BCJ - LC -209 昭和 61 年 1 月 23 日 JL ボルト工法 ジャパンライフ株式会社

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4 BCJ - LC 昭和 61 年 1 月 23 日 評定報告書 工業化住宅評定委員会 コンクリート系構造分科会主査工学博士園部泰寿 当委員会において 下記の構造材料について検討した結果 構造耐力上支障ないものと評定したので報告する 記 1. 評定申込者会社名ジャパンライフ株式会社代表社名代表取締役神吉祐輔所在地東京都葛飾区新小岩一丁目 56 番 15 号 2. 件名 JLボルト工法 3. 評定事項異径鉄筋 Y 形フック加工のアンカーボルト及びインサートボルトに関する設計指針の評定である iv

5 J L ボルト工法 設計指針 同解説 ジャパンライフ株式会社 v

6 vi

7 JL ボルト工法 設計指針 同解説 目 次 第 1 章総則 第 1 条 適用範囲 第 2 条 JL ボルトの種類 第 3 条 材料の品質 形状等 第 2 章 JL ボルトの設計 第 4 条 引張力を受ける場合 第 5 条 せん断力を受ける場合 第 6 条 引張力とせん断力を同時に受ける場合 第 7 条 埋込み長さ及びかぶり厚さ 第 3 章施工 第 8 条 施工上の注意事項 1

8 第 1 章総則 第 1 条 適用の範囲 本指針は 第 2 条及び第 3 条に掲げるアンカーボルト及びインサートボルトを 以下の ( イ ) 又は ( ロ ) の用途に用いる場合に適用する ( イ )3 階建以下の鉄骨系又は木質系の住宅の基礎アンカーボルト ( ロ )3 階建以下のコンクリート系の住宅の構造部材緊結用ボルト又はコンクリート打継ぎ部の鉄筋継手用ボルト [ 解説 ] 第 2 条及び第 3 条に掲げるJLボルトを 本文に掲げる用途以外の用途に用いる場合には 別途検討が必要である ただし 実験等で ボルト定着部の応力状態が十分に把握できているものについては 本文に掲げる用途以外の用途に用いる場合にあっても 本指針の一部を適用できる場合がある 第 2 条 JL ボルトの種類 本設計指針で対象とするJLボルトの種類は JLアンカ-ボルト及びJLYインサ-トボルトの2 種類とする [ 解説 ] (1)JLアンカ-ボルトは 異形鉄筋の先端にY 形フックを加工し 他端に外ねじを切ったボルトである 2d L1 S L 2d 2

9 (2)JLY インサ - トボルトは 異形鉄筋の先端に Y 形フックを加工し 他端に内 ねじを切ったボルトである 2d L1 S 2d L 第 3 条 材料の品質 形状等 1. 材料の品質等 ボルトの種類等品質母材の呼び名 JL アンカーボルト JLY インサートボルト JL アンカーボルトに使用するナット JLY インサートボルトに使用するボルト SD35 JL ボルトと同等以上の降伏点強度及び引張強さを有するもの JLY インサートボルトと同等以下の降伏点強度及び引張強さを有するもの D10 D12 D13 D16 D19 D22 D25 D29 D13 D16 D19 D22 D25 D29 D32 D35 D38 D41 2. ねじ部の寸法等ねじ部の寸法等は 以下の1 又は2のいずれかとする 1 2 JIS B0205 の M10 ~ M30 JIS B0206 の (3/8-16UNC) ~ (1 1/8-7UNC) 3. フック部の形状 寸法 製造検査基準 3-3 に規定するものとする 3

10 4. ねじ部の製造方法 JLアンカ-ボルト : 転造ねじ JLYインサ-トボルト : 切削ねじ又は転造ねじ 5. コンクリ-ト材料 JLボルトが埋込まれるコンクリートの材料及び品質は 鉄筋コンクリ-ト計算基準 同解説 ( 日本建築学会 ) 第 3 条による コンクリ-ト種類は普通コンクリート 設計基準強度の範囲は 135kg / cm 2 ~ 300kg / cm 2 とする [ 解説 ] 1. JLボルトの品質は JIS G 3112( 鉄筋コンクリ-ト用棒鋼 ) の表 2 及び表 3 に規定するSD35に適合するものとする ただし 表 3の降伏点強度の製造基準は 38 ± 2kg / mm 2 とする JLボルトの寸法 重量等は JIS G 3112( 鉄筋コンクリ-ト用棒鋼 ) 表 5による ただし D12 については 同表に規定がないため 次表によるものとする 寸法 重量及びふしの許容限度 呼び名 公称直径 (d) mm 公称周長 (l) mm 公称断面積 (s) mm 単位重量kg / m ふしの平均間隔の最大値mm ふしの高さ 最小値 ( mm ) 最大値 ( mm ) ふしのすきまの和の最大値mm D フック部の形状図を以下に示す 60 ±5 (2d) * 2d 5 注 )(2d)* については 60 ± 5 の関係により 呼び寸法とする 4

11 第 2 章 J L ボルトの設計 第 4 条 引張力のみを受ける場合 1. 許容応力度設計 コンクリ-ト躯体に定着されたJLボルト (JLアンカ-ボルト及びJLY インサ-トボルトの総称 以下同じ ) の許容引張力は (1) 式及び (2) 式で算出された値のうちいずれか小なる値とする pa1 =φ1 F c Ac (1) pa2 =φ2 s σ y sc a1 (2) pa1 : 定着したコンクリ - ト躯体のコ - ン状破壊により決まる場合の J L ボルトの許容引張力 ( kg ) pa2 :JL アンカ - ボルト又は JL Y インサ - トボルトに使用するボ ルトの降伏により決まる場合の JL ボルトの許容引張力 ( kg ) φ1 φ2 : 許容引張力の低減係数で 表 -1 の値を用いる 表 -1 許容引張力の低減係数 φ1 φ2 長期荷重用 0.4 2/3 短期荷重用 Fc : コンクリ - トの設計基準強度 ( kg / cm 2 ) Ac : コンクリ-トのコ-ン状破壊面の有効水平投影面積で Ac=π le(le+d) で算出され 図-1による ただし 複数本のJLボルトが近接して設けられた場合の有効水平投影面積は 図 -2による ( cm 2 ) JLボルトの埋込み長さ (le) の取り方は 図 -3による 5

12 s σ y :JL アンカ - ボルト又は JLY インサ - トボルトに使用するボル トの鋼材の降伏点強度 ( 短期許容引張応力度と同じ )( kg / cm 2 ) 5 60 (2 * sc a1 :JL アンカ - ボルト又は JL Y インサ - トボルトに使用するボル トのねじ部有効断面積 ( cm 2 ) P 45 le コンクリート躯体 le l コーン状破壊面 d: 母材の公称断面積 1.5d 2d Ac=πle(le+d) ( 斜線部分 ) P P 45 ΣAc( 斜線部分 ) 図 -1 コ - ン状破壊面の図 -2 図 -1 で複数本が近接 有効水平投影面積して設けられた場合 d d J l le 2d 1.5d 2d l 1.5d le JL アンカ - ボルト JL Y インサ - トボルト le=l+ 1.5 d le:jlボルト埋込み長さ J: 突出し部長さ d: 母材の公称直径 図 -3 JL ボルトの埋込み長さ (le) の取り方 6

13 2. 保有水平耐力算定コンクリート躯体に定着されたJLボルトの引張強度は (1u) 式及び (2u) 式で算出された値のうち いずれか小なる値とする ただし じん性を要求され場合は (2u) 式で決まるようにする pu1= F c Ac (1u) pu2= s σ y sca1 (2u) pu1: 定着したコンクリ - ト躯体のコ - ン状破壊により決まる場合の JL ボルトの引張強度 (Kg) pu2:jl アンカ - ボルト又は JL Y インサ - トボルトに使用するボ ルトの降伏により決まる場合の JL ボルトの引張強度 (Kg) Fc:(1) 式参照 Ac:(1) 式参照 sσy :(2) 式参照 sca1:(2) 式参照 [ 解説 ] 1. JL ボルトの許容引張力を決める破壊モ - ドは 図 (a) に示すように 1 コ ンクリ - トのコ - ン状破壊及び 2 ボルトの降伏の 2 種類がある ただし (1) 式 は 1 で決まる場合であり (2) 式は 2 で決まる場合である 2 ボルトの降伏 2 ボルトの降伏 コーン状破壊面 1 コーン状破壊面 JLアンカ-ボルト JL Yインサ-トボルト図 (a) 破壊モ-ドなお 主なJLボルトについて予め算定した ねじ部有効断面積 を 表 -2 に示す

14 2.(1)(1u) 式及び (2u) 式は (1) 式及び (2) 式のφ1 及びφ2を それぞれ 1.0 とした式である JLボルトの引張強度を決める破壊モードは 上記 1に準じる ただし (1u) 式は 1で決まる場合であり (2u) 式は 2で決まる場合である (2) 確実に (2u) 式で決まるようにするには (1u) 式で得られる引張強度が (2u) 式の sσy を 44kg / mm 2 ( 鋼材の降伏点強度 38 ± 2 kg / mm 2 の最大値 40kg / mm 2 の 1.1 倍 ) として算定した引張強度を上まわるように JL ボルトの埋込み長さを決める (3)JLボルトが布基礎等の巾の狭い所に埋込まれ かつ そのボルトにじん性を期待する場合は JLボルトの応力伝達に必要な補強筋を入れることとする ただし 材軸方向の補強筋は 定着部コンクリ-ト部材の曲げ補強筋を兼ねてもよい 表 -2 JL アンカ - ボルト及び JLY インサ - トボルトのねじ部有効断面積 JL アンカーボルト JLY インサートボルト ねじの呼び 母材の種類 母材断面積 A ( cm 2) ねじ部有効断面積 An( cm 2) An/A ねじの呼び母材の種類 インサート有効断面積 ian( cm 2 ) ねじ部有効断面積 An( cm 2 ) ian/a M10 D M10 D M12 D M12 D (M12) D M16 D M16 D M20 D M20 D M22 D M22 D M24 D M24 D M27 D M M30 D D M W3/8 D W3/8 D W1/2 D W1/2 D W5/8 D W5/8 D W3/4 D W3/4 D W1 D W7/8 D W11 /8 D W1 D W11 /8 D

15 ねじの呼び : ねじの形式 直径及びピッチを表す呼び記号 ( 主としておねじの 外径の基準寸法が使われる ) 母材断面積 : JIS G 3112 鉄筋コンクリ-ト用棒鋼 の公称断面積 (S) を使用 (A) する 有効断面積 : おねじの断面積で 有効径をd 2 谷の径をd 3 とすれば 有効断 (A n) 面積は A n =(π/ 4) ((d2 +d3)/ 2) 2 で計算される インサ-ト : インサ-トの断面積で めねじの谷の径をD 母材断面積をAと 有効断面積 すれば インサ-ト有効断面積は i A n =A-(π/ 4) D 2 (i A n) で計算される 第 5 条 せん断力のみを受ける場合 1. 許容応力度設計コンクリ-ト躯体に定着されたJLボルトの許容せん断力は (3) 式により算出する qa=φs 2(0.7 sσy sca2) (3) qa :JL ボルトの許容せん断力 ( kg ) φs 2 : 許容せん断力の低減係数で 長期荷重に対しては 2/3 短期荷重に対しては 1.0 とする sσy :(2) 式参照 sca2 : 部材接合面における1JLアンカ-ボルト 2JL Yインサートボルトめねじ部分又は3JL Yインサ-トボルトに使用するボルトの有効断面積 ( cm 2 ) 2. 保有水平耐力算定コンクリート躯体に定着されたJLボルトのせん断強度は (3u) 式により算出する q au = 0.7 sσy sca2 (3u) 9

16 qau :JL ボルトのせん断強度 (Kg) sσy :(2) 式参照 sca2:(3) 式参照 [ 解説 ] 1.(1)sca2 の対象となるボルト断面は 以下による ( イ )JL アンカーボルト 1 JL アンカーボルトの埋込状態 JLアンカーボルトの母材部分が接合面から外に3d ( ) 以上出る場合 sca2 の対象となるボルト断面 JL アンカーボルトの母材断面 2 その他の場合 JL アンカーボルトのねじ部断面 ( )d は JL アンカーボルトの母材部分の直径 ( ロ )JL Y インサ - トボルト JL Yインサ-トボルトの埋込状態 sca2の対象となるボルト断面 1 JL Yインサ-トボルトのめねじ部分が接合面から外に3d ( ) 以上出 JLアンカーボルトの母材断面 る場合 2 その他の場合 JLアンカーボルトのねじ部断面 ( )d は JL Y インサ - トボルトの母材部分の直径 (2)(1) の1 及び3の場合を図 (b) に示す (1) の1の場合 (1) の3の場合 JLY インサートボルトに接合されるボルト 3d 以上 q 接合面 3d 以上 q 接合面 母材断面積 JLY インサートボルトねじ部有効断面 JL アンカーボルトねじ部有効断面 JLY インサートボルト (d は JL アンカーボルト又は JL Y インサ - トボルトの母 材部分の直径を示す で囲んだ部分は 対象断面を示す ) 図 (b) sca2 の対象となるボルト断面 10

17 第 6 条 引張力とせん断力を同時に受ける場合 コンクリ-ト躯体に定着されたJLボルトに 引張力とせん断力が同時に作用する場合の両作用荷重の組合せは 許容応力度設計においては (4) 式を満足するように決める ( _p _ ) 2 + ( _q _ ) 2 (4) pa qa p : 作用引張力 ( kg ) q : 作用せん断力 ( kg ) pa : 第 4 条第 1 項により求まる JL ボルトの許容引張力 ( kg ) qa : (3) 式参照 [ 解説 ] ( 1) 引張力とせん断力が同時に作用する場合の保有水平耐力の算定においては コ ンクリート躯体に定着されたJLボルトに生じる応力状態を考慮のうえ 適切な方法で検討する 第 7 条 埋込み長さ及びかぶり厚さ 1.JLボルトの埋込み長さ (l e) JLアンカ-ボルト l e 5 d JL Yインサ-トボルト l e 50mm 2.JLボルトのかぶり厚さ JLボルトのかぶり厚さは 30mm以上 ( コンクリート躯体表面が土に接する部分にあっては 40mm以上 ) とする なお JLボルトの定着部の設計にあたっては へりあき寸法による影響を考慮する 11

18 [ 解説 ] 2.JLボルトのへりあき寸法が小さい場合の定着部の設計は 以下による ( イ ) 許容引張力及び引張強度の算定 (1) 式又は (1u) 式の Ac を N Ac1 [ 図 ( c ) 参照 ] に置き換えて算定する ( ロ ) 許容せん断力及びせん断強度の算定 a. 許容せん断力は (1) 式 [( 1) 式の Ac を NAc2 [ 図 ( d) 参照 ] に 置き換えた式 ] 及び (3) 式で算出された値のうち いずれか小なる値とする b. せん断強度は (1u)' 式 [( 1u ) 式の Ac を NAc2 [ 図 ( d) 参照 ] に置き換えた式 ] 及び (3u) 式で算出された値のうち いずれか小なる値とする ただし じん性を要求される場合は (3u) 式で決まるようにする a a 45 P l le le q 45 a<le 1.5d N Ac2 N Ac2 N Ac1 図 (d) へりあきの影響を受けるときの側面の有効投影面積 ( せん断力を受ける場合 ) a 図 (c) へりあきの影響を受けるときの有効水平投影面積 ( 引張力を受ける場合 ) 12

19 3 章施工 第 8 条 施工上の注意事項 1. 製品の確認 JLボルトが仕様に適合していることを確認する ( 油等が付着している場合は 脱脂する ) 2. 施工時の確認 JLボルトの位置及び埋込み長さが図面と一致していることを確認する 3. 養生期間中の注意コンクリ-ト打設直後にJLボルトをセットしたり 位置修正をしたりする場合は JLボルト周辺に空隙が生じないように注意すること なお コンクリ-ト硬化中のJLボルトの位置修正は 行ってはならない 4. コンクリ-ト強度の確認 JLボルトに他の構造部材を緊結する場合は コンクリ-トが所要の強度以上であることを確認する [ 解説 ] 1. 具体的な確認項目は 以下のとおり 1. JLボルトの母材径及びねじ径 2. JLボルトの全長及びねじ切り長さ 3. JLフックの長さ及び角度 4. めっきの種類及びめっき長さ 2. 具体的な確認項目は 以下のとおり 1. JLボルト位置 2. JLボルト径 3. JLボルト長さ及び突出し長さ 4. 垂直及び水平に対する角度 なお 施工方式は 先付け工法 ( コンクリート硬化前に ボルトを所定の位置に埋め込んでおく工法 ) とする 13

20 (1) コンクリートの強度が十分に出ないうちに JL ボルトに他の構造部材を緊結すると JL ボルトに荷重が加わり コンクリートのクラック コンクリートと JL ボルトの肌 別れ等が生じる恐れがあるため 十分に注意すること (2) あらかじめ PC 部材に埋込まれる JL ボルトを その部材の脱型用埋込金物と兼用す る場合のコンクリート脱型強度は 120 kg / cm 2 以上 ( 別に指示強度が定められてい る場合は その強度以上 ) とする 14

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