申立の理由 第 1 被保全権利の不存在 (1) 本件記事による社会的評価の低下の不存在について債権者は 仮処分命令申立書別紙本件記事 ( 下線付き ) において下線を付した ( 1 ) 及至 ( 37) の各記載 ( 以下 本件記載 ( 1 ) 及至 ( 37) という ) は いずれも債権者の社会

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1 保全異議申立書 平成 25 年 12 月 27 日 東京地方裁判所民事第 9 部御中 債務者代理人弁護士太田真也 当事者の表示別紙当事者目録記載のとおり 申立の趣旨 1 債権者と債務者間の東京地方裁判所平成 25 年 ( ヨ ) 第 3773 号仮処分命令申立事件について 同裁判所が平成 25 年 12 月 26 日にした仮処分決定を取り消す 2 債権者の上記仮処分命令の申立てを却下する 3 申立費用は 債権者の負担とするとの裁判を求める 1

2 申立の理由 第 1 被保全権利の不存在 (1) 本件記事による社会的評価の低下の不存在について債権者は 仮処分命令申立書別紙本件記事 ( 下線付き ) において下線を付した ( 1 ) 及至 ( 37) の各記載 ( 以下 本件記載 ( 1 ) 及至 ( 37) という ) は いずれも債権者の社会的評価を低下させるものであり それぞれ名誉毀損 1 及至 5を構成する 旨 主張している しかしながら 本件記載 (1 ) 及至 (37) は いずれも債権者の社会的評価を低下させるものではなく 名誉を毀損するものではない すなわち 本件記載 (1 ) 及至 (37) の内容について 詳細にみていくと (1 ) は 債権者が弁護士法違反で懲戒請求をされたこと および告発者 の自宅に突然 名誉毀損で警官 4 人が押し掛け私物を差し押さえたこと が記載されているのみである (2 ) は 本件記事全体の要約であり (3 ) は 本件記事の目次である (4 ) 及至 (23) は 概ね 懲戒請求書 ( 乙 1 号証 ) に記載されている内容が ほぼそのまま記載されているものである (24) 及び (25) は 答弁書 ( 乙 2 号証 ) 答弁書に対する反論書面 (1)( 乙第 3 号証 ) の内容を引用して その内容に若干の考察を加えたものである (26) は ネットの書き込みの名誉毀損で いきなり令状をもって自宅に 押し掛けてくるのは 普通では考えられないという一般論と 債権者の 祖父が名古屋高等検察庁の検事長だったという事実を記載した上で そ 2

3 こから合理的に推論できる範囲で推察を加えたものである (27) は 警察の押収により 一部の証拠写真が消えていたことが記載さ れているのみである ( 28) 及至 ( 37) は 本件記事の執筆者が 債権者に送付した質問内容 がそのまま記載されているものである という内容であるといえる この本件記載 ( 1 ) 及至 ( 37) の内容を見れば 本件記載 ( 1 ) 及至 ( 37) の内容は 債権者に対してなされた懲戒請求の内容 およびそれを元に本件記事の執筆者が債権者に送付した質問の内容が その大部分かつ主要な部分を占めており 本件記載 (24) ( 25) ( 26) にのみ 若干の考察や推察が含まれているものといえる このような本件記載 (1 ) 及至 (37) の内容を見た通常の一般的な読者の普通の注意と読み方を基準とすれば ( 最判昭和 31 年 7 月 20 日民集 ) 債権者が本件記載(4) 及至 (23) に記載されているような内容の懲戒請求にさらされており 執筆者から ( 28) 及至 ( 37) の内容の質問を受けていることは 読み取れるが それを超えて 債権者が 名誉毀損 1 及至 5として挙げているような意味内容を 直ちに読み取ることはできないといえる すなわち 通常の一般的な読者の普通の注意と読み方を基準とすれば 本件記載 (1 ) 及至 (37) には 債権者が 懲戒請求をされたり 質問を受けていること が記載されているが 債権者が懲戒請求に該当する事実を犯していること が記載されているわけではないということは容易に読み取れるし また 若干加えられている考察や推察についても 3

4 事実ではなくあくまで推測 ということが容易に読み取れる そして このような懲戒請求をされているという事実の記載 執筆者から質問を受けているという事実の記載 および 事実ではなくあくまで推測 と容易に読み取れる記載は 直ちに債権者の社会的評価を低下させるものとはいえない さらに言えば 本件記載 (1 ) 及至 (37) のそれぞれの記載は 通常の一般的な読者の普通の注意と読み方を基準とすれば いずれも記載のそれぞれ一つ一つの単独では 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) 等の各証拠から容易に推認できる具体的事実を記載したものがほとんどであり 債権者の社会的評価を低下させるものとはいえない内容のものであることは明らかである したがって 通常の一般的な読者の普通の注意と読み方を基準とすれば 本件記載 (1 ) 及至 (37) の内容について 債権者が名誉毀損 1 及至 5 で挙げているような意味内容を読み取ることはできず 通常の一般的な読者の普通の注意と読み方を基準とした本件記載 (1 ) 及至 (37) の内容は 直ちに債権者の社会的評価を低下させるものとはいえない (2) 違法性阻却事由ア本件において債権者は 本件各記事について人格権に基づき削除請求を行っている かかる請求が認められるためには 債権者の社会的評価が低下するだけでは足りず 債権者の名誉が違法に侵害されたといえる必要があると解されている なお かかる差止請求について問題となった事例として 北方ジャーナル事件 ( 昭和 61 年 6 月 11 日最高裁判決 [ 民集 40 巻 4 号 872 頁 ]) があげられる 同事件は 出版物が公務員又は公職選挙の候補者に対する評価 批判等の表現行為に関するものである場合における出版 4

5 物を仮処分によって事前に差し止めることができるのは 1 表現内容が真実でないか又はもっぱら公益を図る目的のもでないことが明白であって 2 被害者が重大にして回復困難な損害を被るおそれがある場合に限られる旨判示されている そして 本件も 同様に名誉が違法に侵害されたことを理由に表現の差止めが認められるかどうかが問題となっているところ 本件各記事は公務員又は公職選挙の候補者に対する評価 批判等の表現ではなく また 既に表現されており上記事件のような純粋な事前規制の問題ではない しかし 表現の自由に対する抑制であることは上記事件と同様である上 保全手続という本案に比して手続保障が十分でない手続で将来の表現行為を禁止するという点では事前規制に類するともいえることからすれば 当該表現が公共の利害に関するものと認められる場合に その差止めの仮処分が認容されるのは その内容が真実ではないこと 又は公益を図る目的によるものでないことについて相当程度蓋然性があることが疎明された場合に限られると解すべきである ( 東京地裁保全研究会編 民事保全の実務 [ 新版増補 ]( 上 ) ( 社会法人金融財政事情研究会 )332 頁 ) なお 本件記載 ( 1 ) 及至 (37) の一部については 事実を基礎とした意見ないし論評の表明という部分も含まれていると考えられる余地もあるが 一般に ある事実を基礎としての意見ないし論評の表明による名誉毀損にあっては その行為が公共の利害に関する事実に係り かつ その目的が専ら公益を図ることにあった場合に 当該意見ないし論評の前提としている事実が重要な部分について真実であることの証明があったときには 人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものではない限り 当該行為は違法性を欠くとされている ( 最高裁平成 9 年 9 月 9 日第三小法廷判決民集第 51 巻 8 号 308 5

6 4 頁等 ) したがって 本件では 上記の各要件を満たし上で 初めて仮の削 除が認められるものと考えられる イ公共の利害に関する事実債権者は 日本テレビ系列の人気番組 行列のできる法律相談所 ( 世帯当たりの視聴率 14.7%) やTBS 系列の朝の情報番組 朝ズバッ ( 世帯当たりの視聴率 5.5%) にレギュラーとして出演している 有名 な弁護士であり 最近はタレントとしてバラエティ番組にも数多く出演して 多くの視聴者に向けて広く意見を述べて 世論の形成に多大な影響力をもったオピニオンリーダーというべき人物である なお 上記の 行列のできる法律相談所 にレギュラーとして出演していた人物には 現在の大阪市長の橋下徹氏や 国会議員の丸山和也氏などがおり 債権者についても 今後将来 公務員又は公職選挙の候補者となる可能性が高いことも付言しておく したがって 債権者のこのような地位 立場に基づけば 債権者のテレビに映らない実像や人間性 債権者に対する懲戒請求の内容 執筆者からの質問に対する応対の仕方 および債権者がテレビに映らない弁護士の業務において どのような仕事のやり方をしている人物であるかということについては 公共の利害に関する事実にあたるといえる ウ公益目的について債権者の上記地位 立場に基づけば テレビを見て債権者に事件を依頼する依頼者は極めて多数に及ぶと考えられるし また債権者には 今後将来 公務員又は公職選挙の候補者となる可能性が高いことから 6

7 債権者のテレビに映らない実像や人間性 債権者に対する懲戒請求の内容 執筆者からの質問に対する応対の仕方 および債権者がテレビに映らない弁護士の業務において どのような仕事のやり方をしている人物であるかということを広く国民全体に知らせることについては 公共目的があるものといえる そして 本件記事を掲載した債務者のウェブサイトは 真実の報道を目的として報道記事を掲載しているサイトでありことからも 公共目的があることは明らかである エ真実性ないし真実相当性 ( ア ) 上記のごとく 本件記載 (1 ) 及至 (37) の内容は 債権者に対してなされた懲戒請求の内容 およびそれを元に本件記事の執筆者が債権者に送付した質問の内容が その大部分かつ主要な部分を占めているが これらの記載部分 具体的には 本件記載 ( 4 ) 及至 ( 23) ならびに本件記載 (28) 及至 (37) については 懲戒請求書の内容 ( 乙第 1 号証 ) や 本件記事の執筆者が債権者に送付した質問や債権者側から送付のあった回答の内容 ( 乙第 8 号証の7 及至 11) をほとんどそのまま記載しているものである したがって 本件記載が 懲戒請求書の内容 ( 乙第 1 号証 ) や 本件記事の執筆者が債権者に送付した質問や債権者側から送付のあった回答の内容を正確に反映しており このような内容の懲戒請求がなされているという点 および執筆者が送付した質問に債権者側がいかなる回答をしたかという点については 本件記載は 真実を記載していることは明らかである また 告発者の自宅に突然 名誉毀損で警官 4 人が押し掛け私物を差し押さえたときの状況等に鑑みれば 本件記載 ( 24) ( 25) ( 2 7

8 6 ) における若干の考察や推察についても 合理的で相当なものといえる真実相当性が認められるといえる ( イ ) 以上の主張は 債務者の平成 25 年 12 月 24 日付答弁書にも記載して主張していたが 本件仮処分決定を判断するにあたり 十分な検討がなされていないものといわざるをえない そこで 以下では 債権者が名誉毀損に該当するとして挙げている本件記載 (1 ) 及至 (37) のすべてについて それが一変の曇りもない真実であることを以下で 主張 立証していく あ本件記載 (1 ) について債権者は 弁護士太田真也から懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) に記載されているごとく 弁護士法 23 条 ( 秘密保持義務 ) 弁護士法 30 条 1 項 ( 営利事業の届出 ) 弁護士職務基本規程 16 条 ( 営利業務従事における品位保持 ) 19 条 ( 事務職員等の指揮監督 ) 23 条 ( 秘密の保持 ) 24 条 ( 弁護士報酬 ) 29 条 ( 受任の際の説明 ) 30 条 ( 委任契約書の作成 ) 33 条 ( 法律扶助等制度の説明 ) 35 条 ( 事件の処理 ) 36 条 ( 事件処理の報告及び協議 ) 民法 644 条などの多くの規定に違反するとして 懲戒請求をされており その懲戒請求は 現在 平成 25 年東綱第 1 号として 東京弁護士会の綱紀委員会により審理がなされていることから 行列 大渕愛子が弁護士法違反で懲戒請求される という記載は真実である また 告発者 すなわちA 氏の陳述書 ( 乙第 5 号証 乙第 6 号証 ) からも明らかであるとともに 債権者側も認めているとおり 告発者の自宅に突然 名誉棄損で警官 4 人が押し掛け私物を差し押さえ という記載も真実である したがって 本件記載 (1 ) は 真実である 8

9 い本件記載 (2 ) について懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) A 氏の陳述書 ( 乙第 5 号証 乙第 6 号証 ) 及び執筆者と債権者とのやり取りの経緯 ( 乙第 8 号証の7 及至 11) によれば 警察が 名誉毀損 としている書き込みが債権者についてのものであったこと 債権者がA 氏の件で懲戒請求をされていること 債権者が警察に名誉棄損の被害届を出していること 債権者が取材に対して 一切答えられない 旨の回答しかしなかったことなどは いずれも真実である そして だがネット上の名誉毀損で いきなり礼状が出て自宅に押し掛けられるとは考えにくい という記載は 一般論を述べただけの執筆者の意見 見解であり 名誉毀損で警察が突然乗り込んで来るのか? 大渕氏の祖父が名古屋高検検事長だった件との関係は? という記載は 執筆者が感じた疑問点を挙げただけのものであり 執筆者の意見 見解である したがって 本件記載 (2 ) は 事実が記載されている部分は 真実であるし 執筆者の意見 見解についても 上記真実を前提としたものであり 意見ないし論評としての域を逸脱したものではない う本件記載 (3 ) について 本件記載 (3 ) は 目次の記載であり 本件記載 (4 ) 以下と重複するも のであるので 以下の重複するそれぞれの記載のところで述べる え本件記載 (4 ) について 本件記載 (4 ) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )5 頁の 依頼者は 平成 2 2 年 8 月 12 日の 15 時から 懲戒請求対象弁護士と面談をした 同 9

10 日の面談については 相談料の請求はなかったが その時点でも 委任契約書の作成がなされていなかったので その点について 依頼者が 懲戒請求対象弁護士に尋ねたところ 普通は契約書は作らないのでないです と言われた という記載の債権者の言葉から取られたものである この記載については つまるところ 言った 言わないの問題であり 録音テープなどがない限り 客観的確定的に証明できるものでないことは確かであるが 債権者が A 氏の依頼を受けた時点で委任契約書を作成していないことについては 債権者自身が週刊文春による取材の中で認めているし ( 乙第 4 号証の31) 現在の綱紀委員会の審理において 債権者から契約書の提出は一切なされていないことからも明らかであるので A 氏から どうして委任契約書の作成がなされないのか と問われた債権者が とっさに本件記載 (4 ) のような言い逃れを口にすることについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (4 ) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる お本件記載 (5 ) について本件記載 (5 ) の記載は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )4 頁の 依頼者は 懲戒請求対象弁護士より 婚約破棄による慰謝料請求の案件を引き受けるので 着手金として最低でも10 万 5 千円を6 月 30 日までに払ってください と言われただけで 委任契約書も作成せず 事件の見通しや処理の方法 弁護士報酬及び費用についても 特に何の説明も受けなかった との記載をほとんどそのまま 引用したものであるが A 氏は着手金として10 万 5 千円を6 月 28 日に支払っていること ( 乙第 2 号証 ) および上記のごとく債権者が委任契約書を作成し 10

11 ていなかったことは真実であるし 委任契約書 又はそれに代わる見積書なども作成されていないことに照らせば 事件の見通しや処理の方法 弁護士報酬及び費用について何の説明もされていないということについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (5 ) は 真実である もしくは真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる か本件記載 (6 ) について上記のごとく 債権者は A 氏の依頼を受けた時点で委任契約書を作成していないことは真実であるが このように債権者が委任契約書の作成を怠っていることは 弁護士職務基本規程 30 条 ( 委任契約書の作成 ) の規定に違反するものであることは明白である したがって のっけから大渕氏は弁護士法に違反していたことになる 大渕氏の違法性に気づかなかった といった本件記載 (6 ) の記載はいずれも真実である き本件記載 (7 ) について本件記載 (7 ) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )4 頁の これからは訴訟も念頭に入れて着手するので 正規の 着手金 252,500 円を支払うように と言われたが その日は手持ちがなかったので 依頼者は 父から送金してもらって振込みにより支払った との記載をほとんどそのまま 引用したものである この金額や支払期日については 債権者側と債務者側で 齟齬はあるものの ( 乙第 2 号証 ) A 氏が着手金を支払ったことについては 争いがない事実であり 支払いをする以上 当然 上記のような内容の会話がなされたものと考えられる相当程度の蓋然性が認められる 11

12 したがって 本件記載 (7 ) は 真実であることについて 相当程度の 蓋然性が認められる く本件記載 (8 ) について本件記載 (8 ) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )5 頁の 依頼者は 平成 2 2 年 8 月 12 日の15 時から 懲戒請求対象弁護士と面談をした 同日の面談については 相談料の請求はなかったが その時点でも 委任契約書の作成がなされていなかったので その点について 依頼者が 懲戒請求対象弁護士に尋ねたところ 普通は契約書は作らないのでないです と言われた という記載をほとんどそのまま引用したものである この記載については つまるところ 言った 言わないの問題であり 録音テープなどがない限り 客観的確定的に証明できるものでないことは確かであるが 債権者が A 氏の依頼を受けた時点で委任契約書を作成していないことについては 債権者自身が週刊文春による取材の中で認めているし ( 乙第 4 号証の31) 現在の綱紀委員会の審理において 債権者から契約書の提出は一切なされていないことからも明らかであるので A 氏から どうして委任契約書の作成がなされないのか と問われた債権者が とっさに本件記載 (8 ) のような言い逃れを口にすることについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (8 ) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる け本件記載 (9 ) について 本件記載 (9 ) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )10 頁の 依頼者は 平成 23 年 7 月 19 日 懲戒請求対象弁護士から 訴訟のための訴訟委任状 12

13 と訴状のドラフトを渡されたが ( 甲第 6 号証の1 及び2) この日になっていきなり 依頼者がこれまでせっかく集めた証拠について 訴訟の際には全部はずす と懲戒請求対象弁護士が言い出した 訴訟が進むにつれて少しずつ証拠を出して最初は何も出さないほうが勝てる というのが懲戒請求対象弁護士の言い分だったが 結局 ほとんどの資料が無駄になってしまった という記載や同 11 頁の 懲戒 請求対象弁護士は 集められた証拠を見て 全部 語だし翻訳し ても使えないかもしれない と言い 依頼者が証拠収集のために費やした費用も無駄になった という記載をもとにして記載されたものである この点 乙第 4 号証の22の債権者が作成した訴状のドラフトを見 ると この段階においても 語の原文とその翻訳文を合わせて 証拠として提出する用意があったと考えられるような記載は全くないことから 債権者が 使えると思っていたけど 使えるかどうかわかにない とA 氏に話したことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (9 ) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる こ本件記載 (10) について本件記載 (10) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )6 頁の 平成 22 年 10 月 20 日 依頼者は 懲戒請求対象弁護士より これから事務所の方針として 顧問料を月額 3 万円で設定することになったので11 月分から毎月 31,500 円を支払ってください という連絡を受けたので 依頼者は 平成 22 年 11 月 4 日最初の 顧問料 として31, 500 円を振込みにより支払った という記載をほとんどそのまま 13

14 引用したものである A 氏が 平成 22 年 11 月 4 日最初の 顧問料 として31,50 0 円を振込みにより支払ったことについては 争いのない事実であるが 支払いをする以上 当然 上記のような内容の会話がなされたものと考えられる相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (10) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる さ本件記載 (11) について本件記載 (11) には 顧問契約についても 契約書が作成されていないこと 及び 顧問契約の具体的内容についても 何ら説明はなかったこと が記載されているが 上記のごとく 債権者が A 氏の依頼を受けた時点で委任契約書を作成していないことについては 債権者自身が週刊文春による取材の中で認めているし ( 乙第 4 号証の31) 現在の綱紀委員会の審理において 債権者から顧問契約についての契約書の提出は一切なされていない そして 債権者側からは 現在に至るまで いかなる業務が顧問契約に基づく業務の中に含まれ どこから別料金が発生するのかについては 何らの説明もなされていないし また後述するごとく 顧問契約を締結しているにも関わらず 別途に面談料やメール対応料金 電話対応料金が発生していることから 顧問契約による業務の範囲は極めて不透明で 何のために顧問契約を締結するのかすら不明確であるという状況にある したがって このような点に鑑みれば 本件記載 ( 11) は 真実である もしくは真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる 14

15 し本件記載 (12) について本件記載 (12) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )7 頁の 平成 22 年 11 月 22 日 依頼者は 懲戒請求対象弁護士から これからは顧問料とは別に面談料 メール対応料金 電話対応料金が発生する との説明を受けた との記載をもとにしたものであるが 乙第 4 号証の3 及至 14を見れば 債権者が 顧問料とは別に 面談料 メール対応料金 電話対応料金を請求し A 氏が支払っていたことは明らかであるし 支払いをする以上 当然 上記のような内容の会話がなされたものと考えられる相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 ( 11) は 真実である もしくは真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる す本件記載 (13) について本件記載 (13) は 占い スピリチュアル ビューティーサロンの入会をしつこく勧誘 という記載であるが 後述するごとく 乙 4 号証の17 及至る22 乙 8 号証の2 及至 5などから A 氏が 債権者が主催する占い スピリチュアル ビューティーサロンに入会していたことは真実であり 入会している以上は 当然 勧誘があったことも真実であるといえる しつこい か否かについては評価の問題ではあるが 本件記載(1 3 ) について上記の真実が認められることから しつこいとの評価についても 上記真実を前提としたものであり 意見ないし論評としての域を逸脱したものではない せ本件記載 (14) について 本件記載 (14) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )20 頁の 依頼者は 15

16 平成 23 年 3 月 28 日 懲戒請求対象弁護士から 4 月からサロンもやるので会員になってください と勧められ 会員登録をして その後 合計 222,600 円を支払っている この点については 後述するごとく そもそも懲戒請求対象弁護士がこのような事業を営んでいること自体に問題があるが それは一端置くとしても 上記のごとく 着手金 相談料 顧問料といった様々な名目で 依頼者に金銭の支払いを請求しているにもかかわらず さらにその上 依頼者に自らが営むサロンの会員になることを強く勧めて 入会金等の名目でさらに金銭の支払いを請求することは 著しく不適正なものであるといわざるをえない という記載をもとに 乙 4 号証の17 及至る22 乙 8 号証の2 及至 5などの証拠に基づいて記載されたものである そして 債権者がこれらのビューティサロンに関連する ビューティーライフサロンミニョン について 弁護士法 30 条の営利事業の届出がされていないことについては 東京弁護士会において 既に確認済みの真実であるし ビューティーライフサロンミニョン の場所 その事業内容 A 氏が支払った金額についても いずれも 乙 4 号証の17 及至る22 乙 8 号証の2 及至 5などの証拠に基づいた真実であるし A 氏が ビューティーライフサロンミニョン に入会し 支払いをしている以上 記載されているような会話がかわされたことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 ( 14) は真実である もしくは真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる そ本件記載 (15) について 本件記載 (15) に記載されている弁護士法 30 条の内容は真実である し 債権者がこれらのビューティサロンに関連する ビューティーラ 16

17 イフサロンミニョン について 弁護士法 30 条の営利事業の届出がされていないことについては 東京弁護士会において 既に確認済みの真実である したがって 本件記載 (15) は 真実である た本件記載 (16) について本件記載 ( 16) は 本件記載 ( 9 ) と同様に 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) 10 頁の 依頼者は 平成 23 年 7 月 19 日 懲戒請求対象弁護士から 訴訟のための訴訟委任状と訴状のドラフトを渡されたが ( 甲第 6 号証の 1 及び2) この日になっていきなり 依頼者がこれまでせっかく集めた証拠について 訴訟の際には全部はずす と懲戒請求対象弁護士が言い出した 訴訟が進むにつれて少しずつ証拠を出して最初は何も出さないほうが勝てる というのが懲戒請求対象弁護士の言い分だったが 結局 ほとんどの資料が無駄になってしまった という記載をもとにして記載されたものである この点 乙第 4 号証の22の債権者が作成した訴状のドラフトを見 ると この段階においても 語の原文とその翻訳文を合わせて 証拠として提出する用意があったと考えられるような記載は全くないことから 債権者が 使えると思っていたけど 使えるかどうかわかにない とA 氏に話したことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (16) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる ち本件記載 (17) について 本件記載 (17) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )11 頁の 平成 23 年 9 17

18 月 1 日 依頼者は 懲戒請求対象弁護士に対し 電話で 今は生活するにも大変でもうお金の余裕がない と伝えたところ じゃあ訴訟やめますか? それとも一旦休止にして払えるようになってから再開しますか? あまり長く休んでしまうと時効になっちゃうけど どちらかしか方法はないです と言われた 依頼者は この時は 何も答えられなかった という記載をもとにして記載されたものである ところで A 氏が 債権者に事件を依頼してから解任に至るまでの間に A 氏が債権者に対し 着手金 相談料 顧問料等の名目で支払った金額を整理すると 概ね下記の表のとおりとなる 日時 相談料 ( 面談料 電話相談料 メール相談料を含む ) 着手金実費等顧問料 H ,400 H ,000 H ,500 H ,880 H ,500 H ,000 H ,500 H ,500 H ,260 1, ,500 31,500 H ,500 18

19 H ,250 H ,500 H ,250 3,150 5,250 H ,500 H , H ,250 3,750 H ,500 H ,500 10,500 H ,500 H ,500 H ,250 H ,500 H ,500 H ,188 H ,500 H ,625 H ,250 合計 159, ,500 11, ,000 この表によれば この会話のあった平成 23 年 9 月 1 日の時点で A 氏が 債権者に対し 着手金 相談料 顧問料等の名目で支払った 金額の合計支払額は 100 万円を超えていることは明らかな真実で 19

20 あるし この会話以後 債権者がA 氏の訴訟に向けて準備を進めたといった事情は一切存在しないことから このような発言がなされたことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (17) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる つ本件記載 (18) について本件記載 (18) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )10 頁の 平成 23 年 8 月 1 日は 相談日であったが 依頼者は このころ住所を変更しなければならないほど生活が困難であったため お金を払うのが困難なので今回はキャンセルにしてほしい と懲戒請求対象弁護士に対して前の日に連絡したところ じゃあその分は明日以降の支払いでもいいです と言われたので 予定通り事務所に出かけた この時に 依頼者は 懲戒請求対象弁護士から 相手方の住所が神戸市灘区なので 訴訟は神戸地裁の管轄になる だから訴訟が始まれば日当 105,0 00 円と交通費 宿泊費などが別途必要になるので準備する必要がある と説明された との記載をほぼそのまま引用したものである この記載の内容は 債権者がA 氏に対して 支払いを明日以降にしてもいいと述べたことと 訴訟が始まれば日当 105,000 円と交通費 宿泊費などが別途必要になるので準備する必要がある と述べたことが中心である 確かに 実際に いかなる会話がなされていたかについては 録音テープでもない限りは証明はできないが A 氏が 平成 23 年 8 月 1 日に相談をキャンセルしたこと その日には相談料を払っていないことなどは争いのない事実であるし 神戸地裁での訴訟の場合に 債権者が日当 105,000 円と交通費 宿泊費などを請求すると説明することも 特に不自然なものではないので 20

21 このような発言がなされたことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (18) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる て本件記載 (19) について 本件記載 (18) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 )10 頁から 11 頁の 平 成 23 年 8 月 25 日 去年からこの日までに懲戒請求対象弁護士から やってほしいと言われた からの証拠資料の取り寄せ や 現 地へのメールや電話での問い合わせ連絡 のための費用として 合計 518,000 円 ( への携帯電話経由の通信費を含む ) かかった しかしながら 依頼者が多額の費用をかけて証拠を取り寄せたにもかかわらず 懲戒請求対象弁護士は 集められた証拠を見て 全部語だし翻訳しても使えないかもしれない と言い 依頼者が証拠収集のために費やした費用も無駄になった なお 依頼者は 同日 相談料として9,188 円を現金で支払った ( 甲第 3 号証の9) という記載をもとにしたものである 上記のごとく この点については 乙第 4 号証の22の債権者が作 成した訴状のドラフトを見ると この段階においても 語の原 文とその翻訳文を合わせて証拠として提出する用意があったと考えられるような記載は全くないことから 債権者が 翻訳しても使えないかもしれない とA 氏に話したことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (19) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる 21

22 と本件記載 (20) について本件記載 ( 20) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) 11 頁の 平成 23 年 8 月 26 日 依頼者は 生活が成り立たないこと 弁護士費用を払い続けることが物理的に不可能であり 精神的にも疲れたこと を伝え 慰謝料請求の訴訟についてはあきらめること を懲戒請求対象弁護士に伝えた その際に 依頼者は 事務員から 訴訟でなくても何かと力になってもらえるから顧問を続けてもらったほうがいい と言われたが 資力がないことを伝えたところ 払える時から払えばいい と言われた 平成 23 年 9 月 1 日 依頼者は 懲戒請求対象弁護士に対し 電話で 今は生活するにも大変でもうお金の余裕がない と伝えたところ じゃあ訴訟やめますか? それとも一旦休止にして払えるようになってから再開しますか? あまり長く休んでしまうと時効になっちゃうけど どちらかしか方法はないです と言われた 依頼者は この時は 何も答えられなかった という記載をもとにしたものである 上記のごとく この会話のあった平成 23 年 9 月 1 日の時点で A 氏は すでに債権者に対し 着手金 相談料 顧問料等の名目で合計 100 万円を超える支払いをしていることは明らかな真実であるにもかかわらず この会話以後 債権者がA 氏の訴訟に向けて準備を進めたといった事情は一切存在しないことから このような発言がなされたことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (20) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる な本件記載 (21) について 本件記載 ( 21) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) 11 頁の 平成 23 年 22

23 9 月 16 日 懲戒請求対象弁護士から顧問料が払われていないと何度も催促があったので 依頼者は 8 月分の顧問料として31,500 円を振込みにより支払った ( 甲第 3 号証の10) という記載をほぼそのまま記載したものであるが 乙第 4 号証の12をみれば 依頼者は 8 月分の顧問料として31,500 円を 9 月 16 日に支払ったことは明らかな真実であり 支払いが遅れている以上 債権者から催促があったことについては 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (21) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる に本件記載 (22) について本件記載 ( 22) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) 12 頁から13 頁の 依頼者は 平成 24 年 3 月以降 懲戒請求対象弁護士に対して 電話とメールでこれまでの問題点を伝えて 返金は可能か を問い合わせていたが まず相談の予約をとってください と言われたので 平成 24 年 5 月 8 日に面談の予約をした なお 依頼者は 上記の問い合わせについても 平成 24 年 4 月 25 日 法律相談料として 5, 250 円を支払った ( 甲第 3 号証の12) 依頼者は 平成 24 年 5 月 8 日 15 時 30 分から アムール法律事務所 に行き 懲戒請求対象弁護士に対し 委任契約書がなかったこと 事務員の法令違反を放置していること 等の問題点を一通り伝えて これまで払った費用の返還を請求した 事前の電話とメールでの確認では この日に 返還します という話だったにも関わらず 話の途中で懲戒請求対象弁護士は 事務員が何をしようと個人の責任で自分には関係ない サービスを提供したのに後からお金を返せというのは そこに置いてあるソファを購入したのに気に入らないから金返せと言って 23

24 いることと同じ などと言い出し 結局 お金を返すつもりはない と言ってきた さらに 懲戒請求対象弁護士は そうやって事務所のやり方に意見することや返還請求などは業務の妨害になる あなたを警察に刑事告訴することもできます と言ってきたので 依頼者が それなら今 警察を呼んでいただいても構いません 私から過去の事情を全て警察に説明します と言ったところ 懲戒請求対象弁護士から 今は時間がないので夜にもう一度来るならお金を返すがどうしますか? と言われたので 17 時過ぎごろにいったん アムール法律事務所 を出た 懲戒請求対象弁護士は 20 時過ぎごろに電話をする と言っていたが 電話がなく 依頼者は 結局 21 時過ぎまで外で待つこととなり 今日はいったん帰宅しようとしたところ 懲戒請求対象弁護士からやっと電話があり 依頼者は 21 時過ぎに再度 アムール法律事務所 に行った その際 部屋の奥のほうで 数名の人の声がしていたが 懲戒請求対象弁護士が ICレコーダーと合意書を持ってきたので 依頼者は 大渕先生にはお世話になった部分もあり できれば穏便に済ませたいとは思いますが 過去の事情 ( 弁護士職務基本規定違反 弁護士法違反 会社法違反その他 ) については 見ぬふりをせずにきちんと向き合ってほしかったのですが と伝えたところ 懲戒請求対象弁護士は 合意書を書けばそれは必要ないです と言った 依頼者は 懲戒請求対象弁護士より合意書に署名することを求められたので 明らかに内容がおかしい点を指摘して 懲戒請求対象弁護士に手書きで訂正してもらった上で 署名をし 10か月分の顧問料金である315,000 円についてのみ返してもらった ( 甲第 7 号証 ) 依頼者は その際に 念のため 顧問料 10か月分の返還ということですね? と確認したところ 懲戒請求対象弁護士より それは解決金です と言われた 依頼者が 事務 24

25 所を出たときには 22 時 30 分より少し前ぐらいだった との記載をもとにしたものである この解任及び返金に至る過程で 実際にどのような会話がなされたかについては 債権者側が所持しているICレコーダーの録音を聞かないと確かなことはわからないが A 氏は 債権者を解任し 10か月分の顧問料金に相当する315,000 円についてのみ返してもらったことについては 争いのない事実であることから このような一連の会話がなされたことについても 相当程度の蓋然性が認められる したがって 本件記載 (22) は 真実であることについて 相当程度の蓋然性が認められる ぬ本件記載 (23) について本件記載 (23) は 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) の内容は 債権者の行為が 以下の法令 気さくなどに違反していると主張しているものである として 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) の内容を紹介した上で 弁護士法や弁護士職務基本規程の条文を列挙しているものである 懲戒請求書 ( 乙第 1 号証 ) の内容は 債権者の行為が 弁護士法 23 条 ( 秘密保持義務 ) 弁護士法 30 条 1 項 ( 営利事業の届出 ) 弁護士職務基本規程 16 条 ( 営利業務従事における品位保持 ) 19 条 ( 事務職員等の指揮監督 ) 23 条 ( 秘密の保持 ) 24 条 ( 弁護士報酬 ) 29 条 ( 受任の際の説明 ) 30 条 ( 委任契約書の作成 ) 33 条 ( 法律扶助等制度の説明 ) 35 条 ( 事件の処理 ) 36 条 ( 事件処理の報告及び協議 ) 民法 644 条などの多くの規定に違反するとしたものであるし 弁護士法や弁護士職務基本規程に挙げられているような条文が存在することも真実である したがって 本件記載 (23) は 真実である 25

26 ね本件記載 (24) について本件記載 (24) のうち ウーマンズサロン はゆっくりとお話を聞く場所として設けているものであり 法律事務の一部である という部分は 債権者の答弁書 ( 乙第 2 号証 ) の記載をそのまま引用したものであるから 債権者側がこのような見解を述べていることは真実であることは明らかである そして 本件記載 (24) のその余の部分は 上記の債権者側の見解に対する執筆者の意見 論評であるが この執筆者の意見 論評は 上記の債権者側が述べている見解について その矛盾点を指摘し 不自然な点を明示したものである したがって 本件記載 (2 ) は 債権者側がこのような見解を述べていることは真実であるし 執筆者の意見 見解についても 意見ないし論評としての域を逸脱したものではない の本件記載 (25) について本件記載 (25) は 答弁書に対する反論書面 (1) ( 乙第 3 号証 ) の 2 頁の 週刊文春 2 月 28 日号の記事 ( 甲第 12 号証 ) において 被調査人自身が 受任時に委任契約書がないまま仕事をしてしまったのは事実です と述べていることからも 被調査人に 弁護士職務基本規程 29 条 ( 受任の際の説明 ) 30 条 ( 委任契約書の作成 ) 違反があることは明らかである との記載をもとにしたものである 週刊文春の記事 ( 乙第 4 号証の31) を見れば 債権者が上記のような回答をしていることは真実であることは明らかである したがって 本件記載 (25) は 真実である 26

27 は本件記載 (26) について本件記載 (26) のうち ネットの書き込みの名誉毀損で いきなり令状をもって自宅に押し掛けてくるのは 普通では考えられない という部分は 一般論を述べただけの執筆者の意見 見解であり 大渕氏の祖父が名古屋高等検察庁の検事長だったという事実である という部分については 債権者本人が認めている事実であるため ( 乙第 8 号証の6) 真実であるといえる そして 祖父と警視庁は仲が良く そのコネで警察が動いている と推察できる という部分については 上記の一般論と債権者本人が認めている真実を踏まえたうえでの そこから合理的に推察できることを記載した執筆者の意見 見解である したがって 本件記載 (26) は 事実が記載されている部分は 真実であるし 執筆者の意見 見解についても 上記真実を前提としたものであり 意見ないし論評としての域を逸脱したものではない ひ本件記載 (27) について本件記載 (27) は 大渕氏と占いやスピリチュアル ビューティーサロンに法律相談者を参加させていた証拠写真も消えていた という警察の行為について述べるものであるが 債権者が 占いやスピリチュアル ビューティーサロンに法律相談者を参加させていたことについては 乙 4 号証の17 及至る22 乙 8 号証の2 及至 5などの証拠により明らかな真実である したがって 本件記載 (27) は真実である ふ本件記載 (28) 及至 (37) について 本件記載 (28) 及至 (37) は いずれも執筆者が債権者側に対して送 27

28 付した質問内容をそのまま記載したものであるが 乙第 8 号証の7 及至 11から明らかなごとく 執筆者が 記載内容と同じ内容の質問を債権者側に送付していることは真実である したがって 本件記載 (28) 及至 (37) はいずれも真実である ( ウ ) したがって 本件記載 ( 1 ) 及至 (37) の内容については 真実性ないしは真実相当性が認められることから 債権者の側において 真実ではないこと 又は公益を図る目的によるものでないことについて相当程度蓋然性があることが疎明されたとはいえない オしたがって 以上のことから 本件においては 本件記載 ( 1 ) 及至 (37) の内容については 公共の利害に関するものと認められ その内容が真実ではないこと 又は公益を図る目的によるものでないことについて相当程度蓋然性があることが疎明がなされていないので 違法性阻却事由が確実に認められる (3) よって 以上のことから 本件において 債権者には 社会的評価の低下は認められないし 仮に社会的評価が低下するとしても 上記の違法性阻却事由が確実に認められることから 本件申立については 被保全権利が存在しないことは明らかである 2 保全の必要性について (1) 債権者は 本件記事が掲載された後も 今までと変更なく 日本テレビ系列の人気番組 行列のできる法律相談所 ( 世帯当たりの視聴率 14.7%) やTBS 系列の朝の情報番組 朝ズバッ ( 世帯当たりの視聴率 5.5%) にレギュラーとして出演している 28

29 また 債権者について本件の懲戒請求がなされたことについては 既に10ヶ月近く前に週刊文春が報道しているが この報道記事について 債権者は 現在に至るまで 何らの法的措置もとっていない したがって このような債権者の状況や対応に鑑みれば 本件において 保全の必要性は認められないものといえる (2) さらに 本件仮処分決定においては 本件記事全部を仮に削除せよとされているが そもそも本件仮処分申立において 債権者が名誉棄損にあたるものと主張しているのは 本件記事のうち 仮処分命令申立書別紙本件記事 ( 下線付き ) において下線を付した (1 ) 及至 ( 37) の各記載の部分のみであり 本件記事のそれ以外の部分については 何ら名誉棄損に該当するとの主張はしていない 本件記事は かなりの長文の記事であるが 記事全部が一体不可分なものではなく 記事の一部についてのみ変更することも容易であり 本件記事の一部のみの削除という扱いも十分可能なものである それにもかかわらず 債権者が名誉棄損にあたると主張していない部分まで含めて 記事全部について仮に削除せよとの命令をだすことは 明らかに保全に必要な限度を超えた処置であり 憲法 21 条が 基本的人権の中でも優越的にある権利として保障している表現の自由を著しく侵害するものといえる したがって この点でも 保全の必要性は認められないものといえる 以上 附属書類 委任状 1 通 29

30 当事者目録 東京都渋谷区神宮前 エスパス表参道 債権者 大渕愛子 東京都港区赤坂二丁目 11 番 15 号赤坂森山ビルヴァスコ ダ ガマ法律会計事務所電話 FAX 債権者代理人弁護士 大川原紀之 東京都千代田区丸の内二丁目 6 番 1 号丸の内パークビルディング森 濱田松本法律事務所電話 FAX 債権者代理人弁護士 浦岡洋 東京都新宿区新宿一丁目 9 番 4 号 債務者株式会社 My News Japan 上記代表者代表取締役渡邉正裕 東京都千代田区岩本町三丁目 11 番 8 号 イワモトチョービル 2 階 ハローオフィス秋葉原 225 号室 30

31 神田のカメさん法律事務所 ( 送達場所 ) 原告訴訟代理人弁護士 太田真也 電話 FAX

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