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6 稲栽培期間のメタンフラックスは 1.1~23.0mg/

7 タブル分光光度計の 3~4 波長を使った重回帰式

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9 起こり, 年により 5~10% 減収した さらには農 札幌の 6~9 月の純一次生産力と米の収量との関 温度処理区では認められた 650~

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13 の年間の炭素収支は 270~320gCm-l のマイナスを

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17 の 9 日間の累積揮散率は 3~26% と見積もられ

18 ア態窒素の約 80~100% が回収され, 粒径による差 収は 60~80% の範囲にあり, 粒径の小さいもの程

19 いては牛ふん 1 に対して下水汚泥 O.5~

20 完 3~6 継 5~8 継 5~7 新 6~8 新 7~9 完 4~6 継 58~5 ~(10) 継 5~9 継 5~9 継 62~4 ~(7)

21 完 5~61 環境資源 土壌物理研 吉

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23 完 2~6 完 4~8 継 3~7 完 4~6 継 5~7 継 5~7 継 6~10 継 5~7 継 5~8 継 6~9 継 5~8 新 7~9 ~12 新 7~12

24 継 6~9

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26 継 5~7

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28 ~(6) 完 4~8 継 6~9 新 7~9 継 3~4

29 継 3~7 完 4~6 継 5~8 継 5~9 継 5~9 完 5~6 継 6~8 継 6~10 ~10 新 6~10 新 7~9 新 7~10 新 6~10 完 4~6 完元 ~6

30 継 58~ 継 59~ 継 5~7 継 5~7

31 継 5~9 継 5~8 ~11 完元 ~5 ~(6) 完元 ~5 ~(6) 廷 63~ ~(7) 完 4~6 継 4~8 継 4~9 継 6~9 完 6~9

32 継 6~8 新 7~11 新 7~8 新 7~10 ~11 新 6~8 継 2~7 完 2~8 継 4~8 継 5~8 継 6~9 完 2~6 完 2~6

33

34 ~(7) 継 6~8 継 5~7 新 6~10

35 継 6~9 新 7~9 新 6~8 新 6~ 1l 完 2~6 継 2~7 継 3~7 継 3~7 継 3~7

36 継 4~9 継 3~7 新 6~10 継 62~ ~(8) 継 63~4 ~(8) 完 2~4 ~(6) 継 2~7 完 4~6 継 5~7

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41 -~ ー -~ ご \~ コ 産 ~ 変鳴

42 ~

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44 には, 得られる動物性蛋白質の 4~5 倍の植物性 ~6[g 人一 1 日 1J 程度の蛋白質しか消費していな

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46 76~ 31~ 21~

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50 2 種が 1.2~1.3km, ショウジョウトンボが 1.0~1.lkm ほどであった ( 守山ほか,

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52 ていた (~ 武江産物志 J1 )0 これらの地域はいずれも

53 ~ ノー ::t

54 ~I ~"1 : ~, : O~,.10~,.10~,.10~,.10~, ~ の年度を表わす 各年度のうち, 冬鳥の場合 2~3 年に 1 回の割合で林床管理を行

55 ~85.9 ~86.9 ~87.9 ~88.9 ~89.9 ~90.9 ~9 1. 9

56 ~,/ せるためには 2~3 年に 1 回程度の林床管理を行

57 I 約 1km 以内水酌土地利問 ~ÐEJL

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59 ~ ~ ~64X ~ 結合数は 30~100% とした なお, ニューロコン 400~1200 回で

60 Alto) で 1~60 分程度であり, マーーー一宇一一ーーー _t-~_ 十,- 45%~75% の聞に分布した

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62 5 9 I I I. 研究課題の展望 ている O チャンパ法と微気象学的方法とによる測 定状況を写真で示す 本節では農耕地など生態系 顕熱だけである ( O h t a k i&matsui ) 間接測定法は 植生上の物質フラックスはその で自然状態のままブラックスを測定評価する方法 濃度勾配に比例するとの仮定に立脚する方法で の概略を示す 植生上の 2高度以上で対象ガスの濃度勾配とその 自然状態でブラックスを評価するということ 聞の鉛直方向の輸送速度を求め 両者の積として は 植生上でガスなど物質の鉛直方向の輸送量を ブラックスが得られる 原理的には濃度勾配と輸 計測する事に他ならない 直接測定法としては渦 送速度とがわかればどのような物質に対してもフ Eddyc o r r e l a t i o n )があり測定精度が高い 相関法 ( ラックスが計算可能である しかし 気象条件に が 応答速度の速い(時間分解能の高い)測器を よっては濃度勾配とブラックスとの比例関係が成 0 用いて 風速の鉛直成分と対象物質濃度変動を 1 り立たない場合があったり 微気象計測データか Hz程度のサンプリング周期で計測する必要があ ら求められる輸送速度の精度が極端に悪い場合が る 分析感度と時間分解能の制約があるため 現 ある O H20 在ブラックスを実用的に計測できるのは CO 2 O 輸送速度を計算する方法には熱収支法 ( E n e r g y Budget Method) と空気力学的方法(傾度法 AeroDynamicMethod)とがある 熱収支法では O 2高度の気温と湿度の鉛直勾配と純放射 地中熱 流量などを計測し 熱と水蒸気が同じ機構で輸送 されると仮定して 2高度問の鉛直輸送速度を求め る 空気力学的方法は 水平風速の鉛直分布が対 数分布になることを利用して運動量の輸送速度を 求め これに大気安定度に応じて補正を加えるこ とによって物質の輸送速度とする O 熱収支法では地表面の熱収支から決定するの で 水田や湿地等の場合 水体への貯熱量 水の 写真 A:チャンパ法によるメタンフラックスの測定例 却 (1路湿原 名古屋大の寺井ら) 流入流出量の把握が必要となるが一般には困難で ある このため CH4など湿地特有のガスブラック ス観測には傾度法が有利となる O 傾度法と熱収支 法は従来 CO2 H20 顕熱ブラックスの測定に用 いられてきた これは比較的応答性の低い測器で 容易に平均濃度勾配(l O~30分平均値)を測定で きることによる しかし CH4のような低濃度のガ スの濃度勾配を測定するには連続測定可能なガス 濃度分析計が必要である また 多様な気象条件 下で常に信頼度の高い輸送速度を計算できる手法 の開発も研究課題として残されていた 以下 3節 では本研究で開発した NDIRメタン分析計の特徴 とこれを用いて明らかになった生態系での CH4濃 写真 B:微気象学的方法によるメタン CO 2フラック ス及びエネルギ収支の観測風景(農研セン ター谷和原圃場) 度の特徴を示し 4節 5節ではブラックスの評 価精度向上のための理論的検討やその適用 計測 手法の改善など結果の概要を示す

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64 ~ 1.8~1.9ppmである O 夜間は 22 時以降風速の低下 の濃度差は比較的風速の高い日中でも 0.3~O.5

65 .~"W lï- 白, ロロ司国 g~ o-ロ Oo[}. 口.[]O D- 口 -a.[]0 ロ ロ日 0.0.8_~ ~

66 し, 植生条件に応じて群落上 0.3~ 1. 5m の高さに In~~ V~~~~ V~~ ぷ 0) D=}(z~Z-Ul 凡 (ω 手 ~

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68 5~ には大気濃度より 20~30% 高濃度の CH 4 が蓄積さ

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70 い状況で, 好気性の草地で 30~60μg/

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72 ~

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75 ~ ~

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80 ~ ~ ~.~ ~.~ ~.~.~.~.~

81 イネ, レタスの幼根伸長を 18~30ppm で 50% 阻害

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86 ~3 日の雌雄を一対ずつ透明なアイスクリーム ~10 時間 S~ っ C ì! CH ヮ Ç~2 ç~ っ CH ヮ :=, /\ρ\/\/\/\~/\~;\ と /\ /\ ミ /\/\ ミ /\ ミ / て /\~/\

87 11 月 8~12 日 7/5~7/31 7/25~9/7 10/27~11/21 10/31~11/24

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90 .

91

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96 約 3~4 倍に上昇していた 人間の活動に伴って 168~ ~260

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98 ) 図説シリーズ ~N

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100 ~82-8

101

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103 研究成果報告書 J35, 82-15~82-16r 科学技術庁 35, 82-9~82-10

104 82-17~ ~1-6

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110 Str~ρ tomyces

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136 ~ ~

137 11 月 19 日 I~ 科一一

138 9.13~ ~29 5~

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140 台 Jlこ ~

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144 ~ ~ ~7.7.3 ~7.7.3 ~7.7.7 ~7.7.7 ~7.8.6 ~ ~ ~ ~ ~7.10.1

145 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~7.11.5

146

147 ~ ~ ~ ~ ~7 ~ ~ ~

148 ~ ~ ~8.2.1 ~8.2.1 ~ ~8.3.6 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~8.4.10

149 ~ ~ ~ ~ ~9.3.9 ~8.4.7 ~8.4.10

150 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

151 ~ ~ ~ ~ ~7 ~ ~ ~ ~7.6.2 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~7.9.2 ~ ~7.9.20

152 H ~ I ~ H ~ H ~7. H ~7.

153 fi ~ fi ~7. fi ~8. fi ~8. 4~ ~ ~ ~ ~ ~7. 5~ ~7. 5~7.12.

154 ~ ~ ~ ~

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160 ~ ~ ~ ~ ~ ~10.

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163 ~

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168 戸子主 ~

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171 H ~ ~7.6 ~8.10~7 H ~9.14 H ~9.14

172 H.7.9.4~10.3 フィリピン土壌開発センタ一計 H ~10.20 フィリピン土壌開発センタ一計 H ~10.20 ~9 農地を取りまく環境における農 H ~11.14 国研センター 日 ~10.28 環境庁 二国間協力課題 地球温暖化に H ~ 日米科学技術協定下で合意と H ~ H ~10.30 H ~11.4

173

174 ~2. ~2. H.8.2.9~3.9 H ~3.12 H.8.3.1~ ~3.30 ~ ~5.16 H ~3.31 H ~ ~3.26 H ~ ~ ~3.30

175

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177 ウイレ ~W-50S

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