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1 株式会社日本政策金融公庫国際協力銀行 (JBIC) 7 JBIC 中国レポート 2010 年月号 新公布法令情報...2 主な新公布法令...2 新公布法令解説...5 増値税一般納税者資格認定管理弁法 増値税一般納税者資格認定管理弁法 の若干の条項に係る処理意見を明確にすることに関する通知 1. 法令の概要 検討 法令の背景についての補足...10 中国智庫 - 寄稿 ( 毎号掲載 ) 富士通総研経済研究所主席研究員柯隆...12 高速化を目指す交通インフラ整備と課題 1

2 JBIC 中国レポート 本レポートは 株式会社日本政策金融公庫国際協力銀行香港駐在員事務所が 日系企業の皆様の中国に於けるビジネスの参考になりそうな投資 金融 税制等にかかる生の情報を集め毎月発行するものです 本レポートに関するご質問 ご要望等ございましたら 当事務所までご照会下さい また 本レポートはホームページでも御覧頂けます ( 株式会社日本政策金融公庫国際協力銀行香港首席駐在員行天健二 新公布法令情報 主な新公布法令 1 ( 直近 3 ヶ月にて公布された新法令のうち 特に重要と思われるものについて会社設立 M&A 債権管理 労務管理 税関管理 税務 会計 外貨管理 その他の項目別にとりまとめたもの また マークアップされた法令等については解説等を掲載 ) 会社設立 M&A 法令名 : 外商投資プロジェクト審査認可権限の下級委譲業務を適切にすることに関する 通知 公布部門 : 国家発展改革委 文書番号 : 発改外資 [2010]914 号 公布日 : 2010 年 5 月 4 日 施行日 : 概要等 : 国務院 外資利用業務をより一層適切にすることに関する若干の意見 2 に 基づき 外商投資プロジェクト審査認可権限の下級委譲 (3 億米ドル未満の奨 励類及び許容類プロジェクトについては 一部を除き 爾後 国家発展改革委 員会ではなく省級発展改革委が審査認可 ) プロジェクト審査認可手続の簡素 化 プロジェクト監督検査の強化等を規定 1 本来 法令の公布は 中央性法規については国務院の 地方性法規については地方人民政府の承認を経てなされる 本レポートでは かかる公布手続きを経たことが確認できない法令 規範性文書 ( 法令以外の文書 ) についても 便宜上 その発出日を公布日として表記 施行日については 規定により確認可能であるものについてのみ 表記している ( - は未確認の意 ) また一部法令については 遡及施行されている 例 ) 企業所得税法に基づき制定された税務通達公布日 :2009 年 7 月 1 日 施行日 :2008 年 1 月 1 日 ( 遡及適用 ) 2 国発 [2010]9 号 2010 年 4 月 6 日発出 2

3 法令名 : 工商行政管理職能の作用を十分に発揮し外商投資企業の発展に資する業務を更 に適切にすることに関する若干の意見 公布部門 : 国家工商行政管理総局 文書番号 : 工商外企字 [2010]94 号 公布日 : 2010 年 5 月 7 日 施行日 : 概要等 : 国務院 外資利用業務をより一層適切にすることに関する若干の意見 3 に 基づき 外商投資企業の工商登記管理に係る具体的措置を定めた規定 労務管理 法令名 : 2010 年上海市社会保険費用納付基準 公布部門 : 上海市人力資源及び社会保障局文書番号 : 公布日 : 2010 年 5 月 20 日 実施期間 : 2010 年 4 月 1 日から 2011 年 3 月 31 日まで 概要等 : 上海市における社会保険料率の標準 2010 年 4 月 1 日から 2011 年 3 月 31 日 まで実施 4 税関管理 法令名 : 税関総署公告 2010 年第 33 号 公布部門 : 税関総署 公布日 : 2010 年 5 月 25 日 施行日 : 2010 年 7 月 1 日 概要等 : サンプル品 広告品に係る輸出入貨物についての通関管理強化に関する公告 サンプル品 広告品である輸出入貨物については その供与が有償であるか無 償であるかに拘らず税関への申告を要すること 商業価値のないサンプル品 広告品の輸出入については関税等輸入段階税を徴収免除とすることができるが そうでない場合は全て規則に従い課税することを規定 税務 会計 法令名 : 増値税一般納税者資格認定管理弁法 の若干の条文に係る処理意見を明確に することに関する通知 公布部門 : 国家税務総局 文書番号 : 国税函 [2010]139 号 公布日 : 2010 年 4 月 7 日 施行日 : 概要等 : 増値税一般納税者資格認定管理弁法 5 の一部規定を補充する法令 一般 納税者資格認定を申請しなければならない事業者の基準となる年間課税売上額 の詳細 所定の期間内に主管税務機関に対し 一般納税者資格認定表 ( 又は 一 般納税者不認定申請表 ) を提出しない場合の措置の詳細等について定める 新公布法令解説 3 国発 [2010]9 号 2010 年 4 月 6 日発出 4 詳細は 上海市人力資源及び社会保障局ウェブサイトを参照 5 国家税務総局令第 22 号 2010 年 2 月 10 日公布 2010 年 3 月 20 日施行 3

4 法令名 : 高所得者に対する個人所得税徴収管理を更に強化することに関する通知 公布部門 : 国家税務総局 文書番号 : 国税発 [2010]54 号 公布日 : 2010 年 5 月 31 日 施行日 : 概要等 : 高所得者の所得に対する管理強化を通じた徴税厳格化を規定する 外国籍個人 の取得する所得についても課税管理強化の対象とされており 公安出入国管理 部門との積極的な協調による出入国記録の把握や 銀行や外貨管理部門との強 調により対外支払に係る税務証明管理強化 資金の移動ルートを把握する等と している 法令名 : 土地増値税徴税管理業務強化に関する通知 公布部門 : 国家税務総局 文書番号 : 国税発 [2010]53 号 公布日 : 2010 年 5 月 25 日 施行日 : 概要等 : 都市部の住宅バブル抑制策の一貫として 土地増値税徴税管理業務を全面的に 強化することを規定 特に予定納税率については 東部地区で 2% 中部及び東 北地区で 1.5% 西部地区で 1% を下回らないよう調整することを規定する 不 動産売買取引の頻度減少等 不動産開発事業者に対して一定の影響が考えられ る 6 法令名 : 土地増値税清算に関係する問題に関する通知 公布部門 : 国家税務総局 文書番号 : 国税函 [2010]220 号 公布日 : 2010 年 5 月 19 日 施行日 : 概要等 : 不動産開発事業者が土地増値税を清算納税する際の課税標準の計算について規 定 6 土地増値税 は 不動産の譲渡益に対し課される租税であり その実際の課税は 不動産価格上昇抑制を目的としたマクロコントロールの手段とされてきた 課税方法は 納税義務者の不動産譲渡収入から法令に規定する一定の控除項目合計額を控除した残額を譲渡利益額 ( 課税標準 ) として申告納税することが基本とされる しかし 例えば 納税義務者が分譲集合住宅を建設する不動産開発事業者の場合 建物竣工前に入居者を募集し区分販売する場合等を想定し 1 区分販売等に係る代金を入居者から取得した時に土地増値税の予定納税を行い 2 建物全体が竣工し増値税課税標準の計算に必要な控除可能原価の確定がなされた後 改めて土地増値税の清算納税を行って 税額の過不足を調整することが関係法令により規定されている この様な不動開発業者の予定納税 清算納税等の納税方法は 法令により 各地の地方税務局が当地の実情に基づき制定することとされており 各地で課税方法 予定納税率が規定されている 4

5 新公布法令解説 増値税一般納税者資格認定管理弁法 増値税一般納税者資格認定管理弁法 の若干の条項に係る処理意見を明確にすることに関する通知 増値税課税の根拠法令である 増値税暫定施行条例 及び同実施細則は 2008 年に改正され 2009 年 1 月 1 日から実施されている 条例及び実施細則の改正により 増値税一般納税者資格認定は 申請の基準とされる年間売上高のハードルが引き下げられたが 一般納税者資格の認定管理については 従来どおりとされていた 新たな一般納税者資格の認定管理は 2010 年 3 月 20 日実施 増値税一般納税者資格認定管理弁法 ( 以下 認定管理便法 ) に基づきなされているが 認定管理弁法に基づく処理について明確にすることを目的として 増値税一般納税者資格認定管理弁法 の若干の条項に係る処理意見を明確にすることに関する通知 ( 以下 処理意見通知 ) が発出された 認定管理弁法及び処理意見通知に基づけば 年間の課税売上高が基準を超える増値税事業者については 一定の場合を除き 主管税務当局に対して増値税一般納税者資格の申請を行うことが義務づけられた 申請を怠った場合は懲罰的処置がなされる 課税売上高の基準を超えない増値税事業者であっても 一定の要件を満たす場合は 一般納税者資格の申請を行うことが可能とされている また これまで一般納税者資格認定の取得を申請する新規設立商業企業等に適用された指導期間管理の範囲 要求が大幅に縮小された ( これについては 増値税指導期間管理弁法 の規定に基づく管理がなされる ) 従来 一般納税者の認定範囲が狭かったことにより 多くの中小の増値税事業者について一般納税者の認定がなされていなかった このような中小の増値税事業者との取引は 増値税専用インボイスの使用ができないために 販売先が増値税額控除処理ができず 一般納税者との取引に比べ税務コストが高くなる状況にあった 新たな一般納税者資格の認定管理により 多くの内資中小企業が資格認定を受けることが見込まれる 7 これにより これまで小規模納税者に区分されていた内資中小企業との間で原材料等仕入取引がある企業にとっては これら仕入先が一般納税者認定を得 仕入取引の際に増値税専用インボイスが取得できるようになれば 関連税務コストの低減が期待できる 7 増値税一般納税者資格認定管理弁法 宣伝資料印刷発出に係る通知 ( 国税函 [2010]138 号 ) においては 新たな一般納税者資格の認定管理の効果の一つとして 中小企業の経営活動促進 強化への貢献を指摘している 5

6 1. 法令の概要 増値税課税の根拠法令である 増値税暫定施行条例 ( 以下 増値税条例 ) 及び同実施細則 ( 以下 実施細則 ) は 2008 年に改正され 現行条例及び実施細則が 2009 年 1 月 1 日から実施されている 新たな一般納税者資格の認定管理は 2010 年 3 月 20 日実施 増値税一般納税者資格認定管理弁法 ( 以下 認定管理弁法 ) に基づきなされているが 認定管理弁法に基づく処理について明確にすることを目的として 増値税一般納税者資格認定管理弁法 の若干の条項に係る処理意見を明確にすることに関する通知 ( 以下 処理意見通知 ) が発出されたものである なお 一般納税者資格認定の指導期間管理の範囲 要求についても その範囲が大幅に縮小された これについては 増値税指導期間管理弁法 8 ( 以下 指導期間管理弁法 ) の規定に基づく管理がなされる 2. 検討 (1) 一般納税者資格認定を申請しなければならない増値税事業者改正増値税条例及び実施細則は 増値税事業者が小規模納税者とされる年間課税売上高の基準を引き下げた 即ち 1 財貨の生産又は課税役務の提供に従事する納税者及び 財貨の生産又は課税役務の提供に従事することを主とし財貨の卸売り又は小売りを兼営する納税者については 9 50 万元以下 2 その他の納税者については 80 万元以下である場合 小規模納税者と定める 10 認定管理弁法は 増値税事業者の年間課税売上高がこれら小規模納税者の基準を超える場合 一定の場合を除き 主管税務当局に対して増値税一般納税者資格の申請を行うことを義務づけている ( 認定管理弁法 3 条 ) なお この 年間課税売上高 の考え方については 処理意見通知において 納税申告に係る売上額のみならず 査察 調査追徴に係る売上額 納税評価による更正に係る売上額 税務機関によるインボイスの代理発行に係る売上額及び免税売上額が含まれる とされている ( 処理意見通知 1 条 ) また 新規開業した増値税事業者及び 既に開業しているが年間課税売上高が基準を超えない小規模納税者についても 主管税務当局に一般納税者資格の認定を申請できるとしている これらの増値税事業者については 8 増値税一般納税者納税指導期間管理弁法 国税発 [2010]40 号 9 財貨の生産又は課税役務の提供に従事することを主とする とは 納税者の年の財貨の生産又は課税役務の提供に係る売上額が年の課税売上額に占める比率が 50%% 以上であることをいう 10 増値税条例 11 条 実施細則 23 条 6

7 1 固定的生産 経営場所を有すること 2 国の統一的な会計制度の規定に従い帳簿を設け 適法かつ有効な証憑に基づき計算することができ 正確な税務資料を提供することができること の両方の要件を満たす場合 一般納税者資格認定の申請が可能とされている ( 認定管理弁法 4 条 ) (2) 一般納税者資格認定の申請 認定年間課税売上高に係る基準を満たす増値税事業者の一般納税者資格認定手続きは 次のとおりとされている ( 認定管理弁法 8 条 ) 一般納税者資格認定の申請は 増値税事業者が 年間課税売上高が基準を超えた課税期間が終了してから 40 営業日以内に 主管税務機関に対し 増値税一般納税者認定申請書 ( 法定書式が弁法に添付されている ) を提出することにより行う ( 認定管理弁法 6 条 8 条 ) 前述のとおり 年間課税売上高に係る基準を満たす増値税事業者の一般納税者資格認定の申請は 任意ではなく 基準を超えた増値税事業者に義務づけられているものであることに注意を要する ( 認定管理弁法 3 条 ) なお 増値税の 課税期間 については 主管税務機関によって 増値税事業者の納税額の多寡に応じて それぞれ 1 日 3 日 5 日 10 日 15 日 1 ヶ月又は 1 四半期と決定される 11 四半期を一課税期間とすることは 小規模納税者にのみ認められているが 12 仮に 一課税期間が四半期とされている増値税事業者であれば 年間課税売上高が 基準を超えた月の属する課税期間 ( 四半期 ) 終了から 40 営業日以内に 主管税務機関に対して一般納税者認定申請を行わなければならない ということになる ( 処理意見通知 6 条 ) 一般納税者資格の認定権限は 県 ( 市及び区 ) の国家税務局又は同一級別の税務分局が有する ( 以下 認定機関 ; 認定管理弁法 7 条 ) 一般納税者認定申請が主管税務機関に受理された日から 20 営業日以内に 認定機関による一般納税者資格認定が完了する そして 主管税務機関が 税務事項通知書 を作成してこれを増値税事業者に送達することにより 認定取得の旨を通知する 主管税務機関が発行する 税務事項通知書 には 一般納税者資格認定の日付が記載される ( 処理意見通知 6 条 ) 納税者は認定の日の翌月から 増値税一般納税者として納税し また増値税専用インボイスを使用することができる (3) 期限どおり申請しない場合の処分すでに述べたとおり 年間課税売上高に係る基準を満たす増値税事業者の一般納税者資格認定の申請は 任意ではなく 強制されている手続である 増値税事業者が年間課税売上高に係る基準を超えているにも拘らず 期限どおり一般納税者資格認定を申請しない場 11 増値税条例 23 条 12 実施細則 39 条 7

8 合 期限経過後 20 営業日以内に主管税務機関によって 税務事項通知書 が作成され 当該増値税事業者宛送達されることになる この 税務事項通知書 には課税売上高が記載されることとされており 納税者の課税売上高が基準を超える場合 納税者は 一般納税者資格を認定しないとされている一定の場合 ( 自然人 ( 個人事業者を除く ) 小規模納税者として納税することを選択する企業的性格を有しない事業体 ( 社会団体等 ) 等 弁法 5 条に該当する場合 ) を除き 税務事項通知書 を受領してから 10 営業日以内に主管税務機関に対して 増値税一般納税者資格認定申請表 を提出しなければならないとされている ( 認定管理弁法 8 条 処理意見通知 8 条 1 項 ) 税務事項通知書 の送達がなされ 10 営業日を経過しても 増値税事業者がなお 増値税一般納税者資格認定申請表 を提出しない場合 増値税事業者は 実施細則 34 条に基づく処分 即ち 売上額に増値税率を適用することにより納付すベき税額を計算するものとし 仕入税額の控除は認められず また 増値税専用インボイスを使用することも禁じられることになる 処分の旨は 税務事項通知 に明記される ( 処理意見通知 8 条 1 項 ) なお この場合に適用される増値税率は 小規模納税者に適用される 3% ではなく 増値税一般税率 17%( 一部優遇税率 13%) である 増値税一般納税者認定申請を怠った場合 売上高に対して 17% の税額が適用され 仕入れ税額が認められない懲罰的措置がとられることから 重い税負担とされる結果となる かかる処分は 増値税事業者が主管税務当局に 増値税一般納税者資格認定申請表 を提出して かつ 主管税務機関の審査確認による執行停止の認可を経た後でなければ 停止されない ( 処理意見通知 8 条 2 項 ) (4) 新規に開業した増値税事業者等の一般納税者認定新規に開業した増値税事業者及び 既に開業しているが年間課税売上高が基準を超えない小規模納税者であっても 1 固定的生産経営場所を有し 2 国の統一的な会計制度の規定に従い帳簿を設け 適法かつ有効な証憑に基づき計算することができ 正確な税務資料を提供することができる場合 主管税務当局に一般納税者資格の認定を申請することができるとされている 新規に開業した増値税事業者の一般納税者資格認定申請は 新規開業の税務登記から 30 営業日以内とされているが ( 処理意見通知 10 条 ) 実際は税務登記の手続をする際 同時に手続きすることが認められており こうした方法をとることが多い 新規に開業した増値税事業者等の一般納税者認定手続は 主管税務機関に対し 増値税一般納税者資格認定申請表 を提出するとともに 1 税務登記証 の副本 2 財務責任者及び税務取扱スタッフの本人確認書類とコピー 3 会計スタッフの業務従事資格証明又はアウトソーシング先との間で締結した記帳代理合意とコピー 4 経営場所の財産権証明又は賃貸借契約等のコピー 5 国家税務総局の規定するその他の関係書類を 呈示 / 提出しなければならないとされている 主管税務機関により申請が受理された後 主管税務機関の判断により実地検査が行われる 主管税務機関が申請を受理した日から 20 営業日以内に 認定機関によ 8

9 る一般納税者資格認定が完了し かつ 主管税務機関が 税務事項通知書 を作成してこれを送達することにより 認定の旨が増値税事業者に通知される 一般納税者資格認定の実地検査は当局が必要と判断した場合に行われる 実地検査の範囲及び方法は 各省の税務機関が確定するとされているが 省級国家税務局の弁法処理意見を参照すると 13 会社の経営実態の有無 財務担当者の配置 会計帳簿 インボイス使用の状況等の確認が行われている 増値税事業者は 一般納税者認定の翌月から一般納税者として納税し 増値税専用インボイスを使用することができる なお 新規開業企業は 税務機関が申請を受理した当月から 一般納税者として納税し 増値税専用インボイスを使用することができる ( 認定管理弁法 11 条 ) 新規に開業した増値税事業者の一般納税者資格認定申請手続は 増値税事業者の任意であるが 一旦 一般納税者資格の認定を得た場合小規模納税者に転換してはならないとされていることに注意を要する ( 認定管理弁法 12 条 ) 新規に開業した増値税事業者及び 年間課税売上高が基準を超えない小規模納税者が一般納税者資格の認定を申請するか否かは 取引における有利不利と納税事務負担を勘案し 判断することになろう (5) 指導期間管理一般納税者認定取得のための指導期間管理は 従来 商業企業の新規設立の場合のほか 既存の生産性企業の経営範囲拡大にも適用された この指導期間は 税務当局により決定されるものの最短でも 6 ヶ月間とされ 企業は指導期間中 審査 インタビュー 実地調査等指導に服するものとされていた 主として新規設立商業企業に適用された こうした従来の措置は 内資の小型商業企業が経営実態のない会社を設立して一般納税者認定を取得し 増値税専用インボイスを虚偽発行して 虚偽発行された増値税インボイスを入手した企業がこれに基づき増値税仕入税額控除をする不正が横行したことへの対応だった 認定管理弁法に基づき指導期間管理弁法が制定され 指導期間管理の対象 要求が緩和されたが これは 一連の増値税専用インボイスの虚偽発行に対する当局の対応が進んだことを受けたものと思われる現行法令に基づく指導期間管理の対象は 新たに一般納税者の認定を受ける 登録資本金が 80 万元以下 かつ従業員数 10 名以下の小型商業卸売企業と 特殊な場合に該当する者 (1 増値税の脱税金額が納付すべき税額の 10% 以上を占め かつ 脱税金額が 10 万元以上である者 2 輸出税還付を騙取した者 3 増値税控除証憑を虚偽発行した者 ) のみである ( 認定管理弁法 13 条 指導期間管理弁法 4 条 ) 指導期間は 新たに一般納税者の認定を受ける小型商業卸売企業については 3 ヶ月間 その他については 6 ヶ月間とされた 13 広東省税務局の 増値税一般納税者資格認定管理弁法 の若干の条項に係る処理意見を明確にすることに関する通知 を転送発出する通知 参照 9

10 指導期間中の管理は 指導期間管理弁法に基づき管理がなされる 指導期間にある増値税一般納税者については 受領した増値税専用インボイス等については相互照合の上 齟齬がないことが確認された後に限り仕入れ税額控除が認められる また 専用インボイスの発行に数量 金額の上限が設定されること 専用インボイスの購入冊数が制限されること 発行した専用インボイスに係る売上高の一定額の増値税の予納を専用インボイス購入の条件とする等といった管理が求められる 3. 法令の背景についての補足 Q 増値税事業者の 一般納税者 と 小規模納税者 の税務上の取扱の違いは? 増値税事業者は 一般納税者と小規模納税者とで分類管理がなされる 一般納税者の納付すべき増値税額は 一課税期間の売上税額から仕入税額を控除して求められる これに対し 小規模納税者の納付すべき増値税額は 一課税期間の課税売上高に 徴税率 3% を乗じることにより求める簡易な計算方法が適用される また 一般納税者は 取引に増値税専用インボイスを使用することができる これにより 売上時には増値税専用インボイスを取引先に発行することができ また 仕入時には増値税専用インボイスを取引先から受領すれば これに基づき増値税の売上税額から仕入税額を計算 控除することができる ( インボイス方式 ) 小規模納税者は増値税正規インボイスを使用できない 取引の必要に応じて税務当局が小規模納税者のために増値税インボイスを代理発行する制度を利用することができる Q 一般納税者からすれば 小規模納税者は増値税専用インボイスの通常の使用ができないことにより 小規模納税者からの仕入取引は一般納税者からの仕入取引に比べ租税負担が高くなる状況にあった とは? 前述のとおり 小規模納税者については増値税納税事務が簡便である一方 増値税額計算の根拠となる専用インボイスを取り扱うことができず 売上時に取引先に対して増値税専用インボイスを発行することができない このことは 小規模納税者の売上取引先が増値税一般納税者である場合 取引先における納付すべき増値税額の計算上 仕入税額に算入するために必要な証憑を取引先が取得できないことにより 取引先が増値税仕入税額の控除を行えず この分のコスト化を強いることを意味する 認定管理弁法は 一般納税者認定のハードルを下げて認定対象を広げ これまで一般納税者認定を受けられなかった中小企業にも一般納税者認定を可能とさせ 増値税専用インボイスの使用の途を開くものである 外商投資企業の中には 現状小規模納税者に区分さ 10

11 れている内資の中小企業との間で原材料等仕入取引を有する企業もあると考えられる こうした外商投資企業にとっては 内資中小企業の一般納税者認定取得が進めば 仕入取引の際に増値税専用インボイスが取得できるようになり 関連租税負担の低減に繋がることが期待される 11

12 富士通総研経済研究所主席研究員柯隆 高速化を目指す交通インフラ整備と課題 途上国にとり交通インフラの未整備は経済成長を妨げるボトルネックの一つである 中国経済は BRICs( ブラジル ロシア インドと中国 ) 経済の中でも 最も高い成長率を誇っている その背景には 他の新興国に比べ 交通インフラの整備が進んでいることが挙げられる そもそも経済発展はヒト モノ カネがスムーズに流れることによって実現されるものである 経済発展が遅れている途上国の共通点はヒト モノ カネがスムーズに流れないことである 社会主義時代の中国も交通インフラ等の社会基盤がほとんど整備されていなかった 結果的に 経済は発展しなかった 30 年前に始まった 改革 開放 政策は経済の自由化を進めると同時に 政府主導で交通等の社会基盤整備が進められた 政府が限られた社会資本を優先的に社会基盤に注ぎ込む開発モデルはアカデミズムでは開発独裁とも呼ばれる すなわち 政府主導の開発モデルである 政府主導のモデルにおいて非効率な部分も指摘されるが 経済のキャッチアップ段階において有効なモデルであることは否めない 政府主導の開発モデルの一つのメリットは 交通インフラの場合 道路 鉄道 民間航空と港湾 水路の整備を全般的に開発する上で有利な点である リーダーシップの弱い政府ではグランドデザインをきちんと行うことができない 過去 30 年間の経済開発を振り返れば マクロ的にみて中国がいち早く交通インフラ未整備のボトルネックを解消した点について評価されよう 交通行政の現状と問題点中国の総合運輸管理行政は基本的に 民間航空 鉄道 道路 港湾の縦割りになっている 具体的には 民間航空は民間航空総局 鉄道は鉄道部 ( 省 ) 道路と港湾は交通部( 省 ) 都市内交通は建設部 ( 省 ) という分業管理体制になっている 一般的に 縦割り行政のメリットはそれぞれの交通インフラ整備の専門性を発揮できる点といわれる 例えば 鉄道が鉄道部によって整備されることはその専門性が十分に発揮されるものと期待される 一方 縦割り行政のデメリットについては 交通インフラの重複投資による非効率性が指摘される 12

13 交通インフラ整備の最適化は経済発展の背丈に見合ったものである必要がある 交通インフラ整備の効率化という観点から考えれば 交通インフラ整備に関する交通インフラ全体のグランドデザインが重要である すなわち 実際の交通インフラ整備については縦割りの行政システムでも機能すると思われるが 交通インフラ全体のモデルをグランドデザインしておく必要がある 中国の国土の広さと地理的特徴からみれば 交通インフラシステムは 短距離 中距離と長距離に分けて考える必要がある 常識的な考え方でいけば 短距離は道路 中距離は鉄道 長距離は航空 というような輸送手段の組み合わせが合理的と考えられる しかし 実際問題として 中距離と長距離に関する棲み分けは必ずしも明確に行われておらず 鉄道と民間航空が競合するようになっている 表 1 に示したのはこれまでの 30 年間交通インフラ整備の実際の状況である 鉄道 高速道路と民間航空が交通インフラの主軸である これからの交通インフラは高速鉄道と高速道路と民間航空からなる近代的なシステムになっていくものと思われる 表 1 主要交通運輸手段の総延長の推移 ( 単位 : 万キロ ) 鉄道 道路 内航 民間航空 高速道路 N/A N/A N/A 資料 : 中国国家統計局 現状において 鉄道部は鉄道の高速化に取り組んでおり 日本 フランス ドイツ等から高速鉄道の技術を導入し 中国版 新幹線 を建設し 既に主要都市間において在来線を利用した時速 250 キロ前後の高速鉄道の運用が開始されている それに加え 武漢 ~ 広州においては 時速 350 キロ前後の高速鉄道の運用も開始している さらに 北京 ~ 上海等の主要路線でも時速 350 キロ前後の高速鉄道が新たに建設され うち 上海 ~ 南京間で 13

14 7 月 1 日から営業が開始され 300 キロを 2 時間で走行する従来のこだま型高速鉄道に代わり 新しい高速鉄道では 1 時間 15 分にまで短縮された 問題は これらの高速鉄道の建設と並行して 民間航空インフラも着々と整備されている点だ 現在 北京 ~ 上海間では既にシャトル便の運行が行われている 将来的に 高速鉄道と民間航空とが乗客を巡る競争になると予想される 一部では こうした競争が既に始まっている ( 写真 : 武漢と広州とを結ぶ武広高速鉄道の広州南駅航空会社は乗客を獲得するために に停車する鉄道車両 最速 3 時間弱で武漢 広州間値下げ競争に走っている しかし 1,068km を結ぶ ) 価格競争は航空会社の経営悪化をもたらし 安全運行を脅かす恐れがある 従来から交通インフラの重複投資を抑制するため 総合運輸委員会の設置が提案されていた すなわち 現在の縦割りの省庁を総合運輸委員会に統合し グランドデザインの力を強化していく考えである 問題は こうした省庁の統廃合についてそれぞれの省庁が抵抗し 行革のリーダーシップが弱いため かかる統廃合が未だ実現していない点だ その代わりに 交通インフラの建設プロジェクトは国家発展改革委員会で許認可を受けることになる 中央政府レベルは こうした許認可権の行使によって重複投資を抑制するとしている 個別省庁が単独で交通インフラを整備する現状において 国家発展改革委員会の許認可権行使は重複投資を抑制することが多少なりともできていると思われるが 交通インフラのグランドデザインが行われない中では 許認可権の行使も恣意的になりがちである 何よりも個別省庁と地方政府のロビー活動を前にして 国家発展改革委員会の許認可権行使の効率性と公正さが問われている ヒト モノ カネの流れと物流の効率化経済発展は結局ヒト モノ カネの流れが効率化する過程である 改革 開放 政策前に比べ それ以降の 30 年間はモノの供給が豊富になり 経済が大きく発展した 図 1 に示したのは 1981 年以降の小売売上高の伸び率と小売売上高の GDP 比の割合である これまでの 30 年間 消費 ( 小売売上高 ) は徐々に拡大しているが その伸び率は GDP の成長率を下回り 消費の対 GDP 比率は次第に低下している 14

15 図 1 小売上高の伸び率とその GDP 比の推移 小売売上高 GDP 小売売上高の伸び率 % 1981~ ~ ~ ~ ~ 資料 : 中国国家統計局 これについて 種々の原因が考えられる 一つは 経済成長モデルそのものが消費主導ではなく 投資主導だからである もう一つは 交通インフラ整備が相対的に遅れているため 経済成長を妨げているからである さらに 交通インフラ整備への公共投資は行われているものの 効率的な物流ネットワークシステムの整備が遅れているため 消費が伸び悩んでいるためである 交通インフラ整備の遅れは貨物輸送に限らず 旅客輸送についても同様だ その証拠の一つが 毎年春節 ( 旧正月 ) になると 都市部で出稼ぎする労働者の帰郷によって鉄道等の交通インフラシステムが機能不全に陥ることである 実は機能不全に陥るのは旧正月時の長距離輸送システムだけではない 上海や北京等の主要都市では 旧正月時には交通システム自体が麻痺状態に陥っている 都市内交通をみると モータリゼーションが既に始まっており 富裕層を中心に車の保有が急増している しかし 都市内通勤を自家用車に頼るのは明らかに非現実的である 中国では ミドルサイズの都市の人口は 300 万人以上に上る 通勤に伴う旅客輸送は自家用車に頼るのではなく レール交通システムの整備を急ぐ必要がある 自家用車はあくまでもその補完的な役割を果すべきである そして 都市間交通は 道路 鉄道と民間航空を組み合わせた複合的なシステムを設計し 構築する必要がある 現在 鉄道の輸送能力を高めるために 鉄道の高速化 ( スピー 15

16 ドアップ ) が図られている 鉄道の輸送能力を高めることは方向性として間違っていないが それだけでは不十分である ここで考えなければならないのは二つのポイントである 一つは如何にして物流システムを効率化するかである それを実現するには 効率的な物流システムの整備に加え 物流市場機構の構築も不可欠である もう一つは如何に労働者の出稼ぎ経済を徐々に縮小していくかである すなわち 沿海部の労働集約型製造業を内陸にシフトすることが求められている 近代的な物流システムの構築と交通インフラの整備中国の一人当たり GDP は既に 4,000 ドルに近づき 2010 年でドル建て GDP において日本を追い抜いて世界 2 位になるとみられる ここで 中国がどのような物流と交通インフラのシステムを構築し 持続可能な成長を目指すかが問われている 表 2 旅客輸送量の推移 ( 単位 : 億人キロ ) 鉄道 道路 水運 民間航空 , ,613 2, ,546 4, ,533 6, ,062 9, , ,622 10, , ,216 11, , ,779 12, ,883 資料 : 中国国家統計局 ここで まず関連の統計を確認しておこう 表 2 に示したのは主要交通輸送手段による旅客輸送量 ( 億人キロ ) の推移である 時系列的に 旅客輸送において道路は急速に重要性を増している 道路輸送では 都市内交通に加え 300 キロ程度の都市間交通が高速道路網の整備に伴い急速に発達してきている 無論 鉄道による旅客輸送も重要である それは主に長距離の輸送手段として重要な役割を果している そのほかに 民間航空による旅客輸送が補完的な手段として重要である 以上の3つの輸送手段はどのように補完しあうのだろうか 一つは距離と輸送効率による補完である もう一つは旅客の所得層による補完であり 低所得層では高速バスや鉄道が選好されるのに対して 富裕層は高速鉄道と民間航空を選好する 16

17 表 3 貨物輸送量の推移 ( 単位 : 億トンキロ ) 鉄道 道路 水運 民間航空 海運 , ,053 3, ,622 3,358 11,592 8, ,049 4,695 17,552 11, ,770 6,129 23,734 17, ,726 8,693 49,672 38, ,954 9,754 55,486 42, ,797 11,355 64,285 48, ,106 32,868 50,263 32, 注 : 水運には内航と海運が含まれている 資料 : 中国国家統計局 表 3 に示したのは交通輸送手段別の貨物輸送量の推移である 旅客輸送と違って 貨物輸送においては 水運 ( 内航 + 海運 ) が最も重要な役割を果している また 道路と鉄道も重要な輸送手段になっている 中国経済の特徴の一つは輸出主導の経済であるため 海運の需要が依然として強い点だ 鉄道輸送は主として石炭等の資源財に集中するが 道路はコンテナや食品等の輸送が大きなウェイトを占めている ここで 中国にとり効率的な交通インフラシステムのあり方を改めて検討することにする まず 鉄道の役割を考えると 鉄道の高速化に伴い旅客輸送の能力が大きく強化されるものと期待される 旅客輸送需要の特性をみると 旧正月等の連休時に集中するため ピーク時の需要に応える輸送能力の強化が求められる 一方 貨物輸送では 資源財の輸送需要が大きなウェイトを占めている 今後も 石炭や食糧等の資源財の輸送需要に応える輸送力の強化に努める必要がある さらに 鉄道輸送の効率化を考えて 水運 ( 内航と海運 ) と道路等の総合的な物流システムの再構築が求められる 道路網については 近年 中国政府は高速道路の整備に取り組んでおり 沿海部の主要都市を結ぶ高速道路網の整備が着実に進んでいる 現在 高速道路網の整備は沿海部から内陸部に広がりつつあり 中小都市を結ぶ高速道路ネットワークも整備されている これから重要なのは 高速道路の運用を効率化するために GPS システムの普及と高速道路の補修等メンテナンスの強化である 17

18 さらに 民間航空の輸送能力も強化されている 主要都市での空港ターミナルの施設整備は 北京五輪と上海万博をきっかけに着実に進んでいる 北京 上海 広州という3つのハブに加え スポークの路線も充実しつつある 現在 中国政府のリーダーシップの下で 100 人乗りの中型機の開発が取り組まれている 今後 内陸山間部に位置する中小都市を中心に中型機による輸送能力の強化が期待されている それに加え 港湾施設の整備も着実に進められている 現在 上海ではアジア最大のコンテナヤードが建 ( 写真 : 武漢と広州とを結ぶ武広高速鉄道の武漢駅 設されている 同コンテナヤードは 建設作業の砂煙の向こうに車両が見える ) 効率化される総合的な物流システムの要になるとみられる そのほかに 北方には大連 南方には深センという二つのサブ ハブが存在し 複合型の港湾システムが出来上がりつつある 最後に こうした壮大な交通インフラをより効率よく運用するためには やはり抜本的な行政改革が求められる 長年 議論されてきた総合運輸委員会の創設が重要だが それを実現するには 指導部の強いリーダーシップが必要である 現在 第 12 次 5 ヵ年計画が作成されている その中で 交通システムの高速化と効率化が目玉になっている 特に 交通手段の安全運行と渋滞解消を目的に ITS( 知能交通システム ) の研究を強化し 導入していく方針のようだ それを実現するには やはり日本の国土交通省のような総合運輸委員会の創設が求められる 現在 行革を担当している筆頭総理李克強は総合運輸委員会の創設に意欲を示しているといわれている 2012 年の政権交替以降 抜本的な行革の一環として総合運輸委員会の設立が期待されている 現状では 経済成長率が高く 国民貯蓄も蓄積され 政府主導の公共投資によって交通インフラが整備されている しかし 交通インフラの整備は公共投資だけでは不十分である 今後のことを考えれば 政府による投資に加え PFI 等によって民間資本の導入も不可欠であろう 何より 交通インフラはコンクリートのハードの部分に加え それを効率よく運用するソフトの部分も強化されなければならない 筆者紹介 : 1963 年中国南京市生まれ 1994 年名古屋大学大学院経済学修士課程修了 1998 年より 富士通総研経済研究所主任研究員を経て現職 専門は開発金融 中国経済論 18

19 ご照会先株式会社日本政策金融公庫国際協力銀行香港駐在員事務所 Suite 3111, One Pacific Place, 88 Queensway, Hong Kong Tel: Fax: 本レポートは中国に関する概略的情報を株式会社日本政策金融公庫国際協力銀行香港駐在員事務所が皆様に無償ベースにて提供するものであり 当事務所は情報利用者に対する如何なる法的責任を有するものではありませんことをご了承下さい 19

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