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1 平成 19 年 ( ワ ) 第 1648 号 自衛隊監視差止等請求事件 原告 後藤東陽こと後藤信 外 3 名 被告 国 平成 20 年 ( ワ ) 第 430 号 自衛隊監視差止等請求事件 原告 安孫子 麟 外 21 名 被告 国 準備書面 仙台地方裁判所第 2 民事部合議 2 係御中 2008( 平成 20) 年 5 月 19 日 原告ら訴訟代理人弁護士 勅使河原 安 夫 同 弁護士 小野寺 義 象 同 弁護士 野 呂 圭外 第 1 二重の違憲行為 本件訴訟は 陸上自衛隊情報保全隊が 原告らが参加していた集会等を監視し 情報収集した上で 一覧表にまとめ それを少なくとも陸上自衛隊情報保全隊内において伝播させていたことにより 原告らの基本的人権が侵害されたため 監視 情報収集活動の差止及び国家賠償を請求するものである ところで 本件監視の対象となっている集会の多くは 自衛隊イラク派遣に反対する内容の集会である したがって 被告国は 自衛隊イラク派遣という違憲 違法な行為をし かつ それを批判する市民の表現活動を監視して基本的人権を侵害するという 二重の違憲行為を行っていることになる そして この二つの行為は 密接な関連性をもったものとして一体的に捉えるべきである 以下では 自衛隊イラク派遣の違憲性 違法性及び平和的生存権の具体的権 -1-

2 利性を認定した名古屋高裁判決について論じた上で 自衛隊イラク派遣と本件 監視の密接不可分性について論じる 第 2 名古屋高裁平成 20 年 4 月 17 日判決について 1 航空自衛隊の空輸活動の違憲 違法性 ( 1 ) 名古屋高裁平成 20 年 4 月 17 日判決 ( 甲 A8 以下 青山判決 という ) は イラクにおける航空自衛隊の空輸活動について 緻密な事実認定及び政 府解釈を踏まえ 概要 以下のとおり判断した 平成 15 年 5 月になされたブッシュ大統領による主要な戦闘終結宣言後 も アメリカを中心とする多国籍軍は ファルージャ バグダッド ラ マディ等の各都市において 多数の兵員を動員して 時に強力な爆弾 化学兵器 残虐兵器等を用い あるいは空爆を繰り返すなどして掃討作 戦を実行している 多国籍軍の掃討作戦の標的となったと認められるフセイン政権の残党 シーア派のマフディ軍 スンニ派の過激派等の各武装勢力は アメリカ 軍の駐留に反対する等の一定の政治的な目的を有し 組織的かつ計画的 に多国籍軍に抗戦し続けている したがって これらの武装勢力を抑圧しようとする多国籍軍の活動は 単なる治安活動の域を超えたものであって 少なくとも 現在 イラク国 内は イラク攻撃後に生じた週は対立に根ざす武装勢力間の抗争がある上 に 各武装勢力と多国籍軍との抗争があり これらが複雑に絡み合って泥 沼化した戦争の状態になっているものということができる とりわけ 首都バグダッドは 平成 19 年に入ってからも アメリカ軍 による掃討作戦が実行され アメリカ軍 武装勢力及び一般市民に多数の 犠牲者を続出させている地域であるから 国際的な武力紛争の一環として 行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為が現に行われている地域という べきであり イラク特措法にいう 戦闘地域 に該当する 航空自衛隊は 平成 18 年 7 月ころ以降 バグダッド空港への空輸活動 を行い 現在に至るまで アメリカが空挺隊員輸送用に開発した C-13-2-

3 H 輸送機 3 機により 週 4 回から 5 回 定期的にアリ アルサレム空港 からバグダッド空港へ武装した多国籍軍の兵員を輸送していること これ は陸上自衛隊のサマワ撤退を機にアメリカの要請でなされているものであ り アメリカ軍はこの輸送時期と重なる平成 18 年 8 月ころバグダッドに アメリカ兵を増派し 同年末ころから バグダッドにおける掃討作戦を一 層強化していること 空輸活動がアメリカ軍等との調整の上でなされてい るものと推認されること C-130H 輸送機には地対空ミサイル攻撃を 防御するためのフレアが装備されており これが事前訓練を経た上で 実 際にバグダッド空港での離着陸時に使用されていること 離着陸時におい ても現実的な攻撃の危険性がある旨防衛大臣が答弁していること 航空自 衛隊の武装へ委員を輸送するに際し バグダッドでの掃討作戦等の武力行 使に関与しない者に限定して輸送している形跡は認められない 現代戦において 輸送等の補給活動も戦闘行為の重要な要素である したがって 航空自衛隊の空輸活動は それが主としてイラク特措法上 の安全確保支援活動の名目で行われているものであり それ自体は武力の 行使に該当しないものであるとしても 多国籍軍との密接な連携の下で 多国籍軍と武装勢力との間で戦闘行為がなされている地域と地理的に近接 した場所において 対武装勢力の戦闘要員を含むと推認される多国籍軍の 武装兵員を定期的かつ確実に輸送しているものということができ 多国籍 軍の戦闘行為にとって必要不可欠な軍事上の後方支援を行っているものと いうことができる よって 航空自衛隊の空輸活動のうち 少なくとも多国籍軍の武装兵員 をバグダッドへ空輸するものについては 他国による武力行使と一体化し た行動であって 自らも武力の行使を行ったとの評価を受けざるを得ない 行動であるということができ イラク特措法 2 条 2 項 同条 3 項に違反し かつ憲法 9 条 1 項に違反する (2) この青山判決がなした事実認定及び法的判断に対して 政府からは何ら具 体的な反論は示されていない したがって 少なくとも航空自衛隊による多 国籍軍武装兵員のバグダッドへの輸送が憲法及びイラク特措法違反であるこ とは動かしようのない真実であると言える -3-

4 -4-2 平和的生存権の具体的権利性青山判決は 概要 以下のように述べて平和的生存権の具体的権利性を認めた 1 平和的生存権は 現代において憲法の保障する基本的人権が平和の基盤なしには存立し得ないことからして 全ての基本的人権の基礎にあってその享有を可能ならしめる基底的権利である 2 法規範性を有するというべき憲法前文が 平和のうちに生存する権利 を明言している上に 憲法 9 条が国の行為の側から客観的制度として戦争放棄や戦力不保持を規定し さらに 人格権を規定する憲法 13 条をはじめ 憲法第 3 章が個別的な基本的人権を規定していることからすれば 平和的生存権は 憲法上の法的な権利として認められるべきである 3 平和的生存権は 局面に応じて自由権的 社会権的又は参政権的な態様をもって表れる複合的な権利ということができ 裁判所に対してその保護 救済を求め法的強制措置の発動を請求し得るという意味における具体的権利性が肯定される場合があるということができる 4 平和 が抽象的概念であることや 平和の到達点及び達成する手段 方法も多岐多様であること等を根拠に 平和的生存権の権利性や 具体的権利性の可能性を否定する見解があるが 憲法上の概念はおよそ抽象的なものであって 解釈によってそれが充填されていくものであること 例えば 自由 や 平等 ですら その達成手段や方法は多岐多様というべきであることからすれば ひとり平和的生存権のみ 平和概念の抽象性等のためにその法的権利性や具体的権利性の可能性が否定されなければならない理由はないというべきである 3 以上の青山判決は 立憲主義や基本的人権の保障 平和主義の理念に忠実な 解釈 判断を示している 日本弁護士連合会 ( 甲 A9-1) をはじめ 仙台弁 護士会 ( 甲 A9-2 ) 愛知県弁護士会 第二東京弁護士会 大阪弁護士会と いった各単位会においても同判決を評価する会長声明が出されており 同判決 の意義は極めて大きい

5 第 2 自衛隊イラク派遣と本件監視の密接不可分性 1 前記青山判決によって示されたように 少なくとも航空自衛隊によるバグダッドにおける多国籍軍武装兵員の空輸活動は 違憲 違法な行為である 陸上自衛隊情報保全隊は このような違憲 違法な行為を批判する市民を監視 情報収集の対象にしていたのである 2 訴状第四点においても述べたとおり 戦争という対外的行為には監視 思想弾圧といった対内的行為も併存する そして 前記青山判決が判示しているとおり 少なくとも航空自衛隊の空輸活動が武力行使と評価されること 被告国は航空自衛隊を初めとしてイラクに派遣された自衛隊の活動内容についてほとんど情報を開示していないこと 陸上自衛隊情報保全隊の内部文書 ( 甲 A1) によれば監視対象の個人又は団体を政治的又は思想的に分類していること という点に鑑みれば 戦争と思想弾圧の関係は 自衛隊イラク派遣にもあてはまると認められる したがって 本件は 単に国の一機関が個人の情報を収集していたという問題にとどまらず 自衛隊がアメリカ軍を中心とする多国籍軍の武力行使と一体化する軍事活動を遂行するための監視 情報収集であることが強く認識されなければならない 以 上 -5-

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