記者発表ポイント(会社)  

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1 平成 30 年 3 月国税庁企画課 平成 28 年度 会社標本調査 調査結果について 1. 会社標本調査について 本調査は 我が国の法人企業について 資本金階級別や業種別にその実態を明らかにし 併せて租税収入の見積り 税制改正及び税務行政の運営等の基礎資料とすることを目的として実施しているサンプル調査 昭和 26 年以降 毎年実施しており 今回が第 67 回目に当たる 平成 28 年度調査結果は 活動中の内国普通法人について 平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に終了した各事業年度を対象として 平成 29 年 7 月 31 日現在で取りまとめたもの 本年度調査におけるサンプルは約 167 万社 2. 平成 28 年度調査結果のポイント (1) 法人数 法人数全体 ( 連結子会社を含む ) は 267 万 2,033 社 ( 前年度比 +3 万 185 社 同 +1.1%) と増加 (2) 利益計上法人及び欠損法人 ( 表 1) 利益計上法人数は 97 万 698 社 ( 前年度比 +3 万 1,121 社 同 +3.3%) で 6 年連続増加 欠損法人数は 168 万 9,427 社 ( 前年度比 1,432 社 同 0.1%) で 7 年連続減少 全法人に占める欠損法人の割合は 63.5%( 前年度比 0.8 ポイント ) で 7 年連続減少 ( 表 1) 利益計上法人数と欠損法人数 法人数欠損法人利益計上法人欠損法人合計割合 (A) (B) (A)/(B) 社社社 % 平成 26 年度 876,402 1,729,372 2,605, ,577 1,690,859 2,630, ,698 1,689,427 2,660, ( 注 1) 利益計上法人 所得金額 ( 繰越欠損金控除等の税務上の調整を加えた後の金額 ) が正 ( 利益 ) である法人 欠損法人 所得金額 ( 繰越欠損金控除等の税務上の調整を加えた後の金額 ) が負 ( 損失 ) 又は 0 である法人 ( 注 2) (2) 利益計上法人及び欠損法人 については 連結法人は 1 グループ 1 社として 集計 ( (1) 法人数 は 連結子法人も含めている ) - 1 -

2 (3) 営業収入金額及び所得金額 営業収入金額は 1,450 兆 8,100 億円 ( 前年度比 +1 兆 2,572 億円 同 +0.1%) と増加 利益計上法人の営業収入金額は 1,144 兆 4,408 億円 ( 前年度比 +25 兆 5,217 億円 同 +2.3%) と2 年ぶりに増加に転じた 利益計上法人の所得金額は 59 兆 4,612 億円 ( 前年度比 +2 兆 2,258 億円 同 + 3.9%) で7 年連続増加し 過去最大 (4) 繰越欠損金 ( 表 2) 繰越欠損金の当期控除額は 7 兆 5,951 億円 ( 前年度比 6,098 億円 同 7.4%) で 3 年連続減少 繰越欠損金の翌期繰越額は 68 兆 4,167 億円 ( 前年度比 +3 兆 436 億円 同 +4.7%) で 2 年連続増加 ( 表 2) 繰越欠損金 ( 当期控除額 翌期繰越額 ) の累年比較 当期控除額 繰越欠損金 伸び率 翌期繰越額 伸び率 億円 % 億円 % 平成 26 年度 94, , , , , , (5) 交際費等 交際費等の支出額は 3 兆 6,270 億円 ( 前年度比 +1,432 億円 同 +4.1%) で 5 年連続増加 (6) 寄附金 ( 表 3) 寄附金支出額は 1 兆 1,229 億円 ( 前年度比 +3,320 億円 同 +42.0%) で 4 年連続増加し 過去最大 ( 表 3) 寄附金支出額の累年比較 寄附金支出額特定公益指定増進法人その他の伸び率寄附金等伸び率等に対す伸び率寄附金伸び率る寄附金億円 % 億円 % 億円 % 億円 % 平成 26 年度 7, , , , , , , , , ( 以上 ) - 2 -

3 参考 1 調査の概要 (1) 沿革会社標本調査は 昭和 26 年から始まり 以後毎年実施しており今回が第 67 回目に当たる (2) 目的この調査は 我が国の法人企業について 資本金階級別や業種別にその実態を明らかにし 併せて租税収入の見積り 税制改正及び税務行政の運営等の基礎資料とすることを目的としている (3) 調査対象活動中の内国普通法人 ( 一般社団 財団法人等を除く ) について 平成 28 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に終了した当該法人の各事業年度 ( この間に事業年度が2 回以上終了した法人にあってはその全事業年度 ) を対象として 平成 29 年 7 月 31 日現在で取りまとめている ( 参考 ) 内国普通法人 調査対象法人活動中の次の法人 会社等 株式会社 ( 旧有限会社を含む ) 合名会社合資会社合同会社協業組合特定目的会社 企 業 組 合 相 互 会 社 医 療 法 人 一般社団 財団法人 ( 法人税法第 2 条九の二に規定する非営利型法人を除く ) 特殊な法人 日本銀行証券取引所商品取引所 人格のない社団等 協同組合等 三法に人掲税げ法る別法表人第 公益法人等 二法に人掲税げ法る別法表人第 公共法人 一法に人掲税げ法る別法表人第 外国法人 休業 清算中の法人 ( 注 )1 この調査は標本調査であるため 標本法人 (166 万 5,657 社 ) の確定申告書等から得た標本値に 標本抽出率の逆数を乗じて全体の法人企業の総数 資本金 営業収入金額等を推計している なお 平成 21 年度の調査より 国税電子申告 納税システム (e-tax) により提出された法人税申告書等の電子データを活用し 標本法人数を増やしている 2 次頁以降の各表の計数は 単位未満を四捨五入しているので 端数において合計が一致しない場合がある - 3 -

4 参考 2 調査の結果 (1) 法人数平成 28 年度の法人数は267 万 2,033 社で 前年度より30,185 社 (+1.1%) 増加した 全体の法人数のうち 連結親法人は1,645 社で前年度より61 社 (+3.9%) の増加 連結子法人は 11,908 社で496 社 (+4.3%) の増加となっている ( 表 1) ( 注 1) 1,000 万円以下 ( 表 1) 資本金階級別法人数の累年比較 1,000 万円超 1 億円以下 1 億円超 10 億円以下 10 億円超合計 伸び率 指数 ( 注 2) 社 社 社 社 社 % 平成 18 年 1,450,005 1,101,999 32,655 7,255 2,591, 平成 18 年度 1,449,591 1,102,245 33,301 7,210 2,592, ,453,189 1,101,107 32,519 7,399 2,594, ,500,226 1,072,658 23,069 7,412 2,603, ,569,056 1,009,756 31,247 7,005 2,617, ,477,618 1,070,760 31,632 6,872 2,586, ,182, ,158 19,244 6,392 2,578, ,167, ,120 18,336 6,273 2,535, ,213, ,797 18,224 6,120 2,595, ,235, ,743 17,815 6,083 2,616, ,262, ,019 17,233 6,216 2,641, ,294, ,112 16,711 6,175 2,672, 内 連結親法人 平成 18 年 平成 18 年度 , , , , , , 内 連結子法人 平成 18 年 598 3,066 1, , 平成 18 年度 677 3,095 1, , ,234 1, , ,814 1, , ,275 1, , ,431 1, , ,414 3,699 1, , ,802 4,286 1, , ,133 4,764 1, , ,406 5,027 1, , ,659 5,399 1, , ,802 5,682 1, , ( 注 )1 平成 22 年度以前における各資本金階級については 以上 未満 でしているため 各階級の法人数について 平成 23 年度以降との連続性はない 2 指数は平成 18 年度を 100 として計算している - 4 -

5 (2) 法人企業の状況法人企業の主な調査結果については以下のとおりである なお 連結法人については 1グループを1 社として連結確定申告書等の計数に基づき集計していることから 以下各表における法人数の合計は 全体の法人数 267 万 2,033 社から 連結子法人の数 (11,908 社 ) を差し引いた266 万 125 社となっている イ利益計上法人と欠損法人 266 万 125 社のうち 利益計上法人が 97 万 698 社 欠損法人が 168 万 9,427 社で 欠損法人の割合は63.5% となっており 前年度より0.8ポイント減少した このうち連結法人 (1,645 社 ) について見ると 利益計上法人が1,042 社 欠損法人が 603 社で 欠損法人の割合は36.7% となっており 前年度より2.4ポイント減少している ( 表 2) 業種別 ( 連結法人を除く 以下同じ ) の欠損法人の割合を見ると 出版印刷業 (75.8%) が最も高く 次いで 繊維工業 (74.5%) 料理飲食旅館業(73.8%) の順となっている 他方 低い順に見ると 運輸通信公益事業 (57.5%) 建設業 (57.6%) 不動産業 (60.1%) となっている ( 表 3) ( 表 2) 利益計上法人数と欠損法人数の推移 ( 表 3) 業種別の利益計上法人数と欠損法人数 法人数欠損法人欠損法人合計割合利益計上法人 (A) (B) (A)/(B) 社社社 % 平成 18 年 867,347 1,719,021 2,586, 平成 18 年度 871,241 1,715,343 2,586, ,627 1,735,457 2,588, ,533 1,856,575 2,597, ,552 1,900,157 2,610, ,553 1,877,801 2,580, ,478 1,859,012 2,570, ,731 1,776,253 2,525, ,136 1,762,596 2,585, ,402 1,729,372 2,605, ,577 1,690,859 2,630, ,698 1,689,427 2,660, ( 構成比 ) (36.5) (63.5) (100.0) 内 連結法人 平成 18 年 平成 18 年度 , , , , , , , ( 構成比 ) (63.3) (36.7) (100.0) 法人数欠損法人利益計上欠損法人合計割合法人 (A) (B) (A)/(B) ( 業種別 ) 社社社 % 農 林 水 産 業 11,647 18,318 29, 鉱 業 1,199 2,302 3, 建 設 業 180, , , 繊 維 工 業 2,716 7,954 10, 化 学 工 業 11,962 20,990 32, 鉄鋼金属工業 19,227 30,762 49, 機械工業 30,472 47,708 78, 食料品製造業 12,452 30,363 42, 出版印刷業 7,754 24,269 32, その他の製造業 26,752 58,790 85, 卸 売 業 88, , , 小 売 業 94, , , 料理飲食旅館業 32,787 92, , 金 融 保 険 業 17,686 28,423 46, 不 動 産 業 122, , , 運輸通信公益事業 37,094 50,284 87, サービス業 271, , , 小計 969,656 1,688,824 2,658, 連結法人 1, , 合計 970,698 1,689,427 2,660,

6 ロ営業収入金額と所得金額営業収入金額は1,450 兆 8,100 億円で 前年度より1 兆 2,572 億円 (+0.1%) 増加した このうち 利益計上法人の営業収入金額は1,144 兆 4,408 億円 所得金額は59 兆 4,612 億円で 前年度に比べて 営業収入金額は25 兆 5,217 億円 (+2.3%) 増加 所得金額は2 兆 2,258 億円 (+3.9%) 増加し 営業収入金額に対する所得金額の割合 ( 以下 所得率 という ) は 5.2% となっている ( 表 4) ( 表 4) 営業収入金額 所得金額 所得率の累年比較 うち利益計上法人 営業収入金額 営業収入金額 所得金額 所得率 伸び率 (A) 伸び率 (B) 伸び率 (B)/(A) 億円 % 億円 % 億円 % % 平成 18 年 14,905, ,621, , 平成 18 年度 15,427,995-11,249, , ,628, ,432, , ,195, ,345, , ,241, ,415, , ,531, ,548, , ,756, ,670, , ,861, ,181, , ,934, ,381, , ,380, ,713, , ,495, ,189, , ,508, ,444, , 利益計上法人について 業種別 ( 連結法人を除く 以下同じ ) の所得率を見ると 鉱 業 (11.1%) が最も高く 次いで 不動産業 (10.4%) 金融保険業(9.3%) の順となっ ている ( 表 5) ( 表 5) 業種別の営業収入金額 所得金額及び所得率 うち利益計上法人営業収入金額営業収入金額所得金額所得率 (C) (D) (D)/(C) ( 業種別 ) 億円億円億円 % 農 林 水 産 業 53,632 34,806 2, 鉱 業 39,288 34,306 3, 建 設 業 1,074, ,141 42, 繊 維 工 業 35,421 24,336 1, 化 学 工 業 521, ,999 32, 鉄鋼金属工業 320, ,013 10, 機械工業 760, ,511 35, 食料品製造業 358, ,178 12, 出版印刷業 132,337 97,931 3, その他の製造業 324, ,594 15, 卸 売 業 2,427,742 1,940,139 46, 小 売 業 1,359, ,937 30, 料理飲食旅館業 225, ,209 7, 金 融 保 険 業 775, ,086 67, 不 動 産 業 404, ,945 34, 運輸通信公益事業 818, ,995 60, サービス業 1,744,735 1,254,189 78, 小計 11,377,046 8,871, , 連結法人 3,131,054 2,573, , 合計 14,508,100 11,444, ,

7 ハ法人税額及び各種税額控除額 法人税額は 10 兆 4,676 億円で 前年度より 339 億円 ( 0.3%) 減少した また 所得税額控除は 3 兆 1,733 億円 外国税額控除は 5,104 億円で 前年度に比べて 所得税額控除は 7,062 億円 ( 18.2%) 減少 外国税額控除は 385 億円 ( 7.0%) 減少した ( 表 6) ( 表 6) 法人税額及び各種税額控除額の累年比較 法人税額 所得税額控除 外国税額控除 億円億円億円 平成 18 年 132,609 19,804 8,510 平成 18 年度 140,758 23,342 10, ,022 18,645 12, ,189 19,482 7, ,943 12,308 4, ,159 13,503 2, ,586 13,532 4, ,333 18,014 5, ,122 20,885 6, ,098 29,125 7, ,014 38,794 5, ,676 31,733 5,104 ニ繰越欠損金 繰越欠損金の当期控除額は 7 兆 5,951 億円 翌期繰越額は 68 兆 4,167 億円で 前年度に比 べて当期控除額は 6,098 億円 ( 7.4%) 減少 翌期繰越額は 3 兆 436 億円 (+4.7%) 増加した ( 表 7) ( 表 7) 繰越欠損金の累年比較 繰越欠損金当期控除額翌期繰越額億円 億円 平成 18 年 98, ,159 平成 18 年度 90, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

8 ホ交際費等 ホ交際費等の支出額は 3 兆 6,270 億円で 前年度に比べて 1,432 億円 (+4.1%) 増加した ホまた 税法上損金に算入されない金額は 9,578 億円であり 支出額に占める割合 ( 以下 損金不算入割合 という ) は 26.4% である ( 表 8) ヘ寄附金 ( 表 8) 交際費等支出額の累年比較 交際費等支出額損金不算入額損金不算入営業収入 (A) 伸び率 (B) 伸び率割合 (B)/(A) 10 万円当たり億円 % 億円 % % 円 平成 18 年 36, , 平成 18 年度 36,314-18, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , 寄附金の支出額は 1 兆 1,229 億円で 前年度に比べて 3,320 億円 (+42.0%) 増加した ( 表 9) ( 表 9) 寄附金支出額の累年比較 寄附金支出額特定公益営業収入指定増進法人その他の 10 万円伸び率寄附金等伸び率等に対す伸び率寄附金伸び率当たりる寄附金億円 % 億円 % 億円 % 億円 % 円 平成 18 年 4, , , 平成 18 年度 4, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

( その 2 鉱業 ) 寄附金交際費等寄附金支出額交際費等支出額損金算入法人数金額法人数金額法人数金額限度額 100 万円以下 万円超 万円 万円 20

( その 2 鉱業 ) 寄附金交際費等寄附金支出額交際費等支出額損金算入法人数金額法人数金額法人数金額限度額 100 万円以下 万円超 万円 万円 20 ( その 1 農林水産業 ) 寄附金交際費等寄附金支出額交際費等支出額損金算入法人数金額法人数金額法人数金額限度額 100 万円以下 124 6 20 2 528 267 238 28 100 万円超 38 2 6 1 210 71 64 6 200 万円 1,174 158 256 24 3,570 2,135 1,893 232 500 万円 644 138 114 20 1,426 1,241

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