memo

Size: px
Start display at page:

Download "memo"

Transcription

1 数理情報工学演習第一 C ( 第 12 回 ) 2016/07/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1

2 今日の内容 : ファイルの入出力 コマンドライン引数 2 分探索 クイックソート ( ライブラリ ) 文字列検索 2

3 ファイル操作の手続き : ファイル操作 ファイルからのデータ読み込み ファイルへのデータ書き出し 基本的な手順 読みこむ / 書き出すファイルを開く (fopen) 読み込み / 書き出しの操作 (fscanf/fprintf) ファイルを閉じる (fclose) 3

4 ファイルを開く / 閉じる : fopen/fclose fopen( ファイル名, モード ) モード :r( 読み込み ), w( 書き込み ), a( 追記 ) FILE *fp; // ファイルポインタの宣言 fp = fopen( input.txt, r ) ; // 読み込みモードで input.txt を開く 各種ファイル処理 fclose(fp); // 閉じる 4

5 ファイルへの書き込み 読み込み : ファイルポインタ以外はprintf/scanfと同様 書き出し :fprintf( ファイルポインタ, ) fprintf(fp, %d n, i) 読み込み :fscanf( ファイルポインタ, ) 整数は %d, 実数は %lf int x; double y; fscanf(fp, %d %lf, &x, &y); ファイルの最後に到達した場合 EOF を返す if ( fscanf( ) == EOF ){. 5

6 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> void read_file(char *filename) { double x; FILE *fp; fp = fopen(filename, r ); if (fp == NULL) { printf( cannot open %s n, filename); exit(1); while (!feof(fp)) { if (scanf("%lf", &x) < 1) { break; fprintf(stdout, %lf n, x); fclose(fp); int main(argc, char *argv[]) { read_file( test.txt ); return 0; 6

7 コマンドライン引数の利用./a.out input.txt と引数をつけて実行したとき argc = 4; argv[0] =./a.out ; プログラム名 argv[1] = input.txt ; argv[2] = 10 ; argv[3] = 0.1 ; int main(int argc, char *argv[]) { FILE *f; int n; double x; if (argc < 4) exit(1); // 引数が足りない f = fopen(argv[1], r ); n = atoi(argv[2]); // 文字列を整数に x = atof(argv[3]); // 文字列を実数に 7

8 最終レポート 疎行列の 2 乗を計算し, 実行時間を測定する 入力は Matrix Market のデータを用いる 形式を変換したものを用意しています ファイルから行列を読み込み, その 2 乗を計算しファイルに出力する./a.out ( 入力 ) ( 出力 ) 実行時間は time コマンドで測る time./a.out bcspwr01.txt bcspwr01-2.txt 8

9 実行時間のグラフを作る 行列のデータ構造や乗算アルゴリズムは複数用いてそれらの違いを調べる 密行列 (2 次元配列 ), 疎行列 ( リストの配列 ) など 疎行列でも乗算のアルゴリズムによって時間は異なる それぞれのデータ構造, アルゴリズムの概略も説明する 締切 :7/25( 月 ) 16:00 宛先 :miprogramming2016+final@gmail.com 9

10 レポートについての注意 メールの題名 : 学生証番号 8 桁ハイフンなし ( 半角スペース ) 氏名 ( 半角スペース ) 最終レポート提出 例 : 定兼邦彦最終レポート提出 添付ファイル : レポート ( 学生証番号 8 桁.pdf 5 枚以内 ) ソースコードを圧縮したもの ( 学生証番号 8 桁.zip) 例 : pdf 例 : zip レポートについて タイトル 所属 学生証番号 氏名 日付を一ページ目に書くこと ( 独立させたページにはしなくてよい 1. 課題内容 2. 手法 ( データ構造 アルゴリズム ) の説明 3. 結果 4. 考察の章立てで書くこと A4 5 枚以下に収めること 以下は本レポートに限らず留意のこと グラフにはタイトル 縦軸 横軸 ( 単位も ) 凡例を忘れずに 表のタイトルを忘れずに グラフ 表のタイトルは本文を読まなくても何が書いてあるかわかるように 10

11 二分探索 アルゴリズムとデータ構造で重要な概念 全順序集合の探索を高速化する 集合 S の要素を L, E, G に分ける L = {x x S, x < p (p より小さい要素 ) E = {x x S, x = p (p と等しい要素 ) G = {x x S, x > p (p より大きい要素 ) k を探索するとき p = k ならば探索終了 ( 見つかった ) p < k ならば G を二分探索 p > k ならば L を二分探索 11

12 既ソート配列での二分探索 E は配列の中央の要素 (p = S[n/2]) L は中央より左側の要素 (S[0..n/2 1]) G は中央より右側の要素 (S[n/2+1..n 1]) 集合が配列のl 番目からh 番目で表されているとき m = (l+h) / 2 とする S[m]=k ならば探索終了 (k が存在した ) S[m]<k ならば k はL, E には存在しない G を探索 S[m]>k ならば k はG, E には存在しない L を探索 l m h < p p > p 12 L E G

13 int search(dic_sortedarray *S, int k) { int high, low, mid; low = 0; // 探索の範囲は最初は配列全体 [0..n-1] high = S->n-1; while (low <= high) { mid = (low + high) / 2; if (S->key[mid] == k) { // 見つかった return mid; else if (S->key[mid] < k) { low = mid + 1; // 探索範囲を後半だけにする else { high = mid - 1; // 探索範囲を前半だけにする return -1; // 見つからなかった 13

14 クイックソート 二分探索を行うには, 要素がキーの順にソートされている必要がある 今回はC 言語の標準ライブラリにある qsort() を用いる #include <stdlib.h> void qsort( void *data, // ソートしたいデータ size_t data_cnt, // データの個数 size_t data_size, // データ1 個当たりのバイト数 int(*func )(const void *, const void *)); // 比較関数 14

15 比較関数 int(*func )(const void *, const void *); 2 つの引数は, 比較したいデータへのポインタ 第 1 引数 < 第 2 引数の場合は負の整数を返す 第 1 引数 = 第 2 引数の場合はゼロを返す 第 1 引数 > 第 2 引数の場合は正の整数を返す データが整数の配列に格納されているとき int int_compare(const void *pa, const void *pb) { int a, b; a = *(int *)pa; b = *(int *)pb; return a - b; 15

16 データが文字列で, 文字列へのポインタが配列に入っているとき int str_compare(const void *ppa, const void *ppb) { char *pa, *pb; pa = *(char **)ppa; pb = *(char **)ppb; return strcmp(pa, pb); ソートしたい配列は ( 文字列へのポインタ ) の配列 比較関数の引数はデータへのポインタ この場合は ( 文字列へのポインタ ) へのポインタ 文字列へのポインタを得るには,1 度ポインタの中身を参照する strcmp の返り値は比較関数の条件を満たすのでそのまま使う 16

17 int A[5] = {5, 3, 2, 4, 1; char *S[3] = { abc, xyz, def ; qsort(a, 5, sizeof(int), int_compare); qsort(s, 3, sizeof(char *), str_compare); 17

18 文字列検索 ( 接尾辞配列 ) 文字列 T の長さを n とする. T の接尾辞配列 SA は長さ n の配列で, SA[i] = ( 辞書順で i 番目の接尾辞のポインタ ) (0 i n-1) T の全接尾辞をソートすればSAを構築できる. char **SA; // 文字列へのポインタのポインタ 配列 SA[i] = T+i と初期化する 配列 SA を str_compare に従って qsort する. T = banana (n=6) SA[0] = a SA[1] = ana SA[2] = anana SA[3] = banana SA[4] = na SA[5] = nana 18

19 接尾辞配列を用いた文字列検索 あるパタン P の,T 上での出現位置を求める 接尾辞配列上で二分探索を行う 二分探索を行う際の大小比較は,strncmp を用いる len = strlen(p); strncmp(p, SA[m], len); つまり, 接尾辞配列を, 長さ len の文字列を辞書順に格納したものだとみなす. 接尾辞の方の長さが len 未満の場合もあるが, 問題は無い T = banana (n=6) SA[0] = a SA[1] = ana SA[2] = anana SA[3] = banana SA[4] = na SA[5] = nana 19

20 今はパタンの全ての出現位置を求めたい ただし最初の二分探索の説明では, そのうちの 1 つしか求めていない 1つ一致が見つかったら, 接尾辞配列上でその前後の接尾辞を見て, 一致を全て見つける 本来はこれも二分探索で行うべき T = banana (n=6) SA[0] = a SA[1] = ana SA[2] = anana SA[3] = banana SA[4] = na SA[5] = nana 20

21 課題 接尾辞配列を用いて文字列を検索する 入力 : ( 標準入力より ) T の長さ T 検索するパタン (0 個以上 ) 出力 : 各検索パタンに対し出現個数出現位置 1 出現位置 2 出現位置は小さい順にソートする 7/11( 水 ) 16:00 までに提出 入力例 6 banana a b na x 出力例 T = banana (n=6) SA[0] = a SA[1] = ana SA[2] = anana SA[3] = banana SA[4] = na SA[5] = nana 21

22 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include "suffixarray.h" int main(int argc, char *argv[]) { FILE *f; char *str; sarray *SA; int i, n; char pattern[100]; int c, l, r; // f = fopen(argv[1], "rb"); f = stdin; fscanf(f, "%d", &n); str = malloc(n+1); fscanf(f, "%s", str); str[n] = 0; SA = sarray_build(n, str); while (1) { if (fscanf(f, "%s", pattern) < 1) break; c = sarray_search(sa, pattern, &l, &r); printf("%d", c); if (c > 0) { for (i=l; i<=r; i++) printf( %d ", SA->SA[i] - SA->T); printf(" n"); 注 : これだと出現位置の小さい順にソートされていないので, 一旦答えを別の配列に入れて qsort でソートしてから出力する return 0; 22

23 接尾辞配列の構造体 typedef struct { int n; // 文字列の長さ char *T; // 文字列 char **SA; // 接尾辞配列 sarray; 23

24 作成する関数 sarray *sarray_build(int n, char *T); 長さ n の文字列 T が与えられたときに, 接尾辞配列の構造体を作る int sarray_search(sarray *SA, char *pattern, int *l, int *r); 接尾辞配列の構造体 SA, 検索パタン pattern が与えられる 返り値は pattern の出現回数 出現回数が 0 でないときは,pattern に対応する接尾辞配列の区間を l と r に入れる 24

memo

memo 数理情報工学演習第一 C ( 第 12 回 ) 2017/07/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : ファイルの入出力 コマンドライン引数 2 分探索 最長単調増加列 2 ファイル操作の手続き : ファイル操作 ファイルからのデータ読み込み ファイルへのデータ書き出し 基本的な手順 読みこむ / 書き出すファイルを開く (fopen)

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 6 回 ) 2017/05/16 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : 再帰呼び出し 2 分探索木 深さ優先探索 課題 : 2 分探索木を用いたソート 2 再帰呼び出し 関数が, 自分自身を呼び出すこと (recursive call, recursion) 再帰を使ってアルゴリズムを設計すると, 簡単になることが多い

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C プログラミング演習 ( 第 5 回 ) 2015/05/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : プロトタイプ宣言 ヘッダーファイル, プログラムの分割 課題 : 疎行列 2 プロトタイプ宣言 3 C 言語では, 関数や変数は使用する前 ( ソースの上のほう ) に定義されている必要がある. double sub(int

More information

ファイル入出力

ファイル入出力 C プログラミング Ⅱ の基礎 とは ファイルへデータを書き込んだり ( 出力 ), ファイルからデータを読み込んだり ( 入力 ) する C 言語では キーボードからの入力 画面への出力と同じようなコードで 処理を実現できる プログラム 入力 出力 ファイル 出力 入力 2 入出力の基本 ストリーム プログラム上で様々な装置への入出力を行う機構様々な入出力装置を統一的な方法で扱うことができる ハードディスクなどではファイルデータによって入出力が行われる

More information

ファイル入出力

ファイル入出力 C プログラミング Ⅱ の基礎 とは ファイルへデータを書き込んだり ( 出力 ), ファイルからデータを読み込んだり ( 入力 ) する C 言語では キーボードからの入力 画面への出力と同じようなコードで 処理を実現できる プログラム 入力 出力 ファイル 出力 入力 2 入出力の基本 ストリーム プログラム上で様々な装置への入出力を行う機構様々な入出力装置を統一的な方法で扱うことができる ハードディスクなどではファイルデータによって入出力が行われる

More information

Taro-ファイル処理(公開版).jtd

Taro-ファイル処理(公開版).jtd ファイル処理 0. 目次 1. はじめに 2. ファイル内容の表示 3. ファイル内容の複写 3. 1 文字単位 3. 2 行単位 4. 書式付き入出力 5. 文字配列への入出力 6. 課題 6. 1 課題 1 ( ファイル圧縮 復元 ) - 1 - 1. はじめに ファイル処理プログラムの形は次のようになる #include main() { FILE *fp1,*fp2; ファイルポインタの宣言

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation ファイルの入出力 芝浦工業大学情報工学科 青木義満 今回の講義内容 ファイル入出力 ファイルからのデータ読込み ファイルと配列 2 1 ファイルへのデータ書き込み ( 復習 ) ソースファイル名 :fileio1.c データをファイルに書き込み #include int main(void) { ファイルポインタ宣言 int student_id = 100; char name[

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12) 第 12 回 (7/9) 4. いくつかのトピック (5)main 関数の引数を利用したファイル処理 main 関数は, 起動する環境から引数を受け取ることができる 例えば 次に示すように,main 関数に引数を用いたプログラムを作成する 01 /* sample */ 02 /* main 関数の引数 */ 03 #include 04 05 main(int argc, char

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

Microsoft PowerPoint - prog04.ppt

Microsoft PowerPoint - prog04.ppt プログラミング言語 2 第 04 回 (2007 年 05 月 14 日 ) 今日の配布物 片面の用紙 1 枚 今日の課題が書かれています 本日の出欠を兼ねています 1 今日やること http://www.tnlab.ice.uec.ac.jp/~s-okubo/class/language/ にアクセスすると 教材があります 2007 年 05 月 14 日分と書いてある部分が 本日の教材です 本日の内容

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング 演習 アルゴリズム基礎論 演習 第 10 回 今後の予定 12/22( 月 ) 期末試験 (60 分間 ) 場所 :A1611 時間 :16:20~17:20 課題の最終提出締切 :12/19( 金 ) これ以降の新規提出は評価されない 12/22までに最終状況を提示するので, 提出したのに や になってる人は自分の提出内容や提出先を再確認した上で12/26までに問い合わせること

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 5 回演習 前回までのお話 ポインタ ポインタを用いた文字列処理 構造体 ファイル 再帰的構造体 リスト構造 動的メモリ管理 今日のお題 ポインタやファイルなど これまでの内容の練習 教材 以前 以下に単語を収録したファイルがあることを紹介した : /usr/share/dict/words この中からランダムに単語を取り出したファイルを用意した http://sun.ac.jp/prof/yamagu/2019app/

More information

2006年10月5日(木)実施

2006年10月5日(木)実施 2010 年 7 月 2 日 ( 金 ) 実施 ファイル処理ファイルとはファイル (file) は日常用語では紙などを綴じたものを表すが, コンピュータ用語ではデータの集合体を指す言葉である ファイルは例えば, 文書ファイルやプログラムファイルのように, 用途によって分類されることもあれば, また, テキストファイルやバイナリファイルのように, ファイルの作り方によって分類されることもある なお,

More information

情報処理演習 B8クラス

情報処理演習 B8クラス 予定スケジュール ( 全 15 回 ) 1 1. 終了 プログラミング言語の基礎 2. 終了 演算と型 3. 終了 プログラムの流れの分岐 (if 文,switch 文など ) 4. 終了 プログラムの流れの繰返し (do, while, for 文など ) 5. 終了 中間レポート1 6. 終了 配列 7. 終了 関数 8. 終了 文字列 ( 文字列の配列, 文字列の操作 ) 9. 終了 ポインタ

More information

演算増幅器

演算増幅器 ファイルこれまでにデータの入力方法として キーボードからの入力を用いてきた 構造体を習った際に実感してもらえたと思うが 入力データ量が多いときにはその作業は大変なものとなり 入力するデータを間違えた場合には最初からやり直しになる そこで今回はこれらの問題を解決するため あらかじめ入力データをテキストエディタなどで編集し ファイルとして保存したものを入力データとして用いる方法を習っていく さらにプログラムで作成したデータをファイルに出力する方法も併せて習っていく

More information

program7app.ppt

program7app.ppt プログラム理論と言語第 7 回 ポインタと配列, 高階関数, まとめ 有村博紀 吉岡真治 公開スライド PDF( 情報知識ネットワーク研 HP/ 授業 ) http://www-ikn.ist.hokudai.ac.jp/~arim/pub/proriron/ 本スライドは,2015 北海道大学吉岡真治 プログラム理論と言語, に基づいて, 現著者の承諾のもとに, 改訂者 ( 有村 ) が加筆修正しています.

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 4 回 ) 2016/05/10 DEPARTMENT OF MATHEMATICA INFORMATICS 1 内容 リスト 疎行列 2 連結リスト (inked ists) オブジェクトをある線形順序に並べて格納するデータ構造 単方向連結リスト (signly linked list) の要素 x キーフィールド key ポインタフィールド next x->next:

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C ( 第 8 回 ) 206/06/3 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 今日の内容 : プロトタイプ宣言 ヘッダーファイル, プログラムの分割 プライオリティキュー ヒープ 課題 : ヒープソート 2 プロトタイプ宣言 C 言語では, 関数や変数は使用する前 ( ソースの上のほう ) に定義されている必要がある. double sub(int

More information

Prog1_12th

Prog1_12th 2013 年 7 月 4 日 ( 木 ) 実施 ファイル処理ファイルとはファイル (file) は日常用語では紙などを綴じたものを表すが, コンピュータ用語ではデータの集合体を指す言葉である ファイルは例えば, 文書ファイルやプログラムファイルのように, 用途によって分類されることもあれば, また, テキストファイルやバイナリファイルのように, ファイルの作り方によって分類されることもある なお,

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

Microsoft PowerPoint - 第3回目.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 第3回目.ppt [互換モード] 第 3 回プログラミング応用 目的ファイル入出力 1. ファイルの概念 2. ファイルの読み込み 3. ファイルの書き込み CPU 演算 判断 ファイルの概念 内部記憶装置 OS 機械語プログラム 入力装置 キーボード 出力装置 ディスプレイ ファイル 外部記憶装置ハードディスク CD-ROM CPU が外部とデータをやり取りするための媒介 printf 関数や scanf 関数でもうすでにファイルのやり取りの基本は学んでいる

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(9)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(9) 第 9 回 (6/18) 3. ファイルとその応用 外部記憶装置に記録されたプログラムやデータを, ファイルと呼ぶ シーケンシャルファイルやランダムファイルへのデータの記録や読み出し, 更新の手順について学習する (1) ファイルとレコードファイル複数の関連したデータを一つに集めたり プログラムを外部記憶装置に保存したものレコードファイルを構成する一塊のデータ ex. 個人カードフィールドレコードを構成する個別の要素

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 3 回 ) 2016/04/26 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 ポインタ malloc 構造体 2 ポインタ あるメモリ領域 ( アドレス ) を代入できる変数 型は一致している必要がある 定義時には値は不定 ( 何も指していない ) 実際にはどこかのメモリを指しているので, #include

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10) 第 10 回 (6/25) 3. ファイルとその応用 (3) ファイルの更新 シーケンシャルファイルの更新 シーケンシャルファイルでは, 各レコードが可変長で連続して格納されており, その中の特定のレコードを変更することができない そこで一般的には, マスタファイルからデータを取り出し, 更新処理を行ったあとに新マスタファイルに書き込む 注 ) マスタファイル : 主ファイル, 基本ファイルと呼ばれるファイルで内容は比較的固定的であり,

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation 工学部 6 7 8 9 10 組 ( 奇数学籍番号 ) 担当 : 長谷川英之 情報処理演習 第 7 回 2010 年 11 月 18 日 1 今回のテーマ 1: ポインタ 変数に値を代入 = 記憶プログラムの記憶領域として使用されるものがメモリ ( パソコンの仕様書における 512 MB RAM などの記述はこのメモリの量 ) RAM は多数のコンデンサの集合体 : 電荷がたまっている (1)/ いない

More information

Microsoft PowerPoint - CproNt11.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - CproNt11.ppt [互換モード] 第 11 章入出力関数とライブラリ関数 CPro:11-01 概要 getchar putchar gets puts scanf printf strcat strcmp strcpy strlen atoi atof sprint sscanf 11.1 コンソール入出力関数 11-02 入力 出力 getchar putchar 一文字 gets puts 文字列 ( 一行 ) scanf printf

More information

Microsoft PowerPoint - kougi6.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi6.ppt C プログラミング演習 第 6 回ファイル処理と配列 1 ファイル処理 2 ファイル読み込み ファイル プログラム ファイルの中身は変わらない 3 ファイル書き出し ファイル プログラム ファイルの中身が変わる ファイルは伸び縮みすることがある 4 例題 1. テキストファイル形式の ファイルからのデータ読み込み 次のような名簿ファイル ( テキストファイル形式 ) を読み込んで,1 列目の氏名と,3

More information

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 今回のプログラミングの課題 次のステップによって 徐々に難易度の高いプログラムを作成する ( 参照用の番号は よくわかる C 言語 のページ番号 ) 1. キーボード入力された整数 10 個の中から最大のものを答える 2. 整数を要素とする配列 (p.57-59) に初期値を与えておき

More information

Microsoft PowerPoint - kougi9.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi9.ppt C プログラミング演習 第 9 回ポインタとリンクドリストデータ構造 1 今まで説明してきた変数 #include "stdafx.h" #include int _tmain(int argc, _TCHAR* argv[]) { double x; double y; char buf[256]; int i; double start_x; double step_x; FILE*

More information

FORTRAN( と C) によるプログラミング 5 ファイル入出力 ここではファイルからデータを読みこんだり ファイルにデータを書き出したりするプログラムを作成してみます はじめに テキスト形式で書かれたデータファイルに書かれているデータを読みこんで配列に代入し 標準出力に書き出すプログラムを作り

FORTRAN( と C) によるプログラミング 5 ファイル入出力 ここではファイルからデータを読みこんだり ファイルにデータを書き出したりするプログラムを作成してみます はじめに テキスト形式で書かれたデータファイルに書かれているデータを読みこんで配列に代入し 標準出力に書き出すプログラムを作り FORTRAN( と C) によるプログラミング 5 ファイル入出力 ここではファイルからデータを読みこんだり ファイルにデータを書き出したりするプログラムを作成してみます はじめに テキスト形式で書かれたデータファイルに書かれているデータを読みこんで配列に代入し 標準出力に書き出すプログラムを作ります FORTRAN の場合 OPEN 文でファイルを開いた後 標準入力の場合と同様に READ 文でデータを読みこみます

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 6 回 ) 2016/05/24 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : 再帰呼び出し 2 分探索木 深さ優先探索 課題 : 2 分探索木を用いたソート 2 再帰呼び出し 関数が, 自分自身を呼び出すこと (recursive call, recursion) 再帰を使ってアルゴリズムを設計すると, 簡単になることが多い

More information

Microsoft PowerPoint - prog06.ppt

Microsoft PowerPoint - prog06.ppt プログラミング言語 2 第 06 回 (2007 年 06 月 11 日 ) 今日の配布物 片面の用紙 1 枚 今日の課題が書かれています 本日の出欠を兼ねています 1 今日やること http://www.tnlab.ice.uec.ac.jp/~s-okubo/class/language/ にアクセスすると 教材があります 2007 年 06 月 11 日分と書いてある部分が 本日の教材です 本日の内容

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 構造体 (struct) 構造体の宣言 typedef 宣言 配列では 複数のデータをひとまとまりにして操作することが出来る しかし それぞれのデータは同じ型 ( 例えば整数 あるいは浮動小数点数 ) 出なければならない 型の違うデータをひとまとまりにして扱う方法に 構造体がある 構造体 文文文文名前字 ( 文字列字字 ) 字 整数学籍番号 ( 整数 ) 身長 ( 浮動小数点数 ) 文字 配列 3

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 3 回 ) 2017/04/25 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 ポインタの続き 引数の値渡しと参照渡し 構造体 2 ポインタで指されるメモリへのアクセス double **R; 型 R[i] と *(R+i) は同じ意味 意味 R double ** ポインタの配列 ( の先頭 ) へのポインタ R[i]

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 10: ファイル入出力 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2016-06-15 1 標準ライブラリ関数によりファイルの出力を行う 画像ファイルの生成を例題として 配列の作成を復習する 今日の内容 関数を作ってプログラムを構造化する

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 7 馬青 1 表探索 定義表探索とは 表の形で格納されているデータの中から条件に合ったデータを取り出してくる操作である ただし 表は配列などで実現できるので 以降 表 の代わりに直接 配列 などの表現を用いる場合が多い 表探索をただ 探索 と呼ぶ場合が多い 用語レコード : 表の中にある個々のデータをレコード (record) と呼ぶ フィールド : レコードが名前と生年月日などで構成されているとすれば

More information

C言語講座 ~ファイル入出力編~

C言語講座 ~ファイル入出力編~ C 言語講座 ~ ファイル入出力編 ~ ポインタ使います 例 2 練習問題 3 初めに プログラムを組む上での話と今回の演習について 例えばこの画面の場合 背景の動画の描写 ノーツを流れてくるようにする ボタンを押したら違反亭ライン近くのノーツは消えるようにする処理 曲の難易度ごとに判定を追加とか残りの処理 完成 演習 1 クリア 演習 2 クリア 過程は各自で考えてください 演習 3 クリア ファイルの出入力でこれからやること

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 1 10: ファイル入出力 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/teachers/w48369 2/CPR1/ 2016-06-15 今日の内容 2 標準ライブラリ関数によりファイルの出力を行う画像ファイルの生成を例題として 配列の作成を復習する 文字列の扱いを復習する

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 7 馬青 1 表探索 定義表探索とは 表の形で格納されているデータの中から条件に合ったデータを取り出してくる操作である 但し 表は配列 ( 連結 ) リストなどで実現できるので 以降 表 の代わりに直接 配列 や リスト などの表現を用いる場合が多い 表探索をただ 探索 と呼ぶ場合が多い 用語レコード : 表の中にある個々のデータをレコード (record) と呼ぶ フィールド

More information

Microsoft PowerPoint - kougi4.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi4.ppt C の実行モデル 自由落下距離 前回の授業の 例題 1 の復習と重要事項 の確認 地上で物を落とし始めた後の自由落下距離を 求める 重力加速度 g は 9.8 とする 自由落下距離を求めるために, プログラム中に, 計算式 y = ( 9.8 / 2.0 ) * x * x を書く C++ ソースファイルの編集 編集画面 編集中のファイル名 関係するファイルなどが表示される ビルド結果などが表示される画面

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 情報処理 Ⅱ 第 12 13回 2011 年 1 月 31 17 日 ( 月 ) 本日学ぶこと ファイル入出力, 標準入力 標準出力 記憶域管理関数 (malloc など ) 問題 ファイルを入力にとり, 先頭に行番号をつけて出力できる? 行列の積を, ファイルを介して読み書き 計算できる? Wakayama University./line 1:Wakayama 2:University 3 2

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 5 回 ) 2017/05/09 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 文字列 双方向リスト ハッシュ 2 文字列 文字列は char の配列 char name[] = ABC ; name は ABC を格納するのに十分な長さの配列 長さは, 文字列の長さ + 1 ( 終端記号用 ) char name[4]

More information

スライド タイトルなし

スライド タイトルなし ファイル入出力 (2) これまでのおさらい ( 入出力 ) これまでの入出力は 入力 scanf 出力 printf キーボードと画面 ( 端末 ) scanf/printf は 書式つき入出力 フォーマットを指定する 標準入出力を対象とする 何もしなければ 標準入出力は キーボードと画面 ストリームという考え方 ストリーム (stream) = データの列 キーボードから打つ文字列 画面に出力される文字列

More information

slide4.pptx

slide4.pptx ソフトウェア工学入門 第 4 回ライブラリ関数 ライブラリ関数 stdio stdio : 標準入出力ライブラリ カーネルレベルのストリームに API を追加し インタフェースを提供する カーネル fd read(2) write(2) stdio バッファ BUFSIZ プログラム BUFSIZ ごと 小さい単位 バッファ : 一時的にデータを保存しておく場所のことバッファリング : バッファを経由してデータをやり取りすること

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 3 回構造体, ファイル入出力 先週の出席確認へのコメント 暗号を破りたいが 平文の候補が多すぎる 人間の目で確認する代わりに どんなプログラムがあればよいか? 辞書を挙げた人が多かった 正しい着眼です 何億個もの平文候補が想定されるので 形態素解析や品詞判別を挙げた人もいます 辞書に近い回答で悪くはないのですが 平文候補ごとにあまり高機能なものを呼び出すと時間がかかる

More information

Microsoft PowerPoint - 14th.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 14th.ppt [互換モード] 工学部 6 7 8 9 10 組 ( 奇数学籍番号 ) 担当 : 長谷川英之 情報処理演習 第 14 回 2011 年 1 月 20 日 1 今日のテーマ ファイル入出力 ですが, キーボード入力などもおさらいします 2 標準入力 キーボードで入力 : 標準入力という例 )scanf( %d,&i) 前回までの講義でファイルからデータを読み込む場合に使用した関数 : fscanf 例 )fscanf(fin,

More information

Microsoft PowerPoint - kougi11.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi11.ppt C プログラミング演習 中間まとめ 2 1 ソフトウエア開発の流れ 機能設計 外部仕様 ( プログラムの入力と出力の取り決め ) 構成設計 詳細設計 論理試験 内部データ構造や関数呼び出し方法などに関する取り決めソースプログラムの記述正しい入力データから正しい結果が得られるかテスト関数単位からテストをおこなう 耐性試験 異常な入力データに対して, 異常を検出できるかテスト異常終了することはないかテスト

More information

Original : Hello World! (0x0xbfab85e0) Copy : Hello World! (0x0x804a050) fgets mstrcpy malloc mstrcpy (main ) mstrcpy malloc free fgets stream 1 ( \n

Original : Hello World! (0x0xbfab85e0) Copy : Hello World! (0x0x804a050) fgets mstrcpy malloc mstrcpy (main ) mstrcpy malloc free fgets stream 1 ( \n 2008 3 10 1 mstrcpy char *mstrcpy(const char *src); mstrcpy malloc (main free ) stdio.h fgets char *fgets(char *s, int size, FILE *stream); s size ( ) stream FILE ( man ) 40 ( ) %./a.out String : test

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 9 馬青 1 文字列の探索 文字列探索 (string searching) は文字列照合 (string pattern matching) ともいう テキストと呼ばれる文字列の中に パターンと呼ばれる文字列に一致する部分があるかどうかを調べる問題である そのような部分が見つかった場合には その場所を答えとする テキストエディターにおける探索コマンドやテキストデータベースにおける検索などに使われる

More information

プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; } Point; 問題 18. 問題 17 の

プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; } Point; 問題 18. 問題 17 の プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; Point; 問題 18. 問題 17 の Point を用いて 2 点の座標を入力するとその 2 点間の距 離を表示するプログラムを作成せよ 平方根は

More information

計算機プログラミング

計算機プログラミング プログラミング言語 C 第 8 講 システム標準関数 ( 入出力関数 ) システム標準関数 システムに備え付けの関数 例 ) printf( ); scanf( ); 標準出力関数 標準入力関数 A. 入出力用の関数 高水準入出力関数 高水準言語 (OS に依存しない ) 低水準入出力関数 機械語レベル (OS に依存 ) B. それ以外の関数 引数と関数の型 ( 戻り値 ) に注目しましょう 例

More information

プログラミング演習3 - Cプログラミング -

プログラミング演習3 - Cプログラミング - プログラミング演習 3 - C プログラミング - 第 1 回資料 & 課題花泉弘 この回の目標 1. テキストファイルからのデータの読み出し ファイルの open と close 1 文字ずつの入力 1 行ずつの入力 C 言語に限らず ファイルからデータを読み込む場合 必要になるのは ファイル名と場所 ( どのディレクトリにあるか ) プログラム上でデータを受け取るバッファ ( 変数の型に注意 )

More information

関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include <stdiu.h> #define InFile "data.txt" #define OutFile "surted.txt" #def

関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include <stdiu.h> #define InFile data.txt #define OutFile surted.txt #def C プログラミング演習 1( 再 ) 6 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include #define InFile "data.txt" #define OutFile "surted.txt"

More information

Microsoft Word - no15.docx

Microsoft Word - no15.docx 7. ファイルいままでは プログラムを実行したとき その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですか 複雑な結果は画面で見るだけでなく ファイルに保存できればよいでしょう ここでは このファイルについて説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const char *filename, const char *mode); ファイルを読み書きできるようにする

More information

DVIOUT

DVIOUT 2009 年度情報科学 & 情報科学演習レポート 9 学生用 学籍番号 : 氏名 : 下記の注意事項を守り 次ページ以降の問いに答え レポートを完成させなさい 提出期限 : 2009 年 6 月 30 日 ( 火 ) 13:00 まで提出場所 : 理学部棟正面玄関内に設置のレポートボックス 注意事項 : (1) このページを印刷し 必要事項を記入の上 ( 学籍番号欄と氏名欄は 2 箇所あるので忘れずに記入すること

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング Ⅱ 演習 2-1(a) BMI による判定 文字列, 身長 height(double 型 ), 体重 weight (double 型 ) をメンバとする構造体 Data を定義し, それぞれのメンバの値をキーボードから入力した後, BMI を計算するプログラムを作成しなさい BMI の計算は関数化すること ( ) [ ] [ ] [ ] BMI = 体重 kg 身長 m 身長

More information

6 文字列処理 ( 教科書 p.301p.332) 今回は 言語の文字列処理について復習し, 文字列の探索手法について学びます. 文字列とはプログラム上での文字の並びを表すのが文字列です. これは中身が空であっても同様に呼ばれます. 言語では "STRING" のように文字の並びを二重引用符 " で囲んだものを文字列リテラルと呼びます. SII コードの場合, 割り当てられる数値は図 1 のようになっています.

More information

Microsoft PowerPoint - kougi2.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi2.ppt C プログラミング演習 第 2 回 Microsoft Visual Studio.NET を使ってみよう 説明 例題 1. プログラム実行の体験 コンピュータを役に立つ道具として実感する 次ページのプログラムを使って, Microsoft Visual Studio.NETでの C++ ソースファイル編集, ビルド, テスト実行の一連の過程を体験する 例題 1 のプログラムの機能 計算の繰り返し

More information

※ ポイント ※

※ ポイント ※ 4S-RO ロボティクス実験 参考資料 ファイル入出力 : ファイルの読み込み 1 周目に計測した生体情報データを読み込み プログラムにより信号処理を行うが その際にファイルの 入出力が必要となる 実験前半ですでに学習しているが必要に応じて本資料を参考にすること 以下のようにすると指定したファイルを読み込むことができる ( 詳細は後から記述 ) int i; double --------; char

More information

C言語入門

C言語入門 1 C 言語入門 第 7 週 プログラミング言語 Ⅰ( 実習を含む ), 計算機言語 Ⅰ 計算機言語演習 Ⅰ, 情報処理言語 Ⅰ( 実習を含む ) 2 吐き出し法 ( ガウスの消去法 ) のピボッティング 前回の復習 3 連立一次方程式を行列で計算する 吐き出し法 ( ガウスの消去法 ) ステップ 1: 前進消去 ( 上三角行列の作成 ) gaussian_elimination1.c // step1

More information

1. ファイルにアクセスするには ファイルにアクセスするには 1. ファイルを開く 2. アクセスする 3. ファイルを閉じるという手順を踏まなければなりません 1.1. ファイルを読み込む まずはファイルの内容を画面に表示させるプログラムを作りましょう 開始 FILE *fp char fname

1. ファイルにアクセスするには ファイルにアクセスするには 1. ファイルを開く 2. アクセスする 3. ファイルを閉じるという手順を踏まなければなりません 1.1. ファイルを読み込む まずはファイルの内容を画面に表示させるプログラムを作りましょう 開始 FILE *fp char fname ファイル入出力 三池克明 ファイルのデータを読込む あるいは書込む方法と CSV 形式のファイル処理 について解説します 目次 1. ファイルにアクセスするには... 1 1.1. ファイルを読み込む...1 1.2. ソースコードを簡潔にする...9 1.3. ファイルに書き込む...11 2. CSV ファイルにアクセスする... 14 2.1. CSV ファイルを作成する...14 2.2.

More information

Prog1_10th

Prog1_10th 2012 年 6 月 20 日 ( 木 ) 実施ポインタ変数と文字列前回は, ポインタ演算が用いられる典型的な例として, ポインタ変数が 1 次元配列を指す場合を挙げたが, 特に,char 型の配列に格納された文字列に対し, ポインタ変数に配列の 0 番の要素の先頭アドレスを代入して文字列を指すことで, 配列そのものを操作するよりも便利な利用法が存在する なお, 文字列リテラルは, その文字列が格納されている領域の先頭アドレスを表すので,

More information

全体ロードマップ インターネット電話 音の符号化 ( 信号処理 ) 今日 音の録音 再生 ネットワーク ( ソケット ) プログラミング ファイル入出力 インターネットの基礎 C プログラミング基礎

全体ロードマップ インターネット電話 音の符号化 ( 信号処理 ) 今日 音の録音 再生 ネットワーク ( ソケット ) プログラミング ファイル入出力 インターネットの基礎 C プログラミング基礎 ファイル入出力 全体ロードマップ インターネット電話 音の符号化 ( 信号処理 ) 今日 音の録音 再生 ネットワーク ( ソケット ) プログラミング ファイル入出力 インターネットの基礎 C プログラミング基礎 今日のロードマップ 波形として可視化 (gnuplot) 課題 2.13, 2.15 音を自分のプログラムに読み込む (rec + read) 音を作って鳴らす (write + play)

More information

Taro-リストⅢ(公開版).jtd

Taro-リストⅢ(公開版).jtd リスト Ⅲ 0. 目次 2. 基本的な操作 2. 1 リストから要素の削除 2. 2 リストの複写 2. 3 リストの連結 2. 4 問題 問題 1 問題 2-1 - 2. 基本的な操作 2. 1 リストから要素の削除 まず 一般的な処理を書き つぎに 特別な処理を書く 一般的な処理は 処理 1 : リスト中に 削除するデータを見つけ 削除する場合への対応 特別な処理は 処理 2 : 先頭のデータを削除する場合への対応

More information

Prog1_15th

Prog1_15th 2012 年 7 月 26 日 ( 木 ) 実施構造体と typedef typedef 宣言によって,struct 構造体タグ名という表記を再定義し, データ型名のように扱うことができる 構文は typedef struct 構造体タグ名 再定義名 ; となり, この場合の構造体変数の宣言は, 再定義名を用いて行うことができる なお, ここでは 構造体タグ名は省略可能である 構造体を指すポインタ

More information

ゲームエンジンの構成要素

ゲームエンジンの構成要素 cp-3. 計算 (C プログラムの書き方を, パソコン演習で学ぶシリーズ ) https://www.kkaneko.jp/cc/adp/index.html 金子邦彦 1 本日の内容 例題 1. 自由落下距離四則演算例題 2. 三角形の面積浮動小数の変数, 入力文, 出力文, 代入文例題 3. sin 関数による三角形の面積ライブラリ関数 2 今日の到達目標 プログラムを使って, 自分の思い通りの計算ができるようになる

More information

始めに, 最下位共通先祖を求めるための関数 LcaDFS( int v ) の処理を記述する. この関数は値を返さない再帰的な void 関数で, 点 v を根とする木 T の部分木を深さ優先探索する. 整数の引数 v は, 木 T の点を示す点番号で, 配列 NodeSpace[ ] へのカーソル

始めに, 最下位共通先祖を求めるための関数 LcaDFS( int v ) の処理を記述する. この関数は値を返さない再帰的な void 関数で, 点 v を根とする木 T の部分木を深さ優先探索する. 整数の引数 v は, 木 T の点を示す点番号で, 配列 NodeSpace[ ] へのカーソル 概略設計書 作成者築山修治作成日 2012 年 10 月 1 日 概要 ( どのような入力に対して, どのような出力をするかの概要説明 ) * 木 T および質問点対の集合 P が与えられたとき, 各質問点対 p = (v,w) P の最下位共通先祖 ( すなわち木 T において点 v と w の共通の先祖 a で,a の真の子孫には v と w の共通の先祖が無いような点 ) を見出す関数である.

More information

関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include <stdio.h> #define InFile "data.txt" #define OutFile "sorted.txt" #def

関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include <stdio.h> #define InFile data.txt #define OutFile sorted.txt #def C プログラミング演習 1( 再 ) 6 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 関数の呼び出し ( 選択ソート ) 選択ソートのプログラム (findminvalue, findandreplace ができているとする ) #include #define InFile "data.txt" #define OutFile "sorted.txt"

More information

mstrcpy char *mstrcpy(const char *src); mstrcpy malloc (main free ) stdio.h fgets char *fgets(char *s, int size, FILE *stream); s size ( )

mstrcpy char *mstrcpy(const char *src); mstrcpy malloc (main free ) stdio.h fgets char *fgets(char *s, int size, FILE *stream); s size ( ) 2008 3 10 1 mstrcpy char *mstrcpy(const char *src); mstrcpy malloc (main free ) stdio.h fgets char *fgets(char *s, int size, FILE *stream); s size ( ) stream FILE ( man ) 40 ( ) %./a.out String : test

More information

Taro-再帰関数Ⅱ(公開版).jtd

Taro-再帰関数Ⅱ(公開版).jtd 0. 目次 6. 2 項係数 7. 二分探索 8. 最大値探索 9. 集合 {1,2,,n} 上の部分集合生成 - 1 - 6. 2 項係数 再帰的定義 2 項係数 c(n,r) は つぎのように 定義される c(n,r) = c(n-1,r) + c(n-1,r-1) (n 2,1 r n-1) = 1 (n 0, r=0 ) = 1 (n 1, r=n ) c(n,r) 0 1 2 3 4 5

More information

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 ポインタ変数の扱い方 1 ポインタ変数の宣言 int *p; double *q; 2 ポインタ変数へのアドレスの代入 int *p; と宣言した時,p がポインタ変数 int x; と普通に宣言した変数に対して, p = &x; は x のアドレスのポインタ変数 p への代入 ポインタ変数の扱い方 3 間接参照 (

More information

Microsoft Word - Training10_プリプロセッサ.docx

Microsoft Word - Training10_プリプロセッサ.docx Training 10 プリプロセッサ 株式会社イーシーエス出版事業推進委員会 1 Lesson1 マクロ置換 Point マクロ置換を理解しよう!! マクロ置換の機能により 文字列の置き換えをすることが出来ます プログラムの可読性と保守性 ( メンテナンス性 ) を高めることができるため よく用いられます マクロ置換で値を定義しておけば マクロの値を変更するだけで 同じマクロを使用したすべての箇所が変更ができるので便利です

More information

A/B (2018/10/19) Ver kurino/2018/soft/soft.html A/B

A/B (2018/10/19) Ver kurino/2018/soft/soft.html A/B A/B (2018/10/19) Ver. 1.0 kurino@math.cst.nihon-u.ac.jp http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp/ kurino/2018/soft/soft.html 2018 10 19 A/B 1 2018 10 19 2 1 1 1.1 OHP.................................... 1

More information

Taro-再帰関数Ⅲ(公開版).jtd

Taro-再帰関数Ⅲ(公開版).jtd 0. 目次 1 1. ソート 1 1. 1 挿入ソート 1 1. 2 クイックソート 1 1. 3 マージソート - 1 - 1 1. ソート 1 1. 1 挿入ソート 挿入ソートを再帰関数 isort を用いて書く 整列しているデータ (a[1] から a[n-1] まで ) に a[n] を挿入する操作を繰り返す 再帰的定義 isort(a[1],,a[n]) = insert(isort(a[1],,a[n-1]),a[n])

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用 第 15 回 知的情報システム学科張 暁華 プログラミング応用 1 授業のマナー ------ 人の話を聞くときの社会常識 1. 欠席者のかわりに登録を行わない 倫理に反することをやらない あなたの信を問われている蟻の穴から堤防が決壊 2. 私語しないこと : 質問 意見は手を挙げて大きな声ではっきりと意思表示 3. 授業以外のことをしない : 携帯をカバンにいれ イヤホンを使って音楽等を聞かない授業中ゲームを遊ばない

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 12: コマンドライン引数 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2016-06-29 1 まとめ : ポインタを使った処理 内容呼び出し元の変数を書き換える文字列を渡す 配列を渡すファイルポインタ複数の値を返す大きな領域を確保する

More information

slide5.pptx

slide5.pptx ソフトウェア工学入門 第 5 回コマンド作成 1 head コマンド作成 1 早速ですが 次のプログラムを head.c という名前で作成してください #include #include static void do_head(file *f, long nlines); int main(int argc, char *argv[]) { if (argc!=

More information

コマンドラインから受け取った文字列の大文字と小文字を変換するプログラムを作成せよ 入力は 1 バイトの表示文字とし アルファベット文字以外は変換しない 1. #include <stdio.h> 2. #include <ctype.h> /*troupper,islower,isupper,tol

コマンドラインから受け取った文字列の大文字と小文字を変換するプログラムを作成せよ 入力は 1 バイトの表示文字とし アルファベット文字以外は変換しない 1. #include <stdio.h> 2. #include <ctype.h> /*troupper,islower,isupper,tol コマンドラインから受け取った文字列の大文字と小文字を変換するプログラムを作成せよ 入力は 1 バイトの表示文字とし アルファベット文字以外は変換しない 1. #include 2. #include /*troupper,islower,isupper,tolowerを使うため宣言*/ 3. 4. int get_n(char *); 5. void replace(char

More information

char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く

char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く 変数 入出力 演算子ここまでに C 言語プログラミングの様子を知ってもらうため printf 文 変数 scanf 文 if 文を使った簡単なプログラムを紹介した 今回は変数の詳細について習い それに併せて使い方が増える入出力処理の方法を習う また 演算子についての復習と供に新しい演算子を紹介する 変数の宣言プログラムでデータを取り扱う場合には対象となるデータを保存する必要がでてくる このデータを保存する場所のことを

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 5 馬青 1 文字処理 数値処理 : 整数 浮動小数点数 単一の文字は と ( シングルクォーテーション ) で囲んで表現される 文字のデータ型は char または int である int を用いたほうが ライブラリの関数の引数の型と一致する 以下は全部 int の使用に統一する 従って int ch; で文字変数を宣言しておくと ch= A ; のように ch に文字 A

More information

Taro-リストⅠ(公開版).jtd

Taro-リストⅠ(公開版).jtd 0. 目次 1. 再帰的なデータ構造によるリストの表現 1. 1 リストの作成と表示 1. 1. 1 リストの先頭に追加する方法 1. 1. 2 リストの末尾に追加する方法 1. 1. 3 昇順を保存してリストに追加する方法 1. 2 問題 問題 1 問題 2-1 - 1. 再帰的なデータ構造によるリストの表現 リストは データの一部に次のデータの記憶場所を示す情報 ( ポインタという ) を持つ構造をいう

More information

デバッグの工夫

デバッグの工夫 バグを減らす デバッグの工夫 ~ プログラミング実習で生き残るために ~ 2013/02/12 金森由博 よくあるプログラミングの風景 課題めんどくさい とりあえず適当に書くか エラーチェック めんどくさい あとまわし ちゃんと動くかわかんないけど全部書いちゃお ふー やっと全部書けた コンパイルしよ!? エラーメッセージの意味がわからん!! はぁ やっとコンパイルが通った 実行しよ えっ!? なんでセグメンテーション違反!?

More information

Microsoft PowerPoint - 05.pptx

Microsoft PowerPoint - 05.pptx アルゴリズムとデータ構造第 5 回 : データ構造 (1) 探索問題に対応するデータ構造 担当 : 上原隆平 (uehara) 2015/04/17 アルゴリズムとデータ構造 アルゴリズム : 問題を解く手順を記述 データ構造 : データや計算の途中結果を蓄える形式 計算の効率に大きく影響を与える 例 : 配列 連結リスト スタック キュー 優先順位付きキュー 木構造 今回と次回で探索問題を例に説明

More information

新・明解C言語 ポインタ完全攻略

新・明解C言語 ポインタ完全攻略 2 1-1 1-1 /* 1-1 */ 1 int n = 100; int *p = &n; printf(" n %d\n", n); /* n int */ printf("*&n %d\n", *&n); /* *&n int */ printf(" p %p\n", p); /* p int * */ printf("&*p %p\n", &*p); /* &*p int * */ printf("sizeof(n)

More information

Microsoft Word - 3new.doc

Microsoft Word - 3new.doc プログラミング演習 II 講義資料 3 ポインタ I - ポインタの基礎 1 ポインタとは ポインタとはポインタは, アドレス ( データが格納されている場所 ) を扱うデータ型です つまり, アドレスを通してデータを間接的に処理します ポインタを使用する場合の, 処理の手順は以下のようになります 1 ポインタ変数を宣言する 2 ポインタ変数へアドレスを割り当てる 3 ポインタ変数を用いて処理 (

More information

Microsoft Word - no204.docx

Microsoft Word - no204.docx 2. ファイル処理 2.1 ファイル処理の基本いままでは プログラムを実行したとき 入力はキーボードから入れていました また その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですが 複雑な入力はファイルから読み込んだり 結果は画面で見るだけでなくファイルに保存できればよいでしょう ここでは ファイル処理について説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const

More information

Microsoft PowerPoint - kougi8.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi8.ppt C プログラミング演習 第 8 回構造体とレコードデータファイル 1 例題 1. バイナリファイル形式のファイル からのデータ読み込み 次のような名簿ファイル ( バイナリファイル形式 ) を読み込んで, 画面に表示するプログラムを作る name Ken Bill Mike age 20 32 35 address NewYork HongKong Paris 名簿ファイル 2 #include "stdafx.h"

More information

Prog1_6th

Prog1_6th 2012 年 5 月 24 日 ( 木 ) 実施 多分岐のプログラム 前回は多段階の 2 分岐を組み合わせて 3 種類以上の場合分けを実現したが, 式の値の評価によって, 一度に多種類の場合分けを行う多分岐の利用によって見通しのよいプログラムを作成できる場合がある ( 流れ図は右図 ) 式の評価 : 値 1 : 値 2 : 値 n : 該当値無し 処理 1 処理 2 処理 n 既定の処理 switch

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング初級 第 13 回 2017 年 7 月 10 日 標準ライブラリ関数 1 標準ライブラリ関数とは 関数には (1) 自分で作る関数 (2) はじめから用意されている関数特に C 言語用用意されているもの : 標準ライブラリ関数 文字列の代入文字列の長さを求める文字列の比較文字列の連結 strcpy strlen strcmp strcat 2 文字列の操作 - 具体例を通して (141

More information

プログラミング演習3 - Cプログラミング -

プログラミング演習3 - Cプログラミング - プログラミング演習 3 - 集中講義版 - 1 日目資料 & 課題花泉弘 この回の目標 1. テキストファイルからのデータの読み出し ファイルの open と close 1 文字ずつの入力と 1 行ずつの入力とを行う readnext( ) を作成する C 言語に限らず ファイルからデータを読み込む場合 必要になるのは ファイル名と場所 ( どのディレクトリにあるか ) プログラム上でデータを受け取るバッファ

More information

BW BW

BW BW Induced Sorting BW 11T2042B 2015 3 23 1 1 1.1................................ 1 1.2................................... 1 2 BW 1 2.1..................................... 2 2.2 BW.................................

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 1 12: コマンドライン引数 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/teachers/w48369 2/CPR1/ 2017-07-05 まとめ : ポインタを使った処理 2 内容呼び出し元の変数を書き換える文字列を渡す 配列を渡すファイルポインタ複数の値を返す大きな領域を確保する

More information

< F2D837C E95CF CF68A4A94C5816A2E6A>

< F2D837C E95CF CF68A4A94C5816A2E6A> 0. 目次 6. ポインタ変数と文字処理 6. 1 文字 6. 2 文字列定数 6. 3 文字列 6. 4 文字列配列 7. ポインタ変数と関数 8. 問題 7. 1 引数とポインタ変数 7. 1. 1 変数が引数の場合 7. 1. 2 ポインタ変数が引数の場合 7. 2 引数と配列 7. 3 戻り値とポインタ変数 問題 1 問題 2-1 - 6. ポインタ変数と文字処理 6. 1 文字 文字の宣言

More information

cp-7. 配列

cp-7. 配列 cp-7. 配列 (C プログラムの書き方を, パソコン演習で学ぶシリーズ ) https://www.kkaneko.jp/cc/adp/index.html 金子邦彦 1 本日の内容 例題 1. 月の日数配列とは. 配列の宣言. 配列の添え字. 例題 2. ベクトルの内積例題 3. 合計点と平均点例題 4. 棒グラフを描く配列と繰り返し計算の関係例題 5. 行列の和 2 次元配列 2 今日の到達目標

More information

gengo1-8

gengo1-8 問題提起その 1 一文字ずつ文字 ( 数字 ) を読み込み それぞれの文字が何回入力されたかを数えて出力するプログラム int code, count_0=0, count_1=0, count_2=0, count_3=0,..., count_9=0; while( (code=getchar())!= EOF ){ } switch(code){ case 0 : count_0++; break;

More information

Microsoft PowerPoint - kougi7.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi7.ppt C プログラミング演習 第 7 回メモリ内でのデータの配置 例題 1. 棒グラフを描く 整数の配列から, その棒グラフを表示する ループの入れ子で, 棒グラフの表示を行う ( 参考 : 第 6 回授業の例題 3) 棒グラフの1 本の棒を画面に表示する機能を持った関数を補助関数として作る #include "stdafx.h" #include void draw_bar( int

More information

Taro-スタック(公開版).jtd

Taro-スタック(公開版).jtd 0. 目次 1. 1. 1 配列によるの実現 1. 2 再帰的なデータ構造によるの実現 1. 3 地図情報処理 1. 4 問題 問題 1 グラフ探索問題 - 1 - 1. は データの出し入れが一カ所で行われ 操作は追加と削除ができるデータ構造をいう 出入口 追加 削除 操作 最初 111 追加 111 222 追加 111 222 333 追加 111 222 333 444 追加 111 222

More information

kiso2-09.key

kiso2-09.key 座席指定はありません 計算機基礎実習II 2018 のウェブページか 第9回 ら 以下の課題に自力で取り組んで下さい 計算機基礎実習II 第7回の復習課題(rev07) 第9回の基本課題(base09) 第8回試験の結果 中間試験に関するコメント コンパイルできない不完全なプログラムなど プログラミングに慣れていない あるいは複雑な問題は 要件 をバラして段階的にプログラムを作成する exam08-2.c

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 情報処理 Ⅱ 2012 年 1 月 1~2 月のスケジュール 1 月 16 日 ( 月 ): 第 12 回授業 1 月 19 日 ( 木 ): レポート課題提出期限 17:00 までに, 学科事務室前に提出 1 月 23 日 ( 月 ): 第 13 回授業 1 月 30 日 ( 月 ): 第 14 回授業,A601で実施 1 月 31 日 ( 火 ): 第 15 回授業, おさらい問題 (2 月 6

More information