平成 21 年 7 月 道州制への慎重な対応について 兵庫県知事井戸敏三 各政党においては 究極の分権改革とも言われる 道州制 について マニフェストへの盛り込みが検討されています しかし 道州制は本来国の形のあり方の問題であるにもかかわらず もっぱら地方制度の問題として議論されている最近の状況を鑑

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1 作成年月日 作成部局 平成 21 年 7 月 27 日 企画県民部政策室政策担当課長 自民党 公明党に対する 道州制への慎重な対応について の提出 1 趣旨各政党において 道州制 の政権公約 ( マニフェスト ) への盛り込みが検討されているが 本来国の形のあり方の問題でありながら もっぱら地方制度の問題として議論されている最近の状況を鑑みると 中央集権の強化と地方切り捨てに繋がりかねない このため 道州制ありきで議論を進めることがないよう 自民党 公明党 民主党に対し道州制の問題点をまとめた文書を提出し 慎重な対応を要請する 2 時期 平成 21 年 7 月 3 提出先 自民党 公明党 民主党の政務調査会長等の党執行部及び県関係国会議員 4 内容 別添のとおり < 問い合わせ先 > 企画県民部政策室政策担当課長

2 平成 21 年 7 月 道州制への慎重な対応について 兵庫県知事井戸敏三 各政党においては 究極の分権改革とも言われる 道州制 について マニフェストへの盛り込みが検討されています しかし 道州制は本来国の形のあり方の問題であるにもかかわらず もっぱら地方制度の問題として議論されている最近の状況を鑑みると 国 地方を通じた統治システムの抜本改革には到底なり得えないばかりか 中央集権の強化と地方切り捨てに繋がりかねません 府県域を越える広域行政課題については 道州制を導入するまでもなく 現行の地方自治法に基づく広域連合制度を活用することでその多くが解決可能であり 関西においては 国の地方支分部局が処理している広域事務についても 民主的なコントロールのもとで一元的に担うことができる関西広域連合 ( 仮称 ) の設立に向けて取り組んでいます 今後は 多くの問題点がある道州制の議論に惑わされず 道州制に代わる抜本的な地方分権改革を具体化し 国 地方を通じた統治システムを抜本強化することを要請します 1 道州制の問題点 道州制の実像がいまだ明確でなく 漠然とした期待のみが大きすぎる 府県のあり方だけが議論され 国の統治機構全体の議論がおろそかにされている 中央政府の解体再編や国会の機能縮小に向けた合意形成はできるのか 国の行財政改革や財政再建の手段とされてしまう可能性が大きい 国の総合出先機関的道州となり かえって中央集権化が進む恐れがある 道州間格差 特に財政格差をどうするのか また 道州内の地域間格差が拡大する 道州の自治財政権や自治立法権が保障されるかどうか担保がない 広大な区域となる道州では 住民の意思が地方政治に反映されにくくなる 今以上の市町村合併を住民が支持するとは思えない 地方の切り捨てに繋がりかねない 道州の位置づけが憲法上明確にされなければならないのではないか - 1 -

3 2 道州制に代わる抜本的な地方分権改革の提案 (1) 国の役割を純化し 内政は地方に任せる国の役割を外交 防衛 司法など国家の存立に関わる事務に純化し 国民生活に関わる行政は地方が担うという役割分担の基本原則を確立する 国の役割が限定される結果として 中央政府や国地方支分部局のあり方と併せて 国会や国会議員のあり方についても純化 縮小の方向で見直す また その際 地方意見の国政への反映が制度的に保障される仕組みを組み込む (2) 権限 財源 事務の一体的な移譲を断行する国と地方の役割分担の基本原則に沿って 義務付け 枠付けの廃止 権限移譲を徹底するとともに 地方が担う事務 権限に係る自治立法権を確立する また 国と地方の事務配分に見合った税財源配分となるよう 国から地方への税財源の移譲を進めるほか 国の直轄事業負担金制度など権限と財源の所在が一致しない不合理な制度を廃止する (3) 地方財源の水平調整制度を確立する偏在性が少ない税源を移譲しても 産業 地勢などの条件の違いによりなお残る地域間格差を解消するため 国の会計を介さずに地方自らが地域間の財源調整を行う地方共同税を具体化する (4) 二層制統治を基本とし住民自治を拡充する地方の統治機構は 基礎自治体と都道府県の二層制を基本とする 基礎自治体としてあまりにも大規模な人口を擁し 住民代表性のない区長が重要な職務を担う政令指定都市制度については 住民自治の観点から見直す (5) 地域の特性に応じた柔軟な広域行政体制を導入する 都道府県の区域を越える行政課題は 都道府県の広域連合で処理するなど課題対応型 フレキシブルな広域行政体制を活用する (6) 地方消費税の充実等税制の抜本改革を断行する社会保障関係費など増嵩する地方の財政需要に対応して 地方消費税の引き上げを含め 税源の偏在性が小さく 税収の安定性を備えた地方税体系を構築する - 2 -

4 平成 21 年 7 月 1 日 民主党の地方分権政策について 兵庫県 民主党が6 月 29 日 衆議院議員選挙マニフェストで打ち出す地方分権政策の原案を固めたとの報道をもとに 民主党の地方分権政策に係る論点を整理した 民主党においては 単に統治機構論としての 国のかたち の議論に偏重することなく 地方の自己決定 自己責任の原則が貫ける独立 自立型行政システムを構築することを基本に まずは 国から地方への権限 財源の大幅な移譲を実現することをめざし 以下の点に留意して 地方分権政策を推進されるよう提言する 国と地方の役割分担と統治機構のあり方について 1 国の役割を限定し組織 機構の再編の具体的道筋を明らかにすべき道州制の導入をはじめとする地方の統治機構のあり方ばかりを論ずるのではなく まずは国が担うべき役割を明らかにすべきである 具体的には 国の役割を外交 防衛 通貨 司法など国家の存立に関わる事務に純化することに伴い 必然的に 中央省庁の縮小 再編 国会の機能縮小が必要となることから 霞ヶ関の解体 再編の姿を国民がイメージできるよう 具体的な道筋を明らかにすべきである 2 道州制は地方分権ではない 広域自治体としての都道府県を活用すべき国の権限が現状のまま留保され 地方への権限 財源の移譲がないまま道州制を導入すれば 地方分権につながらない強制的で一律の都道府県合併が進むだけである 国の支配力が今よりも強化される 国の総合出先事務所的 な道州制となる危険性が高い また 道州制の導入は 三位一体改革において 多くの地方交付税が削減されたように 国の行財政改革や財政再建の手段となってしまう危険性が高いほか 現行の都道府県よりも広大な道州においては 住民自治 の確保が困難になるといった問題もある このため 都道府県がこれまで果たしてきた役割を正しく評価し 安易に道州制の導入を主張するのではなく 国から都道府県への権限 財源の大幅な移譲など 現行都道府県制度の下での地方分権改革を着実に進めるべきである - 1 -

5 3 広域的対応が必要な事務については広域連合制度を活用すべき防災 環境 観光など 現行の府県域を越える広域行政課題への対応が求められている このため 関西においては こうした課題に的確に対応する責任主体となる関西広域連合 ( 仮称 ) の設立に向けた検討を進めている 府県域を越える広域行政課題については 道州制を導入するまでもなく 都道府県制度の下で 特定課題対応型の柔軟な仕組みである広域連合制度を活用することでその多くが解決可能である 府県域を越えるという理由で国の出先機関が処理している広域事務についても 関西広域連合 ( 仮称 ) が民主的なコントロールのもとで一元的に担うことが可能となることから こうした地域主導の取組を尊重し 広域連合制度を活用すべきである 4 これ以上の市町村合併を押しつけるのではなく基礎自治体の多様性を尊重すべき相当程度の市町村合併が進み 一定程度の成果が認められる一方で 住民の声が届きにくい 周辺部が取り残される 地域のアイデンティティが失われるといった懸念が現実化している地域もある 市町合併に伴うこうした課題を検証することなく これ以上の合併を一方的に押しつけてはならない 住民自治の観点からも 基礎自治体の多様性を尊重すべきである 国と地方の関係について 1 国による義務付け 枠付けの見直しは 財政的関与と一体的に見直すべき実質的な義務付け 枠付けの廃止 縮減のためには 単に条項を見直すだけでなく 補助要綱等で定められている道路整備 学校運営 福祉施設等の基準など 財政的関与も一体的に見直すべきである 2 国直轄事業廃止後の直轄事業や地方単独事業の事業量確保について明示すべき国直轄事業負担金の廃止にあたり 単に負担金に相当する地方交付税を削減するのではなく これまで十分に措置されてこなかった経費に充てることができるように制度改革すべきである また 国における徹底した無駄の排除による効率的な事業執行と 国庫補助金の削減等により財源を確保し 直轄事業の必要な事業量を確保すべきである - 2 -

6 3 国の出先機関改革においては民主的統制の観点に留意すべき国から地方への権限移譲を徹底し 二重行政を排除するため 国の出先機関は廃止 縮小すべきである その際 民主的コントロールの及びがたい巨大な総合出先機関を創設し そこに権限や財源を集中させることは分権改革に逆行することに十分に留意すべきである また 国から地方への人員移管等に係る協議においては 移譲される事務 権限 それに必要な人員について徹底して精査するとともに 地方が主体的に選考できるようにすべきである 地方税財政制度について 1 補助金等の一括交付金化は国の財政的関与が行われない仕組みとすべき国が地方に対し事務を義務付ける場合 当該事務に係る費用について 国の責務として財源を保障する必要があるが その際 ひも付き補助金 から一括交付金に衣替えしても 配分や総額について国が決定するなど中央集権的な制度となる可能性もある こうした弊害を排除するためにも 大都市等不交付団体の取扱も含めて 現行の地方交付税や補助金とどのように違うのか 国による財政的関与が行われない仕組みとすべきである 2 地方財政調整等に関する新たな制度の具体案を早期に提示すべき現行の地方交付税制度よりも財源保障と自治体間の財源調整の機能を充実 強化した 地方財政調整等に関する新しい制度を創設すると主張されているが その仕組みや財源確保の方法について具体的に示されていない 現行の地方交付税が地方自治体間の財源の過不足を調整する財源調整機能だけでなく 総体としての地方の必要経費を保障するという財源保障機能を有し 各地方自治体の基準財政需要額と基準財政収入額による算定を通して標準的な行政水準を保障するという側面を持っていることに留意して 具体的な制度設計を明らかにすべきである 3 社会保障関係費の増嵩等を踏まえ地方消費税の充実等国民負担のあり方を議論すべき少子高齢の本格的な人口減少社会を迎えるなか 将来に対する国民の不安を払拭するためには 地域住民の生活に密着した行政サービスを地方が地域の実態に即して安定的に提供していくことが求められる しかし 地方においては 三位一体改革により地方交付税が大幅に削減されたうえ 今後 社会保障関係費等が確実に増 - 3 -

7 嵩することから 財源不足額がさらに拡大することが見込まれる まずは 国と地方の税源配分 5:5の実現を目指し そのための地方消費税の充実 引き上げに向けた道筋を示すべきである 4 消費税の全額年金財源化の検討については見直すべき社会保障の安定財源確保に向け 地方消費税分を含めて消費税の全額を年金財源化すると主張されているが 地方消費税及び消費税の地方交付税原資部分は地方の固有財源であることを踏まえて検討することが必要である このため 税制の抜本改革にあたっては 平成 21 年度税制改正法附則において 地方分権の推進及び国と地方を通じた社会保障制度の安定財源の確保の観点から 地方消費税の充実を検討する とあるとおり 増嵩する地方の社会保障関係費等の財政需要に対応して 地方消費税の増強及び消費税の地方交付税原資部分の確保を図るべきである - 4 -

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