15.4. 家屋 宅地 施設等の浸水 湛水被害 (1) 調査の結果の概要 1) 調査事項及びその選択理由調査事項及びその選択理由は 表 に示すとおりである 表 家屋等 ( 家屋 宅地 施設等の浸水 湛水被害 ) の調査事項及びその選択理由調査事項選択理由 1 背後

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1 15.4. 家屋 宅地 施設等の浸水 湛水被害 (1) 調査の結果の概要 1) 調査事項及びその選択理由調査事項及びその選択理由は 表 に示すとおりである 表 家屋等 ( 家屋 宅地 施設等の浸水 湛水被害 ) の調査事項及びその選択理由調査事項選択理由 1 背後地の状況海水導入に伴う調整池の水位変動により 背後地 2 施設の状況の家屋 宅地 施設等の浸水 湛水への影響が生じ 3 気象の状況家屋等に影響する可能性があることから左記の事 4 浸水 湛水被害の状況項を調査した 2) 調査地域調査地域は 開門調査により浸水 湛水被害の影響を受ける可能性のある新干拓地 ( 中央干拓地 小江干拓地 ) 及び調整池周辺の背後地とした 3) 調査手法 1 背後地の状況 A 文献その他の資料調査新干拓地 ( 中央干拓地 小江干拓地 ) 及び背後地における家屋等の状況 ( 地形 地目 ) の既存調査結果を収集し 整理 解析を行った 収集整理状況は表 に 調査地点は図 に示すとおりである 表 住家等の状況の文献その他の資料調査の収集整理状況 調査項目 資料名等 実施機関 調査期間 周辺地形の状況 ( 地盤高 ) 長崎県央地区航空レーザ測量成果 国土交通省 平成 21 年 2 月 ~ 平成 21 年 9 月 地目の状況 地籍調査資料 諫早市 雲仙市昭和 54 年 ~ 建物の概要 建築物概要書 県央振興局建築課 昭和 46 年 ~ 平成 20 年 B 現地調査家屋等の状況の既存調査結果を補完するため 新干拓地 ( 中央干拓地 小江干拓地 ) 及び背後地において家屋等の状況 ( 家屋 宅地 事務所 公共施設の状況 ) の現地調査 ( 現地踏査による確認 ) を実施し 調査結果の解析を行った 現地調査の概要は表 に 調査地点は図 に示すとおりである 表 家屋等の状況の現地調査の概要 調査項目 調査地点 調査期間 調査方法 家屋等の状況 調整池周辺の背後地の低平地部で浸水 湛水被害が想定される家屋等 平成 23 年 4 月現地踏査

2 図 文献その他資料調査及び現地調査地点図

3 2 施設の状況 A 文献その他の資料調査資料調査は 前出の 14.1 農業用水 農業排水 (1) 調査の結果の概要 3) 調査手法 3 既設排水樋門及び既設堤防の状況 A 文献その他資料調査 に示すとおりである B 現地調査現地調査は 前出の 14.1 農業用水 農業排水 (1) 調査の結果の概要 3) 調査手法 3 既設排水樋門及び既設堤防の状況 B 現地調査 に示すとおりである 3 気象の状況 A 文献その他の資料調査文献その他の資料調査は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (1) 調査の結果の概要 3) 調査手法 3 気象の状況 A 文献その他の資料調査 に示すとおりである 4 浸水 湛水被害の状況 A 文献その他の資料調査文献その他の資料調査は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (1) 調査の結果の概要 3) 調査手法 4 浸水 湛水被害の状況 A 文献その他の資料調査 に示すとおりである

4 4) 調査結果 1 背後地の状況 A 周辺地形の状況新干拓地 ( 中央干拓地 小江干拓地 ) 及び調整池周辺の背後地 ( 内水域 ) の地盤標高図 ( 宅地部等を含む ) は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 調査の結果の概要 1) 調査結果 1 農業の状況 A 周辺地形の状況 イ周辺農地の地盤標高 図 周辺地盤標高図 に示すとおりである 調整池周辺の背後地はゼロメートル地帯を多く抱える低平地であり 古くより洪水時の浸水 湛水被害に悩まされてきた地域である レーザ測量結果に基づく 平成 21 年現在の各内水域の最低宅地等の標高は 表 に示すとおりであり 最低宅地等の標高は 背後地で TP(+)0.5m( 仁反田川右岸内水域 ) となっている 内水域名称 表 背後地の宅地等の最低標高 最低宅地等の標高 TP.m 内水域名称 最低宅地等の標高 TP.m 湯田川内水域仲沖内水域 - 山田工区 1 ブロック (+)2.1 小豆崎内水域 (+)1.3 山田工区 2 ブロック - 長田内水域 (+)0.2 千鳥川右岸内水域 (+)1.8 白浜内水域 有明川右岸内水域 (+)1.8 白浜 1 ブロック (+)1.7 有明川左岸内水域 (+)1.0 白浜 2 ブロック (+)1.3 釜ノ鼻内水域 - 小江新開内水域 (+)1.7 仁反田川右岸内水域 (+)0.5 犬木内水域 - 仁反田川左岸内水域 (+)0.5 中央干拓地 - 小野島内水域小江干拓地 天狗鼻ブロック (+)0.5 小江干拓 1 ブロック - 梅﨑ブロック (+)0.7 小江干拓 2 ブロック - 松崎 葭原ブロック (+)0.9 ) 平成 21 年度実施の長崎県央地区航空レーザ測量成果 ( 国交省 ) に基づく )TP(+)3.0m 以下で抽出を行っている ) - は TP(+)3.0m 以下に宅地がない内水ブロックを示す B 家屋等の状況諫早市及び雲仙市の地籍調査結果に基づく 周辺背後地の宅地位置を図 に示す 同図には 後述の数値シミュレーション結果に基づく 最大の浸水 湛水範囲を水色で示しており 同範囲内にて施設の有無や 宅地 事務所 公共施設等の種類の確認を行った

5 図 背後地の住家等の位置図 ( 地籍図 ) 凡例 宅地 ( 地籍 ) 最大浸水 湛水範囲

6 2 施設の状況 A 文献その他の資料調査資料調査の結果は 前出の 14.1 農業用水 農業排水 (1) 調査の結果の概要 4) 調査結果 3 既設排水樋門及び既設堤防の状況 A 文献その他資料調査 に示すとおりである B 現地調査現地調査の結果は 前出の 14.1 農業用水 農業排水 (1) 調査の結果の概要 4) 調査結果 3 既設排水樋門及び既設堤防の状況 B 現地調査 に示すとおりである 3 気象の状況 A 文献その他の資料調査文献その他の資料調査は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (1) 調査の結果の概要 4) 調査結果 3 気象の状況 A 文献その他の資料調査 に示すとおりである 4 浸水 湛水被害の状況 A 文献その他の資料調査文献その他の資料調査は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (1) 調査の結果の概要 4) 調査結果 4 浸水 湛水被害の状況 A 文献その他の資料調査 に示すとおりである

7 開門調(2) 予測の結果 1) 予測事項予測事項は 背後地の宅地等への浸水 湛水被害を及ぼすおそれのある 調整池への海水導入 調整池からの排水に伴う海域 調整池水位の流況変化や塩水化による周辺背後地への影響とした 海域から調整池への海水導入周辺背後海域 調整池の流況変化地の内水 ( 調整池水位の上昇 外潮位連動 ) 1 排除条件査調整池からの変化海域への排水 1 調整池水位の上昇 変動による背後地の排水不良 背後地の宅地等への洪水時浸水 湛水被害への影響 図 宅地等の浸水 湛水への影響の連関図 2) 予測地域予測地域は 開門調査により背後地の宅地等への浸水 湛水被害の影響を受ける可能性がある新干拓地 ( 中央干拓地 小江干拓地 ) 及び調整池周辺の背後地 ( 内水域 ) とした 3) 予測対象時期洪水時排水への影響予測に関する予測時期は 洪水時 (1/10 年確率 3 日連続雨量時 ) を対象とし 開門方法ケース別に数値シミュレーションを行い 調整池の流動変化を予測した

8 4) 予測手法 1 予測手順予測手順は 図 に示すとおりであり 洪水時における潮受堤防排水門の現行操作時と 開門操作時での数値シミュレーション ( 背後地排水解析モデル ) をそれぞれ行い その結果に基づく 新干拓地 ( 中央干拓地 小江干拓地 ) 及び調整池周辺背後地 ( 内水域 ) の家屋 宅地 施設等の浸水 湛水状況を比較して洪水時排水への影響の可能性を評価した 予測 ( 調整池流況解析 ) モデル構築 予測条件の設定 開門調査の方法 現行操作の場合の予測計算 開門調査を実施した場合の予測計算 洪水時 開門ケース毎の浸水 湛水状況の比較 各内水域の湛水深 湛水面積 湛水時間等 図 宅地等の影響予測手順 2 予測ケース予測ケースは 開門調査のケース別に 4 ケースとした 3 予測地点予測地点は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 3 予測地点 に示すとおりである 4 予測モデル A モデル構成及び概要モデル構成及び概要は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 4 予測モデル A モデル構成及び概要 に示すとおりである B 基礎方程式基礎方程式は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 4 予測モデル B 基礎方程式 に示すとおりである

9 5 予測条件 A 潮受堤防排水門の条件潮受堤防排水門の条件は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 5 予測条件 A 潮受堤防排水門の条件 に示すとおりである B 内水排除条件内水排除条件は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 5 予測条件 B 内水排除条件 に示すとおりである C 降雨条件降雨条件は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 5 予測条件 C 降雨条件 に示すとおりである D 洪水量条件流域洪水量は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 5 予測条件 D 洪水量条件 に示すとおりである E 開境界条件開境界条件は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 5 予測条件 E 開境界条件 に示すとおりである F 開門調査の影響の程度開門調査の影響の程度については 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 5 予測条件 F 開門調査の影響の程度 に示すとおりである G その他計算条件その他計算条件は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (2) 予測の結果 4) 予測手法 5 予測条件 G その他計算条件 に示すとおりである

10 5) 予測結果 1 ケース 1 A 洪水時現行の排水門管理操作規程操作時における湛水状況とケース 1 の湛水状況 ( 最高内水位 最大湛水面積 湛水時間 ポンプ運転時間 ) との比較を行った 以下に 比較結果 ( 影響予測結果 ) を示す イピーク湛水時の比較湛水区域内に位置する住家 ( 家屋 宅地 施設等 ) の戸数は ケース 1 で 103 戸 ( 住宅 50 戸 納屋 23 戸 事業所 16 戸 公共施設 14 戸 ) 現行操作時で 31 戸 ( 住宅 12 戸 納屋 8 戸 事業所 3 戸 公共施設 8 戸 ) であり 開門調査の実施による宅地等被害戸数の増加は 最大で 72 戸程度と予測される ( 図 表 参照 ) 内水域別の最大浸水影響戸数差 ( 開門ケース1の場合の最大影響戸数 )-( 現行管理規定操作時の場合の最大影響戸数 ) の最大値 ブロック番号 図 最大宅地浸水戸数の差 ( ケース 1)

11 No 内水域名称 表 最大浸水影響戸数の差 ( ケース 1) 一般住居 現行事業所 公共施設 一般住居 ケース1 最大事業所 公共施設 納屋 計 納屋 計 1 湯田川内水域 ( 山田工区 1ブロック ) 湯田川内水域 ( 山田工区 2ブロック ) 千鳥川右岸内水域 有明川右岸内水域 有明川左岸内水域 釜ノ鼻内水域 仁反田川右岸内水域 仁反田川左岸内水域 小野島内水域 ( 天狗鼻ブロック ) 小野島内水域 ( 梅崎ブロック ) 小野島内水域 ( 松崎 葭原ブロック ) 仲沖内水域 小豆崎内水域 長田内水域 白浜内水域 (1ブロック) 白浜内水域 (2ブロック) 小江新開内水域 犬木内水域 中央干拓地 小江干拓地 (1ブロック) 小江干拓地 (2ブロック) 小計 ケース 2 A 洪水時第 1 段階では 調整池水位の変動は 現行操作時と同様であることから 洪水時の背後地排水への影響はないものと考えられる 第 2 段階 第 3 段階は それぞれケース 3-1 ケース 1 と同様である 3 ケース 3-1 A 洪水時現行操作時とケース 3-1 の湛水状況 ( 最高内水位 最大湛水面積 湛水時間 ポンプ運転時間 ) との比較を行った 以下に 比較結果 ( 影響予測結果 ) を示す イピーク湛水時の比較湛水区域内に位置する住家 ( 家屋 宅地 施設等 ) の戸数は 開門調査時で 52 戸 ( 住宅 19 戸 納屋 15 戸 事業所 9 戸 公共施設 9 戸 ) 現行操作時で 31 戸 ( 住宅 12 戸 納屋 8 戸 事業所 3 戸 公共施設 8 戸 ) であり 開門調査の実施による宅地等被害戸数の増加は 最大で 21 戸程度と予測される ( 図 表 参照 )

12 内水域別の最大浸水影響戸数差 ( 開門ケース3の場合の最大影響戸数 )-( 現行管理規定操作時の場合の最大影響戸数 ) の最大値 ブロック番号 図 最大宅地浸水戸数の差 ( ケース 3-1) No 内水域名称 表 最大浸水影響戸数の差 ( ケース 3-1) 一般住居 現行事業所 公共施設 一般住居 ケース3 最大事業所 公共施設 納屋 計 納屋 計 1 湯田川内水域 ( 山田工区 1ブロック ) 湯田川内水域 ( 山田工区 2ブロック ) 千鳥川右岸内水域 有明川右岸内水域 有明川左岸内水域 釜ノ鼻内水域 仁反田川右岸内水域 仁反田川左岸内水域 小野島内水域 ( 天狗鼻ブロック ) 小野島内水域 ( 梅崎ブロック ) 小野島内水域 ( 松崎 葭原ブロック ) 仲沖内水域 小豆崎内水域 長田内水域 白浜内水域 (1ブロック) 白浜内水域 (2ブロック) 小江新開内水域 犬木内水域 中央干拓地 小江干拓地 (1ブロック) 小江干拓地 (2ブロック) 小計 ケース 3-2 ケース 2 の第 1 段階と同様であり 調整池水位の変動は 現行操作時と同様であることから 洪水時の背後地排水への影響はないものと考えられる

13 (3) 環境保全措置の検討 1) 環境保全措置の検討項目背後地の宅地等の浸水 湛水に係る環境保全措置は 前出までの影響予測項目 ( 洪水時排水への影響 ) を対象として 影響予測結果に基づき 環境影響がないか 或いは小さいと判断される場合以外に行う 各影響項目に関する影響予測結果より 開門方法ケース毎で 表 に示すとおり 新干拓地 ( 中央干拓地 小江干拓地 ) 及び調整池周辺の背後地 ( 内水域 ) に影響があるものと考えられる そこで 同表内の 印を対象として 実行可能な範囲内で影響を回避又は低減させるための環境保全措置を検討した 表 環境保全措置の検討項目開門方法ケース環境保全措置の検討の必要性 ( 環境影響の有無 ) ケース 2 ケース 2 ケース 2 ケース 1 ケース 3-1 ケース 3-2 影響予測項目第 1 段階第 2 段階第 3 段階洪水時排水への影響 - - 注 ) : 環境影響があり 環境保全措置の検討を行う項目 -: 環境影響がなく 環境保全措置の検討を行わない項目 2) 開門調査の実施における環境保全措置開門調査の実施における環境保全措置は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (3) 環境保全措置の検討 2) 開門調査の実施における環境保全措置 に示すとおりである 3) 環境保全措置の検討結果環境保全措置の検討結果は 前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (3) 環境保全措置の検討 3) 環境保全措置の検討結果 に示すとおりである (4) 事後調査開門調査による洪水時排水への影響について 各内水域で排水不良が抽出されたが 保全措置の実施により安全性を確保できると考えられる また 環境保全措置の効果の不確実性は特に考えられないため 事後調査は実施しない

14 (5) 評価の結果 1) 評価手法調査及び予測結果から 開門調査による背後地宅地等の浸水 湛水被害の範囲とその程度を開門調査の実施前後で比較することにより評価した また 浸水 湛水による背後地宅地等への影響がある場合 実行可能な範囲内でできる限り回避又は低減されているかについて評価した 2) 評価結果 1 開門調査の実施前後の比較開門調査の実施前後の比較を表 に示す 洪水時排水への影響については ケース 2 の第 1 段階及びケース 3-2 を除き 調整池水位の上昇により 既設の排水機能力では開門調査前よりも浸水 湛水が増加すると考えられる 表 開門調査の実施前後の比較 評価項目開門調査実施前開門調査実施後 1 洪水時排水への影響 北部 南部排水門操作による調整池水位に基づいて 背後地内水域の排水門や排水機場を操作している ケース 1 調整池水位の上昇により 既設の排水機能力では 開門調査前よりも浸水 湛水が増加する ケース 2( 第 1 段階 ) 開門調査実施前と同様 ケース 2( 第 2 段階 ) 調整池水位の上昇により 既設の排水機能力では 開門調査前よりも浸水 湛水が増加する ケース 2( 第 3 段階 ) ケース 1 と同様 ケース 3-1 調整池水位の上昇により 既設の排水機能力では 開門調査前よりも浸水 湛水が増加する ケース 3-2 ケース 2 の第 1 段階と同様 保全措置の要否 要 否要要 要 否 2 影響の回避又は低減 A 洪水時排水への影響前出の 14.4 農地 農業用施設の浸水 湛水被害 (3) 環境保全措置の検討 3) 環境保全措置の検討結果 の排水機場の施工により 各内水域の浸水 湛水の増加を防止できる これらのことから 実行可能な範囲で洪水時排水への影響ができる限り低減されていると考えられる

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