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1 東京都の市街地状況調査報告書 ( 第 9 回 ) 平成 27 年 3 月 東京消防庁

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3 目次 1 目的 調査の目的 これまでの経緯 調査内容 使用した資料 調査の対象区域 集計項目に関わる用語の定義 市街地状況基礎データの作成 調査結果の概要 構造別建築物棟数 構造別の棟数比率 m メッシュ別の建築物棟数 階層 平均階数 混成率 平均建ぺい率 容積率 震災時通行可能道路率 空地率 延焼速度比 区市町村別にみた市街地の特徴 特別区 市町村における地域特性 経年変化 資料... 77

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5 1 目的 1-1 調査の目的市街地状況調査は 震災対策の調査研究や消防力の配備等に関する基礎資料として 東京都震災対策条例 ( 平成 12 年東京都条例第 202 号 ) 第 12 条に基づき おおむね 5 年ごとに実施しています 1-2 これまでの経緯 これまでの調査状況は 次のとおりです 表 1.1 市街地状況調査状況発表年第 1 回第 2 回第 3 回第 4 回第 5 回第 6 回第 7 回第 8 回第 9 回 特別区昭和 48 年昭和 56 年昭和 61 年平成 2 年平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年平成 27 年市町村昭和 52 年昭和 58 年昭和 63 年平成 2 年平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年平成 27 年 2 調査内容 東京都都市整備局が所管する東京都都市計画地理情報システムデータ等を基に地図データの変換や加工を行い 250m メッシュ別 町丁目別 消防署別及び区市町村別等に集計しました 2-1 使用した資料本調査において主に使用した資料について表 2.1 に示します これらのデータの使用に関しては 関係各部の承認を受けています ( 承認番号 26 都市政都第 104 号 26 都市基交第 94 号 ) 表 2.1 活用した地形データの一覧 データ名称 データ所管 データ作成時期 データ形式 東京都都市計画情報東京都都市づくり政策基盤部システムデータベース都市計画課 平成 年度 Shape ファイル形式 東京都縮尺 1/2500 地形図東京都都市基盤部構造化データ交通企画課 平成 23 年度 Shape ファイル形式 市街地状況調査東京消防庁防災部第 8 回調査報告書震災対策課 平成 21 年度 Shape ファイル形式 1

6 2-2 調査の対象区域島しょ地域及び多摩地域の一部を除く東京都全域について 調査を行いました ( 次頁図 2.2 参照 ) なお 建築物棟数については 島しょ地域のみを除き調査しました 250m メッシュ数 29,575 メッシュ 区市町村数 53 区市町村 町丁目数 5,226 町丁目 ⑴ メッシュ基準点東京都のメッシュの基準点は 国土調査法施行令 ( 昭和 27 年政令第 59 号 ) 第 2 条による第 Ⅸ 座標 ( 北緯 36 度 00 分 東経 139 度 50 分 千葉県野田市中里付近 ) としています ⑵ 250m メッシュ番号 250m メッシュ番号の表示は 500m メッシュを基準として このメッシュを 4 等分して右下部から時計回りに A B C D とし 東西方向 3 桁 アルファベット番号 1 桁 南北方向番号 3 桁の順に計 7 桁で表示しました この例を図 2.1 に示します なお 基準点から東へ 9km 南へ 16km の地点から番号を付けています N 032B025 C D C D C D B A B A B A 25 C D C D C D B A B A B A A m 500m 図 m メッシュ番号例 2

7 図 2.2 調査対象のメッシュ

8 2-3 集計項目に関わる用語の定義 集計項目の定義及び集計方法について その概要を示します ⑴ 調査対象地域および面積 調査対象面積は町丁目 消防署管轄区域 区市町村ごとに測定しました ⑵ 建築物 ( 木造建築物 防火造建築物 準耐火造建築物及び耐火造建築物 ) 建築物は 構造別に 木造 防火造 準耐火造及び耐火造の 4 種類に分類し 表 2.2 のように定義しました 表 2.2 建築物構造の定義 構造区分木造建築物防火造建築物準耐火造建築物耐火造建築物 定義主要な構造部分が木造で 下記のいずれの区分にも属さない防火性能の低い建築物 柱および梁が木造で 屋根および外壁が準不燃材料 ( モルタル しっくい タイル 石 土 スレート セメント板等 ) でできている建築物 1 外壁が耐火構造で屋根が不燃材料 ( コンクリート 鉄鋼 アルミ 煉瓦 ガラス等 ) でできている建築物 2 柱および梁が不燃材料で 外壁および屋根が防火構造でできている建築物 3 防火被覆した木構造の建築物 主要な構造部分 ( 柱 梁 壁 屋根等 ) が鉄骨鉄筋コンクリート造 耐火被覆した鉄骨造 煉瓦造 石造等でできている建築物 ⑶ 構造別建築物棟数 建築物棟数を構造別に集計したものです ⑷ 構造別の平均階数 構造別に建築物階数の平均を算定したものです 例えば 木造建築物の平均階数は次式により算定しています ただし n 1 M m n 1 m M : 木造建築物の平均階数 : 木造建築物の棟数 : すべての木造建築物の階数の合計 4

9 ⑸ 建築物混成率 ( 混成率 ) 市街地の不燃化や燃えやすさを示す指標で 構造別の建築物の建築面積が全建築面積に占める割合から算定したものです 建築物混成率は次式から算定しています A a A B C D b B A B C D c C A B C D d D A B C D ここで a は木造混成率 b は防火造混成率 c は準耐火造混成率 d は耐火造混成 率 A は木造建築物の建築面積和 B は防火造建築物の建築面積和 C は準耐火造建 築物の建築面積和 D は耐火造の建築面積和です ⑹ 平均建ぺい率 ( 構造別及び全建築物 ) 各集計単位の建築面積の合計を 各集計単位の調査対象面積から大規模空地等 ( 公園 農用地 鉄道 港湾等 水面 河川 水路以外の空地 ) 及び震災時通行可能道路を除いた面積で割って得た値を百分率に直した値としたものです ( 図 2.3) 5

10 ⑺ メッシュ建ぺい率 ( 構造別及び全建築物 ) 各集計単位に建築物の建築面積の合計値を求め 求められた合計値をメッシュ面積で割って得た値を百分率に直した値となります なお 大規模空地及び震災次通行可能道路の面積は除外していません ( 図 2.3) 平均建ぺい率 メッシュ建ぺい率 大規模空地等 ( 除外 ) 大規模空地等 ( 含まれる ) メッシュ単位 調査対象範囲から大規模空地および震災時通行可能道路の範囲を除外した面積と建築面積の割合 全調査対象範囲をメッシュ単位で分割した面積と建築面積の割合 図 2.3 平均建ぺい率とメッシュ建ぺい率の概念の違い ⑻ 平均延焼速度比平均延焼速度比は市街地の燃えやすさを示す指標で 次式を用いて建築物混成率から算定したものです a b c V (1 d) b c a 0.6 ここで V は平均延焼速度比 a b c 及び d はそれぞれ 木造 防火造 準耐火造及び耐火造の混成率です 平均延焼速度比は地域の延焼拡大性を示す指標であり 建築物が全て木造の場合は 1.0 防火造及び準耐火造の場合は 0.6 耐火造の場合は 0.0 になります 6

11 ⑼ 容積率容積率は実際の容積率を全て合算したものではなく 建築物の建築面積に階数を乗じた値を合計し それを各集計単位の調査対象面積で除して得た数を百分率で表したものです ⑽ 震災時通行可能道路率 ( 道路率 ) 震災時 道路沿いの建築物や工作物の倒壊によって 幅員の狭い道路の場合 消防車両が通行できないことが考えられます 震災時通行可能道路は 地盤状況等に応じた以下の基準を満たす道路とし 道路率は調査対象面積に対する震災時通行可能道路の面積の占める割合を百分率で表したものです 本調査で用いた地盤軟弱地域の分布状況は 図 2.4 に示すとおりです 地盤軟弱地域 7.5m 地盤軟弱地域以外の地域 6.5m 空地や耐火構造物等に面した地域 5.5m ⑾ 空地率 空地率は次に示す空地を対象とし その面積が調査対象面積に占める割合を百分率 で表したものです ア大規模空地 幅員 40m 以上の河川 軌道等及びこれに連なる用地からなる不燃領域 短辺 40m 以上で面積が 3,000 m2以上の公園 墓地 運動場及びその他の空地のうちで当該部分にある建築物の建ぺい率が2% 以下の不燃領域イ大規模空地以外の空地大規模空地以外の土地で以下の土地利用用途に該当する地域公園 農用地 鉄道 港湾等 水面 河川 水路 森林 ⑿ 代表町丁目 250m メッシュにおいて最大の調査対象面積を有する町丁目です 7

12 8 図 2.4 地盤軟弱地域

13 2-4 市街地状況基礎データの作成 集計の対象となる建築物 道路 空地等の市街地状況基礎データの作成方法について その概要を示します ⑴ 建築物データの変換 集計作業東京都都市計画地理情報システムで建築物の形状や属性などの情報が納められたレイヤーを基にして 建築物形状 階数 構造 用途を抽出し 市街地状況調査用の建築物データに変換しました 250m メッシュ 町丁目 消防署管轄区域及び区市町村を集計単位としました 境界に掛かる建築物については 境界線で建築物を区分して取り扱います ( 図 2.5) したがって それぞれの境界で別々の建築物として評価しています メッシュ 1 メッシュ 2 建築物 メッシュ 1 の棟数 :1 メッシュ 2 の棟数 :1 図 2.5 メッシュ界にかかる建築物の棟数カウント例 ⑵ 震災時通行可能道路データ道路ポリゴンデータと歩道のデータ等を使用し 以下の方法で本調査用の道路データに変換しました ア道路ポリゴンデータから一般道路と高速道路を区分しました イ地盤状況や歩道のデータ等から 本調査用の道路データを作成しました ウア イと道路ポリゴンデータから幅員を算定し 道路の周囲の空地 耐火造建築物の状況から 震災時通行可能道路の判断をしました 本調査用の道路データを用いて 250m メッシュ 町丁目 消防署管轄区域及び区市町村の単位で集計しました ⑶ 空地データ建築物 土地利用現況データを使用し 次の方法で本調査用の空地データに変換しました ア空地に該当する公園 農用地 鉄道 港湾等 水面 河川 水路 森林等の情報を抽出しました イ東京都都市計画地理情報システムデータから作成した建築物図形と空地図形を重ねて出力し 空地と建築物の整合性を図ることによって空地データを修正しました 9

14 空地データを用いて 250m メッシュ 町丁目 消防署管轄区域及び区市町村の単 位で集計しました ⑷ 町丁目区域データ東京都都市計画地理情報システムと前回調査の町丁目境界のデータ等を基に 平成 26 年 4 月現在の町丁目境界のデータを作成し 町丁目区域ごとのデータを作成しました ⑸ 消防署管轄区域データ 前 ⑷ の町丁目境界のデータを基に消防署管轄境界のデータを作成し 消防署管轄ご とのデータを作成しました 10

15 3 調査結果の概要 3-1 構造別建築物棟数総棟数は 特別区で約 174 万棟 ( 前回 172 万棟 : 約 1% 増加 ) 市町村で約 103 万棟 ( 前回 99 万棟 : 約 4% 増加 ) 合計約 277 万棟 ( 前回 271 万棟 : 約 2% 増加 ) です 前回の調査結果と比べると 特別区 市町村ともに増加しています ( 表 3.1 表 3.2 図 3.1 図 3.2) ⑴ 特別区各構造とも世田谷区 練馬区 足立区 大田区 江戸川区で棟数が多くなっています ( 表 3.1 図 3.3) 建築物の密集性を単位面積 (1km 2 ) あたりの棟数で見ると 木造建築物 ( 以下 木造 という ) は練馬区 中野区で多く 防火造建築物 ( 以下 防火造 という ) は中野区 杉並区で多く 準耐火造建築物 ( 以下 準耐火造 という ) は荒川区 目黒区で多く 耐火造建築物 ( 以下 耐火造 という ) は台東区 豊島区で多くなっています ( 図 3.6) ⑵ 市町村総棟数について 特別区と比較すると木造は約 1.26 倍 防火造は約 0.72 倍 準耐火造は約 0.45 倍 耐火造は約 0.23 倍の棟数となっており 各構造とも八王子市と町田市で棟数が多くなっています ( 表 3.1 表 3.2 図 3.5) 単位面積 (1km 2 ) あたりの棟数で 木造は狛江市 福生市 防火造は狛江市 西東京市 準耐火造は東村山市 小平市 耐火造は武蔵野市 国立市で多くなっています ( 図 3.7) 3,000,000 2,500,000 2,000,000 1,600,000 1,400,000 1,200,000 1,000,000 第 8 回 第 9 回 1,500,000 1,000, ,000 特別区 市町村 800, , , ,000 0 第 8 回 第 9 回 0 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.1 建築物棟数の推移 図 3.2 建築物の構造別棟数の推移 11

16 表 3.1 区市町村別算定結果 ( 特別区 ) P23 表 3.2 区市町村別算定結果 ( 市町村 ) P24 図 3.4 区市町村別建築物棟数 ( 特別区 ) P25 図 3.5 区市町村別建築物棟数 ( 市町村 ) P26 図 3.6 単位面積 (1km 2 ) あたりの棟数 ( 特別区 ) P27 図 3.7 単位面積 (1km 2 ) あたりの棟数 ( 市町村 ) P28 12

17 3-2 構造別の棟数比率建築物の構造別棟数比率は 特別区では木造 6%( 前回 7%) 防火造 53%( 前回 54%) 準耐火造 21%( 前回 18%) 耐火造 21%( 前回 20%) 市町村では木造 12%( 前回 14%) 防火造 64%( 前回 63%) 準耐火造 16%( 前回 14%) 耐火造 8%( 前回 8%) です ( 表 3.1 表 3.2 図 3.8 図 3.9) ⑴ 特別区構造別に棟数比率が高い区を見ると 木造では練馬区 大田区などで 防火造では杉並区 練馬区など 準耐火造では荒川区 板橋区など 耐火造では千代田区 中央区などです ( 図 3.8) 逆に構造別の棟数比率が低い地区では 木造 防火造は千代田区や渋谷区 中央区など 準耐火造では千代田区や中央区など 耐火造では杉並区や江戸川区などです ( 図 3.8) ⑵ 市町村構造別棟数比率が高い地区は 木造では檜原村 奥多摩町など 防火造では東久留米市 小金井市など 準耐火造では小平市 町田市など 耐火造では多摩市 武蔵野市などです ( 図 3.9) 逆に構造別棟数比率が低い地区では 木造は多摩市 武蔵野市など 防火造では檜原村 奥多摩町など 準耐火造では清瀬市 狛江市など 耐火造では檜原村や奥多摩町などです ( 図 3.9) 図 3.8 建築物の構造別構成比率 ( 特別区 ) P29 図 3.9 建築物の構造別構成比率 ( 市町村 ) P30 13

18 m メッシュ別の建築物棟数 250m メッシュ単位で建築物棟数を構造別にランク分けした図を示します 木造 防火造 準耐火造と耐火造が混在しているところや密集している地域が判別できます ( 図 3.10~ 図 3.14) ⑴ 特別区 1 メッシュあたりの建築物棟数は 山手通りと環状 7 号線の間や墨田区 荒川区などで多くなっています ( 図 3.10) 1 メッシュあたりの準耐火造棟数は 目黒区 荒川区 墨田区などで多くなっています ( 図 3.13) 1 メッシュあたりの耐火造棟数は 中央区や台東区などで多くなっています ( 図 3.14) ⑵ 市町村 1 メッシュあたりの建築物棟数は 鉄道や幹線道路に沿って多くなっています ( 図 3.10) 1 メッシュあたりの準耐火造棟数は 小平市 三鷹市 昭島市 町田市などで多くなっています ( 図 3.13) 1 メッシュあたりの耐火造棟数は 八王子駅 立川駅 町田駅などのターミナル駅の周辺で多くなっています ( 図 3.14) 図 3.10 全建築物棟数 (250m メッシュ図 ) P31 図 3.11 木造棟数 (250m メッシュ図 ) P32 図 3.12 防火造棟数 (250m メッシュ図 ) P33 図 3.13 準耐火棟数 (250m メッシュ図 ) P34 図 3.14 耐火造棟数 (250m メッシュ図 ) P35 14

19 3-4 階層 建築物の高さについて 階層数で評価集計した結果です ⑴ 特別区構造別の階層を比較すると 木造はほとんどが 2 階建てと平屋であり 防火造は 2 階建てが約 9 割を占めています 準耐火造は 2 階建てと 3 階建てがそれぞれ約 4 割ずつを占めています 耐火造は 3 階建てが最も多く 約 4 割を占めています ( 表 3.3) 都心の 5 区 ( 千代田区 中央区 港区 台東区 墨田区 ) における耐火造建築物階層別棟数を図 3.3 に示します 千代田区 中央区では 5 階建て 港区 台東区 墨田区では 3~4 階建ての棟数が多く占めています 都心 3 区 ( 千代田区 中央区 港区 ) では中高層 (4 階から 8 階建て以上 ) 建築物が多く占めています ( 表 3.3 図 3.3) ⑵ 市町村木造では平屋建てが約 6 割を占めていますが 三鷹市 調布市 小金井市 国分寺市 清瀬市 狛江市 西東京市や武蔵野市など特別区からの距離が近い市は 2 階建てが半数以上を占めています 防火造では 2 階建てが約 9 割を占めています 準耐火造では 2 階建てが 6 割以上を 3 階建てが約 1 割を占めています 一部の市町村では平屋建てが半数を占めています 耐火造では 3 階建てが約 3 割 2 階建てが 2 割以上を占めています ( 表 3.4 図 3.16) 千代田区中央区港区台東区墨田区 階 2 階 3 階 4 階 5 階 6 階 7 階 8 階 9 階 10 階 11 階 12 階以上 図 3.3 耐火造建築物階層別棟数 表 3.3 構造別階層別建築物棟数の現況 ( 特別区 ) P36 表 3.4 構造別階層別建築物棟数の現況 ( 市町村 ) P37 15

20 3-5 平均階数区市町村別及び 250m メッシュ別で 建築物の構造別平均階数を算定した結果です 特別区における平均階数は 木造では 1.62 階 防火造では 2.00 階 準耐火造では 2.22 階 耐火造平均階数は 4.07 階です ( 表 3.1) 市町村における平均階数は 木造では 1.40 階 防火造では 1.94 階 準耐火造では 1.85 階 耐火造では 3.26 階です ( 表 3.2) ⑴ 特別区木造及び防火造の平均階数は 各区とも平均値前後と大差ありません 準耐火造は 中央区が 2.92 階と最も高く 千代田区が 1.74 階と最も低いです 耐火造は 都心で高く 中央区が 6.30 階 外周部で低く 葛飾区が 3.16 階です ( 表 3.1 図 3.15 図 3.17~ 図 3.20) ⑵ 市町村木造及び防火造の平均階数は 大部分の市町村は平均値前後と大差ありませんが 平均値と比べて木造は武蔵野市が 1.66 階と高く 防火造は檜原村が 1.68 階と低いです 準耐火造は 瑞穂町 あきる野市 日の出町 檜原村 奥多摩町を除くと 2 階前後と大差ありません 耐火造は 瑞穂町 あきる野市 日の出町 檜原村 奥多摩町を除くと 3 階前後と大差ありません ( 表 3.2 図 3.16 図 3.17~ 図 3.20) 図 3.15 構造別平均階数 ( 特別区 ) P38 図 3.16 構造別平均階数 ( 市町村 ) P39 図 3.17 平均階数 ( 木造 /250m メッシュ図 ) P40 図 3.18 平均階数 ( 防火造 /250m メッシュ図 ) P41 図 3.19 平均階数 ( 準耐火造 /250m メッシュ図 ) P42 図 3.20 平均階数 ( 耐火造 /250m メッシュ図 ) P43 16

21 3-6 混成率混成率は 建築面積に着目して 構造別にその割合を求めたものです いわば 建築物の構造別の面的構成比で 建築面積のみの計算ですので空地や空間的 立体的な考慮はなされませんが 市街地における建築物構成を端的に表す指標の一つです 特別区全体では 木造 4.0% 防火造 33.1% 準耐火造 16.4% 耐火造 46.5% と 耐火造が高い値を示しました ( 表 3.1) 市町村全体では 木造 9.0% 防火造 44.8% 準耐火造 17.1% 耐火造 29.0% と 防火造が高い値を示しました 特別区と比較すると 木造 防火造及び準耐火造の混成率は比較的高く 耐火造では低くなっています ( 表 3.2) ⑴ 特別区木造の混成率 防火造が高い区は杉並区や練馬区などです ( 表 3.1 図 3.21) 木造と防火造の混成率の合計が高い区は練馬区 杉並区であり いずれも 50% を超えています 逆に 耐火造が高い区は都心 3 区 ( 千代田区 中央区 港区 ) であり いずれの区も約 80% 以上と不燃化が進んでいます ( 表 3.1 図 3.21 図 3.23~ 図 3.26) ⑵ 市町村木造の混成率が高い市町村は檜原村や奥多摩町 日の出町などの西多摩地区で 防火造ではあきる野市や狛江市などです 逆に 耐火造が高い市町村は特に多摩市で約 50% の高い割合となっています ( 表 3.2 図 3.22) 木造と防火造の混成率の合計が高い市町村は西多摩地区のほか 狛江市や国分寺市などです 大半の市町村で木造と防火造の混成率の合計が 50% 以上です ( 表 3.2 図 3.22 図 3.23~ 図 3.26) 図 3.21 建築物混成率 ( 特別区 ) P44 図 3.22 建築物混成率 ( 市町村 ) P45 図 3.23 混成率 ( 木造 /250m メッシュ図 ) P46 図 3.24 混成率 ( 防火造 /250m メッシュ図 ) P47 図 3.25 混成率 ( 準耐火造 /250m メッシュ図 ) P48 図 3.26 混成率 ( 耐火造 /250m メッシュ図 ) P49 17

22 3-7 平均建ぺい率構造別平均建ぺい率は 特別区では木造 1.9% 防火造 15.7% 準耐火造 7.8% 耐火造 22.0% 全建築物 47.4% 市町村では木造 3.4% 防火造 17.1% 準耐火造 6.5% 耐火造 11.1% 全建築物 38.1% です ( 表 3.1 表 3.2) 全建築物で 特別区は市町村の約 1.2 倍と建築物の密集度合いが高くなっています 木造では市町村で高く 防火造では特別区の外周部で高くなっています 準耐火造は区部を中心に高くなっている地域が分散しています 耐火造では 都心部で高くなっています 特に 都心 3 区は高く 他の構造 ( 木造 防火造 準耐火造 ) は低くなっています ( 図 3.29~ 図 3.33) ⑴ 特別区建築物全体の平均建ぺい率は 都心の千代田区 (63.9%) 中央区(62.4%) などが高く 外周部の足立区 (31.3%) や練馬区 (42.0%) などが低くなっています ( 表 3.1 図 3.27 図 3.29~ 図 3.32) ⑵ 市町村建築物全体の平均建ぺい率は 武蔵野市 (44.0%) や府中市 (43.0%) などが高く 奥多摩町 (20.3%) や檜原村 (22.9%) などが低くなっています ( 表 3.2) 木造及び防火造の平均建ぺい率が高い市町村は小金井市 国分寺市 狛江市などです ( 表 3.2 図 3.28 図 3.29~ 図 3.32) 図 3.27 平均建ぺい率 ( 特別区 ) P50 図 3.28 平均建ぺい率 ( 市町村 ) P51 図 3.29 平均建ぺい率 ( 全建築物 /250m メッシュ図 ) P52 図 3.30 平均建ぺい率 ( 木造 /250m メッシュ図 ) P53 図 3.31 平均建ぺい率 ( 防火造 /250m メッシュ図 ) P54 図 3.32 平均建ぺい率 ( 準耐火造 /250m メッシュ図 ) P55 図 3.33 平均建ぺい率 ( 耐火造 /250m メッシュ図 ) P56 18

23 3-8 容積率 容積率は 建築物の建築面積に階数を掛けて値を足し合わせ 各集計単位の対象面積 で割って求めた値を百分率に直したものです ⑴ 特別区特別区の容積率は 平均 111.3% です 容積率が高い区は 千代田区 (263.5%) や中央区 (236.5%) 港区(217.7%) などの都心 3 区であり 階数の高い耐火造建築物が多いことによります 容積率の低い区は 足立区 (74.4%) 葛飾区(76.4%) 江戸川区(78.4%) などです ( 表 3.1 図 3.34 図 3.35) ⑵ 市町村市町村の容積率は 平均 24.8% です 容積率が高い市町村は武蔵野市 (90.7%) や西東京市 (69.6%) 調布市(69.4%) 狛江市 (68.2%) などで 低い市町村は奥多摩町 (0.3%) 檜原村(0.4%) などです ( 表 3.2 図 3.34 図 3.36) 図 3.34 容積率 ( 特別区 ) P57 図 3.35 容積率 ( 市町村 ) P58 図 3.36 容積率 (250m メッシュ図 ) P59 19

24 3-9 震災時通行可能道路率震災時には 道路への建築物の倒壊等が消防活動を展開するうえでの障害となることが考えられます そのため 震災時にも消防車両が通行可能と考えられる幅員をもつ道路の調査対象面積に対する割合を 消防車両通行の容易性を示す一指標として求めたものが震災時通行可能道路率です 図 3.37 に 250m メッシュ単位で震災時通行可能道路率をランク分けした図を示します ⑴ 特別区特別区の震災時通行可能道路率は平均 9.2% です 都心 3 区の中央区 (24.2%) 千代田区(21.6%) 港区(16.2%) 及び台東区 (17.4%) などで比較的高く 逆に中野区 (5.0%) 杉並区 (5.1%) 練馬区(5.2%) 世田谷区 (5.2%) などで低くなっています ( 表 3.1 図 3.38) ⑵ 市町村市町村全体の震災時通行可能道路率は平均 2.9% です 多摩市 (9.2%) 福生市(8.0%) 羽村市(7.4%) などで高く 奥多摩町 (0.1%) 檜原村 (0.4%) あきる野市 (1.2%) と日の出町 (1.5%) などで低くなっています 市町村では 特別区の半分以下の割合となっています これは 市町村が特別区に比べて 調査対象面積が大きく 幅員の広い道路が少ないことなどが理由として考えられます ( 表 3.2 図 3.39) 図 3.37 震災時通行可能道路率 ( 特別区 ) P60 図 3.38 震災時通行可能道路率 ( 市町村 ) P61 図 3.39 震災時通行可能道路率 (250m メッシュ図 ) P62 20

25 3-10 空地率空地率は 平均建ぺい率とは逆に 市街地のなかにある大規模な空地の割合を示すもので 延焼阻止要因となる項目です 図 3.42 に 250m メッシュ単位で空地率をランク分けした図を示します ⑴ 特別区特別区の空地率は平均 27.3% です 空地率が高い区は江東区 (47.1%) や大田区 (38.7%) 千代田区(33.7%) などであり 上位 2 区は臨海部に駐車場やコンテナヤードなどの大規模空地が多く存在することによると考えられます 低い区は中野区 (11.9%) や豊島区 (12.0%) 目黒区(13.2%) などです ( 表 3.1 図 3.40 図 3.42) ⑵ 市町村市町村全体の空地率は平均 71.1% です 空地率が高い市町村は奥多摩町 (98.8%) や檜原村 (98.6%) 日の出町(88.4%) などであり 西多摩地区の林野によるものです 低い市町村は 武蔵野市 (24.6%) や狛江市 (29.2%) などです 市町村全体では 特別区に比べ 約 2 倍以上高くなっています ( 表 3.2 図 3.41 図 3.42) 図 3.40 空地率 ( 特別区 ) P63 図 3.41 空地率 ( 市町村 ) P64 図 3.42 空地率 (250m メッシュ図 ) P65 21

26 3-11 延焼速度比延焼速度比は 木造建築物の延焼性を基準 (1.0) として 建築物の構成比 ( 混成率 ) から延焼助長性を評価した指標です 木造及び防火造の建築物構成比が高い地域ほど 高い評価となります 図 3.43 に 250m メッシュ単位で延焼速度比をランク分けした図を示します ⑴ 特別区特別区の延焼速度比は 平均 0.33 です 高い区は杉並区 (0.44) 江戸川区(0.42) や練馬区 (0.42) などであり 木造や防火造の混成率が高いことによります 低い区は千代田区などの都心 3 区 (0.04~0.10) などであり 耐火造の混成率が高いことによるものです ( 表 3.1 図 3.43 図 3.45) ⑵ 市町村市町村の延焼速度比は平均 0.45 です 高い市町村は檜原村 (0.76) や奥多摩町 (0.67) 日の出町(0.58) あきる野市(0.56) などで 低い市町村は多摩市 (0.31) や昭島市 (0.37) 立川市(0.39) 武蔵野市(0.38) などです ( 表 3.2 図 3.44 図 3.45) 図 3.43 延焼速度比 ( 特別区 ) P66 図 3.44 延焼速度比 ( 市町村 ) P67 図 3.45 延焼速度比 (250m メッシュ図 ) P68 22

27 23 表 3.1 区市町村別算定結果 ( 特別区 ) 区市町村名 市街地面積 ( m2 ) 木造防火準耐の平均階数 平均階数平均建ぺい率 (%) 混成率 (%) 平均延焼容積率道路率空地率構造別建物棟数木造防火造準耐火造耐火造木造防火造準耐火造耐火造全建物木造防火造準耐火造耐火造速度比 (%) (%) (%) 木造防火造準耐火造耐火造総数 千代田区 11,362, , ,554 12,123 中央区 10,598, , ,204 16,840 港区 21,285, ,601 7,732 3,341 17,793 30,467 新宿区 18,254, ,257 20,611 11,964 20,328 54,160 文京区 11,357, ,381 16,936 7,550 12,748 38,615 台東区 10,071, ,140 15,874 6,211 16,025 40,250 墨田区 13,710, ,113 21,867 12,654 10,467 47,101 江東区 41,920, ,048 24,897 14,409 18,182 59,536 品川区 23,510, ,679 36,970 10,293 14,496 64,438 目黒区 14,759, ,310 22,060 14,387 13,599 52,356 大田区 61,613, ,016 71,700 28,980 22, ,971 世田谷区 58,079, ,019 99,601 35,472 26, ,076 渋谷区 15,112, ,857 5,689 16,427 37,697 中野区 15,575, ,906 37,526 8,830 12,182 62,444 杉並区 33,899, ,503 77,003 20,381 13, ,616 豊島区 12,984, ,760 23,033 10,402 16,440 51,635 北区 20,531, ,256 37,460 15,369 14,319 69,404 荒川区 10,224, ,713 21,019 13,050 6,706 42,488 板橋区 32,091, ,510 51,151 28,272 16, ,856 練馬区 48,184, ,101 95,080 16,257 19, ,819 足立区 53,200, ,986 81,283 34,281 21, ,782 葛飾区 34,808, ,253 61,330 25,031 15, ,568 江戸川区 48,649, ,378 73,024 35,909 15, ,344 中央防波堤 6,718, 特別区小計 628,504, , , , ,697 1,741,065 東京都合計 1,781,155, ,382 1,575, , ,283 2,772,448 * 四捨五入しているため 合計は 100% にならない場合があります

28 24 表 3.2 区市町村別算定結果 ( 市町村 ) 区市町村名 市街地面積 ( m2 ) 木造防火準耐の平均階数 平均階数平均建ぺい率 (%) 混成率 (%) 平均延焼容積率道路率空地率構造別建物棟数速度比 (%) (%) (%) 木造防火造準耐火造耐火造木造防火造準耐火造耐火造全建物木造防火造準耐火造耐火造木造防火造準耐火造耐火造総数 八王子市 186,532, , ,987 17,538 12, ,204 立川市 24,153, ,983 21,826 8,744 5,106 39,659 武蔵野市 10,764, ,079 17,525 3,592 4,152 27,348 三鷹市 16,455, ,992 25,817 5,357 3,142 38,308 青梅市 103,305, ,258 31,021 4,906 2,355 46,540 府中市 29,298, ,966 34,024 8,877 5,542 54,409 昭島市 17,146, ,886 13,547 6,453 3,193 27,079 調布市 21,603, ,875 29,887 5,082 4,213 43,057 町田市 71,586, ,198 67,668 27,205 5, ,393 小金井市 11,322, ,628 19,698 2,306 2,115 26,747 小平市 20,454, ,521 26,793 11,948 2,545 45,807 日野市 27,416, ,477 31,729 6,253 3,267 44,726 東村山市 17,149, ,916 22,376 9,022 2,991 38,305 国分寺市 11,539, ,563 20,788 4,387 2,226 29,964 国立市 8,159, ,328 11,087 2,117 1,859 16,391 福生市 7,000, ,254 9,736 2,094 1,019 15,103 狛江市 6,428, ,137 11,957 1,379 1,345 16,818 東大和市 13,531, ,392 12,865 3,693 1,402 20,352 清瀬市 10,119, ,875 11,249 1,167 1,389 16,680 東久留米市 12,893, ,553 20,970 2,475 2,009 28,007 武蔵村山市 14,436, ,323 15,945 3,382 1,365 23,015 多摩市 21,073, ,335 12,604 4,426 3,883 22,248 稲城市 17,970, ,188 9,107 2,048 1,595 15,938 羽村市 9,536, ,326 9,725 2,865 1,318 16,234 あきる野市 73,424, ,252 23,736 4,443 1,495 37,926 西東京市 15,908, ,633 30,449 3,700 3,542 42,324 瑞穂町 14,665, ,662 8,729 2,918 1,034 15,343 日の出町 28,051, ,232 4,895 1, ,725 檜原村 105,379, , ,213 奥多摩町 225,342, ,315 1, ,785 市町村小計 1,152,650, , , ,391 82,174 1,029,995 東京都合計 1,781,155, ,382 1,575, , ,283 2,772,448 * 四捨五入しているため 合計は 100% にならない場合があります

29 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤 0 20,000 40,000 60,000 80, , ,000 ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.4 区市町村別建築物棟数 ( 特別区 ) 25

30 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町 0 20,000 40,000 60,000 80, , ,000 ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.5 区市町村別建築物棟数 ( 市町村 ) 26

31 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 ,000 1,500 2,000 2,500 ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.6 単位面積 (1km 2 ) あたりの棟数 ( 特別区 ) 27

32 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 ,000 1,500 2,000 2,500 ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.7 単位面積 (1km 2 ) あたりの棟数 ( 市町村 ) 28

33 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.8 建築物の構造別構成比率 ( 特別区 ) 29

34 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.9 建築物の構造別構成比率 ( 市町村 ) 30

35 31 図 3.10 全建築物棟数 (250m メッシュ図 )

36 32 図 3.11 木造棟数 (250m メッシュ図 )

37 33 図 3.12 防火造棟数 (250m メッシュ図 )

38 34 図 3.13 準耐火棟数 (250m メッシュ図 )

39 35 図 3.14 耐火造棟数 (250m メッシュ図 )

40 36 対象区域名 表 3.3 構造別階層別建築物棟数の現況 ( 特別区 ) 木造建築物防火造建築物準耐火造建築物耐火造建築物 1 階 2 階 3 階以上 1 階 2 階 3 階以上 1 階 2 階 3 階以上 1 階 2 階 3 階 4 階 5 階 6 階 7 階 8 階 9 階 10 階 11 階 12 階 13 階 14 階 15~19 階 20~24 階 25~29 階 30~39 階 40~49 階 50 階以上 計 千代田区 , ,530 1,774 1, ,123 中央区 , ,287 1,728 1,863 1,172 1,061 1,074 1, ,840 港区 ,153 6, ,270 1,229 1,683 1,322 4,148 2,700 2,156 1,182 1,119 1, ,467 新宿区 , ,951 3,445 4, ,858 6,760 3,998 2,515 1, ,160 文京区 ,522 14, ,595 2,489 3, ,223 4,532 2,229 1, ,615 台東区 625 1, ,766 1,635 1,471 1,217 3, ,775 4,392 2,852 1, ,250 墨田区 843 1, , ,948 8, ,619 3,055 1, ,101 江東区 786 1, ,861 20,079 1,957 6,426 2,479 5,504 1,983 2,128 5,976 3,084 1, ,536 品川区 1,138 1, ,901 31,790 3,279 2,489 2,443 5,361 1,438 1,375 5,373 2,459 1, ,438 目黒区 818 1, ,024 20, ,395 8,643 4,349 1,511 2,631 5,366 1, ,356 大田区 3,368 7, ,370 62,660 6,670 2,965 14,338 11, ,835 9,851 4,102 1, ,971 世田谷区 4,484 5, ,352 86,590 7,659 3,354 20,137 11,981 2,701 4,669 10,881 4,583 2, ,076 渋谷区 ,017 1, ,127 2, ,412 6,228 3,157 1, ,697 中野区 1,235 2, ,086 33,450 2, ,936 3, ,004 4,675 2, ,444 杉並区 2,605 4, ,622 69,820 4, ,249 5, ,564 5,145 2,618 1, ,616 豊島区 644 1, ,239 1, ,883 4, ,849 6,941 2,828 1, ,635 北区 1, ,330 32,826 2,304 5,152 4,589 5,628 1,164 1,459 6,447 2,324 1, ,404 荒川区 ,728 18, ,728 3,422 7, ,374 1, ,488 板橋区 2,634 2, ,785 41,903 2,463 7,745 10,136 10,391 1,129 1,923 7,015 3,165 1, ,856 練馬区 5,170 10, ,755 86,970 4,355 1,944 11,382 2,931 1,958 5,122 7,220 2,294 1, ,819 足立区 4,231 4, ,499 72,419 3,365 10,784 13,894 9,603 1,462 4,481 9,780 2,126 1, ,782 葛飾区 2,401 4, ,624 51,450 5,256 8,176 8,243 8,612 1,520 3,591 7,115 1, ,568 江戸川区 3,648 5, ,214 57,522 7,288 3,599 12,740 19, ,156 5,706 2,651 1, ,344 中央防波堤 計 38,910 63, , ,302 60,647 66, , ,916 22,928 47, ,041 62,491 36,363 16,014 12,548 10,116 7,342 5,645 3,177 2,124 1,335 2, , , , ,697 1,741,065

41 37 表 3.4 構造別階層別建築物棟数の現況 ( 市町村 ) 対象区域名 木造建築物防火造建築物準耐火造建築物 耐火造建築物 1 階 2 階 3 階以上 1 階 2 階 3 階以上 1 階 2 階 3 階以上 1 階 2 階 3 階 4 階 5 階 6 階 7 階 8 階 9 階 10 階 11 階 12 階 13 階 14 階 15~19 階 20~24 階 25~29 階 30~39 階 40~49 階 50 階以上 計 八王子市 15,796 7, ,695 91, ,401 9,857 1,280 2,114 3,220 3,325 1,328 1, ,204 立川市 2,970 1, ,210 19, ,162 6, , ,659 武蔵野市 704 1, , , , ,348 三鷹市 1,543 2, , , , ,308 青梅市 6,180 2, ,191 26, ,172 2, ,540 府中市 3,041 2, ,685 31,270 1,069 3,603 3,995 1, ,289 1, ,409 昭島市 2,777 1, ,122 12, ,167 4, , ,079 調布市 1,645 2, , ,091 3, , ,057 町田市 7,194 3, ,234 61, ,114 21,643 1, ,168 1, ,393 小金井市 1,033 1, , , ,747 小平市 2,460 2, ,215 25, ,658 8,300 1, ,807 日野市 1,865 1, ,343 28, , , ,726 東村山市 1,977 1, ,654 20, ,433 7, ,305 国分寺市 1,083 1, ,730 18, , ,964 国立市 , , ,391 福生市 1, ,226 8, , ,103 狛江市 606 1, , ,818 東大和市 1, , , ,352 清瀬市 1,145 1, , ,680 東久留米市 1,292 1, , , ,007 武蔵村山市 1, , ,088 2, ,015 多摩市 ,202 10, , ,248 稲城市 1,846 1, , , ,938 羽村市 1, , , ,234 あきる野市 5,917 2, ,641 20, ,952 1, ,926 西東京市 1,527 3, , , , ,324 瑞穂町 2, ,316 7, ,766 1, ,343 日の出町 2, , ,725 檜原村 ,213 奥多摩町 1, , ,785 77,344 51, , ,017 9,522 38, ,199 14,249 11,993 19,880 24,894 9,646 8,352 2,244 1,554 1, 計 1,029, , , ,391 82,174

42 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 ( 階数 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.15 構造別平均階数 ( 特別区 ) 38

43 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 ( 階数 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.16 構造別平均階数 ( 市町村 ) 39

44 40 図 3.17 平均階数 ( 木造 /250m メッシュ図 )

45 41 図 3.18 平均階数 ( 防火造 /250m メッシュ図 )

46 42 図 3.19 平均階数 ( 準耐火造 /250m メッシュ図 )

47 43 図 3.20 平均階数 ( 耐火造 /250m メッシュ図 )

48 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.21 建築物混成率 ( 特別区 ) 44

49 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 棟 ) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.22 建築物混成率 ( 市町村 ) 45

50 46 図 3.23 混成率 ( 木造 /250m メッシュ図 )

51 47 図 3.24 混成率 ( 防火造 /250m メッシュ図 )

52 48 図 3.25 混成率 ( 準耐火造 /250m メッシュ図 )

53 49 図 3.26 混成率 ( 耐火造 /250m メッシュ図 )

54 特別区 千代田区 60.2% 中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 (%) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.27 平均建ぺい率 ( 特別区 ) 50

55 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 (%) 木造防火造準耐火造耐火造 図 3.28 平均建ぺい率 ( 市町村 ) 51

56 52 図 3.29 平均建ぺい率 ( 全建築物 /250m メッシュ図 )

57 53 図 3.30 平均建ぺい率 ( 木造 /250m メッシュ図 )

58 54 図 3.31 平均建ぺい率 ( 防火造 /250m メッシュ図 )

59 55 図 3.32 平均建ぺい率 ( 準耐火造 /250m メッシュ図 )

60 56 図 3.33 平均建ぺい率 ( 耐火造 /250m メッシュ図 )

61 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 (%) 図 3.34 容積率 ( 特別区 ) 57

62 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 (%) 図 3.35 容積率 ( 市町村 ) 58

63 59 図 3.36 容積率 (250m メッシュ図 )

64 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 (%) 図 3.37 震災時通行可能道路率 ( 特別区 ) 60

65 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 (%) 図 3.38 震災時通行可能道路率 ( 市町村 ) 61

66 62 図 3.39 震災時通行可能道路率 (250m メッシュ図 )

67 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 (%) 図 3.40 空地率 ( 特別区 ) 63

68 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 (%) 図 3.41 空地率 ( 市町村 ) 64

69 65 図 3.42 空地率 (250m メッシュ図 )

70 特別区 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区中央防波堤特別区平均東京都平均 (%) 図 3.43 延焼速度比 ( 特別区 ) 66

71 市町村 八王子市立川市武蔵野市三鷹市青梅市府中市昭島市調布市町田市小金井市小平市日野市東村山市国分寺市国立市福生市狛江市東大和市清瀬市東久留米市武蔵村山市多摩市稲城市羽村市あきる野市西東京市瑞穂町日の出町檜原村奥多摩町市町村平均東京都平均 (%) 図 3.44 延焼速度比 ( 市町村 ) 67

72 68 図 3.45 延焼速度比 (250m メッシュ図 )

73 4 区市町村別にみた市街地の特徴 構造別建築物面積 道路面積 ( 震災時通行可能道路 ) 空地面積( 空地および森林 原野 ) その他面積( 震災時通行可能道路以外の道路 空地判定基準に満たない間隙地等 ) の占める割合について総合的にみた場合に 区市町村別にどのような地域特性があるかを示します ( 表 4.1) また 構造別建築面積 道路面積 空地面積 その他面積ごとに 第 8 回調査結果から第 9 回調査結果の増減率 (0% は増減なし ) を示し 前回調査との差分を示します ( 表 4.2) 69

74 表 4.1 今回調査の面積割合 区市町村 建築物面積率木造防火造準耐火造耐火造 道路面積率 空地面積率 その他面積率 千 代 田 区 0.3% 0.9% 0.5% 26.9% 21.6% 33.7% 16.2% 中 央 区 0.2% 2.0% 0.8% 25.9% 24.2% 29.5% 17.4% 港 区 0.6% 2.5% 1.6% 25.3% 16.2% 30.1% 23.7% 新 宿 区 0.5% 8.2% 3.8% 25.8% 12.0% 17.0% 32.7% 文 京 区 0.9% 9.9% 4.6% 23.9% 10.7% 17.2% 32.8% 台 東 区 1.7% 9.5% 4.0% 22.6% 17.4% 16.9% 27.8% 墨 田 区 1.0% 9.6% 7.4% 15.7% 13.9% 22.0% 30.4% 江 東 区 0.3% 3.2% 5.0% 14.4% 12.9% 47.1% 17.0% 品 川 区 0.8% 10.1% 3.6% 16.0% 9.2% 30.1% 30.2% 目 黒 区 1.2% 11.6% 7.2% 18.2% 7.0% 13.2% 41.7% 大 田 区 1.3% 8.0% 4.9% 10.7% 8.2% 38.7% 28.2% 世 田 谷 区 1.5% 13.7% 5.5% 12.2% 5.2% 20.0% 41.9% 渋 谷 区 0.4% 7.2% 2.9% 25.2% 10.7% 20.7% 32.9% 中 野 区 2.0% 17.1% 5.2% 14.8% 5.0% 11.9% 44.0% 杉 並 区 2.0% 17.5% 5.8% 10.2% 5.1% 15.4% 44.2% 豊 島 区 1.0% 11.5% 6.2% 21.2% 8.7% 12.0% 39.4% 北 区 0.7% 11.0% 4.8% 14.1% 8.1% 29.5% 31.8% 荒 川 区 1.0% 11.7% 9.1% 13.8% 8.4% 22.7% 33.2% 板 橋 区 1.2% 10.1% 6.7% 14.4% 9.4% 21.8% 36.5% 練 馬 区 2.6% 14.6% 3.1% 10.4% 5.2% 21.7% 42.4% 足 立 区 1.1% 9.6% 5.6% 9.7% 8.4% 27.8% 37.6% 葛 飾 区 1.5% 11.2% 5.0% 9.8% 7.1% 29.9% 35.5% 江 戸 川 区 1.3% 9.6% 6.9% 8.1% 9.6% 31.5% 32.9% 中央防波堤 0.0% 0.1% 0.3% 1.7% 5.9% 87.5% 4.5% 八 王 子 市 1.0% 4.4% 1.3% 2.7% 3.3% 70.7% 16.6% 立 川 市 1.2% 7.0% 4.0% 7.6% 6.3% 46.1% 27.8% 武 蔵 野 市 1.7% 13.4% 3.5% 11.9% 6.0% 24.6% 38.9% 三 鷹 市 2.0% 12.2% 4.0% 7.6% 4.3% 34.0% 35.9% 青 梅 市 0.7% 2.5% 0.9% 1.0% 1.8% 83.4% 9.7% 府 中 市 1.6% 9.2% 3.7% 8.5% 7.1% 39.3% 30.6% 昭 島 市 1.5% 5.6% 4.0% 7.8% 5.7% 48.0% 27.4% 調 布 市 1.6% 10.8% 3.0% 8.9% 5.0% 38.0% 32.8% 町 田 市 1.2% 7.8% 3.7% 3.5% 4.8% 49.7% 29.3% 小 金 井 市 2.0% 13.5% 2.5% 6.9% 4.2% 33.3% 37.8% 小 平 市 1.6% 9.3% 7.1% 5.5% 4.5% 36.4% 35.6% 日 野 市 1.0% 8.9% 3.0% 4.8% 4.6% 46.2% 31.6% 東 村 山 市 1.7% 8.8% 4.9% 6.4% 3.3% 39.9% 35.0% 国 分 寺 市 1.8% 13.1% 3.6% 6.2% 3.1% 33.6% 38.6% 国 立 市 1.2% 11.1% 3.3% 8.4% 6.8% 33.1% 36.0% 福 生 市 2.2% 10.7% 4.0% 5.7% 8.0% 31.4% 37.9% 狛 江 市 3.0% 15.1% 2.4% 6.8% 4.2% 29.2% 39.3% 東 大 和 市 1.5% 7.1% 3.1% 4.3% 5.4% 51.4% 27.3% 清 瀬 市 2.4% 8.0% 1.5% 6.2% 4.1% 49.2% 28.7% 東久留米市 1.6% 11.5% 3.0% 5.9% 4.9% 38.1% 35.0% 武蔵村山市 1.3% 8.1% 3.5% 4.0% 4.7% 52.0% 26.3% 多 摩 市 0.5% 5.1% 2.3% 8.0% 9.2% 49.3% 25.6% 稲 城 市 1.4% 4.1% 1.4% 4.1% 5.7% 64.2% 19.0% 羽 村 市 1.9% 8.0% 7.9% 5.9% 7.4% 36.9% 31.9% あきる野市 0.8% 2.6% 0.6% 0.7% 1.2% 84.3% 9.8% 西 東 京 市 2.2% 13.1% 2.4% 7.9% 3.9% 31.9% 38.5% 瑞 穂 町 1.6% 4.6% 3.9% 3.5% 4.9% 60.7% 20.8% 日 の 出 町 0.9% 1.4% 0.7% 0.5% 1.5% 88.4% 6.6% 檜 原 村 0.2% 0.1% 0.0% 0.0% 0.4% 98.6% 0.8% 奥 多 摩 町 0.1% 0.1% 0.0% 0.0% 0.1% 98.8% 0.8% 特別区小計 1.2% 10.0% 4.9% 14.0% 9.2% 27.3% 33.4% 市町村小計 0.9% 4.4% 1.7% 2.9% 2.9% 71.1% 16.1% 東京都合計 1.0% 6.4% 2.8% 6.8% 5.1% 55.6% 22.2% 70

75 表 4.2 前回調査からの経年変化 区市町村 建築物面積木造防火造準耐火造耐火造 道路面積 空地面積 その他面積 千 代 田 区 -9.8% -17.5% -7.4% -0.4% 20.8% 6.4% -25.0% 中 央 区 -22.3% -13.9% -13.0% -0.2% 26.9% 5.8% -26.3% 港 区 -16.5% -12.1% -10.5% 0.1% 11.9% 10.4% -14.2% 新 宿 区 -17.8% -10.3% 23.6% 2.9% 12.2% 10.7% -9.3% 文 京 区 -17.4% -12.4% 26.2% 3.6% 7.2% 2.4% -3.9% 台 東 区 -7.7% -8.6% 2.0% 1.8% 15.6% -0.2% -5.9% 墨 田 区 -12.2% -6.5% 1.4% 4.4% 11.8% 2.4% -6.0% 江 東 区 -13.3% -10.0% -1.3% 9.9% 6.8% 0.5% -9.9% 品 川 区 -12.8% -7.0% 3.6% 1.3% -0.6% 10.3% -6.8% 目 黒 区 -14.4% -5.2% 9.1% -0.4% -0.2% 19.4% -4.2% 大 田 区 -13.9% -5.1% 2.3% 4.8% 16.3% -1.0% -2.5% 世 田 谷 区 -15.5% 2.2% 0.4% 7.7% -0.8% 18.8% -8.8% 渋 谷 区 -23.0% -10.7% 11.5% 3.5% 6.8% 13.7% -9.2% 中 野 区 -13.9% -1.7% 0.2% 8.2% -1.0% 12.2% -3.9% 杉 並 区 -13.6% 2.0% 0.3% 7.5% -4.3% 4.9% -2.7% 豊 島 区 -15.2% -4.5% 3.1% 4.3% 1.7% 7.9% -3.4% 北 区 -16.2% -7.6% 20.4% 3.1% 10.8% 9.2% -9.9% 荒 川 区 -20.4% -8.4% 14.7% 9.4% 6.7% -1.9% -3.2% 板 橋 区 -16.6% -9.5% 14.7% 8.9% 8.4% 15.0% -10.6% 練 馬 区 -12.7% 3.2% -0.8% 7.1% -3.0% 7.3% -4.6% 足 立 区 -20.8% -7.3% 17.8% 4.3% 5.8% 16.0% -10.7% 葛 飾 区 -12.0% -1.7% 7.7% 1.1% 16.8% 13.7% -11.7% 江 戸 川 区 -14.7% 8.1% -0.1% 4.1% 19.3% 8.5% -12.8% 中央防波堤 0.0% 6.7% -15.6% 12.2% -37.9% 3.0% 28.4% 八 王 子 市 -4.3% 7.5% 3.6% 7.1% 0.2% 0.0% -2.8% 立 川 市 -8.8% 9.5% 5.1% 4.1% 7.8% -6.7% 7.3% 武 蔵 野 市 -14.2% 3.5% 6.7% 3.0% 1.7% -0.4% -1.9% 三 鷹 市 -13.8% 3.1% 2.1% 0.6% 0.8% -1.1% 0.5% 青 梅 市 -7.8% 4.2% -0.9% 4.0% -12.8% 0.0% 2.2% 府 中 市 -15.6% 4.6% 0.2% 7.4% 19.8% -3.8% -1.1% 昭 島 市 -11.7% 4.2% 4.3% 2.0% 0.3% -2.6% 3.5% 調 布 市 -13.1% 4.0% 1.0% 3.6% 9.0% 10.8% -12.4% 町 田 市 -12.5% 0.2% 14.3% -0.4% 1.4% -5.9% 10.3% 小 金 井 市 -11.6% 5.5% 2.7% 8.1% -3.7% -4.5% 1.9% 小 平 市 -13.3% -3.1% 26.9% -1.8% -1.4% -2.1% -0.1% 日 野 市 -13.6% 7.1% -3.1% -0.4% -2.6% -6.1% 9.8% 東 村 山 市 -12.5% 10.9% 0.6% 2.9% -12.6% 1.8% -3.0% 国 分 寺 市 -13.6% -2.3% 53.2% 3.7% -8.7% -2.2% 0.5% 国 立 市 -15.8% 3.8% 3.5% 11.9% -6.4% -12.5% 12.5% 福 生 市 -12.9% 2.3% 1.1% 2.5% -8.2% -15.5% 20.4% 狛 江 市 -12.0% 4.6% -11.3% 0.1% -6.8% 21.2% -10.8% 東 大 和 市 -11.7% -4.4% 40.5% -2.2% 3.9% -7.6% 16.0% 清 瀬 市 -8.3% 6.2% 0.5% -1.4% -3.0% 4.6% -7.2% 東久留米市 -11.8% 5.3% 0.5% -2.0% 2.0% 5.1% -5.9% 武蔵村山市 -10.1% -0.5% 20.2% 2.3% 9.2% -8.7% 18.4% 多 摩 市 -9.9% -1.2% 20.1% 7.2% -0.7% 3.3% -8.2% 稲 城 市 -9.3% 8.5% 6.4% 9.3% 3.7% 1.3% -7.9% 羽 村 市 -11.6% -2.4% 11.6% 1.3% 1.9% -16.3% 25.9% あきる野市 -7.3% 7.2% -0.2% -3.6% -4.5% -1.4% 14.0% 西 東 京 市 -11.6% 5.1% 3.9% 2.3% -1.6% -4.5% 2.5% 瑞 穂 町 -9.6% 1.1% 4.0% 2.1% -3.0% -4.4% 15.6% 日 の 出 町 -7.3% 12.6% 6.4% 2.2% 21.9% -0.8% 4.9% 檜 原 村 42.2% 33.9% 21.8% 42.0% 48.9% 145.3% -98.6% 奥 多 摩 町 43.6% 24.2% 14.3% 21.7% 54.1% 450.8% -99.0% 特別区小計 -14.8% -2.8% 5.3% 4.4% 8.7% 7.4% -8.1% 市町村小計 -10.1% 4.0% 7.7% 3.4% 0.6% -1.5% 2.1% 東京都合計 -12.2% 0.1% 6.2% 4.1% 5.7% 0.7% -3.6% 今回調査では檜原村と奥多摩町の集計範囲が大幅に増えたため 正確な経年変化を把握するために市町村小計と東京都合計から檜原村と奥多摩町の値を除いた 71

76 4-1 特別区 市町村における地域特性 特別区では防火造建築物面積率及び耐火造建築物面積率が高く 10% を超えています 一方 市町村では全体的に建築物の占める面積率が低くなっています ⑴ 特別区特別区では住宅が密集しているほか道路網も密であり 道路率 ( 震災時通行可能道路の割合 ) として抽出されない一般道路が広く存在します 杉並区 中野区をはじめとする多くの区でその他割合が 40% 以上で大きな割合を占めています 密な一般道路の面積がそ の他割合として大きく抽 出される 図 4.1 特別区における市街地の特徴 ( 杉並区 ) 72

77 ⑵ 市町村市町村では建築物間の間隙が大きい傾向がみられますが 空地判定の基準に満たないものも多いです このような土地面積がその他割合として抽出され 市街化の進んだ地域 ( 西東京市 武蔵野市等 ) では 特別区と同様に一般道路の面積も多く含まれ 高い割合を示しています 空地に満たない建築物間の間 隙 一般道路の面積がその他割 合となっている 図 4.2 市町村における市街地の特徴 ( 西東京市 ) 73

78 4-2 経年変化前回調査と比較すると 東京都全体で木造建築物面積が大きく減少する一方で 準耐火造建築物面積と耐火造建築物面積が増加しています 特別区では木造建築物面積が 14.8% 減少し 震災時通行可能道路面積が 8.7% 増加しました 市町村においては 防火造建築物面積が 4.0% 準耐火造建築物面積が 7.7% 耐火造建築物面積が 3.4% 増加しています ⑴ 特別区特別区において大きな変化がみられるのは中央区で 木造建築物面積が 22.3% 減少した一方 震災時通行可能道路面積が 26.9% 増加しています また 新宿区や文京区 北区の準耐火造建築物面積は 20% 以上増加しています いずれの地区についても特に大きな土地改変は見られず 木造建築物等からの建て替えや新築によるものと考えられます ( 図 4.3) 第 8 回 第 9 回 大きな道路改変は行われておらず 準耐火造建築物などへの建て替えや新築の可能性がある 図 4.3 建築物構造改変の状況 ( 新宿区 ) 74

79 ⑵ 市町村市町村において大きな変化がみられるのは国分寺市 (53.2%) 東大和市(40.5%) で準耐火造建築物面積が大幅に増加しています ( 図 4.4) また 狛江市では建築物面積が全体的に減少した一方 空地面積が 21.2% 増加していますが これはマンションの建て替えにより一時的な空地として取得されているため 必ずしも大幅に空地が増加したことにはなりません ( 図 4.5) 第 8 回 第 9 回 住宅やマンションなどの準耐火造建築物が新築された 図 4.4 建築物構造改変の状況 ( 国分寺市 ) 第 8 回 第 9 回 マンションの建 て替えにより 一 時的な空地とな っている 図 4.5 空地の改変状況 ( 狛江市 ) 図 4.1~4.5 の道路図画は 国土地理院長の承認 ( 平 19 国地関公第 377 号 ) を得て作成した東京都地形図 (S=1:2,500) を使用 (26 都市基交第 94 号 ) して作成したものである 無断複製を禁ずる 75

80 76

81 資料 消防署別集計結果 消防署別に集計した結果を次頁以降に示します 集計結果については 構造別の平均階数 平均建ぺい率 混成率 平均延焼速度比 道 路率等の集計項目などです 消防署別集計結果 P78 消防署別構造別階層別建築物棟数の現況 P80 77

82 78 消防署別集計結果 (1) 消防署名 市街地面積 ( m2 ) 木造防火準耐の平均階数 平均階数平均建ぺい率 (%) 混成率 (%) 平均延焼容積率道路率空地率構造別建物棟数木造防火準耐耐火木造防火準耐耐火全建物木造防火準耐耐火速度比 (%) (%) (%) 木造防火準耐耐火合計 丸の内消防署 3,780, 麹町消防署 4,446, ,823 3,486 神田消防署 3,134, , ,368 8,110 京橋消防署 3,855, , ,837 6,726 日本橋消防署 3,092, , ,207 6,920 臨港消防署 10,618, , ,200 3,409 芝消防署 7,394, , ,279 9,448 麻布消防署 3,857, , ,557 7,702 赤坂消防署 4,215, , ,802 5,845 高輪消防署 5,570, ,439 1,278 3,166 7,483 品川消防署 8,439, ,353 3,012 5,584 17,785 大井消防署 9,430, ,345 2,408 3,744 16,197 荏原消防署 5,630, ,143 19,275 4,878 5,175 30,471 大森消防署 18,646, ,722 22,547 9,087 6,780 42,136 田園調布消防署 11,916, ,974 23,533 8,705 5,513 40,725 蒲田消防署 24,319, ,899 14,216 6,614 6,071 29,800 矢口消防署 6,901, ,424 11,415 4,576 3,913 21,328 目黒消防署 14,758, ,310 22,060 14,388 13,599 52,357 世田谷消防署 22,044, ,131 47,503 16,623 13,600 81,857 玉川消防署 15,777, ,542 22,695 9,470 7,248 41,955 成城消防署 20,246, ,346 29,401 9,379 6,141 48,267 渋谷消防署 15,119, ,857 5,691 16,430 37,703 四谷消防署 3,219, ,555 1,457 3,507 7,630 牛込消防署 5,210, ,906 3,926 5,983 16,141 新宿消防署 9,817, ,153 6,583 10,858 30,414 中野消防署 6,565, ,167 15,486 3,289 6,277 26,219 野方消防署 9,009, ,739 22,045 5,541 5,912 36,237 杉並消防署 19,014, ,267 44,741 11,111 7,886 68,005 荻窪消防署 14,894, ,237 32,274 9,272 5,844 50,627 小石川消防署 6,460, ,252 3,671 6,601 20,233 本郷消防署 4,891, ,686 3,881 6,150 18,389 豊島消防署 6,800, ,502 4,012 8,985 24,165 池袋消防署 6,183, ,095 12,513 6,391 7,458 27,457 王子消防署 6,262, ,877 4,596 4,612 22,791 赤羽消防署 9,266, ,984 6,434 4,829 25,159 滝野川消防署 5,001, ,614 4,342 4,883 21,477 板橋消防署 9,990, ,141 21,254 9,500 7,844 40,739 志村消防署 22,103, ,369 29,898 18,772 9,079 61,118 練馬消防署 13,957, ,127 26,223 6,774 8,062 45,186 光が丘消防署 11,028, ,507 18,765 2,780 3,659 28,711 石神井消防署 23,197, ,467 50,085 6,704 7,660 72,916

83 79 消防署別集計結果 (2) 消防署名 市街地面積 ( m2 ) 木造防火準耐の平均階数 平均階数平均建ぺい率 (%) 混成率 (%) 平均延焼容積率道路率空地率構造別建物棟数木造防火準耐耐火木造防火準耐耐火全建物木造防火準耐耐火速度比 (%) (%) (%) 木造防火準耐耐火合計 上野消防署 4,939, ,193 6,486 2,931 6,481 17,091 浅草消防署 2,368, ,560 1,127 5,180 10,349 日本堤消防署 2,769, ,828 2,153 4,370 12,816 荒川消防署 6,195, ,035 11,558 6,419 4,343 23,355 尾久消防署 4,029, ,474 6,634 2,364 19,150 千住消防署 8,657, ,514 12,471 4,333 3,959 22,277 足立消防署 24,803, ,229 35,693 18,650 10,831 69,403 西新井消防署 19,739, ,243 33,119 11,299 6,442 54,103 本所消防署 6,459, ,072 4,928 8,094 20,617 向島消防署 7,251, ,590 14,795 7,726 2,373 26,484 深川消防署 22,762, ,224 5,954 10,149 25,992 城東消防署 19,140, ,383 15,673 8,455 8,033 33,544 本田消防署 20,147, ,537 38,973 15,849 10,257 69,616 金町消防署 14,661, ,716 22,356 9,184 5,697 39,953 江戸川消防署 17,006, ,482 27,550 15,389 5,315 51,736 葛西消防署 16,596, ,946 16,381 7,908 4,590 30,825 小岩消防署 14,822, ,949 29,093 12,612 5,129 50,783 立川消防署 32,310, ,311 32,914 10,865 6,965 56,055 武蔵野消防署 10,764, ,079 17,525 3,592 4,152 27,348 三鷹消防署 16,455, ,992 25,820 5,357 3,143 38,312 府中消防署 29,301, ,967 34,036 8,879 5,545 54,427 昭島消防署 17,145, ,886 13,545 6,453 3,193 27,077 調布消防署 21,603, ,875 29,887 5,083 4,215 43,060 小金井消防署 11,322, ,628 19,698 2,306 2,115 26,747 小平消防署 20,454, ,521 26,793 11,949 2,545 45,808 東村山消防署 17,152, ,916 22,376 9,021 2,991 38,304 国分寺消防署 11,538, ,564 20,788 4,390 2,232 29,974 狛江消防署 6,428, ,137 11,962 1,380 1,345 16,824 北多摩西部消防署 27,968, ,715 28,787 7,066 2,766 43,334 清瀬消防署 10,119, ,875 11,249 1,167 1,389 16,680 東久留米消防署 12,891, ,553 20,971 2,476 2,009 28,009 西東京消防署 15,908, ,633 30,449 3,700 3,542 42,324 八王子消防署 186,520, , ,987 17,538 12, ,202 青梅消防署 103,303, ,258 31,021 4,906 2,355 46,540 町田消防署 71,598, ,198 67,666 27,188 5, ,374 日野消防署 27,413, ,479 31,729 6,254 3,267 44,729 福生消防署 31,198, ,242 28,184 7,863 3,368 46,657 多摩消防署 21,076, ,335 12,602 4,426 3,883 22,246 秋川消防署 206,880, ,857 29,162 5,908 1,932 49,859 奥多摩消防署 225,423, ,314 1, ,783 稲城消防署 17,970, ,188 9,107 2,048 1,595 15,938