資料 4-3 新興 再興感染症の克服に向けた研究環境整備 大阪大学微生物病研究所飯田哲也 長崎大学熱帯医学研究所金子修

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1 資料 4-3 新興 再興感染症の克服に向けた研究環境整備 大阪大学微生物病研究所飯田哲也 長崎大学熱帯医学研究所金子修

2 人類と社会の安全保障の破綻ー新興 再興感染症の脅威ー 死亡者数未知 1986 年イギリスプリオン病 1998 年マレーシアニパウイルス脳炎 105 人死亡 2003 年中国, 香港他 SARS 813 人死亡 1940 年代旧満州腎症候性出血熱 3000 人死亡 2001 年 ~ アメリカ合衆国, カナダウエストナイル熱 600 人以上死亡 2001 年 ~ コンゴ共和国, ガボンエボラ出血熱 170 人死亡 2001 年ウガンダエボラ出血熱 363 人死亡 185 人死亡 2005 年アンゴラマールブルグ出血熱 22 人死亡 1000 人以上死亡 2001 年 ~ アフリカ全域リフトバレー熱 2007 年ウガンダエボラ出血熱 279 人死亡 全世界で 3000 万人以上死亡 1918 年全世界スペインインフルエンザ 256 人死亡 日本で 50 万人以上死亡 100 人以上死亡 1993 年 ~ アメリカ合衆国, カナダハンタウイルス肺症候群 2009 年 ~ メキシコ発ブタ由来 H1N1 インフルエンザ 1991 年 ~ ベネズエラベネズエラ出血熱 18,000 人以上死亡 30 人死亡 1976 年コンゴ民主共和国エボラ出血熱 2003 年 ~ アジア, アフリカ H5N1 インフルエンザウイルス感染症 1

3 4 研究所の特徴とポテンシャル 16 大学の連携 人獣共通感染症の出現機構の研究 人獣感染症研究クラスター北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター東北大学 鳥取大学 岐阜大学 滋賀医科大学 宮崎大学インフルエンザウイルス株ライブラリーの構築 ワクチンの試製と評価 人獣共通感染症の疫学研究 新規診断法の開発と普及 感染と宿主応答の解析研究 大阪大学微生物病研究所 東京大学医科学研究所 北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 基礎 応用医学研究クラスター 東京大学医科学研究所経口粘膜ワクチンの開発 インフルエンザウイルスの人工合成大阪大学微生物病研究所感染と宿主応答の解析研究 アジュバントの開発 マラリアワクチンの開発と臨床試験九州大学 京都大学 帯広畜産大学 愛媛大学 長崎大学熱帯医学研究所 熱帯感染症の疫学研究 附属病院を持つ基礎 臨床応用医学研究 アジア アフリカを中心として世界 21 カ国 50 機関から 500 名の研究者が参画 アジア各国からの女性 若手研究者の受入れ (5 年間で約 200 名 ) 臨床医学 疫学研究クラスター 長崎大学熱帯医学研究所熊本大学 千葉大学 琉球大学熱帯医学及び国際保健における先導的研究 アジアの頭脳循環に貢献 育成された研究者が各国で活躍 ( タイ 中国 インドネシア等 10 カ国 30 名 ) 2

4 4 研究所と他の研究機関との連携 未知病原体の探索 国立感染症研究所 ( 厚生労働省 ) 病原体の生態 伝播経路 国立遺伝学研究所 ( 文部科学省 ) 医薬基盤研究所 ( 厚生労働省 ) 発生予測と流行防止 北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター 宿主応答 理化学研究所 ( 文部科学省 ) 大阪大学微生物病研究所 東京大学医科学研究所 動物衛生研究所 ( 農林水産省 ) 人材育成 長崎大学熱帯医学研究所 外国人研究者の参画 感染症分子イメージング 警察庁科学警察研究所 ( 警察庁 ) 国立国際医療センター ( 厚生労働省 ) 若手 女性研究者の結集 3

5 魅力ある研究環境基盤による世界の諸研究機関との連携強化 北海道大学海外拠点ザンビア大学獣医学部 Institute of ザンビア国保健省 中国農業大学 Epidemiology タイ国立動物衛生研究所 and Microbiology (Russia) Institute of Virology Institüt für Geflügelkrankheiten der Justus-Liebig- Universität (Germany) OIE (France) UNZA (Zambia) WHO (Switzerland) FAO (Italy) Noguchi Memorial Institute (Ghana) (Russia) China Agricultural University Zhejiang University (China) NICID (India) MRI (SriLanka) Ministry of Nature Protection (Republic of Sakha) Khabarovsk Anti- Plague Station (Russia) UHK (Hong Kong) NIH,NIAH,NIHE (Thailand VietNam) TDC RITM (Indonesia)(Philippines) US Fish and Wildlife Service (USA) 感染症研究国際ネットワーク推進プログラム NIH Rocky Mountain Lab. (USA) National Microbiology Laboratory (Canada) 東京大学海外拠点中国科学院生物物理研究所 微生物研究所 農業科学院獣医研究所 University of Wisconsin (USA) St. Jude Children s Research Hospital (USA) CDC (USA) Autonomous Metropolitan University (Mexico) 長崎大学海外拠点ベトナム国立衛生疫学研究所ケニア中央医学研究所 大阪大学海外拠点タイ国立予防衛生研究所 URO (Uruguay) 既にアジア アフリカを中心として世界 21 カ国 50 機関から 500 名の研究者が参画 本事業により 若手研究者約 150 名および女性研究者約 60 名 先進諸国から一流の外国人研究者約 80 名が新たに集結することが予想 4

6 各研究所の特性を生かした若手研究者中心の連携体制 網羅的病原体解析システム データベース HAの塩基 アミノ酸配列を取得 抗原変異のパターンの解析 将来起こる HA 上のアミノ酸置換を予測 E50K D188Y 北海道大学 ( 高田礼人 伊藤公人 ) 病原体の生態 伝播経路の解明 ( ザンビア タイ 中国 ) 未知の病原体の網羅的探索 感染症の発生予測と流行防止 感染症分子イメージング基盤システム 長崎大学 ( 金子修 ) 病原体の生態 伝播経路の解明 ( ケニア ベトナム ) 収集した病原体等の管理 感染動物体内 細胞内における病原体 病理応答の定量的解析 ゲノム解析高速コンピュータシステム 大阪大学 ( 飯田哲也 朝長啓造 ) 未知の病原体の網羅的探索 感染症の発生予測と流行防止 無菌動物飼育維持設備 東京大学 ( 國澤純 ) 感染動物での免疫系との相互作用 4 研究所の結束による革新的な感染症対策技術の創出促進 5

7 網羅的病原体解析システムによる未知病原体の探索 病原体不明疾患の検知 患者検体入手 核酸抽出 発送北海道大学 ( 高田礼人 伊藤公人 ) 長崎大学 ( 金子修 ) 連携事業例 病原体管理システム 感染患者 患者検体より核酸を抽出 ハイスループットシーケンシング 配列データ解析 検出!! 次々世代ゲノムシークエンサー 大規模塩基配列 バイオインフォマティクス大阪大学 ( 飯田哲也 朝長啓造 ) 高速コンピュータシステム 6

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