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1 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の 施行に伴う厚生年金保険の保険給付等に関する経過措置に関する政令案 ( 仮称 ) 概要 規定の内容 1. 総則 (1) 趣旨 この政令は 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 24 年法律第 63 号 以下 一元化法 という ) の施行に伴い 厚生年金保険の被保険者期間 改正前厚生年金保険法による年金たる保険給付の額の計算及び支給停止並びに改正後厚生年金保険法の保険給付等に関する規定の適用等に関し 必要な経過措置を定めるものとする (2) 用語の定義 この政令において 次の各号に掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる 一改正前厚生年金保険法一元化法第 1 条の規定による改正前の厚生年金保険法をいう 二改正後厚生年金保険法一元化法第 1 条の規定による改正後の厚生年金保険法をいう 三改正前国共済法一元化法第 2 条の規定による改正前の国家公務員共済組合法をいう 四改正前地共済法一元化法第 3 条の規定による改正前の地方公務員等共済組合法をいう 五改正前私学共済法一元化法第 4 条の規定による改正前の私立学校教職員共済法をいう 六改正前厚年令被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係政令等の整備等に関する政令 ( 以下 平成 27 年改正政令 という ) 第 1 条の規定による改正前の厚生年金保険法施行令をいう 七改正後厚年令平成 27 年改正政令第 1 条の規定による改正後の厚生年金保険法施行令をいう 八旧国家公務員共済組合員期間国家公務員共済組合の組合員であった者の一元化法の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 前における当該組合員であった期間 ( 改正前国共済法又は他の法令の規定により当該組合員であった期間とみなされた期間及び他の法令の規定により当該組合員であった期間に合算された期間を含む ) をいう 九旧地方公務員共済組合員期間地方公務員共済組合の組合員であった者の施行日前における当該組合員であった期間 ( 改正前地共済法又は他の法令の規定により当該組合員であった期間とみなされた期間及び他の法令の規定により当該組合員であった期間に合算された期間を含む ) をいう 十旧私立学校教職員共済加入者期間私立学校教職員共済法の規定による私立学校教職員共済制度の加入者であった者の施行日前における当該加入者であった期間 ( 改正前私学共済法又は他の法令の規定により当該加入者であった期間とみなされた期間を含む )

2 をいう 2. 厚生年金保険の被保険者期間等に関する経過措置 (1) 一元化法附則第 7 条第 1 項の規定により厚生年金保険の被保険者期間とみなされた旧国家公務員共済組合員期間 旧地方公務員共済組合員期間又は旧私立学校教職員共済加入者期間について 改正前国共済法等の規定により離婚時の年金分割が行われていた旧国家公務員共済組合員期間等については 厚生年金保険の被保険者期間にみなされる場合には 厚生年金保険法による離婚時みなし被保険者期間又は被扶養配偶者みなし被保険者期間とみなされたものとする (2) 一元化法附則第 5 条の規定により厚生年金保険の被保険者の資格を取得した者の平成 27 年 10 月から平成 28 年 8 月までの標準報酬月額については 資格取得時決定を規定した厚生年金保険法第 22 条第 1 項の規定にかかわらず 下記の額を改正後厚生年金保険法による標準報酬月額とみなすこととする ( ただし 平成 27 年 10 月 1 日以後に国家公務員共済組合法又は私立学校教職員共済法により随時改定が行われた場合は 当該随時改定に係る報酬月額を改正後厚生年金保険法による報酬月額とみなして あわせて改定を行うこととする ) 施行日の前日に国家公務員共済組合の組合員であった者 平成 27 年 9 月における改正前国共済法による標準報酬の月額 施行日の前日に私立学校教職員共済法の規定による私立学校教職員共済制度の加入者であった者 平成 27 年 9 月における改正前私学共済法による標準給与の月額 (3) 一元化法附則第 8 条第 1 項の規定により 改正前国共済法 改正前地共済法及び改正前私学共済法 ( 以下 改正前共済各法 という ) による各月の標準報酬の月額等を 厚生年金保険法による各月の標準報酬月額とみなす場合において 改正前地共済法による掛金の標準となった給料の額に乗じる政令で定める数値は 1.25( 特別職の職員等である組合員であった期間については 1) とする (4) 養育特例について 施行日前に養育開始日がある場合には 改正後厚生年金保険法の規定を適用せず 一元化法による改正前と同様に 各制度ごとに標準報酬のみなし措置を講ずる (5) 離婚分割について 以下の経過措置を定める 1 二以上期間者 ( 改正後厚生年金保険法第 78 条の 22 に規定する二以上の種別の被保険者であつた期間を有する者をいう 以下同じ ) に係る離婚時の標準報酬の改定請求について 施行日前の家庭裁判所に対する申立て等に基づき家庭裁判所が請求すべき按分割合を定めた等の場合には 改定請求を同時に行わなければならないと規定した厚生年金保険法第 78 条の 35 を適用しないこととする 2 施行日以前に改正前共済各法による離婚分割が行われた期間等については 改正後厚生年金保険法による離婚分割の対象から除くこととする

3 (6) 改正後厚生年金保険法第 36 条の2の規定により 各月の支払額に一円未満の端数があった場合には これを切り捨て 2 月に支払う年金額に切り捨てた額の合計を加算することとしており 同条の規定は 平成 27 年 10 月以後の月分として支払われる年金の支払額から適用することを定める 一元化法第 87 条の規定による改正後の国民年金法にも同様の規定があることから 同様の取扱いとする 3. 厚生年金保険の保険給付等に関する経過措置 (1) 一元化法附則第 12 条の規定によりなお従前の例によることとされた改正前厚生年金保険法による年金たる保険給付について なお効力を有するものとされた規定の読替えを定めるとともに 在職支給停止に関する規定等については 改正後厚生年金保険法の規定を適用することを定める また 改正前厚生年金保険法による老齢厚生年金又は障害厚生年金等について施行日以後に加給年金が加算されたときは これらの保険給付については 改正後厚生年金保険法の加給年金の支給停止規定を適用することをあわせて定める (2) 一元化法附則第 12 条の規定によりなお従前の例によることとされた改正前厚生年金保険法による年金たる保険給付のうち老齢厚生年金の受給権者が 施行日以後に別の種別の被保険者期間に基づく老齢厚生年金の受給権を取得した場合には 改正後厚生年金保険法及び改正後厚年令の二以上期間者の特例を適用することを定める (3) 改正後の在職支給停止を行うにあたり 以下の経過措置を定める 1 改正後の在職支給停止は 今まで在職支給停止の対象となっていなかった国会議員若しくは地方公共団体の議会の議員 ( 以下 国会議員等 という ) 又は 70 歳以上の使用される者 ( 昭和 12 年 4 月 1 日以前に生まれたものに限る 以下同じ ) である者について被保険者と同様に支給停止を行うこととしている 施行日前に国会議員等が受けた期末手当 ( 改正前共済各法にて在職支給停止の対象となっていた期末手当を除く ) 又は 70 歳以上の使用される者が受けた賞与については 在職支給停止計算を行う場合に計算の基礎とする標準賞与額に相当する額に含めないものとする 2 改正後の在職支給停止の対象となる者に一定の配慮措置を講じることとしている一元化法附則第 13 条を適用する場合について 在職支給停止の対象となる老齢厚生年金が異なると在職支給停止の計算の基礎となる老齢厚生年金の額が異なることから 在職支給停止の対象となる老齢厚生年金に応じて 同条の適用にあたり必要な読替えを定める 3 老齢厚生年金の受給権者であって退職共済年金の受給権者であるものについて 老齢厚生年金と退職共済年金の額を合算した額を基礎として支給停止総額を計算し 当該支給停止総額を当該老齢厚生年金の額に応じて按分した額を当該老齢厚生年金に係る支給停止額とすること等を規定している一元化法附則第 14 条又は第 15 条を適用する場合について 在職支給停止の対象となる老齢厚生年金及び退職共済年金に応じて これらの規定の

4 適用にあたり必要な読替えを定める (4) 改正前共済各法の組合員等であった者に対して障害厚生年金等を支給するため 以下の経過措置を定める 1 被保険者であった者という障害厚生年金の支給要件について 改正前共済各法による組合員等であった者 ( 初診日が平成 26 年 4 月 1 日以後にある場合に限る ) を含めることとする 2 初診日 ( 昭和 61 年 4 月 1 日以後にある場合に限る ) において改正前共済各法による組合員等であった者又は昭和 61 年 3 月以前の組合員等であった期間中に疾病にかかり 若しくは負傷した者であって 改正前共済各法による障害共済年金又は旧共済各法による障害年金の受給権を有していなかったものが 施行日以後 65 歳に達する日の前日までの間において改正後厚生年金保険法に規定する障害状態に該当する程度の障害の状態に至った場合 ( 同一の傷病に関し 改正前共済各法に基づく障害共済年金又は旧共済各法に基づく障害年金の受給権を有していなかった場合に限る ) には 事後重症の障害厚生年金の支給について定める改正後厚生年金保険法第 47 条の2の規定を適用し 障害厚生年金を支給することを定める 3 厚生年金保険法第 47 条の3の規定による いわゆる初めて 2 級障害厚生年金の支給要件について 同条に規定する基準傷病の初診日において改正前共済各法による組合員等であった者を含めることとする 4 障害手当金の支給要件について 初診日において改正前共済各法による組合員等であった者を含めることとする (5) 改正前共済各法の組合員等であった者の遺族に対して遺族厚生年金を支給するため 以下の経過措置を定める 1 被保険者であった者という遺族厚生年金の支給要件について 改正前共済各法による組合員等であった者を含めることとする 2 一元化法附則第 20 条の規定に基づき 遺族厚生年金を支給する場合は 次に掲げる者が施行日以後に死亡したときとする A 改正前共済各法による組合員等であった者であって 組合員等の資格の喪失後 改正前共済各法による組合員等であった期間中に初診日がある傷病により 当該初診日から起算して5 年以内に死亡したもの B 改正前共済各法による組合員等であった期間を有する者で 以下の年金給付の受給権を有する者 a 改正前共済各法による障害共済年金 ( 障害の程度が改正前共済各法に規定する二級以上である者に限る ) b 旧共済各法による障害年金の受給権者 ( 障害の程度が旧共済各法に規定する二級以上である者に限る )

5 c 改正前共済各法による退職共済年金 d 旧共済各法による退職年金 減額退職年金及び通算退職年金の受給権者 C 改正前共済各法による組合員等であった期間を有する者で 一元化法の施行日の前日において改正前共済各法による退職共済年金又は旧共済各法による退職年金 減額退職年金又は通算退職年金を受けるのに必要な期間を満たしていた者 (Bに掲げる給付のうち退職を支給事由とするものの受給権を有する者を除く ) 3 厚生年金保険法の遺族厚生年金に関する規定の適用について 2Aに該当する者が死亡した場合には 被保険者であつた者が被保険者の資格を喪失した後に被保険者であつた間に初診日がある傷病により当該初診日から起算して五年を経過する日前に死亡したときと 2Bに該当する者 (a 又は b の受給権を有する場合に限る ) が死亡した場合には 障害等級の一級又は二級に該当する障害の状態にある障害厚生年金の受給権者が死亡したときと 2Bに該当する者 (c 又は d の受給権を有する場合に限る ) 又は2Cに該当する者が死亡した場合には 老齢厚生年金の受給権者等が死亡したときと それぞれみなすこととする (6) 施行日前に改正前共済各法による退職共済年金の受給権を有する者が 施行日以後に老齢厚生年金の受給権を取得した場合等における加給年金の特例について 以下のように定める 1 一元化法附則第 21 条 ( 加給年金の支給要件の判定に当たって 老齢厚生年金の算定基礎期間に 改正前共済各法による退職共済年金の算定基礎期間を合算する旨の読替えを規定 ) の政令で定める規定は 次のとおりとし これらの規定について 同条と同旨の読替えを規定する 厚生年金保険法第 46 条第 6 項 ( 同法第 54 条第 3 項において準用する場合を含む ) 及び附則第 16 条 昭和 60 年改正法附則第 14 条第 1 項 平成 6 年改正法附則第 30 条第 2 項から第 4 項まで 厚生年金保険法施行令第 3 条の5 第 1 項及び第 3 条の7 昭和 61 年経過措置政令第 25 条 2 一元化法附則第 21 条に規定する者が 施行日前に振替加算が加算されている場合においては その者について昭和 61 年経過措置政令第 25 条の規定を適用するに当たっては 1の読替えを適用せず 所要の技術的な読替えを行う 3 加給年金の支給要件の判定に当たって 一元化法附則第 21 条の規定を適用する場合に 改正前共済各法による退職共済年金が繰上げ支給の給付であるときには 特例支給開始年齢又は 65 歳到達までの間 当該退職共済年金の算定基礎期間は 合算の対象としないものとする なお 振替加算の支給要件の判定に当たっても 同様の取扱いとする

6 4 施行日前に 改正前共済各法による退職共済年金 ( その額の計算の基礎となる組合員期間等が 240 月未満のものに限る ) 及び改正前厚生年金保険法による老齢厚生年金 ( その額の計算の基礎となる被保険者期間が 240 月未満のものに限る ) の受給権を有する者が 以下に該当するときは 一元化法附則第 21 条に規定する者とみなして 同条の規定を適用するものとする 当該老齢厚生年金について 施行日以後に第一号厚生年金被保険者期間に基づき 厚生年金保険法第 43 条第 3 項の規定による額の改定 ( 退職改定 ) が行われたとき 当該老齢厚生年金又は退職共済年金について 厚生年金保険法第 78 条の 10 第 1 項又は改正前国共済法第 93 条の 10 第 1 項等の規定による額の改定が行われたとき ( 施行日以後にその者を厚生年金保険法第 78 条の2 第 1 項等に規定する 2 号改定者として離婚分割が行われた場合に限り 離婚分割によって改正後厚生年金保険法による老齢厚生年金の受給権を取得する場合を除く ) 当該老齢厚生年金又は退職共済年金について 厚生年金保険法第 78 条の 18 第 1 項又は改正前国共済法第 93 条の 14 第 1 項等の規定による額の改定が行われたとき ( 施行日以後にその者を第 3 号被保険者として3 号分割が行われた場合に限り 3 号分割によって改正後厚生年金保険法による老齢厚生年金の受給権を取得する場合を除く ) (7) 経過措置による給付に関する二以上の種別の被保険者期間を有する者の特例昭和 60 年改正法又は平成 6 年改正法により額が計算される給付について 二以上の種別の被保険者期間を有する者について規定を適用する場合の経過措置を定める 1 昭和 60 年改正法の特例 加給年金の二以上期間者に対する期間合算の特例と同様 振替加算の 加算要件 と 停止要件 について 所要の期間合算の特例を定める 経過的寡婦加算を行う遺族厚生年金の判定について 改正後厚年令における中高齢寡婦加算額の加算のルールを前提に 以下のルールを設けることとする A 65 歳に達する日の前日において 中高齢寡婦加算額が加算された一の期間に基づく遺族厚生年金の受給権者であった場合 当該一の期間に基づく遺族厚生年金に加算 B 65 歳に達した日以後に遺族厚生年金の受給権を有した場合 中高齢寡婦加算と同様のルールで加算 2 平成 6 年改正法の特例 平成 6 年改正法により額が計算される 定額部分の支給開始年齢が引上げ途上にある特別支給の老齢厚生年金については 平成 6 年改正法の額計算等の規定について 各号の被保険者期間の種別に基づく老齢厚生年金ごとに判断することを定める この場合において 特定警察職員の特例については 第三号厚生年金被保険者期間に基づく老齢厚生年金に限ることとする 特別支給の老齢厚生年金の額の計算及び支給停止の規定について所要の読替えを規定 特に 在職支給停止の規定については 支給停止総額を合算して求める際の

7 他の期間に基づく老齢厚生年金の額については 基本月額に 12 を乗じて得た額に相当する額とすることを規定 老齢基礎年金の一部繰上げを請求した場合における老齢厚生年金の額計算等の規定についても 各号の被保険者の種別に基づく老齢厚生年金ごとに適用することを定める また 一部繰上げの老齢基礎年金の減額率についても 各号の老齢厚生年金ごとに計算した率を合算した率を用いることを定める (8) 改正前共済各法等による給付の受給権者に対して 改正後厚生年金保険法の併給調整又は遺族厚生年金の額の計算等の規定等を適用する場合における必要な読替えを定める (9) 改正前共済各法による退職共済年金や老齢厚生年金の受給権を有する者の老齢厚生年金の繰下げについて 以下の経過措置を定める 改正前厚生年金保険法による老齢厚生年金の受給権を有する者が 改正前共済各法による退職共済年金の受給権も有する場合について 施行日以後に当該老齢厚生年金について支給繰下げの申出をするときには 改正後厚生年金保険法による複数の老齢厚生年金と同様に 老齢厚生年金当該退職共済年金についての支給繰下げの申出と同時に行わなければならない旨を規定する (10) 改正前国共済法による退職共済年金の受給権者が 第 2 号厚生年金被保険者の資格を取得した場合等について 以下の経過措置を定める 1 改正前国共済法による退職共済年金の受給権者であって 第 2 号厚生年金被保険者の資格を取得したもの ( 第 2 号厚生年金被保険者期間に基づく老齢厚生年金の受給権を有する者を除く ) に支給する老齢厚生年金の額については その者が当該第 2 号厚生年金被保険者の資格を喪失し 第 2 号厚生年金被保険者となることなくして一月を経過する月の前月までの間 第 2 号厚生年金被保険者期間を その計算の基礎としない旨規定する 2 また 改正前地共済法による退職共済年金又は改正前私学共済法による退職共済年金の受給権者についても 同様の取扱いとする (11) 一元化法附則に規定する特定衛視等 特定警察職員又は地方公共団体の長であった者等の特例を適用する場合における 改正後厚生年金保険法の読替え等を定める (12) 脱退一時金の支給について 以下の経過措置を定める 1 改正前共済各法による障害共済年金又は障害一時金等の受給権を有したことがある場合についても 厚生年金保険法による障害厚生年金又は障害一時金等の受給権を有したことがある場合と同様に脱退一時金の請求をできないこととする 2 施行日の前日において日本国内に住所を有しない者の施行日前の厚生年金保険の被保険者期間 ( 第一号厚生年金被保険者期間に係るものに限る ) については 従前の例により改正前厚生年金保険法による脱退一時金を支給する なお 施行日以後に国民年金の被保険者となった場合又は日本国内に住所を有するに至った場合は この限りでないことをあわせて規定する

8 (13) 社会保障協定の実施に関し 以下の経過措置を定める 1 退職共済年金 ( 相手国期間と組合員期間等を合わせて 240 月以上有する者に限る ) の受給権者の配偶者について一元化法施行前と同様に社会保障協定の特例により老齢基礎年金の振替加算を支給できるよう規定の整備を行う 2 一元化法附則第 21 条に該当する者について 老齢厚生年金の加給年金額に係る 240 月要件に相手国期間を通算するとともに その場合に老齢厚生年金の加給年金額に乗じる期間比率の分子について組合員期間等を合算する等必要な規定の整備を行う 3 その他 社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律の施行に当たって経過的に必要な規定の整備を行う 4. 所要の経過措置 1から3までに掲げるもののほか 所要の経過措置を設ける 施行日 平成 27 年 10 月 1 日 根拠条項 一元化法 附則第 8 条第 1 項 第 12 条 第 13 条から第 17 条まで 第 19 条から第 22 条まで 第 34 条 第 35 条 第 57 条から第 59 条まで 第 68 条第 7 項及び第 160 条等

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