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1 公益法人制度改革について

2 Q1. 平成 20 年 12 月施行の 公益法人制度改革 は何を目指したのか? 1 旧公益法人制度では 1 主務官庁制のため法人の新規設立が難しい 公益性 の判断基準も不明確である 2 営利法人類似の法人など本来公益とは言い難い法人が混在しているなどの問題点が指摘されていました 2 このような指摘を受け また多様化する社会のニーズに対応するため 明治 31(1898) 年の民法施行以来 110 年ぶりに 主務官庁制を廃止し 法人の設立と公益性の判断を分離する大改革 = 公益法人制度改革 が行われました 3 改革により 法人の設立と公益性の判断が分離され 法人格 ( 一般法人 ) が登記のみで取得可能になるとともに 公益性については民間有識者が審査して 行政庁 ( 内閣総理大臣 都道府県知事 ) が認定する仕組みになり 法人の自主的 自律的な運営が可能になりました 4 併せて 公益法人の税制についても 新制度の下では全ての公益法人が特定公益増進法人 ( 寄付の税制優遇の対象 ) とされるなどの大改革が行われました 5 これまでの民法上の社団法人 財団法人は 5 年の移行期間 (~ 平成 25 年 11 月末 ) 内に新たな公益社団 財団法人又は一般社団 財団法人に移行の申請をする必要があります 1

3 公益三法 による新公益法人制度 ~ 民による公益の増進 を目指す~ 明治 31 年の民法施行以来 110 年ぶりの大改革 平成 18 年 5 月 26 日公益法人制度改革関連三法案の可決 成立 平成 20 年 12 月 1 日新制度の施行 ( 従来の民法による公益法人制度 ) 法人設立の主務官庁制 許可主義の下 法人の設立と公益性の判断が一体 < 民法上の社団法人 財団法人 > 〇 公益法人 の設立 = 各主務官庁の許可制 自由裁量 〇公益性の判断 縦割り行政 各主務官庁の自由裁量 ( 判断基準の規定なし ) 税制優遇 : 法人格付与と連動 法人税は収益事業のみ課税 一定要件を満たす特定公益増進法人に対する寄附金について所得控除あり 満たせば寄附金の税額控除あり (23 年度 ) 分離( 公益三法 による新公益法人制度 ) 主務官庁制 許可主義を廃止し 法人の設立と公益性の判断を分離 < 公益社団法人 公益財団法人 > 〇 公益性 の認定 = 一般法人からの申請を民間有識者からなる第三者委員会が審査 答申 行政庁 ( 内閣総理大臣又は都道府県知事 ) が認定処分 税制優遇 : 公益性 認定と連動 法人税は収益事業のみ課税 ただし 公益目的事業の認定を受けたものは収益事業でも非課税 公益法人は全て特定公益増進法人 一定要件を < 一般社団法人 一般財団法人 > 〇 一般法人 の設立準則主義登記のみで設立 2 公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律 明確な基準を法定 統一的な判断 ( 縦割り行政からの脱却 ) 関連税法の規定 1 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律 平成 20 年 12 月現在 特例民法法人 ( 旧公益法人 ) は全国で 24,317 法人 ( うち国所管 6,625) 移行申請 5 年の移行期間 (~ 平 末 ) 内に 特例民法法人は公益法人又は一般法人への移行申請を行う必要あり 申請がない場合には 移行期間の満了時に みなし解散 3 整備法 ( 新制度への移行手続等 ) 2

4 法人制度ごとの税制優遇措置の比較 税制優遇措置一般法人 公益法人特定非営利活動法人 ( 法人税 ) ( 寄附税制 ) ( 所得税 ) (所税額得に利法人公税控除係子の益得のる み)社非団控源配課 税泉当財除団 なし ( 全所得課税 ) 収な益し事寄業附 2課税 1み( 上記以外 ) なし なし 所等 公益社団 財団法人認定特定非営利 (+PST 要件 ) 活動法人 公益社団 財団法人 一般社団 財団法人 ( 非営利型法人 ) 一般社団 財団法人 1 公益社団 財団法人の公益目的事業は 収益事業であっても非課税 2 公益社団 財団法人は所得金額の 50% 又は公益目的事業の実施に必要な金額のいずれか多い金額 認定特定非営利活動法人は所得金額の 50% 又は 200 万円のいずれか多い金額について損金算入可 特定非営利活動法人 3

5 Q2. これまでにどのような成果が上がってきているのか? 1 例えば東日本大震災後の復興支援のように 従来の主務官庁制の枠を超えた活動が活発化しました 2 改革を機に 各法人は自らの事業や財務等の内容を踏まえ 公益法人か一般法人か適切な法人形態を選択して新制度に移行するようになりました この結果 東日本大震災に際しては 国所管で約 2,000 もの新旧公益法人が NPO 等とも連携し 従来の主務官庁制の枠を超えて物資の提供や専門家の派遣等の活動や寄附による支援に積極的に取り組むなど 公益法人の活動が拡大 活発化してきています 平成 25 年 5 月末現在 新制度の下で行政庁の認定処分を受けた公益法人は 国と都道府県合わせて 8,311 法人 ( 特例民法法人からの移行認定を受けた法人は 8,067 法人 新規で認定を受けた法人は 244 法人 ) です 公益法人から内閣府に提出された平成 23 年度の活動実績 ( 平成 23 年度中に事業年度を終了した国所管 824 法人の活動実績 ) についての事業報告を集計すると 年間計約 5400 億円の規模の公益活動を行っています 寄附の税制優遇の対象となる 特定公益増進法人 や寄附金収入も増えています 税制面では 制度を施行した平成 20 年と比べて 特定公益増進法人である公益法人数が制度改革後 10 倍増となる見込みです また 1 法人当たりの寄附金収入も 平成 23 年度実績で1.8 倍 うち税額控除対象法人に限ると4.3 倍となります これは寄附文化の醸成にとっても大きな意義があります 寄附金収入の比較 ( 単位 : 万円 ) ( 公益法人 824 法人 特例民法法人 6,625 法人 ) ( 万円 ) 4.3 倍 1.8 倍 4

6 公益法人等の現況 ( 平成 24 年 11 月 15 日現在 ) < 概要 > 公益法人及び公益目的支出計画実施中の一般法人 ( 国所管の公益法人及び一般法人 ) から内閣府に提出された平成 23 年度の活動実績 ( ) を報告する定期提出書類 ( 公益法人 : 事業報告等一般法人 : 公益目的支出計画実施報告書等 ) に基づき集計したものです なお 活動実績の報告については 1 事業年度経過後 3 か月以内に行政庁へ提出することとなっています ( ) 平成 23 年度中に事業年度を終了した法人の活動実績 公益法人について (824 法人 ( 財団 :606 社団 :218)) 合計平均値中央値 正味財産額 ( 億円 ) 27, 公益目的事業費 ( 億円 ) 5, 公益目的事業比率 (%) 会費収入 ( 億円 ) ,150( 万円 ) - 寄附金収入 ( 億円 ) 1,041, ( 万円 ) 理事 ( 常勤 ) 理事 ( 非常勤 ) 8, 職員数 ( うち常勤 ) 24,518(21,415) 30(26) 4(3) 公益法人 824 法人で 年間 5,300 億円を超える規模の公益活動を行っています 一般法人 ( 移行法人 ) について (304 法人 ( 財団 :158 社団 146) 合計平均値中央値 公益目的財産残額 ( 億円 ) 8, 公益目的支出 / 年 ( 億円 ) 1, 公益目的財産残額の減少額 / 年 ( 公益目的支出 - 収入 )( 億円 ) 移行した一般法人 304 法人における公益目的の活動規模は 年間 1,500 億円に及んでいます 寄附金収入の平均値でみると 新しい公益法人は特例民法法人の約 3 倍となっています 公益法人のうち税額控除対象法人について (152 法人 ( 財団 :123 社団 :29)) 合計平均値中央値 正味財産額 ( 億円 ) 5, 公益目的事業費 ( 億円 ) 1, 公益目的事業比率 (%) 寄附金収入 ( 億円 ) ,170( 万円 ) 職員数 ( うち常勤 ) 7,712(6,394) 52(43) 6(5) 移行後 1 事業年度経過前で活動報告を行っていない法人も含め 国所管の税額控除対象法人の総数は220 法人 (10 月末時点 ) 税額控除対象法人の寄附金収入の中央値は 3,170 万円 824 法人全体の中央値は 521 万円となっています 公益法人 (824 法人 ) と特例民法法人 (6,523 法人 ) の比較 公益法人特例民法法人 1 平均値中央値平均値中央値 正味財産額 ( 億円 ) 寄附金収入 2 ( 万円 ) 12, ,323 0 理事 ( 常勤 ) 理事 ( 非常勤 ) 職員数 職員数 ( 常勤 ) 特例民法法人のデータについては 平成 23 年度特例民法法人概況調査に基づき作成 2 特例民法法人における寄附金については 寄附金と財団法人における会費の総額を基に算出 5

7 公益法人数とその税額控除対象数の推移 公益法人の認定件数は近年大幅に増加している また 税額控除の証明を受けた公益法人数は 平成 25 年 10 月末時点で 713 法人となっている 1 公益法人の認定件数の推移 ( 内閣府 都道府県の合計値 ) 2 税額控除の証明を受けた公益法人数の推移 6

8 寄附優遇の対象となる特定公益増進法人である公益法人は 公益法人制度改革前の 10 倍増になり 公益を担う民間の主体は飛躍的に増える見込みです 税制面から見ると 平成 20 年 4 月 1 日現在の特定公益増進法人 ( 寄付の税制優遇の対象 ) である旧公益法人が862であるのに対し 24 年 4 月 1 日では5,529( 旧公益法人を含む ) であり 移行が終了すればこれが約 1 万法人となり 制度改革前の10 倍増となる見込みです < 特定公益増進法人である公益法人数 > 平 20.4 平 法人 5,529 法人 制度改革後 ( 見込み ) 約 10,000 法人 旧公益法人の約半数は一般法人に移行しますが これらの法人は 法律に基づく公益目的支出計画により引き続き公益事業を実施していきます 平成 24 年 11 月時点で内閣府がとりまとめたデータでは その時点で移行済みの一般法人 304 法人が総額計 8,125 億円の公益目的支出計画により公益活動を実施中です そもそも新制度では 公益事業を行う一般法人はいつでも公益認定の申請が可能です 実際に一般法人に移行したそのような意図を有する法人は少なくありません 制度改革後に設立した一般法人の公益認定申請も増えてきています 一般社団法人一般財団法人 いつでも 公益認定申請が可能 公益社団法人公益財団法人 7

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