピュータ数が少ない場合 プロセッサライセンス よりも低コストになる場合があります SQL Server CALとSQL Server Workgroup Edition CALの違い SQL Server CAL Editionに関係なく接続できます SQL Server Workgroup Edition CAL Workgroup Editionのみ接続できます 第 11 章ライセンスについて 131

132 プロセッサライセンス SQL Server インストールサーバーに搭載される CPU に プロセッサライセンス が必要です 上記の環境では CPU が 3 つのため プロセッサライセンス が 3 ライセンス必要です サーバー /CAL ライセンス " デバイス CAL" SQL Server インストールサーバーに サーバーライセンス が必要です SQL Server インストールサーバーを利用するクライアントコンピュータに デバイス CAL が必要です デバイス CAL を持つクライアントコンピュータは 複数台の SQL Server インストールサーバーを利用できます 132 第 11 章ライセンスについて

133 第 12 章その他 モニターの組織間移動について RadiNET Pro Enterpriseは 医用画像表示モニターを < 所属するGatewayコンピュータ> + メーカー + モデル + シリアル番号 で識別します モニターを現在所属するGatewayコンピュータ ( 旧 Gatewayコンピュータとする ) とは異なるGatewayコンピュータ ( 新 Gatewayコンピュータとする ) に移動させた場合 新 Gatewayコンピュータに所属しているモニターと 旧 Gatewayコンピュータに所属していたモニターは 異なるモニターと判断されます そのため 旧 Gatewayコンピュータでのモニター管理履歴は引き継がれません 管理履歴を引き継ぐには 8-2. Gatewayコンピュータの交換方法 (P.118) を参照ください 第 12 章その他 133

134 12-2. 管理コンソールへのアクセス制限 注意点 RadiNET Pro Web Hosting では 設定は不要です 管理コンソールへアクセスできるコンピュータを限定する場合 認証設定をおこないます ただし 設定には認証局が発行するクライアント証明書が必要です Windows Server 2003の場合 操作手順 1. Enterprise サーバーで Windows の [ スタート ]-[ 管理ツール ]-[ インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ ] を選択します 2. インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ 画面が表示されます Web サイト - 既定の Web サイト と展開し RadiNETPro 上で右クリック [ プロパティ ] を選択します 3. RadiNETPro のプロパティ 画面が表示されます ディレクトリセキュリティ タブを選択し セキュリティで保護された通信 の [ 編集...] をクリックします 134 第 12 章その他

135 4. セキュリティで保護された通信 画面が表示されます クライアント証明書を要求する にチェックし [OK] をクリックします 5. RadiNETPro のプロパティ 画面に戻ります [OK] をクリックします 6. インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ 画面に戻ります 既定の Web サイト 上で右クリック [ 停止 ] を選択します 7. 再度 既定の Web サイト 上で右クリック [ 開始 ] を選択します 注意点 管理コンピュータにクライアント証明書をインストールしてください 第 12 章その他 135

136 Windows Server 2008の場合 1. Windows の [ スタート ]-[ 管理ツール ]-[ インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ ] を選択します 2. インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ 画面が表示されます [(RadiNET Pro サーバー名 )]-[ サイト ]-[Default Web Site]-[RadiNETPro] を選択します 3. RadiNET Pro ホーム 画面が表示されます [SSL 設定 ] をダブルクリックします 4. SSL 設定 画面が表示されます クライアント証明書 : の項目より [ 必要 ] にチェックします 右ペインより [ 適用 ] をクリックします 5. 左ペインより [(RadiNET Pro サーバー名 )] を選択し 右ペインより [ 再起動 ] をクリックします 136 第 12 章その他

137 第 13 章モニターを追加導入する場合 モニターを追加導入する場合の作業について説明します RadiCS コンピュータでの作業 操作手順 1. RadiCS コンピュータの [ スタート ] より [ すべてのプログラム ]-[EIZO]-[RadiCS] をクリックし RadiCS を起動します 2. About RadiCS をクリックします 3. RadiCS のバージョン情報 画面が表示されます モニター タブをクリックします モニターのリストに対象となる機種 ( 追加導入する機種 ) があるか確認します リストに対象機種がない場合のみ 4. 以降の作業が必要です. ( リストに対象機種がある場合は以降の作業は必要ありません ) 4. 追加するモニターに付属している EIZO LCD ユーティリティディスク (CD-ROM) を RadiCS コンピュータのドライブに挿入します 5. EIZO LCD ユーティリティディスク (CD-ROM) 内の RadiCS_MonitorFile_x.x.x.exe ファイルをダブルクリックして実行します 第 13 章モニターを追加導入する場合 137

138 13-2. RadiNET Pro サーバーでの作業 注意点 RadiNET Pro Web Hosting では 設定は不要です 操作手順 1. 管理コンピュータから RadiNET Pro 管理コンソールへ接続します 2. ログイン 画面が表示されます 管理者権限を持つユーザー ( Administrator ) でログインします 3. トップページが表示されます メニューバーの 設定 - プロパティ を選択します 4. 設定 > プロパティ 画面が表示されます 対応モニターのリストに対象となる機種 ( 追加導入する機種 ) があるか確認します リストに対象機種がない場合のみ 5. 以降の作業が必要です. ( リストに対象機種がある場合は以降の作業は必要ありません ) 5. 追加するモニターに付属している EIZO LCD ユーティリティディスク (CD-ROM) を RadiNET Pro サーバーのドライブに挿入します 6. EIZO LCD ユーティリティディスク (CD-ROM) 内の RadiCS_MonitorFile_x.x.x.exe ファイルをダブルクリックして実行します 138 第 13 章モニターを追加導入する場合

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