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1 製品安全データシート 混合物用 ( 塗料用 ) 1. 製品及び会社情報製品名 会社名 P ブラウン 三基物産株式会社住所大阪市中央区北浜 北浜永和ビル5F 担当部門技術部電話番号 F A X 緊急連絡先 y-yoshimura@sanki-bussan.jp 製品の種類 ポリウレタン樹脂塗料 ( 溶剤 一液型 ) 用 途 軽錆面 湿潤面固定化転換プライマー 2. 危険有害性の要約 (GHS 分類 ) 引火性液体 区分 3 急性毒性 経口 区分 5 経皮 区分外 吸入 蒸気 区分 1 吸入 粉塵 / ミスト 区分 4 皮膚刺激 / 腐食性 皮膚区分 2 眼損傷 / 眼刺激性 区分 2A 呼吸器感作性 / 皮膚感作性分類不能 / 区分 1 生殖細胞変異原性 区分外 発がん性 区分 2 生殖毒性 区分 1B 特定標的臓器 / 全身毒性 ( 単回暴露 ) 区分 1( 呼吸器 中枢神経系 ) 区分 2( 腎臓 ) 特定標的臓器 / 全身毒性 ( 反復暴露 ) 区分 1( 呼吸器 中枢神経系 末梢神経系 ) 区分 2( 肝臓 ) 吸引性呼吸器有害性 区分外 水性環境有害性 ( 急性 ) 区分外 水性環境有害性 ( 慢性 ) 区分外 [GHS ラベル表示 ] 危険

2 [ 危険有害性情報 ] 引火性液体及び蒸気飲み込むと有害の恐れ吸入すると生命に危険皮膚刺激 強い眼刺激吸入するとアレルギー 喘息または呼吸困難を起こす恐れアレルギー性皮膚反応を起こす恐れ呼吸器 中枢神経系の障害 腎臓障害の恐れ長期または反復暴露による呼吸器 末梢神経系 中枢神経系の障害 [ 注意書き ] 予防策絶対にのまないこと 使用前に本 MSDS を理解して後 使用すること 保護手袋 保護眼鏡 保護衣を着用すること 蒸気 ミスト スプレー等を吸入しないこと 本製品を使用時に飲食 喫煙等をしないこと 取り扱い後は 充分な手洗い うがいを慣行すること 屋外または 換気の良い所で使用すること 換気が充分でないところでは 呼吸器保護具を着用する 汚染された作業着は現場からむき出しで持ち出さないようにする 製品や洗浄水を絶対に河川に流さないこと 3. 組成 成分情報 単一製品 混合物の区分化学名 混合物溶剤含有イソシアネート基末端ウレタン樹脂 4. 応急措置 成分及び含有量成分名 含有量 CAS no PRTR ホ リイソシアネートフ レホ リマー 14~15% ,4 -シ フェニルメタンシ イソシアネート 5~10% 第 2 種 78 号 酸化第二鉄 10~15% キシレン 10~15% 第 1 種 63 号 エチルベンゼン 5~ 8% 第 1 種 40 号 眼に入った場合 大量の清浄水で 15 分以上目の裏まで洗浄した後 直ちに医師の診断を受ける 皮膚に付着した場合 付着した衣服 靴を脱ぎ 付着した部分を大量の水 又は皮膚用洗剤を使用して洗浄する ( シンナー類は使用しない ) 外観に変化が見られたり 痛みがある場合は医師の診断を受ける

3 吸入した場合 蒸気 ガス等を吸い込んで気分が悪くなった場合には 空気の正常な場所で安静にして 医師の診断を受ける ( 状態により人工呼吸措置 ) 飲み込んだ場合 誤って飲み込んだ場合には 良くうがいをさせ安静にして直ちに医師の診断を受ける 無理に吐かせたり 嘔吐物はのみこませないこと 5. 火災時の措置使用可能消化剤水 [ ] 炭酸ガス [ ] 泡 [ ] 粉末 [ ] 乾燥砂 [ ] その他 [ ] 消化方法 適切な保護具 ( 耐熱着衣等 ) を使用する 可燃性のものを周囲から速やかに取り除くこと 指定の消火剤を使う 消火保護具 呼吸保護具 耐熱着衣特有の危険有害性火災によって有毒ガスやヒュームが発生する 6. 漏出時の措置 周辺を関係者以外立ち入り禁止にして 二次災害を防止する 付近の着火源 高温体及び可燃物を速やかに取り除く 着火した場合に備えて 粉末消火器または乾燥砂等を準備しておく 作業の際には適切な保護具 ( 耐熱着衣 手袋 保護マスク エプロン ゴーグル等 ) を着用する 乾燥砂 土 その他のものに吸収させて回収する 大量の流出には 盛り土で囲って流出を防止する 流出物は火花の出ない密閉できる容器に回収し 安全な場所に移す 付着物 廃棄物などは 関係法規に基づいて処置をする 河川等へ排出しないように 環境への影響を十分に配慮する 7. 取扱及び保管上の注意 換気の良い 直射日光の当たらない場所で取り扱う 関係者以外の立ち入りを禁止する 短期間のうちに使い切ること 皮膚 粘膜 または着衣に触れたり 眼に入らないように保護具を着用する 製品の漏れ あふれ 飛散がないように注意深く取り扱う 蒸気の吸入を極力避けること 取り扱い後の手洗い 洗顔を充分に行うこと 過去にアレルギー症状を経験している人は取り扱わないこと 保管上の注意 通風の良い 乾燥した屋内冷暗所に保管 管理する 日光の直射を避ける 火気厳禁 熱源 水気 湿気から遠ざける 消防法危険物 1,6 類と混載してはならない 熱源から放して保管する 密閉を定期的に確認する

4 8. 暴露防止措置及び保護措置許容濃度成分名 管理濃度 許容濃度 ACGIH(TLV) 4,4-シ フェニルメタンシ イソシアネート 0.05mg/m3 0.05ppm キシレン 50PPM 100ppm エチルベンゼン 100ppm 設備対策 取扱い設備は防爆型を使用する 排気装置をつけて 蒸気が滞留しないようにする 液体の輸送 汲み取り 拡販等の装置についてはアースを取るように設備する 取扱い場所の近くには 高温 発火源となるものが置かれないように設備する 屋内作業の場合には 自動塗装機等を使用するなどして作業者が直接暴露されない設備とするか 局所排気装置などにより作業者が蒸気などの暴露を避けられるような設備とすること タンク内部などの密閉場所で作業をする場合には 特に底部まで十分に換気できる装置を取り付けること また 全面型ホースマスクを使用すること 保護具呼吸系の保護 : 有毒ガス用防毒マスクを着用する 閉塞場所では 送気マスクを使用する 目の保護 : 保護めがねを着用する 皮膚の保護 : 有機溶剤または化学薬品が浸透しない材質の手袋を着用する その他の保護具 : 静電塗装をする場合には 通電靴等を使用する 衛生対策 取り扱い後は 手洗い 顔洗浄を充分に行う 9. 物理的及び化学的性質 性状 : 粘稠液状 色 : 褐色 臭気 : 特有溶剤臭 沸点及び沸騰範囲 : データなし 引火点 :21 ( セタ密閉式 ) 蒸気圧 : データなし 蒸気密度 : データなし 融点 凝固点 : データなし 密度 ( 比重 ): 1.50 ± 0.1 燃焼 爆発範囲 ; データなし PH 値 : データなし 溶解性 : 水に不溶 水と反応して固化 n-オクタノール / 水分配係数 : データなし 自然発火温度 : データなし 分解温度 : データなし 10. 安定性及び反応安定性 : 室温 乾燥状態では安定に取り扱い 保存できる 水 アミン等の活性水素を有する化合物と容易に反応する 危険な反応 : 酸化剤と反応して火災になる恐れがある 水分と反応して炭酸ガスを発生して缶を膨張させ 破裂することがある 水 アミン化合物 アルコール 酸化剤の混入を避ける

5 11. 有害性情報 急性毒性 局所効果 蒸気の吸入は めまい 頭痛 吐き気 脱力感を催す 繰り返しの長期接触 吸入は人によってアレルギー反応を引き起こす その他危険有害性の要約 (GHS 分類 ) の項を参照 12. 環境影響情報 物理化学的性質から見て大気 水域 土壌環境に移動しうる 製品としての生体蓄積性の情報なし水生環境急性有害性分類できない水生環境慢性有害性分類できない 13. 廃棄上の注意 廃塗料 容器等の廃棄物は 許可を受けた産業廃棄物処理業者と委託契約をして処理を委託する 容器 機器装置等を洗浄した排水等は 地面や排水溝へ流さないこと 内容物を完全に除去した後 処分する 空容器は残渣を含んでおり危険なので 圧力をかけたり 切断 溶接 ハンダ付け 穴を開けたり 熱 炎 スパーク 静電気 または他の点火源に晒してはならない 廃水処理 焼却発生した廃棄物についても 廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び関連する法に従って処理をするか 委託する 14. 輸送上の注意共通 : 取扱い及び保管上の注意の項の一般的注意に従う 陸上輸送 : 消防法 労働安全衛生法 毒劇法に該当する場合は 法令の輸送について定めるところに従う 海上輸送 : 船舶安全法に従う航空輸送 : 航空法に定めるところに従う 国連分類 : クラス3( 引火性液体類 ) 品名 : 塗料または塗料関連物質国連番号 :1263 容器等級 :Ⅱ 指針番号 : 適用法令 化審法第 2 種関し化学物質 ( 法第 2 第 5 項 ) 労働安全衛生法有機則 : 第 2 種有機溶剤等特化則 : 該当しない変異原性が認められた既存化学物質 ( 法第 57 条 5 労働基準局長通達 ) 4,4- シ フェニルメタンシ イソシアネート

6 消防法危険物第 4 類第 1 石油類 ( 非水溶性 ) 危険等級 Ⅱ 毒物劇物取締法 船舶安全法 引火性液体類 16. その他の情報主な参考文献独立行政法人製品評価技術基盤機構 (NITE) 公表データ 原料物質データベース ( 社 ) 日本塗料工業会編 危険有害物便覧 中央労働災害防止協会 溶剤ハンドブック 講談社 化学防災指針 日本化学会 [ 注意 ] 本データシートは 当社の知見をもとに充分注意を払って作成しております しかしながら この記載内容は通常の使用状態におけるものであり 特殊な条件下での安全性 引用文献の内容 全ての生態影響の網羅を保証するものではありません 使用上におかれましては 適用法令に従うとともに この製品安全データシートを参考に 自社使用に即した取り扱い上の注意を検討 確立して安全に使用していただきたく お願いします