V05L19R1 Release News Letter(第2版)

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1 第 2 版平成 30 年 3 月 9 日発行 V05L19R1 V05L19R1 Release News Letter 機能修正 本リリースニュースレターは V05L19R1 のリリース内容をまとめたものです 過去のリリース内容につきましては プロダクトメディア (x:\rnl) または 以下の URL をご参照ください

2 改版履歴 日付 版数 内容 2018/02/01 1 V05L19R1 リリース 2018/03/ iim collect で意図しないファイルが転送される 脱字を訂正

3 目次 第 1 章 ES/1 NEO CS シリーズ全般 機能変更 正式ライセンスの期限日の変更... 1 第 2 章 System Manager 機能修正 定義変更情報が自動的に送付されない ゼロ KB の azps ファイルが残る Oracle のセッション ID の桁あふれ... 4 第 3 章 Acquire 機能修正 Unix Acquire のログ出力 アンインストール時に SNMP サービスが停止される... 6 第 4 章 CS-MAGIC 機能変更 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更... 7 第 5 章 CS-ADVISOR 機能変更 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 機能修正 ランキュー長とメモリー使用率のチューニングヒントが出ない場合がある... 9 第 6 章 CS Scripting Interface 機能変更 評価結果の資源カテゴリーの表示順を統一 評価実行時のライセンス確認処理を削除 機能修正 Office Excel 形式のグラフを作成できない _fmt 関数のメモリ解放処理を変更 第 7 章 CS-SQL Server 機能修正 SQL Server ロック要求待ち時間の計算式の変更 第 8 章 CS-SAP ERP 機能変更 SAP ERP 評価機能の処理性能向上... 15

4 8.2. 機能修正 半角カナを含む SAP トランザクションコードで評価実行時に UnicodeEncodeError 第 9 章 CS-DB 機能修正 DB2 同期書き込みのチューニングヒント文言に誤り 第 10 章 CS-Java for WebSphere 機能修正 WAS 以降のデータ収集に対する対応 第 11 章 CS-VMware 機能変更 vcenter Server の構成規模や負荷状態によって出力されないレコードについて 機能修正 フラットファイルの VMW_VM.NUMSNAPSHOT レコードに欠損値が出力される 第 12 章 APM Interface 機能修正 Dyanatrace データ月次評価のチューニングヒントに誤り 第 13 章 CS-JOB for JP 機能修正 JP1/AJS ログの変換プログラム (x2f ajsconv) にてエラーが発生するケースがある JP1/AJS のジョブマップグラフの数値情報で表示される時刻の表示形式を変更 第 14 章 CS-Utility 機能修正 iim collect で意図しないファイルが転送される 一部の OS で FTP ファイル転送に失敗する 第 15 章 Flatfile Maintenance: データ集約 機能変更 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 Flatfile Maintenance データ集約の一部標準集約項目の計算方式変更 第 16 章変更一覧 本リリースより 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) 表示の変更一覧 変更一覧... 30

5 第 1 章 ES/1 NEO CS シリーズ全般 1.1. 機能変更 正式ライセンスの期限日の変更 機能変更機能修正 詳細 ES/1 NEO CS Series のバージョンアップ時に適用される正式ライセンス (GENERIC) の期限日が 2038/1/15 に変更されました 同様に ライセンス期限延長操作を行なった場合も 2038/1/15 まで正式ライセンス (GENERIC) の期限が延長されるようになりました 対象環境 ES/1 バージョン条件 :V05L19R1 以前 : 正式ライセンス適用済 かつ 有効期限日が 2038/1/15 より前に設定されている環境 1

6 第 2 章 System Manager 2.1. 機能修正 定義変更情報が自動的に送付されない 機能変更機能修正 現象 System Manager の UNIX Options で Discard accounting records for processes that use less than xxx CPU seconds の値を変更し定義を保存した際 定義変更情報が対象サーバへ自動的に送付されず 手動で Resend する必要がありました Athene バージョン :9.3 以前 原因設定変更の考慮漏れです 対応定義変更後 その定義が保存された場合に自動的に変更情報を対象サーバへ送付するように修正しました 実施が必要な作業 Athene10.30 へバージョンアップしてください 2

7 ゼロ KB の azps ファイルが残る 機能変更機能修正 現象 Athene インストールフォルダの下記フォルダに ゼロ KB の azps ファイルが残存し続け System Manager が PDB 変換を実行する際に下記エラーが出力され続けます ゼロ KB ファイル格納場所 c:\programdata\metron\work\seen\tgt \system\ yyyy/mm/dd hh:mm _azps yyyy/mm/dd hh:mm _ok System Manager エラーログ W t35 yyyy-mm-dd hh:mm:ss.xxx PDBUpdate: Target ' ', file ' _azps ' : Decompression Error Athene バージョン条件 :9.3 以前 :Unix Linux の Acquire でデータ収集している 原因 Decompression Error の原因は azps ファイルがゼロ KB のためです 対応ゼロ KB のファイルを \BadFiles フォルダへ退避させるように修正しました 以降 Decompression Error はエラーログに出力されなくなります 実施が必要な作業 Athene10.30 へバージョンアップしてください 3

8 Oracle のセッション ID の桁あふれ 機能変更機能修正 - - 現象 Oracle のセッション ID が を超える場合 桁あふれが発生してデータ変換することができませんでした データ変換できない場合 Control Center のエラー画面に下記エラーが出力されます エラー内容 1Joining into 'a_o_sys_sessionevent' for timestamp:yyyy/mm/dd HH:MM:SS Value was either too large or too small for an Int16.Couldn't store <36001> in ORSID Column. Expected type is Int16. 2Joining into 'a_o_sys_session' on ORSID for timestamp:yyyy/mm/dd HH:MM:SS Value was either too large or too small for an Int16.Couldn't store <36001> in ORSID Column. Expected type is Int16. Athene バージョン条件 :9.3 以前 :Oracle のセッションデータを収集している 原因 Oracle 側のデータ型と Control Center 側のデータ型が一致していませんでした 対応データ型を一致させ Control Center のデータ変換時にエラーが出力されないように修正しました 実施が必要な作業 Athene10.30 へバージョンアップしてください 4

9 第 3 章 Acquire 3.1. 機能修正 Unix Acquire のログ出力 機能変更機能修正 現象 APMdisk2 でデータ収集時に発生したエラーやメッセージが捨てられていました Athene バージョン条件 :9.3 以前 :Unix/Linux のデータを収集している 原因 Unix Acquire の crontab に登録されている処理において /dev/null にリダイレクトしていました 対応 APMdisk2 で事象が発生した際 メールが使用可能な環境においてエラーやメッセージがメールで届くようになりました 実施が必要な作業 Athene10.30 へバージョンアップしてください 5

10 アンインストール時に SNMP サービスが停止される V05L19R1 Release News Letter : ES/1 NEO CS シリーズ 機能変更機能修正 - - Windows 現象 Windows Acquire のアンインストール時に SNMP サービスが強制的に停止されます Acquire バージョン :8.80/9.20/9.30 条件 :Windows Acquire がインストールされているサーバ上で SNMP サービスが稼働している 原因アンインストール時に SNMP サービスに対して不適切な処理が行われていました 対応アンインストール時に SNMP サービスを停止しないように修正しました 注意 Acquire のバージョン 8.80/9.20/9.30 をアンインストール際に SNMP サービスが稼働している場合には Acquire をアンインストールした後に SNMP サービスを開始してください 6

11 第 4 章 CS-MAGIC 4.1. 機能変更 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 機能変更機能修正 - - 現象これまで Unix Linux Windows 系デバイス情報のうち デバイス待ち要求数が異常値 (10000 個以上 ) または デバイス待ち時間が異常値 (10000ms 以上 ) となるデータを読み込み 処理していました 新しいバージョンでは こうした異常値を含むデバイス情報の該当インターバルにおいて 待ち要求数 レスポンス時間 ( 秒 ) リード時間 ( 秒 ) ライト時間 ( 秒 ) 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間 ( ミリ秒 ) を欠損値 (-1) に置き換えて処理するようにしました 対応 CS-MAGIC クエリー処理エンジン CS-ADVISOR CSSI エンジン Flatfile Maintenance データ集約エンジンで異常値を含むデバイス情報を読み込んだ際に 該当インターバルの待ち要求数 レスポンス時間 ( 秒 ) リード時間 ( 秒 ) ライト時間 ( 秒 ) 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間 ( ミリ秒 ) を欠損値 (-1) に置き換える処理を追加しました これら欠損値に置き換えられたデータは統計処理上 データなし扱いとなります その他該当データだけでなく 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間( ミリ秒 ) を使用するデバイスレスポンス時間系のグラフ チューニングヒント 資源ログ 集約結果 限界値チェック結果等にも 数値的な影響が出る場合があります 7

12 第 5 章 CS-ADVISOR 5.1. 機能変更 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 機能変更機能修正 - - 現象これまで Unix Linux Windows 系デバイス情報のうち デバイス待ち要求数が異常値 (10000 個以上 ) または デバイス待ち時間が異常値 (10000ms 以上 ) となるデータを読み込み 処理していました 新しいバージョンでは こうした異常値を含むデバイス情報の該当インターバルにおいて 待ち要求数 レスポンス時間 ( 秒 ) リード時間 ( 秒 ) ライト時間 ( 秒 ) 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間 ( ミリ秒 ) を欠損値 (-1) に置き換えて処理するようにしました 対応 CS-MAGIC クエリー処理エンジン CS-ADVISOR CSSI エンジン Flatfile Maintenance データ集約エンジンで異常値を含むデバイス情報を読み込んだ際に 該当インターバルの待ち要求数 レスポンス時間 ( 秒 ) リード時間 ( 秒 ) ライト時間 ( 秒 ) 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間 ( ミリ秒 ) を欠損値 (-1) に置き換える処理を追加しました これら欠損値に置き換えられたデータは統計処理上 データなし扱いとなります その他該当データだけでなく 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間( ミリ秒 ) を使用するデバイスレスポンス時間系のグラフ チューニングヒント 資源ログ 集約結果 限界値チェック結果等にも 数値的な影響が出る場合があります 8

13 5.2. 機能修正 ランキュー長とメモリー使用率のチューニングヒントが出ない場合がある 機能変更機能修正 現象 CS-ADVISOR システム評価のランキュー長 メモリー使用率の評価の一部が行なわれない場合がありました ES/1 バージョン条件 :V05L18R1 以降 : 以下のいずれかに該当する場合 影響する可能性があります 評価対象システムが AIX でランキュー長が長いインターバルが複数ある 評価対象システムが HP-UX Linux Windows で CPU 使用率とランキュー長が長いインターバルが複数ある 評価対象システムが Windows でメモリー使用率が高いインターバルが複数ある 原因 AIX HP-UX Linux Windows のランキュー長 Windows のメモリー使用率の評価で 評価対象となる全期間について判定を行なうべきところを OS 毎に設定された評価対象資源項目のピーク時の値のみ評価対象としていました このためピーク以外の時間帯にチューニングヒントの該当するようなデータがあった場合 それらが判定から漏れる場合がありました 対応該当評価対象データの抽出処理を見直し 評価対象全期間について判定対象とするよう処理を変更しました 実施が必要な作業必要に応じて再評価を実施してください 9

14 第 6 章 CS Scripting Interface 6.1. 機能変更 評価結果の資源カテゴリーの表示順を統一 機能変更機能修正 - - 現象標準提供スクリプト (System, VMware など ) が作成する評価結果の資源カテゴリー ( プロセッサ メモリなど ) の表示順が統一されていませんでした 対応評価結果 ( チューニングヒント 資源ログ ) の表示順を CS-ADVISOR 評価条件ファイルウィザード (1/5) の評価対象選択の並びに変更しました また 資源カテゴリーが重複した場合のチューニングヒント 資源ログ 相関メッセージの表示順も同様に変更しました これにより複数の資源カテゴリーを含む評価結果を確認する際の視認性が向上します その他 標準提供スクリプトのみを対象としています 個別提供スクリプト( 拡張モジュール ) は対象外です 内部的に標準提供スクリプトの実行順序を上記並びに変更するため 評価実行時に作成されるログファイル(csadvcr.log) のスクリプト実行に関するメッセージの出力順が変わります 10

15 評価実行時のライセンス確認処理を削除 機能変更機能修正 現象一部の標準提供スクリプト実行時 ライセンスの有無を確認し 失効していた場合は実行をスキップしていました 該当する標準提供スクリプト s_interstage (Interstage 評価 ) s_weblogic (WebLogic 評価 ) s_websphere (WebSphere 評価 ) 対応 CS-MAGIC と挙動を合わせ 評価実行時のライセンス確認処理を行わないようにしました その他 CS-ADVISOR にて評価対象を選択する画面には 従来どおりライセンスを有するオプションのみ表示されます 11

16 6.2. 機能修正 Office Excel 形式のグラフを作成できない 機能変更機能修正 現象 Office Excel 形式のグラフを作成すると 次のエラーメッセージを出力してグラフ作成に失敗します INFO: , グラフの作成に失敗しました リトライを行います 例外が発生しました 'C:\IIM\CS\extgraph.xls' が見つかりません ファイル名およびファイルの保存場所が正しいかどうかを確認してください.. 最近使用したファイルの一覧からファイルを開こうとしている場合は そのファイルの名前が変更されていないこと 移動または削除されていないことを確認してください ES/1 バージョン条件 :V05L13R1 以降の新規インストール :CS-ADVISOR にて CS Scripting Interface で記述した評価条件を使いグラフを作成する 動作環境設定 Microsoft Office 設定 画面で次のオプションを選択する CS-MAGIC グラフ作成エンジン選択 Microsoft Excel のグラフ作成エンジンを使用する ファイル保存形式従来の Office Excel ブック (.xls) Word 文書 (.doc) を使用する 原因 Office Excel 形式のグラフ作成時に不正なマクロファイルを使用していました 対応正しいマクロファイルを使用するよう修正しました 12

17 _fmt 関数のメモリ解放処理を変更 機能変更機能修正 現象 _fmt 関数が不必要にメモリを消費していました ES/1 バージョン条件 :V05L02R1 以降 :_fmt 関数 及び _fmt 関数を内部的に使用する以下の関数の実行 getaggregatewithkey regtuninghintwithvalue regtuninghintwithitemvalue es1_corrtermwithitem es1_corrtermwithitembylist 原因メモリの解放処理に問題がありました 対応メモリの解放処理を見直しました その他評価結果 CSSI スクリプトに影響はありません 13

18 第 7 章 CS-SQL Server 7.1. 機能修正 SQL Server ロック要求待ち時間の計算式の変更 機能変更機能修正 - SQL Server 現象 SQL Server の以下のクエリーで出力するロック要求待ち時間について ロック 1 回当りの平均ロック要求待ち時間 (ms) を出力すべきところを ロック要求待ち時間 ( 合計 ms/ 秒 ) で計算していました ES/1 バージョン条件 :V4L03R1 以降 : SQL Server データで該当クエリーを出力している場合 原因計算式に誤りがありました 対応ロック 1 回あたりの平均待ち時間 (ms) を算出するよう 計算式を変更しました 製品バージョンによって影響を受けるクエリーが変わります V4L03~V04L09 [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Database] (2000) [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Extent] (2000) [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Key] (2000) [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Page] (2000) [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [RID] (2000) [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Table] (2000) V4L10 以降 [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Database] - 複合 - [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Extent] - 複合 - [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Key] - 複合 - [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Page] - 複合 - [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [RID] - 複合 - [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Table] (2000) - 複合 - [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Object] - 複合 - [ 詳細 ]SQL Server デッドロックとロック要求待ち [Object] - 複合 - 実施が必要な作業必要に応じて該当クエリーを再実行してください 14

19 第 8 章 CS-SAP ERP 8.1. 機能変更 SAP ERP 評価機能の処理性能向上 機能変更機能修正 - - 現象 SAP ERP 評価機能の実行時間が長時間化する場合がありました ES/1 バージョン条件 :V05L17R1 以降 :SAP ERP 関連のデータ量が多い管理マシンの余剰リソースが少ない 原因 V05L17R1 より 評価機能を C 言語でハードコードされた評価ロジックから スクリプト言語を利用した言語環境に変更しています この新たな言語環境で実行する場合 多くの仮想記憶域が必要となります 多くの仮想記憶域が必要となった結果 メモリが不足した環境において処理が長時間化していました 対応仮想記憶域に展開するデータサイズを減らすプログラムチューニングを実施しました その他バージョンアップ前後の評価機能の出力結果を比較すると 小数点 0.01 レベルで違いが生じる場合があります これは データサイズ削減に伴い 項目の性質を考慮して小数点以下の精度を倍精度浮動小数点 (float64) から単精度浮動小数点 (float32) に変更する等の変更を行ったためです 15

20 8.2. 機能修正 半角カナを含む SAP トランザクションコードで評価実行時に UnicodeEncodeError 機能変更機能修正 現象 SAP ERP の評価実行時に 次のエラーメッセージを出力して処理が終了する場合がありました モジュール s_sapsingle の main でエラーが発生しました ~ 省略 ~ + File "E:\IIM\CS\stdproc\lib_datastore.py", line 311, in <lambda> +UnicodeEncodeError: 'ascii' codec can't encode character u'xxx' 中略 ES/1 バージョン条件 :V05L17R1 以降 : トランザクションコードに半角カタカナが含まれている 原因文字列が欠損値の場合に に置換する処理で 半角カタカナを含む文字列の入力を想定していませんでした 対応半角カタカナを含む文字列でもエラーせず出力するよう修正しました 16

21 第 9 章 CS-DB 機能修正 DB2 同期書き込みのチューニングヒント文言に誤り 機能変更機能修正 - - 現象同期書き込み回数が 1 以上の場合に出力するチューニングヒントの文言に誤りがありました 誤 : 同期書き込みが発生しています num_ioservers の値を確認してください 正 : 同期書き込みが発生しています num_iocleaners の値を確認してください ES/1 バージョン :V05L17R1 以降 原因メッセージとして表示する文字列定数に誤りがありました 補足メッセージ文字列に誤りはありますが チューニングヒントの出力判定自体は正しく機能しています 17

22 第 10 章 CS-Java for WebSphere 機能修正 WAS 以降のデータ収集に対する対応 機能変更機能修正 現象 CS-Java for WebSphere にて WAS 以降に接続でエラーが発生します ES/1 バージョン条件 :V05L11R1 以降 : 接続先が WAS 以降の場合 原因 WAS において JMX 接続のインターフェース仕様が変更となり 下記の条件を満たす必要がある CS-Java のプログラムを IBM JDK 8 で実行すること CS-Java で下記の IBM ライブラリをロードすること com.ibm.ws.admin.client_*.jar com.ibm.ws.security.crypto.jar com.ibm.jaxws.thinclient_*.jar com.ibm.ws.orb_*.jar 対応接続条件を満たすよう CS-Java プログラムのロードライブラリを変更 実施が必要な作業 CS-Java 設定 GUI にて 新規に WebSphere855 として設定を行うこと 18

23 第 11 章 CS-VMware 機能変更 vcenter Server の構成規模や負荷状態によって出力されないレコードについて 機能変更機能修正 - - 現象 vcenter Server の構成規模や負荷状態によっては一部のレコード出力されないことがあります ES/1 バージョン条件 :V05L04R1 以降 :CS-VMware オプションを使用 対象以下のレコードが該当します レコード名 VMW_POOLCPU VMW_POOLMEM VMW_CLUSTERCPU VMW_CLUSTERMEM また以下のフィールドが該当します レコード名フィールド名 VMW_DATACENTER NUMCHANGEDS NUMCHANGEHOST NUMCHANGEHOSTDS NUMCLONE NUMCREATE NUMDEPLOY NUMDESTROY NUMPOWEROFF NUMPOWERON NUMREBOOTGUEST NUMRECONFIGURE NUMREGISTER NUMRESET NUMSHUTDOWNGUEST NUMSTANDBYGUEST NUMSUSPEND NUMSVMOTION NUMUNREGISTER NUMVMOTION 19

24 VMW_CLUSTER NUMCHANGEDS NUMCHANGEHOST NUMCHANGEHOSTDS NUMCLONE NUMCREATE NUMDEPLOY NUMDESTROY NUMPOWEROFF NUMPOWERON NUMREBOOTGUEST NUMRECONFIGURE NUMREGISTER NUMRESET NUMSHUTDOWNGUEST NUMSTANDBYGUEST NUMSUSPEND NUMSVMOTION NUMUNREGISTER NUMVMOTION 原因該当フィールドは vcenter Server にて サポートされるパフォーマンスメトリックです これらフィールドはデータセンタやクラスタに属する仮想マシンの情報を集約することで出力されます vcenter Server の構成規模や負荷状態によってはこれらメトリックの生成が遅延することがあります CS-VMware は定期的に vcenter Server に問い合わせを行い 直近までの統計情報をフラットファイルに出力しますがこのタイミングで vcenter Server で上記のメトリックが生成されていない場合 レコードまたはフィールドが欠損します 20

25 11.2. 機能修正 フラットファイルの VMW_VM.NUMSNAPSHOT レコードに欠損値が出力される 機能変更機能修正 - - 現象フラットファイル中の以下のフィールドに欠損値が出力されます グラフ 評価機能等での扱いはないため フラットファイル中に格納されたフィールドのデータのみに影響します VMW_VM.NUMSNAPSHOT ES/1 バージョン条件 :V05L04R1 以降 :CS-VMware オプションを使用 原因 CS-VMware エージェントで利用しているライブラリに障害があり 当該フィールドが欠損値で出力されておりました 対応 CS-VMware エージェントで使用するライブラリの置き換えを行いました 実施が必要な作業 CS-VMware エージェントのバージョンアップにより修正されます 21

26 第 12 章 APM Interface 機能修正 Dyanatrace データ月次評価のチューニングヒントに誤り 機能変更機能修正 - - 現象 Dyanatrace データ月次評価のチューニングヒントにおいて文言に誤りがありました < 旧チューニングヒント > ユーザアクションの平均応答時間が 3 ヶ月連続で増加傾向のアクションがあります PurePath の平均応答時間が 3 ヶ月連続で増加傾向の PurePath トランザクションがあります < 新チューニングヒント > ユーザアクションの平均応答時間が 2 ヶ月連続で増加傾向のアクションがあります PurePath の平均応答時間が 2 ヶ月連続で増加傾向の PurePath トランザクションがあります ES/1 バージョン :V05L14R1 以降 原因文言に誤りがありました 対応文言誤りを修正しました 22

27 第 13 章 CS-JOB for JP 機能修正 JP1/AJS ログの変換プログラム (x2f ajsconv) にてエラーが発生するケースがある 機能変更機能修正 現象 JP/1 AJS ログの変換プログラム (x2f ajsconv) にてエラーが発生し AJS ログの変換が失敗する場合があります ES/1 バージョン条件 :V05L17R1 以降 :AJS ログの一番先頭行が Aug 1 05:05:02 のような英語表記で かつ日付が 1 桁の場合 原因読み込むファイルの順序性を設定するために AJS ログの一番先頭行の日付を読み込み ファイル名として付与している この時 Aug 1 05:05:02 のような一桁表示の日付だった場合 Aug と 1 の間にスペース文字が 2 つ入力され スペース区切り文字で分割を行った際に 本来日付が入ってくるべきカラムに空文字が入ってきてしまっていたため 対応日付データを読み込んだ際に その値が空文字だった場合は 次のカラムから日付データを取得するよう 処理を変更しました 23

28 JP1/AJS のジョブマップグラフの数値情報で表示される時刻の表示形式を変更 機能変更機能修正 - - 現象下記の JP1/AJS ジョブマップグラフの Excel ファイルで出力した際の数値情報タブで表示される時刻が 1970/1/1 h:mm となっていました [ 月次 ]JP1 特定ジョブのスケジュールマップ - 棒 - [ 月次 ]JP1 特定ジョブネットのスケジュールマップ - 棒 - ES/1 バージョン条件 :V05L17R1 以降 :JP1/AJS の月次ジョブマップグラフ作成時 原因 Excel で表示される時刻の表示形式が yyyy/mm/dd h:mm となっていたため 対応月次のジョブマップグラフについては Excel で表示される時刻の表示形式を yyyy/mm/dd hh:mm から h:mm:ss に変更しました 24

29 第 14 章 CS-Utility 機能修正 iim collect で意図しないファイルが転送される 機能変更機能修正 現象ワイルドカードなどによるファイル名のマッチングが行われず 指定したリモートディレクトリ上のすべてのファイルが転送されます 〇発生条件 ES/1 バージョン条件 :V05L18R1 以降 : 旧 SFTP(PROT=7,8) または FTP(PROT=0) の iseries z/vm ファイル転送は影響を受けません 原因ファイル名によるフィルタリング処理において 下記の順に評価しますが 上位の結果を考慮せず 4. の結果のみを採用しておりました 1. ユーザ指定のフィルタ 2.SAP 関連のフィルタ 3. リネーム関連のフィルタ 4. 転送履歴関連のフィルタ 対応上位の結果を考慮致します 注意既に転送された不要なファイルについては 手動による削除を行ってください 25

30 一部の OS で FTP ファイル転送に失敗する 機能変更機能修正 現象 z/vm や HP-UX などの一部の OS において FTP によるファイル転送に失敗します z/vm の場合は以下のメッセージがトレースログに記録されます... error end. msg=[unknown parser type: VM is the operating system of this server.] HP-UXでは エラーは発生しませんがファイルが存在する場合でもLIST 結果が0 件となります 〇発生条件 ES/1 バージョン条件 :V05L18R1 以降 :FTP(PROT=0) かつ 転送元の OS が z/vm または HP-UX のとき発生します ただし ZVM=1 は対象外です 原因 FTP の LIST コマンドでファイル一覧を取得しておりました LIST コマンドは 一部の OS ではクライアントが想定しない結果を返します z/vm 環境では上記に加えて ファイル一覧の取得前に作業ディレクトリの変更が必要でした 対応ファイル一覧の取得を LIST から NLST に変更致します 作業ディレクトリの変更有無を指定する CWD キーを追加します 注意 z/vm 環境 かつ ミニディスクのパスワード設定が不要な環境では CWD キーに 1 を指定してください 26

31 第 15 章 Flatfile Maintenance: データ集約 機能変更 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 機能変更機能修正 - - 現象これまで Unix Linux Windows 系デバイス情報のうち デバイス待ち要求数が異常値 (10000 個以上 ) または デバイス待ち時間が異常値 (10000ms 以上 ) となるデータを読み込み 処理していました 新しいバージョンでは こうした異常値を含むデバイス情報の該当インターバルにおいて 待ち要求数 レスポンス時間 ( 秒 ) リード時間 ( 秒 ) ライト時間 ( 秒 ) 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間 ( ミリ秒 ) を欠損値 (-1) に置き換えて処理するようにしました 対応 CS-MAGIC クエリー処理エンジン CS-ADVISOR CSSI エンジン Flatfile Maintenance データ集約エンジンで異常値を含むデバイス情報を読み込んだ際に 該当インターバルの待ち要求数 レスポンス時間 ( 秒 ) リード時間 ( 秒 ) ライト時間 ( 秒 ) 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間 ( ミリ秒 ) を欠損値 (-1) に置き換える処理を追加しました これら欠損値に置き換えられたデータは統計処理上 データなし扱いとなります その他該当データだけでなく 待ち時間 ( ミリ秒 ) サービス時間( ミリ秒 ) を使用するデバイスレスポンス時間系のグラフ チューニングヒント 資源ログ 集約結果 限界値チェック結果等にも 数値的な影響が出る場合があります 27

32 Flatfile Maintenance データ集約の一部標準集約項目の計算方式変更 機能変更機能修正 - - 現象 Flatfile Maintenance データ集約 - 月毎集約 日毎集約の一部集約項目について より精度の高いパーセンタイル値計算方法を用いるように式を変更しました ES/1 バージョン条件 :V4L04R1 以降 : 月毎集約で プロセッサ メモリ情報 または デバイス情報 を集約対象としている場合 詳細 Flatfile Maintenance データ集約 月毎集約 日毎集約の一部標準集約項目のパーセンタイル値計算の仕様を変更しました 従来のデータ集約は一部標準項目のパーセンタイル値計算の母数に欠損値や負数を含めていました また パーセンタイル位置 100 が 1 ( サンプル数 -1) の倍数でない場合 パーセンタイル位置に相当する値を算出するための値の補間処理を行なっていました このため これらの項目のパーセンタイル値の値が本来より少なめに報告される場合や 欠損値として出力される場合がありました 新しいデータ集約ではこれらの項目のパーセンタイル値計算の母数に欠損値を含めません また パーセンタイル位置に相当する値を算出するための値の補間処理を行います このため より正確なパーセンタイル値が算出されるようになりました 影響する項目 : プロセッサ使用率のパーセンタイル値 ATYRCPU.P5CPUUSE ATYRCPU.P8CPUUSE ATYRCPU.P9CPUUSE ATYRCPUMT.P5CPUUSE ATYRCPUMT.P8CPUUSE ATYRCPUMT.P9CPUUSE デバイスビジー率のパーセンタイル値 ATYRDEV.P5USE ATYRDEV.P8USE ATYRDEV.P9USE デバイスレスポンス時間のパーセンタイル値 ATYRDEV.P5RESP ATYRDEV.P8RESP ATYRDEV.P9RESP これ以外のパーセンタイル値算出に関しては 以前のバージョンより新しい方式でパーセンタイル値算出をしています 28

33 こうした修正により 該当集約項目を使用する以下の標準クエリーの結果に影響があります [ 年次 ] プロセッサ使用率 ~ パーセンタイル - 折れ線 - 対応プロセッサ使用率 デバイスビジー率 デバイスレスポンス時間のパーセンタイル値計算を より精度の高い計算方法に変更しました 実施が必要な作業必要に応じて再集約 クエリーの再実行を行なってください 29

34 第 16 章変更一覧 本リリースより 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) 表示の変更一覧 変更一覧 数値変更 表示変更 プロダクト 内容 ES/1 NEO CS シリーズ全般 正式ライセンスの期限日の変更 System Manager 定義変更情報が自動的に送付されない System Manager ゼロ KB の azps ファイルが残る System Manager Oracle のセッション ID の桁あふれ Acquire Unix Acquire のログ出力 Acquire アンインストール時に SNMP サービスが停止される CS-MAGIC 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 CS-ADVISOR 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 CS-ADVISOR ランキュー長とメモリー使用率のチューニングヒントが出ない場合がある CS Scripting Interface 評価結果の資源カテゴリーの表示順を統一 CS Scripting Interface 評価実行時のライセンス確認処理を削除 CS Scripting Interface Office Excel 形式のグラフを作成できない CS Scripting Interface _fmt 関数のメモリ解放処理を変更 CS-SQL Server SQL Server ロック要求待ち時間の計算式の変更 CS-SAP ERP SAP ERP 評価機能の処理性能向上 CS-SAP ERP 半角カナを含む SAP トランザクションコードで評価実行時に UnicodeEncodeError CS-DB2 DB2 同期書き込みのチューニングヒント文言に誤り CS-Java for WebSphere WAS 以降のデータ収集に対する対応 vcenter Server の構成規模や負荷状態によって出力されないレコードについ CS-VMware て CS-VMware フラットファイルの VMW_VM.NUMSNAPSHOT レコードに欠損値が出力される APM Interface Dyanatrace データ月次評価のチューニングヒントに誤り CS-JOB for JP1 JP1/AJS ログの変換プログラム (x2f ajsconv) にてエラーが発生するケースがある CS-JOB for JP1 JP1/AJS のジョブマップグラフの数値情報で表示される時刻の表示形式を変更 CS-Utility iim collect で意図しないファイルが転送される CS-Utility 一部の OS で FTP ファイル転送に失敗する Flatfile Maintenance: データ集約 異常値を含むデバイスデータ読み込み処理の変更 Flatfile Maintenance: データ集約 Flatfile Maintenance データ集約の一部標準集約項目の計算方式変更 数値変更 : 本バージョンの適用により 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) に変更がある場合に が付きます 表示変更 : 新規項目追加等により レイアウトが変更した場合に が付きます 30

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