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1 パウロの言葉 ( 岩波版 青野太潮訳 佐藤研補訳 ) 愛の賛歌 (1 コリント 13,1-14:1a) 1 13:1 もしも私が 人間たちの そして御使いたちの舌 2 によって語りはしても 愛 3 どらをもっていないなら 私は鳴り響く銅鑼 4 か あるいは甲高く鳴るシンバル 5 にな り下が っている 2 またもしも私が預言をなし さらに全ての奥義と全き悟り 6 とを理解してはいても またもしも私が 山々を移すほどの全き信 7 を持ってはいても 愛をもっていないなら 私は無である 3 たとえ私が 私の全ての財産を分け与えたとしても またもしも私が 私の体を引き渡して誇ったとしても 8 愛をもっていないなら 私は何の役にも立たない 4 愛は寛容であり 親切である 9 10 愛は妬まない [ 愛は ] 自慢しない 11 高ぶらない 5 見苦しい振舞いをしない 自分自身のものを求めない 苛立たない 12 悪しきことを企まない 6 不義を喜ばまことない ( しかし真実を共に喜ぶ ) 13 7 全てを忍ぶ 全てを信ずる 全てを希望する 全てを耐える 14 8 愛は決して倒れることがない しかし 預言であれば 壊されるであろう 舌であれば 途絶えるであろう 1 どのキリスト教的結婚式でも朗読される詩的部分であるが 元来男女間の恋愛がテーマではなく ( もちろんそれを排除はしないが ) 結婚と連結する必然性はない なお 13 章が言語的内容的に 伝承的色彩が強いことは以前から指摘されている 例えば 新約ないしパウロではこの部分にしか現れない語が頻出する また 内容的にも 前後の文脈に完全に沿うものではない点がある もっとも どこまでが伝承で どこまでがパウロであるかの厳密な線引きは難しい パウロの意図を問うならば むしろ前後の文脈を注意して解釈していくべき すなわち 一切の 賜物 を超える最上の賜物が 愛 であるとすることによって キリストの体 の一体性の究極原理が示され 分裂を乗り越える方向が打ち出される 2 複数形 人間たちの舌 とは雄弁のことであろう 御使いたちの舌 とは おそらく 異言 を示唆する 3 ギリシャ語の 愛 には 一般に erôs( 自分より優れたものを 情熱をもって獲得しようとする愛 もともと男女間の愛が主 動詞 eraô) filiâ( 親愛の情あるいは友情 主として 同等 同種のものへの情 動詞 fileô), そして agapê( 非古典的 ただし動詞 agapaô は古い 前二者ほど定まった方向性を示さない語 あるいは 他者へ善意の心を向ける ほどの意で 前二者と交替して用いられる ) 4 原語は 銅 の意 銅製の打楽器であろう 5 詩 150:5 七十人訳聖書参照 紀元前数世紀から存在する 6 gnosis. 認識 とも訳す 7 マコ 11:23 並行参照 イエスの言葉が裏にある 8 直訳すれば 誇るために私の体を引き渡しても 青野訳はあえて 焼かれるために という写本群に従う しかしそれらの写本は年代が遅い また 誇るために という 一見文脈に不釣り合いな部分をそれらしい内容に書き換えたという方があり得る (lectio difficilior potior の原則 ) 9 chresteuomai は新約中ここのみ 10 ここから 6 節終りまで 否定形でのみ 8 回規定する 11 perpereuomai は新約中ここのみ 12 paroxynô はパウロではここのみ 新約で他は使 17:16 のみ 13 この ( ) に入れた部分は 構造的に浮き出ている 二次的か? 14 この説は A-B-B -A という交差法の配列 ここでまた肯定形に戻る 1

2 悟りであれば 壊されるであろう そうであれば 16 存続するもの 17 は 信 希望 愛 これら三者 18 である しかし それらのうちで最も大いなるものは 愛である 19 パウロの苦難 (2 コリント 11:22-31) 11:22 彼らは ヘブライ人 20 なのか 私もそうである 彼らは イスラエル人 21 なのか 私もそうである 彼らは アブラハムの子孫 22 なのか 私もそうである 11:23 彼らは キリストの奉仕者 23 なのか 私は気がふれたように言う 私は 彼ら 以上に そう である 労苦したことは 24 より多く 牢獄にあったこと 25 はより多く 鞭打ちに会ったことは 26 はるかに多く 死 ぬほどの目 に会ったこともしばしばであった 27 11:24 私はユダヤ人たちから 四十に一つ足りない 鞭打ち 28 を五度受け 11:25 つえ三度杖 29で打たれ 30 一度石で打たれ 31 三度難船し 一昼夜 底深い海の上で過ごしたこともある 11:26 度重なる旅の難 川の危険 盗賊の危険 同胞からの危険 32 異邦人からの危険 33 都市における危険 34 荒野における危険 海における危険 偽兄弟たちにおける危険 35に 晒され 11:27 労苦し 骨折り たびたび不眠の中で 飢えと渇きの中で たびたびの食糧の欠乏の中で 寒さと裸の中で 36 苦労してきた 11:28 これらのことのほかに 15 この節の 預言 舌 悟り とは 1-2 節からすると 愛を持たない 預言 舌 悟り のこと 16 この nuni は時間的なものよりも 論理的帰結を表す 17 8 節の 壊される 途絶える 等の反対語 なぜ 存続する かと言えば 神がそれらの言葉の表す対象であり 同時に内容であり また実現者でもあるからであろう 18 これら 三者 に関しては I テサ 1:3 5:8 ロマ 5:2-5 参照 おそらく初期イエス派の徳目的事項 19 愛 が最も大いなるものである理由は おそらく 信 や 希望 は 愛の部分表現だからであろう (7 節参照 ) 20 フィリ 3:5 参照 おそらく誇りに満ちた表現 ( ユダヤ人 ではなく) 21 ロマ 11:1 参照 神が選んだ救済民族 イスラエル の成員 22 ロマ 11,1 参照 上記二者に事実上同じ マタ 1:1 参照 以上から コリントを外部から訪れた反パウロの伝道者達はおそらくユダヤ人であったことが分かる 23 6:4 参照 24 直訳は 労苦においては 25 フィリ 1:7.13 など 26 直訳は 鞭打ちにおいては 27 直訳は しばしば死 ( 複数 ) のうちにあった 28 鞭打ちは四十を越えてはならない それ以上打たれ 同胞があなたの前で卑しめられることのないためである ( 申 25:3) おそらく パウロが以前 イエス派のものを迫害した迫害方法に通ずる トーラーへの冒涜に対する処置か 29 あるいは 鞭 でもあり得る 30 使 16:22-23 にはローマ人からのパウロへの鞭打ちの記述がある もっとも 25 節の杖打ちと石打ちが ローマ人 による( 青野敷衍訳 ) ものか否かは明かではない 31 使 14:19 参照 いわゆる石打ちの刑ではない 32 使 20:3 など 使徒行伝に多出 その多くはルカの創作であろうが このパウロの自己証言を全く疑うわけにも行かない 33 使 14:5 など参照 34 後出の2コリ 11:32-33( 使 9:24-25) などが該当しよう 35 ガラ 2:4 参照 以上 危険 ( 複数 ) の語がくり返されて強調されている 36 以上 の中で (en) がその都度用いられて強調されている 2

3 さらに私には日々の心労 37や すべての教会についての心配事 38がある 11:29 誰かが弱っている そうだとしたら この 私も弱らない でおられよう か 誰かが躓いている そうだとしたら この 私も燃えない でおられよう か 39 11:30 もし誇らねばならないとするなら 私の弱さの 諸々の 状況 40を 私は誇ろう 41 11:31 神 であり 主イエスの父 永遠に讃むべき者は 私が偽りを言っていない 42ことを知っておられる 力は弱さにおいて全きものになる (2 コリント 12:6-10) 12:6 実際 もしも私が誇ることを欲したとしても 私は 愚か者 43 にはならないであろう なぜならば 私は真実を語るであろうから しかし 私は 誇ることを 断念する それは 人が私を見たり あるいは [ 何か ] 私から聞いたりすること以上に 私を買いかぶる 44 ことのないためである 12:7 それも 私の受けたもろもろの 啓示の卓越さのゆえに である そのために 私が高慢にならないようにと 私の肉体には刺 45が与えられた それは私を 拳で 打つためのサタンの使いである 私が高慢にならないためである 12:8 この彼について私は 彼が私から離れ去るようにと 三度主に懇願した 12:9 すると主は 私に言われた 46 私の恵みはお前にとって十分である なぜならば 力は弱さにおいて完全なものになるからである 47 そこで私は むしろ大いに喜んで自分の 諸々の 弱さを誇ろう キリストの力が私の上に天幕を張るためである 12:10 それだから私は 様々な 弱さと 侮辱と 危機と 迫害と そして行き詰まりとを キリストのために 喜ぶ 48 なぜならば 私が弱い時 その時にこそ私は力ある者だからである 十字架の言葉 (1 コリント 1:18-25) 49 1:18 なぜならば 十字架 の言葉 50 は滅びる者らにとっては愚劣さ そのもの であるが 救われる者ら たる 私たちにとっては 神の力だからである 1:22 ユダヤ人た 37 正確な意味不明 ( 青野訳は 圧迫 ) 多くが 殺到 突進 などの意味だが ここでは 28b-29 節からみて 教会にかんする面倒な問題の殺到ととりたい 38 たとえば使 20:31 参照 39 コリントの現状況 40 直訳は 弱さのことがら ( 複数形 ) 41 12:5 に同じ内容の発言がある 弱さ を 誇る とは 逆説ないしはアイロニーである 42 ガラ 1:20 に同じ言い回しあり 43 11:16 参照 44 直訳は 以上に私について評価する 45 パウロの持病を指すと思われる ガラ 4:14-15 参照 刺 に関しては民 33:55 参照 46 ここは現在完了形 主の言葉が今なお十全に有効であるというニュアンスがある 節は パウロ自身の言葉の中でも もっとも斬新な発言 48 満足する 是認するの意 49 パウロの十字架観を典型的に示す部分 50 直前の 言葉の知恵 に引きつけて かつそれに対抗させるために パウロが作った表現 意味としては ヘブライ的に 十字架という事件 (= 言葉 ) ともとれるし 十字架についての宣教 ともとれる 3

4 ちは徴を求め 他方ギリシャ人たちは知恵を追い求めるために 51 1:23 私たちは逆に 十字架につけられてしまっているキリストを宣教するのである このキリストは ユダヤ人たちにとっては躓きであり 異邦人たちにとっては愚劣さであるが 1:24 召された者たち自身にとっては ユダヤ人であろうとギリシャ人であろうと 神の力 神の知恵としてのキリストなのである 1:25 なぜならば 神の愚劣さは 人間たちよりも知恵あるものであり 神の弱さは 人間たちよりも強いからである 52 ヨハネ圏内の言葉 ( 大貫隆訳 佐藤補訳 ) 愛の教え (1 ヨハネ 4:7-21) 4:7 愛する者たちよ 私たちは互いに愛し合おうではないか 愛は神から出るものだからである そして愛する者は誰でも 神から生まれた者であり また神を知る 4:8 愛さない者は神を知ったためしがない なぜなら神は愛だからである 4:9 神の愛が私たちに明らかにされたのは 神がその独り子を世に遣わし 私たちを彼によって生きるようにしてくれたこと これによる 4:10 愛は私たちが神を愛したことにあるのではなく 彼自らが私たちを愛し その子を遣わして私たちの 諸々の 罪のための贖いの供え物としてくれたこと これにある 4:11 愛する者たちよ 神がこのように私たちを愛してくれたのであれば 私たちもまた互いに愛し合わねばならない 4:12 かつて神を観た者は一人もいない もし私たちが互いに愛し合うならば 神は私たちの中に留まり その愛が私たちの中で全うされるのである 4:13 私たちが彼の中に留まっており 彼自身が私たちの中に留まっていること このことを私たちは 彼がその霊を私たちに分け与えてくれたこと これによって知るのである 4:14 また私たちは自ら しかと 観たのであり また証する すなわち 父は御子を世の救い主として遣わされたのである 4:15 誰であれイエスが神の御子であることを告白するならば 神はその人の中に留まり その人もまた神の中に留まる 4:16 私たちは 神が私たちの中に持たれる愛を自ら知り その愛を しかと 信じたのである 神は愛である その愛の中に留まるものは神の中に留まり 神もその人の中に留まる 4:17 私たちと共に在るその愛は かの者が存在しているのと同じ様で私たちもこの世において存在していることによって 全うされているのである その結果 私たちは審きの 51 普通はこの ために を無視して訳している ( 青野訳も ) 52 ここの 愚劣さ 弱さ は 愚劣なこと 弱いこと という中性名詞 神自身を 愚劣 であり 弱い と断定しないためであろう 4

5 日にも確信を保つことになるであろう 4:18 愛には恐れがない 全き愛は恐れを外へ投げ捨てる 恐れは懲らしめを内包しており 恐れる者はまだ愛において全き者とされていないからである 4:19 私たちは愛する それは 彼がまず最初に私たちを愛して下さったからである 4:20 誰にもせよ 私は神を愛している と言いながら 自分の兄弟を憎んでいるならば その者は偽り者である なぜなら 肉眼で見たことのある自分の兄弟を愛さない者に まだ見たことのない神を愛することはできないからである 4:21 神を愛する者は自分の兄弟をも愛する これが私たちが彼から受けている誡めである 5

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