目次 1. 目的 2 2. 人工透析患者の年齢等の分析 3 性別被保険者被扶養者 3. 人工透析患者の傷病等の分析 8 腎臓病併存傷病平成 23 年度新規導入患者 4. 人工透析健診結果医療費の地域分析 13 二次医療圏別 1

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るるみにかどり
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1 平成 25 年 01 月 22 日作成平成 25 年 01 月 29 日初版平成 25 年 01 月 30 日第 2 版平成 25 年 08 月 26 日第 3 版評議会支部資料 3 人工透析に関する分析

2 目次 1. 目的 2 2. 人工透析患者の年齢等の分析 3 性別被保険者被扶養者 3. 人工透析患者の傷病等の分析 8 腎臓病併存傷病平成 23 年度新規導入患者 4. 人工透析健診結果医療費の地域分析 13 二次医療圏別 1

3 1: 目的糖尿病等の生活習慣病は治療することなく放置すると腎疾患そして人工透析治療が必要となることがあるが適切な治療により進行を予防することが可能とされているこの分析は協会けんぽ加入者における人工透析の実態を把握し健診保健指導等の保健事業の運営に活用することにより加入者の健康維持増進に資することを目的としたものである 2

4 2-1: 人工透析患者の年齢等の分析熊本支部加入者の状況人工透析患者数 ( 人 ) ( 性別 ) 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 年齢構成割合男性女性男性の年齢構成割合女性の年齢構成割合平成 24 年 5 月受付 ( 基本的に平成 24 年 3 月診療 ) レセプトにおける集計各年齢階級別において男性のほうが女性より多くなっている年齢構成割合は男女で大きな差はなく平均年齢はともに 57 歳程度 3

5 2-2: 人工透析患者の年齢等の分析熊本支部と全国加入者の状況 ( 性別 ) 男性 ( 熊本平均年齢 57.7 歳 366 人 ) 1% 2% 3% 6% 7% 10% 18% 31% 15% 7% 男性 ( 全国平均年齢 56.5 歳 16,620 人 ) 1% 2% 4% 7% 9% 13% 18% 26% 12% 8% 女性 ( 熊本平均年齢 57.2 歳 185 人 ) 2% 3% 3% 4% 5% 17% 21% 23% 15% 9% 女性 ( 全国平均年齢 57.5 歳 10,418 人 ) 1% 3% 6% 8% 13% 20% 27% 12% 9% ~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳平成 24 年 5 月受付 ( 基本的に平成 24 年 3 月診療 ) レセプトにおける集計年齢構成割合は男女で大きな差はなく平均年齢はともに 57 歳程度 4

6 2-3: 人工透析患者の年齢等の分析熊本支部加入者の状況人工透析患者数 ( 人 ) ( 被保険者被扶養者 ) 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 年齢構成割合被保険者 (288 人平均年齢 55.8 歳 ) 被扶養者 (263 人平均年齢 59.4 歳 ) 被保険者の年齢構成割合被扶養者の年齢構成割合平成 24 年 5 月受付 ( 基本的に平成 24 年 3 月診療 ) レセプトにおける集計人工透析患者数は若年層では被保険者のほうが被扶養者より多く高齢層では被扶養者のほうが被保険者より多くなっている人工透析患者の平均年齢は被扶養者のほうが被保険者より若干高くなっている 5

7 2-4: 人工透析患者の年齢等の分析熊本支部と全国加入者の状況 ( 被保険者被扶養者 ) 被保険者 ( 熊本平均年齢 55.8 歳 288 人 ) 1% 2% 3% 7% 9% 16% 20% 26% 11% 4% 被保険者 ( 全国平均年齢 55.7 歳 14,461 人 ) 1% 2% 5% 8% 11% 14% 19% 23% 11% 7% 被扶養者 ( 熊本平均年齢 59.4 歳 263 人 ) 1% 3% 3% 3% 3% 9% 17% 30% 19% 13% 被扶養者 ( 全国平均年齢 58.2 歳 12,577 人 ) 1% 2% 3% 4% 6% 11% 19% 30% 13% 11% ~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳平成 24 年 5 月受付 ( 基本的に平成 24 年 3 月診療 ) レセプトにおける集計年齢構成割合は男女で大きな差はなく平均年齢は被扶養者のほうが被保険者より若干高くなっている 6

8 2-5: 人工透析患者の年齢等の分析 ( 二次医療圏別の加入者に占める割合 ) 加入者当たりの ( 参考 ) 二次医療圏人工透析レセプト順位レセプト件数件数の割合 (%) 熊本宇城凡例 ( 単位 :%) 以上以上未満以上未満以上未満未満有明鹿本菊池阿蘇有明熊本鹿本菊池阿蘇宇城上益城上益城八代八代芦北天草球磨天草芦北球磨平成 24 年 5 月受付 ( 基本的に平成 24 年 3 月診療 ) レセプトにおける集計人工透析レセプトの件数を地域における加入者で除した二次医療圏別の加入者は居住地郵便番号別加入者基本情報 ( 平成 23 年度 ) に基づく最大値と最低値の差は 0.050% 7

9 3-1: 人工透析患者の傷病等の分析 ( 腎臓病 ) 腎臓病 ( 重複あり ) 人数割合母集団 :1,086 人分析の手順 ( 共通 ) H20.10~H24.05 受付レセプト人工透析実施レセプト (18,742 件 ) 慢性腎炎症候群 % 慢性腎不全 1, % 腎のう胞 % 記号番号で個人別に整理 (1,086 人 ) 腎硬化症 % 慢性腎炎症候群 2.9% 慢性腎不全 92.3% 腎のう胞 4.7% 腎硬化症 3.7% 熊本支部の電子レセプト ( 受付年月 H20.10~H24.05 診療年月は基本的に H20.08~H24.03) の人工透析を実施しているレセプト (18,742 件 ) より集計前項レセプトを記号番号で整理した人工透析患者数は 1,086 人 8

10 3-2: 人工透析患者の傷病等の分析 ( 併存傷病 ) 併存傷病 ( 重複あり ) 人数割合母集団 :1,086 人 0% 50% 100% 糖尿病 % 糖尿病再掲インスリン療法 % 糖尿病性神経障害 % 糖尿病性網膜症 % 動脈閉塞 % 高血圧症 1, % 高尿酸血症 % 虚血性心疾患 % 脳血管疾患 % 熊本支部の電子レセプト ( 受付年月 H20.10~H24.05 診療年月は基本的に H20.08~H24.03) の人工透析を実施しているレセプト (18,742 件 ) より集計前項レセプトを記号番号で整理した人工透析患者数は 1,086 人 9

11 3-3: 人工透析患者の傷病等の分析 ( 平成 23 年度新規導入患者 ) 性別男性女性人数 34 人 20 人平均年齢 55.0 歳 57.6 歳最低年齢 34 歳 36 歳最高年齢 71 歳 74 歳分析の手順 H23.4~H24.4 診療年月レセプト新規導入の定義として人工腎臓 ( 導入期 ) 加算腹膜灌流導入期加算在宅自己連続携行式腹膜灌流頻回指導管理料在宅血液透析頻回指導管理料これらが算定されているレセプトを使用記号番号で個人別に整理 (54 人 ) 導入月の他の医療機関を含めたすべてのレセプトより関連傷病名初診日を選択 10

12 3-3: 人工透析患者の傷病等の分析 ( 平成 23 年度新規導入患者 ) 平成 23 年度中に新規に人工透析を導入した患者 (54 名 ) の平均の発症時期高血圧症糖尿病最大 20 年 9 か月前最大 20 年 9 か月前平均 3 年 4 か月前平均 4 年 8 か月前最大 13 年 9か月前腎症最大 9 年 10か月前腎不全最大 5 年 5か月前腎性貧血平均 2 年 9 か月前平均 1 年 3 か月前平均 1 年 2 か月前人工透析導入高カリウム血症最大 4 年 2 か月前平均 1 年 5 か月前腎炎最大 3 年 8 か月前平均 1 年 2 か月前 11

13 3-3: 人工透析患者の傷病等の分析 ( 平成 23 年度新規導入患者 ) 傷病グループ高血圧症腎症高カリウム血症高血圧症 2 型糖尿病性腎症高カリウム血症重症高血圧症水腎症高カリウム血症 ( 慢性腎不全に伴う ) 腎性高血圧症糖尿病性腎症慢性腎不全に伴う高カリウム血症本態性高血圧症糖尿病性腎症 2 型第 5 期糖尿病腎不全腎炎 1 型糖尿病急性腎不全腎盂腎炎 2 型糖尿病腎不全慢性間質性腎炎 2 型糖尿病腎合併症あり末期腎不全慢性糸球体腎炎 2 型糖尿病多発糖尿病性合併症あり慢性腎不全慢性腎炎 2 型糖尿病糖尿病性合併症あり慢性腎不全 ( 血液透析 ) 慢性腎炎症候群耐糖能異常慢性腎不全急性増悪慢性腎盂腎炎糖尿病腎性貧血糖尿病の疑い腎性貧血分析で取り上げていない人工透析に関連した傷病ネフローゼ症候群高コレステロール血症高血圧性心不全高血糖症高脂血症腎のう胞腎移植後腎移植後腎機能廃絶代謝性アシドーシス蛋白尿低アルブミン血症低蛋白血症透析シャント機能低下敗血症慢性心不全慢性腎臓病 12

14 4-1 人工透析健診結果医療費の地域分析 ( 二次医療圏別 ) 加入者当たりの人工透析レセプト件数の割合は平成 24 年 5 月受付 ( 基本的に平成 24 年 3 月診療 ) レセプトにおける集計人工透析レセプトの件数を当該二次医療圏における加入者で除した二次医療圏別の加入者は居住地郵便番号別加入者基本情報 ( 平成 23 年度 ) に基づく egfr が 50 未満となる者の割合は平成 23 年度中に生活習慣病予防健診を受診した者における集計健診結果に血清クレアチニン検査の結果が収録されている者を集計対象とした ( 収録率 %) 糖尿病 1 人当たり医療費は居住地郵便番号別医療費基本情報 ( 平成 23 年度 ) に基づく年齢調整は次の計算式により行った年齢調整後の二次医療圏別 1 人当たり医療費 = ( 当該二次医療圏の年齢階級別加入者 1 人当たり医療費全国の年齢階級別加入者数 ) 全国計の加入者数 13

15 4-1 人工透析健診結果医療費の地域分析 ( 二次医療圏別 ) 加入者当たりの人工透析レセプト件数の割合 egfr が 50 未満となる者の割合糖尿病 1 人当たり医療費 ( 年齢調整後 ) 凡例 ( 単位 :%) 以上以上未満以上未満以上未満未満有明鹿本菊池阿蘇凡例 ( 単位 :%) 1.10 以上 1.05 以上 1.10 未満 1.00 以上 1.05 未満 0.95 以上 1.00 未満 0.95 未満有明鹿本菊池阿蘇凡例 ( 単位 : 円 ) 7,000 以上 6,500 以上 7,000 未満 6,000 以上 6,500 未満 5,500 以上 6,000 未満 5,500 未満有明鹿本菊池阿蘇熊本熊本熊本上益城上益城上益城宇城宇城宇城八代八代八代天草天草天草芦北球磨芦北球磨芦北球磨二次医療圏加入者当たりの人工透析レセプト順位件数の割合 (%) 熊本宇城有明鹿本菊池阿蘇上益城八代芦北球磨天草二次医療圏 egfrが50 未満となる者の順位割合 (%) 熊本宇城有明鹿本菊池阿蘇上益城八代芦北球磨天草二次医療圏糖尿病 1 人当たり医療費順位 ( 年齢調整後 )( 円 ) 熊本 6, 宇城 6,856 5 有明 6,413 8 鹿本 6,686 6 菊池 6,496 7 阿蘇 6,952 4 上益城 5, 八代 6,269 9 芦北 7,314 2 球磨 7,080 3 天草 7,

16 今後の分析の進め方 ( 予定 ) 健診 1. 受診率の状況 ( 年齢階級別性別 ) 2. 健診項目毎の状況 ( 年齢階級別性別 ) メタボ該当予備群非該当血圧血糖脂質等 BMI 腹囲拡張期血圧収縮期血圧中性脂肪脂質 (HDL) 脂質 (LDL) 尿蛋白 egfr HbA1c(JDS 値 ) 空腹時血糖など 3. 質問票の状況 ( 年齢階級別性別 ) 服薬喫煙運動食習慣睡眠飲酒など医療費 1. 医療費の年次推移 ( 平成 22~23 年度 ) 2. 1 件当たり医療費 ( 年齢階級別性別 ) 3. 1 日当たり医療費 4. 1 人当たり医療費 ( 年齢階級別性別 ) 5. 受診率の状況 ( 年齢階級別性別 ) 6. 1 件当たり日数 ( 年齢階級別性別 ) 7. 生活習慣病の状況 ( 医療費割合件数割合疾病別 1 件当たり医療費 ) すべての生活習慣病糖尿病高血圧症脳血管疾患虚血性心疾患その他の内分泌栄養及び代謝疾患 8. 歯肉炎及び歯周疾患う蝕に関する割合 ( 医療費件数 ) 熊本市その他の市町村校区別二次医療圏別市町村別 15

Microsoft Word - ４４－第４編頭紙.doc

Microsoft Word - ４４－第４編頭紙.doc 別紙 2 レセプト分析対象病名等一覧 ( 優先順 ) 疾病と治療疾患名 ICD10 コード点数コード 1 糖尿病糖尿病 E11~E14 2 インスリン療法インスリン在宅自己注射指導管理料点数コードレセ電算コード C101 3 高血圧症高血圧症 I10 本態性高血圧症 I10 4 高脂血症高脂血症 E785 高 HDL 血症 E780 高 LDL 血症 E780 高トリグリセライド血症 E781

目次 1. 目的 2 2. 人工透析患者の年齢等の分析 3 性別 被保険者 被扶養者 3. 人工透析患者の傷病等の分析 8 腎臓病 併存傷病 平成 23 年度新規導入患者 4. 人工透析 健診結果 医療費の地域分析 13 二次医療圏別 1

目次 1. 目的 2 2. 人工透析患者の年齢等の分析 3 性別被保険者被扶養者 3. 人工透析患者の傷病等の分析 8 腎臓病併存傷病平成 23 年度新規導入患者 4. 人工透析健診結果医療費の地域分析 13 二次医療圏別 1