埼玉県水道水質管理計画に基づく平成 29 年度精度管理の結果について 1 実施方法 平成 29 年度精度管理実施計画 を策定し これに基づき トリクロロ酢酸及び濁 度を対象項目として実施した 2 参加機関 41 機関が本精度管理に参加した 項目別ではトリクロロ酢酸について 34 機関 濁度 について

Size: px
Start display at page:

Download "埼玉県水道水質管理計画に基づく平成 29 年度精度管理の結果について 1 実施方法 平成 29 年度精度管理実施計画 を策定し これに基づき トリクロロ酢酸及び濁 度を対象項目として実施した 2 参加機関 41 機関が本精度管理に参加した 項目別ではトリクロロ酢酸について 34 機関 濁度 について"

Transcription

1 埼玉県水道水質管理計画に基づく平成 29 年度精度管理の結果について 1 実施方法 平成 29 年度精度管理実施計画 を策定し これに基づき トリクロロ酢酸及び濁 度を対象項目として実施した 2 参加機関 41 機関が本精度管理に参加した 項目別ではトリクロロ酢酸について 34 機関 濁度 について 40 機関であった 参加した検査機関を表 1 に示す 保健所等 (4 機関 ) 県企業局 水道事業体 (12 機関 ) 登録機関 (2 機関 ) 表 1 参加機関一覧 埼玉県衛生研究所 さいたま市健康科学研究センター 川越市保健所衛生検査課 越谷市保健所衛生検査課 埼玉県大久保浄水場 埼玉県庄和浄水場 埼玉県行田浄水場 埼玉県新三郷浄水場 埼玉県吉見浄水場 さいたま市水道局 埼玉県水質管理センター 上尾市上下水道部 坂戸 鶴ヶ島水道企業団 越谷 松伏水道企業団 所沢市上下水道局 狭山市上下水道部 アクアス ( 株 ) 内藤環境管理 ( 株 ) いであ ( 株 ) ( 株 ) 那須環境技術センター オーヤラックスクリーンサービス ( 株 ) ( 一財 ) 日本食品分析センター ( 株 ) 環境技研 日本総合住生活 ( 株 ) 環境保全 ( 株 ) ( 株 ) 日本分析 ( 一社 ) 群馬県薬剤師会環境衛生試験センター ( 株 ) 群馬分析センター ( 株 ) 江東微生物研究所 ( 一社 ) 埼玉県環境検査研究協会芝浦セムテック ( 株 ) ( 株 ) 新環境分析センター ( 株 ) 総研 ( 株 ) 総合環境分析 ( 株 ) ビー エム エル平成理研 ( 株 ) ( 株 ) 保健科学東日本前澤工業 ( 株 ) ( 株 ) メイキョー ( 株 ) ユーベックユーロフィン日本環境 ( 株 ) 1

2 3 実施期日 (1) 試料の配付平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) (2) 報告書の提出期限平成 29 年 9 月 13 日 ( 水 ) 4 精度管理対象項目及び設定値 各検査機関に配付した試料の濃度設定は次のとおりである (1) トリクロロ酢酸表 2 トリクロロ酢酸設定値項目名設定値トリクロロ酢酸 2 μg/l (2) 濁度 表 3 濁度設定値項目名設定値濁度 1. 度 評価方法評価は測定結果のみに基づいて 厚生労働省が実施している 水道水質検査の精度管理に関する調査 を参考に行った まず 報告書未提出の機関及び繰り返し測定回数 回未満の機関については評価から除外した また 以下のいずれかに該当する機関については 検査精度が 良好でない と判断し 改善報告書の提出対象とした ア. トリクロロ酢酸については 繰り返し測定結果の変動係数が20% を超えた機関 濁度については 繰り返し測定結果の変動係数が% を超えた機関 イ. アの機関を除き Grubbs 検定を行った結果 検定統計量が% 棄却限界を超えた機関 ウ. ア~イの機関を除いた機関を対象に 機関ごとのZスコア及び中央値からの誤差と誤差率を算出したとき トリクロロ酢酸 :Z スコアの絶対値が3 以上かつ中央値からの誤差率が ±20% を超えた機関濁度 : 中央値からの誤差が ±0.1 度もしくは誤差率が ±% のどちらか大きい値を超えた機関なお 濁度に関してはZスコアによる検査精度の判定は行わないが 3 以上 ( 算出できた場合 ) であった場合 結果を通知する際にその旨を補足で記載することとした 2

3 6 統計解析結果及び評価統計解析は次の手順で行った 報告された分析結果について 機関ごとの基本統計量( 平均 標準偏差等 ) を算出した ( 表 4 ) 濃度とZスコアについて度数分布を作成した ( 図 1~4) 機関間の基本統計量( 平均 標準偏差等 ) を算出した ( 表 6 7) これらの解析結果及び 評価方法 に基づいて行った評価について 項目別に概要をまとめた (1) トリクロロ酢酸 報告書提出状況報告書未提出の機関はなかった 繰り返し測定回数繰り返し測定回数 回未満の機関はなかった 機関内変動係数機関内の変動係数の最大値は4.0% であり 20% を超えた機関はなかった 機関間変動係数機関間変動係数は.98% であった Grubbs 検定各機関の平均値 ( 範囲 21.40~27.79μg/L) について Grubbs 検定を行ったところ 棄却された機関はなかった Zスコアおよび中央値からの誤差率に基づく判定全機関における中央値は2.14μg/Lであった また Zスコアの絶対値 3 未満に該当する濃度範囲は22.17~28.11μg/Lであり 中央値からの誤差率が ± 20% に該当する濃度範囲は20.11~30.17μg/Lであった 2 機関のZスコアがこの範囲を超えていたが 中央値からの誤差率は ±20% 以内であっため34 機関すべてが 検査精度が良好である と判断された 改善報告対象機関改善報告の対象となる機関はなかった (2) 濁度 報告書提出状況報告書未提出の機関はなかった 繰り返し測定回数繰り返し測定回数 回未満の機関はなかった 機関内変動係数 3

4 機関内の変動係数の最大値は4.3% であり % を超えた機関はなかった 機関間変動係数機関間変動係数は4.34% であった Grubbs 検定各機関の平均値 ( 範囲 1.26~1.60 度 ) について Grubbs 検定を行ったところ 棄却された機関はなかった 中央値からの誤差もしくは誤差率に基づく判定全機関における中央値は1.40 度であった そのため 中央値からの誤差率が ±% を超えない濃度範囲を採用し 当該範囲は1.26~1.4 度であった 1 機関の平均値がこの範囲を超えていたため検査精度が 良好でない と判断された 改善報告対象機関中央値からの誤差率が ±% を超えた1 機関については改善報告対象機関となった 改善報告対象機関となった原因及び改善結果外れ原因について 対象機関から次のような報告があり 原因を特定することは困難であった 1 標準原液は未開封のもの ( 新品 ) を使用 2 標準原液を分取する際 よく振り混ぜ 濃度が均一になるように調製 3 器具は測量精度に影響が出にくいホールピペットとメスフラスコを使用上記の条件で検査を実施しており 器具等による検査誤差は生じにくい状況であった また 精度管理試料の残液を用いて 再度測定を行ったところ 設定濃度と同程度の結果が得られた 原因を特定することはできなかったが 再度測定で検査精度に問題のい結果が得られたことと 内部 自己精度管理の実施や検査担当者の研修への参加等を行うことによる検査精度の維持向上を図る旨の回答があったため 適切な措置が行われ 検査精度が改善されたと判断した 7 分析条件等 (1) トリクロロ酢酸トリクロロ酢酸の測定条件について表 8 9 に示した 試験開始時刻参加 34 機関中 33 機関が告示法で規定されている72 時間以内に分析を開始していたが 1 機関がこの時間を超過していた 4

5 分析方法参加 34 機関中 22 機関が を採用しており 12 機関が を採用していた 標準原液の調製全機関が市販の標準原液を使用していた また 値付け証明書付きの標準原液を使用していたのは17 機関であった 分析条件ア ( ア ) 溶媒抽出全機関が告示法のとおりpHを0. 以下に調整し 塩化ナトリウムを加えて tert-ブチル-メチルエーテルにて溶媒抽出を行っていた ( イ ) 誘導体化全機関が告示法のとおり誘導体化にジアゾメタンを用いており 添加後の静置時間 加熱処理温度及び時間についても告示法のとおり行っていた ( ウ ) 強度の評価法全機関がピーク面積で評価していた イ ( ア ) クリーンアップ用固相カラムクリーンアップ用固相カラムを使用した機関はなかった ( イ ) 分離カラム全機関がオクタデシルシリル基を導入したシリカゲルを充填したカラムを使用していた ( ウ ) イオン化法全機関が告示法のとおりエレクトロスプレーイオン化法 (ESI 法 ) を用いていた ( エ ) 強度の評価法全機関がピーク面積で評価していた 検量線ア点数全機関が告示法のとおり4 点以上採っていた イ近似式全機関が直線近似を採用していた ウ寄与率 (r 2 ) 全機関の検量線の寄与率 (r 2 ) は0.9962~1であった

6 (2) 濁度濁度の測定条件について表 に示した 試験開始時刻参加 40 機関中 27 機関が告示法で規定されている12 時間以内に分析を開始していたが 13 機関がこの時間を超過していた 標準原液の調製全機関が市販の標準原液を使用していた 分析条件等ア試料の希釈参加 40 機関中 1 機関が試料を希釈して測定を行っていた イ分析条件参加 40 機関中 39 機関が積分球式光電度法 1 機関が透過光測定法で測定を行っていた ウ濁度計条件参加 40 機関中 吸収セルの形状は 固定セルが20 機関 フローセルが20 機関であった また 吸収セルの材質は ガラスセルが33 機関 石英セルが7 機関であった エゼロ校正に用いた水全機関が精製水を用いていた 検量線ア点数参加 40 機関中 36 機関が告示法どおり4 点以上採っていた イ近似式参加 40 機関中 37 機関が直線近似 3 機関が折れ線を採用していた ウ寄与率 (r 2 ) 全機関の検量線の寄与率 (r 2 ) は0.9941~1であった 8 まとめ (1) トリクロロ酢酸参加 34 機関のうち 良好と判断された機関は34 機関であり Grubbs 検定 ( 意水準 %) で棄却された機関 Zスコアの絶対値が3 以上かつ中央値から ±20% を超えた機関はなかった (2) 濁度参加 40 機関のうち 良好と判断された機関は39 機関であり Grubbs 検定 ( 意水準 %) で棄却された機関はなく 中央値からの誤差率が ±% を超えた機関は1 機関であった 6

7 濁度で1 機関について検査結果が良好でないと判断された機関があった 当該機関に対しては埼玉県水道水質管理計画精度管理部会から改善措置の実施と報告を求めた また その報告内容と再検査結果を精査し 適切な措置が行われたことを確認した 埼玉県水道水質管理計画に基づく平成 29 年度精度管理では 水質管理計画精度管理部会により検査結果が良好でないと判断された1 機関に対してフォローアップを実施することにより 最終的にトリクロロ酢酸について参加 34 機関 濁度について参加 40 機関全てから良好な精度管理結果を得ることができた 本精度管理の目的である県内水質検査機関 ( 公的検査機関 水道法 20 条の登録を受けた水質検査機関等 ) の分析精度の向上が達せられたと言える 7

8 濃度分布 ( トリクロロ酢酸 ) 20 濃度分布 ( 濁度 ) 機関数 ( 機関 ) n=34 機関数 ( 機関 ) 1 n= 濃度 (µg/l) 濁度 ( 度 ) 図 1 トリクロロ酢酸の濃度分布 図 2 濁度の分布 Z スコア ( トリクロロ酢酸 ) 20 Z スコア ( 濁度 ) 機関数 ( 機関 ) n=34 機関数 ( 機関 ) 1 n= Z-score Z-score 図 3 Z スコアの度数分布 ( トリクロロ酢酸 ) 図 4 Z スコアの度数分布 ( 濁度 ) 8

9 機関 No. 1 回目 2 回目 3 回目 4 回目 回目 表 4 機関別統計分析結果 ( トリクロロ酢酸 ) 分析結果 (µg/l) 平均値 (µg/l) 最大値 (µg/l) 最小値 (µg/l) Z スコア 誤差 誤差率 (%) 標準偏差 変動係数 (%) 平均値 最小値 最大値 標準偏差 変動係数は機関内のもの 誤差 = 平均値 - 中央値 誤差率 (%)= 誤差 中央値 0 標準偏差 = 不偏分散の平方根 変動係数 = 標準偏差 平均値 0 Z スコア =(x-x) s 検定採択機関のみ対象 検定棄却機関は棄却と表示 9

10 機関 No. 1 回目 2 回目 3 回目 4 回目 回目 分析結果 ( 度 ) 表 機関別統計分析結果 ( 濁度 ) 平均値 ( 度 ) 最大値 ( 度 ) 最小値 ( 度 ) Z スコア 誤差 誤差率 (%) 標準偏差 変動係数 (%) 平均値 最小値 最大値 標準偏差 変動係数は機関内のもの 誤差 = 平均値 - 中央値 誤差率 (%)= 誤差 中央値 0 標準偏差 = 不偏分散の平方根 変動係数 = 標準偏差 平均値 0 Z スコア =(x-x) s 検定採択機関のみ対象 検定棄却機関は棄却と表示

11 表 6 トリクロロ酢酸機関間統計分析結果 参加機関数棄却機関数最大値 (µg/l) 最小値 (µg/l) 平均値 (µg/l) 標準偏差変動係数 (%) 中央値 (µg/l) 中央値 ±20%(µg/L) Zスコア-3~+3 該当範囲 (µg/l) 改善報告対象外範囲 (µg/l) (27.79) (21.40) 2. (2.) 1.02 (1.02).98 (.98) ~ ~ ~30.17 ( ) 内は棄却前の数値 最大値 最小値 平均値 標準偏差 変動係数は機関間のもの 表 7 濁度機関間統計分析結果 参加機関数棄却機関数最大値 ( 度 ) 最小値 ( 度 ) 平均値 ( 度 ) 標準偏差変動係数 (%) 中央値 ( 度 ) 中央値 ±%( 度 ) Zスコア-3~+3 該当範囲 ( 度 ) 改善報告対象外範囲 ( 度 ) (1.60) 1.26 (1.26) 1.43 (1.43) (0.062) 4.34 (4.34) ~ ~ ~1.4 ( ) 内は棄却前の数値 最大値 最小値 平均値 標準偏差 変動係数は機関間のもの 11

12 表 8 トリクロロ酢酸測定条件 ( 分析期間 分析者情報 ) 機関 NO. 年 1 8 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 30 日 ~ 8 月 30 日 月 30 日 ~ 8 月 30 日 月 4 日 ~ 9 月 4 日 月 1 日 ~ 9 月 1 日 月 29 日 ~ 8 月 30 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 30 日 月 30 日 ~ 8 月 30 日 分析期間 経験年数 分析者情報 17 8 月 29 日 ~ 8 月 31 日 月 31 日 ~ 9 月 7 日 月 29 日 ~ 8 月 31 日 月 29 日 ~ 8 月 31 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 31 日 ~ 9 月 1 日 月 1 日 ~ 9 月 2 日 月 29 日 ~ 8 月 30 日 月 29 日 ~ 8 月 30 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 1 日 ~ 9 月 6 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 30 日 ~ 8 月 31 日 月 31 日 ~ 9 月 1 日 月 30 日 ~ 8 月 30 日 月 31 日 ~ 9 月 1 日 月 31 日 ~ 8 月 31 日 月 31 日 ~ 9 月 1 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 30 日 ~ 8 月 30 日 月 1 日 ~ 9 月 7 日 月 今年度分析検体数 12

13 表 9 トリクロロ酢酸測定条件 ( 検量線情報 ) 機関 NO 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 検量線種類 トリクロロ酢酸濃度 μg/l 寄与率 17 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線 直線

14 表 トリクロロ酢酸測定条件 ( 分析情報 ) 機関 NO. 分析方法 操作の 試料の希釈誘導体化標準液内部標準液分離条件定量法希釈標準液分離条件クリーンアップ 試料の採取量 (ml) 希釈後の定容量 (ml) 誘導体化試薬 静置時間 加熱処理 調製方法 値付け証明書の 溶媒抽出 - 誘導体化 - ガスクロマトグラフ 内部標準液の 内部標準物質 調製方法 サンプル注入量 (µl) カラムの内径 (mm) カラムの長さ (m) 液相の素材 昇温条件 強度の評価法 内部標準質量数 定量に用いた質量数 操作の 試料の採取量 (ml) 希釈後の定容量 (ml) 操作の 調製方法 値付け証明書の サンプル注入量 (µl) 内径 (mm) 長さ (mm) 充填剤の素材 液体クロマトグラフ - 粒子径 (µm) 用いた移動相 グラジエント条件 イオン化法 強度の評価法 定量法 プリカーサーイオン プロダクトイオン ODS シリカゲル 2 A:0.2v/v% ギ酸水溶液 0.2mL/min A:B=9:(0-2min) 9:~90:(2-3min) 90:(3-4.min) 90:~0:0(4.-6.min) 0:0(6.~11.min) 0:0~9:( min) 9:(11.6~16.min) ESI 面積 化学結合型多孔性球状シリカゲル 3 A:0.1% ギ酸水溶液 1mL/min 0min(B:%) 2min(B:%) 2.min(B:9%) 4min(B:9%) 4.01min(B:%) 7min(B:%) ESI 面積 球状シリカ 3 A:0.1% ギ酸水溶液 1mL/min 0min(B:%) 2min(B:) 2.min(B:9) 2.-4min(B:9) 4.01min(B:) 4.01~7min(B:) ESI 面積 C18 3 A:0.1% ギ酸水溶液 1mL/min 0min(B:) 2min(B:) 2.min(B:9) 4min(B:9%) 4.01min(B:9) 7min(B:) ESI 面積 高純度多孔性球状シリカゲル 3 A:0.2% ギ酸水溶液 0min(B:%) 7min(B:60%) ESI 面積 ジアゾメタン % フェニル 9% ジメチルアリレンシロキサン 40 (2min) /min /min 20 (min) 面積 ハイストレングスシリカ 1.8 A:0.0% ギ酸水溶液 0.2mL/min 0min(B:%) 0.min(B:%) min(b:80).min(b:9%) 7.min(B:%) ESI 面積 ジアゾメタン 60 分 (min) 8 /min /min 20 (min) 面積 ジアゾメタン 60 分 (4min) 1min 20 (2min) 面積 ジアゾメタン (%- フェニル ) メチルポリシロキサン 40 (2min) 20 /min 80 /min /min 280 面積 高性能シリカ 3. A:0.2% ギ酸水溶液 0min(B:%,0.2mL) min (B:32%,0.2mL) 11min(B:32%,0.2mL) 11.1min(B:90%,0.8mL) 13min(B:90%,0.8mL) 13.1min(B:%,0.8mL) 19min(B:%,0.8mL) 19.1min(B:%,0.2mL) ESI 面積 ジアゾメタン 4 分 Phenyl Arylene ポリマー 40 (2min) 20 /min 80 /min /min 280 (2min) 面積 ES シリカ 2 A:0.1% ギ酸水溶液 0.3mL/min 0min(B:3%) 0.1min(B:%) 2min(B:%) 2min(B:1%) min(b:1%) min(b:9%) 6min(B:9%) 6min(B:3%) 9min(B:3%) ESI 面積 ジアゾメタン 60 分 (min) 1 /min /min 20 (2min) 面積 ジアゾメタン 60 分 % Dimethyl polysiloxane 3 (min) 1 / 分 / 分 20 (1min) 面積 ジアゾメタン 60 分 30~ % フェニル 9% 3 (1min,hold) /min 7 20 /min 280 (1min,hold) 面積 ジアゾメタン 60 分 % フェニル 9% メチルポリシロキサン 40 (min) 1 /min 200 (4min) 面積 ジアゾメタン (2min) /min 0 20 /min 200 (2min) 面積 ジアゾメタン 60 分 3 自己調製 (%- フェニル ) メチルポリシロキサン 3 (min) 1 /min 42 1 /min 300 面積 ジアゾメタン % 0 (min) /min 90 (1min) 1 /min 200 (2.min) 面積 ジアゾメタン 40 自己調製 (min) 20 /min 180 面積 ジアゾメタン (%- フェニル ) メチルポリシロキサン 3 (2min) /min 200 (2min) 面積 ジアゾメタン 60 分 (%- フェニル ) メチルポリシロキサン 3 (3min) /min 0 30 /min 280 (2.min) 面積 ジアゾメタン 60 分 (%- フェニル ) メチルポリシロキサン 3 (1min) /min 7 20 /min 280 (2min) 面積 ジアゾメタン (1min) /min 1 2 /min 20 (1min) 面積 ジアゾメタン 60 分 % ジフェニル - 9% 3 (min) /min /min 230 (4min) 面積 ジアゾメタン 60 分 (%- フェニル ) メチルポリシロキサン 40 (3min) /min 0 20 /min 180 面積 シリカゲル C18 3 A:0.2v/v% ギ酸水溶液 B:0.2v/v% ギ酸メタノール 0.mL/min 0min(B:1%) 7-9min(B:0%) ESI 面積 シリカゲル 3 A:0.2% ギ酸水溶液 B:0.2% ギ酸メタノール 0.mL/min 0min(B:1%) 7min(B:0%) 7.01min(B:1%) ESI 面積 ジアゾメタン 60 分 (2min) 8 /min 60 /min 20 (1min) 面積 ジアゾメタン 40 分 (min) 1 /min 20 (min) 面積 シリカゲル 1.8 A:0.2% ギ酸水溶液 0.3mL/min 0min(B:0.%) 1.min(B:20%) min(b:80%) ESI 面積 ジアゾメタン 60 分 (1min) /min 1 30 /min 230 (2min) 面積 オクタデシル基を化学結合したシリカゲル 1.8 A:0.0% ギ酸水溶液 B: アセトニトリル 0.3mL/min 0min(B:%) 0.3min(B:%) 3.8min(B:80%) 4min(B:90%) min(b:%) ESI 面積

15 表 11 濁度測定条件 ( 分析期間 分析者情報 ) 機関 NO. 年 1 8 月 30 日 ~ 8 月 30 日 月 30 日 ~ 8 月 30 日 月 1 日 ~ 9 月 1 日 月 30 日 ~ 8 月 30 日 月 31 日 ~ 8 月 31 日 月 6 日 ~ 9 月 6 日 月 29 日 ~ 8 月 30 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 7 日 ~ 9 月 7 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 31 日 ~ 8 月 31 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 9 月 4 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 30 日 2 27 分析期間 経験年数 分析者情報 28 9 月 11 日 ~ 9 月 11 日 月 11 日 ~ 9 月 11 日 月 2 日 ~ 9 月 2 日 月 1 日 ~ 9 月 1 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 31 日 ~ 8 月 31 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 月 29 日 ~ 8 月 29 日 2 17 月 今年度分析検体数 1

16 表 12 濁度測定条件 ( 検量線情報 ) 機関 NO 直線 表計算 2 直線 濁度計 3 直線 表計算 4 直線 表計算 直線 濁度計 6 直線 濁度計 7 直線 濁度計 8 直線 濁度計 9 直線 表計算 直線 表計算 11 直線 表計算 12 直線 濁度計 13 直線 表計算 14 直線 表計算 1 直線 表計算 16 直線 表計算 17 直線 濁度計 18 直線 表計算 19 直線 表計算 20 直線 濁度計 21 直線 表計算 22 直線 表計算 23 折れ線 1 2 濁度計 24 直線 濁度計 2 折れ線 濁度計 26 直線 表計算 27 検量線種類 度 寄与率 濁度計 or 表計算 28 直線 表計算 29 折れ線 1 2 濁度計 30 直線 表計算 31 直線 表計算 32 直線 表計算 33 直線 濁度計 34 直線 表計算 3 直線 濁度計 36 直線 表計算 37 直線 濁度計 38 直線 表計算 39 直線 表計算 40 直線 濁度計 41 直線 濁度計 16

17 表 13 濁度測定条件 ( 分析情報 ) 機関 No. 分析条件 操作の 希釈 試料の採取量 (ml) 希釈後の定容量 (ml) 標準液 濁度計条件 調製方法吸収セルの形状吸収セルの材質光路長ゼロ校正に用いた水測定に用いた波長 1 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 2 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 30mm 精製水 3 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 20mm 精製水 4 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 20mm 精製水 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 30mm 精製水 6 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 精製水 7 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 8 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 9 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 11 積分球式光電度法 固定セル 石英セル 0mm 精製水 12 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 13 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 14 積分球式光電度法 固定セル 石英セル 0mm 精製水 1 積分球式光電度法 固定セル 石英セル 0mm 精製水 16 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 17 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 18 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 19 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 20 積分球式光電度法 固定セル 石英セル 0mm 精製水 21 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 22 透過光測定法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 660nm 23 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 24 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 2 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 26 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル mm 精製水 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 29 積分球式光電度法 固定セル 石英セル 0mm 精製水 30 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 390mm 精製水 31 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 32 積分球式光電度法 フローセル 石英セル 390mm 精製水 33 積分球式光電度法 フローセル パイレックスガラス 0mm 精製水 34 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 20mm 精製水 3 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 36 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 37 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 38 積分球式光電度法 固定セル ガラスセル 0mm 精製水 39 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 40 積分球式光電度法 フローセル ガラスセル 0mm 精製水 41 積分球式光電度法 フローセル 石英セル 0mm 精製水 17

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 : モサプリドクエン酸塩散 Mosapride Citrate Powder 溶出性 6.10 本品の表示量に従いモサプリドクエン酸塩無水物 (C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 ) 約 2.5mgに対応する量を精密に量り, 試験液に溶出試験第 2 液 900mLを用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行う. 溶出試験を開始し, 規定時間後, 溶出液 20mL

More information

目次 Ⅰ. 精度管理実施の目的 1 Ⅱ. 実施の概要 1 1 参加機関 1 2 実施項目 1 3 配布試料 2 4 実施時期 2 5 実施方法 2 6 解析機関 2 7 評価方法 2 Ⅲ. 精度管理の解析結果 3 1 臭素酸 3 2 TOC 4 3 まとめ 4 表 1 解析結果の概要 6 表 2 各

目次 Ⅰ. 精度管理実施の目的 1 Ⅱ. 実施の概要 1 1 参加機関 1 2 実施項目 1 3 配布試料 2 4 実施時期 2 5 実施方法 2 6 解析機関 2 7 評価方法 2 Ⅲ. 精度管理の解析結果 3 1 臭素酸 3 2 TOC 4 3 まとめ 4 表 1 解析結果の概要 6 表 2 各 平成 19 年度 水質精度管理講評会 平成 20 年 3 月 東京都福祉保健局健康安全室 東京都健康安全研究センター 目次 Ⅰ. 精度管理実施の目的 1 Ⅱ. 実施の概要 1 1 参加機関 1 2 実施項目 1 3 配布試料 2 4 実施時期 2 5 実施方法 2 6 解析機関 2 7 評価方法 2 Ⅲ. 精度管理の解析結果 3 1 臭素酸 3 2 TOC 4 3 まとめ 4 表 1 解析結果の概要

More information

表 1. HPLC/MS/MS MRM パラメータ 表 2. GC/MS/MS MRM パラメータ 表 1 に HPLC/MS/MS 法による MRM パラメータを示します 1 化合物に対し 定量用のトランジション 確認用のトランジションとコーン電圧を設定しています 表 2 には GC/MS/MS

表 1. HPLC/MS/MS MRM パラメータ 表 2. GC/MS/MS MRM パラメータ 表 1 に HPLC/MS/MS 法による MRM パラメータを示します 1 化合物に対し 定量用のトランジション 確認用のトランジションとコーン電圧を設定しています 表 2 には GC/MS/MS ACQUITY UPLC TM /MS/MS と GC/MS/MS によるベビーフード中の残留農薬の分析 No. 720007 20001436J 概要 EU の Baby Food Directive 2003/13/EC 1) では ベビーフード中の使用が禁止されている残留農薬について明示しています その濃度が 0.003mg/kg を超えているのか あるいは 0.004-0.008mg/kg

More information

固相抽出 高速液体クロマトグラフ法による陰イオン界面活性剤の分析に関する外部精度管理 栃本博 *, 小杉有希 *, 富士栄聡子 *, 保坂三継 *, 矢口久美子 ** External Quality Assurance of Analysis on Anionic Surface Active A

固相抽出 高速液体クロマトグラフ法による陰イオン界面活性剤の分析に関する外部精度管理 栃本博 *, 小杉有希 *, 富士栄聡子 *, 保坂三継 *, 矢口久美子 ** External Quality Assurance of Analysis on Anionic Surface Active A 固相抽出 高速液体クロマトグラフ法による陰イオン界面活性剤の分析に関する外部精度管理 栃本博, 小杉有希, 富士栄聡子, 保坂三継, 矢口久美子 External Quality Assurance of Analysis on Anionic Surface Active Agent by Solid Phase Extraction High Performance Liquid Chromatography

More information

Taro-試験法新旧

Taro-試験法新旧 食品に残留する農薬 飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法について ( 別添 ) ( 傍線部分は改正部分 ) 改正後 目次 現行 目次 第 3 章 個別試験法 第 3 章 個別試験法 ジヒドロストレプトマイシン ストレプトマイシン スペクチノ ジヒドロストレプトマイシン ストレプトマイシン スペクチノ マイシン マイシン及びネオマイシン試験法 ( 畜水産物 ) 及びネオマイシン試験法 (

More information

Microsoft PowerPoint - MonoTowerカタログ_ 最終.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - MonoTowerカタログ_ 最終.ppt [互換モード] 次世代型シリカモノリスカートリッジカラム MonoTower TM C18 次世代型シリカモノリスカートリッジカラム MonoTower TM C18 MonoTower TM C18 モノリスカートリッジを連結することで高い理論段数を低圧力で実現 粒子充填型 ODS カラム (3 μm, 250 3.0 mm I.D.) 15.5 MPa 分離不充分 (500 3.0 mm I.D.) 14.5

More information

2009年度業績発表会(南陽)

2009年度業績発表会(南陽) 高速イオンクロマトグラフィーによる ボイラ水中のイオン成分分析 のご紹介 東ソー株式会社 バイオサイエンス事業部 JASIS 217 新技術説明会 (217.9.8) rev.1 1. ボイラ水分析について ボイラ水の水質管理 ボイラ : 高圧蒸気の発生装置であり 工場, ビル, 病院など幅広い産業分野でユーティリティ源として利用されている 安全かつ効率的な運転には 日常の水質管理, ブロー管理が必須

More information

IC-PC法による大気粉じん中の六価クロム化合物の測定

IC-PC法による大気粉じん中の六価クロム化合物の測定 Application Note IC-PC No.IC178 IC-PC 217 3 IC-PC ph IC-PC EPA 1-5.8 ng/m 3 11.8 ng/m 3 WHO.25 ng/m 3 11.25 ng/m 3 IC-PC.1 g/l. g/l 1 1 IC-PC EPA 1-5 WHO IC-PC M s ng/m 3 C = C 1/1 ng/m 3 ( M s M b ) x

More information

H27報告書0章【最終作成中】0310

H27報告書0章【最終作成中】0310 平成 27 年度水道水質検査の精度管理に 関する調査結果 厚生労働省医薬 生活衛生局 生活衛生 食品安全部水道課 目次 1 調査対象機関 - 3-2 調査の方法 - 4-3 調査結果 - 8 ( 別紙 ) ( 別表 1) 測定結果一覧 - 24 - ( 別表 2) 第 1 群 と評価された登録水質検査機関 - 33 - ( 別表 3) 第 2 群 と評価された登録水質検査機関 - 36 - ( 別表

More information

土壌溶出量試験(簡易分析)

土壌溶出量試験(簡易分析) 土壌中の重金属等の 簡易 迅速分析法 標準作業手順書 * 技術名 : 吸光光度法による重金属等のオンサイト 簡易分析法 ( 超音波による前処理 ) 使用可能な分析項目 : 溶出量 : 六価クロム ふっ素 ほう素 含有量 : 六価クロム ふっ素 ほう素 実証試験者 : * 本手順書は実証試験者が作成したものである なお 使用可能な技術及び分析項目等の記載部分を抜粋して掲載した 1. 適用範囲この標準作業手順書は

More information

LC/MS/MS によるフェノール類分析 日本ウォーターズ株式会社 2015 Waters Corporation 1 対象化合物 Cl HO HO HO フェノール 2- クロロフェノール (2-CPh) Cl 4-クロロフェノール (4-CPh) HO Cl HO Cl HO Cl Cl 2,4

LC/MS/MS によるフェノール類分析 日本ウォーターズ株式会社 2015 Waters Corporation 1 対象化合物 Cl HO HO HO フェノール 2- クロロフェノール (2-CPh) Cl 4-クロロフェノール (4-CPh) HO Cl HO Cl HO Cl Cl 2,4 LC/MS/MS による類分析 日本ウォーターズ株式会社 15 Waters Corporation 1 対象化合物 - クロロ (-CPh) 4-クロロ (4-CPh),4- ジクロロ (,4-DPh),6- ジクロロ (,6-DPh),4,6- トリクロロ (,4,6-TPh) 15 Waters Corporation 1 サンプル調製 ( 検量線 標準液 ) 5 標準溶液添加 (,,4,,,5uL)

More information

を加え,0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液で滴定 2.50 する.0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液の消費量は 0.2 ml 以下である ( 過酸化水素として 170 ppm 以下 ). (4) アルデヒド (ⅰ) ホルムアルデヒド標準液ホルムアルデヒド メタノール液のホルムアルデヒ

を加え,0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液で滴定 2.50 する.0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液の消費量は 0.2 ml 以下である ( 過酸化水素として 170 ppm 以下 ). (4) アルデヒド (ⅰ) ホルムアルデヒド標準液ホルムアルデヒド メタノール液のホルムアルデヒ 仮訳 プロピレングリコール Propylene Glycol C3H8O2:76.1 (RS)-Propane-1,2-diol [57-55-6] 本品は定量するとき, プロピレングリコール (C3H8O2) 99.7% 以上を含む. 性状本品は無色澄明の粘稠性のある液である. 本品は水, メタノール又はエタノール (95) と混和する. 本品は吸湿性である. 確認試験本品につき, 赤外吸収スペクトル測定法

More information

Microsoft Word - 3_資機材試験新旧140328

Microsoft Word - 3_資機材試験新旧140328 別紙 3 水道施設の技術的基準を定める省令の一部を改正する省令及び資機材等の材質に関する試験の一部改正について ( 平成 16 年 2 月 9 日付健水発第 0209001 号 ) 別添 1 新旧対照表 ( 下線の部分は改正部分 ) 改正後 ( 新 ) 改正前 ( 旧 ) 浸出用液の調製における水質の確認方法及び浸出液の分析方法浸出用液の調製における水質の確認方法及び浸出液の分析方法 改正後の 資機材等の材質に関する試験

More information

研究報告58巻通し.indd

研究報告58巻通し.indd 25 高性能陰イオン分析カラム TSKgel SuperIC-Anion HR の特性とその応用 バイオサイエンス事業部開発部セパレーショングループ 佐藤真治多田芳光酒匂幸中谷茂 1. はじめにイオンクロマトグラフィー (IC) は 環境分析等の各種公定法に採用されている溶液試料中のイオン成分分析法であり 当社においてもハイスループット分析を特長とする高速イオンクロマトグラフィーシステム IC 2010

More information

Microsoft PowerPoint - 薬学会2009新技術2シラノール基.ppt

Microsoft PowerPoint - 薬学会2009新技術2シラノール基.ppt シラノール基は塩基性化合物のテーリングの原因 いや違う! クロマニックテクノロジーズ長江徳和 日本薬学会 9 年会 緒言緒言 逆相型固定相中の残存シラノール基は, 吸着やピークテーリング等の原因であるとされている 残存シラノール基に基づく主な相互作用は, 吸着, イオン交換, 水素結合である これらの二次効果相互作用を積極的に利用することで, 極性化合物に対して特異的な保持を示す新規な逆相固定相の創出が可能であると思われる

More information

はじめに 液体クロマトグラフィーには 表面多孔質粒子の LC カラムが広く使用されています これらのカラムは全多孔質粒子カラムの同等製品と比べて 低圧で高効率です これは主に 物質移動距離がより短く カラムに充填されている粒子のサイズ分布がきわめて狭いためです カラムの効率が高いほど 分析を高速化で

はじめに 液体クロマトグラフィーには 表面多孔質粒子の LC カラムが広く使用されています これらのカラムは全多孔質粒子カラムの同等製品と比べて 低圧で高効率です これは主に 物質移動距離がより短く カラムに充填されている粒子のサイズ分布がきわめて狭いためです カラムの効率が高いほど 分析を高速化で アプリケーションノート食品 / 飲料品検査 発酵モニタリング 農薬 バイオ燃料 代替エネルギー Agilent InfinityLab Poroshell 120 HILIC-Z カラムによる糖の分析 著者 Anne Mack and Ta-Chen Wei Agilent Technologies, Inc. 概要 Agilent InfinityLab Poroshell 120 HILIC-Z

More information

本品約2g を精密に量り、試験液に水900mLを用い、溶出試験法第2法により、毎分50回転で試験を行う

本品約2g を精密に量り、試験液に水900mLを用い、溶出試験法第2法により、毎分50回転で試験を行う ベンフォチアミン 138.3mg/g ピリドキシン塩酸塩 100mg/g シアノコバラミン 1mg/g 散 Benfotiamine 138.3mg/g Pyridoxine Hydrochloride 100mg/g and Cyanocobalamin 1mg/g Powder 溶出性 6.10 本品約 0.5g を精密に量り, 試験液に水 900mL を用い, パドル法により, 毎分 50 回転で試験を行う.

More information

抗体定量用アフィニティークロマトグラフィー

抗体定量用アフィニティークロマトグラフィー 59 抗体定量用アフィニティークロマトグラフィーカラム TSKgel Protein A 5PW の開発 バイオサイエンス事業部開発部セパレーション G 藤井智荒木康祐 1. はじめに近年 バイオ医薬品市場の成長は著しく 特に免疫グロブリン G(IgG) を中心とした抗体医薬品については 212 年に 46 億ドルであった市場規模が 218 年には 772 億ドルまで拡大すると予測されている 1)

More information

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案)

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案) 資料 3 粗製海水塩化マグネシウム の分析調査結果について 1. 経緯平成 19 年 3 月 30 日に 食品 添加物等の規格基準の一部を改正する件 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 73 号 ) により 食品 添加物等の規格基準 ( 昭和 34 年厚生省告示第 370 号 ) が改正され 既存添加物 粗製海水塩化マグネシウム ( 以下 にがり という ) について 新たに成分規格が設定された なお

More information

有害大気汚染物質測定方法マニュアル(平成23年3月改訂)

有害大気汚染物質測定方法マニュアル(平成23年3月改訂) 第 2 章大気中の酸化エチレン及び酸化プロピレンの測定方法 固相捕集 - 溶媒抽出 - ガスクロマトグラフ質量分析法 1 測定方法の概要グラファイトカーボン系吸着剤を臭化水素酸に含浸させ乾燥させたものを充てんした捕集管に大気試料を通気し 酸化エチレンを誘導体化して2-ブロモエタノールとし また 酸化プロピレンを誘導体化して1-ブロモ-2-プロパノール及び2-ブロモ-1-プロパノールとして採取する 採取した試料はトルエン

More information

研究22/p eca

研究22/p eca 非ラベル化アミノ酸分析カラムを用いた LC/MS による遊離アミノ酸分析の検討 バイオ系チーム 清野珠美, 廣岡青央 要旨本チームで従来行っていた, ガスクロマトグラフィーを用いたプレラベル化法による遊離アミノ酸分析は, アミノ酸のラベル化という前処理があるものの,1 試料の分析時間が10 分以内という迅速分析が可能であった しかし, 天然アミノ酸の1つで, 清酒の苦味に寄与するアミノ酸であるアルギニンが検出できないという欠点があった

More information

JASIS 2016 新技術説明会

JASIS 2016 新技術説明会 JASIS 2016 新技術説明会 ヘッドスペース パージトラップ法を用いた GC 法による排水中 1,4- ジオキサン測定 2016 年 9 月 8 日 株式会社ジェイ サイエンス ラボ 中山愛望 水中 1,4- ジオキサン測定システム特徴 親水性であり 比較的揮発性も低い排水中 1,4- ジオキサンを オンラインで自動測定するシステムである 従来の ヘッドスペース法 と パージ & トラップ法

More information

pdf エンドトキシン試験法

pdf エンドトキシン試験法 00-0909.pdf.0 エンドトキシン試験法 3 5 6 7 9 0 3 5 6 7 9 0 3 5 6 7 9 30 3 3 33 3 35 36 37 3 39 0 3 5 6 次のように改める. 本試験法は, 三薬局方での調和合意に基づき規定した試験法である. エンドトキシン試験法は, カブトガニ (Limulus polyphemus 又は Tachypleus tridentatus)

More information

平成 26 年度生物化学的酸素要求量 (BOD) 共同実験の結果について 埼玉県環境計量協議会技術委員会浄土真佐実 1. はじめに生物化学的酸素要求量 ( 以下 BOD) は 古くから水中の有機物量あるいは酸素消費能の指標として広く用いられてきた 近年は 河川の水質汚濁は改善され 河川環境基準の B

平成 26 年度生物化学的酸素要求量 (BOD) 共同実験の結果について 埼玉県環境計量協議会技術委員会浄土真佐実 1. はじめに生物化学的酸素要求量 ( 以下 BOD) は 古くから水中の有機物量あるいは酸素消費能の指標として広く用いられてきた 近年は 河川の水質汚濁は改善され 河川環境基準の B 平成 26 年度生物化学的酸素要求量 (BOD) 共同実験の結果について 埼玉県環境計量協議会技術委員会浄土真佐実 1. はじめに生物化学的酸素要求量 ( 以下 BOD) は 古くから水中の有機物量あるいは酸素消費能の指標として広く用いられてきた 近年は 河川の水質汚濁は改善され 河川環境基準の BOD 達成率が 90% 以上となるなか クローズアップされてきた難分解性有機物の指標となり難いことから

More information

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整 14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 2. ピペットで 10 ml の試料を反応セルに取り ねじぶたで閉じて攪拌します 3. グレーのミクロスプーンで 1 回分の試薬 Ph-1K を加えて ねじぶたでセルを閉じます 4. セルをよく振とうして 固体物を溶かします 5. 緑のミクロスプーンで 1

More information

日本食品成分表分析マニュアル第4章

日本食品成分表分析マニュアル第4章 第 4 章 アミノ酸 34 一般のアミノ酸 *, ヒドロキシプロリン及びアンモニア * イソロイシン, ロイシン, リシン ( リジン ), フェニルアラニン, チロシン, トレオニン ( スレオニン ), バリン, ヒ スチジン, アルギニン, アラニン, アスパラギン酸 ( 注 1), グルタミン酸 ( 注 1), グリシン, プロリン, セリン 34 1. カラムクロマトグラフ法 適用食品全般に用いる

More information

よくある指摘事項(2)

よくある指摘事項(2) 平成 27 年 3 月 19 日 定量法中の計算式の一例 表示量に対する ( 分子量 ) の量 (%) = 標準品の量 (mg) Q Ta /Q Sa 1 日量の平均質量 (mg)/ 試料の秤取量 ( mg) 100/1 日量の表示量 (mg) 錠剤, 分包散剤, 丸剤, カプセル剤のように 1 個で数えられるものにあっては, それぞれの質量偏差のために生ずるバラツキを補正し, 平均質量を知るため定量に必要とする量より多い試料をとる.

More information

資料 2-3 ジエタノールアミンの測定 分析手法に関する検討結果報告書 - 1 -

資料 2-3 ジエタノールアミンの測定 分析手法に関する検討結果報告書 - 1 - 資料 2-3 ジエタノールアミンの測定 分析手法に関する検討結果報告書 - 1 - 目次 1. はじめに... - 3-2. 目的... - 4-3. 捕集および分析方法 (OSHA Method no. 34 改良 )... - 4-4. ブランク... - 4-5. 破過... - 5-6. 脱着率... - 5-7. クロマトグラム... - 5-8. 誘導体化条件の検討... - 5-9.

More information

HPLC UPLC JP UPLC システムによる 注入回数 3000 回以上 のルーチン製剤分析の実現 分析スループットの向上と使用溶媒量の削減 分析効率の向上 日本薬局方 (JP) は 薬事法第 41 条第一項の規定に基づき医薬品の品質を適性に担保するための公的な規範書であり 多くの医薬品の分析

HPLC UPLC JP UPLC システムによる 注入回数 3000 回以上 のルーチン製剤分析の実現 分析スループットの向上と使用溶媒量の削減 分析効率の向上 日本薬局方 (JP) は 薬事法第 41 条第一項の規定に基づき医薬品の品質を適性に担保するための公的な規範書であり 多くの医薬品の分析 JP システムによる 注入回数 3000 回以上 のルーチン製剤分析の実現 分析スループットの向上と使用溶媒量の削減 分析効率の向上 日本薬局方 (JP) は 薬事法第 41 条第一項の規定に基づき医薬品の品質を適性に担保するための公的な規範書であり 多くの医薬品の分析法は JP 法を基に開発されます また 一方では最新の技術を積極的に導入することによって 分析法の質を向上すると同時に効率性の向上

More information

環境調査(水系)対象物質の分析法

環境調査(水系)対象物質の分析法 環境調査 ( 水系 ) 対象物質 物質名 分析法フローチャート 備考 水質 (1) ニトロベンゼン GC/MS(SIM) 試料 500ml 連続水蒸気蒸留抽出脱水カラム :DB-17 (2) p -クロロカラム長 :30m ニトロベンゼン NaCl 15g 内径 :0.25mm 精油定量装置無水 Na2SO4 サロゲート溶液膜厚 :0.5μm ヘキサン5ml 検出限界 : 底質 1ml 内標準溶液

More information

Microsoft Word - basic_21.doc

Microsoft Word - basic_21.doc 分析の原理 21 高速液体クロマトグラフの原理と応用 概要 高速液体クロマトグラフ (HPLC) は 液体の移動相をポンプなどによって加圧してカラムを通過させ 分析種を固定相及び移動相との相互作用 ( 吸着 分配 イオン交換 サイズ排除など ) の差を利用して高性能に分離して検出する (JIS K0124:2011 高速液体クロマトグラフィー通則に記載 ) 分析方法です HPLC は ガスクロマトグラフ

More information

HPLCによるUSP関連物質分析条件のUPLC分析への移管と開発

HPLCによるUSP関連物質分析条件のUPLC分析への移管と開発 HPL による USP 関連物質分析条件の UPL 分析への移管と開発 No. 720001866J はじめに 本アプリケーションでは HPL によるミルタザピンの純度分析 (USP) の Waters QUITY UPL システムへの移管についてご紹介します このシステムは 小さな粒子径 (1.7μm) の QUITY UPL H カラムを用い 伝統的な HPL のパフォーマンスを凌駕するものです

More information

秩父広域市町村圏組合 浄水課 浄水

秩父広域市町村圏組合 浄水課 浄水 水質試験記録表採水地点 : 別所浄水場 1 気温 20.0 13.0 25.0 32.0 26.0 23.0 24.0 13.0 6.0 32.0 6.0 20.2 水温 14.0 18.0 21.0 25.0 26.0 26.0 22.0 17.0 11.0 26.0 11.0 20.0 11 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 mg/l 10 以下 0.44 0.44 0.44 0.44 21 塩素酸

More information

資料 イミダゾリジンチオン 測定 分析手法に関する検討結果報告書

資料 イミダゾリジンチオン 測定 分析手法に関する検討結果報告書 資料 1-2 2- イミダゾリジンチオン 測定 分析手法に関する検討結果報告書 目次 1. はじめに... 1 2. 文献調査... 1 3. 捕集及び分析条件... 2 4. 捕集効率... 2 5. クロマトグラム... 3 6. 検量線... 4 7. 検出下限及び定量下限... 4 8. 添加回収率 ( 通気試験 )... 5 9. 保存性... 5 10. まとめ... 5 11. 検討機関...

More information

Microsoft Word - TR-APA

Microsoft Word - TR-APA 2017/09/25 GC/MS 用ダイオキシン類自動前処理装置 ~ 新型精製カラムを用いた内標準物質回収率と精製効果排ガス試料 ~ 1. はじめに JIS K 0311: 2008 排ガス中のダイオキシン類の測定法 及び JIS K 0312: 2008 工業用水 工場排水中のダイオキシン類の測定法 の 6.1 試料の前処理の概要において JIS に挙げた精製操作以外の操作であっても 次の条件を満たすことが確認されれば用いても良いと記載され

More information

秩父広域市町村圏組合 浄水課 浄水

秩父広域市町村圏組合 浄水課 浄水 水質試験記録表採水地点 : 別所浄水場 1 気温 20.0 13.0 25.0 32.0 26.0 23.0 24.0 32.0 13.0 23.3 水温 14.0 18.0 21.0 25.0 26.0 26.0 22.0 26.0 14.0 21.7 11 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 mg/l 10 以下 0.44 0.44 0.44 0.44 21 塩素酸 mg/l 0.6 以下

More information

ポリソルベート 80

ポリソルベート 80 1/5 HIRANUMA APPLICATION DATA 水分データ シリーズデータ No 11 14/9/30 水分 1. 測定の概要 医薬品 逆滴定ポリソルベート 80 シリーズでは カールフィッシャー容量滴定法を採用しています 容量滴定法では 試料中の 水とカールフィッシャー試薬を反応させ 試薬中のヨウ素の消費量をもとに水分量を求めます H2O + I2 + SO2 + 3RN + CH3OH

More information

薬工業株式会社製, 各 20 µg/ml アセトニトリル溶液 ) を使用した. 農薬混合標準溶液に含まれない は, 農薬標準品 ( 和光純薬工業株式会社製 ) をアセトニトリルで溶解して 500 µg/ml の標準原液を調製し, さらにアセトニトリルで希釈して 20 µg/ml 標準溶液とした. 混

薬工業株式会社製, 各 20 µg/ml アセトニトリル溶液 ) を使用した. 農薬混合標準溶液に含まれない は, 農薬標準品 ( 和光純薬工業株式会社製 ) をアセトニトリルで溶解して 500 µg/ml の標準原液を調製し, さらにアセトニトリルで希釈して 20 µg/ml 標準溶液とした. 混 残留農薬分析業務における分析法の検討 米穀における調査対象農薬追加のための一斉試験法 Ⅱ( 農産物 ) の妥当性検証 佐々木秀幸 *1, 守山智章 *1, 青山吉一 *2, 野村哲也 *2, 山田篤司 *3, 鈴木徹也 *3 *1 独 ) 農林水産消費安全技術センター農薬検査部 *2 独 ) 農林水産消費安全技術センター神戸センター *3 独 ) 農林水産消費安全技術センター本部横浜事務所 LC/MS

More information

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分ベンフォチアミン B6 B12 配合剤 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 1 ダイメジンスリービー配合カプセル

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分ベンフォチアミン B6 B12 配合剤 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 1 ダイメジンスリービー配合カプセル 医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 2018.2.23 初版有効成分ベンフォチアミン B6 B12 配合剤 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 1) 溶解度 1 ダイメジンスリービー配合カプセル25 日医工 2 シグマビタン配合カプセルB25 東和薬品 1 ビタメジン配合カプセルB25 第一三共

More information

平成24年度 化学物質分析法開発報告書

平成24年度 化学物質分析法開発報告書 1,3- -5,5- -2,4-1,3-Dichloro-5,5-dimethylimidazolidine-2,4-dione 1,3- -5,5-1,3-Dichloro-5,5-dimethylhydantoin CAS 118-52-5 C 5 H 6 Cl 2 N 2 O 2 1,3- -5,5- -2,4-197.1 195.986 1) 132 C 1) 1.5 (d 2 2 )* 1).21

More information

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有

しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有 しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有量を算出する 3. 注意事項 (a) クロム酸カリウムを取り扱う際には 皮膚に付けたり粉塵を吸入しないようゴーグル型保護メガネ

More information

2-3 分析方法と測定条件ソルビン酸 デヒドロ酢酸の分析は 衛生試験法注解 1) 食品中の食品添加物分析法 2) を参考にして行った 分析方法を図 1 測定条件を表 3に示す 混合群試料 表示群試料について 3 併行で分析し その平均値を結果とした 試料 20g 塩化ナトリウム 60g 水 150m

2-3 分析方法と測定条件ソルビン酸 デヒドロ酢酸の分析は 衛生試験法注解 1) 食品中の食品添加物分析法 2) を参考にして行った 分析方法を図 1 測定条件を表 3に示す 混合群試料 表示群試料について 3 併行で分析し その平均値を結果とした 試料 20g 塩化ナトリウム 60g 水 150m 札幌市衛研年報 40, 69-76 (2013) 2012 年度 食品添加物一日摂取量調査 ソルビン酸 デヒドロ酢酸 測定結果 滝川香織畠山久史牧里江宮本啓二宮田淳 1. 緒言マーケットバスケット方式による 食品添加物一日摂取量調査 は 日本人が日常の食生活を通して摂取する食品添加物の量を推定するため 厚生労働省が中心となり 1982 年から継続的に行われている 当所は調査開始時から本事業に参加し

More information

5989_5672.qxd

5989_5672.qxd USP で規定された範囲内で高速化された HPLC 分析 Agilent 1200 シリーズ Rapid Resolution LC システムを用いたプラバスタチンナトリウムの USP 純度試験の事例研究 アプリケーション 製造 QA/QC 著者 Syed Lateef Agilent Technologies Bangalore, India 概要 最近改訂された米国薬局方 (USP) の General

More information

水道水中のナトリウムの分析に関する外部精度管理 小杉有希, 栃本博, 富士栄聡子, 保坂三継, 矢口久美子 External Quality Assurance on Analysis of Sodium in Tap Water Yuki KOSUGI,Hiroshi TOCHIMOTO,Sato

水道水中のナトリウムの分析に関する外部精度管理 小杉有希, 栃本博, 富士栄聡子, 保坂三継, 矢口久美子 External Quality Assurance on Analysis of Sodium in Tap Water Yuki KOSUGI,Hiroshi TOCHIMOTO,Sato 水道水中のナトリウムの分析に関する外部精度管理 小杉有希, 栃本博, 富士栄聡子, 保坂三継, 矢口久美子 External Quality Assurance on Analysis of Sodium in Tap Water Yuki KOSUGI,Hiroshi TOCHIMOTO,Satoko FUJIE,Mitsugu HOSAKA and Kumiko YAGUCHI 東京都健康安全研究センター研究年報第

More information

JAJP

JAJP 自動前処理によるオリーブオイル中の脂肪酸メチルエステル (FAME) の測定 アプリケーションノート 食品テスト 著者 Ramon Hernandez and Pablo Castillo Lab de Microbiologia de Andaluza Instrumentatcion in Spain Enrique Longueira and Jose Pineda Laboratorio Químico

More information

Microsoft PowerPoint ダイオフロック営業資料.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint ダイオフロック営業資料.ppt [互換モード] 日本環境化学会第十回環境化学技術賞受賞の技術 凝集剤を用 いた水中ダイオキシン類捕集法の開発 :2001 に改良を加え ダイオキシン類を水中から高効率で固相抽出し捕集する薬剤を開発しました 特徴 JIS 規定の抽出用固相 JIS K 0312:2005 に規定された抽出用固相に求められている条件を満足 高い回収率 添加回収試験にて高回収率を達成 抽出 分析の効率化 準備 抽出などの操作の簡便化 迅速化を実現

More information

AYBTJ8_HY_01_P.indd

AYBTJ8_HY_01_P.indd 委員会報告 環境と測定技術 /Vol.45 No.10 2018 分析値自己管理会 SELF 通知表 平成 29 年度 : 鉄, ほう素, 臭化物イオン, アンモニア性窒素の分析結果 ( 参加会員の分析値自己管理 診断 評価のために ) ( 一社 ) 日本環境測定分析協会 SELF( 分析値自己管理会 ) 委員会 1. はじめに当協会の SELF[ セルフ 分析値自己管理会 ] Analytical

More information

4,4’‐ジアミノジフェニルメタン

4,4’‐ジアミノジフェニルメタン 資料 1-6 メチレンビス ( 4,1 フェニレン ) = ジイソシアネート (MDI) の測定手法検討結果報告書 平成 23 年 3 月 18 日 測定手法検討分科会 1. 目的 環気中のメチレンビス (4, 1 フェニレン )= ジイソシアネート ( 以下 MDI) の捕集と 分析方法を検討する 2.MDI の性状 MDI の性状を中央労働災害防止協会 安全衛生情報センターのモデル MSDS を参考に

More information

ソバスプラウトのフラボノイド・アントシアニン分析法

ソバスプラウトのフラボノイド・アントシアニン分析法 2) ソバスプラウトのフラボノイド アントシアニンの分析 ( 独 ) 農研機構東北農業研究センター渡辺満 はじめにブロッコリーやマスタードをはじめ, 多くのスプラウトが利用されるようになった. 農薬を使わないで栽培できる安全面でのメリットや, ビタミン等の栄養成分が豊富なことが大きな要因である. それに加えブロッコリースプラウトに豊富に含まれるスルフォラファンのように, スプラウトを特徴づける機能性成分の存在も魅力となっている.

More information

<4D F736F F D FB89BBBAC8B8C0B082CC FB964082C982C282A282C45F F2E646F63>

<4D F736F F D FB89BBBAC8B8C0B082CC FB964082C982C282A282C45F F2E646F63> SPG 乳化コネクターコネクターの利用方法利用方法について SPG テクノ株式会社 http://www.spg-techno.co.jp/ SPG 膜を利用した簡易膜乳化デバイスに関し 板状 SPG 膜をシリンジと接続可能なコネクター同士の中央に挟み込んだポンピング式の乳化デバイスであり 少量溶液で均一な乳化エマルションを調製することができる 乳化組成の探索や 実用量が非常に微量である乳化形態 また乳化溶液が少量高価なものでロスボリュームを抑えたい場合に非常に効果的である

More information

A 通 則 1. 添加物の適否は, 別に規定するもののほか, 通則, 一般試験法, 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし, 性状の項目の形状は, 参考に供したもので, 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは, 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を

A 通 則 1. 添加物の適否は, 別に規定するもののほか, 通則, 一般試験法, 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし, 性状の項目の形状は, 参考に供したもので, 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは, 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を A 通 則 A 通 則 1. 添加物の適否は, 別に規定するもののほか, 通則, 一般試験法, 成分規格 保存基準各条等の規定によって判定する ただし, 性状の項目の形状は, 参考に供したもので, 適否の判定基準を示すものではない 2. 物質名の前後に を付けたものは, 成分規格 保存基準各条に規定する添加物を示す ただし, 成分規格 保存基準各条の表題, 製造基準及び使用基準ではこれを付けない 3.

More information

0-0表紙から1章表紙

0-0表紙から1章表紙 危険ドラッグ中の指定薬物試験検査結果について - 平成 25 年度 ~ 平成 27 年度 - 佐藤真由美, 山形明広, 萩原彩子, 石井崇司, 立原幹子, 小室道彦, 大曽根圭子 要旨 平成 25 年度から平成 27 年度に当所にて行った危険ドラッグ中の指定薬物検査について試験結果を報告する 買上げ検査を行い, 20 検体, 粉末状 7 検体, 液体状 7 検体について GC/MS を用いたスクリーニング検査を実施した

More information

(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)

(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc) 問題 36. 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチルサリチル酸の錯形成 (20140304 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論この簡単な実験では 水溶液中での鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸の錯形成を検討する その錯体の実験式が求められ その安定度定数を見積もることができる 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸 H 2 Sal からなる安定な錯体はいくつか知られている それらの構造と組成はpHにより異なる 酸性溶液では紫色の錯体が生成する

More information

els05.pdf

els05.pdf Web で学ぶ 平滑表面上に形成された高分子電解質積層膜のゼータ電位 本資料の掲載情報は, 著作権により保護されています 本情報を商業利用を目的として, 販売, 複製または改ざんして利用することはできません 540-0021 1 2 TEL.(06)6910-6522 192-0082 1-6 LK TEL.(042)644-4951 980-0021 TEL.(022)208-9645 460-0008

More information

目次 1. はじめに 目的 捕集および分析方法 (OSHA Method no. 34 改良 ) ブランク 破過 脱着率 誘導体化条件の検討 検量線... -

目次 1. はじめに 目的 捕集および分析方法 (OSHA Method no. 34 改良 ) ブランク 破過 脱着率 誘導体化条件の検討 検量線... - 資料 2-4 シクロヘキシルアミンの測定 分析手法に関する検討結果報告書 - 1 - 目次 1. はじめに... - 3-2. 目的... - 4-3. 捕集および分析方法 (OSHA Method no. 34 改良 )... - 4-4. ブランク... - 4-5. 破過... - 5-6. 脱着率... - 5-8. 誘導体化条件の検討... - 5-9. 検量線... - 7-11. 添加回収率

More information

Microsoft PowerPoint - LCテクノ ポスター 塚本

Microsoft PowerPoint - LCテクノ ポスター 塚本 HPLC,UHPLCそれぞれの視点から見たコアシェル型充填カラムと全多孔性充填カラムとの比較 塚本友康, 長江徳和 ( クロマニックテクノロジーズ ) 表面多孔性シリカ ( コアシェル ) 細孔のない核 ( コア ) と多孔質層から形成されているシリカ粒子であり 全多孔性シリカ粒子に比べ表面積は小さい 粒子全体に対する多孔質層の割合が 77% と高いため, 試料負荷量が低くなる欠点を克服 粒子細孔径が

More information

TNT820-1 化学的酸素要求量 (COD) (DR1900 用 ) DOC 加熱分解法方法 ULR (1~60 mg/l COD) TNTplus TM 820 用途 : 下水 処理水 地表水 冷却水 : 本測定方法は 分解を必要とします 測定の準備試薬パッケ

TNT820-1 化学的酸素要求量 (COD) (DR1900 用 ) DOC 加熱分解法方法 ULR (1~60 mg/l COD) TNTplus TM 820 用途 : 下水 処理水 地表水 冷却水 : 本測定方法は 分解を必要とします 測定の準備試薬パッケ TNT820-1 化学的酸素要求量 (COD) (DR1900 用 ) DOC316.53.01103 加熱分解法方法 10211 ULR (1~60 mg/l COD) TNTplus TM 820 用途 : 下水 処理水 地表水 冷却水 : 本測定方法は 分解を必要とします 測定の準備試薬パッケ-ジを確認してください本手順書は 右写真のパッケ-ジ試薬が対象です 異なるパッケ-ジの TNT820

More information

食安監発第 号 食安基発第 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安

食安監発第 号 食安基発第 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安 食安監発第 1113002 号 食安基発第 1113002 号 平成 19 年 11 月 13 日 各検疫所長殿 医薬食品局食品安全部監視安全課長基準審査課長 ( 公印省略 ) 割りばしに係る監視指導について 割りばしに残留する防かび剤等の監視指導については 平成 19 年 3 月 23 日付け食安発第 0323001 号 平成 19 年度輸入食品監視指導計画の策定について に基づき 平成 19 年

More information

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HbA1c 測定系について ~ 原理と特徴 ~ 一般社団法人日本臨床検査薬協会 技術運営委員会副委員長 安部正義 本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HPLC 法 HPLC 法原理 高速液体クロマトグラフィー 混合物の分析法の一つ 固体または液体の固定相 ( 吸着剤 ) 中で 液体または気体の移動相 ( 展開剤 ) に試料を加えて移動させ

More information

資料 o- トルイジンの分析測定法に関する検討結果報告書 中央労働災害防止協会 中国四国安全衛生サービスセンター

資料 o- トルイジンの分析測定法に関する検討結果報告書 中央労働災害防止協会 中国四国安全衛生サービスセンター 資料 1-5-3 o- トルイジンの分析測定法に関する検討結果報告書 中央労働災害防止協会 中国四国安全衛生サービスセンター 目次 予備検討 P3~ 1. 文献調査 2. 予備実験 2.1 分析条件 2.2 抽出率 2.3 誘導体化の確認 2.4 誘導体化条件 2.5 HFAA 誘導体の安定性 作業環境測定方法 (o- トルイジンについて ) P17~ 1. 捕集及び分析方法 2. 添加回収率 3.

More information

A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH ~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の

A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH ~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH 4 0.20~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 2. ピペットで 1.0ml の試料を反応セルに取り ねじぶたで閉じて攪拌します 3. 青の計量キャップで 1 回分の試薬 NH 4-1K を加えて ねじぶたでセルを閉じます

More information

食品中のシュウ酸定量分析の検討

食品中のシュウ酸定量分析の検討 群馬県立産業技術センター研究報告 ( 2013) 食品中のシュウ酸定量分析の検討 関口昭博 吉野功 Exaation for the deteration of oxalic acid contents in foods Akihiro SEKIGUCHI, Isao YOSHINO 食品中のシュウ酸の定量を目的に GC 法と HPLC 法を検討した 標準試料について検量線を作成したところ いずれの方法でも高い直線性を示した

More information

テイカ製薬株式会社 社内資料

テイカ製薬株式会社 社内資料 テイカ製薬株式会社社内資料 アレルギー性結膜炎治療剤トラニラスト点眼液.5% TS TRANILAST Ophthalmic Solution.5% TS 生物学的同等性に関する資料 発売元 : 興和株式会社 製造販売元 : テイカ製薬株式会社 9 年 月作成 TSTR5BE9 ラット及びモルモットアレルギー性結膜炎モデルにおける生物学的同等性試験 Ⅰ. 試験の目的トラニラスト点眼液.5% TS および標準製剤の生物学的同等性をラット受動感作アレルギー性結膜炎モデル及びモルモット能動感作アレルギー性結膜炎モデルを用い薬力学的に検討した

More information

本報告書は 試験法開発における検討結果をまとめたものであり 試験法の実施に 際して参考として下さい なお 報告書の内容と通知または告示試験法との間に齪酷 がある場合には 通知または告示試験法が優先することをご留意ください 残留農薬等に関するポジティブリスト 制度導入に係る分析法開発 エンロフロキサシ

本報告書は 試験法開発における検討結果をまとめたものであり 試験法の実施に 際して参考として下さい なお 報告書の内容と通知または告示試験法との間に齪酷 がある場合には 通知または告示試験法が優先することをご留意ください 残留農薬等に関するポジティブリスト 制度導入に係る分析法開発 エンロフロキサシ 本報告書は 試験法開発における検討結果をまとめたものであり 試験法の実施に 際して参考として下さい なお 報告書の内容と通知または告示試験法との間に齪酷 がある場合には 通知または告示試験法が優先することをご留意ください 残留農薬等に関するポジティブリスト 制度導入に係る分析法開発 エンロフロキサシン オキソリニック酸 オフロキサシン オルビフロキサシン サラフロキサシン ジフロキサシン ダノフロキサシン

More information

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 清涼飲料水及びサプリメント中のミネラル濃度の分析について 山本浩嗣萩原彩子白田忠雄山本和則岡崎忠 1. はじめに近年, 健康志向が高まる中で, 多くの種類の清涼飲料水及びサプリメントが摂取されるようになった これらの多くは健康増進法に基づく食品の栄養成分表示のみでミネラル量についてはナトリウム量の表示が義務付けられているのみである 一方カリウム, リンなどはミネラルウォーターやスポーツドリンク, 野菜ジュースなどその商品の特徴として強調される製品以外には含有量について表示されることは少ない状況である

More information

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル 00595 塩素 (DPD 法 ) 遊離塩素の測定 測定範囲 : 0.03~6.00mg/l Cl 2 結果は mmol/l 単位でも表示できます 2. ピペットで 5.0ml の試料を丸セルに取ります 3. 青のミクロスプーンで 1 回分の試薬 Cl 1 を加えて ねじぶたで閉じます 4. セルをよく振とうして 固体物を溶かします 5. 反応時間 :1 分間 6. 各セルをセルコンパートメントにセットし

More information

- 2 - 二前号に掲げるもの以外のポリ塩化ビフェニル廃棄物及びポリ塩化ビフェニル使用製品別表第二の第一に定める方法

- 2 - 二前号に掲げるもの以外のポリ塩化ビフェニル廃棄物及びポリ塩化ビフェニル使用製品別表第二の第一に定める方法 - 1 - 環境省告示第号ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則(平成十三年環境省令第二十三号)第四条第二項及び第七条第二項の規定に基づき 環境大臣が定める方法を次のように定め 平成二十八年八月一日から適用する 平成二十八年月日環境大臣大塚珠代ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則第四条第二項及び第七条第二項の規定に基づき環境大臣が定める方法ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行規則第四条第二項及び第七条第二項に基づき環境大臣が定める方法は

More information

< F2D967B91CC955C8E E6A7464>

< F2D967B91CC955C8E E6A7464> 学校における室内空気中化学物質に関する実態調査 平成 13 年 12 月 文部科学省 学校における室内空気中化学物質に関する実態調査 1. 調査の目的現在 文部科学省では 学校環境衛生の基準の見直しを検討しているところであるが 平成 12 年 6 月 いわゆる シックハウス症候群 に関し 厚生労働省から原因となる化学物質 ( ホルムアルデヒド トルエン キシレン パラジクロロベンゼン ) の室内濃度指針値が示されたことを踏まえ

More information

6 価クロム Cr(VI) 分析の背景 l 社会的背景 RoHS 指令により電気電子機器に含まれる特定有害物質が使用制限 :6 物質 Cd, Cr(VI), Hg, Pb, PBB PBDE l 技術的背景 Cr(VI) の定量を行う需要の発生 RoHS Cr(VI) <1000 ppm l 技術的

6 価クロム Cr(VI) 分析の背景 l 社会的背景 RoHS 指令により電気電子機器に含まれる特定有害物質が使用制限 :6 物質 Cd, Cr(VI), Hg, Pb, PBB PBDE l 技術的背景 Cr(VI) の定量を行う需要の発生 RoHS Cr(VI) <1000 ppm l 技術的 H24 年度分析分科会年会第 44 回分析技術討論会 2012.12.6 福島市 クロメート皮膜中の 6 価クロム分析 高塚登志子 ( 独 ) 産業技術総合研究所ナノ材料計測科 福本夏生 ( 独 ) 産業技術総合研究所計量標準管理センター 衣笠晋一 ( 独 ) 産業技術総合研究所計量標準システム科 本発表の一部は 地域イノベーション創出共同体形成事業費補助金 / 広域関東圏イノーション創出事業 /

More information

細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の アサリニンの測定 Agilent InfinityLab Poroshell 120 EC-C µm カラム アプリケーションノート 製薬 著者 Rongjie Fu Agilent Technologies Shanghai

細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の アサリニンの測定 Agilent InfinityLab Poroshell 120 EC-C µm カラム アプリケーションノート 製薬 著者 Rongjie Fu Agilent Technologies Shanghai 細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の アサリニンの測定 Agilent InfinityLab Poroshell 2 EC-C8.9 µm カラム アプリケーションノート 製薬 著者 Rongjie Fu Agilent Technologies Shanghai 概要 細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の活性化合物アサリニンをサブ 2 µm の Agilent

More information

P TOYOPEARL TOYOPEARL DEAE-650S, M, C TOYOPEARL CM-650S, M, C TOYOPEARL SP-650S, M, C TOYOPEARL SuperQ-650S, M, C TOYOPEARL QAE-550C TOYOPEARL

P TOYOPEARL TOYOPEARL DEAE-650S, M, C TOYOPEARL CM-650S, M, C TOYOPEARL SP-650S, M, C TOYOPEARL SuperQ-650S, M, C TOYOPEARL QAE-550C TOYOPEARL P0300101 TOYOPEARL TOYOPEARL DEAE-650S, M, C TOYOPEARL CM-650S, M, C TOYOPEARL SP-650S, M, C TOYOPEARL SuperQ-650S, M, C TOYOPEARL QAE-550C TOYOPEARL SP-550C TOYOPEARL MegaCapSP-550EC ご使用の前に この製品を使用する前に,

More information

Microsoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx

Microsoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx 平成 24 年度 SCOPE 研究開発助成成果報告会 ( 平成 22 年度採択 ) 塩害劣化した RC スラブの一例 非破壊評価を援用した港湾コンクリート構造物の塩害劣化予測手法の開発 かぶりコンクリートのはく落 大阪大学大学院鎌田敏郎佐賀大学大学院 内田慎哉 の腐食によりコンクリート表面に発生したひび割れ ( 腐食ひび割れ ) コンクリート構造物の合理的な維持管理 ( 理想 ) 開発した手法 点検

More information

5989_5672.qxd

5989_5672.qxd Bond Elut ポリマー SCX 固相抽出と高速液体クロマトグラフによるリンゴ果汁残留ベンゾイミダゾール系防カビ剤の定量 アプリケーション 食品の安全 著者 Chenhao Zhai Yun Zou Agilent Technologies Co., Ltd. 412 Ying Lun Road Waigaoqiao Free Trade Zone Shanghai 200131 China 概要高速液体クロマトグラフ

More information

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費

ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費 ウスターソース類の食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるウスターソース類及びその周辺製品に適用する 2. 測定方法の概要試料に水を加え ろ過した後 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.1 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有量を算出する 3. 注意事項 (a) クロム酸カリウムを取り扱う際には

More information

平成 27 年 9 月埼玉県東松山環境管理事務所 東松山工業団地における土壌 地下水汚染 平成 23~25 年度地下水モニタリングの結果について 要旨県が平成 20 年度から 23 年度まで東松山工業団地 ( 新郷公園及びその周辺 ) で実施した調査で確認された土壌 地下水汚染 ( 揮発性有機化合物

平成 27 年 9 月埼玉県東松山環境管理事務所 東松山工業団地における土壌 地下水汚染 平成 23~25 年度地下水モニタリングの結果について 要旨県が平成 20 年度から 23 年度まで東松山工業団地 ( 新郷公園及びその周辺 ) で実施した調査で確認された土壌 地下水汚染 ( 揮発性有機化合物 平成 27 年 9 月埼玉県東松山環境管理事務所 東松山工業団地における土壌 地下水汚染 平成 23~25 年度地下水モニタリングの結果について 要旨県が平成 20 年度から 23 年度まで東松山工業団地 ( 新郷公園及びその周辺 ) で実施した調査で確認された土壌 地下水汚染 ( 揮発性有機化合物 (VOC) ポリ塩化ビフェニル (PCB)) について その後の状況変化を把握するために 県及び東松山市は平成

More information

Microsoft PowerPoint - マトリックス効果対策と検量線について2 [互換モード]

Microsoft PowerPoint - マトリックス効果対策と検量線について2 [互換モード] マトリックス効果による異常回収率の対策について ~ PEG 共注入による対策 ~ 株式会社アイスティサイエンス マトリックス効果対策 異常回収率の原因は? 原因として注入口やカラムやイオン化室 (MS の場合 ) などの活性点が異常回収率 (100% 以上 ) を引き起こしていると考えられる 標準試料 ( スタンタ ート ) スタンタ ート 活性点 10 マトリックスを含んだ標準試料 (e.g. 添加回収試験

More information

イオン成分測定方法 ( イオンクロマトグラフ法 ) 目次 1. 概要 装置及び器具 前処理 分析装置 使用器具 試薬 アニオン分析用 カチオン分析用 試験液の調製

イオン成分測定方法 ( イオンクロマトグラフ法 ) 目次 1. 概要 装置及び器具 前処理 分析装置 使用器具 試薬 アニオン分析用 カチオン分析用 試験液の調製 イオン成分測定方法 ( イオンクロマトグラフ法 ) イオン成分測定方法 ( イオンクロマトグラフ法 ) 目次 1. 概要... 1 2. 装置及び器具... 1 2.1 前処理... 1 2.2 分析装置... 1 2.3 使用器具... 2 3. 試薬... 4 3.1 アニオン分析用... 4 3.2 カチオン分析用... 5 4. 試験液の調製... 7 4.1 試料フィルタのカット... 7

More information

改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会

改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会 院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法 ) エンドトキシン簡便法 1 / 9 日本核医学会 改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会 目次 表紙... 1 改訂履歴... 2 目次... 3 院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法

More information

データ解析

データ解析 データ解析 ( 前期 ) 最小二乗法 向井厚志 005 年度テキスト 0 データ解析 - 最小二乗法 - 目次 第 回 Σ の計算 第 回ヒストグラム 第 3 回平均と標準偏差 6 第 回誤差の伝播 8 第 5 回正規分布 0 第 6 回最尤性原理 第 7 回正規分布の 分布の幅 第 8 回最小二乗法 6 第 9 回最小二乗法の練習 8 第 0 回最小二乗法の推定誤差 0 第 回推定誤差の計算 第

More information

1 輸入食品中の食品添加物 ( 二酸化硫黄,TBHQ THBP) 試験検査結果 ( 平成 18~ 平成 26 年度 ) 小室道彦, 萩原彩子, 小島健一, 石井崇司, 佐藤真由美, 大曽根圭子 要旨 県内に流通する輸入食品について二酸化硫黄と指定外酸化防止剤 (TBHQ THBP) の調査を行った 平成 18 年 4 月から平成 27 年 3 月の 9 年間に収去された輸入食品 8 種 775 検体について,

More information

< F2D D A92B28DB88CA48B86>

< F2D D A92B28DB88CA48B86> Ann.Rep.Kagoshima Pref.Inst.for E.R.and P.H.Vol.2 (20) 資 料 事業場排水の COD と BOD の関係性について 永井里央貴島宏尾辻裕一 宮ノ原陽子坂元克行長井一文 はじめに鹿児島県では, 水質汚濁防止法及び県公害防止条例に基づき, 県内の事業場排水の監視を行っている このうちBOD( 生物化学的酸素要求量 ) が規制対象となる事業場排水については,COD(

More information

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2 ロスバスタチン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロスバスタチンは HMG-CoA 還元酵素を競合的に阻害することにより HMG-CoA のメバロン酸への変更を減少させ コレステロール生合成における早期の律速段階を抑制する高コレステロール血症治療剤である 今回 ロスバスタチン錠 mg TCK とクレストール 錠 mg の生物学的同等性を検討するため

More information

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン 研究用試薬 2014 年 4 月作成 EIA 法ラット β 2 マイクログロブリン測定キット PRH111 パナテスト A シリーズラット β 2- マイクロク ロフ リン 1. はじめに β 2 - マイクログロブリンは, 血液, 尿, および体液中に存在し, ヒトでは腎糸球体障害, 自己免疫疾患, 悪性腫瘍, 肝疾患などによって血中濃度が変化するといわれています. また,β 2 - マイクログロブリンの尿中濃度は,

More information

豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹

豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹 豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 2.1.1 名称豚丹毒菌多摩 96 株 ( 血清型 2 型 ) 又はこれと同等と認められた株 2.1.2 性状感受性豚に接種すると

More information

ト ( 酢酸 ) を用いた ( 図 1) 各試薬がすでに調合されており操作性が良い また この分析方法は有害な試薬は使用しないため食品工場などでの採用が多く ISO などの国際機関も公定法として採用している F-キット ( 酢酸 ) での測定は 図 1の試薬類と試料を 1cm 角石英セル に添加し

ト ( 酢酸 ) を用いた ( 図 1) 各試薬がすでに調合されており操作性が良い また この分析方法は有害な試薬は使用しないため食品工場などでの採用が多く ISO などの国際機関も公定法として採用している F-キット ( 酢酸 ) での測定は 図 1の試薬類と試料を 1cm 角石英セル に添加し 酵素法を用いた酢酸の簡易酢酸分析の浄化槽への適用 ( 公社 ) 岩手県浄化槽協会岩手県浄化槽検査センター柿木明紘 1. はじめに浄化槽における有機物の可溶化の一つに有機酸発酵があるが この発酵によって生じた有機酸は後のメタン発酵や二次処理における生物酸化などで消費され浄化槽における BOD 除去の重要なフローになっていると言われている しかし 過度の有機物の流入がある施設では有機酸発酵のみが過剰になり一連の処理機能に影響を与える事例も報告されている

More information

中面 2 Hot News Vol 可能性 拡がる Nexera コアシェル リンク 3.6μmのコアシェルを用いれば アセトニトリル 水系で背圧10MPa 程度でご使用頂けます 1.7μm 2.6μm 3.6μm UFLC Prominence メソッド移管性

中面 2 Hot News Vol 可能性 拡がる Nexera コアシェル リンク 3.6μmのコアシェルを用いれば アセトニトリル 水系で背圧10MPa 程度でご使用頂けます 1.7μm 2.6μm 3.6μm UFLC Prominence メソッド移管性 中面 2 Hot News Vol.13 2012.07 2012.09 可能性 拡がる Nexera コアシェル リンク 3.6μmのコアシェルを用いれば アセトニトリル 水系で背圧10MPa 程度でご使用頂けます 1.7μm 2.6μm 3.6μm UFLC Prominence メソッド移管性が高い 下記の結果より 分離係数 α が同等で 粒子 サイズ間で 1 Aeris Peptide XB-C18

More information

グリホサートおよびグルホシネートの分析の自動化の検討 小西賢治 栢木春奈 佐々野僚一 ( 株式会社アイスティサイエンス ) はじめに グリホサートおよびグルホシネートは有機リン化合物の除草剤であり 土壌中の分解が早いことから比較的安全な農薬として また 毒劇物に指定されていないことから比較的入手が容

グリホサートおよびグルホシネートの分析の自動化の検討 小西賢治 栢木春奈 佐々野僚一 ( 株式会社アイスティサイエンス ) はじめに グリホサートおよびグルホシネートは有機リン化合物の除草剤であり 土壌中の分解が早いことから比較的安全な農薬として また 毒劇物に指定されていないことから比較的入手が容 グリホサートおよびグルホシネートの分析の自動化の検討 小西賢治 栢木春奈 佐々野僚一 ( 株式会社アイスティサイエンス ) はじめに グリホサートおよびグルホシネートは有機リン化合物の除草剤であり 土壌中の分解が早いことから比較的安全な農薬として また 毒劇物に指定されていないことから比較的入手が容易な農薬として広く使用されている 両化合物は極性が極めて高く一斉分析法に適していないことから 厚生労働省より個別分析法が通知されている

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2017 年 2 月 8 日第 19 回医薬品品質フォーラムシンポジウム 規格及び試験方法の合理化 (1) リスクベースの合理化アプローチ 国立医薬品食品衛生研究所薬品部 坂本知昭 本発表は演者の個人的見解を示すものです 現行の 規格及び試験方法 について 試験を適切に行うための情報が集約されたもの ( 試験者が操作をイメージ可能 ) 第三者でも適切な試験の実施が可能 ( 客観的情報を与える役割 )

More information

Microsoft Word - p docx

Microsoft Word - p docx 41. 有毒キノコを原因とする食中毒における迅速な毒成分分析法の開発 吉岡直樹 小林直子 林幸子 三橋隆夫 ( 兵庫県立健康生活科学研究所 ) 目的 近年のアウトドアブームや自然食志向等により キノコに十分な知識を持たない一般の人による毒キノコの採取や 食用キノコと誤って販売された例などによる 食中毒事例が多く発生している 厚生労働省の統計 1) によると キノコ類による食中毒発生件数は全国において

More information

球状シリカゲル 球状充填剤は 破砕状と比較しゲル沈降性に優れることから 均一な充填床を作成することが可 能です 最近ではラボスケールの精製から工業スケールのプラントまで 広く利用されるように なっております 特長 球状充填剤の利点 破砕状充填剤と比較して 充填剤表面積の増大 ゲル沈降性が良好 均一な充填床を作成可能 再現性の向上 分離能の向上 線速度の増大 操作性の向上 カラムの小型化 用途に合わせてお選び頂けます

More information

サイズ排除クロマトグラフィー SIZE EXCLUSION CHROMATOGRAPHY TSKgel SuperMultiporeHZ シリーズ 細孔多分散型有機系セミミクロ SEC カラム 特長 主な対象物質 技術資料 細孔多分散型充塡剤を用いています 合成高分子 オリゴマー S/R 較正曲線の

サイズ排除クロマトグラフィー SIZE EXCLUSION CHROMATOGRAPHY TSKgel SuperMultiporeHZ シリーズ 細孔多分散型有機系セミミクロ SEC カラム 特長 主な対象物質 技術資料 細孔多分散型充塡剤を用いています 合成高分子 オリゴマー S/R 較正曲線の TSKgel SuperMultiporeHZ シリーズ 細孔多分散型有機系セミミクロ SEC カラム 技術資料 細孔多分散型充塡剤を用いています 合成高分子 オリゴマー S/R 較正曲線の直線性に優れています 高分子添加剤 東ソー研究 技術報告51 2007 47 較正曲線に変曲点を生じないためクロ マトグラムに凸凹現象が見られません 一般有機物 No.3 5 吸着性の低い充塡剤を用いています 分子量分画範囲の異なる

More information

資料4-3 木酢液の検討状況について

資料4-3 木酢液の検討状況について 資料 -3 木酢液の論点整理 < これまでの合同会合の審議における論点 > 木酢液には 高濃度のホルムアルデヒドが含まれる可能性がある ( 実際に 3,ppm のホルムアルデヒドが検出されたサンプルがあった ) ホルムアルデヒドを含む物質の安全性については慎重に審議するべきであり ホルムアルデヒド低減化のための木酢液の製造方法等を検討する必要がある 今回関係団体からホルムアルデヒドを低減化するための木酢液の製造方法が提案されているが

More information

統計的データ解析

統計的データ解析 統計的データ解析 011 011.11.9 林田清 ( 大阪大学大学院理学研究科 ) 連続確率分布の平均値 分散 比較のため P(c ) c 分布 自由度 の ( カイ c 平均値 0, 標準偏差 1の正規分布 に従う変数 xの自乗和 c x =1 が従う分布を自由度 の分布と呼ぶ 一般に自由度の分布は f /1 c / / ( c ) {( c ) e }/ ( / ) 期待値 二乗 ) 分布 c

More information

トマト ( オ品種 M サイズ, 土耕栽培,C 産地, 簡易雨よけ ) α-カロテン レチノール当たんぱく 1 トマト ( オ品種 Mサイズ, 土耕栽培,C 産地, 簡易雨よけ ) 第 1 回目 n= トマト ( オ

トマト ( オ品種 M サイズ, 土耕栽培,C 産地, 簡易雨よけ ) α-カロテン レチノール当たんぱく 1 トマト ( オ品種 Mサイズ, 土耕栽培,C 産地, 簡易雨よけ ) 第 1 回目 n= トマト ( オ トマト ( オ品種 M サイズ, 土耕栽培,C 産地, ハウス ) α-カロテン レチノール当たんぱく 2 個の重当量 * 量質量 1 トマト ( オ品種 Mサイズ, 土耕栽培,C 産地, ハウス ) 第 1 回目 n=1 324

More information

DSD-TEA取扱説明書

DSD-TEA取扱説明書 DSD-TEA 取扱説明書 Diffusive Sampling Device for Acid Gases (Version 2.0) 使用時の注意事項注意 空気捕集以外の目的に使用しないで下さい DSD-TEA サンプラーを小児が触れることが出来ない場所に設置して下さい 危険食べたり飲んだりすることはできません 誤って DSD-TEA サンプラーに充填されている充填剤に触れた場合は, 速やかに石鹸と水で洗い流してください

More information

EBNと疫学

EBNと疫学 推定と検定 57 ( 復習 ) 記述統計と推測統計 統計解析は大きく 2 つに分けられる 記述統計 推測統計 記述統計 観察集団の特性を示すもの 代表値 ( 平均値や中央値 ) や ばらつきの指標 ( 標準偏差など ) 図表を効果的に使う 推測統計 観察集団のデータから母集団の特性を 推定 する 平均 / 分散 / 係数値などの推定 ( 点推定 ) 点推定値のばらつきを調べる ( 区間推定 ) 検定統計量を用いた検定

More information

情報工学概論

情報工学概論 確率と統計 中山クラス 第 11 週 0 本日の内容 第 3 回レポート解説 第 5 章 5.6 独立性の検定 ( カイ二乗検定 ) 5.7 サンプルサイズの検定結果への影響練習問題 (4),(5) 第 4 回レポート課題の説明 1 演習問題 ( 前回 ) の解説 勉強時間と定期試験の得点の関係を無相関検定により調べる. データ入力 > aa

More information

有害大気汚染物質測定方法マニュアル

有害大気汚染物質測定方法マニュアル 第 1 節固相捕集 - 高速液体クロマトグラフ法 1 測定方法の概要試料を2,4-ジニトロフェニルヒドラジン含浸シリカゲルを充てんした捕集管に吸引し 試料中のホルムアルデヒド アセトアルデヒド及びその他の低級アルデヒド類 ケトン類をヒドラゾン誘導体として濃縮 捕集する このヒドラゾン誘導体をアセトニトリルで抽出した後 HPLCを用いて測定する 2 試薬 (1) アセトニトリル HPLCに注入した時

More information

<4D F736F F D2089BB8A7795A88EBF82C68AC28BAB2E646F63>

<4D F736F F D2089BB8A7795A88EBF82C68AC28BAB2E646F63> ( 株 ) 島津テクノリサーチ 二硝酸プロピレン 1,2-propanediol,dinitrate 対象物質及び構造式 O O N O O N O O 分子式 C 3 H 6 N 2 O 6 CAS 番号 6423-43-4 物性 分子量沸点 ( ) 蒸気圧 (Pa) 水溶解度 (g/l) LogPow 166.11 121( 分解 ) 92(10 mmhg) 0.42 (3.16 10-3 mmhg

More information

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

高速液体クロマトグラフィー(HPLC) 高速液体クロマトグラフィー (PLC) の基礎と操作法 分子機能解析化学研究室 M2 池田豊 クロマトグラフィーとは? 互いに混じり合わない二つの相 固定相とそれと接しながら流動する移動相とで構成された系の中で 物質を分離する方法のこと 移動相に液体を用いた方法が液体クロマトグラフィー (liquid chromatography LC) である PLC で測定できること UV-Vis スペクトルから物質の濃度を定量

More information