特別展 日本海と山形 会期 : 平成平成 2 年 7 月 14 日 ( 土 )--- 9 月 2 日 ( 日 ) 1990 山形県立博物館

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2 特別展 日本海と山形 会期 : 平成平成 2 年 7 月 14 日 ( 土 )--- 9 月 2 日 ( 日 ) 1990 山形県立博物館

3 ごあい さつ 山形県は 西部を日本海と接しております この日本海は 古来より庄内地域のみならず 内陸地域の人々の歴史や文化にも 様々な影響を与えつづ けてきました 今回の特別展は 日本海と深くかかわってきた山形県のすがたについて 日本海の生いたちから現在までの自然環境の変遷とともに ここで発展してきた石器時代から現在までの人々の 歴史 文化 習俗などに関する多くの資料を総合的に展示して そのかかわりを考えようとするものです 本館は 地学 動物 植物 考古 歴史 民俗 教育の7 部門をもっ総合博物館ですが 今回の特別展は 上記の趣旨から 本館の教育部門を除く6 部門が展示に参加して 日本海 を核とした総合展示を志向して企画いたしました 展示は大きく三部構成されており I 部 : 日本海の生いたち II 部 : 日本海を越えてきた人々 III 部 : 日本海と山形 となっております 本特別展の趣旨をご理解いただき 展示をご高覧くださり 日本海と山形 について より一層の知識を深めていただけれは 幸いです 最後に 特別展の開催にあたり 貴重な資料を快くご出品いただくとともに 展示についでのご指導 ご助言等を賜りました関係機関 関係各位に 厚くお礼申し上げます 平成 2 年 7 月 山形県 ' 立博物館 館長矢口隆一

4 目 次 口絵日本海と山形 ( カラー ) 1 日本海とは ( 解説 ) 一 - 一 - 一 16 I 部日本海の生いたち 23 1 日本海の形成 ー ー ー ー ー 24 2 日本海の変遷... H.. 28 II 部日本海を越えてきた人々 ー 33 l 氷期の自然とくらし... H 日本人の原 像.36 III 部日本海と山形ー ー 海と自然環境 40 2 海の道 ー 海とくらし ー 5 1 展示資料目録一 一.56 協力機関 展示協力者 一一 一..63 凡 例 1. 図録は 展示にそって構成している 2 図録中の番号は 本書の最後にまとめである展示資料目録 の資料番号を示す 3 本文中の掲載資料の産地 出土地はC J で示した また 写真提供を受けた場合は その提供者をく で示し 敬 称は省略した 4. 掲載資料の所蔵者 保管者等は 本文中では省略し 展示 資料目録のなかでこれを明記した 5 特別展の会期中に一部の展示替えを行う場合があり 図録 掲載資料が会場に展示されていない場合がある また 都 合により展示資料の一部を変更することがある 6. 解説文中の引用文は 原文を です ます 体に直しである

5 d OCEAN DRILLlNG leg I hole, core I sect 1'/C í,)j ゾ R 0 ' TOY 70. 日本海海底のボーリングコア フランスのジョイテザス レゾリ ューション号によって 1989 年に日本海の海底を約 820 m ボーリン グして得られた資料で 前期中新 世の砂質の堆積物です この付近 のコアには 日本海が拡大を始めた頃の環境が記録されており j 芙 j 毎の堆積を示す砂岩層に 何層もの海底火山の玄武岩がはさまれて います 大和堆と大和海盆の境界付近 ビカリア Vi,ι-arya ヲ oko 抑制且 1 アジア地域の始新世から中新世 まで産出が知られている化石で とげをもった背の高い立派な巻貝 です 富山県八尾町 黒瀬谷層 47. ゲロイナ ( 左 ) Ge!oina sp ゲロイナやテレスコピウムは ビカリアとともに 熱帯の 7 ング ローフ沼の汽水 ( 海水と淡水のまじった水 ) にすむ貝て \ 化石から 当時の環境を推定できます 富山県八尾町 黒瀬谷層 ゲロイナの現生種 ( 右 ) GeLoina papua C 沖縄県西表島 41 テレスコピウム ( 左 ) TeLescopzU 附 sp 富山県八尾町 黒瀬谷層 42. テレスコピウムの現生種 ( 右 ) Te!escoμum sp.c 沖縄県宮古島

6 ヤマガタダイカイギュウ臼歯 Dusisiren deω'ana カイギュウ デスモスチ / レス ゾウは 第三紀の初め頃 ( 約 6000 万年前 ) に共通の先祖から分かれ て進化したと考えられています いずれも草食の哨乳動物で 日本では中新世以降の地層から化石が 産出します 大江町用 本郷層 デスモスチルス臼歯 Desmostylus jaþo 叩 icusc 岩手県 177. ナウマンゾウ臼歯 Palaeoloxodon naumannz 村山市碁点最上川河床 174. マンモスゾウ臼歯 Mammuthusρrzmzge 刀 zus モンゴル共和国 170. トウヨウゾウ臼歯 Stegodo 河口門 entalis C 千葉県

7 斜軸尖頭器ユーラシア大陸の代表的な中期旧石器とウリ二つです 旧人たちが使った槍先形の石器は 左右が対称形をしていません 硬質頁岩製 山形県史編さん室 山形県飯豊町上屋地 187. 円盤形石核 中期旧石器時代に 形の整った 剥片石器を作り出すために用意さ れた石核 石核の形態は フラン スのルハロワ遺跡の類品に似てい ます 硬質頁岩製 山形県朝日村真木 ビフェース ( 握強 ) 原人や旧人の頭悩の中には 三 角形 卵形 洋ナシ形などの 規 格化された図形がえがかれていました ナウマン象を処理した 万年前の中期旧石器 硬質頁岩製 山形県史編さん室 山形県飯豊町上屋地

8 190. 岩偶結晶片岩の川原石をコツコツたたいて作られた この日本最古のコケシ形石偶には 目 鼻 口の表現がかすかに見られます 高さ 10cmo 2 万 -1 万 5000 年前 東北大学文学部 大分県岩戸遺跡 細石刃と細石刃核骨か木の軸の両側 1) に講を彫りこみ 樹脂やアスフアルトをつめて 中に長き数センチの細かい石刃を並べて植えこみます 槍や錨ができ上ります 明治大学考古学博物 館他 中国海位爾遺跡 196) 山形県角二山遺跡 194) 打製 磨製片刃石斧 中石器時代には 大型の片刃石 斧が目立って使われます 打製品 も磨製品もあります 手斧のよう に L 字形の板をつけて用いられま した 落葉広葉樹林がひろがり 伐採の仕事が大きな比重をしめま した く山形県史編さん室他 左 : 山形県弓張平 200 中 : 山 形県日向洞窟 201 右 : 旧樺太麻 内沢遺跡 198) 298. 謎の青銅万子 日本列島でただ一口の出土品で す 古代中国の殿王朝時代の型式 をもちます 環状の柄頭が欠けており 現在長は 26cm です 紀元前 2000 年紀に 日本海を渡 ったこの万子は何を語りかけているのでしょうか 山形県史編さん 室 山形県三崎山遺跡

9 タ ブノ キ 援1也系の タ ブノキは11量流の影響 遊佐町三崎山 226. ヤフツバ キ タ ブノキ同様 日差温帯に生育す る ツバキ です が H量 流の影響 で 日 本海側 で は秋 田 ま で分布し ま す 飛鳥 242 マルパシャリ ンパ イ H差地系 の 常緑の低木 です 日本 海岸におけ る 自生 の 北限地が暮坪 の立岩 です [i且海町暮坪 ト ビシ マ カ ンゾウ 高山の草原に 多 いニソ コ ウキ ス 269. ゲの一変種 で 寒地系の植物て 飛車 8 ム1 A 叫圃 ハ叫 \1 E? 晴 い十 ぷ av ァ ヤ 一 で青森県 ま で分布 を 広げ て い ま す が 自然林とし て は飛島と三111奇山 が最北です iif; :? 唱 品 - 党; 圃 ト 聞 ー.ピ\ 均;号 ー. 圃咽 且 -ス司

10 コバンザメ頭にコパン状の吸板をもち サ メ類 クジラ 船底なとに吸着し て生活しています 全世界の温 熱帯の海に広 分布し 庄内地方でもとれることがあります モンガラカワハギ骨質のうろこでおおわれていて 模様も独特できれいです 本州中 部からインド洋などに生息 本県に は暖流にのってたまに漂着します 下左. ジャノメガザミカサミ タイワンカザミなどと よく似ていますが 甲の後半面に 3 個の赤紫色の円紋があります 東京湾以南の分布が普通ですが庄 内海岸ても捕獲されます 加茂沖 297. ギフチョウアゲハチョウ科のチョウで 県 内では同属のヒメギフチョウが内 陸に 本種が庄内にと住み分けて います どちらも 春の女神 と 言われて親しまれています 朝日村 297 ー ー

11 籾圧痕土器 (ì 酉田市生石 2 ) 遠賀川系土器 ( 蔓 ) (i 毎回市生石 2 ) 307. 遠賀川系土器 ( 壷 ) く秋田市教育委員会 秋田県秋田市地蔵田 B) 32 0 十字文叩壷 12 世紀 八幡町循の腰経塚 322. 叩萱 12 世紀 山形市仁田の沢経塚 弁財船 弁財型北前船 ye 模型江戸時代に 日本海の航路を走 った大型輸送船である弁財船の kijye と推定される大型の桜 I です 北前船の海上安全を祈って 鶴岡 市加茂の港近くにある 春日神社 に奉納されていたものです 宮崎修一 一

12 上. 子どもを抱 アマハゲ子ともにとって 泣き出すほど こわいアマハゲですが それは家 々に幸福をもたらすため 新春に訪れる神の使者なのです 遊佐町鳥崎地区 345. アマハゲ面 アマハゲ面は 人閉め顔を示し たものもありますが やはり鬼の顔を模したものが多く 現在は新作面が使用されています 遊佐町鳥崎地区 にd

13 日本海とは ( 解説 ) 日本海の海況 日本海は 南から対馬海峡 津軽海峡 宗谷海 峡 間宮海峡の四つの海峡によって外洋と接して います これらの海峡は いずれも狭 浅いのを 特徴としています 対馬海峡と津軽海峡では 浅いところでそれぞれ水深 140m 程度であり 宗谷海峡と間宮海峡ではさらに浅く 最も深いところでも宗谷海峡では水深 55m 間宮海峡て " は水深 12m です こうした海峡部の地形は 日本海に閉鎖的 な環境を与えています 日本海の内部では 水深が 3 000m を越す深い海 が広がっており 孤立した環境のもとで日本海独特の海水が形成されています この海水は 日本海固有水といわれるもので 水深 mより深いところに存在し 水温が低 < (O-O.5'C) 溶存酸素が高いのを特徴としています この日本海固 日本海の海流 ( 夏季 ) ( 理科年表 1990, による ) 1. 黒潮 2 黒柳 l 続流 3. 黒潮反流 4 規制 5. 対馬暖流 6. 津軽暖流 7 宗谷暖流 8. リマン海流 有水は 日本海の 85% の海水を占めるといわれて います 一方 日本海の表層部には 対馬海峡から流入 してくる強い暖流があります これは対馬暖流と いわれ 日本海に大きなアクセントを与えていま す 対馬暖流は 日本海でいくつか枝分かれをし ながら 日本列島の沿岸部にそって北上し 主に 津軽海峡を経て太平洋へ流出し 残りが宗谷海峡 からオホーツク海へ流出したり 日本海北部で変 質してリマン海流につながっています 日本海の 表層部の海水分布は 南側は対馬暖流による暖か い海域ですが 北側は日本海固有水の影響する北 方冷水域と呼ばれる水温の低い海域で この境界しおざカ いは潮境 ( 極前線 ) を形成しています また南側の対 馬暖流域でも 枝分かれした海流の間に いくつかの冷水域が存在し 海流の流路に影響を与えています こうした対馬暖流の日本列島への影響は大きく 生物の分布や冬の降雪などの気象現象 また漁業などの人々のくらしに 様々な形でおよ ( 紺野, 1975 による ) 時対馬暖流 1 : 第 l 分校 II: 第 2 分校 IlI: 第 3 分校 1. 島根冷水域 2 隠岐北方冷水域 3 山陰冷水域 4 若狭冷水域 5 能登冷水域 6 佐渡冷水域 7 大和堆冷水域 8. 入道冷水域 んでいます

14 2 日本海の海底地形と地質 日本海の海底は 深くて複雑な地形をしていま す 大地形を概観すると 北部の深くて平坦な部 分と南部の起伏に富んだ地形が対照的です 北部 か川まんは水深約 3 500m の 日本海盆と呼ば れる部分で 海底の地質は 海底下 1.5-2km の厚い堆積層があ り その下には太平洋などと類以した玄武岩質のちかく海洋型地殻があるといわれています 南部の地形 は 大和海盆や対馬海盆などの深い海がいくつかやまとたいおきかい札いあり これをへだてるように 大和堆や隠岐海嶺 などの海底からの高まりがいくつもあり 複雑な 地形となっています 海底の地質は 厚い堆積層 の下に 海盆では日本海盆と同様に 海洋型地殻 があると考えられています 一方 大和堆などの 高まりは 内部が花コウ岩類から成る大陸型地殻 から成ると考えられています 大和堆からは j容 { 十っさよかL がん 結凝灰岩という 陸上での火山噴火を示す岩石が のうひ 採集きれています この岩石は 濃飛流紋岩と呼 ばれる 中生代末 ( 約 7000 万年前 ) の火山噴出物 の一部と考えられ 日本海がまだ存在していない 陸上の時代を物語っている岩石と考えられます 日本海はいつ な姿になったのでしょうか どのように形成され現在のよう 等 ; 架線の単位 m 日本海の海底地形 日本第四紀地図 (1987) による - 17 ー

15 3 日本海の形成最近の考えによると 日本海の形成は アジア大陸の東縁が引き裂かれ 海底が拡大するような運動によって形成されたといわれています このときの海底の拡大に伴って噴出した大量の玄武岩質の溶岩類によって 大和海盆などの地形や地質が形成され またちぎれた大陸の断片が海底に残 やまとたい されて大和堆などを形成したと考えられるように なりました こうした日本海の生いたちを 周辺のプレートの運動と関連させて概観してみます 1 中生代の末 ( 約 7000 万年前 ) 平日本列島は アジア大陸の縁辺部に位置しており 日本海はまだ存在していません 海洋からプが陸側に付け加えられていました また大陸の東縁部の現在の西南日本や沿海州にあたるところでは 激しい陸上の火山活動があり このとき形成のうひやまとたいされた流紋岩類 ( 濃飛流紋岩 ) の一部が 大和堆 2 前期中新世 ( 約 2400 万年 万年前 ) の初め日本列島は まだ大陸の東縁にありましたが まって 断裂と陥没を伴った大規模な火山活動が発生し 大量の火山噴出物が形成されました この噴出物をグリンタフと呼んでいます 日本列島は こうした活動とともに 徐々に大陸から離れはじめました 陥没した場所は 南北に速なる大きな溝状の地形 ( 地溝帯 ) となり ここは湖水的な環境となりま体も流入して 石炭層や植物化石が形成されました 3 前期中新世 ~ 中期中新世 ( 約 1600 万年 万日本列島が大陸から離れはじめると 南から暖 レートが大陸の下にもぐりこんで 海底の堆積物 などの現在の日本海の海底にも残されました この頃より このあたりを引き裂くような力が強 した ここへは 周辺からは土砂とともに 植物遺 年前 ) の初め 朝彦原図による ( 以下同じ )

16 流が進入してきて 日本海が形成されはじめました この最初の日本海は 暖流の強い影響によって 熱帯 ~ 亜熱帯の気候となり この時代の地層に熱帯性の生物の化石が残されました 現在の西南日本から本州中部にかけては 熱帯のマングローブの花粉化石もみつかっています 日本列島の内陸部でも こうした気候のもとで 常緑広葉樹を主体とした暖帯林が形成されました 日本海の拡大とともに 相対的に大陸から離れていった日本列島の運動は 古地磁気の研究によると 逆,< Jの字状に折れ曲がるような動きをしたと考えられています 4 中期中新世 ( 約 1600 万年 万年前 ) 日本海はさらに聞いていきましたが この拡大は 約 1400 万年前頃には終ったと考えられています この頃より日本海は 急激に深い海となっていき 日本海盆なども深化し 大陸地殻の断片と考えられる大和堆なども海底に沈んでいきました また現在の日本列島も全般に深い海となり 広く水没していった列島は 高い山の部分だけが海面から顔を出す多島海のような環境となりました この頃の深い海では 泥の堆積とともに プランクトンの遺体が石油となっていきました またところどころの浅い海では 海底火山も起こり この時代特有の黒鉱鉱床と呼ばれる金属鉱床も形成されていきました 5 後期中新世 ( 約 1000 万年 -500 万年前 ) 日本海の内部は 約 1000 万年前あたりから そ れまでの引張りから 再び 大陸側へ押されるような圧縮の力が強まり出したと考えられています これによって日本列島は隆起しだし 奥羽山脈も形成されていきました 日本列島付近の深かった海もしだいに浅い環境へと変わり 浅海では様々な生物が栄えました 奥羽山脈は 中新世のおわりには陸化しており この頃に山脈の両翼部の陸上で カルデラを形成 19 ー

17 するような火山活動が いくつも発生しました 6 鮮新世 ( 約 500 万年 万年前 ) 東北日本では 奥羽山脈はさらに隆起し 少しおくれて鮮新世には出羽丘陵も隆起してきました 日本列島は しだいに現在の姿に近い形を整えてきました これに伴って 海洋も日本海と太平洋に分化し また暖流と寒流が日本列島付近で相互に影響し合う 現在の海況カが宝ほほした 内陸の海は 後退して内湾や湖水の環境に変化していきました 7 第四紀 ( 約 160 万年前 ~ 現在 ) 日本列島や日本海はほぼ現在の姿となりましたが 列島の山脈はさらに高 隆起し これに対して平野や内陸盆地は沈降するような運動が進行し 現在の日本列島にみられる 起伏に富んだ地形が形成されていきました 同時に 奥羽山脈上などでは 活発な火山活動がありました 第四紀は 気候変動が激しく 寒冷な氷期と暖かい間水期がくり返されました 氷期には 海水準の低下がおこり 海峡部の浅い日本海は 大陸とつながるような閉鎖的な環境となりました 最後の氷期も約 2 万年前をピークとしておわり 約 l 万年前には再び強い対馬暖流が日本海へ流入して ほぽ現在の海況と気候となってきました 4 日本海と山形アジア大陸の東の瑞に 花づなのように連なっている日本列島は 内側に日本海をだレています 山形県は その名前からして 山国 のイメージが強いようです けれども 人の横顔 にたとえられる山形県の顔は 庄内海岸つまり日本海に面しています しかも日本海に面しているこの顔は 花づなの列島の中央に位置しています 北からも南からも そしてまた直接に アジア大陸から日本に向った人も文化も わが山形の地を目指してきたのでした 250 万年前の第三紀に アフリカで誕生したヒト は 第四紀の更新世になって生活の場所をユーラシア大陸に拡げました 前期旧石器時代に 北京原人の仲間は 北九州から東北地方の南部まで入りこみました それ以後 中期旧石器時代にはネ アンデルタール人の仲間が さらに後期旧石器時代には ホモ = サピエンス = サピエンスが 北のシベリア大陸からまた西の中国大陸から 日本へ 山形へと到達したのです シベリア大陸を舞台に展開した石器文化と 中国大陸に発達した石器文 化との接点として 東北日本が そして山形があった といえましょっ 東日本海の中央にある山形の地には 日本海を利用した人びとの文化が息づいています 日本海がいまの形になった約 1 万年前 完新世の初頭には 北陸から北海道 サハリン島に 日本文化の基層となった石器文化の数かずの道具が 斧 錐などを みられます 山形県高畠町日向洞窟の土器 石槍 シベリア大陸の中石器時代の土器 石槍 斧 錐にくらべると 驚くほど似ていることに気づくでしょう 日本海を利用した文化交流のさかんなことが分ります 日本海を 海の道 として利用してきた歴史は日本海の歴史とともに長いのです そしてその歴史は いまに至るまで さらに将来にまで続くは ずです ことに象徴的なことを紹介します 日本海上からはるかに望むことのできる鳥海山 の裾 山形県遊佐町三崎山から 一口の青銅万子 が発見されたのは かれこれ30 年ほど前です 中 国の殿時代の型式をもっ いわは 本場の青銅器です それならば 華北により近い西北九州で発見 きれたなら誰も驚かないでしょう 山形県内で発見されたのが いまもって唯一の例なのです おそらく縄文時代の後半の人びとは 青銅器を使っていたのではないでしょうか 鉄器時代の弥生文 化にさきがけて 日本海は山形へ青銅器文化を運んでいたのです 20 一

18 山形地域の新第三系 第四系の対比表 ( 田宮編表 ) 米沢盆地北縁 北東縁 東一東南縁 南西縁 福島県境申新統 1 吾妻火山噴寸 TA統 [::] 折 渡 層 新庄盆地 犀花沢盆地 山形盆地 地質時代 官事 古川縁 北西縁 西縁 南西縁 完新世 { 笠之L-1 点目盃辺四回主主主 J 悶 世山屋層 更新 君主 新 新世 層鮭 )11 中, 度野口 層一層一口赤湯層 "'" %, 図 :z "" 咽大沢 ー一一一一 直担旦 手の子層 上和田恒世田 r-;;τ 1 凶板谷層直主旦 宇幸峠層 無線層 4 野層 不動沢層 層 松川層 綱木川層 太郎層二井宿峠層稲子峠層 小荒沢層 日本の地質 東北地方 J (1989 ) より引用 庄内地域の新第三系の層序と堆積環境 ( 佐藤原図 ) 時関川地域 大鳥地域 i 湯殿山地域 月山地域大口 (1983 英 ) 1 金属鉱業車業団 (1982) 1 矢内ほか (1979) 1 今回ほか (1974) 岩 岩 & 有孔虫化石 6 貝化石 ø 阿仁合型植物化石争阿仁合 台島混合型植物化石 9 台島型植物化石 世 lds;主 月i. W'':; 日本の地質 東北地方 J ( 1989) より引用 21 -

19 日本海と山形 地史年表 日 (Xl 万年 )地質時代 第 0.01 四 紀 完 新 世 と 山 形 海現 縄紋海進 況在 2 対馬暖流日本海へ流入 新 新 世 新 内 列 寒流が卓越し暖流も流入する日本海 島 房 山形県の内陸部は湖沼化 の 海 の 陸 出羽丘陵の隆起と陸化 後化 主jL 山形県の海は新庄盆地の一部と庄内へ後退 日奥 日本海と太平洋の分 化 羽 T山 奥羽山脈の陸化と山脈の両翼部でカルデラ 後本す 10 第 生 中 太町 の形成 平り ま隆 山形県の内陸の海は浅海~内湾化 期分 起 奥羽山脈の隆起 化 ー} 三 日 出羽丘陵付近 深海化 石油の形成 本 海 奥羽山脈付近 浅海で海底火山活動 の ぃ 大 新 鉱床形成 了 山形県のほぼ全域が海 24 古赤色土 粘 最上炭田(亜炭) 砂岩 石油貯留岩 ケイ砂 亜 世 前 7ア.湖沼の形成 日リ 本長 日本海の拡大はじまる 海フ の の 陸上の火山活動 断裂と陥没 拡 期 活 ク リンタフの形成 大動 ー先第三紀 炭 ケ イ砂 ゼオライト ナウマンゾウ (大桑一 万願寺 型) 土 窯業原料 I f (新庄型) 折渡層 手 ノ 子層 (三徳型) 泥昔日層 高峰層 山口層 火山豆石 常禅寺層 科沢層 中波層 野口層 (塩原 耶麻型) 層 山j 章 峠 古 口層 大谷層 本郷層 ヤマガタダイ カイギユウ 銀山層 泉 石油 天然方ス 成沢層 カオリン ベントナイト 凝灰岩 鉱脈鉱床 花 暖流の流入で熱帯~亜熱帯の日本海 紀 球果 水中溶岩 パーライト 期 の 日本海の拡大おわる 代 針葉樹の 期 泥炭 問氷期 クサレ障壁 泥岩 石油母岩 宗 寒流の卓越する日本海 と 16 氷 温 中 動物化石 温泉 肘折火山灰 な期 氷期のくり返しと海面低下 日本海は閉鎖的 日と 本閉 内陸盆地や平野の沈降 湖沼 湿地化 海 }鎖 山脈の隆起 山脈上での火山の活動 世 植物化 石 岩 石 資源 イオウ 地下水 ー的氷 内陸盆地 平野 段丘の形成 鮮 5 海 更 1.6 新 本 時大 日本列島は大陸東縁で大陸の一部 企竺 日本海はまだ存在しない ( 八尾一 黒鉱鉱床 海緑石 (台島型) 青沢玄武岩 大沢層 西田川炭回 石炭 善宝寺層 緑色凝灰岩 プロピライト j容結凝灰岩 田川酸性岩類 花コウ岩類 中 古生層 小国層 (阿仁合型) 五十川層 太郎層 門ノ沢型) 大 山層 綱木川層 本道寺層

20 I 部 日本海の生いたち ビカリア 鶴岡市 大山層 案可 生 代 古 新第三紀 2400 目 IJ 期 1600 新 中 世 期下一亙 ( 万年前 ) 23

21 1 日本海の形成 グリンタフと湖沼の時代 日本海の誕生に先だっ前期中新世 ( 約 万年 万年前 ) に 東北日本を中心として 断裂と陥没を伴った激しい火山活動が起こりました これは 日本列島が大陸から引き裂かれ る運動に関係したものと考えられます このときの火山噴出物は その後変質して一般に緑色 を帯びているため グリンタフ ( 緑色凝灰岩 ) と総称されています 陥没によって生じた凹地は 大きな湖となり ここの堆積物中に植物化石が保存されました この植物化合の組成は 落葉広葉樹を主体として針葉樹を混合する 温帯 ~ 冷温帯林を特徴とあにあいしており 秋田県の阿仁合炭田の化石を代表とするため 阿仁合型植物群と呼ばれています こうした化石は 日本海がまだ湖だった頃の化石で 山形県では 庄内の西田川炭田 ( 五十川 層 ) などから産出しています アンチポフブナ Fagus antipofi 油戸やその周辺からは これま で 34 属 66 種の植物化石が報告され ています 鶴岡市油戸 五十川層 11. タカヤスニレ Ulmus takayasui 18. 昆虫化石 鶴岡市油戸 五十川層 油戸からの昆虫化石の記録は これまでのところこの化石のみで あり 貴重な標本です 鶴岡市油戸 五十川層 7. ムカシサワシパ Caγ 争制百五 subcoγdata 鶴岡市油戸 五十川層 10. メタセコイア Metasequoia occzde 托 talis 鶴岡市油戸 五十川層

22 o暖流の進入と植物化石 日 本海が聞 き 始める と 前 期 中 新世 のお わり頃 ( 約 1700万年前 ) より 南 か ら 凹地 に 暖 流が進 入し て き まし た 暖 流の影響 のも と で植生が変化し 常緑広葉樹の割合 が高く 落葉広葉樹 と 混合し た暖帯林が こ の頃 に 北 海 道ま で広 形 成 さ れ 湖や浅海 の堆積 物 中 に 残 き れまし た こ の植物化石群 は 秋 田 県 の 台 島 層 のも の で代 表 き れる ため 台 島型植物群 と 呼ば れ て いま あ にあい す 阿仁合型 に 比べ コンブト ニ アやフウ な ど の 現在 の 日 本 に 存在し な い 属 が多 い こ と を 特 徴 と し て います こうし た化石 は 山 形県 で は 鶴 岡 の草井谷 (善宝寺 層 ) 米沢の赤浜 ( 大沢層 ) 小田 町 ( 小困 層 ) な ど か ら 産出 し て いま す チュウ シ ンフウ Liquidambar m;ωcenzca 草井谷やその周辺か ら は こ れ ま で4 7属70種の植物化石 が報告 さ れ て い ま す 鶴岡市草井谷 善宝寺層 34. ナウマ ン ヤ マ モ モ Comptonia naumannz 28 鶴岡市草井谷 善宝寺層 27. ム カ シグリ Castanea miomollissi問 鶴岡市草井谷 善宝寺層 28アゲボノ アラ カ シ Cヲclobana;附怖加設zorstz 鶴岡市草井谷 善宝寺層 39. イ キウス lquius sp コ イ の仲間の化石て\ こ の 時代 に 内陸 に 残 っ て い た 淡水湖の様子 が想像 さ れ ま す 温海町関)1[. 関 川 層 39-25ー

23 0 日本海の誕生 日本海の拡大が本格化して 海が広がった中期中新世の初め頃 ( 約 1600 万年前 ) には 山形 県のみならず 日本各地が暖流に洗われていました そして海で形成された地層 ( 海成層 ) が 広 形成されて このなかに多くの貝化石が残されました この員化石群は 熱帯 ~ 亜熱帯の環境を示しており 熱帯特有のゲロイナ テレスコピウム ゃっおかどさわビカリアなども含まれ その組成は富山県の八尾や岩手県の門ノ沢の化石で代表されるため 八尾一門ノ沢動物群と呼ばれています 富山県八尾町の黒瀬谷層からは マングロープの花粉 も発見されており 海辺にマングローブの茂る 熱帝の海が想像されます 山形県では 鶴岡 市の大山層などからこの時期のビカリアなどが産出していますが マングローブの花粉はまだ みつかっていません 44 上. マングローブ植物の花粉化石左はマングロープ植物の マヤ プシキの現生種の花粉で 右がこ の仲間の新種の花粉化石て " す 富山県八尾町 黒瀬谷層 く山野井徹 44. ビカリエラ Vicaηella sp 富山県八尾町 黒瀬谷層 45. カケハタアカガイ A 加 dara kakehataensis 富山県八尾市 黒瀬谷層 43. ビカリア Vicarya yokoyamai 富山県八尾市 黒瀬谷層 47. テレスコピウム TelescoPium sp テレスコピウムやゲ ロイナは 熱帯の 7 ンクーロープ要素として重 要です

24 サメの歯の化石 Isurusρlanus 大山層と同じ時代の地層から 朝日村で 5 種のサメの歯が約 500 点産出しています サメの化石の 研究上 貴重な資料です 朝日村 大鳥川層 52 ヨコヤマビカリア Vica り a yokoyamai 大山層からは この時代の熱帯 ~ 亜熱帯性の貝化石を産しますが まだゲロイナやテレスコピウムは みつかっていません しかし他の 地域に比べて アポリメティス属 が多産することは際立った特徴で す 鶴岡市大山 大山層 56 タカイジュロウジン Aþolymetis lakaii 54. ウミニナの一種 Batzlú宝rza sp 鶴岡市大山 大山層 鶴岡市大山 大山層 53. タケヤマシオガマガイ Cycladicmηa takeyamai 鶴岡市大山 大山層 58 ミノイソシジミ Hiatula minoensis 鶴岡市大山 大山層

25 2 日本海の変遷 o 海の深化と石油や鉱床の形成暖流に洗われていた中期中新世の初め 現在の秋田県から山形県北部の南北約 200kmにおよぶ地域にかけて 約 1500 万年前に大規模な海底火山の活動があり 大量の玄武岩質の火山岩類を噴出しました これは青沢層と呼ばれ 最大 1500m 以上の厚さの玄武岩類が堆積しています この玄武岩類は 日本海の東側の一つの拡大軸の活動に伴ったものと考えられています 日本海の拡大は 約 1400 万年前にはほぼ完了したようです こうした活動後に 山形県付近の日本海は現在の出羽丘陵付近を中心として広域的に沈降し 海底では厚い泥の堆積とともに プランクトンの遺体に由来する石油が形成きれました 一方現在の奥羽脊梁山脈付近などではさほど沈降せず 海底火山もひんぱんに起こり この活動に f 半って黒鉱鉱床や鉱脈鉱床などが形成されました 山形県では 余目油田 吉野鉱山 八谷鉱山などの資源がこうした時期に形成きれました 87. 黒鉱 黒鉱は グリンタフ地域特有の 鉱床で 約 1300 万年前に各地で形 成されました 海底火山活動の末 期の温泉水から形成されたと考え られています 鉱山が有名です 79. 閃亙鉛鉱 山形県では 吉野 南陽市吉野鉱山 西川町高旭鉱山 88. 菱マンガン鉱 朝日村大泉鉱山 生物群集の変化 東北日本に広がっていった中期中新世 ( 約 1600 万年 万年前 ) の日本海は 約 1500 万年 前後から北方の寒流の影響を受けはじめて 海の生物も変化してきました 後期中新世 ( 約 1000 万年 -500 万年前 ) になると 現在の奥羽山脈が隆起しだし 海から陸へと姿を変え また深い 海だった現在の出羽丘陵付近もしだいに浅い海となっていきました やまこの時代の貝化石群集は 栃木県の塩原や福島県の耳目麻の化石で代表されるため 塩原一耶 麻動物群と呼ばれています この化石群は 種属の消長や形態の変化などから 中期中新世を 中心とする 古期 と 後期中新世を中心とする 新期 に分けられて その組成や環境につ いて研究されています 山形県では 飯豊町の宇津峠層 寒河江市の本郷層 戸沢村の古口層 など この時代の多くの地層から化石が産出しています - 28

26 マツモリホ タ テ Mizuhoþecten matumorùmsis 1970年代の白川 ダムの工事に伴 っ て こ こ に露 出 し た宇津峠層の 砂岩か ら 多数の良好 な 化石が産 出 し ま した 飯豊町白川 ダム 宇津峠層 ウパトリガ イ Seγγψes gγ0開la抗dica 1 06 飯豊町白 川 夕 ム 宇津峠層 タ ナ グラキリガ イ ダマ シ Turritella(Idaella)tanaguγa四szs 飯豊町白川 ダム 宇津峠層 オオノガ イ Mya cunezformぉ 飯豊町白 川 ダム 宇津峠層 イ シ カゲガ イ の一種 Clinocardium sp 飯豊町白 川 ダム 宇津峠層 9 1. カ ネ ハラヒオウギ Chlamys kaneharai 92 栃木県塩原町 鹿股沢層 カ ネハラ カガミ Dosinia初neharai 栃木県塩原町 鹿股沢層 92 29

27 qu127nu コシパニシキ Chlamys cosibensis 寒河江市上野 大谷層 118. マツモリツキヒ Miya,εiPect 抑制 atsumoriensis 寒河江市上野 大谷層 98. オウナガイ Conε 加 cele ni 鈴聞に4 戸沢村古口 古口層 カイギュウのすんでいた海ヤマカ タダイカイギュウのuszszren dewana) は 新種として記載された化石で 草食ほ乳動物の海牛類の進化を研究するための重要な標本です 化石は 1978 年に大江町の最上川河床に露 出した本郷層橋上砂岩部層と呼ばれる 後期中新世の約 800 万年前の地層から発見されました この頃の悔は 奥羽山脈が隆起し始めたことと関連して しだいに浅くなって 海が西へ後退しつつある環境にありました カイギュウのすんでいた海も 北へ口を聞いた内湾の浅い海のような環境と考えられています ヤマガタダイカイギュウ頭骨 Dusisiren dewana 大江町用 本郷層橋上砂岩部層 127. クジラの下顎骨 ヤマガタダイカイギュウの産出 地点の近くで産出したクジラ ( ヒ ゲクジラ ) の化石です 大江町用 本郷層橋上砂岸部層

28 0いまにつながる日本海 中新世のおわり(約500万年前)には 奥羽山脈は陸化し 山脈によってへだてられた海が 現 在の日本海と太平洋のすがたに近くな ってきました 出羽丘陵も鮮新世(約500万年-160万年 前) に入るとしだいに隆起し 日本海は西へ後退して 内陸の海は庄内地域や新庄盆地などに 限られてきました この鮮新世の海では 現在の日本列島を取りまいているような 暖流と寒流 の相互の影響のもとで成立した いくつかのタイ プの貝化石群集が形成されていきました 山形県を含む日本海側地域では 対馬暖流の影響を受けつつ 北方の寒流的環境のもとで浅 海性貝化石群集が鮮新世から前期更新世(約100万年前)に栄えました この貝化石群集は 石 おんま まんがんじ 川県の大桑や秋田県の万願寺で代表されるため 大桑 むかわたり 万願寺動物群と呼ばれています 山形 しなさわ 県では新庄盆地の中渡層や庄内の科沢層 観音寺層 常禅寺層などからこうした化石を産出し ます 日本海はこうして しだいに現在の姿をととのえていきました ホ クリ クホ タ テガ イ Miz?thoþecte叩 tokyoensis hoku門kue向szs 1 59 大桑一万願寺動物群 は ひじよ う に 多く の種か ら 構成 さ れて い ま す が な か で も サイ シュウ キ リ カや イ ダマ シ ヤベホ タ テ ガイ ホク 前 コ シノ ニ シ キ な リ クホ タ テカイ 1 60 と で 特徴づけ ら れ ま す 石 川 県 金沢市 大桑層 ホ タ テガ イ Mizuhopecten yessoensis 石 川 県 金沢市 大桑層 タウエヌノメ ハマ グリ Pseudamiantis tauye四四 石 川 県 金沢市 大桑層 160. エゾ タ マキガ イ Glyc戸nerzs yessoensお 1 65 石 川 県 金沢市 大桑層 158. サ イ シュウキリガ イ ダマ シ Tuγγitella saishuensis 韓国済州島

29 ヤベホタテガイ Yabe 争 ect,側tokunagai しなまわ立谷沢川流域の科沢層から 最 近護岸工事に伴って 多くの貝化 石が産出しました これまでに約 3000 点が採集きれ 分類整理の後 この貝化石群が 70 種から構成きれ ていると報告きれています 立川町科沢 科沢層 153. キタノオオノガイ Mya (Aγ 印 omya) jaþoγzlca 立川町科沢 科沢層 133. アラスカシオラガイ T れ donta alaskensis 立川町科沢 科沢層 139. サイシュウキリガイダマシ Turritella saishuensis 立川町科沢 科沢層 134. エゾギンチャク S 叩 f も o む ecteγz swijtii 立川町科沢 科沢層 136. カラスノマクラガイ Modiol;協(Modiolusia) elongatus 立川町科沢 科沢層 154. マスダヒタチオビ Fulgo:γaria masudae 立川町科沢 科沢層

30 11 部 日本海を越えてきた人々 へラジカの頭部を形とやった土製品 新 古第 = 生 円 IJ 期 新 中 期 世 目リ 期 ( 万年前 )

31 1 氷期の自然とくらし 0氷期の日本列島と海 今から約160万年前の第 四紀に入ると 日本海と日本列島はほぼ 現在の姿になってきましたが 地殻の変動は続いていました 山脈の隆起や平野の沈降とともに 陸上では新しい火山の活動 も活発に起こりました この時代に入ると 地球的に気候の変動が起こり 寒冷な氷期と暖かな間氷期が何度もくり 返されました 氷期には極地方の氷河が拡大するため 世界的に海水面が低下し 海峡部の浅い 日本海は閉鎖的な環境となりました 最後の氷期は 約2万年前をピークとして約 7 万年-1万 年前までの間続きました このときの最寒冷期では 現在より年平均気温で7-8度は下がり 海水面も100m以上低下したと考えられ 日本海への対馬暖流の入もなくなり 日本列島はi令涼 で乾燥した大陸的な気候が支配しました こうした氷期には 大陸から多くの人々や動物が浅 くなった海や陸橋をわたってきており 日本列島を生活の舞台とするようになりました ナウ マ ンゾウ Palaeoloxodon γzaummも抗1 176 約30万-2万年 前 ま での 日 本 の 各地で栄 え た ソウ で 山形県 では 5 箇 所か ら 全 国 では約 180箇所 か ら 化石が産出 し て い ま す 1 70 温海町鼠ヶ関 170. トウ ヨウゾウ Stegodon on Stegodon orientalぉ 約 5 0万-40万年 前 に 大陸か ら や っ て き たゾウ で 西 日 本や関東地 千葉県 174. マ ンモスゾウ Mummthusρ門別zge向zus 1 74 日 本 での化石の産出 は 北海道 か ら の み てい その出現の時期 も 約 3万-2万年 前 に 限 ら れ て い ま す モ ンゴル 共和国 か叶 179. 姶良火山灰 九州 の鹿児島湾の奥の姶良カル デ ラ の火山活動 に よ っ て 約 2 万 lbe EE EEF4BIl lhe EE 也 〆 l 司 灰 山 火 域か ら 化石が産出 し て い ま す 年 前 に 放出 さ れ た 火山灰で す 火 山灰 は遠く山形 ま で達 し て お り 山形盆地 では 地下約26mか ら 発 見 さ れて い ま す c山形市 右. 姶良火山灰顕微鏡写真 <山野井徹 山形市J

32 0 氷期のくらし北海道で マンモスの化石が発見されたという事実から どういう推定がひきだされるでしょうか はるか北方の大陸から数万年もまえに 北海道のはずれまでも マンモスは歩いてきたのです 北海道の無土器 旧石器 時代の人たちも マンモスとおなじように 大陸と北海道のあいだを往き来したのでしょう 白滝村の遺跡その他から発見きれる石器が シベリアの後期旧石器に多くの共通点をもっていることも 当然すぎるほどのはなしです 白滝村の石器とおなじ特徴をもっ文化は 本州からも発見されています 東北地方から中部地方の一部にかけて分布する石刃技法は 今のところでは北方的な文化に属するといえます そうすると マンモスは津軽海峡を越えることができなかったけれども 人聞は また人聞の文化はその障害をのりこえたのだということができます ( 芹沢長介 石器時代の日本 東京築地書館 1976 年による ) 1整 e 8 可 シベリア出土中期 ~ 後期旧石 oon内u横道遺跡器 ( 複製 ) 国学院大学考古学研究室 ソ連邦 小国町口Hr-期- 後出土器石

33 2 日本人の原像 0最古の石器群 ナウマン象がアジ アにあらわれた中期洪積世には すでに中国には有名な北京原人 ジャワ にはジャワ原人(直立猿人) が出現し 原始的な石器をつくり 火をつかい 狩り をしながら 東 アジ アでの人類の歴史の一ページをつくり はじめていました このような自然環境のもとでは 中国大陸にすんでいた北京原人の一群が 動物を追 いながら日本にやってきたことが証明されるのも時聞の問題です と 地質学者の湊 1966年です 正雄氏は その著 日本列島 (東京 岩波書庖) のなかで予告しました (加藤 稔 古代東北文化の源流 東京 新人物往来社 1960年 による) 東北アジアの主な前期( ) 中期(...) 旧石器時代遺跡の分布 (岡村 1976) 1-3 座散乱木 馬場狸A 中峯C 4上屋地 引在現山 不ニ山 桐原 6加生沢 7西八木 8早水台 9福井洞穴 10ヴァJレヴァリナ 11ドヴグラスカ 12コブト 13ウスチカン洞穴 14全谷里 15金牛山 16錦子堂 17迂安爪村 18周口庖洞穴 19許家畜 20交城県 21丁村 22水洞 膏 23長武 24大務 25観音洞 26元謀 27ド一山 287ニヤタ 29コ?タンパン 30サノギ手ン 31トリニ Jレ 32/{'チタン 183 上. 北京原人頭骨 復製 中 国 周 口庖 周口l吉出土 石器 183. 早水台出土 石器 青葉山出土 石器 中国 大分県 宮城県

34 0環日本海文化の成立 東北日本の 荒屋型 (ベルホレンスク型)彫刻刀と舟底形細石刃核から作り 出された細石刃 にいろどられる石器文化が すべて同ーの種族のひろがり であったかどうかは まだよく判っ ていません しかし それが アジ ア大陸の旧石器文化の一部であったということと考えること は許されることです 津軽海峡は 筏か丸木舟かで越えられていました ソビエトの考古学者 ジュクタイ文化 と角二山の細石刃文化がつながることは確実です そして その後 東北日本の古代文化は一貫してたどることができます したがって この環日本海的な細石刃 のいう 文化が 古代東北文化の基調をなしていることは 疑いのない事実です (加藤 稔 古代東北文化の源流 東京 新人物往来社 1976年 による) 宅聖誕認'lJ! qミ平e子 炉与すむ込 場 処よ斗 益 園 ;嗣 10" lココレヴす1 2 ノヴ.セロヴす 3 ドウルジニ ハ 4 タンユトウィク 5アヨシュカ 6ピリュー サ 7アフ.ントヴァ山 8 ウスチ コーハ 9イ ゲチェイ 10フェジャエヴ才 11ソスノーヴィ ポ ル 12チュレムンユニイク 13ウステベラヤ \4ヴ ェルホルンスク山 15カーメンカヤ 16ウラン. ダ 17マカロヴォ 18クールラ 19オンュルコヴァ 20サ/ヌイ ムイス 21ウスチ キャフタ 22ク ナレイ 23ストウジェノエ 24チノダン卜 25ソ チノ 4 26ウスチ カリンガ 27イヒネ 28エジャ ンソイ 29ウスチ ミり 30ベリカチ 31ヴェルフ ネ トロイッカヤ 32ジュクタイ 33チュムルール 34 ウスナ チンプトン 35ヴェレリョフ 36マ イオルチ 37ウシュキ 38ウスチウルマ 39パルカ スナヤIII 40;γ シャ 41ハ <ロフス夕 刊クーン ヤ/卜;..- 43イリスタヤ 44アルテモフカ 45タド ーンャ(ウスチノフカ) 46ソコル 47タコエ11 48 白滝 49増田 50置戸官住 53荒屋 54f 愛野 55矢品川 福寺 田上下回 60畦町 51英利河 521tJ二山 56思原 57福井 目以 W l 倫 一 内 胴船町一 事匂 l mv ゆ意雲参 シベリア 日本の細石核出土主要遺跡分布図(橘 5開 o ー一一ーーーーー 山形県角二山出土細 石器 l稜っ き ス ポール 2 ス キー状 ス ポール 1989) - 37ー 3 舟底形 細石刃核 4-6 細石刃 7荒屋型彫刻万 8角二 山型撞器 9 円錐形細石核

35 0 アイ ヌ の内 地 出 現 北海道の 統縄紋式期 は二期 に 分かれ 第 一期は 内 地の弥生 式と並行し 第 二期は古墳時 代 に 相 当 します 続縄紋式 の 第 二期江別 式 土 器は ほは そのままの形態 装 飾で青森県 岩手県北部 に 発 見 さ れます それ よ り 南の岩手南部 宮城 山形など に は破 片 となっ て 古墳 時 代の土 師 器とと も に 出 土します 同 じ く 第二期の北大式土器の一部は宮城 県 栗原郡な どで土 師 器 に ま さ っ て 発 見 さ れて います 内 地北端の江別 式お よ び北大式は 北海道ととも に お そらくは ア イ ヌ 文化勢力 の領地であ り 北進しつつあっ た 古墳文化の最古 最北の勢 力 とむきあっ て いまし た ま た 山形 宮城の側 に みる よ う な江別 式お よ び北大式 土 器 片 の混入は ア イ ヌ 文化の一族が南下し た こ とをものが た っ ています 東京 (山内 清 男 先 史 考古学論文集 新 第五集 先 史考古学会 1969年 に よ る) 浜尻. 穴 問 貝 昭彦 大平 細越館 姻唄岨嶋田喰清 吉宮崎官官古 naa司山甥 話回 主 な 網 陪右副右総 出 土;ø陣 38 都 帽暢 脇 鴻 皐 中 岡 首 相 f山 間地方承略 ) 時県 1 972) +a-r ノ ⑧ 三軒屋 中 山 町 岨咽 幽偶 奥羽地方の北大式遺跡分布 (佐藤 O北大弐土総出土;ø陣 X 主 な 爾 小 泉 11 式 土 続 出 土 遺 跡 { 仙 南 地 方 承 暗 } 脱 北海道札幌市 判 断 aa大 量 情駄木 手 指 菅沢 Z 骨噴 山 園者 等 来 観 戸 叡 切 調... 舗陵..'" 後北 C 式土 器 (208 : 寒河 江市 206 : 北海道 中 山町 北大式石器 r夷 の へラ 書 き の あ る 土 器 "v ar R-R 官官 省 峰山脇 噂 見 求靖 泡 富男膏 鳩 畑聞大 212 温 屯岳地 角 線首 繍

36 111 部日本海と山形 アマハゲと人との交流 遊佐町鳥崎地区 新 古第三紀 生 新 世 縄文 弥生 古墳 時代 時代 時代 古代中世 近 (1 万年前 ) 300 B C AD ( 年 )

37 1 海と自然環境 0 独特な植物の生育する 飛島 日本海に浮かぶ飛島は 北上する暖流と南下する寒流の影響で暖地系の植物と寒地系の植物がいっしょに見られます 特に暖地系のタブノキやヤブツバキなどの常緑広葉樹林は本邦日本海側では最北の地として学術的に極めて重要視されています 暖地系の植物 ( 日本での分布の最北限 ) 246 モチノキ 飛島 247. ムベ 飛島 214. テイカカズラ 飛島 234 ヤブミョウガ 飛島 一

38 寒地系の植物 236 ハマナス 飛島 249. ハマベンケイソウ 飛島 253. エゾノコギリソウ 飛島 240. オオバナミミナグサ 飛島 一

39 L 1 4n も A 匂 う 止句 J吋 4 t 凡t ト 叫みト2喝 JJH 舶 ゐ4A勺 克j y 句 帯 ん L4aJ4恥今マht ZAZ公 伶L hヤ勿ゐτ 海4守ぅ. 基包呼伊 PLル作今 守MY az牧場兎 豊 臣秀吉の最上 義 光 あ て 過所 羽 柴 出 )j)j 人守 々侍 御従 中殿 344 侯度 急之異被 内 百 其 三天 族儀寄 上方儀 尚 月 正 恐 可於候候 自 候従有 以 廿 二 f皇 被 在 共 然 舟 御 関 上 九 十 謹仰之若 何 十園敷下 言 上 者 違 不 之 般 被 候 共 日年 カ 請し 可 浦 之 正 )長 以異 有々 ノ\ 上 家 束 大 花 蔵 t甲 0初 期の北 国海運 敦 賀 小浜等を起点とする商船航路が 何 時頃から奥羽北辺や松前地方に迄達したかは 明らかでないとしても 少なくとも 中 世後 期に於ては明確に その存在が知られています 最 上氏に就いては果して杉材輸送の命令を 受 け たか どうか明 白 ではあり ません 併し乍 ら その領国だ っ た新庄地方には 太閤板搬 出の苦しい記憶が元禄の頃迄も語られて居り C r新庄古老覚書 巻之八 そして最 上氏の 宿をも兼 ねた酒田加 賀 屋が野代から最上氏の 材木を載せた証拠も残って居るのです c r鶏肋 篇 第 43 最上義光書状 なお文禄の後 最 上家からは十般の船が百 上 げられて居り こ 0 れにも加 賀 屋が関係しています 二木文書 長 束正家過所J (大島正隆 東北中 世史の旅立ち 東京 そしえて 1941年 による ) 330. 船絵馬 権現丸 ( ごんげん ま る ) J 傾向 ' 49 備 中 ( い ま の 岡 山県 ) 玉 嵐 出 身 魚 屋 平 蔵 が 1825 ( 文政 8 ) 年 に 酒 田 日 和 山 の神 社 に 奉納 し た 弁 財船の絵馬 船体の細部 ま で描写 し た 優品 です 近世の北前船 は は がせ船 北国船 弁財船 と 移 り 変 わ り 積載量 を 大 き く し ま し た ( 左下 船体各部 名 称 ) 左 中. 須川 最上 川 絵 図 331. 小潟飼船 (模型)

40 0最上徳内の蝦夷地見分 最上徳内は わが国北方問題史人物中の第 は植民的魂胆を持ち 意識的に オ ホ ー ツ ク海 を南下し 4島の島名をすべて ロ シア名に改称 し それらの島々を数えながら 北海道の根 室や厚岸に姿を見せるようになりました こ のような事実を幕府が知るようになったのは 実におそ く 徳内はこの遅すぎた事態に幕吏 として ロ シ ア人のたむろする現地に乗込み 単にロ シア人の実状を見届ける ばかりでな く 実に豊富な調査をして 帰来しました 以来彼 は 9 回 乃 至10回も北方地に渡り いろいろな 意味での重要な国家的貢献をしました (島谷 良 吉 最干上徳内 年 東京 吉川 弘文館 1977 による) 332. 最上徳内 肖 像 徳 内72歳の 肖 像 と 伝 え ら れて い ま す 右端下 の 銘 は 徳 内 自 身 の サ イ ン です 画家川 原慶 賀 の ス ケ ッ チ に 2 名 の オ ラ ン ダ 人が筆 を 加 え た も の で 迫真の作 と 評 価 き れて い ま す 品 牝 Z マ y i一 え ι f骨 ヰ ルバ 2 0捻制作告μ 合 y e a-5 2f ea 偽 八 OKA帥 U4 44 e? /かね T 派 tノヘ+ え LV咽kι 必 事T 悦 軒 # A 事 叫月 k折々 no 内J 弓3 am-表語守品剛警 L 若 雨川hv怒 縫 dh函ム はH L主計崎県北W } tat争 今j y t T宮 aa十3thl ド -Z 4r 品古寺93 bw 17 予 立話 足 中??? 31ゑ 3 J忠ι }44 tれ 宮 町 め守 舟 "2ぷ ちf 地 芯 エ H泊 代 t hjうれ aj叫 司会A M判L りh# れの守 昨句 1/ヘ 然 必 j 常 を ふ l j 島 五 五 九 T T T で ー 伶 司54L 4円高 培 L ゐ 7t み を 南 尚 f t 仰 も 1 1 秒M4J h円台 わも 下川 耐)λ L 巾4 Ahthfyてんて人17}れaa 疋 叫人 PA 4 FivA へし b円五 部 i P4 官 Fd後四し 'v { 一入者に置かれています 18世紀後半 ロ シア.. 正 二 ^ ナ十 本 344. ヲ ロ シ ヤ掛船(黒船) の 図 1813(文化 1 0 ) 年 9 月 箱 館 に 入港 し た ロ シ アの ス ルー フ 艦 ディ アナ号 と み ら れ ま す 松 前に拘留 さ れて い た ロ ン ア 提 督 コeロ ーニ ン が こ の艦 で帰 国 し ま した 333. 樺太島 と マ ン コ ー ( ア ム ー ル ) 河 口 地図 (部分) 最 上徳 内 原 図 338. r蝦夷草子 文政 2 年写本 1790( 究政 2 ) 年 徳 内 は 本 田 利 明 宅 で正 篇 の 3 巻 を 脱稿 し ま し た 後篇の成稿は 1800 ( 寛政 1 2 ) 年 で し た 松前 蝦夷t也 千島 サハ リ ン シベ リ ア 満洲 に 関す る 実見 知 識や聞知の事柄 を 細大 も ら さ ず 記録 し た 著作です 一

41 3 海とくらし o 庄内浜の漁具 南北約 80km の庄内浜には 大小 17 の漁港があります 大きな漁場はありませんが 近くに 明石礁や大瀬などの天然礁が散在し 沿岸漁場として恵まれてきました 潮流の交替する春と 秋が主な漁期です 春は鮫 鱒 ほっけ こあみ 鰯 蟹 鯛 ひらめ かれい など 秋はそこぴきあみさL スルメイカ イナダ エビなどが主に獲れます 沿岸漁業の漁法として 底曳網 刺網 流し 網 定置網 一本釣漁 磯見漁などが行なわれてきました 庄内浜の漁村の生活は ほとんど 半農半漁で 農作業の担い手はほとんど女性でした アナゴどう 7 アナゴ漁に用いる " どう で 通常 60 個位をつないで深さ m の泥場に沈めておきます 349. イイダコ捕り具 アワビやホ y キガイの殻を 二 枚合わせに穴をあけてつなげ沈めておくと 岸に近ついたイイダコ が入ってきます 349 戸hυ イカ釣り用 2 本竿 ( ハネグ ) 明治末頃から 一本竿から二本 竿 ( ハネグ ) になりました 両手に 持って一度に四尾も釣ることがで きますロ

42 いわしながし網船 ( 模型 比 ) 沖合 50m 位の所で 潮流に約 30 m 網を流します 舟は 8 人乗りで長き 12m 巾 24m 大正中頃まで使用しました 武 りしはれ切まns,adJ乞nJ釣励日竹作磯奨附苦をはにの)でい産竿藩大特本内て元一お存庄し地ぺきゐ司:〆LF胡乱防ιrEH戸一白て2江の士つお用藩取た353. タコシブキ石磯タコ ( マダコ ) を捕る漁具で 蟹をエサとしてこれに縛りつけ 海底の岩場を曳き回すとタコが食いついてきます 52 -

43 0 金毘羅信仰一海の守り神日本海で漁を営む人たちゃ かつて )11 船や海船に乗りこんで最上川や日本海を往来し 生活物資を運搬した船乗りたちは 守り神として 金毘羅さま を深 信仰しました I 金毘羅さま とは 香川県琴平町に鎮座する金刀比羅宮のことで ここには昔から議会出金毘羅大権現が把られてきました 漁師や舟乗りたちには 川や海での水難の危険性が絶えずつきまとっていたため 金毘羅大権現を勧請して流域近くに神社を建立したり 金毘羅 または 象頭山 の銘ある石碑を造立して肥り 航行安全を祈願したのです 354 左上. 金毘羅神社江戸期の川船役所隣に建立しており 船絵馬も納められています 最上川舟運の栄えた当時の様子が偲ばれます 大石田町川端地区 354 右上 左下. 金毘羅碑と樽流し 中山町川向地区では 毎年 4 月 15 日に 金毘羅山 碑前で祭礼を行い 酒樽を最上川に流し 日本 海を経て金刀比羅宮への到着を祈 ります ( 中山町川向地区 53

44 o 海のかなたから訪れる神ーアマハゲ め が アマハゲは 飽海郡遊佐町吹浦の女鹿 ( 1 月 3 日 ) 滝ノ浦 ( 1 月 1 日 ) 鳥崎 ( 1 月 6 日 ) の三 地区に伝わる民俗行事です この行事の荒ぶる鬼は 秋田県のナマハゲ 石川県のアマメハギ 岩手県のナモミやスネカなどとともに 新春に除災招福を目的として来臨する神と考えられてきました それは海のかなたから訪れる神 = まれびと ( まろっどがみ ) とも言われ 海から山に登って 山から降臨するとも考えられてきました 北陸から東北地方の日本海と太平洋沿岸地域に伝承される行事で 海辺の村人たちの幸福観の一端が示されているといえます 上. 遊佐町鳥崎地区鳥崎は かつて鳥海山の登山口の 1 っと言われ 現在 21 戸の小集落です 鎮守三上神社があり ここからアマハゲは出発します 346. ケンダン作りアマハゲが身につけるワラミノを ケン夕 ン と言います 当日 鎮守の拝殿で若者たちが慣れた手つきで作り上げていきます 下. アマハゲのもてなしアマハゲは地区の全戸を訪問しますが 途中こうした神酒のもてなしを受け 神と人との交歓がおこなわれます 一 54

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46 特別展 日本海と山形 J 展示資料目録 番号資料名点数産地 出土地時代所蔵保管者 1 花コウ閃緑岩 2 南陽市金山白亜紀山形県立博物館 2 緑色凝灰岩 1 鶴岡市苔沢海岸 前期中新世 11 3 緑色凝灰岩 2 酒田市飛鳥 緑色凝灰岩 1 真室川町及位 及位層 Picea sp l 鶴岡市油戸 五十川層 11 植松芳平氏 6 CarPinus sp CarPinus subcoγdata Sassaj 均 s sp. l Picea ug,叩別 l Me ぬ sequoia occidentalis Ulmus takayasui l Betula sp Betula 叫 athoγ'sti l Fagus antipoli Aceγ subpictum l Ulmus sp. l Glyptostrobus eu:γopaeu 昆虫化石 石炭 2 温海町田川炭鉱 11 山形県立博物館 20 Alnus miojaponica l 鶴岡市草井谷 善宝寺層 11 栂松芳平氏 21 Alnus sp Zelkova ungeγi Rhus hinokinaiensis Machilus ugoana Liguidambar miocenica Cyclobananopis huziokai l Castanea miomollissima Cyclobananopis nathorsti l Magnolina n 仰 onzca Pteγocarya ezoana Platanus aceroides l Cinnamomun sp Pistacia miotchinensis l Comptomia naumanni l Car;うinus subcordata l Comptonia naumanni 3 小田町 j 中庭山 小困層 11 山形県立博物館 37 Liquidambar 10γmosana Cedγeta sp lq uius sp 5 温海町関川 関川層 H 植松芳平氏 40 lquius sp 致道博物館 41 Geloina sp. 2 富山県八尾町 黒瀬谷層 中期中新世東北大学理学部 42 Geloina ρ'apua ( 現生 ) 2 沖縄県西表島現世 Vicarya yokoyamai 2 富山県大沢野町 黒瀬谷層中期中新世 Vicaryella sp 3 富山県八尾町 黒瀬谷層 H A nadara kakehataensis Cerithidea yatsuoensis Telescopium sp l Telescopium sp. ( 現生 ) 1 宮古島現生 Desmostylus japonicus ( 複製 ) l 岩手県中期中新世 Opeγculina complanata japonica l 青森県深浦町 Angulus sp 5 鶴岡市大山 大山層 11 山形県立博物館 - 56 一

47 番号資料名点数産地 出土地時代所蔵保管者 52 日 'carya yokoyamai 1 鶴岡市大山 大山層 中期中新世山形県立博物館 53 Cycladicama takeyamai 5 " " " 54 Batillaria sp 1 " " " 55 Cultellus oyamensis 3 " " " 56 Aþolymetis takaii 3 " " " 57 Cyclina jaþonica 3 " " " 58 Hiatula minoensis 4 " " " 59 Macoma sp 4 " " " 60 Anadara kakehataensis 3 " " " 61 Isu:γus desori lセット 朝日村 大鳥川層 " 植松芳平氏 62 Isurus þlanus lセット " " " 63 Isurus hatalis 1セット " " " 64 Isurus bendeni 1セット " " " 65 現世サメ顎骨 4 " 現 世 " 66 玄武石山岩 4 八幡町青沢 菅沢層中期中新世山形県立博物館 67 組粒玄武岩 3 温海町 " " 68 フッ石 3 " " " 69 1 尼 3 朝日町黒鴨 本道寺層 " " 70 日本海底ボーリンクゃコア (820m) 2 大和堆と大和海盆の境界 前期中新世山形大学教養部 71 日本海底ボーリングコア (500m) l " 中期中新世 " 72 日本海底ボーリングコア (410m) l " 後期中新世 " 73 日本海底ボーリンクーコア (290m) 2 " " " 74 日本海底ボーリンクーコア (200m) l " 鮮 新 世 " 75 日本海底ボーリングコア (60m) l " 更 新 世 " 76 黒瀬谷層 1 尼岩 6 富山県八尾町 黒瀬谷層 中期中新世 " 77 Mizuhoþecten kimurai ugoensis 3 金山町主寝坂 金山層 " 山形県立博物館 78 Mi 抑喜 ìþecten matsumoγiensis 2 宮城県宮崎町 銀山町 " 東北大学理学部 79 閃亜鉛鉱 l 西川町高旭鉱山 " 山形県立博物館 80 閃亜鉛鉱 l 朝日村大泉鉱山 " " 81 黄銅鉱 1 西川町見立鉱山 " " 82 賞銅鉱 l 上山市赤山鉱山 " " 83 黄銅鉱 l 西川町高旭鉱山 " " 84 黄銅鉱 孔雀石 l 西川町見立鉱山 " " 85 方鉛鉱 1 米沢市八谷鉱山 " " 86 方鉛鉱 l 西川町三治鉱山 " " 87 黒 古色 l 南陽市吉野鉱山 " " 88 菱マンガン鉱 1 朝日村大泉鉱山 " " 89 方鉛鉱 閃亜鉛鉱 1 米沢市八谷鉱山 " " 90 金銀鉱 l " " " 91 Chlamys kaneharai 4 栃木県塩原町 鹿股沢層 " " 92 Dosinia kaγzeharaz 4 " " " 93 A nadara ninohensis 2 " " " 94 Macoma oþtzva 3 " " " 95 Crassostrea sp l " " " 96 IJosinia nomuraz l 南陽市吉野 吉野層 " " 97 Ancistroleþis mogamieηszs 1 戸沢村古口 古口層 後期中新世 " 98 Conchocele niþþonica l " " " 99 Panomya simotomensis l " " " 100 Linthia yoshiω'araz l 白 鷹 町 " " 101 Mizuhoþecten matumoriensis l 飯豊町白川ダム 字津峠層 " " 102 Neþtunea sp 1 戸沢村古口 古口層 " " 103 Serriþes groenlandica 2 飯豊町白川ダム 字津峠層 " 加藤 啓氏 104 Serγiμs sp l " " "

48 番号資料名点数産地 出土地時 11.:; 所蔵保管者 105 Miyagipecten maおumorzensls l 飯豊町白川タム 宇津峠層 後期中新世加藤 啓氏 106 Turritella tanagu:γaeγisis l 同la cuneiformis Mizuhopecten matumoriensis Liηthia nipponica l Buccinum sp Luccinoma acutineatum Neverita sp 1 11 " Neptunea sp Clinocardium sp Rectijうlanes sp C 冶 nchocela bisecta Mizuhopecten matumorieηsis 5 寒河江市上野 大谷層 11 山形県立博物館 118 Miyagψecten matsumorzensìs 3 " Chlamys cosibensis Teleb:γatalia 又 ouldii Telebratalia teηuis 2 " Crenomytilus grayanus l " Dusisiren dewana 1 体大江町用 本郷層 11 " 124 Dusisiren dewana ( 復元模型 ) 大江町中央公民館 125 的 drodamalis cuestae ( 複製 ) 1 アメ リカ 鮮 新 世山形県立博物館 126 クジラ顎骨 1 戸沢村角川 後期中新世 クジラ顎骨 1 大江町用 本郷層 クジラ椎骨 l 飯豊町手ノ子 宇津峠層 " クジラ肋骨 3 大蔵村湯ノ台 鮮 新 世 Carchardon megarodoη 3 鮭川村羽根沢 " 亜 炭 2 新庄市中山炭鉱 Mya(Mya) tγuncata l 立川町科沢 科沢層 11 佐藤幸庚氏 133 Tridonta borealis l " Sωiftopecteη swiftii " 135 Tridonta alaskensis l Modiolousω;fodiolusia) elongatus l " 137 Phacosoma japo 汎 ica l Solemya (Petγasma) pusilla Turritella saishuensis Macoma calcarea l 11 " Mya cuneiformis l 11 1/ Lucinoma annulata l Solatia (Ha besolatia) 汎 odulifeγa l Neverita (Glossaulax) didyma l Mercenaria stimpsoni Siliqua ρulchella " 147 Spisula (Mactromeris) ρolynymρha l Serrψes groenlandicus l " " Panope sp Mizuhopecten yessoensis Yabepecten tokunagai l " 152 Neptunea interscalpta Mya (A γ 開 omya) ja 抑制 ca Fulgoraia masudae 1 " 11 /1 155 Sp ぉ UÚl (Pseudocardium) sachalinensβ l Peronidea lutea l Mizuhopecten yessoensis 1 /

49 番号資料名点数産地 出土地時代所蔵保管者 158 Turritella saishue 問 is 3 韓国済州島 鮮 新 世東北大学理学部 159 Mizuhopecte 悶 tok. 卯仰 sis hokurikue 凡 StS 2 石川県金沢市大桑 大桑層 前期更新世 " 160 Glycymeris yessoensis 2 " " " 161 Mizuhopecten yessoensis 2 " " " 162 Fabuliηa nitidula 1 " " " 163 Felaniella usta 1 " " " 164 Thracia kakumana l " " " 165 Pseudamiantis ta 町 enszs l " " " 166 Peronidia zyonoensis 1 " H H 167 Yoldia notobilis 1 " " " 168 Turritella saishuensis 1 H " H 169 A nadara amicula 1 " H " 170 Stegodon orientalis 1 千葉県 中期更新世 " 171 Palaeoloxodon antiguus ( 複製 ) l フランス 更 新 世 " 172 Palaeoloxodon namadicus l ジ ャ ワ " " 173 Bos banteng 2 イ ン ド " " 174 Mammuthus ρrzmzgenzus l モンゴル Mammuthus ρrzmzgenzus l アメリカ 11 山形県立博物館 176 Palaeoloxodon naumanni 2 温海町鼠ヶ関 H 致道博物館 177 Palaeoloxodon naumanni 2 村山市碁点 11 山形県立博物館 178 Palaeoloxodon naumanni ( 複製 ) 1 瀬戸内海海底 " 姶良火山灰 l 山形市後期更新世山形大学教養部 180 周口庖出土石器 ( 複製 ) 中 国 前期旧石器明治大学考古学博物館 l 181 丁村出土石器複製 11 中期旧石器 シベリア各地出土石器 ( 複製 ) ソ連邦 11 国学院大学文学部考古学研究室 183 中山華遺跡 C 地点最下層出土石器 宮城県 前期旧石器東北歴史資料館 184 馬場壇 A 遺跡 20 層出土石器 青葉山遺跡出土石器 11 " 東北大学埋蔵文 f 凶オ調査室 186 上屋地 B 遺跡出土石器 飯豊町 中期旧石器個 人 蔵 187 真木遺跡出土石器 朝日町 横道遺跡出土石器 小国町 後期旧石器山形大学教育学部社会科資料室 189 富沢遺跡出土動 植物遺存体 ( 写真 ) 仙台市 11 仙台市教育委員会 190 岩戸遺跡出土岩偶 石器 大分県 11 東北大学文学部考古学研究室 191 越中山 K 遺跡出土石器 朝 日 村 11 朝日村教育委員会 192 アムール川河口出土石器 ソ連邦 11 個 人 蔵 193 タチカルシュナイ遺跡出土石器 北海道 11 東北大学文学部考古学研究室 194 角二山遺跡出土石器 大石田町 11 山形大学教育学部社会科資料室 195 アジール遺跡出土細石器 フランス 11 明治大学考古学博物館 196 海技爾遺跡出土細石器 中 国 グラモトハ遺跡出土土器 ソ連邦 11 個 人 蔵 198 座散乱木出土動物形土偶 宮城県 中 石 器東北歴史資料館 199 サハリン島出土局部磨製石斧 ソ連邦 11 弘前大学教育学部考古学研究室 200 モサンル遺跡出土片刃石斧 北海道 11 東北大学文学部考古学研究室 201 弓張平遺跡出土片刃石斧 西川町 11 個 人 蔵 202 日向洞窟出土局部磨製石斧 高畠町 11 高畠町郷土資料館 203 大立遺跡出土土器 山形県立博物館 204 壬遺跡出土土器 新潟県 11 国学院大学文学部考古学研究室 205 宗仁式土器 サハリン 新 石 器東北大学文学部考古学研究室 206 後北 C2 式土器 北海道 弥生 古墳 後北 C2 式土器 青森県目時 緩北 C2 式土器 寒河江市 H 個 人 蔵 209 北大式土器 石器 北海道札幌市 古 墳北海道大学 210 北大式石器 宮城県 11 個 人 蔵 一一 59 一

50 番号資料名点数産地 出土地時代所蔵保管者 211 北大式土器 石器 中山町三軒屋 古 墳 中山町歴史問谷資料館 212 夷 のへラ書きのある土器 北海道札幌市 古 イ 北海道大学埋草文化財調査室 213 ヒサカキ 1 飛 島 土門尚三氏 214 オオパグミ ( マルパグミ ) 1 温海町 " 215 テイカカズ : ラ 1 飛 島 1/ 216 マサキ 1 " " 217 カラスザンショウ 1 遊佐町 1/ 218 アカメyゲシワ 1 " " 219 ヒメカ刷ンクビソウ 1 " " 220 シロダモ 1 1/ 1/ 221 シュウフ ン ソウ 1 " " 222 シラキ l " 1/ 223 ヤマアイ 1 " " 224 I ゲ 1 平田町 " 225 タフ ノキ 1 遊佐町 " 226 ヤブツノ キ l " " 227 ヤダケ 1 飛 島 1/ 228 ウラシマソウ 1 " " 229 キヅタ 1 遊佐町 1/ 230 ノ イビャクシン 1 飛島 " 231 オオパマユミ 1 1/ " 232 オオムラサキシキブ 1 " " 233 エノ キ 1 1/ " 234 ヤブミョウカ 1 " H 235 カノコソウ 1 " " 236 オオイタドリ 1 " " 237 ハマナス 1 遊佐町 " 238 アカネムグラ 1 飛 島 " 239 エゾヒナノウスツボ l 鶴岡市 " 240 オオバナミミナグサ 1 飛 島 " 241 マルパウ7ノスズクサ 1 沼田市 山形県立博物館 242 マルパシャリンパイ l 温海町 " 243 アオキ 1 飛 島 " 244 カタシログサ ( ハンゲショウ ) l 温海町 " 245 イワガネソウ 1 遊佐町 " 246 モチノキ l 飛 島 " 247 ム -". l " " 248 ヤツデ l " " 249 ハマベンケイソウ 1 " " 250 ノ でPノ コ "" l " " 251 エゾツルキンパイ 1 " " 252 エゾオオノ コ l " " 253 エゾノコギリソウ l " 1/ 254 ベニシダ 1 遊佐町 " 255 イ ノデ l 飛 島 " 256 トウゴクシ夕 l 遊佐町 " 257 コムラサキシキブ 1 " " 258 イワヤシダ 1 平田町 " 259 ホソノ イヌワラビ l 遊佐町 " 260 キジノオシタ l 鶴岡市 1/ 261 アイアスカイノテ l 飛 島 " 262 イワヒメワラビ l 遊佐町 " 263 ヒロノ イヌワラビ 1 " " 60 一

51 番号資料名点数産地 出土地時代所蔵保管者 264 ハマハタザオ 1 鶴岡市 山形県立博物館 265 ハマボツス 1 遊佐町 " 266 スカシユリ l 飛 島 " 267 ハマエンドウ 1 " " 268 オクノハマイボタ 1 " " 269 トビシマカンゾウ l " " 270 トビシマナシ l " " 271 ハマゴウ l " " 272 スナビキソウ 1 " " 273 ウンラン 1 " " 274 ハマヒルカオ l 遊佐町 " 275 エゾノレンリソウ l 飛 島 " 276 モンカ ラカワノ \ ギ l " 277 コバンザメ 1 県立加茂水産高 278 ノ ショウカジキ 1 " 279 キハダマグロ 1 " 280 メパチマグロ 1 " 281 メカジキ 1 " 282 チカメキントキ 1 " 283 アオザメの歯 1 " 284 イヨスタレガイ 3 山形県立博物館 285 マクラガイ 2 鶴岡市 " 286 コロモ方 イ 2 温海町 " 夕 ラクラマキガイ 3 " 288 スミスハネガイ 1 鶴岡市 " 289 オットセイ l " " 290 ウミスズメ類 3 " " 291 オオセグロカモメ 幼 1 " " 292 シンジュサン 1 水野重紀氏 293 アオスジアゲハ 2 " 294 カタハリキリガ 2 " 295 ヤンコウスキーキリカ 2 " 296 ナギサスズ 2 菊地賢治氏 297 キフチョウ 3 木俣 繁氏 298 しんかい2000t: 最影写真 4 圧内沖海底 水産試験場 299 青銅刀子 ( 複製 ) 1 遊佐町三崎山遺跡 縄文後期致道博物館 300 至宝形土器 1 福岡県板付遺跡 弥生前期 明治大学考古学博物館 301 鉢形土器 1 " " " 302 歪形土器 3 酒田市生石 2 遺跡 " 山形県教育委員会 303 裂形土器 ( 部分 ) l " " " 304 穂摘用刺片 2 " " " 305 籾圧痕土器 3 " " " 306 炭化米 l " " " 307 査形土器 l 秋田県地蔵田 B 遺跡 " 秋田市教育委員会 308 査形土器 l " " " 309 台付浅鉢形土器 l 青森県砂沢遺跡 " 弘前市教育委員会 310 浅鉢形土器 2 " " " 311 裂形土器 1 " " " 312 i 饗形土器 ( 破片 ) 6 " 是川中居遺跡 " 八戸市博物館 313 査形土器 ( 部分 ) l " " " 314 姿形土器 ( 破片 ) 1 東根市蟹沢遺跡 " 個 人 蔵 315 深鉢形土器 2 山形市松留遺跡 " 山川義雄氏 316 鉢形土器 1 " " " - 61

52 代 代代 代 代 期 時時 時 時 前 生 H 安 H H H倉 H 1 1 H 町 戸 H 室江 時 弥 平 鎌 図 原 内 HH 徳 最 上 I 所蔵保管者 個 - 62 ー 人 蔵 致道博物館 八 幡 中 学校 田 川 小学校 山 形市 明 円寺尚古館 致道博物館 難 波 重 一氏 はや と 旅館 寒 河江市教育委員 会 致道博物館 山 形 県 立博物館 山 形大学附属博物館 個 最上徳 内 著 ヲu 1A -pu 1A 1A qd 1i っb -FU 317 I 注 口 土器 318 I 深鉢形土器 319 I 櫛 目 文四耳査 320 I 十字文叩壷 321 I 片 口 鉢 322 I 叩 壷 323 I 捨 鉢 324 I 叩 豪 325 I 叩 壷 326 I 査 327 I 叩 査 査 328 I 叩 329 弁財船模 型 % 330 I 船絵 馬 権現丸 331 ノl 鵜飼船模型 泊 須 川 最上 川 絵 図 332 I 最上徳 内像 333 I 樺太 島 と マ ン コ ー ( ア ム ー ル ) 河 口 地 図 334 I 国 後 択捉島之図 335 I 寛政 1 1 年 東蝦 夷道程附絵図 336 I 赤 人 ( ロ シ ア 人 ) 風俗図 337 I 伝最上徳 内 所用 測 量 器 矢立 338 I 蝦夷草紙 乾坤 339 I 線上載図 整数術 340 I 蝦夷 方 言 汐 草 乾坤 341 I 最上徳 内 見 行革 342 I 東蝦夷松前 よ り ア ッ ケ シ ま で道 中 日 記 343 I 最上徳 内 よ り 申 上 344 I 二木文書 長 束正家過所 345 I ア マ ハ ゲ面 346 I ア 7ハ ゲ衣裳 ( ケ ン ダ ン ) 347 I ア マ ハ ゲわ ら ぐ っ 348 I ア ナ ゴ ど う 349 I イ イ ダ コ 捕 り 具 350 I イ カ 釣 り 用 二本竿 351 I い わ し な が し 網船模型 焔 352 I 庄 内 竿 353 I タ コ シ ブ キ 石 354 I 金毘 羅 流 し 樽 355 I 金見羅 権現御 札 也一 名 j一 塚 塚 墳塚 土一 社 底 口墓 経 塚号 経 i 一跡 経 3沢樋社 墳 山 海 社神 仕 一遺 沖神山 腰 台 の袋 神 山 瀬 一野 海 日和 輪 の日田 川白 人高 一竹 地 一上 H 城 楯 七 仁 王 西 隼 市 H 温 春 日 市町市 市 町市 市 江 町市市 : 一村 酌附 島 和知 岡 岡 河 海 岡 田 産 一劇 温鶴 酒 酒八鶴 山羽鶴 鶴寒 一大 料 撒 一 資 番号 人 蔵 山 形大学附属博物館 個 人 蔵 遊佐町吹浦鳥崎地区 致道博物館 中 山 町歴史民俗資料館 奥 山 重三郎 氏

53 展示協力機関 協力者 ( 五十音順 ) 秋田市教育委員会 大江町教育委員会 大江町中央公民館 国学院大学考古学資料館 国学院大学文学部考古学研究室 沼田市観光物産課 酒田市定期航路事業所 寒河江市教育委員会 札幌市教育委員会 致道博物館 東京大学文学部考古学研究室 東北大学文学部考古学研究室 東北大学理学部地質学古生物学教室 東北歴史資料館 中山町歴史民俗資料館 八戸市博物館 はやと旅館 ( 鶴岡市 ) 弘前市教育委員会 弘前大学教育学部考古学研究室 北海道教育委員会 北海道大学埋蔵文化財調査室 明円寺尚古館 明治大学考古学博物館 八幡町立八幡中学校 山形県教育委員会 山形県水産試験場 山形県立加茂水産高等学校 山形大学教育学部社会科資料室 山形大学教養部地学教室 山形大学附属博物館 遊佐町鳥崎地区 φ φ φ φ φ 相回優 ( 会津若松市 ) 会回答弘 ( 仙台市 ) 青木豊 ( 東京都 ) 安孫子昭二 ( 東京都 ) 阿部惣一郎 ( 朝日町 ) 安斎正人 ( 東京都 ) 犬塚幹ー ( 鶴岡市 ) 上野佳也 ( 東京都 ) 植松芳平( 鶴岡市 ) 大津穣 ( 山形市 ) 太田昭夫 ( 名取市 ) 大塚初重 ( 市川市 ) 小笠原憲四郎 ( 仙台市 ) 梶原洋 ( 仙台市 ) 奥山重三郎 ( 東根市 ) 加藤邦雄( 札幌市 ) 加藤晋平 ( 市川市 ) 加藤恒子 ( 山形市 ) 加藤啓 ( 山形市 ) 加藤道男 ( 仙台市 ) 可児通弘 ( 東京都 ) 菊地賢治 ( 天童市 ) 木村英明 ( 札幌市 ) 熊野正也 ( 東京都 ) 小林達雄( 東京都 ) 酒井英一 ( 鶴岡市 ) 酒井忠治 ( 鶴岡市 ) 佐々木浩一 ( 八戸市 ) 佐竹伸一( 朝日町 ) 佐藤信行 ( 古川市 ) 佐藤幸虞 ( 鶴岡市 ) 佐藤禎宏 ( 酒田市 ) 渋谷孝雄 ( 山形市 ) 菅原俊行 ( 秋田市 ) 須藤隆 ( 仙台市 ) 芹津長介 ( 仙台市 ) 平朝彦 ( 東京都 ) 高橋寛一 ( 遊佐町 ) 高宮宏平 ( 村山市 ) 谷口康弘 ( 東京都 ) 千葉英一( 札幌市 ) 土門尚三 ( 遊佐町 ) 成田正彦 ( 引前市 ) 難波重一( 鶴岡市 ) 畑宏明 ( 札幌市 ) 早坂春一 ( 仙台市 ) 藤沼邦彦 ( 塩釜市 ) 水沼孝 ( 札幌市 ) 水野重紀 ( 鶴岡市 ) 村山龍男 ( 羽黒町 ) 村越潔 ( 引前市 ) 山川義雄 ( 山形市 ) 山田晃弘 ( 仙台市 ) 山野井徹 ( 山形市 ) 吉崎昌一 ( 札幌市 ) 米地文夫 ( 仙台市 ) 敬称 は省略させていただきました 引用文献 ( 引用順 ) 国立天文台編 理科年表 東京丸善 1990 年 柏野義夫 日本海の謎 東京築地書館 1975 年 日本第四紀学会編 日本第四紀地図 東京大学出版会 1987 年 斎藤靖二 平朝彦 新妻信明 木村学 日本列島のおいたち 付図 J rnewton.!l 6 巻 10 号 1986 年 日本の地質 東北地方 編集委員会編 日本の地質 2 東北地方 東京共出出版 1989 年 芹沢長介 石器時代の日本 東京築地書館 1960 年 湊正雄 日本列島 東京岩波書庖 1966 年 加藤稔 古代東北文化の源流 東京新人物往来社 1976 年 岡村道雄 約二万五千年前とそれを遡子時期の東アジア旧石器文化と日本の関連 J 橘昌信 シベリア 日本出土の細石核 J r 季刊考古学 25 号 1989 年 nzhu年ハ υ佐藤信行 東北地方の後北式文化 J r 東北考古学の諸問題 仙台東北考古学会 1972 山内清男 先史考古学論文集 新第五集 東京先史考古学会 1969 年 r 文化 4 0 巻 1/2 号 1976 年

54 記念講演会 第 l 回 平成 2 年 7 月 29 日旧 ) 午後 2 時 講師東北大学理学部小笠原憲四郎助教援 演題,- 日本海の誕生とその古環境の変遷 第 2 回 平成 2 年 8 月 25 日 (士) 午後 2 時 講師 : 山形県立博物館加藤稔主任専門学芸員 演題,- 環日本海域の石器時代文化 会場はいずれも山形県立博物館講堂 特別展図録日本海と山形その生いたち 自然と文化を考える 平成 2 年 7 月 14 日 発行 執筆長淳一雄解説 I 部 II 部 編集 発行 加藤稔解説 II 部 III 部 竹村健一 III 部 奥山武夫 III 部 木俣繁 III 部 尾形輿典 III 部 菊地和博 III 部 山形県立博物館 干 990 山形市霞城町 1-8 TEL. (0236) 印刷アベ印刷株式会社 - 64

55 表紙 : 庄内浜暮坪海岸