<8BFA98488E7391CF906B89FC8F4391A390698C7689E C4816A82C991CE82B782E988D38CA995E58F5782CC8F4997B982C982C282A282C42D332E706466>
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- ひろみ ほうねん
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1 第 2 想定される 地震による被害状況
2 1 釧路市における地震発生の概要 釧路市における地震の発生及び北海道の被害状況は次のとおりである 表 2-1 過去に発生した主な地震と被害状況 ( 震度 5 以上 ) 発生発生年月日地域地震災害名 1952 年昭和 27 年 3 月 4 日十勝沖地震 1958 年昭和 33 年 11 月 7 日エトロフ島沖地震 1973 年昭和 48 年 6 月 17 日根室半島南東沖地震 1973 年昭和 48 年 6 月 24 日根室半島南東沖地震 ( 余震 ) 太 1993 年平平成 5 年 1 月 15 日洋平成 5 年釧路沖地震側 1994 年平成 6 年 8 月 31 日国後島近海地震 1994 年平成 6 年 10 月 4 日平成 6 年北海道東方沖地震 2003 年平成 15 年 9 月 26 日平成 15 年十勝沖地震 2004 年平成 16 年 11 月 29 日釧路沖地震 1959 年昭和 34 年 1 月 31 日内弟子屈地震陸 1987 年昭和 62 年 1 月 14 日日高山脈北部地震 出典北海道耐震改修促進計画 震央地名北緯東経 釧路の震度 マク ニチュート 釧路沖 N 41.8 E エトロフ島沖 N 44.3 E 根室半島南東沖 N 43.0 E 根室半島南東沖 N 43.3 E 釧路沖 N 42.5 E 国後島近海 N 43.2 E 北海道東方沖 N 43.2 E 釧路沖 N E 強 8.0 釧路沖 N 43.2 E 弱 7.1 弟子屈付近 N 43.3 E 日高山脈北部 N 42.5 E 釧路市地域防災計画 被害状況太平洋一体に被害 大津波死者 28 不明者 5 負傷者 287 住家 815 流出 91 半壊 被害軽微津波 : 釧路 14cm 霧多布 110 cm釧路 根室地方に被害 負傷者 28 住家 2 半壊 1 津波 : 釧路 48cm 花咲 280 cm小被害津波 : 釧路 15 cm 花咲 64cm 釧路 十勝地方を中心に被害死者 2 負傷者 1 根室地方を中心に被害負傷者 436 住家 61 半壊 348 日高 十勝 釧路地方を中心に被害行方不明 2 負傷者 847 住家 116 半壊 368 負傷者 26 住宅被害 2 弟子屈 阿寒を中心に被害住家 2 一部損壊震度 5 阿寒湖畔 震度 4 釧路市胆振 十勝 釧路を中心に被害負傷者 7 住家半壊 2 釧路市における地震の想定 (1) 想定地震中央防災会議の専門調査会及び道地域防災計画 釧路市地域防災計画が想定する地震のうち 釧路市に影響を及ぼす可能性のある6つの地震の位置及び規模を図 2-1 及び表 2-2に示す 中央防災会議の専門調査会では面震源で設定し 道地域防災計画及び釧路市地域防災計画では点震源として設
3 定している 図 2-1 釧路市に影響を及ぼす可能性のある 6 つの想定地震 想定地震の凡例釧路市地域防災計画北海道地域防災計画中央防災会議の専門調査会 4 釧路北部地震 6 根室沖 釧路沖の地震 1 想定地震 Ⅰ 厚岸沖の地震 2 想定地震 Ⅱ 根室沖 釧路沖の地震 3 北海道東部地震 5 十勝沖の地震 表 2-2 釧路市に被害を及ぼす可能性のある 6 つの想定地震 出典地震名称位置 ( 旧測地系 ) 規模 釧路市地域防災計画 1 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 ) 2 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 ) 北緯 42.9 度 東経 度 北緯 42.5 度 東経 146 度度 M8.4 M8.3 道地域防災計画 中央防災会議の 3 北海道東部地震北緯 42.5 度 東経 146 度 M8.3 4 釧路北部地震北緯 43.5 度 東経 度 M6.5 5 十勝沖の地震図 2-1 による M8.2 専門調査会 6 根室沖 釧路沖の地震図 2-1 による M
4 (2) 活断層について平成 7 年の阪神 淡路大震災の経験から 活断層の地震についても注目が高まっている 釧路市における活断層の分布を図 2-3に示めす 釧路市におけるこれら活断層が与える影響はその規模から 被害は地域的に限定されると考えられることから 釧路市においては海溝型の地震に対する対策がより重要である しかし 北海道では他の地域と比べて明治より前の地震の資料がきわめて少ないため 他の地方ほど詳しく地震活動の特徴を把握できていないこともあり 今後 研究や情報等に留意する必要がある 図 2-2 釧路市の活断層の分布 阿寒地区 音別地区 出典 : 新編日本の活断層
5 表 2-3 活断層の活動度 断層変位 断 番号 層 断 層 名 確 実 度 活 動 度 長さ (km) 走 向 傾 斜 断層形態 変位基準 年代 10 4 年 上下成分隆起側 m 横ずれ成分むき m 平均変 位速度 m/10 3 年 備考 標高 1 ( 音別地区 ) 音別断層 Ⅰ C 1.5 N N E 低断層崖 低断層崖 不連続 段丘面 段丘面 段丘面 W(5~10) W(<5) L ~50m の面 標高 20m の面 40~50m 面前縁の 段丘崖 左ずれの疑いあ り 1 徹 N ( 阿寒地 別 Ⅲ B 5 N 断層崖丘陵 W(>100) 区 ) 川 E 2 ( 阿寒地 区 ) 西 徹 別 Ⅱ B ~ C 3 N E 低断層崖 低位河岸 段丘面 NW(5) 確実度 Ⅰ: 活断層であることが確実なもの Ⅱ: 活断層であると推定されるもの Ⅲ: 活断層の可能性があるが 変位の向きが不明であったり 他の原因によって形成された疑いが残るもの 活動度平均変位速度 S( 認定に用いた第四紀の基準地形や第四紀層の変位量をその形成時から現在までの年数でわった値 ) を以って示す 松田氏 (1975) に従い A 級 (m/1000 年のオーダー ) B 級 (0.1m/1000 年のオーダー ) C 級 (0.01m/1000 年のオーダー ) のように分類した 出典 : 新編日本の活断層
6 3 想定地震の震度分布 表 2-4 既往調査における想定地震の震度分布 想定地震震度分布図 出典 海溝型地震 内陸型地震 想定地震 A(M8.25) 想定地震 B(M8.4) - 釧路市地域防災計画策定基礎調査平成 11 年 3 月 - 北海道東部 (M8.25) - 釧路北部 (M6.5) 北海道地域防災計画 - 釧路市 根室沖 釧路沖の地震 (M8.3) 十勝沖の地震 (M8.2) - 日本海溝 千島海溝周辺海溝型地震に関する専門調査会報告書平成 17 年 1 月中央防災会議 - 2 つの想定地震における震度分布を以下に示す
7 図 2-3 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 )M8.4 の震度分布 ( 全市域 ) 図 2-4 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 )M8.4 の震度分布 ( 釧路地区 )
8 図 2-5 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 )M8.4 の震度分布 ( 阿寒地区 ) 図 2-6 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 )M8.4 の震度分布 ( 音別地区 )
9 図 2-7 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 )M8.3 の震度分布 ( 全市域 ) 図 2-8 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 )M8.3 の震度分布 ( 釧路地区 )
10 図 2-9 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 )M8.3 の震度分布 ( 阿寒地区 ) 図 2-10 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 )M8.3 の震度分布 ( 音別地区 ) 24
11 2 つの想定地震の震度分布を比較すると以下 のような特徴が見られる (1) 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 ) 震度分布を想定した2つの地震の中で最も揺れが大きくなる想定地震である 釧路市における耐震改修促進計画や地震防災マップを策定する上で 起こりうる最大級の地震被害を検討することは重要である (2) 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 ) この想定地震は 釧路市地域防災計画の想定地震 Ⅱ 及び道地域防災計画の北海道東部地震と震源が同等であり 規模 ( マグニチュード ) についてもM8.3 と類以しており 国 道 市の全てにおいても この地震を想定している 25
12 4 建築物等被害 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 ) 及び想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 ) の被害予測として 表 2-5を示す 建物 項目 木造 ( 棟 ) 非木造 ( 棟 ) 出火件数 ( 件 ) 上水道供管 (km) 給ガス管 人的 (km) 現況 59,710 6, 表 2-5 被害予測結果の総括 想定地震 Ⅰ ( 厚岸沖の地震 ) 想定地震 Ⅱ ( 根室沖 釧路沖の地震 ) 被害予測結果被害率 (%) 被害予測結果被害率 (%) 半壊 2,402 半壊 58 一部損壊 29, 一部損壊 2, 半壊 746 半壊 11 一部損壊 18, 一部損壊 ( 箇所 ) ( 箇所 ) 0.35 ( 箇所 /km) 0.38 ( 箇所 /km) ( 箇所 ) ( 箇所 ) 0.11 ( 箇所 /km) 0.12 ( 箇所 /km) 死者 昼間 昼間 ( 人 ) 夜間 夜間 負傷者 193,617 軽傷者 1, 軽傷者 ( 人 ) 重傷者 重傷者 避難者 ( 人 ) 8, , 建物被害率 (%)= +( 半壊 /2)/ 現況 100 さらに 地区ごとの特性を把握するために 1 春採地区 2 橋南地区 3 橋北地区 4 鉄北地区 5 愛国地区 6 鳥取地区 7 大楽毛地区 8 本町地区 9 阿寒湖温泉地区 10 音別地区の10 箇所の地区別についての被害予測を表 2-6 及び表 2-7に示す (1) 想定地震 ( 厚岸沖の地震 ) 木造建築物被害の多い地区は 1 春採地区 5 愛国地区である 木造建築物の被害率の高い地区は 5 愛国地区 2 橋南地区である (2) 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖地震 ) 木造建築物被害の多い地区は 1 春採地区 5 愛国地区である 木造建築物の被害率の高い地区は 5 愛国地区 2 橋南地区である 26
13 表 2-6 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 ) 地区毎の建物被害予測結果 想定地震 Ⅰ( 厚岸沖の地震 ) 木造被害 非木造被害 地区 木造 半壊 一部損壊 被害 率 (%) 非木造 半壊 一部損壊 被害率 (%) 1 春採地区 14, , , 橋南地区 9, , , 橋北地区 1, 鉄北地区 6, , , 愛国地区 10, , 鳥取地区 9, , 大楽毛地区 6, , 本町地区 ( 阿寒町 ) 1, 阿寒湖温泉地区 ( 阿寒町 ) 音別地区 ( 音別町 ) 合計 59, ,402 29, , , 建物被害率 (%)= +( 半壊 /2)/ 現況 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 ) 地区毎の建物被害予測結果 想定地震 Ⅱ( 根室沖 釧路沖の地震 ) 地区 木造 木造被害 半壊 一部損壊 被害 率 (%) 非木 造 非木造被害 一部損 半壊 被害率 壊 (%) 1 春採地区 14, , , 橋南地区 9, , , 橋北地区 1, 鉄北地区 6, , , 愛国地区 10, , 鳥取地区 9, , 大楽毛地区 6, , 本町地区 ( 阿寒町 ) 1, 阿寒湖温泉地区 ( 阿寒町 ) 音別地区 ( 音別町 ) 合計 59, , , 建物被害率 (%)= +( 半壊 /2)/ 現況
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Ⅲ-6. 津波高及び津波浸水の分布 1. 元禄型関東地震の津波数値シミュレーション ( 東京湾 ) 1.1 津波数値シミュレーションの計算条件 津波の影響も考慮すべき地震として採用した元禄型関東地震行谷ほか (2011) モデルについて 以下の計算条件で津波遡上の数値シミュレーションを実施した 使用した断層モデル ( 波源モデル ) 元禄型関東地震行谷ほか (2011) モデル計算条件 メッシュサイズ
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ダムにおける耐震性能照査について 安里司 1 我喜屋靖 2 1 沖縄総合事務局北部ダム統合管理事務所管理課長 ( 905-0019 沖縄県名護市大北 3-19-8) 2 沖縄総合事務局北部ダム統合管理事務所管理係長 ( 905-0019 沖縄県名護市大北 3-19-8) ダムの耐震設計は河川管理施設等構造令に基づき設計を行っているところであるが 阪神淡路大震災以降に 大規模地震に対するダム耐震性の照査指針
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第 6 章 対策効果の分析と効果的な防災対策の検討 6.1 対策効果の分析 (1) 効果分析の方針 都心南部直下地震 ( 津波以外 ) 大正型関東地震 ( 津波 ) を対象に 以下の項目 について対策効果の分析を行った ア建物耐震化による対策効果木造建物 非木造建物の耐震化が進んだ場合の 建物被害 人的被害 火災被害 経済被害 の低減効果を試算した なお 耐震化率 ( 建物全体に占める新耐震建物の割合
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2 想定する地震 津波と被害の想定 2.1 想定する地震 ( 元禄型関東地震 ) 下水道 BCP で想定する地震被害想定は 防災計画 やその関連計画である 市 BCP の地震被害想定と整合している 地震被害想定に関しては 国の防災計画の見直しに伴い あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震 津波を想定し対策を推進する ことが規定されたことを踏まえ 消防局が 横浜市地震被害想定専門委員会 を設置して検討を進めた
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報道発表資料平成 28 年 7 月 21 日気象庁国立研究開発法人防災科学技術研究所 津波情報に活用する観測地点の追加について より迅速かつ より精度の高い津波情報に向けて 気象庁は 関係機関の協力も得て 沿岸の津波観測点及び沖合津波計の潮位データをリアルタイムで監視し 津波警報等の発表時には速やかに津波の実況を津波情報としてお知らせするとともに 実況に基づき津波警報の切替え 解除等の判断を行っています
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14 4 17 14 5 30 1978 6 12 37 12 11 20 80 30 90 13 7 1995 1 17 14 2 13 30 1 30 0.48 ( 7 8 ) 5 1 2 3 2 1/25,000 10 1km1km 4 250m250m 1/4 13 1 1 250m ( 13 10 1 ) 12 2 3.0m/s4.0m/s 1.5 4.5m/s 6.0m/s 1,500m
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資料 3 Ⅰ 住宅 建築物の耐震化に関する現状と課題 1 住宅 建築物の耐震化の現状 (1) 耐震基準と地震の被害状況 1 耐震基準の考え方 ( 参考 1) 現行の耐震基準 ( 新耐震基準 ) の昭和 56 年に改正され 導入されたものである 新耐震基準の考え方は 中規模の地震 ( 震度 5 強程度 ) に対しては ほとんど損傷を生じず 極めて稀にしか発生しない大規模の地震 ( 震度 6 強から震度
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