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しげのぶわしあし
5 years ago
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1 ( 参考 ) 平成 20 年度におけるユニバーサルサービス確保の取り組みについて

2 1 ユニバーサルサービス料について NTT 西日本では 110 番や 119 番等の緊急通報公衆電話山間部や離島を含めた固定電話通信などのユニバーサルサービスをいつでもどんなときでもお客様にご利用いただけるように通信網の維持保守に取り組んでいますこのユニバーサルサービスを維持するために平成 19 年 1 月より各電話会社がユニバーサルサービス支援機関 ( 1) を通じて費用を出し合うユニバーサルサービス基金制度がスタートし平成 21 年 2 月からはお客様に 1 電話番号当たり月額 8 円 ( 税込 8.4 円 ) のご負担をいただいております弊社は従来から経営効率化に取組み人件費や経費の削減等あらゆる費用を対象に大幅なコスト削減を実施しておりますが近年のユニバーサルサービスを取り巻く環境は 1 携帯電話の普及拡大及び採算性の良い都市部を中心とした IP 電話や他事業者が提供する固定電話サービスとの競争のの進展 2 従来接続料として接続事業者が負担してきた交換機コストの一部を段階的に基本料コストに付替えるという制度変更にみられるように大きく変化しておりその結果ユニバーサルサービスの収支は平成 20 年度で 590 億円の赤字となっております一方ユニバーサルサービス基金制度により支援される額は実際の費用を用いて算定するのではなく現時点想定しうる最も効率的な設備を構築した場合の費用を用いて算定されておりかつ加入電話 ( 基本料緊急通報 ) の支援対象は著しい高コストの地域に限定されていることから実際の赤字の一部となっております今般ユニバーサルサービス支援機関が定める各電話会社の 1 電話番号当たりの負担額 ( 番号単価 ) は平成 22 年 2 月からも現行と同様月額 8 円となりましたこれに伴いまして引き続きお客様には 1 電話番号当たり月額 8 円 ( 税込 8.4 円 ) のユニバーサルサービス料をご負担いただきます弊社としては基金制度の下で今後もユニバーサルサービスの維持のために積極的な企業努力を続けてまいります皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます 1 社団法人電気通信事業者協会が総務大臣より指定されています 2 従来接続料として接続事業者が負担してきた交換機コストの一部を平成 17 年度から段階的に基本料コストに付替えるという制度変更が行われております ( 平成 19 年度は 5 分の 3 を平成 20 年度は 5 分の 4 を基本料コストに付替えていますなお上記コストのうちき線点 RT~ 加入者交換機間伝送路の一部の費用については段階的に交換機コストに戻すとされていることから平成 20 年度は当該コストの 5 分の 3 を基本料コストに付替えています ) ( 2)

3 固定電話回線数の推移携帯電話の普及拡大及び採算性の良い都市部を中心とした IP 電話や他事業者が提供する固定電話サービスとの競争の進展により NTT 東西の固定電話が減少しています ( 万回線 ) 10,000 8,000 携帯電話 +PHS 7,482 8,112 8,665 9,147 9,648 10,170 10,734 11,205 11,407 6,678 6,000 4,000 6,178 6,105 NTT 東西の固定電話 6,031 5,955 5,826 5,425 4,998 4,555 4,164 3,977 2,000 IP 電話 + 他事業者の固定電話 H13.3 末 H14.3 末 H15.3 末 H16.3 末 H17.3 末 H18.3 末 H19.3 末 H20.3 末 H21.3 末 H21.9 末 ( 注 )1. 固定電話は加入電話と ISDN の合計 2.IP 電話は 050 番号と 0AB~J 番号によるものの番号数の合計 3. 数値は NTT 東日本西日本エリアの合計 ( 出典 ) 総務省の公表資料をもとに作成 2 1,527 1,966 2,323 2,590 2,713

4 件費及び経費の削減設備コストの削減3 平成 20 年度に実施した NTT 西日本の経営効率化平成 20 年度についても一層の経営効率化に取り組み大幅なコスト削減を実施しており平成 12 年度からの 8 年間で約 9,200 億円の費用を削減しています営業費用の推移平成 20 年度に実施した主な経営効率化施策 ( 単位 : 億円 ) 30,000 27,398 25,000 20,000 25,734 人件費 H12 年度からの 8 年間で約 9,200 億円の削減 21,723 20,801 20,278 19,975 19,310 人18,873 18,165 退職再雇用の仕組みの継続実施採用の抑制による人員のスリム化アウトソーシング会社を含む社員数を 5,000 人削減 (H19 末 :5.4 万人 H20 末 :4.9 万人 ) 116 料金業務加入権取扱い業務の見直し拠点集約 116 センタの受付時間見直しによる効率化料金業務加入権取扱い業務の拠点を集約 15,000 Web 受付の推進による効率化経費経費全般にわたるコスト削減 10,000 Myビリングの利用増による料金請求コストの抑制 ISO14001 取得による紙事務用品経費及び電気使用料の削減等 5,000 償却費など固定電話網の新規投資の原則停止を継続資産のスリム化の更なる推進 0 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 集約に伴い廃止した拠点の建物スペースを貸付遊休不動産の売却により保有コストを削減

4 平成 20 年度における NTT 西日本のユニバーサルサービス収支の現状経営効率化に取り組み収益の減少による収支の悪化をコスト削減で補うよう努めておりますが従来接続料として接続事業者が負担してきた交換機コストの一部 (NTS コスト ( 1)) の負担方法の変更に伴う基本料コストの増加 ( 2) 等により平成 20 年度におけるユニバーサルサービス収支は 590

5 4 平成 20 年度における NTT 西日本のユニバーサルサービス収支の現状経営効率化に取り組み収益の減少による収支の悪化をコスト削減で補うよう努めておりますが従来接続料として接続事業者が負担してきた交換機コストの一部 (NTS コスト ( 1)) の負担方法の変更に伴う基本料コストの増加 ( 2) 等により平成 20 年度におけるユニバーサルサービス収支は 590 億円の赤字となっています ( 1)NTS コスト (Non-Traffic Sensitive Cost) とは交換機設備のうち通信量の増減によって変化しない装置のコストを指します ( 2) 平成 17 年度から交換機コストを段階的に基本料コストに付け替えるという制度変更が行われております平成 20 年度は NTS コストの 5 分の 4( き線点 RT~ 加入者交換機間伝送路の一部の費用については 5 分の 3) にあたる 565 億円が交換機コストから加入電話基本料の費用に付け替えられています平成 19 年度平成 20 年度サービス名営業収益営業費用営業利益営業収益営業費用営業利益加入電話基本料 4,459 億円 4,973 億円 515 億円 4,076 億円 4,646 億円 569 億円第一種公衆電話等 7 億円 29 億円 22 億円 6 億円 27 億円 21 億円合計 4,466 億円 5,002 億円 536 億円 4,083 億円 4,673 億円 590 億円 54 億円の収支悪化主な要因 IP 電話等の普及拡大や競争の進展に伴う収益の減少 : 382 億円経営効率化によるコスト削減 :+403 億円 NTSコストの負担方法変更 : 76 億円

6 5 NTT 西日本へのユニバーサルサービス基金制度による支援額支援額は実際のコストではなく現時点想定しうる最も効率的な設備を構築した場合のコストを用いて算定していることから今年度の NTT 西日本への支援額はユニバーサルサービスの実際の赤字 590 億円の一部である 75 億円が支援されることになります最も効率的な費用をもとに算定サービス名平成 20 年度の営業利益基金による支援額加入電話基本料 569 億円 54 億円第一種公衆電話等 21 億円 21 億円合計 590 億円 75 億円支援額の算定は実際にかかったコストではなく長期増分費用モデルを用いることにより現時点想定しうる最も効率的な設備を構築した場合のコストとなっています支援対象の地域と費用の絞り込み加入電話 ( 基本料緊急通報 ) の支援対象は著しい高コストの地域 ( 1) に限られておりさらに支援される費用の範囲も著しい高コストの水準 ( 2) を上回る部分に限られています 1 全国の加入数の 4.9% の地域とされています 2 平均コストに標準偏差の 2 倍を加えた額とされています支援を受けても残りの赤字 ( 515 億円 ) は NTT 西日本自身が負担

7 ユニバーサルサービス料とユニバーサルサービスコストの負担についてユニバーサルサービスの維持に必要な費用を賄うための各電話会社の 1 電話番号当たり負担額 ( 番号単価 ) が平成 22 年 2 月からも現行と同様月額 8 円となりましたこれに伴いまして引き続きお客様には 1 電話番号当たり月額 8 円 ( 税込 8.4 円 ) のユニバーサルサービス料をご負担いただきますユニバーサルサービス料ユニバーサルサービスコストの負担について料金額 (1 電話番号当たり月額 ) 8 円 [ 税込 8.4 円 ] NTT 西日本東日本のユニバーサルサービスの赤字 : 1,312 億円 ( 注 )1. ユニバーサルサービス料はユニバーサルサービス支援機関が定める番号単価と同額です 2. 適用する電話番号については加入電話サービス総合ディジタル通信サービス (ISDN) ひかり電話サービス等の契約者回線に係る電話番号及びダイヤルイン i ナンバー追加番号 ( ひかり電話 ) 二重番号フリーアクセス ( から始まる電話番号 ) ナビアクセス AP ナビ (0570 から始まる電話番号 ) ダイヤル Q 2 (0990 から始まる電話番号 ) 等の付加サービスに係る電話番号です NTT 西日本東日本の負担 1,124 億円毎月の電話番号利用数に応じて 1 電話番号当たり 8 円を拠出基金からの支援 188 億円 27 億円を拠出 28 億円を拠出 133 億円を拠出お客様にユニバーサルサービス料としてご負担をいただいております NTT 西日本 NTT 西日本のお客様 NTT 東日本 NTT 東日本のお客様他の電話会社他の固定電話携帯電話 PHS 事業者等他の電話会社のお客様 ( 注 )1. 事業者別の拠出額は平成 21 年 6 月末の電話番号利用数に基づく試算値です 2.NTT 西日本東日本の拠出額は予め相殺される自社負担分を含みます 6

「ひかり電話」付加サービス「グループダイヤリング」、「コールセレクト」の提供開始について

「ひかり電話」付加サービス「グループダイヤリング」、「コールセレクト」の提供開始について平成 25 年 12 月 12 日ひかり電話付加サービスグループダイヤリングコールセレクトの提供開始について ~ 事業所間内線通話と発着信番号制御により通信を便利に安全に~ NTT 東日本は事業所間の内線通話を簡易な操作で便利にご利用いただけるサービスグループダイヤリング 1 発着信番号制御により通信のセキュリティを高めるサービスコールセレクト 2 1 をひかり電話 2 の付加サービスとして平成