第4章 道徳

Size: px
Start display at page:

Download "第4章 道徳"

Transcription

1 1 改訂の要旨 学習指導要領解説道徳編改訂の要旨 (0) 道徳教育の教育課程編成における方針 道徳の時間の役割 かなめ道徳の時間を要として学校教育活動全体を通じて行うもの かなめ 要 という表現を用いて道徳の時間の道徳教育における中核的な役割や性格 を明確にした 児童の発達の段階を考慮して 学校や学年の段階に応じ, 発達的な課題に即した適切な指導を進める必要性を示した (1) 目標 道徳教育の目標従来の目標に伝統と文化を尊重し, それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛し 公共の精神を尊び 他国を尊重し, 国際社会の平和と発展や環境の保全に貢献し を加えた 道徳の時間の目標 ( 旧 ) 道徳的価値の自覚を深め ( 新 ) 道徳的価値の自覚及び自己の生き方についての考えを深め 道徳の時間の特質である道徳的価値の自覚を一層促し, そのことを基盤としながら, 児童が自己の生き方に結び付けて考えてほしいとの趣旨を重視 道徳の時間 人間としての在り方や生き方の礎となる道徳的価値について学ぶ それを自己の生き方に結び付けながら自覚を深める 道徳的実践力を育成する 道徳教育推進上の配慮事項 (1) 教師と児童及び児童相互の人間関係を深める (2) 自己の生き方について考えを深められるようにする (3) 家庭や地域社会との連携を図る (4) 豊かな体験を通して内面に根ざした道徳性の育成を図る (5) 小学校の時期における発達の段階に即した指導を充実する

2 (2) 内容 冒頭に かなめ道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の内容は, 次の とおりとする 以下に示す内容項目の全てが, 道徳の時間の内容として計画的, 発展的に取 り上げるべきものである 教育活動全体でも, 教科等の特質に応じて指導するものである それぞれの教育活動で行われる道徳性育成の指導が, 道徳の時間において 補充, 深化, 統合される と同時に, 道徳の時間で行った指導が学校の教育活動全体に波及し, 生かされていく という関係があることも示している 1 第 1 学年及び第 2 学年 1 項目追加 :16 項目新たな項目 4の (2) 働くことのよさを感じて, みんなのために働く を加えた この段階から, 児童が身近な集団の役に立つために働くという社会参画への意識を育てることを意図した項目 1の (2) の 自分がやらなければならない勉強や仕事 を自己の成長のためにしっかりと行うとする項目との関連や違いを考慮すること 表現の調整 ( 旧 )2の(2) 身近にいる幼い人や高齢者 ( 新 )2の(2) 幼い人や高齢者など身近にいる人に 児童が親切な行為について幼い人や高齢者だけでなく, 困っている人など身近にいる多様な人々に意識を広げられるようにした ( 旧 )4の(1) みんなが使うものを大切にし, 約束やきまりを守る ( 新 )4の(1) 約束やきまりを守り, みんなが使うものを大切にする 前後の内容を入れ替え, 集団のルールをしっかりと守ることをより強調 順序の調整 3の (2) の生命を大切にする心に関する内容を3の (1) へ 3の (1) の自然愛や動植物に対する優しさに関する内容を3の (2) へ 中 高学年段階のみならず, 中学校段階まで同様学校や学年の段階を通した一貫的な理解がしやすくなった

3 2 第 3 学年及び第 4 学年 1 項目追加と1 項目分散 :18 項目新たな項目 1の (5) 自分の特徴に気づき, よい所を伸ばす を加えた 自己の生き方を大切に考え, 多様な可能性を意識しながら自己のよさを実現するために意欲的に取り組んでいくことを重要視高学年段階の1の (5) 自分の特徴を知って, 悪い所を改めよい所を積極的に伸ばす につながる内容項目削除及び分散として 1の (2) よく考えて行動し, 過ちは素直に改める を削除 1の (1) 自分でできることは自分でやり, よく考えて行動し, 節度のある生活をする 1の (4) 過ちは素直に認め, 正直に明るい心で元気よく生活する 他の学年段階における内容との指導のつながりや発展性をより分かりやすいものとした 1の視点内での各学年段階間の内容項目のつながりが一層理解しやすくなった 表現の調整 ( 旧 )1の(4) 正しいと思うことは, 勇気をもって行う ( 新 )1 の (3) 正しいと判断したことは, 勇気をもって行う 善悪の判断をより主体的に自らの考えて行うものであることとした ( 旧 )4 の (2) 働くことの大切さを知り, 進んで働く ( 新 )4 の (2) 働くことの大切さを知り, 進んでみんなのために働く 働くことによる社会参画への意識を中学年なりに一層深められるようにした 順序の調整 1 2 学年同様 3の (1) 動植物愛護と3の (2) 生命尊重の入れ替え

4 3 第 5 学年及び第 6 学年 新たに付け加えた内容項目なし :22 項目表現の調整 ( 旧 )1の(1) 生活を振り返り, 節度を守り節制に心掛ける ( 新 )1の(1) 生活習慣の大切さを知り, 自分の生活を見直し, 節度を守り節制に心掛ける 望ましい生活習慣の形成の重視するとともに, 生活習慣にかかわる内 容項目であることの明確化 生活の自己改善を図ることの重要性 ( 旧 )1 の (3) 自由を大切にし, 規律ある行動をする ( 新 )1 の (3) 自由を大切にし, 自律的で責任のある行動をする 自立心や自律性及び自己に対する責任感をはぐくむことの明確化 順序の調整 1 2 学年同様 3 の (1) 動植物愛護と 3 の (2) 生命尊重の入れ替え 4の (1) 役割責任を4の (3) へ 4の (2) 公徳心を4の (1) へ 法やきまりを守る態度等の育成の重要視 4の (4) の働くことの意義の理解や公共のために尽くすことなどと関連させて, 社会参画への意欲や態度に関する内容項目とする (3) 年間指導計画の作成と内容の取扱い 1 道徳教育の指導計画の作成校長の方針の下に, 道徳教育の推進を主に担当する教師 ( 以下 道徳教育推進教師 という ) を中心に 全教師で作成する道徳教育の諸計画について, 校長の方針を明確にし, 学校として取り組む重点や特色を明確にする 道徳教育の推進の中心となって担う教師 ( 道徳教育推進教師 ) を位置づけ, 学校として一体的な推進体制をつくることの重要性 2 道徳教育の全体計画の作成計画そのものに具体性をもたせ, より活用しやすいものとするために, 各教科等の道徳性の育成に関して, 主な指導の 内容及び時期 を含めた計画を作成する必要がある

5 3 道徳の時間の年間指導計画の作成第 2に示す各学年段階ごとの内容項目は相当する学年において全て取り上げること 2 学年ずつまとめて示している道徳の内容項目について, どの内容も明確に各学年ごとに計画に位置づけ, 見通しのある適切な指導をする 4 指導内容の重点化における配慮と工夫 全ての学年各学年を通じて自立心や自立性, 自他の生命を尊重する心を育てることに配慮する 低学年人間としてしてはならないことをしないこと 中学年集団や社会のきまりを守ること 高学年法やきまりの意義を理解すること相手の立場を理解し, 支え合う態度を身に付けること集団における役割と責任を果たすこと悩みや葛藤等の心の揺れに加えて 人間関係の理解 などの課題 5 道徳の時間の指導各教科, 外国語活動, 総合的な学習の時間及び特別活動においてもそれぞれの特質に応じた適切な指導を行うものとする 第 2 章各教科 及び 第 4 章総合的な学習の時間, 第 5 章外国語活動, 第 6 章特別活動 の 第 3 指導計画の作成と内容の取り扱い においても, その趣旨を新たに規定した 道徳教育推進教師を中心とした指導体制を充実する 各学年や学級で進める道徳の時間の指導について, 学校としての計画に基づいて見通しをもって実施し, 相互に情報交換したり, 学びあったりして一層の効果を高める 道徳の時間に生かす体験活動総則と同様に集団宿泊活動を加え, 主として指導方法に関わって創意工夫ある指導を行うことをより明確にした

6 教材の開発や活動先人の伝記, 自然, 伝統と文化, スポーツなどを題材とし, 児童が感動を覚えるような魅力的な教材の開発や活用を通して 多様な教材を生かした創意工夫ある指導を行うこと 言葉を生かし考えを深める工夫自分の考えを基に, 書いたり話し合ったりするなどの表現する機会を充実し, 自分とは異なる考えに接する中で, 自分の考えを深め, 自らの成長を実感できるよう工夫すること 全教育活動で充実する言語活動に関するものとして, 道徳的価値観の形成を図る観点から, 自己の心情や判断等を表現する機会を充実して, 自らの成長を実感できるようにすることを重視 情報モラルの問題に留意した指導児童の発達の段階や特性等を考慮し, 第 2に示す道徳の内容との関連を踏まえ, 情報モラルに関する指導に留意すること 情報化の影の部分への対応を重視 6 家庭や地域社会との連携学校と家庭, 地域社会とが共通理解を深め, 相互の連携を生かした一体的な道徳教育が行われるよう 道徳の時間の授業を公開 することに配慮する必要性について示した 2 移行措置の内容平成 21 年度からの指導にあたっては, 新小学校学習指導要領によるものとする 3 移行措置期間中の留意事項 (1) 各学校や学級, 子どもの実態に応じた指導を一層効果的に行うよう,2 年間を見通した重点的な指導の在り方を工夫するが, どの内容も明確に各学年ごとに計画に位置づけ, 見通しのある適切な指導をすること (2) 児童の道徳性については, 常にその実態を把握して指導に生かすよう努めるが, 数値などによる評価は行わないこと

人間関係を深めるとともに, 児童が自己の生き方についての考えを深め, 家庭や地域社会との連携を図りながら, 集団宿泊活動やボランティア活動, 自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない その際, 特に児童が基本的な生活習慣, 社会生活上の

人間関係を深めるとともに, 児童が自己の生き方についての考えを深め, 家庭や地域社会との連携を図りながら, 集団宿泊活動やボランティア活動, 自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない その際, 特に児童が基本的な生活習慣, 社会生活上の 第 1 章 小学校学習指導要領案 2008 年 2 月 小学校学習指導要領 2003 年 12 月 一部改正 総則 第 1 章総則 第 1 教育課程編成の一般方針 1 各学校においては, 教育基本法及び学校教育法その他の法令並びにこの章以下に示すところに従い, 児童の人間として調和のとれた育成を目指し, 地域や学校の実態及び児童の心身の発達の段階や特性を十分考慮して, 適切な教育課程を編成するものとする

More information

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか 必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいかに上手に賢く使っていくか, そのための判断力や心構えを身に付ける 情報社会の特性の一側面である影の部分を理解

More information

小学校学習指導要領解説道徳編

小学校学習指導要領解説道徳編 小学校学習指導要領解説 道徳編 平成 20 年 6 月 文部科学省 目 次 第 1 章 総説 1 第 1 節 道徳教育改訂の要点 1 1 改訂の経緯 1 2 道徳教育改訂の趣旨 2 3 道徳教育改訂の要点 7 4 昭和 33 年からの改訂の歩み 11 第 2 節 道徳教育の基本的な在り方 14 1 道徳の意義 14 2 道徳性の発達と道徳教育 15 3 児童を取り巻く社会の変化と道徳教育 19 第

More information

<4D F736F F D20906C8CA08BB388E E646F63>

<4D F736F F D20906C8CA08BB388E E646F63> 安芸太田町人権教育推進プラン 平成 20 年 8 月 安芸太田町 安芸太田町人権教育推進プラン 平成 2 0 年 8 月策定 安芸太田町教育委員会 はじめに国は 人権教育及び人権啓発の推進に関する法律 ( 平成 12 年法律第 147 号 ) に基づき 人権教育 啓発を総合的かつ計画的に推進していくため 人権教育 啓発に関する基本計画 ( 平成 14 年 3 月 ) を策定した 広島県は この法律及び基本計画に基づき

More information

< F2D318BB388E789DB92F682CC8AC7979D F >

< F2D318BB388E789DB92F682CC8AC7979D F > 教育課程の管理 Ⅰ 教育課程の編成と実施 1 教育課程とは何か 学校において編成する教育課程は 憲法 教育基本法 学校教育法 学校教育法施行規則 学習指導要領 地方教育行政の組織及び運営に関する法律などに従い学校教育の目的や目標 を達成するために 各教科 道徳 特別活動及び総合的な学習の時間について それらの目 標やねらいを実現するよう教育の内容を学年に応じて 授業時数との関連において総合的に 組織した各学校の教育計画である

More information

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 13 76.5 13 76.5 4 23.5 17 100.0 不明 24% 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 7 2 年間の学習指導計画について 各学年やブロックでよく話し合っていますか 11 64.7 11 64.7 5 29.4 16 94.1 0 0.0 16 94.1 0 0.0 16 94.1 不明

More information

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる 盛岡 A 市立 A 河北 A 小学校 平成 28 年度研究成果報告書 平成 28 年度教育課程研究指定事業 継続 都道府県 都道府県 岩手県 研究課題番号 校種名 2 小学校 指定都市番号 3 指定都市名 盛岡市 教科 領域名 道徳 学習指導要領の指導状況及びこれまでの全国学力 学習状況調査結果から, 学習指導 要領の趣旨等を実現するための教育課程の編成, 指導方法等の工夫改善に関する実践 研究 学習指導要領において,

More information

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる 第 5 学年 国語科学習指導案 1 単元名 情報を集めて提案しよう教材 ゆるやかにつながるインターネット ( 光村図書 5 年 ) 2 単元目標 ( は重点目標) インターネットを通じた人と人とのつながりについて考えるために, 複数の本や文章を比べて 読み, 情報を多面的に収集しようとする ( 国語への関心 意欲 態度 ) 意見を述べた文章などに対する自分の考えをもつために, 事実と感想, 意見などとの関係を押

More information

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx 教育課程研究集会資料 平成 23 年 8 月 学習評価の方向性 学習評価の意義や現在の学習評価の在り方が小 中学校を中心に定着 新学習指導要領における学習評価について 次代を担う児童 生徒に 生きる力 をはぐくむ理念を引き継ぐ 今回の学習評価の改善に係る 3 つの基本的な考え方 現在行われている学習評価の在り方を基本的に維持しつつ, その深化を図る 新しい学習指導要領における改善事項を反映 教育は,

More information

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて 主体的 対話的で深い学び の 実現に向けて 國學院大學教授田村学 学習指導要領改訂の方向性 新しい時代に必要となる資質 能力の育成と 学習評価の充実 学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力 人間性の涵養 生きて働く知識 技能の習得 未知の状況にも対応できる思考力 判断力 表現力等の育成 何ができるようになるか よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し 社会と連携 協働しながら

More information

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

平成29年度 小学校教育課程講習会  総合的な学習の時間 平成 30 年度 小学校教育課程講習会 P175~ 総合的な学習の時間 平成 30 年 7 月 30 日 西濃教育事務所 内容 P175~ 1. 改訂の趣旨について 2. 改訂の要点について 3. 主体的 対話的で深い学びの実現にむけて 内容 1. 改訂の趣旨について 2. 改訂の要点について 3. 主体的 対話的で深い学びの実現にむけて 〇 改訂の趣旨 各教科等の相互の関わりを意識し ながら 学校全体で育てたい資質

More information

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成) 教育と法 Ⅰ ( 学習指導要領と教育課程の編成 ) 明星大学教授 樋口修資 1 教育課程の基準の設定について 学校は 公の性質 を有する ( 教育基本法第 6 条 ) ものであり 国は 全国的な観点から 教育の機会均等と教育水準の維持向上のため 学校が編成する教育課程についての全国的な基準 ( ナショナル ミニマム ) の設定権を有する ( 昭和 51 年 5 月 21 日永山中学校事件最高裁判決

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション < 校内研修 自主研修用 > 1 道徳教育に係る国の動向 これまでの道徳の時間の課題 道徳の時間 は, 各教科等と比べて軽視されがちだったこと 読み物の登場人物の心情理解のみに偏った形式的な指導 がなされてきたこと 発達の段階などを十分に踏まえず, 児童生徒に望ましいと思われる分かり切ったことを言わせたり書かせたりする授業 になっていたのではないかということ 文部科学省 道徳教育の抜本的改善 充実

More information

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする -49- -51- 教育課程を評価して改善する 道徳科 ( 小 中学校 ) -50- -52- 道特徳別のの教授科業で時あ数る 850 910 980 1015 1015 1015 道特徳別のの教授科業で時あ数る -51- -53- -52-

More information

徳教育推進部(道徳部道徳の指導計画には, 道徳教育の全体計画 道徳の時間の年間指導計画 学級における指導計画 学習指導案 がある いずれも道徳教育を推進させる重要な指導計画であるが, ここでは前三者の作成ポイントを取り上げる ( 学習指導案 については, 別ファイル 道徳の指導案作成のポイント を参

徳教育推進部(道徳部道徳の指導計画には, 道徳教育の全体計画 道徳の時間の年間指導計画 学級における指導計画 学習指導案 がある いずれも道徳教育を推進させる重要な指導計画であるが, ここでは前三者の作成ポイントを取り上げる ( 学習指導案 については, 別ファイル 道徳の指導案作成のポイント を参 道徳の指導計画作成のポイント 1 協力体制の整備 2 ⑴ 校長の方針の明確化 ⑵ 望ましい協力体制 ⑶ 道徳教育推進教師の役割 2 全体計画 3 ⑴ 全体計画 の意義 3 年間指導計画 4 ⑴ 年間指導計画 の意義 4 学級における指導計画 4 ⑴ 学級における指導計画 の意義 光村図書出版株式会社 徳教育推進部(道徳部道徳の指導計画には, 道徳教育の全体計画 道徳の時間の年間指導計画 学級における指導計画

More information

1 2 3 ー ー ー ー ー ー 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 ー ー ー ー ー ー 35 36 B3 をべ クラスで にぶもっとしくりたい B3 をべ する でけたべるするをかす B2 なをむ のをのにかすにぶエレベーターのことをもっとりたい B2 なをむ

More information

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである 改訂を踏まえたカリキュラム マネジメント 1 カリキュラム マネジメントの勧めカリキュラム マネジメントとは 学校の教育目標の実現に向けて 子どもや地域の実態を踏まえ 教育課程 ( カリキュラム ) を編成 実施 評価し 改善を図る一連のサイクルを計画的 組織的に推進していくことであり また そのための条件づくり 整備である それは 学校経営の営みにおいて中核に位置付くものである 教育目標を設定し

More information

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校 平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校 1,048 校 40,277 人 9 校 295 人 中学校 608 校 41,236 人 4 校 252

More information

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について 平成 2 8 年 7 月 2 9 日 ( 第 3 回 ) 中央教育審議会教育課程部会考える道徳への転換に向けた WG 資料 3 道徳科における 主体的 対話的で深い学び を実現する学習 指導改善について 主体的 対話的で深い学び を実現する学習 指導改善の視点 ( アクティブ ラーニングの視点 ) 1 深い学び の視点と 見方 考え方 3 対話的な学び の視点 4 主体的な学び の視点 5 主体的

More information

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判 Ⅱ 肢体不自由のある児童生徒の教科指導における 表現する力 の育成に関する基本的な考え方 1. 国の施策としての言語活動の充実に向けての取組改正教育基本法 ( 平成 18 年 12 月 ) や学校教育法の一部改正 ( 平成 19 年 6 月 ) で示された教育の基本理念として 学校教育においては 生きる力 を支える 確かな学力 豊かな心 健やかな体 の調和を重視すると共に 学力の重要な要素は 1 基礎的

More information

中学校学習指導要領解説道徳編

中学校学習指導要領解説道徳編 中学校学習指導要領解説 道徳編 平成 20 年 7 月 文部科学省 目 次 第 1 章 総説 1 第 1 節 道徳教育改訂の要点 1 1 改訂の経緯 1 2 道徳教育改訂の趣旨 3 3 道徳教育改訂の要点 7 4 昭和 33 年からの改訂の歩み 11 第 2 節 道徳教育の基本的な在り方 15 1 道徳の意義 15 2 道徳性の発達と道徳教育 16 3 生徒を取り巻く社会の変化と道徳教育 21 第

More information

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師 ~ 教科 領域のポイント ~ 1. 学習指導要領改訂のポイント (1) 道徳教育と道徳科の関係道徳教育は 道徳科を要として学校の教育活動全体を通じて行うもの これまでの道徳教育と道徳の時間の関係と変わらない 道徳教育の目標 よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うこと 道徳科の目標 よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため 道徳教育の目標と統一 道徳的諸価値についての理解を基に 自己を見つめ

More information

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的 1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的に学習に取り組む態度の育成, 課題を解決できる子ども, 友達と交流して考えを深められる子どもの育成を目指して研究を進めてきた

More information

幼児期の教育と小学校教育との円滑な接続の在り方について ( 報告 ) ( 概要 ) 子どもの発達や学びの連続性を踏まえた幼児期の教育 ( 幼稚園 保育所 認定こども園における教育 ) と児童期の教育 ( 小学校における教育 ) の円滑な接続の在り方について検討し 以下のとおり 報告をとりまとめた 1

幼児期の教育と小学校教育との円滑な接続の在り方について ( 報告 ) ( 概要 ) 子どもの発達や学びの連続性を踏まえた幼児期の教育 ( 幼稚園 保育所 認定こども園における教育 ) と児童期の教育 ( 小学校における教育 ) の円滑な接続の在り方について検討し 以下のとおり 報告をとりまとめた 1 幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方について ( 報告 ) のポイント < 幼小接続の課題 >( 文部科学省調査より ) ほとんどの地方公共団体で幼小接続の重要性を認識 ( 都道府県 100% 市町村 99%) その一方 幼小接続の取組は十分実施されているとはいえない状況 ( 都道府県 77% 市町村 80% が未実施 ) その理由 接続関係を具体的にすることが難しい (52%) 幼小の教育の違いについて十分理解

More information

ICTを軸にした小中連携

ICTを軸にした小中連携 北海道教育大学附属函館小学校教育研究大会研究説明平成 29 年 7 月 27 日 主体的 対話的で深い学び を保障する授業の具現化 ~ 学びの文脈 に基づいた各教科等の単元のデザイン ~ 研究説明 1. 本校における アクティブ ラーニング (AL) について 2. 本校の研究と小学校学習指導要領のつながり 3. 授業づくりに必要な視点 AL 手段 手法授業改善の視点 本校の研究 PDCA サイクル

More information

2部.indd

2部.indd 小学校小学校特別活動 11 教育課程実施上のポイント (1) 目標 集団や社会の形成者としての見方 考え方を働かせ 様々な集団活動に自主的 実践的に取り組み 互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決することを通して 次のとおり資質 能力を育成することを目指す (1) 多様な他者と協働する様々な集団活動の意義や活動を行う上で必要となることについて理解し 行動の仕方を身に付けるようにする

More information

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと 平成 27 年度埼玉県学力 学習状況調査の結果の概要 狭山市立小学校 中学校 埼玉県学力 学習状況調査は 埼玉県内の小中学校を対象とした学力調査として 本年度から新たな形で実施することとなりました 本調査は 小学校 4 年生以上の児童生徒を対象に毎年実施されます そのことにより 児童生徒一人一人の学力がどれだけ伸びているのか と言う視点で 教師が一人一人の学力の伸びを把握できることや児童生徒が学力の伸びを実感することによって

More information

小学校道徳教育指導資料 総則編 1 学習指導要領改訂のポイント 1 2 道徳教育の目標のポイント 1 3 道徳教育の内容のポイント 2 4 道徳教育の指導体制と全体計画のポイント 3 5 指導内容の重点化のポイント 5 6 豊かな体験活動の充実といじめの防止について 5 7 家庭や地域社会との連携の

小学校道徳教育指導資料 総則編 1 学習指導要領改訂のポイント 1 2 道徳教育の目標のポイント 1 3 道徳教育の内容のポイント 2 4 道徳教育の指導体制と全体計画のポイント 3 5 指導内容の重点化のポイント 5 6 豊かな体験活動の充実といじめの防止について 5 7 家庭や地域社会との連携の 小学校道徳教育指導資料 平成 2 8 年 3 月奈良県教育委員会 小学校道徳教育指導資料 総則編 1 学習指導要領改訂のポイント 1 2 道徳教育の目標のポイント 1 3 道徳教育の内容のポイント 2 4 道徳教育の指導体制と全体計画のポイント 3 5 指導内容の重点化のポイント 5 6 豊かな体験活動の充実といじめの防止について 5 7 家庭や地域社会との連携のポイント 7 1 学習指導要領改訂のポイント

More information

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き 市小学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 :3 校 児童数 :14,657 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] H29 市小学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き 数値は 前年度より得点が高いものを示す 90 運動やスポーツをすることが好き 93.9 93.4 93.3 88.0 88.7 87.3

More information

身近な自然に親しみ, 動植物に優しい心で接すること 第 3 学年及び第 4 学年 自然のすばらしさや不思議さを感じ取り, 自然や動植物を大切にすること 第 5 学年及び第 6 学年 自然の偉大さを知り, 自然環境を大切にすること [ 感動, 畏敬の念 ] 第 1 学年及び第 2 学年 美しいものに触

身近な自然に親しみ, 動植物に優しい心で接すること 第 3 学年及び第 4 学年 自然のすばらしさや不思議さを感じ取り, 自然や動植物を大切にすること 第 5 学年及び第 6 学年 自然の偉大さを知り, 自然環境を大切にすること [ 感動, 畏敬の念 ] 第 1 学年及び第 2 学年 美しいものに触 学習指導要領及び解説 ( 道徳 ) 参考資料 2 ( 生命を大切にする教育 に係る内容を抜粋 ) Ⅰ 小学校学習指導要領第 1 章総則第 4 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項 3 道徳教育を進めるに当たっては, 次の事項に配慮するものとする (2) 各学校においては, 児童の発達の段階や特性等を踏まえ, 指導内容の重点化を図ること その際, 各学年を通じて, 自立心や自律性, 生命を尊重する心や他者を思いやる心を育てることに留意すること

More information

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について 子ども農山漁村 自然体験活動プログラム研修 農山漁村での宿泊体験活動の 教育効果について 平成 22 年 8 月 2 日 文部科学省 初等中等教育局児童生徒課 小学校学習指導要領第 6 章特別活動 望ましい集団活動を通して 心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り 集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的 実践的な態度を育てるとともに 自己の生き方についての考えを深め 自己を生かす能力を養う

More information

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題 第 1 学年けやき学習 ( 総合的な学習の時間 ) 学習指導案指導者小笠原健浩 1 日時平成 8 年 7 月 1 日 ( 金 ) 公開授業 1 第 1 校時 学級上田中学校 1 年 4 組男子 0 名女子 18 名計 8 名南校舎 4 階 1 年 4 組教室 主題 なぜ働くのだろう 4 主題について 1 学年に行う けやき学習 は, 職業調べ と 小学校訪問 を中核に据えて学習していく 本単元は 学年で行う

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 教師の秘伝を活用して 学校教育全体を通して資質 能力を育成する 川崎小学校の教育 新学習指導要領総則 第 2 教育課程の編成 1 各学校の教育目標と教育課程の編成 2 教科等横断的な視点に立った資質 能力の育成 (1) (2) 実現することにより 主体的 対話的で深い学びの実践を可能にして これからの時代に求められる資質 能力を育する 新学習指導要領総則 第 2 教育課程の編成 1 各学校の教育目標と教育課程の編成各学校の教育目標と教育課程の編成教育課程の編成に当たっては,

More information

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料 平成 23 年度全国学力 学習状況調査問題を活用した結果の分析 1 調査結果の概要 (1) 全体的な傾向 伊達市教育委員会 市内の小 中学校においては 全体として以下のような特徴がみられた 平成 23 年度全国学力 学習状況調査問題を活用した北海道における学力等調査は 札 幌市を除く178 市町村 及び特別支援学校小学部 特別支援学校中学部 中等教育学校 が実施をした 実施した学校数と児童生徒数については

More information

(4) 特別の教科道徳 としての位置付け平成 26 年 10 月 21 日に中央教育審議会は 道徳に係る教育課程の改善等について を答申 道徳の時間を 特別の教科道徳 ( 仮称 ) として位置付け 検定教科書を導入することなどを提言 中央教育審議会答申の概要 ( 平成 26 年 10 月 ) 1 道

(4) 特別の教科道徳 としての位置付け平成 26 年 10 月 21 日に中央教育審議会は 道徳に係る教育課程の改善等について を答申 道徳の時間を 特別の教科道徳 ( 仮称 ) として位置付け 検定教科書を導入することなどを提言 中央教育審議会答申の概要 ( 平成 26 年 10 月 ) 1 道 協議 1 平成 30 年度使用小学校教科用図書 特別の教科道徳 の概要について 1 教科化の経緯 (1) 道徳教育及び道徳の時間に関する経緯昭和 33 年の学習指導要領で 小学校 中学校に週 1 単位時間の道徳の時間が特設された 以来 道徳の内容項目が再構成されるなど 5 回の改訂が行われた また 平成 14 年に 心のノート が配布された 平成 26 年の 心のノート を全面改訂した 私たちの道徳

More information

今後の道徳教育の改善・充実方策について(報告

今後の道徳教育の改善・充実方策について(報告 今後の道徳教育の改善 充実方策について ( 報告 ) ~ 新しい時代を 人としてより良く生きる力を育てるために ~ 平成 2 5 年 1 2 月 2 6 日 道徳教育の充実に関する懇談会 < 目次 > はじめに 1 第 1 章なぜ今道徳教育の充実が必要なのか 2 1 道徳教育の現状等について 2 (1) 道徳教育の意義 これまでの経緯 2 (2) 道徳教育の現状 2 2 今後の社会における道徳教育の重要性について

More information

H27 国語

H27 国語 平成 27 年度岡山県学力 学習状況調査 調査問題を活用した授業改善のポイント 岡山県教育庁義務教育課 国語 1 授業改善のポイント 目的や意図に応じ 効果的に書く力を身に付けさせる授業になっていますか? 改善のポイント 1 付けたい力を明確に 2 具体的な手立てを 3 系統性を踏まえた授業づくり ② 問題 3 総合的な学習の時間の リーフレット の作成において 編集会議 での話し合いの結果を受け

More information

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値 平成 30 年度 大分県学力定着状況調査 全国学力 学習状況調査 別府市の結果 別府市教育委員会 1 調査結果公表の目的平成 30 年度 大分県学力定着状況調査 及び 全国学力 学習状況調査 の調査結果 及び別府市全体の課題と課題解決の方策を公表することにより 別府市児童生徒の学力向上に向けて 学校 家庭 地域がそれぞれの果たすべき役割を認識し 一体となって取組を推進する機運を高めることを目的としています

More information

Taro-14工業.jtd

Taro-14工業.jtd 工 業 1 科目構成 表 1 科目の新旧対照表 改 訂 現 行 標準単位数 備 考 1 工業技術基礎 1 工業技術基礎 2~4 2 課題研究 2 課題研究 2~4 3 実習 3 実習 6~ 12 4 製図 4 製図 2~8 5 工業数理基礎 5 工業数理基礎 2~4 6 情報技術基礎 6 情報技術基礎 2~4 7 材料技術基礎 7 材料技術基礎 2~4 8 生産システム技術 8 生産システム技術 2~6

More information

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ 基本方針 1 家庭や地域 関係機関との密接な連携により 生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児期の教育の充実を図ります 基本方針 1 家庭や地域 関係機関との密接な連携により 生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児期の教育の充実を図ります (1) 幼児教育の質の向上及び幼児教育 保育のあり方の検討幼児教育の質の向上を図るとともに 0 歳から 5 歳までの就学前の子どもに対する幼児教育 保育のあり方について検討します

More information

(Microsoft Word p42-49 \223\271\223\277\213\263\210\347\202\314\217[\216\ doc)

(Microsoft Word p42-49 \223\271\223\277\213\263\210\347\202\314\217[\216\ doc) 第 1 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 小学校, 中学校, 高等学校及び特別支援学校及び特別支援学校における教育の充実 ( 豊かな心 の育成 ) 道徳教育の充実 平成 27 年 7 月に文部科学省から 小学校及び中学校学習指導要領解説特別の教科道徳編 が公表され, 冒頭で 人格の完成及び国民の育成の基盤となるものが道徳性であり, その道徳性を育てることが学校教育における道徳教育の使命である

More information

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4 平成 29 年度埼玉県学力 学習状況調査の結果の概要 狭山市立小学校 中学校 埼玉県学力 学習状況調査は 埼玉県内の小中学校を対象とした学力調査です 平成 27 年度からは 調査対象を小学校 4 年生以上の児童生徒に広げ 毎年実施することにより 児童生徒一人一人の学習内容の定着状況や学力の伸びの様子が把握できるものとなっています このような 一人一人の学力の伸び に注目した調査は 全国でも初めての取組となります

More information

1. 基本的な考え方 学校における道徳教育は 道徳の時間 を要に学校の教育活動全体を通じて実施 小学校学習指導要領 ( 平成 20 年 3 月告示 )( 抄 ) 第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 2 学校における道徳教育は, 道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり,

1. 基本的な考え方 学校における道徳教育は 道徳の時間 を要に学校の教育活動全体を通じて実施 小学校学習指導要領 ( 平成 20 年 3 月告示 )( 抄 ) 第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 2 学校における道徳教育は, 道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり, 資料 2 道徳教育について 文部科学省初等中等教育局 1 1. 基本的な考え方 学校における道徳教育は 道徳の時間 を要に学校の教育活動全体を通じて実施 小学校学習指導要領 ( 平成 20 年 3 月告示 )( 抄 ) 第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 2 学校における道徳教育は, 道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり, 道徳の時間はもとより, 各教科, 外国語活動,

More information

学習指導要領の趣旨を実現する授業づくりのポイント

学習指導要領の趣旨を実現する授業づくりのポイント 小学校 国語 学習指導要領の趣旨を実現する授業づくりのポイント授業の質を高めるために 国語科における言語活動の充実 実生活で生きてはたらき 各教科等の学習の基本となる国語の能力を育むために 各単元で重点的に指導する事項を明らかにする 児童の実態に応じて 重点化した指導事項 ( 能力 ) が確実に身に付く言語活動を 選定する 指導に生きる評価の実践 単元の学習を通して 重点的に取り上げた指導事項 (

More information

Taro-renkei.jtd

Taro-renkei.jtd 参照 : 幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方について ( 報告 ) 平成 22 年 11 月 / 幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続の在り方に関する調査研究協力者会議 文中では 報告 小学校に入学した子どもたちが 授業中に座っていられない 話を聞けない 集団行動をとれない等 学校生活への適応を図ることが難しい また適応までの時間が以前に比べて長くなっていることは 1990 年代より社会的な問題となっていました

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 1 学習指導要領のこれまでとこれから 1 学習指導要領 その意味と役割 学習指導要領は 全国のどの地域で教育を受けても 一定水準の教育を受けられるようにするため 学校教 育法等に基づいて文部科学省が定めたものです 学習指導要領は 各学校で教育課程 カリキュラム を編成する際の基準です 各学校では 学習指導要領や年間の標準授業時数 等を踏まえ 地域や学校の実態に応じて 教育課程 カリキュラム を編成します

More information

求められる整理編

求められる整理編 1 島根県教職員研修計画 (1) 島根県の教職員として求められる基本的な資質能力 社会の変化や時代のニーズに応える学校教育の実現には 教職員の職務に応じた資質能力の向上が不可欠である 特に これからの学校は 児童生徒等や保護者 地域から信頼される学校づくりを進めるため 複雑化 多様化した教育課題に的確に対応し克服していくことが求められる そのため教職員は 学校マネジメントとともに 生徒指導や教科指導等でもその資質能力を向上させることが必要である

More information

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下 平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下回るという結果と比較すると 2 教科 4 科目について すべて前年度を上回る結果となった 国語科では

More information

Taro-中・道徳P61~66.jtdc

Taro-中・道徳P61~66.jtdc 中学校道徳 道徳授業づくりのポイント 中学校学習指導要領解説道徳編 ( 平成 20 年 9 月 ) では, 改善の具体的事項として 指導の重点や特色の明確化 道徳的価値に裏打ちされた人間としての生き方について自覚を深める指導の重視 道徳教育推進教師を中心とした道徳教育の推進体制の充実 等が挙げられていま す また, 第 3 章道徳 の 第 2 内容 の冒頭に 道徳の時間を要として学校の教育活 動全体を通じて行う道徳教育の内容は,

More information

Taro-自立活動とは

Taro-自立活動とは e-learning: 特別支援教育自立活動とは障害のある児童生徒が自立し社会参加するためには 知識や技能を習得していく各 教科等の指導の他に 学習上又は生活上の困難さに対応する力を獲得することができ るようにする自立活動の指導が必要です ここでは 自立活動とは何か どうして自立活動が必要なのか 自立活動をどのよ うに教育課程に位置づければよいのかについて解説します 1 はじめに特別支援教育対象者の増加

More information

道徳科の授業を構成する手立て 1 教育課程編成の一般方針道徳教育は, 学校や児童生徒の実態などを踏まえ設定した目標を達成するために, あらゆる教育活動を通じて, 適切に行われなくてはならない その中で, 道徳科は, 各活動における道徳教育の要として, それらを補ったり, 深めたり, 相互の関連を考え

道徳科の授業を構成する手立て 1 教育課程編成の一般方針道徳教育は, 学校や児童生徒の実態などを踏まえ設定した目標を達成するために, あらゆる教育活動を通じて, 適切に行われなくてはならない その中で, 道徳科は, 各活動における道徳教育の要として, それらを補ったり, 深めたり, 相互の関連を考え 道徳科の授業を構成する手立て 1 教育課程編成の一般方針道徳教育は, 学校や児童生徒の実態などを踏まえ設定した目標を達成するために, あらゆる教育活動を通じて, 適切に行われなくてはならない その中で, 道徳科は, 各活動における道徳教育の要として, それらを補ったり, 深めたり, 相互の関連を考えて発展させたり統合させたりする役割を果たす 学校教育全体を通して行う道徳教育 各教科 外国語活動 特別活動

More information

(Microsoft Word - 06\211\237\222J\220\346\220\266\216\221\227\ docx)

(Microsoft Word - 06\211\237\222J\220\346\220\266\216\221\227\ docx) 特別の教科道徳 の設置とこれからの道徳教育改革 - 学校を生き生きとした人間形成の場にする - 昭和女子大学押谷由夫 1 道徳の時間と 特別の教科道徳 とは何が同じで何が違うのか (1) 道徳の時間と 特別の教科道徳 は道徳の本質に基づいて設置されていることにおいては 変わらない 人格の基盤となる道徳性を形成する基本的な道徳的諸価値について計画的 発展的 総合的に学ぶ 各教科等における道徳教育の要としての役割を担う

More information

H30全国HP

H30全国HP 平成 30 年度 (2018 年度 ) 学力 学習状況調査 市の学力調査の概要 1 調査の目的 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する 2 本市における実施状況について 1 調査期日平成

More information

小学校学習指導要領_特別の教科 道徳編

小学校学習指導要領_特別の教科 道徳編 小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編 平成 27 年 7 月 文部科学省 目次 第 1 章 総説 1 1 改訂の経緯 1 2 改訂の基本方針 3 3 改訂の要点 4 第 2 章道徳教育の目標 10 第 1 節道徳教育と道徳科 10 第 2 節 道徳科の目標 15 1 道徳教育の目標に基づいて行う 16 2 道徳性を養うために行う道徳科における学習 16 3 道徳的な判断力, 心情, 実践意欲と態度を育てる

More information

小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編

小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編 小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編 平成 27 年 7 月 文部科学省 目次 第 1 章 総説 1 1 改訂の経緯 1 2 改訂の基本方針 3 3 改訂の要点 4 第 2 章道徳教育の目標 10 第 1 節道徳教育と道徳科 10 第 2 節 道徳科の目標 15 1 道徳教育の目標に基づいて行う 16 2 道徳性を養うために行う道徳科における学習 16 3 道徳的な判断力, 心情, 実践意欲と態度を育てる

More information

新しい幼稚園教育要領について

新しい幼稚園教育要領について 新しい幼稚園教育要領について 文部科学省初等中等教育局幼児教育課幼児教育調査官 河合優子 目次 1 第 1 章総則の改訂 2 第 2 章ねらい及び内容の改訂 3 第 3 章教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動などの 留意事項の改訂 幼稚園教育において育みたい資質 能力の明確化第 1 章総則第 2 幼稚園教育において育みたい資質 能力及び 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿 1 幼稚園においては,

More information

「標準的な研修プログラム《

「標準的な研修プログラム《 初等中等教育向け GIS 研修プログラム (3) オリエンテーション ティーチングノート 初等中等教育における GIS 活用の意義と位置付けの紹介 (1) オリエンテーション ティーチングノート 1) 研修テーマ 初等中等教育における GIS 活用の意義と位置付けの紹介 2) 研修目標 GIS の特性と学習活動での活用の意義について理解する あわせて 社会変化を踏まえた学習指導要領上の GIS の位置付けの変化を学び

More information

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ 心理 生理 病理 科目の内容指導法自閉症教育総論 単位数履修方法配当年次 2 R or SR 3 年以上 科目コード EG4735 担当教員 青木真澄 わが国で, 自閉性障害のある児童生徒に学校教育が行われてから約 30 年の年月が経過している 彼らの 障害の程度に応じて, 通常の学級や通級指導教室, 特別支援学級, あるいは特別支援学校で多様な教育が 行われてきた しかし, 未だなお, 彼らに効果的であると実証された指導方法は確立されていない

More information

小中学校表紙(新)

小中学校表紙(新) 鹿児島県総合教育センター 小学校 Q&A 目次 Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8 Q9 Q10 Q11 Q12 の目標はどのように設定されていますか における, 見方 考え方 について, どのように捉えるとよいですか で育成を目指す資質 能力とはどのように捉えるとよいですか における 主体的 対話的で深い学び の実現について, どのように捉えるとよいですか と道徳教育との関連について,

More information

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている Ⅲ 質問紙調査の結果と考察 1 児童生徒質問紙調査 (1) 学習に対する関心 意欲 態度 (2) 基本的生活習慣 (3) 自尊意識 規範意識等 (4) 家庭でのコミュニケーション (5) 学習習慣 読書習慣 (1) 学習に対する関心 意欲 態度 国語の勉強が好き 国語の勉強が好き 24.6 35.8 26.0 13.5 22.9 34.7 27.9 14.4 2 35.8 28.3 14.2 19.8

More information

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画 家庭科 2 学年年間指導 評価計画 時数 累計 題材名 ( ねらい 学習活動 ) 関心 意欲 態度 ( 発表 ノート 実習等 ) 創意工夫 ( 作品 ノート ワーク 実習等 ) 観点別評価と評価基準 技能 ( 作品 プリント 実習等 ) 知識理解 ( テスト 作品 ワーク ノート等 ) 十分満足 (A) 概ね満足 (B) 十分満足 (A) 概ね満足 (B) 十分満足 (A) 概ね満足 (B) 十分満足

More information

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために 3 30/ /31 3 3 体の動かし方やコツがわかる授業 体育の授業で体の動かし方やうまくなるためのコツが わかった と回答した小学生は 男子46.0 女子38.0 であり 保健体育の授業で わかった と回答した中学生は男子 30.5 女子20.7 と 中学生に比べ小学生が 体の動かし方やコツに関する理解を得てい ることが分かった 一方で 体の動かし方やコツを理解できていない児童生徒も存在して いた

More information

今年度の校内研究について.HP

今年度の校内研究について.HP 今年度の校内研究について 平成 23 年 4 月 15 日 研修部 1 研究主題 学習活動の基盤となる言語力の育成 ~ 国語科に関する基礎的な言語力を高める活動のあり方 ~ 2 主題設定の理由 < 今日的な課題や学習指導要領改訂に関わって> 今日の学校教育においては 思考力 判断力 表現力の育成が重視されている そのため 新学習指導要領では 思考力 判断力 表現力といった学力形成のための学習活動として

More information

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出 平成 25 26 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出したままで終わったり感想を順に述べるに留まったりする状況でした そこで 今回 授業研究会を実施するに当たり

More information

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料) 資料 4-4 審議のまとめ参考資料 ( 抜粋 ) コミュニティ スクールと地域学校協働本部 ( 仮称 ) の効果的な連携 協働の在り方に関する参考資料 位置付け度的これからのコミュニティ スクールの仕組みの在り方 ( イメージ ) 地域の人々と目標やビジョンを共有し 地域と一体となって子どもたちを育む 地域とともにある学校 へと転換 学校における地域との連携 協働体制を組織的 継続的に確立する観点から

More information

< F2D EE888F8288FA48BC E6A7464>

< F2D EE888F8288FA48BC E6A7464> 商 業 1 全般的事項 教科 商業 における科目編成はどのようになっているか 商業の科目は 従前の17 科目から3 科目増の20 科目で編成され 教科の基礎的な科目と総合的な科目 各分野に関する基礎的 基本的な科目で構成されている 科目編成のイメージ 今回の改訂においては マーケティング分野で顧客満足実現能力 ビジネス経済分野でビジネス探究能力 会計分野で会計情報提供 活用能力 ビジネス情報分野で情報処理

More information

1 モモルル学習指導要領等の一部改正の理由徳とく田だ一かず道みち新米の中学校教師道徳教育について一道に教えてくれる妖精 の気持ちは~この時の気持ちは~思いやりは大事です!そうだ!! どうする?とくだ先生! は 弊社ウェブサイトで公開している 道徳教育を解説するマンガ です このマンガは その特別版で

1 モモルル学習指導要領等の一部改正の理由徳とく田だ一かず道みち新米の中学校教師道徳教育について一道に教えてくれる妖精 の気持ちは~この時の気持ちは~思いやりは大事です!そうだ!! どうする?とくだ先生! は 弊社ウェブサイトで公開している 道徳教育を解説するマンガ です このマンガは その特別版で 日文教育資料 道徳 特別号 特別の教科 道徳 ポ イント 解 説 資 料 解説マンガ 何が変わる 特別の教科 道徳 島恒生 たら子 ポイント1 小学校 道徳科は何を目指すのか 藤永芳純 ポイント2 中学校 特別の教科 道徳 の設置と 学校が対応する課題 吉澤良保 ポイント3 評 価 道徳科の評価はこうすればできる 評価文例 服部敬一 道徳科の評価をどうするか 実践事例 坂部俊次 ポイント4 教員養成

More information

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の 平成 29 年度全国学力 学習状況調査結果の概要 狭山市立小学校 中学校 全国学力 学習状況調査は 全国の小中学校を対象にした調査であり 義務教育の機 会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童 生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通 じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する

More information

高等学校学習指導要領解説 総則編

高等学校学習指導要領解説 総則編 高等学校学習指導要領解説 総則編 平成 21 年 7 月 文部科学省 高等学校学習指導要領解説 総則編 目 次 第 1 章 総 説 1 第 1 節 改訂の経緯 1 第 2 節 改訂の基本方針 3 第 3 節 改訂の要点 4 1 学校教育法施行規則改正の要点 4 2 総則 の改訂の要点 4 第 2 章 教育課程の基準 8 第 1 節 教育課程の意義 8 第 2 節 教育課程に関する法制 9 1 教育課程とその基準

More information

生徒指導提要 第1章~第4章

生徒指導提要 第1章~第4章 第 1 章生徒指導の意義と原理 第 1 節生徒指導の意義と課題 1 生徒指導の意義生徒指導とは 一人一人の児童生徒の人格を尊重し 個性の伸長を図りながら 社会的資質や行動力を高めることを目指して行われる教育活動のことです すなわち 生徒指導は すべての児童生徒のそれぞれの人格のよりよき発達を目指すとともに 学校生活がすべての児童生徒にとって有意義で興味深く 充実したものになることを目指しています 生徒指導は学校の教育目標を達成するうえで重要な機能を果たすものであり

More information

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15 大阪府福祉サービス第三者評価基準ガイドライン 児童福祉分野 ( 保育所 ) の評価基準項目 ( 必須評価基準 ) 網掛け部分は推奨評価基準 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 Ⅰ-1 理念 基本方針 Ⅰ-1-(1) 理念 基本方針が確立 周知されている 1 Ⅰ-1-(1)-1 理念 基本方針が明文化され周知が図られている Ⅰ-2 経営状況の把握 Ⅰ-2-(1) 経営環境の変化等に適切に対応している

More information

り込んで獲得するものではなく 探究の過程を通して 自分自身で取捨 選択し 整理し 既にもっている知識や体験と結び付けながら 構造化され 身に付けていくものである そして こうした過程を経て獲得された知識は 実社会 実生活における様々な課題の解決に活用可能な生きて働く知識 すなわち概念として形成されて

り込んで獲得するものではなく 探究の過程を通して 自分自身で取捨 選択し 整理し 既にもっている知識や体験と結び付けながら 構造化され 身に付けていくものである そして こうした過程を経て獲得された知識は 実社会 実生活における様々な課題の解決に活用可能な生きて働く知識 すなわち概念として形成されて (3) 総合的な学習の時間 1 総合的な学習の時間のねらい (1) 第 1 目標 第 1 目標ア探究的な見方 考え方を働かせ イ横断的 総合的な学習を行うことを通して ウよりよく課題を解決し 自己の生き方を考えていくための資質 能力を次のとおり育成することを目指す エ (1) 探究的な学習の過程において 課題の解決に必要な知識及び技能を身に付け 課題に関わる概念を形成し 探究的な学習のよさを理解するようにする

More information

愛媛県学力向上5か年計画

愛媛県学力向上5か年計画 愛媛県学力向上 5 か年計画 平成 25 年 3 月 愛媛県教育委員会 1 愛媛県学力向上 5 か年計画策定の基本方針 本県では 確かな学力定着向上のための共同研究推進委員会 ( 愛媛県検証改善委員会 ) が平成 20 年 3 月に策定した 6つの提言 ( 参考 ) を受け 確かな学力の定着向上に計画的に取り組んできました しかし 全ての教科の基礎となる読解力に課題があること 全国と比較すると 中学校に比べ

More information

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5 解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 0742-27-9854 内線 5364 ( タイトル ) 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の調査結果の概要について ( 趣旨 )

More information

<4D F736F F D B993BF8BB388E782C98AD682B782E98D5A93E08CA48F432E646F63>

<4D F736F F D B993BF8BB388E782C98AD682B782E98D5A93E08CA48F432E646F63> 3 道徳教育に関する校内研修 Do 授業実践のために 道徳教育を効果的に進めるためには, 全教員が道徳教育及び道徳科の重要性や特質について, 理解を 深めるとともに学校の道徳教育の基本的な方針を共通理解し, 協力して道徳教育を展開するための道徳 教育に関する校内研修を充実させることが大切です 高等学校においては, 生徒の発達の段階に対応した指導の工夫が求められることや小 中学校と異なり道徳の時間が設けられていないので,

More information

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し 平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の特徴 ( 和歌山県海草地方 ) 1 教科に関する調査結果 (1) と の平均正答率 小国 A 小国 B 小算 A 小算 B 合計中国 A 中国 B 中数 A 中数 B 合計 海草地方 77 6 83 5 27 82 77 74 56 289 県 75 57 79 46 257 77 7 65 48 26 全国 75 58 79 46 258 77 72

More information

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4 初任者研修授業実践研究のテーマ一覧小学校 1 振り返りを通して学習の定着を図り 意欲的に取り組める授業づくり他者を理解し認め 協働する活動の工夫 2 ~お互いのよさを見つけ 認め合う授業づくり~ 思考力 判断力 表現力を育てる言語活動の充実 3 ~ 算数科における筋道を立てて説明する力を育てる指導のあり方 ~ 意見をつなぐ授業づくり 4 ~ 話し方 聴き方の基礎の定着をめざして~ 5 仲間とのつながりの中で自分の考えをもち

More information

61.8%

61.8% 人権教育における部落問題学習の推進上の課題 人権教育における部落問題学習を進めるに当たって大切にしたいことこれまでの具体的な取組の中で常に大切にされてきたのは 目の前にいる子どもたちの姿をその生活背景まで含めて捉えるということでした そのことを通して 多くの教職員は よりよく生きたい 幸せに生きたい 勉強がわかるようになりたい といった子どもたちの思いや願いにふれ その願いが差別により妨げられていることを目の当たりにしてきました

More information

工業教育資料347号

工業教育資料347号 評価規準の作成, 評価方法等の工夫改善のための参考資料 ( 高等学校専門教科工業 ) について ~ 新しい学習指導要領を踏まえた生徒一人一人の学習の確実な定着に向けて ~ 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 文部科学省初等中等教育局児童生徒課産業教育振興室 教科調査官 ( 併任 ) 持田雄一 1. はじめに 文部科学省では, 新しい高等学校学習指導要領の円滑な実施に向けて,

More information

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E 介護支援専門員専門 ( 更新 ) 研修 ガイドラインの基本的考え方 2 介護支援専門員専門 ( 更新 ) 研修ガイドラインの基本的考え方 1. 基本方針 (1) 介護支援専門員の研修の目的 要介護者等が可能な限り住み慣れた地域で その人らしい 自立した生活を送るためには 多様なサービス主体が連携をして要介護者等を支援できるよう 適切にケアマネジメントを行うことが重要である その中核的な役割を担う介護支援専門員について

More information

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ 主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジュアルプログラミング 使用教材 Scratch2( オフライン版をインストール ) コスト 環境 学校所有のタブレット型端末

More information

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相 年間授業計画 東京都立千早高等学校平成 29 年度教科国語科目国語総合年間授業計画 教科 : 国語科目 : 国語総合単位数 : 4 単位対象学年組 : HR11~HR16 ) 使用教科書 :( 精選国語総合 ( 東京書籍 ) ) 使用教材 :( 新版三訂カラー版新国語便覧 ( 第一学習社 ) しっかり書いて意味で覚える漢字トレーニング ( いいずな書店 ) 精選国語総合学習課題ノート ( 東京書籍

More information

7 月の 人の心にふれて では, 人に素直に親切にできた経験をふり返る ぼく の気持ちを考えることを通して, だれに対しても相手の立場に立って温かな心で接していこうとする心情を育てることをねらいとして取り組んだ 授業後には, 親切にしたいと心では思っていても行動に移すのは難しい でも思っているだけで

7 月の 人の心にふれて では, 人に素直に親切にできた経験をふり返る ぼく の気持ちを考えることを通して, だれに対しても相手の立場に立って温かな心で接していこうとする心情を育てることをねらいとして取り組んだ 授業後には, 親切にしたいと心では思っていても行動に移すのは難しい でも思っているだけで 第 5 学年分科会 第 5 学年の取り組み 全体会でも説明があったように, 本校では, 児童の実態をもとに4つの重点内容項目を決め, それぞれの全体計画を立てて道徳の学習に取り組んでいる 5 年生では, 次のような児童の実態をもとに重点内容項目を設定した よい面 と 課題とされる面 をまとめている 例えば, 学習や運動における課題に対して自分の目標を設定し, それに向かって進んで取り組もうとする姿は見られるが,

More information

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 2017 23 小学校英語における児童の方略的能力育成を目指した指導 泉 惠美子 京都教育大学 Developing students strategic competence in elementary school English classes Emiko IZUMI 2016年11月30日受理 抄録 小学校外国語活動においては 体験的な活動を通してコミュニケーション能力の素地を育成すること

More information

< F2D92868A778D5A D91A595D22E6A7464>

< F2D92868A778D5A D91A595D22E6A7464> 総 則 目 次 1 学習指導要領改訂のポイント 1 2 教育課程編成及び実施のポイント 3 3 内容等の取扱いに関する共通的事項のポイント 5 4 授業時数等の取扱いのポイント 6 5 指導計画作成のポイント 8 6 教育課程実施上の配慮事項のポイント 10 7 教育課程編成の手順と評価のポイント 19 1 学習指導要領改訂のポイント (1) 改訂の経緯 知識基盤社会 の時代であると言われる21 世紀において

More information

<4D F736F F D B993BF8BB388E782CC8F5B8EC02E646F63>

<4D F736F F D B993BF8BB388E782CC8F5B8EC02E646F63> 第 1 章 知 徳 体 のバランスバランスのとれたのとれた基礎基礎 基本基本の徹底 ( 豊かなかな心の育成 ) 1 推進体制の充実 道徳教育の充実 学校は, 子供たちの豊かな人格を形成していくとともに, 国家 社会の形成者として必要な資質を培う場である しかし, 現在, 子供の自制心や規範意識の希薄化, 生活習慣の確立が不十分であることなど, 子供たちの心と体の状況にかかわる課題は少なくない 学校における道徳教育は,

More information

訂されている 幼稚園 小 中学校学習指導要領改訂の基本的な考え方として 次の 3つがあげられる 1. 子供たちに求められる資質 能力を明確にし それらを社会と共有していくという社会に開かれた教育課程を実現していく 2. 現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で 知識の理解の質を高めていく 3

訂されている 幼稚園 小 中学校学習指導要領改訂の基本的な考え方として 次の 3つがあげられる 1. 子供たちに求められる資質 能力を明確にし それらを社会と共有していくという社会に開かれた教育課程を実現していく 2. 現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で 知識の理解の質を高めていく 3 新学習指導要領等を踏まえた教育の展開 - 特別支援教育の推進とさらなる充実の視点から - 文部科学省初等中等教育局視学官 特別支援教育課特別支援教育調査官丹野哲也氏 1 学習指導要領等改訂の経緯について明治 5 年の学制発布に始まり およそ 140 年 我が国の教育は大きな成果を上げ積み重ねている 昭和 44 年に 特殊教育総合研究所調査協力者会議において 特殊教育の基本的な施策のあり方についてまとめられ

More information

Microsoft Word - 社会科

Microsoft Word - 社会科 社会科学習指導案 学級 : 3 年 1 組 29 人場所 : 3 年 1 組教室指導者 : 教諭阪本晃年 1 単元名 くらしと経済 2 単元について (1) 教材観本単元は, 私たちの暮らしと経済 の第 1 節にあたり, 消費, 流通, 生産についての基本的な社会的事象を取り上げ, 経済活動の意味や意義を身近な生活と結びつけて学習していく 学習指導要領では, 個人や企業の経済活動が様々な条件の中での選択を通じて行われるという点に着目させるとともに,

More information

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎 平成 29 年度岡山学力 学習状況調査 はじめに 平成 29 年 7 月 18 日教育委員会学校教育課 の概要について 平成 29 年度岡山学力 学習状況調査の結果が公表されました 本調査の目的は 学力 学習状況の把握と 教育指導の検証 改善サイクルを確立するとともに 小 中学校が連携した授業改善を推進し 本児童生徒の学力向上を図ることです 本調査の内容は 身に付けるべき学力の特定一部分や 学校が行う教育活動の一側面ではありますが

More information

Taro11-018学活(参考文献).jtd

Taro11-018学活(参考文献).jtd 第2章 学級活動 1 学級活動とは (1) 学級活動の目標学級活動を通して, 望ましい人間関係を形成し, 集団の一員として学級や学校におけるよりよい生活づくりに参画し, 諸問題を解決しようとする自主的, 実践的な態度や健全な生活態度を育てる 学級活動は, 共に生活や学習に取り組む同年齢の学級を単位とした集団において行われる活動である 学級活動は特活特活の基盤基盤となるとなる活動活動であり, 学級活動の充実充実なしには,

More information

新学習指導要領の理念と カリキュラム マネジメント 2019( 平成 31) 年 1 月 16 日 文部科学省 3 階講堂 天笠茂 ( 千葉大学特任教授 )

新学習指導要領の理念と カリキュラム マネジメント 2019( 平成 31) 年 1 月 16 日 文部科学省 3 階講堂 天笠茂 ( 千葉大学特任教授 ) 新学習指導要領の理念と カリキュラム マネジメント 2019( 平成 31) 年 1 月 16 日 文部科学省 3 階講堂 天笠茂 ( 千葉大学特任教授 ) 構成 Ⅰ. 学習指導要領改訂の理念と方策 Ⅱ. 授業の質的改善をめざす Ⅲ. カリキュラム マネジメントをめぐって その 1 授業改善と教科横断 その 2 PDCA サイクルの確立 - 教育課程を編成し 実施し 評価して改善をはかる - その

More information

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があります これは 従前の学習指導要領が示した学力のとらえ方を一層深め 学力の質の向上を図ることをねらいとしています

More information

平成 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成

平成 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成 平成 24 年度研究推進について 研究主題人とつながる喜びを味わう 伝え合う力 の育成 - 質問力 を高めることを通して - 宇多津町立宇多津北小学校 平成 21 22 23 年度言語活動の充実促進モデル校事業の研究より 豊かな表現力を培う 各教科等における言語活動の充実 伝え合う力 の育成 昨年度までの成果 1 話し合いカード作成 計画的な活用 話し合いに対する意識の高まり 話す 聞く スキルの向上

More information

平30年度学校経営案ホームページ洋

平30年度学校経営案ホームページ洋 1 学校教育目標 自学友愛鍛錬 * 自ら意欲的に学ぶ生徒 * 思いやりのある生徒 * 心身を鍛えやり抜く生徒 自学 は 学力向上に必須である 学校は その意欲を引き出すための導きを与える場である 自分の考えや思いを伝える力を育て 生徒の知性を磨くことが 確かな学力の獲得に迫り 将来直面する苦難等を処する判断力を培う基になる 友愛 は 豊かな心の育成に欠かせない 学校は そのために望ましい集団生活を教える場である

More information

< F2D81798F8994C5817A89F090E081698FAC D91A5816A2E6A>

< F2D81798F8994C5817A89F090E081698FAC D91A5816A2E6A> ( 資料 ) 学習指導要領等の改訂の経過 平成 20 年の小学校学習指導要領の改訂は, 昭和 22 年に 教科課程, 教科内容及びそ の取扱い の基準として, 初めて学習指導要領が編集, 刊行されて以来, 昭和 26 年, 33 年,43 年,52 年, 平成元年,10 年の全面改訂に続く 7 回目の全面改訂である 昭和 22 年 3 月に学校教育法が制定されて, 小学校教育は根本的な変革がなされ,

More information

総合的な学習の時間とカリキュラム・マネジメント

総合的な学習の時間とカリキュラム・マネジメント 総合的な学習の時間と カリキュラム マネジメント 甲南女子大学教授村川雅弘 総合的な学習の時間の理念が 教育課程全体に 総合的な学習の時間の理念が教育課程全体に 総合的な学習の時間の理念が教育課程全体に 1 資質 能力の育成 2 主体的 対話的で深い学び 3カリキュラム マネジメント 4 社会に開かれた教育課程 総合的な学習の時間の理念が教育課程全体に PISA 平均得点の国際比較 分野 2000

More information

自己決定の場を設定する 自己存在感を持たせる 共感的な人間関係を育成する準備活動のどの場面で どの子どもを生かすのか 見通しを持って授業に臨む 導入の場面する 深める場面り返りの場面2 確かな学力の育成 複雑で変化の激しい現代社会に子どもたちが主体的に関わり よりよい社会を創造していくためには 一人

自己決定の場を設定する 自己存在感を持たせる 共感的な人間関係を育成する準備活動のどの場面で どの子どもを生かすのか 見通しを持って授業に臨む 導入の場面する 深める場面り返りの場面2 確かな学力の育成 複雑で変化の激しい現代社会に子どもたちが主体的に関わり よりよい社会を創造していくためには 一人 自己決定の場を設定する 自己存在感を持たせる 共感的な人間関係を育成する準備活動のどの場面で どの子どもを生かすのか 見通しを持って授業に臨む 導入の場面する 深める場面り返りの場面2 確かな学力の育成 複雑で変化の激しい現代社会に子どもたちが主体的に関わり よりよい社会を創造していくためには 一人ひとりが基礎的 基本的な知識 技能を習得し 自ら課題を見付け 主体的によりよく問題を解決する力を他者との協働的な学習を通して育成することが大切です

More information

人権教育の推進のためのイメージ図

人権教育の推進のためのイメージ図 第 1 章人権教育について 第 1 節学校教育における人権教育の改善 充実の基本的考え方 第 1 節では 学校における人権教育の改善 充実を図るための基礎的な事項を 人権教育の指導方法等の在り方について [ 第三次とりまとめ ]~ 指導等の在り方編 ~ をもとにまとめています 第 1 節学校教育における人権教育の改善 充実の基本的考え方 1 人権教育とは 指導等の在り方編 pp.4 5 2 人権教育を通じて育てたい資質

More information

H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22

H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22 平成 26 年度教職経験 6 年目研修一覧 ( 小学校 ) 1 算数 2 社会 3 自立活動 4 算数 5 道徳の時間 6 体育 7 算数 8 社会 9 算数 10 国語 聴き合い 関わり合い 自分の思いを表現できる学習集団づくり ~ 特に算数科における授業づくりを通して ~ 他者理解を通した 高め合う集団作りについて ~ 社会科人権学習を中心として~ 円滑なコミュニケーションの力を育むための授業づくり

More information

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007 資料 2 1 平成 28 年度の活動経過 平成 28 年度板橋区環境教育カリキュラム部会活動報告 日程 活動内容 28. 7 板橋区環境教育カリキュラム部会委員の推薦依頼及び決定 28.7.19 第 1 回部会 28.8.3 第 2 回部会 28.9.23 第 3 回部会 28.11.10 第 4 回部会 29.1.23 第 5 回部会 29.2.6 第 6 回部会 今年度の活動方針の確認について

More information