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1 第 68 回税理士試験 解答速報 住民税 本解答は平成 30 年 8 月 10 日 19 時に学校法人大原学園が独自に作成したもので 予告なしに内容を変更する場合があります また 本解答は学校法人大原学園が独自の見解で作成 / 提供しており 試験機関による本試験の結果等について保証するものではありません 本解答の著作権は学校法人大原学園に帰属します 無断転用 転載を禁じます

2 本試験模範解答 住民税 第一問 問 1(25 点 ) 1 特別徴収の対象となる納税義務者の範囲 (3 点 ) (1) 市町村は 納税義務者が 給与所得者 である場合には その者に対して課する個人の住民税のうち 前年中の給与所得に係る所得割額及び均等割額の合算額は 特別徴収の方法によって徴収する (2) 給与所得者とは 前年中において給与の支払を受けた者であり かつ その年度の初日において給与の支払を受けている者をいう 2 給与所得以外の所得がある場合の取扱い (5 点 ) (1) 1の給与所得者について その者の前年中の所得に給与所得以外の所得がある場合には 市町村は 条例により その給与所得以外の所得に係る所得割額を 1の規定によって特別徴収の方法によって徴収すべき給与所得に係る所得割額及び均等割額の合算額に加算して 特別徴収の方法によって徴収することができる ただし 申告書に給与所得以外の所得に係る所得割額を普通徴収の方法によって徴収されたい旨の記載があるときは この限りでない (2) 1の給与所得者が 前年中において公的年金等の支払を受けた者であり かつ 年度の初日において一定の公的年金等の支払を受けている 65 才以上の者である場合には 給与所得以外 とあるのは 給与所得及び公的年金等に係る所得以外 とする 3 特別徴収義務者の指定及び特別徴収税額の決定手続 1 特別徴収義務者の指定 (3 点 ) (1) 指定市町村は 特別徴収の方法により徴収しようとする場合には その年度の初日において給与の支払をする者のうち給与の支払をする際所得税を徴収して納付する義務がある者を 条例により特別徴収義務者として指定し これに徴収させなければならない (2) 通知この場合 その市町村の長は 1 又は2の徴収額 ( 以下 給与所得に係る特別徴収税額 という ) を特別徴収の方法によって徴収する旨を 特別徴収義務者及びこれを経由して納税義務者に その年度の初日の属する年の 5 月 31 日までに通知しなければならない 2 特別徴収税額の決定手続 (4 点 ) (1) 給与支払報告書の提出義務 1 月 1 日現在において給与の支払をする者で 源泉徴収義務があるものは 同月 31 日までに 総務省令の定めにより その給与の支払を受けている者について 前年中の給与所得の金額その他必要な事項を その者の 1 月 1 日現在における住所所在の市町村別に作成された給与支払報告書に記載し これをその市町村の長に提出しなければならない (2) 給与所得者に係る特別徴収税額の徴収及び納入義務 1 徴収及び納入 1 の特別徴収義務者は原則として 1 (2) の期日までに通知を受取った場合には その通知に係る給与所得に係る特別徴収税額の 1 12 の額を 6 月から翌年 5 月まで 給与の支払をする際毎月徴 -1-

3 収し その徴収した月の翌月 10 日までに これをその市町村に納入する義務を負う 2 例外通知に係る給与所得に係る特別徴収税額が 均等割額に相当する金額以下である場合には 通知に係る給与所得に係る特別徴収税額を最初に徴収すべき月に給与の支払をする際その全額を徴収し その徴収した月の翌月 10 日までに これを市町村に納入しなければならない 4 給与所得者が退職した場合の徴収方法 1 特別徴収税額の一括徴収 (7 点 ) (1) 原則特別徴収義務者は 徴収すべき給与所得に係る特別徴収税額に係る納税義務者がその特別徴収義務者から給与の支払を受けないこととなった場合には その事由が発生した日の属する月の翌月以降の月割額は これを徴収して納入する義務を負わない (2) 例外 ( 一括徴収 ) ただし その事由がその年度の初日の属する年の 6 月 1 日から12 月 31 日までの間に発生し かつ 総務省令によりその事由が発生した日の属する月の翌月以降の月割額を特別徴収の方法によって徴収されたい旨の納税義務者からの申出があった場合及びその事由がその年の翌年の 1 月 1 日から4 月 30 日までの間において発生した場合には その納税義務者に対し その年の 5 月 31 日までの間に支払われるべき給与又は退職手当等で その月割額の全額に相当する金額を超えるものがあるときに限り その者に支払われるべき給与又は退職手当等の支払をする際その月割額の全額を徴収し その徴収した月の翌月 10 日までにこれを市町村に納入しなければならない (3) 届出特別徴収義務者は 給与の支払を受けないこととなった納税義務者の氏名 給与所得に係る特別徴収税額のうち既に徴収した月割額の合計額その他の事項を記載した届出書をその特別徴収に係る納入金を納入すべき市町村の長に提出しなければならない 2 普通徴収税額への繰入 (2 点 ) 給与の支払を受けなくなったこと等により特別徴収の方法によって徴収されないこととなった場合には 特別徴収により徴収されないこととなった金額に相当する税額は その徴収されないこととなった日以後において到来する普通徴収の納期がある場合においては そのそれぞれの納期において その日以後に到来する納期がない場合においては 直ちに普通徴収の方法によって徴収しなければならない 3 特別徴収義務者の承継 (1 点 ) 給与所得者に対し給与の支払をする者にその年度の初日の翌日から翌年 4 月 30 日までの間において異動を生じた場合には その給与所得者が 新たな給与の支払者を通じて 従前の支払者から給与の支払を受けなくなった日の属する月の翌月 10 日 ( 翌年の4 月中の場合は 4 月 30 日 ) までに 特別徴収されるべき税額を継続して特別徴収の方法により徴収されたい旨の申出をしたときは 市町村は その給与所得者に対して新たな給与の支払者を条例により特別徴収義務者として指定し これに徴収させる -2-

4 問 2(25 点 ) 1 均等割の意義 (3 点 ) 均等割とは 均等の額によって課する道府県民税及び市町村民税をいう 特に個人住民税は 地域社会の費用について住民が広く負担するという負担分任の考え方を基調とする このうち均等割は 住民と地方団体の行政上の諸施策との応益関係に着目し そのために要する経費の一部を等しく分担するという負担分任の性格を最も端的に表している 2 納税義務者 (5 点 ) (1) 市町村民税次の区分に応じ それぞれに掲げるものを課する 1 市町村内に住所を有する個人 均等割額と所得割額との合算額 2 市町村内に事務所 事業所又は家屋敷を有する個人で その市町村内に住所を有しない者 均等割額 (2) 道府県民税次の区分に応じ それぞれに掲げるものを課する 1 道府県内に住所を有する個人 均等割額と所得割額との合算額 2 道府県内に事務所 事業所又は家屋敷を有する個人で その事務所 事業所又は家屋敷を有する市町村内に住所を有しない者 均等割額 (3) 賦課期日の意義 (1)(2) の納税義務は 賦課期日で判断する 賦課期日とは その年度の初日の属する年の 1 月 1 日とする 3 税率 (3 点 ) (1) 道府県民税個人の均等割の標準税率は 1,000 円とする なお 一定の法律により 500 円を加算した額とする 標準税率とは 地方団体が課税する場合に通常よるべき税率をいう (2) 市町村民税個人の均等割の標準税率は 3,000 円とする なお 一定の法律により 500 円を加算した額とする 4 非課税措置 (6 点 ) (1) 均等割及び所得割の非課税道府県 市町村は 次のいずれかに該当する者に対しては 道府県民税 市町村民税 ( 以下 住民税 という ) の均等割及び所得割 (2に該当する者にあっては 退職所得の課税の特例によって課する所得割 ( 以下 分離課税に係る所得割 という ) を除く ) を課することができない ただし 地方税法の施行地に住所を有しない者については この限りでない 1 生活保護法の規定による生活扶助を受けている者 2 障害者 未成年者 寡婦又は寡夫 ( これらの者の前年の合計所得金額が 125 万円を超える場合を除く ) (2) 均等割の非課税 1 市町村は 地方税法の施行地に住所を有する者で均等割のみを課すべきもののうち 前年の合計所得金額が一定の基準に従いその市町村の条例で定める金額以下である者に対しては 均等割を課することができない -3-

5 2 市町村の条例で定める金額は 次の算式により計算した金額である 算式 ( 注 ) 基本額 ( 控除対象配偶者 + 扶養親族の数 +1)+ 加算額 ( 注 ) 控除対象配偶者又は扶養親族を有する場合に加算する 3 2 の基本額として定める一定金額は 35 万円を超えない範囲内において 35 万円に 2 の加算額 として定める一定金額は 21 万円を超えない範囲内において 21 万円に 級地区分ごとに総務省令 で定める率で その市町村が前年 12 月 31 日において該当した地域の級地区分に係るものを乗じて 得た金額を参酌して定めるものとする 5 負担の軽減 (3 点 ) 市町村は 市町村民税の納税義務者が次のうち一に該当する場合においては その者に対して課する 均等割の額を その市町村の条例の定めるところによって軽減することができる (1) 均等割を納付する義務がある控除対象配偶者又は扶養親族 (2) (1) に掲げる者を 2 人以上有する者 6 賦課徴収 (5 点 ) (1) 普通徴収 個人の市町村民税の徴収については 給与所得者に対する特別徴収 公的年金等に係る特別徴収又 は分離課税に係る所得割の特別徴収の方法による場合を除くほか 普通徴収の方法によらなければな らない また 市町村は個人の市町村民税を賦課徴収する場合には 道府県民税を併せて賦課徴収す る (2) 特別徴収 1 給与所得者の場合 市町村は 納税義務者が 給与所得者 である場合には その者に対して課する個人の住民税 のうち 前年中の給与所得に係る所得割額及び均等割額の合算額は 特別徴収の方法によって徴 収する 2 年金所得者の場合 特別徴収の対象者は 個人住民税の納税義務者のうち 前年中に公的年金等の支払を受けた者 であって その年度の初日において老齢等年金給付の支払を受けている 65 歳以上の者である 老齢等年金給付とは 国民年金法に基づく老齢等基礎年金等をいう (3) 道府県民税の均等割の非課税 道府県は 4 (2) により個人の市町村民税の均等割を課することができないこととされる者に対 しては その均等割と併せて賦課徴収すべき個人の道府県民税の均等割を課することができない (4) 個人の道府県民税の賦課徴収 1 個人の道府県民税の賦課徴収は 特別の定めがある場合を除くほか その道府県の区域内の市町 村が その市町村の個人の市町村民税の賦課徴収 ( 均等割の税率の軽減を除く ) の例により そ の市町村の個人の市町村民税の賦課徴収と併せて行うものとする この場合において還付加算金 納期前の納付に対する報奨金 延滞金などの計算については 道府県民税及び市町村民税の額の合 算額によって適用するものとする 2 道府県は 市町村が 1 の規定によって行う個人の道府県民税の賦課徴収に関する事務の執行につ いて 市町村に対し必要な援助をするものとする -4-

6 第二問 -50 点 - 甲及び甲の家族の税額 氏 名 平成 30 年度分として納付すべき税額の合計額 平成 30 年度分として納付すべき税額の内訳 県民税 町民税 甲 754, , ,400 甲の妻 44, , ,200 甲の長男 177, , ,000 甲の長男の妻 12, , ,700 甲の長女 甲の母 1,160, , ,900 氏 名 平成 29 年中に特別徴収された税額 ( 平成 29 年の所得に係る税額に限る ) 平成 29 年中に特別徴収された税額 ( 平成 29 年の所得に係る税額に限る ) 県民税 町民税 甲 142, , ,500 甲の妻 甲の長男 甲の長男の妻 甲の長女 甲の母 計算過程 甲 ( 前年課税分 ) Ⅰ 各種所得の金額 給与所得 210,100,000 (1) 収入金額 12,300,000 (2) 給与所得控除額 (1)>10,000,000 2,200,000 (3) (1)-(2)=10,100,000 配 当 所 得 総 合 45,000 上場分離 100,000 65,000+35,000=100,000 ( 配当割 ) 65,000 5%+35,000 5%=5,000 Ⅱ 課 税 標 準 総所得金額 10,145,000 10,100,000+45,000=10,145,000 上場株式等に係る配当所得等の金額 100,000-5-

7 計 10,245,000 Ⅲ 所得控除額社会保険料控除 1,448,500 生命保険料控除 2 62,500 (1) 一般分 68, ,500=34,500 (2) 個人分 58,000>56,000 28,000 (3) (1)+(2)=62,500 地震保険料控除 2 25,000 (1) 地震 38, =19,000 (2) 旧長期 12, ,500=8,500 (3) (1)+(2)=27,500>25,000 25,000 ( 注 ) 医療費控除 2 64,000 (1) 76, ,000<0 0 扶 養 控 除 330,000 基 礎 控 除 330,000 計 2,260,000 Ⅳ 課税所得金額 ( 千円未満切捨 ) ( 注 ) 10,245,000 5%>100, ,000 (2) 76,000-12,000=64,000 (3) (1)<(2) 64,000 課税総所得金額 7,885,000 10,145,000-2,260,000=7,885,000 上場株式等に係る課税配当所得等の金額 100,000 Ⅴ 納 付 税 額 県民税 (1) 均等割 1,500 X 県 301,300 (2) 所得割 1 課総 7,885,000 4%=315,400 2 調整控除 ( イ ) イ. 50,000+50,000=100,000 ロ. 7,885,000-2,000,000=5,885,000 ハ. イ.-ロ.<0 0 ( ロ ) 50,000 ( ハ ) ( イ )<( ロ ) 50,000 2%=1,000 3 課配 100,000 2%=2,000 4 配当控除 7,885, ,000 10,000,000 45, %2=540 5 寄附金税額控除 ( 注 1) ( 注 2) ( 65,000-2,000) 4%+ 11, =13, ,9612 ( 注 1) 10,000+35,000+20,000=65,000 10,245,000 30% 65,000 ( 注 2) ( イ ) (10,000+35,000-2,000) %=28, , =11, ( ロ ) (315,400-1,000+2,000) 20%=63,280-6-

8 ( ハ ) ( イ )<( ロ ) 11, 配当割額控除 5, =2, =299, ,800 (3) (1)+(2)=301,300 町民税 (1) 均等割 3,500 Y 町 453,400 (2) 所得割 1 課総 7,885,000 6%=473,100 2 調整控除 50,000 3%=1,500 3 課配 100,000 3%=3,000 4 配当控除 45, %=720 5 寄附金税額控除 ( 注 ) (65,000-2,000) 6%+ 17, =20, ,942 ( 注 ) ( イ ) 28, =17, ( ロ ) (473,100-1,500+3,000) 20%=94,920 ( ハ ) ( イ )<( ロ ) 17, 配当割額控除 5, =3, =449, ,900 (3) (1)+(2)=453,400 ( 現年分離分 ) (1) 収入金額 19,850,000 (2) 退職所得控除額 S60.4.1~H 年 6 月 33 年 8,000, ,000 (33 年 -20 年 )=17,100,000 (3) {(1)-(2)} 1 2 =1,375,000 (4) 道府県民税 X 県 1,375,000 4%=55,000 55,000+5,000=60,000 市町村民税 Y 町 1,375,000 6%=82,500 甲の妻 Ⅰ 各種所得の金額 ( 注 ) 給与所得 370,000 1,020, ,000=370,000 ( 注 ) 1,020,000 40%<650, ,000 雑所得 380, ,000-39,800=380,200 Ⅱ 課税標準 総所得金額 750, , ,200=750,200 Ⅲ 所得控除額基礎控除 330,000 Ⅳ 課税所得金額 ( 千円未満切捨 ) 課税総所得金額 420, , ,000=420,000 Ⅴ 納付税額 -7-

9 甲の長男 県民税 (1) 均等割 1,500 X 県 17,300 (2) 所得割 1 課総 420,000 4%=16,800 2 調整控除 ( イ ) 50,000 ( ロ ) 420,000 ( ハ ) ( イ )<( ロ ) 50,000 2%=1, =15,800 (3) (1)+(2)=17,300 町民税 (1) 均等割 3,500 Y 町 27,200 (2) 所得割 1 課総 420,000 6%=25,200 2 調整控除 50,000 3%=1, =23,700 (3) (1)+(2)=27,200 Ⅰ 各種所得の金額給与所得 3,076,000 (1) 収入金額 4,520,000 Ⅱ 課税標準 総所得金額 3,076,000 Ⅲ 所得控除額 (2) 給与所得控除額 (1) 20%+540,000=1,444,000 (3) (1)-(2)=3,076,000 雑損控除 2 63,000 (1) 113,000-3,076, <0 0 (2) 113,000-50,000=63,000 (3) (1)<(2) 63,000 社会保険料控除 587,600 配偶者特別控除 2 330,000 基 礎 控 除 330,000 計 1,310,600 Ⅳ 課税所得金額 ( 千円未満切捨 ) 課税総所得金額 1,765,000 3,076,000-1,310,600=1,765,000 Ⅴ 納付税額県民税 (1) 均等割 1,500 X 県 70,500 (2) 所得割 1 課総 1,765,000 4%=70,600 2 調整控除 ( イ ) 50,000+30,000=80,000 ( ロ ) 1,765,000 ( ハ ) ( イ )<( ロ ) 80,000 2%=1, =69,000 (3) (1)+(2)=70,500 町民税 (1) 均等割 3,500 Y 町 107,000 (2) 所得割 -8-

10 甲の長男の妻 1 課総 1,765,000 6%=105,900 2 調整控除 80,000 3%=2, =103,500 (3) (1)+(2)=107,000 Ⅰ 各種所得の金額事業所得 425, ,000-55,000=425,000 一 時 所 得 0 (1) 総収入金額 300,000 宝くじ当選金に係る収入金額は非課税 2 (2) 支出した金額 20,000 (3) 特別控除額 (1)-(2)=280,000<500, ,000 (4) (1)-(2)-(3)=0 Ⅱ 課 税 標 準 総所得金額 425,000 Ⅲ 所得控除額基礎控除 330,000 Ⅳ 課税所得金額 ( 千円未満切捨 ) 課税総所得金額 95, , ,000=95,000 Ⅴ 納付税額県民税 (1) 均等割 1,500 甲の長女 X 県 4,300 (2) 所得割 1 課総 95,000 4%=3,800 2 調整控除 ( イ ) 50,000 ( ロ ) 95,000 ( ハ ) ( イ )<( ロ ) 50,000 2%=1, =2,800 (3) (1)+(2)=4,300 町民税 (1) 均等割 3,500 Ⅰ 各種所得の金額 Y 町 7,700 (2) 所得割 1 課総 95,000 6%=5,700 2 調整控除 50,000 3%=1, =4,200 (3) (1)+(2)=7,700 ( 注 ) 給与所得 360,000 1,010, ,000=360,000 Ⅱ 課税標準 ( 注 ) 1,010,000 40%<650, ,000 総所得金額 360,000 ( 非課税の判定 ) 未成年者かつ360,000 1,250,000 非課税 2 甲の母 Ⅰ 各種所得の金額 雑所得 2,182,500 (1) 収入金額 3,410,000 (2) 公的年金等控除額 (1) 25%+375,000=1,227,500-9-

11 (3) (1)-(2)=2,182,500 譲 渡 所 得 総合 総合長期 1,806,500 (1) 譲渡損益 分離短期 24,300,000 総長 (k 絵画 ) 3,200,000-(850,000+43,500)=2,306,500 分離長期 3,900,000 (2) 特別控除 2,306, ,000=1,806,500 土地等 建物等分短 (1) h 土地 65,000,000-(48,000, ,000)=16,500,000 (2) i 土地 23,000,000-(15,000, ,000)=7,800,000 (3) (1)+(2)=24,300,000 分長 (j 土地 ) 32,000,000-(27,000,000+1,100,000)=3,900,000 Ⅱ 課 税 標 準 総所得金額 3,085,750 2,182,500+1,806, =3,085,750 短期譲渡所得の金額 24,300,000 長期譲渡所得の金額 3,900,000 計 31,285,750 Ⅲ 所得控除額 社会保険料控除 143,000 基 礎 控 除 330,000 計 473,000 Ⅳ 課税所得金額 ( 千円未満切捨 ) 課税総所得金額 2,612,000 3,085, ,000=2,612,000 課税短期 ( 注 ) 7,800,000 (1) 16,500, ,500,0002=0 譲渡所得金額課税長期 ( 注 ) 16,500,000<20,000,000 16,500,000 3,900,000 譲渡所得金額 (2) 7,800,000 (3) (1)+(2)=7,800,000 Ⅴ 納 付 税 額 県民税 (1) 均等割 1,500 X 県 463,700 (2) 所得割 1 課総 2,612,000 4%=104,480 2 調整控除 ( イ ) イ. 50,000 ロ. 2,612,000-2,000,000=612,000 ハ. イ.-ロ.<0 0 ( ロ ) 50,000 ( ハ ) ( イ )<( ロ ) 50,000 2%=1,000 3 課短 7,800, %2=280,800 4 課長 3,900,000 2%=78, =462, ,200 (3) (1)+(2)=463,

12 町民税 (1) 均等割 3,500 Y 町 696,900 (2) 所得割 1 課総 2,612,000 6%=156,720 2 調整控除 50,000 3%=1,500 3 課短 7,800, %=421,200 4 課長 3,900,000 3%=117, =693, ,400 (3) (1)+(2)=696,

13 合格ラインの読み 理論は 問 1では給与所得者に対する個人住民税の特別徴収制度を 問 2では個人住民税の均等割に関し その概要を問う問題でした 双方とも模擬試験で出題済みでしたから 完答できる可能性のある問題ですが ボリュームが多く 計算にかける時間を考えると 書ききれない状況もあったのではないかと思われます 計算は 例年どおり個人住民税からの出題でした 全体的に基本的な内容が出題され ボリュームもそれほど多い問題ではありませんでしたが 解答用紙の少なさやフォーマットの変更 或いは理論のボリュームに押されたことにより 結果としてミスを誘うこともあったのではないかと思われます 第一問 問 1 給与所得の特別徴収につき 項目に沿った解答を求める問題でした 内容の読み取りは難しくないため 大半の方が正答できたのではないでしょうか なお 今回はじめて 3の後半にて 特別徴収税額の決定手続 という言葉が用いられましたが 狭義では理論 6-3を解答すれば事足りるものの 基礎となる数字は課税資料たる給与支払報告書によることから 広義で捉え これを含めて解答しています 問 2 個人住民税の均等割につき 意義をはじめとして納税義務者等の項目を指定して解答させる問題は 過去の本試験で繰返し問われています テキストや模擬試験でも確認済みであり 多数の受験生が対応できたようです 第二問 質 量共に例年のレベルを超える問題ではなく ごくオーソドックスな問題を基礎とし 一部難解な項目を含めてありました 難解な項目としては 雑損控除関係 クイズの当選金関係 調整控除における配偶者特別控除の調整額等があり 他の部分では殆ど差が付かないことから この部分からどの程度拾えたか また どれだけケアレスを減らせたかが勝負の分かれ目となるでしょう 以上を踏まえると ボーダーラインは理論 37 点 計算 40 点 合計 77 点前後になると思われ 合格確実ラ インは 86 点以上になると思われます -12-

14 -13-

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3 特別徴収義務者の指定及び特別徴収税額の決定手続 5. 給与所得に係る特別徴収義務者の指定等 ( 法 3の4) 市町村は 特別徴収の方法によって個人の住民税を徴収しようとする場合には 当該年度の初日においてその納税義務者に対して給与の支払いをする者のうち 所得税の源泉徴収義務がある者を 当該市町村

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