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しげじろうとみもと
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1 平成 28 年度版小金井市の財務書類 ( 統一的な基準による地方公会計 ) 平成 30 年 3 月小金井市

2 はじめに本市では平成 19 年度まで総務省統一基準等に基づきバランスシート行政コスト計算書及びキャッシュフロー計算書を作成し企業会計的手法を活用した財務情報の提供に努め平成 20 年度決算から平成 27 年度までは総務省方式改訂モデルによる財務書類を作成してきたところです国は地方自治体を取り巻く財政環境が急激に変化するなか平成 17 年に行政改革の重要方針を閣議決定し地方においても国と同様に資産債務改革に積極的に取り組むこととしました平成 18 年に総務省は地方公共団体の公会計の整備について検討を行うため新地方公会計制度研究会を発足しました次いで地方公共団体における行政改革の更なる推進のための指針 ( 総務事務次官通知 ) において発生主義の活用及び複式簿記の考え方の導入を図り貸借対照表行政コスト計算書純資産変動計算書資金収支計算書の4 表の整備を標準形とし地方公共団体単体及び関連団体等も含む連結ベースで地方公共団体財務書類作成にかかる基準モデル ( 以下基準モデルという ) 又は地方公共団体財務書類作成にかかる総務省方式改訂モデル ( 以下総務省方式改訂モデルという ) を活用して公会計の整備の推進に取り組み人口 3 万人以上の都市は平成 21 年度までに4 表の整備に取り組むこととしましたその後平成 19 年新地方公会計制度実務研究会報告書を公表し基準モデル及び総務省方式改訂モデルについて実証的検証及び諸課題について実務的な検討が行われ多くの地方公共団体が財務諸表の作成に取組み複数の作成方式が存在するとともに固定資産台帳の整備状況による資産計上額に差が生じることとなった事から総務省は平成 27 年に統一的な基準による地方公会計の整備促進について ( 総務大臣通知 ) を示し全ての地方公共団体において財務諸表を作成するよう要請しましたこのような背景のなか本市では平成 19 年度まで作成してきたバランスシート行政コスト計算書及びキャッシュフロー計算書に代わるあらたな財務書類の作成に向け検討し平成 20 年度決算から平成 27 年度まで総務省方式改訂モデルによる財務書類を作成してきました平成 28 年度からは統一的な基準に基づく財務諸表を作成しました総務省による統一的な基準による地方公会計は現金主義単式簿記を基本とする地方自治体の会計制度に発生主義複式簿記といった企業会計的な要素を取り入れ資産負債などのストック情報や引当金のような見えにくいコストを把握し地方自治体の財政状況等をわかりやすく開示するとともに資産負債の適正な管理と有効活用が図られるものです今後も市民の皆様にわかりやすい財務情報を提供しまた財務情報を活用しつつ将来的にも持続可能な財政基盤の構築に努めてまいります

3 目次 1 作成の概要 1 2 統一的な基準と総務省方式改定モデルの変更点 3 3 一般会計等財務書類 ⑴ 貸借対照表 4 ⑵ 行政コスト計算書 5 ⑶ 純資産変動計算書 6 ⑷ 資金収支計算書 7

4 1 作成の概要 ⑴ 作成の基準平成 27 年 1 月に総務省から示された統一的な基準による地方公会計マニュアルに準拠して作成しています ⑵ 作成の基準日作成の対象は平成 28 年度基準日は平成 29 年 3 月 31 日としていますその後の出納整理期間 ( 平成 29 年 4 月 1 日から 5 月 31 日まで ) の収支は基準日までに終了したものとして計上しています ⑶ 作成する財務書類総務省の統一的な基準による財務書類は貸借対照表行政コスト計算書純資産変動計算書資金収支計算書の 4 表となります作成にあたっては一般会計等を基本とし特別会計を加えた全体会計一部事務組会等や外部団体を含めた連結の 3 種類の財務書類等を作成することとされています地方公共団体における予算決算に係る会計制度は現金収支を議会の民主的統制下に置くことで予算の適正確実な執行を図る観点から確定性客観性透明性に優れた単式簿記による現金主義を採用することとされていますしたがいまして統一基準に基づき作成する財務書類の位置付けは現金主義会計を補完するものと位置付けるものですなお下水道事業特別会計は総務省が示す集中取組期間内の公営企業法適用に向けた作業に着手していることから移行期間に係る特例措置を適用し平成 30 年度までは全体財務書類の対象会計から除きます図 1 財務書類の連結の範囲一般会計小金井市介護サービス特別会計特別会計国民健康保険介護保険後期高齢者医療下水道事業特別会計特例措置の適用東京市町村総合事務組合東京たま広域資源循環組合湖南衛生組合昭和病院企業団東京都十一市競輪事業組合東京都六市競艇事業組合東京都後期高齢者医療広域連合浅川清流環境組合小金井市土地開発公社 ( 公財 ) 小金井市体育協会 ( 社福 ) 小金井市社会福祉協議会一般会計等全体連結 - 1 -

5 図 2 財務書類 4 表の関係貸借対象表 ( バランスシート ) 行政コスト計算書資産負債経常費用市等の財産の内容と金額市債や退職引当金等業務費用固定資産これからの世代の負担人件費道路公園学校庁舎等で返済する債務物件費等投資その他の資産その他の業務費用出資金基金等純資産移転費用流動資産経常収益現金預金使用料手数料等その他純資産合計臨時損失災害復旧事業費や資産売却損等資産合計負債及び純資産合計臨時利益資産売却益等純行政コスト資金収支計算書業務活動収支業務収支業務費用支出 ( 人件費支出物件費等 ) 移転費用支出 ( 補助金等支出社会保障給付支出等 ) 業務収入税収等収入国都等補助金収入使用料手数料等投資活動収支投資活動支出公共施設等整備費支出基金積立金支出等投資活動収入国都等補助金収入基金取崩収入等財務活動収支財務活動支出地方債償還支出等財務活動収入地方債発行収入等純資産変動計算書前年度末純資産残高純行政コスト財源市税等国都等補助金固定資産等の変動など本年度末純資産残高本年度末現金預金残高 : 数値が一致します - 2 -

6 2 統一的な基準と総務省方式改訂モデルの変更点 ⑴ 固定資産台帳の整備総務省方式改訂モデルでは市が保有する土地建物橋りょう等の公有財産の状況や発生主義による取引情報を固定資産台帳や個々の複式記帳によらず既存の地方財政状況調査 ( 以下決算統計といいます ) の情報を活用して作成していました統一的な基準では財政状況を的確に把握するため資産ごとに取得から除売却処分に至るまでの経過を管理する固定資産台帳を整備することが求められています ⑵ 複式簿記の導入総務省方式改訂モデルでは決算統計の情報を活用して簡便的に財務書類を作成していました統一的な基準では複式簿記を導入し新たに仕訳を行い実際の歳入歳出等の情報に基づき伝票単位の取引を集計し期末に一括して仕分けを行う期末一括仕訳を採用して財務書類を作成します ⑶ 比較可能性の確保これまでの地方公会計制度の会計基準は基準モデル総務省方式改訂モデル東京都方式など様々な会計基準が存在していましたが全ての地方公共団体が統一的な基準による財務書類を整備するため団体間での比較可能性が確保されることとなります - 3 -

7 資産の部一般会計等貸借対照表 ( 平成 29 年 3 月 31 日現在 ) 科目名金額科目名金額負債の部様式第 1 号 ( 単位 : 千円 ) 固定資産 55,938,939 固定負債 25,608,386 有形固定資産 51,049,110 地方債 21,737,846 事業用資産 31,625,899 長期未払金 - 土地 18,789,046 退職手当引当金 3,628,253 立木竹 - 損失補償等引当金 - 建物 29,795,267 その他 242,288 建物減価償却累計額 -17,037,968 流動負債 2,974,077 工作物 555,207 1 年内償還予定地方債 2,463,470 工作物減価償却累計額 -475,653 未払金 111 船舶 - 未払費用 - 船舶減価償却累計額 - 前受金 - 浮標等 - 前受収益 - 浮標等減価償却累計額 - 賞与等引当金 370,684 航空機 - 預り金 74,971 航空機減価償却累計額 - その他 64,840 その他 - 負債合計 28,582,463 その他減価償却累計額 - 純資産の部建設仮勘定 - 固定資産等形成分 58,046,567 インフラ資産 18,623,613 余剰分 ( 不足分 ) -26,316,732 土地 17,106,752 建物 294,563 建物減価償却累計額 -97,898 工作物 13,664,305 工作物減価償却累計額 -12,344,109 その他 - その他減価償却累計額 - 建設仮勘定 - 物品 1,764,659 物品減価償却累計額 -965,060 無形固定資産 - ソフトウェア - その他 - 投資その他の資産 4,889,828 投資及び出資金 394,242 有価証券 11,000 出資金 23,853 その他 359,389 投資損失引当金 - 長期延滞債権 255,106 長期貸付金 1,530 基金 4,370,547 減債基金 - その他 4,370,547 その他 - 徴収不能引当金 -131,597 流動資産 4,373,360 現金預金 2,177,246 未収金 88,627 短期貸付金 - 基金 2,107,629 財政調整基金 2,107,629 減債基金 - 棚卸資産 - その他 12,935 徴収不能引当金 -13,077 純資産合計 31,729,835 資産合計 60,312,298 負債及び純資産合計 60,312,298 4-

8 その他その他一般会計等行政コスト計算書自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日科目名金額様式第 2 号 ( 単位 : 千円 ) 経常費用 35,783,787 業務費用 19,918,495 人件費 6,236,268 職員給与費 4,722,459 賞与等引当金繰入額 370,684 退職手当引当金繰入額 271,230 その他 871,895 物件費等 13,066,351 物件費 11,709,180 維持補修費 378,286 減価償却費 963,519 その他 15,367 その他の業務費用 615,876 支払利息 256,173 徴収不能引当金繰入額 70,757 その他 288,946 移転費用 15,865,293 補助金等 4,570,306 社会保障給付 7,695,286 他会計への繰出金 3,373,255 その他 226,446 経常収益 1,688,344 使用料及び手数料 859,036 その他 829,308 純経常行政コスト 34,095,443 臨時損失 4,194 災害復旧事業費 - 資産除売却損 4,194 投資損失引当金繰入額 - 損失補償等引当金繰入額 - 臨時利益 12,640 資産売却益 12,640 純行政コスト 34,086,

9 一般会計等純資産変動計算書自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日科目名合計固定資産等形成分余剰分 ( 不足分 ) 様式第 3 号 ( 単位 : 千円 ) 前年度末純資産残高 26,988,035 55,711,592-28,723,557 純行政コスト ( ) -34,086,997-34,086,997 財源 37,131,104 37,131,104 税収等 24,461,852 24,461,852 国県等補助金 12,669,252 12,669,252 本年度差額 3,044,107 3,044,107 固定資産等の変動 ( 内部変動 ) 637, ,282 有形固定資産等の増加 940, ,109 有形固定資産等の減少 -1,091,761 1,091,761 貸付金基金等の増加 2,607,460-2,607,460 貸付金基金等の減少 -1,818,526 1,818,526 資産評価差額 - - 無償所管換等 1,697,694 1,697,694 その他本年度純資産変動額 4,741,801 2,334,975 2,406,825 本年度末純資産残高 31,729,835 58,046,567-26,316,732 6-

10 業務活動収支投資活動収支様式第 4 号 ( 単位 : 千円 ) 貸付金元金回収収入 604 資産売却収入 13,276 その他の収入 - 投資活動収支 -1,506,647 財務活動収支一般会計等資金収支計算書自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日科目名金額業務支出 34,664,027 業務費用支出 18,798,735 人件費支出 6,151,274 物件費等支出 12,105,226 支払利息支出 256,173 その他の支出 286,062 移転費用支出 15,865,293 補助金等支出 4,570,306 社会保障給付支出 7,695,286 他会計への繰出支出 3,373,255 その他の支出 226,446 業務収入 38,693,073 税収等収入 24,541,659 国県等補助金収入 12,471,659 使用料及び手数料収入 859,036 その他の収入 820,719 臨時支出 - 災害復旧事業費支出 - その他の支出 - 臨時収入 - 業務活動収支 4,029,046 投資活動支出 3,097,365 公共施設等整備費支出 804,281 基金積立金支出 2,292,594 投資及び出資金支出 - 貸付金支出 490 その他の支出 - 投資活動収入 1,590,718 国県等補助金収入 197,593 基金取崩収入 1,379,245 財務活動支出 2,480,802 地方債償還支出 2,415,962 その他の支出 64,840 財務活動収入 472,500 地方債発行収入 472,500 その他の収入 - 財務活動収支 -2,008,302 本年度資金収支額 514,097 前年度末資金残高 1,588,179 本年度末資金残高 2,102,275 前年度末歳計外現金残高 84,101 本年度歳計外現金増減額 -9,130 本年度末歳計外現金残高 74,971 本年度末現金預金残高 2,177,246 7-

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è²¡å‰Žåłłè¡¨.xlsx 資産の部貸借対照表 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 科目名金額科目名金額負債の部様式第 1 号固定資産 3,181,100,669 固定負債 - 有形固定資産 1,089,001 地方債 - 事業用資産 1,089,001 長期未払金 - 土地 - 退職手当引当金 - 立木竹 - 損失補償等引当金 - 建物 - 建物減価償却累計額 - 流動負債 31,688,145 工作物 -