(1) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要第 2 巻第 1 号 2008 研究論文居場所感に関連する大学生の生活の一側面 Some Aspects of the Daily Life of University Students Related to Sense of Ibasho. *

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ちとらいさやま
5 years ago
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1 Kobe University Repository : Kernel タイトル Title 著者 Author(s) 掲載誌巻号ページ Citation 刊行日 Issue date 資源タイプ Resource Type 版区分 Resource Version 権利 Rights DOI 居場所感に関連する大学生の生活の一側面 (Some Aspects of the Daily Life of University Students Related to Sense of Ibasho.) 石本, 雄真神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要,2(1): Departmental Bulletin Paper / 紀要論文 publisher JaLCDOI / URL PDF issue:

2 (1) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要第 2 巻第 1 号 2008 研究論文居場所感に関連する大学生の生活の一側面 Some Aspects of the Daily Life of University Students Related to Sense of Ibasho. * 石本雄真 Yuma ISHIMOTO * 要約 : 本研究は, 大学生の生活におけるいくつかの側面が, 大学生にとって重要であると考えられる家族, 友人, 恋人関係における居場所感に与える影響について検討したものである大学生に対する質問紙調査の結果, 部活動サークルへの参加の有無, ボランティア活動への参加の有無, インターネット上でのみ交流のある友人の有無, 不登校経験のそれぞれが居場所感に影響を与えていたインターネット上でのみ交流のある友人がいる人の方がいない人よりも, 家族関係における居場所感や恋人関係における居場所感が感じられていないこと, 不登校経験のある人の方がない人よりも, 家族関係における居場所感や友人関係における自己有用感が感じられていないことが明らかになった問題と目的近年, 青年期のメンタルヘルスに関して心の居場所が取り上げられることが多い ( 秦,2000; 田中田嶌,2004 など ) 居場所という言葉は, 本来物理的な場所を指す言葉であるが, 現在ではその居場所という言葉が心理的な意味を持ち, 心の居場所のように使われるようになったここ数年, 心理学の分野でも居場所に対する言及や居場所を扱った調査研究が急激に増えた居場所という言葉が用いられ始めた 90 年代では不登校に関連して居場所を扱ったものが多く ( 梶原, 1993; 難波,1993; 山本,1996; 中野,1997; 米田,1998), 対象も小中学生を想定したものが多かったが,2000 年以降その対象は拡大し, 現在では乳幼児を対象としたものや ( 柴崎,2003), 青年期を対象としたもの ( 村瀬重松平田高堂青山小林伊藤, 2000; 小畑伊藤,2001; 山岡,2002; 堤,2002; 白石,2003 など ), 成人期を対象としたもの ( 中西,2000), 中高年を対象としたもの ( 中原,1998;2002) までみられる対象の拡大とともに居場所という言葉のさす意味も, 当初の意味からは大きく拡大し, 概して安心できるところ, ほっとできるところ, くつろげるところといった曖昧な意味で用いられていることが多い居場所に関する心理学研究は増加したものの, 居場所の定義は研究者によって様々であり ( 小畑伊藤,2001), 十分なコンセンサスは得られていない ( 山岡,2002) といえる一方, 臨床心理学においては, 居場所とは, ありのままで受け入れられることであると定義するものが多く, 例えば廣井 (2000) は, 居場所があるということは, 自分自身でいることが受け入れられていると感じられることであるとしており, 中原 (2002) は, 居場所は, 自分がそこにいてもいい場であり, 自分らしくいられる場であり, 自分がありのままにそこにいてもいいと認知し得る感覚であるとしているまた, 心の居場所に関する論議の発端となった不登校問題の現場においても, 居場所として, 子どもをありのまま受け入れることが大切であるという指摘がたびたびされている ( 朝日新聞社,2000;2003a;2003b;2004;2005 など ) 最近では, 臨床教育学の分野でも, 居場所は, 自分の気持ちを素直に表現してもそれが否定されないところ, 自分の役割が実感できるために自己肯定感が取り戻せるところ ( 廣木,2005) とされているこのように, 教育や臨床心理学など現場に関わる分野では, 居場所はありのままで受け入れられるところという, 居場所の心理的側面に注目した一定の共通理解が得られつつあるといえ, これらの考えは徐々に研究の分野においても共通の認識になりつつあるこのように, 心理学における居場所はありのままでいられるということとして扱われつつあるが, そのような居場所については, どのような理由で居場所を感じられたり, 感じられなかったりするのかについて明らかになっているとはいえない数少ない研究の中で, 石本齊藤 (2007) は中学生の生活に深く結びついている部活動や習い事, 現代に特徴的なインターネット上での友人関係, さらに学校のある地域の雰囲気と心の居場所の関連について検討し, 習い事やインターネット上での友人関係, 学校のある地域の雰囲気が, * 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 / 伊丹市立総合教育センター適応教室やまびこ館 2008 年 4 月 1 日受付 2008 年 9 月 1 日受理 - -

3 (2) 心の居場所が感じられるかどうかと関連していることを明らかにしたそれによると, 習い事をしている中学生はしていない中学生よ ( 男性 50 名, 女性 138 名 ) 平均年齢は 21.29(SD=1.60) 歳なお, 30 歳未満の者を分析対象としたりも友人関係での居場所感やクラスでの居場所感が高いこと, インターネット上にのみつながりのある友人を持つ中学生は, 持たない中学生よりもクラスでの居場所感が低いこと, 比較的落ち着いた地域の学校に通う中学生の方が友人関係での居場所感やクラスでの居 2. 調査時期調査方法調査時期は 2005 年 11 ~ 12 月授業時間に一斉に実施したほか, 直接, または知人を通してアンケートを配布回収した場所感が高いことが明らかになったこのように中学生においては生活に深く結びついている事柄が居場所感に影響を与えていることが明らかになったが, 居場所がどのような理由で感じられたり感じられなかったりするのかを明らかにすることは, 中学生だけでなくその他の年代においても必要である本研究では大学生の生活からいくつかの活動を取り上げ, それらの活動と居場所感との関連について検討するその際, 大学生の生活について, 部活動サークル活動, ボランティアへの参加, インターネット上での友人の有無を取り上げて検討する部活動への参加に関して, 中学生に対する調査 ( 石本齊藤, 2007) では居場所感との関連を持たなかったが, 大半の中学生が部活動への参加をしており, 部活動に参加している者の中にも部活動が嫌いな者から好きな者まで多様な意識での参加が含まれていたと考えられるそれに対して, 自由意志で多くの選択肢から活動を選ぶことのできる大学生においては, 部活動やサークル活動への参加が居場所感との関連を持つことが予想される実際, 小畑伊藤 (2001) の大学生に対する調査では, 友人や家族, 物理的な居場所を除くと, 部活動を心の居場所としている者が多く, 若山 (2001) の大学生に対する調査においても学生会館やサークル BOX といった部活動やサークル活動に関連する物理的場所が居場所として挙げられているこれらの研究では, 部活動サークル活動への参加の有無と居場所感に何らかの関連があることが示唆されており, 実際に部活動サークル活動への参加の有無と居場所感との関連を検討することが必要であると考えられる近年, ボランティア活動への参加は一般的なものとなり, なかでも時間の自由が多い大学生はボランティア活動への参加が多く, 大学生活における部活動やサークル活動, アルバイトに並ぶ課外活動の一つとなっているといえる水野 (2001) はそのようなボランティア活動について, 若者の居場所として機能していることを指摘しており, ボランティア活動への参加が居場所感と何らかの関連を持っていることが予想される現代青年においては,SNS や電子掲示板の普及に伴って, 実際には顔を合わせたことのない友人を持つことは珍しいことではなくなった前述したように中学生に対する調査 ( 石本齊藤,2007) においてはインターネット上の友人の有無と居場所感に関連が示されており, よりインターネットとの接触が多い大学生についても検討する必要があるといえる 3. 調査内容居場所感尺度石本 (2006) が作成した居場所感尺度を用いたこの居場所感尺度は, 居場所があるかどうかを測定するものではなく, 関係性ごとにどの程度その関係性を居場所と感じられているかについて測定するものであるありのままでいられることを表す本来感因子と必要とされている感覚を表す自己有用感因子の 2 因子から構成される (Table1) これらの因子構成に関しては, 心の居場所に関する先行研究からありのままでいられる場所と必要とされていると感じられる場所が想定されたものであり, 因子分析の結果, 実際にその 2 因子に分かれるということが確認されたものであるこれらに加えて, 本研究では探索的に不登校経験と居場所感の関連についても検討する居場所感は特性のように時間を超えて安定性を持つものではなく, 関係性ごとに, ここでは居場所を感じられるが, ここでは居場方法 1. 調査対象者近畿圏内の国立 3 校, 私立 1 校の4つの大学に通う大学生 188 名所が感じられないというようなものであるよって, 今回は大学生にとって重要であると考えられる, 家族, 友人, 恋人関係における居場所感をそれぞれ測定した友人関係は学内に限らず, 最も仲の良い友人を想定してもらった - 2 -

4 (3) それぞれ家族と一緒にいるときの自分を思い浮かべてください, 最も仲のよい友だちと一緒にいるときの自分を思い浮かべてください, 恋人と一緒にいるときの自分を思い浮かべてくださいという文章を提示し, それらの人間関係にいる自分を想起するよう促したあと, 以下の文が,## にいるときのあなたにどの程度あてはまるかを 1: あてはまらない ~ 5: あてはまるまでの5 段階で,( 例 ) のようにをつけて答えてくださいとし, 回答を求めた ## 内は家族と一緒, 最も仲のよい友だちと一緒, 恋人と一緒という語句が入るまた, 項目についてもそれぞれの関係性ごとに対応するように, 一部の語句を変えてある (Table2) あてはまらないからあてはまるの 5 件法である大学生の生活状況および不登校経験部活動サークル参加の有無, ボランティア活動への参加の有無, インターネットやメール上のみでの友人がいるかどうか, 不登校経験の有無を 2 件法でたずねた p <.01) があり, 男性より女性のほうが恋人関係において本来感, 居場所感を感じていることが分かった恋人関係における居場所感の得点に関して, 女性の得点が高いことと男性の本来感が低いことが注目すべき点として挙げられる恋人関係は関係性の性質上, 家族関係や友人関係よりも居場所得点が高いことが想定され, 女性の得点の高さはこのようなことを反映したものであると考えられるまた, 恋愛関係における性差についてはこれまでもいくつか指摘されてきており ( 例えば, 松井,1998, 豊田岸田,2006), 松井 (1998) によると恋愛の初期や中期においては, 女性よりも男性のほうがコミット ( 関与 ) が大きいというコミットは感情の高まりやのめり込んだ状態を指すというこのことからは男性のほうが感情の高まりが強い分, ありのままの状態で恋人に対して接することができていないということが考えられるが, 今回の調査では恋人がいる調査対象者が少なく, 十分な人数での検定が行えなかったので, 今後感情や行動面も含めての調査が必要とされるであろう結果考察 3. 部活動サークル参加による居場所感の比較 1. 尺度の検討居場所感尺度は, 今回はあらためて因子分析を行うことはせず, 作成されたときのままの因子構成で分析を行った自己有用感因子のα 係数は, 家族関係で.89, 友人関係で.88, 恋人関係で.88 であった因子の合計点を項目数で割ったものを, 自己有用感得点としたところ, 家族関係では平均値 3.67, 標準偏差.80, 友人関係では平均値 3.62, 標準偏差.67, 恋人関係では平均値 4.17, 標準偏差.65 となった (Table3) 本来感因子の α 係数は, 家族関係で.88, 友人関係で.89, 恋人関係で.86 であった因子の合計点を項目数で割ったものを, 本来感得点としたところ, 家族関係では平均値 3.68, 標準偏差.84, 友人関係では平均値 3.80, 標準偏差.71, 恋人関係では平均値 3.99, 標準偏差.67 となった (Table3) 部活動サークル参加者と部活動サークル非参加者の, 家族, 友人, 恋人関係における居場所感の平均値の差を検定した結果を Table4 に示す家族自己有用感において得点に有意な差 (p <.05) があり, 部活動サークルに入っていない人の方が入っている人よりも家族関係における自己有用感が高いことが分かったこのことの理由について詳細な検討は今回の調査内容からは困難であるが, 現実的に家族から必要とされているということで, 時間的な問題や金銭的な問題で部活動やサークルへの参加が困難になっているということも考えられるまた, その他の関係について有意な差がみられなかったことについては, 部活動やサークルに対する関与の度合いによるものとも考えることができ, 今後活動内容や関与の度合いも考慮した検討が必要とされる 2. 性別による居場所感の比較家族, 友人, 恋人関係における男性と女性の居場所感の平均値の差を検定した結果を Table3 に示す恋人居場所感, 恋人本来感において男性と女性の得点に有意な差 ( 居場所感 ;p <.05, 本来感 ; 4. ボランティア活動への参加による居場所感の比較ボランティア活動参加者とボランティア活動非参加者の, 家族, 友人, 恋人関係における居場所感の平均値の差を検定した結果を Table5 に示す恋人居場所感と恋人自己有用感において, 得点に - 3 -

5 (4) 有意な差 (p <.01) があり, ボランティア活動に参加していない人の方が参加している人よりも恋人関係において居場所感や自己有用感を感じているということが分かった今回の調査からは, ボランティア参加の有無と恋人関係における居場所感との関連について, どのような理由によるものかは考察することができないが, ボランティア活動の有無と居場所感について, ボランティア先での居場所感も含めて, 今後も知見を積み重ねる必要があろうクラス関係や大学生における家族関係, 恋人関係といった友人関係以外で居場所感を感じられないことを補完しているといえようこのことはインターネットやメールへのめり込んでいくことや, インターネットでの人間関係に依存したひきこもりの問題を考える上で重要な視点となり得るインターネットやメールでの人間関係に依存し, 現実社会での不適応感を高める人に対しては家族関係をも含めた多種の関係性の中での適応感を高めていくことが必要であると考えられる 5.インターネット上での友人がいるかどうかによる居場所感の比較実際に会ったことのない, インターネット上やメール上の友人 ( 以下, インターネット上の友人とのみ表記 ) がいるかどうかが現実世界のリアルな人間関係である家族, 友人, 恋人関係の居場所感にどのような影響を与えるのかを検討するため, インターネット上の友人の有無で居場所感の平均値の差を検定した結果を Table6 に示す家族居場所感, 家族本来感, 恋人居場所感, 恋人自己有用感, 恋人本来感において得点に有意な差 ( 恋人本来感 ;p <.05, その他 ;p <.01) があり, インターネット上の友人がいる人の方が, いない人よりも, それらの得点が低いことが示された中学生を対象とした調査 ( 石本齊藤,2007) では, インターネット上の友人の有無はクラスにおける居場所感と関連していたが, 大学生においては家族関係や恋人関係における居場所感がインターネット上の友人の有無と関連していたインターネット上の友人の有無が現実世界での友人関係における居場所感と関連しないことは興味深いが, このことは前述した中学生を対象とした調査においても同様の結果が見られており, インターネット上の友人関係は現実社会での友人関係を補完するものではなく, 中学生における 6. 不登校経験による居場所感の比較不登校経験の有無による家族, 友人, 恋人関係における居場所感の平均値の差を検定した結果を Table7 に示す家族居場所感, 家族本来感, 友人自己有用感において有意な差 (p <.05) があり, 不登校経験がない人よりも不登校経験がある人の方がそれらの得点が低いことが分かった不登校問題が, 居場所が注目される端緒となったことから, 不登校生の居場所感についての研究は非常に重要なものであるといえるが, 不登校生に対する調査は困難であり, 実際不登校生を対象とした居場所に関する研究は見られないのが現状である本研究においても, 不登校生を対象に調査を行うことはできなかったが, 不登校経験と居場所感の関連が認められたことで, 不登校問題が居場所感と関連するということが再確認された今回の調査では不登校経験がいつの時期のものであるかは尋ねていないが, 不登校問題の中心が中学生であることを考えると, 大学生になるまでに少なくとも 3 年以上の期間が過ぎているにもかかわらず, 不登校経験がある人の方がない人よりも, 家族関係における居場所感や友人関係における自己有用感が低いことが示され, 不登校経験がその時点での問題にとどまらず, その後も影響を持ち続けるということが明らかになった不登校経験者が成人になった後も心理的 - 4 -

6 (5) に不安定であることは桑代郷間森下 (2002) のバウムテストを用いた調査でも示されているが, 居場所感という観点からも, 不登校経験者に対してそのとき限りではない長いサポートが必要であることが示されたといえる不登校生に対する調査が困難であることと同様に, 不登校経験者に対する調査も人数を集めることの困難が常にあり, 今回の調査でもその問題点を克服することができていない今後は調査方法や調査対象者を工夫することにより, 不登校生や不登校対象者に対する調査を充実させていくことが望まれるまとめ本研究では, 大学生の生活に関連するいくつかの側面を捉え, 家族, 友人, 恋人関係における居場所感への影響を検討したその結果, 部活動サークルへの参加, ボランティア活動への参加, インターネット上の友人の有無, 不登校経験のそれぞれが大学生の様々な関係性における居場所感へ影響を与えていることが示された中でも家族関係や恋人関係において居場所がないと感じていると, インターネット上の友人関係へと居場所を求める可能性が示されたこと, 不登校経験がある者は大学生になってからも家族関係における居場所感や本来感, 友人関係における自己有用感を抱けないという困難を抱いていることが示されたことは大学生に対するサポートを考える上においても重要な知見となるであろう恋人がいるということは一般的にはメンタルヘルスを向上させるイメージがあるが, 恋人がいて居場所が感じられない場合はインターネット上の友人を求めることで, 現実世界との断絶を生む可能性もあり, 慎重な検討が必要であろう不登校経験については先行研究同様, 不適応傾向が継続することを示しており, 家族関係や友人関係において, 居場所があると感じられるようにサポートしていくことが必要であるといえよう大学生の生活と居場所感の関連について示した研究は少ない居場所の持つメンタルヘルス向上の効果を考える際にも, 大学生のどのような活動, どのような経験が居場所感と関連しているのかについて, 本研究で取り上げたもの以外の要因に関しても資料を積み重ねていくといった知見の集積が必要であろう引用文献朝日新聞社 2000 不登校の子どもたちが集うサークルラフ ( リポート山梨 ) 11 月 5 日朝刊朝日新聞社 2003a 不登校 :3 居心地のよい場所必要 ( ゆらぐ教育 ) 10 月 18 日朝刊朝日新聞社 2003b 居場所ありのまま受け入れて( コドモたちはどこにいる?) 7 月 23 日朝刊朝日新聞社 2004 自分嫌い劣等感, 居場所がない (10 代の入り口で : 中 ) 7 月 16 日朝刊朝日新聞社時間傷とともに進もう 2 月 27 日朝刊秦彩子 2000 心の居場所と不登校の関連について臨床教育心理学研究,26, 廣井いずみ 2000 居場所という視点からの非行事例理解心理臨床学研究,18, 廣木克行 2005 臨床教育 (Clinical Education) 子どもの居場所をつくる神戸大学発達科学部編集委員会 ( 編 ) キーワード人間と発達大学教育出版 Pp 石本雄真 2006 対人関係からとらえる青年期の心の居場所 ~ 中学生と大学生に対する調査を通して~ 神戸大学大学院総合人間科学研究科人間発達科学専攻平成 17 年度修士論文 ( 未公刊 ) 石本雄真齊藤誠一 2007 中学生の生活が居場所感にあたえる影響について神戸大学発達科学部研究紀要,14(2),1-6 梶原康史 1993 心の居場所論が登校拒否を減らせるか心理,47(8), 児童小畑豊美伊藤義美 2001 青年期の心の居場所の研究自由記述に表れた心の居場所の分類情報文化研究,14,59-73 桑代智子郷間英世森下一 2002 不登校を経験した成人の対人関係についてバウムテストによる検討教育心理学研究, 50(3), 松井豊 1998 恋愛における性差現代のエスプリ,368, 水野篤夫 2001 居場所づくりの指導者論田中治彦子ども若者の居場所の構想学陽書房 Pp 村瀬嘉代子重松正典平田昌子高堂なおみ青山直英小林敦子伊藤直文 2000 居場所を見失った思春期青年期の人びとへの統合的アプローチ通所中間施設のもつ治療成長促進的要因心理臨床学研究,18, 中原睦美 1998 中高年脳卒中患者の障害受容と援助リハビリ意欲と居場所との関係に着目して心理臨床学研究,15, 中原睦美 2002 受診が著しい遅延した重症局所進行乳癌患者の心理社会的背景の検討依存のあり方と居場所感をめぐって心理臨床学研究,20,52-63 中西友美 2000 若い世代の母親の居場所感についての基礎研究臨床教育心理学研究,26,87-96 中野和巳 1997 学校をもっと居心地のよい空間にしよう居場所づくりとしての施設改革公評,34(6), 難波一夫 1993 登校拒否の子どものための居場所づくりいま, 子どもたちが問いかけているもの教育,43(4),49-60 柴崎正行 2003 乳幼児は心の拠り所をどのように形成していくのか発達,24,2-4 白石大介 2003 大学生の居場所に関する調査研究学生相談センター紀要,13,1-13 田中麻貴田嶌誠一 2004 中学校における居場所に関する研究九州大学心理学研究,5, 豊田弘司岸田麻里 2006 教育用簡易版恋愛感情尺度の作成奈良教育大学教育実践総合センター研究紀要,15,1-6 堤雅雄 2002 居場所感覚と青年期の同一性の混乱教育学部紀要 ( 人文社会科学 ),36,1-7 島根大学若山隆 2001 こころとからだの在るところ私たちの居場所の問題現代と文化,105,67-82 山本順彦 1996 こころの居場所創造のための実践的教育学序説デューイの経験と教育の理論からその指針を学ぶにあたって児童教育学研究,15,

7 (6) 山岡俊英 2002 大学生の居場所とセルフエスティームに関する一研究佛教大学教育学部学会紀要,1, 米田薫 1998 心の居場所としての適応指導教室に関する研究日本教育社会学会大会発表論文集,50,

神戸法学雑誌 66 巻 2 号 1 神戸法学雑誌第六十六巻第二号二〇一六年九月 ALAI JAPAN B

神戸法学雑誌 66 巻 2 号 1 神戸法学雑誌第六十六巻第二号二〇一六年九月 ALAI JAPAN B Kobe University Repository : Kernel タイトル Title 著者 Author(s) 掲載誌巻号ページ Citation 刊行日 Issue date 資源タイプ Resource Type 版区分 Resource Version 権利 Rights DOI 類似性と二次創作 (Similarity in Copyright Infringement.) 前田,

(1) 神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要第 2 巻第 1 号 2008 研究論文 居場所感に関連する大学生の生活の一側面 Some Aspects of the Daily Life of University Students Related to Sense of Ibasho. *

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