病害虫については 収穫時に紅色根腐病が確認されたが 収量等への影響はなかった (9 月どり :5/18 定植 ~9/29 収獲 ) 定植後から梅雨開けまでは順調な生育であったが 8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し 最終的には当初計画より半月ほど収穫が遅れた また 9 月には台風による葉折れの

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1 2-3 調査成績 ( 露地野菜 ) 露地野菜の部 1 項目 : 品種比較調査調査名 : ねぎの品種比較調査 ( 新規 : 平成 29 年度 ~ 平成 31 年度 ) 1 目的当地域におけるねぎの作型別適応品種について調査し 栽培上の資料とする 2 調査方法 (1) 調査場所露地ほ場 (2) 耕種概要 1) 育苗方法 2) は種及び定植月日 3) 4) 5) 6) 7) 栽 植 距 離 定 植 本 数 施 肥 量 収穫月日 薬剤散布 (3) 調査区の構成 1) 調査区 2) 供試品種 チェーンポット CP-303(264 穴 )2 粒播き は種 定植 7 月どり : 平成 29 年 1 月 5 日平成 29 年 3 月 28 日 9 月どり : 平成 29 年 3 月 31 日平成 29 年 5 月 18 日 10 月どり : 平成 29 年 5 月 19 日平成 29 年 6 月 21 日うね幅 100 cm 株間 5 cm (2 粒播き ) 40,000 本 /10a N-P-K= kg /10a 基肥 ハイパー CDU555( 中期 )( ):40 kg /10a 追肥 ハイパー CDU555( 中期 )( ):40 kg /10a 2 回 7 月どり : 平成 29 年 7 月 20 日 9 月どり : 平成 29 年 9 月 29 日 10 月どり : 平成 29 年 11 月 1 日 7 月どり :16 回 ( 成分回数 ) 9 月どり :16 回 ( 成分回数 ) 10 月どり :15 回 ( 成分回数 ) 31 区 (1 区 40 本 (1.0m) 1 区制 ) 7 月どり 9 月どり 10 月どりメーカー名 夏扇パワー夏扇パワー夏扇パワー 初夏扇初夏扇初夏扇 SK2-038 SK2-038 龍まさり龍まさり龍まさり UE-113 UE-113 UE-113 UE-111 UE-111 サカタ のタネ 横浜植木 夏秋白扇 5 号夏秋白扇 5 号夏秋白扇 5 号吉田種苗 みちのく 701 みちのく 701 みちのく 701 エイト エイト パセリー菜 夏の宝山夏の宝山夏の宝山みかど協和 森の奏で森の奏でトキタ種苗 関羽一本太関羽一本太 トーホク (4) 調査項目生育 収量 品質 3 結果の概要 (1) 本年度の結果 1) 生育 (7 月どり :3/28 定植 ~7/20 収獲 ) 春先から収穫時までおおむね好天に恵まれたため生育は順調であった

2 病害虫については 収穫時に紅色根腐病が確認されたが 収量等への影響はなかった (9 月どり :5/18 定植 ~9/29 収獲 ) 定植後から梅雨開けまでは順調な生育であったが 8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し 最終的には当初計画より半月ほど収穫が遅れた また 9 月には台風による葉折れの被害が見られた 病害虫については べと病 黒斑病 葉枯病 さび病が発生し 収穫時には紅色根腐病が確認された 虫害ではネギアザミウマが散見された (10 月どり :6/21 定植 ~11/1 収獲 ) 本作型も 9 月どりの作型と同様 8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し 9 月には台風による葉折れの被害が見られた 病害虫については べと病のほか 黒斑病 葉枯病が発生し 収穫時には紅色根腐病が確認された 虫害ではハモグリバエの食害が見られた 2) 収量及び品質 (7 月どり :3/28 定植 ~7/20 収獲 ) 調整後 1 本重では 初夏扇 みちのく 701 で 10a 換算販売箱数では 初夏扇 夏秋白扇 5 号 みちのく 701 で良い結果となった A 品率は 夏扇パワー 初夏扇 で 80% を超え 高い傾向だった (9 月どり :5/18 定植 ~9/29 収獲 ) 調整後 1 本重及び 10a 換算販売箱数では 初夏扇 エイト で良い結果となった A 品率は エイト で最も高く 唯一 80% を超えた 全体的に葉折れや曲がりによる落等が多く 特に 龍まさり UE-113 UE-111 では葉折れが多かった エイト 夏の宝山 森の奏で 関羽一本太 は他の品種と比較し 全長や分枝点長が短く 調製時の葉折れ等の発生が少なかった (10 月どり :6/21 定植 ~11/1 収獲 ) 調整後 1 本重では みちのく 701 エイト で重い傾向が見られたが 10a 換算販売箱数では 夏秋白扇 5 号 エイト が多くなった A 品率では エイト が最も高く 唯一 90% を超えた 9 月どりの作型と同様 エイト 夏の宝山 森の奏で 関羽一本太 は全長や分枝点長が短い傾向が見られた 以上より 今年度の調査で 作型別に有望と考えられる品種は次のとおりであった 7 月どり 初夏扇 9 月どり 初夏扇 エイト 10 月どり 夏秋白扇 5 号 エイト (2) 次年度以降の計画継続

3 表 1 収量調査 は種 定植 収穫 品種名 全長調整重分枝点長軟白長軟白径 2L,L 品 A 品 10a 換算外品 10a 換算調査 率 (%) 率 (%) 収量 (kg) (kg/10a) 販売箱数本数 夏扇パワー , 初夏扇 , 龍まさり , /5 3/28 7/20 UE , 夏秋白扇 5 号 , みちのく , 夏の宝山 , 夏扇パワー , 初夏扇 , , SK , 龍まさり , UE , /31 5/18 9/29 UE , 夏秋白扇 5 号 , みちのく , エイト , , 夏の宝山 , 森の奏で , 関羽一本太 , 夏扇パワー , 初夏扇 , SK , 龍まさり , UE , /19 6/21 11/1 UE , 夏秋白扇 5 号 , , みちのく , エイト , , 夏の宝山 , 森の奏で , 関羽一本太 , a 換算収量 = 調整後 1 本重 調査本数 a 換算販売箱数は表 2 参照

4 表 2 等級規格別割合及び 10a 換算出荷箱数 等級規格別割合 (%) 収穫日 7/20 9/29 11/1 品種名 A B 2L L M S 2L L M 夏扇パワー 初夏扇 龍まさり UE 夏秋白扇 5 号 みちのく 夏の宝山 夏扇パワー 初夏扇 SK 龍まさり UE UE 夏秋白扇 5 号 みちのく エイト 夏の宝山 森の奏で 関羽一本太 夏扇パワー 初夏扇 SK 龍まさり UE UE 夏秋白扇 5 号 みちのく エイト 夏の宝山 森の奏で 関羽一本太 重量ベースで積算 割合の合計が 100 とならないのはラウンドのため

5 等級規格別 10a 換算出荷箱数 収穫日 7/20 9/29 11/1 品種名 A B 10a 換算 2L L M S 2L L M 販売箱数 夏扇パワー 初夏扇 龍まさり UE 夏秋白扇 5 号 みちのく 夏の宝山 夏扇パワー 初夏扇 ,020 SK 龍まさり UE UE 夏秋白扇 5 号 みちのく エイト ,050 夏の宝山 森の奏で 関羽一本太 夏扇パワー 初夏扇 SK 龍まさり UE UE 夏秋白扇 5 号 ,056 みちのく エイト ,067 夏の宝山 森の奏で 関羽一本太 出荷箱数 =10a 換算収量 等級規格別割合 /5.25(kg/ 箱 ) 各項目の合計と 10a 換算販売箱数が一致しないのはラウンドによる

6 露地野菜の部 2 項目 : 栽培技術調査調査名 : ねぎのリン酸減肥技術調査 ( 継続 : 平成 28 年度 ~ 平成 29 年度 ) 1 目的 ( 独 ) 農研機構にて 定植前に苗をリン酸カリ溶液 ( リン酸濃度 1.15%) に浸漬することで 本圃へのリン酸施用量を削減できる技術が開発されたことから 当地域における実用性について調査し 栽培上の資料とする 2 調査方法 (1) 調査場所露地ほ場 (2) 耕種概要 1) 育苗方法 2) は種及び定植月日 3) 4) 5) 6) 栽 植 距 離 定 植 本 数 施 肥 量 使用資材 チェーンポット CP-303(264 穴 )2 粒播き は種 定植 7 月どり : 平成 29 年 1 月 10 日平成 29 年 3 月 28 日 9 月どり : 平成 29 年 3 月 31 日平成 29 年 5 月 19 日うね幅 100 cm 株間 5 cm (2 粒播き ) 40,000 本 /10a N-P-K= kg /10a 基肥 ハイパー CDU555( 中期 )( ):40 kg /10a 追肥 ハイパー CDU555( 中期 )( ):40 kg /10a 2 回 基肥及び追肥は全調査区共通 調査区名 リン酸カリ溶液パワーリン過リン酸石灰 慣行区 - 120kg/10a 2 回 調査区 1 調査区 2 調査区 3 調査区 4 定植前浸漬 定植前潅注 定植前浸漬 定植前潅注 使用資材 60kg/10a - 0 回 7) 8) 収穫月日 薬剤散布 リン酸カリ溶液はリン酸濃度 1.15% に調整し 浸漬区は定植当日に溶液へ浸漬 潅注区は定植 1 週間前及び定植当日にトレイ毎に 1L の潅注を実施 パワーリンは植付前に全面施用 過リン酸石灰は植付時及び 1 回目追肥時に植え溝施用 7 月どり : 平成 29 年 7 月 10 日 20 日 9 月どり : 平成 29 年 9 月 29 日 7 月どり :16 回 ( 成分回数 ) 9 月どり :16 回 ( 成分回数 ) (3) 調査区の構成調査区供試品種 5 区 (1 区 40 本 (1.0m) 1 区制 ) 夏扇パワー ( サカタのタネ ) (4) 調査項目生育 収量 品質 3 結果の概要 (1) 昨年度の結果 7 月どりの作型において 収量 品質とも同程度以上であったことから 本技術の有効性が確認された また 苗へのリン酸カリ溶液の施用方法は 浸漬より潅注で行う方が効果的である傾向が見られた (2) 本年度の結果 1) 生育 (7 月どり :3/28 定植 ~7/10 7/20 収獲 ) 春先から収穫時までおおむね好天にめぐまれたため生育は順調であった 生育調査では 調査期間を通して リン酸カリ溶液施用区の方が慣行区と比較して同等かそれ

7 以上の生育であった (9 月どり :5/19 定植 ~9/29 収獲 ) 定植後の生育は順調であったが 8 月の低温及び日照不足により生育が停滞し 最終的に当初計画より半月ほど収穫が遅れ また 9 月には台風により葉折れの被害が見られた 生育調査では 調査期間を通して リン酸カリ溶液施用区と慣行区での差異は判然としなかった 病害虫については べと病 黒斑病 葉枯病 さび病が発生し ネギアザミウマが散見された 両作型とも収穫時に紅色根腐病が確認されたが 収量等には影響はなかった 2) 収量及び品質 (7 月どり :3/28 定植 ~7/10 7/20 収獲 ) 7/10 7/20 収獲とも 調査区 2 が調整後 1 本重 10a 換算収量及び箱数で良い結果となった 7/10 収穫の慣行区では軟白長が不足しているものが多かった また 一部の調査区で抽台が確認された リン酸カリ溶液の施用方法の違いで比較すると 浸漬より潅注の方の収量が多くなった (9 月どり :5/19 定植 ~9/29 収獲 ) 調整後 1 本重は 慣行区 で最も良い結果となった 10a 換算収量及び箱数では 調査区 2 が最も良い結果となった A 品率は 調査区 3 が最も高かった リン酸カリ溶液の施用方法を比較すると 浸漬よりも潅注の方で収量が多くなった 以上より 今年度の調査では 7 月どりの作型において 慣行区よりリン酸カリ溶液施用区の収量及び品質が同等以上であった 9 月どりの作型では 気象等の影響もあり効果が判然としなかった (3) 調査期間 2 箇年の結果昨年度の結果では判然としなかったが 今年度の結果では 7 月どりの作型において リン酸カリ溶液施用区 ( 特に潅注 ) の生育の方が早く推移し 最終的な収量及び品質も慣行区と同等以上であったことから 7 月どりの作型における本技術の有効性が示唆された ただし 抽台が確認された調査区もあっため リン酸カリ溶液の施用時期や品種を含めて再度検証する必要がある 9 月どりの作型では 2 箇年とも効果が判然としなかった (4) 次年度以降の計画本年度で完了

8 表 1 生育調査 13/28 定植 ~7/10 7/20 収穫 使用資材 5 月 1 日 6 月 1 日 7 月 3 日 調査区名 リン酸カリ溶液 パワーリン 過リン酸石灰 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 慣行区 - 120kg/10a 2 回 調査区 1 定植前浸漬 kg/10a 調査区 2 定植前潅注 回調査区 3 定植前浸漬 調査区 4 定植前潅注 /19 定植 ~9/29 収穫 使用資材 7 月 3 日 8 月 1 日 9 月 1 日 調査区名 リン酸カリ溶液 パワーリン 過リン酸石灰 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 慣行区 - 120kg/10a 2 回 調査区 1 定植前浸漬 kg/10a 調査区 2 定植前潅注 回調査区 3 定植前浸漬 調査区 4 定植前潅注 表 2 収量調査 全長調整重分枝点長軟白長軟白径 2L,L 品 A 品 10a 換算外品 10a 換算調査は種定植収穫調査区名 率 (%) 率 (%) 収量 (kg) (kg/10a) 販売箱数本数慣行区 , /10 3/28 調査区 , /10 調査区 , 調査区 , 調査区 , 慣行区 , 調査区 , /20 調査区 , , 調査区 , 調査区 , , 慣行区 , 調査区 , /31 5/19 9/29 調査区 , 調査区 , 調査区 , a 換算収量 = 調整後 1 本重 調査本数 a 換算販売箱数は表 2 参照

9 表 3 等級規格別割合及び 10a 換算出荷箱数 等級規格別割合 収穫日 7/10 7/20 9/29 調査区名 A B 2L L M S 2L L M 慣行区 調査区 調査区 調査区 調査区 慣行区 調査区 調査区 調査区 調査区 慣行区 調査区 調査区 調査区 調査区 重量ベースで積算

10 等級規格別 10a 換算出荷箱数 収穫日 7/10 7/20 9/29 調査区名 A 2L L M S 2L L M 慣行区 調査区 調査区 調査区 調査区 慣行区 調査区 調査区 ,040 調査区 調査区 ,002 慣行区 調査区 調査区 調査区 調査区 B 10a 換算販売箱数 出荷箱数 =10a 換算収量 等級規格別割合 /5.25(kg/ 箱 ) 各項目の合計と 10a 換算販売箱数が一致しないのはラウンドによる

11 表 4 平成 28 年度調査結果 生育調査 13/24 定植 ~7/25 収獲 使用資材 5 月 2 日 6 月 1 日 7 月 1 日 調査区名 リン酸カリ溶液 パワーリン 過リン酸石灰 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 慣行区 - 120kg/10a 2 回 調査区 1 定植前浸漬 kg/10a 調査区 2 定植前潅注 回調査区 3 定植前浸漬 調査区 4 定植前潅注 /18 定植 ~10/11 収獲 使用資材 7 月 1 日 8 月 1 日 調査区名 リン酸カリ溶液 パワーリン 過リン酸石灰 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 草丈 茎径 葉数 ( 枚 ) 慣行区 - 120kg/10a 2 回 調査区 1 定植前浸漬 kg/10a 調査区 2 定植前潅注 回調査区 3 定植前浸漬 調査区 4 定植前潅注 の作型の 9 月 1 日の生育調査は 台風の影響により実施せず 収量調査 は種定植収穫調査区名 全長 調整重 分枝点長 軟白長 軟白径 2L,L 品率 (%) A 品率 (%) 10a 換算収量 (kg) 外品 (kg/10a) 10a 換算販売箱数 調査本数 1/6 3/24 7/25 慣行区 , , 調査区 , 調査区 , , 調査区 , 調査区 , 慣行区 , , 調査区 , /1 5/18 10/11 調査区 , 調査区 , 調査区 , a 換算収量 = 調整後 1 本重 調査本数 a 換算販売箱数は別表参照

12 等級規格別割合 (%) 収穫日 調査区名 A B 2L L M S 2L L M 慣行区 調査区 /25 調査区 調査区 調査区 慣行区 調査区 /11 調査区 調査区 調査区 重量ベースで積算 割合の合計が 100 とならないのはラウンドのため 等級規格別 10a 換算出荷箱数 収穫日 調査区名 A B 10a 換算 2L L M S 2L L M 販売箱数 慣行区 ,067 調査区 /25 調査区 ,050 調査区 調査区 慣行区 ,053 調査区 /11 調査区 調査区 調査区 出荷箱数 =10a 換算収量 等級規格別割合 /5.25(kg/ 箱 ) 各項目の合計と 10a 換算販売箱数が一致しないのはラウンドによる

13 露地野菜の部 3 項目 : 品種比較調査調査名 : ピーマンの品種比較調査 ( 継続 : 平成 28 年度 ~ 平成 29 年度 ) 1 目的当地域におけるピーマン露地栽培に適応する品種について調査し 栽培上の資料とする 2 調査方法 (1) 調査場所露地ほ場 (2) 耕種概要 1) 栽培方法 2) は種及び定植月日 3) 4) 5) 6) 7) 8) 育 苗 日 数 栽 植 距 離 定 植 株 数 施 肥 量 収 穫 期 間 薬 剤 散 布 (3) 調査区の構成 1) 調査区 2) 供試品種 マルチ栽培 ( あったかマルチ ) は種 定植 4 月定植 : 平成 29 年 2 月 16 日平成 29 年 4 月 25 日 ( 定植直後アイホッカ 1 枚トンネル被覆 ) 5 月定植 : 平成 29 年 3 月 17 日平成 29 年 5 月 15 日 ( 定植直後パスライト 1 枚トンネル被覆 ) 4 月定植 :68 日 5 月定植 :59 日うね幅 150 cm 株間 50 cm 1,300 株 /10a N-P-K= kg /10a 基肥 八戸果菜専用 ( ):200 kg /10a 追肥 くみあい燐硝安加里 S646( ):30 kg /10a 3 回平成 29 年 6 月 16 日 ~ 平成 29 年 10 月 31 日 26 回 ( 成分回数 ) 5 区 (1 区 5 株 1 区制 ) <1>Kira 気楽ピーマン ( パセリー菜 ) <2> 京ひかり ( タキイ種苗 ) <3>TPE-094 ( タキイ種苗 ) <4> ピクシー ( 横浜植木 ) <5>UN-607 ( 横浜植木 ) (4) 調査項目生育 収量 品質 3 結果の概要 (1) 前年度の結果両作型とも A 品収量で ピクシー が優れた結果となった (2) 本年度の結果 1) 生育両作型とも 4 月から 5 月の地温が上がらなかったことや 6 月の不安定な天候の影響で 生育は昨年に比べるとやや遅れ気味であった 4 月定植は 6 月 16 日から 5 月定植は 6 月 30 日から収穫が始まった 8 月の低温及び日照不足の影響で平年より株が小さく 花数が少ない時期が続き 9 月の台風の際には枝折れ等が発生した 病害虫の発生については 7 月に斑点細菌病が見られたものの その後は特に発生しなかった 2) 3) 収量両作型とも ピクシー の 10a 換算収量が多くなった 4 月定植の作型の月別収量では ピクシー が 6 月 7 月において他品種より多い傾向にあった 品質 A 品率は 4 月定植では 京ひかり ピクシー TPE-094 が 5 月定植では ピクシー TPE-094 が高かった 主な落等要因として各品種 両作型とも 傷果によるものが多かった 10a 換算 A 品収量は両作型とも ピクシー が最も高くなった 以上より 今年度の調査では両作型とも ピクシー で優れた結果となった

14 (3) 調査期間 2 箇年の結果 ピクシー が両作型を通じて 10a 換算収量 A 品率等が高く 当地域に適した品種であると考えられる (4) 次年度以降の計画本年度で完了 表 1 収量調査 作型 品種 kira 気楽ヒ ーマン A 品収量 A 品果数 B 品収量 B 品果数 総収量 総果数 A 品率 (%) 平均 1 果重 10a 換算収量 (t) 10a 換算 A 品収量 (t) 4, , , 京ひかり 5, , , 月定植 TPE-094 5, , , ピクシー 5, , , UN-607 4, , , kira 気楽ヒ ーマン 4, , , 京ひかり 4, , , 月定植 TPE-094 5, , , ピクシー 5, , , UN-607 4, , , 調査区は連続 5 株調査した 1 株当たりの平均 総収量 =A 品収量 +B 品収量 総果数 =A 品果数 +B 品果数 A 品率 =A 品収量 / 総収量 10a 換算収量 = 総収量 1300 株 /10a 10a 換算 A 品収量 =10a 換算収量 A 品率

15 kira 気楽 ヒ ーマン 京ひかり TPE-094 ピクシー UN-607 kira 気楽 ヒ ーマン 京ひかり B 品収量 (t/10a) TPE-094 A 品収量 (t/10a) ピクシー UN-607 図 1 品種別収量 (t/10a) 4 月定植 5 月定植 kira 気楽ヒ ーマン京ひかり TPE-094 ピクシー UN 月 7 月 8 月 9 月 10 月 月 7 月 8 月 9 月 10 月 kira 気楽ヒ ーマン京ひかり TPE-094 ピクシー UN-607 図 2 月別収量 (t/10a)( 上段 :4 月定植 下段 :5 月定植 )

16 表 2 平成 28 年度調査結果 ( 収量調査 ) 作型 品種 A 品収量 A 品果数 B 品収量 B 品果数 総収量 総果数 A 品率 (%) 平均 1 果重 10a 換算収量 (t) 10a 換算 A 品収量 (t) かがやき 5, , , kira 気楽ピーマン 6, , , 月定植 京ひかり 6, , , TPE-094 6, , , ピクシー 7, , , UN-607 5, , , かがやき 4, , , kira 気楽ピーマン 4, , , 月定植 京ひかり 5, , , TPE-094 5, , , ピクシー 6, , , UN-607 5, , , 調査区は連続 5 株調査した 1 株当たりの平均 総収量 =A 品収量 +B 品収量 総果数 =A 品果数 +B 品果数 A 品率 =B 品収量 / 総収量 10a 換算収量 = 総収量 1300 株 /10a 10a 換算 A 品収量 =10a 換算収量 A 品率

17 露地野菜の部 4 項目 : 栽培技術調査調査名 : ながいもの緩効性肥料における施肥効果の調査 ( 継続 : 平成 28 年度 ~ 平成 29 年度 ) 1 目的追肥の遅れによる秀品率低下の解消及び追肥作業の省略化を図るため 緩効性肥料が品質 収量に及ぼす影響について調査し 栽培上の資料とする 2 調査方法 (1) 調査場所露地ほ場 (2) 耕 種 概 要 1) 定植年月日 2) 植 3) 採 4) 使 付植用 距株資 離数材 及び施肥量 5) 6) 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 (3) 調査区の構成 1) 調査区 2) 供試品種 平成 29 年 6 月 5 日うね幅 120 cm 株間 21 cm 3,968 本 /10a 1 基肥 パワーアップながいも ( ): 160 kg /10a N-P-K= kg /10a 2 基肥 ハイパー CDU555( 中期 )( ): 160 kg /10a N-P-K= kg /10a 3 基肥 サングルメ有機 40( ): 240 kg /10a N-P-K= kg /10a 平成 29 年 12 月 7 日 11 回 ( 成分回数 ) 6 区 (1 区 6.3m(30 本 ) 1 区制 ) <1> 園試系 6( 切片子 ):81~100g( 頂芽付 ) <2> 庄司系 ( 切片子 ):81~100g( 頂芽付 ) (4) 調査項目生育 収量 品質 3 結果の概要 (1) 昨年度の結果両系統とも肥料 3 を使用した調査区の 10a 換算収量が多い傾向であった しかし 6 月及び 8 月の大雨 強風の影響も大きく 肥料の効果は判然としなかった (2) 本年度の結果 1) 生育萌芽揃期は 6 月 23 日であった 7 月までの生育は順調であったが 8 月の低温及び日照不足の影響で生育が緩慢となり また その後の台風等により葉落ちやツル切れが発生した 病害虫については 9 月に入り 葉渋病 炭そ病が散見された 害虫についてはナガイモコガが見られた 2) 3) 収量いも重 10a 換算収量とも 庄司系 3 で最も多くなった 品質 A 品率は 園試系 62 で最も高くなった 各調査区ともコブやリングの発生は少なかったものの 曲がりや肌の着色が確認され A 品率低下の要因となった (3) 調査期間 2 箇年の結果 2 箇年の調査では 両系統とも 肥料 3 を使用した調査区にて 10a 換算収量が高い傾向であったが 大雨や強風等の天候の影響を大きく受けていることもあり 肥料の効果は判然としなかった (4) 次年度以降の計画本年度で完了

18 表 1 収量調査 調査区名 全長 全重 いも長 いも重 長径 10a 換算販売収量 (kg) 外品 (kg/10a) 10a 換算収量 (kg) 園試系 6 庄司系 , , , , , , , , , , , , a 換算収量 = いも重 植付数 (3,968 本 /10) 10a 換算販売収量 =10a 換算収量 - 外品 計算式と数字が一致しないのはラウンドのため 表 2 規格別収量 (kg/10a) 調査区名 4L 3L 2L L M S 2S 規格外 , , 園試系 , , ,146 1, 庄司系 , 各項目の合計と表 1 の 10a 換算収量が一致しないのはラウンドのため 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 規格外 2S S M L 2L 3L 4L 園試系 6 庄司系 図 1 規格別収量 (kg/10a)

19 表 2 等級割合 (%) 調査区名 A B C A 平 B 平 D 等級外 園試系 庄司系 各項目の合計が 100 とならないのはラウンドのため 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 等級外 D B 平 A 平 C B A 0% 園試系 6 庄司系 図 2 等級割合

20 表 4 平成 28 年度調査結果 収量調査 調査区名 全長 全重 いも長 いも重 長径 10a 換算販売収量 (kg) 外品 (kg/10a) 10a 換算換算 (kg) 園試系 6 庄司系 , , , , , , , , , , , , a 換算総収量 = いも重 植付数 (3,968 本 /10a) 10a 換算販売収量 =10a 換算収量 - 外品 計算式と数字が一致しないのはラウンドのため 規格別収量 (kg/10a) 調査区名 4L 3L 2L L M S 2S 規格外 合計 ,167 園試系 , , ,038 庄司系 , ,544 各項目の合計と上表の 10a 換算収量が一致しないのはラウンドのため 等級割合 (%) 調査区名 A B C A 平 B 平 D 等級外 園試系 庄司系 各項目の合計が 100 とならないのはラウンドのため

21 露地野菜の部 No.5 項目 : 栽培技術調査調査名 : にんにく種子植付時期比較調査 ( 新規 : 平成 29 年度 ~ 平成 30 年度 ) 1 目的新たに供給が始まった系統 畑園系 の特性を把握するため 植付時期の違いが収量 品質に及ぼす影響ついて調査し 栽培上の資料とする 2 調査方法 (1) 調査場所露地ほ場 (2) 耕種概要 1) 栽培方法 2) 植付年月日 3) 4) 5) 6) 7) 栽植距離及び植付片数施肥量 使用資材 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 (3) 調査区の構成 1) 調査区 2) 供試品種 マルチ栽培 ( コーテーコンビ グリーン ) 1 平成 28 年 9 月 30 日 2 平成 28 年 10 月 7 日 3 平成 28 年 10 月 14 日うね幅 150 cm 株間 15 cm 条間 25 cm 4 条植え 17,778 片 /10a N-P-K= kg/10a 基肥 BB にんにく一発 ( ): 170kg/10a 豚ぷん堆肥 ( ナチュラルパワー )( ): 300 kg /10a パワーリン (P:30): 100kg/10a マググリーン (Mg:25): 60kg/10a 平成 29 年 6 月 27 日 ( 白玉王 ) 7 月 4 日 ( 畑園系 ) 16 回 ( 成分回数 ) 6 区 (1 区 50 株 1 区制 ) <1> 白玉王 1 <2> 白玉王 2 <3> 白玉王 3 <4> 畑園系 1 <5> 畑園系 2 <6> 畑園系 3 (4) 調査項目生育 収量 品質 3 結果の概要 (1) 本年度の結果 1) 生育 9 月 30 日 10 月 7 日植付の調査区では 12 月時点でほぼ全ての株で萌芽したが 10 月 14 日植付の調査区では未萌芽の株が多く見られた 4 月 10 日では全ての調査区で萌芽が確認された 6 月上中旬の低温と乾燥により地上部では 葉先の黄化 出蕾数が少ない等の影響がり また 地上部の生育に比べて地下部の生育が遅れる傾向が見られた りん片分化期は 植付時期に関わらず 4 月 19 日であった 病害虫について 春腐病が少し見られ 6 月に入るとさび病が散見された 害虫の発生は見られなかった 2) 3) 収量白玉王 畑園系とも 9 月 30 日植付の調査区が最も 10a 換算収量が多く 植付時期が早くなるにつれて 10a 換算収量も多くなる結果となった 品質 A 品率は白玉王 3 が最も高くなった 主な落等要因は片突出 奇形 皮の着色等であった 2L,L 品率は植付時期が早くなるにつれて高くなる傾向が見られ 白玉王 畑園系とも 9 月 30 日植付の調査区が最も高い結果であった 10a 換算 A 品収量については 白玉王 1 が最も多かった (2) 次年度以降の計画継続

22 表 1 萌芽状況調査 (100 株調査 ) 調査区名 植付日 萌芽株数 11 月 10 日 12 月 10 日 4 月 10 日 1 9/ 白玉王 2 10/ / / 畑園系 2 10/ / 表 2 収量調査 調査区名 植付日 球重 球径 A 品率 (%) 2L,L 品 率 (%) 10a 換算 収量 (kg) 10a 換算 A 品収量 (kg) 白玉王 畑園系 1 9/ ,809 1, / ,638 1, / ,379 1, / ,761 1, / ,542 1, / ,463 1,109 調査は 乾燥終了後に実施 10a 換算収量 = 球重 植付片数 10a 換算 A 品収量 =10a 換算収量 A 品率 計算式と数字が一致しないのはラウンドのため 表 3 規格別収量及び品質割合規格別収量 (kg/10a) 品質割合 (%) 調査区名 2L L M S 規格外 A B C 等級外 1 1, 白玉王 , , 畑園系 , , 規格別収量の合計と表 2 の 10a 換算収量が合計が一致しない 品質割合の合計が 100 とならないのはラウンドのため

23 2,000 1,800 1,600 1,400 1,200 1, , ,164 1,214 1,207 1, M L 2L 白玉王 畑園系 図 1 規格別収量 (kg/10a) 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 等級外 C B A 白玉王 畑園系 図 2 等級割合

24 露地野菜の部 6 項目 : 栽培技術調査調査名 : 糠塚きゅうりの栽培法比較調査 ( 新規 : 平成 29 年度 ~ 平成 30 年度 ) 1 目的当市の伝統野菜である糠塚きゅうりについて 栽培方法の違いが収量 品質に及ぼす影響について調査し 栽培上の資料とする 2 調査方法 (1) 調査場所露地ほ場 (2) 耕種概要 1) 栽培方法 2) は種及び定植月日 3) 4) 育 苗 日 数 栽 植 距 離 マルチ栽培 ( あったかマルチ ) は種 定植 平成 29 年 4 月 18 日 28 日うね幅 220 cm 株間 50 cmアーチ幅 140cm アーチ間 80cm 平成 29 年 5 月 16 日 ( 定植直後パスライト 1 枚トンネル被覆 ) 5) 6) 7) 8) 定植株数施肥量 収 穫 月 日 薬 剤 散 布 1,818 株 /10a N-P-K= kg /10a 基肥 八戸果菜専用 ( ):120 kg /10a 追肥 くみあい燐硝安加里 S646( ):8 kg /10a 5 回平成 29 年 6 月 19 日 ~ 平成 29 年 8 月 25 日 27 回 ( 成分回数 ) (3) 調査区の構成 1) 調 査 区 2 区 (1 区 5 株 1 区制 ) <1> 放任区 <2> 整枝区 (3 節で摘心し 2 本仕立てにして放任 ) 各区共通で 6 節までは側枝は除去 親づる 子づるはネット頂上で摘心 (4) 調 査 項 目 生育 収量 品質 3 結果の概要 (1) 本年度の結果 1) 生育定植後の 6 月の天候が安定せず 生育が平年よりも遅れていたため 収穫開始も去年よりも半月程度遅くなった 7 月に入ると天候にも恵まれ 収穫は順調に進んだが 8 月に入ると低温及び日照不足によって株が急速に痛み 花落ちも多く見られた 収穫開始は放任区が 6 月 19 日 整枝区が 6 月 26 日となり 7 日程度差が見られた 病害虫については 6 月上旬から斑点細菌病が確認され 8 月に入るとうどんこ病 べと病が散見された 2) 3) 収量総本数 総収量とも放任区の方が多くなった 品質上物率は放任区の方が高くなった どちらの調査区においても風によるキズが多く確認され 上物率を下げる要因となった 以上より 今年度の調査では 放任区が総収量 上物率とも整枝区を上回った

25 (2) 次年度以降の計画継続 表 1 収量調査 上物下物外品上物下物外品総収平均 1 本上物調査区名収量収量収量総本数本数本数本数量 重 率 (%) 放任区 , , , , 整枝区 , , , 各調査区連続 5 株を調査した 1 株当たりの平均 総本数 = 上物本数 + 下物本数 + 外品本数 総収量 = 上物収量 + 下物収量 + 外品収量 平均 1 本重 = 総収量 / 総本数 上物率 = 上物収量 / 総収量 放任区 整枝区 0 6 月中旬 6 月下旬 7 月上旬 7 月中旬 7 月下旬 8 月上旬 8 月中旬 8 月下旬 図 1 月旬別収量 (t/10a)

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