Chemical Glycosylation of Peptides (Japanese Version)

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1 ペプチドへの 糖鎖付加技術

2 合成糖ペプチド 新たな糖鎖修飾技術によりペプチドの物理化学的特性を優位に改変します 糖鎖構造および位置を高度に制御する事によりペプチドの生物学的有用性を向上させます 多くの糖タンパクにみられるアスパラギンに結合した糖鎖を用いる事が可能です 発現技術を用いずに 高度に規定された糖ペプチドを合成する事が可能です これにより 糖鎖構造および付加位置の最適な選択を可能にします バッケム社と ( 株 ) 糖鎖工学研究所 (GlyTech, Inc) 間のパートナーシップは 化学的アプローチでの糖ペプチドの工業的製造を視野に入れています バッケム社は スケールアップとキログラム規模のペプチドを製造する知識と経験を持っており 糖鎖工学研究所 (GlyTech) は独自技術により キログラムスケールの複合型糖鎖を製造しています 選択的糖鎖ペプチド製造技術は 様々なペプチドに応用される可能性が高く 先進的技術を持った両社の提携は 糖鎖修飾技術を通じてペプチドの改変を提案していきます Dr. José de Chastonay, CMO バッケム (Bachem Holdings)

3 糖鎖修飾の重要性 ペプチドの糖鎖修飾により 半減期が長くなり 投与回数の低減が可能 溶解性の向上により 製剤特性の改善が実現 治療の向上 薬物耐性の改善が可能 従来型の遺伝子組み換え技術による糖ペプチド産生の課題 糖ペプチドの不均一性 細胞由来物質やウイルスなどの生物由来不純物を除去する為に 高価で煩雑な精製工程が必要 化学的糖鎖修飾の優位性 均一性 : 化学合成により単一構造の糖ペプチドが産生可能 容易に多種多様なペプチドへ糖鎖修飾する事が可能 競争力のある生産コスト ヒト卵胞刺激ホルモン 92 アミノ酸糖ペプチド PDB: 1FL7 Fox, K.M., Dias, J.A., Van Roey, P. (2001) "Three-dimensional structure of human folliclestimulating hormone"( ヒト卵胞刺激ホルモンの三次元構造 ) Mol.Endocrinol.15:

4 糖鎖修飾の優位性 糖鎖付加によりペプチドの物理化学的特性を改善します 結合親和性 (Kd) 半減期 安定性 均一性 結果として リード化合物の薬理学的性質改善をもたらします 生物活性の向上 受容体選択性の改変 半減期の延長 選択的糖鎖修飾技術は 従来の技術では不可能であった 高度に規定された化合物を提供します 糖鎖工学研究所の糖鎖修飾技術は次の事を可能にします 任意の位置に糖鎖を付加が可能 任意の数の糖鎖付加が可能 任意の糖鎖構造が選択可能 «糖鎖修飾は薬物の薬物動態プロファイルを改善します»

5 協業でのサービス 糖ペプチドライブラリーは リード化合物の構造最適化を可能にする新たなアプローチです 任意の付加位置 付加本数 糖鎖構造を自在に作り分ける事により可能となります 糖鎖修飾を行うリードペプチドについては 多様なヒト型糖鎖が適用可能です 糖ペプチドの構造最適化の設計は バッケム社 (Bachem) と糖鎖工学研究所 (GlyTech) の協力の下 クライアントの共同プロジェクトチームにおいて実施され それぞれの専門知識が活用されます 糖ペプチド群の試作は GlyTech 社が小スケールでの試作 (mg~g 量の生産 ) が行われます 試作された糖ペプチドの中から クライアントの評価により薬理学的性質が改善された糖ペプチドを選びます 選ばれた糖ペプチドは バッケム社 (Bachem) がクライアントの必要量を製造対応することができます 50 種以上の複合型糖鎖が選択可能です 1S2S 11NC 1G2GN 8NC 1M2GN 6NC 1S(3)2M 8NC 1S2G 10NC 1G2M 7NC 2GN 5NC 1S(3) 7NC 1S2GN 9NC 1G 6NC GN 4NC 1G2S(3) 10NC 1S2M 8NC 1GN2M 6NC 1G2G 9NC 1GN2S(3) 9NC シアル酸 ガラクトース N- アセチルグルコサミン マンノース 1S 7NC 1GN 5NC 1GN2GN 7NC 1M2S(3) 8NC 1G2S 10NC 1M 4NC 1M2M 5NC 2S(3) 7NC 1GN2S 9NC 1GN2G 8NC 1S(3)2S(3) 11NC 1S(3)2S 11NC 1M2S 8NC 1M2G 7NC 1S(3)2G 10NC 1S2S(3) 11NC 1S 7NC 2G 6NC 1S(3)2GN 9NC

6 共同プロジェクト 推進例 リード化合物の最適化 設計段階 特性改善の必要な化合物 課題の明確化 目標 目的の設定 パートナーとバッケム社 (Bachem)/ 糖鎖工学研究所 (GlyTech)3 社間での協議 協力 目的の特性条件を満たすと予想される化合物群の設計 合成および供給 試験段階 研究目的のためのミリグラム単位またはグラム単位での化合物の合成 (non-gmp グレード ) 設計合意されたアミノ酸配列 糖鎖構造および数量の化合物を供給 望ましい結果が得られれば ライセンス等の契約討議 締結 結果によっては リード化合物の更なる向上のために 更なる最適化を実施 スケールアップ バッケム社 (Bachem) でのスケールアップと分析法の開発の実施 cgmp に従った製造対応 «当技術は 糖ソマトスタチン誘導体などの様々なペプチドに適用されています»

7 実証インターフェ ロン β-1a 全化学合成されたインターフェロン β-1a 化合物は 組み換え化合物と比較して : 不均質性が改善 ( グライコフォームなし ) 半減期が延長 in vitro における結合親和性が向上 in vivo における有効性が改善 Bachem 社により工業用に合成プロセスを最適化 化学合成された糖ペプチドの意義 : ペプチドの限界を超えてペプチド最適化の可能性を広げます 既承認薬の更なる改善をします 新薬開発の取り組みを促進します 知的財産価値創造を推進します 化学合成によるインターフェロン β-1a の製造は コスト競争力が高く 工業規模での製造を可能にしました バッケム社と糖鎖工学研究所 両社はそれぞれの分野において医薬品開発のイノベーションを進めるために提携を推進してきています インターフェロン β-1a は 166 個のアミノ酸残基からなる糖タンパク質で 多発性硬化症の治療を適応として承認されており その世界市場規模は 40 億ドルを超えています 現在 市場では 3 種類の遺伝子組換え型製剤が販売されており これらは 10 種以上のグライコフォームを有する混合物です

8 トーランス (CA) セントヘレンズ (UK) ヴェイルアムライン (DE) ヴィオナ (CH) ブーベンドルフ (CH) ビスタ (CA) ( 株 ) 糖鎖工学研究所 (GlyTech, Inc.) 京都 (JP) グローバルビジネス Bachem 社の工場設備はスイス EU 米国にあります 全ての cgmp 準拠製造拠点は 米国 FDA およびその他の国の当局による査察を受けています マーケティング & セールス部門の連絡先 ヨーロッパ アフリカ 中東 アジア太平洋地域 Bachem AG 電話 sales.ch@bachem.com 南北アメリカ Bachem Americas, Inc. 電話 ( 米国およびカナダでのフリーダイヤル ) sales.us@bachem.com ホームページもご利用ください また オンラインショップもございます shop.bachem.com 当社のこれまでの経験をもとに情報をまとめています 誤謬 誤記がございましたら ご容赦くださいますようお願いいたします 国によっては販売が制限されている製品がございます CPHI イノベーションアワード Bachem Holding AG と ( 株 ) 糖鎖工学研究所 (GlyTech, Inc.) は インターフェロン β-1a に関する先駆的な業績が認められ 2013 年 CPhI イノベーション賞ファイナリストとなりました この技術は 糖ソマトスタチン誘導体など近年多数のプロジェクトに応用されてきております いずれの場合も 医薬品の特性の向上が達成されました shop.bachem.com Bachem グループグローバルマーケティング部門により 2016 年 4 月に出版 (Chemical Glycosylation of Peptides (JP))

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